男「アンタが許嫁か?」許嫁「ソレが何か?」
男「ふうん、普通にかわいいのな」
許嫁「ハァ?アンタ何当たり前なことを言ってるの?」
男「はぁ、すみませんでしたねぇ」
許嫁「まあいいわ、さっさとお父様とお母様に挨拶するわよ」スタスタ
男「…ハァ」
男父「いやぁ~まさかこんなべっぴんさんとは…」
男父「よかったな、男!」
男「まあ、そうだな」
男母「これからも末永くよろしくね」
許嫁「こちらこそ…」ペコッ
男母「あら、礼儀正しくて男にはもったいないわ」
男「失礼だな…」
男「まあ、よろしく」
許嫁「よろしく、男さん」
男「(外面は最高だな…)」
男母「それがね、空き部屋が無くって…男の部屋で寝てもらうわ」
男「そうか、わかった」
男父「いいか、男…くれぐれも…」
男「父さん…」
許嫁「さ、男さん…部屋へ行きましょう」
男「ちょ…」
男部屋
許嫁「くれぐれも、襲ったりしないでね」
男「当たり前だ…」
男「(そういうのは、ちゃんと考えてるから…マジで)」
許嫁「ええ、あるわ」
男「なんだよ…」
許嫁「私たちって同じクラスじゃない」
男「ああ、そうだな…いきなりの縁談だ正直びっくりした」
許嫁「まあね…本当、最悪だわ」
男「失礼ですね…最悪って」
許嫁「だってそうでしょ?」
許嫁「私みたいな完璧な美少女があなたみたいな」
許嫁「平均的な男と結婚するんだから」
許嫁「泣きながら感謝して欲しいわ」
男「(マジで泣かしてやろうか…)」
男「はいはい…」
男「(別に用事が無けりゃ話しかけたりしないって)」
男「お前って傲慢な性格だな」
許嫁「大丈夫よあなたにだけだから」
男「(なんとうれしくない特別…)」
男「まあ、いい…とりあえず今日はもう寝ろ…」
許嫁「そうするわ」
男「(当然のようにベットで寝てやがる…)」
男「布団敷くか…」
翌日
男「…朝か」
男「…ん~」
許嫁「遅いわね…」
男「うお!何で俺の布団の中に入ってるんだ…」
許嫁「悪い?」
男「いや、悪くないけど…いや、悪いな」
男「そういうのはダメだまだ早い俺達は学生だしな」
許嫁「かちかちね…」
許嫁「まあ、いいわ」
男「顔洗ってくるか…」
男「…」
許嫁「…」
男「なあ、なんで一緒に登校してるわけ?」
許嫁「ダメかしら?」
男「つか、話しかけて欲しくないんだろ?」
許嫁「そうね…」
男「だったらよ…」
許嫁「わかったわ…学校に着くまでね」
男「まあ、もうどうでもいいや」
学校
友「おはよう、男~」
友「なあ、聞いてくれよ」
男「なんだ?」
友「実はさ、今日な…許嫁さんに話しかけたんだよ」
男「ふーん」
友「そしたらさ、許嫁さんがおはようって笑顔で返してくれたんだ!」
男「そりゃ、良かったな…」
友「ありゃ、俺に惚れてるぜ」
男「そいつは考えすぎじゃないか」
友「そうかな~」
男「ああ、考えすぎだ…」
友「許嫁さんいいよな~おしとやかで~かわいくて~もう高嶺の花ってやつだな」
男「そうですね~」
友「なんで、こういう話に乗らないのかね君…まさかホモ?」
友「すまん、男、俺はノンケだから」
男「ホモじゃねぇし、仮にホモだとしてもお前とは付き合わん」
友「ガーン」
男「そこでショックを受けるのはおかしい」
男「おう、席にもどれ」
友「おう!」
昼休み
男「(やっと昼休みだ…飯食うか…)」
友「男!!」
男「なんだ、貴様…」
友「飯の時間に話しかけられると若干キレるよなお前」
男「唯一の安らぎの時間だぞ」
友「そうだな~あ、許嫁さん見てみろよ」
男「また、許嫁の話か…」
友「アレ?お前呼び捨てだったけ?」
男「俺は基本的に呼び捨てだぞ?」
友「そうだっけ?」
友「まあ、いいや…ほらあの人気っぷり…やばいな」
男「ああ、ヤバイヤバイ」
男「(ん?味付け変えたか?)」
友「ああ~俺もあっちのグループに入りたいなあ~」
男「入ってくればいいだろ」
友「でもよ~お前が一人になるのは…」
男「お前はいい奴だな…でも気にしなくてもいいぞ?」
友「本当は入る勇気がないんだよ~」
男「そうか、まあ、そんなこったろうと思ったが」
男「ごちそうさま」
友「あ、もう食ったの?」
男「ああ、お前全然食ってないな…」
友「話に夢中になりすぎたわ…」
友「それにしても…あいつちょっとベタベタしすぎじゃない?」
男「誰が?」
友「ほら、あのイケメン君さぁ~」
許嫁「へぇ~」
イケメン「なあ、今日どっかに行かない?」
友「くそ…いちゃいちゃしやがって」
友「まあ、お似合いだよな…」
男「そうだな…お似合いお似合い」
友「男?どうした?お前なんか若干機嫌が悪いように見えるけど?」
男「気のせいだろ…俺はいつも通りです」
友「そうか?」
友「あ、もしかしてお前…許嫁さんのこと…」
男「…お前は本当にそういう話が大好きだな…別にそういうのじゃない」
男「まあ、強いて言うなら女の方が俺の好みだぜ」
友「マジで?あの地味な?」
男「お前地味とか言うなよ…光る原石だろアレ絶対」
友「本当かよ~」
友「マジ?おもしろそう…俺も俺も」
男「よ、女」
女「あ、男さん…どうも」
友「あのさ、あのさ、女さんっておしゃれに気を使ってるの?」
女「いえ、そんなに…」
男「お前さ、顔は良いんだからさ、ちょっと髪型なんとかして」
男「コンタクトにしたら絶対にモテるって」
女「そんな、私は別に」
男「いやいや、女はおしゃれしてなんぼってな」
男「死んだ姉が言ってたんだ…」
女「え…えと、すみません」
友「お前、嘘吐くなよ…信じちゃったじゃん女さん」
女「え、嘘なんですか?」
男「ああ」
女「ひ、ひどいです!」
男「ごめんごめん」
友「そうそう、鵜呑みにする必要はない!」
女「で、でも…ありがとうございました」
男「いえいえ」
友「お前、本当に好きなそういうの」
男「何が?」
友「ちょっかいって言うか…」
男「おもしろいじゃん」
友「まあ、それで本当に綺麗になったら俺がゲットしてやる…」
男「おう、頑張れ~」
許嫁「…」ジィー
イケメン「許嫁さん?」
許嫁「あ…どうしたの?イケメンさん…」
イケメン「いや、どうしたのかなって…」
許嫁「いえ、別にどうもしてないわ…」
イケメン「で、どうかな?今日…」
許嫁「ごめんなさい、イケメンさん誘ってもらってうれしいけど用事があるから」
イケメン「そっか…残念だな」
男「さて、帰るか」
友「そうだな~」
許嫁「男」
男「ん?」
友「え…許嫁さん!?」
許嫁「ちょっと来て…」グイッ
男「え、ちょっと?」
友「なんだ~あれ…羨ましいな…」
イケメン「…」
男「なんだよ?」
許嫁「あれはどういうつもり?」
男「あれ?」
許嫁「女さんにベタベタしてたじゃない…」
男「ベタベタってただ話してただけだろ」
男「いいってなんだよ?」
許嫁「私より女さんと結婚したいの?付き合いたいの?」
男「別にそんなことはないって、ただあそこでお前の話題を出したら」
男「迷惑になると思ったから、あんな風に言っただけだ…」
男「お前が一番だって…」
許嫁「何それ…寒気が…」
男「どうしろって言うんだよ?」
許嫁「いえ、それでいいわ」
許嫁「じゃあね、男」スタスタ
男「おう、じゃあな」
男「さて、友の所行くか…」
男「いや、まあ、ちょっとな」
友「なんだ?言えない内容なのかよ~」
男「…許嫁が困ったことがあったらしくて俺に相談してきただけだ」
友「へぇ~相談…お前ら仲いいの?」
男「いや、グループじゃ話しづらいだとよ」
友「よくあるわ~そういうの」
男「(ふぅ、なんとかごまかしたか…)」
男家
許嫁「遅かったわね」
男「まあ、友とゲーセンで遊んでたから…それでどうした?」
許嫁「いえ、待ってたのよ…」
男「そうか…まあ、ただいま」
許嫁「おかえり」
男「あ、母さん」
男母「なんだい?」
男「今日の弁当いつもと味が違ったな、変えたの?」
男母「ああ、許嫁さんが作ってくれたんだよあんたの弁当」
男「マジ?」
男母「わざわざ、嘘吐く所でもないだろ」
男「(ふ~ん…あいつがわざわざ)」
男母「どうだった?」
男「いや、母さんのよりうまかった」
男母「そうかい、それはよかったね~」
許嫁「…」
男「ごちそうさま」ガチャガチャ
男「…」スタスタ
許嫁「…」スタスタ
男母「本当に仲良しだねぇ」
男父「ああ、まったくだ!」
男部屋
男「…」
男「…」
許嫁「…」
男「何か用でもあるのか?」
許嫁「いえ、特には」
男「だったら少し離れてくれないか…」
許嫁「いいじゃない…こんな美少女に近寄られてうれしくない男子はいないわ」
男「まあ、そうだな…」
許嫁「…」ギュッ
男「…」
許嫁「少しは反応を示してくれるとうれしいんだけど…」
男「……ッ」
許嫁「反応を示してくれた」ギュ-
男「(ポーカーフェイスは得意だと思ってたのに…)」
男「…ふわぁ~」
許嫁「おはよう…」
男「お前…また俺の布団にもぐりこんでるのか…」
許嫁「悪いのかな?」
男「だから、そういうのは…」
男「ま、言っても無駄そうだからいいや」
許嫁「さ、早く起きて男…」
男「はいはい、今起きる…」
許嫁「いってきます」
男「…」
許嫁「…」
男「なあ」
許嫁「何?」
男「お前ってイケメンと仲良いよな」
許嫁「そうかしら?」
男「つか、イケメンは確実にお前のこと好きだと思う」
許嫁「それは…いい迷惑ね」
男「…ひどい言い様だな」
許嫁「好きでもない人の好意はいらないわ」
男「ま、お前はそういう奴だな」
男「(ん?ということは俺のことは好き?いや違うか…)」
学校
友「なあ、聞いてくれ…男」
男「なんだ?」
友「女さんを見てくれ…」
男「ん?」
女「…あのちょっと」
モブ「女さん俺と付き合ってくれ~」
モブ2「貴様抜け駆けはゆるさん女さん~」
モブ3「女さん…困ってるだろ!女さん~」
モブ4「貴様も変わらないだろ!女さ~ん」
友「ああ、女さんがイメチェンしたら超モテモテになったというわけだ」
男「俺の言った事実践したのか…」
友「どうも、そうらしいな…」
男「ふむ、モテモテになったのか…俺の目に狂いはなかったな…」
女「あ、男さん」スタスタ
モブ達「あ、女さん~」
女「お、おはようございます…男さん」
男「おう、おはよう~」
女「あの、男さんのおかげで、自信がつきました…ありがとうございます」
男「俺の目に狂いはなかったって訳だ…」
男「どうだ、友よ」
友「ああ、お前の目に狂いはなかったわけだ…」
友「女さん~俺と付き合って~」
女「みなさんに好意を持ってもらうのは嬉しいんですが…」
友「?」
女「私はその…好きな人が」チラッ
男「?」
友「(ま、まさか…男これを狙って!?)」
許嫁「…」バキッ
イケメン「え?」
許嫁「あ…シャーペンが折れちゃった…」
イケメン「あ、僕の貸してあげるよ」
許嫁「ありがとう、イケメン君」ゴゴゴ
女「あ、ありがとうございます…」
女「(なんか、好きな人に応援されると微妙だな…)」
友「(き、気付いてないだと…男…貴様はアホだ)」
男「(今日は面倒だな~)」
昼休み
男「さて~弁当弁当っと」
許嫁「…」スタスタ
許嫁「…」
男「…」
許嫁「…」
友「アレ?許嫁さん…?」
許嫁「一緒に食べてもよろしいでしょうか?」
友「ぜひ!」
イケメン「(また男の方に…)」
女「あ、あの…男さん…ご一緒してもよろしいでしょうか」
男「ん?ああ、いいよ、別に」
許嫁「…」
女「あ、許嫁さんも一緒に食べるんですか?」ニコニコ
許嫁「ええ、あなたも?」
女「はい!」
許嫁「それは、それは…」
友「(なんだろ、さっきからなにか異様な雰囲気が…)」
男「(なんで、許嫁、女のこと睨んでんだろ…)」
友「俺が一番聞きたい…何これ?ラブコメ?」
男「なんで、ラブコメなんだ…ラブコメはもっとふわふわしてるだろ」
友「そうだな、修羅場って奴だよ男」
男「修羅場?なんで?」
友「いや、まあ、いいや」
女「(もしかして…許嫁さん…)」
許嫁「(男は渡さないわ…)」
男「まあ、すぐに仲良くなるってきっと」
友「相容れない関係になりそうな予感が俺はするよ」
男「ん?」
女「行きましょうか」
許嫁「ええ」
男「なんだ…やっぱり仲良くなってんじゃん」
男「ちょっと付いて行ってみよ~」スタスタ
許嫁「単刀直入に聞くわ」
許嫁「あなた、男のことが好きなの?」
女「はい」
許嫁「別に邪魔はしないわ…ただ、もしも私から男を奪ったら」
許嫁「あなたを一生許さない程度…」
女「別に男さんはあなたのものではないはずです」
許嫁「いいえ、彼は私のよ」
許嫁「だって、彼は私の許嫁だもの…」
女「酷く傲慢的ですね」
許嫁「うるさいわ」
女「いつか、愛想つかされるかもしれませんね…」
許嫁「うるさいうるさい…」
女「私だって真剣なんです…」
女「だから、真剣勝負です!!」
許嫁「…」
許嫁「いいわ、受けてたつ」
女「…」
許嫁「…」
男「(ふむ、面倒なことになったもんだ…)」
男「(ハァ…)」
男「…」
男「(早めに決着を着けたほうがいいよな…)」
友「帰ろうぜ~」
男「おう!」
男家
男「…何してるの?」
許嫁「あなたを待ってたのよ」
男「お前はアレか?犬か?」
許嫁「そういうのがお好みなの?」
男「別にそうじゃないけど…ま、俺はもう部屋に行くわ…」スタスタ
男「(…さて、電話するか)」
男「あ、女?男なんだけどさ」
女『何?男くん』
男「明日さ、放課後教室に残ってくれないか?」
女『わかった…』
男「明日…か」
許嫁「…」
許嫁「(放課後…教室…)」
許嫁「(私…本当に愛想つかされちゃったのかな…)」
男「…」
男「…」
許嫁「おはよう」
男「おはよう」
男「…」
男母「今日は何か元気ないわね」
男父「きっと昨日頑張りすぎたんだよ」
男母「まったくあなたは」バキッ
男父「…いたいよ、母さん…」
男母「アレはきっと何か悩んでるのよ男は」
男父「そうかな…?」
許嫁「…」
男「いってきます」
許嫁「いってきます」
許嫁「あの、男…」
男「ん?」
許嫁「あの……」
男「どうした?らしくないな」
許嫁「いや、いいわ…あなたはあなたで答えを出して…」
男「何のことだよ?」
許嫁「別になんでもないわ」
男「そうか…」
男「(なんでもないか…)」
学校
友「おはよう!!」
男「おう、おはよう」
友「今日はいつにもまして元気ないな」
男「なんだ、お前俺はいつでも元気もりもりだぞ」
友「ふーん…ま、いいけど」
男「なんだよ…」
友「まあ、何悩んでるかはしらんが…あんまり深く考えないほうがいいぞ?」
男「サンキュ…」
男「なんか、少し楽になった…」
友「さすが、俺だ!」
男「はいはい、さすがさすが」
女「男さん…」
男「あ、女」
女「今日…その」
男「ああ、放課後な」
女「はい」
友「?」
男「うま…これマジうまい」
友「お前…俺のおかずだぞ…」
男「気にするな…」
友「はあ、まったく」
男「まあ、あれだ…」
男「うまいからさ、良しとしてくれ」
友「なんでだよ…っ!」
男「うめぇ~」
友「ふざけんな、俺にもよこせ!」
男「ダメだ!」
友「ふざけるな!!」
男「もう食っちまってるんだがな」
友「ぐああぁ!チッ…なかなかやりやがるぜ」
男「悪いが俺の勝ちだ…」
友「いや、貴様…何か一つ忘れてないか?」
男「何?」
友「貴様の玉子焼きが好きだったな…」
男「それがどうした?」
友「一つしかなかっただろ」
男「ああ」
男「…ッ!まさか」
友「ああ、そのまさかだ…俺が食った」
男「貴様ぁぁ!!」
友「ぐわはっはっは!」
男「くそぉ…」
友「まったくだ…」
男「はあ…」
放課後
友「帰ろうぜ~」
男「あ、悪い俺用事あるから」
友「なんだよ~」
友「ま、いっか」
友「じゃあな」
男「おう、じゃあな」
15分後
男「さて、やっと誰もいなくなったか…」
女「あの、話ってなんですか?」
男「ん…ああ、それなんだが」
男「単刀直入に言う…俺許嫁と女の話聞いてたんだ」
女「…ッ」
男「で、俺は…お前に返事を」
女「ちょっと待ってください…」
男「な、なんだ?」
女「その前にちゃんと告白させてください…」
男「あ、ああ…わかった」
女「私…暗い性格だったんですよね…」
男「あ、そうなの?」
女「男くんが…私を変えてくれたんです…」
男「そんな大層なことしてないけどな」
女「私にとってはすごいことをしてくれたんです…だから」
女「私はあなたが好きです…どうか、付き合ってください」
男「…」
女「…ッ」
女「やっぱり許嫁さん…ですか」
男「ああ、俺は…俺はあいつが好きなんだ…」
女「そうですか…あ~あ…振られちゃった…」
男「ごめん…」
女「謝らないでくださいよ、み、惨めじゃないですか…」
女「私は…私は…これだけ伝えれば結構です…これからも」
女「友達ではいてください…」
男「ああ、当たり前だ」
女「ありがとう…ございます…」
女「さ、次はあなたの番です…頑張ってください」
男「…ああ」
女「それでは、さようなら…」
男「じゃあな」
ガラガラ
女「…」ポロポロ
女「ふぅ、男くんの前では泣かない…」ポロポロ
女「が、我慢できた…」ポロポロ
女「う、う…」ポロポロ
男家
男「許嫁いるか?」
男母「え?許嫁ちゃんまだ帰ってきてないけど?」
男「マジか…」
男「チッ…どこだ?」
男「許嫁…」
男「!」
男「許嫁!」
許嫁「…男?」
許嫁「どうしたの?男…」
男「いや、お前こそ何してんだ?こんな所で…」
許嫁「私は…振られたんだ~縁談の話も何したいんでしょ…」
男「何の話だ?」
許嫁「私より、女の方がいいんでしょ!」
男「んな訳ないだろ」
許嫁「いいんだよ!別に嘘吐かなくて放課後の教室なんて告白以外ないでしょ」
男「俺は…お前を選んだよ…許嫁」
男「俺の傍に居て欲しいのお前なんだよ許嫁…」
許嫁「もう、いいよ」
男「お前な…何らしくないこと言ってんだよ」
男「お前は完璧な美少女なんだろ?」
男「俺より全然優れてるんだろ?」
男「俺のこと好きじゃないのか…?」
許嫁「…好き」
許嫁「本当に私でいいの?後で後悔しても知らないよ?」
男「後悔するわけないだろ…」
男「俺の中でお前が一番だよ」
許嫁「…男ぉぉ」ギュッ
男「うお!」
男「…」ヨシヨシ
許嫁「…うぅぅ」ポロポロ
男「(結局、俺…どっちも泣かせてる)」
許嫁「男…男が私のこと好きっていう証拠見せて…」
男「これが証拠じゃだめ?」
許嫁「…」コクンッ
男「…」
チュッ
許嫁「…ッ!」
男「これで、いいか」
許嫁「…」///
許嫁「うん」
元スレ
男「アンタが許嫁か?」許嫁「ソレが何か?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1450453780/
男「アンタが許嫁か?」許嫁「ソレが何か?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1450453780/
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コメント一覧 (59)
-
- 2015年12月19日 10:27
- ベッタベタな筋書き自体は嫌いじゃない
けど文章がまー適当すぎて…
-
- 2015年12月19日 10:30
- …うん。なんともいえん
-
- 2015年12月19日 10:37
- 女の告白の最中イケメンに許嫁が襲われてるかとおもったが、そんなことはなかった
-
- 2015年12月19日 11:02
- イケメンはなぜ出てきたんだ?
-
- 2015年12月19日 11:17
- 展開が早すぎる
デザーム様、どうします?
-
- 2015年12月19日 11:31
- チンカスだね。
-
- 2015年12月19日 11:53
- 構わん(作者を)殺れ
-
- 2015年12月19日 11:55
- ここまでテンプレすぎるのも今じゃ逆に珍しい
全部読んじまうくらい暇つぶしにはなった
-
- 2015年12月19日 12:11
- 立ち食いそばのようなss
-
- 2015年12月19日 12:12
- これは酷い
内容が無いようだ
-
- 2015年12月19日 12:15
- カルピス原液を1000倍希釈したようなss
-
- 2015年12月19日 12:29
- ※12
逆じゃね?
市販の原液をまんま出されたような話よ
うまいまずい以前に何のアレンジもされてない
-
- 2015年12月19日 12:53
- おい※11が何か言ってるぞ
-
- 2015年12月19日 12:55
- おまえら多分狂気SSに慣れすぎてるんだよw
-
- 2015年12月19日 12:56
- えるしってるか
立ち食いは8%
-
- 2015年12月19日 13:00
- ※14がいなかったら素通りしてた
-
- 2015年12月19日 13:26
- お前の話はつまらん!
-
- 2015年12月19日 13:29
-
黒歴史ですね
-
- 2015年12月19日 13:49
- キャラは好きだけど、話がな…
-
- 2015年12月19日 14:08
- 親が初対面なのに許嫁って…どうやって許嫁になったんだよ…ホラーだろこれ…
-
- 2015年12月19日 14:23
- ふむ、シベリア送りだ。
-
- 2015年12月19日 14:23
- ワレ、ジンマシン発生中!ジンマシン発生中!
-
- 2015年12月19日 14:24
- 最後がね…
-
- 2015年12月19日 14:43
- 同意見の人がいてよかった
-
- 2015年12月19日 14:51
- なんかワラタ
-
- 2015年12月19日 15:09
- 嫌いじゃないけどあっさりしすぎな気はする
まあストーリーは王道だし逸れまくってもそれはそれでアレだけど
-
- 2015年12月19日 15:13
- イケメンの出番がなかった
-
- 2015年12月19日 15:15
- 肝心の男と許嫁が想い合った理由が全然ないから感情移入が全然できん。
※13
だね。むしろこれを基調として作品を作ってみて下さい、みたいな感じ。
-
- 2015年12月19日 15:32
- カルピスのたとえだした人いたけど、俺は黄身のない目玉焼きだったな。
もちろん調味料もかかってない。
-
- 2015年12月19日 15:33
- いろいろ物足りない
-
- 2015年12月19日 15:41
- 好きな話ではあるが物足りない
-
- 2015年12月19日 18:27
- なんか悲しくなってきた。
いたたまれないって言うか。
-
- 2015年12月19日 18:29
- 物足りない内容が薄々過ぎるやり直し
-
- 2015年12月19日 18:41
- 生地にトマトソースだけ塗って焼いたピザみたい
-
- 2015年12月19日 18:51
- ※35
普通に旨いじゃねえかwww
-
- 2015年12月19日 19:16
- 王道のストーリーをとにかくご都合主義満載でとんとん拍子に書いた感じ
-
- 2015年12月19日 19:18
- 長すぎも短過ぎもせず、ヤマは登りきらず、オチは落ち切らない
なんともモヤッとしたSSだな
-
- 2015年12月19日 19:34
- 許嫁の口調を統一しろ
-
- 2015年12月19日 20:04
- あーうーあーあう?
-
- 2015年12月19日 21:59
- 弁当の卵焼きくだり意味無いな
あと駆け足だし、キャラぶっれぶれやし作者飽きたんやろなぁ…
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- 2015年12月19日 22:28
- 女ルートかもん
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- 2015年12月20日 01:55
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テンプレ臭がするが完璧にテンプレじゃない
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- 2015年12月20日 02:00
- なんだか結構前に読んだことがあるような気がする
日付はきのうのはずなんだけどなぁ
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- 2015年12月20日 02:15
- 最初は一年くらいやるつもりで始めたけど、路線変更で1クールに無理矢理詰めたアニメみたい
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- 2015年12月20日 02:25
- イケメンくん消滅
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- 2015年12月20日 02:42
- でも主人公ははっきりしたヤツだからニセコイより面白い
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- 2015年12月20日 03:51
- 立ち食いそばの用なSSというコメントを評価する。
おい許嫁マスター、出てきて書き直してやれよ。
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- 2015年12月20日 08:20
- 物語として成立しとらん…許婚となった経緯も惚れた経緯も一切なしとは…
※10 言い得て妙だなw
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- 2015年12月20日 08:22
- なんで米欄が大喜利みたいになってんだww
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- 2015年12月20日 23:19
- イケメン何がしたかったんだ(KONAMI感)
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- 2015年12月21日 16:58
- 許嫁も女も両方イケメンに寝取られるとばかり思ってたのに
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- 2015年12月22日 02:46
- 許嫁「意味わからん…」で笑った
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- 2015年12月24日 19:54
- このあとイケメンが意味ふなちょっかいだして男にパンチされるまでがてんぷれ
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- 2015年12月28日 13:16
- なんだこのペラッペラな内容は
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- 2016年01月15日 17:34
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なんだこれ
男の心境の変化が一切書かれてないしイケメンがかませとしての機能すらない
第一滅茶苦茶ツンツンしてたのに対抗馬が出てきただけで手のひら返すし男もそれを受け入れる
要するに中身がない
期待させるだけさせてドキドキも糞もねぇわ
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- 2016年04月06日 04:59
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つまんね
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- 2017年06月21日 12:08
- 文句いうなら自分で書けば?
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- 2018年07月27日 00:12
- この許嫁なら女の方を選んでほしかったな
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