モバP「思い出のあの料理」
~お昼のプロダクション~
未央「プロデューサー!一緒にお昼ご飯食べに行こー!!」
P「おー、もうそんな時間か。」
凛「お疲れ様プロデューサー。あんまり詰め込み過ぎると体に悪いよ。」
卯月「休憩するのも大事ですよ!」
P「よーし食べに行くかー。みんな何食べたい?」
凛「私はなんでもいいよ?」
未央「うーん・・・そうだ、プロデューサーの好きな料理ってなに?」
P「豚の生姜焼き。丼ならなお良し。」
未央「おおう・・・」
卯月「男の子!ってかんじですね!」
凛「でもよくみんなでご飯食べいくけどそんなに食べてるイメージないかな。」
P「そうだなー。外で食べるのってなんか違うというか・・・一番理想の生姜焼きには及ばないんだよなあ。」
未央「ほうほう。結構理想が高いんですなぁ~」
P「昔食べたのが忘れられなくてな。最高の逸品だったんだよ。」
卯月「へえー。高級なお店の有名なシェフが作ったとかですか!?」
凛「高級なお店に生姜焼きってないと思うけど・・・」
未央「違う違う!ズバリ!プロデューサーのお母さんが作ったおふくろの味ってことでしょ!?」
P「どっちもハズレ。」
未央「えー!?いい線行ったとおもったんだけどなー。」
P「まあ未央の予想には近いんだけどな。」
凛「と。いうと?」
P「作ったのは母親じゃなくて幼馴染の女の子だ。」
卯月「幼馴染?」
未央「これは甘酸っぱい青春の1ページな感じがしますなあ~」
凛「へえー。どんな子なの?」
P「うーん。どんな子って言われてもなぁ・・・家が隣でちっちゃい頃はいっつも一緒に居たな。」
P「なんかもう半分家族みたいなもんだったな。兄妹くらいに思ってたよ。同い年だけど。」
未央「ずっと一緒にかあー」
卯月「素敵ですね!」
P「子供の頃はお互い両親が共働きで一人になることが多かったし自然とな。」
凛「それでその子が作ってくれたんだ。」
P「そうそう。中学位の頃だったかな。それがもう絶品でなー。」
未央「その子はさぞ幸せなんでしょうなあ。」
P「ところがな。」
凛「ところが?」
P「ほら、当時の俺も思春期真っ盛りでな。小学生くらいまではなんとも思わなかったけどだんだんと距離を取ろうとしちゃったんだよな。」
卯月「男の子ってそういう事ありますよね」
P「最初の頃は美味しいって食べてたけど徐々に反発してな。」
凛「うわあ・・・」
P「最終的には「お前の料理なんか嫌いだー!」なんて言っちゃってな。美味しかったのに。」
未央「酷いなー。」
P「自分でもそう思う。それからどんどん疎遠になっちゃってね・・・後味も悪かったな。」
凛「だろうね。」
卯月「その子とはそれ以来なんですか?」
P「いや、ちょっと前に再会した。」
未央「え!?正直そのままな流れだと思ってた!?」
P「中学卒業してだから6~7年ぶりかな。」
凛「その子はどんな感じだったの?」
P「ぶっちゃけ相当引きずってた。あたりが強くて警戒されてる感じだった」
未央「無理もない。」
P「でもな。話してて分かったけど口調こそキツかったが中身は変わってなかったな。当時のこと謝ったらなんやかんやで許してくれた。」
卯月「仲直りできたんですね!」
P「まあな。」
未央「じゃあなんやかんやで上手いこといっちゃうんじゃないの?」
P「そんなんじゃないよ。まあでもな。」
凛「でも?」
P「アイドルにスカウトした。」
凛「!?」
未央「!?」
卯月「!?」
凛「この事務所にいるの!?」
P「いるよ?」
未央「え!?じゃあ私たちも知ってるの!?」
P「まあそりゃあな?」
卯月「誰なんですか!?誰なんですか!?」
P「途中から後ろに立ってる。」
凛「!?」
未央「!?」
卯月「!?」
P「な?時子。」
時子「・・・・・・」
NG「えええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!???????」
時子「アンタ何軽々しく喋ってんの!!??本当に脳ミソ腐ったんじゃないの!!??」
P「軽々じゃないよ。時子との大切な思い出だ。3人になら喋っていいって判断したんだよ。」
時子「た、たいせつ・・・判断したってだったらせめて私に断り入れなさいよ!」
凛(断り入れたらいいんだ)
未央(あれ?とっきーって案外チョロい?)
卯月(顔が真っ赤ですね!)
P「と、いう訳でこどもの頃俺が時子の料理美味しいと言った結果料理が特技になった時子。一緒にご飯食べに行こうぜ。」
時子「誰に説明してんのよこの豚!!」
P「そりゃ3人に決まってんだろ」
卯月「へーそんな過去があったんですね!」
未央「とっきー結構乙女なんだね!」
凛「そういうのいいなあ。」
時子「アンタ達もいつまで聞いてんの!?その耳そぎ落とすわよ!?」
P「あ、時子がこういうこと言うのは信頼した相手だけだから安心していいぞ」
時子「だからそんな事言うんじゃないのこの豚ぁ!!」
NG(仲いいなぁ・・・)
おわり
元スレ
モバP「思い出のあの料理」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449671095/
モバP「思い出のあの料理」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449671095/
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コメント一覧 (64)
-
- 2015年12月10日 00:16
- 実は根が純情乙女な時子様、最高です。
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- 2015年12月10日 00:16
- タイトルからイチゴパスタかと思った
-
- 2015年12月10日 00:16
- これからだろうが!
-
- 2015年12月10日 00:16
- 以下イチゴパスタ禁止
-
- 2015年12月10日 00:19
- とっきーかわいい
続きが欲しいねぇ
-
- 2015年12月10日 00:19
- 何だよ…
せっかく罵って貰えると思ってたのに…
こんなんじゃ、満足出来ねえぜ…
-
- 2015年12月10日 00:23
-
俺はウサミンだと思っていたら……見事に裏切られた(良い意味で)
私は時子サマは嫌い……と言うよりは苦手極まりないアイドルだったけどもこの話で見方が少し(でも決定的に)変化したと思う。
-
- 2015年12月10日 00:24
- スレタイと料理から、のあさんかと思った
-
- 2015年12月10日 00:25
- 面白かった、時子クリスマスSRで勢いあるな
-
- 2015年12月10日 00:31
- 時子様早く声ついてくれ…
-
- 2015年12月10日 00:45
- いちご味の豚の生姜焼き…
アリですね
-
- 2015年12月10日 00:56
- ※12
橘ぁ!!...橘ぁ!!??
-
- 2015年12月10日 00:59
- ※12
コレクッテモイイカナ?
ブェッホ!ブッホ!!ヴォェ!・・・・・・ヴェッホ!!!
-
- 2015年12月10日 01:00
- ※12
取り敢えず「いちご味の豚」を作ってから出直してこい
-
- 2015年12月10日 01:00
- あたりが強いで一気に誰だか分かったよw
なるほどw豚かw
-
- 2015年12月10日 01:08
-
- 2015年12月10日 01:10
- 思い出の料理はいくらあっても困りませんよ、これからも増やしていきましょう!(イチゴパスタ)
-
- 2015年12月10日 01:12
- なに!元は幼なじみでアイドルとPとして再会するポジションはウサミンのものではないのか!?
-
- 2015年12月10日 01:24
- ※19
最近はシュガーハートにもそのポジションがある、よって効果は無効。
-
- 2015年12月10日 01:25
- ※12
隠し味としてイチゴジャムを使うのはアリだぞ
ただしあくまでも隠れる程度にな
-
- 2015年12月10日 01:26
- まさかのキャストに意表つかれたわ
てっきりウサミンだと思った
-
- 2015年12月10日 01:28
- 時子様こそ地上に舞い降りた女神様でブヒ
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- 2015年12月10日 01:44
- いちごパスタかと思ったのに……
-
- 2015年12月10日 01:45
- 生姜焼きでもピンとこなかった鈍感ワイ、年齢計算でようやく気づく
-
- 2015年12月10日 01:50
- >口調こそキツかったが中身は変わってなかった
逆算すると元はどうなるんだ…?
-
- 2015年12月10日 02:03
- ※26 幼なじみのために料理を作ってくれる健気な女の子じゃないの?
-
- 2015年12月10日 02:05
- でも本当に多いよなウサミンがPの幼馴染み設定のSS
-
- 2015年12月10日 02:14
- 小さい頃から大きな変化がない人間がPと幼馴染でも何の面白味もないSSになるからかな、とメタ視点で考えてみる>ウサミンとシュガハが幼馴染って作品が多い
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- 2015年12月10日 02:21
- 同い年でウサミンネタかと思ったが「あたりが強い」と「豚料理」でわかったわ
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- 2015年12月10日 02:35
- アッキーだと思ってたのに時子か・・・惜しかったな
-
- 2015年12月10日 03:01
- とっきーって言われるとどこかのドジっ娘柔道部員を思い出すな
-
- 2015年12月10日 03:55
- またウサミンネタやな
↓
あれ?妙に豚を押すな。ひょっとして
…
↓やっぱりか。しかし、その発想はなかった。
-
- 2015年12月10日 04:03
- ※27
「お黙りなさいこの豚ッ!!!」ビシィ
-
- 2015年12月10日 04:28
- とっきーと言われるとこっちが浮かぶ
時子「常に余裕を持って優雅たれ、豚の調教にも品格が求められるのだ」
-
- 2015年12月10日 06:02
- 時子様ほんと愛してる
-
- 2015年12月10日 06:34
- これはやられた、とっきー可愛いよとっきー
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- 2015年12月10日 06:50
- 純情可憐ツンデレ時子様…美味しかったよ、有り難う。でも手が少し痛いかな。
※5
あのインパクトを忘れるのは無理だから…
-
- 2015年12月10日 07:03
- 最近SS脳になってたせいでウサミンかはぁとさんだと思い込んでたわ。
本当の豚ならメニューで気づくべきだったな時子さんかわいい
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- 2015年12月10日 07:10
- ※13
橘理論的には酢豚にパイナップルと同じラインなのでは。さらに甘さとしょっぱさが互いを引き立て合うとかなんとか。
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- 2015年12月10日 07:35
- 予想外すぎるwww面白かった!
これくらい短いと、かえって読みやすくていいね
-
- 2015年12月10日 07:41
- シリーズ化待ったなし
-
- 2015年12月10日 07:51
- ウサミン、シュガハさんだと年齢的にありえるのが良い塩梅やしな
-
- 2015年12月10日 07:56
- つまり、Pは名古屋人か
あんかけパスタとかも平気で食ってそうだ
-
- 2015年12月10日 08:57
- こいつとみくはぶっちぎりで嫌い
-
- 2015年12月10日 09:29
- 初めて時子を可愛いと思った
-
- 2015年12月10日 09:42
- ※45
なんでにゃ!
-
- 2015年12月10日 10:15
- この解釈は新しいな
-
- 2015年12月10日 10:44
- 狼狽える時子様ほんと可愛い
-
- 2015年12月10日 10:52
- つまり「この服を着てあの頃のお前を思い出させてくれ」セーラー服
という…
-
- 2015年12月10日 11:32
- とっきー「臓物をブチ撒けろ!」
-
- 2015年12月10日 12:46
- ※51
あーもう(キッチンが)めちゃくちゃだよ
-
- 2015年12月10日 14:37
- 時子と同い年ってこのP若すぎだろ
-
- 2015年12月10日 15:08
- 完全に虚を衝かれたわ
-
- 2015年12月10日 19:30
- ※53
兄妹って言ってるから時子様よりは年上なんじゃないか?
-
- 2015年12月10日 20:31
- ※55
>>P「なんかもう半分家族みたいなもんだったな。兄妹くらいに思ってたよ。同い年だけど。」
時子みたいな暴力が目立つキャラは苦手なんだが、ちょっと可愛いかもと思ってしまった
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- 2015年12月10日 20:35
- 時子様は他人の事を「アンタ」とか呼ばないけどなぁ…
罵りはするけど汚い言葉遣いはしない
-
- 2015年12月10日 22:59
- 新しいな
-
- 2015年12月11日 13:46
- 出任せにならない定番外しは、いつでも鮮やかだ、佳作。時子様の年齢に目を瞑られれば良作になろうも。
-
- 2015年12月11日 14:35
- これとか豚野郎3分クッキングは面白くて好きだわ
-
- 2015年12月13日 00:40
- 幼馴染ネタだとウサミンシュガハが鉄板だから意表を突かれたあんぐりした
-
- 2017年11月23日 22:42
- 豚といえばこの人だったわwww
-
- 2018年01月05日 20:43
- 後ろにって所まで、全然誰かは分からんかった…(;つД`)
-
- 2019年10月11日 10:29
- もしかしてウサミン?って思ったけど
Pが子供の頃から17歳のはずだから違うか!
確かに豚といったらこの方だな