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輝子「ボノノさんの動力がゼンマイ式だった」

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 20:24:08.83 ID:iKaTsZIy0

乃々「……」

輝子「フヒヒ……キノコー……」

乃々「……」キョロキョロ

輝子「エリンギー……」

乃々「あ、あの……キノコさん……」

輝子「ん? どうした……?」

乃々「折り入って、お願いがあるのですが……」

輝子「な、なんだ?」

乃々「こ、これを……」スッ

輝子「……えーと……なにこれ、ネジ?」

乃々「それを私の背中に挿して、ま……」

輝子「……ん?」

乃々「回し、まわ、まわし、て……く、くだ……」

輝子「え?」

乃々「……………………」

輝子「ど……どしたー……?」

乃々「」バターン

輝子「!?」



2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 20:27:52.75 ID:iKaTsZIyo

乃々「」

輝子「……ぼ、ボノノさん?」

乃々「」

輝子「おーい……」ユサユサ

乃々「だ……」

輝子「お?」

乃々「」

輝子「……」

輝子「……ボノノさーん……?」ユサユサ

乃々「」

輝子「……」スッ

乃々「」

輝子「……!?」

輝子「……た、大変だ……心音が聞こえない……!」



3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 20:32:16.83 ID:iKaTsZIyo

輝子「ひ、ヒイヤアアッ!?」ドテッ

輝子「どどどど、どうすれば」カチャ

輝子「あ……ネジ……?」

輝子「……」

輝子「せ、背中……って言ったっけ」

乃々「」グルン

輝子「……!?」

輝子「穴が空いてる……!?」

輝子「……」

ガチャ

輝子「は……ハマった」



4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 20:35:48.13 ID:iKaTsZIyo

輝子「……ま、回せばいいのかな……」

輝子「……」キコキコ

乃々「」

輝子「……ど、どう……?」

乃々「……ん」ムクリ

輝子「!!」

乃々「あ……回してくれたんですね」

輝子「ッ!」ガバッ

乃々「わぷっ」

輝子「よ、よかった、生きてた……うう」

乃々「あ、あの……そんなに抱きしめられると苦しいんですけど……」

輝子「センキューフォアカムバァァァァァァック!!」ギュウウ

乃々「うるさいんですけど……」



5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 20:40:21.05 ID:iKaTsZIyo

輝子「ゼンマイ、式……?」

乃々「はい……」

乃々「ゼンマイで動いてます……私」

輝子「……ま、マジか……」

乃々「マジですけど……」

輝子「すると……機械? 人間じゃない!?」

乃々「はい」

乃々「ゼンマイ式の自律機動ロボット……ですけど」

輝子「自律、機動……? あー……」

輝子「……り、理解が追いつかない」

乃々「ですよね」

乃々「とりあえず、私はロボットであるということを理解してくれれば、それでいいです」

輝子「……は、はい」



6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 20:44:45.48 ID:iKaTsZIyo

乃々「色々と気になることがあると思いますが……」

乃々「詳しいことは何も話せないんです、ごめんなさい……」

輝子「……そうか……」

乃々「……あ、その……」

輝子「?」

乃々「ちょっと、ゼンマイを回して、も、もらえ、ま、ま……」

乃々「……………………」

輝子「……え、えっと」キコキコ

乃々「ふう……」

乃々「それでですね、私がロボットだってことを誰にも言わないで欲しいんです」

輝子「……つ、つまり、いつも通りってこと?」

乃々「はい」



7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 20:48:35.33 ID:iKaTsZIyo

輝子「……えーと」

輝子「わ、ワケわかんなくて、頭が混乱してるけど……」

輝子「ボノノさんはボノノさん、なんだな……」

輝子「……うん、今後とも、よろしく……」

乃々「ありがとうございます……」

輝子「……そ、それで……ロボットだってこと、秘密、なんだよね?」

乃々「はい」

輝子「なんで、私には教えてくれたんだ……?」

乃々「そのですね……キノコさんには、これを頼みたくて」スッ

輝子「……これはまさか」

乃々「はい、ゼンマイを巻く係です」

乃々「差込が背中に付いてるといういぢめな仕様なので、一人では不便で……」

輝子「……」

乃々「……おねが、お願い、しま、し、ま……」

乃々「…………むら…………」

輝子「……す、すぐ止まるんだな……」



9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 20:53:06.77 ID:iKaTsZIyo

輝子「……」キコキコ

乃々「……」

輝子「……こ、これくらい?」キコキコ

乃々「もっと回せるので、目一杯やってください」

乃々「さっきまで止まる寸前だったので……」

輝子「じ、実際、止まったしな……」キコキコ

乃々「ええ……」

輝子「……」キコキコ

輝子「最大まで回して、どのくらい動けるの……?」キコキコ

乃々「そうですね……最大で一日ちょっとですかね……」

輝子「そうなのか……」キコキコ

乃々「……」

乃々「実は、私以外にもこの事務所でアイドルをしてるロボットがいたりするんです……」

輝子「え、マジで?」キコキコ

乃々「マジです……誰とは言えませんが」

輝子「そっかー……」キコキコ

乃々「……」

輝子「……これ、けっこう、手間だね……」キコキコ

乃々「手間なんです……」



10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 20:59:07.60 ID:iKaTsZIyo

輝子「……よし、これくらいかな」

乃々「ありがとうございます……」

乃々「あ、そのネジは預けます」

輝子「え、そ、そう……いいの?」

乃々「はい……予備もあるので」

輝子「じゃあ……うん」

乃々「では……これからもお願いします」

輝子「うん……」

輝子「……」

輝子「(改めて考えると、とんでもない話だよなあ……)」

輝子「(ボノノさんがロボット……科学ってすごい)」



11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:03:34.94 ID:iKaTsZIyo

別の日


スタッフ「お疲れ様でーす」

美玲「あー疲れたー」

乃々「……あの」

輝子「ん? ……あ、あー、分かった……」

乃々「じゃあ……こっちで」スタスタ

輝子「うん」スタスタ

美玲「なーなー、昼ご飯どーする?」

美玲「……あれ、二人共いないや」



12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:07:56.78 ID:iKaTsZIyo

輝子「……」キコキコ

乃々「……」

輝子「……よし」

乃々「ありがとうございます……」

輝子「これ、毎日やるのは面倒だね……」

乃々「まあ……一日三回の食事と比べれば、と考えれば……」

輝子「そういえば……食事って、どうなってるんだ?」

輝子「ロボット、なんだよね?」

乃々「一時的に食べた物を溜め込むスペースがありまして、口に入れたものはそこに貯蓄されます」

乃々「見た目上は普通の人となんら変わらないですね……」

輝子「な、なるほど……よく分からない」

乃々「他の人と一緒に食事できるってことです」

輝子「へえ……科学って、進んでるね……」

乃々「(出すときはそのまま出る……ということは言わないでおきましょう……)」

美玲「キノコー、ノノー、どこ行ったんだー?」

乃々「そろそろ行きましょうか」

輝子「そうだな……」



13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:11:55.98 ID:iKaTsZIyo

別の日


トレーナー「よし、今日のレッスンはここまで!」

乃々「ふう、ふう……」

美玲「今日はハードだったなあ……大丈夫か?」

乃々「ええ……ちょっと、動きすぎました……」

乃々「残存エネルギーが……」

美玲「え?」

乃々「ああいえ、何でも……」

乃々「とにかく、私は少し休憩してから帰りますので……」

美玲「ん、分かった、じゃーお疲れ!」ガチャ

乃々「お疲れさまです……」



15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:15:54.27 ID:iKaTsZIyo

乃々「…………」

乃々「よし、誰もいなくなった」

乃々「今のうちに、ゼンマイ、を、を……」

乃々「あ、ま、マズ、い、もう……」

乃々「……………………」

ガチャ

輝子「おーっす……レッスン終わったって、聞いたけど……」

乃々「」

輝子「ホアッ!? 止まってる!!」



16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:19:22.55 ID:iKaTsZIyo

乃々「助かりました……」

輝子「び、びっくりしたぞ……」キコキコ

乃々「今日のレッスンはハードだったもので……」

輝子「そ、そうか……私、今日仕事が入っててよかったかも……フヒ」キコキコ

乃々「私は結構、ギリギリでした……」

輝子「最初に部屋に来たのが私じゃなかったら、あ、危なかった……な」キコキコ

乃々「ですね……」

輝子「よし、終わり」

乃々「ありがとうございます……」



17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:23:06.42 ID:iKaTsZIyo

ガチャ

美玲「いっけねー、忘れ物しちった」

乃々「あっ」

輝子「あっ」

美玲「あれ、キノコじゃん、こっち来てたんだ」

輝子「お、おー……仕事終わりに、様子を見に、な……」

美玲「ふーん」

輝子「……」

美玲「それで、その手に持ってるの何? ネジ?」

輝子「へっ!? あ、ああこれ?」



19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:27:39.73 ID:iKaTsZIyo

輝子「こ、これな……えーと」

美玲「……」

輝子「……」

グサッ

乃々「痛っ」

輝子「か、髪飾り……だよ?」

美玲「髪飾り? 変わった形だなー」

乃々「え? ええと、そうですね……」

美玲「……」

美玲「プフッ、ノノには似合ってないぞそれ!」

乃々「そ、そうですか……そうですよね……」



20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:32:38.42 ID:iKaTsZIyo

美玲「そうだ、せっかく揃ったんだし一緒に帰るか?」

乃々「あ、そうですね……着替えたら……」

美玲「分かった、待ってるからなッ!」

ガチャ

乃々「……ふう」

輝子「あ、危なかった……」

乃々「ところで、髪にネジを挿された時痛かったんですけど……」

輝子「ああ、ごめんごめん……」

輝子「……ロボットでも、痛みを感じるんだね」

乃々「ええ、人間に近づけるよう作られていますので、痛覚以外にも五感は再現されてますね……」

輝子「そうなんだ……科学パないな……」

輝子「……あれ」

乃々「痛っ」

輝子「ね、ネジが髪に絡まって……うーん?」グイ

乃々「あの、もっと優しく、いた、いたたたたた」



21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:37:41.29 ID:iKaTsZIyo

別の日


スタッフ「休憩入りまーす」

輝子「ふう……」

乃々「……」

美玲「はー、ちょっと無茶振りが過ぎないかなー司会の人」

輝子「た、確かに……」

乃々「……」

美玲「……あれ? ノノ、顔色悪くない?」

乃々「え? そ、そうでしょうか……」

輝子「(……あ、ま、まさか……)」



23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:41:42.82 ID:iKaTsZIyo

乃々「ちょっと疲れ、つか……おっとと」フラッ

輝子「うおっと」ガシッ

美玲「え、おい、大丈夫なのか?」

乃々「…………は、はや、く……」

美玲「な、なあ、どうし

輝子「あーあー!! トイレ! トイレな! ナメコォ!」

輝子「ま、ま、全く世話が焼けるぜェ! シメジィ!」

美玲「は?」

輝子「そ、そ、そういうわけだから、ちちちょっと連れてくっす……フヒヒ……」

乃々「」ズルズル

美玲「おいちょっと……」

美玲「……なんだ一体?」



24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:46:06.72 ID:iKaTsZIyo

輝子「……」キコキコ

乃々「……うっ」

輝子「やばかった、今のは、やばかった……」キコキコ

乃々「ご迷惑をおかけしました……」

輝子「……一日持つんじゃ、ないのか?」キコキコ

乃々「激しい動きをすると、いつも以上に消耗しますので……」

輝子「うむむ……よ、よく今まで一人でバレずに、いたな……」キコキコ

乃々「前までは、今みたいに忙しいわけではなかったので……」

輝子「なるほど……」キコキコ



25:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:50:24.25 ID:iKaTsZIyo

美玲「うーん……」

輝子「……」

乃々「あ、あの……」

美玲「あ、ノノ! 大丈夫なのか?」

乃々「はい……ご心配おかけしました……」

美玲「……んー? さっきまでのが嘘みたいにピンピンしてるな」

乃々「えっと……そうですかね……」

美玲「まあ、元気ならそれでいいんだけどさ」

スタッフ「そろそろスタンバイお願いしまーす」

輝子「よ、呼ばれたから、行こう……」

乃々「あ、はい……」

美玲「……んん??」



26:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:54:17.18 ID:iKaTsZIyo

別の日


乃々「キノコさん……」

輝子「ん? ああ……」

スタスタ

美玲「…………」

美玲「最近あいつらいつも一緒だな……」

美玲「二人でどこに行ってるんだ?」

美玲「……」

美玲「よし、追ってみるか」



27:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 21:59:30.78 ID:iKaTsZIyo

輝子「……」

乃々「……」

美玲「……」コソッ

美玲「(気付かれないようにそーっと……)」

美玲「(へへっ、スニーキングミッションってやつだな!)」

幸子「あれ、何してるんです?」

美玲「うおわっ!?」ビクッ

美玲「な、なんだ幸子か、脅かすなよなッ!」

幸子「ただ話しかけただけじゃないですか」

幸子「それで、一体何を?」

美玲「ああ、今キノコとノノの後をゆっくり……あっ!」

美玲「大きな声出すなよ! 静かにするんだッ!」

幸子「アナタの声の方が大きいんですがそれは」



28:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:03:27.19 ID:iKaTsZIyo

美玲「……」ジー

美玲「よし、見失ってないし気付かれてもいないな」

幸子「なんで後をつけてるんです?」

美玲「ああ……あいつらな、よく一緒にいるだろ」

幸子「あー、言われてみれば最近よく一緒にいますよね」

美玲「そんでもって、いつも二人一緒にどこかへ行くんだ」

幸子「一緒に?」

美玲「一緒に」

幸子「トイレじゃないんですか?」

美玲「それならトイレに行くって言うだろうし、そもそもいつだって二人一緒ってタイミングはトイレとしては怪しい」

幸子「ふむ……」



29:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:07:14.35 ID:iKaTsZIyo

幸子「まさか……いかがわしいことでも」

美玲「アホかッ!」

美玲「いつも数分で戻ってくるからそれは無いだろッ!」

美玲「てか女同士だろッ!」

幸子「いやだって輝子さん男装似合いますし」

美玲「そりゃあ……そうだけどさ?」

美玲「とにかくッ! 今はついていくぞ」

幸子「そうですね」



30:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:11:12.32 ID:iKaTsZIyo

輝子「……」ガチャ

美玲「トイレに入ったな……二人で」

幸子「やっぱりトイレじゃないですか」

美玲「……いーや! まだそうと決まったワケじゃない」

美玲「ウチらも潜入だッ」

幸子「はあ」

美玲「こっからは小声でなー」ボソッ

幸子「分かってますって」ボソッ

美玲「……!」

美玲「鍵がかかった個室が一つだけ……」

幸子「つまり……二人一緒に一つの個室に……」

美玲「……」

幸子「……」

美玲「と、隣の個室で聞き耳だッ」

幸子「は、はい」



31:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:18:34.92 ID:iKaTsZIyo

美玲「……」

幸子「……」



乃々「あ……隣に誰か来た……」

輝子「うん、来たな……」

乃々「手早く終わらせましょう」

輝子「そう、だな……」

乃々「でも、できるだけ静かに……」

美玲「(手早く終わらせる……一体何を?)」

輝子「じゃあ……挿すぞ」

乃々「はい」

幸子「(さ、挿す!? 一体何を!?)」



32:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:22:28.98 ID:iKaTsZIyo

美玲「……」

幸子「(やっぱりあの二人……)」

美玲「(い……イヤ、待て! まだそうと決まったワケじゃ……)」

輝子「よし……回すぞ」

乃々「はい」

幸子「(マワす!? 一体ナニを!?)」

美玲「(ま、待て、いるのは二人だけだし、そういう意味では無いと……思うケド)」

輝子「……よし、ひとまずはこの位で、いいよね……」

乃々「そうですね……ありがとうございます」

幸子「(早ッ! 行為が終わるの早くないですか?)」

美玲「(そ、そういう行為じゃ無いだろッ! ……無いハズだッ)」

幸子「(しかもひとまずって……後でガッツリやるつもりですよこれは!)」

美玲「(だからー、考え過ぎなんだよオマエはッ!)」



33:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:26:08.53 ID:iKaTsZIyo

輝子「よし……早く、戻ろう」

乃々「ですね……お隣さんと鉢合わせませんように……」

ジャー

美玲「(カモフラージュの水洗か……)」

幸子「(ナニを流したんでしょうかねえ……)」

美玲「(オマエいい加減にしろよ、トイレットペーパー使う音もしなかっただろ)」

ガチャ

…………

美玲「……行ったな」

幸子「行きましたね」



34:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:30:54.91 ID:iKaTsZIyo

美玲「……結局何やってたのかよく分からなかったな」

幸子「ですね」

美玲「でも二人で一つの個室に入るのは……やっぱり怪しいよな」

幸子「そういえば、ボク達も二人で入ってますね、一つの個室に」

美玲「ん? 言われてみると……」

美玲「あれ、そういえばなんでついてきたのオマエ」

幸子「えっ、ボクですか?」

幸子「……さあ? なんででしょう」

美玲「さあって」

幸子「まあいいじゃないですか! ボクカワイイですし!」

美玲「その謎理論はなんなんだよッ」

幸子「とにかく、早く出ましょう」ガチャ

小梅「あれ……」

幸子「あっ」

美玲「あっ」

小梅「な、なんで二人で、一つの個室に……?」

幸子「ま、待ってください、これはそういうのじゃなくてですね!」

美玲「そ、そう、違う! 違うからなッ!」



35:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:34:48.61 ID:iKaTsZIyo

小梅「輝子ちゃんと、乃々ちゃん……?」

美玲「そうそう」

幸子「その二人の尾行をしてたんですよ」

小梅「た、確かに最近、一緒にいるのをよく見る、ね……」

美玲「気になったから、二人の後をつけてみたら、トイレに二人で入っていったんだよ」

幸子「それも一つの個室に」

小梅「幸子ちゃんと美玲ちゃん、みたいに……?」

幸子「だ、だからボクたちは尾行の関係でそうなっただけでですね……」

小梅「じ、冗談だよ……ふふ」

小梅「……そ、それで、どうだったの?」

美玲「中で何をしてるのかまでは分かんなかったな」

小梅「そ、そうなんだ……」



36:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:38:35.07 ID:iKaTsZIyo

幸子「……あの二人が何をしているのか、気になりません?」

小梅「……確かに、気になる……ね」

小梅「わ、分かった……任せて……」

美玲「任せてって、何か策があるの?」

小梅「あの子に……追跡させる……!」

幸子「あ、あの子……?」

小梅「……た、頼んだ、よ……」

美玲「(な、何も無いところに向かって話してる……)」

幸子「(あ……あそこに何かいるんですかね……)」

小梅「……い、今、二人のところに、向かってもらった……」

美玲「そ、そう……」

小梅「戻ってきたら……教えてあげるね……」

幸子「は……はい」



37:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:44:14.58 ID:iKaTsZIyo

「…………」

輝子「最近、エネルギーの消耗……は、早くない?」キコキコ

乃々「そうですね……忙しいせいですね……」

「…………」

乃々「アイドルやめたいのに、プロデューサーさんが……」

輝子「う、うーん……それは仕方無い……かもね」キコキコ

乃々「でもまあ……今はまだ、アイドル続けてもいいかなって、思うんですけど……」

輝子「ん? なんで……?」キコキコ

「…………」

乃々「……キノコさんがゼンマイ巻いてくれるので、楽ちんなんです……」

輝子「あー……そういう……」キコキコ

乃々「はい」

輝子「……お、おかげで、いつロボットだってバレるか、ハラハラしてるんだけどな……」キコキコ

乃々「それは……まあ……ごめんなさい」



38:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:49:21.20 ID:iKaTsZIyo

輝子「ところで、その……」キコキコ

輝子「ロボットだってバレたら……ど、どうなるの?」キコキコ

「…………」

乃々「えっとですね……」

乃々「知った人は記憶が消されますね」

輝子「……け……消される?」

乃々「最悪、存在そのものを消されますね」

輝子「消される……」

「…………」

乃々「あと、私もアイドルが続けられなくなりますね……」

乃々「まあ……そっちの方が気楽かもしれないんですけど」

輝子「……わ、私も、消される?」

乃々「キノコさんは、問題無いと申請してるので大丈夫ですね……」

輝子「そ、そうか……安心」キコキコ

「…………」



39:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:53:43.30 ID:iKaTsZIyo

小梅「あ……戻ってきた」

幸子「えっ」

美玲「い、いるの?」

小梅「いるよ……?」

幸子「見えます?」

美玲「いや、ウチの目には見えない」

幸子「眼帯してますもんね」

美玲「そういう問題じゃないだろッ」

小梅「ど、どうだった……?」

「…………」

小梅「え? と、特に何も無い……?」

小梅「そ、そう……ありがとう」

小梅「あのね……あの子が、何も無かったって……」

幸子「えぇ? ホントにですか?」

小梅「うん……」

幸子「なんか怪しいですね……ホントはあの子なんていなかったり」

ゾワッ

幸子「ひいうっ!?」ビクッ

小梅「あ、だ、ダメだよ怒っちゃ……」

幸子「なななななな何ですか今の、背中にゾワゾワーって来たんですが!?」

小梅「ご、ごめんね? あの子がちょっと、イタズラを……」

幸子「…………」

幸子「きゅう」バターン

美玲「うわっ、気絶した!」



40:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 22:57:33.91 ID:iKaTsZIyo

小梅「……あ、えっと、何?」

小梅「……うん……うん……分かった」

小梅「あのね……あの子が、深追いはやめておけって……」

美玲「な、なんか気になる言い方だな……」

美玲「まあ……何も無いなら、気にするだけ無駄かなー」

小梅「うん……」

小梅「実は私も、ちょっぴり、な、何かを期待してたんだけど……残念……」

「…………」



41:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 23:02:01.68 ID:iKaTsZIyo

後日


輝子「……」キコキコ

乃々「……」

輝子「……よし、終わり」

乃々「いつもありがとうございます……」

輝子「もはや、日課だからな……」

ガチャ

モバP「森久保ォ! やっぱり机の下にいたな!」

乃々「あ、プロデューサーさん、もりくぼは、その……」

モバP「今日もたんまり仕事入ってるぞォ! 来いや!」

乃々「む、むーりぃー……」ズルズル

輝子「……が、がんばー……」



42:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 23:06:40.37 ID:iKaTsZIyo

ガチャ

まゆ「……」キョロキョロ

輝子「お?」

まゆ「あ、輝子ちゃん」

輝子「や、やあ……プロデューサーなら、さっき出ていったけど……」

まゆ「ああ、用があるのはPさんじゃないんです」

まゆ「実は、輝子ちゃんにお願いが……」

輝子「な、何かな?」

まゆ「実は、その……」スッ

輝子「……乾電池?」

まゆ「えっとですね……背中のカバーを外して、電池を交換し、して」

まゆ「してほ、し、しいん、です……が……」

まゆ「……………………」

輝子「あ……え?」

まゆ「」バターン

輝子「……えぇー……」


おしまい



43:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 23:07:54.47 ID:iKaTsZIyo

政府が超極秘で開発している超高性能自律機動人型ロボット。
そのAIは人間の思考に物凄く近いレベルで完成しており、AIを搭載する機体も本物の人間と見分けるのがかなり難しいレベル、要は人間にスゲーよく似たロボットである。
このロボットを人間社会に放り込んで、ロボットとバレないようにかつ人間同様の生活ができるのか、主に首都圏で秘密裏にそして大規模な実験を行っている。
今現在の課題はロボットの動力源をどうするかで、乾電池とかエンジンとかゼンマイとか手当たり次第に搭載して、どの動力が適しているのかを模索中。
例えば小日向ちゃんの動力は太陽電池なので発電の為によく日向ぼっこする。みちるには食物からエネルギーを取り出す最新技術が使われているがまだ開発途中なので変換効率が悪い故に片っ端からパンを貪る。
ちなみに晶葉は事務所に所属するロボットのメンテ係。


という無駄に凝った無理のある設定でございました
一文でまとめると、ゼンマイで動く森久保が書きたかったんです

見てくれた人、ありがとう



44:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/18(水) 23:08:36.16 ID:iKaTsZIyo

星 輝子(15)

44_144_2

森久保 乃々(14)

44_344_4

早坂 美玲(14)

44_544_6

輿水 幸子(14)

44_744_8

白坂 小梅(13)

44_944_10

佐久間 まゆ(16)

44_1144_12



転載元
輝子「ボノノさんの動力がゼンマイ式だった」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426677848/
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         コメント一覧 (43)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 00:01
          • 5 机のしたの可愛いインディビジュアルと142s@まゆがかわいすぎていきるのが辛い
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 00:02
          • やっぱメガネ式が最強なのでは
            もしくはネコミミにゃ!
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 00:06
          • エネルギーが切れた乃々の服を脱がs
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 00:08
          • 俺のゼンマイを刺してやろう
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 00:18
          • 巴はイチゴパスタがエネルギーです
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 00:21
          • 142cmの面々は、共通の衣装が無いの?
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 00:32
          • これ基礎理論を構築したの間違いなく東雲博士。
            プロトタイプは時定高校で女子高生してるだろ?
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 00:49
          • ※7日常とアイマスのクロスも面白そうだな。ちゃんみおとゆっこが被るけど。
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 01:37
          • 出るときはそのまま…

            つまり、ぼののに食べ物を保存して、あとで尻から直接摂取すれば…

            うむ、空腹も満たせて一石二鳥!素晴らしい!
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 01:39
          • 何度見ても振り返ってるキノコがかわいい
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 01:50
          • 手札をすべて捨てて欲しいんですけど
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 01:55
          • 動かなくなった森久保にイタズラしたいと思ったPは正直に手を挙げなさい
            先生怒らないから
            ちなみに俺は性的なイタズラがしたいです
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 02:11
          • ※8
            ニコニコ静画で見付けたんだがこんな感じか?

            お客さんめちゃくちゃ少ないじゃん

            ちゃんみお

            嫌な7話の終わり方
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 02:12
          • この事務所、確か緑色のカネゴンみたいな人がいるy
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 03:10
          • ダカーポの美春かよ
            あっちはバナナが主導力でゼンマイはサブだった気がするが

            142はみんな可愛いなあ
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 05:18
          • トッペマ・マペットかな?
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 07:24
          • ※12
          • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 08:25
          • ※11
            手札を?今日は満足していいのか!?(満足民的思考)
          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 08:44
          • これだと前川は確実にロボだな。ネコミミが充電池だろう。前川委員長の場合は眼鏡が充電池で電池の形で性格が大きく変わるんだろ。
            ニナチャーンは着ぐるみの内側がバッテリー。のあさんは首からコードとか出そう。ついでにWifi搭載してそう。
            志乃さんがワイン、ユッキがビールからそれぞれアルコール分解して発電かな?
          • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 08:48
          • 飴、ハピ粉、スイーツ、スシetc・・・。
            あかん、事務所がロボットに占拠されるわ。
          • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 09:13
          • ちひろ「私はお金で動く」
          • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 09:14
          • 5 D.C.なんておっさんしか知らんやろ~
          • 23. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 09:31
          • ※11 (ゼンマイハンデスは)やめろノノエル
          • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 09:46
          • ※21
            金以外では動かんがな
          • 25. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 10:15
          • BLの漫画描いてるちゃんみおなんてやだー
          • 26. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 12:03
          • 機動実験中のロボットアイドルに異星のエネルギー生命体が憑依して
            ジェット機やらと合体して巨大ロボットになって異星人犯罪者と戦う姿が想像できるな
          • 27. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 12:21
          • ※18
            インフェルニティじゃねぇ、座ってろ
          • 28. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 12:21
          • ※19
            ざけんなよ……ロボットでもなぁ、アイドルになれんだよ!
            なぁ……そうだろ 前川ッ!!

            ここまでは妄想した
          • 29. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 13:07
          • ※16
            よぉ、俺
            まぁ確かあれはネジを刺す場所が尻だったけどな
          • 30. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 13:17
          • ※11
            発条森空母はハンターさえいなきゃ・・・うわああああ
          • 31. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 13:37
          • 5 ※30

            素直に上手いと思った
          • 32. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 14:05
          • 幸子の発想www
          • 33. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 14:40
          • ※30
            落ち着けあいつは監獄行きしただろ

            森空母ってのもなんか書けそう
          • 34. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 16:29
          • 3分たつと胸のマークが光る南条光……ロボットではないな
          • 35. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 18:26
          • ※6
            イベでのライバルユニットくらいでしか揃ったことないからな
          • 36. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 18:28
          • 内燃機関は無いねんな

            フフッ…
          • 37. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 18:49
          • ネジをまわすロボットっていえば、クレしんのトッペマが一番印象強いな。
          • 38. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月19日 21:14
          • 重装型アンドロイドかな子
          • 39. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月20日 00:41
          • ※13 最終的に阪本さん(猫)に「それはお前の勘違いだろ」って説教されるちゃんみおが浮かんだ。
          • 41. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月20日 18:41
          • ハイライトのあるままゆかわいい
          • 42. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月20日 23:30
          • D.C.の美春(名前あってたかな?)ぐらいしか出て来なかった。
            あの娘は最終的に機能止まっちゃうけど。
          • 43. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年09月30日 19:07
          • やっぱり、ゼンマイで発電機を回して電力を得ているのだろうか?
            駆動方式もハイブリッド(ゼンマイのトルク+モーター動力の協調駆動)だったら凄いけど。
            そういやゼンマイって、エネルギー密度的に(各種蓄電池等と比較して)どのぐらいなんだろう・・。
            まぁ、外部電源が無くても人力で動力供給ができるっていうのは得難い利点だとは思うけど。

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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