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王様「魔王を討伐して参れ」 魔王「分かりました」

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 21:54:38.76 ID:kiKT+yoho

王様「魔王を討伐して参れ」


王様のお触れが通達されたのは先日のことである



魔王「おもしろい私が魔王を討伐してみようではないか」

側近「は!? なにを仰っているのですか!?」

魔王「私が人間のフリをして魔王を討伐するのだ」

側近「申し訳ございませんが私には意味が分かりかねます。 そもそも魔王様はあなた様ではございませんか」

魔王「魔王など所詮は肩書きよ、お主がやればよい。 なに、本気で殺そうというのではない。 人間の中に紛れ込んで暇をつぶそうというだけじゃ」

側近「お戯れを……」

魔王「では、行ってくる。 留守は任せたぞ」

側近「はっ!? 本気で仰っているのですか!?」


側近「い、いってしまわれた……」



2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 21:58:37.98 ID:kiKT+yoho

魔王「今まで魔王を討伐しようとしていたのは勇者と呼ばれる神に選ばれし存在であった」

魔王「その勇者たちは幾度も私を殺そうと襲ってきたが所詮は人間、容易く葬ってやった」

魔王「それに業を煮やした人間の王が勇者以外の人物にも魔王を討伐させようとしたわけだな」

魔王「浅はかな考えであるな、フハハハハ」

魔王「……して、どうやら人間たちは仲間を集めてグループを作り旅立っているらしい。 私もそれに倣おうではないか」



3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:05:28.70 ID:kiKT+yoho

ルイーダ「あなたも魔王討伐志望かしら?」

魔王(人間は礼儀正しく生きるものと聞く。 人間の中で違和感なく過ごすためにも礼儀正しく紳士な男を演じる必要があるな)

魔王「はい、私も魔王を倒すべく仲間を集めたいと考えております」

ルイーダ「そう、じゃあまずは名前を教えてもらえるかしら?」

魔王「魔王といいます」

ルイーダ「魔王……ですって?」

魔王(い、いかん! つい本当の名前を名乗ってしまった……これではいかん偽名を使うしかないか)

魔王「マオ、です」

ルイーダ「あら、ごめんなさいマオさんね。 最近歳のせいか耳が遠くて……気を悪くしないでね」

マオ「いえ、大丈夫です」

ルイーダ「で、どんな仲間を希望かしら?」

マオ「そうですね……ではまず仲間に必要であろう>>4の職業の者を」



>>4

僧侶や戦士などだいたいの職業と年齢



4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:08:52.60 ID:p9bqaN0Io

魔法使い(19)



5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:12:24.01 ID:kiKT+yoho

マオ「ではまず仲間に必要であろう魔法使いの者を」

ルイーダ「魔法使いね……えっとこの子なんてどうかしら? 魔法使いさーん!」

マオ(ほう……なかなか人間にしては美人ではないか。 特徴的な黒く大きな帽子から垂れ下がる白銀の長い髪、そしてのぞかせる蒼い瞳と白い肌……



6:途中で送ってしまった:2015/08/16(日) 22:16:11.94 ID:kiKT+yoho

マオ「美しい……」

魔法使い「………?」

マオ「いや、申し訳ありません。 美しい方で少し驚いてしまい……思わず声が出てしまいました」

魔法使い「……そうでもない」

マオ「では今後とも何卒宜しくお願い致します」

魔法使い「…………」コクン


マオ(やりづらいではなにか! 少しは喋らんのかこの娘!!)




ルイーダ「で他に希望は?」

マオ「そうですね…… あとは >>7 と >>8の方をお願いします」



職業、年齢、性別(希望があれば男でも)



7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:17:14.56 ID:w7G9FaAmO

遊び人(69)



8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:17:31.21 ID:ulrU6m2yO

27ぐらいの戦士の女性



13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:22:08.46 ID:kiKT+yoho

マオ「遊び人と戦士の方をお願いします」

ルイーダ「えぇ分かったわ。 少し待っててね」

ルイーダ「遊び人さーん戦士さーんお呼びよ」



マオ「!?」

遊び人「ふぉっふぉっふぉ…… よろしくな若造や」

マオ(なんだ……なんなのだ!? こんな老婆も魔王討伐に加わるというのか!? 人間界はここまで追い詰められていたのか)

戦士「よろしくねマオさん」

マオ「はいよろしくおねがいします」


マオ(このパーティ大丈夫か?)



15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:25:44.91 ID:kiKT+yoho

マオ「それでは改めて自己紹介を」

マオ「私はマオと申します。 歳は今年で20の若輩者ではありますが腕にはそこそこ自信はあります。 魔王と討伐しようと誠心誠意頑張っていきたいと思います。 これからよろしくおねがいします」

魔法使い「……かたい」

遊び人「はぁ? すまんな耳が遠くてよく聞こえんのじゃ。 あの若造はなんて言っていたのじゃ?」

戦士「よろしくおねがいしますって言ってましたよ」

遊び人「おお、そうかそうか」

マオ(あの老婆……次の街に行くまでに死ぬんじゃないだろうか)



16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:29:25.49 ID:kiKT+yoho

魔法使い「……魔法使い。 一応上級魔法まで使えるけど魔力があまりなくて1日に3回しか魔法が打てない。 よろしく」

マオ(なにぃ!? 上級魔法を使えるほどの手練でありながら3回しか魔法が使えないだと!?)

遊び人「魔法が使えるのかーすごいうのぅ。 ところでちと寒くないか? そこに火を起こしてくれんか」

魔法使い「……分かった。 下位炎魔法」

遊び人「おぉ……あったかいのぅ」

戦士「あと2回ね」

マオ「…………」



18:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:31:41.90 ID:kiKT+yoho

遊び人「どれ、次はわしじゃな」

遊び人「わしは遊び人じゃ。 一応家事は……洗濯くらいなら出来る」

遊び人「戦闘は若いころは少しは出来たんじゃがなぁ」

遊び人「旅に出ることになった理由はな……息子がもうお前の面倒は見てられない出ていってくれと言われてな…… それで仕方なく……」

魔法使い「……そうだったの」

戦士「それは辛いな……一緒に頑張ろうな婆ちゃん」

遊び人「ふぉっふぉっふぉ…… 若いもんには負けてられんわい」


マオ(役に立たねえ…!)



19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:34:09.42 ID:kiKT+yoho

戦士「えっと……なにをいえばいいのかな。 えー…戦士です。 一応軍の部隊長をやっていました」

戦士「軍はちょっと男関係のもつれが合ってやめました……あはは」

戦士「よろしくおねがいしまーす!」

遊び人「若いのう」

魔法使い「……おとな」

マオ(腕は確かなんだろうが……これはこれで問題ありだなこいつも)



21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:36:56.17 ID:kiKT+yoho

マオ「それではさっそく出発しましょう! 夜になる前に隣町まで行ってしまいましょう」

戦士「そうだねちょっと急ごうか」

魔法使い「………」コク

遊び人「出発じゃぁ~」

遊び人「ところで、少し問題があっての」

マオ「はい、どうしました遊び人さん?」

遊び人「わし膝が痛くてな…… おぶってくれんかの?」

魔法使い「……それは大変」

戦士「頑張れ、男♪」

マオ(えぇぇええええぇぇぇぇ………)



23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:41:55.59 ID:kiKT+yoho

遊び人「ふぉっふぉっふぉ……快適じゃなぁ」

マオ「そ、それはよかったです」

遊び人「わしも若い頃はよく亡くなった爺さんにお姫様抱っことかしてもらったもんじゃ」

遊び人「若い頃のわしは可愛かったんじゃぞ」

戦士「へーそうなんだ。 みてみたいなー」

マオ(老人特有の若い頃の話が始まっちまった!!)

魔法使い「……止まって!」

マオ「ん? どうしました魔法使いさん」

魔法使い「魔物が近くにいる」

戦士「この辺の敵ならそんな強い奴はいないと思うけど」

マオ「でも油断はいけません。 戦闘準備をしましょう」

遊び人「しょうがないのぅ降りるか」


各々が武器を取りだす

魔法使いは大きな杖を
戦士は剣を
遊び人は木の(?)を
俺は……



24:訂正 俺は× 私は○:2015/08/16(日) 22:48:26.10 ID:kiKT+yoho

戦士「マオ! それは!?」

魔法使い「……おおきい」

遊び人「…………」

魔王「これはデスサイズです」


取りだした得物は大きな鎌にも斧にも取れるデスサイズ
あまりにも非効率的な武器だ
だがなぜこれを私が使っているか


かっこいいからだ




遊び人「これは………」

マオ「きます!」



現れたのはスライムと鳥型の魔物約10匹ほどだ


マオ「みなさん注意してください陣形を崩さずに!」

魔法使い「……分かった」

戦士「前は私とマオね、後ろから援護よろしく魔法使い」

遊び人「わしは山に木の枝を突き立てて~倒さないように山を崩す~♪」

マオ「遊び人さんは動かないでくださいね!」



25:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:51:13.07 ID:kiKT+yoho

マオ「ふん!!」


デスサイズの一振り


戦士「なっ……」

魔法使い「……っ!」

遊び人「ぬぉ~! 木の枝が!!」


マオ「しまった………」



十分に手を抜いたつもりだったが魔力が少し漏れてしまったようで
デスサイズから放たれた衝撃波が魔物たちを消滅させた



戦士「す、すごい」

魔法使い「……なにいまの魔力」

遊び人「…………」



26:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/16(日) 22:54:17.70 ID:kiKT+yoho

戦士「すごいじゃんマオ! あんたがいれば魔王なんて一瞬で倒せちゃいそうだよ」

マオ「いやいや私なんかではまだまだ」

魔法使い「すごい魔力だった…… 魔法でもないのにあの魔力は達人レベル」

マオ「そんなことないですって。 魔法使いさんも上位魔法まで使えるなんてすごいですよ」

マオ「さ、気を取り直して隣町までいってしまいましょう!」

戦士「おー!」

魔法使い「……魔物と遭遇したら次は私がやる」

戦士「それあと2戦しか出来ないじゃんあははは」

マオ「そうですよ、うちの切り札なんですから魔法使いさんは」



遊び人「あの若造……まさかな」



34:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 11:33:51.51 ID:cVfNRZ4vo

戦士「夜も更けてきたね」

マオ「思いのほか時間がかかってしまいましたからね」


マオ(この老婆のせいでな)


魔法使い「……どうする」

マオ「そうですね……隣町までそう遠くはないですし駆け抜けるのも悪くはないですね」

戦士「でも夜は危なくないか? いや、マオがいる限りは危なくないかははは」

遊び人「わしは疲れたぞ。 休む方がええ」

魔法使い「……賛成」

マオ「分かりました。 ではここで野営しましょう」



35:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 11:37:33.28 ID:cVfNRZ4vo

マオ「ところで誰かテント張れますか?」

遊び人「なんじゃお主? テントも張れんのか!」

マオ「えぇ、すいませんそういうのに疎くて」

魔法使い「……意外」

戦士「私張れるからやるよ!」

マオ「助かります。 では私も張れるようになるために見学させていただきますね」

戦士「はははよろしく頼むよ」

マオ「では遊び人さんと魔法使いは薪を適当に取ってきてください」

魔法使い「……わかった」

遊び人「これ! わしは疲れたといっておるじゃろうが! 老人を働かせるのか!」


マオ(めんどくせぇ……)



36:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 11:43:34.98 ID:cVfNRZ4vo

…………………
…………
……


マオ「それではそろそろ休みますか」

遊び人「………zzz」

魔法使い「……遊び人はもう寝てる」

マオ「ははは……さすがに疲れたのでしょう」

戦士「だが火の番と見張りは必要だぞ?」

魔法使い「………交代で行うのがセオリー」

マオ「あぁ、それなら必要ありません」

戦士「へ?」

マオ「火はこうして………」


マオ「暗黒火炎魔法」


戦士「うわっ焚火の炎が黒いぞ!?」

魔法使い「……こんな魔法みたことない」

マオ「これなら火が消えることはありません。 あとは魔物ですか……」


マオ「暗黒結界」


マオ「これでもう安心です」

戦士「お前何者だよ」

マオ「ただの冒険者ですよ」

魔法使い「……私の魔法なんかとはレベルが違う……」



37:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 11:47:37.13 ID:cVfNRZ4vo

戦士「……zzz」

遊び人「グォー……ぐぉー………フゴッ」

魔法使い「…………」

マオ「魔法使い、眠れないのですか?」

魔法使い「………えぇ」

マオ「そうですか」

魔法使い「……そうなの」

マオ「…………」

魔法使い「…………」

マオ「…………」

魔法使い「…………」


マオ(気まずい!)



38:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 11:54:59.76 ID:cVfNRZ4vo

マオ「あ、あの
魔法使い「ねぇ」

マオ「は、はい?」

魔法使い「あなたはどうしてそんなに強いの」

マオ「強い、ですか?」

魔法使い「いえ、質問を変えるわ。 あなたほどの手練がなぜ私たちなんかと旅をしようと思ったの」

マオ「……そうですねぇ」


マオ(本当は誰でもよかったのだがな)


マオ「正直なところ、仲間は誰でもよかったんです」

魔法使い「……は?」

マオ「いえ言い方が悪かったですね。 魔王を倒したいという気持ちがある人ならだれでも良かった」

マオ「私は力だけはありますからね。 魔王を憎んで殺したいと考えているものの力がない人たちの助けになりたい。
そう考えていました」

魔法使い「……弱い人の力になりたいと?」

マオ「まぁそんなところですね。 力及ばず道中で死ぬ人も少なくないですからね」

魔法使い「……私たちが弱いと言いたいの」

マオ「い、いえそういうつもりでは!」

マオ「ただ、守りたいんですよみんなを」

魔法使い「…………」

マオ「もちろん魔法使いもですよ?」

魔法使い「……ありがとう」



39:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 11:59:50.75 ID:cVfNRZ4vo

マオ「それに、初めて魔法使いを見た時になんて美人な人なんだろう、この人と旅が出来たらいいなって思ったんですよ」

魔法使い「なっ……///」

マオ「だからちょっとだけ旅が楽しみになりました」

魔法使い「………そうか」

マオ「帽子、取ってるとこみたら本当に綺麗な人なんだなってまじまじと見つめちゃいました」

魔法使い「……やめろ……恥ずかしいだろ」

マオ「ふふ、すいません本音がつい出てしまいました」

魔法使い「~~~っ」

マオ「そろそろ休みましょう。 明日も早いのですから」

魔法使い「……わかった」

マオ「おやすみなさい魔法使い」

魔法使い「……おやすみ」


魔法使い「ねぇ、最後にひとついい」

マオ「どうしました?」

魔法使い「あなたのその敬語、やめて」



40:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 12:03:43.12 ID:cVfNRZ4vo

遊び人「……む?」

遊び人「もう陽が昇るな……歳を取ると起きるのが早くなってかなわんな」

遊び人「ん? なにやら良い香りが……」

マオ「あ、おはようございます遊び人さん」

遊び人「おはようじゃ。 早いのぅ若造」

マオ「はは。 今ご飯の準備をしているので、そこの川辺で顔でも洗って来てください」

遊び人「うむ、ではいってくる」


遊び人(あやつ夜中まで魔法使いと話しこんでいたが……寝ているのか?)



41:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 12:07:42.57 ID:cVfNRZ4vo

マオ「起きてください魔法使い」

戦士「さっきから何回も起こしてるんだけど起きねえんだよ」

遊び人「水でもぶっかければ起きるじゃろうて」

マオ「そんなの可愛そうじゃないですか」

マオ「起きて、魔法使い」

魔法使い「んぅ……ん~?」

マオ「朝ですよ」

魔法使い「……あと5分」

マオ「ダメです朝ご飯が冷めてしまいますよ」

魔法使い「……3分」

マオ「ダメです」

魔法使い「……うるさい」

マオ「ほら、一緒にご飯食べましょう?」グイッ

魔法使い「んん~………」

マオ「おはよ魔法使い」

魔法使い「……顔がちかい」グイッ

マオ「ぐぇっ」

魔法使い「………ばか」



44:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 17:28:26.73 ID:cVfNRZ4vo

マオ「やっと町に着きましたね」

遊び人「ふぅ、おぶられてるのも楽じゃないわい」

戦士「ははは、お疲ればあちゃん」

魔法使い「……ご老体には旅は難しい」

遊び人「なんじゃと? わしはまだまだ現役じゃ」


マオ(ならまずは自力で歩けよ!!)


戦士「とりあえず宿を取るか」

マオ「そうですね、その後自由行動でいいんじゃないでしょうか」

遊び人「魔物を倒して少しは金が手に入ったしの」

魔法使い「……装備を整えるべき」

戦士「俺もこんな銅の剣じゃ今後心配だしなぁ~」

マオ「とりあえず今日1日はゆっくりしようか」

魔法使い「……なんでこっちを見るの」プイ



45:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 17:39:02.91 ID:cVfNRZ4vo

宿屋「申し訳ございませんただいまツインの部屋2つのみしか開いておりません」

マオ「なんと……」

遊び人「なんじゃなんじゃ?」

戦士「誰かがマオと一緒の部屋じゃなきゃいけないんだそうだ」

魔法使い「……しかも同じベッド」

マオ「すいません……」

戦士「まぁこれから旅をする中で一緒に寝ることくらいあるだろ」

魔法使い「……マオは悪くない」

遊び人「ふぉっふぉっふぉ…… わしゃそんなのは気にしないがな」

マオ「で、部屋割はどうしましょうか……」

戦士「誰でもよさそうだし」

魔法使い「……マオが決めて」

遊び人「そうじゃなそれでいいじゃろ」

マオ「そうですか……では>>46」


>>46
①魔法使い

②戦士

③遊び人



46:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 17:42:32.64 ID:wh+mVLw7o

1



47:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 17:47:21.95 ID:cVfNRZ4vo

マオ「では魔法使い、一緒でもいいか?」

魔法使い「……う、うんわかった」

戦士「あらあら? いつの間にやらお二人は敬語が抜けているんだねぇ?」

遊び人「ふぉっふぉっふぉ。 魔法使い顔が真っ赤じゃぞ?」

魔法使い「そ、そんなことない!」

戦士「お、今までで一番大きい声だ」

魔法使い「……もう喋らない」

戦士「じょ、冗談だって、な!」

魔法使い「………ふん」

マオ「まぁまぁ二人とも。 戦士だって悪気があったわけじゃないんだから、許してやってくれ」

魔法使い「……マオがそういうなら」

マオ「ありがと」

戦士「あれあれなんか良い感じじゃない?」

遊び人「若いのぅくくく」



48:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 17:53:48.03 ID:cVfNRZ4vo

マオ「ではお金を少し渡しておきますね」

戦士「うぉ! こんなにいいのか!?」

魔法使い「……結構な額」

遊び人「ふぉ!」

マオ「装備を整えるのにお金は必要でしょうから。 特に女性なら色々と必要なものは多いでしょうし」

戦士「女なら必要なもの? なんかあるか?」

魔法使い「……え?」

遊び人「お前……それは女としていかんじゃろ」

戦士「へ? へ??」

マオ「ははは………」

魔法使い「……それじゃお肌がぼろぼろになっちゃう」

遊び人「30から肌はボロボロのしわくちゃになるぞぉ覚悟しとけ」

戦士「えぇー!」

魔法使い「……私が買い物に付き合う。 一緒に買い物が必要」

戦士「年下にすごい剣幕で怒られてる!?」



49:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 17:57:11.55 ID:cVfNRZ4vo

マオ(私はどうするか)

マオ(ここまでは問題なく溶け込めている)

マオ(退屈な魔王としての生活よりよっぽど暇つぶしになるしな)

マオ(だがしかしいざ戦うとなって本気を出せないのはつまらんな)

マオ(あいつらの目もあるし敵も弱い)

マオ(少し一人で運動をしてくるか)



50:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 18:02:59.97 ID:cVfNRZ4vo

魔王「きたか雑魚共」

魔王「知性の低い愚かな魔物たち」

魔王「こんなやつらが私の手下と思われるのもいささか不快であるな」

魔王「魔王を"舐めるな"と言いたくなるわ」

魔王「極大消滅魔法を武器に付与」

魔王「はぁッ!!!」


魔法をデスサイズに装填した後の一振り
5,6匹いた魔物ごとあたりの地形を文字通り消滅させる

半径300mを裕に超えるクレーターが魔王を中心として出現した


魔王「私と本気で渡り合える者はいないのだろうか」

魔王「人間というものはつまらぬわ」



遊び人「あやつ……やはりただの人間ではなかったか」



51:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 18:09:12.84 ID:cVfNRZ4vo

マオ「さて町に戻ってきたが、特にほしいものなどはないしな」

マオ「しかし魔法使いと戦士はうまくやっているだろうか」

マオ「……遊び人はスロットだーとか叫んでいたが」

マオ「あの老婆には困ったものだ。 今後もあの調子だと捨て置くことも考えねばなるまい」

マオ「む? あれは>>52ではないか」


>>52 たまたま会った人物は誰か

①魔法使い

②戦士

③遊び人

④自由安価



52:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 18:10:58.42 ID:chsjKFgJ0

3



53:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 18:25:18.05 ID:cVfNRZ4vo

マオ「あれは遊び人さんじゃないか」

マオ「こんにちは遊び人さん、こんなところでお会いするとは奇遇ですね」

遊び人「おや、若造。 奇遇じゃな」

遊び人「……とでも言うと思ったかたわけが」

マオ「……は?」

遊び人「お主には聞きたいことがたくさんあるのじゃ」

マオ「聞きたいことですか?」

遊び人「先のクレーターを起こした技」

遊び人「あれはなんだ」

マオ(ちっ……見られていたか)

マオ「少し身体が鈍ってはいけないと思いましてね、本気の魔法と技を練習しただけですよ」

遊び人「あれほどの使い手がいるなんぞ聞いたこともないわ。 そもそも人間のレベルではないだろう」

遊び人「それだけではない。 昨夜の結界と炎」

遊び人「あれは暗黒魔法。 人間には決して使えない魔法だ」

遊び人「なぜ貴様が使える?」

マオ「それは

遊び人「まだじゃ。 そして貴様のそのデスサイズじゃ」

遊び人「かつて魔王と戦い命からがらで逃げ伸びた勇者一行の仲間が残した記録があってな」

遊び人「魔王は鎌を使っていたとの一文がある」

マオ「勇者の仲間が残した記録……?」

遊び人「魔王に知られてはまずいため一般には公開されていないがな」

遊び人「お前のデスサイズ」

遊び人「暗黒魔法」

遊び人「人外の強さ」

遊び人「……お前は何者だ?」


マオ「………」



54:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 18:27:39.34 ID:cVfNRZ4vo

魔王(こいつは確実に勘付いている)

魔王(ただの老婆と思っていたがどうやらそこそこ知識はあったようだな)

魔王(なにより勇者の仲間の記録だと? そんなものがあったとは迂闊であった)

魔王(確かな証拠はない。 遊び人の言っていることはすべて憶測だ)

魔王(誤魔化すか? 認めるか? それとも)

魔王(ここで殺すか?)



>>54 どうするか



55:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 18:28:49.72 ID:cVfNRZ4vo

ミス >>57

①誤魔化す

②認めた上で口を封じさせる

③ここで殺す

④自由安価



57:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 18:34:28.65 ID:xkTgRAbHO

2



58:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 18:50:57.87 ID:cVfNRZ4vo

魔王(いやここで殺しても味方に怪しまれるだけだな)

魔王(なにより、こいつを震えさせながら共に旅をするのもおもしろそうだ)

魔王(邪魔になれば殺せば良いだけだ)


魔王「ふははは」ニヤァ

遊び人「……っ!!」ゾクッ

遊び人「な、なにがおかしい…!」

魔王「糞みたいな老婆かと思えばなかなか頭が冴えるのだと思ってな」

魔王「お前の考えの通りだ」

魔王「私は魔王」

遊び人「やはりか… 刺し違えてもここで殺す!!」

魔王「おっと勘違いするな。 私はお前を殺すつもりは今のところもうない。 最上位拘束魔法」

遊び人「ぐあぁぁっ!!」

魔王「まぁ話を聞け遊び人よ」 



59:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 18:58:23.57 ID:cVfNRZ4vo

魔王「お前が遊び人ではないことは分かっている。 その内なる魔力の量から考えれば遊び人などというくだらない者ではないことがな」

魔王「まぁお前の正体などに興味はない」

魔王「ひとつ忠告しておいてやる」

魔王「お前は今刺し違えても殺すと言ったな?」

魔王「あれは不可能だ。 お前が100人束になったところで私には勝てないと知れ」

遊び人「くっ……!」

魔王「お前が私の正体を明かそうとしたならば、そして戦おうとするならば」

魔王「魔法使いや戦士、そして世界の人間はどうなるか、分かるな?」

遊び人「くそが……貴様の目的はなんだ!!」

魔王「暇つぶしだ」

遊び人「なっ……」

魔王「魔王といってもただの隠居暮らしとなにも変わりはせぬ。 力と富みだけはあるが暇でな」

魔王「この旅はただの遊びだ。 お前がふざけたことさえしなければ人間に危害は加えぬ」

遊び人「そんな戯言を信じろと?」

魔王「勘違いをするなよ。 お前に拒否権はない」

魔王「貴様はなにもせずただついてくればいいのだ。 それしか許されないのだ」

魔王「勝手なことをすれば世界が滅ぶだけだぞ? ふはははは」

遊び人「下衆がぁっ!!」



60:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 19:01:31.18 ID:cVfNRZ4vo

マオ「ま、話は以上です。 拘束魔法解除」

遊び人「くっ……」

マオ「くれぐれも勝手は慎んでくださいね。 お互いのためにも」

遊び人「…………」

マオ「ははは。 聞きわけがよくてとても助かりますよ」

マオ「それでは、また夕食の時に宿で」

遊び人「くそ………」


遊び人「くそがああぁぁ!!!」



63:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 20:32:31.09 ID:cVfNRZ4vo

マオ「さて、私も何か買い物しましょうかね」

遊び人「…………」

マオ「で、なぜついてくるのですか?」

遊び人「貴様がふざけたことをしないように監視するためじゃ」

マオ「なるほど。 監視したところで止められはしないと思いますけどね」

遊び人「…………」

マオ「そんな怖い顔で睨まないでください。 何もしませんよ」

マオ「あなたが何もしなければね」

遊び人「……っ!」

マオ「さて買い物買い物」


「へい、いらっしゃい」

マオ「薬草を5個ほどください」

「おや、旅人さんかい? いやー最近一気に旅人さんが増えて商売繁盛してるよガッハッハ」

マオ「そうですか、やはりみな命は惜しいですからね薬草は必需品ですよ」

「間違いねえな、あんたたちも気をつけろよ次の大陸からは魔物も一気に増えるからな」

マオ「そうなんですね」

「あぁしかもその大陸にいくための洞窟には毒持ちのモンスターがうようよいるって話だ」

マオ「毒……ですか」

「おぅ、そこでだ」

「毒消し草はいらないかい?」



64:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 20:47:35.62 ID:cVfNRZ4vo

戦士「それでそんなに薬草と毒消し草まで買ってきたのかよ! あっははは」

魔法使い「……いいカモ」

マオ「だってこのパーティには回復魔法が使える人がいないじゃないですか」

戦士「あれ? マオは使えないの? てっきり使えるもんだとばかり」

マオ「すいません回復魔法は使えないんですよ」

魔法使い「……意外」

マオ「あれは聖なる神の力ですからね。 信仰心の薄い私には使えないようです」

遊び人「…………」

戦士「うーん……回復役がいないってのは結構厄介だな」

魔法使い「……前線の戦士とマオが危険」

マオ「まぁ大丈夫でしょう。 やられる前にやればいいんですよ」

戦士「いうねぇさすがマオくんだ」



65:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 20:53:35.04 ID:cVfNRZ4vo

遊び人「………」

魔法使い「………?」

戦士「どうしたんだよ婆ちゃん、元気ねえな」

マオ「…………」

遊び人「いや、なんでもないわい。 ちとスロットまわしすぎて疲れたかの」

戦士「おいおい婆ちゃんあんまり金遣い荒いと困るぜ?」

魔法使い「……ほどほどにね?」

遊び人「わしから遊びを取ったらただのババアじゃ! スロットはやめん」

戦士「えー…… マオもなんか言ってくれよ」

マオ「そうですねぇ……」

マオ「"勝手"はやめてくださいね」

遊び人「………」

戦士「おぉ、結構はっきり言うな」

魔法使い「……意外」



68:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 21:00:11.70 ID:cVfNRZ4vo

戦士「それじゃ、また明日」

魔法使い「……おやすみなさい」

遊び人「うむ、またな」

マオ「おやすみなさいみなさん」


ガチャン


魔法使い「えと……どうしよう……」

マオ「魔法使いはもう寝ますか?」

魔法使い「ん……まだ平気」

マオ「そうですか、ではお風呂に入りましょうかね」

魔法使い「……い、へ!?」

マオ「へ? 部屋に付いているそのシャワーじゃまずいですか?」

魔法使い「あぁ……平気」

マオ「そうですか。 では魔法使いさん先にどうぞ」

魔法使い「……じゃあ先に失礼する」

マオ「はい、いってらっしゃい」



70:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 21:05:30.27 ID:cVfNRZ4vo

シャーーーーー



シャワーの水が床に叩きつけられる音がする
今頃ドアの向こうでは魔法使いが布一枚も纏わずにいるのだろう


人間の女など興味などなかったのだが、この2日で少し考えが変わったのだろう


マオ「なかなか女とはいいものだな……」

マオ「どうするか…… いやどうにもしてはならないのだろうが」

マオ「女と二人っきりとは……しかもかなりの美人であるからな」

マオ「こう……なんともいえない欲望が心を満たすな」

マオ「くっ……どうすればよいのだ!!」



>>71
①風呂に突入

②魔法使いの私物を漁る

③異次元に逃げ込み、力を発散する

④自由安価



71:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 21:07:23.88 ID:bavCEkRH0

1



72:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 21:10:47.47 ID:cVfNRZ4vo

マオ「この想いを、得体のしれないこの想いを魔法使いに聞けば答えが分かるかもしれない!」

マオ「この想いは女への欲情なのか! それとも恋心なのか! それとも呪いの類なのか!」

マオ「私には分からない」

マオ「魔法使いの身体を見て欲情するのか? 分からぬ……」

マオ「だが答えはそのドアの向こうにある気がするのだ」



74:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 21:17:32.78 ID:cVfNRZ4vo

ガラッ


マオ「入るよ魔法使い」

魔法使い「え、ま、マオ!?」


入ると魔法使いは浴槽に浸かり、髪をアップにしている


マオ「美しい………!」

魔法使い「な、なに? どうしたの?」

マオ「いや、先ほどからなぜか胸のあたりが苦しくてな……これはなんだろうかと魔法使いに聞けば分かるかと」

魔法使い「わ、分からないから! 出ていって!」

マオ「む? なぜだ」

魔法使い「いいから出ていって! お風呂に入ってくるなんてありえない」

マオ「ふむ、なにを怒っているのだそんなに」

魔法使い「……いい加減にして」

マオ「分かった、すまない。 だがその前に魔法使いの身体を見せてほしいのだ。 果たして私は魔法使いに欲情しているのだろうか」

魔法使い「……マヒャド」



マオに1のダメージ


マオ「なにをする?」

魔法使い「ぜ、全然効いてない!? 嘘……」

マオ「分かったから室内で魔法は使うな。 もう出ていく」



魔法使い「な、なんだったの……?」



75:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 21:25:05.41 ID:cVfNRZ4vo

…………………
…………
……


魔法使い「……さっきのはなに」

マオ「だから胸が苦しかったのだ」

魔法使い「……? 私は医者じゃない。 分からないわ」

マオ「もちろんそれは分かっているよ。 だから果たして病か呪いの類なのか」

マオ「それとも魔法使いへの恋や欲情なのか、分からなくてな」

魔法使い「……欲情?」

マオ「裸の魔法使いを見ればこの胸の苦しさの正体が分かる気がしたのだ」

魔法使い「……意味が分からない」

マオ「だがそのおかげで分かったことがある」

魔法使い「……なに」

マオ「魔法使いは美しい」

魔法使い「……な、なに急に?」

マオ「先ほどの一糸まとわぬ姿を見て肖像かなにかかと思ってしまった」

マオ「まさに息を呑むほどの美貌」

魔法使い「ほ、ほめても何も出ない」

魔法使い「それに、お風呂を覗いたことは許せない」

マオ「それは申し訳ない」

魔法使い「……絶対に反省していない」

マオ「そんなことはない」

魔法使い「してない」

マオ「しているよ」

魔法使い「………行動で表して」

マオ「ふむ…? それでは失礼して」


ナデナデ


魔法使い「……なんでそうなるの」

マオ「嫌か?」

魔法使い「……悪くない」プイ

マオ「顔が赤いぞ」

魔法使い「……お風呂に入ったばかりだから」

マオ「なぜこっちを見ないんだ」

魔法使い「………うるさい」



79:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 21:33:42.56 ID:cVfNRZ4vo

魔法使い「…………」

マオ「…………」

魔法使い「…………」

マオ「寝れないの?」

魔法使い「……うん」

マオ「昨日もなかなか寝つけていなかったね」

魔法使い「……そう」

マオ「なにか心配なこととかあるの?」

魔法使い「……そういうわけじゃない」

マオ「じゃあどうして?」

魔法使い「恥ずかしいから言わない」

マオ「恥ずかしいことなの…?」

魔法使い「……言わないって言った」

マオ「言ってよ」

魔法使い「……絶対に笑う」

マオ「笑わないよ」

魔法使い「……心の中で笑う」

マオ「心の中は許してくれよ」

魔法使い「……顔に出す」

マオ「魔法使いくらい笑わないから平気だよ」

魔法使い「……失礼」

マオ「で、なんでなの」

魔法使い「………聞きたい?」

マオ「うん、聞きたい」



80:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 21:39:08.14 ID:cVfNRZ4vo

魔法使い「お気に入りのぬいぐるみがないから眠れないの」

マオ「ぬ、ぬいぐるみ?」

魔法使い「……そう。 小さい頃から一緒だった」

魔法使い「でも旅に出るために置いてきたの」

マオ「あー……」

魔法使い「そしたら眠れない。 毎日抱きしめて寝ていたから……物足りないの」

マオ「あー……なんか意外だけど意外じゃない気もする」クスッ

魔法使い「……笑った」ジトー

マオ「あぁ、今のそういうのじゃなくてさ!」

魔法使い「……自分でも変だと思う。 もう19歳にもなるのに」

マオ「そう? そんなことないと思うけど」

魔法使い「……励まさなくていい。 慣れなきゃだめだから」

マオ「でもその前に倒れたりでもしたら大変だよ」グイッ

魔法使い「…へ?」

マオ「これじゃダメか?」ギュ

魔法使い「……マオ大胆」

マオ「ダメか?」

魔法使い「……ううん。 あったかくて気持ちいい」

マオ「そうか」ナデナデ

魔法使い「マオの胸ドキドキいってる」

マオ「魔法使いもだよ」

魔法使い「……言わなくていいそういうのは」

マオ「ごめんごめん」

魔法使い「……怒った。 私が寝るまで頭撫でてて」

マオ「はいはい」

魔法使い「……すき」

マオ「ん? なんかいった?」

魔法使い「……なんでもない。 おやすみ」

マオ「おやすみ魔法使い」



81:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/17(月) 21:39:43.10 ID:cVfNRZ4vo

はい終わり


ババアには不幸せになってもらいましょう(ゲス顔)

いやー安価SSは恐ろしい



転載元
王様「魔王を討伐して参れ」 魔王「分かりました」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439729678/
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         コメント一覧 (38)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:12
          • 1 いらんだろこれ
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:13
          • は?なんでまとめたし
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:16
          • 打ち切り。ばあさんが若返る展開じゃないのか?
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:19
          • 俺の!僅かな期待を返せ!
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:34
          • 打ち切りじゃねーか
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:35
          • え?ここからデスノートみたいにババァ対魔王の知略戦じゃないの?!?!?
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:40
          • 女騎士なら!!
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:44
          • 1 終わり方ゴミすぎ
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:44
          • カレーのライスだけ食わされた気分だ
            題は面白いんだから誰か代筆してくれ
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月17日 23:51
          • 捌きやすい安価に思えるが…

            イッチは修行積んで出直して、どうぞ
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 00:24
          • なんじゃそりゃ
            てかこういうssでは極大火炎魔法、とか最上拘束魔法、とか気持ち悪いネーミング流行ってるの?
            わかりやすくはあるけどチープ過ぎて白ける
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 00:50
          • 遊び人(69)でこのじじい若い頃は凄い戦士だったりするんだろうなと思ったら婆さんでビックリしたわ
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 01:25
          • ※9
            むしろカレーのらっきょうだけ食わされた感じ

            メンバー安価が指定無い限り基本女性って時点でセンスない
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 01:29
          • 69が作者にとって嫌だったんだねきっと
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 02:15
          • これからやろ!

            もう一度言うけどこれからやろ!
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 02:43
          • ここからだろ?
            こんな打ち切りまとめんな
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 03:38
          • なんで婆さんにしたんだよ
            普通に爺さんでいいだろ強キャラっぽくて
            安価捌き下手くそやなー
          • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 03:48
          • 安価の質以前に、安価スレなんて方向性決まってないままやるもんだから、まともなストーリーは期待すべきではないだろうな。
          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 03:49
          • ココイチ行って注文したのに30分ぐらい待たされたうえに注文通ってなかった時の感覚
          • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 08:39
          • ※11
            SS文化と影響しあってた絵描き物文化(僧侶の日記等)がDQ多めだったから呪文を誤魔化す際にダイ大の漢字表記が使われたことが根源だろ
            むしろ自身でルビも付けられないことを恥じろよ


            ベ ギ ラ ゴ ン
            極大閃熱呪文!!
          • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 08:39
          • 1 安価に頼るゴミクズは評価しない
          • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 08:54
          • あのさぁ・・・、何で未完のスレまとめちゃったの?
            スレ住人が勝手に乙って書いてただけで、
            スレ主が「完じゃないです打ち切られてないですから!」って続き書いてたよ?
          • 23. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 08:59
          • まだ続いてるぞこれ
          • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 09:53
          • 1 安価スレは才能がないやつはするべきでない
          • 25. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 10:02
          • なんかなあつまらないと感じるぞ
          • 26. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 10:17
          • 1 何がはい終わりやねん
            力量不足を安価のせいにすんなや
          • 27. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 12:17
          • 意味が分からないのをまとめないでくださいね、くそが
          • 28. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 13:36
          • は?

            なんでまとめた……
          • 29. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 16:08
          • まだ続いとるやんけ
          • 30. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 16:22
          • 魔王が完全にヤリ目的のチャラ男である
          • 31. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 19:13
          • 安価に恵まれているのに料理人がカスすぎる
          • 32. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 23:19
          • 終わってもいないしHTML化依頼すらないものをまとめる意味がわからん
          • 33. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 23:29
          • 1
            続きクレメンス
          • 34. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月18日 23:30
          • 終わってもないものをまとめんなゴミ
          • 35. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月19日 00:13
          • 一旦作者自身が「はい終わり」って言っちゃってるから何とも

            で、続きは面白くなってますのん?
          • 36. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月19日 20:46
          • 折角、遊び人(69)を中心とした名配役がなるというミラクルが有ったけど
            如何せんこの作者が書けるキャラの引き出しの無さが絶望的だったな・・・
          • 37. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年08月21日 17:03
          • 5 まだ続いてるし途中で終わったと勘違いして低評価とか草不可避なんだが
            あとこのssスレ主が転載禁止って言ってたぞ
          • 38. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2019年09月06日 23:23
          • ツインはベッドが二つある部屋だろ…
            ベッドが一つなのはダブルだよ

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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