インデックス「とーま!トッピングのおろしが出てないんだよ!」
- 2014年11月05日 19:10
- SS、とある魔術の禁書目録
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上条「マジかよ!すまん!今すぐ出すから!」
インデックス「(ピンポーン)ああっ!C2のお客さんが呼んでるんだよ!
はーい!ただいまお伺いしまーす!とーま、会計お願いしたいんだよ!」
上条「くそっ!しかたねー!今から行く…(ピッ ピッ ピッ スイマセーン!) DT?あれ?このお客さんとってなかったのか?
申し訳ございません!少々お待ちくださーい!(アァ?マダカヨ-)」
インデックス「とーま、オーダー送るんだよ!私が会計行くんだよ!ハイお待たせしましたぁー!」
上条「なんでこんな時に2オペなんだよ!ああっ!DTがこんなに並んで!」
インデックス「ありがとうございましたー!次でお待ちのお客様!こちらにどうぞー!」
上条「(ピー)くそっ!飯がなくなった!ジャー交しなきゃ!やばい!飯アップしてなかった!」
インデックス「とーま!DTのお客さんが30分も待たされてて遅いって怒ってるんだよ!」
上条「すぐ出すから待ってろ!何で満席なんだよ!」
インデックス「ずっと待ってたA12のお客さん怒って帰っちゃったんだよ!」
上条「またクレームかよぉ…!とりあえず飯アップしてDT85番出すぞ!」
インデックス「車が1台入ったんだよ!あれ?全部で5台入ったんだよ!たぶん10人以上来たんだよ!いらっしゃいませー!こちらに名前を書いてお待ちください!」
DTマイク「(おいまだか!まってんだけどよー!)」
上条「大変お待たせしました!マイクに向かってご注文どうぞ!(ふ、不幸だー!)」
インデックス「やっと終わったんだよ!」
上条「お疲れー。俺は在庫取りをしなきゃ…。」
インデックス「私は今からレジ閉めなんだよ!」
上条「ああ、すぐとってくる!」
インデックス「とーま!労時が9000円いってるんだよ!」
上条「おかしいだろ!何で2オペなんだよ!」
インデックス「マネージャーが前にロウジガーロウジガーって言ってたんだよ!」
上条「だからってこれはありえないだろ!」
インデックス「とーま!私17時上がりなんだけどもう17時過ぎてるんだよ!」
上条「仕込みも皿洗いも引き継ぎ作業も終わってないから無理だ!」
インデックス「このレベルじゃすぐに上がれないんだよ。しかも時間つけちゃダメってチーフが言うんだよ。ただのサービス残業なんだよ!」
上条「だよなぁ、本当は17から18まで1オペだったんだが…。俺がマネージャーに言ってみるわ!」
インデックス「このレベルでまかない並だけは許せないんだよ!」
上条「お前3時間しか働いてないからまかないだめだろ…。俺のまかないやるから18まで残ってくれ。」
インデックス「ぶー、しょうがないんだよ!」
(ピンポーン)
上条「あっ、18インが来た!チーフかよ!」
チーフ「お、上条。何だこれは。」
上条「いやぁ…、今日午後帯の売上が大変なことになってまして…。仕込みはおろか何もない状態で…。」
チーフ「はぁ?作りながらでも仕込みできるだろ?」
上条「いやぁ…でも労時が9000円いってて…。」
チーフ「甘えんな!はやくやれ!皿洗いと仕込み終わるまで残れよ!」
上条「時間つけていいんですか…?」
チーフ「何言ってんだお前?」
上条「はぁ…わかりました。」
ピンポーンピンポーン
インデックス「あっ、いらっしゃいませなんだよ!」
上条「いらっしゃいませー。お好きなお席に…って!」
土御門「おっ、かみやん!暇そうだにゃー。」
上条「帰ってくれ…俺は今から仕込み、皿洗いをしなければならないんだ!」
青ピ「せっかく来たのに残念だー」
上条「すまん、チーフが入ってるからな…。またな!」
上条「青ネギ、チーズが終わって…、あっ、18時か…。」
チーフ「お前、これタレコシしたのかよ?」
上条「あっ…できなかったです…。」
チーフ「あぁ!?タレコシくらいできるだろ!やって帰れ!」
上条「ハイ…。」
チーフ「ったく、つかえねー。」
上条「夜帯は3オペなんすね。」
チーフ「お前は数に入ってないからな!」
インデックス「とーま!レジ閉め終わったんだよ!」
上条「おう、お前は先に帰ってろ。」
インデックス「私まだまかない食べてないんだよ!」
チーフ「お前は3時間だから食べれないだろうが!」
上条「俺のあげますんで大丈夫です。」
インデックス「ごめんなさいなんだよとーま…」
チーフ「おいインデックス!お前ダス交したのかよ!」
インデックス「ま、まだなんだよ…。」
チーフ「して帰れよ!あと蓋包材とショウガと醤油と箸の補充もな!」
上条「そんなことしてたら19時になってしまいますよ!」
チーフ「あぁ?引き継ぎ作業もできてねーだろうが!何言ってんだ!」
インデックス「とーま、大丈夫なんだよ!全部終わらせていっしょに帰るんだよ!」
上条「インデックス…」グスッ
上条「おろしとチャプチェと…。」
チーフ「上条!はやくタレコシしろや!お客さんに申し訳ないだろうが!」
クルーA「(うわぁ…かわいそう…)」
インデックス「ショウガほぼなんだよ!」アタフタ
クルーB「(インデックスちゃんかわいい…///)」
18:30
上条「あとはタレコシ袋を洗えばタレコシ終わり…。」
インデックス「いらっしゃいませー!なんだよ!」アタフタアタフタ
チーフ「まだおわんねーのかよ!とれーな!」
上条「すいません!すぐやります!」
チーフ「皿洗いまったくできてねーじゃねーか!」
上条「はい!すぐ!(不幸だ…。)」
上条「オクラ…、コクミソ…、キムチ…」
19:00
チーフ「おい!インデックス!A10持って行けよ!」
上条「チーフ!インデックスは上げてあげてください!本当は17時上がりなんです!」
チーフ「お前らが終わらなかったのがいけねーんだろうがよ!」
上条「なら俺が持っていきますから!」
チーフ「お前は引き継ぎ作業しろや!」
インデックス「とーま…」
19:30
上条「あとはミソ椀とサラダとおしんこ…」
インデックス「私も手伝うんだよ!」
チーフ「インデックス!お前はバッシングしてこい!」
クルーA「チーフ大丈夫です!あの子たちに引き継ぎ作業させてあげてください!」
クルーB「もうあげても大丈夫です!私が皿洗いしますから!」
上条「みなさん…」グスッ
20:00
上条「お疲れ様でしたー。あがりまーす…。」
インデックス「お疲れ様なんだよ…。」
チーフ「次からちゃんとしろよ!」
上条「すいません…。」
---------------バックにて-------------------
上条「インデックスお疲れ様。こんな時間までごめんな…。」
インデックス「いいんだよ!それよりも大丈夫?」
上条「あぁ、大丈夫だ。まかないゆっくり食べろよ。」
インデックス「うん…。とーまも半分どうかな?」
上条「いいのか?」
インデックス「もともととーまのものなんだよ。」
上条「でも並の半分しかないしなぁ…。全部食べろよ。」
インデックス「それはだめなんだよ!はいとーま!あーん!」
上条「そ、そんな!いいってはずかしい!」
インデックス「あーん!」
上条「あーん…//// う、うまいな…////」
インデックス「えへー////」
チーフ「おいお前ら。まだ仕事残ってるぞ?」
上条「えっ?」
チーフ「ダスター畳んでない!タレコシ袋干してない!」
上条「す、すいません!今からやります…。」
チーフ「あくしろよ!」
上条「ハイ…。」
21:00
上条「終わったー!」
インデックス「お疲れ様なんだよ!」
上条「ああ、お疲れ!」
インデックス「先に着替えちゃったんだよ!」
上条「俺もすぐ着替えるな!」
帰路
上条「インデックス、今日はありがとな。」
インデックス「んーん!そんなことないんだよ!あのチーフがいけないんだよ!」
上条「午後帯の売り上げおかしかったからな…。」
インデックス「でもこんなことこれからあまりないと思うんだよ!」
上条「そうだな!俺らよりもつらい人がいるってことも考えればなんとかなりそうだ!また明日から頑張るぞー!」
インデックス「おー!」
上条「ちなみにインデックス、今度インデックスは初給料だが、最初は5000円低いんだぞ!」
インデックス「え?なんで?」
上条「ユニフォーム代で引かれるんだ。辞めた後にユニフォーム返すと5000円もどってくるぞ」
インデックス「5000円デカイんだよー!覚えとかなきゃ!」
~fin~
佐天「あーあ、いいバイト先ないかなぁー。」
初春「佐天さん、あれ上条さんじゃないですか?」
佐天「本当だ!おーい上条さーん!」
上条「ん?ああ、佐天さんたち。どうしたんだ?」
佐天「上条さんってここでバイトしてるんですか?」
上条「あ、うん。そうだよ。インデックスもいっしょだ。」
佐天「そうなんですか。私も高校生になったんですけど、お金が…。ねぇ初春!」
初春「はい!上条さんと同じ高校です!」
上条「そうなのか!頑張れよ!それじゃ!スタスタ」
佐天「ちょ!ちょっと!上条さん?」
上条「んあ?」
佐天「ちょっと興味あるんで、見学していいですか?」
初春「ついでにご飯食べましょ!」
上条「いいけど、B館に座ってくれよ?」
佐天「B館…?」
上条「奥の壁側!どこでもいいから!」
美琴「なんか面白いことないかなぁ…。」
黒子「まぁ!おねーさまったら!黒子が隣にいるというのにおもしろくないなどと!」
美琴「だっていっつもいっしょにいるじゃない!」
黒子「それはそうですけど…」ブツブツ
美琴「あっ、あれは初春さんたち!と、隣にいるのはアイツじゃない!何で!?」
インデックス「とーま!遅くなったんだよ!あれ?なんで女の子といるのかなとーま?」
上条「いや、この子たちがご飯ついでに見学したいっていうもんだからさ。」
インデックス「ふーん。で、なんでこの短髪もいっしょなのかな?」
上条「ん?短髪?おお!ビリビリ!」
美琴「ビリビリいうな!」
黒子「ふーん。牛丼屋さんですの。」
18:00
インデックス「今日はとーまとクルーAさんと私の3オペなんだよ!」
上条「ああ。俺がMBやるからAさんはA館と会計とDTの詰め物。インデックスはB、C館とDT会計と商品渡しな!」
インデックス「わかったんだよー!」
プルル…
上条「ん?FAXか…。」
インデックス「マネージャーからも電話なんだよ!」
上条「なんだよ…。」
マネ「そんなわけで、新人の履歴書FAXが来てると思うから保管しといてくれ。あとは今日面接で一回店にいくからそのときもらうわ!」
上条「わかりましたー。新人って誰だよ…?あれ?五和?聞いたことある…。あとは…神裂?なんで?」
暗号の意味がわからんので解説ください
>>85 MB=メインバック 調理者
A館=カウンター
B館及びC館=テーブル席
DT=ドライブスルー
18:00
黒子「何で私たちまで…」
美琴「いいじゃないの!ごはん食べましょ!」
黒子「牛丼屋さんなんて庶民が食べるものであってお姉さまみたいな人は似あわないんですの!」
佐天「いいじゃないですか!チーズ牛丼おいしそうですよ!」
初春「私はカレーにしようかな…」
18:20
黒子「お姉さま、悩み過ぎですわ…。」
美琴「だって、せっかく当麻が作ってくれるんだから…///」
黒子「まぁ!あの類人猿を名前で!きぃいいいい!」
佐天「まぁまぁ、時間はあるんですし!」
初春「ハンバーグカレーもいいなぁ…、チーズも…」
18:30
インデックス「ヒマなんだよ!」
上条「あいつら抜いたら10人しかいないからな!」
クルーA「たぶんあなたたち感覚ずれてるかも…」
ピンポーン!
インデックス「いらっしゃいませ!なんだよ!」
土御門「おーっすかみやん!」
青ピ「おっす」
上条「おお!食いに来たのか!この前はごめんな!」
土御門「うんや、いいってことよ。それよりも今日は飯じゃないんだにゃー」
上条「ん?」
土御門「面接ぜよ!」
上条「マジ?」
青ピ「この前大変そうだったから手伝おうかなってね」
上条「お前ら…」グスッ
土御門「それでどこで面接?」
上条「とりあえずB館の手前にすわってくれ!」
美琴「あんたたち!」
土御門「ありゃ、超電磁砲さんたちじゃないですかにゃー。」
美琴「面接って、ここ募集してるの?」
土御門「そうだにゃー。かみやんたちと働いてくるぜよ!」
美琴「あいつと…////」
黒子「おねーさま?」
美琴「なによ?」
黒子「いっしょにお嬢様高校に通ってて別にお金に困っているわけではありませんのに…もしかしてあの類人猿と…」
美琴「ち、ちがうわよ!ただ社会勉強で…////」
黒子「ふーん。まぁ、お姉さまもでしたら私も…」
美琴「えっ?何でよ。」
黒子「お姉さまのためですわ」ツーン
マネ「やぁ、待たせたね!」
インデックス「ビクン!いつの間にいたんだろう…」
上条「さっき来たんだよ。」
クルーA「A館アップでーす。A館あっという間に埋まっちゃいましたね。」
上条「お疲れ様。1時間で3万売り上げてるぞ!」
クルーA「忙しいのにぜんぜん暇そうに見えるのは上条さんのおかげなんでしょうか…////」
インデックス「むっ、またフラグのにおいなんだよ!」
上条「さて、肉炊き肉炊き」
インデックス「私はお米炊くんだよー」
マネ「へぇ~、上条君の紹介で。」
土御門「そうなんですにゃー。二人とも紹介できたんだにゃー。」
佐天「あの!」
マネ「はい?」
佐天「私も応募していいですか?」
初春「さ、佐天さん!」
マネ「あ、あぁ…。」
佐天「この子も!」ウイハルグイー
初春「えぇ!?私はジャッジメントが…!」
美琴「私も!」
黒子「なら私もですわ!」
初春「白井さん!私たちは…!」
黒子「大丈夫ですの!それよりもお姉さまが心配ですの!初春も協力しなさい!」
初春「えぇー!」
マネ「じゃあインターネットで登録してからでも面接したいんだけどいいかな?」
女一同「ハイ!」
土御門「みんな上条くんの知り合いなんで、上条くんの紹介にしてもらいたいんだにゃー。」
マネ「そうか!わかった!明日写真とペンを持ってきなさい!」
佐天「履歴書は?」
マネ「こちらで用意する。」
佐天「わかりましたー。」
インデックス「むー。」
上条「どうした?」
インデックス「フラグの匂いがするんだよ!」
上条「???」
インデックス「速報みてくるんだよ!」
上条「お、おう!」
---それから数日後----
インデックス「むー」
上条「どうした?」
インデックス「今日は人が4オペなんだよ」
上条「ニューフェも2人いるから実質3オペだな」
インデックス「私ととーま」
上条「うん」
インデックス「それと五和って子と短髪!」
上条「と黒子だな」
黒子「あら、私は人数には入ってませんのよ。」
上条「何でいるんだよ!」
黒子「あなたがお姉さまに何をするかわかりませんので」
美琴「よ、よろしくね当麻…////」
上条「お、おう…。」
インデックス「短髪!A館呼ばれてるんだよ!」
美琴「でもハンディの使い方が!」
インデックス「五和ちゃん、DT教えるね!」
五和「はい、おねがいします。」
美琴「ちょ、ちょっと…!」
上条「はぁ…俺がいっしょに行ってやるよ。」
美琴「え?うん…////」
五和「いいなぁ…」
上条「インデックス」
インデックス「ん?どうしたのとーま?」
上条「在取りしてくるからオーダー入ったら頼むわ!」
インデックス「うん。わかったんだよ。」
上条「行こうか五和さん。」
五和「はい…////」
インデックス「」
美琴「」
22:00 オツカレシター
上条「終わった終わったー。」
インデックス「お疲れ様なんだよ!」
五和「これがまかないなんですね!」
美琴「並だけか…」
上条「まかないは並だけって決まってるんだよ!トッピングは自分で買うんだ。」
インデックス「バクバクバク」
五和「おいしい…」
美琴「もうちょっと濃くてもいいかな?」
上条「バカ野郎!俺が一生懸命味を調節してんだよ!」
美琴「はいはいおいしいわよ。モグモグ」
黒子「お姉さま。」
美琴「あれ、あんた帰ったんじゃないの?」
黒子「私が後ろで待ってる間に類人猿と話してあんなに顔真っ赤に…!許せませんの!」
美琴「し、してないわよ!////」
黒子「どうだか…」
インデックス「とーま!」
上条「ん?」
インデックス「他の子に優しくし過ぎなんだよ!」
上条「え?普通に教えただけだろ!」
インデックス「とーまの普通は普通じゃないんだよ!」
上条「意味わかんねー」
DT85番=ドライブスルーでの会計番号。お客様ナンバーみたいなもんだ。
労時=労働時間売上。1人あたり1時間にどれだけ売り上げたか。通常5000~6000円
タレコシ=タレの肉屑取りみたいなやつ。ろ過してきれいにする。
レジ閉め=決まった時間にレジのお金を計算して売り上げを抜く作業。レジのお金は一定で、過剰分は売上になる。それを計算して総売り上げにする
ダス交=ダスターを交換する作業。新しいのは裏に保管してある
バッシング=飲食後の皿を片付けて台拭きまで。ネットで話題になってる皿の山はバッシングできてない状況
------2日後------
インデックス「とーま」
上条「どうした?」
インデックス「今日も4オペ」
上条「そうだな。ニューフェ2人だから実質3オペだな」
インデックス「佐天さん」
佐天「ハイハーイ」
インデックス「初春さん」
初春「よろしくお願いします…。」
インデックス「なんか嫌な予感しかしないんだよ…」
上条「インデックス」
インデックス「どうしたの?」
上条「マネージャーからの命令だ。インデックスは今日はMBの練習だ。」
インデックス「い、いきなりなんだよ!」
上条「俺もやばいときは手伝うからな!」
インデックス「わ、わかったんだよ!頑張るんだよ!」
上条「てなわけで、佐天さん、初春さん。今日は俺が担当する。何でも聞いてくれ!」
佐天「ハイ!」
初春「よろしくお願いします。」
上条「おう!」
インデックス「むー。嫌な予感しかしないんだよ…。」
佐天「初春、この制服っていまいち色気がないよね。」
初春「色気…ですか?」
佐天「そう。初春のかわいい下着も見れないじゃない。」
初春「そ、そんなのはいらないんですよ!」
佐天「ですよね上条さん!」
上条「あ、あぁ、そうだな…。(何の話だ?聞いてなかった。)」
佐天「ほら!上条さんも初春のかわいいの見たいって!」
初春「え、えぇ~////」
初春「(上条さんって私なんかの見たいんだ…////)」モジモジ
上条「どうした?」
初春「い、いえ…////」
インデックス「むー」
(ピッ ピッ ピッ)
インデックス「ハイいらっしゃいませー。マイクに向かってご注文どうぞーなんだよ。」
(牛丼の並を5つ。)
インデックス「並5つで。」
(以上でーす。)
インデックス「はい、並5つで1350円なんだよ。お車前にどうぞ。」
上条「初春さん、キャッシング教えるからDTレジにいこうか!」
初春「は、はい!」テクテク
上条「(お先にお会計失礼しまーす。並5つで1350円です。言ってみて。)」
初春「ハイ!お、お先にお会計失礼しましゅっ!並5つで1350円でふ!(か、噛んじゃったー////)」
客「君かわいいね!はい1万円から!」
上条「(ハイ、1万円お預かりします。言ってみて。)」
初春「一万円お預かりします…//// お返しが…あれ、50円が足りない…」
上条「ここに棒でまとめてあるから、ちょっとごめんね。」ググッ
初春「(ちょ、ちょっと近いよー!////)」
佐天「(初春教えてもらってていいなぁ…)」
初春「(フニャ…////)」
上条「ありがとうございましたー!お気をつけてどうぞー!あれ?初春さん?」
インデックス「むーーーーー!」
21:30
上条「佐天さん、お皿洗い教えるからおいで!」
佐天「でも初春たちはどうします?」
上条「今インデックスがレジ閉め教えてるから佐天さんには後ろを少しずつ教えるよ。」
佐天「はい。」
上条「洗剤はほとんど使わないよ。お湯のたまったシンクで油落として洗浄機に入れる。これだけ。」
佐天「そうなんですね。」
上条「やってみよう!」
佐天「ハイ!」
ジャバジャバ ピー
佐天「あっ、音なりましたよ」
上条「(ガラー)これでOK。あとは場所に戻すだけ。熱いから気を付けてね。」
佐天「わかりました!熱っ!あっ!」パリーン
上条「大丈夫か!?」
佐天「ハイ…、でもどんぶりが…。」
上条「熱いからね。最初はそんなもんだよ。失敗しても気にしないことが一番。」
佐天「あーあ、私にものを治す力があればなぁ…。」
上条「そんなクレイジーなんとかみたいな都合のいい能力なんてあったら便利だよなぁ。」
佐天「笑わないでくださいね。」
上条「お、おう。どうしたの?」
佐天「私無能力者なんですよ。結局Lv.1にもならなかった…。」
上条「そんなのか…。」
佐天「先輩はいいですよね。学園都市No.1でしたっけ。能力はしらないですけどLv.5とかですか?」
上条「ん?俺はLv.0だよ。無能力者。」
佐天「えっ?でもランキングじゃ…。」
上条「確かに学園都市が定めるレンキングじゃ1位だけど、実は無能力者。右手に宿る不思議な力のおかげでな。」
佐天「…。」
上条「俺はこの右手のおかげで生き延びれたし、その分不幸の連続だ。頭は悪い。運動もそこまで。女っ気はない。命は狙われる。」
佐天「先輩…。」
上条「でも、俺は俺の周りで生きてるみんなの助けになれたらいいなって思うんだよな。」
佐天「へぇ…」
上条「だから、今お前が悲しんでる、その現実から救ってやらなきゃな!今までいっぱい努力したんだろ?どこかで必ず生きる!
俺はそう信じてるよ!今ほうき持ってくるから待ってろ。」ナデナデ
佐天「ふぁ!撫でないでください!////」
上条「す、すまん!つい。」
佐天「ふふっ////ん?(あれ?なんだろ、このドキドキ…)」
インデックス「ハッ!なんかまた何か立った予感がしたんだよ!」
初春「えっ?インデックスさんどうしたんですか?」
インデックス「な、なんでもないんだよ…」
22:00 オツカシター
上条「今日も平和に終われて何よりだ!」
インデックス「バクバク」
初春「働いた後のまかないっておいしいですね!」モグモグ
佐天「そ、そうね…////」
上条「佐天さんどうした?」
佐天「な、なんでもないです!////」
インデックス「むーーーーーーーーー!」
帰路
佐天「バイトって、楽しいね!」
初春「そうですねー。ジャッチメントばかりで息抜きできてよかったです。」
佐天「初春も大変だねー。」
初春「いやぁ、そんなこと…。そういえばさっきから様子おかしかったんですけど、上条さんと何かあったんですか?」
佐天「い、いやなんでもないひょ!?」
初春「噛んでます…何かあったんですね?」
佐天「なんでもないってば!さぁ!急いで帰るよ!」
初春「あっ!待ってくださいよ佐天さーん!」
インデックス「むーーーー!」
上条「なにむくれてんだよ?」
インデックス「とーま!」
上条「なんだよ!」
インデックス「今日は2本も立ててるんだよ!」
上条「何がだよ!」
インデックス「もう少し考えた方がいいんじゃないかな!」
上条「わけがわからん…」
-----次の日-----
美琴「とーま」
上条「どうした?」
美琴「4オペ」
上条「そうだな。ニューフェ3人だから実質2.5オペだな」
美琴「あの乳魔人は何?」
上条「神裂火織さんだ」
神裂「か、神裂です。よろしく…。」
美琴「(何よあの乳は…!またコイツ絡み!?)」
土御門「そんなにピリピリしちゃだめだにゃー。超電磁砲もこれからだにゃ!」
神裂「土御門!貴様!」
土御門「やだにゃー。神裂、さすがにお前のは犯罪だにゃー。かみやんもそう思うだろ?」
上条「いや、俺は…////」
美琴「イライライラ」
客A「君かわいいね!高校生?どこ通ってんの?」
美琴「はーい、その話は禁止ですよお客様?」
客B「水くれー」
美琴「はいはい今行t…」
神裂「私が行こう!」
客B「どっひゃー!どえらいもんぶら下げて!たまらねぇ!」
神裂「どこ見てるんですか…!////」
土御門「ニヤニヤ」
上条「…////」
美琴「イライラ」
神裂「おい、ちょっとこっちこい!////」
上条「そ、そこ連れてくんだよ!」
-----後ろで-------
神裂「もう少し大きいサイズはないのか?////」
上条「大きいって…上か?」
神裂「そうだ!胸が…苦しい…////」
上条「そ、そうか…//// 俺の昨日忘れた奴がどこかに…でも洗ってないや…。」
神裂「それでいい!貸せ!」
上条「お、おう!」
神裂「(タレの匂い以外になぜかドキドキする匂いがついてる…)」
美琴「あんたたちどこ行ってたのよ!」
上条「いや、神裂が上が小さいって言ってたから俺のを貸してやったんだよ!」
美琴「あ、あんたの…!?」ワナワナ
神裂「////」
土御門「かみやん、また一本の旗を地固めしてきたにゃー」
美琴「わ、私も上が小さいからあんたの貸しなさいよ!」
上条「もうねーよ!それに、お前ぴったりじゃねーか!」
美琴「う、うるさい!だったらそれ貸しなさいよ!」
上条「俺のはどうすんだよ!」
美琴「えっ? わ、わ、わ、私の着なさ、いよ!」
上条「」
上条「あのー、御坂さん?」
美琴「ふぇっ!?」
上条「俺の上と御坂さんの上を交代しろということですね…?」
美琴「あ、あんたがそうしたいなら…////」
上条「え?俺は別に…」
美琴「~~っ!! このわからずや!!」ピリピリ
上条「わぁ!店内で放電は禁止です!!」
22:00 オツシター
土御門「いやーつかれたにゃー」
上条「そうだな。まかないくってかえろーぜ!」
神裂「上条、この服はどうしたら…。」
上条「あぁ、やるよそれ。小さいんだろ?」
神裂「す、すまない…////」
美琴「イライライラ」
帰路
美琴「ねぇ当麻」
上条「なんだよ?」
美琴「やっぱりあんたも大きい方がいいの…?」
上条「何の話だよ?」
美琴「…。」
上条「ユニフォームなら似合ってると思うぜ?」
美琴「ユニじゃなくて!」
上条「じゃあなんだよ…」
美琴「む、胸よ…!////」
上条「はぁ?////」
美琴「どうせ大きい方がいいんだ!」
上条「そんなこといってないだろ?」
美琴「どうだか」
上条「その…お前のも…その…」
美琴「なによ…」
上条「俺はそんなに大きくない方が好みだぞ!////」
美琴「な、何言ってんのよ!!////」
上条「守りたくなるくらいの大きさがちょうどいいかな…////」
美琴「それって私が小さいっていうこと…」ウルウル
上条「そ、そんなこといってねーだろ!」
美琴「私、当麻の好みの大きさになりたい…」
上条「何か言ったか?」
美琴「な、なんでもないわよ…////」
上条「?」
美琴「あんたさぁ、今好きな人いるの…?」
上条「ん?あぁ、今のところはいないかな…?」
美琴「そ、そっかぁ…」ショボン
上条「なんだよ…」
美琴「もしね、もしよかったら…」
インデックス「そこまでなんだよ!!」
黒子「お姉さま、ダメですの!」
美琴・上条「」
黒子「さぁ帰りますわよ!」タッチ
美琴「な、何で!シュン」
インデックス「とーまも帰るんだよ!」
上条「あぁ…。」
インデックス「むーーーーーー!!」
上条「どうしたんだよ…?」
インデックス「何本立てれば気が済むんだよ!」
上条「何がだよ。」
インデックス「もう知らないんだよ!」ツーン
------それから1ヵ月後---------
インデックス「いらっしゃいませーなんだよ!」
美琴「お好きなお席にどうぞー!」
神裂「お冷です。ご注文お決まりになりましたらベルでお呼びください。」
佐天「いらっしゃいませー。マイクに向かってご注文どうぞー。」
初春「いらっしゃいませ。お先にお会計失礼します。」
五和「3・2・0 オッケーでーす!」
上条「さぁ!出すぞー!」
マネ「上条くん、君たちの曜日だけやたらお客さんがくるんだ。8オペで一人で作るの大変だろうけど頑張ってね!」
上条「そもそも8オペが通じる店ってどういうことですか…。」
黒子「私がバックフォローに入ってるだけいいじゃないですの。」
上条「4時間400人近い入客っておかしくないか?」
黒子「大丈夫ですの。遅くなってもなぜかクレームはきませんし、客数は逆に増えて行ってますの。女性客はほぼ見当たりませんが…。」
上条「しゃあねー!上条さんがみんなまとめてつくったらぁー!!」
黒子「私はおとなしく飯管理と皿洗いしてますの。」
上条「なくなったら仕込みもたのむぜ!」
黒子「了解しましたの。」
ピンポーン ピンポーン
一同「いらっしゃいませー!お好きなお席へどうぞー!」
~fin~
番外編
マネ「上条君、君はオペレーションも素晴らしい!売り上げも全国で断トツだ!」
上条「ありがとうございます。」
マネ「それでだ。」
上条「はい。」
マネ「いつも君のシフト希望をみてるとだね。」
上条「はい。」
マネ「そこに一斉に女性陣が希望を立てるのだが…、何かあったのかね?」
上条「いやぁ、俺にもわかりません。」
マネ「そうか…、そこで頼みなんだが。」
上条「はい。」
マネ「シフト希望が固まりすぎて逆にやりつらい。毎日入ってくれ。」
上条「は?」
マネ「頼む!そうしないとシフトがつくれない!」
上条「」
マネ「頼む!」
上条「不幸だ…。」
番外編その2
上条「みんなも働き始めて3か月たった。」
上条「月の収入が10万近くになった。」
上条「それにプラスだ」
上条「今月は紹介料で5000円×6=3万円手に入る!」
上条「すばらしい!」
上条「夢にまで見た裕福な生活!」
上条「これからもたくさん稼いで・・・」
刀夜「当麻、103万超えたらパパの給料が少なくなるんだ…。」
上条「何か聞こえたが気のせいみたいだ」
終わったー。ID変わっとる!おやすみー
転載元
インデックス「とーま!トッピングのおろしが出てないんだよ!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1400847393/
インデックス「とーま!トッピングのおろしが出てないんだよ!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1400847393/
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コメント一覧 (30)
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- 2014年11月05日 19:20
- なぜ読んだんだろう
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- 2014年11月05日 19:25
- 途中までしか読んでないけど、これ書いたり読んだりして楽しい内容か?
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- 2014年11月05日 19:26
- 専門用語だけで全然わからん
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- 2014年11月05日 19:36
- すき●最低だな。
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- 2014年11月05日 19:44
- ゼンショー潰れろ
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- 2014年11月05日 19:59
- とあるすき屋の旗乱立
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- 2014年11月05日 19:59
- 何故ストを打たん
土壌は整い過ぎてる、外側の誰も批判しないのに
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- 2014年11月05日 20:11
- >>1乙
色々な意味で
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- 2014年11月05日 20:23
- 読んでては面白かったよ
前半はめちゃブラックだなw
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- 2014年11月05日 20:28
- 割と面白かったけど神裂ねーちんの言葉遣いとかがおかしいのが残念
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- 2014年11月05日 20:52
- すき家の人事のステマ
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- 2014年11月05日 21:09
- 飲食は物覚えの悪い俺には絶対に向かない仕事だな
あーホントイヤになるわ
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- 2014年11月05日 21:14
- あのインさんが真面目に働いてる、それだけで涙腺崩壊モノですわ。
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- 2014年11月05日 21:16
- とーまじゃなくてとうまだよな?
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- 2014年11月05日 21:43
- しっかりしろ>>1、現実にはインダストリアルセブンさんもビリビリも誰もいないんだぞ
体と心壊す前に辞めちまえ
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- 2014年11月05日 22:19
- 個人的には凄い楽しめた
もちろん外から見る分にはいいんだろうね
現実でもこれに近いことがあると思うとなぁ…
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- 2014年11月05日 23:15
- ああああああああガクガクブルブル
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- 2014年11月05日 23:20
- 何を言っているのかサッパリわからん
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- 2014年11月06日 01:32
- DTの事 最初のうち 童貞のことかと思ってぜい…
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- 2014年11月06日 01:51
- わざわざ専門用語にしなくても…
飲食やってないからわからんわw
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- 2014年11月06日 02:57
- こういうのはマネージャーが有能なら働きやすい環境になるから面白く働けるけど、マネージャーが糞だと地獄だろうな。
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- 2014年11月06日 11:46
- なんだろう……
専門用語を多用しすぎて全く話が伝わらない
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- 2014年11月06日 14:15
- 象の米欄はニートが9割だから見慣れない単語が出てくるとフリーズしちゃうんだね仕方ないね
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- 2014年11月06日 22:05
- 用語がわからない=ニートとか頭悪いにも程がある
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- 2014年11月06日 23:53
- ↑顔赤いぞ
嘘ですわかりませんww
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- 2014年11月11日 17:13
- インデックスのとーまってわざとやってんのか?
原作読んでたら間違えよう無いと思うけど
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- 2014年11月11日 19:32
- 「とうま」でも「とーま」でもどっちでもいいだろ。だからモテないんだよ落ちこぼれの無能力者
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- 2014年11月27日 01:22
- いなりが入ってないやん!
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- 2015年01月01日 02:57
- いいね
サクセスストーリーになってて余韻もいい
ささやかすぎるがw
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- 2015年01月07日 22:39
- 前半の路線で良かった