響「ふふーん、今回のテストは自分自信あるぞー!」
先生「よーし、それじゃあこの前のテスト返却するぞー」
エー、ザワザワ
響(なんてったって、出た問題ぜーんぶ勉強したとこだったし)
先生「今回のテストで……、お前たちが普段いかに勉強してないかがよく分かった!」
ヌキウチダッタカラ… センセーセイカクワルイー
響(見直しだってカンペキだったもんね!)
響(むふふ、もしかしたら満点だってあるかも……)
先生「お前たち静かにしろー」
先生「今回は成績順にテスト返してくからなー」
女子生徒「えー! 先生サイテー!」
先生「あんまり成績がひどいからな、下のほうの奴は反省しろよー」
先生「よしそれじゃ、満点からだな……」
女子生徒「え、満点いるんだー!」
先生「……我那覇!」
響「!」
女子生徒「響ちゃんすごーい!」
響「そ、そんなことないぞー」
先生「今回のテスト、満点は我那覇だけだからな、すごいじゃないか」
響「えへへ……」
先生「アイドルも勉強もしっかりできて、まさに完璧って感じだな!」
響「いやぁ、それほどでも……」
……
響(なーんて!へへ、照れちゃうぞ……)
先生「次は……我那覇」
響(……え?どうやったらアイドルと勉強両立してるのかって?)
先生「……我那覇?」
響(へへ、実は、自分オリジナルのコツがあるんだ)
響(よかったら、特別に教えてあげるね……)
先生「……我那覇!」
響「はい?」
響「ん?今先生自分のこと読んだ?」
先生「当たり前だろ、ほら、テスト、早く取りに来い」
響「あ、はい」ガタッ
先生「ほら」ピラッ
響「……!」
響(や、やった!100点だぞ!)
響(へへーん!やっぱ自分は完璧さー!)
先生「よく勉強してるみたいだな」
響「へへ、ありがとうございまーす!」
先生「……」
響「……」ソワソワ
先生「……どうした?早く席に戻れ」
響「え?」
先生「ん?」
響「……もう終わり?」
先生「はあ?何がだ?」
響「なんかこう、みんなのテストの点数とか、クラスで公表したりしないの?」
先生「は?できるわけないだろ、そんなことしたらPTAから苦情が来るぞ」
響「あ、そ、そっか……」
先生「ほら、よく分からんが早く席に戻りなさい」
響「……はい」
先生「よし、これで全員返ったな」
響「……」
先生「それにしても……女子生徒!」
女子生徒「なにー?先生」
先生「お前、いくらなんでも今回のテストひどすぎる!」
女子生徒「えー、しょうがないじゃないですかぁー部活忙しいんだから!」
先生「他の奴は部活が忙しくてもちゃんとやってるんもんなんだよ」
女子生徒「じゃあせめて、練習ユルくしてくださいよー」
先生「なーに甘えたこと言ってるんだ」
アハハ…
響(……いいなーあの子、うらやましいぞ)
響(ま、いいや!)
響(今日は確か、プロデューサーも事務所にいるはずだし)
響(事務所で自慢しよっと!)
事務所
響「はいさーい!皆おはようだぞ!」ガチャ
響「……って、あれ?」
シーン
響「なんか、やけに静かだな……」
響「……お、おーい」
響「誰かいないのかー……?」
P「……響、おはよう」ヌッ
響「って、うわぁ!プロデューサー!!」
P「今日の響は……確かダンスレッスンだったな……?」
響「う、うん、そうだけど……」
P「あとは、亜美と真美も一緒か……」
響「確かそうだったはず……」
P「そうか……」
響「ぷ、プロデューサー、大丈夫か?なんか死にかけてない?」
P「……今日のダンスは俺もチェックするから、ちょっと事務所で待っててくれ」
響「う、うん……」
P「今日も元気に頑張っていこうな……」
響「……プロデューサーが全然元気ないじゃないか」
P「ふうー……さて、その前に一仕事だな」
響「……」
響「ね、ねえプロデューサー?」
P「……」
響「……」
P「……ん?なんだ?」
響「あ、あのさ、自分、今日学校で……」
P「うん」
響「……やっぱり何でもない!」
P「? そうか?」
響「うん!自分、時間まであっちで待ってるから、準備できたら言ってよね!」
P「そうか、待たせて悪いな」
響「全然!そういえば、ちょうど編んじゃいたいものあったから、それでもやってるさー!」
響「~♪」アミアミ
P「……」カタカタ
響「ふんふーん♪」
P「……」カタカタ
響「ん~ん♪」アミアミ
P「……っと」ボソッ
響「ん?」
P「そろそろ亜美と真美が来る時間だな……」プシュッ
響「……?」
P「気合い入れるか……」ゴクゴク
ガチャ
亜美「おっはろー!」
真美「……お、兄ちゃん!やっほー!」
P「おう、来たな、双子姉妹!」
亜美「あーっ!まとめて呼ぶのは酷いっしょ兄ちゃん!」
真美「そうだそうだ!レディーはビョードーに扱ってよねー!」
P「なんだよ、平等に扱ってるだろ?」
真美「扱ってないじゃんか!」
P「いや、これが平等ってことだって」
真美「だからー、そういうことじゃなくってさー」
P「じゃあ何だよ」
真美「え?うーんと、えーっと……」
亜美「……あ!あれだよ、村長!」
真美「あ、そうそう!真美たちのことはちゃんと村長にしてくれなくちゃ困るってこと!」
P「……」
真美「んっふっふ~、分かってくれた?兄ちゃん」
P「いや、相変わらずお前たちはおバカだなーと思って」
亜美「な、なんだとー!」
真美「失礼戦犯だよ、兄ちゃん!」
P「はは、ほら、そんなことはどうでもいいだろ」
真美「よくないよー!」
P「それより、亜美も真美も、今日は何で事務所に来たか分かってるのか?」
亜美「うん!ダンスレッスンっしょ?」
真美「事務所集合、ゲンチ解散だよね?」
P「そうだ、ほら、響ももう来てるんだから、出発するぞ」
亜美・真美「「ラジャー!!」」
レッスン場
トレーナー「はい!1、2、1、2、」パンパン
真美「よっ、ほっ」タンタン
亜美「ほっ、ほいさっ」キュッキュッ
響「……」タンタンキュッ
トレーナー「あー!違う違う!一回ストップ!」
トレーナー「亜美ちゃん、真美ちゃん、そこはそうじゃない!」
トレーナー「途中から振りが全部半テンポ分ずれてるのよ」
真美「え?でも、今のでキメのタイミングは合ってるよ?」
トレーナー「そこのテンポに合わせるために後の振り付けも一か所ずれてるの」
亜美「えー?でも、それだと音楽とずれてる気がするよー」
トレーナー「そう、だからこの曲のダンスは難しいんだけど……響ちゃん!」
響「はい!」
トレーナー「一回、この子たちにお手本を見せてあげて」
トレーナー「それじゃ、流すわね」
響「へへ、亜美も真美も、よーく見てるんだぞ」
~♪
響「……」タンタン
響「よっ、……」キュッタン
響「……で、ここで……こう!」クルッ
亜美・真美「おおー……」
響「ジャーン……っと、どう?分かった?」
真美「ひびきん、すごいすごい!」パチパチ
亜美「確かに、こっちのがかっこいいね!」パチパチ
トレーナー「うん、完璧ね、響ちゃん」
響「へへ……」
トレーナー「プロデューサーさん、どうですか?今のが考えてる理想の振り付けなんですが……」
P「ええ、いいですね、かっこいいと思います」
響「ホント!?」
響「じゃあ、もっと褒めt……」
P「この分だと、響は問題ないな」
P「この調子で頼む」
響「……へ?」
P「それより、亜美、真美!」
亜美「うげっ」
真美「な、何かな?兄ちゃんクン?」
P「お前たち……この調子で本番に間に合うか?」
亜美「え、えーっと、それは……」
真美「間に合う!間に合うよー!」
P「でも今のところ、先週のチェックしたときと変わってなかったろ?」
亜美「そ、それはー……」
P「それは?」
真美「べ、勉強が忙しくて……?」
P「……じゃあ、この次の期末は期待していいんだろうな?」
亜美「も、もちろん……」
真美「バッチシっしょー……」
P「……本当だな?」
亜美「う……」
P「……」ジーッ
亜美「う、うあー!兄ちゃんごめんなさい!」
真美「真美たち、ホントは先週自主練サボってました!」
P「よろしい」
亜美「お願い兄ちゃん!亜美たちもホントに次のライブでこれやりたいんだよー!」
真美「そうだよ兄ちゃん!カッコいいダンスバッチリ決めて、お客さんに喜んでほしいもん!」
P「……しょうがない、それじゃ、時間とって特練だな」
亜美「う、うん!亜美頑張る!」
真美「真美も!自主練ちゃんとやっておくから!」
P「よーし、約束だぞ」
P「それじゃ、今日はレッスン終了だな」
P「ほらお前たち、ジュース買ってやるよ」
亜美・真美「わーい!」
響「……」
P「どうした?響、お前もジュース飲むだろ?」
響「え?あ、うん!今行く!」
……
響「はあ、ただいまだぞー……」ガチャ
響「……はあ、荷物重……」ドサッ
響「……」
響「へへ、みんな、今日は早く帰ってきたからちゃんとしたご飯作ってあげるからね」
響「さ、準備しなくちゃ!」
響「えへへ、みんな、美味しいでしょー」
響「今日はたくさん作っておいたから、おかわりもしていいからね!」
響「……」
響「……ね、いぬ美」
響「自分な、今日、学校のテストで100点取ったんだ」
響「ヤマ勘なんかじゃないぞ?ちゃーんと勉強してたんだー」
響「へへ、えらいでしょ」
いぬ美「……?」
響「……なーんて、分かんないか」
響「邪魔しちゃってごめんね!ほら、いっぱい食べるさー!美味しいぞー」
響「なんてったって、自分カンペキだからな!」
別の日
響「~♪」
春香「響ちゃん、おはよ!」
響「あ、春香、おはよう」
春香「それ、編み物?」
響「うん、そうだぞ」
春香「へえー……なんだろ、帽子?」
響「うーん、ホントはそうしようと思ってたんだけどな」
響「違うのにしようと思って……」
春香「あはは、あるある!私もお菓子作ってる時によくやるもん!」
春香「それにしても、響ちゃんって器用だよねー」
響「え?そうか?」
春香「うん、だって、ダンスもできるし、料理も上手いし編み物もするし……」
春香「なんて言うか、一家に一台響ちゃん!って感じだよね!」
響「え、そ、そうかな……?」
春香「うんうん」
春香「ね、その編み物、もうすぐ出来るの?」
響「これか?そうだなー……」
響「自分、もうすぐライブがあるんだけど」
響「それの前にはできると思うぞ」
春香「へー!それじゃあ、もうすぐだね」
響「それにこれ、帽子よりも簡単なんだ」
春香「そうなんだ、何になるの?」
響「え、えーっと……」
響「ま、まだあげるかわかんないし、誰にも言っちゃだめだぞ?」
春香「?うん、言わないけど……」
響「これな……」ゴニョゴニョ
春香「……うん、うん」
春香「へえー!そうなんだ!」
響「……春香、絶対まだ、言っちゃだめだからね?」
春香「うん、大丈夫!言わないよー」
響「ホントかな……」
春香「でも」
響「……なんだ?」
春香「ふふっ、きっと喜んでくれると思うよー?響ちゃんのプレゼント!」
響「あ!春香、あんまり大きい声で……!」
春香「えへへ、それじゃ私、この後お仕事だから!」
春香「じゃあね、響ちゃん……っと、うわぁ!」
ドンガラガッシャーン
響「……」
ガチャ
P「おーっす……」
P「……春香、また転んだのか」
春香「えへへ、すみません……」
P「気をつけろよ?春香にぶつかってこられたら、流石の俺でも吹っ飛んじゃうからな」
春香「え?……も、もう!プロデューサーさん酷いですよぅ!」
P「はは、嘘だよ」
春香「もーう……私、お仕事行ってきますから!」
P「ああ、気を付けてな」
響「プロデューサー、はいさい」
P「お、響か」
P「事務所で何してたんだ?」
響「え?えーっと、ちょっと休憩、かな……」サッ
P「そうか……」
響「プロデューサーは?書類つくりに来たの?」
P「いや、忘れ物取りに来ただけだよ」
P「これからすぐに、打ち合わせかな」
響「そっか……頑張ってね!」
P「……ああ、頑張るよ」
P「今日も、もうひと踏ん張りだからな」
バタン
響「……プロデューサー、今日も顔色悪かったぞ……」
レッスン場
響「さてと!自分もライブまでもうひと頑張りさー!」
響「って、あれ?」
亜美「あ、ひびきんだー!」
真美「お、ホントだー」
響「亜美、真美!」
響「どうしたんだ2人とも!今日はレッスン日じゃないぞ?」
亜美「何言ってんのひびきん、それくらい知ってるよ」
真美「今日は、真美たちも自主練に来たんだよ!」
響「そうなのか!へへ、偉いじゃないか2人とも!」
亜美「えへん!でしょでしょ?」
真美「ふふん、もっと褒めてくれたまえ、ひびきんよ」
響「えらい!お利口さん!」
亜美「んっふっふ~、もっと言ってもっと言って~」
真美「いやー、それにしても、ひびきんがいるとなればこれは百人力ですなあ」
亜美「ホントだよねー、ね、ひびきん、亜美たちまだちょっと自信ないとこあるからさ、今日はそこ教えてよ」
響「もちろん!自分もチェックしときたかったしね!」
……
響「はい、1、2、1、2!」パンパン
亜美「ほい、ほいっと」タンタン
真美「ここはこう!そんでもってこう!」キュッキュ
亜美「ほっ……あ!っとと……」グラッ
響「あー、ストップ!」
亜美「うーん、ここがどうしても上手くいかないよー……」
真美「真美もだよー……曲とずれるとどうしても気持ち悪くて……」
響「うーん……」
真美「ねえ、ひびきん、なんかコツとかないの?」
響「コツは……ないぞ」
亜美「えー!そりゃないよひびきん!」
真美「そうだよ!もうライブまで時間ないのにー!」
亜美「それに、ひびきん知ってる?あのライブ、まこちんとかいおりんとかが見に来てくれるって」
響「え?そうなのか?」
真美「そうなんだよー!だから、カッコ悪いとこ見せらんないのにー!」
真美「ねえひびきん、何とかしてー!」
響「うーん……でも、本当にコツなんてないんだよなー」
亜美「そんなぁー」
真美「じゃあ、ひびきんはどうやって踊れるようになったのさ!」
響「自分?自分はとにかく、ゆっくりやって何度もタイミングを確認して、それを速くできるようにって」
真美「え?それだけ?」
亜美「そんなの亜美たちもやってるよー」
響「でも、自分だってそれしかやってないぞ」
響「とにかく練習して、だめなら直して、また練習、それしかないさー」
亜美「うーん……」
真美「やっぱりそれしかないのかぁ……」
響「そうだぞ、焦ったって仕方がない!」
響「やるだけやったら、あとはきっとなんくるないさー!」
響「ね、ほら、自分がついててあげるからさ、もう一回やるぞ!」
亜美「……うん、そだね、亜美やるよ」
真美「真美も!頑張る!」
響「よーし、練習の続きだぞ!」
……ライブ当日
亜美「ううー、亜美めっちゃ緊張してきた……」
真美「真美も……こんなん久しぶりだよー……」
響「大丈夫だぞ、2人とも練習ではちゃんと出来てたじゃないか」
亜美「……うん、そだね」
真美「よーし、いっちょやっちゃうよ!」
響「765プロ、ファイトー……」
「「「オー!!」」」
亜美『みんなー!今日は来てくれてありがとねー!』
真美『会場の兄ちゃん姉ちゃんのために、真美たち、フルパワーで頑張っちゃうからねー!』
P「……ふう、よかった、何とか上手くいきそうだな」
P「これで、この栄養ドリンクともしばらくお別れできそうだ……」ゴクゴク
響『もっともっとー!声が全然足りなーい!』
P「響も絶好調だなー」
P「最近なんだか元気が無いみたいだったから、心配だったけど……」
P「心配なさそうで良かった良かった……」
響『それじゃあ、次は今日が初お披露目の新曲ー!』
亜美『ちょークールだから、皆ももっと盛り上げてよねー!』
真美『それじゃ、いっくよー!』
ワアアアアアアアアア…
……
真美「いっえーい!」
亜美「ライブ、大・成・功!!」
響「最高のライブだったさー!」
P「3人とも、お疲れ」
亜美「あ、兄ちゃん!」
真美「真美たちのこと、見ててくれた!?」
P「ああ、凄いじゃないか!あんなに苦戦してた所も、完璧だったみたいだしな」ワシャワシャ
亜美「きゃー!兄ちゃんやめてよー!」
真美「髪の毛ボサボサになっちゃうよー!」
P「バカヤロウ!これくらい上等だー!」ワシャワシャ
亜美「えへへ、でも、亜美たちホントにチョー頑張ったよね!」
真美「うんうん!練習頑張ってよかったよね!」
P「やってよかっただろ?」
亜美・真美「うん!」
響「……」
P「それに、響も」
響「!」
P「カッコよかったな、凄いよ、響」
響「え、えへへ……」
亜美「そうそう、だって、ひびきんがいなかったら亜美たち今日絶対失敗してたもんね!」
P「ん?そうなのか?」
真美「そうそう!自主練のとき、ずっと真美たちに教えてくれてたんだよ!」
P「そうなのか!?」
響「うん、実は……」
P「そうか、知らなかったな……」
響「……」
響「ね、ねえプロデューサー」
P「ん、なんだ?」
響「あ、あの、これ!」ゴソゴソ
P「ん?」
響「それ、プレゼントだぞ!」
P「プレゼント?」
響「うん、あ、あのね!」
響「最近プロデューサー、疲れてたみたいだから……」
響「せめて風邪ひかないようにって、腹巻編んでみたんだ」
響「たぶん、それ着て寝たら温かいと思うから、その……」
響「つ、使ってみてよ……」
P「響……」
P「そうだな、使わせてもらうよ、ありがとう」
響「うん!」
P「……」
響「……」ソワソワ
P「……ん?どうした響?」
響「……え?」
P「へ?」
響「……もう終わり?」
P「ん?何がだ?」
響「え?もっと褒めてくれないの?」
P「……もっと?」
響「え?だ、だってプロデューサー!」
響「さっき、亜美と真美にはやってたじゃないか!」
響「なんかこう、ワシャワシャーってやつ!」
P「え?そりゃやってたけど……」
P「あれは亜美と真美用の奴だし……」
響「そ、そんなのズルいぞ!自分にもやってくれないと不平等じゃないか!」
P「いや、俺は個性を尊重しようとだな……」
響「尊重も村長もないぞー!」
P「……響もやってほしかったのか?」
響「うん!」
P「そうか……分かった……」
響「……」ソワソワ
P「……ちょ、ちょっと待ってな?」
P「……」プシュッ
P「……」ゴキュゴキュゴキュ
P「ふー……」
P「……ひびきぃー!!」ワシャワシャワシャワシャワシャワシャ
響「うぎゃー!」
P「偉い!偉いぞ!響ぃー!」
響「あはは!プロデューサー!くすぐったいぞ!」
P「ダンスは完璧!編み物もできる!それに亜美と真美の面倒までなんて……」
P「お前はなんてカンペキなんだ!!」ワシャワシャ
響「うん!自分はカンペキさー!」
真「あ、いたいた」
伊織「あんた達、まだ袖のところでウロウロしてたわけ?」
亜美「あ、まこちんといおりん」
真美「見てた?真美たちのスーパーダンス」
伊織「ええ、見てたわよ、凄かったじゃない」
亜美「へへーん、でしょでしょ?」
真「うん、凄かった……って、あれ?響は?」
真美「あそこ」
P「ほら!もっとだ!もっとしてやる!」ワシャワシャワシャワシャ
響「あー!それは流石にセクハラだぞ、セクハラ!」
P「上等だー!!」ワシャワシャ
響「あはは!くすぐったいぞ!」
真「な、何アレ……」
伊織「通報したほうがいいのかしら?」
亜美「いやー大丈夫大丈夫」
真美「あれ、めっちゃ喜んでるからさ」
響「あ、そういえば自分、この前学校のテストで100点取ったぞ」
P「何ぃー?どうしてもっと早く言わないんだ!」
響「へへ、すごいでしょ!」
P「追加だぁー!!」ワシャワシャワシャワシャ
響「えへへ、くすぐったいぞー!」
響「えへへ、褒めて!もっと褒めて、プロデューサー!」
おわり
元スレ
響「ふふーん、今回のテストは自分自身あるぞー!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1444653043/
響「ふふーん、今回のテストは自分自身あるぞー!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1444653043/
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コメント一覧 (55)
-
- 2015年10月13日 04:24
- くさくて可愛いなんてカンペキだな!!
-
- 2015年10月13日 04:25
- や響N1
-
- 2015年10月13日 04:30
- かわいいーーーーーー!!!!
かわいいぞ響いいいいーーーーーーーー!!!ワシャワシャ
-
- 2015年10月13日 04:32
- ドリンク飲み過ぎィ!
-
- 2015年10月13日 04:41
- そのままくすぐり展開もお願いします!
-
- 2015年10月13日 04:59
- かわいい
かわいい
かわいい けど
なんかせつない
-
- 2015年10月13日 05:02
- このはなし怖い……
これいつも響が「完璧だぞ」って言葉の通りに色んな事できるから
Pや先生から見れば当たり前で面倒がかからないから、放っておいても大丈夫って話じゃん……Pなんか特に……
-
- 2015年10月13日 05:26
- ずっとモヤモヤしてたけど最後で救われたわ
出来て当たり前だと思われててもやっぱり褒めてほしいよね
凄いよくわかるわその気持ち
-
- 2015年10月13日 05:44
- 最後に報われてるけど、でもあくまで亜美真美用の褒め方だしなぁ……ドリンク飲まずに素で腹巻き?に喜んで頭撫でるとかしてくれたほうがすっきりしたんだが……
-
- 2015年10月13日 05:45
- それもあるけどこのP瀕死じゃね?亜美真美には無理くり元気引き出してるのにアイドル相手にそんな顔みせるくらいとか
-
- 2015年10月13日 05:50
- ???「当社のドリンクには何も問題はありませんよ、プロデューサーさん。」
-
- 2015年10月13日 05:51
- いい話のように見えるけどいい話じゃないよなこれ
あまり放っておくと病んでしまいそう早く誰か気づいてあげてー
-
- 2015年10月13日 06:12
- ドリンク飲まなきゃアイドルを誉めてあげられないP
-
- 2015年10月13日 06:46
- 嬉ションしそうだ
-
- 2015年10月13日 06:50
- 完璧ってのは辛いんだなぁ
それにしても最初は終物語が始まったのかと思ったわ
わんこみたいな響かわいいよ響
-
- 2015年10月13日 07:04
- へっ、くせぇ話だぜ
-
- 2015年10月13日 07:42
- 響可愛いけどなんかどんよりしたものが溜まってって結局駄目になりそう
-
- 2015年10月13日 07:44
- ※16
あまとう、鼻水出てるぞ
-
- 2015年10月13日 08:30
- 良いじゃん(良いじゃん)
-
- 2015年10月13日 10:01
- ドーPングがいちいち気になるな
翌朝冷たくなって事務所で倒れてそう
-
- 2015年10月13日 10:02
- ヤク中Pとか最悪です
-
- 2015年10月13日 10:15
- 誰かさんは絶壁だぞ!
-
- 2015年10月13日 10:45
- 壁のことを絶壁って言うのやめろよ!
-
- 2015年10月13日 10:53
- SSがクサい。
響も。
-
- 2015年10月13日 11:45
- 響はくさくない(半ギレ)
響は本当に撫で回したい
そして貴音を嫁にしたい
-
- 2015年10月13日 11:59
- P「ほーら!!ワシャワ…」キン!カン!
千早「……」スッ…
P「…つるはし渡すなよ。泣くなよ。泣けるだろ。」
-
- 2015年10月13日 12:18
- ※14
765プロのアイドルが次々と犬化していくSS思い出した
-
- 2015年10月13日 12:38
- 進研ゼミかと思った
-
- 2015年10月13日 13:38
- ひびきん尻尾ブンブンでワロタ
-
- 2015年10月13日 13:57
- あ“ぁ~(^ω^)
-
- 2015年10月13日 14:21
- 響は完璧ゆえにほっとかれがちでも自分から甘えに行く素直さがあるから問題ない
本当に闇が深いのは頼られる側の立場上どれだけしんどくても誰にも言うことができないPの方…
-
- 2015年10月13日 15:19
- ナチュラルに誉めてた春香さんマジ天使
-
- 2015年10月13日 15:39
- 響もそうだけど春香とかもそうだよなあ
自立心が強いのは真とかもそうだけど、真は「もっと女の子らしく!」って言ってちゃんと甘え方を知ってるし
律子はむしろPの方が立場的に放っておけないだろうし小鳥さんのサポートもある
あずささんはさすがにもう良い大人
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- 2015年10月13日 15:52
- 誰かこのPを褒めてやってくれ…
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- 2015年10月13日 17:36
- よかったねぇ。かわいいねぇ
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- 2015年10月13日 18:55
- 響が可愛すぎる
訴訟
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- 2015年10月13日 20:00
- え?Pがヤバイ?
そのための腹巻だよ。どこに目つけてるんだよ君達
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- 2015年10月13日 20:08
- ※31
そこで疲れきった所に大人の女性の包容力!これでプロデューサーさんもイチコロピヨ!
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- 2015年10月13日 20:18
- 実際にプレイして褒めて褒めて!と言われたPは響大好きになる
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- 2015年10月13日 22:16
- 意外と闇が深そうな内容だったな……
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- 2015年10月13日 23:50
- 最後にドリンク空けてるのが意味深だな…
響的にはハッピーエンドだがP的には気力消耗するアイドルが増えて過労まっしぐらなんじゃ
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- 2015年10月14日 01:07
- ※38
あずさん大勝利なん?
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- 2015年10月14日 02:37
- P「響は行ったか…」バタッ
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- 2015年10月14日 03:01
- 響には疲れた姿見せてるし信頼されてんじゃん
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- 2015年10月14日 16:51
- 人間ちゃんと認めてほしいモノだぞ
俺も、自分で言うのもあれだが
すごく色々出来るほうだったのだが…自分のが頑張ってるのに(そういうの見せるの嫌いだった)、いつも頑張ってないやつが少し頑張ったら褒められる
部活でも、勉強でも一番だったのに誰も褒めてくれない。親も、友達も、塾の先生もみんな 俺がそれくらいすること当たり前としか認識してくれない。自分を評価してくれるのは模試の数字だけだった。
それで壊れてしまったようで、鬱気味になって引きこもってしまったことあったからな。
思い出したらツラくなってきたぜ。みんなも誰かの頑張りが見えたら褒めてあげてな!何気ない一言で救われる人がいるかもしれない
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- 2015年10月14日 17:04
- 落として上げる
素晴らしいな!
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- 2015年10月14日 17:42
- 福田響兆
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- 2015年10月14日 19:14
- 読んでて救われた
響が素直な子で良かった!
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- 2015年10月14日 21:00
- 今後はPも気をつけてスキンシップしだして
エスカレートしすぎで変態呼ばわりされるとこまでがテンプレ
相乗効果で褒められたくてみんな頑張りだしてってのがこの事務所の日常
皆成長しすぎて逆に暇になったPが小鳥さんと変なこと画策して
律子におこられるのはまたべつの物語
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- 2015年10月17日 01:27
- これは…どういう読後感を狙ったのかよくわからんな…
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- 2015年10月22日 23:31
- 臭そう
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- 2015年11月18日 03:19
- ???「天然由来の成分です」
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- 2015年12月16日 12:11
- なんだろう…
ハッピーエンドのはずなのにモヤッとする。
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- 2015年12月28日 18:42
- 自分が完璧で在ろうとすると心が病んでくるよな、すげぇわかる、俺にもこんなPが居てくれればこんな診察券作らなくて済んだのにな
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- 2019年01月30日 00:37
- 進研ゼミのステマスレじゃないのか…