【モバマス×本家】アイドル'が'プロデューサー
・本家アイドルのほうが少し芸歴が長いという設定(人気度は同じぐらい)
・千秋さんと千早さんがちょっと口リコンっぽいですが本来はもっとストイックでかっこいいです。
モバP「違いますよ、そういう企画です」
ちひろ「冗談ですよ♪ どんな企画なんですか?」
モバP「はい、その名の通りアイドルがあるアイドルのプロデューサーになります」
モバP「プロデューサー役はプロデュースするアイドルの衣装や楽曲やダンスを考えます」
モバP「それで、LIVEをして審査をしてもらうっていう企画です」
モバP「楽曲、ダンスについては基本的に自作ではなくどの曲とダンスを選ぶかってかんじですかね」
ちひろ「なるほど、面白そうですね。 誰が出るんですか?」
モバP「はい、それでなんと第一回は765プロの如月千早さんと高槻やよいさんがゲストとして出てくれるんですよ」
ちひろ「あの765プロがですか? すごいですね」
モバP「えぇ、飲み会のときにこの企画のことを話したらぜひともと」
ちひろ「流石です♪」
モバP「それで、ウチからは誰を出そうかと考えているところなんです」
モバP「はい」
ちひろ「それじゃぁ千秋ちゃんと雪美ちゃんなんてどうですか?」
モバP「なるほど……いいですね。 でもなぜその二人を?」
ちひろ「千早ちゃんと千秋ちゃんってなんとなく似てるじゃないですか?」
モバP「う~ん、言われてみれば共通点はありますね」
ちひろ「そこから、千秋ちゃんと仲のいい子は誰かなって思ってこの前のメイドイベントのことを思い出したんです」
モバP「なるほど、さすがですね。 それで進めてみようと思います」
ちひろ「はい、がんばってくださいね」
モバP「ありがとうございます」
モバP「というわけでこちらからは千秋と雪美を出そうかと」
P「なるほど、千秋さんと雪美ちゃんか~。 いいね~」
モバP「ちひろさんの案なんだけどね」
P「あぁ、アシスタントの? センスいいね」
モバP「うん、俺もいつも助けられてるよ」
P「いいな~」
モバP「いいな~。 って、お前のところにも音無さんがいるじゃん」
P「まぁね」
モバP「審査員はどうしようか」
P「あ~そういえば考えてなかったな~。 俺らが出るわけにもいかないもんな」
モバP「やっぱお客さん呼んで審査してもらうか」
P「それがよさそうだね、となると場所抑えないとね」
モバP「その辺は任せてくれ」
P「頼んだぜ」
モバP「かくかくじかじかという企画を二人にやってもらいたいんだけど、どうかな?」
千秋「私が佐城さんの踊るダンス、楽曲、衣装を選ぶということ?」
モバP「そうだな。 当日は千秋には選んだ理由やコンセプトなどを説明してもらおうと思っている」
モバP「雪美は千秋の指示でダンスと歌の練習をして本番で披露……まぁいつものLIVEと同じだな」
雪美「楽しそう………やりたい…………」
モバP「雪美、やけにやる気だな。 いいぞ」
千秋「佐城さんがやる気なら私も喜んで引き受けるわ」
モバP「ありがとう。 じゃぁ早速だけど今から二人でどんな感じにするか相談してくれないか?」
千秋「えっ?」
モバP「持ち時間は3分でまぁ細かいことはこの紙に書いてるし頼むわ」
千秋「モバPさんはどうするの?」
モバP「俺が意見しちゃいけないルールだから俺は戻って仕事するよ」
モバP「ちなみにここ、メイキングってことで撮影されてるからよろしく。 じゃぁね」
千秋「ちょっと…………行ってしまったわね」
千秋(佐城さんと二人きり…………どうすればいいのかしら…………)
雪美「千秋…………大丈夫…………?」
千秋「大丈夫よ。 まずは曲を考えましょう」
雪美「…………うん」
千秋「どんな曲がいいかしら」
雪美「…………………………?」
千秋(っていきなりそんなこと聞いても答えられないわよね……何を言ってるのかしら私は……)
千秋(とりあえず資料を読んでから考えましょう)
千秋(……なるほど、あの如月さんがプロデュースする高槻さんと戦うのね)
千秋(如月さんは一度だけ歌番組でご一緒したことがあるけれど、とてもストイックな人だったわね)
千秋(……一旦、相手のことは忘れましょう。 とにかく今は佐城さんに合う楽曲を考えることね)
雪美(千秋……資料……ずっと見てる………モバPみたい……………かっこいい………………)
千秋(そういえば如月さんと佐城さん、髪色が似てるわね)
千秋(二人共ストレートだし、似てるかも)
千秋(ここは如月さんに挑戦する意味でもあえて如月さんの持ち歌を選ぶのもありね)
千秋「佐城さん?」
雪美「…………?」
雪美「…………うん」
千秋「それで、やっぱり如月さんの持ち歌といえば『蒼い鳥』だと思うのだけれどどうかしら?」
雪美「…………うん」
千秋(反応が薄いけれど大丈夫なのかしら)
雪美「………………」ニコッ
千秋(佐城さん尊い)
雪美「なくこと~ならたやすいけれど~」
千秋「!?」
雪美「悲しみ~には流され~ない~」
雪美「…………………どう?」
千秋「素晴らしいわ……これでいきましょう」
千秋「それじゃぁ次は衣装ね。資料の中にカタログがあるわ」
千秋「この中から選びましょう」
雪美「……………うん」
千秋(佐城さん、いきなり席を立ってどうしたのかしら)
千秋(えっ、まさか私の膝の上に!?)
千秋(……隣に座るのね。 確かにこのほうがカタログを見やすいものね)
千秋「どれがいいかしら」
雪美「………………」
千秋「奏さんの蒼翼の乙女なんかどうかしら」
雪美「…………………………」
千秋「す、少しベタすぎたかしら?」
雪美「ううん………千秋……私……これ……いい」
千秋「それならこれでいきましょう」
雪美「うん…………頑張る…………」
雪美「千秋が……決めた服…………決めた曲………歌う………楽しみ………ふふっ」
千秋「ええ、私も楽しみよ」
千秋(モバPさんっていつもこんな気持なのかしら。 だとしたらプロデューサーも悪くはないわね)
千秋(でも、これって私が勝手に決めていいのかしら、よくわからない企画だわ)
モバP「どうだ、だいたい決まったか?」
千秋「えぇ、今丁度決まったところよ」
モバP「あぁ、知ってるよ。別室で映像見てたから」
モバP「ま、その調子でレッスンも見てやってくれよな。千秋プロデューサー」
千秋「えっ? 私が佐城さんのレッスンをするの?」
モバP「もちろん、プロデューサーだろ?」
千秋「でも普段はモバPさんじゃなくてトレーナーさんが居るわよね?」
モバP「細かいことはいいんだよ。 それにもう予定も組んでるし」
モバP「一応レッスンの映像も番組で流すしまぁ収録の一環だと思って」
千秋「……わかったわ。 引き受けた以上全力でやらせてもらうわ」
モバP「その意気だ」
P「とまぁかくかくじかじかというわけだから、今から相談してみてくれ」
P「相談の様子は放送されるし俺も別室で見てて終わったら来るから」
千早「わかりました」
P「それじゃぁ頼むわ」
千早(つまり高槻さんに似合う服、似合う曲、似合うダンスを考えればいいわけね)
千早(相手は黒川千秋さん……そういえば前に歌番組でお会いしたことがあったわ)
千早(とても歌に対して真面目で、共感出来る点や見習いたい点がたくさんある素晴らしい人だったわ)
やよい「この雪美ちゃんって子、なんだか千早さんに似てるかなーって」
千早「そうかしら? 確かに言われてみればそうかもしれないわね」
やよい「千早さんの歌とか歌っってくるかも!」
千早(確かに、黒川さんがプロデュースするならあえて私に挑戦してくることもありえるわね)
千早(そうなるとやっぱり私達もシンデレラプロの歌を選ぶのがいいのかしら)
やよい「これってシンデレラ事務所の人と一緒に歌うんですよね?」
千早「えぇ、対決という形だけれどそうね」
やよい「だったら、シンデレラプロの歌を歌ってみたいかなーって!」
千早(高槻さんも同じことを考えているなんて……これって運命かしら?)ポッ
千早「な、なんでもないわ。 どの曲にしましょうかしら……高槻さんはシンデレラプロの曲、聞いたことあるの?」
やよい「う~ん、あんまりないです……」
千早「私も全部知っているわけじゃないから聞いてみたいのだけれど……」
P「こんなこともあろうかとCDもってきたぞ」
やよい「わーい! プロデューサーありがとうございます!!」
千早「とりあえず聞いてみましょうか」
千早「高槻さんはどの曲が好きかしら?」
やよい「私はススメ☆オトメがいいかなーって」
千早(ススメ☆オトメ、高槻さんらしい前向きで元気な曲ね)
千早「私もその曲が高槻さんに合ってると思うわ」
やよい「えへへ、千早さんと同じ意見だったなんて嬉しいです!」
千早(高槻さんかわいい)
やよい「衣装はどうしますか?」
千早「そうね、向こうはおそらく蒼系統の衣装で来るでしょうから赤系統で行きましょう」
やよい「了解です千早プロデューサー! なんちゃって。 えへへ」
千早(高槻さん……)キュンッ
千早「それじゃあこれで行きましょう」
P「だいぶ話はまとまったようだね、それじゃあこの調子でやよいのレッスンも頼んだよ」
千早「私がですか?」
P「そうだよ、プロデューサーなんだから」
千早「でもそういうのはトレーナーの仕事なのでは……」
P「ま、まぁこれも番組の企画のうちだから。 それに人に指導することは自分の勉強にもなるんだよ」
千早「……そうですね。 やってみます」
千秋「今日は落ち着いて行きましょ」
雪美「うん……千秋……いっぱい練習した……だから……大丈夫……」
千秋「そうね、佐城さんなら出来るわ」
千早「おはようございます」
やよい「おはようございます!」
千秋「おはようございます。 今日はよろしくね」
千早「こちらこそよろしくお願いします」
千秋「今日は大先輩のお二人の胸を借りるつもりで頑張るわ」
千早「そんな……私のほうこそ今日はたくさん勉強させていただきます」
やよい「あっ、雪美ちゃん。 今日は頑張ろうね!」
雪美「……うん」
やよい「大丈夫、緊張してるの?」
雪美「……ちょっと」
雪美「……ありがとう……」
千早(お姉さんお姉さんしてる高槻さん、最高)
千秋(飴玉を舐めてる佐城さん、最高)
モバP「そろそろ準備してくれ」
千秋「わかったわ」
P「千早とやよいもいけるか?」
千早「はい。 いまいきます」
瑞樹「さぁやってまいりました新番組アイドルがプロデューサー」
瑞樹「司会は私川島瑞樹と」
楓「高垣楓で~す」
瑞樹「この番組は普段プロデュースされる側のアイドルが他のアイドルをプロデュースする番組です」
楓「アイドルがアイドルのために選んだ歌や踊りを披露してもらいます」
楓「ちなみに今日私と瑞樹さんもお互いにお互いを衣装をプロデュースしました」
瑞樹「人の服を選ぶのって結構大変なのよね、わかるわ」
楓「この衣装、いいっしょ~。 ふふっ」
瑞樹「しょっぱなからギャグ言うのやめてね?」
楓「まぁまぁ。 それでは本日のゲストを紹介しましょう」
瑞樹「そうね、まずは黒川千秋プロデューサーと佐城雪美ちゃん!」
千秋「こんにちは」
雪美「……こんにちは」
楓「今回はなんとあの765プロからスペシャルなゲストが来ております」
楓「如月千早プロデューサーと高槻やよいちゃんで~す」
千早「よろしくお願いします」
やよい「よろしくお願いします!」
……………
………
千早「お疲れ様でした」
千秋「お疲れ様でした。 まさか同点なんてびっくりね」
瑞樹「やっぱり四人とも持ってるわね~」
楓(同票になったときはどうひょうかと……ちょっとこれは厳しいですね)
千早「まさか蒼い鳥を歌ってくださるとは思いませんでした」
千秋「こちらこそうちの曲を歌ってくれるなんて嬉しい限りよ」
瑞樹「確かにやよいちゃんが私達の曲を歌うなんて他の歌番組でもそうないわよ」
瑞樹「そういう意味では今回はなかなかすごい番組だったんじゃないかしら」
やよい「私もすごく楽しかったです。 また出たいなーって」
雪美「……私も……また……出たい……」
楓「今度は私が雪美ちゃんをプロデュースしようかな?」
瑞樹「あんたまたどうせ間奏で雪見だいふく食べさせようとか思ってるんでしょ」
楓「ふふっ、間奏で雪見だいふくの感想をいう雪美ちゃん」
瑞樹(えっ? 嘘でしょ?)
楓「千早ちゃん……ぜひ友達になりましょう! 今度飲みましょう」
瑞樹「ちょっと受けたからってダメよ。 それに千早ちゃんは未成年よ」
楓「未成年はお酒をさけでくださ~い。 ふふっ」
千早「ふふふふっ!」
瑞樹「もう……」
やよい「雪美ちゃんってなんだか千早さんにも似てますけど貴音さんにも似てますね!」
雪美「ふふっ……とっぷ…しーくれっと……です……」
やよい「すごい! 貴音さんみたいですー!」
千秋(四条さんのものまねをする佐城さん、尊い)
やよい「それに苗字も四条と佐城で似てるかも!」
雪美「ありがとう……やよい……美由紀……似てる……」
やよい「カニピース! えへへ。 どうかな?」
雪美「……うん……似てる……」
やよい「えへへ♪」
千早(カニピースする高槻さん、尊い)
モバP(貴音さんプロデュースの雪美ちゃんもありだな)
P(楓さんプロデュースの千早、悪くないな)
モバP&P(それにしても、この二人……)
((ちょっと口リコンっぽいところまでそっくりだなぁ))
終わり
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先々週
コメント一覧
-
- 2016年03月17日 17:24
- いや別に?
-
- 2016年03月17日 17:37
- それぞれクロスでプロデュースするのかと思ったので、そこだけ残念
やよいのススメオトメは聴いてみたいな
雪美の青い鳥はいつも聴かせてくれてるから新鮮味は薄いかなw
-
- 2016年03月17日 18:11
- なんだか知らんが、会話が無機質な印象。
-
- 2016年03月17日 18:28
- …思ってても、最後の台詞に其は、言っちゃうとダメだろうがぁ~(笑)
-
- 2016年03月17日 18:52
- ※1
分類するときの建前として765を本家呼びするだろうが揚げ足取ることしか考えてんじゃねーよ
-
- 2016年03月17日 23:02
- モバのみでアイドルがプロデューサーやってるの書いてるのと同じ人?
-
- 2016年03月17日 23:46
-
確かに本家って書くより765って書いたほうが良かったかもね。
あ、SSはなかなかおもしろかったです。
ちょっとロリコンちっくな二人もまぁありかなと思いました。
-
- 2016年03月18日 04:04
- 765だとミリも含まれるからより正しくはAS組になるが、それだとわかりにくいし、
やはり本家がしっくりくるな。
SSは、最近くっ殺さん気味な千秋が淑女してて懐かしかったです。
-
- 2016年03月19日 14:17
- 薬にも毒にもならない感じ
せっかく雪美もやよいも可愛いのに残念
-
- 2016年03月20日 05:16
- やよいに歌わせるならススメオトメよりゴキパの方が似合うんじゃないかなって気がしないでもない
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