優花里「唐揚げにレモンかけておきました!」みほ「えっ…」
- 2015年12月31日 02:40
- SS、ガールズ&パンツァー
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沙織「わー気がきくねー、ありがとー!」
みほ「……えっ、ちょっと……、え……」
麻子「……」
華「あら…」
優花里「いやぁ、やっぱりジューシーな唐揚げにはレモンが欠かせませんよねー」
みほ「……いや。……いやいやいや、優花里さん?」
みほ「何で勝手にかけてるの?」
優花里「……へっ?」
みほ「どうしたもこうしたもないでしょ」
みほ「え? かけたの優花里さん? レモンを?」
優花里「え、ええ…」
みほ「届いてからすぐ? 誰にも聞かずに?」
優花里「はい……」
みほ「…………はぁ。そっか、かけちゃったんだレモン……」
優花里「わ、私何か悪いことでも……」
みほ「悪いことっていうか……ね?」
優花里「はい、それはもちろん……!」
みほ「でもさ、皆が皆、唐揚げをレモンで美味しく食べれるのかな?」
沙織「ど、どういう意味……?」
麻子「唐揚げにレモンをかけて欲しくない人間もいるってことだ」
沙織「えー!? なんでよー、かけた方が美味しいじゃん!」
華「人それぞれって言葉もありますし…」
みほ「私はね、唐揚げは唐揚げ本来の味で、余分な物なしで食べたい派なの」
優花里「う……、ご、ごめんなさい」
みほ「たださ、かける前にせめて一言あっても良かったよね?」
みほ「『唐揚げにレモンかけてもいいですか?』って」
みほ「そしたら、かけない派の人は先に自分の分の唐揚げをとって、かける派は自分の分にレモンをかける……」
みほ「そういう平和的解決ができたよね」
みほ「優花里さん、そこまで頭回らなかった?」
優花里「ごめんなさい……ごめんなさい……」
沙織「もう泣きそうだよ! ゆかりんだって悪気があってした訳じゃないんだから!」
みほ「……あっ! ご、ごめんね優花里さん! 私ちょっとキツくなりすぎた…」
優花里「い、いえ、全面的に私が悪いのでいいんですよ…」
みほ「私、唐揚げレモンのことになると熱くなっちゃって……」
みほ「気にしなくていいんだよ! 次からちょっと気をつけてくれたらありがたいなーって……!」
優花里「はい……」
沙織「それにしてもちょっとびっくりだねー」
沙織「みぽりんがレモン駄目な子供舌だったなんて! 可愛いなー!」
みほ「……子供?」
沙織「うん、だってすっぱいのが駄目なんでしょー」
みほ「いやいや、ちょっと待って沙織さん」
みほ「子供ってどういうこと? ねえ?」
沙織「え、そ、それはレモン苦手だから…」
みほ「私はそもそも唐揚げとレモンの組み合わせが嫌なだけで、それだけでまるでお子様のような扱いにされるなんておかしいと思わない?」
みほ「ていうか人の好みの問題で『子供舌』とか『お子様』という偏見で片付けられるとか嫌なんだけど」
沙織「あ、そ、その……考えが浅かったです……ごめんなさい……」
優花里「に、西住殿さっき以上に言葉にトゲが……」
麻子「触れていけない話題に触れてしまったようだな」
華「怖いですね…」
みほ「……あっ、私ったらまた……ごめんね沙織さん!」
沙織「い、いいの、みぽりんが唐揚げレモンに関しては本当に譲れないものがあるってことが分かったから……」
優花里「黒森峰で……ですか?」
みほ「うん……、エリカさんっているじゃない?」
麻子「あの副隊長か」
みほ「あの人……とにかく出された料理を自分好みの味付けにする人で……唐揚げもそうだったの」
みほ「本人は100パーセント善意でやってるから指摘することも出来なくて……」
みほ「『こっちの方が美味しいに決まってるじゃないの!』って皆に強要して……」
華「その時のストレスの反動が出てしまうのですね」
みほ「根はいい人なんだけどね……。『レモン駄目なんてお子ちゃまねぇ、そんなんで黒森峰の副隊長が務まるとでも……』とか何とか言われまくっちゃったから……」
優花里「つ、辛いことを思い出させてしまって申し訳ないです!」
沙織「ごめんねみぽりん…」
店員「焼き鳥詰め合わせお持ちいたしました~」
コトッ
みほ「あっ、次のお料理きたね! もうこんな話は無しにして皆で食べよ!」
優花里「はい!」
華「私、ハツが大好物なんです」
麻子「皮食べたい」
沙織「私レバーかな!」
みほ「ちょっと分けるから待ってね」
優花里「えっ、分けるって……? 西住殿、それは焼き鳥ですよ……?」
みほ「よいしょ、よいしょ」スポスポ
優花里「…………えっ」
麻子「ありがたい」
優花里「…………」
沙織「うわぁ……これは……」
華「あらあら……」
優花里「……西住殿、何してるんですか」
みほ「え? 何って皆で食べやすいように取り分けて……」
優花里「……正気ですか?」
優花里「いや、それ焼き鳥じゃないですか、焼き鳥って串に刺さっているものでしょう?」
優花里「それを勝手に抜くってのはどうなんですか。私、焼き鳥は串に刺さった焼き鳥として食べたいんですけど」
みほ「わ、私はただ皆で食べやすいようにって……」
麻子「何が気に入らないんだ秋山さん。これなら皆で一本の串を取り合わなくても好きな物を食べれるじゃないか」
沙織「麻子……本当に言ってるの? 何がマズイことか分からない?」
優花里「……この際、その『食べやすいように』ってのは目をつぶりましょう、でも問題なのは……」
優花里「西住殿が自分の箸を使って串から抜いたことですよ」
みほ「私の……箸?」
みほ「うん、そうだけど……?」
優花里「何度も箸を口に含みましたよね」
みほ「うん、だってお箸なんだもん……」
優花里「箸には西住殿の唾液が付着していますよね」
みほ「……まあ、そういうことになるね」
優花里「……付くじゃないですか、全部の焼き鳥に」
みほ「……え?」
麻子「まさか……そんなことで機嫌悪くしてるのか」
優花里「そんなことじゃないですよ!」
麻子「何を……、私たちは友達じゃないか、そんなこと気にする仲じゃないだろ」
沙織「友達と言えども嫌なものは嫌でしょ!」
優花里「そうですよ! 皆で食べる食事ですよ! 西住殿のしたことはそれに唾を吐きかけたと同じです!」
みほ「そ、そんな……」
華「私はあまり気にしませんが、気にする人はどうしても気にしてしまうのでは……」
麻子「いや、秋山さんが神経質になりすぎだろう。こんな潔癖症のような……」
優花里「潔癖…………」
優花里「……冷泉殿、今の言葉は流石に我慢できませんよ」
麻子「え?」
優花里「潔癖症というのは必要以上に汚れに神経質になっているヒステリーな人のことでしょう?」
優花里「私のどこが神経質ですか? 至って普通ではありません?」
優花里「私は人の体液のついた食事を食べるのが嫌なんですよ、当然でしょう?」
優花里「それとも、西住殿と冷泉殿は○○○や×××が付着した唐揚げを食べれるんですか!?」
みほ「ちょ、優花里さん、店の中だよ……!」
麻子「い、いやそれとは違うだろ……唾液はそれらとは……」
優花里「同じですよ、体内から分泌されたという意味では!!」
優花里「私は友達同士のペットボトルの回し飲みも駄目なんですよ」
優花里「確かに少しはオーバーかもしれませんが、それで潔癖症呼ばわりは嫌ですよ」
麻子「ここは素直に謝った方が良さそうだな……」
みほ「うん……」
みほ「ごめんね、優花里さん……ちゃんと考えてなかったよ…」
優花里「あ……いえ、分かってもらえたなら……」
優花里「そこで、私の水筒を差し出したんですよ。もちろんコップと一緒に……」
優花里「でも、彼女は私の水筒をラッパ飲みしてしまったんです……、嘔吐したすぐ後の口で……」
優花里「それ以来……そういうのにどうも抵抗が……」
麻子「そうだったのか、それは気の毒に……」
みほ「それはトラウマになっちゃうね……」
優花里「皆さんも少し気をつけてくださいね……特に串カツ屋のソース二度漬けなどは……」
沙織「な、何だかさっきからこういう展開多いね…」
みほ「せっかくの宴会なのに……ごめんなさい」
優花里「い、いえ、こういうのは運が悪かったと思うしかないですよ」
華「下手に我慢をするよりも吐き出した方が後々は楽かもしれませんね」
店員「じゃがバターお待たせいたしましたー!」
コトッ
沙織「あっ、じゃがバターちゃん待ってたよ~!」
みほ「ほっくほくで美味しそう!」
優花里「バターがいい具合にとろけてます!」
優花里「わざわざありがとうございます、西住殿……」
みほ「ううん、気にしないで、よしっ!」
みほ「はい、皆どうぞ」
全員「いただきまーす!」
沙織「うーん! 待ってました! じゃがバターちゃん!」
沙織「私これが大好物なの! 口の中でとろけるバターとじゃがいものハーモニー!」ア-ン!
沙織「美味しい~~!」クッチャクッチャ
沙織「やっぱり冬はじゃがバターだねー!」クッチャクッチャ
麻子「……」
沙織「もう一生これを食べ続けたい~」クッチャクッチャペチャ
みほ「……」
華「……」
沙織「そうそう、最近占いに凝っててね! 血液型占いから誕生日占いで恋愛の行方が……」クッチャクチャ
麻子「…………沙織」
沙織「なんと私、今年中に彼氏が……え? 何?」クッチャ...
麻子「口を閉じろ」
沙織「……はい?」
麻子「なんでもだ」
沙織「口閉じたら食べれないじゃん」
麻子「口を閉じても顎は動くだろ」
沙織「でもそれだと話せないじゃん」
麻子「……食べ終わった合間にしゃべればいいだろ」
沙織「それじゃつまんないでしょ」
沙織「話したい時に自分のリズムで話すのが重要じゃん?」
麻子「……何度も注意してきたが今日こそはっきり言わしてもらおう」
麻子「お前の食べ方は不快だ」
沙織「えっ?」
麻子「秋山さん、分からないのか? 汚いのは嫌だったのでは?」
優花里「汚い? 沙織殿は別に唾を待ち散らしてる訳でもないのに……」
みほ「び、ビジュアルや音には無頓着なんだ……」
沙織「さっきからどういうことなの?」
麻子「あのな、沙織。お前のそのクチャクチャ音立てる食べ方を改めて欲しいんだ」
沙織「えー? クチャクチャ?」
華「自覚ないようですね」
麻子「音が出てるんだ実際に。そうやって物を食べたままに話すから」
麻子「口を開けたまま咀嚼すると音がなるんだ」
沙織「えー? でもせっかくの宴会だから話したい訳だし」
沙織「それに私は口の中の風味も楽しんでるんだよ? こうやって空気を入れながら食べると食材の美味しい風味が広がって……」クッチャクッチャ
麻子「だから……」
麻子「さっきも言った通りにそれでお前は楽しいかもしれないが、こちらは信じられないくらい不快なんだ」
沙織「し、信じられないくらい……?」
みほ「食事中に常にクチャクチャ咀嚼音が響くんだよ?」
沙織「……」
麻子「その上、相手の口は開いてる訳だから噛み砕かれた食事を常に見せつけられるんだ」
沙織「……」
麻子「正直、一緒に食事に行く度に恥ずかしかったんだ。もうやめてほしい」
華「私は自分の食事に集中しているのであまり気にしませんが……、このままでは沙織さんの言う『女子力』とは程遠いのでは……?」
沙織「……」
麻子「その言葉が聞きたかった」
優花里「あまり考えたことありませんでしたがそういう懸念もありますよね…目から鱗です」
沙織「正直ありえないくらい恥ずかしい……でも今の内に指摘して貰えてよかったかも……」
みほ「そうだね、前向きに考えよっ?」
沙織「うん……私、改めてモテ道目指すよ!」
店員「お待たせしました、ミニあんこう鍋でーす!」
コトッ
みほ「わぁ、あんこう鍋だ!」
華「ミニですけどすごいボリュームですね」
優花里「いただきましょう!」
華「心まで暖まるようです!」
優花里「やはりあんこうは我々大洗女子のスタミナ源ですね」
沙織「うん!(気をつけて食べないと…)」
麻子「もぐもぐ…」
みほ「麻子さんの分のあんこうまだあるよ?」
麻子「すまない、私は食べるのが少し遅くて……。おつゆもぬるくなってしまった」
麻子「よいしょっ、やはりあんこうは熱々でないと」
ジャバー
沙織「…………えっ」
優花里「あっ……」
麻子「これでおつゆも熱々だ」
麻子「?……何っておつゆをリニューアル……」
沙織「いやだから……厳密に教えて」
麻子「冷えた自分の取り皿のおつゆを鍋に戻してまた補充した訳だが?」
優花里「し、信じられません!!」
麻子「……何が」
優花里「さっきの私の焼き鳥のやり取り見てたでしょう!?」
優花里「なんで自分のつゆを鍋に戻したんですか!?」
麻子「それだとおつゆの温度が中途半端になるし……、皿から溢れるほどの量になるだろ」
優花里「だからって戻していい理由になりませんよ!!」
みほ「えっ、でも、結局皆鍋で箸を突っついてる訳だしそんなに変わりなくない?」
優花里「わずかに箸で突き合うくらいはまだ頑張って我慢しますよ、でもダイレクトに自分のおつゆを戻すなんて!!」
麻子「雑菌を気にしているのか? 鍋は常に加熱されてるから菌なんて死滅するぞ」
華「そういう問題ではないのでは……」
麻子「鍋のつゆがほとんど無くなっている場合、」
麻子「全員の取り皿のつゆを戻して補充したりしないのか」
優花里「ーーーーッ!! き、気絶しそうになりました……」
沙織「お、おぞましいよ……。しかもそれでそのあと雑炊作るんでしょ?」
麻子「当たり前だろ。運が良ければ個人の食べ残しの具も補充されるからな」
優花里「ひ、ひぃーーーーッ!!」
みほ「そ、そんなにおかしいかな……友達でお鍋なら普通に……」
沙織「これはさっきの焼き鳥より酷いよ……」
優花里「例えるなら口いっぱいにおつゆと具材を溜め込んで咀嚼した後に鍋に吐き戻すようなものです……」
麻子「そ、そこまで酷いものなのか……?」
みほ「言い過ぎじゃない……?」
優花里「全然ですよ!!」
華「やはりどうしても嫌だと感じる人がいる以上、控えた方がよろしいでしょう。私は美味しければ平気ですけど……」
沙織「は、華ってさっきから全部平気なんだね……強い……」
麻子「なんだ……その、不快にさせたことは謝る、浅はかだった」
沙織「本当に気をつけてよね……」
みほ「麻子さん……今度一緒にお鍋する?」ボソッ
麻子「そうだな……何の懸念もなく食べたいな……」ボソッ
優花里「武部殿……またお食事いきません?」ボソッ
沙織「うん……羽を伸ばして食べたいね」ボソボソ
みほ「なんだか……本当に今日こんなのばっかだね……」
沙織「皆の意外な一面が見れたというか……」
麻子「お互いの地雷を発見できたというか……」
優花里「なんだか食欲なくなってきましたね……」
華「あら、それなら残ったお食事は私がいただきますね」
みほ「結構量あるけど大丈夫?」
華「平気です。あとさっきのゴタゴタの内に注文しといた料理も届くでしょうし」
優花里「ま、まだ食べるのですね」
沙織「華がいてくれて助かったよー」
ズラララーーッ
みほ「うわっすごい量!」
沙織「相変わらず凄いねぇ」
華「うふふ、どれも美味しそうですね」
店員「あっ、それとすみません、お時間のほうがそろそろ……」
優花里「へっ?」
沙織「あっ! 忘れてた、二時間制なんだったんだ!」
みほ「も、もう20分くいしかないよ……」
麻子「20分でこの量は流石に……」
華「大丈夫ですよ、食してみせます」
華「しかしこの量は久しぶりですね、心が躍ります?」
華「普通に食べると間に合いませんが……ここは特殊の食べ合わせで行くしかありませんね」
みほ「食べ合わせ……?」
華「味の合うもの同士を同時に食べて食欲を加速させるのです」
沙織「へー、なるほど!」
華「ではまずは『アイス』と『枝豆』と『キムチ』と『牛レバー』を」
4人「えっ」
華「一つの器に混ぜ合わせて」
ぐっちゃぐっちゃ
華「いただきます?」
4人「……」
華「ふー! 美味です!」
華「では続いて、『刺身の盛り合わせ』と『納豆』と『じゃがバター』を『ダイエットコーラ』で流し込んで……あ、マヨネーズの味付けも……」
沙織「す、す、す、ストーップ!! 華ちょっと待ってーー!!」
華「はい?」
優花里「な、な、何なんですかそのおぞましい食べ合わせは!!」
華「何ってこれが一番美味しいのですよ?」
麻子「見てるだけで吐きそうだ……」
みほ「ほ、本当に言ってるのそれ? お、美味しいって……」
麻子「悪食の間違いだろ……」
華「確かに素人の方にはレベルが高いかもしれませんがよく考えてください」
華「食べ合わせや順番に関わらず、胃の中ではごちゃ混ぜになるのですよ? 早いか遅いかの違いです」
みほ「ぜ、絶対違う……絶対ちがうよ……」
沙織「ていうかそんな食べ方初めて見たんだけど……」
華「普段はしませんよ。でも特別な記念日や今日のように大量の食材に囲まれテンションの上がった日にはつい……」
麻子「普段抑えてるのは我々より立派かもしれんがインパクトがダントツだ……」
みほ「同席したら箸が進まなくなるね……」
優花里「店にも変な悪評がつきそう……」
みほ「それに関してはごめんなさいというか……」
沙織「いや、許されたからってこっちが許すかどうかは別だよ……」
麻子「沙織のクチャラーも大概だけどな……」
沙織「ちょ、ちょっと蒸し返さないでよ」
優花里「そうですよ、それなら冷泉殿や西住殿の下品な癖だって……!」
麻子「何……!」
みほ「今それ言うの……!? ていうかこんな空気になったのは元々優花里さんが最初にレモンをかけたことから始まった訳で……!」
優花里「諸悪の根源は私だというのですか!?」
華「皆さん4対1で私を責めて卑怯ですよ!」
麻子「これ、私達の分のお金だ」
沙織「こっちだってお暇させてもらうから! ね、ゆかりん!」
優花里「はい! お釣りは要りませんよ!」
華「どうぞ、お行きください! この極上料理を置いて!」
全員「ふん!!」
スタスタスタ……
華「親しき仲にも礼儀ありですよ! もう……!」モグモグ
店員「お、お客様……」
華「このメニューのこっからここまでお願いします!」
店員「は、はい!」
ーーーーー
ーーー
ー
みほ「別に……そんなことないですよ」
杏「えー、なんか空気が気まずい気がするんだよねー」
みほ「気のせいです……」
麻子「だな……行こう」
杏「んんー?」
河嶋「おい、あんこうチームのことだが……」
優花里「チームのことなら西住殿に聞いてください」
沙織「親友の麻子と一緒にいるんじゃないのー?」
河嶋「い、いや貴様らに聞きたい訳で……あ、待て行くな……」
柚子「ねぇ、教えてくれないかな? 何があったのか」
華「何もありません。最初からこうなる運命だったのです」
柚子「と、取りつく島もないです会長……」
ーーー
ー
柚子「どうやら先週にあんこうチームの皆でお食事に行った時からおかしくなっちゃったみたいです」
河嶋「その食事会での内容は教えてくれませんでしたが」
杏「間違いなく何かあったんだろね、その時に」
河嶋「会長……どうすれば……。あんこうチームが不調では全体にも影響が……」
杏「うーん……ならいっそのこと」
杏「もっかいお食事してもらうしかないねー」
ーーー
ー
グツグツ
杏「ほーらほら遠慮しないで! 私のあんこう鍋は絶品だからねー!」
みほ「美味しそうです…」
麻子「でも何で急に……しかも私達だけ」
杏「いつも頑張ってる西住ちゃん達に私からの贈り物だよー」
杏「ああーいけなーい!ごめーん! 生徒会の用事があったんだー!」
杏「下準備は出来てるから後は楽しんでねー!じゃー!」
スタター!
みほ「あっ!会長……!」
麻子「行ってしまったな……何だったんだ」
河嶋「会長との約束があるから席を外す。後は好きに食べればいい」
スタター!
優花里「河嶋殿!」
沙織「3人で鍋つつこうと言ったと思ったら帰っちゃうなんて…」
柚子「ごめんね、急に用事が入っちゃって……。早く終われば帰ってくるけど、気にせず食べちゃってね」
スタター!
華「小山先輩……! いいのでしょうか1人でこんなに食べて…?」
河嶋「うまく行くでしょうか?」
杏「今出来上がっているグループ同士で固めて、まずはどんな具合になってるのか見よう」
柚子「不仲の原因がわかるかもしれませんね」
河嶋「まさか彼女達も壁一枚で隣り合ってるとは夢にも思うまい」
柚子「あっ、それぞれ思い思いに食事を始めました」
杏「しばらく別室モニターで監視だ」
ーーーーー
ーーー
ー
みほ「美味しい~!」
麻子「いいな……やはり他人を気にせずに食べられるというのは」
みほ「うん……! 食事くらい気負わずに過ごしたいもんね」
麻子「全くだ」
みほ「シメは雑炊にする? 麺にする?」
麻子「やはり雑炊かな」
優花里「はい、こちら鍋用の菜箸ですよ」
沙織「ありがと! えーと、はいゆかりん、チュルチュルだよ」
優花里「ちゅ、チュルチュル? マロニーですよ武部殿~」
沙織「えー? チュルチュルって言わない?」クッチャクッチャ
優花里「あっははは! 知らないですー!」
華「次はマシュマロを入れてみましょう……うん、最高です!」
華「いいものですね、1人闇鍋。電気消してないので食材丸見えですけど」
華「おつゆの味付けにフルーツ牛乳もアリですね」
杏「うーん、先週の食事会でお互いの特徴がぶつかり合ったのかもね」
柚子「でも……どうやって解決すればいいんでしょうか」
河嶋「確かに……、それぞれ完全にグループごとに楽しんでいますし、また前みたいに戻るのは……」
杏「いや、そうかな……? そう単純でもないみたいだよー」
柚子「へっ?」
杏「ほらほらモニター見てみ」
麻子「ん? チュルチュルのことか?」
みほ「えー? チュルチュルって言うの? ちょっと面白いね」
麻子「普通じゃないのか? 沙織だってチュルチュルって……、いやいない奴のこと言っても……」
麻子「あ、いやすまん、名前を出して、その……」
みほ「謝ることはないよ全然……」
麻子「そ、そうだな……」
みほ「……」
みほ「私も……ほら、このハンカチ、ずっと持ってたでしょ?」
みほ「優花里さんってこの前みたいな綺麗好きな割に、口元汚れやすくてね」
みほ「よく拭いてあげてるんだけど、今日も癖で……」
麻子「そうか……」
みほ「え?」
麻子「私もそうだが……、鍋に入れずに余分に食材置いているのは……」
みほ麻子「「華(五十鈴)さん用に取り置き」」
みほ「ふふっ」
麻子「ははっ」
河嶋「おお……」
柚子「これは……」
杏「私たちの余計な御世話はいらないかもね」
沙織「やっぱり……ゆかりんも?」
優花里「へ?」
沙織「見て、私の取り皿、春菊いっぱいでしょ?」
優花里「確かに……好きなのですか春菊?」
沙織「好き、というより麻子は春菊嫌いでね。何となく麻子の為に食べてあげないとって思ってたら……」
沙織「こんなに盛り盛りになっちゃった、ふふ」
優花里「あはは!」
優花里「それでは2人とも補充の食材に手を付けないのはやはり五十鈴殿ようですよね?」
沙織「ご名答! 考えることは同じだね」
優花里「ですねぇ」
華「美味しい……美味しいのですが……」
華「何か足りませんね……味や食材というよりも……」
華「隣にいる人……が」
華「1人で何も気にせず食べるのもいいのですが」
華「他の人の分も考えて食べるいつもの料理のが美味しいのは、やはり……」
麻子「そういう楽しさってのは独りよがりだよな」
優花里「今まで自分の考えが否定されて怒ったりしてましたが」
沙織「そもそも許そうとしなかったよね私たち」
華「結局自分の思いを押し通しただけ……」
みほ「友達といえども誰かと食べるなら」
麻子「自分以外の誰かのことを思って食べるのが」
優花里「美味しい食事の秘訣ですよね」
沙織「それが出来るなら相手も」
華「自分のことを思ってくれるのだから……」
.
小山「はい!」ダッ
河嶋「了解です!!」ダッ
杏「えーっとマイクマイク……」
小山「重そう……大丈夫かな」
河嶋「ちゃんとした壁ではないから持ち上がる」
麻子「でもあんなことがあった手前……」
優花里「どうすれば……」
沙織「皆会ってくれる分からないし……」
華「許してくれるかも……」
杏『安心せよー! 諸君らの願いを聞きたもうー!』
5人「!?」
みほ「な、何!?」
麻子「会長…?」
優花里「なんで天井のスピーカーから…」
沙織「ていうか今の…」
華「願いとは……?」
河嶋「ふんっ!」
柚子「えいっ!」
ガコーーン!
みほ「壁がっ!?」
麻子「取れた…」
優花里「これ横に長い部屋だったんですね…」
沙織「あ……」
華「み、皆さん……」
河嶋「退散!」スタタ-
柚子「思ったより軽いんだねこの壁」スタタ-
杏「あとはごゆっくり!」スタタ-
優花里「皆さんも鍋を囲んでいるということは…」
麻子「生徒会の計らいか」
華「皆さんもでしたか……」
沙織「…………」
沙織「……あ、あのっ! 皆ちょっと聞いて!」
沙織「私、あれから色々あって、それで……」
沙織「今日、ゆかりんと2人でお鍋つついて……やっと気づいたんだけど……その……」
優花里「待ってください、ここは私から……!」
みほ「い、いやちょっと私も謝りたいことが…」
麻子「それなら私だって……」
華「でも、一つ分かったことがあります……」
4人「へっ?」
華「どうやら…………我々の考えてることは同じようですね」
4人「…………!」
華「ならば、同時にいいませんか?」
みほ「……うん」
麻子「確かにな」
沙織「…そうだね」
優花里「…了解です」
「もっと皆のことを考えて、楽しい食事にしたいです」
「だから、もし良ければ」
「これから皆でお鍋を食べませんか……?」
.
ーーー
ー
優花里「どうぞ、西住殿冷泉殿! こちら唐揚げです!」
みほ「ありがと優花里さん!」
沙織「私たちの分はレモンかけちゃってね」
優花里「了解です!」
みほ「えーと、焼き鳥は人数分お願いします」
店員「かしこまりました!」
華「はむはむ……刺激的では無いですかありのままの味もいいですね」
麻子「つゆは飲み切ってから補充するか」ゴクッ
沙織「おっとっと、気をつけなきゃ……。美人は口元も美人に……っと」モグモグ
優花里「はい! やはりあれが転機になりましたね!」
麻子「あれからまだ慣れなくて失敗することもあったが」
沙織「お互いのこと思っていたらそういうことも減ったよね」
華「私たちの友情の賜物ですね」
みほ「友情……何だかこそばゆいけど、素敵だね!」
優花里「こんな楽しいお食事できるなんて幸せです~!」
沙織「もしもまた誰かの悪癖が出ちゃったらどうする?」
麻子「私たちの仲だしまた容赦なく指摘しよう」
華「まあ、私達はもう相手を思いやることを学んだのでそんな懸念はないですけどね」
みほ「そうだね!」
エリカ「あれっ、大洗女子じゃない」ヒョコッ
みほ「……えっ」
まほ「奇遇だな」
みほ「エリカさん……お姉ちゃん……」
エリカ「ちょうどいいわ、机引っ付けましょう」
ドガガガガッ
まほ「ま、待てエリカ。まだみほ達にも店にも了承は……」
沙織「わ、私達は大丈夫ですよ」
優花里「え、ええ、多い方が賑やかでいいです」
みほ「……」
エリカ「いい心がけね……ねぇ、あなた!」
華「私ですか……?」
エリカ「そこ上座でしょ。隊長に譲りなさいよ」
華「……えっ」
まほ「い、いいんだ、私は。こっちの席でも……」
エリカ「よくありませんよ、上下関係ってものが……!」
エリカ「……隊長に感謝するのね。あら唐揚げじゃない!」
エリカ「貰うわよ」
レモンプシュー!
みほ「……」
優花里「あぁっ……!」
エリカ「うん、やっぱり唐揚げにはレモンね!」クッチャクッチャクッチャ
沙織「うわ……」
エリカ「こっちはあんこう鍋ね、一口もらうわ」パク-
エリカ「なにこれ味うっすいわね、店員さん塩!」
エリカ「塩味が足りないのよ塩味が」パッパッパ
麻子「……」
華「これは……」
エリカ「ふぅー、このコーラは誰の? まあいいわ」ゴクゴクゴク
エリカ「ぷはーっ!」ゲ-ップ!
まほ「その……すまない。どう指摘してあげればいいのか未だに分からなくて…」
まほ「もうエリカと一緒に食べに行くのは私ぐらいしかいなくて……、なんというか……」
みほ「大丈夫……安心してお姉ちゃん」
まほ「……どういう意味だ?」
みほ「今までの私だったらダメだったかもしれないけど」
みほ「ここにいる私達は一皮むけたあんこうチームだからね」
みほ「あんこうチーム、目標エリカさん! パンツァーフォー!」
4人「はい!」
ガシガシィ!
エリカ「ちょっ、な、なに!? 急に脇を固めて……!?」
優花里「逸見殿! はっきり言ってありえませんよ!! 勝手に唐揚げにレモンかけるなんて!」
エリカ「はあ!? なに言ってんの、唐揚げとレモンは至高の組み合わせで……」
沙織「エリカさん! クチャクチャ音鳴らして食べるなんて汚いし不細工になっちゃいますよ!」
エリカ「え、ちょ…」
麻子「人の物を勝手に飲み食いはどうかと思う」
華「ゲップや爪で歯を掃除するのも優雅とはいえませんね、下品です」
エリカ「ま、待ってよちょっと……」
エリカ「あ、あんた! なんなのよこいつらは!」
みほ「黒森峰にいる時から思ってましたが、エリカさんとお食事に行くのは死ぬほど恥ずかしかったです」
エリカ「…………え」
みほ「でも、怒ったりはしません。エリカさんは他人に迷惑かけたくてしてる訳ではないと分かっています。ただ、なにも知らないだけです」
みほ「だからこれから私が一から教えます! その前の私達のように!」
エリカ「な、何を言って……」
みほ「しっかりお互い分かり合いましょう!」
優花里「分かり合いましょう逸見殿!」
沙織「分かり合おうね!」
麻子「分かり合う……? 分かり合う」
華「分かり合い合いです!」
エリカ「め、目が怖いんだけど……よ、寄らないで……」
まほ「エリカ……」
まほ「私も……たまには黒森峰の皆で食べに行きたいんだ」
エリカ「え? そ、そうですね、何故か最近一緒に来てくれなく……」
まほ「主にエリカが原因でな」
エリカ「え」
まほ「だから……分かり合えるように祈ってる」
エリカ「ま、待ってください隊長……!」
みほ「こっちですエリカさん、分かり合いましょう!」
優花里「とりあえずどうします?」
沙織「エリカさんがやったのを全部目の前で演じるってのは?」
麻子「なるほど実演か」
華「客観的に見れるわけですね」
みほ「じゃあそれぞれ自分の得意の分野を……」
エリカ「な、なんか怖い……誰か助け……!!」
まほ「みほ……強くなったな……仲間とともに……!」
ひぃーーーー!!
おしまい
唐揚げレモンは許せない、他は全部友達にやられた
もう何も記念がないけどとにかく記念
実際の彼女達は皆礼儀正しくて可愛らしい食べ方だよ
元スレ
優花里「唐揚げにレモンかけておきました!」みほ「えっ…」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1451468276/
優花里「唐揚げにレモンかけておきました!」みほ「えっ…」
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コメント一覧 (70)
-
- 2015年12月31日 03:03
- 秋山殿は友達なんかいないんだからペットボトルのまわし飲みなんてやったことないよなぁ?
-
- 2015年12月31日 03:08
- え?全部ありえなくね?
やはり一人飯が最強だったか……
-
- 2015年12月31日 03:25
- さばげぶのからあげレモン氏は元気にしているだろうか。
-
- 2015年12月31日 05:06
- 頼んでるメニューおっさんくせー
-
- 2015年12月31日 05:06
- 麻子のが一番ありえねえ
-
- 2015年12月31日 05:09
- 秋山殿は西住殿の唾液とか喜んで舐めるから
書き直し
-
- 2015年12月31日 05:22
- >>7
他人の料理に手を出すクチャラーでまじぇまじぇが好きとか某隣国の食文化じゃないですかーやだー
-
- 2015年12月31日 06:24
- 飛ばし飛ばししか読んでないけど他人の唾液が~と言ってたのに一緒の鍋はつつけるのか
-
- 2015年12月31日 07:09
- エリカァ‼︎一緒に飯食いに行くぞォ‼︎
-
- 2015年12月31日 07:17
- 優花里「ココア淹れてきました」
ゼERO「やめろおおおおおおお」
-
- 2015年12月31日 07:26
- 多人数の鍋のときは菜箸とおたまは誰も口つけない共用のを使うだろー……使うよね?
-
- 2015年12月31日 08:10
- 私はみほの体液が付いているなら何でもいい
-
- 2015年12月31日 08:19
- クチャラーだけは許されざるよ、さすがに。
-
- 2015年12月31日 08:26
- レモンはかけてあればそれでも良いし、なければそれでも良い。
-
- 2015年12月31日 08:29
- 取り箸ありでもしゃぶしゃぶは難しいよね
しゃぶしゃぶ独りでしか行かないからわからないけど
あと唐揚げレモンやクチャラーとかはよくきくが器の汁鍋に戻すとか初めて聞いたわ
怖い
-
- 2015年12月31日 09:40
- クチャラーは下等な家庭環境で育ったんだろうなと軽蔑するわ
-
- 2015年12月31日 09:57
- レモン→味が変わるから嫌だ
串焼き→箸は別に大丈夫だけど、串で食べたい
鍋→箸は別に大丈夫だけど、戻すのはありえない
クチャラー→会ったことないからわからんけど、別に大丈夫と思う、赤ん坊がベチャベチャ飯食っても不快にはならんし
注意する時はキレんなよ
食事の席でガチギレされるのが一番不愉快
-
- 2015年12月31日 09:58
- こんなギスギスした大笑い女子学園なんて嫌だ。
-
- 2015年12月31日 09:59
- 鍋の出汁がなくなったら、追加の出汁を頼めばいいのに。
よほどひどい店じゃなければ持ってきてくれるだろ。
-
- 2015年12月31日 10:11
- クチャラーとまじぇまじぇと出汁を鍋戻しだけはないかな。レモンはまぁ個人的にはそんなに。嫌な人は嫌だろうけど。焼き鳥は確かに串のままの方が良いけど別にそんなに。
だが※13と同じような考えが浮かんだ自分が一番嫌だ。
-
- 2015年12月31日 10:28
- みんなでエリカ囲もう
-
- 2015年12月31日 10:44
- ちゅーかなんで唐揚げってレモンが付いてくるんだろうか…
-
- 2015年12月31日 10:56
- 自分が大丈夫だから他の人がそこまで気にするのはおかしいという考えはもめる原因になる。
※欄、お前らの事だ。
-
- 2015年12月31日 11:07
- 邪道食い:文章で軽く読んだだけで気持ち悪い
からあげレモン:好きなのは分かるけど、勝手にかけるな
焼き鳥分解:衛生面より焼き鳥の形を崩されるのが気に入らん
おつゆリニューアル:確かに汚いのは否定しないし、俺自身はやらないけど身内ならそこまで気にならんな
クチャラー:基本的に相手の顔見ながら食事はしないけど、美少女にくちゃくちゃやらるのに気付いたら幻滅するかも
個人的には罪の重さで並べるとこんな感じだわ
衛生面よりこだわり重視なみぽりん、麻子派だけど、焼き鳥の件は許容できんな
からあげレモンは何回かやられたのでいつも警戒するようにしている
-
- 2015年12月31日 11:38
- 全部ダメだが体液は欲しいです
-
- 2015年12月31日 11:59
- みんなに難詰されて涙目になってるエリカさんのいろんな汁にまみれた顔
-
- 2015年12月31日 12:04
- みぽりんの唾液のついた焼き鳥なら俺はむしろ食いたいが
食べたら興奮してしまって冷静さを欠くのでやっぱりダメかもしれない。
-
- 2015年12月31日 12:59
- 分類するなら食事の流儀の派閥争いと他人の体液ダメ系と食事作法が許せない系みたいな?
要は自分流の食い方を公の場で、時には相手にも強要するから叩かれるんだから
至ってフォーマルな食い方であれば問題はない筈なんだよね
ただ咀嚼音は食材によっては口閉じてても聞こえる場合があるし
箸の持ち方とかまで不快に思われるとこっちとしてもどうしようもないです
他人と食事なんて滅多とないけどな!
-
- 2015年12月31日 13:22
- 全部やらない教養と全部許せる器の広さをもってるのに友達なんかできない
-
- 2015年12月31日 14:42
- 正直余程レモンが嫌いでもない限り、唐揚げにレモンかけられても一々指摘するの面倒臭いから食べちゃうよね
それでも唐揚げレモンが嫌なら「唐揚げレモンが苦手だから全部にはかけないで欲しいです」と始めに一言言えば良いんだよ、一言も言わないでキレだすのはちょっと頭がおかしい人だわ
勿論かける側もかける前に一言あって然るべきだと思うけれど
焼き鳥ばらしは口つけた箸でなければ平気かな
でも鍋の汁戻しと菜箸が有るのに直箸するのは我慢出来ずに注意するわ、汁戻しは論外だけど横に菜箸が有るのに何故わざわざ直箸をするのかと
あとクチャラーは親父がカツラー(カツカツ歯を鳴らしながら食べる)だから不快感が良く分かる、あれは真面目にレモンかけられたり直箸されるよりもキツイ
やる側の無責任さとされる側の過剰反応が緩和される日は何時か来るのだろうか……
-
- 2015年12月31日 15:00
- ※31
いや、箸やクチャラーとかのマナーは「なんとなく嫌だ」レベルだろ
無視していいわけではないがレモンより重要度が高いとかないわー
レモンは味が変わってるんだよ
食事においての味(や量)という一番大事な部分を勝手に変えるのはどう考えてもおかしい
ラーメンやそばに勝手に胡椒や唐辛子かけられるのとか、勝手に一口ちょーだいって返事もないのにもってくのと一緒だよ
マナーは千差万別
手掴みの国とかもあるからな
味や量を勝手に変えるのは文化とか関係なく駄目だろ
原始時代でも怒る人は怒るよ
-
- 2015年12月31日 15:46
- ゴミ
-
- 2015年12月31日 16:05
- ※32
どちらのマナーがより重要だとかそんな事どうでもいいわ
というかマナーが千差万別と言うならマナーの重要度も人に因って違うだろ
言っている事が破綻しているぞ
-
- 2015年12月31日 16:12
- クチャラーは会話してたら そこまで気にならんだろ。
会話が弾まないやつぐらいしか…あっ
-
- 2015年12月31日 16:41
- いや、これ何がおもしろいんだ?
-
- 2015年12月31日 17:53
- 華さんは心が広い人かと思ったら…
-
- 2015年12月31日 18:06
- ※34
勝手に味や量を変えるのはマナー以前の問題て事やで
-
- 2015年12月31日 18:17
- 全体的に他人との違いに無頓着なおっさんくさい
クチャラーは指摘しづらいのがつらいな
他のは注意した程度で空気悪くなるとか相手との関係が問題だろ
仲良くない相手との食事は我慢の連続や
-
- 2015年12月31日 18:21
- 子供の頃に
口にものを入れている時(食べている時)は口を開けない。クチャクチャだけじゃなくて、口の中が見えるのは汚い。
取り分ける時も、菜箸や自分の箸を逆さにして使うようにしなさい。
皿に取ったものを戻すのはやめなさい。
食べる時の礼儀として親から教えられて、自分も嫌だ(汚いと思う)から、当たり前だと思っていたが、どうやら違うらしい。
唐揚げ檸檬みたいに、味に関しては個人の好みだから、そこは分けれなりどちらかに合せるなりすればいいから大した問題じゃないと思う。
けど、見ていて他人を不快にさせる食べ方や姿勢はやめた方がいいと思う。
子供の頃ならまだしも、友達や同僚・上司と食事に行く時恥かしいよ。
-
- 2015年12月31日 19:32
- 絶対に※欄が長文だらけになるだろうと思ってたらその通りすぎて草
まあ多人数での食事なんて仕切ってる奴(等)のやり方に合わせときゃ良いだけだよ
マナーが~とかこっちの方が味が~とか言っても空気悪くするだけだし
-
- 2015年12月31日 19:44
- >>41
お前もコメント覧の空気を悪くしてるぞ
-
- 2015年12月31日 20:02
- >>40
からあげレモン野郎が問題なのは勝手にかけることだから、あらかじめ聞くなり分けるなりした場合はそもそも無罪だぞ
勝手にかける奴らは周囲に気を使っている自分を演出しながら結果的に自分の好みを押し付け、こちらから見れば食い物を劣化させるわけだから許せん
俺は食事中は食べるのに集中しているので他人の食い方とかは基本的にはどうでもいいな(華さんレベルだと一瞬目に入るだけでも嫌だが)
まあ、マナーの重要性も頭では理解できるんで、職場とかTPOに合わせてある程度妥協する必要はあるのも確か
-
- 2015年12月31日 23:02
- 優花里「レモンティーに睡眠薬入れておきました」 サーッ(迫真)
-
- 2016年01月02日 00:38
- 遠慮なしの一口頂戴はイラっとくる
-
- 2016年01月02日 07:59
- クチャラー=韓〇人
-
- 2016年01月02日 15:37
- 俺の好きな麻子が・・・
やっぱり早くに親を亡くした子はこういうところで違いというか影響が出てくるのかね。
-
- 2016年01月06日 00:32
- こんなssの※欄でムキになって罵りあってるバカ共に草不可避
-
- 2016年01月08日 03:09
- 華さんの纏め食いみたいなのは組み合わせ次第だと意外とイケる。
まぁ、それはさておき…………
食事中にクチャクチャ話ながら食べられるのは男女問わず苦手だわ。
後は、焼き鳥と唐揚げにレモンをかけるのは自分の分だけでする分には問題ないが………
というより、こいつ等全員マナー悪くないか?
-
- 2016年01月08日 03:20
- 50~60代以降のおっさんって意外とクチャクチャしながら食べてる人よく見かけるけどどんな育ちをしたらそうなるのか見てて疑問に感じるわ。後、麺類を思いっきり啜って汁を飛ばす人も苦手だわ。もう少し周りを見て食べれないのかとつくづく疑問に感じるわよく社会人であんな汚い食べ方を出来るもんだとつくづく呆れるもんよ。(これが、時たま家庭持ちの父親とかいう立場だって人がいたら信じられんしな。お前はそんな汚い食べ方を子供の前で見せてるのかと………子供が真似したら絶対に恥を晒しかねない食べ方だって気付かないのはもう異常だとも思えるし………)
-
- 2016年01月26日 12:09
- もう許してやれよ
-
- 2016年01月26日 12:33
- ※49
ほら、こんなのも実在するから怖いのよ……
鍋にダシ戻すってのも家庭板でたまに聞くわ
実際に見たことはないが、想像しただけで吐きそうだ
-
- 2016年02月06日 16:14
- 仕事中にガムクチャクチャしてるやつがいてな
甘ったるい匂いと音で殺意が沸きすぎて気が狂いそうになったわ
-
- 2016年02月15日 21:00
- ※50
私の父親がそうだわ…ラーメンとか蕎麦だけに限らず、スパゲティやうどん食うときの啜る音がうるさいのなんの…イライラするわ
-
- 2016年03月02日 01:27
- このギスギス感すこ
-
- 2016年05月19日 10:39
- 食放題だからって食べきれない量頼む奴が一番許せん。お残しは許しまへんでェ!!
-
- 2016年06月28日 18:45
- 箸の持ち方が悪いとかクチャラーとかは食事を不愉快にするものだから糾弾されるべきだが、唐揚げにレモンはあくまで唐揚げのスタンダードな食し方のひとつであって、それに対して怒る方が特殊だろ
なんでレモンかける方が悪食みたいな論調になるのか分からん
カレーにニンジン入ってて「ニンジン嫌いな人もいるんだから食うなら自分のだけに入れろよ」とか言わんだろ
-
- 2016年07月22日 20:50
- イイハナシダナー
お互いの悪いところを指摘し合える仲いいゾ〜
-
- 2016年07月26日 06:31
- 個人的には友人克つ移る病気持ってなきゃ良いけどまぁ気をつけたほうがいいわな。
神経質になりすぎると無駄な飲み会並に苦痛になるからあれだけど
-
- 2016年08月17日 00:52
- 唐揚げレモン
実際自分は気にしないけど されたら「あちゃー…やっちゃったねぇ。これ戦争モンだよ?」て言う
クチャラーとリリースは流石にアウトだと思う。二次キャラのリリースはご褒美かもだが
-
- 2016年09月05日 00:28
- >>57
最初から入ってるならまだしもまだ防げる段階だぞ
カレーにソース入れたらおいしいよ^^とかいって全員のに入れてるレベルやで
-
- 2017年01月02日 06:38
- こんなもん気にして飯食ってんのか
プライベートで一緒に飯食う仲の奴なら直箸だろうが汁戻されようが構わん
神経質すぎるだろ
くちゃらーだけは友人におらんから判断しかねるが
-
- 2017年05月28日 23:54
- クチャラーはマジで不快
定食屋で隣席がクチャラーのおっさんだった時はぶん殴りたくなったわ
-
- 2017年09月24日 22:00
- ※30
それは教養とか器以前にそこに行き着くまでのコミュ力のほうが…
まぁクチャラーは蓮コラ並に無理。嫌いな奴が目の前で下痢ブチまけてるような気分になる
-
- 2017年11月09日 21:42
- クチャラーシスベシジヒハナイ
-
- 2018年02月17日 04:46
- 口閉じてても咀嚼音をクチャラーと言っちゃう奴は悪い文明
どんだけ耳済ましてんだよってなる
-
- 2018年03月04日 23:15
- 面白いSSじゃないか!
しかし思った以上にマジレス多くて草
みんな思い当たるフシがあるんだなww
直せよw
-
- 2018年07月04日 06:58
- 唐揚げレモンとか最高っしょwwウェーイww
-
- 2019年08月01日 14:00
- なんでもいいけど、飯の席で怒鳴ったり声荒らげるのだけはやめてくれよな
-
- 2020年07月29日 19:52
- 唐揚げレモンはあまりして欲しくないされたら食べない
焼き鳥は唐揚げと比べて嫌じゃないし食べれるけど串のままでやべたい
鍋リリースはちょとやだかなまあ食べれるけど
クチャラーはちょと嫌かな
食べ合わせはまあその人の自由だから僕の前ではしないでね
最終結論エリカの食い方が1番1緒に行くたくない
やられたら怒る以前に呆れるよ