ゲンドウ「シンジ、乗るなら早くしろ、でなければ」シンジ「わかったよ父さん!」
- 2014年11月16日 21:10
- SS、新世紀エヴァンゲリオン
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ゲンドウ「え」
ミサト「え」
リツコ「え」
シンジ「僕がこのロボットに乗ればいいんだね!」
リツコ「ロボットじゃないわ、人型汎用決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン、その初号機よ」
シンジ「いや、あの、別に正式な名前とは今はこの際どうでもいいと思うんですけど」
ミサト「プッ」
リツコ「」ギロ
ズシン……!!
ゲンドウ「奴め、ここに気づいたか」
シンジ「早く僕を乗せてよ!」
リツコ「LCL注入!」
シンジ『うわっ!? なにこれ水!? 溺れちゃうよ!』
リツコ「大丈夫、肺がLCLで満たされれば勝手に酸素を取り込んでくれるわ」
シンジ『そんなこと言ったって……!』
ミサト「男でしょシャキッとしなさいシャキッと!」
シンジ『性別とかそんなの死の際には関係ないでしょ!』
ゲンドウ「我慢しろシンジ」
シンジ『わかったよ父さん!』
リツコ「……」
ミサト「……」
ゲンドウ「……」
リツコ「いいシンジ君、まずは歩くことだけを考えて」
シンジ『そんなこと言われても……』ズシン……
サキエル「アー」ガシッ
シンジ『うわああああっ! 腕があああああ!!』
ミサト「落ち着いてシンジ君! あなたの腕じゃないのよ!」
シンジ『痛い痛い痛い痛い痛い! 助けて、助けてよ!』
ミサト「くっ、このままじゃダメよ! 一旦引かせましょう!」
ゲンドウ「シンジ、目標を殲滅しろ」
シンジ『任せてよ父さん!』キリッ
ミサト「……」
リツコ「……」
シンジ『わあああああああああああっ!』ドガッ
シンジ『死ね、死ねよこのっ!』
シンジ『父さんの頼みなんだ! 死ね死ね死ねっ! あっ──』チュドーン
マヤ「目標! 自爆!」
─────
シンジ「……知らない天井だ」
ミサト「気が付いたシンジ君?」
シンジ「あ……」
ミサト「まずはお疲れ様、そしてありがとう」
シンジ「えと、僕……」
ミサト「混乱してる?」
シンジ「ええ、まあ……」
ミサト「貴方はエバーに乗って使徒と戦ってくれたの、それは覚えてる?」
シンジ「はい。ロボット……じゃなくてえっと」
リツコ「人型汎用決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンよ」
シンジ「そうそう、そんな名前のロボットに」
リツコ「だからロボットじゃないと言っているでしょう!」
シンジ(そこってそんなに大事なところなんだろうか)
ミサト「まあまあリツコ」
リツコ「……」
ミサト「ま、そんなわけでシンジ君はエバーゲリオンに乗って使徒を倒してくれたってワケよ」
リツコ「エヴァンゲリオンよ」
ミサト「だからそう言ったじゃない」
リツコ「……」
ミサト「で、どうしたのよ?」
リツコ「シンジ君のIDと住居が決まったから届けに来たのよ」
ミサト「なるほど、どこに住むの?」
リツコ「NERVの宿舎よ」
ミサト「え、それって一人暮らしってこと?」
リツコ「そうなるわね」
シンジ「……」
リツコ「まあ、申請すれば司令の部屋で一緒に住むこともできるでしょうけど」
シンジ「!」
シンジ「申請します、僕父さんと同居がいいです!」
リツコ「あらそう?」
シンジ「はい!」
ミサト「急に元気になったわね」
リツコ「じゃあ申請頼むわよミサト」
ミサト「え、わたし!?」
リツコ「チルドレンの管理は作戦部管轄でしょ?」
ミサト「う……わーったわよ」
シンジ「よろしくお願いします葛城さん」
ミサト「ミサトでいーわよ」
シンジ「ここが父さんの部屋、か」
シンジ「結構片付いているな」
シンジ「父さん今日は何時に帰ってくるんだろう」
シンジ「父さんが帰ってくるまでに夕飯を作っておこう」
───────
ゲンドウ「……」
冬月「む、碇。帰らんのか?」
ゲンドウ「……ああ」
冬月「報告では息子がお前と同居を願い出たそうじゃないか、待っているんじゃないのか」
ゲンドウ「……」
冬月「今日は忙しいというわけでもあるまい」
ゲンドウ「……仕事などいくらでもある」
冬月「……帰れないほどではないだろう。せめて連絡くらいしてやったらどうだ?」
ゲンドウ「……必要ない」
PM9:00
シンジ「ふんふーん」
シンジ「おっと、いけない作りすぎちゃったかな」
シンジ「ポテトサラダにからあげ、麻婆豆腐に肉野菜みそ炒め……ちょっと多いよね」
シンジ「ま、いいか。っとお味噌汁も作らなくちゃ」
シンジ「父さんまだかな……」
PM11:00
シンジ「遅いな……」
AM12:30
シンジ「……」
AM8:45
ピンポーン
シンジ「!」
シンジ「は、はいはい! 遅かったね父さ……」
ミサト「え?」
シンジ「あ、ミサトさん……」
ミサト「シンジ君目真っ赤……って凄い隈できてるじゃない、眠れなかったの?」
シンジ「いえ、あの、父さんを待ってたら……」
ミサト「司令を?」
シンジ「きっと仕事が忙しかったんでしょう……昨夜は帰ってきませんでした」
ミサト「司令も連絡くらいくれればよかったのに……」
シンジ「……」
シンジ「それより何のご用でしょうか」
ミサト「あゴミンゴミン、実は学校の話で来たのよ」
シンジ「学校、ですか」
ミサト「うん、近いうちに学校に行ってもらうからその手続きの関係でね」
シンジ「わかりました。僕は何をすれば……」
ミサト「書類は用意してあるから念の為に確認して印鑑が欲しいわ」
ミサト「それと良かったらだけど学校を見にいかないかと思って」
シンジ「学校の見学、ですか」
ミサト「そ。あ、シンジ君のクラスには同じチルドレンもいるわよ~」
シンジ「同じチルドレン?」
ミサト「同僚になるわね、それもかわいい女の子よ」
シンジ「そうですか」
ミサト「あり? あんま興味ナシ?」
シンジ「はぁ……」
ミサト「ま、これから力を合わせるんだから仲良くしたげてね」
シンジ「わかりました」
ミサト「って言っても今その子入院してるのよね」
シンジ「だから僕が呼ばれたんですか?」
ミサト「ま、そんなトコ」
シンジ「じゃあその子が回復したら僕はもういらないんですか?」
ミサト「そんなことないわよ、シンジ君にはNERVでエバーに乗ってもらうことになるわ」
ミサト「その子の方がパイロットとしては長いけどシンジ君の方が成果出しちゃってるしね」
ミサト「きっと司令もシンジ君のこと期待してるわよ」
シンジ「……頑張ります!」
ミサト「シンジ君はお父さんのことが好きなのね」
シンジ「え、いや、その……///」
シンジ「……褒められたんです」
ミサト「褒められた?」
シンジ「将来の夢、って作文を書く授業があって」
シンジ「僕の将来の夢は人類を守るという父のような立派な仕事に就くことですって書いたらとても評価されて」
シンジ「あの作文が全国佳作に選ばれたんです」
ミサト「へえ立派じゃない」
シンジ「なので父さんの息子で恥ずかしくないよういようと思って」
ミサト「良い心がけね」
ゲンドウ「……」
冬月「碇……お前昨日は結局帰らなかったのか」
ゲンドウ「……問題ない」
冬月「連絡はしたのか?」
ゲンドウ「……シンジはもう赤ん坊ではない」
冬月「そういう問題ではないだろう」
ゲンドウ「……」
冬月「……? 何を見ているのだ?」
冬月「これは、作文か? ふむ……シンジ君の将来の夢、か」
ゲンドウ「……っ」
冬月「……ほう、お前の息子とは思えんな……って碇、お前」
ゲンドウ「……」
冬月「泣いているのか?」
ゲンドウ「……」
ミサト「学校はどうだった?」
シンジ「通ってみないとわかりません」
ミサト「ま、それもそうか」
ミサト「さってと、何か買い物とかない?」
シンジ「いえ、特には」
ミサト「遠慮しなくてもいいのよ? 必要な物とか、せっかく車があるんだし」
シンジ「一応粗方そろっていますので」
ミサト「ん~、あ、じゃあ例の同僚と顔合わせだけでもしとく?」
シンジ「え? ああ、いや別に……」
ミサト「ちょーっち無愛想な子だけど、碇司令のお気に入りの子みたいよ」
シンジ「行きます。連れて行ってくださいミサトさん」
ミサト「……」
ミサト(この子、やっぱファザコンなのかしら)
冬月「碇、やはり今からでもシンジ君に会って来たらどうだ」
ゲンドウ「……これから会議がある」
冬月「意地を張るな」
冬月「お前のことだ、絶対に出なくてはいけない会議でもないだろう」
冬月「私が代理をやってやる」
ゲンドウ「……」
冬月「行って来い」
ゲンドウ「……あとは頼みます、冬月先生」スタスタ
冬月「ああ」
冬月(やれやれ、まったくあの男は)
冬月(さて、ヤツの代わりに会議に出てやらなくてはな、どうせたいしたものではないのだろうが)
【人類補完委員会第●次定例報告会議】
冬月「………………………碇め、体よく逃げたな」
レイ(使徒は殲滅された……)
レイ(碇司令の息子……)
レイ(私は、用済み……?)
ミサト「入るわよ、レイ」
シンジ「失礼します」
レイ「……」
ミサト「レイ、調子はどう?」
レイ「……問題ありません」
ミサト「そう、良かった。あ、こっちの男の子が今度から同僚になる碇シンジ君よ」
シンジ「初めまして、碇シンジです」
レイ「……」チラ スッ
シンジ(視線を一瞬向けるだけ、か。ちょっと無愛想どころじゃないよ)
シュゴッ
ゲンドウ「……」
ミサト「え、司令!?」
シンジ「!? 父さ」
ゲンドウ「レイ、調子はどうだ」
シンジ「!?」
レイ「問題ありません」ググッ
ゲンドウ「そうか、ならばいい」
レイ「はい」
シンジ「……」
ミサト(あちゃあ……)
シンジ「……」ギリ
ゲンドウ「……」チラ
シンジ「……」
ミサト(おっ? おっおっおっ?)
ゲンドウ「……」スタスタ
シンジ「……あ、あの!」
ゲンドウ「……なんだ」
シンジ「その、きょ、今日は何時に帰るのかなって」
ゲンドウ「私は忙しい」プシュッ
シンジ「あ……」シュン
ミサト(司令ヒドスwwww)
レイ「」ジッ
シンジ「……」
ゲンドウ「……」
ゲンドウ「……」
ゲンドウ(やってしまった)
ゲンドウ(シンジのいる場所へまっすぐ来たらまさかレイの病室とは)
ゲンドウ(しかも葛城一尉までいるととても話などできん)
ゲンドウ(つい、冷たくあしらってしまった)
ゲンドウ(……最後、震えていたなシンジ)
ゲンドウ「……」
ゲンドウ「……」ハァ
NERV職員(あの司令が溜息!? まじかよ)
ゲンドウ「レイ」
レイ「! 司令」
ゲンドウ「……昼間、シンジは何か言っていたか?」
レイ「……?」
ゲンドウ「シンジの様子はどうだった?」
レイ「申し訳ありません司令、よくわかりません」
ゲンドウ「そうか」
レイ「……」
ゲンドウ「……シンジは泣いていなかったか?」
レイ「……わかりません」
レイ(碇君の話ばかり)
レイ(私は、用済み? 私は、独り?)
ゲンドウ「シンジ……」
──────
シンジ「父さん、今日も帰って来ないのかな」
レイ(退院した)
レイ(学校、義務教育)
レイ(……)
シンジ「おはよう」
レイ「……」
シンジ「ちょっといいかな」
レイ「……なに?」
シンジ「父さんとは、どういう関係なの?」
レイ「……」
シンジ「父さんとはどんな話をしてるの?」
レイ「……」
シンジ「父さんとは」
レイ「……貴方には関係ないわ」
シンジ「!」
レイ(そう、関係ない)
シンジ「……そう、ごめん」トボtボ
シンジ「……」ギリ
レイ(……)
レイ(碇シンジ、碇司令の子供)
レイ(碇司令の興味対象)
レイ(私は、もう対象外……)
レイ(孤独……)
レイ「……」
トウジ「オウ転校生、ツラ貸せや」
シンジ「え……」
レイ(……)
トウジ「アチャー!」バキッ
シンジ「グワー」イタイオ
レイ「非常招集」
移動車中
レイ(殴られていた司令の息子)
シンジ(なんで父さんはこの子を……僕も女の子だったらよかったのかな)
レイ(助けていたら、庇っていたら司令に褒められていた?)
シンジ(無口なのがいいんだろうか)
レイ(どうすれば)
シンジ(どうすれば)
NERV職員(見つめあっちゃってwwwww)
ミサト「いいシンジ君練習通りやるのよ」
シンジ「はい」
シンジ「目標をセンターに入れてスイッチ!」
ズガガガガガガ
ミサト「馬鹿! 爆炎で前が見えない!」
ヒュルルルルル!!!
シンジ「うわぁっ!?」
バシン!
シンジ「痛っ! ってうわあああ!? なげらっるぅ!」
ドォォン!!
ミサト「シンジ君!」
シンジ「いててて……」
シャムシエル「シャー」
シンジ「うわっ! 鞭が!」ガシッ
シンジ「うぐぐぐ……!」
ミサト「このままじゃジリ貧よ、戻って!」
シンジ「そんなこと言われても……!」
ミサト(くっ、どうすれば)
ゲンドウ「……」
ミサト(そうだ!)
ミサト「シンジ君、うまく殲滅すればお父さん、碇司令と今夜はディナーよ!」
ゲンドウ「!?」
シンジ「どっせーい!」
シンジ「オラオラオラオラオラオラ!!!!!!」チュドーン
マヤ「目標沈黙」
トウジケンスケ「ワイらの出番は?」
ミサト「司令、お願いしますね」
ゲンドウ「葛城一尉、これは越権行為だ……」
リツコ「お願いしますね司令」
冬月「碇」
ゲンドウ「……わかった」
シンジ「父さんと夕食かー何年振りだろ」
レイ「……」
シンジ「あ」
レイ「……」ポツン
シンジ「……」
ゲンドウ「シンジ、行くぞ」
シンジ「あ、はい」
レイ「……」
レイ「……」
レイ「……」
シンジ「と、父さん、どうかな」
ゲンドウ「これを、お前が作ったのか?」
シンジ「う、うん」
ゲンドウ「……そうか」
ゲンドウ「!」
ゲンドウ(う、美味い! 信じられん……)
シンジ「」ソワソワ
ゲンドウ「……よくやったな、シンジ」
シンジ「!」パァ
ゲンドウ(この飯が食えるなら、帰ってこようかな)
シンジ「♪」
ミサト「シンジ君、今日は機嫌がいいわね」
シンジ「父さんが昨日僕の夕飯をおいしいって言ってくれたんです」
ミサト「良かったわね」
シンジ「はい!」
シンジ「あ、父さ」
ゲンドウ「レイ、調子はどうだ」
レイ「! 問題ありません」
ゲンドウ「そうか、起動実験、期待している」
レイ「はい」
シンジ「……」
ミサト(あーあ)
レイ「」チラッ
シンジ「!」
レイ「……」スタスタ
シンジ「……」
ミサト「ま、まあまあ。なんだかんだで司令はレイの親代わりみたいなものだったらしいから」
シンジ「親代わり……?」
シンジ「僕はずっと会えなかったのに……?」
ミサト「あ」
シンジ「……」
シンジ「………………」
ミサト「使徒!?」
ラミエル「ラー」
ミサト「とりまエバー出撃!」
リツコ「だから汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン初号機だって言ってるでしょっ!」
マヤ「使徒内部に高エネルギー!」
ミサト「えっ」
ゲンドウ「……」ガタッ
シンジ「え」
ラミエル「ラー!」ピカッ
シンジ「ウワァァァァッァアアアアアアアアッアアッアゥアァァェエエアアアアア!!!!!!!!!!!!!」
ゲンドウ「神経接続をカットだ! 何をしている! 急げ!」
リツコ「汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン初号機のシンクロ神経接続をカットしなさい!」
ゲンドウ(もっと短縮して言え! その間にロスするだろうが!)
冬月(wwwwwwwwwwwwwwww)
ゲンドウ「っ、……!」
レイ(司令の心は碇君)
レイ(私へはポーズ)
レイ(そう、私、もうだめなのね)
レイ(これが孤独)
レイ(……)
ゲンドウ「シンジ……」
レイ「……」
シンジ「う、ここは……」
レイ「……」
シンジ「綾波?」
レイ「伝達事項を伝えます」
レイ「碇・綾波両パイロットは~」
シンジ「……父さんにみっともないところ見せちゃった」
レイ「……」
シンジ「次は頑張らなくちゃ」
レイ「……」
シンジ「綾波は何のためにエヴァに乗ってるの?」
レイ「……絆」
シンジ「父さんとの?」
レイ「……私には他に何もないもの」
レイ(それももう、なくなってしまった)
シンジ「……僕と同じか」
レイ「……違うわ、あなたと私は」
レイ(貴方は碇司令の子供だもの)
レイ(私ができることは、あなたを守って司令に認めてもらうことだけ。……だから)
レイ「貴方は死なないわ、私が護るもの」
レイ(そして認めてもらうもの)
レイ「さよなら」
シンジ「……!」
シンジ「発射!」
ラミエル「ラー!」
シュパンッ
シンジ「外した!」
ラミエル「ラァァァァァァアアア!!!」========つ
シンジ「!」
レイ「!」ガード
シンジ「はやなみっ!」
レイ「っっっ!」
シンジ「はやく、はやくっ!」
シンジ「発射っ!」
ラミエル「ラァァァ……」チュドーン
ミサト「よっしゃああああああああ!」
シンジ「綾波っ!」
シンジ「くそっ」
プシューッ
ガチャガチャ
シンジ「綾波っ!」
レイ「う……」
レイ(生きてる……そう、死ねなかったのね私)
シンジ「さよならなんて悲しいこと言うなよ」
レイ「え」
シンジ「(父さんを君から奪い返す前に)別れ際、さよならなんて(勝ち逃げ)するなよ」
レイ「いかり、くん……?」
シンジ「っ」ギュッ
レイ(碇君の手がプラグスーツを通して温かい……)
レイ「ごめんなさい、こんなときどんな顔すればいいかわからないの」
シンジ「(せいぜい今は勝ち誇って)笑えばいいと思うよ」
レイ「!」
レイ(碇君……優しい///)
レイ「……///」ニコ
レイ(いかりくん……///)
シンジ「???」
翌日
ゲンドウ「レイ、調子はどうだ?」
レイ「……」
ゲンドウ「レイ?」
レイ「……」
シンジ「あ、父さん」
レイ「!」
レイ「……」スッ
シンジ「綾波?」
レイ「」ニコッ
レイ「」スタスタスタ
シンジ「!」
シンジ「……」ワナワナ
ゲンドウ「?????」
シンジ「綾波……っ」
シンジ「勝ち誇って鼻で笑った……! くぅぅぅぅううううううう!!!!!!!」
シンジ「父さんは渡さないぞ!」
レイ「碇君///」
次
マ 回
ザ
コン、来日
アスカ「うふふふ、ママ、ママァ~///」スリスリ
アスカ「ちょっと! 汚い手で私のママにさらわないでよね!」
アスカ「私はママがいればいいの、うふふ」
アスカ「ママがナンバーワン!」
来週もコンプレックスコンプレックスゥ!!
転載元
ゲンドウ「シンジ、乗るなら早くしろ、でなければ」シンジ「わかったよ父さん!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1405663119/
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コメント一覧 (23)
-
- 2014年11月16日 21:17
- これに似たのここで見たぞ?
-
- 2014年11月16日 21:20
- これが先にあった方だっけ?
ほとんど同じ内容のが偶々同時期にあったんだよな
-
- 2014年11月16日 21:25
- ゲンドウ「……出撃」シンジ「分かったよ父さん!」
だな
-
- 2014年11月16日 21:25
- 一つ前の方がインパクトあったな
-
- 2014年11月16日 21:33
- あのインパクトに勝つのは生半可ではないだろうw
-
- 2014年11月16日 21:42
- 残念だが劣化版だな
-
- 2014年11月16日 21:42
- こっちのシンジはちょっとマイルドだな
-
- 2014年11月16日 21:45
- 順番からいうとこれが劣化版でなく
あれが超強化版だろう
-
- 2014年11月16日 22:01
- かなり昔に、漫画で描いてたので、無駄に熱いやつがあったよね。
あれは秀逸だった。
-
- 2014年11月16日 22:10
- リツコさんの扱いがもっと酷かった気がしたような
-
- 2014年11月16日 22:24
- 次回はよはよ
-
- 2014年11月16日 22:33
- マイルドになると
単に気持ち悪いファザコンだよなぁ…
-
- 2014年11月16日 22:41
- アスカ「ママに触らないで!」シンジ「ママ?」レイ「碇君///」
が続編
てかvipは転載禁止じゃなかったけ?もう解禁になったのか
-
- 2014年11月16日 22:55
- ジムの野郎の言うことなんざ気にしなくていい
あいつは何も分かっちゃいない
-
- 2014年11月16日 22:59
- これはこれで拗れ具合が面白いんだが、SSとしてはあっちのインパクトが強すぎた
-
- 2014年11月16日 23:03
- 前に似たようなの見たな
順番とか詳しく知らないが前の(?)方が面白かったな
-
- 2014年11月16日 23:15
- スパシン、、でいいのか?
爆熱戦記エヴァンゲリオンみたいなスパシンでした(適当
-
- 2014年11月16日 23:57
- これはこれで面白い
-
- 2014年11月16日 23:59
- ヤンデレのほうがインパクト強かったが、
これはこれで
司令もマイルドになってるな
-
- 2014年11月17日 01:35
- 勝手に同じ作者のリメイクだと思って読んでた
アレと比べるならこっちのが好きかもしれない
-
- 2014年11月17日 02:42
- つーかトウジはなんでシンジ殴ったんや
-
- 2014年11月17日 12:10
- 短編なら向こうのほうが面白かったけど、アッチは尖り過ぎてて続きが難しかったし。
敢えてデチューンした感じ。
-
- 2022年07月10日 08:51
- あぁ、これ続編あるやつか
ママに触らないでかなんかってタイトルの