男「俺は入社して三ヶ月の新人だ」
男「底辺だ、ブラックだ、そう言われてるがやむを得ない」
男「入社したからには働かざるを得ない」
男「と、言うわけで俺は今日も会社にいく」
男「は、はーい。今行きます」ﾀｯﾀｯﾀｯ
上司「これがああで、そうしてこれもああで、んでお願いねー」
男「はい、わかりました」
上司「それから先輩くん見なかった？」
男「あっ、さっき喫煙所で見ましたよ」
男「呼んで来ましょうか？」
上司「ん、お願い」
先輩「ん？なんだ？」ﾌｩｰ
男「上司さんが呼んでましたよ」
先輩「ったく、面倒だな」ﾄﾞｯｺｲｼｮ
男「先程俺と話してたのが上司さん。この会社では出来る男として地位を築き上げてるが、その分敵を周りに多く回している」
男「そして、先輩さん。私の入社直前に大きなミスを犯してしまい今や正社員からアルバイトと降格している。言わば立場的には俺の方が上だ。しかし、可愛い奥さんがいる」
先輩「す、すいません」
上司「お前アルバイトに降格なった自覚あんのかよ」
先輩「は、はい」
上司「言うとっけど立場的にゃ男くんのが上だからな」
先輩「……」
男（そ、そんなこと大きな声で言わないでくれよ）ｵﾛｵﾛ
男「ひっ」ﾋﾞｸｯ
上司「なに無視してんだよ、ばーろー」ﾊﾞｼｯ
先輩「殴らないでくださいよ、すいません」
男（完全に目があったよ、ヤバい）
男「は、はい」
先輩「あっ、違ったわ。男さん」
男「先輩さん、やめてくださいよ。男でいいですよ」
先輩「男さんこそ敬語やめてくださいよ、正社員に逆らってるって勘違いされた今度はクビになっちゃいますーよー」
男「じゃあ、職場だけは敬語やめますね」
先輩「はぁ、調子のんじゃねぇよ」
男「……えっ」
男「い、いや、してませんって」
先輩「うっせぇよ、お前俺がアルバイトだからって舐めてんだろ。腹立つんだよ、マジで」ｸﾞｲｯ
男「首痛いですって、ちょ、止めてくださいよ、本当に」ｱｾｱｾ
上司「おい、なにしてんだ」
上司「ふーん、男くんもガツンと言っていいいんだからな。こんなアルバイトには」
先輩「」ｲﾗｯ
男「……はい」
先輩「」ﾁｯ
男「な、なに舌打ちしてんだよ」
先輩「はあ？」
男「い、今舌打ちしただろろ」
上司「おお、男くんも立派になったな。それでこそ正社員だ。アルバイトなんかに負けるなー」ﾊﾊﾊ
先輩「お前調子のんじゃねぇよ」
男「ことあるごとに殴ってきたり、パシりに使ったりして……うんざりなんだ」
男「ここは会社だ、学校とは違うんだよ」
男（い、言ってやった）
先輩「」ｲﾗｯｲﾗｯ
上司「おい、言い返せよ、おい」
先輩「」ｽﾀｽﾀｽﾀ
上司「おい、何処行くんだよ」
上司「ったく、使えねぇな」
男「は、はい」
上司「君がガツンと言わないとアイツも常に調子乗るタイプだからね」
上司「君には立派な社会人になってほしいが為にああいう状況にしたんだよ。これでガツンと自分の意志の言える社会人になれるな」
男「そうですかねー？」
男「はい」
上司「確かにあの先輩くんは横暴な態度だけど仕事に対する熱意はすごいからね」
男「で、でも大きなミスをしたんでしょ？」
上司「いや、先輩くんはしてないんだな。実は」
男「えっ？」
男「そうなんっすか……」
上司「俺もアイツには厳しい態度ではあるけど、アイツの事見込んでアルバイトに止まらせてもらってるんだ」
男「えっ？つまり？」
男「そうなんですか？」
上司「だから、早くアイツの為にって思って厳しくしてたけど、やりすぎたかな。やっぱり」
男「そうっすね、後で謝ってきます」
上司「うーん、じゃあ、その後に俺のとこ来るように伝えといて」
男「わかりました」
男「非常階段かな？」ﾀｯﾀｯﾀｯ
男「先輩さーん、先輩さーん」
男「あれ、やっぱりいないなー」
男「あっ、」ｸﾞﾗｯ
ﾋｭｰｰ
ｳﾜｧｧｧ
ﾋﾞﾀｰｰｰﾝ
先輩「」ﾊｧﾊｧﾊｧ
上司「す、すごい音がしたが……？ん？先輩くんじゃないか、男くんは？」
上司「さっきから下を見てどうしたんだい？……ああ！男くんが転落している！」
上司「はやく、救急車を！誰か！救急車を！」
ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ
先輩「うわああああああああ」
先輩「うわああああああああ」
━━━数ヶ週間後
先輩の奥さん「本当にすいませんでした」ﾍﾟｺﾍﾟｺ
男「いや、奥さんに謝られましても、ね」ﾄﾞｯｺｲｼｮ
男「奇跡ですよね、あの高さから落ちても生きてるなんて。あっ、落ちたんじゃなくて落とされたのか」ﾊﾊﾊ
男「あっ、そんなつもりじゃないんですよ」
男「命はありますからね、こうして生きてますし。まあ、足は動かなくなりましたけどね」ﾊﾊﾊ
先輩奥「必ずこの罪を夫婦で償いますんで、本当にすいませんでした」ｳﾜｰﾝｳﾜｰﾝ
男「ははは、償いね。償い、ね」
先輩「へい」
上司「おっ、元気ねぇじゃねぇか」
先輩「じ、上司さん」
上司「あの事件は驚いたなぁ、まさかお前がなぁ」
上司「すまなかった」ﾍﾟｺﾘ
先輩「えっ？」
上司「謝って済むなんざ思ってない」
上司「本当にすまなかった」ﾍﾟｺﾘ
先輩「や、やめてくださいよ、頭上げてくださいよ」
上司「心を鬼にした結果がこれだ」
上司「俺は上司失格だったな、もっと違うやり方でお前の手助けをしてやれば良かったと」
上司「あの後ずっと後悔していた」
上司「ただ、お前が出て来たときは俺に酒を奢らしてくれ」
上司「頼む」
先輩「お、俺こそすいませんでした！！」ｳﾜﾜﾝ
上司「彼は彼なりに元気にしてたよ」
上司「君にも会いたがってたよ」
先輩「いや、そんな優しい嘘はやめてください」
先輩「合わせる顔がねぇ」
上司「そうか、あの事件の日男くんは君に謝りたいから探してたんだよ」
上司「どんだけ嫌がらせされても、きっと男くんは先輩くんの仕事ぶりに気付いてたんではないかな」
上司「では、また来るよ」
先輩「うっ……うっ……」ｷﾞｭｯ
先輩「また俺にっすか？」
先輩「誰だ。嫁はこの前きたばっかだしな」
警察官「ほら、入れ」
先輩「」ｹﾞｿｰ
先輩「男……」ｳﾙ
男「そんな泣かないでくださいよ、生きてるわけですし」ﾜﾀﾜﾀ
男「幸い歩けなくなっただけですし」ﾀﾊﾊ
先輩「そ、それが……俺出所したらお前の為になんでもすっからな！」
男「いや、いいっすよ」
男「……金で解決出来ると思ってないのに結局金で解決しようとしてません？」
先輩「そ、それしか俺には償いの仕方がわからないんだ……頼む」
男「ふーん、いいでしょ」
男「なに、俺の希望はただ一つですよ」
先輩「な、なんだ？」ｺﾞｸﾘ
男「なに、俺の希望はただ一つですよ」
先輩「な、なんだ？」ｺﾞｸﾘ
男「いや、まさかこんな形で家族愛や彼女の愛を再確認出来るなんて夢にも思ってませんでしたよ」
先輩「そりゃ、こんな悪態付いた俺だし憎まれるような事してるからな、そう思われて当然だな、すまん」
男「先輩出所する時気をつけてくださいよ、いつ刺されるかわかりませんよ」ﾀﾊﾊ
先輩「ぐっ、それでも仕方ねぇよ。俺はとんでもねぇ過ちをしてしまったんだ。俺の命で償えるなら……」
先輩「……えっ」
男「えっ、当たり前じゃないっすか。なんなんっすか？それで俺たちみんな幸せになれると思ったんっすか？」
先輩「えっ、えっ？」
男「先輩さん死んだからって俺の足は治らないし、周りの傷は塞がらないんっすよ」
男「だから、先輩さんは死なないでくださいよ」
先輩「うっ……うっ……すまねぇ……」ｸﾞｽﾝ
男「生きて生きて生きて、長生ききてください」
男「そして」
先輩「そして？」
先輩「……ん？ど、どういう意味だ？」
男「俺と同じ苦しみじゃないっすよ」
男「俺の苦しみなんてしれてますしね、結局逃げたくても逃げれない周りが苦しみをせおってるわけじゃないっすか」
男「当事者は最悪死ねばいいわけですしね」
男「ただ約束は守ってくださいよ」
男「先輩さんは死んだら駄目ですから」
先輩「お、おい、お、俺はどうなってもいいから、おい、俺の身内には手を、手を出さないでくれ！」
男「」ﾆｺｯ
男「では、また来ますね」ﾄﾞｯｺｲｼｮ
先輩「おい、お、おい！男！男！！」
先輩「く、くそっ！」ﾄﾞﾝｯ
先輩「くそーっ！！」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ
━━ポタポタ
先輩奥「」ﾌﾌﾌ
━━ポタポタ
先輩奥「つ、償えたかな」ﾊﾊﾊ
先輩奥「車……椅子？」ｳﾙｳﾙ
男母「息子とお揃いよ」ｳﾌﾌ
男母「じゃあ、私はこれ貰って帰るわね」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ
先輩奥「ええ、どうぞ」
男母「もうすぐで治療してくれる人来るから」
男母「この現金渡してあげて」
先輩奥「……ありがとうございます」
男母「これ？二本もあるからね、どうしましょ」ｳﾌﾌ
━━ポタポタ
━━ポタポタ
━━ポタポタ
━━ポタポタ
以上です
短く粗末な内容ですが少しでもﾊｯとなってくださったなら幸いです
転載元
男「俺は入社して三ヶ月の新人だ」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1414677527/
男「俺は入社して三ヶ月の新人だ」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1414677527/
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コメント一覧 (34)
-
- 2014年10月31日 01:17
- 何がしたいのかわからん
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- 2014年10月31日 01:25
- 入社して3ヶ月の新人である必要どこにもねぇじゃねぇかｗｗｗ
-
- 2014年10月31日 02:00
- 最初はコメディ系かと思ったら、途中で胸糞悪くなってやめたわ
SSでこういうのは見る価値ないと個人的には思うね
-
- 2014年10月31日 02:04
- そう…(無関心)
-
- 2014年10月31日 02:21
- 奥さんに体で償わせる展開を期待してたのに
-
- 2014年10月31日 02:50
- 言いたい事を上手く言葉に出せず、どもったり回りくどくなる残念な人と会話してる感じ
-
- 2014年10月31日 02:52
- 登場人物の思考と行動がちぐはぐで気持ち悪い
-
- 2014年10月31日 02:53
- こういう時なんていったらいいんだろう…つまんね？おもんない？カス？
はあ…なんていったらいいんだ…
-
- 2014年10月31日 03:21
- オチがよくわからんのだが、同じように脚を切断したってこと？
-
- 2014年10月31日 03:57
- 偏差値って如実に出るんだな
まさに底辺の作文
-
- 2014年10月31日 04:18
- 最後イミフ
もう少し分かりやすく書いてほしかった
-
- 2014年10月31日 07:23
- 悪役を悪役が潰すならともかく
ただの胸くそ悪い話だった
読者はこのはなしを誰目線で読むべきだったのかも不明瞭
そのくせオチは理解を要するタイプ
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- 2014年10月31日 08:02
- まぁネットは年齢が分からないからな
小学生くらいの子が書いているのかもしれないわけだし
-
- 2014年10月31日 08:08
- ハッなってくれれば幸いねぇ
なるわけがない、どこの世界に自分で足を切断できる奴がいるんだ
ファンタジーでもないのによくそんなくだらない落ちつけれたもんだ
-
- 2014年10月31日 08:34
- ﾊｯ(鼻で笑う音)
-
- 2014年10月31日 09:14
- >ﾊｯ(鼻で笑う音)
あー、やっと最後の文章の意味が分かったわ。
-
- 2014年10月31日 11:38
- 恐らく作者は中学生ぐらいだろうなと予想
米欄の批判は厳しいが大体的を得ているから参考にするといい
一人一人の心情を洞察して動かす能力が低い
自分の組み立てたあらすじに沿ってキャラクターが操り人形のごとく動いている印象を受ける
更に一般的とは言い難い行動しか登場人物がとっていない
アルバイトに降格とか
ボロクソにけなせば能力が上がるとか
ちょっとバカにされた程度で突き落とすとか
許してくれるな？とか…
-
- 2014年10月31日 12:27
- よくわからん
-
- 2014年10月31日 12:41
- ってか正社員からバイトに降格なんてねーだろ
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- 2014年10月31日 13:22
- 落ちが分からんとか言ってる奴
普通に奥さんの脚切っただけやろww
どっちかというと奥さんが調教される方が俺得でした。
-
- 2014年10月31日 13:33
- 鬱エンドを勘違いしたヤシが行き着いたSS
-
- 2014年10月31日 14:00
- バイトに降格とかないから
頭悪過ぎて見るのやめてコメントだけしに来た
-
- 2014年10月31日 14:07
- 胸糞悪いのは好きだけどこれはうーん
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- 2014年10月31日 20:34
- お前らこれ東大生とかが書いてたら、どうすんの？
笑うに笑えなくなるぞ
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- 2014年10月31日 21:32
- そんな無意味で可能性がゼロに等しい仮定して、どうすんの？
笑うに笑えないわ
-
- 2014年11月01日 01:23
- 何が書きたかったか全然わからんかったわ
面白くもないしただただ胸糞悪いだけ
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- 2014年11月01日 01:51
- クソの役にも立たない批評家気取りのカスコメばっかｗｗｗ
アホが書き込むなって
-
- 2014年11月01日 02:14
- 作者さんオッスオッス
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- 2014年11月02日 05:31
-
バカ丸出しのSS…
よくこれをまとめようと思ったな
-
- 2014年11月02日 05:59
- ↑
ご覧くださいバカによるバカ丸出しのコメです
-
- 2014年11月04日 02:10
- ん？本人かな？
顔真っ赤なのかな？
-
- 2014年11月19日 17:46
- 作者は生まれて三ヶ月の新生児かな？
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- 2014年12月04日 02:06
- SSにリアリティ求めてどうすんだ
お兄ちゃん大好きな妹だって稀だろ
-
- 2014年12月04日 02:41
- お兄ちゃん大好きな妹っていうのはSSでよくあるネタって意味な
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