スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC4】【その3】

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スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC4】【その3】






565:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 00:35:45.80 ID:i+moOJ/Xo

ライトニング「にしても・・・なんと巨大な・・・」

スコール「シャーーーーーッ!」ダダダダダ

アルティミシア「あ、おい!不用意に突っ込むな!」

スコール「死ねボケエエエエエエエエ!!」バッ!

エクスデス「愚か者め!」


【ホワイトホール】


スコール「うっだぁーーーーーー!」ドササ!

エクスデス「無様な。貴様如きに倒されるわしではないわ!」


スコール「 」(戦闘不能)


アルティミシア「はやすぎるんだよもぉ・・・ほら!」アレイズ

スコール「ハッ!てめーウド!よくもやりやがったな!」ムク

ライトニング「お前はじっとしてろ。まずは私が様子を見よう」

ライトニング「ハァッ!」


『ライトニングが 巨大な大樹に切り込む!』


ズバァッ!


ライトニング「!?」


エクスデス「ファファファ・・・・どこを切っておる?」

エクスデス「かゆいかゆい・・・むん!」


【フレア】


ライトニング「うぐっ!」ドドーン!

ライトニング「く・・・だめだ!でかすぎる!」


 |  || ■=  ■=  ■= |


エクスデス「む・・・この表示はいつぞやの・・・」

スコール「こんだけでかけりゃ斬り込みも増えるだろ!脳天から順に切り刻んでやるわ!」

スコール「オルァッ!」


【連続剣】


エクスデス「むう!こしゃくな!」

ライトニング「援護するぞ!そのままいけ!」バッ


【ビートダウン】【ルイン】【サンダラ】【エリアブラスト】


スコール「しゃきたーーーーーーーーッ!」キュイイイン


【ブラスティクスゾーン】



566:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 00:37:45.33 ID:i+moOJ/Xo

エクスデス「闘気の剣・・・でかい!」

スコール「サイズはぴったりだろ!ウドさんどうしてそんなにでっかくなっちゃったの!」

スコール「お礼にてっぺんからバッサリたたきってやるわああああああああ!!」


【ホーリー】


スコール「あががががががが!」ポポポポーン

エクスデス「そう易々と食らうと思うな!この青二才が!」

スコール「あ、ちょ、揺れる、ブラスティクゾーンの長さで倒れる・・・」グラグラ


ツルッ


チュドォォォォォォン!


エクスデス「ファファファ、盛大に後ろに転びおったわい」

スコール「この野郎・・・・!ブロー発動中に割り込んできてんじゃねえぞ!」

スコール「あーもう折角溜めたブラスティクスゾーンが・・・あっ」

アルティミシア「・・・」ヒリヒリ

スコール「・・・あたった?」


【騎士の剣】


スコール「あでででででで!」チクチクチクチク

アルティミシア「じっとしてろ!ボケ!」

エクスデス「ファファファ・・・この雄大な大木にそのような剣術もどきをいくつ使った所で、この身に傷一つつかん!」

ライトニング「そうかな?」


【シーンドライブ】



ライトニング「終わりにしよう!」

エクスデス「!?」


『無数の斬撃が エクスデスを襲う!』


スコール「しゃーーー!これがあったか!ねーやんの十八番!」

ライトニング「閃光の速度で斬られる気分はどうだ!?」ズバババッ!

エクスデス「ぐああああ!、お、己!」

スコール「まだまだいくぜウド巨人!」

エクスデス「!?」



567:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 00:39:32.24 ID:i+moOJ/Xo

スコール「パクられた技をパクり返す時がきた!」

スコール「いくぞ!ものまね発動ォーーーーー!」


【エンドオブハート】


スコール「・・・あれ、EOH?」


【ものまね】明らかに人智を超えた技はものまねできない(オーバークロック、ジャンクショングリーヴァ等)


スコール「先言えよ!」ガーン


エクスデス「貴様の技など全てお見通しだ!」

スコール「くそっ!このままいっちまうしかねえ!」

スコール「EOHくらえやあああああああああ!!」


【オールガード】


スコール「なっ!?」

エクスデス「 」キラン


【ブラックホール】


スコール「おごごごごご~~~~~!」バチバチバチーン

エクスデス「ファファファ、このわしに一度見せた技が通用すると思うなよ・・・」

ライトニング「カウンター型・・・・だと言ったろ」

アルティミシア「鉄壁の防御に間髪入れず繰り出すカウンターか。厄介だな」


スコール「 」チーン


アルティミシア「またか・・・」


エクスデス「ファファファ!無駄よ!無駄よ!この無の力を手に入れたわしに何人たりとも勝てる者はおらん!」

エクスデス「この覇王の力を手に入れたわしには貴様ら等ただの虫けらにすぎんわぁ!」


ライトニング「まるで効いちゃいない・・・さすがは暗黒の化身」

スコール「くっそ・・・この・・・かくなる上は!」ガバッ


スコール「ババア!」


アルティミシア「!?」



568:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 00:40:07.96 ID:i+moOJ/Xo

スコール「・・・」

アルティミシア「な、なんだよ」


スッ


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください」


アルティミシア「!?」


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」

スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」


アルティミシア「お、おいなんだよ急に!」


ライトニング「なにをしている・・・?」

スコール「ほら!ねーやんもやって!」

スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」

ライトニング「え・・・私もやるのか?」


エクスデス「?」


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ

ライトニング「え・・・その・・・」

ライトニング「ババ神様ババ神様・・・お目覚めください・・・」ブツブツ


アルティミシア「なんだよそれ!?気持ち悪いんだよ!やめろよ!」


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ

ライトニング「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ


『念仏のように 唱え出す!』


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ

ライトニング「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ


エクスデス「命乞い・・・か?」


アルティミシア「・・・わかった!わかった!やる!やるから!」

アルティミシア「その気持ち悪い祈りみたいなのをやめろ!何がババ神様だ!」


スコール「バ、ババ神様~~~~~~~!」

ライトニング(あれそんな名前じゃないだろ・・・)



570:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 00:42:33.48 ID:i+moOJ/Xo

アルティミシア「ったく・・・」


エクスデス「ファファファ、時の魔女よ、貴様には随分苦しめられた」

エクスデス「悠久の恨み、ここで晴らしてくれようぞ!」


アルティミシア「あ、ちょっと黙れ今集中してるから」


エクスデス「・・・」


アルティミシア「あのな、言っとくがあれ結構しんどいんだからな?」

アルティミシア「無理矢理グリーヴァに割って入って・・・ほぼ乗っ取りに近いし、なにより服も脱げるのが・・・」

スコール「ババ神様が降臨なされるぞォーーーーーーー!総員退避ーーーーーーー!!」

アルティミシア「聞けよ」


エクスデス「なにを・・・?」


ライトニング「確かにあのでかいのに対抗できるのはあの化け物しかないな・・・」

アルティミシア「はーあ、無駄にでっかくなりやがって・・・」

アルティミシア「少しは合わせに行くこちらの苦労も考えろ・・・ったく・・・」ブツブツ


『アルティミシアは 意識を集中しだしだ!』


エクスデス「ファファファ・・・何をしようとしているのかしらんが、憚り事を放置しておくわしではないわ」

エクスデス「そのまま無の彼方をへ消えるがイイ!」


スコール「ババ神様降臨までの時間稼ぎだァーーーーーー!総員突撃ぃあああああああ!!」ドタタタタ

ライトニング「総員って2人だけしかいないだろ」


アルティミシア「~~~~~」ブツブツ



571:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 01:10:13.51 ID:i+moOJ/Xo

スコール「スコール、いっきまーす!」バッ

エクスデス「甘いわ!学ばん奴め!」


【ハイガード】→ホワイトホール


スコール「あべしッ!」

エクスデス「ファファファ!そこをどけ、黒い男!」


【ルインガ】


エクスデス「ぬおっ!」ガガガ

ライトニング「アルティミシアの元へはいかせんぞ!」

エクスデス「ぬぐぅ・・・貴様の素早さは厄介よ・・・」

エクスデス「ならばこうだ!這いつくばれい!」


【ブラックホール】


ライトニング「うぐぅ!」ドドドド

エクスデス「どいていろ!飛び回るしか能のないハエめ!」

ライトニング「お、おのれ・・・」

スコール(ハエw)


エクスデス「ファファファーー!無駄よ無駄よ!貴様らが何をしようとそれは全て『無』意味だ!」ドドド

ライトニング「いちいち『無』に絡めやがって・・・スコール!そっちにいったぞ!」

エクスデス「どけ!こぞォーーーーーー!」

スコール「・・・いけ!」ペカー


【バハムート】


エクスデス「バハムート!貴様、まだ存在していたのか!」

バハムート「この小僧はクソみたいな主だがそれでも世界を無に帰すわけにはいかんのでな・・・」バサァ

バハムート「我の存在意義として、いま全力で貴様を止めよう!」


【メガフレア】


エクスデス「おおおおお~~~~~!」ズドォン!

スコール「すっげー、さすがバハムート!」

バハムート「お前に褒められてもうれしくないんだよ!死ね!」

スコール「・・・」

ライトニング「き、嫌われているのか・・・?」


エクスデス「お、おんのれえええええええええ!」

スコール・ライトニング「いかせるかああああああ!!」


『推して戻しての攻防が くりひろげられる!』



572:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 01:10:50.97 ID:i+moOJ/Xo

ライトニング「散り果てろッ!」

スコール「 」(戦闘不能)

ライトニング「お前が散ってどうする!?」

エクスデス「ファファファファファーーーーーーッ!」

ライトニング「ほらくるぞ!、起きろ!」アレイズ

スコール「リノア直伝、必殺!身代わりGFの術!」

バハムート「おのれ宿主~~~~!」チュドーン

ライトニング「そんな事ばっかやってるから嫌われるんだよ!」


エクスデス「そこをどけーーーーーーーーーッ!」


スコール「いやだあああああああああ!!」

ライトニング「アルティミシア、はやくこい!」


オラァァァァァァァァァァ!!






カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・






全員「!?」



573:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 01:16:26.04 ID:i+moOJ/Xo

カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・


エクスデス「な、なんだ・・・?この音は・・・」キョロキョロ


スコール「ききき、きたァーーーーーーーーーッ!!」

ライトニング「間に合ったか!」


エクスデス「!?」



カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・

カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・



スコール「ババ神様が降臨なされるぞォーーーーーーー!!ウド巨人!お前もこれで終わりだな!!」ビシッ

ライトニング「もしかしてまたねじられてしまうのだろうか・・・」



バチッ バチッ バチッ バチッ!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・



エクスデス「・・・・?」キョロキョロ


ライトニング「本気で逃げる準備をしといた方がいいかもしれない・・・」

スコール「ババ神様ババ神様、お戻りください」ブツブツ


カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・

カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・



タンタタンタンタタンタタンタン・・・・・・・・・・・





ヘ ア” ッ ッ ! ! 




ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !




エクスデス「 」ブッ




アルティミシア「あ”~~~・・・・・」シュウウウウウ




【アルティミシア第二形態】



574:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 02:15:01.85 ID:i+moOJ/Xo

アルティミシア「ハァ・・・ハァ・・・シラフでやるとやっぱりしんどいな・・・」


エクスデス「な・・・んだ・・・その異形の姿は・・・」


スコール「見たかゴルァ!ババア必殺の巨大化チート技だ!」

スコール「ババアがそのチート能力により、罪もないGFに無理矢理憑りついて自身の肉体へと変貌させることができるのだ!」

スコール「そのパワーはババアの元スペックにジャンクションしたGFのパワーがプラスされる!」

スコール「それはまさに元祖究極召喚!巨大化がお前だけの物と思うなよ!ウド野郎!!」


アルティミシア「なんかその説明は釈然とせんが・・・まあよしとするか」


エクスデス「おのれ・・・魔女!どこまでもわしの邪魔をするか!」

アルティミシア「邪魔・・・だと?」カチン

エクスデス「貴様の時間圧縮によりわしは万の時をこの次元の狭間で過ごした!」

エクスデス「後一歩という時に、無の力を手に入れる直前にだ!」

エクスデス「そして今こうして復活しようとしている時にまた貴様だ!圧縮を一瞬だけ解きおって!」

エクスデス「復活を心待ちにしていたわしの心中、貴様にわかるかァ!」

アルティミシア「・・・知るかあああああ!!ボケええええええええ!!」

エクスデス「なッ・・・!」

アルティミシア「万の時!?後一歩!?知るかボケ!そもそも私はお前がでしゃばってくるまでお前の存在そのものを知らなかったわ!」

アルティミシア「時間圧縮!?ああそうさ!私の仕業だ!全ての時間を一つにし、私以外が存在できないようにしようとしたのだ!」

アルティミシア「私だって後一歩の所だったんだ!完成までの余興のつもりで少し過去を戻してみた!」

アルティミシア「したらどうだ!過去でお前が大暴れしてるではないか!」

スコール「・・・」ウンウン

アルティミシア「どいつもこいつもよってたかって好き放題言いやがって!巻き込まれるのがイヤなら自力で圧縮をなんとかしろ!」

アルティミシア「何が暗黒魔導士だ!何が悠久の時だ!万の時を圧縮時間にいいようにされてきたお前が言えたガラか!」

アルティミシア「その時点ではお前は私に言いようにされる運命なんだよ!ボケッ!」

エクスデス「な・・・なんだとぉーーーーーーーーーー!」ブチブチブチ

アルティミシア「怒鳴るなァーーーーーーー!キレたいのはこっちだァーーーーー!」

アルティミシア「お前だって私の城を木っ端みじんにしただろ!おかげで大好きなワインも!魂込めて描いた絵画も!全部チャラだ!」

アルティミシア「どうしてくれるんだボケェーーー!弁償しろ!今すぐ全部立て直せ!」

アルティミシア「ていうかそんなに無が好きならお前自身が無になれ!!消滅しろ!!カスが!!」

ライトニング「逆・・・ギレ・・・」

スコール「そしてこの形態になったババアはややキレっぽくなるのだ!」バッ


エクスデス「こ・・・の・・・やかましいわこの年増がぁーーーーーーー!」


スコール・ライトニング「あっ」


アルティミシア「・・・・」ビキッ



576:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 02:17:32.00 ID:i+moOJ/Xo

アルティミシア「・・・」

スコール「いっちゃいましたねウドさん」

ライトニング「さて、逃げるか」スタコラ

エクスデス「な、なんだ貴様ら!ありのままを伝えただけではないか!」

ライトニング「いかに悪の魔導士といえど、デリカシーと言う物があるだろう」

スコール「俺がババア呼ばわりするのはともかくお前が言ったらダメだろ」

エクスデス「何故・・・?」

スコール「だから・・・」


アルティミシア「殺すぞ・・・」


エクスデス「!?」


アルティミシア「おまえに、おま、おまえに、古代から何万年も過ごしてきたようなおまおま、おまえに」プルプル

アルティミシア「私よりはるかに年上のお前に、何万年も前の時代の生き物のお前に」ビキビキビキッ


アルティミシア「御年ウン万歳のお前に□※△○□※△○ヨォォォーーーーーーッッッ!!


スコール「はいきた!ババアが噛みだしたらマジギレの証拠!」

ライトニング「またヘリなんとかにされるぞ!逃げろ!」


アルティミシア「□※△○□※△○□※△○ァァァァァァーーーーーーーッッッ!!」ブチーン!

エクスデス「くるかあああああ!魔女アルティミシアァァァァ!」


ドドドドドドド!!


スコール「でけー図体同士で暴れ回りやがって・・・」

ライトニング「うわっ!」


ズドドドドドドド!! ガラガラガガラ!!


スコール「勃発だぁーーーー!ババ神様のご乱心だぁーーーーー!!」ブンブン

ライトニング「巻き込まれる前に逃げるぞ!」




アルティミシア「アアアアアアーーーーーーーーーーーーーッ!」


エクスデス「おのれーーーー魔女ォーーーーーーーーーーーッ!」




【アルティミシア第二形態 VS エクスデス大樹形態】バトル形式:ガチンコ



589:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 23:53:58.63 ID:i+moOJ/Xo

アルティミシア「死ね老害野郎ォーーーーーーーーーーーッッ!!」グワァン!


『グリーヴァの大きな爪が 木の表面を粗雑にえぐる!』


エクスデス「うごぉーーーーーーーーー!!」


アルティミシア「ハッハッハ!木は柔らかいからいいなぁーーーーーーッ!」

エクスデス「おのれ魔女ォーーーーーーーーーー!!」


【ホワイトホール】


アルティミシア「おおおおおお!?」ガクン

エクスデス「ファファファファファ!そのまま這いつくばっているがイイ!」

アルティミシア「こ・・・・の・・・お前が這いつくばれこの老害がァーーーーーーーーー!!」


ズドドドドド! ボォォォォン! ボォォォォォン! 


ドドドドドド!! ガラガラガラガラ・・・・


『あっと言う間に 足場が崩れ去った!』


スコール「お~わ~・・・」ヒョコ

ライトニング「逃げといて正解だったな」

スコール「何このウルトラ怪獣大決戦・・・」

ライトニング「まるでモンスター同士の共食いを見せられているようだ・・・」


エクスデス「無の力思い知れェーーーーーーーーー!!」グワッ

アルティミシア「効くか!オルアァァァァァ!!」メキメキメキ


【トルネド】

【ホーリー】


エクスデス・アルティミシア「たぁーーーーーーーーーーーーッ!」


ドドドドドドドド!!


シュウウウウウウ・・・・・・


アルティミシア「このじじい・・・・が・・・」

エクスデス「魔女・・・め・・・」



エクスデス・アルティミシア「ふん!」


メキメキメキメキ・・・・


エクスデス・アルティミシア「オラァァァァァァ・・・・!」


『争いは 激化していく!』



590:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 23:55:16.78 ID:i+moOJ/Xo

エクスデス・アルティミシア「はああああーーーーーーーッ!」


【クエイク】

【ホーリー】


エクスデス「うごぉ・・・!」

アルティミシア「かはっ!」


エクスデス・アルティミシア「・・・」


エクスデス・アルティミシア「もういっちょぉーーーーーーーーーッ!」


【ホーリー】

【フレア】


アルティミシア「おあああああーーーーーーーーーーーッ!」

エクスデス「ぬぐぐぐ・・・ぐはぁ!」


スコール「や、やべえー、今度は魔法合戦かよ」

ライトニング「二人とも最上級の魔導士だ・・・威力がハンパないな」


アルティミシア「このじじい・・・しつこくねばりやがって!」

エクスデス「どこの誰かもわからんポッと出に魔導士の座はやれん・・・」ファファファ


アルティミシア「・・・」

エクスデス「・・・」


エクスデス・アルティミシア「オラァーーーーーーーーーーーッ!!」


【アルテマ】

【メテオ】



グオオオオオオオオオオ!! ズドォォォォォォォン!!


ヒュンヒュンヒュンヒュン・・・


ドガガガガガガーーーーー!!



スコール「おああああああ!!ちょっとはこっちの事も考えろおおおおおお!!」ガラガラガラ



591:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 23:56:47.43 ID:i+moOJ/Xo

エクスデス「ハァ・・・ハァ・・・」

アルティミシア「ゼエ・・・ゼエ・・・」


ライトニング「両者ほぼ互角・・・か?」

スコール「二人の決着よりこっちが先にくたばりそうだぜ!」


エクスデス「ぬぅん!」ズドドド

アルティミシア「!?」


『エクスデスの幹が 伸び出した!』


エクスデス「ぬおおおおおおお!」メキメキメキ

アルティミシア「体当たりだと!?古典的な・・・!」ガシィ!

エクスデス「パワーなら・・・・わしが上だ・・・」

アルティミシア「どこがだ!古代の魔導士の癖に何一つ私に勝っていないではないか!」

エクスデス「ファファ・・・それは貴様も同じ事・・・」

アルティミシア「うるせえぞじじい~~~!卑猥な先っちょから話しかけてくるな!」メキメキメキ


『幹が さらに伸びる!』


エクスデス「このまま次元の狭間の端まで運んでやるわ・・・」ファファ

アルティミシア「お・・・おお・・・」グググ

アルティミシア「おまえらぁーーーーーーーーッ!ちょっとこーーーーーーーーい!!」


スコール「やっべえ!きちゃったよ!」

ライトニング「またあれか・・・」


アルティミシア「はよこい!オラッ!」ブワッ


『スコールとライトニングが 無理矢理ヘリックスにさせられる!』


スコール「あだだだだだ!ねじれる!ねじれるって!!」ギギギ

ライトニング「ねじる必要あるのか・・・いだだだだッ!」グググ


エクスデス「こいつら・・・?今更何を・・・?」


スコール「いたい!いたい!せめてもっと優しくならんのか・・・」グググ

アルティミシア「ふんッ!」

スコール「より一層ねじってどうすんだてめぇーーーッ!」


『2人の魔力を 吸収しはじめた!』



592:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 23:57:56.88 ID:i+moOJ/Xo

スコール「おごごごごーーーーーッ!いっちゃう!180°ねじきれちゃう!」

ライトニング「ま、また絞っているのか・・・うぐっ!」

アルティミシア「じじい~~~、そんなに無が好きなら一人で無になってろ・・・・」

エクスデス「な、なにを!?」


アルティミシア「お前らァーーーーーーー!いくぞぉーーーーーーーッ!」


スコール・ライトニング「あだだだだ~~~~~!」メキメキメキ


キュィィィィィ! 


ガシィ! ガシィ! ガシィ! ガシィ!



『4つの惑星が 光の糸でひきよせられる!』


エクスデス「!?」



アルティミシア「お・・・・お・・・」グググ


アルティミシア「オラーーーーーーーーーーッ!」グアァン!



【グレート・アトラクター】



グアァァァァン! ズドドドドドドド! 


バチッ! バチッ! バチッ・・・


バリバリバリバリバリバリ!!



エクスデス「ぬおおおおおおおおおお!!」



ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 



593:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/09(月) 23:59:08.58 ID:i+moOJ/Xo

シュウウウウウウ・・・・・・


ライトニング「やったか!?」

スコール「腰・・・腰が・・・」ヒリヒリ

アルティミシア「ハァ・・・ハァ・・・どうだぁ、じじい~~!」


ガラガラガラガラ・・・・・


『足場と共に エクスデスは消え去った!』


スコール「あてて・・・お、ウド巨人消えてんじゃん」

スコール「ババア、ま~たフィールドごと破壊しやがったな・・・お前はちょっとは加減と言う物を覚えろ」

アルティミシア「そんな余裕があるものか。あのじじい、まだまだドツキ足らないくらいだ!」

スコール「もぉ・・・とりあえずお前俺ら抱えて飛んどけよ?地面ないんだから」

ライトニング「我々の・・・・勝ちか?」


全員「・・・」


メキメキメキメキメキ!


全員「!?」


『木の幹が 伸びてくる!』


アルティミシア「こいつ・・・まだ生きていたか!」

スコール「たぁ~~!もういいだろ!おとなしく寝とけよウド野郎!」

スコール「もう空気的にEDの感じなんだよ!ゆっくりさせろ!ボケ!」


ズドドドドド! メキィ


エクスデス「ハァ・・・ハァ・・・」


ライトニング「耐えきったのか・・・・」


エクスデス「この・・・魔女め!何故だ!何故無の力を手に入れたわしがこのような目に!」


アルティミシア「しるかボケ!いいか、お前は負けたんだ!いいから寝てろ!」

スコール「そーだそーだ!しつけえんだよ!」


エクスデス「ファファファ・・・まだ破れてなどおらぬわ・・・」

エクスデス「我が野望成就の為、立ちふさがる者は殲滅する・・・それまでは何があろうと死ねんわ」ファファファ


ライトニング「木の生命力か?さすがと言うべきかなんというか」

スコール「おい・・・どうするよ、ババア」

アルティミシア「決まっているだろ!今度こそ塵一つ残さず消滅させてくれる!」


エクスデス「ファファファ・・・わしは死なん・・・世界を無に包む、その日までは・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・



594:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/10(火) 00:03:08.85 ID:LdJQyXbYo

スコール「どどど、どうすんだよババア~~!」

アルティミシア「無駄に耐える事だけは覚えやがって・・・」

ライトニング「根っこの部分から全て根絶やしにしないといけないのか?」


エクスデス「ファファ・・・仕切り直しと行こうか・・・魔女よ・・・」


アルティミシア「くるぞ!どいてろお前ら!」

スコール「どこにだよ!ちょっと背中捕まらせろよ!」ガシ

ライトニング「まるでドライビングモードだな・・・」ヨジヨジ


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・


エクスデス「・・・」


全員「・・・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・



アルティミシア「・・・・ん?」


 
『無が』



ライトニング「・・・なんだこの音は」



『エクスデスを』



スコール「なんか段々大きくなってね?」



『のみこみだした!!』



ゴオオオオオオオオオオオ!!



全員「!?」


エクスデス「 な ぜ だ ! 」


エクスデス「無の力を 手に入れたのに・・・」


エクスデス「無とは一体・・・・うごごご!」



バチィン! バチィン!


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ コ ! !


バリバリバリバリナリバリ・・・・・・



595:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/10(火) 00:04:16.96 ID:LdJQyXbYo

スコール「ななななんだよ!どうしたんだよ!」

ライトニング「おい!見ろ!」


『無が エクスデスごと あたりを飲みこみ始めた!』


アルティミシア「暴走しているのか・・・?無の力が・・・」

スコール「おいババア!これなんかやばくねえか!?」

スコール「なんか周りをドンドン飲みこみ始めてるぞ!脱出しねえとやべえだろこれェ!」

ライトニング「待て!しかしそれではギルガメッシュやオメガ達が!」

アルティミシア「それにお前の仲間だってまだ見つかってない・・・」


エクスデス「うごごごごごご!!な、なぜだぁーーーーーーーー!!」



ゴゴゴゴゴゴゴ!!


バババババババ!!


バリバリバリバリバリ!!


グオン・・・グオン・・・・グオン・・・



ライトニング「あ、辺りが!」

スコール「ババァーーーーー!なんか俺らまで飲まれてる感じだゾォーーーー!」

アルティミシア「うるっさいな!耳元で怒鳴らなくてもわかっとるわ!」

アルティミシア「しかしこの状況、逃げ場などあるのか!?」



ム オ””オ”オ”オ”オ”オ”ン!!



バチッ バチッ バチッ バチッ!!



アルティミシア「だ、ダメだ!取りこまれる!」

スコール「あああああああ!俺らまで飲みこまれてどうすんだよォーーーーーーーーーー!!」



ム オ””オ”オ”オ”オ”オ”ン!!



全員「あああああーーーーーーーーーーーッ!」



『全員 無に 取り込まれた!』



596:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/10(火) 00:15:14.53 ID:LdJQyXbYo

・???

スコール「う・・・うう・・・」

スコール「どうなった・・・?うっ!」ムク

スコール「なんだ・・・ここ・・・」


グワン・・・グワン・・・グワン・・・・


スコール「無に取りこまれた・・・その中・・・・なのか?」


スコール「・・・」


― 無・・・全てを消去し、新たな世界を作り直す為の創世の力・・・


スコール「そのまどろっこしい言い方は!」

ライトニング「一度飲まれれば存在そのものが無と化す・・・その中に・・・私はいる・・・」

スコール「ねーやん!ねーやん、無事か!」

ライトニング「スコール・・・か・・・お前も無事・・・とは言えないな」

スコール「そーだ、俺ら無に飲まれちまったんだよ!」

ライトニング「ギルガメッシュ達は・・・ここにいるのだろうか・・・」

スコール「それらしいのは見当たらない・・・てか、なんだろう、ここ」

スコール「なーんも・・・なくね・・・」


『そこはただ 時空が歪みうねっているだけだ!』


スコール「・・・」

スコール「ハッ!そうだ、ババア!ババアどこいった!」

ライトニング「あの巨体を見失うなどそうそうあるはずはないが・・・」

スコール「ババアーーーーーッ!どこいったァーーーー!ババアーーーーッ!」


アルティミシア「うるっさいな。聞こえてとるわ」ズドォン!


スコール「ババア!」

ライトニング「無事だったか・・・」

アルティミシア「ついに飲みこまれてしまったな・・・これが・・・」

アルティミシア「『無』・・・全てを飲みこみ、全ての存在を抹消する力・・・・」


グワン・・・グワン・・・グワン・・・・



597:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/10(火) 00:17:03.79 ID:LdJQyXbYo

スコール「つかお前はその格好のままなのな」

アルティミシア「お前らがババ神様とかいってもてはやすからだろうが」

スコール「それ・・・下半身どうなってんの?」

アルティミシア「グリーヴァの一部に決まっとろうが」

スコール「・・・もしかして入って(ry


【ホーリー】


スコール「おぼぼぼ~~~~ッ!」チュドーン

アルティミシア「ゲスい下ネタを言ってるんじゃないぞゴルァ!

ライトニング「ここは無の中・・・しかし我々はどうやら、まだ生きているようだ・・・」

アルティミシア「吸いこまれただけで命を取るとは言ってないからな。デジョンと一緒だ」

スコール「ババアこれどうする?どうやって脱出すんの?」

アルティミシア「あの老害野郎はもういないのだろう?だったら無だけが暴走している事になる・・・」

アルティミシア「はてさて、どうした物か。時間圧縮がここまで届けばなんとかなりそうなのだが」

ライトニング「ここは・・・創世の時代からずっとあったのだな・・・」

アルティミシア「中身はこうなっていたんだな」

スコール「大体想像ついてたけど、ほんとなーんもないな」


全員「・・・」



ズズズズズ・・・



全員「ん・・・?」



ズズズズズズ・・・・


ズズズズズズ・・・・



アルティミシア「なんの音だ・・・」


ライトニング「・・・?」キョロキョロ



598:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/10(火) 00:18:14.34 ID:LdJQyXbYo

ズズズズズズ・・・・


ズズズズズズ・・・・



スコール「きめえななんか」



ズズズズズズ・・・・


ズズズズズズ・・・・




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!



全員「!?」



『無の奥から 巨大な塊が現れる!』



スコール「 げ ッ ! 」




「わたしはネオエクスデス・・・」



「すべての記憶 すべてのそんざい すべての次元を消し」



「そして わたしも消えよう」



「永遠にッ!」




アルティミシア「こいつ・・・生きていたのか・・・」

スコール「ほんとマジしっつけーなー!」

ライトニング「まて!何か様子がおかしい!」




ネオエクスデス「・・・・・・・・・・・・・・」



599:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/10(火) 00:29:04.76 ID:LdJQyXbYo

アルティミシア「ん・・・まて」

アルティミシア「「ネオ」エクスデスって言わなかったか今」

スコール「なんだよネオって。ていうか」

ライトニング「なんだその姿・・・」


『いろんな生き物を ごちゃまぜにしたような 姿だ!』


スコール「なんだその古今東西あらゆる物を混ぜたよぅなデザインは!?」

アルティミシア「んん?ドクロに女に、牛っぽいのに・・・・んん!?」

ライトニング「まさにカオスだな」



ネオエクスデス「わたしは・・・・ネオエクスデス・・・・」


ネオエクスデス「わわわわわわたしはははははネネネネネオエエエエクスクスクス」



3人「!?」



ネオエクスデス「わわわわわわネネネネネネクスクスクスクスクス」



スコール「何バグってんだよ!きめえんだよ!」

アルティミシア「ひょっとして・・・自我がないのか・・・?」




ズズズズズズ・・・・・・・



600:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/10(火) 00:29:57.14 ID:LdJQyXbYo

ネオエクスデス「わがががががががががが」


ライトニング「無の力に・・・自分の意志まで飲まれたと言うのか・・・・」

スコール「じゃあこいつ!もうあのウド野郎じゃねーじゃん!全く別の生き物じゃん!」

アルティミシア「一体どうなっている!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・



スコール「ウド巨人・・・?」

ライトニング「いや、もはや別物だろう」

ライトニング「無の力を追い求め、その結果自分自身まで無と化した、哀れな魔導士のなれの果てだ」



ネオエクスデス「おおおおおおごごごごごごごごご・・・・・・・・・・・」



スコール「・・・・」

アルティミシア「お前・・・・そうまでしてなんで・・・」



ネオエクスデス「わわたしはははむむむののののちかかかかか」



スコール「ウド・・・」

ライトニング「だから・・・だから言ったんだ!無の力を制御など、誰もできないって!」

アルティミシア「・・・終わらせてやるしかないな」

スコール「・・・・だな」

アルティミシア「もはやあいつは私達の知ってる暗黒魔導士じゃない。無に飲まれた一匹の化け物だ」

アルティミシア「消すぞ。この世から」

スコール「・・・楽にしてやれ」




【エンカウント】ネオエクスデス



622:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 22:20:47.63 ID:nWTiX1mNo

スコール「じゃあ後よろ」ゴロン

アルティミシア「私任せかい」

スコール「いやそらそうだろ。あんなの俺にどうしろってんだよ」


ネオエクスデス「あががががががががが」


アルティミシア「まぁ、そうだが・・・・」

スコール「はやく楽にしてやれよ」

アルティミシア「なんでそう最後まで人任せなんだ・・・」


ネオエクスデス「うぐぐぐぐぐぐぐ」


アルティミシア「・・・老害じじい」


ネオエクスデス「おごごごごごごご」


アルティミシア「そんな姿になってまで・・・どうして『無』を求めたのか、もはや理解する事は叶わん」

アルティミシア「だがせめて・・・お前が望んだ物・・・自我を失ってまで手に入れたかったもの・・・」

アルティミシア「無に代わりて私が与えよう」

アルティミシア「完全なる消滅を!」


ネオエクスデス「あがががががががーーーーーーーーーーーッッ!」


『宇宙の 法則が 乱れる!』


スコール「ハッ!」


ネオエクスデス「-------」ブルブルブル


ライトニング「どうした?」

スコール「あの・・・ほら、一番奥のさ・・・ガイコツっぽいのの隣」

ライトニング「?」

スコール「・・・エロい格好の金髪美女!」

ライトニング「それがどうした・・・」


ネオエクスデス「-------」ブルブルブル


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


アルティミシア「なんだ!?時空が震えだしている!」

スコール「・・・」ブルブルブル

アルティミシア「なんでお前まで震えてるんだよ」

ライトニング「何かまずい・・・全員、防御態勢をとれ!」バッ

スコール「ババァーーーー助太刀するぞぉーーーーッ!!」ダダダダダ

ライトニング「あ、ちょ、バカ!」



623:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 22:22:18.73 ID:nWTiX1mNo

スコール「おおおおお!!」ダダダダ

アルティミシア「なんだあいつ、急にやる気を出しおって」

ライトニング「スコールを止めろ!あのバカが動いたのは助太刀なんかじゃなくて・・・」ゴニョゴニョ


スコール「金髪美女ゲットォーーーーーーッ!」バッ


アルティミシア「もう死ねよ・・・」


スコール「い!?」


『4つのパーツが、同時に襲い掛かる!』



【しんくうは】【ミールストーム】【ファイガ】【たたかう】



スコール「うだらばーーーーーッ!」チュドーン


ライトニング「なッ!」

アルティミシア「4ついたのか!」


スコール「 」(戦闘不能)


アルティミシア「もうそのまま寝てろお前・・・」



ネオエクスデス「-------」ブルブルブル



ライトニング「まずいッ!さらに何かくる!」

アルティミシア「こっちが本命の攻撃か!」


『2人は みがまえた!』



ネオエクスデス「  」




【グランドクロス】



624:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 22:23:59.16 ID:nWTiX1mNo

ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン

ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン



アルティミシア「うおおおおおおおお!!」



ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!



ライトニング「しまッ・・・---」



ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!



ネオエクスデス「ーーーーー」



アルティミシア・ライトニング「うあああああああああ!!」



カ ッ !



ライトニング「う・・・げふっ!」ヒューヒュー

ライトニング「直撃を・・・食らってしまった・・・かはッ!」ガク

ライトニング「ぜえ・・・ぜえ・・・な、なんだ・・力が・・・抜けていく・・・」


【麻痺】 【スリップ】


ライトニング「か、体がッ!」ビリビリ


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・


ライトニング「ハッ!そうだ!あ、アルティミシアは!?」

ライトニング「!?」


アルティミシア「う・・・ゴハァ・・・」ゲフッ



ピキ・・・ピキ・・・ピキ・・・



『グリーヴァの体が 衰えていく!』



アルティミシア「こ・・・れは・・・」パキパキッ


【オールド】


アルティミシア「あああああ一番最悪なST異常にかかってしまったぁーーーーーーーッ!!」ガビーン



625:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 22:27:44.71 ID:nWTiX1mNo

ライトニング「だ、大丈夫か?」

アルティミシア「み、見るな!この・・・」パキパキッ

アルティミシア「老化が私の所に来る前に・・・なんとかせねば・・・!」ピシピシ


シュウウウウウウ・・・・・・・


ライトニング「ハッスコールが!」

アルティミシア「!?」


スコール「 」スゥー


『スコールが 消えかかっている!』


ライトニング「まずいぞ!?はやく起こさないと・・・!」

アルティミシア「どれだけ手間かけさせるんだこの黒ジャン野郎ォーーーーーーーーーッ!」


ネオエクスデス「-------」ゴゴゴゴゴ


ライトニング「ついに言葉すら失ったか・・・」

アルティミシア「あぁーーーーもう!めんどくさいなァーーーーー!」バッ

ライトニング「あ、おい!」

アルティミシア「おおおおーーーーーーーーッ!」


『アルティミシアが ネオエクスデスに 特攻をかける!』


スコール「 」スゥー

アルティミシア「おいバカ!今行くから少し耐えろ!」


ネオエクスデス「------」ズズズズズ


アルティミシア「くっそ・・・なんちゅう位置で寝てるんだあのバカ!」



【ネオエクスデス】ースコール(戦闘不能) ←【アルティミシア】→ 【ライトニング】



アルティミシア「4体同時に相手しつつあいつを救助・・・しかも私は老化中」ピキパキ

アルティミシア「できるか・・・?いいや、やるしかないようだ」


『グリーヴァの老化が 刻々と進んでいる!』


アルティミシア「やるしか・・・ない!」

アルティミシア「おいなんとか姫!クリスタルの力、今私に貸し与えろ!」グッ

アルティミシア「おおおおおおおおおお!!」バッ


【メテオ】×6



626:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 22:28:23.53 ID:nWTiX1mNo

ズドドドドドドド・・・・


ネオエクスデス「!」


『隕石の群れが ネオエクスデスに降り注ぐ!』


ズドドドドドドドド!!


アルティミシア「これで何体か足止めできれば・・・!」


スコール「 」スゥー


アルティミシア「こいつの寝顔が最高に腹立だしい・・・ほら、起きろ!」バッ

ライトニング「待て!止まれ!」

アルティミシア「!?」


『メテオが分散して まるでダメージを与えられていない!』


スドドドドドド!!


ネオエクスデス「----」


アルティミシア「な・・・ぜ・・・」

アルティミシア「ハッ!」


【ダミーターゲット】全体攻撃を分散するダミー


アルティミシア「ダミー・・・ターゲット!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!



ネオエクスデス「 」チカチカ


カ ッ


アルティミシア「しまッーーー・・・」



【アルマゲスト】



627:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 22:32:43.93 ID:nWTiX1mNo

アルティミシア「うがァァァァァーーーーーーーッ!」


バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・


アルティミシア「お・・・ご・・・」グラ


ピキ・・・ パキ・・・


アルティミシア「~~~~」ヒューヒュー


ネオエクスデス「 」チカチカ


【ブリザガ】【真空波】【たたかう】


アルティミシア「~~~~~!」バキバキィ!


スコール「 」スゥー


アルティミシア「ま、まずい・・・グリーヴァが・・・」


ビシィ・・・バキバキバキッ!


アルティミシア「崩れる・・・!」



バ キ ィ ! !


ドドドドドドドド・・・・・



『グリーヴァの下半身が 崩れ去った!』


アルティミシア「ぬあああああーーーーーッ!」


スコール「 」スゥー


アルティミシア「す、スコール・・・」

アルティミシア「スコーーーーーーーーーールッッッ!!」バッ



ネオエクスデス「 」チカチカ



【しんくうは】




ズ バ ッ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ! !



628:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 22:37:51.17 ID:nWTiX1mNo

ライトニング「ど、どうなった!?」


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・


ライトニング「アルティミシア!アルティミシアはどこへいった!!」


スコール「ちょおいてぇ~・・・」ムク


ライトニング「ス、スコール!」

スコール「もう、なんだよぉ~、ぼこすかと人の事殴りやがって」

スコール「記憶障害がこれ以上進んだらどうすんだっつの・・・」ブツブツ


ライトニング「~~~~・・・・・ろ!!」


スコール「ん?何?」


ライトニング「 後 ろ ! 」



ネオエクスデス「   」クワッ



スコール「ぬあああああああああああああ!!」ブブーッ!


ライトニング「は、はやくこっちへこい!」


スコール「ひぃぃぃぃーーーーーーーッ!!」ダダダダダ



【ネオエクスデス】ーーーー【ライトニング】ーーーーーーーーーーーーー→【スコール】



ライトニング「おいぃぃ!どこまでいくんだよ!」

スコール「私の場所へ帰るッす!」

ライトニング「ちょっと待てぇ!逃げるな!ぶん殴るぞバカ!」

スコール「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」(逃げられない!)


【ミールストーム】


ライトニング「うあああああああ!!」ギュルルル!

スコール「ねーやんなんで避けないの?」

ライトニング「今・・・動けないんだよ・・・」(麻痺+スリップ)

スコール「へえ、あんたでもそんなんになる時があるんだ」プッ

ライトニング「いいからはやく回復しろ!」


【エスナ】



629:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 23:08:21.22 ID:nWTiX1mNo

ライトニング「ふう・・・」コキコキ

スコール「しっかりしなよ。解放者(笑)でしょ」

ライトニング「お前に言われたくないわ。動くたんびに戦闘不能になりやがって」

スコール「セブンティーンは色気に弱いのよ」

ライトニング「ネオエクスデスの一部だぞ・・・よくあんなので興奮できるな」

スコール「思春期ってすげーよな」

ライトニング「なんで他人事なんだよ」


ネオエクスデス「----」ゴゴゴゴゴ


『宇宙の法則が 乱れる!』


ライトニング「ま、またこれか!」

スコール「ん?何?」

ライトニング「さっきやられた技だ!時空の歪みと共にこちらに様々なST異常を付与してくる!」

スコール「ペインみたいな感じ?」

ライトニング「ペイン・・・その濃縮タイプみたいな感じだ」

スコール「そ、それはヤだな・・・」


ズズズズズズ・・・・・


スコール「どうすりゃいいの!?」

ライトニング「いくらなんでも二人では・・・」

スコール「つかババア!ババアどこいったんだよ!」

スコール「ババアゴラァ!今こそあれやれ!簡易マイティガードもどき!」

ライトニング「・・・」

スコール「ババアーーーーーッ!返事しろォーーーーーッ!」



【グランドクロス】



スコール・ライトニング「うわぁああああああああああ!!」



ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!



630:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 23:09:08.01 ID:nWTiX1mNo

ネオエクスデス「-------」


スコール「う、うぐぅ・・・」

スコール「このごちゃ混ぜ野郎・・・ポリゴンショックみたいな技だしやがって・・・・」

スコール「また全国の小学生が軒並み倒れたらどうするんだ・・・がはっ!」


【状態異常】毒


スコール「松田勇作みたいに・・・なってるじゃねえか・・・・」ベチャァ

スコール「な、なんじゃこりゃぁ・・・」ポタポタ

ライトニング「・・・」

スコール「ねーやん治療したばっかなのにまたかかっちゃったね」

スコール「・・・ねーやん?」

ライトニング「・・・スノウ!」ガバッ

スコール「はいぃ!?」

ライトニング「帰ってこい!スノウ!」

スコール「え、いやちょ、スノウってそれあんたの妹の(ry


【混乱】


スコール「しちゃったの!?」

ライトニング「セラの魂は、オマエを待っているのだぞ!?」ドカバキ

スコール「いやだから写真みたけど全然似てなにぎゃああああああああああああ!!」


【エアロガ】【真空波】【たたかう】【ミールストーム】


ライトニング「グハァッ!」

ライトニング「ハッ!私は一体何を・・・」

スコール「・・・」ボロ

ライトニング「スコール!大丈夫か!一体何があった!」

スコール(お前にやられたんだよ・・・)ヒリヒリ


ネオエクスデス「-------」ズズズズ


ライトニング「くそっ!あの化け物め!無を得て私達まで取り込もうと言うのか!」

スコール「どうすんよ・・・あれ」



ズズズズズズズズズズズ・・・・・・・



631:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/15(日) 23:09:49.42 ID:nWTiX1mNo

ライトニング「二人だけでは・・・きついな・・」

スコール「ていうかさ、ババアどこいったのババア」

ライトニング「・・・やられた」

スコール「えっ」

ライトニング「さっきお前を助けに行った時に・・・あいつに・・・・」


ネオエクスデス「-------」ズズズズ


スコール「・・・・」

ライトニング「すまん・・・私の力不足のせいだ」ガク

スコール「へえ、ババアやられたの」

ライトニング「なんでそんなに悠長なんだ!?アルティミシアがやられたんだぞ!?」

スコール「いや・・・その、なんていうか」ポリポリ


『宇宙の法則が 乱れる!!』


ライトニング「悲しむ暇はないと言いたいのか・・・」

スコール「悲しむっていうか・・・まぁ、俺とあいつ、なんだかんだでそこそこ長い付き合いなわけで」

スコール「で、まぁババアの趣向がなんとなくわかってきたって言うか」

ライトニング「・・・・」


ズズズズズズズズ・・・・・・


スコール「なんていうの?こう、うまく言えないけど」

スコール「あ、あいつ絶対生きてるなって言う、確信めいた勘」

ライトニング「勘って・・・」


ズズズズズズズズズ!!


スコール「だってもうわかるじゃん。あのババアの尋常じゃないしつこさ」

スコール「あいつが本気でやられるときは、俺ら全員を巻き込んだ、それはそれはすごい共倒れをかますと思うのね」

ライトニング「ま、まあ言われてみればそうだが・・・」

スコール「いまこの場にいないって事は、まぁ、またなんか隠し玉があるんだろ」

ライトニング「う。う~ん、確かにまだ技はいくつか残っているみたいな事言ってたような・・・」

スコール「ババア、グリーヴァ、ジャンクショングリーヴァと来てお次は何がくるのかね」

スコール「はーあ、あいつ完全にエンディング見せる気ねーわ」

ライトニング「じゃあ何故出てこない・・・」

ライトニング「ハッ!しまッーーーーー」


【グランドクロス】



635:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/16(月) 00:31:29.84 ID:n5SOrMido

ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!



ライトニング「う、がはぁ・・・」

ライトニング「まずい・・・今度は何になった・・・?」

スコール「・・・」

ライトニング「大丈夫か・・・スコール!」

スコール「別になんともないけど」

ライトニング「なんで!?」


ネオエクスデス「----------」


スコール「ねーやんもなんともないじゃん」

ライトニング「!? ほ、ほんとだ・・・・」

ライトニング「一体何故・・・?」

スコール「ミスったんじゃね?バグりすぎて」


ネオエクスデス「-----------」ズズズズ



ライトニング「・・・・?」


【ケアルガ】×2


ライトニング「ぬおっ!」キラキラ

スコール「おおっ!」キラキラ





アルティミシア(あーびっくりした)





スコール「 バ バ ア ! 」



636:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/16(月) 00:35:33.18 ID:n5SOrMido

アルティミシア(ったくあのごちゃ混ぜ野郎・・・よりにもよってオールドなんてかけやがって)

アルティミシア(私の美が崩れ出したらどうするというのだ。クソが)

スコール「ババア!?どこにいる!?ババア!?」キョロキョロ

アルティミシア(ここ、ここ)

スコール「!?」


【ジャンクション】アルティミシア


アルティミシア(お前の脳内に避難させてもらったよ)フイー

スコール「 ジ ャ ン ク シ ョ ン か よ ! 」

ライトニング「おい、どうした一体」

スコール「ババアてめーーッ!俺は学校の体育館じゃねーんだぞ!」

アルティミシア(初めてお前が役に立った瞬間かもしれない)

スコール「かもしれないじゃねーよ!俺は最初から役に立ってただろが!」

アルティミシア(はいはいがんばったがんばった)

スコール「キィーーーーー!」ワシャワシャ

ライトニング「スコールの中にいるのか・・・?」


ネオエクスデス「--------」ズズズ


スコール「くっそ!まぁいい!それよりも優先すべきはあいつだ!」

スコール「ババアをこうまで追い詰める化け物だ!なんか策はねーのか!」

アルティミシア(そうだな・・・とりあえずわかった事がある)

スコール「あんだよ」

アルティミシア(ネオエクスデスと名乗ってはいるが、あれにもはやじじいの気配はない)

アルティミシア(かつて無に飲みこまれた人やモンスター、それが寄り添い合って集まった物だ)

スコール「みりゃわかるわそんなもん!どうみてもごちゃまぜじゃねーか!」

アルティミシア(故にだな、単体ではなく複数で成り立っている)

スコール「!?」

アルティミシア(あれは大体4つのパーツで成り立っているようだ)

アルティミシア(よーくみてみろ。一見ごちゃまぜのようで活発に動いているのとそうでないのがあるだろう?)

スコール「・・・・?」ジー



【ネオエクスデス(右上)】【ネオエクスデス(右下)】

【ネオエクスデス(左上)】【ネオエクスデス(左下)】



637:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/16(月) 00:40:23.88 ID:n5SOrMido

スコール「あ・・・ほんとだ」

アルティミシア(それに付け加えダミーターゲットまである。先ほど放ったメテオがほぼ無効化されたのはこの為だ)

スコール「分散したのね・・・・」

アルティミシア(そういう事だ)


ネオエクスデス「------」ゴゴゴゴ


スコール「で、どうすりゃいいんだよ」

アルティミシア(攻撃パターンは大体わかった。4つのパーツが独立し別々の攻撃をしてくる)

アルティミシア(あの強力なグランドクロスやアルマゲストとかいう技、それを担当しているパーツがあるはずだ)

アルティミシア(それを潰せばもうあの攻撃はこない!)

ライトニング「アルティミシアはなんと?」

スコール「あのつええ技放ってくるパーツ潰せってよ」

ライトニング「なるほど、必殺技用の個体がいるのか・・・・」

ライトニング「で、それはどれだ?」

スコール「どれなんだよババア」

アルティミシア(それをこれから調べるのだ)

スコール「はぁ!?」


ネオエクスデス「---------」チカチカ


スコール「んな暇あるかッ!ボケ!どう見ても臨戦態勢だろが!」

アルティミシア(ごちゃ混ぜだから全部調べるのに時間が掛かるんだよ!)

ライトニング「解析が終わるまで耐えるしかないな・・・」ジャキ

スコール「・・・どれくらいでわかるんだよ」

アルティミシア(ん~・・・10ターンくらい?)

スコール「なげえわボケェッ!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


ライトニング「くるぞ!耐えるしかない!」

スコール「くっそ・・・急げよババア!」

アルティミシア(お前こそ戦闘不能になるなよ)



カ ッ



【デルタアタック】【コメット】【真空波】【サンダガ】



638:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/16(月) 01:12:06.58 ID:n5SOrMido

ライトニング「ぐぅッ!」バリバリバリ

ライトニング「さすがに4連続でこられるとキツいな・・・」

ライトニング「スコール!無事か!?」バッ


スコール「 」(戦闘不能)


ライトニング(さっそくかい!)ガーン


【アレイズ】


スコール「あてて・・・」

アルティミシア(お前さあ、これから調査開始って時に手間かけさせるなよ)

スコール「うるせえ一斉にかかってこられたら誰だってああなるだろが」

アルティミシア(耐えるくらいできるだろ。ほら!)


【プロテス】【シェル】


アルティミシア(それでひたすら防御してろ)

スコール「・・・」

ライトニング「どちらにせよ、反撃の暇がない・・・!」


ネオエクスデス「----------」チカチカチカ


【たたかう】【ミールストーム】【ファイガ】


スコール・ライトニング「おおおおおおおおおおお!!」


ズドドドドドド・・・・!!


ライトニング「おい・・・ちゃんと耐えたか?」

スコール「言われんでも耐え取るわ・・・でも」

スコール「今3発しかこなくなかった?」

ライトニング「そういえばそうだな」



ネオエクスデス「------」チカチカ



【アルマゲスト】



スコール・ライトニング「 い い ! ? 」



639:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/16(月) 01:13:08.44 ID:n5SOrMido

バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・


ライトニング「 ぐ は ぁ ッ ・ ・ ・ ! 」シュウウウウ

ライトニング「ま、まずいッ!回復を・・・」ケアルガ

ライトニング「この私をこうまで追い詰めるとは!」



ネオエクスデス「--------」ズズズズ



ライトニング「・・・」チラ


スコール「 」(戦闘不能)


ライトニング(やっぱりな・・・)


【フェニックスの尾】


ライトニング「あまりアルティミシアの邪魔をしてやるな」ピッ

スコール「なんかもう慣れてきたわ」ムク

ライトニング「戦闘不能回数はお前がダントツでトップだよ」

スコール「んなケツバットみたいなカウント・・・」



ネオエクスデス「--------」ゴゴゴゴ



スコール「にしても・・・どうすんよあれ」

ライトニング「このままではただの消耗戦だな・・・・」

スコール「おいババア!まだなのか!」

アルティミシア(・・・・・・)

スコール「ババア?」


アルティミシア(・・・・)zzz


スコール「 ね る な ! 」

ライトニング「頼むから真面目にやってくれ・・・」



640:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/16(月) 01:14:19.57 ID:n5SOrMido

アルティミシア(ハッ!おのれネオエクスデス!)

スコール「何残業開けのOLみたいに眠ってんだよ」

アルティミシア(いやだってあいつ・・・)


ネオエクスデス「------」ズズズズ


アルティミシア(目が疲れる・・・・)シオシオ

スコール「眼精疲労起こしてんじゃねーよ!サンテFXでも垂らしてろ!」

ライトニング「そろそろ反撃に転じたいのだが」

スコール「何かわかったのかよババア」


『宇宙の法則が 乱れる!』


ライトニング「まずい!」

スコール「おおおおい!大技きちまうぞ!ババア!」

アルティミシア(・・・・)

スコール「なんか言えよ!?」

ライトニング「ベール!これで少しでも低減できれば!」キラキラ

スコール「ババア!?なんか言えよ!ババア!」



【グランドクロス】



スコール「ああああああーーーーーーーーーッ!」



ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!



シュウウウウウウウ・・・・・・


スコール「う・・・・」

スコール「こ、今度は何にかかった・・・」

スコール「・・・あれ、なんもない」

スコール「あ、やったぁ。またあいつ外しやがったんだ。ラッキー」

スコール「・・・でもなんだろう。この違和感」

ライトニング「スコール!?なんだその姿・・・」

スコール「!?」


【小人】


スコール「ななななんじゃこりゃぁ!!」ガビーン



641:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/16(月) 01:16:10.17 ID:n5SOrMido

スコール「なにこれ!?ドタバタラブコメディにありがちな感じになっちゃってる!」

ライトニング「お、おお・・・・こんな状態異常まで・・・」ヒョイ

スコール「うわ!ちょ、摘まむな!」ジタバタ

ライトニング「おまえはそのままの方がいいかもしれない」

スコール「はぁ!?なんでだよ!やだよ!元に戻せよ!」ジタバタ

ライトニング「愛嬌がでたな」ホッコリ

スコール「しるかァ~~~~~!いいから離せ~~~~!」ジタバタ


【エスナ】


スコール「あ、戻った」デロン

アルティミシア(何遊んでるんだよ)

スコール「いやだってねーやんが」

ライトニング「ちっ元に戻ったか」

スコール「んなこたどうでもイイんだよ!いい加減解析終わらせろよ・・・」

アルティミシア(ん?ああ)

アルティミシア(もう終わったぞ)

スコール「 ま じ か ! ?  」



ネオエクスデス「------」ゴゴゴゴ



アルティミシア(すまんな。どうしてももう一回あの技を見る必要があったのだ)

スコール「この野郎・・・俺らを実験台にしやがったな!」

アルティミシア(何を言うか。お前がすぐ死ぬせいで大急ぎで終わらせたんだぞ)

アルティミシア(この一瞬で30年分は働いたわ。あー、目のマッサージしたい)コネコネ

スコール「ぐぎ・・・お局みたいな事言いやがって・・・・!」

ライトニング「何かわかったか!?」

スコール「はよ言えババア。切羽詰ってるんだよ」

アルティミシア(いいかお前ら、よく聞け。あいつはな)




【ネオエクスデス(右上)】物理攻撃担当

【ネオエクスデス(右下)】アルマゲスト担当

【ネオエクスデス(左上)】グランドクロス担当

【ネオエクスデス(左下)】ガ系魔法 デルタアタック担当

【共通】ミールストーム メテオ 真空波



642:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/16(月) 01:17:32.76 ID:n5SOrMido

スコール「ちょっとした4人パーティじゃねえか」

アルティミシア(幾度となく勇者と相見えた影響かもしれんな)

ライトニング「それ以外はダミーか・・・」

アルティミシア(そういう事だ)

スコール「じゃあ左上の奴フルボッコにすればいいの?」

アルティミシア(そうだな。あれさえなければ戦いはぐっと楽になる)

スコール「またねーやんに混乱されたらたまんねーしな・・・」チラ

ライトニング「小人になったお前をうっかり踏み潰してしまいそうだよ」

アルティミシア(一点集中だ。他の奴は一切無視してあれだけを攻め続けろ)

アルティミシア(一体だけならなんとかなるだろ?)


スコール「単体攻撃は俺の十八番だっての」ジャキ

ライトニング「私は両方いけるクチだ」ジャキ



ネオエクスデス「-----------」ズズズズ



スコール「・・・お前はどうするんだよ」

アルティミシア(ふふ・・・後のお楽しみだ)キラン

スコール「なんか余裕な感じが腹立だしいが・・・なにか策ありって事か」

ライトニング「後はアルティミシアに任せよう」



『宇宙の法則が 乱れる!』



アルティミシア(くるぞ!急げ!)



スコール「突撃ぃぃぃぃぁぁああああああ!!」ダッ



ライトニング「共に行こう!」バッ




ズズズズズズズズ!!



667:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 00:09:34.01 ID:fjtnXG2Yo

ネオエクスデス(左上)「!」


スコール「ババァーーーーーッ!援護しろぉーーーッ!」

アルティミシア(はいはい)


【ヘイスト】【プロテス】【シェル】【リジェネ】【オーラ】


アルティミシア(どうせすぐ死ぬだろうからアレイズも即発射できるよう準備しといてやる)キュイーン

スコール「とおっ!」バッ


【連続剣】


 |  || ■=  ■=  ■= |


スコール「みよ!俺の真骨頂!手動クリティカル連続剣ンンァァァッ!」


『perfect!!』


アルティミシア(さすが手慣れたもんだな)

スコール「あたぼうよ!」キリ!

ライトニング「しかしツメが甘いな」ザッ


【サンダラ】【ルイン】【たたかう】【エアロラ】【ビートダウン】


ネオエクスデス「-----」ガガガ


ライトニング「手ごわい相手に強力な技を叩きこむには、まずブレイクをさせるのが基本だ」

スコール「それができるのはおのれだけやろがい」


【オーバークロック】


ライトニング「その目に焼き付けろッ!」


【シーンドライブ】


ババババババババババシュッ!!


ネオエクスデス(左上)「~~~~~~~!」ズババッ


ライトニング「どうだ!」ザッ

スコール「まだだよねーやん!ギリ耐えられた!」

アルティミシア(今度は向こうのターンだ!構えろ!)



668:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 00:10:21.18 ID:fjtnXG2Yo

ネオエクスデス「 」チカチカ


【ブリザガ】【たたかう】【ミールストーム】


スコール「ババァーーーーーッ!回復だぁーーーッ!」

アルティミシア(ほいさ!)


【ケアルガ】×2


ネオエクスデス(左上)「 」チカチカ


ライトニング「あれがくるぞ!」

スコール「ババア!エスナかまえー!」

アルティミシア(あーいそがし)キュイーン


【グランドクロス】


ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!


ライトニング「今度はなんだ!?」(スロウ+スリップ)

スコール「・・・・うへへへへ!」(混乱)

ライトニング「次はお前か!」ガーン

スコール「セルフィたんのぷっくりに俺モッコ(ry

アルティミシア(下らない事言ってるんじゃないぞボケェ!)


【エスナ】×2


ライトニング「・・・よし!」グゥ

スコール「セルフィたんに壁ドンしたらトロ顔になるかなぁ」ウヘヘ

アルティミシア(混乱は解除したろうが!ほらいけ!)


ネオエクスデス「-------」ズズズズ


スコール・ライトニング「オラァーーーーーーーーー!」


【スコール】たたかう

【ライトニング】ラピッドファイア

【ネオエクスデス】しんくうは


スコール「くおっ!」ドサ

ライトニング「くっ、やはり思うようには進ませてくれないなッ!」ズサ


『4つのパーツに阻まれ 思うようにダメージが通らない!』


アルティミシア(ほらほらがんばれ乾杯ファイト主人公共)キャッキャ



669:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 00:11:15.15 ID:fjtnXG2Yo

ネオエクスデス「------」ズズズ


【デスペル】


スコール「あーーーーーッ!せっかくかけた俺の強化が!!」バリーン

アルティミシア(あーあ)

スコール「あーあじゃねえよババア!かけなぉーーし!」

ライトニング「よし、じゃあついでにこれもかけてやろう」


【ガッツ】


スコール「・・・なにこれ」キラキラ

ライトニング「相手の攻撃に怯まなくなる魔法だ」

ライトニング「相手は複数。四方からの攻撃に耐え抜き、確実に目標に到達、そして殲滅する」

ライトニング「今回の様な戦闘にはうってつけだろ?」

スコール「・・・ふぅ~ん。気が効くじゃん」

ライトニング「こっちも総力戦だからな・・・お前には簡単に死なれては困るんだよ」

スコール(じゃあ先にかけろよ・・・)

アルティミシア(しかしあいつはデスペルを持っているぞ。強化を消される前になるべくダメージを与えろ)


ネオエクスデス「---------」チカチカ


アルティミシア(ほら、くるぞ)

スコール「・・・突撃ぃぃぃぃやあああああああ!!」


【メテオ】


スコール「どぉぉぉぉぉぉぉ!!」ドドドド

スコール「・・・あれ、ひるまない」

ライトニング「それがガッツの効果だ」

スコール「・・・・おっしゃいけぇーーーーーーーーーッ!!」バッ


【あんこく】

【アルテミスピアス】



ネオエクスデス(左上)「---!!」



スコール「まだまだぁ!」



【すいとる】



670:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 00:11:50.53 ID:fjtnXG2Yo

スコール「ハッハッハ!どうだ!お前のHPを吸い取ってやったわ!」キラキラ


ネオエクスデス「------」チカチカ


【コメット】【たたかう】


スコール「おぐふうっ!」

ライトニング「油断するな!一気に殲滅する!」


【ラピッドブリザド】


ライトニング「突破口は私が開く!」シャシャシャシャーン

ライトニング「いけっ!」

スコール「こうなったら・・・全アビリティ使い回してやるわぁぁぁーーーーーーーッ!」


【とつげき】味方全員にプロテス、シェル、バーサク


ライトニング「うわっ!バーサクなんてかけるなよ!」エスナ

スコール「うっがぁーーーーーーーーッ!」(狂戦士)


【ミールストーム】【たたかう】


スコール「 」(戦闘不能)

アルティミシア(バーサクなんてかけるからだ・・・ほら!)アレイズ

スコール「まだまだっ!」ガバッ

アルティミシア(しかしアビリティの有効活用は中々いい発想だ)

スコール「この初代エースアタッカー様をなめんなよ!」ジャキ

アルティミシア(着眼点はいい。しかしアビリティはコマンドだけではなかったろ?)

スコール「・・・・」


【ぶんどる】


スコール「おらっしゃーーーーーー!!」ズバ

アルティミシア(それじゃない!)ガーン


カラカラカラン・・・


スコール「なんかぶんどる成功しちゃったんだけど」

アルティミシア(ある意味すごいな、お前)

ライトニング「・・・?」


【飛竜の槍】


スコール「いらねえ!」ガガーン



671:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 00:12:38.04 ID:fjtnXG2Yo

スコール「槍とかいらねえよ!邪魔だ!」ポイ

アルティミシア(さあ次はどうする?)

スコール「・・・だったらこうだ!」ガチャン


【力+20%】【力+40%】【力+60%】


アルティミシア(の、脳筋仕様!)

スコール「物理こそ最強!力こそ全てなり!」

アルティミシア(悪役のセリフだな・・・)

スコール「ちえええええええええ!!」

アルティミシア(あ、おい!まだ枠が一つ残ってるぞ!)

スコール「これぞカミカゼSeed魂じゃいーーーーーーーーーッ!!」ドタタタタタ

アルティミシア(・・・聞いちゃいない。しょうがない。適当に何か付けてやるか)

アルティミシア(・・・これでいいか)ガチャン


【???】


オラァァァァァァァァ・・・・・・・・・・・


ライトニング「・・・槍、か」グッ

ライトニング「槍・・・吸い取る・・・」

ライトニング「・・・久々に使ってみるか」サッ


スコール「チェストーーー!」ズバッ


ネオエクスデス(左上)「-----!!」ブシャア


スコール「いいね効いてる!さすが脳筋仕様!」

スコール「てなわけえもういっちょーーー!」


【あんこく】


ネオエクスデス(左上)「~~~~~~!」ブシャアアア


スコール「ワーーーハハハハ!力ボーナスにあんこくは相性抜群だな!」

アルティミシア(だがしかし防御面での偏りが・・・)

スコール「おらーーーーーッ!」ズバッ

アルティミシア(あんこくばかり使っていて大丈夫か?)


『スコールのHPが どんどん減っていく!』


スコール「さっさとくたばりやがれええええええ!!」ズバズバズバ

アルティミシア(気づいてないのか?)



672:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 00:14:44.23 ID:fjtnXG2Yo

ネオエクスデス「-----」ズズズズズ


アルティミシア(くるぞ!防御態勢を取れ!)

スコール「やられる前にやーーーる!」バッ

アルティミシア(いや防御しろよ!?)


ズズズズズ・・・・・


アルティミシア(ハッ!この気配は!)


【アルマゲスト】


スコール「 そ れ か よ ! 」

アルティミシア(・・・アホ)



バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・


スコール「うっぎえええええええええええ!!」バリバリバリ

アルティミシア(さすがにこれはキツイな・・・・)

スコール「 」(戦闘不能)

アルティミシア(今のボクシングで言ったらノーガードで右ストレートを食らうような物だぞ)アレイズ

スコール「くっそ・・・蜃気楼の街の鎧いくつかパクっとけばよかった・・・」ムク

アルティミシア(装備できるのか?お前に)



ネオエクスデス(左上)「グオオオオオオオオ!!」



スコール・アルティミシア「!?」



『ネオエクスデスが 大ダメージを食らっている!』


スコール「な、なんで!?」

アルティミシア(あ・・・もしかして私がさっき適当につけた・・・)

スコール「!?」ジャンクションメニュー



【力+20%】

【力+40%】

【力+60%】

【ダメージがえし】敵の攻撃で受けたダメージの1/4をその敵に与える



スコール「 バ バ ア ! 」



673:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 00:17:27.68 ID:fjtnXG2Yo

アルティミシア(またしても手柄を立ててしまった・・・)キラン

スコール「ババア!なんかこう・・・ババア!」フルフル

アルティミシア(なんだその怒りと喜びが混じったような微妙な表情は)

スコール「こう・・・なんていうか・・・その・・・要するにお前はババア!」クワッ

アルティミシア(結局ただの悪口じゃないか・・・)


ライトニング「どいてろ!」


スコール「!?」


【ウェア】竜騎士


スコール「何その恰好!?」


ライトニング「 ハ ァ ッ ! 」グオ



【ビートダウン】



バ リ ー ン ! !



ネオエクスデス(左上)「!!!!????」



【 B R E A K 】



アルティミシア(おい!なんか割れたぞ!チャンスだ!)

スコール「あんた槍使えたの!?」

ライトニング「・・・」キリリ!


【竜騎士】ノックダウン(ブレイク)ゲージが上がる


アルティミシア(器用な奴だな・・・)

スコール「ほんとなんつー格好してんだよ」


ズズズズズ!! ズズズズズ!!


アルティミシア(おいチャンスだこの機を逃すな!)

スコール「・・・オラッシャーーーーーーーーーッ!」


【連続剣】


 |  || ■=  ■=  ■= |



674:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 00:18:35.29 ID:fjtnXG2Yo

アルティミシア(perfectとれよ)

スコール「とーぜん!目押し!目押し!」ガチガチ


『perfect!!』


スコール「シャオラァァァァァァ!」グッ

アルティミシア(当然だな)


ネオエクスデス(左上)「  」ブシャァァァ


アルティミシア(トドメだ)

スコール「か~ら~の~!」キュイイイン


【ラフティバイト】


スコール「しょー○ゅーけんッ!」ザッ



ブワッ



ズバァ・・・・・!



ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 




ネオエクスデス(左上)「   」




ボ ォ ン



スコール「イヤーーーーーース!イヤスイヤスイヤス!」グッ

ライトニング「ついに一体・・・よくやった!スコール!」

スコール「ファーーーーーーーーwwwwww」ブンブンブン

アルティミシア(おいそこのバカ)


ネオエクスデス「 」チカチカ


【ミールストーム】【メテオ】【サンダガ】


スコール「シャバデュビダッチヘンシヌエエエエエエエエエッ!!」バリバリドドド

アルティミシア(ほんとツメが甘いなお前は・・・)



675:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 02:13:23.23 ID:KYTEyh3Jo

アルティミシア(お前のせいでアレイズがゲシュタルト崩壊しそうだよ)アレイズ

スコール「おお・・・・あってえ・・・」ムク

ライトニング「ついに一体・・・」

スコール「けど後3体・・・」


ネオエクスデス「ーーーーーー」ズズズズズ


スコール「マヂ無理・・・」ガク

ライトニング「正直・・・かなりキツイな・・・」ゼエゼエ

アルティミシア(ふむ、これであのグランドクロスとやらが来る心配はなくなったわけだな)

スコール「ババア・・・・約束通りあっちゃんポジの奴倒したぞ・・・」

アルティミシア(あっちゃんて)

スコール「後はお前がやってくれるんだろ・・・さっさと・・・いけ・・・」

アルティミシア(・・・・)


ライトニング「しかし、どんな時でも私は諦めない!」バッ


アルティミシア(お前もあいつを見習ったらどうだ?)

スコール「神のリカちゃん人形になれと?」

アルティミシア(そうじゃなくて、あの決してあきらめない心を)


ライトニング「ハァッ!」


ネオエクスデス「-------」ズズズズ


スコール「どうしてこうも違うのか。慢心、環境の違い・・・・」

アルティミシア(手抜きばっかやってるからだ)


『ライトニングは あきらめず 立ち向かう!』


スコール「こんな所で説教してんじゃねえぞババア・・・いいからさっさといけ・・・」

アルティミシア(ふむ・・・まぁ、約束を果たしたのは事実だしな)

アルティミシア(本当によくやったよ、お前は)

アルティミシア(本当に・・・よくやった・・・・)

スコール「・・・?」


ライトニング「ぐうっ!」ズササ


ネオエクスデス「~~~~~~!」ドカドカ



676:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 02:15:03.08 ID:KYTEyh3Jo

スコール「なんだよ急に改まって・・・」

アルティミシア(実を言うとな、私の切り札はジャンクショングリーヴァで最後だったんだ)

スコール「 は ぁ ! ? 」

アルティミシア(あれをやられたら本当に打つ手がなかった)

アルティミシア(そう、もう手はなかったんだ・・・・)


ライトニング「まだだ!まだ私は折れたりしない!」


ネオクスデス「-------!」グォン


スコール「いや、は!?なんとかするっつったのお前だろ!?やれよ!」

アルティミシア(お前の腐れ脳みそに居ついて、どれほどの時が経っただろう・・・)

アルティミシア(エロい妄想とゲスい発想だけの、ゴミが腐ってさらに汚物同然と化したお前の脳みそにな)

スコール「言い過ぎなんだよ・・・」


ライトニング「救いが失せた世界だろうと・・・守ってここで生きていく!」バッ


アルティミシア(そんなお前のゴミカス産業廃棄物レベルの脳みそでも、一つだけ、たった一つだけ、役立つ事があった)

スコール「なんだよ・・・」

アルティミシア(新たな道の開拓さ)キリ


ライトニング「それが人間の使命だ!」ズバァ!


スコール「なにそれ!?ババア!ねーやん病が移ったか!?」

スコール「まじきめえわ!今この期に及んで何故にフロンティアスピリッツ発揮してんだよ!」

スコール「お前は開拓される側だろ!そういうのは原始時代で発揮しろ!なんかあるたんびにダンスで宴ってろ!」

アルティミシア(折角イイ事言った気になってたのに・・・)ピキピキ


ズズズズズズ・・・


スコール「・・・で、何やんの?」

アルティミシア(いいか、今の私はジャンクショングリーヴァがやられて、お前の脳みそに緊急避難してきた形になる)

アルティミシア(つまり最初と同じだ)

スコール「じゃあどうやって出るんだよ。バングルもうねーぞ」

アルティミシア(再び実体化するには・・・お前にも少し協力して貰わねばならない)

スコール「ええ・・・だるぅ~」

アルティミシア(大丈夫、簡単な事だ)

スコール「何をやれとおっしゃりますでございますか」

アルティミシア(お前の思い描く最も強い物を思い浮かべろ)



677:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 02:16:04.56 ID:KYTEyh3Jo

スコール「それグリーヴァじゃん」

アルティミシア(そう、グリーヴァだ)

スコール「またババ神様になるの?」

アルティミシア(ん~・・・まぁ似たようなもんか)

スコール「意味不」

アルティミシア(いちいちうるさいぞ。いいからやれ)

スコール「はいはい・・・」


スコール「・・・」モワモワモワ


(えへへ、しっぱ~い)

(はんちょ、まてぇ~)

(ちょこっとだけいじって、ガマンする?)

(まみむめも!これ流行らせたい言葉で~す!)


スコール「ハァーーーーーーーン!」ジタバタ

アルティミシア(お約束やってんじゃないぞ!)


ライトニング「う・・・まだだ・・・」ガハァ


アルティミシア(ほら、後輩が死にかけてるぞ。早くやれ)

スコール「はいはい・・・」



スコール「・・・・・・・・・・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・・



アルティミシア(グリーヴァ・・・安心しろ。今度は私が守ってやる)

スコール(雑念入れんな。集中してないとセルフィたんが出てきちまう)

アルティミシア(それはそれでおもしろいが)

スコール(やってる場合じゃねえだろ!はやくしろよ!)

アルティミシア(はいはい・・・・)



スコール「・・・・・・・・・・・」




キィィィィィーーーー・・・・・・・・ン










スコール「ぐあああああああああああああ!!」



678:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 02:18:57.56 ID:KYTEyh3Jo

ライトニング「!?」


スコール「あああああああ頭がいてえええええええええ!!」ワシャワシャ

アルティミシア(ガマンしろ!もうちょっとだ!)

スコール「いやお前マジ何やってんの!?なんだこの頭カチが割れそうな強烈な痛み!!」

アルティミシア(大丈夫、鼻の穴からスイカを出すようなもんだ)

スコール「いや死ぬわ!」


『スコールの頭が 激しい頭痛に見舞われる!』


スコール「あああああああーーーーーーーーッ!」ワシャワシャ


ライトニング「だ、大丈夫か・・・?」


アルティミシア(もう、うるさいな。我慢しろよ男の子だろ)

スコール「我慢のレベル・・・超えてるんだよ・・・ま、まじで・・・ぐあっ!」キィーン

スコール「これマジで大丈夫か!?終わった後俺廃人になったりしねえだろうな!?」

アルティミシア(大丈夫だ)

アルティミシア(・・・・多分)

スコール「多分じゃ困るんだよボケええええええええええええ!!」


ライトニング「おいどうした!?」バッ


スコール「あああ、頭痛が痛・・・ああっ!」キーン

ライトニング「頭痛・・・?何故・・・?」

スコール「鼻からスイカが出る感覚がする・・・!」

ライトニング「いやそれ死ぬだろ!?」

スコール「ま、まじで・・・あああああーーーーーッ!」キーン

ライトニング「ああもう!なんだってんだこんな時に!」

ライトニング(ん・・・鼻からスイカ?)


アルティミシア(はいほらヒッヒッフー)


スコール「はひっはひっ、ひひひふーふーひーひっひふー!」



ライトニング(産気付いてるのか!?)ガーン



679:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 02:22:10.27 ID:KYTEyh3Jo

ライトニング「お、おまえ・・・女だったのか・・・・」フルフル

スコール「いや違うわッ!ババアに任せたらなんかこうなったんだよ!」

スコール「まじで・・・くわっ!本気で・・・い、意識が・・・」ダラダラ

アルティミシア(女性の苦しみ、わかったか?)

スコール「男の子がガマンできる問題じゃねえだろ・・・ボケ・・・」

スコール「くあああああああっ!」キーン

アルティミシア(もう少しだ!ほら!)


スコール「いやあああああああああらめえええええええええええ!!」ジタバタ


ライトニング「え、ちょ、ええっ!?」


スコール「なんかでちゃううううううううらめえええええええええええ!!」ジタバタ


ライトニング「え、あ、ちょ、その」ワタワタ

ライトニング「・・・元気な赤ちゃんを産んでくださいッ!」バッ


スコール「らめえええええええええみないでえええええええええええええ!!」キャー


ライトニング「はいほら!ひっひっふー!」


スコール「いやあああああああああああああああ!!」



ネオエクスデス「-----?」



スコール「ああああああああーーーーーーーーーッ!」バッ


ライトニング「ぬおっ!」




カ ッ




シュウウウウウウウウ・・・・・・・




バササッ



「ふう・・・・」


ライトニング「 」ブッ


アルティミシア「はじめましょう・・・この戦い、『無』駄ですね」


ライトニング(なんか丁寧語になってる!)ガビーン



【アルティミシア】EXモード



680:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 02:23:14.76 ID:KYTEyh3Jo

これ
680_1

ここまで



695:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 22:14:31.04 ID:KYTEyh3Jo

アルティミシア「ふふふふふ・・・・」バサバサ


ライトニング「え、ええ~・・・」

スコール「あ、あなた・・・私達の赤ちゃんは・・・・」ガシ

ライトニング「何があなただ・・・なりきってるんじゃないぞ」


ネオエクスデス「--------」ズズズズズ


スコール「赤ちゃん!私がお腹を痛めて産んだ赤ちゃん!」クワッ

ライトニング「見ればその下らんボケが一撃で吹き飛ぶぞ」

ライトニング「ほら、あれがお前の赤ちゃんだ」


アルティミシア「おまえの強さ、見せておくれ・・・」バササ


スコール「 」ブッ

ライトニング「元気な赤ちゃんだよ。世界を破滅させるほどに」

スコール「え・・・なに、あれ・・・」

アルティミシア「スコール・・・かわいそうな子・・・」

スコール「・・・劇団四季の方ですか?」

アルティミシア「現実は優しくない。そうでしょう?」フフ

スコール「なんで敬語使ってんだよ・・・」

アルティミシア「レディの嗜みです」ホホホノホー

ライトニング「よ、よくわからんがこの形態の時は穏やかな感じになるようだな」

スコール「何変化だよ・・・」


ネオエクスデス「------------」チカチカ


スコール「ハッ!おいババア!やってる場合じゃない!」

ライトニング「残りのパーツが動き出すぞ!」

アルティミシア「私と張り合うつもりですか?」バササ

アルティミシア「無など時空の一部・・・」ホホホホ

スコール「ぶ、不気味だ・・・」


バササッ!!


アルティミシア「さあきなさい・・・一瞬で終わらせて見せましょう」


スコール「ホントに大丈夫かよ・・・」

ライトニング「だと思うが」



【ネオエクスデス VS アルティミシアEXモード】バトル形式:ガチンコ



696:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 22:16:17.35 ID:KYTEyh3Jo

スコール「あてて・・・まださっきの頭痛の残りが・・・」トントン

ライトニング「さっきより小さくなってるが大丈夫なのか?」

スコール「よくわからんがババアの新技らしい」

ライトニング「し、新技?」

スコール「本当はジャンクショングリーヴァで最後だったんだとよ」

スコール「この土壇場で思いついたらしい」

ライトニング「・・・」チラ



アルティミシア「ふふ、ふふふふふ・・・」バサバサ

アルティミシア「ふふははは、ふはははははーーーーーーーーーッ!」


ライトニング(キャラ崩壊がはやい!)ガーン




アルティミシア「深き絶望を!」バッ



ネオエクスデス(左下)「-----!」



【ショックウェーブパルサー】



ネオエクスデス(左下)「グオオオオオオオオ!!」ボォン




パラパラパラ・・・・




アルティミシア「ふふ、無様ね・・・」



ライトニング「え、もう!?」

スコール「し、仕事はええ~」



【残り】右上 右下



697:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 22:18:45.66 ID:KYTEyh3Jo

アルティミシア「ふははははは、ハーーーーッハッハッハッハッハッハ!!」


ドガァン!! ボォン・・・ ズドドドドドドド!!


『アルティミシアが、一方的に 推し始める!』


スコール「・・・」

ライトニング「・・・」


ドドドドドド!! バキバキバキィ!! ズドォン・・・ボォン・・・


スコール「・・・ねーやん」

ライトニング「・・・なんだ」

スコール「・・・俺ら、全く出番ないね」(体育座り)

ライトニング「・・・そうだな」(体育座り)



アルティミシア「フハハハハハハハーーーーーーーーッ!」



カ ッ



ボ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 



ライトニング「よくとっさにあんなの思いついたな・・・」

スコール「俺にジャンクションしてたのがヒントだったらしい・・・」

ライトニング「・・・じゃあお前もあんな風になれるのか?」

スコール「なれるわけねーじゃん!俺の何をどう参考にしたのか事細かに聞きたいくらいだわ!」



アルティミシア「崇めなさい!この私を!」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・



バ ァ ー ー ー ー ー ーー ー ン ! ! 



スコール「ババアめ・・・やっぱり最初からあいつ一人を送り込むべきだったんだよ」

ライトニング「私達は一体倒すのに精いっぱいだったものな・・・」

スコール「グランドクロス関係ねーだろ・・・あれ・・・」

ライトニング「そういえば・・・なぜあのパーツだけ私達にやらせたんだろうか」

スコール「あっ」


(いやだね絶対!一人で不能になってろ!)


ライトニング「・・・」

スコール「オールド食らいたくなかっただけかよ!」ガーン



698:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 22:20:11.16 ID:KYTEyh3Jo

アルティミシア「重き痛みよ!」バッ


【グレート・アトラクター(DFF版)】


チ ュ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ン ! ! 



アルティミシア「ワーーーーーーハハハハハハ!!」



【残り】右上



ライトニング「ホントあっと言う間に・・・」

スコール「・・・」

ライトニング「味方の内は頼もしいがね。あれが敵に回ると考えると恐ろしいよ」

スコール「・・・」

ライトニング「お前、ホントに大丈夫か?お前は後々あいつを倒さないといけないんだぞ?」

スコール「・・・・」

ライトニング「素のアルティミシアだろ?グリーヴァとかいう召喚獣だろ?」ヒーフーミー

ライトニング「そしてさっきのでかいの。に、加えあれだ」

ライトニング「ざっと合計、4連戦になるな」

スコール「・・・」

ライトニング「ああそうか、お前の場合それにさらにハンデがプラスされるのか」

ライトニング「なんだったっけ・・・ええと、ああそうか。パーティーがランダムで選ばれるんだったな」

ライトニング「装備している魔法も強制的に消されるんだっけ?マルチジャンクションとかいう」

ライトニング「あっそういえば、そもそもあいつを倒してしまったら圧縮時間からどうやって帰るんだ?」

スコール(か、考えたくねえ・・・・)

ライトニング「課題山積みだな」

スコール「・・・・」

ライトニング「おまえ、本気で努力しろよ?下らん小細工が通用する相手じゃないぞ?」

スコール「・・・・」

ライトニング「地道な鍛錬とたゆまぬ努力。そして運命に抗う不屈の闘志・・・」

ライトニング「これこそが勝利への近道だ」

スコール「・・・」

ライトニング「聞いているのか?」

スコール「・・・土下座しといてよかったぁ~」

ライトニング「土下座!?」



699:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 22:21:01.87 ID:KYTEyh3Jo

アルティミシア「ムッ!」


ネオエクスデス「 オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」


『時空が 激しく 震えだす!』


スコール「なんだあいつ!?なんか元気になりだしたぞ!?」

ライトニング「いやあれは、元気というか・・・」


アルティミシア「限りある命の最後の灯火ですか・・・」



【ネオエクスデス】最後の一体になると発狂モードに移行し、アルマゲストやメテオを連発してくる



ネオエクスデス「 オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」


ズズズズズ!! ズズズズズズズ!!


スコール「バ、ババァーーーー!!はよなんとかしろォーーーーー!!」

アルティミシア「無駄なあがきを・・・・」

ライトニング「ハッ!まずい!」


【アルマゲスト】


スコール・ライトニング「おおおおおおおお!?」



バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・



スコール「 」(戦闘不能)

ライトニング「ぐあっ・・・火事場のなんとやらだな・・・」アレイズ

スコール「や、やろぉ~、ジタバタと足掻きやがって」ムク

アルティミシア「やれやれ・・・困った物です」プスプス

スコール「なにを悠長に構えてんだ!ボケッ!お前も食らってんんじゃねえか!」

スコール「いいからはよ発狂とめろよ!」

ライトニング「アルマゲストを乱発してくるぞ!長期戦は不利だ!」

アルティミシア「長期戦は不利ですか。わかりました」

アルティミシア「ならば長期を短期に変えましょう・・・」

スコール「・・・?」



701:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 23:50:16.62 ID:KYTEyh3Jo

アルティミシア「申し訳ありませんがお二方、剣と剣を一定間隔で鳴らし続けていただけませんか?」

スコール「は?」

ライトニング「・・・こうか?」


『ガンブレートとクリムゾンローズを 一定間隔で当てる!』


スコール・ライトニング「こう?」キンキン

アルティミシア「結構です」ニッコリ

ライトニング「意図がわからんが・・・」キンキン

スコール「チャンバラをやれと?」キンキン



ネオエクスデス「 オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」ビリビリビリ



アルティミシア「所詮、あなたも時の奴隷・・・」

アルティミシア「終わらせましょう。この儚く、『無』意味で、潰えるだけにある逃れられない運命の時を・・・」



ネオエクスデス「 」チカチカ



【アルマゲスト】



ライトニング「やばっ!」

スコール「おおおい!くっさいセリフ言ってないでさっさと行けよ!」

アルティミシア「剣を止めてはなりません。その刃が救いの知らせを告げるのです」

スコール「はぁ!?なんでこんな所でチャンバラごっこやらなきゃいけねーんだよ!」

スコール「だったらマーカスを呼べ!観客がいねーとやる気がでねー!」

ライトニング「スコール!黙って言う事を聞け!」

スコール「ほんとマジ何考えてるのかわかんねーなこのババア・・・」



キン・・・キン・・・キン・・・




バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・



702:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 23:51:27.99 ID:KYTEyh3Jo

スコール「やべぇーーーーー!バチバチが飛んでくるゥーーーーーーーーー!!」

ライトニング「剣を止めるな!あいつを信じるしかない!」キン




バリバリバリ・・・・バリバリバリバリーーーーーーーー!!




スコール「キャーーーーーー!いやぁーーーーーー!らめええええええええ!!」

ライトニング「あ、アルティミシア!何を考えている!」



アルティミシア「・・・」



『アルマゲストが 目前まで迫ってくる!』




バリバリバリバリ・・・・・!!




アルティミシア「時よ・・・・」ニヤ





キン・・・・キン・・・・キン・・・・・






キ ン ! !



703:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 23:53:59.80 ID:KYTEyh3Jo

スコール「・・・ん?」

ライトニング「な・・・んだこの光景は・・・・」



ネオエクスデス「  」ピタァ



『全てが 止まっている!』



スコール「バリバリが目の前で止まってら・・・」チラ

ライトニング「時が止まっている・・・?ハッ!」

ライトニング「お前!これが例の!」

アルティミシア「さて、このデクの坊さんをどうしましょう」クスクス

スコール「な、なに?こいつ何したの?」

ライトニング「テントで話したろ!これだ!これがこいつの・・・」



【時の呪縛】発動4秒後に対象者を6秒停止させる



スコール「れ、例のハメ技かよ・・・」

ライトニング「私達に剣を当てさせたのは・・・時間を計っていたんだ」

ライトニング「ちょうど音がメトロノームの代わりにになるように・・・」

アルティミシア「ご協力ありがとうございます」ニヤ

スコール(いや自分で計れよ・・・)



ネオエクスデス「 」コォォ



ライトニング「しかし6秒しかないぞ。ここからどうするつもりだ・・・?」

アルティミシア「スコール、お前は本当に役に立ってくれました・・・」

スコール「何をだよ。つか俺の何をどう参考にしたらそんなライオンキングになるんだよ」

アルティミシア「お前のおかげで魔女はまた一歩高みに登るのです・・・」

スコール「そもそもそのキャラはなんなんだよ・・・」


アルティミシア「人々の幻想の中で舞う、永遠の魔女ッ!」


スコール「・・・はぁ?」




アルティミシア「時よ!遊びは終わり!」



アルティミシア「ハァッ!」




【時間圧縮】



704:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 23:54:37.86 ID:KYTEyh3Jo

バ リ ィ ィ ィ ィ ィ ン ! !


スコール・ライトニング「なにぃーーーーーーーーッ!」



『時が ひっくり返る!』



スコール「お前シラフで時間圧縮使えたの!?」

アルティミシア「局部的なら少しだけ・・・」フフフ

スコール「おおおおお前どんだけチートだよ!お前!マジいい加減にしろッ!」ガーン

ライトニング(ますますこいつの勝率が・・・)

アルティミシア「そして・・・時はひらいたと同時に離れていく・・・」」

アルティミシア「 ハ ア ッ ! 」



 |  || ■=  ■=  ■= |



ライトニング「こ、これは!」


スコール「 あ あ あ あ ー ー ー ー ー ー ッ ! !  」ガガーン



 |  || ■=■=■=■=■=|




アルティミシア「遊びは終わり!」キリ


ライトニング「これは・・・スコールの・・・・」

スコール「あーーーーーッ!あーーーーーーッ!ああああーーーーーーーーーッ!!」

ライトニング(う、うるさいな!)



 |  || ■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=|



アルティミシア「これぞスコールにジャンクションして編み出した私の新必殺技・・・」キラン


スコール「 そ れ 俺 の 連 続 剣 だ ろ ! ! 」



705:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/17(火) 23:56:06.83 ID:KYTEyh3Jo

ライトニング「なるほど、スコールをヒントにしたってこれか・・・」



 |  || ■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=|



ライトニング(しかもこいつのよりも多い・・・)

スコール「てめぇーーーふざけんじゃねえぞババァ!何がヒントだ!ただの丸パクリじゃねえか!」

スコール「その表示は俺のだ!俺固有の著作物だ!」

スコール「横からしゃしゃり出て俺の連続剣パクってるんじゃねえぞ~~~~~~!!」



アルティミシア「永久に眠れ・・・」フフ


スコール「 聞 け よ !」

ライトニング「諦めろ・・・完全に上位互換技だ」ポン



fire fire fire fire fire fire fire fire fire fire 

fire fire fire fire fire fire fire fire fire fire



『Perfect!!』



アルティミシア「目押しもバッチリ!」キリ

スコール「ぐうぅ・・・ちくしょーー・・・ババァめ・・・」



アルティミシア「ふははッ!」バッ






カ ッ







【エンドオブメモリーズ】






ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !





ネオエクスデス「 グ オ オ オ オ オ オ ! ! 」




ライトニング「な、名前まで・・・」

スコール「何が・・・エンドオブメモリーズだボケ・・・何から何まで全部もろパクリじゃねえか・・・」



706:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 00:16:04.12 ID:QAHRkRwUo

アルティミシア「私に適う者などいない!」キリ


スコール「ちくしょー!あの必殺技窃盗犯め!!」ガン!

ライトニング(こいつのはエンドオブ”ハート”だったな・・・)


アルティミシア「退屈な時間でした・・・」バササ


スコール「・・・今のが例の俺を参考にしたとかいう技かよ」

アルティミシア「左様。穢れた脳みそから生まれた薄汚い技術が、魔女の聖なる力に寄って昇華したのです」

アルティミシア「感謝なさい!」キリリ!

スコール「な・・・俺をヨゴレ呼ばわりしてんじゃねえぞババアーーーーッ!」

スコール「だったらパクったお前はなんだ!?聖なる万引き犯か!?」

スコール「何が参考だ!ありゃ参考のレベル超えてんだよ!」

スコール「あんなもん参考じゃなくて引用だ!持ち主に無許可の時点でそれを人はパクリと呼ぶわ!」

スコール「使いたければ著作権料を払え!1トリガーにつき5%の印税だ!ボケッ!」

ライトニング「印税て」

アルティミシア「悔やんでも時は戻らない」ニッコリ

スコール「キィィ~~~~~~!」ジタバタ

ライトニング「落ち着け。お前もあまり人の事は言えん」

スコール「クラウド先輩・・・俺、リミットブレイクできませんでした・・・」

ライトニング(ついに白状したか)



シュウウウウウ・・・・・・



スコール「ん?」

ライトニング「お?」

アルティミシア「む?」



ポ ン ッ



【EXモード解除】



アルティミシア「ふう・・・・」コキコキ

ライトニング「時間制限つきだったのか」

アルティミシア「この形態は強力だが、使用時間が短いのが欠点だな」

ライトニング(あ、口調が戻ってる)

アルティミシア「さらなる改良を加えなる必要がある・・・まだまだ研究が必要だな」

スコール「エンドオブメモリーズ使用時はまず先に俺と契約しろよ?」

スコール「ガーデン専属の弁護士に話通しとくからな」

アルティミシア「お前に向けて放つのにか?」ニヤ

スコール「こ、このババア!」



707:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 00:17:58.58 ID:QAHRkRwUo

アルティミシア「実践初投入だったが成果は上々だな」ハハハ

スコール「つかあれ、何?」

ライトニング「随分小さかったが」

スコール「何が参考だ。俺はシンバになった覚えねーよ」

アルティミシア「察しが悪いな。だから・・・」


【ジャンクショングリーヴァ】アルティミシア『が』グリーヴァをジャンクション

【EXモード】アルティミシア『に』グリーヴァをジャンクション


アルティミシア「お前に寄生し続けた事が、ヒントとなったのだよ」ハハハ

スコール「ヤドカリかお前は・・・・」



ズズズズズズズ・・・・・・


スコール「ったくこの七変化ババアが。シーモアかお前は」

アルティミシア「異体じゃないぞ。ミーナマだミーナマ」ポンポン

スコール「何がミーナマだ・・・形態変化でキャラ変えるのは必要なのか」

スコール「何気取りだ。女優かッ!」

アルティミシア「いとしーのあなたはーとお~いところ~へ~」ビブラート

ライトニング「もう・・・そろそろ良いだろ。パクリパクラレ論争は戻ってからやれ」

ライトニング「アルティミシア、ネオエクスデスはどうなった」

アルティミシア「ん、ああ・・・」ゴソゴソ

アルティミシア「こうなった」ポイ


【ネオエクスデス右上のツノ(左)】


スコール「・・・」

ライトニング「随分・・・小さくなったな・・・」

スコール「これ精製したら何ができるんだよ・・・」

アルティミシア「アルマゲストができるかもな。マルチジャンクションするか?」ハハハ


ズズズズズズ・・・・


「うごご・・・・」


『ネオエクスデスの右上が 辛うじて息をしている!』


ライトニング「こいつ!まだ生きていたか!」バッ

スコール「仕留め損なってんじゃねえよ!ババア!」

アルティミシア「大丈夫、もう風前の灯火だ」

アルティミシア「ほら、ちょっとこい。近づいても大丈夫だ」

スコール・ライトニング「・・・・?」


ネオエクスデス(右上)「うごご・・・」ズリズリ



708:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 00:19:35.49 ID:QAHRkRwUo

アルティミシア「全く、お前はお前で大概だな」ドサ

ネオエクスデス(右上)「うごごごご」

アルティミシア「アホが。無は制御できるシロモノじゃないと口を揃えて教えてやったろうが」

アルティミシア「言いつけを守らないからそうなるのだ。お前が悪い」

ネオエクスデス(右上)「わたわたわたしはネオエクスデス全ての存在ををを否定ししし」

アルティミシア「否定したのは自分自身だろ。バカが」

アルティミシア「予想・・・できなかったのか?無を使いつづければそうなると」

アルティミシア「お前ほどの魔導士が?エヌオーの意志を継し者なんだろ?」

ネオエクスデス(右上)「おごごごご・・・」

ライトニング「エヌオーは無を使い逆に飲みこまれた・・・それをお前は知ってたはずだ」

ライトニング「何故お前は同じ道を辿る。何故別の道を歩もうとしなかった」

ネオエクスデス(右上)「おごご・・・・」

スコール「ウドさあ、お前はお前でこう、目的があって、色々と大変だったんだろうけど」

スコール「万年生きててもう疲れたろ。そろそろ休めよ」

スコール「・・・おやすみ」ポン

ネオエクスデス(右上)「・・・・・・・・・」



全員「の、前にだな」ズイ



ネオエクスデス(右上)「・・・・・?」


アルティミシア「ギルガメッシュ達を返せ」

ライトニング「ここからの脱出ルートは?」

スコール「セルフィたん達どこだゴルァ!!」


ネオエクスデス(右上)「わわわたたたたしはネオネオネオエクスデデデデ」


スコール「しらばっくれてんじゃねえぞオラッ!」ガン!



『ネオエクスデスを 尋問にかける!』



スコール「おうネオウド、吐くまで解放しねーぞ」ドン!

ライトニング「私は解放者。したがって解放の与奪は私が握っている!」ドドン!

アルティミシア「死にかけのままエンドオブリレイズいっとくか?んん?」デデーン!



全員「 い い か ら 吐 け ッ ! 」バーン!



ネオエクスデス(右上)「・・・・・・・・・・・・・」






クス・・・・・クス・・・・・クス・・・・・・



709:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 00:20:52.84 ID:QAHRkRwUo

ライトニング「・・・・?」

スコール「何笑ってんだゴルァ!」ガン!

アルティミシア「こんな目に合ってまで随分と余裕じゃないか・・・」ヒクヒク



クス・・・・・クス・・・・・クス・・・・・・



ライトニング「待て、こいつの声じゃない!」


ネオエクスデス「あがががががが」


ライトニング「そもそもこいつはもう言葉を・・・」

スコール「じゃあモールス信号で吐け」

アルティミシア「ダイイングメッセージ的な物で伝えろ」

ライトニング「いやそうじゃなくて」




フフ・・・・・・フフフフ・・・・




『あたりに ぶきみな 笑い声がひびきわたる!』



全員「・・・・?」





ヒャヒャ・・・・・・ゲキャキャ・・・・・





ヒヒ・・・・・・・







リノア「おハロー」ヒョコ



721:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 22:18:43.88 ID:QAHRkRwUo

スコール「リ、リノアッ!」

アルティミシア「お前ッ!どうしてここに!」


リノア「みんな~~~!ついにやったね!」

リノア「暗黒魔導士エクスデスはついに、光の勇者によって倒されたよ!」

リノア「万の時を経た暗黒の化身の野望・・・それを・・・バッツ達の無念を晴らせたね!」

リノア「食い止めたのはみんなだよ!みんなのおかげだよっ!」

リノア「おめでとう!ほんっとうに・・・ほんとにほんと、おめでとう~~~!」パチパチパチ


スコール「ありがとう」ニッコリ

スコール「じゃねえよ!ボケ!今更何しにきやがった!」


リノア「めでたいなぁ」


スコール「なんでそこでエ○ァなんだよ!!いちいちボケてくんな!しんどいわ!」

リノア「ノリツッコミうまいねw」

ライトニング「・・・何しに来た」ジャキ

リノア「構えないでよ。怖いなぁ」

ライトニング「今更のこのこと、どのツラを下げてきた!」

スコール「そーだそーだ!今度こそお前のお師さん倒したぞ!」

スコール「見ろッ!」バッ


ネオエクスデス(右上)「あががががががが」ヒクヒク


リノア「あっら~、先生。しばらく見ないうちに随分派手なイメチェンで・・・」

アルティミシア「無に飲まれ、自分の意志さえも消えた」

アルティミシア「こいつはもうお前の知ってるエクスデスではない」

リノア「ほほぉー」

アルティミシア「・・・なんとも思わないのか?」

リノア「何が?」

スコール「何がっておどれの御師匠様やろがい!なんかこう、思い出の日々とかあんだろ!」

スコール「回想だ回想!二人で乗り越えた修行の日々を思い出せ!HD画質で!」

リノア「修行の日々、ねえ。ん~~~・・・」

リノア「・・・特に、ないかな?」

スコール「はぁ!?薄情すぎんだろ!お前こいつのおかげで強くなったんだろが!」

スコール「おいウド!あんな事言われてっぞ!いいのか師匠としてそれで!」

アルティミシア「最後に弟子に何か言ってやれ」



ネオエクスデス(右上)「あがががががが」



ネオエクスデス(右上)「リリリリノノノノノアアアア」



リノア「・・・・」



722:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 22:23:56.24 ID:QAHRkRwUo

ネオエクスデス(右上)「リノアリノアリノアリノア・・・・・」


リノア「はいはい、そんなに連呼しなくても聞こえてますよ」ヒョイ

リノア「なんっすか、かつて先生だった者」


ネオエクスデス(右上)「わたわたわたしはネオエクスデス全てを否定存在をひて(ry


リノア「ああ、ネオエクスデスさんって言うのね。リノアです。はじめまして」ペコ


ネオエクスデス(右上)「あがががががうごごごごごご・・・・」


リノア「・・・はっきりしゃべってくんない?」


ライトニング「もう、自我がないんだよ」ジャキ

アルティミシア「お前の先生は無を欲し、そして望み通り無となった」

アルティミシア「ある意味めでたいだろう?」


リノア「ふーん。化け物になりたかったんだぁ」

リノア「コングラッチュレーション。いや、ハッピーバースデー?」

リノア「あたし難しい事わかんなーい」キャッキャ


アルティミシア「わかったか。これで古代から続くこいつの野望は潰えた」

アルティミシア「エクスデスはもういない。世界はこれで消えない」

アルティミシア「そしてそれに加担し、数多の人々を無に帰した、お前の居場所はもう」

アルティミシア「ない」



リノア「・・・・」ピク



ネオエクスデス(右上)「おおおおおおリノリノリノリノアアアア」



スコール「ウドはな、お前だけは信頼してたんだぞ」

スコール「解放の手助けをしてくれて、かわいい弟子で、優秀で・・・つってな」

ライトニング「世界を無を返した後も、お前だけは消さなかっただろうな」

アルティミシア「死ぬぞ。最後に何か言ってやれ」



ネオエクスデス(右上)「リノアリノアりのありのありのあRinoaRinoaRinoren・・・・・・・・・・・」



リノア「・・・・・・・」











リノア「・・・ゴミ」プッ



723:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 22:29:44.59 ID:QAHRkRwUo

ネオエクスデス(右上)「!?」


リノア「ゴミ クズ 虫けら 掃き溜め」

リノア「汚物 こびりついた糞 枯れ木 ゲロ ダニ ゴキブリ 害虫」

リノア「奇形 知的障害 かたわ つんぼ めくら 遺伝子欠陥 生殖異常 キチガイ 不審者」

リノア「腐乱死体 不幸の源 精神障害者 底辺! 弱者!」

リノア「世界のクズ!世界のゴミ!世界中が死んだほうがいいと思っている奴!!」

リノア「いないくてもいい奴!いなかった方がよかった奴!産まれてこなかったらよかった奴!」



スコール「お、おい(ry



リノア「殺されても誰も悲しまない奴!いるだけで腐臭をまき散らす汚物!」ガシ


リノア「世界のガン!世界の掃き溜め!世界の道化!世界の害悪!!」メキメキメキ



ライトニング「な、何を?」

アルティミシア「おい、まさかここでも(ry」



リノア「いなくなった方がいいんだよォォォォーーーーーーー!!お前みたいな奴はさぁあああああああああああああ!!」



ネオエクスデス(右上)「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」





バ キ ィ ! ! 




全員「!?」




『ネオエクスデスの もう片方のツノが へしおられた!』



724:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 22:43:52.35 ID:QAHRkRwUo

リノア「中途半端に息してんじゃねえぞオラァーーーーーッッ!!負けたんならさっさと死ねよおおおおおおおおおおおお!!」ゴシャゴシャゴシャ



ネオエクスデス(右上)「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」


リノア「ヒャヒャヒャヒャwww殺されろ殺されろ殺されろ!!息するゴミは殺されろォーーーーーッ!!」


ゴシャッ


ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ



リノア「ギャハハハハハwwwww死ねよはやく!ねえ死んで!?ねえ埋まれないで!?ねえ1?存在しないで!?」



ライトニング「あいつは一体何をしてるんだ!なんで自分の師匠にあんな事を!」

ライトニング「ハッそうか、せめて弟子だった自分の手で埋葬してやろうと・・・・」

アルティミシア「違うんだよ・・・あいつは・・・最初から・・・」ポン



リノア「師匠!?ナニソレ!?ハッ!?w最初からお前なんて眼中なかったんですけど!」ゴシャア!

リノア「あたしらにはドローってのがあんの!知ってる?ドロー!」

リノア「知らない魔法持ってる奴がいたらドローして奪い取るの!」ゴシャア!

リノア「お前はそれと一緒!古代魔法をいっぱい知ってたからストックさせてもらっただけのただのドローポイント!」ゴシャア!

リノア「吸い取ってスッカラカンのドローポイントにさあ!どこの誰が何の用事があるんだよぉーーーーーーーーーーッ!!?!?」ゴシャア!

リノア「ねえーーーーーー聞いてるーーーーーーしゃべれよオラァーーーーーッ!!」



『ありったけの罵倒が 鈍い音に混じり 響き渡る!』



リノア「死ね!死ね!死ね!死ね!」

リノア「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」


死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね


スコール「・・・・」



726:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 22:45:42.29 ID:QAHRkRwUo

リノア「大体おまえキメエんだよwwwwなんかいつもキッショイ笑い声でさぁwwwwなにあれwwwwww」

リノア「世界中探してもお前ぐらいだよ!!何!?ファファファってwwwwwwwwゲロ吐く時の音じゃんそれwwwwwキメエwwwww」

リノア「お前が笑いかけてくるたんびにアタシ鼻摘まんでたの!ゲロの匂い嗅ぎたくないから!!わかる!?!?」

リノア「パワハラだよパワハラ!お前のせいでエクスデス=ゲロってイメージなっちゃったよ!!wwwwww」

リノア「お前を視界に入れるたんびにさあああああああああ!!汚い吐しゃ物が脳裏を過るんだよおおおおおおおおおおお!!」

リノア「なんとかしてくれよおおおおおおおおお前の汚いゲロがアタシの脳にジャンクションしてるんだよおおおおおおおおおおお!!」



ガ シ



ネオエクスデス(右上)「あがっ!?」


リノア「吐け!一回ここで吐け!内臓に詰まってるもん全部出せ!」



ギュウウウウ・・・



リノア「じゃねえとアタシのお脳がキレイにならねーだろ!?なぁ?!お前のゲロだろ!?責任もってここで全部出せよ!!」

リノア「出せよ。なぁ。出せって。はやく。出しってってば。」

リノア「ねえ・・・」ギュ



ネオエクスデス(右上)「~~~~」ジタバタ




リノア「 だ せ っ て 言 っ て ん だ ろ ォ ー ー ー ー ー ー ー ! ! 」




ギ ュ ッ




パ  ン ! !



727:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 22:47:30.03 ID:QAHRkRwUo

全員「 」



ブシャア!!



ベチャァ・・・



ポタ・・・・ポタ・・・・



ネオエクスデス(右上)「 」ヒューヒュー



リノア「きったねええええええこいつマジきたねええええええ!!」

リノア「やっぱり汚物だ汚物!こんな所で節操なく出しちまってさぁ!!」

リノア「くせえんだよゴミwwww誰が片付けるんだよこれ!!なぁ!!」

リノア「なんとか言えよおい!老害汚物製造機!!」



ズン!



ザ ク ッ



リノア「ヒャヒャヒャヒャヒャwwwwwwはやく息絶えろよオラァアアアアアアアア!!」ザクザクザク



ライトニング「・・・」ジャキ

スコール「ちょ、ねーやん!?」

ライトニング「お前ら・・・よくあんな光景を見て黙っていられるな・・・」

スコール(黙ってるわけじゃねーよ・・・)

ライトニング「討つべき『悪』がなんなのか・・・今わかった・・・」


ライトニング「 ハ ァ ッ ! 」



『ライトニングが リノアに 斬りかかる!』
  



729:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 22:54:00.49 ID:QAHRkRwUo

リノア「ゴミ 汚物 ゲロ カス 雑魚 負け犬 敗北者 」ザクザク

リノア「何一つできない奴!目的一つ達成できないクズ!」ザクザクザク



ライトニング「ハァァァァッ!」



リノア「お役御免の癖に何呼吸してんの!?何この世に存在してんの!?何夢をかなえようとしてんの!?!!」ザク!

リノア「お前のようなのは最初から生まれてこなけりゃよかったんだよ!ゴミ!クズ!カス!」ザク!

リノア「ネオもへったくれもねーーーんだよおおおおおおおお死ねよオラアアアアアアアアア!!」ザクザクザクザク!!


ライトニング「 ア ア ア ア ッ ! 」



ズ バ ッ ・ ・ ・ ・ ・ !



ライトニング「 」


リノア「 」




ビチビチ




ネオエクスデス(右上)「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」



ライトニング「・・・・」


スコール「ねーやん・・・?」

アルティミシア「リノアを・・・斬った・・・のか・・・?」



ポタ・・・・ポタ・・・・










リノア「何?自分でトドメ刺したかった?」ヒョコ


スコール「リノア!?」



730:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 22:55:48.77 ID:QAHRkRwUo

リノア「ほんと、痴呆老人がすいませんね薔薇のおねーさん」

リノア「ハンカチハンカチ・・・ごめん、今手持ちがないやw」


ライトニング「スコール・・・・」クル



スコール・アルティミシア「うっ!」



『返り血で 顔が 真っ赤に染まっている!』



リノア「まぁ、バラのようになれたって事でw」


ライトニング「・・・・」ベチャァ


リノア「ひゃひゃひゃひゃwwwwwww似合う似合う!!超似合ってるよおおおおおおおおお!!」ゲラゲラゲラ


ライトニング「なぁスコール、アルティミシア、私の顔は今どうなっている・・・・?」ベチャ

ライトニング「なんだか顔がベタベタするんだ・・・なぁ・・・教えてくれないか・・・」



ポタ・・・ポタ・・・ポタ・・・



スコール「ひぃっ!」


ネオエクスデス(右上)「 」


アルティミシア「死んだ・・・のか・・・?」



リノア「うひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwいひひひひひひwwwwwwwwww」



ライトニング「生臭い・・・・気持ち悪い・・・一体なんなんだ・・・・これ・・・」


スコール「ねーやんストップ!見るな見るな!」

アルティミシア「ああもう・・・ほら!」


【ウォータ】



731:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 23:34:28.85 ID:QAHRkRwUo

ライトニング「・・・・・ぶはっ!」ジャバッ

スコール「マジ気持ちわりぃ・・・」オエ

アルティミシア「今見えた・・・あいつ・・・あいつが斬りかかった瞬間・・・」



(ハァァァァァァ!)



(・・・・)ズボ



フ ゙チ ッ ! !



アルティミシア「あの老害の口に手を突っ込んで力任せに舌を(ry

スコール「言わんでいいわ!聞きたくねえよ!!」



リノア「ひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwお肌の保湿に役立ちそおおおおおおおおwwwwwww」



スコール「なんで・・・笑ってられるんだよ・・・」



ネオエクスデス(右上)「 」ビクッビクッ



アルティミシア「老害野郎・・・お前には心底ムカついていたが・・・」

アルティミシア「万の時を経て、野望を持ち続けて、こんな最後・・・こんな結末・・・!」


リノア「何寝言ほざいてんだよババア」

リノア「元々の原因はお前だろ」ギロ


アルティミシア「・・・・」


リノア「はーぁ、どいつもこいつも、ほんと責任転嫁ばっかでやんなっちゃうっ」

リノア「責任感ないヤツってきら~い」プンプン



732:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 23:37:00.37 ID:QAHRkRwUo

スコール「お前はマジで・・・おい!スプラッタ女!」

リノア「スプラッタて」

スコール「そいつはお前の師匠だったんだぞ!?お前の味方だったんだぞ!」

スコール「そいつのおかげで助かって、そいつのおかげ俺らとバトれたんだろ!?」

スコール「それをなんでゴミの様に扱えるんだよ!お前の頭一体どうなってんだよ!!」

スコール「アタマおかしいよ!お前!狂ってるよ!!」

リノア「・・・」ポリポリ

アルティミシア「どうせ死ぬのであれは最後くらい・・・」

リノア「優しい言葉をかけろって?ハハ、ムリムリ」

リノア「あのさぁ、あんたらアタシばっか攻めてるけど、この人も大概な事してんだからね?」

リノア「勇者のおじいちゃん殺してさあ、大陸も消滅させて、部下も見捨てて」

スコール「お前にはなんもしてねーだろが!!」

リノア「世界を無に包むんでしょ?じゃあ結局アタシ消えちゃうじゃん」

リノア「アタシ殺されかけてんじゃん。マジギリギリ~」

スコール「だから・・・ああ、もう!」イライラ

ライトニング「エクスデスは無の力を私利私欲に使い自分の都合のイイ世界を作ろうとしただけだ」

ライトニング「断じて仲間を傷付ける為にではない」

リノア「で、その結果無に飲まれて全部消そうとしてんじゃん」

リノア「こんなんなっちゃってさ。見てよこれ。どこがエクスデスなの?」


ネオエクスデス(右上)「 」ピクッ


リノア「痙攣が止まって来たね。もう数分もないよ、”コレ”」ゲシ


スコール「・・・いい加減教えろ」

リノア「何を?」

スコール「お前は一体何がしたい!?こんな大がかりな暗躍をして!何の目的だ!」

スコール「ウドはもう倒した!後はこの無をなんとかするだけだ!」

スコール「無をなんとかすれば世界は消えない!みんな帰ってくる!みんな元通りになる!」

スコール「なんなんだお前は一体!お前は一体何のためにこうまでするんだ!!」

スコール「いい加減うんざりなんだよ!お前に振り回されるのは!」

リノア「・・・・」

スコール「力は十分見せただろ!?ほんともうまじ勘弁してくれよ!!もう我慢の限界なんだよ!!」 バッ


スコール「 言 え ッ ! ! 」



リノア「・・・・」




ズズズズズズズ・・・・・・



733:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 23:39:24.11 ID:QAHRkRwUo

リノア「ん~・・・まぁ、そろそろ潮時かぁ」

アルティミシア「ついに白状する気になったか」

リノア「あ、ちょっと待ってね。こいつ今どかすから」

リノア「大丈夫、ここまで来て逃げないって。ていうか、逃げられないしw」

ライトニング「・・・」

リノア「こんなゴミ、燃えるゴミ扱いでいいのに・・・おたくらがごちゃごちゃうるせーから」

リノア「はいはい、ちゃんと埋葬してあげますよ。「元」弟子としてね」

スコール「スプラッタなしだからな」

リノア「あ、よいしょー!」バサッ



バ サ ァ ッ ! 



ヒラ・・・ヒラ・・・・



ライトニング「白い・・・」

スコール「羽・・・」

アルティミシア「・・・」



ネオエクスデス(右上)「 」ビクッビクッ



リノア「何て言おうかな・・・ん~・・・」



リノア「・・・・悠久の時を育み・・・悲願成就に生涯をかけた暗黒の木よ・・・」フワァ



ネオエクスデス(右上)「 」



リノア「そなたの功績は光と闇の・・・表裏一体の法則により、闇を継ぎ、また、光をも生み出した・・・」

リノア「光の導きが闇を打ち砕き、また闇が光を育て、産み・・・さりとて」

リノア「闇はそれでも滅ぶことなし、闇は全てを包み、闇は全てを見守っている」

リノア「それはまるで母のぬくもりの如く・・・闇は永遠。闇は生命の子宮」

リノア「闇こそが真に美しい・・・」



スコール「何言ってんだアイツ・・・」

アルティミシア「しっ!黙ってろ!」



734:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 23:55:11.86 ID:QAHRkRwUo

リノア「光と闇の輪廻の所業、光と闇の果てに一体何を求めている」

リノア「力か?それとも栄光か?」


ネオエクスデス(右上)「 」


リノア「過去も未来も、そして現在も、美しき闇に閉ざされ、永遠の静寂に身をゆだねる」

リノア「故に邪悪なる樹、帰り、そして委ねよ」

リノア「美しき闇、その永遠の静寂に・・・」



ネオエクスデス(右上)「 」



リノア「と、まぁこんな感じかな?」

スコール「何今の」

リノア「念仏みたいなもん」

スコール「般若心経的な?」

リノア「まぁ。そんな感じw」

スコール「何教だよ」

リノア「・・・あ、迎えがきたよー」

スコール「言えよ!」



ズズズズズズズ・・・・・・



ズズズズズズズズズズ!!




全員「!?」



『時空が 激しく 震えだす!』



リノア「最後にこのゴm・・・ご遺体を埋葬するからね。ちょっと待ってね」


スコール「いやもういいから!はやく言えよ!」

ライトニング「ネオエクスデスはもういないはずだ・・・何が起こっている!」



735:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 23:56:35.17 ID:QAHRkRwUo

リノア「先生ェ、今までごくろーさん。先生の教えてもらった魔法、すんごい役に立ったよ」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「でもまぁ先生に教えてもらった古代魔法ね、今思うとなんだろ」

リノア「あんまり、意味なかったかも?w」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「いやいや、役に立ったよ?立ったけど、でも・・・」

リノア「正直、なくてもなんとかなったかな?w」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「なんか情を感じてくれてたみたいだけど、結局自我をなくしちゃったら、一緒だよね」

リノア「遅かれ早かれ、アタシの事なんて忘れちゃうよね」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「光の勇者に古来より妨害され、おばさんに封印され、手に入れた力は自分を自分でなくしてしまう」

リノア「じゃあ結局あんたなんだったのって言う」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「そんなあなたの一生を、一言で表せれる言葉があるの」

リノア「アタシからの最後の言葉。聞いてね」ニコ

ネオエクスデス(右上)「 」



ム”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン



スコール「ちょ、これ!」

ライトニング「-----ッ!」

アルティミシア「こ、れは・・・・」



『無の力が 本格的に 活動したした!』



ム”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン



ゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!



ズズズズズ!! ズズズズズ!!



736:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/18(水) 23:57:15.62 ID:QAHRkRwUo

スコール「おいババア!これやばくねえか!」

アルティミシア「に、逃げ・・・いやしかし!」

ライトニング「あいつは放っては置けない!ギルガメッシュ達やお前の仲間もまだいるんだ!」




ム”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン






(・・・役立たずめ)






ボォン



737:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/19(木) 00:00:20.62 ID:OqMa/Wwuo

ム”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!


ズズズズズ!! ズズズズズ!!



『ネオエクスデスは 無に飲まれ 消えて行った』



リノア「はいッ!埋葬おしまいッ!」パンパン

スコール「おしまいっじゃねえよ!ボケ!長ったらしくチンタラやりやがって!」

スコール「お前のせいでなんかズブズブうるせー事になったろうが!余裕こいてゆったりしやがって!」

スコール「お前待ちでえらい迷惑してんだ!どこの大女優だお前は!!」

リノア「はしるきみーのーしるーえっ」

スコール「ああああそのなめくさった態度が最高に俺をイラだたせるんだよーーーーーッ!!」ワシャワシャ

アルティミシア「うるさいんだよお前は!ちょっと黙れ!」

アルティミシア「おい!リノア!この時空の歪みはおそらく・・・」

リノア「お、するどいねおばさん。そうだよ。お察しの通り」

リノア「呼び覚まされた『無』が本格的に解放されたようだね」

スコール「なんで!?ネオウド倒したじゃん!」

リノア「違う違う。エクスデスはあくまで無を起こしただけ」

リノア「すやすやと眠ってた赤ちゃんにね、ゆりかごグアングアン揺らしてさ」

スコール「夜泣きかよ・・・」

アルティミシア「眠れる猛獣を起こしてしまったか・・・」

リノア「あ、そっちの例えいいねw」



ズズズズズ!! ズズズズズ!!



ライトニング「じゃ、じゃあこのままでは!」

スコール「はやく逃げないと!」

アルティミシア「だから!お前の仲間やギルガメッシュ達を探さないといけないだろ!」

ライトニング「明らかに猶予はない感じだぞ・・・!」

スコール「・・・・じゃあどうすりゃいいんだよぉーーーーーーーーッ!!」







リノア「さあ!皆様方!!」






全員「!?」



738:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/19(木) 00:01:39.96 ID:OqMa/Wwuo

リノア「無が本格的に動き出しました!このまま放置しとくとどうなるか、それは言わなくてもわかるよね!?」

リノア「今から、一刻も早く!死にもの狂いで戻れば!なんとか脱出できるかも!?」



ズズズズズズズズズ!!



リノア「でも、ここから先は本当の無!永遠の無!」

リノア「全てを消滅し、全てを生む!【光と闇の果て】!」

リノア「入ったが最後!脱出する術はなし!!」



ズズズズズズズズズ!!



スコール「じゃあお前はどうするんだよ!?」



リノア「・・・」ニヤ




『リノアは 無の奥へと進んだ!』



リノア「真実を知りたいなら・・・ついておいで」ニヤ




全員「な・・・・・ッ!」





ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !



739:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/19(木) 00:06:11.47 ID:OqMa/Wwuo

リノア「教えてあげるよ。アタシの目的も、何がしたかったのかも、全部」

リノア「た・だ・し 無になる勇気があれば、ね」


スコール「あんの・・・・アマぁぁぁぁぁぁ!!」

ライトニング「バカな!それではお前まで!!」


リノア「べつに強制はしないよ。逃げたければ逃げればいいじゃん」

リノア「無事脱出できた暁には、永遠に知る術はないけどね」


アルティミシア「なんで・・・なんでここまでやる!?命が惜しくないのか?!」

ライトニング「自・・・殺・・・?」


リノア「さあどうする!?真実と引き換えに無に返る!?それとも真実を無に帰す!?」

リノア「迷ってる暇はないよ!今が決断の時!」


スコール「・・・・」




ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !




リノア「くるの!?こないの!?」


リノア「 ど っ ち ! ? 」




スコール「・・・・・・・・」





リノア「 ス コ ー ル ! 」





・ ・ ・ ・ ・ ・ 







【CAUTION!】

ここから先へ進むと本当にもう戻ってこれません。どうしますか


1 進む

2 逃げる



772:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 00:39:05.88 ID:C6yyCOzro

ライトニング「ど、どうするんだ!?」

アルティミシア「・・・一つ、教えろ」


リノア「なに」


アルティミシア「ギルガメッシュやオメガ、それに消えたこいつの仲間達・・・」

アルティミシア「それもお前の言う『真実』に入っているのか?」


リノア「さあw」


アルティミシア「・・・あるんだな」


ライトニング「・・・私は行くぞ」ズ


スコール「!?」

ライトニング「私は解放者、滅びゆく世界にせめてもの安らぎを与える者」

ライトニング「解放されるべき魂はまだ数多に残っている。世界にはまだ延命が必要だ」

ライトニング「ここで終わりなど、断じてさせない!」


リノア「かっこいい~」


アルティミシア「~~~!おい!スコール!どうするんだ!?」

スコール「・・・・・・」

アルティミシア「おい!なんとか言え!スコール!」

アルティミシア「 ス コ ー ル ! 」

スコール(うるせえな・・・がなるなよ)

スコール(だって・・・リノアを追ったらもう戻れねえんだろ?躊躇うに決まってるだろそんなの)

スコール(でもここで逃げたらセルフィたん達が・・・オメガとかギルガメッシュとかアパンダとか)

スコール(決められ・・・ねえだろ・・・)



ブブブブブブブブ



スコール(・・・ん?)


アルティミシア「これは・・・」

ライトニング「反応・・・しているのか・・・無に・・・」


リノア「?」



スコール「あ・・・これ・・・」



『聖宝が 反応している!』



773:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 00:39:54.15 ID:C6yyCOzro

ブブブブブブブ・・・・


スコール「これ・・・遺跡で取ってきたお宝・・・」

ライトニング「聖宝・・・この期に及んで何故・・・」

ライトニング「ハッ!」



(じゃあその箱って)

(無ノコントロール装置カ!?)


ライトニング「聖宝・・・全てを打ち消す、浄化の力・・・」

スコール「と、言う事は・・・」


リノア「・・・」


アルティミシア「チャンスができたな」

スコール「・・・おおおおおお~~~~~ッ!」バッ

スコール「リノアァ!ボケッ!そこで待ってろ!」

スコール「無だろうが宇宙だろうが地の果てまで追いかけまわしてくれるわ!このカスがッ!」


リノア「ったく~、なんとかなりそうと知った途端やる気になっちゃって」

リノア「ハメられてるとも知らずに・・・」プッ


スコール「ごちゃごちゃ言ってんじゃねえよ!この諸悪の根源が!」

スコール「俺の選択肢はこうだ!」バッ

スコール「3番、根こそぎ奪って素で帰る!これしかあるめえ!」


リノア「あるめえって」


スコール「フアアアアア~~~~!」ブンブン


リノア「はいはいわかりました。来るのね」


スコール「てめーの思い通りになってたまるかーーーーッ!!」


リノア「運命は自分で切り開く的な感じなのね」


スコール「コォォォォォォォォ!!」ブルブル


リノア「テンション上げすぎ」



774:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 00:40:44.65 ID:C6yyCOzro

ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !


リノア「わかったわかった」

リノア「じゃ、覚悟が出来たらついておいで・・・」ニヤ


フッ


『リノアは 無の奥へと 進んでいった!』


ライトニング「・・・いってしまったな」

ライトニング「この奥に・・・・何があると言うのだ」

スコール「とりあえず小休止しようぜ」ゴロン

アルティミシア「んな暇あるか!いくぞ!」

アルティミシア「こいッ!」グイ

スコール「あだだッ!いいじゃんちょっとくらい連戦だったんだから!」

ライトニング「ここで無となりたいのか?」


ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !


アルティミシア「この奥へと進んだら・・・もう・・・」

スコール「大丈夫だって聖宝あるんだから」ダラー

ライトニング「なんとかなりそうと知った途端お前は・・・」


ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !


スコール「でもさすがに、ちょっと尻込みするかも」タジ

ライトニング「入った途端消滅させられるとかないだろうな」

アルティミシア「大丈夫だ。だったらリノアが進むわけがない」


ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !


スコール「はーあ、トコトンめんどくさい目に合わせやがって、あの電波」

スコール「なんだよさっきのあの中二全開の語り。何が光と闇の果てだ」

スコール「聖宝をアークとか言い出しそうだな。ってそれ作品が違うっての」

アルティミシア「グチグチうるさいんだよ。行くぞ」

ライトニング「・・・・」



ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  !  !



ズズズズーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・




ーーーーーーーーーーーーーーー




・・・・・・・・・・



776:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 00:47:03.16 ID:C6yyCOzro

・光と闇の果て(仮)


キラ・・・・キラ・・・・キラ・・・・


スコール「・・・ん」チラ

スコール「あらっ?割とあっさりついて意外」

ライトニング「星々の煌めき、無限の闇、そう、これは」

ライトニング「宇宙・・・・?」


『暗闇に 光が 微かに煌めいている!』


スコール「ラストフロアに戻ったとかいうオチじゃねーだろうな」

ライトニング「そんなバカな。確かに酷似しているが・・・」

アルティミシア「いいや、ある意味正解の用だ」

スコール「おせえぞババア」

アルティミシア「見てみろ」


『水晶のカケラが 至る所で浮いている!』


ライトニング「これはラストフロアの・・・」

アルティミシア「ここはある意味、ラストフロアだ」

スコール「・・・・あ」ピーン

スコール「飲まれた・・・のね・・・」

アルティミシア「そういう事だ」


全員「・・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・



全員「!?」



『巨大な建造物が 接近してくる!』



アルティミシア「こ・・・れは・・・・」





ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・






スコール「ガ、ガルバディア・ガーデン・・・・」





ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・



777:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 00:50:19.11 ID:C6yyCOzro

ライトニング「この建物は見覚えがある。いつぞやの引きずり込まれた・・・」

アルティミシア「ここに・・・あったのか・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・



スコール「ど、どうする?入る?」

アルティミシア「・・・任せる」

スコール「・・・いくわ!」バッ



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・




・・・・・・・



・ガルバディアガーデン 廊下

スコール「なーんも変わってねえー・・・」キョロキョロ

アルティミシア「あの当時のまま・・・だな」

ライトニング「ここはお前が詳しいだろ。案内しろ」

スコール「まさか5度目の来訪を迎えるとはな・・・」


スタスタスタ・・・


・ガルバディアガーデン ホール

スコール「・・・・」

ライトニング「こ・・・れは・・・」ガク



【クリスタル像(聖女ヴァニラ】



スコール「・・・なにこれ。矢口?」

ライトニング「ヴァ、ヴァニラッ!」バッ

アルティミシア「ん?ヴァニラ?それは確か・・・」

ライトニング「ヴァニラ!しっかりしろ!私だ!ライトだ!」

スコール「ファングの姐さんの妹だ・・・」



779:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 00:56:16.84 ID:C6yyCOzro

ライトニング「おい!ヴァニラ!ヴァニラ!」ガシ!

スコール「あれ?でも妙だな」

スコール「姐さんの妹は時間圧縮に飲まれて消えたって聞いたけど」

アルティミシア「まさか!私に仕返ししに来たのか!?」ガーン

スコール「いやどう見てもそんな状況じゃねーから」

ライトニング「ヴァニラ!ヴァニラ!」



オオオオ・・・・・・・



ライトニング「!?」



オオ・・・・オオオオオ・・・・



スコール「な、なんだ・・・?」

アルティミシア「・・・?」



ブワッ!



『突然の 強風に 見舞われる!』



ブオオオオオオオオオオオ!!



スコール「ぶわっぷ!なんだよこれ!」

ライトニング「これは・・・もしや・・・」

ライトニング「嘆きの風・・・」



780:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 00:56:44.51 ID:C6yyCOzro

オオ・・・・オオオ・・・・・ウオオオオ・・・・・


スコール「嘆きの風?なにそれ」

ライトニング「解放を待たずして死んだ死者の魂が・・・混沌に混じり、風となって生者に訴えかける現象・・・」

スコール「うげ、地縛霊みたいなもんかよ」

ライトニング「ヴァニラは死者の声が聞けた。死者の安息を己に課し、死者をなだめていたんだ」

ライトニング「毎日おびただしい数の、死せる魂を、な」

スコール「た、祟られない?」ワタワタ

アルティミシア「で、その死者をなだめる聖女様が何故ここに?」

ライトニング「しかもクリスタルに・・・何故?ヴァニラはファングと共に目覚めたはずだ」

スコール「そういやあの姐さん、どこいったんだろ」

ライトニング「・・・・」




ピキ・・・パキ・・・・ピシッ・・・・




ライトニング「!?」



781:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 01:00:07.72 ID:C6yyCOzro

『聖女の像に ヒビがはいる!』


スコール「なんか割れそうじゃね!?」

ライトニング「何故!?ヴァ、ヴァニラッ!」ガバッ


バキ・・・・バキバキバキ・・・



ビシッ!!



全員「 」



バ リ ィ ー ー ー ー ー ー ン ! !



キラ・・・キラ・・・キラ・・・・



ライトニング「ヴァ・・・ニラ・・・・」ガク

スコール「ねーやんが雑に扱うから・・・」

アルティミシア「ちがうわ。空気読め」



キラ・・・キラ・・・キラ・・・



スコール「にしても派手に割れたな。こういっちゃなんだけど、こう・・・」

アルティミシア「キレイ・・・だな・・・」


『クリスタルの破片が 幻想的な風景を 作り出す!』


ライトニング「・・・」

スコール「あら?何故にの風が」

アルティミシア「嘆き、な」



キラ・・・キラ・・・キラ・・・・



『死者の声は 静まり返った』



スコール「もしかして、聖女様のおかげ?」

アルティミシア「かもな。どうやらあれは、鎮魂の像だったようだ」

スコール「でも割れちゃったじゃん」

アルティミシア「限界・・・・だったのだろうな」

ライトニング「・・・・・・」



782:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 01:04:07.15 ID:C6yyCOzro

スコール「話しかけれる空気じゃねえな・・・」

アルティミシア「旧友が目の前で散ったのだ。無理はない」

ライトニング「ヴァニラ・・・何故だ・・・どうしてだ・・・」フルフル


キラ・・・キラ・・・キラ・・・・


ピト


スコール「ふわっ・・・」

アルティミシア「どうした」

スコール「細かい破片が鼻に入った」ズピピー

アルティミシア「何故私の服で拭く」イラ


ズピピー・・・


スコール「あれ、この、と、取れない!」チーン

アルティミシア「おう黒ジャン、いいだろう。私が直接鼻の穴に突っ込んで取ってやる」ピキピキ


オラァァァァ!! コノクサレクロジャン!! ドカ!バキ! ヒギィーーーーー!!



キラ・・・・キラ・・・・キラ・・・・



(リアルが辛いなら 逃げてもいいんだよ)



スコール「・・・は?」ボロ

アルティミシア「どうした?」

スコール「なんか逃げてもOK的な事言われた」

アルティミシア「誰にだよ」


ライトニング「-----!」ハッ


ライトニング「スコール!今の言葉、詳しく聞かせろ!」グイ

スコール「あだだッ!何だよ急に!」

ライトニング「いいから速く言え!」クワッ!

スコール「もう・・・わかったよ・・・一応前置きしとくけど、俺がいったんじゃないからな?」

アルティミシア「?」

スコール「めんどくせえ事は全部ほっぽり出して逃げちまえって」

アルティミシア「お前!この期に及んでまだ!」ガバッ

スコール「だーから俺が言ったんじゃねえって前置きしたろ!ババア!」

ライトニング「・・・・・・」

ライトニング(ヴァニラ・・・・何故こいつにその言葉を・・・)



783:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:12:40.88 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「それはきっとお前の逃避本能が生んだ幻聴だ」

アルティミシア「きっとお前は心の奥でまだ逃げる機会をうかがってるのだ!」ビシッ

スコール「どうやってだよ!ボケ!もう戻れないってリノアが言ってたろーが!」

スコール「じゃあお前が脱出させてくれるのか!?じゃあ逃がせよ!?そこまで言うなら絶対に俺を逃がせよ!?」ギャース

ライトニング「違うぞスコール。その言葉はそんな意味じゃないんだ」


スコール・アルティミシア「はへ?」


ライトニング「その言葉の本当の意味は・・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・



全員「!?」



『ホールが 崩れ出した!』



ゴゴゴゴ・・・ガラガラ・・・・



スコール「くそが!案の定これかよ!」

ライトニング「どういう事だ!?」

スコール「どうもなにも己が体当たりしまくったからやろがい!」

アルティミシア「それ以前にアルテマやらギガフレアやら撃たれまくってたからな・・・」



ゴゴゴゴゴゴ・・・・ガラガラガラ!!



ライトニング「出口は!?」

スコール「そこ!目の前・・・うわ!」



ズドォォォォォォォン!!



ライトニング「塞がれたぞ!」

スコール「悪い意味でナイスタイミング!ボケ!死ね!」

アルティミシア「出入口はそこだけじゃかったろう!?こっちだ!」

アルティミシア「ついてこい!」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ ズドォン・・・・  



ドドドドド・・・・・・・・・・・・



784:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:14:05.66 ID:C6yyCOzro

・ガルバディアガーデン 裏庭


『ガルバディアガーデンは 崩壊した!』


ガラ・・・


スコール「あーあ」

アルティミシア「まぁ、むしろよく持ってた方だ」

スコール「今思うと、この3人でフルボッコにしたもんなぁ」

アルティミシア「修繕などされていなかっただろうしな」

ライトニング「ヴァニラ・・・・何故ここに・・・」

スコール「・・・ん?」キョロキョロ

アルティミシア「どうした」

スコール「そういえば、ここ・・・」



(モンスターじゃない。想像上の動物・・・ライオンだ)

(とても強い。誇り高くて・・・・強いんだ)


(誇り高くて・・・強い?スコールみたく?)


(そうだといいけどな)


(このライ・・・・オ・・・ン?って、名前はあるの?)


(もちろんさ・・・)



スコール「リノアに・・・指輪の事を教えてやった場所・・・・」

ライトニング「?」

スコール「指輪の名前・・・聞かれたから教えてやったんだ」

アルティミシア「指輪に名前!?きもっ!きもいぞお前!」ヒャー

スコール「黙れババア!お前だって絵画に意味不な名前付けてたろが!」ピキピキ

ライトニング「お前のアクセサリの名前なんてどうでもいいんだよ」

ライトニング「はやく・・・先へと進もう・・・」

スコール「あ、ああ・・・」

ライトニング「ヴァニラ・・・一体何故・・・」ブツブツ

スコール「・・・・」チラ


ガラ・・・・・


スコール「・・・・」

アルティミシア「何してる。行くぞ、スコール!」


(行くぞ、スコール!)


スコール「・・・ん?」



785:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:20:16.40 ID:C6yyCOzro

・光と闇の果て(仮)



スタスタスタ・・・・



スコール「・・・・」



キラ・・・キラ・・・



スコール「・・・・・」



スタ・・・スタ・・・・


スコール(この暗い場所を当てもなく彷徨うこの感じ・・・)

スコール(それに・・さっきから妙に感じる既視感・・・)・

スコール(何故だろう。なんか・・・妙に・・・)

スコール(あれ、なんだ?この感じ)ザワ

スコール(うまく言えないけど、なんか、こう・・・くるくると・・・)


(・・・・・・・)


アルティミシア「どうした?スコール」


スコール「・・・・!」ハッ

スコール「はいやぁ~~~~~~~~!」(回し蹴り)

アルティミシア「おどふっ!?」グヘ!

スコール「あ・・・、ごめ(ry


【騎士の剣】


アルティミシア「ここで不意打ちとはな!予想不能だったぞ黒ジャンゴルァァァァァ!」ドババババ

スコール「あだだだだ!ちがちがっ!ごめんなさ~~~い!」チクチクチク

ライトニング「何を遊んでいるんだ・・・」




リノア「ほんと、何を仲睦まじくじゃれ合ってるんだか」




全員「!?」




リノア「おハロー」ヒラヒラ



786:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:24:16.23 ID:C6yyCOzro

リノア「結構発破掛けたのに、本当に追ってくるとはね」

リノア「もうこの世に、未練はないのかな?」クスクス


アルティミシア「真実を知れずに終われるか」

ライトニング「吐いてもらおう。お前の知る事、全て」


リノア「ん~、とは言ってもいっぱいあるからなぁ」

リノア「どれから言えばいいやら・・・悩む~」



キラ・・・キラ・・・キラ・・・



リノア「あっじゃあそうだ。先にこっちから質問させてもらおうかな?」

リノア「おたくらの目的はさぁ・・・なんとなくわかるけど」

リノア「スコール」


スコール「あんだよ」


リノア「あなたは何故、私を追ってきたの?こんな光と闇の果てまで」

リノア「アタシの事、嫌いだったんじゃないの?」


スコール「・・・・」

スコール(言いたいことは山ほどある。怒り、恨み、使命感、同情、懺悔・・・)

スコール(でも、それよりも・・・なによりも・・・)

スコール「手放したくないと、思ったから」


リノア「わお、くさ~いw」キャー


スコール「ちゃかすんじゃねえぞゴルァ!ごちゃごちゃの頭ン中で必死こいて探したんじゃい!」


リノア「そっかぁ・・・手放したくなかったんだぁ・・・」ニヤニヤ



787:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:25:12.10 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「もういいだろ。今度はこちらの番だ」


リノア「はい、なんなりと」


アルティミシア「お前の目的はなんだ。最初から最後まで意図不明な事だらけだ」

スコール「力付くで~はもうなしだからな!」


リノア「うん、もう言わないよ。力はもう、見せてもらったから」


スコール「じゃあはよ言えよ!」


リノア「意図不明・・・アタシは張本人だから何がわかんないのかがわかんないんだけど」

リノア「何が、わかんないの?」


ライトニング「私は途中参加だからな。こいつを最初から見てきたわけじゃない」

ライトニング「良い機会だ。ここでお前ら、今までの出来事を整理してみたらどうだろうか」

スコール「だる・・・」

ライトニング「考える時間はあるはずだ。何せここは・・・」


リノア「永遠、ですわな」


スコール「・・・・」

アルティミシア「まずお前ら二人が仲間と共に私の城に乗り込んできただろ」


リノア「それでおばさんに負けちゃって」


アルティミシア「こいつが白旗あげて」


リノア「一緒に過去に戻ったんだよねっ!」


スコール「・・・」



【リノアまとめ】

スコールの裏切りにより時の流れに吸い込まれるが、次元の狭間への穴が開き辛くも生存
そこで知り合ったエクスデスに気に入られ、古代魔法や魔力の扱いを学ぶ
その見返りにエクスデスの封印を解く手助けをするべく、現世に戻り暗躍を続ける
が、その行動にはエクスデスの意図から離れた不審な点がいくつも見られた


【リノアの不審な行動】

・スコールらの強化、及びアドバイス

・不必要な残虐行為

・ルナティックパンドラ内でのエヌオーは生きている発言

・無の無断使用

・エクスデス解放のカギ、アデルを放置

・エクスデスにトドメ



788:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:26:59.74 ID:C6yyCOzro

ライトニング「裏切り・・・こいつへの復讐か?」

ライトニング「否、それでは動機と行動が成り立っていない」

アルティミシア「何せこいつはスコールの強化を促し、無事生き残るように仕向けたんだからな」


リノア「導き~」


スコール「じゃあ鼻っから俺のパーティに入っとけよ」

スコール「そんなチート能力持ってるって知ってたらバトルメンバーの最前線に送ってたわ」


リノア「あんたがくんなっつったんでしょw」



【Q】スコール達に助言を与えたのは何故?



アルティミシア「今となっては大体想像付くがな・・・」


リノア「ふふ~ん♪」


スコール「はよ言え」


リノア「お察しの通り、エクスデスを討ってもらう為だよ」

リノア「古代のラスボスだけあって、本気で超強かったからね」


スコール「自分でやれよ!」


リノア「え?ムリムリ。一人で特攻かけても返り討ち目に見えてるじゃん」

リノア「しかもこんな隠し玉まであるしさぁ」ゴソ


【ネオエクスデスのツノ】


リノア「ね?一人じゃ無理でしょ?」

スコール「・・・」

リノア「アタシ一人じゃエクスデスを討つのは不可能だったから、代わりに倒してくれる人物を探してたんだぁ」

リノア「その為に無の事を教えてさ、世界の危機だって煽ったの」

リノア「ワールドマップ見せたでしょ?あの消えた北の大陸。あれはマジだからね」

リノア「エクスデスが世界を危機に晒そうとしているのは本当。だから古代の勇者の無念、意志・・・」

リノア「彼らに会えば、きっと使命を感じてやってくれると思ったの」

スコール「・・・俺がまた逃げ出す可能性とか考えなかったのかよ」

リノア「正直その辺超不安だったんだけどねw」

リノア「むっちゃ苦労したよ。グータラで暴走ばっかしてるあんたをうまく動かすのはね」

リノア「信憑性を持たせるために、クリスタル、名も無き王の墓、伝説の武器・・・」

リノア「現存する古代の軌跡を片っ端から調べ、そして教え」

リノア「トドメに危機感をあおる為にドールを無でーーー・・・・」

スコール「自作・・・自演かよ・・・」

リノア「でもあれはちと強力すぎたねw」



789:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:27:59.69 ID:C6yyCOzro

【Q】何故エクスデスを裏切ったのか

アルティミシア「いかに悪の魔導士だろうが、お前にとっては命の恩人だろ?」

スコール「見たぞ。お前ら仲良くやってたじゃねえか」

リノア「あーそれね、古代魔法や魔法の扱いを教えてもらったのは本当」

リノア「でも命を助けられたってのは、実は違うんだぁ」

スコール「じゃあ誰にだよ!」

リノア「・・・自分自身?」

アルティミシア「な・・・・自力で脱出したと言うのか!?時の流れの中を!」」

リノア「アタシもてっきりエクスデスがなんかやったと思ったんだけどね」

リノア「よーく考えたらおかしい事に気づいたの」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


エクスデス「それはこちらのセリフだ・・・貴様、どうやってこの場所へ?」

エクスデス「ここにはずっとわし一人しかおらんかった。来客など、そう」

エクスデス「あの日リノアがここに迷い込んだ時・・・その一回だけだ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


リノア「これ、エクスデスも私の来訪を知らなかったって事だよね」

アルティミシア「じゃあ・・・何故!?どうやって時間圧縮から脱出したと言うのだ!」

リノア「ん~あの時ホントに死ぬかと思ったからぁ」

リノア「火事場のバカ力、みたいな奴かな?」クス

スコール「ほらババア、こいつも一応魔女だし・・・」

アルティミシア「魔女の生存本能が働いたか・・・?」

ライトニング「しかしそれは裏切りの理由にはなっていない」ズイ

リノア「ん?どゆこと?」

ライトニング「自力で生存したとして、エクスデスに協力してもらったのは事実だ」

ライトニング「お前にほんの少し、人としての感情があれば、あんな行動にはならなかったはずだ」

ライトニング「魔女とは感情まで失う物なのか、人の心まで魔に染めてしまう物なのか」

ライトニング「否、最初からお前はそういう・・・」

リノア「するどいね~・・・」ニヤ

リノア「お、ナイスタイミングで答えが来たよ」



フヨ・・・・フヨ・・・・



『何かが 漂ってくる!』



全員「な・・・・ッ!」





エクスデス「 」フヨフヨ



790:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:45:52.93 ID:C6yyCOzro

スコール「ウ、ウド!」

アルティミシア「生きて・・・いたのか・・・」

リノア「違う違うw安心して。これはただの抜け殻だよ」ガシ

エクスデス「 」

リノア「ほら、何もしてこないでしょ」ポンポン

リノア「あんたらはさぁ、一つ思い違いをしてたのね」

リノア「アタシがエクスデスに育てられたと思ってるようだけど、それは違うよ」

リノア「育てたのはむしろアタシ。これはアタシにがやりやすいように作られた便利な道具」

スコール「・・・は?」

リノア「主従関係が逆なの。わかる?」

ライトニング「どういう・・・事だ・・・」

リノア「これ、元々なんだった?」

アルティミシア「邪念を吸いこんだ・・・一本の木・・・」

リノア「そう、元はただの森林に群生する木の一つ」

ライトニング「お前が・・・エクスデスへと変貌させたと言うのか・・・」

リノア「論より証拠。だから~・・・その証拠、見せてあげるね!」

リノア「てぇ~い!」



カ ッ !



エクスデス「   」



『エクスデスが 一本の木に 戻る!』




メキメキメキメキ・・・・・・



ファサァ・・・・・・・・!!



リノア「おねーさーん、あんたはこれ知ってるでしょw」

ライトニング「バ・・・カな・・・」

スコール「ねーやん、なに、これ・・・」


ライトニング「聖樹・・・・ユグドラシル・・・・」



【聖樹ユグドラシル】解放者が輝力を捧げ、世界を延命させる実を作る聖なる樹



791:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:46:42.53 ID:C6yyCOzro

リノア「そう、邪念樹の正体は聖樹でした~」キャッキャ

アルティミシア「これが・・・エクスデスの元々の姿・・・?」

ライトニング「あ、ありえない!」バッ

リノア「ありえないって言われても」

ライトニング「それは元々神々が作った物だ!世界を延命させるために!」

ライトニング「それをお前が何故・・・答えろ!」

リノア「・・・・」

ライトニング「・・・・!」


パァァ・・・・!!


『ライトニングのペンダントが 強く輝き出す!』


ライトニング「な、なんだ!?」

リノア「あ、すご~い、それが輝力って奴?」

リノア「すごいね~魂の解放って、よくわかんないけど。ちゃんと仕事してたんだねっ!」

スコール「あれ、でもねーやんそれポイント全然溜まってないって言ってなかったっけ・・・」

ライトニング「う、うおおおおおおおお!!」



パァァァァ・・・・!!



リノア「あ、すごい。実がなったよ!」


『輝力が ユグドラシルに 捧げられた!』


ライトニング「~~~~」ハァハァ


リノア「これに実がなる事で世界が延命するんだっけ?よくわかんないけど」

リノア「じゃあ・・・延命成功じゃん!おめでと~~!」パチパチパチ


ライトニング「一体・・・何がどうなっている・・・」ハァハァ


リノア「皮肉なもんだよね。世界を無に帰そうとしている奴が、実は世界を延命させるために生み出されたものだったなんて」

リノア「あ、もしかして吸いこんだ邪念って、過去に解放された魂だったりして~」クスクス


アルティミシア「か、神々が生み出した樹を・・・何故こいつが・・・」

スコール「ますますわからなくなってきた・・・これ以上混乱させんじゃねえぞゴルァ!」


リノア「察しが悪いなぁ・・・でもま、質問の答えとしては」

リノア「私はエクスデスを裏切ってなんかいません」

リノア「何故なら、最初からエクスデスは私の道具だったから」

リノア「てな感じで~す!」キャッキャ



792:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 02:47:44.64 ID:C6yyCOzro

【Q】不必要な残虐行為は?

スコール「・・・じゃあ殺しまくる必要なかったろが」

リノア「はへ?」

スコール「ウドが最初からお前の便利アイテムってんなら・・・なんだあの鬼畜の所業の数々は」

スコール「俺は忘れねえぞ。お前が・・・その・・・パーティを・・・」

リノア「あーそんな事もあったねー」プゲラ

スコール「思い出させるんじゃねえぞ!なんなんだよあのキチガイ行為は!」

スコール「その話が本当なら、そもそもあれはいらなかったろうが!」

スコール「一生もんのトラウマ植え付けやがって!ボケ!GFしこたま増やして記憶障害加速させたいくらいだわ!」

リノア「w」

スコール「笑ってないで答えろよ!」

リノア「いやまぁ、その辺はおばさんが詳しいんじゃないかな」

アルティミシア「私が・・・?」

リノア「魔女には何が必要なんだっけ」

アルティミシア「・・・・・・」


(魔女には生贄と残酷な儀式が必要・・・・・・)


アルティミシア「・・・・らしい」

リノア「らしいよw」

スコール「魔女がみんなそうなわけじゃねえだろが!」

スコール「じゃあまま先生はなんだ!?魔女なのに穏やかなまま先生だったぞ!」

スコール「その法則が成り立つなら俺らとっくの昔に皆殺しだよ!ボケ!」

リノア「あの人はほら、騎士がいたし」

スコール「大体お前!お前も一周目の時はそんな風になりたくないって言ってたろーが!」

リノア「あーいったねー」

スコール「そんな風になる前に・・・・」


(恐れられる前に、嫌われる前に、いなくなりたいの……)


スコール「って言ってたのはお前自身だろが!!」

リノア「意外と思えてるもんだねw」

スコール「ああ覚えてるよ!お前のセリフは事細かにな!」

リノア「じゃあこの発言も覚えてるよね」

リノア「アタシは確かに言いました」

スコール「!?」


(……私、戦うから。守られるだけじゃ嫌だから「戦う」。

    私にも誰かが守れるなら「戦う」。

      みんなと一緒にいたいから「戦う」)


リノア「戦ってますけど?全力でw」

スコール「みんなと一緒に・・・だ・・・?みんなはお前が殺したろうが・・・」ガク



793:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 03:10:42.08 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「いい加減にしろ」

リノア「え、なにが?」

アルティミシア「お前のその説明、一つ一つが全く結びつかん」

アルティミシア「エクスデスが道具?魔女には残酷な儀式と生贄が必要?」

アルティミシア「だからなんだ。お前の企みは結局全てオジャンだ」

リノア「なんでよ」

アルティミシア「ここは・・・脱出不能の無の世界」

アルティミシア「お前はそこに自ら飛び込んだ。よってお前が何をどう企んでいようが」

アルティミシア「すべてはもう終わりだ。全ては無に変える」

リノア「・・・」

アルティミシア「魔女を舐めるなよお前。真実を語ると言っておいて、まるで真実を語っていないだろ」

アルティミシア「わかるんだよ私には。適当に印象の強い話をして、本命の疑惑から目を逸らせる・・・三流詐欺師のやりそうな事だ」

リノア「ほぉほぉ」

アルティミシア「お前はここに自らの意志で飛び込んだだろうが。お前の計画。それを自分で破棄したんだ」

アルティミシア「これ以上無駄に混乱させるのはやめろ。無駄だ。私には通じない」

リノア「さすがですw」

アルティミシア「我らと心中したかった?ただ世界を気が向くままに荒らしたかった?」

アルティミシア「何度も問いかけたこの言葉、今一度問おう」

アルティミシア「お前の目的はなんだ」



リノア「・・・・」



【Q】リノアの目的は?



794:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 03:11:39.60 ID:C6yyCOzro

リノア「・・・・」

アルティミシア「黙るな。答えろ」

アルティミシア「何も打ち明けられないまま、失意のうちに死なせてもいいんだぞ」キィィィン

リノア「あ、殺気」

アルティミシア「勘違いするなよお前。私は真実を知りたくてここまで来たんじゃない」

アルティミシア「消えゆくお前に、せめて最後の独白を聞いてやろうと言う、ただの恩情だ」

リノア「情がふか~い」

アルティミシア「さあ答えてもらおうか。この大がかりで下らん茶番の目的とやらを」

リノア「・・・・」

アルティミシア「さあ!」

リノア「・・・無」

アルティミシア「無?」

リノア「無の力・・・・創世の源にて全てを無に帰す無の力・・・・」

リノア「それは力であり力に非ず・・・よって何物にも制御できない」

リノア「悠久を生きる魔の者にも・・・邪念が生んだ暗黒の生命体にも・・・」


リノア「くく・・・フフフ・・・・ひゃひゃひゃ・・・・」


全員「・・・」


リノア「こんな所までのこのこ現れやがってバカ共が・・・」プゲラ

リノア「恩情?放棄?ハッ、可能性を放棄したのはお前らだよ」

リノア「お前らのおかげで・・・私の目的は達成だぁ・・・」


フフフ・・・・ヒャヒャヒャ・・・・


リノア「この永遠に揺らぐ闇の世界・・・創世の闇・・・母なる闇・・・・」

リノア「真に美しき闇の世界・・・」



バ サ ァ ッ ! ! 



リノア「手に入れたかったのさ!『コレ』を!!」




ヒラ・・・・ヒラ・・・・ヒラ・・・・




リノア「 【無】 は ア タ シ の 物 だ ! 」




リノア「 ギ ャ ハ ハ ハ ハ ハ ー ー ー ー ー wwwwwwwww」




ズズズズズズズ・・・・・・



795:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 03:12:45.64 ID:C6yyCOzro

全員「!?」


リノア「さあ答え合わせと行こうかおバカさん達!どうしようもなく哀れで悲しい運命の使者!」


リノア「アタシの目的は単純明快!無の力を手に入れる事!」


リノア「その為にはさぁ!エクスデスが邪魔だったんだよォォォォォ!!」


リノア「ギャハハハハーーーーーwwww」



『無の空間が リノアに集まりだす!』


ライトニング「こ、こいつもか!?lこいつも無を狙っていたと言うのか!?」

アルティミシア「バカかお前!?あのネオエクスデスを見ただろ!」

アルティミシア「無は誰にも制御できない!無を使えば結局自身が飲まれ・・・」

スコール「なんだお前!?お前もネオリノアにでもなるつもりか!?」


リノア「リノアちゃんは考えました。この無の力をどうにか自分の物にできないものかと」

リノア「しかしこの無の力、調べれば調べる程入手不可能な物だとわかってしまいます」


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・


リノア「かつて無を使ったエヌオーは無に飲まれ消え、エクスデスも同様、自我を無くして化け物になり果てました」

リノア「アタシはそんなの御免です!アタシは消える事無くアタシのままで無を手に入れたかったのです!」


ズズズズズズ・・・・・・・


スコール「どどどどうやってだよ!?無は制御できないんだろ!?」

アルティミシア「お前自分で言ってたろ!無は力じゃない、無は創世の源だって!」

ライトニング「そんな方法・・・あるものか!」



リノア「そう、無の力を使ったものは、無に飲まれ、自我がなくなり、化け物となってついには消え果てます」

リノア「例外はありません。どんだけすごい魔導士だろうと、どれだけ強い魔女だろうと・・・」

リノア「無は全てに平等に訪れる!」



ズズズズズズズズ!!



リノア「そこでリノアちゃん考えました!そしてリノアちゃんひらめきました!」

リノア「無の使用者の代わりに・・・代わりに、無に飲まれてくれる人を見つければいいんだって・・・」ニヤ



リノア「生贄をさぁーーーーー!無に捧げればいいんだってねぇーーーーーーwwwww」



ズズズズズズズ!!



796:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 03:15:45.76 ID:C6yyCOzro

ライトニング「生贄・・・だと・・・?」

スコール「まさか・・・俺ら!?」


リノア「ぷっ、くくくく、ひゃひゃひゃひゃひゃww」

リノア「だ~まされたっだまされたっ」

リノア「キャキャキャキャーーーーーーwwwwww」


ズズズズズズ!!


スコール「こ、この・・・ボケェ・・・そう易々と俺らが生贄なんぞになると思うなよ!」ジャキ


リノア「あ、スコールは生贄じゃないよ」


スコール「!?」


リノア「生贄はもう決まってるんだぁ・・・・」


スコール「だ、誰だよ!?」


リノア「考えてもごらんよ。お前生贄になれっつって、素直にはいわかりましたって言う人が、どこにいんの?」


スコール「・・・じゃあどっちみち計画倒れじゃねえか!」


リノア「そうなんだよね~。そこが最大のネックだったわけ」

リノア「代わりになってくれる人。もちろんただの人じゃあ駄目だよね。無を代わりに引き受けてくれて、なおかつ膨大な力を持った人」

リノア「そんな人、いるわけないじゃん・・・諦めかけた・・・・・・その時ッ!」バッ


リノア「一人だけ、いましたぁーーーーーー!条件ピッタリの生贄が見つかりましたァーーーーーーーーッッッ!!」


リノア「ゲキャキャキャキャーーーーーーーーーーーwwwwww」



スコール「ま・・・さか・・・・」



【アルティミシア】時すらも操る膨大な魔力を持った魔女

【ライトニング】神の力を授かった神聖なる解放者



スコール「この二人の・・・・どっちか・・・」



リノア「さぁーーーーーどっちだろうねぇーーーーーwwwww」



リノア「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwwwwwwwwwww」





【生贄に捧げられるのは?】

1 アルティミシア

2 ライトニング



819:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:12:40.60 ID:C6yyCOzro

ライトニング「私達のどちらかが・・・・」

アルティミシア「生贄・・・だと・・・?」


リノア「ひひ・・・あ、ダメ・・・マジでウケすぎて・・・ぷぷっ」

リノア「ひひひひひひひひははっははははははwwwwwwwwwwwww」


スコール「ふざ・・・けるなよお前・・・」ジャキ

ライトニング「我々が簡単に、生贄にされるとでも?」ブン

アルティミシア「バカが・・・我らの力は証明済みだろ」キュィィン


リノア「いるんだなこれがさぁぁぁぁぁあ無条件でアタシに協力せざるを得ない人がさああああああwwww」

リノア「オルァッ!」ガン!



メキメキィ!!



『聖樹ユグドラシルに 傷が付く!』



ライトニング「ユ、ユグドラシルが!」


リノア「この~木何の木気になる木~♪」

リノア「気になるから~~へし折りましょうッ♪」ブアッ



ガン!ガン!ガン!



リノア「ひはははははははwwwww」


ライトニング「や・・・めろ!」ジャキィ!

アルティミシア「木を盾に!狙いは・・・」

スコール「ねーやんか!」


ライトニング「おおおおおおおッ!」バッ


スコール「待て!行くなねーやん!」


リノア「あ~れ~~~おやめになって~~」クルクル


ライトニング「ちょこまかと・・・逃げるな!」ブン!


リノア「ブラスターエッジ発射~~~!」バチッ



『ユグドラシルに 追撃を加える!』



ライトニング「お、おのれ!」

リノア「ほらほらほら~~~!はやくしないと延命がパーだよ~!」ギャハハ



821:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:15:43.53 ID:C6yyCOzro

スコール「ねーやん止まれ!」ガシ

アルティミシア「挑発だ!乗るな!」ガシ

ライトニング「は、離せ!このままではユグドラシルが・・・」

スコール「それがアイツの手なんだよ!相手を煽って!冷静じゃなくすんだ!」

アルティミシア「不自由な二択・・・どちらかを選ばざるを寝ない状況下を作り出し、言葉巧みに誘導し相手を思う様に操る心理トリック・・・」

アルティミシア「罠だ!堪えろ!」

ライトニング「~~~~~!」ギリ


リノア「~~~~~♪」クルクルクル


スコール「野郎~~~!狙いはねーやんの神の力か!」

アルティミシア「神の力を身に宿せば、無を制御できると考えたわけか!」


リノア「あらら?ユグドラシルほっといていいの?」

リノア「じゃあ遠慮なく・・・てぇ~い!」バチッ


ライトニング「~~~~~~!」ビキィ


リノア「あ~~~れ~~~~回る回る~~~~w」クルクルクル




【フレア】




リノア「おわぁ!あっぶなぁ~い!」ドゴォン!



822:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:17:02.11 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「・・・・」ギロ


【ファイガ】【ブリザガ】【サンダガ】


リノア「ちょちょちょ!何さ急に~~~!」ズドドドーン!


スコール「聖樹防衛ぶた~~~い!」

ライトニング「ユグドラシルを守れ!」


『リノアを遠ざけ 聖樹の辺りを囲んだ!』


リノア「あららん、守備重視の陣形なわけ」


スコール「残念だったなリノア!大方木を盾にねーやんをおびき寄せようとしたみたいだが、そうはいくか!」

アルティミシア「バングル・・・・どうやら取れなかったようだな」



【オダイン・バングル】魔女の力を抑制する。魔女は自力で外せない



リノア「!」


スコール「魔法が使えないお前なんざこわかねーんだよ!ボケ!」

アルティミシア「安易に無に手を出した・・・その報い、受けるがいい!」


『無がリノアを 吸いこみ始める!』



リノア「・・・・」






リノア「バ~カ」プッ



823:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:18:19.33 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「そのまま無を吸い込み続ければ、放っておいてもお前はいずれ、自滅する」

スコール「それ・・・止めろよ!お前がお前で亡くなっちまう!」


リノア「あらら心配してくれてるの?やさすぃ~」

リノア「でももう手遅れね。一度吸いこみ始めた無はもう止まらない」ニヤ


スコール「な・・・んで・・・どうしてだよ・・・」ガク

ライトニング「自我も、何もかも消えるとわかっていて、何故!?」

スコール「リノアが・・・消えちまう・・・」



『無は ちゃくちゃくと 吸いこまれ始めている!』



リノア「あ・・・ヤバ・・・ちょっと意識朦朧としてきたかも」フラァ


スコール「バカヤローーーーー!いいからそれ止めろよ!!」


リノア「だから・・・止まらないって・・・ああっ」ズズズズ


アルティミシア「最後の最後で自滅とはな・・・」

スコール「なん・・・なんだよお前は!いつもいつも電波ばっか飛ばしやがって!」

スコール「何考えてるのかさっぱりわかんねーよ!いい加減にしてくれッ!」


リノア「彼氏の・・・癖に~・・・」ズズズズ


スコール「だからこそわかんねーんだろが!彼氏だろうが肉親だろうがわからんものはわからん!」

スコール「俺は・・・いつも何も知らない・・・まま・・・」ガク


リノア「こっちは・・・・手に取るように・・・・わかりますけどね・・・・・w」


ライトニング「幕切れ・・・か・・・」



ズズズズズズズズ・・・・・



824:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:19:33.36 ID:C6yyCOzro

リノア「アタシの事・・・心配してくれてるの・・・?」

スコール「・・・」

リノア「ふふ・・・嬉しいなぁ・・・でも、ちょっと遅かったかも・・・」ズズズ

スコール「・・・」

リノア「ねえ・・・アタシ達の出会い、覚えてる?」

スコール(ガーデンでのSeed就任パーティー・・・)

リノア「あの時・・・イヤイヤながらなんだかんだで踊ってくれたよね・・・」

スコール(半強制だったがな)

リノア「流れ星・・・キレイだったね」

スコール(月の涙以降は流れ星をキレイと思えなくなった)

リノア「あのダンス会場の夜空とここ・・・・ちょっと似てるね」

スコール(目の前に消えかけの女がいなければ、な)

リノア「あんなに無愛想だったスコールが、後半はアタシに夢中で・・・うれしかったなぁ」

スコール(若気の至りだ)

リノア「ほんと、あんな事が無ければ・・・」

スコール(思春期男子の惚れやすさなめんなよ)

リノア「でもね、アタシ寂しくなかった。スコールと離ればなれでも、不安じゃなかった」

スコール(トチ狂ってたからだろ)

リノア「あの日スコールに教えてもらった、強く誇り高い動物・・・それを思い出したら、一人でも強くならなきゃって」

スコール(自己暗示じゃねーか)

リノア「ライオン・・・だっけ?架空の動物」

スコール(そう、ライオン。強く誇り高い、気高い生き物)

スコール(俺はそんな風になりたくて、あの指輪を・・・)




Fithos ・・・・・



スコール(・・・ん?)





(Seed!Seed!Seed!何故魔女の自由にさせない!)





スコール(・・・あれ?なんでそこでババアが出てくる?)



825:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:20:26.50 ID:C6yyCOzro

リノア「アタシが本気でスコールに惚れたのは・・・あのガルバディアでの部屋での一言」


(俺のそばから離れるな!)


リノア「あの言葉が・・・はじまりだったの」



Lusec・・・・・・



リノア「あの瞬間は・・・ほんと『特別』だったなぁ・・・」


スコール(はじまり・・・・)


リノア「目を閉じれば今も、思い浮かべるの。あの時の言葉、あの時の安心感」

リノア「やすらぎ、ぬくもり、目を閉じれば何度でも・・・・」

リノア「アタシの大事な・・・特別な『記憶』」



(ピコココココンッ)



スコール(特別な・・・記憶・・・目を閉じれば・・・何度でも・・・)

スコール(何度も・・・・蘇る記憶・・・記録・・・セーブポイント・・・増殖・・・?)

スコール(・・・・はじまりの・・・部屋・・・!)



Wecos ・・・・Vinosec・・・・



リノア「・・・・・」

リノア「イデアの家で・・・誓い合った場所・・・」

リノア「なんだったっけぇ・・・?」


(世界中を敵に回して戦うのかな・・・・いやだな・・・・)

(でも、スコールならいいかな。スコール以外は、ヤだな)



826:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:21:18.63 ID:C6yyCOzro

スコール(イデアの家・・・リノアと誓い合った・・・)

リノア「あの花畑、キレイだったね」

スコール(約束の・・・場所・・・)


(俺、ここにいるから・・・・)

(いるから、なに?)

(俺、ここにいるから・・・・・だから・・・・)


スコール(イデアの家・・・俺の育った場所・・・見渡す限りに広がる花畑・・・)

スコール(リノアと約束した場所・・・その場所・・・には・・・)



Fithos Lusec Wecos Vinosec・・・・・・




(人の家の真上にこんな悪趣味なもん・・・毒の沼じゃねーんだよ!)





カッ! ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・





スコール(・・・・?)





スコール(??????????????)



827:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:25:01.17 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「ふん、消えゆく者の最後の語らいか」

リノア「最後くらい・・・いいでしょ」ズズズ

アルティミシア「どうせお前はここで終わりだ。消える間際まで存分に語れ」

アルティミシア「そして気が済んだら消えろ。無に包まれ、安らかに眠るといい」



(なあ、どうしてこうくっつきたがるんだ?)

(両親に触れたり、触れられたり、だっこされたり・・・安心しなかった?)



スコール「・・・・・・・・・」



リノア「・・・おばさんはさぁ、なんで時間圧縮なんてやろうと思ったの?」

アルティミシア「なんだ突然。何故お前にそんな事を言わないといけない」

リノア「いいじゃん別に・・・最後なんだから・・・」

アルティミシア「・・・全ての時間軸を圧縮し、私以外が存在できない世界を作ろうと思ったからだ」

リノア「それはなんで?」

アルティミシア「・・・」



(迫害・・・幻想・・・愚民共の思い描く空想、言われなき魔女への偏見・・・)



アルティミシア「お前には関係ない・・・」ギリ


リノア「あ、わかった。もしかして昔いじめられてた?」


アルティミシア「・・・黙れ」


リノア「お外が怖くなっちゃんだね。そうかぁ、そりゃ一人になりたくなるよね」



アルティミシア「だ・・・・・・・・・・まれ」ヒクヒク



リノア「何されたの?痴漢?ストーカー?拉致?監禁?」


リノア「あ、わかったぁ。知らない誰かに無理矢理はじめ(ry




アルティミシア「 黙 れ ! ! 」



828:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:26:59.83 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「最後の最後まで不快な奴め・・・」ビキビキィ

リノア「その反応、図星なんだねw」

アルティミシア「死に逝くお前には関係ない・・・」

リノア「アタシ、知ってるよ。おばさんがどんな迫害を受けたのか」

アルティミシア「・・・・は?」

リノア「ふふ~ん・・・」ニヤニヤ



(恐ろしげな衣装に身をまとい残酷な儀式で善良な人間を呪い殺す魔女)

(無慈悲な魔法で緑の野を焼き払い温かい故郷を凍てつかせる恐ろしい魔女)



スコール(無慈悲・・・焼き・・・払う・・・)



リノア「記憶障害?それとも単に思い出したくないだけ?」

リノア「でもダメ、あなたは思い出さないといけない」

リノア「自分を虐げてきた者達。自分を悪しき魔女へと変貌せしめた罪深き者達」



(お前バカ!?こんな火の海でなんで一人だけピンピンしてるかホントにわかんないの!?)



829:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:27:57.55 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「な・・・・にを・・・」


リノア「緑の野を焼き払う”悪”しき魔女」

リノア「故郷を凍てつかせる”悪”しき魔女」

リノア「残酷な儀式で善良な人間を呪い殺す”悪”しき魔女」



アルティミシア「・・・・・・・?」



リノア「不快な言語で相手に嫌悪を抱かせる”悪”しき魔女」

リノア「宇宙の塵となるに相応しき”悪”しき魔女」

リノア「言葉巧みに男を惑わす”悪”しき魔女」



アルティミシア「--------!」ハッ



(必要のない悪”しき魔女 いなかった方がよかった悪”しき魔女 殺意が目覚める悪”しき魔女)


(うっとうしい女 うざい女 嫌いな女 電波女 わがまま女)




アルティミシア「---------」フルフル





(いなければよかったのに 邪魔 うざい 目障り 宇宙に放浪させちまえ なんでこいついるの?)





(・・・・”悪”女)



830:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:29:40.21 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「~~~~~~~!」ガッ

リノア「思い出した事ある?あなたの受けた言われなき偏見、魔女への迫害」」



(死ね 消えろ ビッチ ゴミ クズ カス ノータリン 脳内お花畑)



アルティミシア「う・・・・あ・・・・」ガク

リノア「目をそむけてもその事実は消えてはくれない」



(最低 最悪 いらない 必要ない 糞ビッチ ゲス以下 空気読めない )


(不快な女 腐れ外道 池沼 キチガイ ブス 痛い女)



アルティミシア「や・・・・めろ・・・・!」

ライトニング「おいどうした!?しっかりしろ!」バッ

リノア「魔女アルティミシア。それをを悪しき魔女にたらしめたその軌跡」

リノア「あなたは今一度思い出さなければいけない」

リノア「ほら、目を閉じてごらん・・・聞こえるでしょ」

リノア「世界の声が」ニヤ



(なにこいつきめええええ! 痛い痛い痛い! 不快! きもい! )


(こんなビッチ、宇宙に放浪させちまえ! 死ね!)


(なんでこんなのがいんの? こいついる? 必要ない )



(殺せーーー!死ね!永遠に宇宙に放浪させちまえ!拷問死させろ!この糞に裁きを!!)





(  リ ノ ア 死  ね  !  )



831:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:30:06.74 ID:C6yyCOzro

アルティミシア「・・・・・・・・・」

リノア「魔女は心に憎悪の炎を宿し、身を焦がさんとす恨みの黒煙に心を染められてしまいました」

リノア「ちょうどこんな風に・・・」ボォウ

アルティミシア「・・・・」



【ファイア】



ライトニング「魔法・・・?こいつは今魔法を使えないはずでは」

アルティミシア「疑似魔法・・・だ・・・真実の魔法ではなく・・・人間が魔女を真似て生み出した・・・まがい物の魔法・・・」

リノア「憎悪の炎は世界に広がり、野を焼き払い」

リノア「焼き払われた草木は灰となりて風と混じりて」

リノア「天を包みて光を覆い、故郷を日の光当たらぬ凍てついた大地に変貌させる」



ボッ メラメラ・・・・




ユラ・・・ユラ・・・



832:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:31:04.97 ID:C6yyCOzro

ライトニング「アルティミシア!さっきからどうしたんだ!」

アルティミシア「~~~~」ガクガク

ライトニング「こいつか・・・・こいつの仕業だな!」

ライトニング「耳を塞げ!コイツの言葉を聞くな!」


スコール(憎悪の炎・・・・?)



(あの世で・・・アタシを崇めろ・・・・)

(おまえたちにできることは 唯一で永遠の存在である私をあがめること!!)



リノア「怒りに身を任せ、漆黒の慟哭を無差別にまき散らす魔女」



(はやく気付けゴミ共がああああああああああああ!!燃えろオラァァァァァァァ!!)

(Seed Seed Seed!!何故私の自由にさせない!!)



リノア「他者を惑わし思う様に動かす黒幕の魔女」


(可哀相な少年・・・・)

(かわいそうなサイファー)



リノア「安らぎを求め足掻く魔女」


(なぜ魔女の邪魔をする!なぜ私の自由にさせない!?)

(生きてるって感じてたいよ!!)



リノア「永遠を願う魔女」


(未来なんか欲しくない…今がずっと続いて欲しい)

(私は恐怖をもたらす魔女として未来永劫舞い続けよう!)



リノア「・・・優しさに飢えた魔女」


(…やさしくない。やさしくない!)

(現実は優しくない。現実はまったく優しくない)



833:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:31:31.55 ID:C6yyCOzro

スコール「・・・・・・・・・・」



(アルティミシアは恐ろしい魔女です。心は怒りに満ち溢れています)

(騎士がいない魔女は多くの場合、力を悪しき道のために使ってしまうのです。
  
(魔女アデルには騎士はいなかったと聞いています。おそらく、未来の魔女アルティミシアにも騎士はいないのでしょう)



スコール「・・・・・・」



(ゴルァ!ババア!てめーまたやらかしやがったな!)

(そんな組織に使われるこっちの身にもなってくれよ)


(あんたは部外者だろ)

(オマエ関係ないだろ!)


(アタシの服で拭くな!)

(何故私の服で拭く)イラ




スコール「・・・・・・」



836:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:43:48.95 ID:C6yyCOzro

(だが人間はムインを別の名で呼んでいたらしい。たぶん聞き間違えたんだろーな)

(女神の臓物を与えられた存在・・・混沌の女神の一部を直接植え付けられたんだ)



スコール(母なる神の呼び名・・・力を植え付けられた存在・・・)



(邪魔するに決まってるだろ。ボケ。暗躍ばかりしやがってコノヤロー)

(その後エクスデスの力を借り再び現世に現れ、傍若無人の限りを尽くしつつ封印解除に向けて様々な暗躍を見せる)

(森のフクロウ『も』だろ。ボケ。ほんとどっから湧いてくるんだよその演技力)

(そしてこの形態になったババアはややキレっぽくなるのだ!)

(よ、よくわからんがこの形態の時は穏やかな感じになるようだな)

(アタシの方が力が上なんだって。ていうかパーティーメンバーで一番?みたいな?)

(いいか?私はな、そこいらの魔女と違って頭一つ抜きんでているのだ)



スコール(暗躍・・・演技・・・突出した力・・・)




(・・・これは復讐。罪を重ねすぎた人類に対する天誅)




スコール(復讐?誰に?何のために?どのようにして?)




(私はその幻想の世界でおまえたちのために舞い続けよう!)




スコール(舞・・・)










(ね、踊ってくれない?)



837:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:46:04.01 ID:C6yyCOzro

リノア「憤怒の魔女、アルティミシア」

アルティミシア「・・・・」

リノア「全ての時間を圧縮し、永遠を目指す魔女、アルティミシア」

アルティミシア「・・・・」

リノア「ならば問おう。永遠の先に何がある?」

リノア「手元に集めた膨大な時間のカケラ。その時のカケラには何がある」

アルティミシア「・・・」



【Q】アルティミシアの目的は?



アルティミシア「時間・・・一つに・・・永遠・・・・・・」

リノア「汝その答え、汝代わりて答えよう」

リノア「汝の欲する物、それは・・・・・・・・・・・」



(騎士はあなたに安らぎを与えます。あなたの心を守ります)



スコール(・・・・やす・・・らぎ・・・)



リノア「創世の始まりって、知ってる?」

リノア「何もない、闇の空間に、突然光がパァーッ!って広がって」

リノア「パァーッ!ってなった光が、やがて散って、別れて」

リノア「その光の一つ一つが、『世界』と呼ばれる物になってくの」

リノア「ちょうどこの火の様に」



ボォォォ



リノア「光は世界にぬくもりを与える」

リノア「ぬくもりに世界に安らぎを与え、心地よい甘美な夢を見せる」

リノア「陽炎・・・光にゆらめく、甘い幻想」



ユラ・・・ユラ・・・ユラ・・・・



リノア「あったかい・・・火のぬくもり・・・」




リノア「だがそのぬくもりは時として牙を剥く」




ボ ォ ウ ! !



838:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:47:25.68 ID:C6yyCOzro

リノア「過剰なぬくもりは、灼熱となりて世界を壊す」メラメラ

リノア「灼熱のぬくもりは地獄の業火となり、野を焼き、故郷を凍てつかせ、生命を奪う」メラメラ



(お顔がゾンビみたいになっちゃってるんですけどぉーーーーーーーーー!ねえーーーーーーーーーー!!)



リノア「安らぎを求めすぎた魂は・・・灼熱と化したぬくもりに心を焼き払われ」

リノア「そしてついに、自身の存在をも焼き払う」



(安らぎ……ぬくもり……そういうのが恐いんだ)



アルティミシア「・・・・」

ライトニング「口から出まかせを・・・聞くな!アルティミシア!」

ライトニング「ただの誘惑だ!こんな甘言に惑わされるお前じゃないだろう!」

リノア「惑わされる?違うね」

リノア「その人は自分の意志で耳を傾けてるのさ」

リノア「聞いてはいけない。けど聞かないといけない。そんな使命感に、ね」

ライトニング「使命感・・・?魔女の誘惑が同じ魔女に通じ・・・ハッ!」


アルティミシア「・・・・・・・・」ツゥー


リノア「ぬくもり、安らぎ・・・・それを過剰に求めるのは」

リノア「かつて見た夢が忘れられないから」

リノア「違う?」


アルティミシア「・・・・・・・・・・」


リノア「その身、魔に堕ちてなお、魂には刻まれる」

リノア「魂の記憶。しかしどこにもない事実」

リノア「その現実が生むのは、次なる夢・・・」





(・・・・・・悪夢)





スコール「・・・・・・・・・」



839:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/21(土) 23:48:41.20 ID:C6yyCOzro

リノア「過ぎ去った悪夢の後、二度と夢を見ぬ用扉に鍵をかける」

リノア「閉じ込めた夢は時間と共に過ぎ去っていく」

リノア「そして残るのは、凍てついた心。ぬくもりとは無縁の重たく冷えた心」

リノア「冷えた心はまたぬくもりを求め、そしてまた悪夢を繰り返す」


アルティミシア「・・・・・・・」


リノア「光と闇、有と無、安らぎと恐怖、ぬくもりと冷気、怒りと悲しみ

リノア「全ては表裏一体、全ては繋がっている」

リノア「故に巡る。何度も、何度も、何度も、何度も・・・・・・・・・・」


アルティミシア「・・・・・・・・」


リノア「汝その永遠の循環を欲するか。汝その永遠を手に入れんとすか」

リノア「否、汝はその永遠からの・・・」

リノア「解放を願うか」


ライトニング「解放・・・アルティミシアが、解放を求めていると言うのか!」


リノア「黙れ神の傀儡。愚かなる神の手先にはわかるまい」

リノア「この者の身を焦がさんとす紅蓮の炎の、焼き尽くす物までは」


アルティミシア「・・・・・・・・・・」フルフル



『アルティミシアは 明らかに 動揺している!』



リノア「忘れられぬ夢、それを求める者」

リノア「しかしその夢がわからない、哀れな者」

リノア「おぼろげな幻想、微かなぬくもり、その時感じた安らぎ」

リノア「己の魂の記憶のみを頼りに、手探りで探し、疲れ、逃げ込んだ夢の偶像」

リノア「それが・・・・・・」チャリ


スコール「!」


ライトニング「シルバーアクセサリ・・・それがなにか?」



スコール(それは・・・俺の・・・)




【シルバーリング】



840:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 00:12:25.57 ID:84J9qrBgo

アルティミシア「・・・・・・・・・・」


リノア「・・・・」フゥ

リノア「おばさんさあ、不思議に思わなかった?」

リノア「魔女はアタシらの他にもいっぱいいるけど、その中でぶっちぎりに突出した魔力を持った魔女」

リノア「魔女の中でもかなり異端だよ。あんた」

ライトニング「そうだ、全ての時を圧縮など明らかに人智を超えた・・・」

リノア「歴代魔女、覚えてる?はじまりの部屋の」

スコール「・・・・・」

リノア「連戦だったけど、あれ、どうだった?おばさん並に強かった?」

スコール(正直大したことはなかった)

リノア「魔女は力の継承まで死ねないはずなんだけど」

スコール(そう言えば・・・)

リノア「・・・奪ったね?あのはじまりの部屋で」


アルティミシア「・・・・・・・・・・・・」


リノア「時間圧縮の完成に必要だった?」

リノア「それは探し物を見つけるついでに?探し物をもっと探しやすくするために?」

リノア「わざとか、無意識にか知らないけど」


アルティミシア「・・・・・・・・」


リノア「探し物は見つかった?」


アルティミシア「・・・・・・・・」


リノア「何を探しているのかわからない?」


アルティミシア「・・・・・・・・」


リノア「失ったもの、取り返したいもの。それが何かわからないから」

リノア「探そうとしたんだね。膨大な、全部の時間の中から」

リノア「砂漠に落とした、一粒のカケラを探すように」



アルティミシア「・・・・・・・・」


ライトニング「探し・・・もの・・・?」



841:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 00:13:37.14 ID:84J9qrBgo

スコール「・・・・・・・・・・・・」



(モンスターじゃない。想像上の動物・・・ライオンだ)

(とても強い。誇り高くて・・・・強いんだ)



リノア「幻想に逃げ込んだのはあなた・・・」

リノア「幻想に幻想を重ねて夢を見ているのはあなた自身・・・・」


アルティミシア「・・・・・・・」


スコール(ハイン ムイン 外界 怒り 裏切り 復讐 消滅 強奪)

スコール(表裏一体 幻想 夢 時間圧縮 探し物 )

スコール(魔女の力の継承・・・・・・・・・・)



Fithos Lusec Wecos Vinosec



リノア「あなたの思い描く『それ』はまるで消えゆく炎の最後の灯火のようだった・・・」


スコール(アルティミシア城 画廊)

スコール(VENUS(愛)・・・・・)



Fithos Lusec Wecos Vinosec



リノア「あれらは一体何を描いた物だったのか」



(今何時? 真夜中過ぎだな)

(seed及び候補生は1900時に海岸へ撤収せよ!これが伝令で~す)



スコール(庭園で眠る使者 8時20分30秒)




(私の事が・・・好きにな~る好きにな~る~)




スコール(Seed就任パーティー・・・・!)



842:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 00:14:46.64 ID:84J9qrBgo

リノア「・・・」チラ


スコール「・・・・・・・・・・・」

アルティミシア「・・・・・・・」


リノア「・・・・・」

リノア「思い出すまで・・・・”ここで待って”てあげる・・・」


スコール(待つ・・・・ここで・・・・)



(誇り高くて・・・強い?スコールみたく?)


(そうだといいけどな)



ヒラ・・・・・ヒラ・・・・



ピト


スコール(羽・・・・光と闇・・・白と黒・・・)

スコール(約束の場所・・・・始まりの部屋・・・・)

 

Fithos Lusec Wecos Vinosec



(このライ・・・・オ・・・ン?って、名前はあるの?)


(もちろんさ・・・)



リノア「アタシとスコールしか知らない、二人だけの記憶・・・」

リノア「過ぎ去った時、もう戻らない瞬間」



(お前の思う最も強い物を召喚してやろう!)



リノア「それを知ってるのは二人だけのはず・・・なのに」


アルティミシア「・・・・・・!」



リノア「ねえおばさん」


リノア「あなたはだぁれ?」





【Q】あなたはだれですか?



844:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 00:20:34.62 ID:84J9qrBgo

ヒラ・・・・ヒラ・・・



ズバァ・・・・・ッ!




リノア「うわっ!何よ急に危ないな!」


ライトニング「いつまでも戯言に付き合っていられるほど暇じゃない」


リノア「部外者は引っ込んでてよも~」


(後ででしゃばるな部外者とか言われない?)

(やっと取り返したぜ・・・エンギドゥ~~~!)

(リノアと引き離されたものの、常にリノアの気配を感じている為安心している)



ライトニング「お前らの秘密等どうでもいい。お前が無を奪い、エクスデスに代わりて無を手に入れようとしているならば」

ライトニング「ぶっ潰す!それだけだ!」ジャキ!



リノア「口悪い~」



スコール(秘密・・・・二人だけの・・・秘密・・・)



リノア「おねえさん空気読めないとかよく言われない?w」ヒラ

ライトニング「あいつの恋人だけあって・・・口の減らない女!」ズバ!



スコール(だめだ・・・ねーやん・・・)


リノア「妬いてんの?じゃああんたも彼氏見つければいいじゃ~んw」

ライトニング「私にそんなもの、必要ない!」ブン!

リノア「恋は女を磨くんだよっ!」ヘラヘラ



スコール(それ以上は・・・言ったらだめだ・・・)



リノア「あっやばっ!」グラ

ライトニング「今だ・・・散り果てろ!」

リノア「・・・・・」ニヤ



・・・・・



ボ ォ ウ ! ! 



845:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 00:21:26.55 ID:84J9qrBgo

リノア「あたた・・・転んじゃったぁ・・・」


ライトニング「な・・・・ぜ・・・・」ガク


リノア「不意打ち・・・食らっちゃったねえ。真後ろから」

リノア「あんたも灼熱に・・・焼かれてみる?」クスクス


シュウウウウ・・・・・・・


アルティミシア「・・・・・・」


ライトニング「アルティミシア・・・・な・・・んで・・・」



『アルティミシアは ライトニングを ふいうちした!』



リノア「おいクソアマ」グイ

ライトニング「!?」

リノア「お前もゾンビになっとくか?ん?w」ボォウ

ライトニング「・・・」ギリ

リノア「あら、意外とびびらない」

リノア「さすが神様の使い。神の加護か、もしくは」

リノア「感情が・・・欠落してたりしてw」

ライトニング「・・・・!」

リノア「おばさ~ん、こいつどうする~・・・」ニヤ

アルティミシア「・・・・・はなしてやれ」

リノア「おっけ~で~す」パッ

ライトニング「・・・・!アルティミシア!一体どういうつもりだ!」ガッ

アルティミシア「・・・・・・」

ライトニング「貴様・・・あいつの術中にハマったか!?」

ライトニング「私は治療してやるほど甘くないぞ!邪魔する者はぶっ潰す!」

ライトニング「いかにお前でも容赦しないぞ!!」

リノア「ぶっ潰されるのはお前だよ」

ライトニング「!?」

リノア「おばさん、”今”そのねーさん見てどう思う?」

アルティミシア「殺して・・・・やりたい・・・!」ギリ

リノア「だよねw」

ライトニング「な・・・ぜ・・・」

リノア「離れといた方がイイよ~。今そのおばさん、なんとか理性でもってる感じだから」

リノア「あんまり刺激しない方がいいよん。って、どっちにしろ帰れなかったっけw」

リノア「うん、やっぱお前、ここで死ね」

リノア「ギャハハハハハハwwwww」


ライトニング「・・・・・?」



846:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 00:22:14.24 ID:84J9qrBgo

リノア「思い出した?自分が何者か」


アルティミシア「・・・・・・・」


リノア「バラのねーさんに、ムカつきだしたって事は・・・」


アルティミシア「・・・・・・・・・・」


リノア「・・・・ありゃ?まだ完全に思い出せてない感じかな?」


アルティミシア「お前の・・・言葉の・・・一つ一つ・・・が・・・・」

アルティミシア「たまらなく不快で・・・私の心を・・・乱雑に抉る・・・・」


リノア「ふんふん、なるほど、おぼろげな感じかー」

リノア「無理しないでゆっくりって言ってあげたい所だけど、あんまりチンタラしてらんないんだよね」

リノア「速くしないとアタシ、ネオリノアになっちゃうしw」



ズブズブズブ・・・・・



アルティミシア「・・・・・・・」


ライトニング「ま、丸で話が見えない!一体どうなっている!」


リノア「そこの人は薄々感づいてるんじゃないかな」


スコール「・・・・・」


ライトニング「スコール!一体どうなっているんだ!」ガシ

ライトニング「なにがなんだか・・・さっぱりわからないんだ・・・・」


リノア「スコールに触るな、クソアマ」

リノア「ほんとマジ殺すぞお前」ギロ


ライトニング「なん・・・・だと・・・」



848:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 00:23:27.65 ID:84J9qrBgo

リノア「ヒヒ・・・・このバカ女・・・・お前なんてどうでもいいんだよ・・・」

リノア「ユグドラシル?神の力?ハハッ、そんなもの・・・いらねーよ・・・」ニマァ

リノア「簡単に騙されやがって・・・・ボケが・・・おかげで本命がガラ空きだよ・・・・」



スコール「!」

ライトニング「じゃ、じゃあ!」



リノア「ああそうさ、お前は囮・・・警戒を解かせるデコイ・・・」


リノア「もう・・・遅い・・・・」




ボ ォ ウ ! !




リノア「 ア タ シ の 本 命 は こ っ ち だ ! 」




ガバッ!!



ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !




スコール・ライトニング「!?」







『リノアは 自分の顔を 焼き始めた!』






リノア「 ギ ャ ハ ハ ハ ハ ハ ー ー ー ー w w w w w 」
















アルティミシア「 ぐ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! 」



868:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 22:22:29.79 ID:84J9qrBgo

スコール「バ、ババア!」

ライトニング「アルティミシア!?」


アルティミシア「お・・・ぐお・・・」ガク

アルティミシア「あ”あ”あ”あ”あ”ーーーーーーーッ!」




ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !



リノア「あぢいいいいいい!!ちょぉこれマジあぢぃんですけどぉぉぉぉぉおおお!!」ジュウウウウ



ライトニング「おおお、お前ッ!何をやっているんだ!」



リノア「やべええええええええええらめえええええええええあたしゾンビになっちゃうううううううwwww」ジュウウウウ



ライトニング「じ、自分の顔を・・・・」ズサ

ライトニング「きょ、狂人だ・・・狂っている・・・」タラ



アルティミシア「ぐ・・・お・・・・・・ぉぉぉお!!」ジュウウウ



ライトニング「な・・・んで・・・お前まで・・・」

スコール「ババア!手ぇどけろ!今冷やしてやる!!」



アルティミシア「さ、さわ・・・・・るな・・・・・」シュウウウ



スコール「んな事言ってる場合じゃねえだろ!いいから手ぇどけろぉーーーーーーー!!」



ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !



リノア「ギャハハハハーーーーーーーwwww変な快感感じるかもぉおおおおおおおおwwwwww」




『リノアと アルティミシアのダメージが シンクロする!』



869:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 22:23:45.69 ID:84J9qrBgo

アルティミシア「~~~~~~~~~!」フルフルフル


スコール「くっそ、このババア!ねーやん!ちょっと手伝って!」


ライトニング「・・・・・」ワナワナ

スコール「ねーやん!しっかりしてよ!呆けてる場合じゃないだろ!」



リノア「オラーーーーッ!ミディアムレアでいっとくかぁーーーーーーーーーー!?!?!?!?wwwww」



『火力が 強まっていく!』



ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !



ライトニング「わからない・・・何が起きているのかさっぱりわからない・・・・・」ガクガク

スコール「ババア!この・・・どかさないなら腕へし折るぞ!」ガシ


アルティミシア「おおおおおおおおッ!」




ブ ワ ッ ! ! 



スコール「ごほっ!うっ・・・・・ゲホッ!」

スコール「灰・・・灰吸っちまった・・・!」ゲホゲホ




ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !




アルティミシア「ア”ア”ア”ア”ア”-----ーーッ!」



リノア「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwww」



870::2015/02/22(日) 22:25:42.69 ID:84J9qrBgo

『黒い灰が』



ライトニング「灰が・・・」

スコール「くっそーーーーーーーッ!こうなったらババア!」


アルティミシア「う・・・・ごご・・・・」ジュウウウウ




『アルティミシアの髪を 黒く染め上げ』




リノア「きゃああああああwwwwなんか気持ちよくなってきたかもおおおおおおおおwwwww」ジュウウウウ




『リノアの羽を』




スコール「お前に向けて冷系魔法乱発するからな!はね返すなよ!

ライトニング「ま・・・・さか・・・・・」




『漆黒に 変えた』




スコール「オラァーーーーッ!」



【ブリザラ】【ウォータ】



スコール「ねーやんあれやってよ!速いブリザド!」

ライトニング「・・・・・・!」


【ラピッドブリザド】




リノア「キャーーーーーーwwwwwさぶいのヤーーーーーッwwwwww」



ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !



871::2015/02/22(日) 22:26:45.77 ID:84J9qrBgo

アルティミシア「・・・・・・・・・」バタ


スコール「チャンス!ババァーーーーーーッ!」バッ!

スコール「火傷見られたくないからって顔を隠すな!オラッ!」ガシ


アルティミシア「・・・・・・・・・・・」ググ


スコール「力入れんな!どけろ!」メキメキ

スコール「こうなりゃお前の顔面に直にダイアモンドダストだ!そこまでやれば止まるだろ!」

スコール「いいから手ぇどけろよーーーーーッ!!」



『アルティミシアの抵抗が 徐々に弱まっていく!』



スコール「おおおお・・・・」グググ


スコール「 オ ラ ァ ー ー ー ー ー ー ー ッ ! ! 」



ガ バ ァ ッ ! ! 




・・・・・・・・・




ライトニング「 」




『火で化粧の崩れ落ちた アルティミシアの顔は』




リノア「 」ニマァ



スコール「・・・・・・・・・・・・・・」






「スコール・・・・・・・・・」






スコール「リ・・・・ノア?」



872::2015/02/22(日) 22:28:26.16 ID:84J9qrBgo

アルティミシア「お・・・オオオオオッ!」ドン!


スコール「・・・・・・・・」ヘタ



リノア「ふふ、ふふふ・・・フフフフ・・・・・・」

リノア「ねえスコールぅ・・・アタシ言ったよねえ・・・」

リノア「あの時あなたに裏切られて・・・一人で彷徨って・・・」

リノア「でも、寂しくなかった。怖くなかった」


リノア「だって・・・」



アルティミシア「・・・・・・・・・」



リノア「アタシ最初からあんたの中にいたんだもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんwwwww」

リノア「ねえええええええええええ最初からさぁぁぁぁぁぁぁぁwwwwwあんたの脳みそにさあああああああwwww」


リノア「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwwwwwww」



スコール「・・・・・」



リノア「仲良く喧嘩したりした?オナニーとか見られたりしちゃったりした?」

リノア「時に励まし合い、時に協力し、時に涙し、共に使命を感じてここまできた?」



スコール「・・・・・・・・・」



リノア「それ全部アタシぃぃぃぃいいいいwwwwあれもこれもそれも!!!ぜええええんぶ!」

リノア「 ア タ シ だよぉぉぉおぉぉぉおあんたの脳みそに寄生してたのはあああああああwwwwww」

リノア「最初からさぁぁぁあぁぁぁあぁぁアタシいたのぉぉおぉおぉぉおぉぉwwwwwwwwww」

リノア「あんたの中にさぁぁぁぁぁああああああwwwwwwww」





(おまえ、逃さないから)



874::2015/02/22(日) 22:29:23.08 ID:84J9qrBgo

リノア「げきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃwwww」



スコール「・・・・・・・・・・・」



(何度も聞かされた、耳にこびりつくような、不快な、下卑た笑い声)




リノア「ヒヒッヒヒッ、ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひwwwwwww」




(それが)




リノア「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwww」




(悲痛な魂の叫びに聞こえた)








くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ







(哀しい・・・・・笑い声だ)



875:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 22:30:51.46 ID:84J9qrBgo

アルティミシア「う・・・ごご・・・・」フラ

リノア「ほらほらおばさん、ゆっくりしてていいの?」

リノア「はやくしないとアタシ、無に飲まれて消えちゃうよ」

リノア「もしそうなったら・・・アタシが消えたら・・・・」

リノア「あんたも消えちゃうよォォォォォォwwww化け物になってさぁぁぁぁぁぁwwww」


フラ・・・フラ・・・フラ・・・


アルティミシア「まだ・・・消えるわけには・・・・いかぬ・・・・!」


リノア「だよねーおばさんは消えるわけにはいかないよねー」

リノア「時間圧縮を完成させて、永遠を生きるって野望があるんだもんねw」

リノア「手伝ってあげるよ、その野望」


ズズズズズズズズ・・・・・・・


リノア「ほら、おいで。アタシにジャンクションして?」

リノア「ひとつになろ?一緒にさ」

リノア「だってあなたはアタシ。アタシはあなた」

リノア「大事な物は、同じはずだから・・・」


スコール「・・・・・・・・」


(あなたの戦いの物語を終わらせなさい! それが誰かの悲劇の幕開けだったとしても!)


スコール(ああ、そうか、そういう事か)


アルティミシア「・・・・・・」フラフラ


スコール(誰かの悲劇って・・・この事だったのか)


リノア「・・・・・・」ズズズズ


スコール(運命・・・さだめ・・・俺の運命が決まってたかのようなあの言い方)

スコール(あいつら・・・知ってたんだ。最初から・・・)


ライトニング「お、おい・・・・」


スコール(完敗だ。勝てる見込みがない)

スコール(エンギドゥ、ガーデン、アデル・・・数多の人質で俺の作戦を封じ)

スコール(ついには自分自身を人質に・・・・)

スコール(・・・ハメられた)



876:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 22:32:13.95 ID:84J9qrBgo

スコール(はは、そりゃ勝てないよな。俺の付け焼刃の思い付きと違って、あいつは長い時間をかけて・・・・)

スコール(そう、知ってたんだ。あいつも。全部、何もかも)


リノア「~~~♪」


スコール(思えば疑う箇所はいくつもあった。あの異様な頭の回転の速さ、綿密な計画、裏で全てを自在に動かす技術)

スコール(一言で表すならそう、魔女の誘惑・・・・サイファーもこんな気分だったのかな)



ズズズズズズズ・・・・・・



スコール(無の力、暗黒魔導士、次元の狭間、クリスタル、光の戦士、神々、外界、運命・・・・なんだそれ)

スコール(俺、何も知らないんだ。なにも…知らないんだ。だから…騙される。だから…利用される)



(ね、踊らない?)



スコール(踊らされたのは俺だった)



リノア「怖い?不安?でも大丈夫、安心して」

リノア「あなたが消えても、あなたは消えない」

リノア「だってアタシはあなただもの」

アルティミシア「・・・・・・・・・・」



スコール(いつの間にかあいつの物になってた俺の・・・・そう)

スコール(二人しか知らない秘密。二人だけが共有する名前)

スコール(俺がリノアに教えた・・・)



(このライ・・・・オ・・・ン?って、名前はあるの?)


(もちろんさ・・・)



リノア「思い出が消えないように、思い出を忘れないように」

リノア「だから形にしたんだね。だから自分の物にしたんだね」

リノア「これ・・・・」チャリ

アルティミシア「・・・・・・・・・」



スコール(あいつの必殺技、隠し玉、真の実力、いつの間にかあいつの物になってた、俺の憧れ)


スコール(そう・・・・)




スコール・リノア「グリーヴァ・・・・」



877:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 22:33:45.79 ID:84J9qrBgo

リノア「さあ、きて。時間だよ」

リノア「あなたが望んだ、渇望の夢、戻らない夢」

リノア「その夢が・・・アタシの中にあるから」



ライトニング「・・ぃ!・・・・・・・・ま・・・・・・・・・のか!」



スコール(もはや誰の声も聞こえない)


リノア「辛い事は全て、無に帰して、そして・・・・・・」

リノア「時間も、夢も、思い出も、何もかも一つに・・・・」


アルティミシア「・・・・・」







ジュウウウウウウウウウウウウウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・







・・・・・・・・・・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








『世界は 白に 包まれた!』



878:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 22:34:52.52 ID:84J9qrBgo

パァァ・・・・・・・・・・・



スコール「・・・・・・」


ライトニング「ひ・・・・かり・・・・?」




・・・・・・・・・・・




Fithos ・・・・・・・Lusec ・・・・・・



Wecos ・・・・・・Vinosec・・・・・・



スコール「・・・・」

ライトニング「・・・歌?」



Fithos Lusec ・・・・・・・・

Wecos Vinosec・・・・・・・




ゴォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・




Fithos Lusec ・・・・Wecos Vinosec・・・・・・




ォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・




『光の 中から』



スコール「・・・・・・・・・・」

ライトニング「な・・・んだ・・・・こい・・・・つ・・・」




パァァァ・・・・・・・




『異形の者が 姿を現した』








「わたしは アルティミシア」



879:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 22:35:42.99 ID:84J9qrBgo

スコール「ババア・・・・なの・・・か?」

ライトニング「アルティミシア・・・・?なんだ・・・その・・・」



ゴォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・



ォォォ・・・・・・・・・



「すべての 時間を 圧縮し」



スコール(顔が・・・・ない・・・・)




『異形の語りと共に 辺りは 静寂に包まれ』




「すべての存在を否定しましょう」



スコール「!!」

ライトニング「それは・・・その・・・言葉は!」



『顔面部であろう 部位に埋まる 光の玉が 』






「 ○ 」





カ ッ




オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! !




スコール・ライトニング「ッ!?」




『その場の 白を 黒に 変えた』



880:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 22:36:13.64 ID:84J9qrBgo

ヒラ・・・・・ヒラ・・・・ヒラ・・・・・




ピタ



スコール「・・・・・・・」ス

スコール(羽・・・・だ・・・。黒い・・・羽・・・・)

スコール(じゃあ、やっぱり・・・・・あれは・・・・)




○「・・・・・・・・・・・・」




【アルティミシア第四形態】



885:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 23:36:42.56 ID:84J9qrBgo

ライトニング「なんて・・・事だ」

ライトニング「アルティミシアも・・・無に飲まれてしまったと・・・・言うのか・・・」

スコール(だろうな)

ライトニング「じゃあ・・・こいつは一体・・・・」


(アルティミシアという魔女は存在しません・・・最初からそんな魔女いなかったのです)


スコール(なるほどな、そういう事か。確かに・・・その通りだ)

スコール(アルティミシアなんて、最初からいなかった)

スコール(いたのは・・・・はじめから・・・・)



「おハロー」



スコール「・・・・」

ライトニング「あいつ!あの女!まだどこかに・・・・!」

ライトニング「どこだ!どこにいる!」



「こっちこっち」



スコール(大体想像付くよ)


ライトニング「!?」



『顔のない異形の者。その異形への視線を下に向ける』



ライトニング「お・・・・まえ・・・・」

スコール「・・・・・・・・」




リノア「もっかいおハロー」ヒラヒラ




【リノア】アルティミシアにぶら下がっているだけの存在になり果てた



886:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 23:37:21.28 ID:84J9qrBgo

これ
886_1



889:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/22(日) 23:53:02.69 ID:84J9qrBgo

リノア「いやはや、すんごい事になったねーw」

リノア「アタシが主導権を握るつもりだったのに、そこはさすがおばさん」

リノア「逆に、吸収されちゃったw」


スコール(なにやってんだよ)

ライトニング「アルティミシア・・・アルティミシアはどこだ!?」


リノア「いや目の前にいるじゃん」


ライトニング「!?」


リノア「上、上」チョンチョン




○「・・・・・・・・・・」




ライトニング「ちがう・・・!これはアルティミシアじゃない!」


リノア「じゃあなんなのさ」


ライトニング「違う・・・・私は・・・・認めない・・・・」


リノア「んな事言われてもねえ」

リノア「現実、受け入れなってw」


ライトニング「私は・・・認めない・・・・」ブツブツ

スコール「・・・・・・・」


リノア「まぁ、と言う訳で」

リノア「リノアちゃんの壮大な計画は、念願かなってこうして実を結んだわけですが」

リノア「どう?アタシの華々しいデビュー」

リノア「記念だから、もっかいダンスパーティやろっかw」



スコール「・・・・・・・」



リノア「リアクション薄いなぁ。なんか言ってよ」


スコール「・・・・・おめでとう」


リノア「ありがとうw」



891:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 00:01:51.46 ID:GH8y+z3Ro

リノア「てなわけで、ま、こんな感じになっちゃったわけだけど」

リノア「大丈夫、安心して!」

リノア「アタシはアタシのまま、ちゃーんと残ってるからね!」


スコール(代わりに・・・)


リノア「そ。アタシの代わりに【無】を引き受けてくれてるよ」

リノア「永遠になった魔女、アルティミシアとしてね・・・・」




○「・・・・・・・・・・」



リノア「ちょ~っとイメチェンしちゃったけど、ま、9割以上残ってるからいいか~」

リノア「あ~でも、このまま永遠に逆さ釣りかぁ。それちょっとヤダな」

リノア「ほんと無になっても自己主張が強いんだからっ。頭に血が上っちゃうよ~w」



スコール「・・・・・」



リノア「・・・・あれ?なんかスコール暗くない?」

リノア「どったのスコール。もしかしてスコールも言葉を失った?」



スコール「・・・・・・別に」



リノア「なにそれ。無愛想な返事ィー」

リノア「あっ元に戻っただけかw」



スコール「・・・・・・」



リノア「スコールは黙ってればカッコイイんだから~、そのままでいなよ~」

リノア「キャハハハハハハwww」



スコール「・・・・・・」








・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 



892:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 00:22:46.58 ID:GH8y+z3Ro

スコール(全部気づいた)

スコール(こいつがなんでエクスデスに付きながら、俺らに助言を与え続けたのか)

スコール(こいつは最初からアルティミシアを狙っていたんだ)


リノア「アタシ、スコールの考えてる事わかるよ」

リノア「なんか難しい事考えてる~」


スコール(次元の狭間で見た、無の力を奪う為に)


リノア「どう?正解っしょ?」


スコール(しかし無の力は絶対に制御できない。それは使えば自分も飲みこまれ、消えてしまうから

スコール(だからこいつは、『外』からではなく『内』から操ろうとしたんだ)

スコール(無を”制御”するのではなく、自分が無と”同化”する為に)


リノア「アタシの事が・・・好きにな~る好きにな~る~」


スコール(協力せざるを得ない人物。なるほどな)

スコール(それは未来の自分自身だったってわけだ)


リノア「ぬくもり、感じてたいよ。生きてるって、実感したいよ」


スコール(しかも都合のイイ事に、未来のこいつは歴代トップの魔女だ)

スコール(力が膨大であればあるほど・・・無はそいつを飲みこんでくれる)

スコール(そしてできたのが・・・・あの顔なし、か)



○「・・・・・・・・・・・・」コォォ



リノア「みんなスコールのマネが上手なんだよ。わたしもできるんだから」

リノア「眉間の間にシワを寄せて、こうやって・・・・」ムギュー


スコール(無謀にも程がある。いつ失敗するかわからない、グダグダの作戦だ・・・・)

スコール(でも・・・こいつはいつも、そうやって、何があろうと諦めずに)

スコール(だからこうやって・・・・ああ、そうか)

スコール(協力したのは・・・・俺自身だ・・・・)ムギュ


リノア「ふふっ。くすくすくす」

リノア「やっぱりスコールはモノマネしやすいなぁw」


スコール(考え事をしている時にごちゃごちゃうるさいんだよ。黙れ)


リノア「スコールがそうやって黙ってる時は、決まって頭の中で何かごちゃごちゃ考えてる時なの」

リノア「みんなは無愛想でクールな奴って思ってるようだけど、それは違うよね」

リノア「口に出さないだけで、結構感情豊かなんだから」ニコ


スコール(・・・・全部お見通しか)



893:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 00:55:48.28 ID:GH8y+z3Ro

リノア「~~~~♪」ニコニコ


スコール(で、無を奪い、魔女を奪い、時間を奪い)

スコール(そこまでしたかった事・・・そうまでした欲しかったもの)

スコール(変えたかった物、変えたかった時間、変えたかった結末・・・・)



ライトニング「ス、スコール・・・・?」



リノア「あーあんたが残ってたね。すっかり忘れてたよ」

リノア「この中で一人邪魔な人がいまーす」


ライトニング「なんだと・・・・」


リノア「おばさーん、こいつどうする~?」



○「・・・・・・・・・・」ズ



『ライトニングが 引き寄せられる!』



ライトニング「うあっ!」



○「・・・・・・・・・」



リノア「神の使い、解放者ねぇ」

リノア「魂を新たな世界に導く使命、ふーん」

リノア「じゃあ、今ある世界は捨てるって事なんだ」


ライトニング「な、なにが言いたい!」





リノア「・・・裏切り者」ボソ



895:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 01:33:36.07 ID:GH8y+z3Ro

ライトニング「くっ、離せ!」ジタバタ


リノア「あんた、初めて会った時からムカついてたんだよね」


ライトニング「!?」


リノア「初対面なのになんだろ、こう」

リノア「まるで親の仇みたいな、言いようのないドス黒い恨みが、あんたを見てたら湧いてくるの」


ライトニング「私が・・・なにをした!」


リノア「私もそれがなんなのか、わかんなかったの。ずっと気になってた」

リノア「でも今ならわかる、一つになった今なら理解できる」


スコール「・・・・・・・・・・・・」



(元々この世界は母なる神が創造したものだったんだ)

(それをブーニベルゼは奪ったんだ。妻を殺してな)

(だが人間はムインを別の名で呼んでいたらしい。たぶん聞き間違えたんだろーな)



スコール(ハイン・・・母なる神の人間側の呼び名)



(そのムインっての・・・もし今見つかったらどうなんの?)

(今度こそ息の根を止めるだろうな、ブーニベルゼは)



ライトニング「くっ!このっ!」ジタバタ

リノア「あんたに用はないの。アタシが話したいのは」



○「・・・・・・・・・・・」



リノア「おばさん、今しゃべれないからアタシが代わりに代弁するね」



ギロォ



リノア「・・・どうせどっかから見てるんだろ・・・?ブーニベルゼェ・・・・」




スコール(やっぱり・・・・・・・)



896:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 01:35:00.79 ID:GH8y+z3Ro

ライトニング「!?なぜお前がそれを!」


スコール(魔女はハインが憑りついた者なんだ。アルティミシアの時間圧縮はそれを一つにする目的もあった)


リノア「よくも裏切ってくれたな・・・・よくも私の庭を奪ったな・・・・」

リノア「私の庭・・・私が生んだかわいい世界・・・私の理想郷・・・」

リノア「許すまじ・・・嗚呼、許すまじ・・・・」



スコール(そして再び一つになったハインは・・・・)



リノア「よくも・・・・よくもよくもよくも!!」



ライトニング「う・・・ぐ・・・!」



ピキ・・・パキ・・・・パキ・・・・



スコール「!?」



『ライトニングが クリスタル化し始めた!』



ライトニング「おおおおお!?」



897:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 01:35:26.48 ID:GH8y+z3Ro

リノア「アタシらは、あんたんとこの雇い主の元嫁なの」

リノア「お腹を痛めて産んだ赤ちゃんを・・・奪い殺される。この恨みがわかる?」


ライトニング「ブーニベルゼの・・・・じゃあ、お前は!」ピキパキ


リノア「お前じゃなくてお前「ら」ね」

リノア「うちらを裏切った糞夫が、うちらの作った世界で、見ず知らずの女に入れ込んでいる」

リノア「許せない・・・・」



パキ・・・・パキパキパキパキ!!



リノア「バカが・・・お前をだまくらかす為に世界中に分散したのさ。お前に心は見えないからな・・・」

リノア「お前が新しい人形で遊んでいる間に・・・・こうして復活の機会をうかがってたんだよ・・・・」

リノア「したらどうだ。奪った世界をまた捨てて、今度は自分の都合のイイ世界を作ろうとしている・・・・」

リノア「身勝手なり。嗚呼、身勝手なり」




リノア「自己中にも程があんだろぉぉぉぉぉっぉおア”ア”ア”ア”ア”-----ッ!?!?!?」




バキバキバキバキバキ!!




ライトニング「~~~~~・・・・・!」ピキキ



898:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 01:36:34.19 ID:GH8y+z3Ro

リノア「・・・これが魔女の憎悪。魔女になった物だけが宿す強い恨みの炎」

リノア「騎士がいない・・・心の支えがない魔女が悪しき魔女になるのは・・・」

リノア「かつて愛する夫に裏切られたから・・・あなたにこの怒りがわかる?」


スコール(裏切り・・・・)


リノア「教えてあげるよ、解放者。お前が選ばれたのは魂を解放する使命を与える為じゃない」


ライトニング「!?」


リノア「ブーニベルゼは最初から・・・お前をな・・・」

リノア「新しい女神に置き換えるつもりだったんだぁ・・・エトロの代わりにさぁ・・・」ニマァ


ライトニング(なんだ・・・・と・・・・)


リノア「お前は最初からさああああああああただの着せ替え人形だったんだよぉぉぉぉおおおおおwwwwww」

リノア「お前がどこで何を解放しようがさあああああハナっからどうでもよかったんだよおおおおおおおおおおwwww」

リノア「うひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwオラ踊れよ人形!マリオネット!道化!」

リノア「哀れ哀れ!超哀れ!ひゃひゃひゃひゃひゃーーーーーーwwwwwwww」


ライトニング(私が・・・女神・・・・?)



○「・・・・・・・・・・・・」



リノア「決が出たよ。解放者」

リノア「裏切り者に相応の代償を・・・これが全ての魔女、全てのハインの意志」


スコール(裏切りの・・・代償・・・・)


リノア「ならば人形、その相応しき姿、永遠の形。聖なる石となりて永遠となれ」

リノア「そう・・・・」

リノア「クリスタルとなり永遠をッ!!」



ライトニング(そ・・・んなバカ・・・な・・・・)



リノア「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃーーーーーーーーーーーwwwwwww」




ピキ・・・・パキ・・・・




ライトニング(セ・・・・・・・・ラ・・・・・・・・)




『ライトニングは 永遠となった』



902:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 01:46:06.46 ID:GH8y+z3Ro

ライトニング「 」



リノア「お~いいねwなんか聖母像みた~い!」

リノア「二人の門出を、祝福してくれてるのかな?」


スコール(ねーやん・・・・すまない・・・・)

スコール(見捨てようとしたわけじゃない・・・・ただ・・・・)

スコール(体が・・・・動かなかったんだ・・・・・・)



○「・・・・・・・・・・・・・」



『空間が ゆっくりと アルティミシアに 集まっていく!』



スコール(全てを一つに・・・か)


リノア「スコール、聞いて」


スコール(なんだよ)


リノア「あの日あなたが言ってくれた言葉、どれほどの支えになっただろう」


スコール(どれだよ)



(俺たちの方法って、こうなんだ。戦うことでしか、自分も仲間も守れないんだ。)

(それでもよければ、俺たちと一緒にいてくれ)



リノア「部外者呼ばわりから・・・仲間になった瞬間・・・・」

リノア「居場所ができた瞬間・・・・必要とされる幸せ・・・・・心の拠り所・・・」


スコール(ほんとよく覚えてるな)


リノア「そして・・・・それを失う恐怖・・・・」

リノア「スコールなら、わかるよね?」


スコール(イヤな事思い出させるなよ)



905:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 01:49:25.41 ID:GH8y+z3Ro

リノア「何もかも忘れて悪しき魔女になるくらいなら・・・・」


スコール(そのセリフも聞いた)


リノア「でも、忘れてしまうなら・・・それが避けられない運命なら・・・・」


スコール(無で全てを消去ってわけか)


リノア「アタシはあなたと・・・・一緒にいたかっただけ・・・・」



スコール(・・・・トチ狂って暴れ回るお前を見て、これ以上暴れるならやっちまうしかないと思ってたが)

スコール(リノア・・・・何も変わってなかったんだな。最初からそうだったんだな)

スコール(変わったのは・・・俺の方だった)




○「・・・・・・・・」コォォ




スコール(ハハ、でも見た目は大きく変わったな)

スコール(初めましてハイン。いや、ムイン?)

スコール(神々の世界から遥々、現世へようこそ)

スコール(俺、お前の旦那と同じ事してたわ。そりゃ怒るわな)

スコール(あのファブラノヴァなんとかとか言う神話を聞いて、醜い話だと思っていたが)

スコール(醜かったのは・・・俺の方だったな)




『無は 静かに 取り込まれていく』



スコール(どうやら、代償は受ける必要はなさそうだ)

スコール(いや・・・すでに受けたな。十分すぎるくらい)


スコール(そう・・・・みんな・・・・・十分すぎる・・・・くらいに・・・・・)



906:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 01:52:22.50 ID:GH8y+z3Ro

(お、お前と一緒かぁ!)


(班長まて~!))


(先生・・・俺はがんばれと言われるのが嫌いなんだ)


(話を聞いてくれるだけでいいのよ)


(僕は失敗しない。ドント・ウォーリーだよ)




スコール「・・・・・・・・・・・」




(共に行こう!)


(来なかったらどうしようかと不安になっていた所だ!)


(モウスグカエレルワ)


(あっという間に取り残されちゃいましたね)




スコール「・・・・・・・・・・・」




(今日は善き日ですか?今日は忌まわしき日ですか?)


(これは君の運命です。魔女討伐の先陣に立つことはきみのさだめなのです)


(漆黒に身を包みし、運命の使者の名は―・・・)


(さだめを乗り越えろ!)




スコール「・・・・・・・・・・・」






スコール(・・・・・もう、疲れた)



907:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 01:54:36.37 ID:GH8y+z3Ro

○「・・・・・・・・・・」コォォ




リノア「時間も、場所も、夢も、思い出も、何もかも」

リノア「全てを一つに、全てを永遠に」

リノア「そう、永遠に・・・」


スコール「・・・・・・・・・・」


リノア「アタシ、離れないから。ずっと一緒にいるから」


リノア「絶対に、忘れないから。絶対に・・・・」


リノア「だから、一緒に眠ろ?永遠の庭園で」


リノア「おやすみ・・・・スコール」



スコール「・・・・・・・・・」





キラ・・・・キラ・・・・キラ・・・・





(心の閉じる音が、聞こえた気がした)






・・・・・・・・・・









(・・・おやすみ)



910:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/23(月) 02:02:52.07 ID:GH8y+z3Ro

【メモリーカードをチェックしています......】

たたた、助けてくれェーーーーーーーッ!!違う!違うんだ!

俺はただ、かわゆい女の子(セルフィたそたそちゅっちゅたそ)としやわせほらがら時たまエッチなドタバタラブコメでぃ~が書きたかっただけなんだ!

本当だ!信じてくれ!こんなはずじゃなかった!誰かが俺の脳を操ってモガッフガフガッぐあああああやめろォーーーーーーー!!

ていうかほんまもうえってwwスレタイの人名が一切登場してないってどういう事なんだよ!どうすりゃいいんだよ!なんだこれ!?書いてる俺が鬱になるわ!

くっそーーーーこのデムパぁーーー!俺の脳みそに何しやがった!俺はお前の思い通りに何かなら・・・・

ぐあああああやめろおおおおおおおおお誰か助けてくれええええええええええええ

これを読んでる奴!聞いてくれ!あいつは架空の存在なんかじゃない!次元の壁の向こうからいつも俺達を見てい・・・・モガッフガフガッ

ゲホッ!フガッ!もうやめてくれえええええ俺を解放してくれえええええええええええあああああああああああああああああーーーーーーッ!


と言う訳ですいませんほんとはここで終わるつもりだったのですが明らかにレス数が足らないので次スレ行きます

次で終わりです(多分)でもこれもある意味ハッピーエンドかもしれません。ここで終わるのもありかも

あ、なんか妖精さんがなんか言ってる・・・なになに?



失敗した失敗した失敗し(ry




ぼく「なんか頭がざわざわする」 【完】



転載元
スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC4】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421056584/
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         コメント一覧 (70)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 12:28
          • 帰ったら読みますわ

            長いなw
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 12:49
          • ディスク1の途中まで読んだんでオチだけ読もうかと思ったけどまだ終わってなかったか
            このあとがきコピペ化されそう
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 12:50
          • 1
            つまんね

            長々とクソつまんねぇものをよく続けたね
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 14:36
          • つまんないとか長いだとかそんなくだらないこと一々書く必要なくね?
            長くなるのなんて最初にわかってたことだし嫌なら見なきゃいいだろ
            好きで見てる人もいるんだから不快になるようなこと言ってんじゃねーよ
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 14:50
          • まだ全部読んでないけどその1の冒頭、まとめミスってない?いきなりラストフロアの話が出てきたと思ったら前後でレス番の数違いすぎるんだけど
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 15:28
          • こんなになっちゃうくらいならリノアといちゃらぶでもよかったのよ
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 15:30
          • 待ってた。超待ってた
            相変わらずのボリュームだなwじっくり読ませていただきますわ
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 18:13
          • >>6
            ある意味リノアルート過ぎるがな
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 20:11
          • 5 壮大
            楽しい^ ^
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 20:32
          • これは…どうだろ…いや…うーん…

            って感想しか出なかった
            グダグダではないとは思うんだけど、今回どうにもこの長さに見合う面白さではないというか
            いや、毎度読んでおいてあれだけどさ
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 20:46
          • おーい ここからでしょうがw
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 21:01
          • 5 設定の混ぜ方は見事だと思うがな
            ほんとに繋がった世界観のように思えてくる
            しかしここで終わっては救いが無さすぎるw
            完結編では是非BBAに救いを...
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 21:41
          • このあとがきはやばいな
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 22:14
          • 毎回このふざけきったあとがきに笑う
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 22:40
          • 後書きw
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 22:43
          • ここのイッチは安価守らなかったり選択肢全部こなしたりとやりたい放題だからなw
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 23:01
          • 本スレ覗いたらこの後書きの後にセルフィのグロAA貼ってた
            もしかしてガチでアレな人?
          • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 23:20
          • 一言で言うとそびえ立つクソ

            ただ、周りからボロクソ言われながら完結まで続けられるメンタルは素晴らしい

            次はメアリー・スー系「以外」のSSをよく読んで出直してくれ
          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 23:39
          • メアリー・スーの意味わかってるか?
          • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月23日 23:54
          • ていうか、痛......
          • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 00:18
          • 例のコピペの奴じゃね?
          • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 00:31
          • いかに読まずに※してるかがわかる。ていうか完結してないし
          • 23. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 00:34
          • ぼくのかんがえたすごい主人公(自己投影性格崩壊スコール)が原作キャラ踏み台にして好き勝手するSSだろ
            銀髪オッドアイニコポナデポのオリ主だけがメアリースーじゃない
            どことは言わんがメアリー・スーで色々調べれば出てくる

            補足すると、メアリー・スーから派生して「典型的な痛いSS」を知ってもらいたかったんだよ
          • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 00:48
          • (おい・・・なんか変なのきちゃったぞ)
          • 25. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 00:57
          • 自己投影キャラがこんな悲惨な目に合うかっての
          • 26. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 01:09
          • 味方皆殺しにされたあげく化け物になり果てたサイコ女と永遠に一緒だもんな
            死んだ方が楽なレベルだ
          • 27. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 01:33
          • 白旗上げて土下座するメアリー・スーとか初めて聞いたわw
          • 28. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 02:06
          • まぁ、せめて最後まで読めよ
          • 29. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 02:09
          • 設定は関心する部分もあり噂もありで楽しいわ
          • 30. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 02:52
          • 画廊のヒントがダンスパーティーの時間って解釈は何気に初出じゃね
          • 31. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 03:11
          • 5 毎度ながらよくできたSSだな
            ディスク2のワールドマップも中々衝撃だったが今回はそれ以上だわ
          • 32. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 14:37
          • ディシディアとか5と8の地図とかポケステ
            とかマジでネタが豊富だな作者。
            ネタの内容も割と納得いく点もあったし。
            そういやムンバとコモーグリ手に入れてたような。使うのだろうか・・・?
          • 33. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 15:56
          • リノア=アルティミシア説を採用し
            リノアがアルティミシアとして何故時間圧縮を行ったかという作者の妄想を
            センセーショナルな罵詈雑言とFF小ネタで味付けした作品

            演出過多なのでうまく組み合わせたように見える話よりも狙ってる感満載のウザさが鼻につく
          • 34. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 16:17
          • じゃ読むな
          • 35. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 16:36
          • つまんねの一言でいいのになんでこんな痛々しい余計なコメ残すんだろうな
          • 36. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 17:00
          • 4 やっと読み終えた
            散りばめられた伏線が一本の線に繋がるのは読んでて気持ちがいいな
            後はラスボス倒すだけか。続き楽しみ
          • 37. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 19:12
          • 長々やって一番下らん所に落ち着いたなw
            ところどころ批評に激怒してるのは信者かな^^
          • 38. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 19:53
          • ひゃー、オメェすげなぁ。
            5と8と13の設定が
            よくミックスされてっぞ
          • 39. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 21:04
          • 違う違う。本スレにむなしい君っていう痛い批評コメ残してった奴がいてな
          • 40. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月24日 21:24
          • あれは痛々しかったなw
          • 41. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月25日 02:34
          • なんだかんだでここまで読んでしまった俺がいる
            とんでもなく救いのないストーリーになってしまってるがここからどうするんだろう
          • 42. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月25日 21:13
          • まだ回収しきれてないフラグがいくつもあるだろ!
            それまで1%のフラグでも残ってるなら・・・
          • 43. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月25日 21:31
          • 面白いよ。小並感
          • 44. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月26日 00:16
          • 4 長々と批判コメを書く→痛い、つまらないの一言で良い

            つまらないと書く→じゃあ読むな、わざわざコメント残すな

            結論→批判とか叩きがやりたいならここ以外でやって、どうぞ
          • 45. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月26日 01:51
          • ※18
            やっと見つけた。このコピペここ発だったのかよ
          • 46. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月26日 16:56
          • ※18
            コピペ化おめでとうw
          • 47. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月26日 18:16

          • エグい描写とかがかなりつらいけど
            複線回収とか話のまぜかたとか気持ちよくてついつい毎回最後まで読んじゃうんだよなあ
          • 48. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月26日 21:51
          • 5 えぇー!!!こんだけ続けといてそらないでしょう
            てか自分より8好きな人初めて見たよ
            Finじゃないからセーフ!!早く続きつづき!!
          • 49. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月27日 01:56
          • ※18痛いコピペ作ってんじゃねーよ
          • 50. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月27日 02:49
          • ※18
            お前が出直して来いやw
          • 51. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月27日 06:13
          • そびクソ生誕記念パピコ
          • 52. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月27日 21:11
          • しったかって痛いなぁ
          • 53. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月27日 23:00
          • ※18みたいな頭の悪い人って生きてくだけで大変そう(´・ω・`)
          • 54. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月28日 04:11
          • ※18
            このコピペほんまうざいわ。そこかしこ貼られまくっとるし
            きっしょいコピペ生み出しやがってボケ。死んで償えや
          • 55. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月28日 17:37
          • 4 確かにセルフィたんと愉快な仲間たちがまだ残ってるな、謎はまとまったけどそこからまだなんかあるかな?

            13がイマイチまだわからん話だが5はやってみようかな、なんだかんだギルガメッシュ好きだし
          • 56. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月28日 21:54
          • ※18は覚えたての言葉をひけらかしたかっただけだよ
            彼はまだ発展途上なんだ。許してあげて
          • 57. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月01日 03:27
          • え?まだ続くの?
          • 58. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月01日 07:19
          • ※18
            このコピペ続きあったんだ。こっちも中々痛い....w
          • 59. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月01日 17:41
          • リンク貼られてたからついでに読んでみたけど、全然メアリー・スーちゃうやん
            ※18はアホなん?
          • 60. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月01日 22:27
          • アホだから賢く思われようとしてこういう事書くんだよ
          • 61. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月02日 02:30
          • 何故送信する前に一目自分のコメを見直す事ができなかったのか
            ごく一般的な知能があればおかしなことを言っている事に気づいたはず
          • 62. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月02日 10:37
          • 5 良かった。
            続きも気になるけどこの終わり方もありやねw
          • 63. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月02日 21:03
          • このリノアさん付けしないとだめだろこれw
          • 64. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月02日 22:41
          • よかった、肯定的なコメ残すの自分だけなのかとおもってた……

            このSS本当に好きです。実は8以外ちゃんと知らないんだけど、面白い解釈で話が繋がってて。
            ハインの伝説とか未だにちんぷんかんぷんだったのにこのSSで納得してしまったw
            城の暗号とかの解釈も好き。ここまで8好きな人の作品が読めて嬉しかった。続くのなら最後まで読みたい。
          • 65. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月03日 03:43
          • 意見が真っ二つに別れそうな内容だからねぇ。批判する側の気持ちもわからんでもない
            メアリー・スーとか的外れすぎる指摘してるのは論外だけど
          • 66. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月04日 04:49
          • パンツパンツ言ってたのに急激に重くなって草
          • 67. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月06日 00:05
          • BADENDとしては最高の終わり方だが、今まで長く続いてた分やるせなさすぎるわ
            続くのならせめてメインキャラだけでも幸せになれる終わり方にしてくれ
          • 68. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月11日 18:28
          • 続きは?
          • 69. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月18日 06:17
          • ※18 生き恥晒してんなぁ
          • 70. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年04月22日 16:24
          • 色々と非難されているけど個人的には傑作だと思っている
            確かに色んなFFをごっちゃ混ぜにして世界観が滅茶苦茶になっているけど、それでも物語としては結構纏まっているし、異なるFFの設定をうまい具合に連結させているのはホント凄いと思う

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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