ココア「みんなモフモフしてあげるよ~!」
- 2016年05月22日 21:10
- SS、ご注文はうさぎですか?
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ココア「うん!でも寝てたら起こさないで欲しいな…。」
千夜「分かったわ。(勉強する気ないのかしら?)」
男「あ、ココアちゃんおはよう」
ココア「おはよー!」モフモフ
男「デュフフ///」
男A「ありがとねー、ココアちゃんもモフモフ気持ちいいよ!」
ココア「恥ずかしいな~///」
男B「保登さん、おはよう!」
ココア「B君もおはようのモフモフだよ~///」モフモフ
千夜「(ココアちゃんは人気ね)」
ココア「ねえ、B君!」
男B「な、何?ココアちゃん///」
ココア「シャーペンの芯貰ってもいいかな?無くなっちゃって…。」
男B「あ、いいよ!どうぞ!」スッ
ココア「ありがとね!」ニコッ
男B「(ココアちゃんの笑顔可愛い)」
そして休み時間には…
ココア「あ、C君!」
男C「ん、何?」
ココア「携帯の充電器忘れちゃって…モバイルバッテリー持ってるかな?」
男C「(ココアちゃんの為なら)あるよ!ロッカーにあるから勝手に使ってて!」
ココア「嬉しい!」モフモフ
男C「」ドキッ
女子B「あ、分かる。この前もさ男子に抱きついたり一緒に帰ったりしてたし。」
女子A「人気になろうとしてるのかな?」
女子B「とにかくウザイね、ちょっと痛い目見せてあげようか?」
女子A「いいね!」
ココア「もうちょっとで無くなりそうだったから危なかったよ~。」
ドンッ!!
女子A「痛ッ!」
ココア「いてて…」
女子A「前見て歩きなさいよ!」
ココア「ご、ごめんなさい。」
千夜「あ、ココアちゃんの焼きそばパンが…。」
ココア「あ、落ちちゃった…。」フルフル
千夜「あ!私のどら焼きあげるわ!元気出して!」アセアセ
ココア「ありがとね、千夜ちゃん!」
先生「ということで、商品の配置は客に合わせた目線の位置に置くことがあります。それでは保登さん、お菓子は駄菓子は棚のどの辺りに置きますか?」
ココア「え?あ…えーっと。」
女子B「うえ~(小声)」
ココア「あ、上です!」
先生「棚の上に置いてしまうと子供が駄菓子に届きませんよ、駄菓子は棚の下です。」
皆「クスクス」
ココア「……。」
千夜「実は今日バレーボールで私がコートとボールを用意する番だから早く行かないといけなくて。」
ココア「そうだったんだ!いってらっしゃい!」
千夜「また後でね!」スタスタ
ココア「あれ、、私の体操服がない! カバンに入れたはずなのに!」
女子A「ココアさん、教室の鍵閉めお願いね?あなた最後なんだから。」チャリン
ココア「う、うん!」
ココア「あ…。」
教室を歩いていると床にシワくちゃになったココアの体操服が。
ココア「誰がこんなことをするんだろう…。」
キーンコーンカーンコーン
ココア「わわ、急がなきゃ!」
女「だねー。」
男「教室はやくあかねーかな。」
ダメ元で男子生徒がドアを開けようとすると…
男「なんだ、開いてんじゃん!おーい、皆入れるぞ!」
女「あれ、最後の鍵閉め誰だったんだろう?不用心だね。」
ココア「あ、鍵閉めるの忘れてた…。」
女子A「ちょっと!」
ココア「」ビクッ!
ココア「ゴメン、急いでてつい…。」
女子A「貴重品が取られてたらどうすんのよ!」ガシッ
ココア「い、痛い!髪の毛引っ張らないでよ!」
女子A「あんたが悪いんでしょう?」
ココア「うぅ…」ポロポロ
男C「ココアちゃん、一緒に帰ってくれるかな?」
ココア「ごめんね、今日は1人で帰りたいな…。」
男C「そっか…。」
千夜「ココアちゃん…。」
そして足早に教室から出て走って帰るココア。
ココア「学校行きたくないな…。」
女子A「ちょっと保登さん。」
ココア「え…。」
女子B「下校前の掃除やってよ。」
ココア「でも今日はAさんとBさんの番じゃ…。」
女子A・B「じゃあ私たち用事あるから、綺麗にしててね。」
ココア「…。」フルフル
チノ「お帰りなさい、ココアさん。今日はリゼさんが調子悪いみたいなので2人で頑張りましょう。」
ココア「そ、そうだね。」
チノ「もしかしてココアさんも調子悪いですか?」
ココア「そ、そんな事ないよ!」
チノ「では着替えて、すぐにホールに来てくださいね。」
ココア「分かったよ!」スタスタ
チノ「(なんだかいつもより元気が無い気が…)」
ティッピー「少し心配じゃの~。」
カランカラン…
チノ「あれで最後のお客様ですね、closeの看板に直しておいてもらえますか、ココアさん。」
ココア「…」
チノ「あの…ココアさん!」
ココア「え?あ、うん!お皿洗いは任せてね!」
チノ「もういいです、自分でcloseにしてきます。」
ココア「あ、そっちか。」
店の外へ出てOPENからCLOSEにするチノ。
ティッピー「やはりココアのやつ…。」
チノ「いつもと違いますね…。」
ココア「ごちそうさま…」
チノ「もう食べないんですか?ココアさんが食欲無いといいますからこれでも少なめによそったんですよ?」
ココア「ごめんね…。」
チノ「そうですか…。あ、私が食べ終わりましたらココアさんの部屋に行ってもいいですか?」
ココア「う、うん。」
そしてココアはゆっくり階段を上がりじしつへと向かった。
コンコン…
チノ「ココアさん?」
チノ「あの、、はいりますよ?」
ガチャン…
ココア「Zzz...」
チノ「もう寝ちゃってますね?」
ティッピー「疲れが溜まっておるんじゃろうか?」
チノ「喫茶店は少し休ませてあげてもいいかもしれませんね。」
ティッピー「うん、あの状況じゃダメかもしれんな。」
チノはそっと部屋を出て自室に帰って行った。
千夜「あら、ココアちゃん今日は来てないの?」
女子A「少し刺激が強すぎたかしら?」
女子B「いいんじゃない?」
千夜「まあ、学校に来なくなるほど辛い思いをするとはね…。」
女子A「でも私たちは宇治松さんの言うとおりにしただけよ?」
千夜「まあこれでココアちゃんの男の人気も私たちに向くようになるわね!」
女子B「完璧だね!」
チノ「ココアさん、起きてください!もう朝ですよ。」ユサユサ
ココア「うぅん…」
チノ「喫茶店は休んでもいいですが学校には行かなくてはいけませんよ!」
ココア「お願いチノちゃん、今日は休ませて…。」
チノ「ココアさん…何かあったんですか?」
ココア「ううん、、チノちゃんは早く行かないと遅れちゃうよ?」
チノ「そ、それもそうですね。父にはココアさんが休んでる事は伝えておきますね。」
ココア「ありがと。」
千夜「あ、C君。今日携帯の充電ケーブル忘れちゃって…C君と私の携帯同じだから持ってたら貸してくれるかしら?」
男C「あ、そういえば宇治松さんと一緒だったね、いいよ!」スッ
千夜「あら、ありがとね!」モフモフ
男C「(ココアちゃんより宇治松さんの方が胸が大きくて当たってる…///)
千夜「あらあら、今日もお昼買ってきてくれたの?」
男A「千夜さんの為なら奮発しますよ!」
千夜「嬉しいわ」フフッ
男B「あ、明日は僕が買ってくるんでモフモフしてください!」
千夜「いいわよ、みんなより早く買ってきてね?」
男B「はい!」ドキドキ
女子A「はぁ…。」
女子A「宇治松さんが保登さんが来なければ私”達”にまで人気が出るって言ってたのに。」
女子B「独り占めされたわね。」
女子A「もう私達は誰にも振り回されたくないわね。」
女子B「?」
女子A「入るわよ。」
女子B「ここって、保登さんの家じゃ…。」
彼女2人は放課後ラビットハウスに向かっていた。
女子B「何する気?」
女子A「まあ見てなよ。」
カランカラン
タカヒロ「いらっしゃいませ。ん?君たちの制服は確かココア君と一緒の…?」
女子A「保登さんに合わせて下さい!」
タカヒロ「二階の右の部屋に居ますよ。どうぞ。」
女子A「ありがと。」
2人は言われた通り指示された部屋に向かった。
女子A・B「保登さん!」
ココア「ひっ、なんで2人が!?」
女子A「今日は謝りたいのと伝えたいことがあってきたの。入っていいかしら?」
ココア「ど、どうぞ。」
ココアは少し戸惑いながらも2人を部屋に入れた。
女子A・B「ごめんなさい!私たち保登さんに色々ひどいことしてて!」
ココア「あはは、いいよいいよ。分かってくれたら。」
女子A「でも本当はもう一人謝るべき人が居るのよ。」
ココア「え?」
女子B「宇治松千夜。」
ココアは何が何だか理解できなかった。ただ彼女が発した友達の名前が脳にこだましている。
女子A「実はね…」
彼女達はポロポロと自分達もココアのように男から人気が欲しかったことと今回の悪事の指導者は千夜だったことを伝えた。
女子B「私達が言うことだから信じれないかしら?でも本当よ。明日学校に来れば分かるわ。」
女子A「休み時間に見る風景はまるで宇治松さんは角砂糖、男達は蟻のようだわ。」
女子B「保登さん、とにかく明日は学校へ来てください!」
ココア「え、うん。」
彼女2人はココアを説得し次の日学校へ向かう準備をさせた。
ココア「おはよー!」
男A「あ、ココアちゃん、久しぶり。」
ココア「(あれ、みんな普通の対応)」
千夜「あ、A君おはよ!」
男A「宇治松さん、おはよう!」モフモフ
千夜「コラコラ、ダメよ~許可なしのモフモフは」
男A「えへへ」
千夜「あら、ココアちゃん!元気になってそうで良かったわ!」
ココア「あ、ありがとう。千夜ちゃんこそ人気になってるね。」
千夜「そうかしら?」フフッ
女子A「あら、手が滑った。」ポイッ
女子Aはボールペンを前の席の千夜に投げてぶつけた。
千夜「痛っ!」
ココア「千夜ちゃん…」
先生「はいはい、静かにしてね。宇治松さん、ボールペン落ちましたよ?」
宇治松「あ、はい」スッ
ココア「千夜ちゃん、一緒にご飯t」
女子A「保登さん、一緒に食べましょう?」
女子B「保登さんの分の焼きそばパンも買ってきたわよ!昨日バイトの給料日だったから奢るわよ!」
ココア「そ、そっか!ありがとね!」
女子A「宇治松さんは男とご飯食べるのがいいらしいから邪魔しないであげましょ?」
ココア「…。」
先生「保登さんは休んでいたので今日は校庭の草抜きを他の先生とお願いします。」
ココア「あ、はい!」
千夜「よいしょよいしょ」
千夜は教室でゆっくりと机を運んでいる。
ドンッ、、ガシャーン!
女子A「ちょっと、もっと早く運びなさいよ!宇治松さんが悪いんだからね!」
千夜「…」フルフル
千夜「最近ココアちゃんも冷たいしきっとコレは復讐かも…」
そして学校から帰る途中…
女子A「フン!」ドゴォ
千夜「うっ…!」
女子B「あんただけ人気独占してんじゃないわよ。私たちには何の見返りもないじょない。」
女子A「どう落とし前つけてくれるのかしら!」
もう一度女子Aが腕を上げた瞬間建物の陰で隠れていたココアが飛びたした。
ココア「う!」
女子A「保登さん!」
千夜「ココアちゃん」フルフル
ココア「だ、大丈夫?千夜ちゃん?」
女子B「ちょ、ちょっと!保登さん。なんで宇治松さんの味方を…。」
ココア「だってやっぱり千夜ちゃんは私の友達だもん!」
千夜「ココアちゃん…。」
ココア「どんなに性格が変わってもやっぱり千夜ちゃんとはお昼も食べたいし一緒に遊びたいよ!」ポロポロ
女子A「保登さん…。」
ココア「もうこれ以上男の人を取りあう争いはやめてくれよね、千夜ちゃん?」
千夜「」コク
ココア「なら、2人とも。もう千夜ちゃんをこれ以上悲しませないで!」
女子B「そう、、貴方達ってやっぱり親友なのね。」
ココア「でもね、やっぱりこれからも私と千夜ちゃんは男の人から人気は出てしまうと思うの。」
千夜「(自分で言っちゃうのね…)」
ココア「だから、Aさん、Bさん!2人とも私と千夜ちゃんくらいに仲のいい友達になろう!」
女子A・B「えっ!?」
ココア「そうすれば私達が男の子達の人気を平等に集めれるよ。」
ココア「気にしてないよ!ね?千夜ちゃん!」
千夜「えぇ、ココアちゃんがいいなら!」
ココア「じゃあ明日から四人でお昼ご飯食べようね!」
千夜「それと四人で新しい和菓子の名前を考案しましょ!甘兎庵の割引券をあげるわ!」
ココア「やっぱり千夜ちゃんはちゃっかりしてるね!」
一同「あはははは!!」
フルール・ド・ラパン
チノ「今日も四人は遊びに行っているみたいですよ。」
リゼ「そうなのか。」
シャロ「そう…。」
チノ「あのお二人には友達が増えてどうして私達には学校で友達が増えないんでしょうか。」
リゼ「私も学校ではシャロや後輩と話すだけで同学年の友達なんて出来ないぞ…。」
シャロ「リゼ先輩は私達には手の届かないような恐れ多い存在だからみんななりたくてもなれないだけですよ、私はコミュニケーション力がないから…。」
チノ「マヤさんやメグさんも私以外に友達が沢山いるのに私もコミュニケーション力がないので…。」
千夜とココアを羨ましいと思う3人であった。
3人「はぁ…。」
FIN
元スレ
ココア「みんなモフモフしてあげるよ~!」
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ココア「みんなモフモフしてあげるよ~!」
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- トレ「安部さんが立ったまま気絶してます!」
コメント一覧 (13)
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- 2016年05月22日 21:17
- 最近シャロちゃんのフィギュアが発売されたらしいがそれ普通に人身売買だからな?(給料入るまで俺の分も残しておいてください)
-
- 2016年05月22日 23:28
- _| ̄|○、;'.・ オェェェェェ
-
- 2016年05月23日 02:07
- もっとキチ具合があがれば良作
-
- 2016年05月23日 14:42
- 千夜だってココアがいなければ絶対ボッチだったゾ
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- 2016年05月23日 16:55
- 俺も学校でココアちゃんにモフモフされてるけど、本命は千夜ちゃん
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- 2016年05月24日 00:39
- 僕はシャロちゃんをもふもふしたい
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- 2016年05月25日 22:53
- どうでもいいけど店を閉める時はCLOSEじゃなく正しくはCLOSEDなんだよな
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- 2016年06月06日 07:28
- チノはマメ、千夜はココアがいなかったら、学校生活ヤバかっただろうな…
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- 2016年06月06日 21:41
- 面白い
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原作のココア学校って共学だよね?
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- 2016年07月23日 18:31
- 男は肉がかたいからモフモフしないぞ~?