翠星石「あ？」ダリアン「お？」
ダリアン「お前がなんなのですか」
翠星石「あ？」
ダリアン「お？」
JUM「翠星石のやつ、どこいったんだよまったく……」
ヒューイ「おや、君も人を探しているのかい？」
JUM「えっ？」
ヒューイ「これは失礼。僕はヒューアンソニーディスワード。ヒューイと呼んでくれ」
JUM「あ、桜田ジュンです……あなたも？」
ヒューイ「ああ。僕の連れもいなくなっちゃってね。どこをほっつき歩いているんだか……」
ムッキィィィィィィィ！！
オラアアアアアアアア！！
JUM「……僕の方は、見つかりました」
ヒューイ「……僕もだ」
JUM「えっ」
翠星石「うおおおお！！」ｷﾞｭｩｩｩｩｩ
ヒューイ「ダリアン！こらやめろ！ダリアン！！」
JUM「翠星石！なにやってるんだ！」
ダリアン「ヒューイ！離すですヒューイ！！私はこのボロ人形の四肢を引きちぎってやらねば気がすまないのです！！」
翠星石「JUM！！こいつが翠星石に殴りかかってきたです！」
JUM「取りあえず落ち着けって！」
ヒューイ「なにがあったんだ一体……」
翠星石「ゼエ……ゼエ……」
ヒューイ「すまないね、僕の連れが……」
JUM「いえ、こちらこそ……」
翠星石「JUM！こいつが殴りかかってきたですよ！」ﾋﾞｼｯ
ヒューイ「ダリアン、なんでそんなことしたんだ」
ダリアン「……」
ヒューイ「ダリアン」
ダリアン「……こいつが」
ダリアン「こいつが、打ちきりドマイナー作品ヒロインとか馬鹿にするから……」
ヒューイ「……」
ヒューイ「あー……」
翠星石「事実なのですぅ」
JUM「……うちのに原因があったみたいで、すみません。ほら翠星石も謝れ」
翠星石「でもこいつだって！」
JUM「翠星石！」
翠星石「こいつだって！やーいお前んとこの主人公引きこもりー！とか言ったですよ！」
ヒューイ「ダリアン」
ダリアン「事実なのです」
JUM「……」
翠星石・ダリアン「被ってるです」
JUM「……あー……」
ヒューイ「同族嫌悪、ってやつか……」
翠星石・ダリアン「フンッ！」
JUM「しかし殴りあいまですることないだろ……」
ダリアン「言わせておけば！」
翠星石「お前のスレもｓｓも見たことがないのです！」
ダリアン「ムッキィィィィィィィ！！GOSICKの後釜だったから仕方ないのです！タイミングの問題です！」
翠星石「どうだか！レギュラーの女キャラがお前か変な天パかしかいない時点でお察しなのです！」
ダリアン「そっちこそ！お前は数いるうちの一人じゃないですか！そもそも正ヒロインはあの赤いやつでしょう！！」
翠星石「な、なんですってー！？」
ヒューイ「はあ、なんでこうなるかな……」
JUM「すみません、本当に」
ヒューイ「こちらこそ……」
翠星石「このワカメがああああ！！お前こそなんなのかよくわからないじゃないですか！なんですかお前！人なんですかなんなんですか！」
ダリアン「えっ」
ヒューイ「それは僕も気になってた」
ダリアン「えっ」
ダリアン「えっ」
ダリアン「うううう……」
翠星石「JUM。完全勝利です」
JUM「言い過ぎだろ……」
ダリアン「お、お前だって……」
翠星石「なんなのですか？UMA」ｹﾗｹﾗ
JUM「UMAて」
ダリアン「お前だって……お前！体格的にセックス出来ないじゃないですかああああ！！」
翠星石「」
JUM「」
ヒューイ「」
翠星石「……」
ダリアン「入るんですか！？そこの眼鏡の！あれが！」
ヒューイ「ダリアンそれ以上はいけない」
ダリアン「私はやろうとおもえばいつでも出来るのです！なんなら今からやって見せてもいいですよ！！ヒューイ！」
ヒューイ「ダリアンそれ以上はいけない」
ダリアン「ヒューイ！脱ぐのですヒューイ！！」
ヒューイ「冷静になれ、ダリアン」
ヒューイ「落ち着くんだダリアン」
翠星石「プーッ！拒否られてやんのです！！」
ダリアン「あああああん！！？」
翠星石「その点JUMは翠星石にメロメロですから？翠星石が頼めばなんだってしてくれるのです。ね、JUM？」
JUM「いや別にそんなことは……」
翠星石「！！！」ｷﾞﾛｯ
JUM「……ははは」
ダリアン「ヒ、ヒューイだって！あれですよ！自分の分のおやつやご飯をくれるぐらい私のこと大好きなのです！！」
ヒューイ「いやそれは君が無理矢理……」
ダリアン「！！！」ｷﾞﾛｯ
ヒューイ「オォウ……」
JUM「へ？」
ダリアン「ヒューイだって毎朝おはようのキスをせがんでくるのです」
ヒューイ「なんの話だいそれは」
翠星石「JUMなんか翠星石でオナニーしてるですよ！！」
ダリアン「ヒューイは毎日私の着替えを覗いてくるのです！！」
ムッキィィィィィィィ！！
ウオオオオオオオオオ！！
ヒューイ「……もうだめだな、これは」
JUM「ははは……」
ダリアン「こないだなんか寝顔にぶっかけられたのです！！」
ヒューイ「はいコーヒー。君もどうぞ」
JUM「あ、すいません頂きます」
翠星石「翠星石がトイレにいったらその直後に必ずJUMもトイレ行くのです！！」
ダリアン「ヒューイなんか一緒に入ってくるのです！！」
JUM「……苦労しますね、お互い」
ヒューイ「まったくだよ、ははっ……」
警察「あの失礼」
JUM・ヒューイ「へ？」
ヒューイ「……ああ！すみませんうるさくして！」
JUM「今やめさせますんで！」
警察「いや、それもなんだけども。なんでも女児二人が虐待されてるんじゃないかって」
ヒューイ「虐」
JUM「待？」
翠星石「JUMなんかもうずっと擦り付けてくるんですから！！翠星石がベッタベタになるまで擦り付けてくるんですから！！」
ダリアン「私なんかヒューイに突っ込まれてない穴はないのです！！」
警察「ね？取りあえず、署まで来てくれるかな」
ヒューイ「」
JUM「」
翠星石・ダリアン「ムッキィィィィィィィ！！」
完
ありがとうございました
転載元
翠星石「あ？」ダリアン「お？」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1422744505/
翠星石「あ？」ダリアン「お？」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1422744505/
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コメント一覧 (21)
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- 2015年02月01日 22:21
- オワコンってか原作が完結したからね
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- 2015年02月01日 22:29
- ダンタリアンの書架はオワコンどころか始まりもしなかったぞ
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- 2015年02月01日 22:37
- 俺は好きだよダンタリアンの書架
内容も絵もGothicやローゼンよりも趣向に合ったし
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- 2015年02月01日 22:41
- 打ちきりになったことすら知らなかったよ。
マジなン？
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- 2015年02月01日 22:55
- てかローゼンも完結したのか
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- 2015年02月01日 23:05
- やる夫スレでは人気なのにな…まぁそれも世間からは傍流に過ぎんけども
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- 2015年02月01日 23:34
- ダンタリアンはラノベの中で一番大好きなんですが…。未だにヒューイを越えるイケメンを知らない
あれ打ち切りじゃなくて作者が8巻で終わらせるって言ってたのを角川が無理やり９巻書かせようとして喧嘩になったって聞いたよ
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- 2015年02月01日 23:35
- ↑続き
まぁネットの情報だしどこまでホントか知らないけど
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- 2015年02月01日 23:37
- オワコンとか言うなよ、好きな人は作品完結しようが好きなんだから。
自分はローゼンもダンタリアンも好きです
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- 2015年02月01日 23:50
- ダンタリアンとは珍しい
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- 2015年02月01日 23:54
- ゴシックも参戦さしたら完璧だね。
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- 2015年02月02日 00:21
- 打ち切りじゃなくて作者が自分から切ったケースだから（震え声）
気まぐれでいいから再開してくんねえかなあ
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- 2015年02月02日 02:00
- ダンタリアンは打ちきりではなく…と突っ込もうとしたら既に突っ込まれていた
ザスニ愛読者からすれば雑誌にピッタリの優秀な一話完結系なんだよね
つーかオワコンもなにも始まってないのは読者なら周知である
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- 2015年02月02日 02:27
- ダンタリアン一応アニメ化してなかったっけ
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- 2015年02月02日 03:13
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ダリアンと翠星石は似てるよなｗｗｗ
ダリアンの声は真紅だけど！
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- 2015年02月02日 05:18
- 薔薇乙女達の設定上、２つのクロス自体は難しくない、真面目に描けば良作が作れそうなのにな。
クロスさせるアイディアは悪くなかったんだから作者には真面目に頑張って欲しかった。
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- 2015年02月02日 09:15
- ダンタリアンは毎回安易なハッピーエンドとかじゃなくバッドエンドにすべきところはしっかりバッドエンドにしてたから好きだったわ
世界観とかも好みだった
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- 2015年02月02日 09:59
- ダンタリアンは名作
戦わないファンタジーは作者の技量が伴えば名作になりやすいと思う
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- 2015年02月03日 00:09
- ダンタリアンのアニメで唯一の不満は、ジェシカを出さなかったことですかね。
色々な面で厳しい登場話ではありますけれど。
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- 2015年02月04日 23:35
- 綺麗なJUM君ですね
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同じ奴が書いてるんだろうけど、いくら頑張っても人気は戻らないよ…