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【艦これ】俺の鎮守府が修羅場…?

1: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:11:43.06 ID:HOCoSYDWo

※艦これのドタバタ系SSです。

※若干のエロを含みます。

※SSどころか創作自体が初めてですので、どうぞ生温かく見守って下さい。



2: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:12:28.17 ID:HOCoSYDWo

---居酒屋鳳翔

鳳翔「はぁ、すごいプレッシャーを感じる…ですか?」

提督「はい、なんというか、鎮守府全体に、こう…圧迫感のようなものを…」

鳳翔(ニュータイプですかっ)

提督「あと、艦娘たちが全体的に様子がおかしいようで…」
提督「その様子がおかしい一部の艦娘から、強烈なオーラというかプレッシャーを感じるんですよ」

鳳翔「あー、なるほど、それの件でしたか。」

提督「何かご存知なんですか!?」



3: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:15:00.64 ID:HOCoSYDWo

鳳翔「それは、おそらく一週間前くらいからではありませんか?」

提督「ズバリそうです。鳳翔さん、なんか探偵みたいですね」

鳳翔「からかわないでください。推理したわけでなく、原因を知らないのは提督ぐらいですよ」

提督「!!!」

鳳翔「一週間前のある出来事以来、みんな大騒ぎなんですから」

提督「俺の知らないところで何か大事件が…。何かの陰謀ですか!イベントですか!?」

鳳翔「いえ、そういうわけでは…」

鳳翔「事の発端は青葉さんで……もっと元をたどれば、提督が原因なんですよ…?」

提督「ぇ……?」



4: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:15:53.18 ID:HOCoSYDWo

提督「そんなわけで、青葉を引っ張ってきた」

青葉「いたた、司令官、ちょっとなんですかもー、引っ張らないで下さいよ~」

鳳翔「青葉さん、こんばんは」

青葉「あ、鳳翔さん、どもー。何事ですか一体っ!」

鳳翔「提督が、ここのところみんなの様子がおかしいと言われるので事情のご説明を…」

提督「一週間前、青葉が何かしたと聞いてな!」

青葉「げっ! た、確かに何かはしたけど、真実を報道しただけですよ!取材の成果です!」

提督「こんな大騒ぎになるような報道ってなんだよっ!俺はなんも知らんぞ!」

青葉「提督が読んでない新聞だからそりゃ当然ですね」



5: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:16:25.19 ID:HOCoSYDWo

提督「…この提督倶楽部っていうのはなんだ……」

青葉「提督の動向をつぶさに伝える、艦娘御用達の会員制新聞ですよ!稼ぎ頭ですエッヘン」

提督「『提督、野良猫にメロメロ』『提督、しまかぜに負けないようこっそりジョギング』」

提督「なんだよこの記事は!俺のプライバシーはどこにっ!」

青葉「ふふ…司令官知らないんですか?アイドルにプライバシーは無いんですよ(ニッコリ)」

提督「俺はアイドルじゃないんだけど…。那珂じゃあるまいし…」

青葉「ちなみに、最近一番人気があったのはこの記事ですよ」

『風呂あがりに鏡前でマッチョポーズをしてみる提督。意外と良い体!』(写真付き)

提督「」



6: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:16:51.87 ID:HOCoSYDWo

青葉「痛いよー、げんこつは痛いですよー」

提督「うるさいわっ! って、これがなんで騒動の原因なんだ?」

鳳翔「いえ、原因になったのはこっちの記事なんです」

『提督、ついにケッコンカッコカリを決意!(か?)』
 先日、ついに我々鎮守府にも複数のLV98到達者が現れた。
 その際、提督は「長い間目標にしていたLV99がついに見えてきたな」と遠くを見る目で独白
 したという。
 LV99でできることといえば唯一つ、ケッコンカッコカリ!
 どうやら提督は、そのためにLV99を目指してきたようだ。
 とはいえ、我が鎮守府は、古参のほぼ全員がLV97以上。提督の本命が誰なか判然とせず、
 そのお相手が注目されている。
 本命に一番近いと思われるLV98組のメンバーに匿名インタビューを敢行したところ、以下の
 コメントが得られた。

艦娘K「テートクは間違いなく、常に先陣で活躍してきたある戦艦と結婚するつもりネー」

 果たして、この謎の人物の予想通りなのか!? 今後の動向に注目したい。



7: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:17:59.31 ID:HOCoSYDWo

提督「」

提督「トースポかっ!」

青葉「痛いです痛いです、グリグリは痛いですー」

鳳翔「提督、この記事は本当なのですか?」

提督「いやまぁ、こう言ったことは本当です。ここまで長かったですからね」

鳳翔「在籍するほぼ全員の艦娘のレベルを平等に上げてきてますから、時間がかかるのは…」

提督「まぁ、でものんびりとですがここまで来ましたから、感慨深かったというか…」

青葉「で、で、誰が本命なんですか!?」

提督「反省が足りん反省が」

青葉「痛いです~痛いです~」



8: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:18:55.90 ID:HOCoSYDWo

鳳翔「提督倶楽部は、艦娘みんなが読んでますから、あっという間に広がってしまって…」
鳳翔「そわそわしたり焦ったり、反応はみんなまちまちですけど、平静でいられない子が多くて」

提督「でも、この記事も憶測ですし、結婚といってもカッコカリですし、なぜそんな騒ぎに?」

鳳翔(はぁ…)
青葉(はぁ…)

青葉「女心がわからない上に鈍いのはわかっていたけど、ここまでとは…」

鳳翔「提督、女にとって、好きな男性と『特別な関係になる』というのはとても大切なんですよ」

提督「はあ……。じゃあ今のこの騒ぎは、誰とケッコンカッコカリするか?で揉めてるわけですか」

提督「その割には、誰もそんなこと聞きに来なかったですけど…ほんとなんですか?」

鳳翔(はぁぁぁぁ…)
青葉(はぁぁぁぁ…)

提督「な、なんですか。二人してその深い溜息は…」

青葉「とにかく原因は間違いないです」

鳳翔「そうですよ、皆さんそれで毎日そわそわして、見ていてかわいそうなぐらいですから」

鳳翔「例えば、今日のお昼のことですが…」



9: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:19:48.91 ID:HOCoSYDWo

瑞鶴(LV98)「ふう、間宮さんのアイスは元気がでるわ。これでまたすぐ戦えそう!」

翔鶴「瑞鶴、そんなに無理しなくても…」

瑞鶴「あんなやつでもね、ずっと待っていたなら、これ以上待たせるわけにはいかないからね…」
瑞鶴「って、別に何でもないよ。ちょっとやる気が溢れてるだけだからっ!」

翔鶴「ふふっ、瑞鶴ったら」

加賀(LV98)「頑張るのは良いけど、冷静さを欠いて足を引っ張ったりはしないで」

瑞鶴「な、なによ、わたしはいつだって冷静よっ!」

加賀「冷静なのであれば、もっとちゃんと見えるはずよ」
加賀(そう、あの人は、わたしがLV99になるのを待っていることとか)

瑞鶴「あなたなんて、疲労で真っ赤なのに出撃しまくりじゃない!冷静じゃないのはあなたでしょ!」

加賀「この海域ならこれで十分ですから。あなたこそ貴重なアイスをドカ食いしないでね」

赤城「そうそう、食べるならボーキサイトのほうが美味しいわよ。おかわり!」



10: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:24:54.48 ID:HOCoSYDWo

提督「なんかすごいハイペースで出撃してると思ったら…」

鳳翔「ほんとうに一生懸命がんばってますよ」

青葉「良い記事が書けそうだわメモメモ」

提督「人様のプライバシーを侵害するんじゃないっ(ビリビリ)」

青葉「冗談ですよー、プライバシーを踏みにじる相手は司令官だけにしてますから」
青葉「実際わたしも、いろいろ見てますけど、記事にはしてませんよ?」

提督「なぜ俺だけ踏みにじられるか納得行かないが、青葉も何かみたのか?」

青葉「もう、あちこちで!」
青葉「そうですね、例えば…」



11: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:25:41.84 ID:HOCoSYDWo

龍驤(LV98)「提督は、駆逐艦の子たちをいつもかわいがっとるやろ?」
龍驤「つまり、そういう好みやっちゅーことや!」
龍驤「だから、この三人に当てはめるなら」
龍驤 ×千歳>>>瑞鳳>龍驤◎
龍驤「こういうこっちゃ!」

千歳(LV98)「甘いわね!」
千歳「提督の駆逐艦の子たちへの接し方は、子どもへの愛情!」
千歳「そして、提督が敬語になる特別な相手は、愛宕さんや高雄さん」
千歳「やっぱり、母性への強い憧れがあるのよ!」
千歳「つまり、この三人に当てはめるなら」
千歳 ◎千歳>>>瑞鳳>龍驤×
千歳「こうしかありえないわ!」

龍驤「絶対、小さいのが好きなんや!」

千歳「絶対、大きいのが好きなのよ!」

瑞鳳(LV98)「え、玉子焼きじゃなくてわたしが食べたいって…?」(ぽわーん)
瑞鳳「そ、そんな、心の準備が……、あ、提督……格納庫まさぐっちゃ…」(くねくね)



12: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:34:04.98 ID:HOCoSYDWo

提督「」

鳳翔「正規空母も軽空母もヒートアップしてしまってますね…」

青葉「LV97以下の子はまだ冷静だけど、LV98の子たちはひとごとじゃいられないみたいですね」

鳳翔「青葉さん、そうでも無いんですよ」

青葉「そうなんですか?」

鳳翔「ええ、提督が大好きだけどまだLV97っていうのをすごく重く受け止めちゃって」
鳳翔「わたしは対象外なんじゃ…?みたいな不安を感じているようです」

青葉「あー、それはわかりますね」

鳳翔「ええ、これは昨夜のことなのですが…」



13: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:35:49.98 ID:HOCoSYDWo

足柄(LV97)「うー、どうしてなのよー、なんでわたしじゃないのーヒック」

準鷹(LV97)「せっかくの酒、楽しく飲みなよー。まだ決まったわけじゃ無いんだしさー」

暁(LV97)「一人前のレディーであるわたしを置いてけぼりとか、ひどいしヒック」

準鷹「暁はオレンジジュースで酔えるのか。なかなか筋がいいねぇ。さ、もう一杯トクトク」

暁「ありがとヒック。お礼はちゃんとヒック」

足柄「しかも妹に先をこされるなんて…ヒック。なんでよーヒック」

準鷹「羽黒ちゃんは、またそわそわして赤くなったり青くなったり、見てて気の毒だよ」

足柄「幸せな悩みでしょーヒック。わたしなんて最終候補に残れなかったんだからヒック」

準鷹「でもさ、LV98の子も続々と増えてるし、まだわっかんねーよー?」

足柄「ふん、そんな楽観的な気持ちにはなれないわヒック。もういっそ既成事実を…ギラリ」

暁「足柄さん目が怖いし。ていうか既成事実って?」

足柄「お子様にはわからないかー。夫婦だけに許される男女の夜戦のことよっ!」
足柄「これを先にしちゃえば、(さらにいろいろ仕掛ければ)、すぐ結婚よ!」

暁「/// お子様ゆーな!わ、わかってるし! 二人で裸で同衾だしっ!」

準鷹「お、暁はもう大人のことを知ってるのか。さすがおねえちゃんだな!」

暁「子ども扱いするなー!」



14: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:36:39.46 ID:HOCoSYDWo

鳳翔「足柄さんの背後に、狼のオーラが見えました」

青葉「こわいわー」

提督「俺、身を隠したほうがいいんだろうか…」

青葉「あはは、足柄さんはああ見えてほんとは子犬ちゃんだから、そんな度胸ないって!」

提督「しかし意外だな…。駆逐艦みたいな小さい子は結婚なんて興味ないと思ったが」
提督「今の話に出た暁もそうだが、駆逐艦や軽巡の様子がおかしいのも同じ原因なのか…」

鳳翔「提督…、女の子なら、三歳ぐらいでもうお嫁さんに憧れるんですよ…」

青葉「ほんっと、カッコカリとはいえ結婚の重みをわかってないわねー、司令官は!」

提督「(たじっ)あ、不勉強すみません…」

青葉「ていうか、身を隠すなら、足柄さんよりもっと他の人から隠れるべきよね」

提督「どういうことだ…?」

青葉「いとしのお姉さまが提督に夢中で、イライラしてる子がいっぱいっていうことです!」

提督「な、なんだよそれは…」

鳳翔「いえ、青葉さんの言うとおりかもしれません。先日も筑摩さんから相談があると言われて…」



15: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:37:43.47 ID:HOCoSYDWo

鳳翔「おまたせしました筑摩さん。ご相談とはなんでしょう…」

筑摩「鳳翔さん…。実は…実は利根姉さんの様子がおかしいんです!!」

鳳翔「利根さんが…。今日も普通に晩御飯を食べていらしたような…」
鳳翔「でも、確かにすこしぼんやりされていたでしょうか?」

筑摩「はい、ここ数日どこか上の空だったのですが」
筑摩「今朝、姉さんを起こしに部屋に行ったらですね、一人鏡の前でつぶやいていて…」

利根(LV98)「そうだ、吾輩の艦載機がそこでっ…え、どうしたのだ提督、真面目な顔で」
利根「な、なんじゃと! 突然何を言い出すのじゃ」
利根「へ、返事じゃと…、こ、こんな突然では…」
利根「あ、違う、待つのじゃ…」
利根「吾輩はここぞという場面でいつもこうじゃ。カタパルト不調だったり…」
利根「本当は心のうちなど決まっておるのじゃ…ただ突然で慌ててしもうてな」
利根「こんな吾輩が本当に良いのか? なんと、我輩でなければダメだと言うのか…」
利根「し、しかたのないやつじゃの。そこまで言われては断れん…。その、よろしく頼むぞ?」
利根「ああああああーーーーーー、なんてな!なんてな!(悶悶)

筑摩(ね、姉さん…)

鳳翔「それはまた…、利根さんはあまりそういうタイプではないと思っていましたが…」
鳳翔「でも、利根さんの乙女心を止めたりできませんし、相談と言っても…」

筑摩「いえ、そこで相談なのですが、悪の元凶たる提督を社会的に、あるいは物理的に」
筑摩「かつ合法的に抹[ピーーー]る良い方法はないでしょうか?」

千代田「わたしも知りたいです!」
大井「魚雷一斉掃射でいいんじゃないでしょうかフフフ」
比叡「35.6cm砲一斉掃射も良いですよ」

鳳翔「」



16: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:40:56.71 ID:HOCoSYDWo

提督「ふるさとの父さん、母さん、俺は帰れそうにありません…」

青葉「ま、自業自得ですけどね!」

提督「おまえがっ!おまえがっ!余計なっ!記事をっ!グリグリ」

青葉「痛いです~痛いです~」

鳳翔「でも提督、LV99となればいずれ訪れる問題だったのでは無いでしょうか?」

青葉「そうですよー、そもそも提督がはっきりしないのが悪いんじゃん」

提督「はっきりって…。俺は司令官として日々戦いを…」

鳳翔「お仕事を果たすのは立派ですが、ともに戦う子たちの好意とどう向き合うかも」
鳳翔「ちゃんと考えないとダメですよ。みんな女の子なんですから」

青葉「そうそう。ていうか司令官、そもそも誰かと結婚する気あるんですか?」

提督「ぇ……」

鳳翔「そこは是非わたしも聞きたいですね」

提督「ぇ、まさかの無援護…」

青葉「そこがはっきりすれば、状況も変わりますよ!」

提督「そ、そういうものか…?」



17: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:42:17.46 ID:HOCoSYDWo

提督「ケッコンカッコカリは…。もちろん考えていた」
提督「そもそも、そうしなければ先に進めないからな(強さ的な意味で)」

青葉「おお!先に進むために結婚を考えていたのですね!(男女関係的な意味で)」

提督「ああ、俺だって男だ。しっかり前進していきたい(海域的な意味で)」

鳳翔「まぁ、そこまでの決意でしたか…ぽっ(カッコカリ→結婚的な意味で)」

提督「だがそれで問題が起きているなら…俺なりに対処を考えてみる」
提督「二人共ありがとう、状況は大体飲み込めた」

鳳翔(LV98)「いえ、お役にたてたなら何よりです。これからもずっとお役にたてるよう」
鳳翔「がんばりますね!」ぐっ!

提督「は、はぁ、ありがとうございます」

青葉(LV98)「いやー、提督も思ったより情熱的だったんだね!仕事バカかと思ってたよ!」
青葉「そんなにしっかり見てくれるなら、わたしも司令官だけを…って、何てね!」

提督「あ、ああ、ありがとう」

提督「それじゃあ今日は帰るよ。二人共また明日」



18: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:43:30.09 ID:HOCoSYDWo

---翌日

提督倶楽部号外!
『提督、ケッコンカッコカリからさらに前進していきたいと語る』
提督への独占インタビューの結果、提督はケッコンカッコカリをきっかけに、さらなる先に進んで
行きたいという考えを示した。ケッコンカッコカリを最終目的だと捉えてきた艦娘の皆様には驚き
のことと思うが、どうやら提督はそれで終わらせるつもりは無いらしい。
現在、ケッコンカッコカリから前進するなにかといえば…もうこれはカッコカリではなく…という
ことしかありえない。どうやらそれほどの想いを秘めているお相手が居るようだ。
提督は、とても情熱的な目でじっとわたしを見つめながら、熱く語っていた。
これはもしかするとインタビュアーこそが本命なのかもしれない。



19: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 15:44:46.97 ID:HOCoSYDWo

金剛「ヘーイ提督! まずは一度ヴィッカースに行ってご挨拶しなきゃネ!」
金剛「だいジョーブ!提督みたいな紳士なら、イギリスでもちゃんと認めてもらえるネ!」

加賀「上手く言えないけど…これでもとても幸せな気持ちなんですよ?」
加賀「人生の秘書まで任せてもらえるなんて…」

瑞鶴「そ、そこまで考えていたなら、ちゃんと言ってくれれば良かったのに!」
瑞鶴「そうすれば、もっと優しくできたのに…。って、調子に乗っちゃダメだからね!」

龍驤「うちのこと、そこまで大切に思ってくれてるん?テレテレ」
千歳「うふふ…千代田に怒られちゃうけど、もう黙っているのも無理ね。義妹になるんだし…ね?」
瑞鳳「えへへー、99式艦爆みたいな赤ちゃんがほしいなー。きゃっ!」

足柄「わたしの夢がすぐそこに…もうなりふりかまっていられないわ…」
暁「既成事実…既成事実……そしたら念願のお嫁さん…ぶつぶつ」

利根「な、なんじゃと、我輩をそこまで…。だ、大丈夫、これは武者震いじゃ。覚悟はできておる…」
利根「じゃが、や、優しくな……? って、あああああーーーー、なんてな!なんてな!」

筑摩「[ピーーー]」
千代田「[ピーーー]」
大井「[ピーーー]」
比叡「[ピーーー]」


提督「あ、あ、青葉ーーーー!!!てめぇえええええ!」


とりあえずおわり



32: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 20:06:14.51 ID:HOCoSYDWo

提督「ふう…ただいま。まぁ、誰も居ないわけだが」

提督「士気が高くて戦いは良い感じなのだが…、とにかく疲れる…」

提督「地雷原の中を裸足で歩くような緊張感だ…」

提督「とにかく疲れた…風呂はいって寝るか…」

提督「ん……なんかベッドが盛り上がってるような……」

提督(べ、ベッドに人の気配……まさか足柄さんか…)

提督(そんな…、ほんとに実力行使だと…!ど、どうすれば……)

提督「べ、ベッドにどなたかいらっしゃいますか…?」(おそるおそる)

ごそごそ

暁「し、司令官・・・ご、ごきげんようです・・・」

提督「」

提督「はぁぁぁぁぁぁ・・・・、なんだ、暁か…」

暁「な、何だとはなによっ!ぷんすか」



34: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 20:13:47.68 ID:HOCoSYDWo

提督「で、暁はいったいなんでまた俺のベッドにいるんだ……?」

暁「それはその……きせーじじつというか実力行使というか大人の夜戦というか…」

提督「この鎮守府は駆逐艦の教育に良くないな……」

暁「ちゃ、ちゃんと覚悟を決めて来たんだから!子ども扱いしないでよね!」

暁「ちゃんとシャワー浴びて……その、服脱いで待ってたんだから……」

提督「ぇ・・・。まずい、それはまずい。ちょ、裸なら布団から出るなっ出るなっ!」

暁「で、でも…、裸はどうしても恥ずかしくて、水着で…」

提督「・・・潜水艦?」

暁「水着着てるだけよ!ぷんすか」
暁「やっぱり同衾するのは水着じゃだめなの…?裸じゃないときせーじじつにならない?」

提督「いや、別にそういう趣味の人もいっぱいいるだろうから…って、ん?」
提督「暁、お前の言う「きせーじじつ」ってどんなだ?」

暁「へ、変態! は、恥ずかしいこと言わせようとするしっ!」

提督「いや、なんかちょっと違和感がな」

暁「な、なによ。あれでしょ、男女が裸になって、一つのお布団で一緒に寝ることでしょ!」
暁「恋愛映画とかでそういうのちゃんと勉強してるしっ!」

提督「うーん……」



35: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 20:25:38.23 ID:HOCoSYDWo

提督「まー、今日は大人しく部屋に帰れ。大人の男女はそんな簡単に同衾しないものだぞ?」

暁「そ、そういうものなの?」

提督「そうだぞー。元に、今まで誰一人として俺のベットに忍び込んだ人はいない」
提督「みんな立派なレディだからな」

暁「そ、そうね。わたしはレディだから今日はもう失礼するわ」

提督(やっぱり暁はちょろいなぁ…)

提督「それじゃあお休み。そのカッコでウロウロするなよー」

暁「わかってるわよ!ぷんすか」

---廊下

暁「・・・なんだか上手くごまかされた気がしてきたし…」

伊58「あ、知らない子でち。新しい仲間でちか?」

暁「あ、ごーやちゃん。えと、これは違くて…」

伊58「白い水着ということは、まるゆちゃんの友達でちか」
伊58「みんな今は海底の方で遊んでるでち。案内するでち」

暁「え、ちょ、ちょっとまって、違うし!わたしはあかつk」

伊58「新しい仲間がきて、みんな喜ぶでち、さ、潜行するでちよー」

暁「ほ、ほんとにちょっとまって、あ、沈む、沈むぅぅぅぅぅ」



36: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 20:39:01.68 ID:HOCoSYDWo

提督「うーん、ちょろい暁でよかった…。足柄さんだったら俺は今頃どうなっていたか…」

提督「部屋の鍵、ちゃんと掛けるようにしよう、うん。」

提督「しかし、既成事実の認識があんな感じだと、駆逐艦たちが気軽に忍び込んでくるとか」
提督「今後もあるかもしれないな…。ただ寝るだけで結婚できると思ったら…」

提督「とはいえ俺が性教育などしようものなら、すぐに憲兵さんのご厄介だ」

提督「とりあえず暁には…。大人っぽい響ならちゃんと知識もあるだろうから」

提督「響(Верныйだけど)からさり気なく話してもらうか…」

提督「しかし、根本的な解決もしないとな…。どうするべきか…」

提督「zzzzz……」



37: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 20:50:33.76 ID:HOCoSYDWo

---翌日

響「司令官、暁姉さんに内密で話ってなんだい?」

提督「ああ、来てくれたか。暁にはばれなかったか?」

響「姉さんなら、轟沈しかけたとかで入渠中だよ。ぐったりしていた」

提督「昨夜会った時はピンピンしてたんだが…。一体何があったんだ……?」

響「何でも、潜水艦の子たちと遊ぼうと思って深海まで潜ったとか」

提督「あいつ・・・何やってるんだ・・・」

響「それで、姉さんがどうしたんだい?」

提督「あー、それでな、ちょっと言いにくいんだが」

提督「暁って大人ぶってるけどすごい子どもだろ? それでな、いわゆる大人の男女の」
提督「夜の営みというか夜戦というか、それを誤解しているみたいなんだ」

響「こ、こういう話題はさすがにちょっと…恥ずかしいな…」

提督「か、勘弁してくれっ。それでな、俺から説明するのもあれだし、響から」
提督「さり気なく教えてやってほしいんだよ。誤解したままなのも可哀想だしな」

響「了解…。説明するのはいいんだが、司令官、どうして突然そんなことを?」

提督「ぇ! いやまぁそのあれだ! そろそろ知らないと困るかなーとかな!」



38: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 20:51:21.07 ID:HOCoSYDWo

提督(あれ……なんか空気が冷たい…シベリアのような…)

響(LV98)「暁姉さんと…ケッコンカッコカリするつもりなのかい…?」

提督(俺の本能が危険を告げている・・・!何かまずい!)
提督「あぁぁぁ、違う違う、仕方ない、ちゃんと説明する!」
提督「実は昨夜な…(かくかくしかじか)」

響「なるほど、そんなことがあったのか」

提督「それでな、ちゃんと知っておかないとまた気軽に部屋に来ちゃうかもしれないから」
提督「きちんと本当のことを知っておけば、そうそうは来ないだろうと」

響「わかった、わたしからちゃんと説明しておく」

提督「助かるよ…」

響「水着を着ていたら同衾したって男女の営みとは呼べないからね。さすがに裸になるのは」
響「姉さんも、恥ずかしくてそうそうはできなはずだ」

提督「えーと…」

響「一緒に恋愛映画で勉強したのに、姉さんもそんな勘違いをするなんて…」

提督(意外にもこの子もか…)



39: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 21:09:46.67 ID:HOCoSYDWo

提督「さてどうしたものか…。いっそ鳳翔さんに保健体育でもお願いするか…?」

ばたーん(ドアの開く音)

雷「司令官、こういうのはもっとわたしを頼ってよ!」
電「なのです!」

提督「な、なんだ一体…」

雷「なんだじゃないわよ!響姉さんに特別任務を頼んだでしょ!」

電「暁姉さんを教育する秘密任務なのです!」

提督「なんだ、お前たちにも伝わってるのか」

雷「さっき、響姉さんがわたしたちのところに来たのよ」

電「それで、真剣な顔でお話していったのです」

---

響「実は、提督から暁姉さんの間違った知識を正してほしいと言われてね」

響「二人ももしかしたら誤解しているかもしれないからと思ってね」

響「好きあった男女が、裸になって同衾することが恋人の証みたいなものらしいんだ」

響「でも、恥ずかしいからと言って水着を着ていたりすると意味が無いからね」

---

提督「うーん…」

雷「意外よね、暁姉さんはともかく、大人っぽい響姉さんまでそんな誤解してるなんて!」

電「夜の営みとは、そんなロマンチックなだけでなく、もっと激しいものなのです!」

提督「」

提督「ちょ、ちょっとまて、そっちのほうが意外だ!お前たちが知ってるのか!?」



40: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 21:21:31.74 ID:HOCoSYDWo

雷「それはまぁ、ねぇ」チラ

電「なのです…」チラ

提督「人の!股間を!見るな!」

雷「そこに隠された単装砲でねぇ」チラ

電「貫くなんて…司令官さん、鬼畜なのです…」チラ

提督「」

提督「ま、まぁ、酔っぱらいみたいな例え方はともかく、意外にもちゃんと知っているようだ…」

雷「ふーんだ、だから最初からわたしに頼ればいいのよっ!」

雷「わたしだってお役にたつのです!」

提督「まあ、それなら話は早い。悪いんだが暁と響に、それとなく教えてやってくれないか?」

雷「まかせておいて!」
電「了解なのです!」



41: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 21:39:02.64 ID:HOCoSYDWo

---夜、廊下にて

提督「さて、今日も疲れた…。今日はちゃんと鍵をかけたから安心して部屋に帰れるな」
提督「お、響じゃないか、よお、こんばんは!」

響「ひっ!」後ずさりっ

提督「え、どうしたんだ真っ青な顔して?何かあったのか?」寄り

響「ひぃぃ!」後ずさりりりりっ

提督「ぇ……?」

響「や、やあ司令官、Добрый вечер(こんばんは)」
響「いや、あの、イヤというわけではないんだ」
響「ただ、いくら不死鳥と呼ばれるわたしでも、お腹を貫かれたらタダではすまない」
響「そ、そもそも、単装砲を槍のように使うなんて間違っているな」
響「だ、だから、その、もう少し覚悟を決める時間がほしい」
響「そ、それじゃあまた!」走り去りっ!

提督「」



42: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 21:53:30.98 ID:HOCoSYDWo

---提督執務室

雷「司令官。こ、こんな夜更けにどうしたの」
電「眠いのです…」

提督「おーまーえーらーにー! きーきーたーいーこーとーがーあーるー!」

雷「お、怒っていることはわかったわ。どうしたの?」

電「目が覚めたのです」

提督「さっき響に会ったぞ。そして…(かくかくしかじか)」

雷「さっき説明した時も青い顔してたし、やっぱり怖いのね」
雷「正直言えばわたしも怖いしね。」

電「いなづまも想像するとちょっと怖いのです…」

提督「…お前たちに悪気が無いことは分かった(ぐったり)」

提督「それで、その知識が、どこから、どういう話で入ってきたか、それを聞かせてもらおうか」

雷「えーと、わたしたちもつい最近までは響姉さんと同じように思ってたんだけど」

電「先日、鳳翔さんのお店でですね」



43: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 21:54:39.42 ID:HOCoSYDWo

---居酒屋鳳翔

鈴谷「(提督倶楽部を見ながら)ふーん、提督って意外と男らしい体してるのね」

愛宕「ふふっ、かわいらしいのに男らしいなんて、提督って罪な人ですね♪」

如月「えー、でも後ろ姿だけじゃわからないじゃん!」

愛宕「そうですね、提督自慢の単装砲もこれじゃ見えないですしね♪」

鈴谷「!」
如月「!」

愛宕「あらあら、お二人とも、そこは気にならないのかしら?ニコニコ」

鈴谷「そ、そうよね! やっぱり男は立派な単装砲を持ってないとね!」

如月「そ、そうそう! そうじゃなきゃいくら男らしくても満足できないわね!」

愛宕「そうよねー、やっぱり夜戦が得意じゃないとね♪ニコニコ」

---通りかかった雷電
電「あの…提督は艦娘じゃないですけど、単装砲を装備しているのですか?」

雷「わたしは装備しているの見たことないわ」

愛宕「あら、二人ともこれからご飯なの? ふふふ…提督だけじゃなくて男の人は」
愛宕「股間の部分に、単装砲を常に装備してるのよ」

雷電「ほへー」



44: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 22:04:39.40 ID:HOCoSYDWo

電「でも、そんなところに単装砲を隠して、一体何に使うのですか?」

雷「提督は海戦に出るわけじゃないしね」

愛宕「うふふ、この単装砲は戦い用じゃなくて、男女の愛の営み用なのよ」

電「男女の営みっていうと、は、裸になって一緒に寝るのですよね///」

愛宕「うふふ、実はね、寝るだけじゃなくて、特別なことをするのよ」

雷「特別なこと!? なになに、どんなことをするの!?」

愛宕「それは、そこの経験豊富なお二人が詳しく教えてくれるわニッコリ」

鈴谷「!!」
如月「!!」

雷「教えて!」
電「ほしいのです!」

鈴谷「あ、え、えーとね。ま、まずは、そう!キス!キスしたりするの!」

如月「そ、そうそう!愛しあう男女はまずキスよね!」

愛宕「ニコニコ」

鈴谷「え、えーとそれでね、そのあとは…。その、提督の単装砲を」
鈴谷「手で触ってると、だんだん熱くなって…」

如月「単装砲を、その、なめたりすると、徐々に発射準備が進むというか」

雷「なんだか不思議な単装砲ね…」

鈴谷「それでね、準備完了になった単装砲を…そ、その」

如月「お、お腹に突き刺すのよ!!」

電「!!! そ、そんなことをしたら大変なのです!!」

鈴谷「こ、これでわかったわね!じゃあ、わたしは用事があるから!!」だだー

如月「わたしも用事があるんだった!それじゃあまたね!」だだー

愛宕「ニコニコ」



45: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 22:13:23.39 ID:HOCoSYDWo

電「愛宕さん、ほんとうにそんなことをするのですか…?」

雷「愛って暴力的なのね…」

愛宕「ふふっ、そんなに怖がることはないわ。確かに最初はちょっと痛いけど」
愛宕「これは愛の行為で、男女ともすごく幸せな気持ちになれるし、とっても気持ちいいのよ」

雷「うう、痛そうなだけにしか聞こえないわ…」

愛宕「二人は体が小さいから、最初は小破ぐらいになっちゃうかもだけど、本当に最初だけよ」
愛宕「慣れてくると、もっともっと夜戦がしたいって思うようになるわよニコニコ」

雷「そういうものなの…?」
電「奥が深いのです…」

雷「愛宕さんも…もっともっと夜戦したいの…?」

愛宕「ええ、こう見えて夜戦は得意なのよニッコリ」

愛宕(LV98)「できたら提督と毎日夜戦できたら嬉しいわニッコリ」

電「愛宕さん、川内さんみたいなのです」

愛宕「えっと、彼女とは違うわ…」

雷「じゃあ……、愛宕さんも、提督とケッコンカッコカリを目指してるの……?」

愛宕「うふふ、それはできたら嬉しいけど、でももし仮にケッコンカッコカリできても」
愛宕「提督は独り占めできるような人じゃないわ♪」

電「なんだか難しいのです…」



46: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 22:19:13.74 ID:HOCoSYDWo

提督「なるほど、中途半端なたとえ話をストレートに受け止めたか」ズキズキ

雷「何よその頭が痛いって顔!」

電「何か…まちがっていたですか…?」

提督「いや、たとえ話としてなら間違っていないが…」

雷「何か間違っていたならちゃんと教えてよ!」

電「ちゃんと教えて欲しいのです!」

提督(ああ、俺にエロ同人の主人公みたいな勇気があれば、実地で教えるところだが…)
提督(ヘタレの俺は一体どうしたら…)

提督「あー、わかった!もう、たとえ話は抜きにして、ストレートに話す!」
提督「ただ、お前たちにこんな話をしたってなったら俺の立場がやばいから内密にだぞ!」

雷「た、立場が危なくなるような話なの…?」
電「さいこうきみつなのです!」

提督「いや、そういう訳じゃなくてな…、こう、憲兵さん的な意味合いでな…」

提督「それはまあいい! ではちゃんと説明するぞ!まず単装砲というのはだな…」



47: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 22:28:07.24 ID:HOCoSYDWo

提督「-----というわけだ。これらの行為をセックスという」

雷電「ほへー…」

提督「どうだ、ちゃんと理解できたか?」

雷「う、うん。ちゃんとわかったわ。赤ちゃんを作る行為なのね」

電「確かに、思っていたのとちょっと違ったのです…」

提督「わかってくれて嬉しい。最初からこうすればよかった…」
提督「じゃあ、それを上手く暁と響にだな・・・」

雷「ちょっと待って!」

提督「?」

雷「話はわかったんだけど、イマイチ実感が湧かないのよね」

電「なのです」

雷「そもそも、普段は7.7mm機銃なのに興奮すると15.2cm単装砲になるとかどういうこと?」

提督「えーと、ごめんなさい見栄はりました。ほんとは12.7cm単装砲です」

電「浸水したわけでもないのに濡れるっておかしいのです」

提督「あのですね」

雷「というわけで、電っ」

電「はいなのです!」カチャリ

提督「あれ、どうして鍵かけてるのかなー……?」



48: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 22:32:28.12 ID:HOCoSYDWo

電「実物を見てみるのが早いと思うのです!」

雷「大丈夫!敵兵を救助した時に、念のため縛ったりしたから慣れてる!痛くないように縛るわね!」

提督「いつの間にか椅子に縛り付けられている…だと……!」

電「ベルトって難しいのです。こうすればはずれるかな…えいえいっ」

雷「さ、脱ぎ脱ぎしましょうねー」

提督「ちょ、おまえら、怒るぞ!やめろほんとに!!」

雷「うわ、ほんとだ、機銃がある」

電「不思議です…歩くのに邪魔になりそうなのです」

提督「うわーーー、やめろーー見るなーーー」

雷「じゃあ触ってみようかしら。って、うわっ!生き物みたい!」

電「あれ、ほんとにだんだん大きく…」

提督「やめてーー、ほんとにやめてーーーー」

雷「うわ、ほんとに単装砲だ!ふにゃっとして機銃っぽくないなーとは思ったけど」

電「大きくなると、ほんとに立派な単装砲なのです」

提督「うわーん、やめてくれー、見ないでくれー」

雷「確か、手で刺激したり、なめたりするのよね」

電「お姉ちゃんばかりずるいのです!わたしもやるのです!」

提督「うわーーーーん」



49: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 22:33:27.64 ID:HOCoSYDWo

提督「ぐすん、ぐすん、もうお婿にいけない…。お父さん、お母さん、俺は汚されました…」

雷「ほんとに不思議な単装砲ねー、これ」

電「発射したら、機銃に戻ってしまったのです」

雷「でも、今の機銃ならともかく、さっきの単装砲が本当に入るのかしら」

電「絶対無理なのです。お腹に穴が開いてしまうのです」

提督「しくしく……さっき話した通り、女の子は股間に穴があるだろ?」
提督「興奮するとそこが広がって、あとヌルヌル濡れて、ちゃんと入るんだ…しくしく」

雷電「ほへー」

電「お姉ちゃん、実はわたし、なんだか変な気持ちになってるのです…」
電「それでその、わたしのそこも、ほんとにその、濡れてるみたいなのです…」

雷「やっぱり電もそうなのね…。実はわたしもなの…。これは、愛の営みの準備が…」
雷「できているっていうことなのです!」

提督(なんだろう……更に雲行きが悪くなっているような…」

雷(LV98)「ここで愛の営みをすれば、もうケッコンすることになるのよね」
電(LV98)「きせーじじつなのです!」

提督「」

雷「じゃあ、早速また機銃を単装砲にしないとね!」

電「がんばるのです!」

提督「ま、まったまったまったーーー!」



50: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 22:45:47.33 ID:HOCoSYDWo

提督「これはほんとに気軽にしていいものじゃないんだ!ちゃんとケッコンしないと!」

提督「そ、そうだ!それにお前たちはまだLV99になってないだろ? だからまだ準備出来てないんだ」
提督「今無理にしちゃうと、大破…最悪、轟沈なんてことになるかもしれないぞ!」

雷「こ、怖いこと言わないでよね!」
電「はわわ、怖いのです」

提督「今日のところは、俺に心の傷を作ったところで勘弁してくれ……しくしく」

雷「? 変なの。大丈夫よ、わたしが居るじゃない」ほどきほどき

提督「ふー、やっと開放されたか…しくしく」

電「? よくわかりませんが、よしよしなのです」

提督「二人とも悪気がないのが本当にこまる…」

提督「それでな、暁と響にちゃんと説明して欲しいという話だが」
提督「説明はして欲しいが、さっきの行為は絶対に内緒だからな」

雷「?? どうして、せっかく実地でいろいろわかったのに」

提督「こういう行為はな、本来『秘め事』といって、内緒にして二人でこっそりやるんだ」
提督「何をしたーなんて、人に言うのは、すごく恥ずかしいことなんだぞ」
提督(そして最悪の場合、俺は憲兵さんによろしくされてしまう…)

電「不思議なのです」

提督「だから、二人が鳳翔さんの店で聞いたのも『たとえ話』だっただろ?」

雷「そういえばそうね。秘め事だから、具体的な話はしなかったということね」

電「具体的な経験とかお話はしてもらえなかったのです」

提督「な、だから二人とも、ちゃんと秘め事は守るんだぞ」

雷電「はーい」

提督「ぐったり」



52: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 22:56:09.63 ID:HOCoSYDWo

---翌日。提督執務室
バーン!(扉の開く音)

暁(LV98)「司令官!帰還したわよ!しっかりレベルアップしたし!」

提督「入室のしかたはともかく…おめでとう」

暁「なんだかね、潜水艦の気持ちがわかるようになって、いっぱい当ててきたわ!」

提督「死にかけたかいはあったのか…」

暁「これでやっと妹達に追いついたわ!」

提督「バケツ不足でお前だけレベルアップが遅れてしまって。辛かっただろう」
提督「できれば姉妹みんなで一緒にレベルを上げてやりたいんだが…不甲斐なくてすまん」

暁「そ、そんな、いいのよ!これでもうみんな揃ったんだし!」

ガヤガヤ

響「姉さん、レベルアップおめでとう」
雷「おめでとう!やったわね!」
電「おめでとうなのです!」

暁「ありがとうー!これでまたおそろいね!」

提督(姉妹仲良しで微笑ましい。やっぱり駆逐艦は癒される…)

雷「あとはみんなでLV99になるだけね!」

電「そしてみんなでケッコンカッコカリなのです!」

暁「そして、みんなで夜の営みね…。レディとしてしっかり、提督の単装砲をかわいがるわ!」

響「少し怖いけど、もう覚悟はできた。小破ぐらいなら泣いたりしないで耐えられる…」

提督「……ぇ?」

雷「LV99になったら夜の営みができるんでしょ? せっかくだからみんなで一緒にしたいわねって!」

電「昨夜4人で話して、4人共LV99になったら一緒にって約束したのです!」

響「一人でも平気だと思ったけど……やっぱりみんなと一緒だと心強いな…」

暁「お姉ちゃんとして、ちゃんとみんなをリードするんだから!」

提督「…どうしてこうなった?」

青葉(ぷるぷるぷるぷる)



54: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/09(月) 22:56:51.78 ID:HOCoSYDWo

提督倶楽部号外
『提督、ロリコン変態疑惑!』
 提督のケッコンカッコカリが注目されている昨今だが、予想もつかなかった方向に進展して
 いるようだ。なんと、幼い駆逐艦に手を出している提督が目撃されたのだ!
 駆逐艦と夜の営みの約束をするばかりか、姉妹全員とジュウコンカッコカリの約束をしている
 というから驚きだ!
 無垢な駆逐艦を騙し、自らの変態的欲求を満たそうとするのは許されることではない。
 提督を犯罪に駆り立てないためにも、しっかりした大人の女性が手綱を握ることが求められて
 いるのかもしれない。

加賀「提督、少しお話があります」
金剛「提督ぅー、子どもはダメネ!わたしがちゃ~んと、大人の魅力を教えてあげるネ!」
榛名「榛名は……だ、大丈夫です……」ひきっ
龍驤「ふふーん、やっぱりね。ウチはわかってたで!」
千歳「提督を間違った道からお救いしないと…」

わいのわいの…

提督「あ、青葉ぁぁぁっぁぁっぁあああああぁぁあ」


おしまい



67: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 19:46:01.25 ID:nBWSK95fo

---鎮守府内の怪しい部屋 夜

筑摩「それでは、AAI同盟(姉を愛する妹同盟)の緊急会合を開催いします」
筑摩「なお、同志大井さんは、北上さんと夜戦出撃中で欠席です」
筑摩「我らの追い詰められた現状を打破するため、みなさんで力を合わせましょう!」

筑摩「Love利根姉さん」
比叡「Love金剛お姉さま!」
山城「Love扶桑姉さま」
千代田「Love千歳お姉~」
龍田「Love天龍ちゃん」


筑摩「さて、議題は先日に引き続き『提督の魔の手からいかに姉を守るか』です」
筑摩「まずは現状報告から、各自お願いします」

比叡「ではわたしから、現状、報告、します…」

龍田「比叡ちゃん、元気ないわね~」

比叡「これは昨夜のことですが…」

---
金剛「比叡のブラッシングは、本当にGreatね!、キモチイイデース」

比叡「へへー!ありがとうございますっ!」
比叡(自然にお姉さまの髪に触れ放題のこの時間、まさに天国…!」

金剛「でも、もうすぐブラッシングも自分でしないとネー」

比叡「!!! どうしてですかっ。わたしは毎日OKなのにっ!」

金剛「ThankYouデース。でも、ケッコンして提督と暮らすようになったら無理ですからネー」
金剛「OH! Good idea!提督にしてもらえばいいのデース! 就寝前にゆっくりブラッシング…」
金剛(そのまま抱っこされてベッドに………。素敵デース!)

比叡「お姉さま…よだれ…」
比叡「提督……許しませんっ!許しませんっ!許しませんっ!」
---



68: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 20:00:42.78 ID:nBWSK95fo

千代田「姉との大切なスキンシップが奪われるなんて、なんてかわいそう…」

比叡「この時、※予想TO値は、101.5%でした…」
 ※TO値 提督汚染値。100%で一生を捧げるレベル。AAI同盟メンバーの気分で適当に数値化される。

筑摩「!!! そんな、100%を超えるなんて理論上ありえない…!提督は化け物なの…!?」

比叡「うう、金剛お姉さまぁぁぁ、行かないでー……」


筑摩「最初から気の重い報告でしたが、次に行きましょう…。山城さんお願いします」

山城「扶桑姉さまも…すっかり汚染されてしまいました…。先日のことですが…」

---
扶桑「山城、MVPおめでとう。LVも上がってすっかり立派な超弩級航空戦艦ね!」

山城「姉さま、見ててくれたのね…? ありがとう! もう誰にも欠陥戦艦なんて言わないわね!」

扶桑「ふふふ、もう火力だけなんて笑われることも無いわね。こんなに幸せでいいのかしら」

山城(ああ、扶桑姉さまの良い笑顔…!影のある笑顔も素敵だけど、やっぱりこっちのほうが!)

扶桑「こんなに幸せなのも、みんな提督のおかげね…。山城もちゃんと感謝するのよ?」

山城「も、もちろん感謝しています!」

扶桑「提督は本当に素晴らしい人よ? 不幸だ欠陥だと言われたわたしたちを、伊勢日向に負けない」
扶桑「これほどの航空戦艦(改二)に育ててくださって…」

扶桑(LV98)「ご恩返しに、わたしにできることなら何でもして差し上げたいのだけど……」
扶桑(できることならわたしのすべてを捧げたい……って、なんてはしたない!きゃぁ)

山城「姉さまが砲塔の代わりにお花(大量の)を背負って夢見る乙女モードに……」
山城「大切な姉さまが遠くに……不幸だわぁぁぁぁ」
---

山城「この時のTO値は…やはり大台超えの102.2%でした…ぐすん、不幸だわ……」

筑摩「そんな……100%超えが二人も……!」

ドヨドヨドヨ



69: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 20:06:38.51 ID:nBWSK95fo

筑摩「せ、静粛にお願いします。厳しい現実ですが、まずは報告を続けましょう。次は千代田さん」

千代田「はい…航空母艦千代田…報告します……」

---
千代田(千歳お姉の部屋に呼ばれた……二人の部屋でナニをするつもりなのっ!きゃー!)
千代田「お姉、来たよー」

千歳「千代田、いらっしゃい。さ、いろいろ用意してあるから飲みましょ!」

千代田(日本酒と焼酎がずらり…とことん飲むつもりかぁ…がっかり…)

千代田「あ、これ美味しい」

千歳「あ、千代田もこれが好き? 大吟醸天狗舞よ。提督もこれが大好きなのよー」

千代田「そ、そうなんだ…」

千歳「もうすぐ、3人で仲良く飲めるかと思うと、楽しみだわ。お酒の取り合いとかはダメよ?」

千代田「ぇ? 3人?」

千歳「だって、もうすぐ提督が千代田のお義兄さんになるんだから、そうしたら…ね?」
千歳「でも、提督に膝枕してもらうのはわたしだけよ? たとえ家族でも…ね?」
千歳(わたしは毎日提督の膝枕…。そしてわたしはお礼に…ご奉仕したり……うふふ……)

千代田「提督・・・そろそろトドメをさしちゃおっかなー!」

千歳「うふ、千代田ったら酔っ払っちゃって。攻撃するのは提督じゃないでしょ♪」

千代田「うわあぁぁぁぁぁ、艦爆隊、艦攻隊、出番よーーー!」
---



70: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 20:13:21.50 ID:nBWSK95fo

千代田「やっぱり大台超えで、予想TO値100.7%でした…。」

龍田「みなさん、もう提督と結婚する前提で考えてるのねー」

筑摩「そ、それを変えるのがこの会合の目的です!と、利根姉さんなんて…」

---
利根「うう、だめじゃ、さわるでないっ!」
利根「なぜじゃと? そ、それは…わ、吾輩のは、愛宕や高雄のように立派ではないっ!」
利根「大きさなど関係なく、吾輩のが一番じゃと……提督よ、そのような気障なセリフで…」
利根「こ、今度は見たいじゃと!なんという破廉恥な…。そ、そんな目をしてもダメじゃ!」
利根「し、仕方のないやつじゃな…。お、おぬしが初めてなのじゃぞ…。向こうを向いておれ」
利根「な! 脱がしたいじゃと! な、なんと…破廉恥すぎるぞ! ま、まぁそこまで言うなら…」
利根「あああーーーー!!!なんてな!なんてな!!(悶々)」

筑摩(妄想がどんどんエスカレートしてる…)

筑摩「こ、こ、こ、このままでは、利根姉さんの純潔が!提督に奪われてしまいますっ」
筑摩「と、止めなくては!止めなくては! 今からみんなで提督を闇討ちしましょう!!」

龍田「まぁまぁ、妄想でエッチなことするぐらいいいじゃない。みんなしてることよ?」

筑摩「だめですっ!だめですっ!」

龍田「ここにいるみなさんも、姉とエッチなことする妄想ぐらいするでしょ~?」

筑摩「!」
比叡「!」
山城「!」
千代田「!」

筑摩「で、でもイヤなんです~~~~」

千代田「その気持、すっごくわかるよ!」

筑摩「ううううう……。次は龍田さん、お願いします…」



73: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 20:25:01.46 ID:nBWSK95fo

龍田「天龍ちゃんも利根さんと全く同じパターンでね~」

---
天龍「お、俺を守りたいだと! 俺は強い、守られる必要なんてないっ!」
天龍「そりゃ、弱気になることもあるけど…なんで俺なんかを守りたいなんて!」
天龍「!!! ばっかやろう、からかってんじゃねぇ!」
天龍「ほ、本気なのか…、お、俺はガサツで、全然女らしくねぇ。そんなの信じられねぇ」
天龍「え……。ばか、突然なにを……ん……」
天龍「そ、そんな…。俺、信じていいのか…?」

龍田「天龍ちゃーん、一人でなにをブツブツ言ってるの~ニコニコ」

天龍「う、うわああああああ、龍田!いつからそこに!!」

龍田「『お、俺を守りたいだと!』のあたりからよ~」

天龍「!!!」

龍田「天龍ちゃん、まっすぐ迫られるのがいいのね~。確かに素敵よね~(ドSの微笑み)」

天龍「ご、誤解してんじゃねー!今のはそんなんじゃねー!」

龍田「妄想のお相手は誰だったのかな~。って、提督に決まってるわよね~」

天龍「!!!(疲労MAX並に真っ赤)」

龍田「提督に情熱的に迫られている妄想をして、にやにやしちゃってたんだ~」
龍田「とってもかわいいけど、妬けちゃうわ~。いっそ、代わりにわたしが迫っちゃう?」

天龍「う、う、う、うわぁぁっぁぁぁああ」

龍田「あらあら、天龍ちゃん、恥ずかしがり屋さんなんだから♪」
---

龍田「こんな感じでねー。内容は利根さんよりずいぶん大人しいけど、本気度はすごいわね~」

筑摩(ドSだ)
比叡(ドSです)
山城(ドS怖いです…)
千代田(いぢめられるのもちょっといいかも…)



74: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 20:31:06.22 ID:nBWSK95fo

筑摩「全員から報告頂きましたが、状況は最悪と言っていいでしょう!」

筑摩「この状況を打破するためには、もはや提督を亡き者にするしか無いかと思われます!」

千代田「異議なし!」
比叡「異議なし!」
山城「異議ありません!」
龍田「え~」

筑摩「龍田さんは反対ですか!?」

龍田「うーん、反対というかね。みんな、本気で提督を亡き者にとか考えて無いでしょ?」

千代田「そ、そ、そんなことないよ!」

比叡「そ、そうです、38cm連装砲が火を吹きます!」

山城「瑞雲さん、出番です!」

龍田「だってみんな、姉のことを除けば、提督が大好きでしょ~?」

千代田「そ、そんなことないよっ!」
比叡「ひえー! 何を突然!」
山城「い、いえ、そんな、すごく感謝なんて…してませんっ」
筑摩「な、な、な、何を根拠に!」

龍田「だってね~」

龍田「千代田ちゃんは、深夜に、提督に膝枕してもらってニコニコしてるし」
千代田「う゛、なぜそれをっ」

龍田「比叡ちゃんは、提督とウキウキランチして、次はTV収録見に行くデートみたいだし」
比叡「!!! ど、どうしてそれをっ」

龍田「山城さんは『提督も姉さまと同じくらいいい人だと思います…感謝してます…』って言ってたし
山城「!!! 聞かれていたっ! ふ、不幸だわ……」

龍田「筑摩さんは、最近、提督に触られても、嫌がるどころか『利根姉さんみたい』って嬉しそうだし」
筑摩「!!! そ、それは…」



76: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 20:40:03.29 ID:nBWSK95fo

筑摩「で、でも、だからといって、姉さんを提督に取られちゃうのは話が別です!」

千代田「そ、そうそう。千歳お姉はわたしとずっと一緒なんだからっ!」

山城「一人ぼっちになるのは…不幸すぎです……」

龍田「うーん、それでね~、わたしの提案は~」

龍田「姉と自分、二人まとめてケッコンカッコカリしちゃうっていうのはどう~」
龍田「そうすれば、三人で仲良く過ごせるわよ~」

筑摩「!!!」
千代田「!!!」
比叡「ひえー!」
山城「それは不幸……じゃないかも…?」

龍田「わたしはそれがいいわね~。天龍ちゃんと提督と仲良くしてるのを見るのも楽しいし~」
龍田「それに、さ・ん・に・ん・で♪ エッチなことするのも、とっても素敵そうだもの~~」

筑摩(ご、ごくり…ということはわたしも利根姉さんをすみずみまで…)
千代田(ということは、夢にまで見た、千歳お姉と夜戦で飛ぶことも…ハァハァ)
比叡(金剛お姉さまの白い肌、切なげな潤んだ目……はぁはぁ)
山城(扶桑姉さまの豊満な、どこまでも豊満な……ごくり…)

龍田「どお~?」

筑摩「そ、そうですね。提督への反逆は重罪ですし、龍田さんの案が現実的かもしれません」

比叡「そ、そうですね。主砲ぶっ放して鎮守府破壊するとまずいし!」

山城「そ、そうね、扶桑姉さまを悲しませないためにはそれが一番ですね」

千代田「ハァハァハァハァ」

龍田「じゃあ、ケッコンカッコカリは姉妹まとめてでお願いするということで~」

筑摩「では、明日からの作戦行動を具体的に検討しましょう!」



77: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 20:52:18.74 ID:nBWSK95fo

---翌日 提督執務室
バーーーン(扉が開く音)
ぞろぞろ

比叡「司令、おはようございます!」
山城「おはようございます、提督」
筑摩「提督、おはようございます」
龍田「提督、おはようございます♪」
千代田「提督、おはよう…」

提督「お、おはよう、朝から賑やかだな。千代田はなんか元気ないな」

千代田「昨夜はちょっとインスピレーションが湧いて、夜戦シミュレーションが忙しくて…」

提督「そ、そうか…。なんか大変だな…」

筑摩「提督、ちょっとお聞きしたいのですが、ケッコンカッコカリ用の指輪と書類は1組だけですか?」

提督(なんか嫌な予感……)
提督「あ、ああ。一つだけ戦果の褒美に支給されたからな」

筑摩「そうなると、LV99になったら、ほとんどの子はもう強くなれないですね…。ひどい…(チラ)」

山城「ケッコンカッコカリした子だけが強くなって、わたしは置いてけぼり…。不幸だわ…(チラ)」

龍田「強くなった天龍ちゃんに『龍田は足手まといだから置いてきた』なんて言われちゃうかも…(チラ)」

比叡「この先、深海棲艦がどんどん強くなって…LV99までのわたしたちは轟沈かな…(チラ)」

提督「ま、待て待て待て! 差別なんてするつもりはない、これまでどおりみんなで強くなろう!」
提督「ケッコンカッコカリも含めて、ちゃんと考えるから! な?」

比叡「さっすが提督!ちゃんと考えてくれているんですね!(計画通り!)」

山城「そういえば提督、提督倶楽部で読みましたが、第六駆逐隊の四姉妹とはまとめてケッコンされるとか…」

提督「!!! あ、あれは、あいつらがそう希望してるだけで、俺が言ったわけじゃないんだっ!(ダラダラ)」

山城「あら、言い訳なさらなくても…とても素敵なお考えだと思いますよ?」

提督「ぇ?」

山城「だって、姉妹なのに置いてけぼりなんてとても不幸だわ……。一緒なのが幸せです…ね?」

提督「あ、ああ。仲の良い姉妹ばかりだし、確かに一緒なのがいいのかもな(ダラダラ)」

山城「姉妹の気持ちを理解してくださるなんて、さすが提督ですね……(計画通り!)」

提督(あれ、なんかどんどん追い詰められてる気がするのはどうしてだろう…)



78: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 20:53:05.51 ID:nBWSK95fo

筑摩「現状、LV99より強くなるにはケッコンカッコカリしかないのに、必要なセットは一つだけ…」
筑摩「どうしたらいいのでしょう……(棒読み)」

提督「お金かかるけど買えるんだよ。だからお金さえあれば、理論上はいくらでも手に入る……よ?」

筑摩「まぁ、さすが提督! もうそこまで調べてあるんですね!」

提督「あ、うん、まぁ…」

筑摩「そうですかー、買えるんですかっ(計画通り!)」

龍田「じゃあ、提督はもう、購入用にしっかり貯金を進めてるのね~、偉いわ~」

提督「!!! え、いや別にそんな訳じゃ…」

龍田「以前『執務室と自室の往復ばかりで、お金を使うヒマがないから、貯まるいっぽうだ』」
龍田「なーんてぼやいてたけど、本当はこのために貯めていたのね♪」

提督「」

龍田「みんなでLV99になるのが楽しみね~♪(計画通り!)」

提督「」

青葉(駆逐艦のみならず……まさか提督が姉妹丼フェチだったなんて……)



79: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/10(火) 20:54:01.83 ID:nBWSK95fo

提督倶楽部号外!
『提督は姉妹まとめてがお好き?』
 提督の変態疑惑がさらに深まりそうだ。
 本日、提督は「ケッコンカッコカリは姉妹まとめてが望ましい、そのための資金は用意済み」
 といった意味合いの発言を、複数の艦娘を前にして断言。事実上の姉妹丼宣言だ。
 昨日は駆逐艦姉妹とのジュウコンカッッコカリ疑惑により、ロリコンの疑いが強くささやかれて
 いたが、どうやら年齢の問題ではなく姉妹丼のほうが重要だったようだ。
 提督が変態を貫くのか、誰かが彼を更生させるのか! 今後が注目される。

龍驤「提督…姉妹がいないウチは、いらない子なん……?」
島風「提督ひっどーい! 一人っ子差別はんたーい!はんたーい!」
 ※当鎮守府では島風はまだ一人っ子です
鳳翔「そうですか……そっちの問題だったのですか……」
明石「まぁ、ロリコンよりはまだこちらのほうが望みが…ある…かも?」


提督「ああああ、青葉ぁぁぁぁああ、いい加減にせえよぉぉぉぉ」


おしまい



93: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 11:45:23.66 ID:uxe1LQjdo

-----AAI同盟の会合が行われていた頃  港

北上「いやー、おつかれおつかれ。夜のお仕事はつらいわ~」

大井「ふふ、北上さん、お疲れ様です♪」

北上「大井っちもおつかれ~。戦闘なかったから楽だったけどね~」

大井「でも、おかげで魚雷満載のまま。肩こりが大変です。こんな仕事をさせる提督には、この余った魚雷を撃ちこむしかないですね♪」

北上「大井っちもかぁ。もー、肩凝って大変だわ~」

大井「(キラーン!)あ、お部屋で肩もみしますよ♪」

北上「あー、嬉しいね~。お腹も空いたし、わたしの部屋行こ~」

大井「はいっ!おやつもお持ちしますっ!(ウキウキ) 提督執務室にあった、提督にはもったいないお菓子をくすねてきたのがあるんです♪」

北上「いいね~。じゃあ部屋いこー。駆逐艦'sもおつかれさまー、早く寝るんだよ~」

如月「もー、ひどい略し方~」

文月「おつかれさま~」

如月「あーあ、夜の任務はいやねー。髪は痛むしお肌は荒れるし。ちゃんとケアしないと寝れないわ~」

文月「おお~、如月お姉ちゃん、大人の人みたい。スキンケアっていうやつ~?」

如月「そうよ~。教えてあげるから一緒にやりましょ」

文月「わーい。でも起きてられるかなぁ……うとうと」


北上「仲良し姉妹、ほほえましくてかわいいね~」

大井「わたしたちも仲良し姉妹しましょ♪ ケアしますね♪」

北上「してもらってるうちに寝ちゃうよ~」

大井「ふふふ♪」



94: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 11:46:39.47 ID:uxe1LQjdo

-----北上の部屋

北上「ぁ~、生き返った~」

大井「喜んでもらえて嬉しいです♪」

北上「じゃあ、お腹も空いたし、つまみながらちょっと飲もうか! 前に隼鷹にもらった酒があったはず…(ごそごそ)」

大井(北上さんからお酒のお誘いなんて初めて!!)

北上「じゃ、かんぱーい!」

大井「かんぱ~い♪」

北上「ぷは~~~、パーッといこうぜ~。パーッとな!」

大井「北上さん、隼鷹さんのものまね上手です♪ 声までそっくり♪」

わいわい

北上「しっかしさー、ここ最近、鎮守府が大騒ぎで、みんな大変そうだなー」

大井「そうですね♪ 困った提督さんのせいで、大騒ぎしたり、青くなったり赤くなったり、みなさん大忙しです♪ ま、わたしたちはいつもどおりですけどね♪」

北上「そっかなー? そうでもないんじゃないかなー?」

大井「……ぇ……? まさか北上さん……」

北上「うんにゃー、わたしじゃなくて、大井っちがさ」

大井「えっ? わたしが……ですか? わたしはいつも通りですけど……」

北上「これだけ毎日一緒にいるとさー。わたしみたいなのでも、大井っちの様子が違うのぐらいわかっちゃうよー」

大井「………」



95: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 11:50:17.51 ID:uxe1LQjdo

北上「お酒の席だしさ、言いにくいことでも勢いで吐き出しちゃいなよ~。わたしだって聞くくらいならできるからさ~」

大井「北上さん、わたしのこと心配してくれてるんですね♪(キラキラ)」

北上「もちろんだよー。今の反応だって、ちょっと無理してるっしょ? やっぱ気になる~」

大井「あ……」

北上「いつもわたしを大事にしてくれてるじゃん。たまにはわたしに世話やかせてほしいな~」

大井「えっと……(ごくごく)」

北上「お、いい飲みっぷり! さ、もう一杯(トクトク)」

大井「頂きます…(こくこく)……ヒック」

北上「みんなと一緒で、提督のケッコンカッコカリのことでしょ~」

大井「そ、そ、そ、そうです!ヒック」

大井「北上さんが、わたしの北上さんが!提督とケッコンしちゃうんじゃないかって! 北上さんは他の子みたいに積極的にアタックしないけど、きっと提督のこと好きだって!ヒック!」

北上「そだねー、提督のことは好きだよー。だから、ケッコンカッコカリ申し込まれたら、喜んで受けるよ~」

大井「や、やっぱり! そんなの、そんなの……」

北上「でもさー、大井っち。提督がいきなりわたしにケッコン申し込むって、ほんとに思ってる…?」

大井「それは………………………思ってないです」

北上「だよねー、提督はきっと、最後は大勢とケッコンカッコカリすると思うけど、最初のひとりはきっとわたしじゃないよ」

大井「わたしも………………………そう思います」



96: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 11:51:21.33 ID:uxe1LQjdo

北上「やっぱりねー、大井っちもそう考えてると思った~」

大井「(ゴクゴク)……でもれすね、もしそんなことになったら、ぎょらいいっせいそうしゃで亡き者にしてやりますよ……ヒック」

北上「大井っちらしいや~。でも、だから変だなーって思ってたんだー」

大井「なにが変なのれすか……ヒック」

北上「普段の大井っちなら、もっともっと提督を追い回して魚雷ってやってるはずでしょ~? なのに、妙に大人しいじゃん。……なにか違う悩みなんだよね?」

大井「!!!」

北上「親友に隠し事はよくないぞー、さ、もっと飲んで飲んで(トクトク)」

大井「……(こくこく)………」


大井「……わたしも……ヒック……自分でよく分からないんですけど……」

北上「うんうん」

大井「最初はほんとに、提督と北上さんがケッコンなんて!!!ってカッとなって…魚雷撃つぞーって行って…」

大井「…でも、きっとそれは無いなーって……ヒック……安心して……」

大井「じゃあ提督は誰とケッコンカッコカリするかなーって考えて……ヒック」

大井「その誰かを特別に大事にして仲良くしてる提督……ヒック……もう北上さんに手を出す心配のない安心できる提督………ヒック………」

大井「それなのに……それを想像すると……ヒック……」



97: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 11:52:46.12 ID:uxe1LQjdo

北上「はは~、なるほどね~~~」

大井「なにがなるほどなんですかっ!…ヒック」

北上「この先はもっと飲まないと話せないでしょ。さ、もう一杯(トクトク)」

大井「も~、もったいぶって、なんれすかっ(ゴクゴク)ヒック」

北上「大井っちさー、提督とケンカしたり、わたしのこと取り合いしたりしてるけど、そういうの…………結構楽しいよね。ワイワイとさ」

大井「ヒック…楽しいにきまってるじゃないれすか……」

北上「大井っち、提督に結構ひどいこと言ったり、秘書艦仕事放り出してわたしのところに遊びに来たり…。でも、喧嘩しながらも結局許してもらってるよねー」

大井「そうれす…提督は、北上さん大好きで突っ走るわたしを、笑って許してくれるすてきなひとなのれす…ひっく」

北上「大井っちは、その大好きな提督が誰かに取られるのがイヤで不安なんだよね…?」

大井「そう、そうなのれすー! だれかとケッコンして、わたしの相手をしてくれない提督なんてみたくないのれす、さみしいのれす……ヒック」

北上「そうだよねー、さ、それを忘れるためにももっと飲もう!(トクトク)」

大井「(ゴクゴク)…もー、飲まずにはやってられないれすね、そもそもあの提督がー………」



98: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 12:03:31.44 ID:uxe1LQjdo

-----翌朝

チュンチュン…

大井(頭…痛い……あれ、なんで……わたしなにして……」

北上「ぐーーーー、ぐーーーー」

大井(あれ、北上さんが添い寝してくれてる……これって!朝チュン!朝チュン!!)

大井(って、その前に、このひどいお酒の匂いはなに……………お酒……?)

大井(そうだ、昨夜は北上さんが飲みに誘ってくれて…それで…どうしたんだっけ…?)

大井(とりあえず、換気して、朝ごはんつくって、北上さんを起こさなきゃ)

ガラガラ(←窓開けた音)

トントントン、じゅーじゅー、コトコト


大井「北上さん、起きて下さい、朝ですよ~。起きてくれないとチューしちゃいますよチュー!」

北上「んぁ~…大井っち~~。おはよー……」

大井「朝ごはんできてますよ♪ さ、顔洗って目を覚ましましょうね~」

北上「うー、わかった~」



99: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 12:04:33.12 ID:uxe1LQjdo

北上「いただきまーす」

大井「はい、召し上がれ♪ニコニコ」

北上「大井っち、頭とか痛くない?ゆうべはいっぱい飲んだからね~」

大井「す、すこし…。わたし、あんなにお酒飲んだの初めてです。北上さんは大丈夫なんですか?」

北上「わたしは、どれだけ飲んでも、寝るとすっきりしちゃうんだー」

大井「お酒に強いってカッコイイです♪」

北上「軽い二日酔いだろうから、お味噌汁とか飲むといいよ~」

大井「はい、ありがとうございます♪」

北上「やーでも、たまには二人で飲むのもいいねー」

大井「はい、とっても楽しかったです♪」

北上「そっかー、それなら良かった!悩みも吐き出せて、少しスッキリした?」

大井「あ……(そっか、酔った勢いでいろいろ……)」

大井「はい……(真っ赤)」

北上「そっかー、よかったよー。わたしからは見え見えのことなのに、必死に一人で悩んでるのみてらんなくてさー」

大井「!!! え、え、え、え…。見え見えって…ど、どうして……!」

北上「変なのー、やっぱり本人にはわからないのかなー」

大井「どういうことですかっ!」

北上「大井っちさー、提督と二人でいるとき、どんな話してる??」

大井「??? それはもう、北上さんの話に決まってるじゃないですか!大好きですからっ!」

北上「だよねー、そうだと思ってた~」

大井「?? それが何か…?」

北上「大井っちさー、わたしと居るとき、ずっと提督の話ばっかりしてるんだよねー」

大井「………あ…………」



100: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 12:05:42.39 ID:uxe1LQjdo

北上「朝ごはんごちそうさま~」

大井「お粗末さまでした♪ 昨夜はそのまま寝ちゃいましたから、わたしは一回お部屋に帰りますねっ」

北上「ほーい、今日は出撃無いし、わたしもお風呂はいって二度寝しよ…」

大井「くすくす。ゆっくり休んでくださいね♪」

北上「ほーい、おやすみ~」


大井「はぁー………。いろいろ整理できたけど…やっぱりモヤモヤしますね…」

筑摩「あ、大井さんいたいた。お部屋にいらっしゃらないのできっと北上さんのところだと思いました」

大井「筑摩さんおはようございます。昨夜は参加できなくてすみませんでした」

筑摩「いえいえ、出撃お疲れ様でした。昨夜の内容を簡単にお話して良いですか?」

大井「あ、じゃあわたしの部屋で…」


-----大井の部屋

筑摩「とまぁ、こういう議論の結果、このような方針となりました…」

大井「な、なるほど……」

筑摩「この後、計画実行のため、みなで提督執務室に行きますが、大井さんはご一緒しますか?」

大井「………わたしは議論に参加していませんし、今日はやめておきます…」

筑摩「そうですか…。では戦果を期待していて下さい!」

バタン


大井(そんな話になったなんて、びっくりしたなー……みんなどういう考えでそうなったんだろう…) コロン←ベットに横になった

大井(うーん…姉妹まとめてケッコンカッコカリかぁ…。北上さんとわたしは姉妹のような親友のような関係だけど……。なんだろう、しっくり来ない…)

大井(わたしは一体、どんな未来を望んでるんだろう……。北上さんも提督も大切……誰にも取られたくない……)

大井(ああ、だめ、寝る前にいろいろやらないとなのに……寝ちゃう……zzzz)



101: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 12:07:25.92 ID:uxe1LQjdo

-----???

北上「大井っち…大井っち…」

大井「あれ……北上さん、どうしたの?」

北上「大井っち……大好き……(ギュー)」

大井「え! あ、え! どどど、どうして突然……!」

北上「大井っちがかわいすぎるから、抱きしめずにはいられないよ…」

大井「(真っ赤)……そ、そんな……嬉しい、北上さん」

提督「おいおい、北上、大井の独り占めはずるいなぁ」

大井「あれ、提督さん、どうして……」

提督「抱きしめるのは取られてるから、唇は俺がもらうか…(チュッ)」

大井「え……あれ……キス……?」

北上「あ、提督ずるーい。わたしもー(チュッ)」

大井「あれ、あれ、え、え、え?」

北上「あー、もう我慢しないっ。えいっ…(押し倒し)……チュッチュッ」

提督「あー、北上せっかちすぎ」

大井「あ、あ、北上さん、だめだよ、提督が見てる……」

提督「見てるだけじゃないぜ。大井は北上と俺の二人のものだからな…当然参加だ」

北上「しょうがないなー。じゃあ二人で一緒に責めようか」

大井「え、そ、そんな、待って、まだ心の準備がーーーー」


ガバッ

大井「はぁはぁはぁはぁ」

大井「え、え……ゆ、夢……?」

大井「わ、わたしったら…なんて夢を……(真っ赤)」

大井「………………………」

大井「でも……でも……、見えた!わたしの進むべき未来が見えた!!」



102: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 12:08:39.43 ID:uxe1LQjdo

---提督執務室(AAI同盟が提督をハメたしばらく後)
バーーーン(扉が開く音)

大井「提督!!」

提督「今度は大井か……。入室するときは扉はちゃんとノックしてだな…」

大井「わたしと北上さんは姉妹のような親友だから姉妹丼は不可なのよ!」

提督「お、おま! なんだ、お前もグルなのかっ。いきなり何を言い出すんだ」

大井「何を言い出すも、大事なことです! わたしと北上さんと提督のケッコン生活のことなんですから!!」

提督「」

大井「わたしたちの理想の関係はこれです!!!」

大井「 提督 - 大井 - 北上さん 」

大井「つまり、提督と北上さんが、それぞれわたしと愛しあう関係!三角関係ではなくV字関係です!」

提督「」

大井「ですから、わたしとケッコンカッコカリして、北上さんと三人で仲良く暮らしましょう!」

提督「お、おまえな……、勝手なことを言うなぁぁぁぁぁ!」

大井「ちっ…この完璧な計画が理解できないなんて……魚雷……撃ち込みますよ?全弾?」

提督「露骨に脅迫するなぁぁぁぁぁあああっぁぁぁぁ」

ぎゃあぎゃあ


-----青葉の部屋(提督倶楽部執筆中)

青葉「はっ! ジャーナリストのカンが、スクープの予感を感じる…」

青葉「でも、今はこの記事を書き上げることが大事…!スクープよ許して…」



おしまい



108: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 21:46:41.02 ID:uxe1LQjdo

続きになります。

【ご注意】
この章は如月と鈴谷が中心となります。ここでは、如月・鈴谷ともに、経験豊富風だけど実は無知で純情という設定です。お二人の性格解釈にこだわりのある方はご注意ください。

それでは始めます。



109: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 21:48:09.33 ID:uxe1LQjdo

-----睦月の部屋

文月「司令官のケッコンカッコカリ、すご~いもりあがってるね!」

卯月「だって、司令官のお嫁さんになれるんでしょ! うーちゃんも花嫁さんになりたいぴょ~ん!」

睦月「うーちゃん、みーんながそう思ってるからたいへんなんだよぉー」

如月「普段クールな加賀さんまでそわそわしてて、おもしろいね」

文月「お姉さんたちもみんないっしょうけんめいだし、あたしたちじゃ無理かなぁ~」

卯月「えー、ダメなのー? うーちゃん悲しいぴょん…」

睦月「わからないけど、ライバルがいっぱいだよ~。きれいなお姉さんがいっぱいいるもん」

文月「そうだよねー。あたしは自信ないなぁ~」

睦月「わたしたち姉妹で、お姉さんたちに対抗できるのは、如月ちゃんだけじゃないかな~」

如月「え~、そんなことないよ~」

文月「そうだね! 如月おねえちゃんは大人っぽいこあくま系なんでしょ~」

卯月「こあくまってなんかかっこいいぴょん!」

睦月「そうそう!前にね~、司令官が如月ちゃんにからかわれてるのを加賀さんが見ててね~。司令官、加賀さんに叱られてたよ~『小さな子にほんろうされて情けない』って」

文月「大人の男の人をほんろうしちゃうんだ~。おねえちゃんすごい!」

如月「ふふっ…。司令官がこどもっぽいだけよ♪」

卯月「か、かっこいいぴょん! わたしも大人っぽくするぴょん!」

睦月「ふみゅ、そのためにはまず『ぴょん』をそつぎょうしなきゃね~」

卯月「えええ! 卯月はいつもぴょんだぴょん!」

文月「うーちゃんのぴょんはかわいいよ~。こころがぴょんぴょんするよ~」

睦月「そういえばね~、今朝の提督倶楽部みたらね~。ケッコンカッコカリは、姉妹まとめてするって書いてあったよ~」

如月「わたしも見たよー。もう、司令官も好きなんだから♪」

卯月「みんなで一緒になんてうれしいぴょん!」

文月「じゃあ、如月おねえちゃんが司令官とケッコンしたら、わたしたちもみんなケッコンできるね~。楽しみ~」

睦月「いちばんケッコンに近いのはきっと如月ちゃんね!がんばってねぇ~」

如月「うふふ…じゃあ、大事な姉妹のために、ちょっと頑張ってみようかな~」



110: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 21:49:24.36 ID:uxe1LQjdo

-----少し後 如月の部屋

如月(ふう…、やっぱりあの子達もケッコンには憧れてるのね…)

如月(期待には応えたいとは思うんだけど…)

如月(わたしの小悪魔系は、あくまで『ふり』で…。実際は男の人とお付き合いしたこととか全くないわけで…)

如月(本とかで知った、ちょっときわどいことを言うと、司令官が慌てるのが楽しくて、ずっとそうやってきたけど…。いざお付き合いとかケッコンカッコカリってなったら…。どうなっちゃうんだろう)

如月(ケッコン申し込まれて、恋人になって……キスしたりとか……その、夜のこともしちゃったりなんてなったら……ちゃんと小悪魔っぽくできるか自信ないなぁ…)

如月(でも司令官は、如月のことをずっと小悪魔だと思ってた訳で、その小悪魔の如月にケッコンを申し込んで…。実はそれが『ふり』だなんて知ったら…騙されたって思うかな…)

如月(それに、小悪魔じゃなくなった如月じゃ、ほんとの天使や悪魔みたいに魅力的な大人の人たちには全然太刀打ち出来ないよね…)

如月(やっぱり、小悪魔系で上手に誘惑して……『ふり』がばれないように上手に…。でも、本で読んでもうまく出来る自信がないのよね…)

如月(そういう経験が豊富そうな人に、さり気なく聞いてみるのがいいかな…)

如月(鳳翔さん…は、ちょっと路線が違うよね。愛宕さんは……なんだか何もかも見透かされてるみたいで怖いし…)

如月(同じようなタイプで経験豊富っていうと、やっぱり鈴谷さんかな…。ちょっと頑張って聞き出してみちゃおうかな!)



111: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 21:50:42.95 ID:uxe1LQjdo

-----最上の部屋

熊野「まぁ、このお茶はとっても良い香り。最上さん、少し見直しましたわ」

最上「ボクじゃなくて、くまりんこが持ってきてくれたお茶だよ」

三隈「くまりんこの秘蔵のお茶ですわ♪」

熊野「それなら納得ですわ…。おいしい…」

鈴谷「もがみん、たまには姉妹でお茶でも、なんてどうしたの?」

最上「ああ、それそれ。今朝の提督倶楽部は読んだかい?」

鈴谷「あっはっは、傑作だよね!提督がどんどん変態扱い!」

熊野「わたしくも読みましたが…姉妹丼ってどういう意味でしょう…?」

鈴谷「あっはっは! それはねー、姉妹全員といっぺんにエッチなことすることだよ! 私たちでいえば、提督と、この4人で…ね?」

熊野「な、な、な、な、な、なんという破廉恥な!!! 不潔です変態です!!」

三隈「く、く、く、く、く、くまりんこ!くまりんこ!」

最上「あはっ! まぁ、また青葉さんの暴走だろうね!」

鈴谷「そうそう。あのヘタレの提督がそんなこと言う訳ないじゃん!」

熊野「な、なんだ、そうなのですか…。」

三隈「く、くまりんこ…。びっくりしましたわ…」

最上「おおかた、姉妹の一人だけとケッコンカッコカリすると不公平だから、姉妹全員と平等にケッコンするとか言ったんだと思うよ」

鈴谷「そんなところよね。ほんっと、おばかさんなんだから♪」

熊野「は、はぁ。では、その姉妹丼はともかく、姉妹みんなとケッコンというのは本当なのですか…」

三隈「確かに提督さんらしいですね。姉妹のなかで、ずっとあとからここに来たわたしも、今では同じレベルですし…。できるだけみんな一緒にって考えているんですね」

最上「ボクもそう思う。それでね…、この中の誰かが提督とケッコンしたら、残り三人もケッコンすることになるけど……それでOKか確認したくてね。それで集まってもらったんだ」

熊野「そ、そうですわね…そういうことになりますわね」



112: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 21:52:11.84 ID:uxe1LQjdo

最上「ちなみに、ボクはもちろんOK。提督のことは大好きだしね」

三隈「私ももちろん…。提督にはほんとに感謝してますし………く、くまりんこ」

熊野「わたくしも…まぁ、提督は洗練された殿方とは言えませんが……それでも素敵な方ですし…」

鈴谷「えー、わたしはどうしよっかなー」

最上「なんだ、鈴谷が一番、提督と仲がいいと思ったのに、違うのかい?」

三隈「いつも提督と仲良くおしゃべりしてて…うらやまくまりんこだったのですが…」

鈴谷「えー、提督が不器用でこどもっぽいから、ついつい、からかいたくなるだけよー」

熊野「そのやりとりをされているのが、お二人ともとっても楽しそうに見えてますのに…」

鈴谷「え、提督もわたしも楽しそう…?」

最上「ああ、二人で良い笑顔で冗談言い合って、お似合いだなって思ってたよ。ちょっと妬けるくらいにね」

鈴谷「そ、そっか、提督もわたしの魅力に参っちゃってたか! もー、わたしも罪な女ね♪」

最上「ま、だからボクの予想では、この中でケッコンカッコカリを最初に申し込まれるのは鈴谷だね。だから、ボクたちはその時におまけでケッコンかな」

熊野「おまけ扱いとはひどいですわ」

三隈「提督はきっとおまけなんて思わないですわ。みんなまとめて優しくまりんこしてくれます」

最上「うん、きっかけは鈴谷だけど、ボクたち4人まとめてかわいがってくれるさ」

熊野「か、かわいがる…(ドキドキ)」

三隈「く、くまりんこ…(くまくま)」

鈴谷「え、ちょ、ちょっと待って。わたしと提督は馬鹿な冗談言い合ってるだけで、ほんと、なんでもないんだよ? いきなりケッコンとかそんな、わかんないよ」

最上「青葉さんの予想でも、鈴谷は『大本命組』だったよ。まぁ、いち早くLV98になってたしね」

熊野「わたしたち姉妹の意思は問題ありませんでしたし、申し込まれたら受けて頂いて大丈夫ですわよ」

三隈「だいじょうぶくま! …これでは球磨さんとかぶってしまいますね」

鈴谷「あ、え、う、うん、わかったわ。ま、提督がどうしてもって言ってきたら、しょうがないから受けてあげようかな!」



113: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 21:53:54.39 ID:uxe1LQjdo

-----少し後 鈴谷の部屋

鈴谷(正直言えば嬉しい。にやけちゃうくらい…)

鈴谷(で、でも、ケッコンとなったら…。提督だって男な訳だし、当然あんなことやこんなことをするわけだけど…)

鈴谷(わたしも、ビデオで見ただけで経験なんてまるでなし…。モザイクの向こう側は何も知らないんだよねー)

鈴谷(ギャルっぽい言動で提督とじゃれるのが楽しくてずっとやってきたけど…。提督的には、わたしは『遊んでるギャル』だよね…)

鈴谷(だから、ケッコンなんてしたら…提督も堅物だけど相当なむっつりスケベだと思うし…)

鈴谷(エッチ慣れした私には、どんな要求でもして良いって思って………。きっと、きっと……、あ、あんなこととか……そ、そんなことまで………)

鈴谷(そんな、いきなりそんなこと……で、でも実は経験ないってバレたら困るから、無理でもやらなきゃ……恥ずかしくて死にそう……)

鈴谷(そんな!そんな要求してくるなんてどんな変態よ! う、うそ、わたしそんな……)

鈴谷(はぁはぁはぁはぁ……ああ!)

鈴谷(ぐったり)

鈴谷(zzzzz)


………

提督「鈴谷…、もしかしてお前……経験ないのか?」

鈴谷「な、何言ってるのよ!そ、そんなわけないでしょっ」

提督「はぁ…。がっかりだな。せっかく他の艦娘とは違う遊べるギャル系だと思ってたのに、騙されてただけだとは…。そうじゃないなら、もっと魅力的な艦娘はいくらでもいる」

鈴谷「え………?」

提督「無理な要求を聞いてくれる子も、もっとスタイルが良い子も、小さな子も、よりどりみどりだ。お前である必要はないな。じゃあな」

鈴谷「そ、そんな。待って……待ってーーー!」

………

がばっ!

鈴谷「はぁはぁ。ゆ、夢ね…。」

鈴谷(うう、こんな夢見るなんて。やっぱり、後ろめたくて怖いんだ、わたし…)

鈴谷(実際、ちゃんとエッチなことできるか、正直自信ないし……。くそー、せめてモザイクがなければもっと勉強できるのに……)

鈴谷(で、でも、バレるわけにはいかない! ビデオがないならせめて、実地経験がある人に詳しく聞くしかない…)

鈴谷(でも誰に……。鳳翔さんは…うう、さすがに聞きにくい。他にそういう経験がありそうな人というと……愛宕さんや龍田さん…? うう、どっちも、弱みを握られたら怖そうね…)

鈴谷(駆逐艦の子なら口止めしたら黙っててくれそうかな…? しっかりものの雷ちゃんとか…? って、経験あるわけないよね…。そだ、如月ちゃんなら!間違いなく経験ありそうっ)

鈴谷(まずは探りをいれて…。場合によっては、恥を偲んでレクチャーしてもらうしかないかも…)

鈴谷(うう、自業自得とはいえ情けない~~)



114: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 21:54:59.52 ID:uxe1LQjdo

-----鳳翔さんのお店

鈴谷(もしかしたら会えるかなと出てきたけど、ちょうど一人でうろうろしてる……。誰か探してるっぽいけど、声かけてみようかな)

鈴谷「おーい、如月ちゃーん」

如月(あ、ナイスタイミング!向こうから声をかけてきてくれた!)

如月「あ、鈴谷さん。こんにちはっ」

鈴谷「暇してるんだけど、お姉さんとお茶でもしなーい?」

如月「うふふ、ええ、喜んで」

鈴谷「ナンパ成功♪」

如月「ふふふ」

鈴谷(ナンパされてなんという落ち着き……、やっぱりこの子は経験豊富ね…)

如月(流れるような誘い方…本当に慣れてるのね…)

鈴谷「ちょっとゆっくりお話したいから、飲み物はそうだねぇ…、ちょっと甘めのコーヒーとかでいいかな?」

如月「はい、お任せします」

鈴谷「では、鳳翔さん、ハニーカフェオレを2つお願いします」

鳳翔「あらあら、珍しいご注文ですね」


鳳翔「はい、お待たせしました」

如月「良い香り…。それに甘い…。飲みやすくて素敵ですね」

如月(ナンパから飲み物のチョイスまで…流れるような…すごい…)

如月「ふふ、こんな素敵なナンパして、わたしのことどうしちゃうつもりなんですか♪」

鈴谷(うお、小悪魔スマイル…。ナンパされるのもおごられるのも当たり前という笑顔…。一体どれほどの場数を踏んでるのかな…)

鈴谷「うふ、ここまでは成功だね♪ このまま落としちゃおうかな♪」

如月(そんな、ナンパしたその場でそこまで…。恋愛ってそんなスピードなの…?)



115: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 22:04:28.34 ID:uxe1LQjdo

-----1時間後

鈴谷「じゃあ、お互いに相手のことを過大評価してただけなのね…」

如月「そうみたいですね…」

鈴谷「じゃあ、ここだけの話、如月ちゃんもほんとに経験ゼロ…?」

如月「そうです。そういう鈴谷さんも…ゼロなんですよね?」

鈴谷「うん…、デートすらしたこと無い…」

如月「とてもそんな風に見えませんでした…」

二人「はぁ……」


如月「鈴谷さん、本当に経験豊富に見えていましたが…、一体どうやって知識とか経験をつまれたのですか?」

鈴谷「わたしはほとんど女性誌かなー。それで、そのギャルっぽい言動をするとね、提督がなんかドギマギするから、それが楽しくて…つい癖にねー。如月ちゃんは?」

如月「わたしはティーンズ雑誌ですね…。小悪魔系メイクとか好きで…。それで、メイクに似合う小悪魔風の言動をすると、提督がなんか緊張するのが楽しくて…つい癖に…」

鈴谷「このへんも同じかぁ…。あのさ、じゃあその……エッチなことは……?」

如月「そ、それは…。ティーンズ雑誌って、大体エッチのHowToコーナーがあったり、あとは読者のエッチな体験投稿コーナーがあって、それで…」

鈴谷「そ、そっか。わたしはビデオでいろいろ見たけど、どうにも…」

如月「!! ビデオなんてあるんですか!?」

鈴谷「う、うん。でも肝心な部分が隠されちゃってるんだけど…。見てみる?」

如月「は、はい。よろしければぜひっ」

鈴谷「あ、じゃあわたしも、如月ちゃんの読んでた雑誌とか見せて~」



116: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 22:07:37.20 ID:uxe1LQjdo

-----2時間後 鈴谷の部屋

如月「なんというか…こう……文字で読むのと違って生々しいですね……」

鈴谷「なんというか、こう…心理描写とか赤裸々にかかれると……生々しいわ…」

如月「でも、すごく勉強になりました。こんなに激しく動くものだなんて…」

鈴谷「ううん、こちらこそ。ビデオと違って、実際はいろいろ失敗とかあるみたいね…」

二人「はぁぁぁ……」

鈴谷「もし、もしも、ケッコンしちゃったら…。ちゃんとできるか…提督の期待にこたえられるか…不安なの…。おかしいでしょ? 普段からエロいこといって提督をからかってるのにさ」

如月「わたしもです…。わたしはほんとは、第六駆逐隊の子たちみたいに、提督に甘えてなでてもらって自然に一緒にいられるような…そんな関係に憧れるんです。でも、きわどいこと言って提督をからかってきちゃったから…いまさらそんなの無理だし…」

鈴谷「今更だけど…どうしてこんなことになっちゃったんだろ…」

如月「はぁ……」

鈴谷「とりあえず気分変えに、もう一度お茶飲みに行こっか?」

如月「はい…」



119: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 22:33:21.93 ID:uxe1LQjdo

-----鳳翔さんのお店

二人「はぁぁぁぁ………」


鳳翔「はい、おごり。元気でますよ?」

如月「ホットミルク…これもはちみつ入り…」

鈴谷「甘い…。鳳翔さん、ありがとう…」

鳳翔「昼間からずっと二人で熱心に話し込んで、二人してしょんぼりして…どうしちゃったの?」

鈴谷「いやー、ケッコンなんて騒ぎで、ちょっとブルーなんですよ!あははぁ」

如月「カッコカリなんだし、そんな大騒ぎすることじゃないんですけどね…ふふ」

鳳翔「あらあら、経験豊富な風にしてたのに、実は経験がなにもなくて、いざケッコンが見えて慌てたり落ち込んだりしてるのかと思ったけど、違ったのかしら♪」

二人「!!!」

鈴谷「え、ど、どうして…?」

鳳翔「提督は肝心なところが抜けてるから気がついてないけど、知ってる人はみんな知ってるわ♪」

如月「そ、そんなに見え透いていましたか?」

鳳翔「見え透いているもなにも…。二人とも、この鎮守府の工廠で生まれて、そのままここに居るんだもの。提督以外の男性と出会う機会すらないでしょ?」

二人「あ・・・」

鳳翔「それで…? 改めて聞くけれど、なにを落ち込んでいたの?」

鈴谷「いえその…言われたとおりです……」

如月「提督から経験豊富だと思われてるのに、ケッコンして、実は経験が無いってばれたらどうしよう…って」

鳳翔「あら、そんなことで悩んでいたのですか」

ガタン

鈴谷「そ、そんなことって!! わ、わたしにはとても深刻で……!」

鳳翔「落ち着いて…? そうね、まずゆっくりミルクを飲んで?」

鈴谷「そ、そんな、わ、わたしはっ!」

鳳翔「いいから…ね? 如月ちゃんも」

如月「はい…」



120: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 22:35:17.25 ID:uxe1LQjdo

鳳翔「どう、落ち着いた?」

鈴谷「は、はい…。ごめんなさい、大きな声だして」

鳳翔「わたしの方こそちょっと言い方がわるかったですね。そもそも悩む必要が無いって言えば良かったかしら」

如月「悩む必要がない…ですか?」

鳳翔「ええ、今から証明しますね。まず、お二人共、落ち着いて静かな心で目を閉じて」

鈴谷「え、は、はい」

如月「は、はい」

鳳翔「そうしたら、自分の目の前に提督が立っているところを思い浮かべて…」

鳳翔「提督は、まっすぐにあなたの目を見て、あなたとケッコンしたい。そう言ってる」

鳳翔「あなたは、そんな提督に何を伝えたい…?どんな話をしたい…?」


鈴谷(……ありがとう。嬉しい。でもわたしは経験豊富なギャルのフリして、いつもあなたをからかったりしてた…。でもそのやりとりが楽しくて…そんなにふざけてたわたしを大事に育ててくれて…。でも本当は全然なにも知らなくて…それでも許してくれる…?)

如月(嬉しいです…。ちょっとエッチなことを言うとすぐ動揺する司令官がかわいくて…。でも本当は何も知らなくて…。エッチなことより、ただ一緒に静かに散歩したりするほうが大好きなんです…。そんなわたしでも良いですか…?)


鳳翔「じゃあ、あなたの提督は…。そのあなたの話を聞いて、怒ったり、離れていったり…そんなことをする人かしら………?」

………

鈴谷「あ、あれ、なんで泣いてるの、わたし……ぐす」

如月「ぐすん…ぐすん…」

鳳翔「あなたの知っている提督は…なんて言っていた…?」

鈴谷「……ぐす…俺も大概鈍いなって…、にかって笑って…俺も経験ゼロだから、じゃあ早速ゼロからはじめるかって冗談めかして……ほんと馬鹿…気を使っちゃって…ぐす」

如月「気が付かなくてすまなかった……ぐすん…寂しい思いさせてごめんな、これからゆっくり散歩行こうって……司令官は全然悪くないのに慰めてくれて…抱きしめてくれました……ぐすん」

鳳翔「ね、心配する必要なんてないでしょ?」

鈴谷「はい、ほんとでした…。悩んでたのが馬鹿みたい…」

如月「鳳翔さん、ありがとうございました…」

鳳翔「さ、また温かい飲み物でも作りましょうか♪」



121: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 22:36:10.74 ID:uxe1LQjdo

-----夜 鳳翔さんのお店

愛宕「見てましたよ。鳳翔お母さん、お疲れ様です♪」

鳳翔「ふふ。わたしもそんな歳ではないのに、ここにいるとすっかりお母さん気分になってしまいますね」

愛宕「お気持ち、とってもわかりますわ♪」

鳳翔「よろしければ、久し振りにご一緒しますか? コトン(←日本酒)」

愛宕「ええ、喜んで♪」


-----同時刻 鈴谷の部屋

鈴谷(ほんと…空回りしてバタバタして…馬鹿みたい…)

鈴谷(あああああぁぁぁ、恥ずかしい………バタバタ)

鈴谷(でも、でも、もう不安は無い…。鳳翔さん、ほんとにありがとう…)

鈴谷(あとは…、提督の気持ち…。提督は誰にケッコンを申し込むんだろう…)

鈴谷(最近、なんとなく提督を避けちゃってたし、明日は提督のところに行こっと!)



---同時刻 如月の部屋

如月(ふふ、ほんと、何を悩んでだんだろう…)

如月(鳳翔さん、ありがとう。今日はゆっくり眠れそうです…)

如月(司令官のことばっかり考えていたら、すごく会いたくなっちゃった…。明日は朝から会いに行こう…)



122: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/11(水) 22:38:01.54 ID:uxe1LQjdo

-----翌朝 提督執務室

ガチャ

提督「………鈴谷、なんで俺の椅子に座ってるんだ…?」

鈴谷「あ、提督、おっはよーん」

提督「ああ、おはよう。てか、なんで朝っぱらから鈴谷がいるんだ…?」

鈴谷「いやー、ケッコン問題でお疲れの提督をからか…じゃなかった、手伝おうと、今日の秘書艦を志願してきました!」

提督「てめぇ…本音が駄々漏れしてたぞ…」

鈴谷(ふふふ、そうそう、これでいいんだよね)

鈴谷「まぁまぁ。こうして、提督の椅子に、わたしの暖かさと香りをつけて、朝から元気にしてあげようって、早速秘書っぽい仕事がんばってるんだから~♪」

提督「お、おまえなぁ…」

ガチャ

如月「失礼しまぁ~す♪ 司令官、おはようございます。あら、鈴谷さん、おはようございます♪」

鈴谷「おはよー! あらら、考えることは一緒だったか♪」

如月「うふ♪ そうみたいですね」

提督「おはよう如月。お前ら仲良かったんだなぁ」

如月「あらあら、お二人ほどではないわぁ~。そんな、朝から一つ椅子に二人で座るなんて…」

提督「な! そんなことするかっっっ!」

如月(うふふ、このままでいいんですよね…)

鈴谷「そうそう提督!昨日、もがみんと、くまりんこと、くまのんと話してさ~。みんなで姉妹丼おっけーだって!よかったね~♪さ、いつでもケッコン申し込んでいいからね!姉妹了解済みっ!」

提督「お、おま、なんてことを!」

如月「ふふ…うちの姉妹でもその話をしましたよ。みんな提督のお嫁さんになりたいそうです♪ 無垢な少女9人で姉妹丼ですよ~。提督の体が持つか、今から心配です♪」

提督「そ、そんな罪なことするかぁぁぁ。第一、そんなことを言う『無垢な少女』がどこにいるぅぅぅ」

鈴谷「今日は秘書艦二人にからかわれるんだね…。提督も大変だね☆」

如月「幸せすぎて泣いてしまうかもですね♪」

提督「お、おまえら、からかうのもいいかげんにせええぇぇぇぇぇぇぇえええぇぇ」



おしまい



129: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 17:58:19.60 ID:93J4sf83o

―― 夜 鳳翔さんのお店

愛宕「うふっ、でも鈴谷さんと如月ちゃんは本当に可愛かったわ~」

鳳翔「本人は必死なんですよ。でも……わたしもそう思います♪」

愛宕「『恋は盲目』ですね~」

明石「あれ、お二人でお酒ですか。いいですね~」

鳳翔「明石さん、お疲れ様です♪ ご一緒にいかがですか?」

明石「ぜひっ」

愛宕「さ、まずは一杯どうぞ~」

明石「ふぁー、幸せです~」

鳳翔「ふふ、最近、ケッコンカッコカリ問題で大騒ぎですけど、明石さんは変わりませんね」

明石「いえー、もう、無茶な出撃を繰り返す人がいて大変ですよ! 加賀さんとか瑞鶴さんとか…。すこし心配です」

愛宕「あらあら、そのしわ寄せが明石さんにいってるのね。大変ね~」

鳳翔「お疲れの明石さんには、とっておきをお出ししますね♪」

明石「うわぁ、灘の生一本ですか!なんて贅沢~幸せ~~」



130: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 17:59:11.51 ID:93J4sf83o

愛宕「ケッコンカッコカリ問題で忙しいのは大変だけど、明石さんは他の子みたいに、赤くなったり青くなったりはしてないのね~」

明石「あ、あははは! それはまぁ、わたしも憧れないこともないですけど……。でも、提督がああですから……」

鳳翔「ああ……明石さんはちゃんとわかってしまっているのですね」

愛宕「ほんとー、真面目なのも堅物なのも良いけど、もう少しロマンもほしいわよね~」

明石「提督にとっては多分、ケッコンカッコカリって『限界突破アイテム』みたいなものなんでしょうね」

鳳翔「実際そのようなものですが、でも「ケッコン」とついてしまっている以上、女としてはそう簡単なものではないですね」

愛宕「まぁ、この大騒ぎで、少しは女心を思い知るとよいわねぇ~」

鳳翔「ふふふ…、そうですね、少しは女心を勉強していただかないと♪」



131: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:00:28.09 ID:93J4sf83o

明石「提督って、本当にマメに、修理状況を確認しに来るんです。誰かが怪我していないか、疲れていないか…。いつもいつも気にされてます……」

鳳翔「ふふ、提督らしいですね……。提督は艦娘みんなを大事な家族…もしかしたら娘みたいに感じているのかもしれないですね」

明石「先程も、加賀さんや瑞鶴さんを心配して様子見に来て…。二人に詰め寄られて逃げ帰ってましたけど♪」

鳳翔「ふふふ親の心子知らずって感じでしょうか♪」

愛宕「自分は相手のことを想っているのに、その相手は、自分のことを家族とか娘のようにしか見てないって、カチンと来るのはわかるわぁ~」

明石「しかも、自分たちがなぜ怒っているかわかってくれないのが、また腹立たしいみたいで……♪」

鳳翔「優柔不断は罪ですね♪」


愛宕「提督は艦娘みんなが大切で、どうせ全員とケッコンカッコカリするってわかっているから、わたしはイマイチもりあがらないのよね~」

明石「みんな、なんとなくそれは感じていても、やっぱり一番になりたい!っていう気持ちが強いみたいです。必死に頑張りすぎていて心配ですけど……」

鳳翔「ふふふ、その頑張りも、あまり報われそうにありませんけど♪」

愛宕「提督のことだもん、どうせ『一人とケッコンすると不公平だから、指輪を一定揃えてからまとめて』とか『機械的に、LV99になった子から順番に』とか言い出すわよ~」

明石「少なくとも、最初の指輪を特別に誰かに!っていうのは想像ができないですね♪」

鳳翔「そんなロマンチックな事があるなら、わたしもがんばるんですけどね♪」

愛宕「ま、頑張った子たちががっかりするのを慰めるのが、わたしたちの役割になりそうね~」

明石「鳳翔お母さんと、愛宕お姉さんですね! わたしは心の修理は専門外ですからお任せします!」



132: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:01:36.67 ID:93J4sf83o

―― 同時刻 提督執務室

赤城(さすがに……緊張する……そんなわけないってわかってるのに……)

コンコン

赤城「赤城、参りました」

提督「ああ、すまんな、入ってくれ」

ガチャリ

赤城「失礼します……あ……」

翔鶴「赤城さん、こんばんは……」

提督「すまんな、二人とも、夜分に呼び立てて」

赤城「ぷっ……。ふふふ……、あははははは」

翔鶴「うふふ……くすくすくす……」

提督「な、なんだ二人とも……いきなり笑って、なんか変なこと言ったか、俺?」

翔鶴「全く困った提督ですねー、赤城さん」

赤城「あははは……ほんとですねー、翔鶴さん」

提督「な、なんだよ二人とも……」

赤城「にぶーい提督でもわかるように、ちゃーんとお話しましょう。今、鎮守府はケッコンカッコカリ問題で大騒ぎです。呼ばれた理由もその件ですよね?」

提督「あ、ああ、関係あると思う」

翔鶴「この大騒ぎって、要は『提督が誰とケッコンカッコカリするのか』っていう話でもめている、これはお分かりですね?」

提督「ああ、イマイチ納得できないけど、どうやらそうらしいというのはわかってる」

赤城「そんな中、こんな夜更けに、『内密で一人で来てくれ』なんて呼び出されたらねー」

翔鶴「そんなことは無いと思いつつ、まさか?もしかして?なーんて考えてしまいますよ」

提督「あ、ああ……そういう……ものか?」

赤城「で、来てみたら翔鶴さんがいるし」

翔鶴「あ、やっぱりこういうオチなのね、って感じで、つい笑ってしまいました。ごめんなさい、お話の前に」

赤城「謝る必要ないですよー。紛らわしい提督が悪いですっ!」

提督「は、はぁ、なんかすまない」

翔鶴「ふふふ……」



133: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:02:38.62 ID:93J4sf83o

翔鶴「わたしたちが呼ばれたのは、瑞鶴と、加賀さんのことですよね?」

提督「ああ、よくわかるな。そのとおりだ」

赤城「わからないほうがおかしいです。二人に、無茶な出撃をやめるように説得してくれっていうことですよね?」

提督「そうなんだ。俺が言っても、なんか二人とも怒ってしまって、全然聞いてくれなくてな」


赤城「……提督は……あの二人がなぜ無茶な出撃を繰り返すか、考えましたか?」

提督「それは……早くLV99になって、ケッコンカッコカリをしようとしているから、だよな……?」

翔鶴「その答えでは20点しか差し上げられませんね。それが何故なのかをおっしゃっていただかないと……」

提督「それは……、ケッコン指輪には限りがあるから、早くしないとケッコンできなくなってしまうから……かな?」

赤城「35点。ケッコンできないとイヤだー!って必死になるのは何故っ!」

翔鶴「ここだけのお話にしますから、どうぞ思ったことを正直に話して下さい」

提督「……わかった。……これは自意識過剰かもしれないが……、その……俺のことが好きだから、なんとしてもケッコンしたいと頑張ってくれている……?」

翔鶴「うーん、ぎりぎり50点でしょうか。提督にしてはよくがんばりました♪」

提督「な! こ、これでも50点なのかっ!」

赤城「まぁでも、提督が好きだっていう気持ちが伝わっただけでもよしとしないとですよ!」

翔鶴「そうですね、あの不器用な二人も、少しは報われたかもしれませんね」



134: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:04:30.44 ID:93J4sf83o

赤城「あの二人はよく似てるんですよ。二人が聞いたら『そんなこと無い!』って叫びそうですけどね♪」

提督「ああ、そうだな。確かに似ている」

赤城「『好き』とか『愛してる』とか、そういうのを上手に口に出せないところとか……」

翔鶴「そういう時に、頭に血が上って、逆にきついこと言ってしまって、後ですごく後悔するところなんかも似てますね」

赤城「上手に口に出せないから、必死にがんばって愛されようとしちゃうのかなあ」

翔鶴「そういう点では、瑞鶴は、瑞鳳ちゃんが羨ましいみたいですよ。やわらかくて可愛らしくて、自分が愛されてるって自然に信じられて……」

赤城「加賀さんは、口には出さないけど金剛さんが羨ましいみたいですね。自分の気持ちを迷いなく相手にぶつけていける積極性と明るさとかが……」

提督「二人とも、あんなに『できる女』なのに、瑞鳳や金剛を羨ましいとか…不思議なもんだな」


赤城「さて、結論ですが、加賀さんを止めるのは、わたしでは無理だと思います」

翔鶴「同じく、瑞鶴を止めるのはわたしには無理ですね」

提督「お前たちでもだめかぁ……困ったな」

赤城「……提督、これまでのお話聞いてましたか? 止められるとしたら提督しかないっていう結論なんですけど」

翔鶴(うんうん)

提督「えっ?」

赤城「だーかーらー! 二人とも提督が大好きでケッコンを申し込まれたい。でも性格的に、積極的にアピールしたり口に出したりできない、これはOKですかっ!?」

提督「お、おーけー(怖い)」

翔鶴「誰よりも早くLV99になってしまえば、『LV99になったから』という理由でケッコンを申し込まれる可能性がでてきます、OKですか!?」

提督「お、おーけー(こっちも怖い)」

赤城「だから……、二人の必死の出撃は……。言うなれば、提督へのプロポーズみたいなものなんですよ……」

翔鶴「だから、あの二人を……瑞鶴を……安心させて、無茶をやめさせられるのは提督だけなんです……わかってあげて下さい」


提督「あ……う……、正直、俺も自信ない……。だけど、二人の話は良くわかった……と、思う。ありがとう……よく考えてみる」



135: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:05:51.59 ID:93J4sf83o

―― 深夜 提督私室

提督(これまで、少しづつ仲間が増え、みんなで少しずつ強くなり、そして少しずつ前進してきた……)

提督(ここまで辿りつけたみんなを誇りに思う。だが、戦いはまだまだ続く……。だから、これまでどおり、少しずつみんなで前進して行きたい……)

提督(だが、まさかこんな問題に直面するとは……。ケッコンか。あくまで『カッコカリ』だし、レベル上限開放契約みたいなものだと思っていたんだが……)

提督(しかも、俺に好意をもってくれて、特別な意味でケッコンを意識してくれるとか……。俺も男だ、嬉しくないわけがない)

提督(でもなぁ……。じゃあ大勢とケッコンして、その相手とはあれこれし放題か? どんなハーレムだよ! 俺にはそんな甲斐性はないよ……)

提督(結局のところ、ケッコン相手を一人に絞ることはできない。ケッコンしたところで夫婦として特別な関係を築くつもりもない。あくまでカッコカリだからな)

提督(し、しかし……。『ケッコンしたんだから遠慮しないで……?』とか迫られたら……)

提督(俺、絶対我慢できる自信無いぞ!)

提督(い、いや、落ち着け俺。まずは現状の把握と解決だ)

提督(今の問題は、ケッコンカッコカリを意識しすぎて、様々な無茶な行われていることだ。俺は何があっても艦娘を一人たりとも死なせたくない。まずは無茶を止めなければ)

提督(それを止めるためには……俺が何とかするしか無い、そうだったな)

提督(無茶が行われるのは、LV99到達競争が行われているからだ……。要はそれが終わればいいんだ)

提督(よし、明日、全員に集まってもらって、きちんと話をしよう)

提督(大丈夫だ、あいつらならきっとわかってくれる……)



136: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:07:30.71 ID:93J4sf83o

――翌日 鎮守府大広間

がやがやがやがや

霧島「えー、テステス、マイクテス」

青葉「録音準備おーけーでーす。録画も準備できてまーす」


鳳翔「全員集合とは、なかなか思い切りましたね」

提督「いえ、結局みんな、青葉のバカがまき散らした情報に振り回されてるわけですから。全員にちゃんと伝えれば落ち着くかなと」

愛宕「うふふ、そう上手くいくかしら~♪」

提督「い、いぢめないでくださいっ。何とかしますよ」


霧島「提督、マイクおーけーです。いつでもはじめられます」

提督「ありがとう。では早速……」


提督「あーあー」

提督「みな、突然すまない。今日は皆に、今後のことで伝えたい大事な事があって集まってもらった」

提督「伝えたいのはケッコンカッコカリのことだ。みな、青葉の『バ・カ・!』が広めたおかしな情報に振り回されていることと思う」

どっ(笑)

青葉「ひ、ひどいですよ~~」

提督「やかましいっ! 順番に説明するから静かに聞いて欲しい」


提督「俺達は今、安定した戦いができていて、仲間を一人も失っていない。しかし、戦いはまだまだ続く。この先も同じように戦っていけるとは限らない」

提督「だから、俺もみんなも、少しずつでも強くなって行きたい……そう思っている。……誰も失わないために」

しーん……

提督「だが、知っての通り、LVは99で打ち止めだ。我が鎮守府所属艦のレベルは、ほとんどがLV97以上。もう限界が近づいている」

提督「だが、提督と艦娘がケッコンカッコカリという契約をすることで、LVは150まであげられる。まだ強くなることができるんだ」

提督「これからも戦いぬくために……。俺は、このケッコンカッコカリは絶対に必要だと思っている。だから……俺は、全員とケッコンカッコカリをするつもりだ」


どよどよどよどよどよどよ………

愛宕「予想通りすぎてつまらないわー」

鳳翔「ふふ、他のみなさんもそういう顔ですね♪」



137: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:08:31.57 ID:93J4sf83o

提督「もちろん、イヤだという相手に無理強いはしない。また、ケッコンという名はついているが、あくまで『強くなるための契約』だ。ケッコンの名のもとにあれこれ強制したりもしない」

提督「それから、ケッコンカッコカリに必要なケッコン指輪は1つしか無い。少しずつ購入していくが、全員分揃うのはかなり先になる」

提督「とりあえず以上だ。これでもう、ケッコンのために大騒ぎしたり無茶をしたりというのはなくなると思うが、どうかそのつもりでいて欲しい」


龍田「あーあ、提督はやっぱりわかってないですね♪」

提督「へ?」

龍田「お話はよくわかりましたよー。とても納得です。でも、そのお話で、みんなが落ち着くなんてとてもとてもですよ♪」

提督「え、だって全員とケッコンカッコカリするんだぞ? それでいいんじゃないのか?」

龍田「だって~♪ 『どういう順番で』ケッコンするのかがわからないじゃないですか~」

愛宕「みんな、最初の一人になりたいんですよ♪ だから、最初にLV99になるとか、最初に既成事実とか、みんないろいろ考えてるんじゃないですか♪」

提督「あ、すまん、最初の一人はもう決めてるんだ。だから、他の誰かが先にLV99になっても、待ってもらうことになってしまう。すまんな」


愛宕「え?」

龍田「え?」

鳳翔「まぁ!」

金剛「OH!」

加賀「!」

瑞鳳「やん♪」

全員「えええええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」



138: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:09:03.87 ID:93J4sf83o

提督「ど、ど、どうした、何がどうした!?」

鳳翔「い、意外です。提督に本命がいたなんて……」

愛宕「え、ええ。びっくりしました。そんな素振り少しもなかったのに……」

提督「え、本命?」

青葉「なんで今まで教えてくれなかったんですか! 空前のスクープだったのにっ!」

明石(一人だけ特別扱いなんて……もしかして……わたし……だったりして……)

龍田「これは大事件ね~。血の雨が降るかもしれないわね~♪」

提督「な! 縁起でもないこと言うな! なんでそんなことが……」

龍田「ほんとよ~♪ ほら、まず最初の惨劇がそこに♪」

提督「ぇ?」



139: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:09:46.56 ID:93J4sf83o

大井「てい……とく…さん……?」

提督「お、大井。なんか目が怖いけど、ど、どうした……?(びくびく)」

大井「百歩譲って、他の子ともケッコンカッコカリするのはしかたないですね……。お話はよく分かりました……」

提督「あ、ああ。譲ってもらえたならよかった(びくびく)

大井「……でも……最初の一人は……当然……わたしですよ……ね?」

提督「え、あ、えっと」

金剛「ヘーイ!提督、こっちネー!」

提督「うわ(だだだっ)」

金剛「大丈夫ネー、最初はみんな怒っても、すぐワタシたちのこと認めてくれるネ! 一番お似合いなんだから当然ネ!」

提督「え、えっと……」

加賀「逃がしません」

金剛「へぶっ(転ばされた)」

加賀「提督……(腕引っ張る)」

提督「え、えっと…」

瑞鶴「提督さん、捕まえた!(反対の腕)」

加賀「放しなさい。提督が困っているわ」

瑞鶴「あなたこそ! 提督さんはわたしと話したいんだから!」

加賀「寝言を言っていないで、さっさと放しなさい(ぎゅうぎゅう)」

瑞鶴「わからない人ねっ(ぎゅうぎゅう)」

提督「左右から引っ張らないで……ち、ちぎれる……」

加賀「提督が苦しそうよ、提督が大切なら早く放しなさい」

瑞鶴「それはあなたの方よ! 提督さんを苦しめないでっ」

提督「大岡裁きかっ!」



140: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:10:39.91 ID:93J4sf83o

雷「司令官、苦しそうね。よしよし、わたしがついているわ!」

電「司令官さん、お話があるのです」

提督「あ、ああ。見ての通り苦しみ中だが、なんだ?」

響「わたしたちは4人まとめてケッコンという約束をしてしまったんだ」

暁「だから、悪いんだけど、まず指輪4つ揃えてからにしてね!」

雷「最初の1人じゃなくて、最初の4人になっちゃうけど、しょうがないわ!」

加賀「放しなさいっ(ぎゅー)」

瑞鶴「そっちこそ放せ~(ぎゅー)」

提督「ち、ちぎれ……る……」

??「そこまでだ!」ドーン!

提督「げほげほ、助かった…」

長門(LV35)「提督……、すまない、わたしが遅れたばっかりに」

提督「い、いや、助かった、ありがとう、長門」

長門「いや、そのことではない」

提督「へ?」

長門「わたしがもっと早く配属されて、もっとレベルが上がっていれば、みなを待たせることもなかったのだが……。わたしはまだLVが低い。99になるまで皆を待たせてしまうな」

金剛「後発に遅れは取らないネー!(ドーン)」

長門「ぐはぁ」

提督「と、とりあえず逃げる~~~~」(だだっ)

金剛「Oh!提督、どこいくネー!」


ぎゃーぎゃーぎゃー!



141: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:11:37.45 ID:93J4sf83o

提督「ほ、鳳翔さん……助けて……」

鳳翔「大切なことを黙っていた罰です♪ 皆さんの気が済むまで取り合いされて下さい♪」

愛宕「ほら~、みんなすごい勢いで向かってきてますよ~♪」

提督「死んじゃう! 今日が俺の命日になります!」

龍田「ほらね~♪ 血の雨が降るって言ったでしょ~。て・い・と・く・の♪」

提督「ど、ど、どうすればいいんだー!」

鳳翔「簡単ですよ。その『一人目』を発表してしまえばいいんです♪」

愛宕「みんなー、提督がその一人目を発表するってー」

ピタ

愛宕「ほら、みんな静かになったでしょ♪」

青葉「はい、マイク良し、インタビュー準備よし!」

提督「え?」

青葉「さて、では改めまして司令官にお聞きします! ケッコンカッコカリの最初の指輪、わたす相手はもうお決まりだそうですね?」

提督「あ、ああ。もうだいぶ前から決めてあったが…」

どよどよどよどよ……

青葉「さて、それではこの場で発表していただきましょう! そのお相手は!」

提督「え、いや、そんな、こんな風に発表することじゃ…。なんか緊張するし」

青葉「はい、司令官、見えますかー? みんな殺気立って、武器をこっちに向けてますねー」

提督「ひぃっ」

青葉「今更逃げられるなんて思わないでくださいねー。さ、諦めてどうぞ……。あ、理由もちゃんとね♪」

提督「はぁ……、わ、わかった。仕方ない……」

提督「俺が選んだ人は……」



おしまい



146: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 18:16:44.91 ID:93J4sf83o

以上になります。

加減がわからず、膨大な長さになってしまいました。また、文書の書き方、貼り方、誤字脱字、などなど不備だらけで、とても読みにくいSSになってしまったこと、心よりお詫びいたします。

思ったより長くなりすぎたので、これでも1章まるまる削ったのですが…。短くまとめて凝縮されておられる先達よりもっと学びたいと思います。

長く、不備だらけのSSにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。


さて、最後はありがちな「あなたの好きな相手を選んでね」で終わっております。

一応、筆者が選んだ相手もいますので、そのパターンのエンドを書きたいとは思っているのですが、そこで読んでくださった皆さんに質問です。


1) せっかく「好きな相手を選んでね」で終わっているのだから、このスレはここで閉じて、関連スレを別に立ててそちらに投下。

2) 一応続きになるわけだから、このスレに引き続き投下。


もしかしたら作法とかあるかもしれないのですが、不勉強にてよくわかりません。1、2、どちらが良いか、ご意見いただけると嬉しいです。



148:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 18:20:05.17 ID:CwhprBZ80

2に一票



149:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/12(木) 18:23:48.00 ID:CSLkW3oTo

一応1に
つっても有効投票数が書いてないとキリがなさそう



150:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/12(木) 18:26:07.28 ID:9O7dyQoLo

2



151:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/12(木) 18:27:36.43 ID:ItBh/o9Uo

乙 2で



153:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/12(木) 18:30:25.15 ID:r3tjeRvAO

乙1



154:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/12(木) 18:42:18.18 ID:htlc5NKDO

2だな。乙



155:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/12(木) 18:43:51.64 ID:tA+yt2RGo


2で



156:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/12(木) 18:46:20.23 ID:ffRfz4XvO

2で



157:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/12(木) 18:46:48.94 ID:nj09iWGL0

2



159:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/12(木) 21:53:40.37 ID:JFVPF6jU0

乙、俺は1を支持する
パラレルワールド的な展開もできるわけだし



161: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/12(木) 22:57:30.59 ID:Nb5b7o+zo

皆様レスありがとうございます。乙をいただくのがこんなに嬉しいことだとは思いませんでした。とても嬉しいです。

アンケートの結果、1も2もありですが、これで終わりが良いという要望が一定数あるわけですから、このスレはここで終わろうと思います。

筆者案のENDは、日曜日夜ぐらいに別スレで投下したいと思います。興味を持ってくださった方は是非お越しください。

このスレは、その別話へのリンクを張ったらHTML依頼をかける形にしようと思います。



168: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:34:20.93 ID:GZkWEoAro

先日はスレにお付き合いいただいてありがとうございました。

予告してありました、ひとつのエンディングを別スレで建てました。
あくまで筆者の好みによるエンディングなので、それでもよろしければ御覧ください。

【艦これ】俺の鎮守府が修羅場…? 龍驤END





【艦これ】俺の鎮守府が修羅場…? 龍驤END

1: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:33:10.51 ID:GZkWEoAro

【艦これ】俺の鎮守府が修羅場…?

上記スレッドの一つのエンドとなります。興味がある方は是非そちらから御覧ください。


【ご注意】
 このお話は龍驤が中心となります。筆者はRJ提督ですので愛があふれがちです。
 ご自身なりの龍驤像にこだわりのある方、エセ関西弁が苦手な方、平面恐怖症の方、などはご注意下さい。

それでは始めます。



4: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:35:47.20 ID:GZkWEoAro

提督「俺の選んだ人は……」

しーん

提督「選んだ人は……その……」

イライラ

青葉「あーもう!男らしくズバッと言っちゃって下さいっ!」

提督「わ、わかった。選んだ人は……龍驤だ!」


どよどよどよどよどよ!

青葉「おおおお!こ、これはまた意外というかなんというか…」

大井「おかしいな……聞き間違いかな……フフフ………」

金剛「テイトクー! わたしじゃないなんておかしいネ!」


龍驤「あ、あはは、うそや……どうせドッキリなんやろ!いややわー! もー、人が悪いで~……」


提督「みんなにもちゃんと話すべきだな。よし、きちんと話そう。みんな近くに集まってくれ」


どよどよわいわい

提督「龍驤はこっちきてくれー」

龍驤「ほ、ほら、さすがに引っ張りすぎやで? そろそろドッキリの看板ださんと、な……?」

加賀「ほら、皆待ってますから行きますよ」

龍驤「な、なんや、加賀もグルかいな! ちょっ、引っ張らんでも歩けるわっ」



5: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:36:41.70 ID:GZkWEoAro

提督「しかし、集まってもらった身でなんだが、大所帯だな。みんなちゃんと聞こえてるかー?」

青葉「まぁ、100人以上いますからね。ほら、龍驤来ましたよ」

加賀「ほら、提督がお待ちです」

龍驤「わ、わかっとるって!」

提督「あー、龍驤、成り行きとはいえ大々的発表でびっくりさせたな。すまんすまん」

龍驤「すまんやあらへん! ……って、ほんまにドッキリとちゃうの……?」

龍驤(うそや……これまでそんな素振りいっかいも……期待したらアカン!アカン!)

提督「こんな手の込んだドッキリするかっ!」

金剛「テイトクー、ちゃんと理由聞かせてよー」

大井「ソウデスネ……理由を聞いてから処置を考えましょう……ふふふ……」

鈴谷「どう見てもわたしのほうが勝ってるはずだもん……理由聞いても納得できるかな~♪」

如月「そうですね、わたしでもちょっと勝ってます♪」

龍驤「やかましいわ!」



6: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:37:55.70 ID:GZkWEoAro

提督「あー、じゃあ、長い話になるから、ゆっくり聞いて欲しい」

しーん……

提督「えーとな、俺、司令官として配属されたけど……ここに来るまで実戦経験とかもまるで無くてなー」

青葉「へ……? いきなり何の話です?」

提督「最初からじゃないと上手く伝える自信ないんだよっ! 気長に聞いてくれ」

青葉「お、語る気まんまんですね! いいでしょう聞きましょうっ」

提督「じゃあ。続きな。俺は戦うために配属されたわけだけど、深海棲艦という謎の敵。戦えるのは艦娘という特別な存在だけ」

提督「じゃあ俺にできることはって言えば、司令部の運営、作戦立案、補給とか、まぁ、そういうことぐらいだ。大事なことではあるけどな」

提督「そのために必要な勉強と訓練に明け暮れて、卒業したらすぐここに配属だ。今思えば、すんげー不安だったんだよ。ちゃんと戦えるのか?ってな」

提督「で、配属されて、初めて艦娘と会ったわけだ。それが電だな」

電「わたしが一番最初から一緒なのです。えっへん!」

提督「正直、『ぇぇぇぇ』って思ってな。もっとごっついと思ってたのに、こんなちびっこい女の子で。ほんとにこの子が戦うのか?って疑ったもんだ」

電「し、しつれいなのです! ぷんすこ」

提督「わはは、怒るな怒るな、当時ほんとにそう思ったって話だよ」


どよどよ、あははははははは



7: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:39:02.10 ID:GZkWEoAro

提督「学んだ通り、建造して仲間を増やしたり、編成したりなんだりして……」

雷「わたしも最初の頃に建造してもらったのよねー」

電「お姉ちゃんが来てくれて嬉しかったのです!」

提督「それで、駆逐艦数隻で、初めて出撃して……。あの時の恐怖は忘れられんよ」

電「怖かったですか?」

雷「言ってくれれば、慰めてあげたのにっ」

提督「これから出撃するお前たちにそんな素振り見せられるかっ。司令官は『作戦は完璧で必ず勝つから、気楽に行って来い』って送り出すのが仕事なのっ」

龍驤「……かっこいい話やけど、うちの話んはずやのに、登場せえへん……」

提督「だから、順番に話すから待てって!」

龍驤(こないな緊張した気持ちで待たされるうちの身にもなってや! アホ提督! )

提督「幸い、近海の深海棲艦は大したこと無くて、何事も無く帰還できてな。あのときのホッとした気持ちは忘れられんよ」

電「そういえば、帰還した時、司令官さんに初めてぎゅってしてもらったです!」

雷「わたしもだったわー。そっか、そんな不安だったのなら、もっとちゃんと抱きしめて上げればよかったわね!」


……ざわざわ……やっぱロリ……ざわざわ……

提督「無事帰ってきてくれて、ほんとにホッとしたんだ! 他意はないからなっ!」



8: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:39:59.87 ID:GZkWEoAro

提督「そうやって手探りで近海の探索してて……そうそう、初めて駆逐艦より大きな船が来てくれるってなってな! 電、覚えてるか?」

電「覚えてるのです! 楽しみですねー、これで安心ですねー、って話しながら、司令官さんと二人で迎えに行ったのです!」

提督「で、『艦隊のアイドルぅ!』 だもんなー。いやー、絶句したなぁ」

那珂「ひ、ひっどーい!」

電「実はわたしもびっくりしてしまって絶句だったのです」

提督「すまんすまん、重厚な大型艦が来てくれる!みたい期待ばっかりしててな。そうだな……長門みたいなイメージで考えてたんだよ」

長門「かわいらしくなくてすまんな(ぷいっ)」

提督「え、な、なんで怒ってるの? 」

長門「怒ってなどいないっ!」

那珂「あはは~☆ 長門さんかわいい~。那珂ちゃんと一緒にアイドルやろっ! てか、那珂ちゃんって呼んでよ~」

長門「お断りだ!」



9: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:42:40.19 ID:GZkWEoAro

提督「ま、まぁそんなわけで、仲間も少し増えて少しは慣れてきて」

提督「でもな、出撃時の不安は変わらなかった。俺の命令で出撃するこの子たちが……もう帰ってこないんじゃないかってな」


しーん……


提督「そんななか、うちに初めての航空母艦が来てくれた。それが龍驤だった」

龍驤「……覚えとるよ。みんな大喜びやったね……。うちも、こんなに歓迎してもらえるならいっちょやったるか!って思ったわ」

雷「一緒に出撃して、もっとびっくりしたのもよく覚えてるわ!」

電「空母ってすごいって思ったのです!」


――

電「す、すごいのです、敵が近づいてくる前にもう沈めてしまったのです」

龍驤「ふふーん! 開幕雷撃って言うんやで!」

雷「砲撃戦での火力もすごいわね!」

龍驤「ま、艦載機のみんなのおかげやけどな!」

雷「わたしたちとそんなに大きさ変わらないのに、すごいのねー」

電「わたし、将来は龍驤お姉ちゃんみたいな空母になるのです!」

龍驤「さすがにウチのがちょっと大きいで……、え……将来??」

――

提督「あー、だからあの頃、電は龍驤バイザーかぶってたのか」

電「明石さんに作ってもらったのです! 今もお部屋に飾ってあるのです!」



10: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:43:28.11 ID:GZkWEoAro

提督「艦娘は強い。深海棲艦と戦い抜き、きっと生き残ることができる。龍驤が参加してくれた頃、やっとそう思えるようになった」

提督「そうして、やっと落ち着いて、レベルアップや新海域の調査なんかができるようになった」

提督「資源にも余裕が出てきて、重巡や空母、戦艦のみんなが徐々に加わり始めたのもこの頃だな」

赤城「最初の正規空母はわたしでした!」

榛名「戦艦はわたしが第一号でした!」

提督「はは、懐かしいな」


提督「強い艦がどんどん仲間に加わってくれる。だが、艦娘とはいえ、前世の記憶があるとはいえ、やっぱり初航海・初戦闘に不安がない訳がない」

提督「そのためにも、たとえ戦艦でも正規空母でも、まずは航海や戦闘に慣れてもらってから、自信をもって前線に送り出したいと思った……誰も失わないために」


しーん……

提督「当時、俺が一番信頼して、新しい仲間の『初めて』を安心して任せられるのは、やっぱり龍驤だった」

龍驤「………」



11: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:44:18.68 ID:GZkWEoAro

赤城「懐かしいです、わたしの初出撃も龍驤さんに連れて行ってもらいました」

――

赤城「ついに実戦ですか……艦載機、上手く飛ばせるでしょうか……」

龍驤「ウチもな、最初はちょっと不安やったけど、なんとなーくで大丈夫やったで!」

赤城「なんとなーく…ですか?」

龍驤「そうそう、難しく考えることあらへん。ばばーっと飛ばせばOKや!」

――


榛名「榛名の初出撃も龍驤さんでした。すごく適当でしたけど♪」

――

榛名「榛名で大丈夫でしょうか……」

龍驤「何ゆうてんのや! あんたは期待の戦艦なんやでっ。 そのでっかい大砲をばーんって撃てば、みんな大喜びや!」

榛名「は、はぁ。でもちゃんと当たるか不安です」

龍驤「当たらんでも気にせんでえーって。てきとーにバンバン撃っとれば、そのうち当たるわ! 派手に頼むで~」

榛名「は、はい。派手にバンバンですね!」

――


龍驤「そ、そないに適当やったかいな…?」

提督「はははい、龍驤らしいな」

榛名「肩の力が抜けて、わたしとしてはとても助かりました!」



12: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:49:16.38 ID:GZkWEoAro

提督「単純な戦力としてなら、戦艦や正規空母のほうがずっと上になった」

提督「でも、明るくて元気で面倒見が良くて……。俺が安心して新人を任せる相手はずっと龍驤になった」

長門「そういえばわたしもずっと龍驤と3-2-1だな」

龍驤「は、ははは、さ、さすがに飽きてるんやで……? ま、でも、ウチが頼りやっちゅーから、しゃーないな! 」

提督「ほんと、頼りっぱなしで申し訳ないぐらいだ」

龍驤「あ、あほ! これはボケや。素で返すとこやないでっ!///」

電「龍驤お姉ちゃん照れてるです」

雷「かわいいわね!よしよし~」

龍驤「あ、あほっ!」


提督「今、うちもこれだけの大所帯になって」

わらわら


提督「お互いよく知らない、艦隊を組んだこともない。そんな相手も結構居るんじゃないかと思う」

提督「でもな、きっとほぼ全員が、初航海や初戦闘で龍驤との思い出を持っているんじゃないかな」

提督「だから、俺から見ると……。龍驤って、みんなの第一歩を応援してきた、うちにいる艦娘みんなのお姉ちゃんなんだよ。……まぁ、ナリはちっこいけどな」


わはははははは

わたしも最初は龍驤さんだった……俺もだ……わたしくしアドバイスもらいました………


龍驤「ちょっ……、なんや突然……、それにちっこいや余計やっ!」



13: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 21:50:40.70 ID:GZkWEoAro

提督「出撃数も多分、断トツでNo1なんじゃないかな。新人の引率、レベル上げ……。いつも一緒だしな」

龍驤「そ、そうやで、酷使しすぎやっ! ゆ、有給もらわんとなー……あ、あはは……」

龍驤(こんな……うちいつもふざけた反応しとるけど……、でもちゃんとうちのこと見とって……)

鳳翔「龍驤さん、ほんとにシリアスな空気が苦手ですね♪」

龍驤「こないな褒め殺しの空気、どないせいっちゅうんや!」


提督「俺に自信をくれて、みんなを支えて、一番沢山戦いをこなして……。そんな龍驤に、心から感謝している」

提督「だから……節目のLV100。ケッコンカッコカリで初めて到達できるレベル。これは、まず最初に……龍驤にと思ってたんだ」

提督「そんなわけで龍驤なんだが……どうだろうか?」

龍驤「ど、どうって、そんな、うちは………」


鈴谷「そういうことならしょうが無いかなー。ものすごく提督っぽいし~」

如月「うふふ、そうですね、司令官らしいとしか言いようがないですね~」

大井「わたしも、雷巡になるまで、ずっと龍驤さんが応援してくれて……改装できたときは我が事のように喜んでもらいました……。しかたありません……ここは譲ります…」

千歳「そうですね……。わたしも軽空母になるまではずっと龍驤さんに付き添ってもらいました。悔しいけどここは先を譲りましょう」

島風「一番じゃないのは悔しいけど、今回はしかたないかなー」


金剛「しかたないネー! わたしも龍驤サンには応援してもらったし、一番は龍驤さんに譲るネー」

金剛「でも、Loveの一番は譲らないネ! 感謝のケッコンは龍驤サンが一番だけど、Loveのケッコンをわたしと最初にするネー!!」

龍驤(!!!!)

ザワザワザワザワ!!!!

青葉「おお! 金剛さんから激しいアタック! 提督はどうかわすのかっっ!」

提督「え……あ……、えーと、とりあえず説明は無事理解してもらえたようで良かったな!うん、じゃあ解散っ!!!」

金剛「あ、逃げちゃだめネー!」

大井「提督さん、逃がしませんよ……ふふふ」

提督「勘弁してくれぇぇぇぇぇぇぇえ」



18: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 22:50:40.62 ID:GZkWEoAro

提督「だ、だめだ、やつら本気だ。大井なんてほんとに魚雷撃ってきそうだ…」

赤城「提督! こっちですっ」

提督「赤城か! すまん、助かるっ」

加賀「ここならまず見つからないわ」

提督「加賀もいてくれたか。すまんな」

加賀「提督が不甲斐ないと苦労するわ。ケッコン問題がこじれて逃げ出すなんて情けない」

赤城「まぁまぁ。あの剣幕で迫られたら逃げますよね」

提督「ぐ…、いや、ほんとにすまん」


ドタドタドタ……

大井「提督さん……逃さないわよ……どこに行ったの……?」

鈴谷「提督~、往生際が悪いよ~~、女の子に囲まれてギュウギュウされるチャンスだよ~~」

利根「見失ったか……この利根の索敵能力を試そうというのか! 良かろうっ」

響「よし手分けして探そう。見つけたらすぐテレパシーだ」

雷「抜け駆けはダメよ。ちゃんとみんなでケッコンするんだから!」

暁「レディは抜け駆けなんてしないし!」

電「見つけたらすぐにふん縛るのです!」

がやがや……



19: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 22:51:40.88 ID:GZkWEoAro

提督「ふう……どうやら行ってくれたようだな」

赤城「見つからないように気をつけて下さいね」

加賀「また匿うのも面倒ですから」

提督「いやもう、面目ない。って、ここは二人の部屋だったのか。考えてみたら艦娘の私室にはいるのなんて初めてだな」

赤城「提督の、艦娘との距離のとり方は徹底してますからね」

加賀「公私混同しないのは感心です」

提督「いや、司令官にお願いされたら、一応部下だからみんな断れないだろ? おいそれとプライベートに踏み込むなんてできんよ」

赤城「先程の様子を見てもなお、皆が提督の言うことを聞くと考えているのが驚きです…」

加賀「いえ、提督が真剣に命令してきたら、きっと誰も、どんなことでも断れないわ」

提督「軍隊の悪いところだよなぁ。だから、出撃や任務以外では、些細な事でも命令やお願いをしないって決めてるんだよ」

赤城「難しいですねぇ…」

加賀「だから、龍驤にも特別な態度を取ってこなかったのですか?」

提督「!」


提督「えーと……」

加賀「ケッコンカッコカリは、上司と部下の関係を超えるものです。なのに、これまでどおりの上司と部下のやり方では通用しません」

赤城「まぁまぁ。でも加賀さんの言うとおりだと思います。龍驤さんとはちゃんとお話してくださいね。先ほどのお話だけでは、おそらく足りてないですから」

提督「……」



20: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 22:52:59.93 ID:GZkWEoAro

提督「ありがとう。さすがに鈍い俺でも、さっきの発表だけではいろいろ足りてないのはわかってるんだ。俺も正直怖いが……勇気を出して話してみる」

加賀「これからは、言われる前にスマートにこなしてほしいものですね」

赤城「ふふっ。提督、大丈夫ですよ。あなたならきっとうまくいきますから」

提督「……ありがとう、がんばるよ」


―― ほんの少し後

赤城「ふふ、提督、見つからないと良いけど」

加賀「見つかって追いかけられるのも良い薬です」

赤城「さ、て、と! 加賀さん、飲みましょうか。加賀さんの好きな大吟醸天狗舞、確保してあるんですよ!」

加賀「まだ明るいのにお酒なんて、赤城さん何を考えているの?(呆れ)」

赤城「この騒ぎでは出撃も何もありませんよっ。さ、飲みましょう!」

加賀「まったく……良いお酒に免じてお付き合いします……でもどうしてそんなに飲みたいのですか」

赤城「だって、お酒でも飲まなきゃ、思いっきり泣けないでしょ?」

加賀「……何を泣くんですか……まったくばかばかしい……」

加賀「……だって……。わかっていたんですから……。わたしじゃないって……」

加賀「あの子がほんとに頑張っていることも、提督が気にかけていることも……秘書艦をやることが多いから、そんなことはわかっていたんです……ぐす」

加賀「ぐす……今更無言で出撃を繰り返したって……ぐす……今更追いつけないって……そんなこと、考えなくてもわかっていたんです……ぐす」

赤城「さ、飲みましょ。今日はとことん飲みましょ!」

加賀「いただくわ……ぐす……」



21: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 23:14:09.30 ID:GZkWEoAro

―― 夜、提督の部屋

提督(まったく情けない……。結局まだ会えてない…)

提督(あいつを大切だと思う気持ち……上手く伝えられるか自信がない。まったく、戦闘してるほうがよっぽど気楽だ……)

提督(恋愛か……。ほんとに難しく怖い……。俺のことを好きだと言ってくれるみんなも、こんな気持を抱えているんだろうか……?)


コンコン

提督(こんな時間にだれだ?)

龍驤「提督……起きてる? うちや、龍驤や。ちびっと話があんねんけど……」

提督「!! あ、ああ、入ってくれ」

龍驤「(おずおず) こ、こんな遅くに堪忍な! 話せーへんと寝られなさせやから」

提督「あ……艤装外してるんだ」

龍驤「/// あ、あははは! か、堪忍や! どうしても眠れへんでそのまま来てしもうたから」

提督(ぱ、パジャマ…。髪もほどいてて…実は長いんだな……。スリッパだからすごい背も小さくなって…駆逐艦より小さいな……破壊力ありすぎだろう!)

提督(あ、目が腫れてる……。泣いてた……のか?)

提督「紅茶入れるからその椅子にでも座っててくれ。甘いのでいいよな?」

龍驤「おおきに……なんか提督の部屋ひさしぶりやなー。相変わらず殺風景やな~」

提督「寝に帰るだけだからなー。おまたせ」

龍驤「おおきに……ふぅ、あったまるわー」



22: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 23:15:38.66 ID:GZkWEoAro

龍驤「(ふーふー) あんな…」

提督「うん」

龍驤「ケッコンカッコカリの話。ほんまに嬉しかった。ずっと大切に思ってくれてたんやって」

提督「ああ……」

龍驤「でもな……? 指輪でケッコンや。特別なことや。感謝の勲章みたいなのとはちゃうよね」

提督「そうだな……」

龍驤「うちは……うちはさっきの話だけで十分や。……あの後な、みんながどんどん集まってきて、お祝いの言葉とな、初出撃やレベル上げの思い出話むっちゃしたんや」

龍驤「みんな、うちのこと大切に思ってくれとる。それがわかって、ほんとに幸せやった……。うちはそれで十分や」

龍驤「だから指輪はちゃんと好きなk 提督「待った」

提督「俺な、実はヘタレなんだよ」

龍驤「? 知っとるよ?」

提督「ここはフォローしろよっ! いやな、まぁ、ほんとにヘタレでな……。さっきみたいなみんなの前では言えなかったことが沢山あるんだよ」

提督「それに、上手く伝える自信も無ければ、どんな返事が帰ってくるかも怖い。それで躊躇しちゃうヘタレなわけだが……」

提督「でも、これから頑張って話すから、まず俺の話を聞いてくれ。オーケー?」

龍驤「お、おーけー……」

龍驤(な、なんや!も、も、もしかして、もしかするんか……? い、いや、期待したらアカン!)



23: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 23:56:37.97 ID:GZkWEoAro

提督「艦娘はみんな大切だ……。そう、友人のような、家族のような、我が子のような……」

提督「でも、みんな戦う宿命をもって生まれて、何の疑問も持たず、日々戦い……そして、俺のワンミスで轟沈するかもしれない……」

提督「そんな彼女たちには、できれば幸せであってほしい。無事戦いを終えて、戦いの後を生きて欲しい、そう思ってる」

龍驤「………」

提督「そ、それでな、ここからが本題なんだが……」

龍驤「お、おう(緊張)」

提督「艦娘という運命を背負ってしまったのはみんな同じだ。だから、皆平等に強くなり、生き残る。そういう方針で、皆と平等に接してきたつもりだ」

提督「で、でもな、俺も男で、艦娘はみんな魅力的な女性だろ……? や、やっぱりほら、理想通りには行かないというかな」

龍驤(みんな…やて……?)

提督「ラブアピールされたり、ベタベタされたり、ちやほやされたり、挑発されたり、(おっぱいを)押し付けられたり、いろいろあって理性を保つのも大変でっ」

龍驤「モテモテで結構なことやね!(怒)」

提督「い、いや、そ、それでな。そうやってアタックされるのも正直悪い気持ちじゃないし、いろいろグラグラしたりするんだが……」

提督「その、そういう時にな、その相手と、こう、なんだ、ラブラブしちゃうか!ってならず、やっぱり抑えちゃうわけなんだ、鉄の理性だな!」

龍驤「ずいぶん脆そうな鉄やね!(怒)」

提督「そ、それでな。が、がんばって抑えてきてるわけだが…。その『こいつにアタックされたら、きっと自分が抑えられない』っていう相手が一人だけいるなって」

龍驤「………」

提督「ずっと平等を貫いてきたはずなのに、一人だけ特別がいたんだ。ただ、なにせヘタレの俺だから自分から何かをっていうのは全然できなくてな」

提督「それが……お前なんだ、龍驤………ああ、照れるなちくしょう!」

龍驤「………」



24: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 23:59:14.63 ID:GZkWEoAro

提督「だからな……。その、ケッコンカッコカリを申し込んだのは、もちろん昼間に話した感謝の気持ちや信頼もあるんだが」

提督「その……お前がやっぱり特別というか一番というか、そういう気持ちも当然あってだな……」

龍驤「………(うつむき)」

提督「……龍驤……?」

龍驤「……まだ…言葉が足りてへん。ちゃんと言うて」

提督「ぐ………」

提督「あー、つまりだな、つまりー……。い、一回しか言わないぞ?」

龍驤「…はよ」

提督「ぐ、ぐぬぬ……。つ、つまりだな……。お、お前が好きだ!ケッコンしてくれ!!」


だだだだっ……がばっ!


提督(ぐわ、飛び込んできた!)

龍驤「や、や、やったーーーーー! うち、うちが一番! うち大勝利やーーー! (ぐすぐす)」

提督「お、おま、思いっきり飛び込んでくるやつがあるか! あぶないだろ!」

龍驤「やったやったーーー!」

提督(椅子に座る俺の膝に乗って抱きついてる龍驤……理性がやばい!)

龍驤「キミは、ずっとそんな素振り無くて……うち、そんなん絶対ありえへんって……ぐす」

提督「あー、龍驤、俺だけに言わせてお前はどうなんだ?(顔近い……まつげ長い!)」

龍驤「へ……? そ、そんなん決まっとるやろ! ///」

提督「なんだよ、俺には無理やり言わせておいて……さ、言ってみろ」

龍驤「ぐぬぬ……、す、好きに決まっとるやろ! ずっと…キミを見てたんやで!」


提督(う、上目遣い……が、がまんできるかーーー!)

龍驤「は、恥ずかしいこと言わせ……ん………んん…………(う、うち、キスされてる!)」

龍驤「ふぁ…、ウチ、ファーストキスやn んん……ん……(うそ、激しい…)」

龍驤「ふぁ……キス……すごい……思ってたんと全然ちゃう……(ぽー)」

提督(くっ……普段生意気でこどもっぽいくせにこんな表情しおって……けしからん……我慢できるわけ無いだろ!!!)

龍驤「ふわっ……抱っこするってなんや! せっかくいい雰囲気やったのに…! 子ども扱いすんなー!」

提督「ばか、逆だ逆。どこまでも大人扱いしてんだっ」

龍驤「へ……? (ぽすっ) え、お布団……。え? え? ん…ん…や、舌……」

龍驤(え、え、え、こんな急展開! う、うそや…ちょ、ちょっとは期待してたけど)

提督「悪いな、抑えがきかん。かわいすぎるお前が悪いんだからな」

龍驤「ちょ、そんなん……ん……」



25: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/15(日) 23:59:59.38 ID:GZkWEoAro

【ご注意】
>>1で書き忘れましたが、この後エロが入ります。R15ぐらい程度かとは思いますが、エロが苦手な方はご注意下さい。



27: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 00:24:46.57 ID:uD++EUdeo

提督「艤装外した龍驤って、長い付き合いなのに見るの初めてだな…」

龍驤「そ、そりゃそうや、お風呂と寝るときぐらいしか着替えへんし…んっ」

提督「その貴重なパジャマも脱がしちゃうわけだが ぷちぷち(ボタン外してる)」

龍驤「す、スケベ! やっぱむっつりスケベや! 鈴谷の言うとおりやった!」

提督「男はみんなスケベですよー。さ、下も脱がすぞ(もぞもぞ)」

龍驤「や……、ほ、ほんま、お願いや、せめて暗くしてくれへんと…見えてまう……」

提督「好きな子の裸を前にして電気を消すなんてできるかっ」

龍驤「/// うう、スケベ……」

提督「ブラも取るぞ……って、どうやって取るんだ、こうかっ、こうかっ(ぷち)」

龍驤「あ……う……、見んといて……ほんま、小さくて堪忍な……」

提督(小さいけど……すべすべ真っ白……小さな桜色の乳首……俺もう死んでもいい…)

提督「夢にまで見た龍驤のおっぱい……そんなこと言うなよ、俺にとっては最高のおっぱいだ…」

龍驤「ひ、人のおっぱいの夢みんな! すけべっ ///」

提督「そんなこと言うやつはこうだ……ペロ……チュパ……」

龍驤「ひうっ……、あ、や、くすぐった………あ、あかん………」

提督「ちっちゃい乳首かわいい……なめずにはいられん……」

龍驤「いやや、まって、ほんま………あ、あ、あ」

龍驤(そんな、こんなん……もう頭真っ白で……)

提督(こんな切なげな表情するんだな……すげーかわいい……もう理性なんてどっかいった……)

龍驤「ん、んんーーー。あむ……舌、口の中に……あう……」

提督「すまん、俺もうやめられん」



28: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 00:25:44.98 ID:uD++EUdeo

龍驤「はぁ……はぁ………(おっぱいとキスで、もう何がなんだか)」

提督「さわるぞ?」

龍驤「へ……? ちょ、ちょ、ま、まちい、そ、そこはっ」

提督「……すげえ。こんなに濡れるんだ……」

龍驤「ちゃ、ちゃう……そ、それはちゃうねん……」

提督「俺で興奮してくれてるってことだよな…。なんだろ、すげー嬉しい……」

龍驤「……そ、そうなん?」

提督「ああ。俺も経験ないからな。ちゃんと感じてもらってるかわからなくて心配になるんだ(プロ相手なら経験あるけど)」

龍驤「そ、そうなんや……。だ、大丈夫や。うちは……ほんま、幸せな気持ちで、嬉しゅうて……その……気持ちぇぇ……」

提督「そっか、じゃあもうとまらないからな」

龍驤「あうっ! や、や、そこをそんな……あ、あかん……うち、おかしくなってまう……」

提督「是非おかしくなってくれ」

龍驤「そ、そんなん……恥ずかし……ああ……ほ、ほんま……やめて……うちもう………」

―――――

提督「う、ちょっと力抜いてくれないと進めん…」

龍驤「む、無理や……こんなん入ってきて……」

――――

龍驤「ほんまに、最後まではいっとる……?」

提督「ああ……辛かったろ? 受け入れてくれてありがとう」

龍驤「ぐす……痛いけど……嬉しくて……どうにかなってしまいそうや…」

―――

龍驤「う、うそや……まだ続くん……?」

提督「すまんな……すべてお前がかわいいのが悪い」

龍驤「そ、そんなこと言うたってだめやっ…… ///」

――

龍驤「こ、こんな恥ずかしいかっこさせるなんて……あほ!あほ!すけべ!」

提督「スケベで結構……ああ、最高の眺めだ……我慢できん」

龍驤「す、スケベ! あ、ああ……や……やめ……」






29: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 00:39:51.59 ID:uD++EUdeo

チュンチュン

提督「ん……、朝か……。さすがにだるいな……」

龍驤「すーすー」

提督「黙ってると美少女なんだけどな…。起きてるとやかましキャラになるけど」

龍驤「すーすー」

提督「こんな無防備な寝顔見ると……。昨夜あれほどしたのに……俺もほんとスケベなのかもな…」

提督「なんてな、理性理性! キスくらいで我慢しておこう……ちゅっ」

龍驤「ん……ん………んー………」

提督「起きたか。おはよう」

龍驤「(ぼへー) んにゃ、おはよ……って、え!」

提督「寝ぼけてるのかー?」

龍驤(ゆ、夢やなかった…。ああ、うち、裸や!)

龍驤「(布団抱きながら) お、おはよう。あは、あはははは」

提督「そんな必死に隠さなくても。昨日さんざんみせてもらったしな。……ああ、かわいい乳首だった……」

龍驤「お、おもいだすなっ!! スケベスケベスケベっ!」

提督「そうか。じゃあ仕方ないから直接見るか……」

龍驤「布団めくるなぁーーー! アホ提督!アホ提督!」

提督「あははは」



30: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 00:40:33.55 ID:uD++EUdeo

提督「昨夜は……ありがとな。すっかり暴走しちゃったけど、受け止めてくれて、嬉しかった」

龍驤「ほんま、思いっきり暴走やったね!」

提督「面目ない」

龍驤「なんで暴走したんやっけ?」

提督「龍驤がかわいいから」

龍驤「あ、あほ……違う言い方するとこやろっ」

提督「そうだな……龍驤が好きだから……いや、これも違うな」

龍驤「えっ……?」

提督「龍驤を……愛してるから……かな?」

龍驤「/// ~~な、なんや、それで何でも言うこときくおもたら大間違いやでっ!」

提督「なんだー、それが返事なのかぁ。残念だなぁ…しょんぼり(ちらっ)」

龍驤「子犬みたいな目でみんなっ……。う、うちも愛してるに決まっとるやろっ。そうでなきゃ、あんなエッチなこと許さへんでっ」

提督「あはは、嬉しいよ、龍驤……ちゅっ」

龍驤「ちゅ…ちゅ……ん……あふ……や、もっと……ちゅ……」

ドア「コンコンコン」

!!!!



31: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 01:03:34.00 ID:uD++EUdeo

雷「司令官ー、起きて―?」

電「起きてほしいのです!」

暁「レディの訪問への対応がなってないわ」

響「まだ寝てるのかな?」


提督「まずい、これはさすがにまずい」

龍驤「ど、どないしよ…か、隠れるとか?」

提督「隠れる場所もないな……って……昨日……鍵閉めてないな……」

龍驤「え、ちょ、大ピンチやん!」

提督「だ、だって、女の子部屋に入れて鍵かけるとか出来んだろ!」


雷「あれー、鍵開いてる。(ガチャ)司令官、起きてるー?」

電「司令官さん、おはようなのです! ……あ、あれ?」

提督「お、おはよう。部屋に勝手に入るのは良くないぞー……ははは……」

龍驤(必死に提督の背中に隠れてる)

暁「あれ、背中に誰かいるわね」

電「髪でわかるのです、龍驤お姉ちゃんなのです」

龍驤(ど、どないしよーーーー)

雷「あ、そっか。ケッコンするから同衾だったのね」

電「いいなー。うらやましいのです!」

提督「あ、ああ……はは……ははは………(ど、どうしよう)」



32: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 01:05:15.16 ID:uD++EUdeo

響「そっか、同衾したんだね。ということは単装砲をお腹に……。龍驤お姉ちゃん、お腹は大丈夫かい?小破ぐらいしちゃうかもって聞いたけど」

龍驤「え、え、え、いやぁ、うちは不死鳥と呼ばれるほどの軽空母やからね! 大丈夫や、大丈夫!」

暁「不死鳥は響ちゃんのほうでしょ! でも、龍驤お姉ちゃんうらやましいです。わたしもレディとしてはやく同衾を経験したいです」

電「でも、ほんとに大丈夫ですか? 司令官さんの単装砲、あんなに大きかったから、きっとお腹に入れるのは大変だったのです」

雷「発射する前はさらに大きくなったしね!」

提督「え、えっとな……そ、そろそろ朝の支度があるから……」

龍驤「雷と電からは……ちょーっと詳しくお話してもらわんとな……?(怒)」

響「おや、二人は司令官の単装砲にずいぶん詳しいね」

暁「ずるいわよ、二人とも!」

雷「しまった! 司令官の単装砲でセックスのお勉強をしたのは内緒だったのに!」

電「司令官さんから『絶対に内緒だよ』って言われていたのに、しまったのです!」

龍驤「ほほぉ~。『セックスのお勉強』に『絶対に内緒』ねぇ~~~?(怒)」

提督「あ、あのな龍驤、これにはいろいろと訳が……!!!!!!」

提督(その時、大破進軍してしまった時以上の絶望が俺を襲った……なぜなら……扉の前に……やつが立っていたからだ……)


青葉「ぷるぷるぷるぷる………」

提督「あのー……青葉サン…? ま、まずは話を聞いてもらえますか……?」

青葉「ほんとに……ロリ……変態……姉妹丼……」

提督「いえ、あのですね、この誤解が広がると、ほんとにボクが社会的に死ぬというかデスネ…?」

暁「わたしだって見てみたい。ピラ(布団をめくる音)。うわ、ほんとに単装砲…?」

響「単装砲というより機銃かな」

雷「これ、前に説明したとおり、ちょっと刺激するとすぐ単装砲になるのよ!」

青葉「う、うわあぁぁぁぁぁ」(だだだだっ)

提督「ちょ、ちょっと待って、青葉、ほんとに待ってーーーー!」

龍驤「うちより青葉が気になるんかー、この浮気者ーーーーーーー!!!!」


がやがやがや


龍驤END



42: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 21:47:39.68 ID:uD++EUdeo

これよりエピローグというか後日談を投下致します。
この鎮守府に生きるみんなを書きたいのですが、なかなか書ききれず歯がゆいですが、とりあえず書ける範囲で!

【ご注意】
 今回はエロは無いですが、相変わらず龍驤分が多いです。ご注意下さい。



43: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 21:48:31.06 ID:uD++EUdeo

――― 一週間後

チュンチュン……

龍驤「ん……朝……」

提督「ぐーぐー」

龍驤「じー………」

提督「ぐーぐー」

龍驤(真面目で堅物で……すぐ女の子にデレデレして(怒)。意志が強くて優しくて……うちを一番やーって言ってくれる……)

龍驤(うちにとって一番大事な人……。あーあ、こんなメロメロになってまうなんて、うちも意外とちょろかったんやなー)

龍驤(キミのせいやで……つんつんつん)

提督「んー……おはよ……zzz」

龍驤「おはよ! さ、もう起きんと! また誰か来たら大変やでっ」

提督「んー、そだなー、起きるかー………とりゃっ(ちゅっ)」

龍驤「んー! ちょ、不意打ち! んーんー」

提督「あはは、おはよ」

龍驤「ぐぬぬー……朝からケダモノや……」

提督「さすがにこのぐらいにしとくよ。もうこんな時間だしな」

龍驤「せ、せやな。うちも準備しに戻るわ」

提督「ああ、じゃあ執務室でな!」



44: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 21:50:03.51 ID:uD++EUdeo

――― 少し後 提督執務室

鈴谷「おー、提督、おっはよーん!」

提督「……おはよう。何度も言うがそれは俺の椅子だ」

鈴谷「何度もいうけど、提督のためにこうしてわたしの暖かさと香りを椅子につけてあげてるんだよー」

提督「おまえなぁ……」

如月「しれーいかん♪ おはようございますっ」(腕を抱きっ)

提督「き、如月もおはよう。ドアの裏にいたのかっ」

如月「うふふ、びっくりしました?」

提督「あ、ああ。て、ていうか腕、腕をぎゅってしすぎだ…(当たる)」

如月「あら、第六駆逐隊のみなさんは、しょっちゅうこうやって腕にぶら下がっていますよね? 同じ駆逐艦なのにどうしてだめなんですか~♪」

鈴谷「あらら~~、何かがあたって、提督ドキドキなんじゃな~い? 如月ちゃんも罪な女だねー!」

提督「おまえらっ! 朝からっ! 俺で遊びに来たのかっ! 今日は月末で忙しいんだっ。勘弁してくれ~~」

鈴谷「はいはい、わかってるわよ。だから手伝いに来たんじゃない……。さ、執務机にごあんな~い」(腕を抱きっ)

如月「美少女二人にエスコートされて、司令官は幸せものですね♪」

提督「お、おまえらなぁ…」

龍驤「ほんまに、し、あ、わ、せ、そうやねっ!(怒)」

鈴谷「きゃあ!正妻登場♪」

如月「あーあ、浮気の言い訳、大変ですね……司令官かわいそう……」

提督「おまえらなぁぁ」

鈴谷(あなたの一番にはなれなかったけど……でも、いつかわたしの事も知ってね……妬けちゃうし、それまではずっといぢめてあげるからね♪)

如月(いつか、わたしが素直になれるまでは……遊ばせて下さいね、司令官♪)

龍驤「さ、仕事もせんといちゃついとった言い訳、聞こか?」

提督「ほ、ほんとに、俺は何も悪くないいいいー!」



45: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 21:51:14.30 ID:uD++EUdeo

――― 10:00 提督執務室

提督「いや、ほんと月末処理はめんどくさいな……」

龍驤「ほんまやね。この時ばかりは書類書類でうんざりや」

提督「お手伝い感謝します。愛宕さん。千歳もありがとう」

愛宕「いいのよ~、提督がそれじゃあ、出撃も無いですしね♪」

千歳「こういう作業は得意ですから、どうぞお任せ下さいっ! さ、提督、こちらが提督の決済待ち書類です」

提督「ありがとう。うお、ボーキ足りないな……。遠征計画考えないとな…」

龍驤「任務の報告書がたりとらんで~。キミのところで止まっとらん?」

提督「ああ、近代化改修の報告書だよな。もうちょっと待ってくれ」

龍驤「ほーい」

愛宕「提督、一般論として、包まれるなら大きくて柔らかいのと小さくて硬いの、どちらが良いですか?」

提督「うん、それならやっぱり大きくて柔らかいほうがいいだろう」

千歳「ですよねー、やっぱり大きくて柔らかいほうが嬉しいですよね」

提督「え、あれ、何の話……?(ビクビク)」

愛宕「作業を楽しくする世間話ですよ~♪」

龍驤「………(怒)」

千歳「大きいと、いろいろ応用も効くらしいですね。小さいとできないことでもできたりするそうですよー。演習で試してみてもいいかもですね~」

提督「いや、あの、役割分担というか、例えば大型艦ばかりでなく駆逐艦が大活躍な時もあってだな……決して大きければいいというわけでは……」

愛宕「いえいえ~、圧倒的な火力による飽和攻撃で、あっさり陥落♪ なーんてことも十分にありえますよ……うふふ」

龍驤「キミっ、報告書はやくっ!(怒)」

提督「は、はいー!」

千歳(くすくす……このくらいはいぢわるさせてもらわないとね♪)

愛宕(あーあ、提督も大変ね……。でも楽しいからわたしもいぢめちゃうけど♪)



46: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 21:53:02.71 ID:uD++EUdeo

――― 12:00 鳳翔さんのお店

龍驤(ぶすーーー)

提督「う、いや、ほんとさ、機嫌直してくれよー。ほら、好きなもの頼んでいいから」

龍驤「うちはそんなお手軽やないでっ! あ、でもカレーうどん」

提督「ほい、カレーうどんな」

龍驤「デザートも!」

提督「ほいほい、今日はたい焼きみたいだな。俺も食べよ」

龍驤「……こんなことでごまかされへんで、この浮気者っ!」

提督「べ、別に何もしてないだろっ。みんな手伝いに来てくれてるだけで……」

龍驤「よく言うわっ。デレデレしくさって!」

提督「前からあんな感じだろー。みんな俺のことからかって遊んでるだけだって」

鳳翔「おまたせしました……ふふ、またケンカですか?」

提督「い、いやまぁ……」

龍驤「提督が、すーぐ他の子にデレデレするからやっ」

鳳翔「ふふ……。龍驤さんが、みんなの提督を独り占めしちゃったから、みなさんやっぱりヤキモチをやいて、ついついいぢわるしたくなるんですよ?」

龍驤「/// ひ、独り占めって、そないなこと……」

鳳翔「ケッコンのご指名されて、その夜に早速同衾されて……その後、ずっと秘書艦ですよね。みんながヤキモチをやく気持ちは分かります。わたしもですから♪」

提督「ぐ、ぐぬぬぬ……って、え? 鳳翔さんもって?」

鳳翔「あら、わたしだって提督の一番になれたら嬉しいですもの……龍驤さんが羨ましいです」

龍驤「あ……、あかんで、提督はうちのやから、鳳翔さんでも譲られへん…… /// 」

鳳翔「あらあら、のろけられてしまいました。大丈夫ですよ、提督が決めたことですから、みんな納得してます。ちょっとくやしいだけです♪」

提督「えっと……なんか、その、すいません」

鳳翔「でも、まだまだ諦めていない人、提督をいぢめたい人、いっぱいいますから、おふたりとも頑張ってくださいねっ。

龍驤(わ、渡さへん……うちのや……。そもそも、提督がデレデレするのが悪いんやっ!)

提督「りゅ、龍驤、痛い、痛い、足踏んでる!」

龍驤「あ、うっかりふんでしまいました、ごめんあそばせ!(棒)」

提督「うう、怒ってる……なんでだよう……」



47: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 21:54:03.80 ID:uD++EUdeo

――― 15:00 提督執務室

提督「ふう、大分はかどったな。ちゃんと終わりそうだ」

龍驤「おつかれやね! そろそろ一回休憩しよかー?」

バーン(ドアの開いた音)

金剛「ヘーイ提督っ。Tea Timeネー!」

榛名「お姉さま、ちゃんとノックしないと…」

比叡「Afternoon Teaセット、持ってきましたよー(ガラガラ)」

霧島「提督も龍驤さんもお疲れ様です。休憩しましょう!」

提督「あ、ああ、ありがとう。なんか本格的だな」

龍驤(金剛は要注意や! ちゃんとみはっとらんと…)


提督「ふう、やっぱり金剛の紅茶は美味しいなぁ」

金剛「もちろんネー! わたしとケッコンしたら、いつでも好きなときに入れて上げるネ!」

龍驤「こ、こら、提督はウチとケッコンすんねんで!」

金剛「もちろん、最初は龍驤なのはわかってマース! でも、その次はわたしネ!」

比叡「その時はわたしも一緒です! 3人で!イチャイチャ!するのですっ!」

榛名「は、榛名は……。順番とかはいつでもいいので……たまにおそばに置いていただけたら、それで……」

霧島「わたしも……順番はいつでもいいです。たまにで良いから、わたしだけを見てくれる時間があればそれで……」

提督「え、あっと、あははー(ダラダラ)」

龍驤(怒)(怒)



48: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 21:56:23.74 ID:uD++EUdeo

――― 17:00 提督執務室

龍驤「大体な、キミがはっきりせーへんのがなー」

提督「はっきりしてるだろー。龍驤が一番だって」

龍驤「そ、そんなこと言うて、他の子にデレデレ……」

提督「ほら、手つないごうぜ。読むだけだから手は空いてるしな」

龍驤「そ、そないなことで、ごまかされへんからな(ぎゅっ)」

提督「ふーむ、艦載機の在庫と割り振りか…最近は制空が厳しいし…。なぁ龍驤、空母から見て、この配置でどうだ?」

龍驤「この配置って、ここからじゃ見えへんよ」

提督「そか、じゃあ一緒に見よう。膝に乗れば一緒に見れるだろ」

龍驤「あ、あほ…。そ、それが目的で話ふったんやろ? スケベっ」

提督「あはは、バレたか。でもまぁ、見てもらいたいのもホントなんだ。ほらっ」

龍驤「うう、こんなん誰かに見られたら、笑われてまう…」

提督「まぁまぁ。な、この部分なんだ」

龍驤「ほほー、1隊だけの烈風改を活かすために、加賀に配備するんやな」

提督「ああ、これで制空取れるかな」

龍驤「いくら烈風改でも、これだけじゃアカンやろなー。後は紫電改二を赤城の……」

バーン

天龍「邪魔するぜ。天龍、遠征から無事帰還した」

提督「あ……。あ、ああ、おつかれ。任務ご苦労(敬礼)」

龍驤「///」

天龍「おいおい、オレだったから良かったが、大井あたりに見られたら血の雨が降るぜ」

提督「あ、あはは。いや、これはだな。1つしか無い図面を二人で見るために一番効率の良い配置をだな……」

天龍「ま、ほどほどにな。報告終わりだっ、帰るぜ!」

天龍(お、オレもケッコンしたらあんな風に膝に……ば、ばかやろうっ、そんな恥ずかしい事できるか……、そ、そんなに言うなら……な、なんだよ、抱きついて来て……)

龍田「天龍ちゃーん、よだれでてるわよ~」

天龍「はっ!」



49: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 21:57:56.93 ID:uD++EUdeo

――― 19:00 鳳翔さんのお店

提督「あ、俺は力うどんでお願いします。いやー、何とか終わってホッとした。開放感あるなー」

龍驤「おつかれやね! あの書類の山が無くなるんやから、不思議やねー。うちはきつねうどんを頼むわっ」

提督「忙しい時の秘書を頼んで悪かったな」

龍驤「月末の秘書は初めてやったけど、ほんま、大変なんやね」

提督「月末は、事務仕事に強い足柄さんとか青葉に頼ることが多かったからなー」

鳳翔「お待たせしました、おふたりともお疲れ様です。ささやかですがどうぞ」

提督「お、ホット梅酒ですか。食前酒ですね」

龍驤「おおきに。ふー、おいしいわー」

北上「おや、提督と龍驤も飲んでるのかい?」

大井「提督さんがお酒なんてめずらしいですね」

提督「おお、二人もおつかれ。俺ほとんど飲めないからなー。鳳翔さんが、元気出す用にうすーく作ってくれたんだ」

北上「おー、いいねー! そうやってちょっとづつ鍛えて、呑兵衛組に参加してくれよー」

大井「龍驤さんもお酒はダメなのですか?」

龍驤「うちもほとんど飲めへんな~。大井は結構いける口なん?」

大井「わたしもあんまりだったのですが、最近は結構飲んでます、北上さんと♪」

北上「提督と龍驤のラブラブをみせつけられて、飲まなきゃやってられなーい!って、毎晩つきあわされてるんだよー。二人ともほどほどにしてくれよなー」

大井「ちょ、北上さん! わたしはそんなっ」

龍驤「/// み、みせつけるとか、そんなんしてへんって!」

提督「そうそう、公私混同はいかんからな!」

北上「えー、でもさー、提督、前は食事も独りでとか、ちょうどそこにいた人と、だったのに、今では毎食二人で食べてるじゃん。ラブラブだよね~」

提督「そ、それは!」

大井「あー、もう。北上さん、さ、お部屋行って飲みましょっ! いっぱいお話聞いて下さいっ!」

北上「はいはい、じゃあ行こう行こう~」

大井「それから……提督さん?」

提督「うん?」

大井「わたしともケッコンカッコカリしたら、三人で飲みますから、どうぞお覚悟を♪」

提督「えー……」

龍驤(怒)



50: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 21:59:06.49 ID:uD++EUdeo

――― 20:00 提督の部屋

提督「で、今夜も来たわけだな。ご丁寧に枕持参で」

龍驤「あ、あたりまえやっ! キミみたいな浮気者、目を離したら誰とエッチなことしてるかわからへんからなっ。監視や監視!」

提督「いやまぁ、俺はいいんだけどさ……」

龍驤「いやー、ほんま、浮気者の旦那を持つと大変や。仕方なく毎晩監視に来なあかんねんから」

提督「まーでもな、その素直じゃないところもかわいいよ(ぎゅっ)」

龍驤「な、なんや……うちは監視しに来とるんやで……それをそんな……(ぎゅっ)」

提督「監視でもなんでも、来てくれて嬉しいよ……」

龍驤「か、監視されて喜ぶなんて、キミはほんとあかんやつやな……(ぎゅーー)」

提督「でも、素直な言葉も聞きたいなー」

龍驤(ぎゅーーー)

提督「聞きたいなー」

龍驤「……ほんまは、一緒に居たいだけやねん…」

提督「でも、また俺にエッチなこといっぱいさちゃうぞ? それでもいいのか?」

龍驤「………(こくん)」

龍驤「……いっぱい、して…?」


提督(いろいろ大変だけど……俺、最高に幸せだなぁ……願わくばこの幸せが末永く続くことを……)



おしまい



51: ◆8sA8xtnAbg:2015/03/16(月) 22:03:31.94 ID:uD++EUdeo

以上で完結となります。長々とお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。

本当はもっと多くの艦娘に登場して頂きたかったのですが、筆者の能力不足と、筆者の鎮守府には未実装で登場させられない子がたくさんいたのが残念です。がんばってゲームもすすめないと…。


それでは皆様、また次のお話で。



転載元
【艦これ】俺の鎮守府が修羅場…?
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425881502/
【艦これ】俺の鎮守府が修羅場…? 龍驤END
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426422790/
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         コメント一覧 (64)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月16日 23:23
          • 5 本当によくできたSSだ、参考になる
            思ったよりも結構長くてびっくりした
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月16日 23:30
          • 北上さまの理解者っぷり好き
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月16日 23:37
          • いいssだった
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月16日 23:40
          • よかったんだがちょいと長くない?
            2ページぐらいだろうと思ったら遥かに多かったよ、まぁ読んじゃったけど
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月16日 23:48
          • これで初創作とか笑えねぇ冗談なんだが
            十分じゃねーか 乙
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 00:05
          • 4 面白かったが利根と結ばれなかった。訴訟も辞さない。

          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 00:15
          • 4 RJ提督の私得SSでした!
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 00:27
          • 思ったより長くてびっくりしたけどよかった
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 00:32
          • 管理人さん、後日談は分けて投下した方が良かったかもよ
            ちょいとダレちまった
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 00:37
          • 鈴谷「ちっちゃwwwwwwww」(12.7)
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 00:38
          • ※10
            鈴谷はなにしても可愛いから許す
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 00:40
          • >10
            大体日本人の平均が13センチちょっとやで
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 00:53
          • 暁のぷんすかにイラっとした
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 01:03
          • 5
            板のお姉さんホント好き。
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 01:27
          • ※10
            熊野「50口径の何が悪いんですの!」
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 02:30
          • あらゆるSSでキャラが安定しない北上さん
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 02:30
          • この手のssで鳳翔さんが報われることってあんまないよね(チラッチラッチラッ
          • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 02:55
          • RJあんのか ならまだ見るか
            1/4でもうギブだったわ ノリが軽い鈍感ではっきりしないハーレムもんはもう無理だ 絶対に途中であきる
          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 04:56
          • 面白い、が長かった…。掘れば掘るほど出てくるサツマイモ掘りを思い出したよ。

            後半の唐突なRJageはすごかった。
          • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 08:50
          • 高翌雄って新しい艦娘かな?
          • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 09:22
          • いぢめる の ぢ 気になってしまって
            話自体はおもしろいのに 残念
          • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 10:39
          • 序盤北上が出てないのに大井がキレる意味不
          • 23. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 11:29
          • すばらし!龍驤いいよねぇ…。
          • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 12:46
          • はい、死んだー今死んだよ俺!
            やっぱりまな板は最高やな
          • 25. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 16:37
          • 5 欲を言えばもう1・2人くらい別のENDが見たかったわ
          • 26. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 17:33
          • 話事態はよかっただけに細かいところが気になったなぁ…各キャラの呼称とか
            あと無垢なのに知ってるってのは矛盾だから単に耳年増とかでよかったかと、小悪魔を使いたいなら清純とか矛盾しない単語は色々あったろうに
          • 27. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 18:45
          • 5 作者さんの愛がとてもよく伝わってきました。
          • 28. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 19:11
          • 4 良かった
            けど欲をいったら他の艦娘も見たかったかな
          • 29. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 20:15
          • 鈴谷大好き
          • 30. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月17日 23:34
          • 5
            いいSSだった、龍驤もかわいいし納得できる背景があって読み応えも十分だった

            個人的には芙蓉と山城の姉妹を・・・
          • 31. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 00:07
          • ※30 芙蓉って・・・扶桑だよ
          • 32. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 02:04
          • 5 往年のハーレム物を思い出すノリ
            こういうのでいいんだよこういうので
          • 33. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 02:23
          • 5 おもしろ&ニヤニヤすばら!
          • 34. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 03:16
          • RJルートはちょっとがっかり
          • 35. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 08:57
          • 5 いいゾ~これ
            別ルートもたくさん書いてほc
          • 36. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 12:29
          • 12.7が太さだとしたら……ごくり(゚A゚;)
          • 37. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 14:02
          • 濃厚なRJ愛は伝わってきた
          • 38. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 14:18
          • あーつまんね
          • 39. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 14:51
          • 5 そうそうこういうのでいいんだよほんと
          • 40. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 15:42
          • RJにセーラー服やスク水着せて駆逐艦や潜水艦プレイいたい
          • 41. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 20:40
          • 本文に関係ないが、これだけ言わせてほしい。

            ヴィッカースは、ヴィッカースは、もう、無いんです(泣)
          • 42. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 22:20
          • 5 思った以上に面白かった。長いっていっても本編4ページ、RJ編2ページだからそこまででもない

            この作者さんの次回作にも期待
          • 43. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月20日 12:11
          • 5 これが初創作とか…
          • 44. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月20日 15:52
          • まあ……青葉ルートだと平凡すぎるか
          • 45. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月21日 13:37
          • あれだね、龍驤ってやっぱてんしだね
          • 46. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月21日 23:25
          • 珍しく当たりを引いたと思ったら、これが初創作なのかww
            次回作も期待してます
          • 47. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月23日 21:41
          • なんか期待してたんと違う
            というかさすがに長すぎ
          • 48. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月25日 23:44
          • おもしろかった。

            鈍感系主人公だったのに最後で
            実は一番は決まってたのはちょっと
            いただけないけど
          • 49. 名無しさん
          • 2015年04月02日 23:48
          • 5 よかった。
          • 50. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年04月09日 19:55
          • 1 だらだらと長いだけ
          • 51. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年04月13日 22:05
          • 「く、く、く、く、く、くまりんこ!くまりんこ!」でサッポロ一番噴き出したぞどうしてくれる
          • 52. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年04月21日 00:49
          • 初めてでこれか
            素晴らしいよ
          • 53. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年04月23日 05:08
          • ケッコン後も二人称が代名詞だと違和感しかないよな
          • 54. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年06月21日 23:27
          • みんなとハーレムはいいよね
          • 55. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年09月22日 11:28
          • ( ;∀;)イイハナシヤナー
          • 56. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2016年02月15日 02:07
          • 5 他作品を見て、龍驤も書いてほしいなと思ってたら、すでに書いてた件について^_^;
            でも、ケッコン以前のモンモンがたりないなぁ^_^;
            余裕があれば、龍驤で長編が欲しいですね。
          • 57. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2016年03月10日 05:24
          • 最初は可愛かったんだがなぁ
            束縛強すぎる女はうざい
            ……龍驤さん、うざいっすわ
          • 58. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2016年03月22日 21:33
          • 「準鷹」で読むの止めた。
          • 59. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2016年04月06日 23:08
          • これ一度オチついたところで分けたほうが良かったね。続けて読むとくどく感じる。
          • 60. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2016年06月21日 23:38
          • 最新作からリンクで来ました
            やっぱいいね
          • 61. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2016年09月02日 12:26
          • RJは可愛いんだよ!
          • 62. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2016年09月08日 17:33
          • 5 「この人、龍驤ヒロインで書かねぇかな」って思ってたら、処女作で書いてましたか!?
            ボリュームたっぷりで、いつもごちそうさまです。
          • 63. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年03月11日 23:00
          • 隼鷹の文字が違うのです
          • 64. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年04月02日 17:09
          • ※21
            戦前、戦中の魂を持った娘達が使うんだから
            『いぢめ』で良いんだよ
            『いじめ』を使う様にと制定したのは戦後

        はじめに

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