海未「トラックが穂乃果に突っ込んで──!?」
ことり「いやーーー!!」
海未「穂乃果ぁー!!」
穂乃果「ふん!」ズドン!
穂乃果「はっ!」ドカン!
海未・ことり『えぇぇぇぇーーーー!!?』
穂乃果「さて、学校行こっか」
海未「あの……大丈夫なのですか?」
穂乃果「何が?」
ことり「トラック……ぶつかったよね……?」
穂乃果「あはははは。こんなの日常茶飯事だよ」
海未「に、日常茶飯事って……。あの、錯覚かと思いますが、トラックを逆に押し飛ばしませんでしたか? しかも片手で」
穂乃果「このくらいできないと主人公なんてやってられないよ?」
海未(主人公って凄い、改めてそう思いました)
*お昼休み・部室
海未「──と、そんなことがあったのです」
真姫「え? なにその作り話?」
凛「穂乃果ちゃん、凄いにゃ!」
花陽「おにぎり美味しい」
にこ「ふーん。まぁ、あの子ならそのくらいできるんじゃないの?」
真姫「ニコちゃん、悪乗りしないの。いくらなんでも穂乃果がそんなことできるわけないじゃない」
海未「真姫、信じられないでしょうが、これは本当にあった話なのですよ?」
真姫「はぁ。いくら海未が冗談を言い慣れていないとしても、そんなのに騙されるわけないじゃない。ねぇ、花陽?」
花陽「これは花陽の家で、穂乃果ちゃんと二人でホラー映画を見ていた時の話です」
真姫「え? 何? なんで語りだしたの!?」
*某日・小泉邸
花陽『うぅ……まさかホラー映画になるとは思いませんでした』
穂乃果『目をつむって掴んだDVDを借りよう! ロシアンレンタル企画! だから仕方がないよ』
花陽『穂乃果ちゃんは怖くないの?』
穂乃果『怖いのはいつだって生きている人間だよ』ボソッ
花陽『え?』
穂乃果『ううん、花陽ちゃんが一緒だから怖くないよ!』
花陽『そ、そっか。穂乃果ちゃんが一緒だもんね』
穂乃果『それじゃあ、再生してみよう!』ポチッ
花陽『うぅ、やっぱり怖いよう……』
穂乃果『あ、井戸だね』
花陽『薄暗くていかにもな感じだよぉ』
穂乃果『……さっきから同じ場面ばっかりだね?』
花陽『あれ? プレイヤーの調子が悪いのかな?』
ブレーカーオフ
花陽『ひぃっ!? 停電!?』
穂乃果『テレビは点いたままだね。あ、井戸から何か出てきた』
花陽『うそっ!? 停止押しているのに映像が動いてるぅーーー!?』
穂乃果『髪の長い女の人かな? お風呂上りの海未ちゃんみたい』キャッキャッ
花陽『なんで穂乃果ちゃん笑ってるのー!? ひぃ、テレビからて、てててて手が出て、ひぃっ!!!? ダレカタスケテー』
穂乃果『ちょっと待ってて。よいしょ、よいしょ』
花陽『ほ、穂乃果ちゃん! なんでその手を引っ張っちゃってるのぉーーー!?』
キュポン
髪の長い不気味な白装束の女『───』
ジャーン!
穂乃果『ふぅ。危うく穂乃果が引っ張られるところだったよ』
花陽『ひぃっ!? お、おおおおおばけぇーーー!?』
髪の長い不気味な白装束の女『───』ボソッ
穂乃果『なになに? 穂乃果たちを呪い殺す? テレビの中に引っ張る? ふんふん』
花陽『ダレカタスケテー』
髪の長い不気味な白装束の女『───』ボソッ
穂乃果『なんで呪いが効かない? そんなのどうでも良いじゃん。それより友達になろう!』
髪の長い不気味な白装束の女『───』ボソッ
花陽『ナムアミダブツワタシモタノシイシタイ』
穂乃果『うん! 友達だよ! え? また会いたいって? うん、また借りに行くね』バイバイ
髪の長い不気味な白装束の女『───』バイバイ
ブレーカーオン
穂乃果『やったね花陽ちゃん、友達が増えたよ!』
花陽『え? え? そ、そうじゃなくて今の怪奇現象しょうしょうっ!!』ガタガタガタガタ
穂乃果『花陽ちゃん、落ち着いて。こんなの日常茶飯事だよ』
花陽『う、嘘です! こんな日常嫌だよぉ!!』
穂乃果『このくらいの日常じゃないと主人公なんてやってられないよ?』
花陽(主人公って凄い、改めてそう思いました)
花陽「と、そんなことがあったんです」
海未「ガチホラー過ぎて、正直引きますね……」
にこ「今度絵里に聞かせてあげなくちゃ♪」ニッコニッコニー
真姫「は、花陽まで何言っているのよ? わ、私を怖がらせようたってそうは──」
凛「そう言えば、この前穂乃果ちゃんと会った時の話なんだけどね」
真姫「凛まで!?」
凛「凛のは怖い話じゃないよ? ええとね、凛が屋上から飛び降りようとした時の話なんだけど」
海未「あなたは最低です!」バシーン
凛「え? なんで凛叩かれたの?」ジンジン
花陽「そうだよ、凛ちゃん! なんで自殺なんてしようとしたの!?」
真姫「凛。あなたが何に悩んでいたのかは知らないけれど、一言くらい相談しなさいよ!」
にこ「バカだバカだとは思っていたけど、本物の大馬鹿ものね」
凛「え、え? 凛はただ自分の限界にチャレンジしようとしただけだよ? 今なら屋上から飛び降りても大丈夫だって思っただけだよ?」
海未(ドラマCD版の穂乃果より常識が欠落しています……)
にこ(μ'sの闇は深いわね……)
花陽「凛ちゃん……」
真姫「……頭痛い。それで、穂乃果がどう関係してくるのよ?」
凛「ええとね、一緒に飛び降りてくれたんだ!」
海未・真姫・花陽「」
にこ「……重力加速度を考えると、穂乃果が先に地面に衝突──到着して、その後に凛をキャッチしたのね?」
凛「すっごい! ニコちゃん大正解!」
花陽(大正解なんだ……)
海未(まさかニコが重力加速度を知っているとは……)
凛「正直、途中で『あ、これ駄目にゃ』って思ったんだけど、穂乃果ちゃんがしっかり受け止めてくれたから助かったんだぁ」
真姫「駄目だと思うタイミングが遅すぎるわよ! あと、飛び降りて着地して、さらには人ひとりを支える? どんな化け物の話よ!?」
にこ(計算するまでもないけど、人間一人を屋上の高さから支えると言うのは常人には不可能な力を要するわ。それ以前に普通は緩衝材でもない限り地面と衝突した時点でアウトよね)
凛「主人公ならこのくらい普通だよって、穂乃果ちゃんは言ってね、流石の凛も主人公って凄い、改めてそう思いましたにゃ」
真姫「……あのねぇ、なんでこうもフィクションもビックリな嘘ばっかり皆つくのよ? 特に凛のは悪質過ぎるわ。自殺未遂なんて、まぁ、海未が叩いてくれたから許してあげるけど」
海未「真姫、信じられない気持ちは分かります」
花陽「花陽も好きで怖い話をしたわけじゃないんだよ?」
凛「未遂と言うか飛び降りたにゃ」
にこ「まったく、真姫も頭が固いわね。良いわ、ここは真打ちのニコニーの体験談を聞かせてあげる」
真姫「ニコちゃんまでなの?」ハァ
にこ「そこ、露骨に嫌な顔をしない! これは昨日の話よ」
真姫「え? 昨日!?」
*昨日・学校内通路
『まきちゃん』
『まきちゃん』
『まきちゃん』
にこ(放課後、珍しく練習もなかったその日、学校中の人間がゾンビのような動きでそう呟いていた)
にこ(きっかけなんて分かったものじゃない。気付けばそうなっていた)
真姫「ニコちゃん、ちょっと待って! なんで私なのよ!?」ブルブルブルブル
にこ「知らないわよ、そんなこと。と言うか、あんた身体震えているわよ? 本当は覚えているんじゃない?」
真姫「し、知らない」ガタガタガタガタ
にこ「まぁ、良いわ。話しに戻るわよ」
にこ(何? 何なのよ!? 皆、正気じゃないわ!)
穂乃果『まきちゃん』
にこ『ほ、穂乃果!?』ビクッ
穂乃果『なーんちゃって。あ、ニコちゃんは普通なんだね』
にこ『!? あんた、もしかしてこの異常な状況の原因を知っているの!?』
穂乃果『んー、患者のこと?』
にこ『患者?』
穂乃果『うん。真姫ちゃんが大好きな人はああなっちゃうんだ』
にこ『そんなの聞いたことないわよ!?』
穂乃果『いやいや、日常茶飯事だよ? むしろ患者に害はないから楽ちんだね』
にこ『楽ちんって……』
穂乃果『むしろ問題なのは──』
ブンッ
サッ
にこ『ひぃっ!?』
ことり『穂乃果ちゃん、どうしてよけるのかな、かな? ことりのものになってよぉぉぉぉ』ナイフダヨ!
穂乃果『またほのキチかぁ……面倒くさいなぁ』
にこ(ことりの目からはハイライトが消え、アクション映画で使われるようなナイフが彼女の手には握られていて、それが一瞬前の穂乃果が居た場所に振るわれていた。そして──)
にこ『穂乃果ぁ!!』
にこ(ナイフは穂乃果を切り裂いた……うそ……こんなのうそよ……)
ことり『穂乃果ちゃん、これでことりのモノだネ。アれ……?』
穂乃果『残像だよ。はぁっ!!』ピカッ!
ことり『』バタリ
にこ(穂乃果の手からは謎の光が発せられ、ことりはその場に倒れてしまう。あんたどこの寺生まれのTさんよ!?)
穂乃果『穂むら生まれのKさんだよ?』
にこ『人の心の中読んでんじゃないわよ!? と言うか、出来んの!?』
穂乃果『うん。主人公だからね!』
にこ「主人公って凄い、改めてそう思ったわ。ちなみにことり以降は穂乃果の独壇場だったから、省略するわね」
真姫「うぅぅぅ、まきちゃんこわいまきちゃんこわい……」ブツブツブツ
海未「ほのキチ、うっ! 頭が……」
凛「まきちゃん」
花陽「まきちゃん」
真姫「ひっ!?」
トビラガラッ!
ことり「ほのかちゃん」
真姫「ひぃっ!?」
穂乃果「はぁっ!」ピカッ!
凛「あ、穂乃果ちゃんにゃ!」
花陽「穂乃果ちゃんだ」
ことり「ほのかちゃん」
穂乃果「大丈夫? 真姫ちゃん?」
真姫「ぐすっ……ありがとう、穂乃果」
穂乃果「主人公だからね、当然だよ」
髪の長い不気味な白装束の女「主人公って凄い、改めてそう思いました」
海未・真姫・凛・花陽・にこ「」
終
ちなみにのぞえりはグロい世界に迷い込んでいましたが、書いてて気持ち悪かったので省略です
もちろん、そこでも穂乃果が何とかしました
主人公って凄い、改めてそう思いました
ストックいっぱいあるので、別のお話を少々
おまけSS
穂乃果「ねぇ、皆! 穂乃果を助けて!」
穂乃果「ねぇ、皆! 穂乃果を助けて!」グスッ
海未「穂乃果を泣かせたのは誰ですか!?」ガオッ
ことり「穂乃果ちゃん。ことり、本気だから!」チュン
絵里(幼馴染たちの熱い友情……良い!)
にこ「何があったのよ? 穂乃果」
穂乃果「実は大変なことを知っちゃったの……」
希(大変なことやて……? えりちが実は純日本人で、髪は染めていて、カラコンしとることがバレたんか!?)
凛(まさか!? 凛が実は37歳で、去年まで植物状態で眠っていたことが知られちゃった!?)
花陽(……私がTOKIOのメンバーだってバレちゃったの!?)
穂乃果「ねぇ」
希・凛・花陽「……」ゴクリ
穂乃果「サンタさんって本当に居ないの!?」
真姫「なにバカなことを言っているの、穂乃果ちゃん? 居るに決まっているでしょう?」
絵里・にこ・希・凛・花陽「……」
真姫「え? なんで皆無言なの!?」
海未(長年、穂乃果に内緒にしていたことが何故バレたのです!?)
ことり(これは口をすべらせた人は拷問だね♪)
穂乃果「インターネットに書いてあったの」
海未(あちゃー、インターネットですか)
ことり(それは仕方がないね)
絵里「穂乃果。あなた、もしかしてインターネットに書いていることを信じているの?」
穂乃果「え? 嘘なの?」
絵里「そうよ! インターネットなんて嘘の情報だらけよ! 私が髪を染めていて、カラコンをつけているなんてありえないの!」
希(本当のことやん)
凛(最近はISDNでインターネットが使い放題らしいよね)
穂乃果「そっか……嘘だったんだ。良かった」ホッ
真姫「当たり前よ! サンタさんが居ないなんてそんな嘘に騙されちゃ駄目よ」
穂乃果「うん!」
花陽(クリスマスになったら、企画でサンタさんやるんだろうな。もちろん、トナカイを捕まえるところから)
にこ(まぁ、世界には公認サンタさんが居るから嘘ではないわよね)
海未「皆さん、大変です!」
穂乃果「海未ちゃん、何があったの!?」
ことり「ことりは今回も本気だから!」
絵里(幼馴染の熱い友情……良い)
にこ「何があったの? 海未」
海未「実は大変な光景を目にしまして……」
希(大変な光景やと!? えりちが『ぱぱー、あれ買って』と昨日パパさんと一緒に居た場面を見てしまったんか!? ちなみに本当の父親かは不明なんよ)
凛(昨日、理事長と一緒にえだまめ食べながら、生を一杯やっているのを見られた!?)
花陽(まさか!? DASH島でツチノコを発見したのを見られていたの!?)
海未「実は……」
希・凛・花陽「……」ゴクリ
海未「プリキュアの中からおっさんが出てきたんです!」
真姫「なにバカなことを言っているの、海未ちゃん? プリキュアは中高生がなるものよ。おっさんは関係ないわ!」
絵里・にこ・希・凛・花陽「……」
真姫「え? なんで皆無言なの!?」
穂乃果(海未ちゃんをプリキュアショーに連れて行ったのは誰!?)
ことり(アルバイトのおっさんは拷問だね♪)
海未「インターネットの動画で見たんです」
穂乃果(あちゃー、インターネットかぁ)
ことり(それは仕方がないね)
絵里「海未。あなた、もしかしてインターネットの動画を信じているの?」
海未「え? 嘘なのですか?」
絵里「そうよ! インターネットの動画なんて嘘だらけよ! 私がパパにおねだりしている動画なんて偽造に決まっているじゃない!」
希(良かったわ。本当のパパさんだったんやね)
凛(動画なんて見たらインターネットの使用料が大変なことになるよね)
海未「そうですか……偽造でしたか。良かったです」ホッ
真姫「当たり前でしょ! プリキュアは女の子の永遠の憧れなのよ!」
海未「はい」
花陽(ヒーローショーもいつかやるのかな。もちろん、着ぐるみを作るところから。もしかしたら、材料からかな?)
にこ(まぁ、着ぐるみで動くのは大変らしいし、おっさんも暑かったのよ)
ことり「みんなぁ! 天変地異の前触れだよ!」
穂乃果「え? 大丈夫? ことりちゃん」
海未「ことり、あなたは疲れているのです」
ことり「……あれ? ことりだけ反応違うよね?」
絵里(昨日ゲームセンターでとったテトリス難しいわ)ピコピコ
にこ「えーと、何があったの? ことり」
ことり「ニコちゃんも何だか適当だよ! ええとね……」
希(天変地異って言ったら、えりちが実は男でしたとか? はははっ、ありえへん)
凛(実は凛が15歳だったとか? いやいや、ないない)
花陽(……私がTOKIOのメンバーじゃないとか? ううん、昨日もDASH島行ってきたし)
ことり「本当に大変なことなんだよ?」
希・凛・花陽「……」ダルーン
ことり「絵里ちゃんが男の人で、凛ちゃんが15歳で、花陽ちゃんはTOKIOのメンバーじゃないんだよ!!」
真姫「なに言っているの、ことりちゃん?」
希・凛・花陽『え? マジで!?』
真姫「え? なんで3人ともそんなに驚いているのよ!?」
穂乃果(どうでも良いことだね)
海未(些末なことです)
ことり「インターネットを使って皆を盗聴と盗撮したの!」
海未(あちゃー、インターネットですか)
穂乃果(それは仕方がないね)
絵里「ことり。あなた、もしかしてインターネットで盗聴と盗撮ができるなんて思っているの?」
ことり「え? できるよ?」
絵里「そうよ! インターネットなんて──え? できるの!?」
ことり「うん」
希(えりちが男!?)ガビーン
凛(そっか、Wi-Fiとか光回線が主流だもんね)
真姫「もしもし警察ですか? 盗聴と盗撮の現行犯で捕まえました。至急来てください」
ことり「真姫ちゃん! なんで110番しているの!?」
花陽(そっかTOKIOじゃなかったんだ。DASH島とか大変だもんね)
にこ(こうしてことりちゃんは警察に連行されていきました)
終
穂乃果「これがラブライブの選択だよ」
注意点:アニメ版STEINS;GATEを見た穂乃果たちのお話です。ネタバレあり
あくまでおまけですので、第1章までです
上記に問題なければ、お付き合いいただけましたら幸いです
*プロローグ
*ことりのお部屋
海未「シュタインズ・ゲート……。なんと素晴らしいお話なのでしょう……」
穂乃果「……面白かったけど、穂乃果はとりあえず眠いよぅ」
ことり「夏休みだけど、全話連続マラソンはちょっと辛かったね……」
海未「そうです! 電話レンジ(仮)を作りましょう!」
穂乃果「……海未ちゃんさぁ。今シュタゲを最終回まで見たのに、その発想はないんじゃないかな?」
ことり「あはは……。実は電話レンジ(仮)はもう作ってあるんだ」←連続マラソンの首謀者
海未「流石はことりです! 早速実験をしましょう!」
穂乃果「……何にも起きないと思うけどね」
ことり「うん! もう準備はできているよ♪」ジャーン
穂乃果(部屋の隅に意味ありげに布がかかっているなぁとは思っていたけど、まさかの電話レンジだよ!?)
海未「ことり完璧です! さて、どんなメールを送りましょうか……」
穂乃果「え? 本気でやるの?」
ことり「実はことり一人で実験するのが怖かったから、シュタインズ・ゲートを皆で観たんだぁ」
穂乃果(あれ? 私だけがおかしいパターンなの? 過去改変駄目絶対だよね?)
穂乃果「海未ちゃんは何で過去を変えたいと思うのさ?」
海未「……私には姉が一人居るはずでした」
穂乃果(あれ? 思ったよりもシリアスっぽい? と言うかお姉さん居たっけ?)
海未「穂乃果も初耳だと思います。……つまりは私たちが産まれる前の話です」
穂乃果「……そっか」
穂乃果(こんな機会でもなければ、海未ちゃんはずっと黙っていたんだと思う)
ことり「……ことりは、ただの好奇心だったとは言い辛い雰囲気だよ……」ボソリ
穂乃果(ことりちゃん……。もっとしっかりしようよ?)
海未「では実験を開始します!」
ことり「電話レンジ(仮)準備オッケーです♪」
穂乃果「展開が早いよ!? 気持ちの切り替えも一瞬だよ!?」
海未「エルプサイ、コングルゥ!」ポチッ
穂乃果「え……?」グニャー
*0.3215478
*第1章『模倣品のシュタインズゲート』
穂乃果「はっ!?」
海未「あ、穂乃果が目を覚ましましたね」
穂乃果(あれ……?)
海未「それにしてもシュタインズ・ゲート……。なんと素晴らしいお話なのでしょう……。徹夜をした甲斐がありました」
ことり「そう言ってもらえると嬉しいな♪ でも、夏休みだけど、流石に全話連続マラソンはちょっと辛かったね……」
海未「そうで──」
穂乃果「待った! 海未ちゃん!」
海未「穂乃果、いきなり大声を出してどうしたのですか?」
穂乃果「もしかして……電話レンジ(仮)を作ろうって言おうとした?」
海未「流石、穂乃果! 私の思考を読むとは!」
穂乃果「それで、ことりちゃんがすでに電話レンジ(仮)を作っていたりして」
ことり「えぇ!? どうして分かったの?」
穂乃果「ついでに海未ちゃんが過去改変したい理由がお姉さんを救いたいから?」
海未「いえ。一番くじのA賞が欲しかったからです」
穂乃果「どうでも良い理由に改編されちゃっているよ!?」
コンコン
ことり「はーい、どうぞ」
希「こんにちは。ことりちゃん、穂乃果ちゃん」
穂乃果「あれ? 希ちゃんが来たよ?」
穂乃果(これってもしかして過去が変わっている!? 来る予定なかったよね?)
希「海未。ことりちゃんに借りた漫画ってこれで良かったん?」ゴルゴ13
海未「はい、それです。すみません、希ねぇ」
穂乃果「希ねぇ!?」
希「おっ! 穂乃果ちゃん、遂にウチの妹になってくれるん?」
穂乃果「の、希ちゃんは東條希ちゃん、だよね……?」
海未「おや? 穂乃果は父方の苗字を知っていたのですか?」
穂乃果「待って! ちょっと整理させて!」
海未「はぁ」
穂乃果(シュタゲ見て、電話レンジ使って、希ねぇ……)
ことり「穂乃果ちゃん、もしかしてリーディングシュタイナー?」
穂乃果「それだぁ!」
海未「ふむ。つまり穂乃果は別の世界線から来た存在だと?」
穂乃果「うん。どういうわけか分からないけど、と言うか、電話レンジ成功しているんだけど! 私は、希ちゃんが東條希ちゃんの世界から来たらしいの……」
希「事実は小説よりも奇なり、やね」
ことり「でも、過去を変えても他人がお姉さんに変わるのかな?」
穂乃果「そこがおかしいんだよね。でも、海未ちゃんと希ちゃんに血縁関係があるって聞いたことはないしなぁ」
海未「希ねぇが他人ですか……。とても信じられません」
穂乃果「私は逆の気持ちだよ。あ、とりあえず、穂乃果が別の世界線から来たことは信じてもらっていると思っても良いの?」
海未「シュタゲを観た後ですので信じます。……希ねぇの件は気にかかりますが」
ことり「ことりはそもそも電話レンジ(仮)が成功して欲しかったから、信じるよ!」
希「穂乃果ちゃんのことはいつでもオールオッケーやで!」
穂乃果「希ちゃんはそれで良いんだ……。とりあえず、元の世界の海未ちゃんはどんなメールを送ったんだろう?」
海未「穂乃果は文面を見ていないのですか? ちなみに、私にメールは届いていませんよ」
穂乃果「海未ちゃんが勝手に始めちゃったんだよ! 誰に送ったのかも謎だよ!」
希「海未は困ったさんやね」
海未「別の自分とは言え、面目ないです」
穂乃果「やっぱり海未ちゃんと希ちゃんが姉妹だって言うのが、凄い違和感だね……」
海未「私としては自然なのですが」
希「ウチも」
ことり「あ、そうだ。海未ちゃんたちのお母さんかお父さんに、変なメールを昔送られていないか聞いてみたらどうかな?」
穂乃果「それが現実的なところだよね」
海未「母は家に居るはずですので、早速聞いてみましょう」プルルル
海未「あ、母ですか? 希ねぇが産まれる前に変なメールを受け取っていませんでしたか?」
穂乃果「え? 海未ちゃん、お母さんのこと母って呼んでいるの!?」
希「おや? 穂乃果ちゃんの居たところでは違う呼び方なん?」
穂乃果「確かお母さまって呼んでいたよ?」
希「家柄的にはありそうな呼び方やね」
ことり「海未ちゃんらしい感じかも」
海未「ええ、分かりました。……母には覚えがないとのことです」ピッ
希「となるとお父さんやね」
海未「ふむ、父ですか。いや、ないですね」
希「……せやね」
穂乃果「え? なんで?」
海未「父は重度の機械音痴なのです」
希「らくらくフォンすら使えんもんね」
穂乃果「そんなに重症なんだ……」
ことり「それじゃあ、メールは無理かな?」
海未「十中八九無理でしょう」
穂乃果「そうなると、他には誰が居るのかな?」
希「海未が知っているアドレスで、ウチが産まれる前の知り合い、ねぇ……」
海未「あ! ことりのお母さま、理事長が居ました!」
穂乃果「え? なんでことりちゃんのお母さんのアドレス知ってるの?」
海未「メル友です」
ことり「娘に衝撃の事実!?」
希「たまに二人でショッピングしとるよね?」
穂乃果「なんでそんなに仲良いのさ!?」
海未「とりあえず、電話をしてみましょう。あ、こと母ですか?」プルルル
穂乃果「と言うか、この家に居るよ! なんで電話するの!?」
バタン
理事長「こと母です」
ことり「あ、お母さんだ」
海未「さっきぶりです。希ねぇが産まれる前に変なメールが届きませんでしたか?」
理事長「そうねぇ……。言われてみれば、海未っちのお母さんが事故に巻き込まれるから一緒に居て欲しい、という差出人不明のメールがあったような気がするわ」
穂乃果「海未っち!?」
ことり「穂乃果ちゃん、そこじゃないよ。……え、海未っち!?」
海未「ビンゴですね!」
希「相変わらず海未と理事長は仲が良いね」
穂乃果「あ、海未っちは流す方向なんだね」
海未「しかし、そのメールをなかったことにするのですか……」チラッ
希「海未。自分がした後始末はちゃんとせえへんと駄目やで」
穂乃果「え? 希ちゃん、良いの?」
希「うーん、正直良く分からんよ。でも、そのメールがなかったとしても、ウチは海未の先輩になるだけやん? それも面白そうやね」
ことり「流石希ちゃん、だね」
穂乃果(本当に良いのかな? と言うか今気付いたけど、なんで希ちゃん園田家なのに関西弁なんだろう?)
海未「ではメールを送ります!」
希「ウチはそれを見ています!」
ことり「電話レンジ(仮)準備オッケーだよ!」
穂乃果「だから! 行動が早過ぎるの!」グニャー
*0.70897275
穂乃果「はっ!?」
にこ「海未ちゃん。自分が行ったことの後始末は自分でやるのよ?」
海未「はい、ニコ姉さん」
穂乃果「ニコ姉さん!?」
海未「どうしました、穂乃果? また違う世界線から来ましたか?」
穂乃果「それだよ!」
ことり「え? 電話レンジ(仮)は使っちゃ駄目なの?」
穂乃果「駄目! とりあえず説明するね──」
海未「ふむ。ニコ姉さんが居ない世界は想像できませんね」
にこ「ニコも海未ちゃんが妹でない世界なんて信じられないわ!」
穂乃果「と言うか、なんで希ちゃんからニコちゃんに変わっているの!?」
にこ「え? 希が海未ちゃんの姉? ふん! ギタギタにしてやるわ!」
海未「ニコ姉さん」キュン
穂乃果「あれ? ニコちゃんもしかして姉バカになってる?」
にこ「失礼な穂乃果ねぇ。海未ちゃんより可愛いものなんてないわよ!」
海未「ニコ姉さん!」キュン
穂乃果「姉バカだよ!?」
ことり「本当はお姉さんが居ないのに、希ちゃんがお姉さんになって、今度はニコちゃんがお姉さんかぁ……」
穂乃果「穂乃果も正直イミワカンナイです」
にこ「その前にあんたって希と仲良かったっけ?」
穂乃果「同じμ'sの仲間だよ!?」
海未「穂乃果、ミューズとはなんですか? 石鹸ですか?」
穂乃果「……え?」
ことり「家のハンドソープもミューズだよ♪」
穂乃果「ちょっと待って! μ'sだよ!? スクールアイドルだよ!?」
にこ「スクールアイドル? なにそれ?」
穂乃果「ニコちゃんがスクールアイドルを知らない!?」サーッ
穂乃果(待って待って!! どうなっているの!? μ'sがない!? スクールアイドルがない!? いつから? 希ちゃんの時から? それとも今だけ?)
海未「……穂乃果、顔色が優れません。ひとまず休んだらどうでしょう?」
ことり「ことりのベッドを使って」
穂乃果「……うん」フラフラ
にこ「これは相当重症ね……。ほら、横になりなさい」
穂乃果(……何が……どうなっている、の……?)
海未「さて、穂乃果には休んでもらって、とりあえず私たちで考えてみましょう」
にこ「そうね。どうやらニコも当事者のようだし」
ことり「そもそもことりが過去改変をしようとしたから……」
海未「いえ、私が考えなしにメールを送ったからです」
にこ「海未ちゃん……」
海未「さて、一つ一つ整理していきましょう。とりあえずミューズとは何でしょうか?」
ことり「スクールアイドルって穂乃果ちゃんは言っていたよね?」
にこ「スクールアイドルねぇ……。テレビのアイドルの学生版?」
穂乃果「……うん、そうだよ」
海未「穂乃果は休んでいてください」
穂乃果「……そうもいかないよ。横になりながらだけど、分からないことは答えるから」
にこ「それじゃあ遠慮なく、学生のアイドルって流行か何かなの?」
穂乃果「うん。凄い流行っていて、有名なスクールアイドルが居る学校になると、受験が凄い倍率になるんだよ」
にこ「へぇ。うちの学校の廃校も防げるかもしれないわね」
穂乃果「え? 廃校の予定なの!?」
海未「残念ながら、その予定です」
穂乃果「……そっか、スクールアイドルがなければそうなるよね……」
ことり「と言うことは穂乃果ちゃんがスクールアイドルになって、廃校を救うの?」
穂乃果「私だけじゃないよ。今ここに居る全員もメンバーだし、絵里ちゃん、希ちゃん、真姫ちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃんで九人、それがμ'sだよ」
にこ「あの絵里が!?」
海未「凛、ですか。陸上で活躍していた子ですかね?」
ことり「真姫ちゃんはお店のお得意さんだね。あっ、言ちゃった!」
穂乃果「え? 真姫ちゃん、メイド喫茶に通っているの!?」
ことり「え!? 穂乃果ちゃん、私のバイトのこと知っているの!?」
穂乃果「ミナリンスキーさん、その通りだよ。それよりも真姫ちゃんが何で!?」
ことり「メイド喫茶に居ると勉強がはかどるらしいよ?」
穂乃果(絶対嘘だ!)
にこ「もしかして、あの堅物絵里もメイド喫茶に!?」
穂乃果「絵里ちゃんとメイド喫茶は関係ないよ。絵里ちゃん、こっちでは堅物なの?」
にこ「融通の利かない頭でっかちの生徒会長よ」
穂乃果「私が知っている絵里ちゃんはぽんこつチカって呼ばれているよ?」
にこ「何それ!? 凄い見たいわ!」
海未「あとは花陽と言う人物ですか」
穂乃果「アルパカさんのお世話をたまにしているよ」
ことり「あ、眼鏡の子かな?」
穂乃果「うん。ごはんが好きな花陽ちゃん。ちなみに、アイドルになると眼鏡を外すよ」
海未「なるほど。そう言えばスクールアイドルとはどんな活動をするのですか?」
穂乃果「ライブとかするよ。あと、スクールアイドルの頂点を競うラブライブも行われるよ」
にこ「え? ラブライブ!?」
穂乃果「ニコちゃん、ラブライブは知っているの?」
にこ「知っていると言うか、絵里がたまに独り言で『これがラブライブの選択ね』とか言っているのよ」
ことり「あ、『シュタインズ・ゲートの選択だ』だね」
穂乃果「……絵里ちゃん、限りなく黒。穂乃果の携帯に絵里ちゃんのアドレス入っていないかなぁ……って入ってた!?」ムクリ!
にこ「あんたと絵里って接点あったかしら?」
ことり「この間、次期生徒会長に穂乃果ちゃん誘われていたよ。あと起き上がっても大丈夫なの?」
穂乃果「え? そうなの? 我ながら絵里ちゃんに言われたらやっちゃいそうで怖いね。あと、大丈夫だよ。手がかりにようやく辿り着いたんだから寝ていられないよ!」プルルル
絵里『あら? 穂乃果じゃない?』
穂乃果「あ、絵里ちゃん? と言うか、私と絵里ちゃんって知り合いで合ってる?」
絵里『もう、μ'sの仲間なんだから当たり前じゃない』
穂乃果「絵里ちゃん、記憶あるの!?」
絵里『リーディング・シュタイナーね。どうやら、私と穂乃果しか世界線の移動は感知できないらしいわ』
穂乃果「そんなことまで知っているんだ……。海未ちゃんのお姉さんが居ないのが元の世界線で、次が希ちゃん、今はニコちゃんが海未ちゃんのお姉さんで合ってる?」
絵里『え? そんなハラショーなことが起きているの!?』
穂乃果「それは知らないんだ」
絵里『そうね。でも、希の時は穂乃果から一ヶ月ほど前にメールが届いていて、『これがラブライブの選択ね』と適当に言うよう書かれていたわ』
穂乃果「え? 私知らないよ」
絵里『となるとさらに未来からのメールかしら?』
穂乃果「待って! そうなると、絵里ちゃんがシュタゲ関連の言葉を知ったのはいつなの?」
絵里『ニコの時。つまり今の世界線。時間的には昨日ね』
穂乃果「……なんだか頭がこんがらがってきたよ。と言うか絵里ちゃんの理解力が凄い!」
絵里『穂乃果は今どこに居るの? 直接会って話した方が良さそうね』
穂乃果「ことりちゃんのお家だよ」
絵里『分かったわ。今から向かうわ』ピッ
穂乃果「電話切られた……」ツーツー
穂乃果「そんなわけで、もう少ししたら絵里ちゃんが来るから」
にこ「ぽんこつチカ、楽しみね」ニヒヒ
海未「ニコ姉さん、悪い顔をしています」
ことり「元の世界だとことりも絢瀬先輩と仲が良いんだ……」
穂乃果「とりあえず、絵里ちゃんが来るまでの間、話を整理してみるね」
海未「お願いします」
穂乃果「私と絵里ちゃんは二度世界線を移動しているんだけど、何故か一度目の時には絵里ちゃんに私からのメールが届いていたんだ」
ことり「二度目、今回は?」
穂乃果「シュタゲ関係の話を多分メールで送っているのかな?」
ことり「うーん、でも私たちが徹夜マラソンする内容の話なのに、メールだけでそこまで分かるのかな?」
穂乃果「言われてみればそうだね。……しまった。ことりちゃんのお母さんの時に詳細なメールの内容を聞いておけば良かったよ」
ことり「そっか。シュタゲの設定と違う可能性もあるもんね」
海未「いずれにしても、穂乃果が今よりも未来からメールを送ることにはなるようですね」
穂乃果「つまり、この二度目の世界線移動だけじゃ終わらないんだね……」
海未「シュタゲ通りの展開が待っているのでしょうか?」
穂乃果「最初の自分を騙せ、か……」
穂乃果(私にとっての最初って──)
にこ「一つ疑問なんだけど、なんで絵里は一度目の時に過去のメールなんて見ていたのかしら? 二度目なら分かるけど、穂乃果の話だと前の世界の記憶のままなんでしょう?」
穂乃果「あ、うん、確かにそうだね。とりあえず絵里ちゃん待ちかな? と言うか、この世界の海未ちゃんは一度メールを送っているわけだから、それを教えてもら──」グニャー
*0.15353309
穂乃果「え? も、もしかして、また世界線が変わった!? どうして!? 電話レンジは使っていないよ!」
海未「お姉さま? どうかしましたか?」
穂乃果「お姉さま? 今度は誰が海未ちゃんのお姉さんなの? そろそろ慣れてきている自分が居るね……」
ことり「? 海未ちゃんのお姉さんは穂乃果ちゃんだよ?」
穂乃果「は?」
海未「お姉さま……ひどいです……」
穂乃果「ちょっと待って! お姉さまって、私と海未ちゃんは同い年でしょ?」
ことり「穂乃果ちゃんと海未ちゃんは双子だよ?」
穂乃果(ご丁寧に誕生日まで変わっているし!?)
穂乃果「海未ちゃんでもことりちゃんでも良いけど、電話レンジ(仮)でさっきどんなメールを送ったか教えてもらっても良い?」
ことり「電話レンジ(仮)?」
海未「お姉さま。(仮)の部分は意味があるのでしょうか?」
穂乃果「え? 電話レンジないの!? シュタゲは!?」
ことり「しゅたげ? ごめんね、穂乃果ちゃん。よく分からないの」
穂乃果(あれ? ことりちゃん、アニメに詳しいよね? シュタゲを知らない? もしかして……いやいや、変なことは考えちゃ駄目だ……)
穂乃果「そうだ! 絵里ちゃんに連絡を……アドレスなくなっているし!?」
海未「お姉さま。絵里ちゃんとはどなたですか?」
穂乃果「な、何を言っているの……? 生徒会長の絢瀬絵里ちゃんだよ!?」
ことり「生徒会長は東條先輩だよね? 絢瀬先輩なんて居たかな……?」
穂乃果(え? 皆、何を言っているの……? 電話レンジは、ない。シュタゲ自体もないかもしれない……その上、絵里ちゃんも存在しない……?)
穂乃果(もしかして私……完全に詰んでしまったの!?)
*第2章『孤立無援のクラウン』に続く
以上で終了となります
数か月ぶりのSSで良いリハビリになりました
え? おまけが本編? 第2章は? その辺りは禁句です
ではまた機会がありましたら
元スレ
海未「トラックが穂乃果に突っ込んで──!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451918998/
海未「トラックが穂乃果に突っ込んで──!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451918998/
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コメント一覧 (19)
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- 2016年01月05日 01:55
- 最初見た時はほのつん強ぇーとしか思わなかったけど、今は第2章以降も書けや中途半端過ぎて気になるだろとしか思わない
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- 2016年01月05日 02:08
- バンドやってる主人公は毎回トラックに轢かれてるというのに
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- 2016年01月05日 02:23
- あれか、紅白ネタなのか
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- 2016年01月05日 02:30
- 重力加速度を考えると???
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- 2016年01月05日 03:19
- 初めは面白かった
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- 2016年01月05日 03:52
- タイトルが一番笑えた
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- 2016年01月05日 07:48
-
- 2016年01月05日 08:00
- 途中までは良かったんだけどな…。くどい!
-
- 2016年01月05日 08:02
- 重力加速度wwww
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- 2016年01月05日 08:34
- クソつまんねえSS書くなよ
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- 2016年01月05日 09:00
- シュタインズゲートのネタ入れずに終わらせとけば良かったな
それは別スレで書きなさいよ
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- 2016年01月05日 10:08
- まさか教育TVで再放送が始まるとは思わなかった。
あ、SSはどうでもいいです。
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- 2016年01月05日 10:27
- シュタゲ好きだったから楽しめたぞ
またシュタゲパロ書いてほしす
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- 2016年01月05日 13:57
- 重力加速度を考えると両方同時に落ちて凛ちゃんぐっちゃぐちゃなのです
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- 2016年01月05日 17:32
- 某バンドアニメのSSのせいでトラックに轢かれる=ギャグのイメージついたわ
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- 2016年01月05日 18:37
- 重力加速度って知ってるか?
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- 2016年01月05日 20:43
- ラブライブと無関係なかまちーへの攻撃は止めロッテ!
-
- 2016年01月05日 23:20
- ※16じかしwwww
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- 2016年01月11日 17:03
- 普通に面白いんだが