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ドS妹「いつまでも寝てないでID腹筋でもしろクソ兄貴」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/09/28(日) 05:00:26 ID:9q6r7NMA

ようこそウルトラハイパーエクストリームID腹筋スレへ!


ここはsageずに書き込み、出たIDの0以外の数字の階乗した数だけ腹筋をするという
超硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:2hwG1kMs0 の場合は 21の階乗なので51090942171709440000回頑張りましょう。

例2 ID:bicycle0 の場合0以外の数字がないので今日は一休み。
※計算できないという方はこちらで→http://www.kishimo.com/math/kaijou.html

20140929001



20 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:21:49 ID:wORiWKaQ

「ったく、マジキモイんだよ。何実の妹に欲情してんの?キッモ」

「オラ、寝てんじゃねーよ。罰としてさっさと腹筋しろよなー」

「……聞いてんの?」

「……」

「……兄貴さあ、何カタくしてんの?……キモッ」



21 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:24:20 ID:wORiWKaQ

「うっわ、カチカチじゃん……何?もしかしてさあ、罵られて興奮してんの?」

「うわあ……マジびょーきじゃん。キモすぎんだけど」

「言っとくけど、あたし何もしないかんね?」

「……何?なんか期待してたの?……ドーテーが調子のってんなよ」

「処理したけりゃー勝手にすればぁ?クスクス……」



22 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:27:33 ID:wORiWKaQ

「ほら、いつまで寝てんだよ。さっさと腹筋ー。罰としてふっきーん」

「えーっと、とりあえず21の階乗だから……いち、じゅう、ひゃく……んーっと、まあとにかくいっぱいだね」

「いっぱい腹筋しなよ。終わるまで他の事しちゃダメだからねー」

「……何?一回も出来ないの?……ったく、これだから引きこもりは……」



23 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:30:04 ID:wORiWKaQ

「……」

「……おーい、さっきから全然進んでないんだけどー?」

「……マジ寝ちゃったの?」

「っざっけんなよー。腹筋しろよクソ兄貴。あたしに逆らうなんてナマイキだぞー」

「……」

「……ふぁーあ……眠っ……」



24 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:33:15 ID:wORiWKaQ

「……ちょっと、あたし寝るから」

「あ、変なこと考えたら、また突き飛ばすかんね?覚悟しとけよ?」

「ホンット、普通なら実の妹襲おうとしたとか、警察沙汰だかんね?ケーサツ」

「腹筋で許したげるあたしに感謝しろよ?クソデブ兄貴」

「……聞いてんの?返事は?」

「……はあ?聞こえねえんだけど」

「……ったく……」



25 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:36:07 ID:wORiWKaQ

…………

「……ふぁ……おはよー……」

「あ、兄貴まだリビングいたの?」

「……なんっかさあ、さっきと全然体勢変わってねえように見えんだけど……腹筋やったの?」

「……何?シカト?」

「……ナメてんじゃねえぞクソが……」

ゲシッ

「うっわ、何?チョーかたいんですけど……踏まれてテンション上がってんじゃねえよ」



26 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:39:22 ID:wORiWKaQ

「わー、わー。キモーイ、ヤバーい。何?こんなにかたくなるモンなの?」

ゲシゲシ

「……は?何その顔……何もしねえって……する訳ないじゃん……馬鹿? 」

「……あー、なんっか冷めた……兄貴のその顔見てたら急激に冷めたわ……」

「……」

「……マジきもい……」



27 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:41:27 ID:wORiWKaQ

「……はあ、もういいよ……兄貴腹筋やるつもりねえみたいだし……」

「……お腹すいた。代わりに兄貴、メシ作ってよ」

「……」

「……ねえ!聞いてんのー!?おい兄貴っ」

「……はあ?もしかしてまだ寝てんの?いつまで寝る気だよ……ハァ……」

「……あーもういいや……ポテチでも食べよ……」



28 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:44:30 ID:wORiWKaQ

パリパリ

「……やっぱあたし、ポテチはのり塩だと思うんよね」

「……兄貴も食う?」

「……は?あげる訳ねえじゃん。食いたいなら買ってこいよ」

「ついでにジュース買ってきて欲しいし。あーあと雑誌も」

「ほら、ポテチ食いたいんでしょー?コンビニ行って来いよ」

「……」

「……おい、寝るなよテメッ。卑怯じゃん」



29 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:47:21 ID:wORiWKaQ

「……」

「……この時間、テレビマジつまんねー……」

「……」

「……兄貴、風呂いれてきてよ」

「……」

「……何?あたしに行けっつうの?……兄貴のくせに命令する気?」

「……」

「……兄貴、腹筋一回でもやった?」

「……」



30 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:49:38 ID:wORiWKaQ

「……」

「……芸能人の恋バナとか、興味ねえっての……んだよこのバラエティ」

「……」

「……あ、風呂沸いたみたいだね」

「……兄貴、風呂入んないの?」

「……」

「あたし入るけど……覗いたらマジ殺すから」

「腹筋じゃ済まさねえから……わかった?」

「……返事しろよ……」



32 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:52:13 ID:wORiWKaQ

「……ふぃー、いいお湯だった」

「兄貴、次風呂入れよ。汗かいてんでしょ?」

「……って、よく見たら全然かいてねえな……」

「……ハァー、おめー腹筋するフリしてるだけとか、ヒキョーっしょ。マジで」

「この妹様の言う事聞けねーっての?死ねよ」

「……」

「……ハァ……」



33 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:53:54 ID:wORiWKaQ

「……寝るわ。明日学校だし」

「……兄貴もさあ、リビングでごろついてねえで、ベッドで寝たら?」

「……」

「……で、無視……っすか。ったく……」

「……学校遅刻すんなよ?」

「……」

「……おやすみ……」



34 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 22:57:52 ID:wORiWKaQ

…………

「……おはよー……」

「……は?……兄貴、一晩中ここいたの?」

「……風邪ひいても知んねえぞ……ったく……」

「……腹筋やったの?」

「……」

ゲシッ

「うお、なんか……腹かたくなってね?……へー……」

「見た目全然変わってねえけど……筋肉ついてんじゃん?」



36 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/28(日) 23:01:09 ID:wORiWKaQ

「っとと、兄貴踏んでる場合じゃねえし……遅刻ちこくっ」

タタッ

「……?……兄貴、学校行かねえの?」

「……何?まーだ眠いん?……もうそれ病気じゃん」

「……」

「……ハァ、学校連絡しとけよ?」

「……」

「……仕方ないなあ……あたしも休むよ」

「……は?何その顔……兄貴がきちーんと腹筋終わらせるか、見とくだけだしっ」



40 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 06:39:45 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……ちょっと、クソ兄貴。さっきから1ミリも動いてないんだけどー」

「……何?見られてたら出来ないとかでも言うつもり?」

「どんだけナイーブなんだよ……」

「……」

「……ゲームでもしよかな……」



41 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 06:44:46 ID:ZtUoZL6M

カチャカチャ

「くっ……んのっ……あーっ!負けたーっ!」

「さっき昇竜拳出てたらぜってー勝ってたし!ダンのくせにクッソ生意気なんだけど!」

「……ハァ……」

「……?……何兄貴、もしかして……やりたいの?ゲーム」

「……はい。2Pだかんね」



42 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 06:49:18 ID:ZtUoZL6M

「っていうか、あたしが負ける訳ねーし。ソッコーでボコだから、ボコ」

「あ、兄貴ダン使えよ……ダンわかる?そこのキャラ」

「……あーもー、貸せっ。あたしが選ぶっ」

「あたし春麗ね。これがあたしの本気だから。兄貴なんかに負ける訳ねーし」

「……」

「……あ、けど本当はジュリのほうが強かったり……」

「……」



43 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 06:52:31 ID:ZtUoZL6M

カチャカチャ

「よっ、ほっ……はーいっ!ケー・オー!」

「あはは!兄貴弱すぎっ!せめてガードぐらいしなよ!やられっぱなしじゃん!」

「兄貴なんかよりもコンピュータの最弱のほうが強いぐらいじゃん!あははは……」

「ははは……」

「……ハァー……」

「……全っ然やる気ねえじゃん」

「……」

「……腹筋もやる気ねえみたいだし」

「……」



44 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 06:54:54 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……あ、もうこんな時間……お昼ごはんにしないと」

「兄貴ー、なんか作ってってばー」

「食材、なーんも無いけどインスタントラーメンくらいなら棚にあったはずー」

「……兄貴ー?聞いてんのかクソ兄貴ー」

「……」

「……もう……仕方ないなあ……」

「……みそラーメンでいい?」



45 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 07:02:20 ID:ZtUoZL6M

「はい、出来たー。妹ちゃん特性みそラーメンー」

「にんにくとネギを弱火でじーっくり焦げる寸前まで炒めてぇ、たーっぷりの豚肉をその油に絡ませるのが旨みのヒミツなのじゃー」

「……兄貴、こっち来て座れば?」

「……まだ腹筋する気?……」

「……まぁ、いいけど」

「いただきまーす……」

ズルズル



46 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 07:08:11 ID:ZtUoZL6M

「んまふーっ!やっば、あたし天才だわ……」

「これ売れる。行列出来ちゃうわ。いやマジで」

「……まあ、インスタントだけどさ……」

「……け、けどさ?作り方このまんまで、麺とスープ美味しいのに変えたらもう最高じゃね?」

「……」

「ねえ、兄貴聞いてんのーっ!?さっきからガン無視じゃん!」

「あたし兄貴に話しかけてんだけどーっ!!」

「……」



50 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 18:48:50 ID:ZtUoZL6M

「ったく……麺伸びるよ?」

「このあたしがラーメン作ってやったんだから、マズくなる前に食えってのーっ」

「……」

「……ケンカ売ってんの?」

「……そっちがその気ならさぁ、無理矢理にでも食わせてやるんだけど」



51 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 18:53:28 ID:ZtUoZL6M

「ほらっ!食えよクソ兄貴っ」

「ふーっ、ふーっ……ほら、あーんしな。あーん」

「……何?嫌なの?……このあたしがここまでやってんのに?」

「てめーっふざけてんじゃねーぞーっ。ほら!口開けなって……」

「……んぎぎぎぎ……!」

「ど、どんだけ嫌なんだよ……ちょっと口、固いって……!」

「……はぁ、はぁ……」



53 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 18:57:09 ID:ZtUoZL6M

「……あーもう、勝手にしろっ!」

「このあたしがせっかくクソ兄貴のために作ってやったのに……バーカ」

「……」

「……童貞。包茎。万年発情期。妹に欲情するクズ」

「ロリコン。犯罪者予備軍。オタク。変態。デブ」

「……」



54 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 18:58:30 ID:ZtUoZL6M

「……ちょっと!ここまで言われて、なんも言う事無いのーっ!?」

「少しは言い返すとか!年上の兄貴として言う事とか……」

「……」

「……もういいっ」

「……もう、知んないっ」

「あたし、ちょっと出かけるから。……」

「……バカ兄貴」



55 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 18:59:04 ID:ZtUoZL6M

…………

……




56 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:00:39 ID:ZtUoZL6M

…………

「……ただいまーっ」

「……」

「……兄貴、ずっとリビングにいたの?」

「……」

「……腹筋したんだろうな?」

「……」



57 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:02:05 ID:ZtUoZL6M

ゲシッ

「!……ちょ、兄貴……腹筋全然ついてねえじゃん」

「何これ?ブヨブヨなんだけど……」

「……」

「妹様の言う事守れないとか、マジ最悪……」

「……ホント、兄貴って取り柄ないよね」



58 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:03:33 ID:ZtUoZL6M

「しかも、ちょっと太ってない?」

「……」

「どーせ、リビングでゴロゴロ寝てたんだろ」

「いつまでも寝てないで、腹筋でもしろよクソ兄貴」

「……」

「……」



59 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:04:28 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……ねえ、兄貴」

「……」

「……もしかして、さ……」

「……」

「……怒ってる?」

「……」



60 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:06:46 ID:ZtUoZL6M

「……そりゃあ、まあ……」

「……ちょっと言い過ぎたかもしんないよ?」

「……」

「兄貴、そこまでデブじゃないし」

「……」

「……ちょっとは、整った顔してんじゃん」

「……言い過ぎたのは、悪かった。……」

「……けどさ」

「……ガン無視はひどくない?」



61 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:08:52 ID:ZtUoZL6M

「……元はといえばさ」

「兄貴が、あたし押し倒そうとしたんが悪いんじゃん」

「それで、その……突き飛ばしたのは悪かったよ?」

「けど、兄貴があたしに欲情したんが悪い訳で……」

「……あーもう、なんか……恥ずかしいな。改めて言うと……」

「……」

「とにかく、兄貴が全部悪いんだから……あたし、悪くないから」

「……」

「……機嫌なおしてよ……」



62 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:10:10 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……グスッ」

「……」

「……」



63 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:11:18 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……ん?……あっ」

「……うわ、寝ちゃってた……」

「今、何時……?」

「うわ……どうしよ……」

「……」

「兄貴、今日学校はー?」

「……」

「そう……」



64 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:12:10 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……本でも読もう……」

「……」

「……」

「……兄貴には読まさねえから」

「……」

「……」



65 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:14:19 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……?……なんか、さ」

「……くさくない?」

「……」

「……兄貴、昨日風呂入ったの?」

「……」

「勘弁してよ……汗かいて風呂入んないとか、意味わかんないんだけど……」



66 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:16:27 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……あーもーっ!」

「クソ兄貴、さっさと風呂入れよっ!」

「くせえんだよっ!マジ最悪なんだけど!」

「……何?風呂入るのもだるいって言うの?」

「……」

「……無理矢理にでも入れさせてやんだから……」



67 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:18:09 ID:ZtUoZL6M

「ほら!立てよ、風呂ぶち込んでやっから!」

「そのー……別に、背中洗うくらいだったら……やってもいいからさ」

「……立てって!引きずり起こすよ?マジで」

「……」

「このっ!いい加減に――」



ズルッ



「……あっ」



68 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:19:21 ID:ZtUoZL6M

「……え?……うわ、どうしよ……」

「……髪、抜けちゃった……」

「……」

「……あ、アロンアルファとかでくっつけたら、大丈夫……かな?」

「……」

「……そのー……」

「……ごめん、兄貴……」

「……」



69 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:20:24 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……も、もういいよ……風呂、入んなくて」

「……」

「……そんな顔、しないでよ……」

「……」

「……悪かったって……」

「……」



70 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:21:35 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……」

「……お腹すいたな……」

「……兄貴、メシ……」

「……」

「……いや、あたしが作るよ」

「……」

「といっても、食材……無いしな……」

「……」



71 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:23:14 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……兄貴の指ってさあ……」

「……なんか、ソーセージみたいだよね」

「……」

「足とかも、ぷりぷりしてて……ステーキみたいだし」

「……」

「……あ、別に……かぶりつこうなんて……」

「……思って……」

「……」

「……」



72 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:24:07 ID:ZtUoZL6M

「……」



…………



「……ふーっ……」

「お腹、いっぱい……」

「……」



73 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:24:55 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……さすがに、全部は食べられないなあ……」

「……」

「……」



74 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:25:25 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……」

「……」

「……」



75 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:26:28 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……兄貴、なんか……」

「……虫、多くない?」

「……ハエが……」

「……」

「……窓、閉めてんだけどなあ……」

「……」



76 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:30:01 ID:ZtUoZL6M

「兄貴が風呂入んなくて、くせーからだよ」

「……」

「……嘘、ごめん。……そんな顔しないでって」

「……」

「……けど、やっぱ臭うよ?」

「……」

「……なんか、メシ食ってねえのに、前より太ってるし」

「……」



77 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:30:38 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……」

「……」

「……」



78 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:31:42 ID:ZtUoZL6M

「……兄貴、今日も学校休むの?」

「……」

「……別にいいけど」

「……あたしも休もうっかな……」

「……結構休みまくってるなあ……大丈夫かな?」

「……」



79 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 19:32:58 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……兄貴、ちょい痩せたね」

「なんか、余分な肉が無くなったって感じ」

「……腹筋のお陰かな?なーんて……」

「……」

「……まだ機嫌なおってないの?」

「……」

「……」



82 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 20:47:07 ID:ZtUoZL6M

「……」

ピンポーン

「?……兄貴、インターホン鳴ってる」

「……」

「兄貴が出てよ……面倒だし」

「……」

ピンポーン

「……」



83 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 20:48:19 ID:ZtUoZL6M

ピンポーン

ピンポーン

「……ああもう、はいはい!わかりましたよ……あたしが出りゃあいいんっしょ?」

ピンポーン

ピンポーン

ピンポーン

「うっさいなあ……はいはい、どなたですかー?」

「……」

「……え?」



84 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 20:50:12 ID:ZtUoZL6M

「……け、警察?」

「……ちょ、ちょっと待って下さい……」

「あ、兄貴……警察だって」

「な、何か悪い事した?」

「……学校、ズル休みしてっからかな……」

「とにかく……あ、兄貴は隠れててよ。結構におうし、髪もボサボサなんだからさ」



85 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 20:51:45 ID:ZtUoZL6M

「あたしが対応すっから。兄貴は奥行ってて」

「……早く!何ぼーっとしてんの?」

「……もう……」

ガシッ

ズルズルズル……

「……よし、ここでじっとしててよ?」

ピンポーン

「はいはい、今出ますって……」



86 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 20:53:09 ID:ZtUoZL6M

「ど、どうもこんにちは……えへへ……」

「な、何か御用ですか?……え?」

「……入るんですか?家に?」

「……いや、いいっすけど……」

「……どうぞ……」



87 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 20:54:43 ID:ZtUoZL6M

「すみません、家汚れてて……」

「あ、お茶でもどうですか?……紅茶とか、ありますけど……」

「……そうですか」

「じゃ、じゃあ……まあその、とりあえずソファにでも……」

「そこ、クッションあるんで……はい、それです」

「……」



88 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 20:56:20 ID:ZtUoZL6M

「それで、その……」

「……何の用ですかね?その、警察が……うちに」

「……」

「……あ、学校は、その……今日調子悪くって、休んでまして」

「……はい。あー……そ、そうですね。家には……あたし一人です」

「……はい……はい……」

「……え?」



89 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 20:58:19 ID:ZtUoZL6M

「……失踪?」

「……え、うちの……兄貴が、ですか?」

「……それは、ドウイウ……」

「……ソンナ……ソンナはずがありません……だって、今日も……」

「いえ、何でもありません……」

「……」

「……連絡、してなかったですか?」

「……」

「……病気で、休むって……うちの兄貴……」



90 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:00:09 ID:ZtUoZL6M

「……あ、イエ……今家にはいないんですけど」

「……」

「けど、病気で……あ、そうだ。病院にいるんです。病院に……」

「……え?病院の、名前?」

「それは、チョット……わからなくって……」

「う、嘘じゃあないです。あたしは嘘なんて……」

「……な、何ですかその顔……」



91 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:02:20 ID:ZtUoZL6M

「あたしがおかしいって、そう言うんですか?」

「違います。あたしはオカシクなんてありません」

「……違うっつってんじゃん……」

「……けど、その……兄貴の場所は、チョット……わかんなくて」

「……」

「……け、今朝はいましたよ。けど……出かけたんです。……だから、わかんなくて」

「……」



92 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:04:36 ID:ZtUoZL6M

「……え?」

「……見てたって……それストーカーじゃないっすか!」

「……ずっと、家の前にいたんですか?」

「……今朝から?」

「……見張られてたんですか?」

「……」



93 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:06:29 ID:ZtUoZL6M

「……ええ、ええそうですよ」

「……家にいますよ、兄貴」

「……」

「いや、呼ぶのは……チョット……」

「兄貴、少し……最近風呂入ってないみたいで」

「……」

「あ、もしかして……臭いますか?すみません。うちの兄貴のせいで……」

「……」

「そうですね……汚れてるのも……うちの兄貴が……」



94 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:08:37 ID:ZtUoZL6M

「はい。……そこのシミも、うちの兄貴が悪いんです」

「……風呂に入ってないから」

「この腐敗臭も、うちの兄貴が悪いんです」

「……腐ってきてるから」

「そこのゴッソリ落ちた毛髪も、うちの兄貴が悪いんです」

「……もうボロボロだから」

「だから、あたしは悪くないんです。……ええ、そうでしょう?そうですよね?」

「……ね?」



95 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:10:40 ID:ZtUoZL6M

「……」

「……なんですか」

「……あ、あたしが……」

「あたしが、キチガイだとでも言うんですか!?」

「ちょっと……さすがに、言っていい事と悪い事が……」

「……そんな……ソンナ馬鹿な……」

「……」



96 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:13:48 ID:ZtUoZL6M

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「全部、兄貴が悪いんです……罰なのに、腹筋しないから……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「兄貴のせいなんですよ……こんな事言いたくないんですけど、あたしを……襲おうとして」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「だから、突き飛ばした……それだけなんですよ?なのに……怒っちゃって」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「それで、口きいてくれなくなって……あたしは悪くないです。キチガイでもないです」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「だって、コウシテ……キチンとお話出来てるじゃあないですか……ねえ?」



97 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:17:25 ID:ZtUoZL6M

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……ここまで言ってるのに、まだわかんないんですか?」

「いいえ、あたしはキチガイではありません」

「ダッテ、あたしはキチガイでは無いと思ってるからです。本当のキチガイなら、こうして自分の事をキチガイでは無いと言い切れますか?」

「だから、あたしはキチガイなんかじゃあありません」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ただ、兄貴が怒ってて……それが悲しくって、少し……支離滅裂になってる所もありますけど」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……本当は……兄貴の事が好きなんです。……大切な、家族なんです……」

「……コウシテ、家族の事を想えるあたしが……どうしてキチガイだと言えるんですか?」



98 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:19:50 ID:ZtUoZL6M

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……そりゃあ、まあ……兄貴の事愛してる、なんて……少しオカシイかもしれないですけど」

「それは、家族として愛してるだけで……」

「あたしはキチガイなんかじゃありません」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ええ……けど、兄貴はチョット……今人前に出せる格好じゃなくって……」

「それと、あたしの頭は関係無いじゃないですか」

「だって、あたしはキチガイなんかじゃないんですから」



99 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:22:04 ID:ZtUoZL6M

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「何故なら、あたしは昨日食べたものも、一昨日食べたものも、全部思い出せるからです」

「本当のキチガイなら、そんな事いちいち覚えてると思いますか?」

「だから、あたしはキチガイなんかじゃありません。あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……まだわかんねえのかよ……ウッザ……」



100 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:23:01 ID:ZtUoZL6M

「いいですか。あたしは昨日の夜」

「兄貴を食べました」

「あたしは昨日の昼」

「兄貴を食べました」

「あたしは昨日の朝」

「兄貴を食べました」



101 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:24:34 ID:ZtUoZL6M

「あたしは一昨日の夜」

「兄貴を食べました」

「あたしは一昨日の昼」

「兄貴を食べました」

「あたしは一昨日の朝」

「兄貴を食べました」

「あたしはその前の夜」

「兄貴を……あ、いや……ポテチだったかな?」

「……もしかしたら、ラーメンだったかもしれません」

「……な、なんですかその目は」



102 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:26:34 ID:ZtUoZL6M

「ちゃ、ちゃんと覚えてますって!」

「ここまで覚えてたら、あたしがキチガイなんかじゃないってわかるでしょう?」

「キチガイが、ここまでハッキリと物事を覚えていますか?だからあたしは大丈夫です」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……信じてないんですか?」

「……だから、兄貴はチョット……今、呼ぶ訳には……」



103 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:28:18 ID:ZtUoZL6M

「……え?」

「……あっ!兄貴!?」

「ちょっと……何で出てきたの?」

「……ああ……バランス、崩れたんだ……」

「……せっかく冷蔵庫に押し込んだのに……」

「……ね?ほら……言ったじゃないですか」

「……人前に出す訳にはいかないって……臭いし、くずれてるし」

「……」



104 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:30:45 ID:ZtUoZL6M

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ええ……これがあたしの兄貴です……自慢の……」

「けど今、口きいてくんなくって……ずっと寝てますし」

「普段はしっかりしてるんですよ?その……面と向かっては言えないけど、自慢の……兄で……」

「え?いえ……いきなり何を言い出すんですか。違います」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……いつもは、その……結構仲良かったり、するんですけど……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」



105 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:32:33 ID:ZtUoZL6M

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ねえ……兄貴、起きてよお……」

「もう罰とかいいから……腹筋なんて、しなくっていいから……」

「……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ええ……正常ですから、わかりますよ。……もう、腹筋出来ないんですよね。兄貴」

「……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「だって……その、言いづらいっすけど……」



106 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:35:15 ID:ZtUoZL6M

「兄貴、もう腹筋無いし」

「……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「あたしは……アッハハ!おっかしいやっ!」

「ええ。違いますよ?キチガイなんかじゃ……」

「だって、キチガイがこうして、腹筋が無い事に気付きますか?」

「だから、あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……え?」

「そういう事じゃないって?……ナニを、バカな……」



107 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:37:16 ID:ZtUoZL6M

「だって、そうじゃないですか」

「兄貴、腹筋無いでしょう?」

「だから、腹筋出来ないんですよ……罰なのに……」

「……え?」

「じゃあ、腹筋は……何処に行ったかって……」

「わかりますよ。あたし、正常ですから」

「あたしはキチガイなんかじゃありませんから」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……っていうか、なんでソンナ事……聞くんですか?」

「わかりきってるのに」



108 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:39:50 ID:ZtUoZL6M

「ええ。はい……そうですね」

「その、ソファの上にあるクッション」

「……アハハ……アハアハアハ……ほら、わかりきってるでしょう?」

「そんな事がわかるんですから、どうです!あたしはキチガイなんかじゃないって事です」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ええ……そういう事ですね」

「その、ソファの上にあるクッション……」



109 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:40:32 ID:ZtUoZL6M




「それが、兄貴の腹筋です」



おしまい。



110 : ◆eUwxvhsdPM 2014/09/29(月) 21:42:52 ID:ZtUoZL6M

最後までありがとうございました
あたしは正常です。意識はハッキリしています
腹筋しないからこうなるんですよ。しっかり腹筋するように
あー実の妹に殺されてぱくぱくされてえ。妹いないけど

男「ち…痴女の恩返し…?」痴女「うふふ…」
前乗っ取ったんこれです
ではまた、腹筋スレで……



転載元
ドS妹「いつまでも寝てないでID腹筋でもしろクソ兄貴」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1411848026/
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        コメント一覧

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 22:23
          • だと思いましたorz
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 22:32
          • カニバマニアか何か?
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 22:34
          • 腹筋だけなら面白かったのに
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 22:44
          • えーすげーつまんない
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 22:49
          • お、おう…硬くなったってそういう…
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 22:49
          • カルトチック
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 22:49
          • 死後硬直したときってち○こ硬くなんの?
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 22:51
          • ※7!!


            「ひらめいた!」
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 23:03
          • ※8 通報した。
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 23:08
          • ※7
            ググったが起ちはしないらしい
            腹筋蹴ってるんじゃね?
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 23:17
          • 5 好きだった
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月29日 23:46
          • 夢野久作だった
          • 13. MCC
          • 2014年09月30日 00:59
          • 4 ふむう
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月30日 03:31
          • ドグラマグラかな?
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月30日 04:32
          • 教えてドSの定義
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月30日 07:19
          • (アカン)
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月30日 07:24
          • 「……芸能人の恋バナとか、興味ねえっての……んだよこのバラエティ」

            心の底から同意
          • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月30日 08:53
          • そやな
          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月30日 11:13
          • なんか前もスレタイにID腹筋って入ってる妹物のID腹筋スレあったよな
          • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月30日 11:31
          • 予想通りだったよ…
          • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年10月01日 12:59
          • 兄視点のSSだと思ってた頃が私にもありました
          • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年10月14日 01:30
          • 硬くなったあと柔らかくなったとこで気づいた
            にしても不味そうだ

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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