蒼星石「こ、これがマスターのパ○ツ…」ゴクリ
蒼星石「クンカクンカ!クンカクンカ!」
蒼星石「あぁ~♪マスターの匂いがするぅ~♪…マスタ~…マスタ~…」スーハースーハー
水銀燈「見ぃちゃった!見ぃちゃった~!蒼星石の恥ずかしい行為見ぃちゃったぁ~!」
蒼星石「!?」
水銀燈「あら?やぁっと気づいたの?」
蒼星石「い、いつから君は…!?」
水銀燈「あなたが洗濯物漁ってるとこから、ぜぇ~んぶ見させて貰っちゃった」クスクス
蒼星石「ち、違うんだ水銀燈!?誤解なんだ!」
蒼星石「うぅ……。お願いだ水銀燈…このことは誰にも内緒に…」グスン
水銀燈「さて…どうしようかしら?こぉんなに面白い話を内緒なんて……あら?……また誰か来るみたいね…蒼星石、あなたも早く隠れなさい。また面白いものが見れるかもしれないわ!」ワクワク
蒼星石「わ、わかった…。言うこと聞くから…内緒に……って、あれは…翠星石?」
蒼星石「あっ!マスターのパ○ツを…」コソコソ
水銀燈「シッ!黙って見てなさい…」コソコソ
翠星石「やったですぅ~!ジュンのパ○ツ発見ですぅ~!!今日はなんてラッキーな日ですかねぇ~♪」
蒼星石「……まさか、翠星石も僕と同じように…?」コソコソ
水銀燈「…いえ。あの様子だと恐らく…」コソコソ
シュバッ!
翠星石「いただきですぅ~♪持ち去られたってバカジュンは気付くわけないのですぅ!長風呂してるジュンが悪いんですよ~だ!持ち帰って鞄の中でたっぷり楽しむですぅ~♪」
水銀燈「あははははは!!あなた達双子は一体どうなってるの!?ほぉんと、頭のオカシイ双子ちゃんだわぁ!傑作ね!」
蒼星石「……でも、今の手際…随分手慣れていたようだけど…まさか…?」
金糸雀「そのまさかかしら!」
蒼星石 水銀燈「「!?」」
金糸雀「初めから全部見てたかしら!もちろん、蒼星石の奇行もバッチリ目撃かしら♪」
水銀燈「存在感が薄すぎて全然気づかなかったわ…」
金糸雀「えっへん!隠密行動をさせたらカナの右に出るドールは……って、カナってばそんなに存在感薄いのかしら!?」
金糸雀「翠星石は今月に入ってもう5回もパ○ツを盗んでるパ○ツ泥棒常習犯かしら!」
水銀燈「5回も盗むなんて…」
金糸雀「カナの独自の調査結果によると、盗んだパ○ツは自分の鞄に溜め込んでジュンの匂いに包まれて寝てるみたいかしら!」
蒼星石「翠星石…そこまでとは…」
金糸雀「カナもびっくりかしら!……あ!また誰か来るかしら!」
雛苺「おっふろ~おっふろ~♪ジュンとおっふろ~♪」
水銀燈 蒼星石 金糸雀「「「!?」」」
水銀燈「あの子にはローゼンメイデンの誇りというものがないのかしら…」コソコソ
金糸雀「雛苺はジュンのお風呂突撃常習犯で、もう今月に入って10回も突撃してるかしら!」コソコソ
ガラッ!
雛苺「ジューン!!ヒナも入るー!!!」
ジュン「どぉわ!!??お、お前、また…!
」
水銀燈「やめなさい」
金糸雀「雛苺ってば、毎回突撃しては怒られるくせに結局いつもジュンに髪まで洗って貰ってるかしら!」
蒼星石「マスターに髪まで!?……いいなぁ…」
蒼星石「……す、水銀燈!頼むからこのことは内密に…」
水銀燈「……まぁ、秘密にしておいたほうがまた面白いもの見れるかも知れないものねぇ?せいぜい周りの目を気にして過ごしなさいな」
金糸雀「カナの存在もお忘れなく!かしら!」
蒼星石(……水銀燈はああ言ってたけど…やっぱり罪悪感は消えないや。僕はどうしたら…)
翠星石「…蒼星石?なに難しい顔してやがりますか?」
蒼星石「す、翠星石!?」
蒼星石(ここで誤魔化すのは簡単だけど…でも…)
翠星石「ほらほら!双子のドールに隠し事はなしですよ~!さっさと吐くですぅ!」
蒼星石「翠星石……やっぱり、人のパ○ツを盗むのは良くないと思うよ」
蒼星石「実は僕、見ちゃったんだ…君が、マスターのパ○ツを…」
翠星石「そ、そんなこと、す、すす翠星石ががするわけ…」ガクガクブルブル
蒼星石「……鞄の中にしまってあるんだろう?」
翠星石「!?」
翠星石「………え?」
蒼星石「だ、だから、僕も一緒に謝るから、マスターにパ○ツを返して…」
翠星石「なぁんだ!蒼星石も同じ穴のむじなだったんじゃねぇですか!それならそうと早く言いやがれですぅ♪」
翠星石「これから蒼星石が嗅ぎたくなったら特別にチビ人間のパ○ツを貸してやりますぅ~♪それで万事解決ですぅ~♪」
蒼星石「ち、違うんだ!そうじゃなくて…マスターにパ○ツを返すんだ!翠星石!!」
翠星石「………そんなの……ぜぇったいにお断りですぅ!!」
翠星石「翠星石がどんなに苦労してパ○ツを集めたと思ってるですか!?なんと言われたってぜぇったい返さないですぅ!!」
蒼星石「でも、翠星石…泥棒はいけないことだ!」
翠星石「蒼星石だって毎晩チビ人間のパ○ツを嗅いで寝ればきっと分かるはずですぅ!ほら!このパ○ツを貸してやるから引き下がるです!!」ポイッ
翠星石「我慢は身体に毒ですよぉ~?さっさと拾って嗅いで楽になっちまいやがれですぅ!」
蒼星石「……僕は……僕はッ……!」
ガチャッ
ジュン「はぁ~雛苺のせいで酷い目に……って、これ僕のパ○ツじゃないか!?」
蒼星石 翠星石「「!?」」
蒼星石「あっ!翠星石!?」
ジュン「こら!待て!!……たく、逃げ足の速い奴だ…。で?これは一体どういうことなんだ蒼星石?」
蒼星石「うぅ…実は…かくかくしかじか…」グスン…グスン…
蒼星石「………ごめん…なさい…マスター…」グスン…グスン…
ジュン「……はぁ。……とりあえず、その『マスター』って呼ぶのはやめにしよう。もうアリスゲームは終わったんだから」
蒼星石「……わかった。…ジュンくん…ほんとにごめんよ…」
蒼星石「…ッ…そうじゃなくて…僕は…翠星石や雛苺みたいに……上手くジュン君に甘えられないから……きっと…欲求不満で……」
ジュン「よ、欲求不満ってお前…」
蒼星石「……ドールとしてあるまじき行為だってわかってる!……でも…」グスン…グスン…
蒼星石「……ジュンくん…ほんとにごめんね。…おやすみ……」
ジュン「………さて、どうしたものか…」
ガチャッ
雛苺「ジュ~ン!さっきはごめんなの~!」
翠星石「お説教はもう終わったですか~?」
ジュン「お前ら…今日から一週間おやつ抜き!!!」
蒼星石「……ジュンくん?まだ起きてる…?」
ジュン「ん?………起きてるよ。いま、真紅のローザミスティカについて調べてたとこ」
蒼星石「……ちょっと、そっちに行っていいかい?」
蒼星石「……さっきはほんとにごめん」
ジュン「だからもういいって」
蒼星石「でも!…罪悪感が…消えなくて…」
ジュン「……じゃあ、お前にも罰を与えよう」
ジュン「そうしたら、罪悪感も少しは薄れるだろ?…ちなみに翠星石と雛苺は一週間おやつ抜きにしといた」
蒼星石「なんでも言って!なんでも…罰を受けるから…だから僕の罪悪感を…」
ジュン「よし。わかった。それじゃあ、蒼星石はクンカクンカの刑だ」
ジュン「人のパ○ツを嗅いだ罰として、今度は僕が蒼星石を嗅いでやる」
蒼星石「そ、そんな!?」
ジュン「さっき『なんでも言って』って言っただろ?問答無用!」ガバッ
蒼星石「わわっ!」
蒼星石「く、くすぐったいよジュン君!?」
ジュン「クンカクンカ!クンカクンカ!」
蒼星石(……ジュンくんは本当に優しいな。甘え下手な僕にこんな風に構ってくれて……)
蒼星石「……離さない。僕が寝るまで…こうしてて?」ギュッ
ジュン「……雛苺がもう1人増えたみたいだな」
蒼星石(……ありがとうジュン君……大好き…)
ジュン「……やっと寝たか。……鞄の中に入れてっと…ふぅ。…これでよし。……おやすみ…蒼星石…」バタン
水銀燈「貴方、真紅の下僕のくせにバッカじゃないの??」
ジュン「!?」
ジュン「お前…見てたのか」
水銀燈「ぜぇんぶ見てたわ!蒼星石もせっかく私が黙っててあげたのに…なんておバカさんなのかしら」
ジュン「黙っててあげた…か」
水銀燈「な、何よ!?」
水銀燈「バ、バカにしないで貰えるかしら!?私はただ…もっと面白くなると思って…」
ジュン「はいはい。お前もとっとと寝ろよ。……僕は調べもので忙しいからって……ん?巻かなかった僕からのメッセージだ」カチッ
水銀燈「……何か良い知らせ?」
水銀燈「……抱っこ」
ジュン「は?」
水銀燈「…抱っこして見せてくれたら、今日のことは真紅に黙っててあげる」
水銀燈「抱っこ!!」
ジュン「はいはい。ほらこれでいいか?」ヒョイ
水銀燈「…ふん。まぁまぁね。…それでどんなメッセージ?」
水銀燈「……なぁに?コレ…ずいぶん狂った文章ね…でも、これだけあの子がハイになってるところから推察するに、ほとんどが別の世界の貴方との惚気話ね」
ジュン「そうなのか!?」
水銀燈「ほんとに困った末妹だわ…今回もローザミスティカについては分からず仕舞いね」
水銀燈「……すぐにでも真紅を起こしたくはないの?」
ジュン「そりゃあ…出来ることならそうしたいけど…肝心のローザミスティカがなけりゃどうしようもないだろ…」
水銀燈「……じゃあ、私達の誰かのローザミスティカを真紅に入れたら良いじゃないの」
水銀燈「……綺麗事を言ってても、物事は解決しないわ。………もしかしたら、ローザミスティカに変わるものなんてこの世には無いのかも……」
ジュン「それでも!僕は諦めない!!大体そうやって誰かを犠牲にして真紅を起こしたって…あいつに怒られるだけだろう?」
水銀燈「……ほぉんと、呆れたわ。……私みたいに扱いづらくて不要なドールからローザミスティカを抜いてしまえば早い話しなのに…」
水銀燈「………真紅の馬鹿に、借りを作りっぱなしなのが嫌なだけよ…」
ジュン「…いいか水銀燈?不要なドールなんていないんだよ。僕はお前らのお父様でもなんでもないけど、それだけは断言できる」
水銀燈「……でも、結局真紅がアリスになって…私達は真紅のお情けで今こうしてるだけで…」
水銀燈「……そんな自己犠牲…願い下げよ…」グスン…
ジュン「水銀燈……」
水銀燈「……特別に…頭を撫でて構わないわ…」グスン…グスン…
水銀燈「……ッ…あの子達と…一緒にしないで…!」グスン…グスン…
ジュン「……絶対真紅を起こそうな」
水銀燈「…………そうね……必ず…」
FIN
元スレ
蒼星石「こ、これがマスターのパ○ツ…」ゴクリ
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1449585745/
蒼星石「こ、これがマスターのパ○ツ…」ゴクリ
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コメント一覧 (22)
-
- 2015年12月09日 02:44
- かわいいな
-
- 2015年12月09日 03:03
- 素晴らしいSS
-
- 2015年12月09日 03:06
- こんなところにも蒼の系譜が…
-
- 2015年12月09日 03:23
- え?変態蒼星石のSSじゃないの?
-
- 2015年12月09日 03:42
- 癒されたよ
-
- 2015年12月09日 03:45
- 蒼星石がまともだ……
-
- 2015年12月09日 03:51
- 目玉ついててワロタwwww
-
- 2015年12月09日 04:05
- 最終回後の話か
きらきー可愛い
-
- 2015年12月09日 04:51
- こんなことになってたのか…
-
- 2015年12月09日 04:58
- 昔の蒼星石だったらパンツ見つけた瞬間食べてるし
雛苺がすっぽんぽんになった所は撮影してたな~
楽しかったな~あの頃のばかみたいなSS
-
- 2015年12月09日 05:39
- ふーん、どこの世界でも蒼の邪魔になる紅は居るもんだね…まぁ、踏み台としては悪くないかな。
やっぱり脱ぎたての下着なんか特に良いにお…じゃなくて、きちんと丁寧に洗濯しなくちゃいけないから回収するのが正妻の嗜みだよね。勿論、夫が困らないように予備の新品を代わりに置いておくけどね。
-
- 2015年12月09日 06:12
- 確かに昔のSSなら蒼はパンツ食うか、JUMを調教するから一人で調教されるプレイをするのが常だったな。
むしろローゼンSSで蒼が普通の事を喋ると心配するレスが多かったし、変態だと安心されるという時代だったなw
-
- 2015年12月09日 07:05
- 良かった。しかしクーデレツンデレがクンカーなのはどの世界軸も一緒なのか…
-
- 2015年12月09日 08:09
- 懐かしくなった
そろそろ連載終わって2年経つんだなあ
-
- 2015年12月09日 09:05
- charmそろそろ戻ってきてくれて良いのよ。
知人のフランス人も新作を待ちわびてる言うてたよ
-
- 2015年12月09日 10:39
- ローゼンアニメ四期まーだ時間かかりそうですかねー
-
- 2015年12月09日 11:47
- 何で良い話っぽくなってんだよww
スレタイ見直せ
-
- 2015年12月09日 12:59
- 2chSSにおけるクール・蒼キャラが変態にされるという不文律のパイオニアだよね、蒼星石
ハルヒかローゼンのSSばっかな時代がもう八年前という
-
- 2015年12月09日 12:59
- お仕置きされて蒼い子が目覚めるかと思った
-
- 2015年12月09日 22:55
- 原作終了後の話か!良いぞ良いぞ!もっと増えてくれ
-
- 2015年12月10日 11:55
- このスレタイからは想像のつかないオチ
-
- 2016年01月05日 23:05
- >>15
戻ってきたよ
後ローゼン新連載今年の2月からウルジャンで始まるね