八幡「三浦優美子と仲良くなった?」」
- 2015年06月07日 20:10
- SS、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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3年 7月
八幡(暑くなってきたな…)
三浦「…あ~ヒキオ、あんたさ…なんか面白い話題とかないん?」
八幡「…ない」
三浦「つまんなさすぎない?あんた」
八幡「俺は昔からこんなもんだ、面白いの要求すんならどっか行け」
三浦「あ、それはもっと勘弁」
八幡(こいつ…最近話すようになったかと思えば…休み時間の度に俺の席の隣の席を陣取る)
八幡(おかげでその席の、A君がなんとも微妙に向こうから見てるぞ)
八幡(しかし、女王様には逆らえないようで…)
三浦「…」ピ ピッ
八幡「ま~た、音ゲーやってんのか?」
三浦「ま~ね、これ結構面白いし。あんたもやる?」
八幡「いや、俺もそのアプリ、もう買ってある…途中までしかやってないけどな」
三浦「へ~あんた、やってたっけ?どれよ?」
八幡「見せんの?」
三浦「そんな嫌そうな顔せず、見せな」
八幡「へいへい」
八幡(3年になってから、運悪く戸塚とも離れちまって…)
八幡(ていうか、俺の知り合い、こいつしかいなかった…ま、気楽でよかったんだけどな…)
八幡(それは、三浦も同じだったようで…周囲は全員知ってるんだけどね)
八幡(最初は『あ、ヒキオじゃん、あんたもこのクラス?』ってなってその後は話すことはなかったんだが…)
三浦「あんた全然進んでないし…まだ90万点が4つくらいとか…Sランクとってる曲もないし…」
八幡「いや、中途半端だって言っただろ?ていうか、意外だな。お前がゲームに嵌るとか」
三浦「これ、ゲームとして見なくてと曲がいいし。あと点数競うの楽しいし」
八幡「さいですか」
八幡「……」
八幡(で…いつだっけ…1か月くらい前か?)
八幡(こいつが、俺の隣に突然座りだしたんだよな…隣のA君の席に…)
八幡「まあ、この音ゲーの曲がいいのは俺も同意だけどよ…」
三浦「でしょ~?これに嵌る理由もわかるっしょ」
八幡「嵌る理由とは関係ないだろ…」
三浦「理屈っぽいあんた。うざい」
八幡「うわ~ひで~」
三浦「いやいや、戸部の方がよっぽどあんたのことネタにしてたし」
八幡「まあ、あれは…俺の自業自得だしな」
三浦「あ~去年の文化祭とかは、あんた悪いんだっけ?」
八幡「ま、俺はあん時校内一の悪者になったからな…」
三浦「あれ、相模のせいっしょ」
八幡「どうでもいいっての」
三浦「最近、あいつまた、あんたのこと悪く言ってるらしいよ」
八幡「はあ?よくわからん…なんでだよ?」
三浦「さあね」
八幡(今、こいつ俺に教えてくれたか…?)
八幡(ようわからん…まあ、三浦は姉御肌気質があるからな)
三浦「…」ピッ ピッ
八幡「なにやってんの?」
三浦「あんたの携帯番号、登録してんの」
八幡「はあ~?」
三浦「ま、かけないと思うけどさ。念のため」
八幡「意味わからん…」
三浦「……」
八幡(はあ…こいつは、6月に…)
三浦「あんたさ…電話帳…結衣とかいんのね」
八幡「いや、まあ…」
三浦「雪ノ下さんがいないのが、意外っつーか」
八幡「そうか?」
三浦「ていうか、いろはもいんの?」
八幡「まあな…」
八幡(あれ?こいつもいろはって呼ぶようになったの?いや、前から呼んでたっけ?忘れた)
三浦「ふ~ん」
三浦「はいこれ。返す」
八幡「ん」
八幡(あ、興味なさそうにゲーム始めた)
八幡(はあ~~~)
八幡(こいつ、6月に葉山に告白したんだよな…)
八幡(で、俺の席の隣にいきなり来て…)
三浦『隼人に……振られた』
八幡『なんで俺に言うの?』
八幡(あの時、なんで俺に言ったのかわからなかったが…)
八幡(今にして思えば…なんとなくわかるな…)
三浦「ヒキオ、ほら見てよ」
八幡「ん?て、99万5千点とか……凄過ぎだろお前…」
三浦「そんなこともないし、100万点取る人も意外といるらしいからね」
八幡「95万点以上でSランクだっけ?」
三浦「そう、100万点でパーフェクト」
八幡(そういえば、ものすごいスピードで指が動いてた気がする…)
八幡(ていうか、休み時間のこんなところで、よくそんな点数出せるな)
八幡(まあ、女王様のせいで周りに誰もいないんですけどね?)
三浦「あ、もう休み時間終わるし。じゃあ、昼にも来るから」
八幡「え~」
三浦「はあ?」
八幡「はい」
八幡(振られたって言った時の三浦の顔は…)
八幡(顔面蒼白で……俺でも驚いたな…)
八幡(泣いてはいなかったが、いや枯れてたのかね、もう)
八幡(自殺でもするんじゃねぇかってくらい、すごい顔になってたな)
八幡(あんな姿、海老名とか由比ヶ浜にはさすがに見せられないだろうしな…)
八幡(それで、戸部達よりも俺の方が信頼されてたってことなのかね?)
八幡(さすがに驚いて、葉山に会いに行ったんだよな…)
八幡(言われたことは、一色…じゃなかった、いろはの告白失敗の時と大体同じ…)
八幡(ちょっとカチンときて…言い合いになったが…少しだけね)
八幡(その夜は悶えたよ?だってまるで俺が、三浦の為に動いたみたいじゃん?)
八幡(いやいや、そんな面倒なことしませんし)
八幡(で、それから…どういう風に三浦に伝わったのかわかんねぇけど…いや、そもそも伝わってないかもしれんけど)
八幡(休み時間は大概A君の席に座るようになった…)
八幡(人生一寸先は闇だが…一寸先は三浦だった)
昼休み
八幡「さて、飯食うか」ゴソゴソ
ドスン
三浦「あんた、勝手に食べようとしてたし」
八幡「いや、決めつけですかね?」
三浦「いや、今日も来るっしょ?」
八幡「あ…」
ガラ
いろは「あ、せんぱ~い!」
八幡(今日も来たよ…はあ…)
いろは「先輩、ご飯食べに来ましたよ!」
八幡「大体来るよね、最近は」
いろは「そうですね」
八幡「勝手にしろよ…」
いろは「勝手にしますね」ガタ
三浦「…」
いろは「あ、三浦先輩もこんにちはです」
三浦「ん」
八幡(んって挨拶じゃなくね?俺が言えたことでもないけど…)
三浦「いろは、あんたお弁当だよねいつも」
いろは「ですね、お菓子作り趣味にしてますしこれくらいは…」
三浦「ふーん」パク
いろは「あ…」
三浦「なに?駄目だったん?」
いろは「いえ、別にいいんですけど…」
三浦「んじゃ、このパン少し食べな」
いろは「はい、いただきます」
八幡(なんかよくわからん関係だよな…この二人)
八幡(あ、葉山に振られた二人って意味では近いんだけど…)
いろは「先輩、何見てるんですか?ちょっと引くんですけど」
三浦「うわ、キモ…」
八幡「なんなんすか二人して…」
いろは「先輩も私のお弁当ほしいですか?」
八幡「いや、別に…自分のパンあるしな」
いろは「いろはって呼んでくれたら、あげますよ」
三浦「……」
八幡「いや、あの…それ何?罰ゲーム?」
いろは「いえ、そろそろ呼んでくれてもいいんじゃないですか~~?」
八幡(なんでだろうか…)
八幡(一色…じゃない、いろはは4月に俺がこのクラスになったと知ってから時々来るようになってた)
八幡(なんか、奉仕部に来る流れで来てたよな…)
八幡(で、その辺りから名前で呼ぶように言われてたか)
八幡(その時の周囲の目がね、もうね?)
八幡(「生徒会長じゃないか」とか…「付き合ってるの?」とか聞こえてきた気がする…)
八幡(そりゃ、2年の女子が訪ねてきて話してるだけでもあれなのによ…)
八幡(「いろはって呼んでください、先輩!」みたいな会話があったら誤解もされるわな…)
八幡(正確には5月位から奇異な目で見られてたな、絶対…)
八幡(で、6月になって三浦がA君の席に座るようになってから、いろは呼びを一層強化してきた気がする…なんかやけにしつこかったな)
八幡「何度か呼んでるだろ?もうそれで勘弁してくれ」
いろは「先輩、最近私のこと苗字でも呼ばなくなりましたよね?」
八幡「だってお前怒るし…」
いろは「いろはって呼んでくれたら怒りません」
八幡「凄い理論ですね、それ…」
三浦「…」
八幡(また、好奇な目で見られてるよ…頼むから周囲を気にしてくださいね?)
八幡(それは女王様にも言えることですけど?)
三浦「ま、さっさと呼べば?いろはって」
八幡「三浦はいろはの味方なのかよ…」
三浦「…違うし」
八幡「へ?」
いろは「あ、今呼びましたね?普通に」
八幡「あ、まあ…よし、もうこれでいいだろ?」
いろは「しょうがないですね、今はそれでいいです」
いろは「あ~んしてください」
八幡「いやいや、そんなことしないからね?卵焼きいただき」サッ
いろは「あ!」
八幡「もぐもぐ」
三浦「…」
いろは「ずるいです!あと一個しかないのわかってて~!」
八幡「いや…あざといからな、いろはす…。もう俺、ときめかないから」
いろは「わかってます~」
八幡「メモリアルだから」
いろは「はい?なんです?」
八幡(やっぱり通じないか…世代って言っても1歳しか違わないんだけどね)
三浦「…あんたらってさ」
いろは「え?なんですか?」
三浦「仲良いっていうか、なんつーか」
八幡「意外って言いたそうだな…」
三浦「まあそうっしょ」
八幡「悪かったな、生徒会長とぼっち君最底辺の俺が一緒にいて」
三浦「いや、そこまで言ってないし」
いろは「先輩…」
八幡「ん?なんだ?」
いろは「さっきの先輩の『意外って言いたそうだな』って言葉は、私と仲良い事は認めちゃってるんですがそうなんですか口説いてるんですか。ごめんなさいもうそろそろOKしようかなってライン超えてると思いますけど無理です!」
八幡(久しぶりに聞いたな、この台詞)
八幡(ていうか、OKのライン超えてるの?それで無理って矛盾してね?)
三浦「……」
放課後
キーンコーンカーンコーン
八幡「じゃ、行くかね…」
三浦「ヒキオ」
八幡「なんですか?放課後まで、なんか用なんすか?」
三浦「あんたさ、今日も奉仕部?」
八幡「ああ、一応な」
三浦「ふ~ん、依頼なんて来んの?」
八幡「あんま来ないな…ま、今はそっちの方がありがたいかもな」
八幡「勉強できるし」
三浦「ヒキオ、理数系弱いっしょ?致命的に」
八幡「うっせ、これでも最近は持ち直してんだ」
八幡「それなりの大学めざしてるからな」
三浦「ふ~ん」
八幡「で、あーしさんはお帰りっすか?」
三浦「あ?今なんつった?」
八幡(ひい!…この眼怖すぎですよ…あーしさん…)
八幡(2年の時もこの眼に何回刺されたことか…)
八幡「すまん…なんと呼べばいいですか?」
三浦「なんで敬語なわけ?」
八幡「なんとなくだ」
三浦「なんて呼べって……」
三浦「…」
八幡「…?」
三浦「い、いつもの呼び方意外ないし…何キモイこと言ってんの?」
八幡「三浦さんのキモイ発言は、俺の内心抉りますからね?」
三浦「いや、知らないし。ヒキオなんてどうでもいいし」
八幡「さいですか」
三浦「じゃ、あーし帰るから」
八幡「おう」
スタスタスタ
八幡「三浦と挨拶して、奉仕部へ行くなんてな、ちょっと前じゃ考えられないことだな」
八幡「…」
八幡「これも変化かね」
八幡(3年になってから、平塚先生が忙しくなったみたいで…)
八幡(奉仕部の活動が実質休止になってる)
八幡(まあ、最近は生徒会の顧問?というか責任者というか…)
八幡(さらに生活指導に現3年の受験対策とか…その他諸々)
八幡(奉仕部の影は薄くなるのは仕方ないな…)
八幡(ていうか、俺たちも3年だし7月に入ってるってことで引退って言葉もしっくりくるし)
八幡(つまり、ここに来る必要も特にないはずなんだけどな…)
八幡(習慣ってやっぱ恐ろしいよな)
八幡(自然と足を向けてというか…)
ガラガラ
雪ノ下「あら、比企谷君。こんにちは」
八幡「おう」
結衣「やっはろ~ヒッキー!」
八幡「おう」
八幡(と、まあいつもの二人が居て挨拶を軽く交わしたりするんだよな)
奉仕部
雪ノ下「比企谷君、紅茶はいるかしら?」
八幡「そうだな、もらえるか?」
結衣「あ、ゆきのん!あたしもほしいな」
雪ノ下「ええ、もちろんよ」
結衣「それにしても、勉強は眠くなるよね」
雪ノ下「そんなこと言ってられないわ。あと半年しかないのだし」
結衣「うん…そうだよね…」
結衣「でもさ、ヒッキーや優美子や隼人くんともばらばらになっちゃったよね」
八幡「…嫌だったのか?」
結衣「だってさ、せっかく去年はみんな同じクラスだったし、いろんなことしたのに」
八幡「いろんなことね」
八幡「俺も戸塚と離れて寂しいな」
結衣「うわ、ヒッキーきもい!」
雪ノ下「比企谷君、その発言はセクハラととっていいのかしら?」
八幡「なんでだよ…戸塚のこといってるのに、セクハラって…」
結衣「ていうか、あたしと離れたのはそんなでもないんだ…」
八幡「なんか言ったか?」
結衣「え、ううん何も言ってないよ?」
雪ノ下「比企谷君、少し自重してほしいわね」
八幡「なにを?」
結衣「ところでさ、いろはちゃん来ないかな~?」
八幡「ああ…いろはなら、生徒会で今日は来れないとか…」
結衣「…」
雪ノ下「…比企谷君…?」
八幡「あ…」パッ
八幡(しまった…つい……聞かれたよね~?)
結衣「ヒッキー今、いろはちゃんのこと、いろはって呼んだ…」
八幡「え、そうだっけ…」
雪ノ下「ええ、間違いなく呼んだわ」
八幡(聞かれてたよ…なに?この状況…)
結衣「どうしたの、今まで呼んでたっけ?」
八幡「いや…最近な」
雪ノ下「そういえば、彼女が来る回数も減ってきたわね」
結衣「うんそうだね」
八幡「生徒会忙しそうだしな。来ないのが普通だし、私物化されても困るだろ」
雪ノ下「それはそうだけれど」
八幡「なら、いいじゃねぇか」
結衣「でもさ~」
八幡「なんだよ?」
結衣「3月まではそれが普通だったもん…少し寂しいよやっぱり」
八幡「……」(寂しい…か)
雪ノ下「…」
雪ノ下「仕方がないわ…変わらないものなんてないのだし」
八幡「そうだな」
結衣「うん…」
八幡(一色いろはね…あいつ、奉仕部でもないのによく来てたしな)
八幡(なんだかんだで、ムードメーカーだったか)
八幡(今ではここは図書館に近いな。勉強する静かな場所)
八幡(紅茶も出てくるし、それはそれで有りなんだが)
結衣「ねえ、この後さ~どっか寄って帰ろうよ!」
雪ノ下「構わないけれど」
八幡「いきなりだな…ていうか、まだ部活中だしな」
雪ノ下「あなたがそれを言うと違和感しかないわ」
八幡「どこに行くんだよ?」
結衣「えっとね、晩御飯食べてカラオケとか?」
八幡「そういうのは、三浦とかと行くんじゃねぇのか?由比ヶ浜の場合」
結衣「え~そんなことないよ。彩ちゃんとこの前も行ったし?」
八幡「なに!?戸塚と行ったのかよ?うらやましいな!」
結衣「ヒッキーマジきもい!…あと、怒る対象違うし…普通はさ」
八幡「ん?」
結衣「まあ、彩ちゃんとは同じクラスになれたし?だからその関係でさ」
八幡「それがまず、うらやましい」
雪ノ下「本当に気持ち悪いわ、比企谷君。もう警察を呼ぶ準備をするレベルね」
八幡「さいですか…てか、何気にすげぇひどいこと言ってますよね」
結衣「でも、なんかこのやりとり微笑ましいな」
雪ノ下「そうかしら?」
結衣「そうだよ!」
八幡「ま、そっちはいいんだが…同じクラスって言えばだな」
結衣「あ、ヒッキーて優美子と同じクラスになってるよね?」
八幡「まあ…」(しまった、ちょっと嫌な予感するよ?)
雪ノ下「そうなの?知らなかったわ」
八幡「お前はあいつと犬猿の仲だしな」
雪ノ下「そうでもないのだけれど…少なくとも私は」
八幡「無自覚かよ…口げんかで泣かしてたくせによ…」
雪ノ下「あのことについては悪いと思っているわ」
結衣「……」
結衣「ヒッキー、優美子なんだけどさ。クラスではどんな様子なのかな?」
八幡「どんなって…聞いてないのかよ?あいつから」
結衣「えっと最近はあんまりクラスのことは…噂では、あれなんだけど…」
雪ノ下「噂?」
結衣「あ、あはは」
八幡「お前、俺のクラスにもあんま来ないもんな」
結衣「うん…ちょっとね…みんな離れ離れになったし」
雪ノ下「それは葉山君グループのことかしら?」
結衣「うん……クラス的にも、グループ的にも?」
八幡(三浦の奴、葉山から振られて俺のところに居座るようになったこととか、あんま話してないな…)
八幡(いや、話されててもそれはそれで?困りますけどね?)
八幡(なにが困るん?八幡わかんない)
八幡「ま、去年の依頼とかでもあったが、あいつらの関係はそういうものだったしな」
雪ノ下「あなたも言っていたわね、葉山君のグループと」
八幡「まあ、男連中はね」
八幡(三浦が振られて俺のところに来たことから、それは伺えるな)
八幡(だって俺だよ?万年ぼっち様で、三浦からすれば毛嫌いされてるはずなのによ?)
八幡(ていうか考えようによっては、あまり嫌われてなかったともとれるが…)
八幡(戸部達や振られた葉山にはともかく、由比ヶ浜にもあんま言ってなかったのか?三浦は)
結衣「4月くらいはクラスのことも普通に話してたよ?ヒッキーしかいなかった~とか」
八幡「すげぇ想像できる光景だな…滅茶苦茶嫌がってる光景が」
結衣「…そうでもなかったけどね」
八幡「そうなの?」
結衣「うん、それで…6月?とかになってあんまりクラスのこととかは話さなくなったかな」
八幡(うわ…時期重なってますよ、あーしさん…)
結衣「共通の知り合いがヒッキーしかいないっていうのもあるけど」
八幡「まあ、話す話題もなくなっていくだろうからな…はは」
雪ノ下「それで?さっき言っていた噂というのは?」
結衣「うんその頃からちょっとね…」
八幡(掘り返すなよ…雪ノ下…)
雪ノ下「どういう噂なのかしら?」
八幡「いや…噂なんだし、そんな掘り下げんでもいいじゃねぇか?」
結衣「ヒッキー、後ろめたいことがあるんだ?」
八幡「いやないよ?ありませんよ?」
結衣「じゃあいいよね」
八幡「…」
雪ノ下「それで?」
結衣「実は…優美子がヒッキーと教室で良く話してるって噂なんだけど」
雪ノ下「そう」
結衣「…」ジ~
雪ノ下「…」
八幡(なんか二人からのプレッシャーがすごい…)
八幡(両サイドからアメフト選手に押されてるみたい)
八幡「やっぱりそんな噂になってたのか…」
結衣「ホントなんだね?」
八幡「ま、まあな…三浦からも聞いてないんだよな?」
結衣「うん、全然」ニコニコ
八幡(由比ヶ浜さんすげぇ怖い…なんか)
雪ノ下「比企谷君のクラスで見たことはないの?」
結衣「運が悪いのか、放課後とかじゃ見たことなくて」
八幡「話してるのは、休み時間だからな。しかも最近だぞ」
結衣「いつから?」
八幡「ここ1か月経ってないくらい」
結衣「ちょうど、優美子が話さなくなった時期だよね」
結衣「そっか、優美子話したくなかったんだ」
八幡「おいおい…変な誤解生む発言すんなよ」
雪ノ下「あら、誤解なの?ただならぬ関係ではなくて?」
八幡「違うっての、たった1か月でそんな関係になるか。それまで他人同然だったのに」
雪ノ下「といっても、もう1年以上の付き合いになるでしょう」
結衣「優美子、ヒッキーが思ってる以上に、ヒッキーのこと認めてるよ」
八幡「……そうなの?」
結衣「うん。興味ないとか、キモイとか言うけど、本当にヒッキーを悪く言う発言はしないもん」
八幡「キモイは悪い発言ですけどね」
結衣「あ、それで思い出したけど…さがみんがね」
八幡「相模が?」
結衣「元文化祭実行委員の子に、色々言われたんだって。ほら、去年の…」
八幡「失態についてか?」
結衣「うん…」
結衣「それで、思いだし怒りっていうのかな?去年のヒッキーにされたことをまた、言いふらしたとか」
雪ノ下「相変わらずね…」
八幡(あーしさんの言ってたのはこれか)
雪ノ下「でも無駄なことだわ。そもそも次の文化祭が控えてる状況で、今更という気がするし」
結衣「うん、さがみんもイライラして言っちゃっただけだと思うし…」
雪ノ下「彼女の場合は完全に自業自得なのだけれどね」
八幡「……」
雪ノ下「でも…もしも、彼女が度を越すようなら…こちらにも考えがあるわ」
結衣「ゆきのん…?」
八幡「…雪ノ下、それ俺が去年したこと台無しになるからね?」
雪ノ下「まあ、それはいいわ。ところで話を戻すけれど…」
八幡「なんだよ?」
雪ノ下「三浦さんとは…なぜ話すようになったの?」
八幡「はあ?いきなりだな」
雪ノ下「特に興味があるわけではないけれど…一応聞いておこうと思って」コホン
結衣「ゆきのん…」
八幡「いや、それはだな…」
八幡(え…?これ言うの?しかし三浦も話してないしな…)
八幡「由比ヶ浜…三浦から、何も重要なこと聞いてないのか?」
結衣「え?重要なことって?」
八幡(あいつ、やっぱり葉山に振られたこととかも言ってないな)
八幡「まあ、とりあえず、俺の隣のA君の席にあいつが座ってゲームの話で盛り上がった」
八幡「そんな感じだ」
結衣「ゲームの話で盛り上がったの?え?A君って…」
八幡「哀れにも、女王様の餌食になった草食獣だ」
結衣「へーでもゲームって…」
八幡「これだな」
結衣「これって…有名な音ゲーじゃん!」
雪ノ下「有名なの?」
結衣「うん!すっごく音楽がいいって評判の!」
結衣「世界でも何百万人もプレイしてるとか」
雪ノ下「すごいのかはわからないけど」
八幡「とにかく、これが共通の話題になったんだよ」
結衣「へ~優美子、これに嵌ってたんだ」
八幡「ま、そういうことだ。わかったか?」
雪ノ下「色々言いたいことはあるけれど、とりあえずは納得したわ」
結衣「でも、いろはちゃんとも親しくなってない?ヒッキー?」
八幡「それは勘弁してくれよ…なんで全部説明するんだよ…」
結衣「やっぱり、隠し事あるんだ!」
雪ノ下「比企谷君?話しておいた方が身のためよ?」
八幡「俺は尋問受けてるんですか?」
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結衣「じゃ、ご飯だけでも食べに行こうよ!」
雪ノ下「そうね、そうしましょう」
八幡「へいへい」
結衣「ね、ヒッキーさ」
八幡「ん?」
結衣「いろはちゃんのこと、これから名前で呼ぶの?」
雪ノ下「…」
八幡「あいつがしつこいからな…名前呼びを習慣づけようとしてるんじゃないか…?」
結衣「いろは!」
八幡「恥ずかしいからやめてくれ…」
結衣「ヒッキー顔真っ赤~~!」
八幡「く…」
雪ノ下「6月ごろから、名前呼びをしつこく強要だなんて…」
八幡「犯罪臭のする言い方やめてくれませんかね?」
雪ノ下「だって事実でしょう?」
八幡「いろはの方からだからな?」
結衣「むっ…」
雪ノ下「今日は比企谷君に奢ってもらおうかしら」
八幡「は?なんでだよ?」
結衣「だって色々隠してたし」
八幡「別に隠してねぇし…」
雪ノ下「美人の二人の女子に奢るというのはステータスになると思うのだけれど?」
八幡「自分で言うなよ…」
結衣「奢る話はいいとしてさ、サイゼでいいよね?お手ごろだし」
八幡「そうだな」
雪ノ下「構わないわ」
結衣「じゃあ、しゅっぱ~~~つ!」
八幡(他愛もない会話しつつ、飯とかにもたまに行くようになった)
八幡(4月に入って以降、平塚先生の都合で奉仕部では受験対策してることが多いが)
八幡(これが奉仕部の現状だな…)
八幡(1年かけて、いくつかのイベント行事で成功と失敗重ねて…年末は身悶えする名文句言って…)
八幡(今年に入っても、バレンタインとか行事あったな…)
八幡(で、今があると…)
八幡(なんでもないことだが、俺にはひょっとしたらかけがえのないものなのかもしれん…)
八幡(それで…6月に三浦関連で悶えてしまいました…いや、熱くなっちゃいましたねほんと…らしくない…)
八幡「ていうか、今日俺が奢るの?え?戸塚いないけど?」
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次の日 昼休み
いろは「それじゃあ、食べましょう!」
八幡「当たり前のようにいるし」
いろは「先輩、照れ隠しなんてかわいいですね~」
八幡「いや、違うし」
三浦「あーしのこのパンさ、最近できた店のやつなんだけど…いい感じなんだよね」
八幡「まあ、クリーム系っていうのか?旨そうだな」
三浦「あんたも食べる?はい」
八幡「い、いいのか…?悪い」
パク
八幡「すげぇうまいな…」
三浦「でしょ?」
いろは「あ~先輩!わたしのも食べてください!」ズボ
八幡「げほっ!げほ…突っ込むなよ…!」
三浦「いろは、あんたそれマジでやめな。あぶないし」
いろは「あ…ごめんなさい…」
八幡「まあ、いろはの弁当、相変わらずうまいとは思うぞ…」
いろは「え、ええ。ですよね!えへへ~~!」
三浦「……」
----------
いろは「それじゃ、お昼も終わりますし帰りますね」
八幡「おう」
三浦「また来ればいいし」
いろは「はい!」
三浦「んじゃ、あーしも自分の席戻るから」
八幡「おう…て、そうだ。ひとついいか?」
三浦「なに?」
八幡「お前さ、由比ヶ浜に葉山に振られたこと言ってないのか?」
三浦「…それが?」
八幡「やっぱ言ってないのかよ」
三浦「あんた、結衣に言ったの?」
八幡「言ってない、安心しろよ」
三浦「…」
八幡「でも、なんで言ってないんだ?」
三浦「それは…心配かけるだけだし」
八幡「それだけかよ?」
三浦「あんたも知ってるっしょ、あーし達のグループは薄い関係だってこと」
八幡「薄いのとは少し違った気もするけどな」
三浦「そこはいいしどうでも。あーしが隼人に振られて、関係悪くなって…」
三浦「結衣にも話してさらに悪くなるのも怖いし…」
八幡「それは、海老名や戸部も同じってことか?」
三浦「そう」
八幡「俺のところに来たのは、俺がメンバーとは関係ないからか」
三浦「違うし」
八幡「え?」
三浦「ヒキオのところに来たのは…」
八幡「…?」
三浦「今までのあんた見てきて…信頼できる人間だって…知ってたから……かも」
八幡(え?いまなんて?これ、三浦だよね?)
八幡「かもってなんだよ?」
三浦「あーしも、あの時は気が動転しててまともに考えられなかったし…」
八幡「まあ、そうだろうな…てか、時間も丁度昼休みだったよな」
三浦「うん」
三浦「…」
八幡「…」
三浦「あのさ、ヒキオ」
八幡「なんだよ…?」
三浦「ホントはあんたにずっと言おうといてたことあんだけどさ…」
八幡「はあ…?」
三浦「その話題出たし、ちょうどいいかもしれないし…」
八幡「なんだよ…?」(なんだ?やけに気になる…)
キーンコーンカーンコーン
三浦「…」
八幡「……」
八幡「チャイムかよ…」
三浦「ま、また今度言うし…」
八幡「え…お、おい気になるだろ…!」
三浦「んじゃ」スタスタ
八幡「なんなんだよ…」
放課後
三浦「ヒキオ~」
八幡「なんだよ、三浦?」
三浦「あんたは奉仕部っしょ?」
八幡「まあな」
三浦「わかった、じゃまた明日」
八幡「ああ」
八幡(最近、三浦と挨拶していくの普通になったな…)
八幡(本当に信じられん)
八幡「便所行くか」
スタスタスタ
八幡「…?」
ヒソヒソ ヒソヒソ
八幡(なんか聞こえてくるな…ていうか、こっち見てないか?)
B君「あいつだろ?相模の言ってた」
C子「去年の文化祭で問題起こしたって噂の…」
D子「なんか、問題起こしそうな眼してるし~~」
八幡(あ~~悪口だね…こりゃ)
八幡(去年ならともかく、今更になって広まるとは…)
八幡(下級生とかもいるからか?)
八幡(はあ…)
ドカッ
八幡「いてっ!」
サッカー部員1「あ、ごめ…」
サッカー部員2「えっと…ん?」
八幡「……いてぇ」
サッカー部員1「あれ、こいつって」
サッカー部員2「マジだ、噂のあいつじゃん!」
八幡「はあ?」(なに言ってんの、こいつ?下級生だよな?)
八幡「まず謝れよ」
サッカー部員1「うっわ謝れだってよ、すげぇ」
サッカー部員2「いろはす誑かした上に、去年のあれだろ?なめてるよな」
八幡「ん?」(どういうことだ?)
サッカー部員1「つーか、こんなとこでぶつかるとか最悪だな」
サッカー部員2「お前が謝れよ」
八幡「…」(こういうのに無駄な体力使うのは嫌だけどな、なにしようかな…)
八幡(やっぱりあれか?被害届パターンか?)
戸部「あれ?ヒキタニくんじゃね?」
葉山「比企谷…」
部員1「あ、戸部先輩、葉山さんも…」
戸部「なんああったん?」
八幡「ぶつかられただけだよ」
部員1「こんな奴に謝るとか…ぶつかったのはこっちですけど…」
戸部「それなら、謝れって。な?」
部員2「でも、こいつ噂の…!」
葉山「……」
部員1「う…すんませんでした」
部員2「…すみません」
八幡「いや、別にいいけど」
------------------------------------
戸部「いや~ヒキタニくん、ごめんね!うちの部員がさ~!」
葉山「彼らは決して悪い部員じゃないんだが、すまなかった」
八幡(最初、謝ろうとしてたしな)
葉山「なにかトラブルがあったのかい?」
八幡「噂の上級生って言われてたな、あと一色…いろはを誑かしたとかなんとか…」
八幡「意味わからんぞ…」
戸部「あ~あれか~」
葉山「いろははファンが多いからな…君は去年から今年にかけて、下級生の教室にいろはを呼び出しにいったりしていただろ?その名残りかな」
戸部「噂に関してはあれっしょ?去年の文化祭の名残っしょ?やばいわ~ヒキタニくんマジ中心にいるわ~!」
八幡「そんな中心いらねぇよ…」
葉山「あんな根も葉もない噂をたてられて…君も大変だな」
八幡「どうでもいいっての」
八幡「そうか、さっきはすまなかった」
八幡「おう」
八幡「あ、あとな葉山…」
葉山「ん?なんだい?」
八幡「あの時は、つい感情的になったな…」
葉山「いや…悪いのは俺だしね」
葉山「君とはあの日以来話してなかったか、そういえば」
八幡「そうだな」
葉山「優美子は?」
八幡「ま、大丈夫だな」
葉山「そうか、そっちの噂は聞いているが」
八幡「仲直りとかしねぇの?」
葉山「また、行くよ」
戸部「ん?なんの話?」
葉山「なんでもない。行こうか戸部」
スタスタ
それから数日経過
八幡「……」
ヒソヒソ ヒソヒソ
八幡(なんか、噂に尾ひれついてるような…)
八幡(しかも、毎日耳障りな声が届くし…)
八幡(最近は神経過敏になってないか?俺…)
三浦「ヒキオさ」
八幡「ん?なんだよ?」
三浦「なんか、疲れてない?」
八幡「別に……」
三浦「あそ、ならいいんだけど」
八幡(最近、勉強の方がはかどらない気はするが…)
八幡(まあ、あーしさんに言ってもな)
三浦「…」
奉仕部にて…
八幡「……」
結衣「…」
雪ノ下「…」
結衣「ね、ねえ…」
八幡「ん?なんだ?」
結衣「あのさ…噂の件なんだけどさ…」
八幡「ん…ああ…」
結衣「悪い方向で広まってる気がするんだけど…」
雪ノ下「そうなの?」
結衣「うん、なんか隼人くんからいろはちゃんとったのがヒッキーとか…」
結衣「そもそもいろはちゃん誑かして、他の女にいってるとか…」
八幡「…なんだ、それ…」
雪ノ下「まずいことしてくれたわね、相模さんは」
雪ノ下「そろそろ対策を練ろうかしら?」
八幡「変なこと考えるなよ、どうせ去年と一緒で静まるっての」
結衣「そうかな…?」
八幡「ん?」
結衣「今のヒッキーて意外と有名だし…加速していかないかな…」
雪ノ下「比企谷くん。疲れた顔をしてるわよ?いくら奉仕部の備品でも部員なのだから、しっかりしてもらわないと」
八幡「お前な…ま、大丈夫だっての」
結衣「ヒッキーがそう言うなら…」
雪ノ下「もう少し様子をみましょうか…」
それから、しばらく経過
小町「ねえ…噂のことなんだけどさ…」
八幡「お前の、クラスにも言ってんのか?」
小町「うん…ちょっとね」
八幡「迷惑かけるな」
小町「大丈夫だよ、そんなの」
八幡「いや…小町には絶対被害及ばないようにするからな?心配すんな」
小町「うわ~今の小町的にすっごいポイント高いよ!」
八幡「だろ?」
八幡(さすがに、1年の小町に被害が及ぶなんて考えてなかったけど…)
八幡(あ~くそ…どうするかな…)
昼休み
八幡(さすがに対策、練った方がいいか…妹に被害がいったら、八幡的に死んでしまう…)
三浦「ヒキオってヒキオ!」
八幡「え…な、なんだよ…?」
三浦「なんだよじゃないし…さっきから全然食べてないし」
いろは「そうですよ~わたしと食べるのが嫌なんですか~~?」
八幡「そんなこと言ってねぇだろ…」
三浦「…」
三浦「なんかあったん?」
八幡「い、いや…」
三浦「相模のことっしょ?」
八幡「なんでわかんの?」
三浦「あんたの顔最近明らかにやつれてるし、噂もひどくなってるみたいだし」
いろは「噂って去年の文化祭のやつですよね?あんなのまだ流れるなんて凄いですね」
三浦「ま、こいつそんだけのことしでかしたしね」
八幡「…ま、そっちはいいんだが…」
三浦「よくないっしょ」
八幡「いいんだよ、それよりも」
いろは「あれですか?いろはすを誑かした比企谷八幡~!てやつですか?」
三浦「は?そんなの流れてんの?」
いろは「そうなんですよ~~!」
三浦「なんで嬉しそうだし…」
八幡「それでもなくてだな…」
いろは「な~んだ違うんですね」
八幡「妹の小町にまで被害がな…」
三浦「…どういうことだし」
いろは「…」
八幡「1年の教室でも噂があるってことだよ?お前の兄ちゃんなんだろ?的な」
三浦「ふ~ん。なるほどね」
八幡(奉仕部で相談してみるか…)
奉仕部
雪ノ下「そうなの、それは早急に対策を練った方がいいわね」
結衣「うん!だよね、だよね!」
八幡「悪いな…その、俺の為に…」
雪ノ下「気にしなくていいわ」
結衣「そうだよ!去年からヒッキーにはお世話になったもん!」
八幡「そ、そうか?」
結衣「そうだよ!」
雪ノ下「まあ、ならなかったといえば嘘になるかしら?」
八幡「雪ノ下…」
雪ノ下「えっと…明日とりあえず、相模さんに会う必要があるわね」
結衣「そだね、そうしよ」
八幡「尋問というか…詰問?すんのか…」
雪ノ下「いえ…話を聞くのが第一だから…大丈夫よ」
次の日 学校
八幡「なあ、小町」
小町「なに?」
八幡「やっぱり、あいつの妹なのかとか聞かれたりしてんの?」
小町「う~ん、ちょっと…かな…」
八幡「そっか…」
小町「気にしないでって言ってるのに…大丈夫だよ?じゃあ、小町こっちだから」
八幡「おう…」
教室前廊下
八幡「…ん?なんか騒がしくね?」
ザワザワザワ
結衣「ヒッキー!」
八幡「由比ヶ浜?どうしたんだよ?」
結衣「そ、それがさ…えっと…」
八幡「なんだよ?」
結衣「優美子が…」
八幡「三浦がなんだよ?」
結衣「優美子がさがみんを泣かせたんだ!」
八幡「……」
八幡「……はい?」
結衣「だから、優美子がさがみんを…」
八幡「それはわかったからな?どういう経緯なんだ?」
結衣「えっとね、廊下歩いてるさがみんに後ろから優美子が声かけて…」
結衣「さがみんに詰め寄ったんだ。『ヒキオの噂今さら流して何してくれてんの?』とか『あんたのせいで凄い迷惑してんだけど?』とか」
八幡「ま、まじか……?」
結衣「うん…それで、さがみん終始怯えちゃって…最後に『ヒキオにこれ以上迷惑かけんな!!』ってさ…」
八幡「それで、泣かしたのか」
結衣「うん…もう周り凍り付いてたよ?登校中の人とか」
八幡「だろうな…」
結衣「すごい剣幕だったよ?あんな優美子久しぶりに見たよ…」
八幡「三浦の奴…」
ザワザワザワザワ
三浦「あ」
八幡「あ…」
三浦「…」
結衣「あ、あはは…」
八幡「なあ、三浦」
三浦「後にしてくんない?結衣と話してたし」
八幡「お、おう。わかった」
休み時間
三浦「ヒキオ…」
八幡「三浦か」
三浦「場所変えない?」
八幡「ああ…」
廊下
三浦「で、なんか聞きたいことあんの?」
八幡「いや…別にないな」
三浦「…?」
八幡「聞きたいとは思ったけど…別に昼休みとかでもいいし、ネタとして話してくれた方が楽に聞けそうだ」
三浦「なにそれ?」
八幡「さあな、ただ…」
三浦「ん?」
八幡「似たようなこと、雪ノ下たちとするつもりだったんだけどな」
三浦「へ~」
八幡「先越されたってのはあるな。そんだけだ、戻るか」
三浦「待って」
八幡「?」
三浦「あんたに話しておきたいことあんだけど…」
八幡「なんだよ?」
三浦「話すっていうか、言っときたいことっていうか」
八幡「この前聞きそびれたやつか…?」
三浦「うん」
八幡「それで?なんだ?」
三浦「あーしがこんなこと言うのは…なんていうか変っていうか…」
三浦「本当はもっと早く言わないといけなかったんだけど…」
八幡「お、おう…」
三浦「その…ありがと…」
八幡「ん?」
三浦「…」
八幡「何に対して…?」
三浦「6月の隼人に振られた時に、怒ってくれたことに対して…」
八幡「それ、誰から聞いたんだ?」
三浦「誰からって…一部始終見てたし」
八幡「……へ?」
三浦「だから…見てたし…」
八幡「…」
三浦「悪いとは思うけど、あの時何も考えられなくてさ。気づいたらヒキオを追ってた」
八幡(うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)
八幡(見られてたの!?うそ?しかもよりによって、三浦本人に!?ぎゃあああああ!)
回想
葉山「話っていうのは…」
八幡「なんで、三浦まで振ったんだよ…」
葉山「なぜそれを…ああ、そういうことか」
八幡「そんなことはどうでもいいんだよ」
葉山「すまない…けど俺は付き合えないんだ。優美子とは」
葉山「もちろん、彼女の気持ちはうれしいよ」
八幡「それは、一色のときにも聞いたよ」
葉山「そうだな…」
葉山「彼女には悪いと思っているんだ、本当に」
八幡「本当に思ってんのか?」
葉山「?」
八幡「お前が振ってる相手は一人や二人じゃないだろ?みんなああいう風に振ってるんだろ」
葉山「…」
八幡「悪いって思ってるなら…なんで三浦は…」
八幡「なんで三浦は俺のところに来たんだよ!」
葉山「……」
八幡「しかも死にそうな顔で…!」
葉山「感情的になったな、君らしくもない」
八幡「あ……」
葉山「矛盾してることを言ってるのも気づいてるだろ、君なら」
八幡「……」
葉山「振る側の気持ちも少し考えてほしいかな…」
葉山「あれは、かなり辛いものだよ」
八幡「俺はそんなことしたことないしわかんねぇな」
葉山「そうかな?これから必ずすることになると思うが」
葉山「誰かを選択しないといけないんだから…」
八幡「はあ?」
葉山「しかも君の場合は…親しい分、悲しみも大きいと思うよ…お互いにね」
八幡「…」
------------------
三浦「ま、そういうことだから…最初はあんたに礼言うために近づいたんだけど…」
八幡「おう…」(ああ…いますぐ布団に顔うずめて叫びたいよ…)
三浦「思いのほか、居心地良くてさ。居座ったって感じ」
八幡「居心地よかったのか?」
三浦「まあ…ほら、あんた変な見栄とか嘘とかつかないし…だから楽だったし」
八幡「罵倒し放題ですしね」
三浦「は?」
八幡「いえ…」
三浦「ま…そんだけ…」
八幡「そうか、わかったよ。礼言われること何もしてないけどな」
三浦「それでいいよ。あーしの自己満足だし」
八幡(ああ、そうか…)
八幡(三浦の相模への罵倒は…借りを返したっていう形にもなるわけか)
八幡(三浦がそれを自覚してるかはわからんけど…)
八幡「あ…じゃあ、一応俺からも…」
三浦「ん?なに?」
八幡「ありがとな、三浦」
三浦「…何に対して?」
八幡「そりゃ…わかるだろ?」
三浦「……あーし戻る」
八幡「お、おい、無視すんなよ…」
三浦「うっさい、ヒキオのくせに…」
奉仕部
雪ノ下「まさか、三浦さんがそんなことするなんてね」
結衣「あははは、もうビックリだよ~~!」
八幡「ま、結果的にいい方向に行くかはこれからだけどな…」
雪ノ下「あれだけインパクトの強いイベントが起きたんだもの。収束はしていくと思うわ」
八幡「だといいけどな」
結衣「さがみんも、そこまで悪気があったわけじゃないんだけどね…」
雪ノ下「仕方ないわ。根本を叩いて他への戒めにするというのは常識だから…」
八幡「なんか生贄みたいだな」
雪ノ下「今度こそ反省するでしょう、彼女も」
結衣「でもさがみんのパッシング増えるんじゃないかな?」
雪ノ下「その時はまた考えましょう」
八幡(女王様の恐怖で強制的に事態を収拾したみたいな流れになったな)
八幡(まあ、いいんだが…)
ガラ
いろは「お久しぶりで~す。来ちゃいました~~!」
結衣「やっはろ~~!いろはちゃん!」
雪ノ下「お久しぶりね」
八幡「よう…一色…」
いろは「…」ジロ
八幡「いろは…」
いろは「せんぱいもこんにちはです!」
八幡「お、おう…」
結衣「…」
雪ノ下「…」
八幡(久しぶりに4人が揃ったな…)
八幡(なんか懐かしいな)
八幡(そういや、葉山グループは揃う時がくるのかね…)
葉山『君にも選択の時が必ず来るよ』
八幡(選択か…)
いろは「今回お手伝いできませんでしたけど、噂収まりそうなんですか?」
結衣「うんうん、優美子がね~」
八幡(色々変化はあるけど、特に変わらない日常…選択の時がくるとするなら…)
八幡(今のところ、おそらく一番に思い浮かぶ相手は……)
三浦「ヒキオ」
八幡(こいつかな…ほんと一寸先は三浦)
完
八幡「三浦優美子と仲良くなった 続」
転載元
八幡「三浦優美子と仲良くなった?」」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433484692/
八幡「三浦優美子と仲良くなった?」」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433484692/
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コメント一覧 (116)
-
- 2015年06月07日 21:01
- 誰か俺のオチソチソをお世話してくれる紳士な女性はいませんか?
-
- 2015年06月07日 21:02
- いろはす〜ー〜
-
- 2015年06月07日 21:02
- いろはす〜-〜
-
- 2015年06月07日 21:02
- いろはす〜-
-
- 2015年06月07日 21:02
- いろはす〜ー
-
- 2015年06月07日 21:03
- いろはす〜,
-
- 2015年06月07日 21:03
- いろはす〜、
-
- 2015年06月07日 21:03
- いろはす〜ー
-
- 2015年06月07日 21:03
- いろはす〜
-
- 2015年06月07日 21:04
- いろはす〜〜
-
- 2015年06月07日 21:04
- なにこの※欄w
-
- 2015年06月07日 21:04
- いろはすは俺の嫁
-
- 2015年06月07日 21:04
- いろはす〜
-
- 2015年06月07日 21:05
- いろはす〜-
-
- 2015年06月07日 21:05
- いろはす〜
-
- 2015年06月07日 21:05
- いろはす〜-
-
- 2015年06月07日 21:05
- いろはす〜
-
- 2015年06月07日 21:06
- いろはす〜-
-
- 2015年06月07日 21:06
- いろはす〜
-
- 2015年06月07日 21:06
- いろはす〜〜
-
- 2015年06月07日 21:06
- いろはす〜〜〜
-
- 2015年06月07日 21:07
- い
ろ
は
す〜
-
- 2015年06月07日 21:07
- スクリプト爆撃の練習でもしてるのかな?
-
- 2015年06月07日 21:08
- いろはす〜〜〜〜〜
-
- 2015年06月07日 21:12
- この短時間で何があったwwwww
いろはす好きなのはわかったが少し落ち着けwwwww
-
- 2015年06月07日 21:14
- 非常に良かった。ただ、あともうちょっと続けてもらいたかった……
-
- 2015年06月07日 21:14
- いろはす厨の闇は深い
いろはす〜
-
- 2015年06月07日 21:21
- いろはす〜
いろはすかわいいよいろはす
いろはす愛してるよ
あーしさんかわいい
いいお嫁さんになれそう
-
- 2015年06月07日 21:22
- 続編ないとかwww
需要あるよこれ
-
- 2015年06月07日 21:24
- いろはす~
あーしさんイイネ
-
- 2015年06月07日 21:39
- 小町があーしさんと仲良くなったのかと思った
-
- 2015年06月07日 21:44
- 相模(笑)
-
- 2015年06月07日 21:51
- 相撲(())
-
- 2015年06月07日 22:09
- 相撲
-
- 2015年06月07日 22:17
- の独り相撲
-
- 2015年06月07日 22:26
- 相模部屋
-
- 2015年06月07日 22:27
- いろはす~
八幡そば 五郎八(いろは)で飯食ってくる(聖地
-
- 2015年06月07日 22:31
-
そこそこ良い。不足がある気がするが。
ところで「意外」と書くべき所を「以外」にしちゃった例は数あれど、逆は初めて見た。
いろはすぅ~~~ん
-
- 2015年06月07日 22:40
- とりあえず相模氏ね
内容はまあまあでしたね
-
- 2015年06月07日 22:41
-
三浦?w
三浦ごとき宝治合戦で滅ぶよw
-
- 2015年06月07日 22:42
- 慰漏芭素~
-
- 2015年06月07日 23:03
- 松尾芭蕉~
-
- 2015年06月07日 23:04
- 若乃花~
-
- 2015年06月07日 23:08
- 三浦大輔~
-
- 2015年06月07日 23:09
- 松坂大輔~
-
- 2015年06月07日 23:09
- 中村俊輔~
-
- 2015年06月07日 23:10
- シュンスコスケ~
-
- 2015年06月07日 23:13
- 熱いCytusのステマ
-
- 2015年06月07日 23:29
- 良かった
-
- 2015年06月07日 23:31
- 鈴木研一〜
-
- 2015年06月07日 23:52
- もう少し読みたい気もするけどこれはここで終わるのがいい気もするな
面白かったよ
-
- 2015年06月08日 00:00
- 何度も言うが、相模のヘイトタンクっぷりよ
-
- 2015年06月08日 00:07
- いいね
-
- 2015年06月08日 00:14
- あーしさんは義侠心強いからな
-
- 2015年06月08日 00:23
- かわさき~
-
- 2015年06月08日 01:29
- マジかよ相模最低だな
-
- 2015年06月08日 03:32
- Cytusかdeemoだなw
-
- 2015年06月08日 04:39
- 結衣「さがみんも、そこまで悪気があったわけじゃないんだけどね…」
むしろ悪意の塊やろw
-
- 2015年06月08日 04:50
- 相模と折本はドクズで悪意の塊だし温い仕返しだと思うがな
生きてるのが苦しくなるレベルまで追い詰めなきゃ(マジキチスマイル)
-
- 2015年06月08日 05:24
- 世界を変えさせておくれよ♪
そしたら君とキスがしたい♪
-
- 2015年06月08日 05:29
- 相模は本当どうしようも無いな
-
- 2015年06月08日 05:37
- なんだこの※欄(戦慄)
あーしさんのあーしをあーしあーし言いながらあーししたい
あーしさん
あああーしさん
あーしさん
-
- 2015年06月08日 05:59
- 続き書いてください
-
- 2015年06月08日 06:31
- 元スレで続き投下するコメあったからちょっとまとめるの早すぎたかもな
-
- 2015年06月08日 08:04
- ゆきのんが「〜だけれど」多用しすぎなのを除けば結構よかった
-
- 2015年06月08日 08:04
- まぁ別に良いのだけれど、最近比企谷君は色んな女の子と仲良くし過ぎじゃないかしら?
もっと奉仕部に身を入れるべきだと思うのだけれど。
細かく言えばそこの部長さんともっと仲良くなるべきだわ。
-
- 2015年06月08日 08:16
- クラス替えって三年になってもあんのか。
二年の時だけだと思ったわ
-
- 2015年06月08日 08:35
- 人気記事トップ3が全部いろはすでワロタ
あ、この作品も良かったっすよ!
-
- 2015年06月08日 09:01
- 内容的に万人受けする作品じゃないと思うんだがなあ
ラブコメ要素だけ見に来てる人が多いのかな
-
- 2015年06月08日 10:22
- いろはす~
-
- 2015年06月08日 11:34
- あーしさんの話は需要ある
主に俺に
-
- 2015年06月08日 11:39
- キャラ崩壊のssよりは、よほど自然に読めた。あり得ないラブラブ話なんかよりは数倍マシだな
-
- 2015年06月08日 11:45
- 面白いけどね…
二次読み過ぎてキャラ変わってるけど
原作三浦はクラスの立ち位置優先するだろうな
-
- 2015年06月08日 12:13
- 今日も評論家様は元気だな~
-
- 2015年06月08日 12:43
- 良かった!
あーしとサキサキSS増えてくれよ・・・
-
- 2015年06月08日 16:12
- いろはす誑かした件は相模関係ないよな……
-
- 2015年06月08日 19:35
- 二期始まっていろはすのSS多かったから、あーしさんのSS久しぶりに見れて良かった!
えるたそ~
-
- 2015年06月08日 20:05
- いろはすは普通に可愛い子になったと思うが信者がキモすぎてどうしようもないな
-
- 2015年06月08日 20:11
- 途中物凄く寒気がしたわ……後スゲー中途半端
-
- 2015年06月08日 20:37
- 文句なら全部※97が受け止めてくれるってさ
-
- 2015年06月08日 21:12
- はいはい我のせい我のせい
-
- 2015年06月08日 21:31
- 文体というかセンスが原作まんまで本家読んでる気分だったわ。ただ根本のあーしさんが八幡に惚れる経緯には違和感を感じた。
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- 2015年06月08日 21:37
- あーしさん最かわ
数が少ない分厳選された高クオリティなssが多いな
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- 2015年06月08日 23:09
- ひゃ〜く
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- 2015年06月09日 00:41
- ひゃくいちー
それと、いろはすーーー
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- 2015年06月09日 01:47
- 凄く…中途半端です…
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- 2015年06月09日 07:32
- あーしさんも良いね。
誰かさきさきの話も書いてくれないかな。いろはすは良いんだけど多すぎかなと
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- 2015年06月09日 09:50
- 確かになんか原作っぽい感じはしたな
それにしても三浦振るとか…葉山鬼畜過ぎだろ
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- 2015年06月09日 15:04
- 続きを…
続きをくれ!
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- 2015年06月09日 15:25
- 続きなら元スレでやってるからそれを見たら?
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- 2015年06月09日 19:51
- ※56
つまんなすぎて
寒気がしたわ
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- 2015年06月12日 18:18
- まぁ無難に葉山とくっつく可能性が高いけどな
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- 2015年06月12日 22:33
- つづきはよ
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- 2015年06月17日 10:44
- これは…スクフェスステマじゃな?
やめなされやめなされ…
酷いステマはやめなされ…
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- 2015年06月20日 21:03
- 面白いけどステマで冷める
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- 2015年06月21日 00:14
- どの辺がステマ?ようわからん
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- 2015年08月25日 04:34
- ライバーかよクソ
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- 2015年08月25日 13:27
- でもあーしさんみたいなDQNがよく総武高入れたよな
一応進学校なんだろ?
まぁ勉強できるかできないかはアニメちょろっと観た程度だからよくわからんが
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- 2015年12月24日 18:20
- 音ゲーの曲がいいってハマる理由になると思うんだが
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- 2017年04月11日 01:45
- よかったー