真「春香がロッカーから出られなくなった」 伊織「なにやってんのよあのバカ…」
真「ハァー…最近急に寒くなってきて大変だよ……げ、寒いと思ったら事務所にマフラー忘れてきちゃってる!最悪だ!急いで取りに戻ろう!」ダッ
真「良かった…まだ誰かいるみたいだ。閉まる前に戻ってこれてよかった~。」ゼーゼー
真「よいしょっと」ガチャ
真「あれ…?真っ暗だ。誰かー?誰が残ってるんですかー?」
シーン
真「…」
真「なんか怖いなあ…早くマフラーとって帰ろう」
真「えーっと、確かロッカーの中に…」
春香「春香がわっほい!!!!」ドカッ
真「うわぁぁぁあああああ!!!……って、春香っ!?」
春香「あははははは!今の顔!!どう?びっくりした!?」
真「びっくりした!?じゃないよ!心臓止まるかと思ったじゃないか!」
春香「えへへ~ごめんごめん」ペロリ
春香「いや?、なにか千早ちゃんの私物が置いてないかと思って探してたら出られなくなっちゃって…」
真「うわあ…本当に何やってるんだよ…」
春香「とにかく出るの手伝ってよ?」
真「全く…はい、手握って」
春香「さすが真さん!王子様ですなあ?」
真「さてと、マフラーもあったし、帰ろっと」
春香「冗談だよー!帰らないでー!真お嬢様?!!!」
真「………手」
春香「はい」ガシッ
真「しっかり握っててよ。それじゃあ…えいっ!」ガッ
春香「痛いっ!全然抜けてないよ?!」
真「あ、あれっ?おかしいなあ…もう一回いくよ!ええいっ!」ガッ
春香「痛いっ!…もしかしてわざとやってる?さっきのまだ怒ってるの…?」
真「いや、そうじゃないんだけど…どうなってるんだろ?」
春香「へ?」
真「最近休みだったから会ってなかったけど、前までの春香ならそもそもロッカーに挟まったりしないはずだよ」
真「春香、太ったよね」
のヮの「なんのことだか?♪」
真「太ったんだね…一体何キロ?」
春香「…………4キロ…」
真「4キロ…?ってことは、50キロ台に乗っちゃってるじゃん!何やってるんだよ…貴音やあずささんですら40キロ台なのに…」
春香「…………ぅ4キロ…」
真「それにその体重じゃ水着の仕事も出られないだろ…まあ、今は冬だからいいけどさ…」
春香「………ゅぅ4キロ…」
真「…えっ?」
春香「14キロですよ!!14キロ!!!!!!ついに60キロ台ですよ!!!!」ウワーン
真「えっ?」
真「ええぇぇぇぇぇええええええ!?!!!」
春香「いやあ?…クリスマス、忘年会、お正月と続いちゃうと、ついいっぱい食べちゃって…」エヘヘ
真「それにしても限度があるだろ…てっきり着込んでて膨らんでるんだと思ってた…」
春香「あの?、まずロッカーから出してくれない?」
真「…でも、ボク1人じゃどうしようもないし…そうだ!助っ人を呼ぼう!」
春香「雪歩…訳を話せば長くなるんだけどね…」
真「太った春香が千早のロッカーから出られないんだよ」
春香「ひどい!」ガーン
雪歩「た、確かに太ってるね…でも顔はあんまり太ってないからまだましかな…?」
春香「たすけてよゆきほー」ウワーン
雪歩「まだよくわからないんだけど…なにかできることはある?」
真「うん!ボクがまず春香を引っ張るから、雪歩はボクを引っ張ってくれたらいいよ」
雪歩「なるほど、大きなかぶだね」
春香「あんまりだ!」ガーン
真「それじゃあ…」ガシッ
春香「お手柔らかにお願いします…」
春香「いだだだだだだっ!」
雪歩「わ、私も頑張りますぅ!」ギュー
真「!!!」ポーッ
真「ちょちょちょちょっと///雪歩!///」
雪歩「ど、どうしたの!?真ちゃん」
真「そそそそそんなにくっついたら、その、あの、えと、だ、ダメだよ!」アタフタ
雪歩「ええっ!?で、でも!くっつかないとちゃんと力が出せないよ」
真「ででででも…くっついたら、その、胸とかが当たって…///」アタフタ
雪歩「…」
雪歩「!!!」ボンッ
雪歩「ち、ちが!そんなっ!わざとじゃなくて!ぅあ…穴掘って埋まってますぅ?!!!」
真「ちょっと雪歩!?穴掘っちゃダメだって!」ガシッ
春香「ヨソでやれー!帰れ帰れー!」ブーブー
真「だってさ、行こっか!雪歩」
春香「そんな殺生な!」ガーン
雪歩「春香ちゃんをこのまま置いていけないよぅ」
真「でも、まいったな…2人で引っ張ってもダメなんて…」
雪歩「どうしよう…」
春香「真面目に引っ張ってくれれば出られると思うんだけどなあ…」
雪歩「このロッカー、解体したりできないかなぁ」
真「壊すんだね!それならできそうだよ!」
春香「ちょっと待って!このロッカー千早ちゃんのだから、壊したらまずいよ!」
雪歩「そうだよね…」
真「な、なるほど…」
春香「確かに…」
春香「じゃあ早速脱ぐよ!」ガッ
春香「…」
春香「脱ぐ…」ゴンッ
雪歩「…」
真「…」
春香「…」
春香「狭っ…」
真「これじゃロッカーの中で服を脱ぐのは無理そうだね」
雪歩「ご、ごめんね春香ちゃん」
春香「いいよいいよ…それより他に何か案はない?」
真「そうだ!ロープを使って引っ張るのは?」
春香「それだ!」
真「じゃあ買ってくるよ!行こう雪歩」
雪歩「うん」
春香「あ、それならついでになんか食べ物買ってきてよ。お腹すいちゃって」エヘヘ
真「…」
雪歩「…」
春香「冗談です…」
真「全く…」
雪歩「じゃあちょっとだけ待っててね春香ちゃん」
ゆきまこ「行ってきまーす」
春香「頼んだよー」
春香「…」
春香「暇すぎる…」
やよい「はるかさん!」ガチャ
春香「やよい!?来てくれたんだ!…と」
伊織「…なによ」
春香「伊織かあ?…」ハァー
伊織「はあ!?何か文句でもあるわけ!?せっかく助けに来てあげたっていうのに!」プンスカ
やよい「いおりちゃん、はるかさんもたいへんなんだから、あんまりおこっちゃメッ!だよ」
伊織「むぅ…///」
春香「うわうわー…始まった…」
やよい「でも、どうしましょう…こまりましたね」
伊織「アンタそれ、一体なにが起こったらそんなに太れるのよ!にひひっ!」
春香「うるさいうるさーい!伊織だって前会ったときよりちょっと太ってるくせに!」
伊織「は、はあー!?アンタには関係ないでしょ!」
やよい「けんかしないでください!」
伊織「うっ…///」
春香「あ、ごめん…」
伊織「うーん、でも真が要点を全く伝えてくれなかったからなにも準備してきてないわよ」
やよい「はるかさんがはさまってるなら、そういってくれればよかったんですけど…」
春香「真はなんて言ってたの?」
伊織「大変!事務所に太った春香が!!!ってだけ書いたメールがきたわ」
春香「あんのヤロォ…」
やよい「ダイエットのはなしかとおもって、もやしもってきちゃいましたよ…」
伊織「やよいは間違ってないわ。悪いのは全部春香と真なんだから」ヨシヨシ
やよい「えへへ?///」
伊織「じゃあ私たちはこれで」
やよい「はるかさん!あきらめずにがんばってください!」
春香「ちょっと待って!まだなにも解決してないよ!」
伊織「それに、私たちもやしパーティの途中で忙しいの。にひひっ!」
春香「やめて…これ以上ノロケないで…」
伊織「ダメよ、私たちの時間を邪魔した分、たっぷり聞いてもらうわ…にひひっ!」
春香「ひぃぃぃいいいい」
やよい「はるかさん!これです!ありましたよ!」バシャッ
春香「やよいさん…これは…?」ベトベト
伊織「せ、洗剤!?」
やよい「はい!つまっちゃったときはヌルヌルさせればはずれやすくなります!」
春香「それにしてもこれは…」ベトベト
やよい「はるかさん!すぐたすけてあげますから!さあいおりちゃん!ひっぱるよ!」
伊織「できれば触りたくないけど…しょうがないわね」ベトッ
やよいおり「えいっ!」ヌルンッ
伊織「ヌルヌルしててつかめないじゃない!」
春香「ええっ!?ど、どうするの!?」
伊織「…諦めるしかないわね」
春香「そんな!」ガーン
やよい「うぅ…はるかさん、ごめんなさい…」
春香「やよい…」
伊織「大丈夫よやよい、やよいは悪くないわ。悪いのはロッカーなんかに入ってる春香なんだから」ヨシヨシ
やよい「うぅ…」
伊織「それじゃあ、私たちはもう帰るわね」
春香「またっ!?」
伊織「なによ、やれるだけのことはやったけどどうしようもないじゃないの。アンタもさっさと諦めなさい」
春香「諦めるって…」
やよい「はるかさん…なにもできなくてごめんなさい…」
春香「いいよ気にしなくて、自業自得だし」
伊織「じゃあさよなら」
伊織「次会うときまでには出れてたらいいわねー!にひひっ!」
やよい「はるかさん!がんばってくださいね!」
バタン
春香「帰っちゃったかー…」
春香「本当にどうしよう…これ、このままじゃ仕事もできないよ…うぅ…誰か…」
千早「春香!大丈夫!?」ガチャ
春香「千早ちゃん!」
美希「あはっ、ホントに挟まってるの!」
春香「美希も!来てくれたんだ!」
美希「当たり前なの!困ったときはこの美希に相談なの!」
千早「それにしても…どうしようかしら」
春香「とりあえず引っ張ってみてくれないかな」
美希「でも、春香の手、なんだかヌルヌルしてるの。汗?やっぱり太ったから?」
春香「違う!これは洗剤だよ!」
千早「洗剤…?人のロッカーを洗剤まみれにしたということ?…美希、帰りましょう」
春香「待って!これにはわけがあるの!」
美希「わけ?」
春香「実はさっきね?」
千早「つまり、その洗剤は高槻さんがまいたのね」
春香「私のせいだけど…まあそうだね」
千早「それなら仕方ないわね!高槻さんがやったなら!」
春香「う、うん」
美希「千早さん、ウキウキなの」
美希「でもそんなことより早く春香を出してあげるの」
春香「そうだよ?早く助けて?」ウワーン
千早「じゃあ早速持ってきたロープを使いましょう」
春香「ロープがあるの!?」
美希「うん!これですぐ出してあげるから安心するの!」
千早「春香に巻きつけて…これで大丈夫ね」
美希「じゃあひっぱるのー!」
ちはみき「えいっ!」グイッ
美希「ちょっとの辛抱だから我慢するの!」グイ
千早「もう少しよ、春香!」グイグイ
春香「待って!ダメッ!ギブギブ!」ミチミチ
千早「美希!ちょっとストップ!大丈夫?春香」
美希「ボンレスハムみたいだったよ」
春香「なんだかロッカーごと動いてて、全然出れそうにないよ…」
春香「あ、美希あとで一発ね」
美希「いやーんなの」
千早「そうね、でも、どちらかがロッカーを抑えてたら春香を引っ張る力が弱くなるし…」
はるちはみき「うーん…」
真「ってあれ!?ロープあるじゃないか!」
春香「雪歩!真!やっと帰ってきた!」
雪歩「春香ちゃん…さっきよりなんだか悪化してない?」
真「ヌルヌルしてるね」
美希「さっきやよいに洗剤かけられたらしいの」
千早「萩原さんと真がいればロッカーを抑えておけるわね」
千早「私と美希がロープを引っ張るから、2人はロッカーを抑えててちょうだい」
真「わかったよ!」
雪歩「うん!でもね千早ちゃん…」
千早「…どうかしたかしら?」
雪歩「『萩原さん』じゃなくて『雪歩』って呼んでよ」プンプン
千早「えっ?」
千早「そ、そうね!それじゃあ引っ張るわよ」
ちはみきゆきまこ「えいっ!」グイッ
春香「いだだだだだだ、あ!出れそう!」
美希「今なのー!」グイグイグイ
春香「ちょっ、うわわわわわわっ!」
ドンガラガッシャーン
春香「うう…」
春香「……!出られた!」
春香「やったー!ついに出られたよ!」
真「ちょっと、春香!」
千早「…どいてちょうだい」
美希「お、重いの…」
雪歩「」キュー
春香「あ、ごめんごめん!」
千早「一件落着…?なに言ってるのかしら」
美希「今回で一番重要なのは、春香のその体型を治すことなの!」
美希「当分は、ケーキもお菓子も食べられないと思ってた方がいいって思うな」ニコッ
真「もちろんボクも運動面でビシバシ鍛えてあげるから覚悟しといてよね!」ニコッ
千早「それに…ロッカーの中にあった私の私物も、しっかり弁償してもらうわよ」ニコッ
雪歩「春香ちゃん頑張って!応援してるよ!」ニコッ
春香「そ、そんなぁー!それならロッカーの中に入ってた方がまだマシだよー!」ウワーン
おしまいですぅ
元スレ
真「春香がロッカーから出られなくなった」 伊織「なにやってんのよあのバカ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451835374/
真「春香がロッカーから出られなくなった」 伊織「なにやってんのよあのバカ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451835374/
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- ラディッツ「ふん…戦闘力5…500…5万…まだ上がっていくだと!?」
コメント一覧 (36)
-
- 2016年01月04日 01:49
- てっきり尻がでかくて挟まったのかと
-
- 2016年01月04日 01:52
- ふふふふふ…。
春香ちゃんが(ピザ)ってしまうという誤算があったけど、765プロは確実に私の理想郷になっているピヨ…。
-
- 2016年01月04日 01:55
- 顔は膨れてないなら、イメージ的にはたる子っぽくなった春香か?……うん、ないな。
と言うか、物色するのにわざわざロッカーへ入る必要はないんじゃ……。
-
- 2016年01月04日 02:07
- かな子事務所間違えてるぞ
-
- 2016年01月04日 02:13
- 毒にも薬にもならない
-
- 2016年01月04日 02:21
- ぽちゃ春香は有りだけど、さすがに60kg台はまずい
-
- 2016年01月04日 02:56
- 春香さんはぽっちゃりになってもかわいい
-
- 2016年01月04日 03:45
- ヒデボウハウスかな?
-
- 2016年01月04日 04:16
- ※9 俺もヒデボウさんの絵で再生されてたわwww
むっちり春香さん、アリだと思います
-
- 2016年01月04日 05:49
- 身動き取れない+ヌルヌル+ロープ+はるちは?
っていう素材を使っていながら 不完全燃焼で終わってしまっているのが残念でならない
-
- 2016年01月04日 07:19
- てっきり765プロの皆が力を合わせて大きな春香さんを引っこ抜く「大きなかぶ」のパロかと思ってた。
-
- 2016年01月04日 07:38
- なあ、ひびたかは?
ひびたかは?
-
- 2016年01月04日 07:54
- ※13
我がひびたかのシーンを書き換えたのだ…
-
- 2016年01月04日 08:30
- なるほど、かな子にリボン着けると春香になるのか!
-
- 2016年01月04日 08:48
- そして歳を重ねると小鳥に進化します。
-
- 2016年01月04日 09:03
- ひびたかは新年の挨拶で忙しいから…
-
- 2016年01月04日 10:12
- ※14 ぜってぇ許さねぇ ドンサウザンド!!
-
- 2016年01月04日 10:16
- ※4
扉を閉めたほうが匂いを堪能できるじゃないか。
-
- 2016年01月04日 10:36
- ※13
気付かれなかっただけで、貴音は響のロッカーに入って居ました
-
- 2016年01月04日 12:17
- 話がどんどん展開していった割にはすっげー普通のところに着地してびっくりした
ぶん投げオチよりはよっぽど良いんだけどね
-
- 2016年01月04日 12:20
- ごっつぁんです!
-
- 2016年01月04日 15:39
- モバカスは本当にどこにでもわくGみたいなやつらだな〜
さっさと踏み潰されねぇかな
-
- 2016年01月04日 16:38
- ロッカーから出られないなんてロックじゃないですか?
-
- 2016年01月04日 17:51
- よくわからないけどむちむちの春香さんとかどう考えても最高じゃん?
-
- 2016年01月04日 17:55
- なんか微妙にコレジャナイ感がある
ちょいキャラ違う?気が
-
- 2016年01月04日 18:16
- 春香はデブなの
だからプロデューサーにふさわしくないからとっとと消えるべきなの
-
- 2016年01月04日 19:06
- あずささんの体重はサバ読みが酷すぎるんだよなぁ
お姫ちんはどうせ多元宇宙に質量を移してるんだろうから気にしないけどさ
-
- 2016年01月04日 20:38
- ※28
あらあら~(殺意の波動を身に宿しながら)
-
- 2016年01月04日 20:51
- 昭和みたいなオチだなw
-
- 2016年01月04日 22:30
- いやどちらかというと、こち亀臭が
-
- 2016年01月05日 00:26
- ※26
全く同感。具体的にはうまく言えないからコメント残すか迷ってたけど、なんか違和感が…
-
- 2016年01月05日 01:47
- 14キロ太ってもまだ肥満体ってほどではないんだよね。ちょっと太目程度。アイマスのアイドルたちの体重設定は異常なほど軽すぎるから。千早の名前呼びの件が急に出たりしてなかなか笑えるSSでした。
-
- 2016年01月05日 02:02
- ※28
普段からあれだけの距離を迷子してるんだ、薄くも女性的な皮下脂肪の下には、
壮絶なまでの細マッチョが仕舞い込まれているに違いない。
そう、其れこそキングの名に相応しい鋼の鎧が。
そんな訳で、あずさんの背と運動量なら60kg程度なら不自然は無いぞ。
-
- 2016年01月05日 17:48
- ひでぼう同人誌の春香さんですかね(良い子は検索しちゃだめ)
-
- 2016年01月07日 08:29
- ナチュラル百合いいゾ~
リボン以外に特徴ができたじゃないか