有田「今度は萩原雪歩ちゃんにパネェ質問することになった」
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有田「…いや、参るでしょうね。」
上田「まあそうだろうね、今日は特に。」
有田「いや~参った…本当に参った~。」
上田「あのな、本当に参ってる奴はそんなに参った参った言わねえって。」
有田「いえね、実は今日僕が参っているのはこの番組のせいだけじゃないんですよ。」
有田「いやね、実は僕先週の木曜日に、今度やる『ゼニ金』のロケに行ったんですよ。」
上田「あ~今度特番でやるね、久々に。」
有田「はい、で、久々の『ゼニ金』のロケだったんで、僕も頑張ろうと思って意気揚々とロケに臨んだわけですよ。」
上田「うん。」
有田「それで…ちょっとここから先はネタバレしちゃうかもしれませんけどいいですか?」
有田「わかりました。えーっと、今回のロケで僕が担当することになったのが、芸能人の貧乏さんだったんですよ。」
上田「ああ、そうなの。」
有田「その貧乏さん、誰だと思います?」
上田「う~ん…いや、ちょっと思いつかないわ。誰?」
上田「へ~、765プロって言ったらこの前この番組に来てくれた千早ちゃんがいる事務所じゃんか。」
有田「そうですよ、僕がこの番組の罰ゲームでパネェ質問をぶつけた、あの千早ちゃんがいる765プロですよ。」
上田「そりゃ奇遇だね~っていうか765プロってさ、今だいぶ売れてるじゃん?」
有田「そうですね、今やテレビ点ければ765プロの誰かしら出てますからね。」
上田「だろ?やらしい話さ、765プロのアイドルだったらお給料だってそこそこもらってるはずだろ。俺のイメージだとやよいちゃんが貧乏さんとは思えないんだよな~」
上田「いや、そんなに稼いじゃねえよ!」
有田「まあまあ、上田さんの自慢話は置いといて…」
上田「お前が振って来たんだろうが!」
有田「まあ、ロケバスでやよいちゃんの家に行ったんですよ。」
上田「おお、どうだった?」
上田「へ~、じゃあ石油王なのに六畳一間に住んでるみたいな感じなんだ?」
有田「…まあ、ブッコミはおいときましょう…」
上田「ガハッ!!!」
有田「それで、まあ驚いたことにやよいちゃんには兄弟がなんと5人もいるんですよ。」
上田「へ~、5人もいるの?!」
上田「は~両親も頑張ったな~土田より頑張ったんじゃないか?」
有田「で、やよいちゃんの兄弟はみんなまだ子供なんですよ、やよいちゃんが長女なんで。で、僕、やよいちゃんの兄弟達にロケの休憩中とかに絡まれたんですよ。」
上田「あれ、なんか不穏な匂いがしてきたぞ?」
有田「あの、僕度々この番組で報告してきましたけど、『ゼニ金』のロケで子供たちに絡まれるたびに散々な目に遭ってるんですよ。」
上田「そうだったな。なんだっけ、『土に埋まって死ね!』って言われたんだろ?」
上田「お前はピーマンと歯医者以上に子供に嫌われてるな~」
有田「そうなんですよ。正直、今回もまた『死ね!』とか罵倒されるのかな~って思ってたんですよ。」
上田「うん。」
有田「でも、僕の予想に反してみんなめちゃくちゃいい子なんですよ。」
上田「おお。」
上田「両親の教育がきちんと行き届いてるんだね~」
有田「それで、まあロケも順調に行きまして、最後に夕飯をご一緒することになったんですよ。」
上田「うん。」
有田「『ゼニ金』のロケがあったのが木曜日だったんですけど、ちょうどその日がお馴染みの『もやしパーティー』の日だったんですよ。」
上田「ん?なんですか『もやしパーティー』って?」
上田「はい、生まれて初めて聞きましたよ、そんなパーティー。」
有田「はあ…やっぱり億万長者は違いますね…」
上田「…なあ、殴っていいかな?」
有田「いいですか?『もやしパーティー』っていうのは、やよいちゃんの家で恒例の、週に一度だけもやしを山のように食べられるイベントですよ。」
上田「そのまんまじゃねえか!っていうか悲しいなそのパーティー?!」
上田「あ、そうなの?そうだよな、さすがに育ち盛りがもやししか食べないわけないよな。」
有田「はい、ちゃんとご飯もありますよ。」
上田「…肉は?」
有田「一切ありません。」
上田「それただご飯ともやし食ってるだけじゃねえか。」
上田「だろ?」
有田「でも、他の貧乏さんに比べたら、まだマシな方だろうと思ったんですよ。」
上田「あ~まあそうか…」
有田「で、いよいよやよいちゃんの掛け声で『もやしパーティー』が始まったんですよ。」
上田「おお。」
上田「え、どういうこと?」
有田「あれって思って周りを見ると、他の兄弟達がもやしをいっぱい所持してるんです。」
上田「wwwwwwwww」
有田「それで第一ラウンドは何も取れなかったんで僕は、白米だけ食べてました。」
上田「『もやしパーティー』なのにwwwww?」
上田「やよいちゃんは優しいね~」
有田「それで、やよいちゃんのお言葉に甘えて、もやしを一口分取って食べたんですよ。」
上田「おお、味は?」
有田「それがね、もうめっちゃくちゃ美味いのよ!」
上田「へ~」
上田「あ~確かにそうかもな。」
有田「もうあまりに美味かったからさ、やよいちゃんにもう一口だけいい?って言って食わせてもらったの。」
上田「そんなおかわりするぐらい美味いんだ。」
有田「はい、で、調子に乗ってもう一口、もう一口ってやってたら、その日の分のもやしがなくなっちゃったんです。」
上田「ガハッ!!!!」
上田「何を?」
有田「さっきまで僕のことを家族のように優しく迎え入れてくれた人達が、一転して僕のことを親の仇のような目で睨んでるんですよ。」
上田「wwwwwwwwwwww」
有田「僕もさすがにやばいと思って謝ろうとした矢先ですよ、一番上の子が『大人のくせに俺達の食料奪うんじゃねーよ!この豚顔面!』って言ってきてさ。」
上田「wwwwwwwwww」
上田「まあ、食い物の恨みは怖いからな~」
有田「で、散々罵倒された後で服を脱がされまして、寒空の下に放り出されましたよ。」
上田「wwwwwwwえ、その間スタッフは何してたの?」
有田「スタッフですか?僕の様子を見てずっと笑ってました。」
上田「止めろよスタッフwwwwwwwww」
上田「ああ、そりゃ参るだろうね。それはさすがに同情するわ。」
有田「ただ、これには続きがありまして…」
上田「まだあるの?」
有田「これで終わるくらいならまだ良かったんですよ…」
上田「おお、まさかの第二章に入ったよ。」
上田「なかなかないけどねそんなロケの終わり方も。」
有田「僕もさっさと家に帰って山崎とパワプロやろうと思って着替えたんですよ。」
上田「パワプロまだやってんのかよ。」
有田「そしたらやよいちゃんが僕のところにやってきて一枚の紙を渡してきたんですよ。」
上田「え、それってまさか…」
上田「え、マジで?やよいちゃんの電話番号?」
有田「いえ、レシピです。『もやしパーティー』用の。」
上田「紛らわしい言い方すんな!」
有田「やよいちゃんが『これがあればいつでもパーティーできますよ~』って言うからさ、早速スーパーでもやしたっぷり買って、スキップしながら家に帰ったんですよ。」
上田「さっきまで凹んでたくせに立ち直り早いな~お前は。」
上田「おお。」
有田「そしたら、まったく同じ味になったんですよ!」
上田「うん、そりゃそうだろうな。そのためのレシピだし。」」
有田「もうそれから僕の家では毎日『もやしパーティー』を開催しておりまして…」
上田「極端すぎだろ?」
上田「なに、なんか他に理由があるの?」
有田「さっきも言いましたけど、『もやしパーティー』はもやしだけを食べるんですよ。」
上田「うん、だからそのまんまじゃん。」
有田「これは、ダイエットにも使えるなって僕は思ったんです。」
有田「でしょう?普通のもやし炒めとかだったら3回くらいで飽きちゃいますけど、やよいちゃんのもやしはいくらでも食べられますから。」
上田「うん、『やよいちゃんのもやし』っていうのは変な誤解招くから止めな?」
有田「僕は毎日やよいちゃんのもやしを食べて、昨日久しぶりに体重計に乗ったんですよ。」
上田「だから止めなって…で、体重は減ってたの?」
有田「そしたらなんと!」
上田「おお。」
上田「wwwwwwwwww」
有田「いや、参ったね…」
上田「うん、まあ、今日楽屋に入った時にもう気づいてたけどね。顔がいつもよりふっくらしてたし、腹がスヌーピーかっていうくらいぷくーってなってたからさ。」
有田「まあ、そんなことはどうでもいいんですよ。」
上田「どうでもいいならなんで話をしたんだってことになるんだけどな?」
上田「テメエが語りだしたんだろうが!!」
有田「えー、まあ改めて、今日の企画の説明を致しますと…上田さん。」
上田「俺が説明するのかよ…まあ、先々週この番組のコーナーで有田が5連敗したので罰ゲームをすることに決まりました。」
有田「うん。」
上田「それで先週リスナーから罰ゲームの内容を募集したところ、以前如月千早ちゃんにやったパネェ質問が以外にも好評だったので、今回もゲストにパネェ質問をすることに決定いたしました。」
上田「で、今度は誰にパネェ質問をするかっていうのを募集した結果、先ほども話題に上がった『765プロ』に所属しているアイドル、萩原雪歩ちゃんにパネェ質問をすることが決まりまして、今日この放送で有田の罰ゲームを執行します。」
有田「でもさ~雪歩ちゃんって千早ちゃんと同じ事務所の娘じゃん。千早ちゃんの回のラジオ聴いてたりするんじゃないの?」
上田「どうだろうね~まあ、大丈夫じゃないか?もし聴いてたら事務所側もOK出さないだろ。」
有田「だといいんですけど…ちなみに前回の千早ちゃんの時はCDの告知と称して呼びましたけど、今回はどういってオファーしたんですか?」
上田「えーと、ああ、今度やるニューイヤーライブの告知みたいね。」
上田「やよいちゃんからはそういう情報は聞いてないの?」
有田「はい、ライブの『ラ』すら出なかったですね。」
上田「ブハハ!まあ、そうだろうな!!」
有田「…」
上田「まあ、以前の千早ちゃんに引き続き今回もパネェ質問をしますけど…有田さん、今の気分はどうですか?」
上田「どうぞどうぞ。」
有田「ぶっちゃけ、前回よりは楽勝だと思いますよ。」
上田「おお、大きく出ましたね~ちなみになんでですか?」
有田「前回の千早ちゃんは、なんて言うか凄みがあったじゃないですか。」
上田「まあ、確かに風格があったよね。歌姫って言われてるだけの。」
上田「あ~まあ確かに、どっちかって言うと素人に近い可愛い子っていう感じかな~」
有田「そうでしょう。それに、つい先日雪歩ちゃんとは『シルシルミシル』で会ったじゃないですか。」
上田「あ~そうだね~」
有田「あの時の収録の様子から鑑みるに、あの子は大人しそうだから大抵のパネェ質問はいけると思うんですよ。」
上田「へ~(おとなしいほうがキレたとき怖いと思うけど…)じゃあ、今回は俺のフォローはいらないか?前回のはフォローが丁寧すぎってリスナーに言われたし。」
上田「なんでよ、お前今回は余裕なんだろ?」
有田「上田さん、冷静に考えてみてくださいよ?」
上田「なに?」
有田「前回、千早ちゃんへのパネェ質問が成功したのは上田さんのフォローがあったからこそなんですよ。」
上田「まあ、成功か失敗かって言うと失敗だと思うけどね。」
上田「うん、そうだろうね。」
有田「でしょう?それで今回上田さんのフォローなし、僕の暴走を上田さんは傍観してるだけっていう状況だと、非常にまずいことになります。」
上田「なんで?」
有田「恐らく雪歩ちゃんの性格を鑑みるに、行き過ぎたパネェ質問ぶつけられると泣いちゃうと思うんですよ。」
上田「あ~否定はできないね。」
上田「うん、地獄絵図だね。」
有田「でしょう?そうなると、やっぱり上田さんのフォローがあってこそ、この企画が成り立つんですよ。」
上田「そうだな~じゃあ今回も前回と同じようにフォローするか。俺もファンに殺されたくないしな。」
有田「お願いしますよ。」
上田「ただ、フォローをする代わりに質問の量は増やすからな。」
上田「だって楽勝なんだろ?」
有田「いや、確かにそう言いましたけど、質問の量を増やすとなると状況が変わってくるというか…」
上田「なに、じゃあ俺のフォローをなしにするか質問の量を増やすかだったらどっちがいいよ?」
有田「それは…まあ、量ですけど…」
上田「じゃあ増量で決定な~」
上田「そうだな、どっかの豚顔面がダラダラと無駄な話してたから急がなきゃな。」
有田「…そういえば、前回の千早ちゃんの時はハガキが2000通、メールが3000通も来てたじゃないですか?」
上田「ああ、凄かったな~あの量は。」
有田「どうやら今回は倍ぐらい届いてるそうですよ。」
上田「おいマジかよwwwwwww」
上田「じゃあなおさらオープニングトークいらなかっただろ!」
有田「そんなカリカリしないでくださいよ…」
上田「もうこれ以上ゲストを待たせるのも悪いから目を瞑って選んだやつでいいんじゃねえか?」
有田「あ~まあ、今回はそれでもいいかもしれませんね…じゃあその方法で選びましょうか…」
雪歩「(うぅ…緊張するなぁラジオ…真ちゃんとやってるラジオは緊張しないのに…っていうか、なんで私なんだろう…?私なんかがライブの告知なんてやるべきじゃなのに…)」
―回想―
数時間前 ―765プロ―
真「雪歩、くりぃむしちゅーさんはいまや未来の芸能界を担う大御所なんだから粗相をしたら駄目だよ?特に上田さんは芸能界のメディア王で、もの凄い権力を持っているんだからもし粗相なんてしたら一瞬で消されちゃうからね!」
雪歩「ええ!そうなの?!でも…この前番組でお会いした時はそんな怖そうな人には見えなかったけど…」
雪歩「ま、真ちゃん、近いよ…」
真「それに、上田さんは気に入らない相手にはクソを顔面に塗りたくってくるくらいのワルなんだから!」
雪歩「…わ、私…そんな怖い人がいる番組出たくないよぉ…」
千早「もう、これから出演する人を怖がらせてどうするのよ…萩原さん、落ち着いて?」
雪歩「千早ちゃん…」
雪歩「そ、そうなの…?」
千早「ええ。でも、有田さんには気をつけてね?」
雪歩「え、有田さん…?」
千早「たぶん色々と変な質問されると思うけど、その時はアイドルとして気を強く持って堂々と立ち向かうのよ。」
雪歩「う、うん…わかった…」
雪歩「えぇ?!」
真「お願い雪歩!雪歩だけが頼りなんだ!」
雪歩「真ちゃん…わかった、頑張って貰ってくる…」
真「やったー!!!」
雪歩「あ、あの…千早ちゃんの分もサイン貰って来る…?」
雪歩「え、有田さんのでいいの…?」
千早「ええ。(まあ、後で焼いて捨てればいいし…)」
雪歩「わ、わかりました…」
回想終わり
ゴミ眼鏡「萩原さんお待たせしました!スタジオの方に移動お願いします!」
雪歩「は、はい!わかりましたぁ!」
雪歩「(…この人、男の人なのになんで女装してるんだろ…?)」
上田「はい、というわけで今回のパネェ質問が決まりました。」
有田「いや~今回もなかなかきついですね~」
上田「えー、今回は有田が調子をこいているので、パネェ質問を8つに増やしてみました。」
有田「いや…だから無理に増やす必要はなかったんですけどね?」
上田「じゃあ、雪歩ちゃんが来る前に質問の内容を確認しとくか。」
2.精子でうがいをすることはありますか?
3.雪歩さんはマイナスドライバーですか?
4.犬の交尾を見て何か思うことがありますか?
5.ボブ・サップの中では誰が好きですか?
6.チ○コに一番合うお茶ってなんですか?
7.そのキャラはいつまで続けるんですか?
8.結局春香は何がしたいのですか?
有田「あの、最後の質問って雪歩ちゃんに訊くべき質問じゃないでしょ?」
上田「ん?あ、本当だ。まあ、別にいいだろこれでも。」
有田「いやいや、何かその質問だけは訊いちゃいけないような気がするんですよね…」
上田「なんだよ~わがままな奴だな~じゃあ質問変えるか?」
有田「はい。あと、ちなみに誰ですか、それ?」
有田「金髪毛虫野郎…初めて聞きましたね、そのRN…」
上田「よーし、じゃあどれにしようかな~……よし、これだ!!」
有田「どんな質問ですか?」
上田「え~と…RN金髪毛虫野郎『どうして春香は変な顔してるんですか?』」
有田「…もしかしてRN金髪毛虫野郎はゲストを間違えてるんですかね?」
有田「…いや、これも訊いたらいけないような気がするんでもう一度引いてもらっていいですか?」
上田「なんだよ面倒な奴だな~」
有田「あ、なんならこの質問を抜いた7つでいいですよ?」
上田「いや駄目だよ!もう一つ選ぶからな~」
有田「…だから無理に増やさなくても…」
有田「今度はどうですか?」
上田「なになに…RN女装癖の自転車『穴を掘って埋まった後は何をするんですか?野糞ですか?』」
有田「いやいや…おかしいでしょう…野糞もパネェですけど、野糞云々の前の『穴を掘って埋まった』ってのがおかしいですよ。」
上田「まあ、『野糞しますか?』だけだとパネェとは言えないしさ、これはこれでいいんじゃないか?」
有田「なんでそもそも雪歩ちゃんが穴掘って埋まることありきになってるんですか。そんなのありえないでしょうよ?」
有田「はあ……っていうかやっぱり8つは多いですって。千早ちゃんの時だって6つで時間ギリギリだったじゃないですか?」
上田「まあ、そこらへんは有田さんの腕の見せ所でしょう。」
有田「…キツいと思うんだけどなあ…」
上田「ではCMの後、いよいよ雪歩ちゃんが登場します!お前ら楽しみに待ってろよ!」
有田「参ったね…」
上田「はい、というわけで本日のゲストは今人気急上昇中の765プロの萩原雪歩ちゃんです!」
有田「よっ!カワイイー!」
雪歩「こ、この度はわ、私なんかを呼んでいただき、あ、ありがとうございますぅ!きょ、今日はよろしくお願いしますぅ!」
上田「いやいやこちらこそお願いしますよ。」
有田「随分緊張してるみたいだね~」
上田「えー、我々が雪歩ちゃんと会うのは今回で2回目ということで…?」
上田「まあ、あの時は他にゲストがいてあまり目立てなかったと思うけど、今日は雪歩ちゃんが主役だからさ、思う存分目立っちゃってよ。」
雪歩「は、はいぃ!が、がが頑張ります!」
上田「うん、頑張るのはいいけどとりあえず一旦深呼吸しようか?」
雪歩「は、はい!…すうぅ…はあ…すうぅ…はあぁ…」
有田「雪歩ちゃん、もうちょっとマイクに近づいて深呼吸してみようか?」
上田「有田さん、いきなりのセクハラは止めてください。そしてなぜ君はバカ正直に従ってるんだ?!」
雪歩「す、すみません!」
上田「いやいや、君は何も悪いことしてないんだから謝らなくていいんだよ?」
有田「またそうやって権力で脅して…」
上田「脅しちゃいねえって!えーまあ、気を取り直して…見てくださいよ、スタジオの外を。音楽業界やらいろんなところからたくさん花が届いてますよ~」
雪歩「と、とんでもないですぅ…」
上田「えー、まあ今日は今度開催されるニューイヤーライブの告知のために来ていただいたわけなんですが、告知だけではちょっと寂しいということで、少し我々とトークを交えていただこうかなと思っているんですが、お時間は大丈夫ですか?」
雪歩「は、はい!もちろんですぅ!」
上田「おお、ありがたいですね~それではCMの後からトークをしていきたいと思います。それじゃあせっかく雪歩ちゃんが来てくれたんだし、ここらで一曲雪歩ちゃんの歌を流そうか。雪歩ちゃん、曲紹介してもらえるかな?」
雪歩「はい!それではみなさん聴いてください!私、萩原雪歩で『Alright*』」
上田「へえ~、じゃあ君たちのプロデューサーさんは重症なんだ?」
雪歩「そうなんですぅ…」
有田「せりから落ちたプロデューサーも心配だけど、その場にいた春香ちゃんも心配だねえ。」
雪歩「はい…そうなんですよ…」
有田「なんか聞いた話だと春香ちゃん体調崩して仕事休んでるらしいね。ライブの方は大丈夫なの?」
雪歩「た、たぶん大丈夫だとは思います…」
有田「そうですよ。上田さんのサイン『だけ』を欲しいって言った子ですよ。」
上田「ガハッ!!なんだお前まだ根に持ってんのかよ?」
有田「はい、僕は一生忘れませんよ…」
雪歩「あ、そうだ…あの、上田さん…」
上田「ん、どうしたの?」
上田「ガハッ!!!!え、君も?!なんだ、765プロでは本番中にサインをねだるのが流行ってんのか?!」
雪歩「す、すみません…でも、お願いします!事務所の友だちに頼まれたんですぅ…」
上田「おお、まあいいよ。ただ、今すぐは無理だから後でね?」
雪歩「は、はい!ありがとうございますぅ!」
有田「雪歩ちゃん、僕のサインは?」
有田「え?マジで?!」
上田「珍しいな~お前のサインを欲しがる人がいるなんて。ハワイでオーロラ見るぐらい珍しいよ~ガハッ!!!」
有田「え、ちなみに誰なの?」
雪歩「え?ち、千早ちゃんですぅ…」
有田「千早ちゃん?え、あの千早ちゃんが?!」
上田「それお前に気を遣ってくれたんじゃないか?」
有田「いや…僕は誰にバカだと言われても千早ちゃんを信じますよ!」
上田「まあ、後で痛い目見るのはお前だから構わないけど…じゃあ、ここらで俺たちが雪歩ちゃんに訊いてみたいことを色々と質問してみようか?」
有田「千早ちゃん…絶対幸せにするからな…」
上田「おい、有田…おい!」
上田「え、お前とうとう山崎と別れたのか?ってそんなことはどうでもいいわ!おい!」
有田「…なんなんですか?」
上田「『なんなんですか?』じゃねえよ!雪歩ちゃんがゲストで来てくれてるんだからちゃんと集中してくださいよ…ったく、じゃあ雪歩ちゃん、質問いいかな?」
雪歩「は、はい!私、面白く返せるように頑張りますぅ!」
上田「うん、まあ無理しないで頑張りな~」
上田「えーとね、前回千早ちゃんにも聞いたんだけどさ、アイドルって大変じゃない?歌やらダンスやらテレビ出演とか…それに今度はライブだってやるんでしょう?」
雪歩「ええっと…確かにアイドルは色々と大変ですね…上田さんの仰ったとおりに仕事は多岐に渡りますし…でも、今のところは楽しいのでなんとか乗り切れてますぅ。」
上田「ほ~まあ、仕事を楽しむっていうのはやっぱり重要だからね~」
有田「でもさ、実際アイドルっていうと世間から注目されるわけじゃない?雪歩ちゃん的にはいろんな人から注目されるっていうのはどうなの?」
雪歩「そうですねぇ…前は注目されるのが嫌で、街でもこそこそしていたんですけど…最近は街とかで通りすがりの人に『ファンです!』って言われることがだんだん嬉しくなりましたぁ。」
雪歩「はい、ライブだとファンの皆さんが歌に合わせて大きな声援をしてくださるので、私も頑張らなきゃって思っちゃいますね。」
有田「でもさ~いやらしい話、中にはライブの時とかアイドルのパンチラ狙ってるっていう人もいるでしょう?雪歩ちゃんはそういう時ってどうしてんの?」
雪歩「えぇっと…一応ライブの時は下にアンスコみたいなものを履くようにしてるのでその点は大丈夫だと思いますぅ…」
有田「あ、そうなんだ。じゃあさ、ぶっちゃけ今まででアンスコ忘れてライブに出たこととかあったりするの?」
上田「お前アイドルにそういう質問は止めておけよ。次そういうの訊いたら謹慎な~」
上田「って答えんのか?!いや、雪歩ちゃん、別に無理に答えなくていいんだよ?」
雪歩「え、そ、そうなんですかぁ?!」
有田「ちなみにその時はどういったパンツを履いてたの?」
雪歩「ええっ?!」
上田「はい、有田お前謹慎な~」
上田「駄目です。はい有田の出番ここまで~」
有田「じゃあ、せめてあと一つだけ訊かせてくれませんか?」
上田「なんだよしょうがないな~まともな質問なんだろうな?」
有田「もちろんですよ!」
上田「あ、そう。じゃあ訊いてみ?」
パネエ!!
雪歩「え?」
有田「いや、『え?』じゃなくて…今日はどんなパンツ?」
雪歩「え…あの…上田さん…」
上田「お前な、アイドルとかそういう問題関係なしに女の子にそんな質問しちゃ駄目だろうが!っていうかまともな要素が一つもねえよ!」
有田「あ、そうなんですか?」
有田「いや…でも、僕はどんなパンツ履いてるか訊かれても平気ですけどね…?」
上田「てめえは平気だろうよ!男だしおっさんじゃねえか!こっちは年頃の娘でアイドルやってんだよ!」
有田「あ~そうですか…じゃあ、なんかすんません?」
上田「なんでお前が不機嫌になってんだ?!今日本で一番不機嫌になりたいのは雪歩ちゃんだよ!いや、ごめんね~雪歩ちゃん、馬鹿な相方が失礼して。」
雪歩「い、いえ…」
上田「お前少しは反省しろ!…ったく、じゃあ雪歩ちゃん、有田は放っておいて質問変えようか?」
雪歩「わ、わかりましたぁ。」
上田「え~雪歩ちゃんはアイドルとして活動をしているわけだけど、やっぱり体が資本なわけじゃない?」
雪歩「そうですね、もし体を壊したら他の方に迷惑がかかっちゃいますから…」
上田「そうだよね~例えば普段の生活の中で体調管理とかっていうのはしてるのかな?」
上田「あ~アイドルは歌のお仕事もあるし、喉が大事だしね~そりゃ偉いわ。」
雪歩「そ、そんな…偉いだなんて…」
有田「うがいは基本だからね~あ、じゃあさ、雪歩ちゃんは精子でうがいしたことある?」
パネエ!!
上田「お前全然懲りてないだろ!雪歩ちゃん、今のは無視していいからね!」
雪歩「え?あの…“せーし”ってなんですか…?」
有田「あのね雪歩ちゃん、精子っていうのは、男の人の生殖…」
上田「って言ってるそばから教えようとすんな!!」
雪歩「い、一体なんなんですか“せーし”って?」
上田「(食いついちゃったよ…)え~っとね雪歩ちゃん、“せーし”っていうのは…何て言うかな…そう、栄養が凄い詰まってるもののことだよ。」
雪歩「そうなんですかぁ…じゃあ、その“せーし”でうがいとかしたら凄いことになりそうですね!」
有田「雪歩ちゃん、この健康法はあまり人に教えちゃいけない秘密の健康法だから、俺たちの間だけの秘密ね?」
雪歩「は、はい。わかりましたぁ。あ、でも事務所のみんなには教えてもいいですか?」
上田「それが一番まずいね…あれ、そういえば雪歩ちゃんって今高校生だっけ?」
雪歩「あ、はい、今年高校三年生ですぅ。」
上田「高校三年って言ったら受験とか控えてるじゃない?アイドルやってて大丈夫なの?」
上田「なに、学校へはちゃんと行けてるの?」
雪歩「アイドルとして売れる前はほぼ毎日学校へは行けてたんですけど…お仕事が入るようになってからはあまり行けてないんですぅ…」
有田「それじゃあ授業とかついていけないんじゃないの?」
雪歩「はい…一応友達がノートを取ってくれているのでそれを貸してもらうんですけど、授業自体に出ていないからなんのことかさっぱりなんですよぅ…」
上田「あ~それは大変だね~ちなみに雪歩ちゃんは何の教科が得意なの?」
有田「科学とか理数科目はどうなの?」
雪歩「科学とかはちょっと苦手ですぅ…」
上田「あ~難しいもんね~それに覚える内容が多過ぎるからね。」
雪歩「そうなんですぅ…化学式とか法則とか計算とかがいっぱいあってどれがどれだかわからなんですよぉ。」
有田「女の子は理数科目苦手だからね。ちなみに訊くけど『右ネジの法則』ってどんなのか知ってる?」
有田「いやいや、謝ることはないんだけどさ。」
上田「謝らなくていいよ雪歩ちゃん、君の方がこいつより格が上なんだから。」
雪歩「いえいえそんなこと…私なんかが天下のくりぃむしちゅーさんより上だなんて…」
上田「いやいや、そこまでへりくだらなくてもいいでしょう!」
有田「ちなみにさっき言った『右ネジの法則』っていうのは、電流と磁場の向きに関する法則なんだけどね。」
有田「まあ、知らなくても仕方がないよね。雪歩ちゃんってネジとか回したことあまりないでしょ?」
雪歩「え、ネジですか?うぅ~ん…たぶんないと思いますぅ…」
有田「やっぱり、女の子だからね~じゃあドライバーとかも使ったことないんじゃない?」
雪歩「そうですね…ドライバーもたぶん使ったことはないと思いますぅ…」
パネエ!!
雪歩「…え?私が…マイナスドライバーですか?」
上田「おい有田、お前は一体なにを言ってんだ?」
有田「え?僕何か変なこと言いました?」
上田「言っただろうがつい今し方よぉ!『雪歩ちゃんってマイナスドライバーなの?』って!」
有田「あ、すみません!『雪歩ちゃんはマイナスドライバー使ったことある?』って訊こうと思ったつもりが言い間違えちゃったみたいですね!」
雪歩「あ、そういえばマイナスドライバーはついこの間使いましたよ。」
上田「律儀に答えなくていいよ?!っていうか最近使ったのかよ!」
有田「マジで?じゃあ使った時のシチュエーションを詳しく…」
上田「いや、もうドライバー関係の話は募集してないんでこれ以上広げなくて結構です。」
有田「まえけんのア○ルじゃないんだからってか?ギャーハハハハハ!!!!」
上田「あ~雪歩ちゃん、こいつのことは放っておいて俺とお話しようか?」
雪歩「は、はいぃ…お願いします…」
上田「そうだね~……あ、雪歩ちゃんは何か苦手なものとかあったりするの?」
雪歩「苦手なもの、ですか?」
上田「うん。ああ、ちなみになんでもいいよ。ダンスが苦手~とかでもいいし、食べ物の中で何なにが苦手~とかでも、有田が嫌いとかでも。」
上田「いや、だからなんでお前はマイナスドライバー方面に話を持っていこうとするんだ?」
有田「え?聞きたくないですか、マイナスドライバー方面の話。」
上田「おお、じゃあそんなに話したいならお前今この場でちょっと話してみ?」
有田「いや…今は絶対に話したくないです。」
上田「無いんなら最初から言うんじゃねえよ!」
上田「あ、ごめんね~雪歩ちゃん大きな声出しちゃって。」
雪歩「い、いえ…えぇっと、苦手なものでしたよね?」
上田「うん。」
雪歩「あの…私犬が苦手なんですぅ…」
上田「へ~犬が。それはまたなんで?」
有田「あ~わかるわ~俺も犬嫌いなんだよね。」
雪歩「有田さんもですか?」
上田「ちなみにお前はなんで嫌いなの?」
有田「えっと、僕昔、って言っても子供の頃なんですけど、犬を飼ってたことがあったんですよ。」
上田「うん。」
有田「で、僕は散歩をさせる当番だったんです。ある日、いつものように散歩してたら、あれは野良犬ですかね?いきなりけっこうでかい犬が背後からえらい勢いで追ってきたんですよ。」
雪歩「こ、怖いですぅ…」
有田「それで、うわ!って思って逃げたんですけど、まあ、犬の方が速いですから、もちろんどんどん距離を縮められていくわけですよ。」
雪歩「うぅ…」
有田「で、とうとう噛まれる!って距離まで来た時に、その野良犬が僕じゃなくて僕の犬の方に飛び掛ったんですよ。」
上田「あれ、まさか…?」
上田「おい、なんだよそのオチ?」
有田「いや、待ってくださいよ。子供時代、犬に追いかけられて、助かったと思ったら目の前で大事に飼ってた飼い犬がどこの馬の骨とも知らない野良犬にレ○プされてるんですよ?これはトラウマにもなるでしょうよ…」
上田「まあ、そうなるかもしれないけどさ~今は可愛らしいゲストが来てくれてるわけだからそういう下衆な話はやめてもらうわけにはいかないか?」
有田「確かにそうですね…ごめんね、雪歩ちゃん変な話しちゃって。」
雪歩「い、いえっ…とても面白かったと思いますぅ…」
有田「ありがとう。あ、ちなみに雪歩ちゃんは犬の交尾を見て何か思うことはある?」
パネエ!!
雪歩「…はい?」
上田「お前やめろって言っただろうが!」
有田「なんですか、僕変なこと言いましたか?」
上田「『変なこと言いましたか?』っていうレベルの質問じゃねえだろうが!」
上田「謝れ!お前は雪歩ちゃんに謝れ!」
有田「はあ…雪歩ちゃん、なんか…本当にすみませんでした!」
雪歩「そ、そんな…有田さん、私なんかに頭を下げないでくださいよぅ…!」
有田「いや、こうしないといけない気がするんだ…」
雪歩「お願いします!どうか頭を上げてくださいぃ!」
有田「…許してくれるのかい?」
雪歩「はいぃ…だから頭を上げてください…」
有田「わかった…ありがとう、雪歩ちゃん。」
雪歩「いえいえ…とんでもないですぅ…」
上田「なんでお前ら握手してんだ?!いいや、一旦曲流してリセットしちゃお。雪歩ちゃん一曲行っちゃって~」
雪歩「は、はい!それでは皆さんお聴きください。萩原雪歩で『Kosmos,Cosmos』」
上田「反省しましたか、有田さん?」
有田「反省するところは無かったと思うんですけどねえ…?」
上田「いやいや、今日のお前は反省点しか見つからないよ。」
有田「そんなことはないと思うんですけどねえ…ねえ雪歩ちゃん?」
雪歩「えぇ?!そ、そうですね…」
上田「ガハッ!!いや、ガッツリ引いてるじゃねえかwwww」
雪歩「え?」
有田「今のは、『今日の有田は調子が悪いんだよ。』って答えて、僕が『コラー!ちょ、君コラー!俺の何を知ってるんだコラー!』で一笑い取れたじゃん?」
雪歩「は、はぁ…」
上田「取れるわけあるか!お前ほぼ『コラー!』しか言ってねえじゃねえか?!長州の『コラコラ問答』じゃねえんだから。」
雪歩「な、何だかすみません…」
雪歩「はい。」
上田「いや、雪歩ちゃんも無理に覚えてウケを頂こうとしなくていいから…」
雪歩「え、そうですか…」
上田「なんで若干残念がってんだ?!まあ、いいや…え~と、さっきは犬が苦手って言ってたけど、他になにか苦手なものってあるの?」
雪歩「え~っと…あ、あと男の人が苦手ですぅ…」
雪歩「はいぃ…」
上田「じゃあ、今こうして俺たちと話している間も、内心では『こいつらウゼエ…』とか思ったりしてるの?」
雪歩「い、いえ!決してそういう意味の苦手ではなくて…さっきの犬と同じで『怖い』っていう感じですね…」
有田「じゃあ雪歩ちゃんとしては今この瞬間にも、このスタジオから逃げ出したいって思ってるんだ?」
雪歩「はい…」
雪歩「あ、でも、これでも前よりは大分良くはなったんですよ?以前は目の前に男の人が立っている時点で気絶してましたから…」
上田「あ~そうなんだ~でも、男の人が苦手ってことはさ、もしアイドル止めた後でも恋愛とかできないんじゃないの?」
雪歩「うぅ…そうかもしれないですね…」
上田「え、ちなみに『男の人は気になるけど怖いから近づけない』なのか『男なんて悪の塊、考えるのも怖い』だとどっち寄りなのよ?」
雪歩「う~ん…最近だと前者の寄りになりましたね…」
有田「それもさっき言ってたプロデューサーさんのおかげなんだ?」
雪歩「はい、そうですぅ。」
上田「なに、雪歩ちゃんはそのプロデューサーさんのことは好きなの?」
雪歩「えっ?!い、いや…そういうわけじゃ…うぅ…」
有田「まあまあ上田さん、そういう無粋な話は止めにしませんか?」
上田「お前が言える立場かよ?まあでもそうだな…」
上田「大丈夫、大丈夫。え~と、じゃあ雪歩ちゃんはあえて言うならどういうタイプの男性が好みなの?」
雪歩「そ、そうですね…う~ん…」
有田「じゃあ、いきなり『これだ!』っていうタイプ出すのも難しいでしょ?いくつか選択肢出すからその中から近いやつを選んでよ。」
雪歩「あ、お願いしますぅ!」
有田「え~っとね…じゃあまず、①スポーツ万能タイプね。」
有田「で、②頭脳明晰タイプ。」
雪歩「はい。」
有田「③文武両道タイプ。」
雪歩「はいはい。」
有田「最後、④文武両道タイプ+イケメン高身長タイプ。」
雪歩「おお!!」
有田「以上、雪歩ちゃんは①~④のボブ・サップの中だと誰が好きなの?」
パネエ!!
雪歩「…え?ボブ・サップ?」
上田「ブハハハハ!!!!今までの全部ボブ・サップだったのかよ?!」
雪歩「ボブ・サップさんは…ちょっと…」
有田「いや、違うでしょ?」
雪歩「え?」
雪歩「は、はい…すみません…」
有田「特別にもう一回チャンスあげるからやってみて?」
上田「いや、やる必要ねえって。っていうかやってもさほど受けないと思うぞ。」
有田「以上、雪歩ちゃんは①~④のボブ・サップの中だと誰が好きなの?」
雪歩「コラー!ちょ、全部ボブ・サップじゃんかコラー!」
上田「おいやるのかよwwwwwwww」
雪歩「わ、わかりました。」
上田「いや~くっだらね~な…じゃあ今度は逆に雪歩ちゃんの好きなものを聞いてみてもいいかな?」
雪歩「好きなものは…あ、私お茶が好きなんですぅ。」
上田「へ~お茶が?若いのになかなか渋いね~なに、お茶を淹れたりするのも好きなの?」
雪歩「はい!淹れるのも飲むのも、お茶に関することは基本なんでも好きですねぇ。」
上田「ただ、お茶って一口に言っても紅茶だとか緑茶だとか色々あるじゃない?そういうの全部ひっくるめてお茶が好きなの?」
上田「へ~随分手広くやってんのね~」
有田「ふ~ん…じゃあ例えばさ、和菓子にはこのお茶、洋菓子にはこのお茶が合うっていうのも大体分かったりするの?」
雪歩「あ、はい。大体は…」
有田「へ~甘味の強い羊羹には?」
雪歩「甘味が強いなら、渋みのある煎茶あたりが合うと思いますぅ。」
有田「じゃあショートケーキには?」
雪歩「生クリームを使ったケーキにはダージリンが合うと思いますぅ。」
有田「あ~本当にわかるんだ~」
雪歩「ただ、あくまで私の感覚で合うと思ったものなんで、最終的な判断は皆さんの好みに合うものが一番だと思いますぅ。」
有田「いやいや、素晴らしいね…ちなみにお新香には何が合うの?」
雪歩「お新香だったら大抵の日本茶が合うと思いますぅ…私としては番茶がおすすめですね。」
有田「はあ~番茶ね~そっか、お新香には番茶が合うのね~あ、あとさ、チ○コに一番合うお茶ってなんなのか教えてくれない?」
パネエ!!
雪歩「…は?」
有田「いや、僕は上田さんに訊いてるわけじゃないんですよ。雪歩ちゃんに訊いてるんですから…」
上田「なおさら駄目に決まってんだろうが?!雪歩ちゃん、これには絶対に答えなくていいからね!」
雪歩「あ、あの…なんなんですかさっきから…変な質問ばかりしてきて…あ、有田さんは私を…一体ど、どうしたいんですか…?」
有田「いや、別にどうこうしたいとかはないよ。ただ、質問に答えてくれればそれで満足なんだから…で、何が一番チ○コに合うのよ?」
雪歩「そ、そんなの知りませんし言えませんよぅ!!」
上田「そんなの簡単だよ、お前のことシカトすりゃいいんだから。」
雪歩「うぅ…わかりました…有田さんは私のことが嫌いなんですね…?」
有田「ほら出た、困った時の『私のこと嫌いなんですね?』が。あのさ、さっきから黙って聞いてたけど君はなんなのよ?犬が怖いですぅ、男の人も苦手ですぅ、勉強も苦手ですぅ、でもお茶は好きですぅってさ…」
上田「いや、何もそこまで言わなくても…」
有田「挙句の果てにはボケもツッコミもできない!そんなんじゃアイドルなんてできないよ?っていうかそもそも雪歩ちゃんは一体いつまでそんなキャラを続けるんだよ?」
パネエ!!
上田「いや、ボケとツッコミは関係ないけどな?」
上田「雪歩ちゃん、真に受けちゃ駄目だって!!俺は雪歩ちゃんのこと好きだよ~!!」
雪歩「こんなダメダメな私なんて…」
上田「えっ?!なに、どこから出したのそのスコップ?!」
雪歩「穴掘って埋まってますぅ~!!!」
有田「(うわっまさかのチャンス!!)いや、穴掘って埋まるって言ってもその後どうすんのよ?野糞でもするの?」
パネエ!!
雪歩「うぅ~~~~!!!!!」ザックザック
上田「おお!早いな、終わりか?」
有田「やった!やったよちーちゃん!!俺勝ったよ!」
上田「いや…有田、喜ぶより雪歩ちゃん止めた方がいいと思うぞ?」
有田「え…?うわっ?!雪歩ちゃん、ちょ、ストップ!ストップ!それ以上掘ったら駄目だって!!い、一旦CM行って!雪歩ちゃん、ストップ!!」
10分後
上田「…というわけなんですよ。」
雪歩「…つまり、みんなで私がアタフタするのを聴いて楽しんでたんですね…?」
有田「雪歩ちゃん、本当にごめん!!この通りだから許して頂戴!!」
上田「雪歩ちゃん、許せないとは思うけど、この有田の土下寝に免じて許してもらうわけにはいかないかな?なんなら俺も土下寝するから。」
雪歩「…上田さんがそこまで言うなら許します…」
上田・有田「ありがとう雪歩ちゃん!!」
上田「いや~よくあの短時間でこんなに掘ったね~こんなのできるの君かミスタードリラーくらいだよ~」
有田「…あのこれ、三階下のスタジオが見えてるんですけど…」
雪歩「どうしましょう…やっぱり、弁償しなきゃまずいですよね…?」
上田「いやいや、雪歩ちゃんは一円たりとも払わなくていいよ。有田が払うからさ。」
雪歩「えっ?!いいんですかぁ?」
有田「いや、聞いてませんよそんなこと!」
上田「だってお前の質問のせいで雪歩ちゃんが穴掘っちゃったんだから、必然的にお前が自腹くくるしかないだろ?」
上田「まあ、数百万で済めばいいけどな~これ最悪一千万円単位かかるんじゃないか?」
有田「それなら上田さんも払ってくださいよ!あんたメディア王でしょ?!」
上田「嫌だよ!っていうか誰がメディア王だ!…はい、というわけで今週も終わりのお時間となりました。それじゃあ最後に雪歩ちゃんの方から告知をしていただきましょうか。」
雪歩「は、はい!え~今度765プロ主催のニューイヤーライブが開催されますぅ!前売り券は既に完売となってますが、ライブ当日には当日券が発売される予定なので、まだチケットを買ってないという方は是非お買い求め下さいぃ!」
上田「俺も行ってみようかな~」
有田「あ、俺も行きたい!」
雪歩「あ、その時は関係者席を用意しますのでお声を掛けてください。」
上田「お、ありがとね~では、今週はこの辺お別れです。有田さん、今日はお疲れ様でした。」
有田「本当ですよ…」
上田「あいよぉ!え~、この後は斎藤安弘さんのANNエバーグリーンです。今週は上田晋也と。」
有田「私、有田哲平。そして!」
雪歩「萩原雪歩がお送りしましたぁ!」
上田「あったかくして寝ろよ~」
有田「僕からは以上!」
雪歩「みなさん、また夢でお会いしましょうね。」
雪歩「おはようございますぅ。」
美希「真くんズルいの!ミキのネタの方が先に選ばれてたのに!!」
真「しょうがないじゃないか!僕のパネェ質問の方が面白かったってことなんだから!」
美希「むー、納得できないの!」
雪歩「あ、あの…真ちゃん、美希ちゃんどうしたの大声出して?」
真「あ、おはよう雪歩。実は美希がちょっとゴネててね…」
美希「ゴネてないの!ミキは当たり前のことを言ってるだけなの!」
雪歩「一体なにがあったの美希ちゃん?」
真「だから、横取りしたわけじゃないって言ってるだろ!僕のほうがパネェ質問として相応しかっただけなんだから!」
美希「そんなことないの!ミキの方がぜーーったいに相応しいの!!」
雪歩「…パネェ質問って、昨日のくりぃむしちゅーさんのラジオで私に対する質問のこと…?」
真「うん、そうだよ。」
美希「ねえ、雪歩はミキと真くんのどっちがパネェと思う?!」
真「そんなの僕に決まってるじゃないか。くりぃむしちゅーさんだって僕のネタを選んでくれたんだし、ねえ雪歩?」
美希「雪歩?目が怖いよ、大丈夫?」
真「あれ、どうしたの雪歩スコップなんて出して…あ!ダメだよ昨日みたいに穴開けたら!」
雪歩「…二人のせいで…」
美希「?ねえ雪歩、なんでスコップをバットみたいに構えてるの?」
雪歩「…あんな目に…!」
真「うわあっ!!あ、危ないよ雪歩!スコップを振り回すなんてどうかしてるよ!一体どうしたんだよ?!………え、ちょ…待って…う、うわあああああああああああああああ!!!!」
千早「おはようございます。」
雪歩「あ、おはよう千早ちゃん。」
千早「おはよう萩原さん。」
真「お、おはよう千早…」
美希「千早さん、おはようございますなの…」
千早「ええ、おはよう…どうしたの二人とも、ボロボロじゃない?」
真「あ、あはは…ちょっとね…」
美希「あはは…ミキ、階段で転んじゃったの…」
雪歩「…」
千早「?」
千早「?…萩原さん、これって…?」
雪歩「え?有田さんのサインだよ。」
千早「なんで私に?」
雪歩「えぇ?!千早ちゃんが昨日欲しいって言ったんだよ?」
千早「……あ、そうだったわ。」
雪歩「も、もしかしていらなかった…?」
千早「いえ、とっても嬉しいわ。ありがとう萩原さん。(まあ今度春香にでもあげれば喜ぶだろうし…)」
雪歩「よかったぁ…」
雪歩「…」
真「ご、ごめん…やっぱりなんでもない…」
千早「…あら?色紙の裏になにかメモが…」
雪歩「あ、そう言えば有田さんがメモに何か書いていたような…」
千早「これは…電話番号かしら?」
美希「す、凄いの千早さん!有田の電話番号ゲットなの!」
千早「…」
美希「千早さん…?なんで給湯室の方に行くの?」
千早「いえ、ただ…」
チッチッチッチッ ボッ!!
千早「よく燃えそうな紙だと思って…」
美希「ち、千早さん燃やしたらダメなの!もったいないの!!」
真「そうだよ千早!サインと一緒にオークションに出したら高値で売れるかもしれないだろ?!」
千早「燃~えろよ燃~えろ~よ~♪」
美希「ああ…燃えちゃったの…」
数時間後 ―有田の自宅―
有田「なかなか千早ちゃんからの連絡が来ないな…今日はもうかれこれ5時間くらい携帯の前で待機してるのに…あ、きっと恥ずかしがってるんだな?ったくも~いちいち可愛いんだから~!まあ気長に待ってみるかな!」
終わり
雪歩「おはようございますぅ」
やよい「あ、雪歩さんおはようございます!」
雪歩「おはよう、やよいちゃん。」
やよい「雪歩さん、昨日の番組と~っても面白かったですよ~!!」
雪歩「ほ、本当?」
やよい「はい!」
やよい「全部面白かったです~!!」
雪歩「いや、違うでしょ?」
やよい「え?」
雪歩「そこは『全部つまらなかったです。』って返すべきでしょ。そうしたら私が『コラー!さっき面白かったって言ったじゃないか、コラー!』で一笑い取れたでしょ?」
やよい「は、はい…」
雪歩「ダメだよやよいちゃん、いつでも笑いを取りに行く心構えでいないと!わかった?」
雪歩「いや、だから違うでしょ?」
やよい「えぇ~?!」
雪歩「今のは『いえ、わからないです。』って返せば、私の『コラー!』でウケが取れたでしょ?」
やよい「うぅ~雪歩さん面倒臭いです~」
雪歩「コラー!面倒臭いって君、コラー!」
後日談終わり
元スレ
有田「今度は萩原雪歩ちゃんにパネェ質問することになった」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1329823853/
有田「今度は萩原雪歩ちゃんにパネェ質問することになった」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1329823853/
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