モバP「拓海が気弱になった」
・事務所 AM09:00
P「………」
拓海「……えっと…あの…」
P「………」
拓海「………」
P「………」
拓海「………うー……」
P「………」
拓海「…なんか、喋れよォ…」モジモジ
P「未知との遭遇」ムラァ…
P「どうした拓海」
拓海「…な、なにが?」
P「なんで急にしおらしくなっちゃったの」
拓海「…アタシにも…わかんねーよ…」
拓海「今朝起きたら、こんなに…なってて…」
P「………」
拓海「………」
P「………」
拓海「………だ、だから…!」
拓海「…急に、黙るなって……!」モジモジ
P (かわいい)
拓海「……クソ…クソッ……!」モジモジ
P「……うーん」
P「原因が分かんないからどうしようもないよなぁ……」
拓海「何とかしろよ…!」
拓海「アタシの…プロデューサーだろッ…!」
P「……そうだけどさ」
拓海「……ッ……」モジモジ
P「…………………」
P (…………………ふっ)
P (拓海はお馬鹿さんだなぁ………)
P (この俺がァ……!)
P (こんな絶好のチャンスをぉ…!!)
P「逃すワケねえだろォォオオオ!!!!」
拓海「…ひゃぃッ……?!!」ビクッ
拓海「…急に叫ぶんじゃ、ねーよ…!」ビクビク
P「ごみん」
拓海「…び、びっくりした…」
P (…………さーて)
P (どうイジってやろうか)
P (いつもならあの鬼メンチの前に)
P (ハルンケアも匙を投げるレベルの尿漏れを起こす俺だが……)
P (今日こそは……) チラッ
拓海「…ど、どうした…?」オドオド
P (やってやるって……!!)
拓海「…えっ…なに……?!」オドオド
P (では早速……) スッ
拓海「……ッ……」ビクッ
P「………」スタスタ
拓海「な、なんだ……?」
P「………」スタスタ
拓海「………?」
P「………」
拓海「………は…?」
P「よいしょっと」ボフッ
拓海 (…隣に座ってきたぁ…!!///)
P「…次のライブなんだけど」
拓海 (…近い、近い……!)
P「お前の曲をトップに持ってこようかと思ってるんだ」
拓海 (…足くっついてるって…!)
P「やっぱり一発目は拓海のシャウトでさ」
拓海 (……しかも……何か…)
P「会場を震わせてほしいわけよ」
拓海 (……Pの…匂い、して……)
拓海「……すん…すん…」
P「………」
P「拓海?」ガシッ
拓海「ひゃッ……!!///」
P「あっ…ごめん…」
拓海「……べ、別に、いい……」
拓海「…………別に……」
拓海「アンタなら………」
拓海「……………………」
P「………」
拓海「………」
P「………アンタなら?」
拓海「………」
P「………」
拓海「……う、うるせーよ……///」
P (素直さも増してる……)
拓海「というか…早くどっか行けよ…ッ!」
P「やだ」
拓海「…て、てめェ……!」プルプル
P「そんな睨んだって今日は全然怖くないもーん」
拓海「……ぐうっ…!!」プルプル
P「俺は拓海の隣が良いんだもーん」
拓海「ぅっ………」
P「拓海の匂いをずっと嗅いでおきたいんだもーん」
拓海「んなもん嗅ぐな、バカ……!///」
P「俺の匂い嗅いでたクセに」
拓海「…言うなぁ……!!///」プルプル
P (……まっ、最初はこんなもんでいいだろ)
P「よいしょ」スッ
拓海「………あっ…」ショボーン
P「…………ん?」
拓海「…………」
P「………」
P「………よいしょっと」ボフッ
拓海「あっ………!」パァァァ
P「…………」スッ
拓海「…ぅぅ……」ショボーン
P「………」ボフッ
拓海「………!」パァァァ
P (なんだこの推定Hカップの小型犬)
拓海「………♪」
P「………」
P (計画が狂ってしまったな……)
P (こっから拓海も立たせて)
P (後ろから天高く突きたかったのに……)
P (天井を突き破らんとせんばかりの勢いだったのに……)
P (お通夜の『顔見てあげてください』ならぬ)
P (『後ろから思いっきり突いてあげてください』だったのに……)
P (お焼香(意味深)だったのに……)
P (……………うーむ…)
P (どうしたものか……)
拓海 (…Pと、隣同士……♪)
P (くそぉ…埒が明かない………)
P (……これじゃ僕の子猫ちゃんたちがねぇ…)
P (……満足しないよぉ……)
P (………)
P (…………………そうだっ!!)
P「……なあ拓海?」
拓海「なんだ?」
P「………」
拓海「……うん?」
P「膝枕してくださー↑い」
拓海「は、はァ!!??」
P「はー↑い」
拓海「イクラちゃんとヘーベルハウスの合わせ技やめろ!!!!!」
P「……激怒じゃん……」
P「えー、ちょっとぐらい良いじゃんかよー」
拓海「それは…どっちの事言ってんだ…?」
P「イクラちゃん」
拓海「ダ、ダメだ……!!」
P「ダメなの!!!!!!?????」
拓海「………で、でも……」
P「ん?」
拓海「…ひ、膝枕は……」
拓海「……もっとダメだ……!」
P「ゾウさんよりダメ?」
拓海「………」
P「………」
拓海「?」
P「こういうの一番辛い」
P「今の下り忘れて」
拓海「…おう……?」
P「はいじゃあゾウさん忘れてもらったところでね」
P「拓海さんのムッチリ太ももで膝枕してもらおうかなと思いまーす」
拓海「だから、ダメだって…!」
P「………」
拓海「……っ…」
P「………」
P「…………逆に聞こう」
P「……何がそこまでお前を……」
P「……否と言わせるn」
拓海「膝枕だよッ……!!!」
P「………」
P「うるせぇオラッ!!」ポスン
拓海「あうッッ…!??」
P「もんもふん!!!!もんもふん!!!!!!」グリグリ
拓海「てめっ、ドコに、顔つっこんで……!!///」
P「もんもふん!!!!!!!!」グリグリ
拓海「やめ、ろよ…!!///」
P「「「もんもふん!!!!!」」」
拓海「なんでエコーかけたんだよぉ……!!!!」
P「たくみんのココぉ!!!香しいよぉぉぉ!!!!!」グリグリ
拓海「感想とか、良いからッ……!」
P「濃厚なぁ!!!それでいてサッパリとしたぁ!!!!秋風の様なぁ!!!!」グリグリ
拓海「だからッ…やめろって…!!///」
P「股間が行楽のお供だよぉ!!!!!」グリグリ
拓海「死ね…マジで、死ねッ……!!!///」
【十分後】
P「ふおぉぉん……」グリ…グリ…
拓海「……ぁ……」←全てを諦めた顔
P「飽きが来ないよぉ……」グリ…グリ…
拓海「…っ……」
P「待てど暮らせど良い匂いだよぉ……」グリグリ…
拓海「……ソコ……だめ……」
P「………」グリ…グリ…
拓海「……ッッ……」
P「………」グリ…グリ…
グリ…グリ…
グリ…
【三十分後】
P「ぷはぁっ!!」グルンッ
拓海「ッ…はぁ…やっと、か……」
P「…いやぁ…実に……良いフレグランスだったよぉ…」
拓海「これ治ったら…絶対殴る……」
P「……………………」
P「ハハッ!」
拓海「!?」
P「たくみーん、そんな物騒なこと言うなってー」
拓海「………お、おう…ごめん……」
P「まったくもー、お前ってやつはー」
拓海「……は、ははは…………」
拓海 (……間一髪、だったな……)
P「ハハッ!!!!!!!!!!!!」
拓海「それ以上いけない!!!!!!!!」
拓海「…い、今のは…ヤバかったぞ……」
P「……右半身が…消えかけた……」
拓海「……二度と言うなよ…今の…」
P「……肝にアレするわ……」
拓海「……銘じろよ……」
P「…ああ…そうだな……」
P「…………………………」
P (……ところで僕は今)
P (拓海さんに膝枕してもらっている訳ですが)
P (主の顔が見えません)
P (小梅さんに膝枕してもらった時は)
P (顔がしっかり見えた筈です)
P (……これはどういうことでしょうか…?)
P (というか)
P (目の前を遮るこれは一体……?)
拓海「………?」
P (確認してみましょう)
拓海「…どうした…?」
P「完全におっぱいだこれ(早期発見)」
拓海「えっ…!!??」
P「いや違うわ下乳だこれ(訂正)」
拓海「ッッッ!!!!!???」
P「ハハッ!!!!!!!!!!!!!!」
拓海「やめろォ!!!!!!!!!!!!」
P「なるほどなー…まさか下乳だとは思わなかったなー……」
拓海「み、見るなッ……!!」
P「いいじゃん見るぐらい」
拓海「ぐらいってなんだ…変態…!!」
P「…………」
P「……たっくみんビビってるっ!!」
拓海「……………はぁ……?」
P「ヘイ、ヘイ、ヘイ!!」ツンッ ツンッ ツンッ
拓海「んっ…あッ……!!///」
P「……………」
拓海「……クソ、何して…!!」
P「たっくみんビビってるッ!!」スゥッ
拓海「……!!」
拓海「もう、ダメ…!!!」ムギュッ
P「んぶっ!!!??」
P (下乳で…顔面を押さえこまれた…!?)
P「んんむぅぅぅ!!!!」ジタバタ
拓海「へへっ…これで動けねーだろ…!」
P (動けないとて!!動けないとて!!!)
拓海「………ば、ばーか…!」
P (精一杯の罵声きゃわぃぃいいい!!!!)
P (このまま死に絶えてもいいと思えるぅぅうううう!!!!)
拓海「今日は、な、殴れねェから……」
拓海「…これで、勘弁してやる……!」
P (ただリアルに息苦しぃぃいいいい!!!)
拓海「い、一応、言っとくけど……」
拓海「これ…すごい、恥ずかしいんだからなッ…!!///」
P (ああちょっとこれはあかんやつかもしれん)
拓海「………だけどよ…こういうのも……」
拓海「アンタが喜ぶなら…いいかなって……」
拓海「………………………」
拓海「……今の、忘れろ……!!///」
P (ろくおん、ずみ、です)
P「ずぼらぁぁああ!!!」スポッ
拓海「んあッ………」
P「………」
拓海「……っ……!」
拓海 (……ヤ、ヤバい……!)
拓海 (……怒られるッ…!)
拓海「………ッ」プルプル
P「………」
拓海「……ご、ごめん…!」プルプル
拓海「………なさいッ……!」プルプル
P「………」
拓海「ッ………」プルプル
P「……………」
P「……初登場一位ッ……」ギュッ
拓海「え……えっ……??」プルプル
P「感動したっ……」ギュー
拓海「…お、怒ってない、のか……?」
P「……怒るも何も…全て、俺の可愛い拓海がやったことだ」
P「怒った時点でそいつは…」
P「プロデューサー失格さ」
拓海「……ありがと……」
P「いいんだ、気にするな」ギュー
拓海「………あ、ああ……」
P「……………」ギュー
拓海「……………」
拓海「……あの、そろそろ……」
P「……………」ギュー
拓海「……っ……///」
P ( 計 画 通 り )
拓海「……うーっ……///」
P (ご覧の通り、精神的に不安定な彼女は今)
P (『Pに悪い事をしてしまった』)
P (という思いでいっぱいだろう)
P (………すると…)
P (『ならば加害者であるアタシがその彼の抱擁を、手荒に拒否してしまってはいけないのではないか』)
P (というズレた考えが生じる)
P (………そう……)
P (……『これが』……)
P (『これがせめてもの贖罪になるなら』)
P (と……!!!!!)
拓海 (…なんかこれ…良いかも……) ギュー
P (…はわわぁ……) ギュー
P (…我ながら…恐るべき策士ですぅ……) ギュー
拓海 (……よく考えたら…) ギュー
拓海 (事務所に…アタシと…P…) ギュー
拓海 (……ふ、二人っきり……) ギュー
P (……きゅうじゅうごせんちがぁ……) ギュー
P (…とるそーにぃ…あたってりゅのぉ……) ギュー
拓海 (…な、なんで、だろ……) ギュー
拓海 (…こいつに、だかれると……) ギュー
拓海 (……からだ…うずいて……) ギュー
P (…Pのきゅうじゅうごせんちがぁ……) ギュー
P (…うずいてきちゃいまひゅう……) ギュー
拓海「…はあ……はあ……」トローン
P「……んひゃ…あっ……」トローン
拓海「…………」
P「…………」
拓海「…………」
P「…………」
P・拓海「なあ」
拓海「………」
P「………」
P「………先言えよ」
拓海「……アンタから言えy」
P「ダメだ」
拓海「…ッ……」
P「……やっぱお前の口から聞きたい」
拓海「…………」
拓海「…………わかった」
拓海「…………」
拓海「………じゃあ、言うぞ…」
P「………おう」
拓海「…………ふー…」
拓海「…………………」
拓海「……ア、アタシ、と……」
拓海「……キスして、ください……」
<ガチャ
小梅 (…どこ、行ったんだろ…)
小梅 (……………………………)
小梅 (………………あれ……?)
P「喜んで」
拓海「ぅぅ…………///」
小梅 (…拓海さん、と…Pさんが…)
小梅 (……だ、抱きついてる……///)
小梅 (…二人とも…え、えっち……///)
小梅 (…………………………あっ…)
小梅 (…あんなところに…いる…)
小梅 (…早く…戻って、きてー…!) テレパシー
P「………目、つぶれ」
拓海「………うん……」
P「……………」スーッ
拓海「……………」スーッ
『……………』スー…シュポンッ
小梅「…もうっ…なんで、どこか行く、の…!」プンスカ
『……………』
小梅「む、胸は…関係ない、でしょ…!///」
拓海「…………………あれ…アタシ…?」
P「んぅぅー…………」スーッ
拓海「………………………P……?」
P「んっ」チュッ
拓海「んむっ」チュッ
P「……ぷはっ…」
拓海「………………………………」
P「…………しちゃった、ね……///」
拓海「………………………………」
拓海「………………………………」
拓海「………………………………」
拓海「………………………………」
拓海「……………………………ハッ」
拓海「ハァァァァァアアアアアアアアッッッッ!!!!!!????///」
P「うおっ!?」ビリビリッ
小梅「あうっ…?!!」ビリビリッ
『……………?!!』ビリビリッ
拓海「ななななな何しやがんだテメェェェ!!!!!!///」
P「お前がキスしてくれって言うからしただけじゃないか!!!??」
拓海「そんなこと言うワケねーd」
P「The Clear Out」ピッ
『…ア、アタシ、と…』
『……キスして、ください……』
拓海「……あ……………」
P「な?」
拓海「……嘘……だ……」
P「マジだって」
拓海「……………………」
P「…………」
拓海「…………」
P「…………」
拓海「…………」
P「…………拓海…?」
拓海「…………」
拓海「………殺す」
P「…………へ?」
拓海「アタシは」
拓海「今から」
拓海「アンタを」
拓海「コロス」ギロッ
P「うん」ジョバァァァ
小梅「…え、拓海さんに…ついていったの…?」
『…………』
小梅「……昨日、から……!?」
『…………』
小梅「……そう、だったんだ……」
小梅「…………」
小梅「……じゃあ、もしかして………」
小梅「……む、胸っていう、のは…」
『…………』
小梅「…………」
小梅「……………ばかっ……!///」
おしまい
ジャックといい、キング2人といい
好きな人が死ぬのはやっぱり悲しいですね
一瞬でも見てくれたらありがとう
転載元
モバP「拓海が気弱になった」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431708946/
モバP「拓海が気弱になった」
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コメント一覧 (40)
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松本引っ越しセンターはもうないんだよな…と思ってふと調べてみたら、いつの間にかnew松本引っ越しセンターとして再生していた
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俺のは19.5cm!
相性はバッチリだ!
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- 2015年05月16日 15:15
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- 2015年05月16日 18:52
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自分の部隊の隊長を分解したいとか言いそうな語尾してるなお前
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- 2015年05月17日 04:55
- ※38
今日の料理はタツ! 田揚げにしようと思います
>P (……満足しないよぉ……)
唐突な大泉洋はやめろw