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佐城雪美「私の……声……」

1: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 22:40:18.93 ID:YKJ6UDIP0

声が大きくなりたい。私の声は小さいから……。

声が小さいとダメ。肝心なときに、肝心な人に届かない。


雪美「P……お話…… 薫「せんせぇ!お話しよー!」

雪美「……うん」

雪美「P……膝の上…… 仁奈「P!膝の上にのせてくだせー」

雪美「……うん」



2: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 22:41:23.99 ID:YKJ6UDIP0

晶葉「それで私のところに来たのか」

雪美「晶葉……声……大きい……」

晶葉「確かに私の声はよく通るが……うむ、特に何をやったわけでもないが」

雪美「そうなの……?」

晶葉「ああ、私も元々は声が小さくてな。しかしラボは騒音だらけでな。父と話しているうちに自然と声が大きくなってな」

雪美「じゃあ……どうすれば……」

晶葉「そうだな、メガホンなんて作ってやろうか?私もアイドルになりたてステージで上手く声が出せないときは私もメガホンに頼ったものだ」

雪美「うん……だけど……それじゃダメ……声が大きく……なりたい……」

晶葉「自分の力でやるのも大切だもんな。気持ちはわかるぞ」

雪美「私の……力……大事……」

晶葉「私は困ったことがあると頼子に相談するぞ」



3: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 22:42:30.87 ID:YKJ6UDIP0

雪美「頼子……?」

晶葉「ああ、頼子はいつでも私を助けてくれる。お、ちょうどいいことに向こうに頼子がいるじゃないか。おーい、頼子」

頼子「どうしたの……晶葉ちゃん……」

晶葉「雪美が相談したいことがあるみたいだ」

雪美「声……大きくなりたい……どうすればいい……?」

頼子「声が大きく……私もあまり大きいほうじゃないからな……」

晶葉「私は地声が大きいから参考にならなくてな」

雪美「頼子……ライブになると……変わる……」

頼子「ライブとかではスイッチを入れるようにするよ……」

晶葉「スイッチの入った頼子はかっこいいからな」

頼子「ふふ……ありがとう」

雪美「スイッチ……入れる……?」

頼子「はい……ここぞというときに集中すると大きな声ができるものです」



4: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 22:44:35.25 ID:YKJ6UDIP0

雪美「頼子……やってみて……」

頼子「え……?うん……わかった……いくよ……♪~♪」

雪美「頼子……すごい……晶葉が頼るの……わかる……」

晶葉「へへん、そうだろう?頼子はすごいんだ」

頼子「そうかな……ありがとう……少し照れるな……」

雪美「これで……一歩……前進……」

頼子「そうだね……」

雪美「でも……まだ……足りない……気がする……」

晶葉「うむ、ウサミンに聞いてみたらどうか?」

雪美「菜々……?」

頼子「そうだね、菜々さんなら声を出す方法とかわかると思うよ……」

雪美「うん……晶葉、頼子……ありがとう……」

頼子「どういたしまして……頑張ってね」

晶葉「また困ったらいつでも言ってくれ」



5: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 22:48:00.37 ID:YKJ6UDIP0

菜々「それでナナのところに来たんですね!」

雪美「菜々……大きい声……出る……?」

菜々「ナナは声優アイドルを目指していますからね!発声には自信ありますよ」

雪美「どうやった……?」

泰葉「それ私も気になります」

菜々「えっ?泰葉ちゃん?」

泰葉「次に舞台のお仕事が入ったので私も発声練習を知りたくて」

雪美「泰葉……一緒……!」

泰葉「そうだね、一緒だね」

菜々「わかりました!二人にウサミン式発声練習を教えましょう!」

雪美「おー……!」



6: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 22:48:58.26 ID:YKJ6UDIP0

菜々「気合が伝わってきましたよー!じゃあまずこれを付けてください」

泰葉「これは……ウサミミ?」

菜々「そうです。でもただのウサミミじゃありませんよ。晶葉ちゃん特製のウサミミです!」

雪美「なんで……晶葉が……作った……?」

菜々「ふふふ、いい質問ですね。10ウサミンポイントあげましょう!これは頼子ちゃんの猫背改善のために作られたウサミミなのです。姿勢が悪くなるとブザーがなります」

雪美「なんで……ウサミミ……?」

菜々「ナナがデザインして晶葉ちゃんが作ったからです。照れている頼子ちゃんも可愛かったですよ」

泰葉「ははは……、それでなんでそれを使うのですか?」

菜々「発声練習は正しい姿勢でやらないと効果ないですからね。そのためにこのウサミミを使います。ささ、二人とも付けてください」

雪美「ネコミミ……ないの……?」

菜々「むむむ、雪美ちゃんはネコミミ派でしたか。しかし今日はこれを使ってください。ウサミミもいいものですよ」



7: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 22:52:50.25 ID:YKJ6UDIP0


泰葉「私もつけるんですか……?」

菜々「もちろんですよ。はい、泰葉ちゃん」

雪美「つけた……ぴょん……」

菜々「雪美ちゃん完璧です!可愛いですよ」

泰葉「うん、可愛いですね」

菜々「次は泰葉ちゃんですよ」

雪美「泰葉も……おそろい……」

泰葉「う、わかりました。つけますよ」

菜々「うん、泰葉ちゃんも可愛いですよ」

雪美「泰葉……可愛い……」

泰葉「うう……ありがとうございます……」



8: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 22:56:43.65 ID:YKJ6UDIP0

菜々「さてそれをつけて正しい姿勢を維持しますよ。背筋を伸ばして、重心を少しだけ前に出して」

雪美「こう……?」

菜々「そうです。いい感じですね。じゃあいきますよ、ナナに続いてください。大きく息吸ってー、ミンミンミン ミンミンミン ウーサミン!」

泰葉「え?!」

雪美「ミンミンミン……ミンミンミン……ウーサミン……」

泰葉「え?え?!」

菜々「ほら泰葉ちゃんもミンミンミン ミンミンミン ウーサミン!」

雪美「ミンミンミン……ミンミンミン……ウーサミン……」

泰葉「ミンミンミン ミンミンミン ウーサミン……」

菜々「声が小さいですよ!ミンミンミン ミンミンミン ウーサミン!

雪美「ミンミンミン……!ミンミンミン……!ウーサミン……!」

泰葉「ああもう、ミンミンミン ミンミンミン ウーサミン!」

菜々「おっけーです。完璧です。うん、二人とも筋がいいですね。これを毎日やれば大きくなりますよ」



9: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 23:02:39.65 ID:YKJ6UDIP0

泰葉「羞恥心がなくなってやけくそになるだけじゃ……」

菜々「そんなことないですよ!ちゃんと効果ありますよ……多分」

雪美「毎日……頑張る……!」

泰葉「ダメだよ雪美ちゃん、こういうのはもっとしっかりしている人……千秋さんとかに聞いてみたら?」

雪美「千秋……?」

泰葉「うん、千秋さんなら 正 し い 発声練習教えてくれるはずだから」

菜々「なんですか!まるでナナがダメみたいじゃないですか!」

泰葉「ウサミン式発声練習は私たちにあわなかったみたいなので地球の発声練習を教わるだけです」

菜々「うう、言葉に棘がある……泰葉ちゃんがいじめる……」

雪美「泰葉……ダメ……」

泰葉「……言い過ぎました。ごめんなさい」



10: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 23:03:49.43 ID:YKJ6UDIP0



菜々「じゃあこれから雪美ちゃんは千秋さんのところに行って泰葉ちゃんはナナと一緒に練習しましょう!」

泰葉「え?」

雪美「それが……いい……」

泰葉「え?ちょっと雪美ちゃん、ああ、菜々さん、ひっぱらないでー」

菜々「じゃあまたねです。雪美ちゃん」

雪美「またね……ありがと……」



11: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 23:04:30.52 ID:YKJ6UDIP0


千秋「それで私のところに来たのね」

雪美「千秋……歌……うまい……大きい声も……出る……」

千秋「確かに発声練習とかやってるから大きい声も出るわ」

雪美「だから……それ……教えて……」

千秋「わかったわ、まず足を肩幅に開いて」

雪美「足を……開く……」

千秋「背筋を伸ばして」

雪美「背筋を……伸ばす……」

千秋「それで……」

雪美「ミンミンミン……ミンミンミン……ウーサミン……」

千秋「違う!」



12: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 23:06:20.82 ID:YKJ6UDIP0


雪美「菜々が……」

千秋「それは一回忘れましょう」

雪美「わかった……」

千秋「それではいくわよ……」

~~~発声練習中~~~


千秋「はい、それじゃこれぐらいにしましょう」

雪美「千秋……教えるの上手い……」

千秋「そうかしら?ありがとう」

雪美「これで……伝わる……」



13: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 23:07:01.37 ID:YKJ6UDIP0

千秋「……。ねえ、佐城さん。一ついいことを教えてあげる」

雪美「いいこと……なに……?」

千秋「あなたの声は確かに小さいかもしれない、でもあなたにはそれを補って余りある武器があるわ」

雪美「私の……武器……」

千秋「あなたはとても澄んだ声をしているわ。綺麗な……澄んだ声。だからこそちゃんと伝えたいという意思を持てば伝わるはずだわ」

雪美「ちゃんと……伝える……最後まで……言う……」

千秋「そうね。声が大きくなることはいいことよ。だけど私はそれによってその澄んだ声が聞けなくなったりしたら少し寂しいわ」

雪美「わかった……このままで……頑張る……」

千秋「応援するわ」

雪美「あいがと……千秋……」

千秋「いいえ、どういたしまして」



14: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 23:11:22.05 ID:YKJ6UDIP0

声が大きくなりたかった。私の声は小さいから……。


薫「せんせぇ!お話しよー!」

雪美「……うん。ちゃんと……伝える……P……お話……しよ……」

モバP「お、雪美も一緒にお話しするか」

雪美「聞こえたの……?」

モバP「雪美の声は綺麗だからな。よく通って聞こえるよ」

薫「えへへ、雪美ちゃんも一緒だね!」

雪美「うん……一緒……」


でも、声が小さくても私はこの澄んだ声で伝えてみせる。



15: ◆foQczOBlAI 2016/02/25(木) 23:12:38.21 ID:YKJ6UDIP0

以上で短いけど終わりです。

雪美も晶葉も泰葉も千秋も、ぱっつんはいいものですね。



元スレ
佐城雪美「私の……声……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456407618/
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    コメント一覧

      • 1. 以下、VIPにかわりましてバリアンの神がお送りします
      • 2016年02月25日 23:51
      • 我が雪美の声が人に伝わりにくい声に書き換えたのだ・・・
      • 2. 以下、VIPにかわりましてバリアンの神がお送りします
      • 2016年02月25日 23:53
      • 我が雪美の声を人に伝わらないよう書き換えたのだ…
      • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月25日 23:54
      • 雪美ちゃんの声って透き通るような声でいいよね
        聞いてて落ち着く
      • 4. 以下、VIPにかわりましてバリアンの神がお送りします
      • 2016年02月25日 23:55
      • 我が佐城雪美の声に澄み切った強い意志を宿したのだ…
      • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月25日 23:58
      • デレステで雪美の声聴くのが日課になってる…
      • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月25日 23:59
      • 絶対に許さねぇ!ドンサウザンドリバー!
      • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 00:03
      • 我が雪美に765プロからお連れしたまな板を連想させるアイドルの個人レッスンを受けさせたのだ・・・
      • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 00:06
      • 雪美ちゃんの声は心に響く…とてもいい声だ。
      • 9. 以下、VIPにかわりましてバリアンの神がお送りします
      • 2016年02月26日 00:06
      • 我が雪美に声の大きさと引き換えに「折れぬ心・挫けぬ心・諦めぬ心」を与えたのだ…
      • 10. 以下、VIPにかわりまして良かれと思って僕がお送りします
      • 2016年02月26日 00:13
      • よかれと思って、雪美さんのライブ用のマイクの音量を通常の三倍にしておきました!
      • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 00:27
      • 「私の……声……ない」
      • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 00:29
      • ※11
        我が書き換えたのだ・・・
      • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 01:24
      • 5
        アニメでもとときら回のピュアボイスで癒されたしな・・・
      • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 03:52
      • 我が六体...来るぞ!ちひろ!

        最初期から居てアニメにも出たんですし、あとは声つけてくれれば完璧なんやで?

        ただロリ組の声って探し出すの難しそうだよな
      • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 03:59
      • 雪美の声は耳が癒されるよな
        周りがザワザワしてても聞こえるくらいクリアだし
        モバマスだけでも200人近くアイドルがいるわけだし全員に声つけるのは大変だっただろうな
      • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 04:09
      • 雪美の声真剣に聞いてみると
        山崎邦正の声にかなり似てるよな
      • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 04:16
      • デデーン ※16 アウトー
        蝶野「ガァァァァッッデム!!」
      • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 04:20
      • ペロ「ユキミ マイ フレンド」
      • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 09:46
      • 知人の雪美Pは、スクールストライカーズの降神 小織の声を聴いて、「雪・・美・・」と泣き出し私をどん引きさせた模様
        彼の思った通りの雪美の声だったらしい
      • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 10:10
      • その頃よしのんPは…

      • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 10:34
      • 雪美 声が小さくてまだ聴こえていないだけ
        芳乃 普通に聴こえてるのに、聴こえない、というネタにされてるだけ
      • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 13:09
      • 泰葉の場合普段から腹式呼吸してそうだし発声練習も今更ウサミンに教わることないだろ
      • 23. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 13:12
      • こずえちゃんの声は聞くだけでSAN値が下がるけどそれに余りある幸福を感じる魔性
      • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 15:00
      • あー。パッツンって共通点があったのか…。この子達みんな大好きなんだけど。(奈緒、柚P感)
      • 25. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年02月26日 22:14
      • 雪美、泰葉、菜々さんで「ぺりー来航」を「ウサミン」に変えて歌って踊ってる想像をしてみた。


        イケる♪

        …ただし菜々さんが途中でリタイヤしてしまうが…
      • 26. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年03月12日 07:08
      • 一体何が聞こえてるんだ………。
        よしのんPもそうだが、こいつら絶対手遅れだ

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

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