「アイドルマスター 第一部 ネオプロダクション炎上」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:09:37.28 ID:B1VoIZSRo
- ◆ニンジャスレイヤーの文体で書かれたアイマスの二次創作です
◆アイマス全般を扱いますが実際シンデレラガールズ多めな
◆時折ショッキングな描写がありますが、出来る限り青少年のなんかに配慮した物に仕上げますのでごあんしんください
なお、私は偶然ここに来てSSを書いています。ほんやくチームは無関係 - 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:11:01.61 ID:B1VoIZSRo
- 夜。人気の絶えた事務所。
窓から差し込む街のネオンが部屋を照らし、「ラレデンシ」の文字を浮かび上がらせている。 1 - 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:11:45.09 ID:B1VoIZSRo
- 部屋の中には所属するアイドルの数の多さを示すように、所狭しと物が置かれている。
机の上に積み上げられた書類やサッカーボール、くたびれたうさぎのぬいぐるみ、ワータヌキの置物……。 2 - 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:13:29.93 ID:B1VoIZSRo
- その時、雑然とした事務所の中で何かが動いた。
うごめく黒い影は物と物の隙間を縫って素早く移動している。
何を求めて?そのことを知る者は、ここにはいない。 3 - 5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:14:26.94 ID:B1VoIZSRo
- しばらくすると動き回っていた影は目当ての物を見つけたのか、立ち止まり動かなくなった。 4
- 7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:15:23.40 ID:B1VoIZSRo
- そのまま事務所は朝を迎え、明るさが戻ってきた。
黒い影も、部屋の中を支配していた闇と共に薄くなり消えていった。
静寂に包まれた事務所の中はいつもと変わらないように見える。
しかし、そこにいつもと違う存在がいることを、知る者はいない。 5 - 9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:18:04.12 ID:B1VoIZSRo
- 第一部「ネオプロダクション炎上」より:ゴーン・ウィズ・ザ・ブラックモンスター #1 6
- 10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:19:26.78 ID:B1VoIZSRo
- ―――――
7 - 11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:20:40.22 ID:B1VoIZSRo
- 「オハヨ」「オハヨ」アイサツを交わしながらアイドルたちが事務所にやって来る。
平日の朝だというのに少女たちがやって来る理由は、今日が休日だからだ。 8 - 12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:21:58.96 ID:B1VoIZSRo
- 彼女たちは事務所のソファに腰掛けて、めいめいに自分のカバンからノートやらUNIXやらを取り出しホームワークを始める。
あるいは気の合う友人やユニットの仲間が居れば雑談に興じたり、今後の方針を話しあったりして過ごす。
アイドルとして過ごす彼女たちは一秒たりとも無駄に過ごすことはない。 9 - 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:24:16.63 ID:B1VoIZSRo
- 一方で壁一枚を隔てて同じように事務所にやってきては電話越しに何かを怒鳴りつけ、UNIXに向かって一心不乱にキーボードを叩く者たちがいる。
睡眠不足からくるサツバツとしたアトモスフィアを漂わせた彼らは“アイドルプロデューサー”と呼ばれ、アイドルを補佐する立場にある。 10 - 14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:25:23.03 ID:B1VoIZSRo
- 一見してマケグミ・サラリマンの彼らと華やかなアイドルたちの関係は不釣り合いであるかのように思える。
だがこれが今の芸能界の現実なのだ。
アイドルたちがレッスンからライブまで完璧な日程でこなせるのも、
ひとえにアイドルプロデューサーたちの過重労働の賜物によるものだった。 11 - 16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:26:44.38 ID:B1VoIZSRo
- 「アイドル一番」「笑顔が一番」「三時のおやつは」とミンチョ体でショドーされた社訓の下でプロデューサーたちがひそひそ話をしている。
「私は49時間連続勤務です」
「私は54時間です」
「大変ですね。ガンバリましょう」
「ユウジョウ!」
「ユウジョウ!」 12 - 17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:28:17.41 ID:B1VoIZSRo
- うつろな声でお互いを励ましユウジョウを確認するプロデューサーたち。
だが、賢明な読者諸兄ならば理解できるであろう、
いくら努力しても評価されるのは全てアイドルたちであり、
逆に成果を上げ続けなければ簡単に首を切られすぐ別な者にすげ替えられるのだ。
ブラック! 13 - 18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:30:34.00 ID:B1VoIZSRo
- そして声をひそめて会話していてもすぐに管理者が飛んでくる。
「ッダメコラー!サボってんじゃねえぞコラー!」
「アイエエエ!」
蛍光緑色のスーツを着た事務員が威圧的なヤクザスラングを放ちながらボーで無駄話をしていたプロデューサーを叩く。
彼らは怯え失禁しながら仕事に戻らざるを得ない! 14 - 19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:31:56.99 ID:B1VoIZSRo
- なんというマッポーの光景か。
人間の尊厳もなく機械のように働かせられ続けるとは!
だがこれも全てはインガオホーなのだ。
彼らは元々志願してこの立場にいるのだ。
華やかなアイドルの側に居られるのであれば奴隷でも構わないと入社してきた者が大半であるために。 15 - 20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:34:29.77 ID:B1VoIZSRo
- そんな自分たちの境遇に1つため息を付いてから、こっそりと自分の机から離れたプロデューサーがいた。
事務員が内緒話をしていた2人の同僚を制裁しに行った隙を見計らってこっそりと抜け出した。
トイレに立ち、自分の担当するアイドルのことを思う。 16 - 22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:37:50.85 ID:B1VoIZSRo
- (ミユ……)
ミフネ・ミユ。年齢は20代半ばで、アイドルとしてデビューはやや遅い部類であったが、
その包容力と優しげな雰囲気の癒やしアイドル力で密かな人気を得ている。
彼女はアイドルとして順調に滑りだした今もプロデューサーとしての自分を気遣ってくれている。
内心まで推し量ることは出来ないが、それでも良かった。プロデューサーとして本望だった。 17 - 23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:40:39.03 ID:B1VoIZSRo
- 彼女がかけてくれた言葉を思い出すと、知らずうちに涙が出てきた。
それでも彼女はまだアイドルとして成功したと言えない部類であり、早晩自分のクビは切られ別な者に取って代わられる。
それは断じて阻止しなければならない。 18 - 24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:43:02.54 ID:B1VoIZSRo
- (負けるものか・・・負けてなるものか・・・!)
彼は決断的に洗面台に向かい、顔を洗った。
早く戻らなければチヒロサンにどやしつけられる。
彼は涙で濡れた顔を洗い、鏡を覗いた。少々やつれているが、これぐらいチヒロサンのドリンクを飲めば大丈夫だろう。
彼は無理やり笑顔を作り、自分を安心させてからトイレから出た。 19 - 25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:43:47.06 ID:B1VoIZSRo
- その時、彼はアイドルたちが集まる部屋から妙な音を聞いた。
不思議に思った彼が部屋を覗くと、おお、ナムサン!そこはジゴクが広がっていた! 20 - 26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:44:54.96 ID:B1VoIZSRo
- ―――――
21 - 27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:48:10.00 ID:B1VoIZSRo
- 「アレッ?こんなものあったっけ?」
トップアイドルの1人、トトキが厨房(事務所に備えつけられている。オーブン完備)で素っ頓狂な声を上げる。
お菓子作りの際中、見慣れぬものを発見したのだ。 22 - 28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:49:43.29 ID:B1VoIZSRo
- それは厨房に相応しくないボロいうさぎのぬいぐるみ。
一見してアンズの物だが、それが何故ここにあるのか。
「アンズ=サン盗み食いに来たのかな?」
「カモネー」
トトキは隣にいるカナコと笑いあった後、それを持ち上げた。
瞬間、何かがぬいぐるみの下から飛び出した! 23 - 29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:51:15.02 ID:B1VoIZSRo
- 「イヤーッ!」
「ンアーッ!?」
トトキは飛び出した何かに驚き机の角に頭をぶつけて失神!
「イヤーッ!」
「オゴーッ!?」
その何かを確認した瞬間カナコはオモチを喉につまらせて失神! 24 - 30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:52:16.94 ID:B1VoIZSRo
- 「トトキ=サン、カナコ=サンどうし」
「イヤーッ!」
「ンアーッ!?」
騒ぎを聞きつけて様子を見に来たアイバが突進してきた何かに驚いて失神!
「イヤーッ!?」
「ンアーッ!?」
応接間に踊りでた何かは手近に居たカミヤに飛びかかり、カミヤは泡を吹いて失神! 25 - 31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 01:53:42.26 ID:B1VoIZSRo
- 「イヤーッ!」
「イヤーッ!」
「ンアーッ!」
叩き落とそうと竹刀を振り下ろしたタマミは何かが顔に張り付いたことに驚いて失神!
「イヤーッ!」
「ンアーッ!」
足元を通過した何かに驚いて飛び上がったコシミズは、天井に頭をぶつけて失神! 26 - 34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 02:01:14.97 ID:B1VoIZSRo
- 「イヤーッ!」
「ンアーッ!」
逃げ出そうとしたタカミネの背中に何かが取り付き、タカミネは生理的嫌悪から失神!
「イヤーッ!」
「ンアーッ!」
窓から飛び降りようとしたヒノを思いとどまらせようとした何かに驚いて、ヒノは失神! 27 - 35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 02:02:56.53 ID:B1VoIZSRo
- 全て終わった後にはツキジめいた光景が広がっていた。
アイドルたちは失神して床に転がるか、ハチノコを散らすように事務所から逃げ出していた。
床に転がったアイドルたちを見下ろすのは……
ALAS!2本足で歩くコックローチである! 28 - 36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 02:05:46.56 ID:B1VoIZSRo
- 女の子はコックローチを見ればゴキブリ・リアリティ・ショックを起こし過敏な反応を見せるものである。
それが2本足で歩くとなればどれほどの衝撃を受けるものか想像していただきたい。
それにしてもコックローチが2本足で歩くとは!
これも古事記に記されたマッポーの一側面だというのか。 29 - 37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 02:08:05.86 ID:B1VoIZSRo
- (なんということだ……なんということだ……)
異常を聞きつけてフスマ越しにこの光景を覗き見たミフネPもゴキブリ・リアリティ・ショックを受けていた。
彼はその場から一歩も動けずに立ちつくしていた。
(コックローチが?2本足で?ブッダファック!どうしろっていうんだ!) 30 - 38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 02:10:01.43 ID:B1VoIZSRo
- だがその時彼は見てしまった。
倒れ伏すアイドルの中に自分の担当であるミフネがいるではないか!
(ああそんな!ミユ!)
ミフネはソファの上で気絶している。
助けに行かなければ。そう思うのに体が動かない。
(誰か俺に前に進む勇気をくれ!誰かフスマを開ける勇気をくれ!誰か……) 31 - 39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 02:11:51.51 ID:B1VoIZSRo
- (誰か彼女を助けてくれ!)
GATTYA!
その思いに呼応するかのように、天井のダクトから何者かがエントリーし、コックローチの前に降り立った! 32 - 40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 02:13:10.85 ID:B1VoIZSRo
- 彼は優雅に着地すると、コックローチに向かってオジギをしアイサツをした。
「ドーモ、コックローチ=サン。モバマスPです」 33 - 42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 02:15:07.93 ID:B1VoIZSRo
- 【the idolm@ster】
- 50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 09:42:59.95 ID:B1VoIZSRo
- 【the idolm@ster】
- 51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 09:45:18.31 ID:B1VoIZSRo
- 彼は優雅に着地すると、コックローチに向かってオジギをしアイサツをした。
「ドーモ、コックローチ=サン。モバマスPです」 33 - 52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 09:48:10.47 ID:B1VoIZSRo
- 「ドーモ、モバマスP=サン。コックローチです」
モバPのアイサツを受けてコックローチも緩慢にアイサツを返す。
虫までアイサツするとは!だが実際アイサツは大事である。
古事記にもそう書いてある。 34 - 54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 09:50:49.12 ID:B1VoIZSRo
- 「オヌシのような油虫風情が、人間のようなマネゴトをするとはな」
モバPは油断なくジュー・ジツを構えながら相手への罵倒を続ける。
「アイドルになりたいのであればルイ・タマチ=サンのところへ行くが良い。この事務所で油虫は雇ってはおらんぞ」 35 - 55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 09:53:10.58 ID:B1VoIZSRo
- コックローチはそれらに何も答えず、4本の腕と触覚を油断なく動かしてモバPの攻撃を警戒している。
その動きはジョルリ人形めいて、どこか不気味な印象を与える。 36 - 56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 09:56:33.63 ID:B1VoIZSRo
- 「コックローチ、死すべし!イヤーッ!」
コックローチの動きが一瞬止まった隙を狙ってモバPが仕掛けた!
突発的アイドルライブバトルが始まった!
コックローチに向かって足の裏を決断的に振り下ろし、潰そうと試みる! 37 - 58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:01:45.13 ID:B1VoIZSRo
- コックローチは電撃的に反応し、残像を残す勢いで横っ飛びをして避けた。
モバPの足は空振りをし事務所の床を踏み砕く!ハヤイ!
「ヌゥ!」
モバPはストンピングを続けるが、コックローチは散らかった物や床に転がるアイドルを利用して巧みに避け続ける。
これぞコックローチ流のフーリンカザンだ! 38 - 59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:06:19.81 ID:B1VoIZSRo
- 「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」
闇雲に攻撃を続けていてもかする気配すらない!
このままでは事務所が倒壊するか、過って床にマグロめいて転がるアイドルを踏み抜くことすらありえるだろう! 39
- 60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:12:15.22 ID:B1VoIZSRo
- (落ち着け……このままでは敵の思う壺。敵はこちらの事務所の戦力を削ることが目的だ)
モバPは冷静に敵の思考を分析する。
アイドルの中には今日にもライブやオーディションを受ける者もいる。
ゴキブリ・リアリティ・ショックを引きずったままでは今後のアイドル活動にも支障が出るだろう。 40 - 61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:15:49.87 ID:B1VoIZSRo
- ならばこそモバPの手でアイドルを傷つけることは論外だ。
慎重に、かつ大胆にこのコックローチを排除して、後願の憂いを断つ!
彼女らのトップアイドルへの道を邪魔することなどさせない! 41 - 62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:20:28.56 ID:B1VoIZSRo
- ソファの上に陣取ったコックローチを見据えたまま沈思していると、彼のニューロンに何者かの声が響いてきた。
(お願いです……殺して下さい……)
(何ッ!?)
ナムサン!
その声は目の前のコックローチのものにほかならない!
だが殺してくれとはどういうことか? 42 - 63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:25:00.00 ID:B1VoIZSRo
- (これは……私の本意では……)
弱々しげにニューロンに響く声は虫めいてコックローチであることを証明しているようだ。
これもモバPのアイドルプロデュース力の高さ故にコックローチの思考を感じ取ったのであろう。 43 - 64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:28:49.36 ID:B1VoIZSRo
- 目の前のコックローチはソファの上で気絶するアイドルを人質に取るかのような位置に陣取り、モバPを威圧する。
このままこのアイドルが目を覚ませばさらなるゴキブリ・リアリティ・ショックにより廃人と化すだろう。
時間がない。今、ここで仕留める!
「イヤーッ!」モバPが動いた! 44 - 65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:34:35.20 ID:B1VoIZSRo
- 「イ……何ッ!グワーッ!?」
コックローチは同じように悠々と避けようとしたが、モバPから放たれた物によって勢い良く壁に叩きつけられた!
ゴウランガ!モバPが手にしているのはハエ叩きである!
先ほど事務所を踏みつけまくっている時に拾い上げていたのである! 45 - 66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:40:49.43 ID:B1VoIZSRo
- モバPは一瞬で間合いを詰め、コックローチと相対する!
「コックローチ死すべし。慈悲はない。イヤーッ!」「グワーッ!」
「イヤーッ!」「グワーッ!」
「イヤーッ!」「サ……サヨナラ!」
コックローチはバラバラに踏み潰され、壁のシミとなった。 46 - 68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:47:02.82 ID:B1VoIZSRo
- モバPはライブバトルが終わった後、しばらくその場に佇んでいた。
これで終わりではない。何かがひっかかる。何かが……。
彼はニューロンに語りかけられた内容とコックローチの実際の行動の齟齬に違和感を覚えていた。 47 - 71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:53:52.29 ID:B1VoIZSRo
- (コックローチ……ジョルリ人形……まさか!)
彼はひらめきとともに厨房に置かれたうさぎのぬいぐるみに目を走らせ、この場にアンズの姿が無いことを確かめる。
(迷っている時間はない……!)
「イヤーッ!」
彼は開けっ放しの窓に足をかけ、決断的に飛び出した。 48 - 72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 10:57:36.36 ID:B1VoIZSRo
- ―――
49 - 73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 11:01:54.68 ID:B1VoIZSRo
- 「やられたか……」
シンデレラガールズの事務所の近くの路地裏で、ゴミ箱の上に座る男がつぶやいた。
男の姿は3つ揃いのスーツで、汚らしい路地には不釣り合いの姿をしていた。
「まあこれで使い物にならなくなるアイドルが出てくるだろう。それで十分……」
男は下品な笑みを浮かべながら立ち上がった。 50 - 74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 11:07:36.62 ID:B1VoIZSRo
- 路地を抜け立ち去ろうとした時に、モバPが足を引きずりながらエントリーした。
「ドーモ、メグロ=サン。やはりオヌシの仕業だったか」
モバPはやや変則的なアイサツをする。
「ドーモ。モバP=サン。私の仕業とは、なんのことかな?」
メグロと名乗ったプロデューサーは素知らぬ顔で答えた。 51 - 75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 11:13:48.52 ID:B1VoIZSRo
- 「とぼけまいぞ。パラサイト・アイドルプロダクション代表、メグロ。オヌシのジツは知っておる」
パラサイト・アイドルプロダクション!
暗黒非合法プロダクションとして裏の世界では有名なアイドル事務所で、
所属するアイドルをジョルリ人形めいて働かせることで特定の需要に答えるのだ! 52 - 76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 11:18:43.27 ID:B1VoIZSRo
- 「オヌシの所属するアイドルではバトルにならぬと見て絡め手を使ってきたか」
「あわよくばバトルに負けたアイドルを引き取ってこちらの事務所で使ってあげようとも考えていたぞ?」
メグロは悪びれること無く自信満々に自分の考えを披露する。このゲスめ! 53 - 77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 11:28:31.60 ID:B1VoIZSRo
- 「コックローチを操るのはオヌシのジツとして、アンズ=サンは……」
「彼女ならアメとオハギを1年分先払いで雇わせて貰った。ニコニコ顔でコックローチの手引をしてくれたよ」
バカ!ウカツ!散々知らない人からお菓子を貰ってはいけないと教育したのに!
モバPは自分のプロデュース力の低さを呪った。 54 - 78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 11:36:37.70 ID:B1VoIZSRo
- 「アンズ=サンは今どこにいる」
「彼女は今私の事務所に居てもらっているよ。アメとオハギで支払ったとはいえちゃんとした契約で移籍したのだからね……」
このままではアンズは彼のジツによって暗黒非合法イメージビデオに出演することになるだろう。
モバPは全身の毛が逆立つを感じた。 55 - 79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 11:40:44.35 ID:B1VoIZSRo
- モバPはジュー・ジツの構えを取り、ライブバトルの準備をする。
「オヌシを倒し、アンズ=サンを返してもらい、アイドルたちのゴキブリ・リアリティ・ショックを解く!」
「その足でか?くじいているようだな、高いところから飛び降りたか?」
メグロはニヤニヤとモバPをあざ笑う。「出来るのか?」 56 - 80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 11:44:45.19 ID:B1VoIZSRo
- 「出来る、出来ないではない。やるのだ!」
モバPは決断的に足を踏み出し、宣言した!
「暗黒非合法プロデューサー、倒すべし!イヤーッ!」
「やってみろ!イヤーッ!」
お互いがカラテを繰り出し、路地裏で誰にも見られることのないライブバトルが始まった。 57 - 81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 11:46:52.07 ID:B1VoIZSRo
- ―――――
58 - 88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 14:24:08.96 ID:B1VoIZSRo
- ミフネPは闖入者が窓から飛び去った後、台風一過もかくやという惨状の部屋に入った。
彼は床にマグロめいて転がるアイドルたちに目もくれずミフネの元に駆け寄った。
「ミフネ=サン!ミフネ=サン!大丈夫ですか!」
彼はミフネの肩を揺らしながら呼びかけた。 59
- 89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 14:28:12.58 ID:B1VoIZSRo
- どこにも怪我はない。気を失っているだけだ。
これなら……そう思った時、ミフネが薄目を開いた。
「ミフネ=サン!私です!分かりますか!」
「ア……ア……プ、プロデューサー=サン……」
声にも怯えの色が見えるが、幸いにもゴキブリ・リアリティ・ショックは軽いようだ。 60
- 90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 14:33:00.57 ID:B1VoIZSRo
- 「大丈夫、大丈夫です。もうやつはいませんから!」
「そう……ありがとう、プロデューサー=サン……」
ミフネは安心した表情を見せたかと思うと、またすぐに気を失った。
「ミフネ=サン、ミフネ=サン!?」
ミフネを心配する声が部屋の中に木霊する。
その声を打ち消すように、外からカラテシャウトが聞こえてきた。 61
- 91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 14:38:28.46 ID:B1VoIZSRo
- 「イヤーッ!」「イヤーッ!」
「イヤーッ!」「イヤーッ!」
狭い路地の壁を使い、お互いが三角ケリ・キックを繰り出す。
幾度と無くお互いのケリが交錯し、綺麗に整えたスーツが乱れる。 62 - 92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 14:41:53.96 ID:B1VoIZSRo
- モバPはコックローチを仕留めた時と事務所の窓から飛び降りた衝撃で片足をくじいているが、相手のメグロはジツ中心のカラテで劣る相手だ。
片足を使えなくても互角の渡り合いができている。
「どうした?得意のパラサイト・ジツは?」
「ダマラッシェー!イヤーッ!」 63 - 93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 14:45:37.40 ID:B1VoIZSRo
- パラサイト・ジツは相手の意識を乗っ取り自分のジョルリ人形として使役するキネシス・ジツの亜種だ。
当然意識を乗っ取る相手がいなければこのジツは使えない。
この路地裏はモバPにとってのフーリンカザンといえよう! 64
- 94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 14:52:23.80 ID:B1VoIZSRo
- 「イヤーッ!」「グワーッ!?」
モバPのケリがメグロを捉える。メグロは吹っ飛び、頭から路地裏のゴミ箱に突っ込み転倒した。
「ハイクを読め、メグロ=サン。カイシャクしてやる」
「グググ……オノレ弱小プロダクションの虫が」
「その虫に虫けらめいて倒される気分はどうだ?暗黒非合法プロダクションの代表=サン?」
「オノレー!」 65
- 95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 14:57:48.01 ID:B1VoIZSRo
- だが、アイドルの女神はメグロを見放してはいなかった!
事務所の側から聞こえるカラテシャウトに釣られてミフネPが様子を見に来たのだ!
メグロは目ざとく現れたエモノを見つけると、パラサイト・ジツを仕掛けた! 66 - 96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:06:24.52 ID:B1VoIZSRo
- 「イヤーッ!」
「アバッアババー!?」
「バカナー!?」
「ハハッハー!これで形勢逆転よ!イヤーッ!」
「グワーッ!」細い路地で挟み撃ちにされれば上に逃げるしか無い。
モバPがジャンプして避けると、そこを狙い撃ちするかのようにメグロはケリを繰り出した。 67
- 97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:07:56.58 ID:B1VoIZSRo
- 「イヤーッ!」「グワーッ!」
「イヤーッ!」「グワーッ!」
逃げようとしても片足が使えないモバPは満足に逃げられない。
ジリー・プアー(徐々に不利)の状況だ! 68
- 98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:13:04.23 ID:B1VoIZSRo
- 「イヤーッ!」「グワーッ!」
メグロのトビゲリ・キックがモバPのみぞおちに入り、くの字にふっとばされた。今度はモバPが頭からゴミ箱に突っ込む番だ。
「ハハハ。ドゲザしろ、モバP=サン。そうすれば今度はお前をパラサイト・ジツを掛けてお前をスパイするだけで許してやる!」
「誰が……!」
「イヤーッ!」「グワーッ!」 69 - 99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:19:26.80 ID:B1VoIZSRo
- モバPは頭をサッカーボールめいて蹴られ、路地に転がった。
(この状況を打開するには、やはり、あれをやるしかない……!)
彼は鼻血を出しながら戦闘続行の意思を燃やした。
「立ち上がるのか。だが私に手を出すことは出来まい。お前の同僚を傷つけたくないだろう……」
メグロはミフネPを盾にした。 70
- 100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:23:17.63 ID:B1VoIZSRo
- この邪悪なライブバトルの方法こそ彼を暗黒プロデューサーたらしめているのだ。
ミフネPの影に隠れウカツには攻撃出来ないだろう。
だがモバPはそれを無視するように宣言した。
「それがどうした」「な、何をグワーッ!」 71 - 101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:28:09.26 ID:B1VoIZSRo
- メグロはミフネPごとモバPのケリで吹っ飛ばされた。
ミフネPの影に隠れていては相手が見えず回避することが出来ないからだ。
「アイドルプロデューサーになったものは本名を捨てさせられ、
仮の名前でしか呼ばれず、
担当アイドルのためにすり潰され、
使い捨てられる運命なのだ。
それが遅いか早いかの違いでしか無い」 72 - 102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:31:34.60 ID:B1VoIZSRo
- モバPは無慈悲に宣言する。彼の歩みは決断的で迷いは一切ない。
「[ピーーー]!自分のアイドルのために!イヤーッ!」「う、ウオオー!」
メグロはミフネPを前に突き出しながらヤバレカバレにチョップを繰り出した。
モバPはそれを三角ケリ・キックでかわし、メグロにケリを叩き込んだ。
「グワーッ頚椎!」 73
- 103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:39:36.86 ID:B1VoIZSRo
- 「暗黒非合法プロデューサー、倒すべし!イヤーッ!」「グワーッ!」
「イヤーッ!」「グワーッ!」
「イヤーッ!」「グワーッ!」
モバPはメグロが二度と立ち上がれないよう全身にカラテを叩き込んだ。
彼がジュー・ジツの構えをとくと、メグロは気絶して果てていた。
生きてはいるだろうが、今後アイドルプロデューサーとしての活動はできなくなるだろう。
こうして、路地裏の暗黒非合法ライブバトルは終わった。 74
- 104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:41:41.41 ID:B1VoIZSRo
- ―――――
75 - 106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 15:55:00.13 ID:B1VoIZSRo
- 「ダッメコラー!チェッコラー!」
今日も事務所の中ではサボろうとしたアイドルプロデューサーに事務員がヤクザスラングを浴びせている。
怒鳴りつけられたプロデューサーは竦み上がりながら仕事に戻る。
その隣では白目をむいて気絶しているプロデューサーもいる。
これもいつもと同じ光景だ。 76
- 107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 16:00:27.23 ID:B1VoIZSRo
- ミフネPは自分の机の前で考える。
この事務室の中には、あの時モバPと名乗った同僚はいない。
出社もまともにしていないようだ。
ではあの時自分たちを救ってくれたアイドルプロデューサーは一体?
考えれば考えるほど謎が深まるばかりだ。 77 - 108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 16:06:23.29 ID:B1VoIZSRo
- 「オイテメー……」
不意に事務員から声をかけられる。
手が止まっていることを見咎められたか?
「ミフネ=サンがお前を呼んでるぞ」「アイエッ!?」
彼は飛び上がり事務室の入り口に駆け寄った。扉の影にミフネが奥ゆかしく佇んでいた。
「アッ、プロデューサー=サン……」「ど、どうしましたか?」 78 - 110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 16:15:39.28 ID:B1VoIZSRo
- 「そのう、この前のお礼をまだしてなくて……」「お、お礼なんて……」
断ろうとしたが、ミフネの無言の圧力アトモスフィアを感じて口を閉じた。
「いつもスゴイお仕事も持ってきて下さいますし、そのお礼も兼ねて、なら、いいでしょう?」 79 - 111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 16:18:03.86 ID:B1VoIZSRo
- 万事控えめなミフネがここまで押しに出るのは普通ではない。
(ここで断ってしまえばミフネ=サンを傷つけるだけだろう)「ええ、では、お願いします」
ミフネPがお礼の申し出を承諾すると、ミフネは顔を輝かせた。
「じゃあ、仕事が終わったら、連絡して下さい。絶対ですよ」 80 - 112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 16:20:36.91 ID:B1VoIZSRo
- ミフネはそう嬉しそうに言ってから身を翻した。
ミフネPはそのまま自分の机に戻らずにトイレに立った。
このニヤケ顔のまま仕事に戻れば何を言われるかわかったものではない。 81
- 113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 16:26:00.37 ID:B1VoIZSRo
- 洗面台で顔を洗いながら考えた。
(そうだ。もう考えるのはやめよう。
クビを切られるだとか存在しない同僚だとか……。
今、この瞬間をかみしめよう。ミフネ=サンとの時間を大切にしよう) 82
- 114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 16:27:14.97 ID:B1VoIZSRo
- 悪夢はあの黒い虫と共に去ったのだ。
だから今は楽しむ時間だ。彼は顔を上げた。
少々やつれているが、チヒロサンのドリンクを飲めば大丈夫だろう。
彼は笑顔を作り、自分を励ましてから、仕事に戻った。 83 - 115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 16:29:12.93 ID:B1VoIZSRo
- 第一部「ネオプロダクション炎上」より:「ゴーン・ウィズ・ザ・ブラックモンスター」 終わり
- 123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 21:32:32.63 ID:B1VoIZSRo
- 24時間365日1年を通して重課金酸性雨の雲で覆われたこの街にも、目がくらむほど眩しい日が射す時がある。
春一番が吹いた時、台風一過の時、そして、アイドルが水着を着た時だ。 1 - 124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 21:33:56.85 ID:B1VoIZSRo
- おお、見よあのアイドルの二の腕を!
へそを!
フトモモを!
普段はまな板と笑われているチハヤも水着を着ればどうか!
おお、ゴウランガ!
ゴウランガ!!
なんと神々しい腹筋であることか!
あの腹筋に挟まれれば大の大人もただではすまないだろう。 2 - 125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 21:34:53.72 ID:B1VoIZSRo
- こちらのユキホの水着はどうか。
奥ゆかしくタオルで胸元を隠し、恥じらう姿は実際際立った特徴はないもの、
見ていて幸せになれるものがある。
ガンプク! - 126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 21:35:55.62 ID:B1VoIZSRo
- 向こうではすばるんの水着!
あちらではμ’sののんたんの水着だ!
水着水着、アイドル、水着……なんという季節だ!
そこら中に水着とアイドルだ!
気が狂いそうだ! 4 - 127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 21:37:27.84 ID:B1VoIZSRo
- 夏はアイドルと水着の季節だ。
皆開放的になり、肌を露出させたがる。
この輝かんばかりの肌の露出は地上の太陽めいてこの街を照らしている。
だが注意しなければならない。
その光の中に紛れて、悪意の芽があることを。 5 - 128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 21:40:44.55 ID:B1VoIZSRo
- 第一部「ネオプロダクション炎上」より:「スウィムウェア・アンド・アイドル・ヘヴン」 6
- 129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 21:41:33.19 ID:B1VoIZSRo
- ―――――
7 - 130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:03:46.69 ID:B1VoIZSRo
- シンデレラアイドルプロダクションにはサウナやカフェと言った施設が併設されていることはよく知られている。
その他にも秘密施設として屋内プール場がビルの屋上に設置されているのだ。
主に予算が足りず社員旅行が出来ない時の代替として備え付けられているものだが、
今はアイドルたちにも開放されていた。 8 - 131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:08:21.01 ID:B1VoIZSRo
- 今そこには数名のアイドルと、その担当プロデューサーが来ていた。
アイドルたちは水着だが、プロデューサーの方は水着ではない。
単に水着を準備する暇がなかったのか、元々プールで楽しむ気がなかったのか……。
揃いも揃って同じようなスーツを着て、監視員めいてプールの端でアイドルたちを眺めていた。 9
- 133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:16:13.77 ID:B1VoIZSRo
- 「いやあ、シキ=ニャンはいいねえ」
モバPの隣に立つイチノセ担当プロデューサーがニヤけた。
「あのパレオの水着!パレオが一番最高の水着だとは思いませんか?あなた」 10 - 134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:21:01.88 ID:B1VoIZSRo
- 「……」
モバPは無言で同意する。
ビキニにプラス腰布をつけるだけで何故あんなに魅力的になるのか。
読者の皆様に物理アイドル力学に詳しい方が居れば是非ご享受してもらいたい。 11
- 135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:22:50.50 ID:B1VoIZSRo
- 「水着といえばスクール水着も捨て置けませんな」
突然横から会話に割り込んできた者が居た。ミヨシ担当プロデューサーだ。
「あの学生時代を思わせる日常アトモスフィアが溢れるロマンシング水着。いいと思いませんか?あなた」
「……」
モバPは無言で同意する。 12 - 136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:27:16.99 ID:B1VoIZSRo
- 「その割にはサナ=サンにはスクール水着を着せてないんですな?」
「いや、彼女が嫌がりましてね。こんなダサいな水着は嫌だ、と……」
「アイドルの感性は少しずれていますな」
「……そこアイドルプロデュース力で説き伏せるのがあなたの役目では?リボンザム=サン?」
モバPが厳かに言うと、ミヨシ担当プロデューサー、リボンザムは一本取られたと言う顔をした。 13
- 137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:32:37.65 ID:B1VoIZSRo
- 「それにしてもモバP=サン。先程からずいぶん静かですな?」
イチノセ担当プロデューサー、オデッセイが顔を覗き込みながら聞いた。
なるほど、モバPはプールに来てからずっと険しい顔をしてプールを眺めている。
実際もう我慢の限界なのだ。自分の担当アイドル、シオミ・シューコの水着を見てからは。 14
- 138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:39:15.38 ID:B1VoIZSRo
- 彼女の水着は極普通のビキニだ。
露出度の高いビキニを極普通と思ってしまうあたり業界の常識に毒されているが、ともかくビキニなのだ。
あの透けるような白い肌を惜しげも無く見せびらかして、スタイルの良い体を光に反射させている。
この眩しさをどう言葉で表現していいか、モバPにはわからなかった。 15 - 140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:43:33.91 ID:B1VoIZSRo
- たどたどしく説明した時、2人の反応はイマイチであった。
「そんなことチャメシ・インシデントなのでは?」
「いちいちエキサイトしていては体が持ちませんぞ」
「もしや童貞なのでは」
「なッ!ば馬鹿にするな!」
「モバP=サン童貞だったのか……」
モバPは童貞であった。 16 - 141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:47:40.84 ID:B1VoIZSRo
- おお、ナムアミダブツ……ナムアミダブツ……
この時の2人の顔とモバPの心情をどう表現したら良いのであろうか。
だがここは彼の名誉のために書くことをやめておこう。
ちょうどその時、シオミが3人の元へやって来たのだ。 17
- 142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:53:28.79 ID:B1VoIZSRo
- 「ねー、モバP=サン。楽しいな話してるね?」
あなや!
白く脱色した髪が顔に張り付き、
その髪の先から雫が彼女の赤く艶めかしい唇に滴り落ち、
光を放ちながら顎を伝い、
彼女の豊満な胸元で爆ぜた! - 143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:54:09.62 ID:B1VoIZSRo
- ZAP
ZAP
ZAP! 19 - 144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:55:15.45 ID:B1VoIZSRo
- モバPの意識は混濁し何も話せない状態になった。20
- 145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 22:58:01.81 ID:B1VoIZSRo
- ―――――
21 - 146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:34:30.12 ID:B1VoIZSRo
- シンデレラガールズアイドルプロダクションから数百メートル離れた廃ビルの一角。
そこにスナイパーめいて床に腹ばいになり、ショットのチャンスを伺う者がいた。
彼がスナイパーと明確に違う点は、手に持っているのがスナイパーライフルではなく超大型のカメラである点だ。 22 - 147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:37:33.55 ID:B1VoIZSRo
- (グフフ……隠された施設だからって安心しきっているな……)
彼は油断なくカメラのファインダーを覗く。
その先には、どういう技術であろうか、プロダクションのプールの姿がくっきりと写っているではないか! 23 - 148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:41:33.51 ID:B1VoIZSRo
- (アイドルがプロデューサーとプールデートなんて知られたらアイドル生命一巻の終わりだな!)
そう、彼は裏社会の情報筋からこのプールの存在を知り、この数週間ずっとこの廃墟で監視していたのだ! 24 - 149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:45:25.10 ID:B1VoIZSRo
- 情報をもたらした依頼主は、アイドル生命を断つ決定的な写真を依頼してきた。
そのための謝礼も一生遊んで暮らせるほど前金を貰っている。
(アイドルのポロリ写真も写せばアブハチトラズ!俺様の役得だァー!)
彼は夢中でシャッターを切りまくった。 25 - 150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:49:12.11 ID:B1VoIZSRo
- ちょうどその頃、モバPは気絶から立ち直っていた。
「おい、本当に大丈夫か?」
「大丈夫、大丈夫。1足す1は2だ。2足す2はイルカチャン。だから大丈夫……」
リボンザムの問いかけに上の空で答える。
頭のなかはシオミの水着姿でいっぱいだ。
「おい、やっぱりもう少し寝かしておけ」 26 - 151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:51:08.13 ID:B1VoIZSRo
- その時、モバPは建物の外から自分たちに向けられる邪悪意思を感知した!
「イヤーッ!」
「ついに気が狂ったか!?」
驚愕するオデッセイの声を尻目に、一目散に邪悪を感じた方向――廃墟ビルに飛んでいった。 27
- 152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:53:23.31 ID:B1VoIZSRo
- (ウィピピー!ミカ=サン!フミカ=チャン!レイコ=サン!ブーブスがいっぱいだァー!)
廃墟の中にいる彼は使命を忘れ写真を取りまくっていた。
彼は単なるデバガメと化していた。
そんな彼が、どうしてアイドルプロデューサーの接近に気づけようか。 28 - 153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:55:22.07 ID:B1VoIZSRo
- 彼は腹ばいになっているせいで窮屈に感じた自分の分身を楽にさせようと、腰を浮かせた。
その直後にその腰を踏みつけられ、自分の分身は勢い良くコンクリートの中に埋め込まれた。 29 - 154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:57:59.12 ID:B1VoIZSRo
- 「アバーッ!?」
「ドーモ、デバガメ=サン。モバPです」
彼はジゴクから漏れ出る瘴気の音のごとくアイサツした。
「アバッ……アバッ……」
「アイサツなど返さなくても良い。オヌシは……たっぷり痛めつけた後、ハイク程度は読ませてやろう」
彼はジゴクのデビルめいて宣言した。 30 - 155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/15(金) 23:58:39.27 ID:B1VoIZSRo
- 「デバガメ死すべし。慈悲はない」
「アイエエエエエ!」
「イヤーッ!」「アバーッ!」
「イヤーッ!」「アバーッ!」
「イヤーッ!」「アバーッ!」
「イヤーッ!」「アバーッ!」
- 156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/16(土) 00:04:42.79 ID:cTj/kmcao
- モバPがストンピングを繰り返した後には、全身の骨を砕かれ、自分の息子が永久に使用不可能になった男がいた。
彼は自分のフラストレーションを吐き出し終えた後、側に転がっているカメラに気づいた。
モバPは迷うこと無くそれを手に取り、床に叩きつけようとして思いとどまり、それを小脇に抱えたまま、悠々と廃墟を後にした。 32 - 157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/16(土) 00:05:33.70 ID:cTj/kmcao
- ―――――
33 - 158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/16(土) 00:20:28.96 ID:cTj/kmcao
- 重課金酸性雨の雲が厚く垂れ込めるこの街では暗くなるのも早い。
薄暗くなったプールにはモバPとシオミだけが残されていた。
シオミは(不本意な形とはいえ)プロデューサーを気絶させてしまったことに少し反省しているようだった。 34 - 159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/16(土) 00:23:17.75 ID:cTj/kmcao
- もちろんそれは内心のことであり、表面上はいつもと全く変わらず、モバPをからかい続けていた。
「ハーイ。水着シューコ見て、何か一言!」
「……似合ってるよ」
「エー、それだけー?」
シオミはモバPの周りをくるくると回りながら、ケラケラと笑った。 35
- 160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/16(土) 00:26:58.12 ID:cTj/kmcao
- 実際その行動は猫めいていて、相手が小動物だと考えると童貞のモバPにもシオミにかける言葉にも少し余裕が出てきた。
「あたしの水着姿、よく見ときー」
「ああ。もちろんだとも」
そう言って、シオミはプールの中へ綺麗な角度で飛び込んでいった。 36
- 161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/16(土) 00:38:38.57 ID:cTj/kmcao
- モバPはデバガメから奪ったカメラを、プールの中ではしゃぐシオミに向けた。
カメラのレンズを望遠から標準にセットし、シオミの写真を撮った。
この水着のアイドルと過ごす時間が、永遠に続くことを願って。 37 - 162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/16(土) 00:39:14.20 ID:cTj/kmcao
-
38 - 163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/16(土) 00:40:12.82 ID:cTj/kmcao
- 第一部「ネオプロダクション炎上」より:「スウィムウェア・アンド・アイドル・ヘヴン」 終わり
- 164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/16(土) 00:44:18.18 ID:cTj/kmcao
- このSSはこれで終わりです。オツカレサマドスエ
なお、途中いくつか通し番号が飛んでいるところがありますが、もんだいはありません。
これは連続SS投下による疲労と判断されました。
担当者はチヒロサンのドリンクを摂取させ自我の研修を行っておりもんだいはありません。
以上です。
転載元
アイドルマスター 第一部 ネオプロダクション炎上
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408032567/
アイドルマスター 第一部 ネオプロダクション炎上
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408032567/
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コメント一覧 (60)
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- 2014年08月16日 09:04
- 重課金酸性雨で噴いた
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- 2014年08月16日 09:24
- アニメイシヨンの放映が始まったら毎日このような巻物を読むことになるのか、疲れるのではないか?
ボブは訝しんだ
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- 2014年08月16日 09:27
- チヒロ=サンのドリンクはスタエナ改めバリキですね。
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- 2014年08月16日 09:31
- 無駄に再現度高くて笑ったわw
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- 2014年08月16日 09:33
- >>152でアツミ=サンと一瞬勘違いしたw
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- 2014年08月16日 09:51
- ヘッズの再現・ジツのクオリティの高さは異常
それこそジョルリやカブキの様な洗練されたアトモスフィアを感じる
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- 2014年08月16日 09:54
- ワザマエ!
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- 2014年08月16日 10:11
- 『スタミナバリキおよびエナジーバリキに違法な成分は一切ありません。
極めて安全性のドリンクです。
多重の服用も医学的に「総じ緑な」と実証されておりますし
100コーベインは安いです。実際安い。』
サウザンリバー=サンはほくそ笑んだ
-
- 2014年08月16日 10:40
- お前ら皆ニンジャスレイヤー読んでるのか、知らないとよくわからん
-
- 2014年08月16日 10:44
- オツカレサマドスエ
-
- 2014年08月16日 10:45
- 作者は実際重篤な
-
- 2014年08月16日 10:49
- ゴウランガ!
-
- 2014年08月16日 11:09
- 忍殺本で買いたいのに高いェ……
-
- 2014年08月16日 11:25
-
シンデレラガールズもニンジャスレイヤーも来年の1月にアニメ化されます
これはいかなる符号か?
アイドルとニンジャソウルの関係は?
千尋とナラクの関係性は?
今はただ、備えよう
-
- 2014年08月16日 11:41
- ニンジャスレイヤーとアイマスって相性いいよね
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- 2014年08月16日 11:52
- 凄まじい忍殺アトモスフィアの再現度!そしてアイドルマスタアーとの親和性の高さ!
世界観も何もかもが違うというのに何故!?
もしやアイドルとは…ニンジャなのでは!?
おお、ナムアミダブツ…!
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- 2014年08月16日 12:05
- カタカナを半角にしてくれると尚良かった
作者オタッシャデー
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- 2014年08月16日 12:16
- ワザマエ!
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- 2014年08月16日 12:20
- ※17
ニンジャはいない、いいね?
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- 2014年08月16日 12:28
- 良かった、ミーミーに襲われる蛍光ピンクな忍び装束を来たノア=サンはいなかったんだね。
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- 2014年08月16日 12:54
- アツミ=サンとコンビを組んでもっと二人で役得するぞ!と下品な笑いを漏らすモスキートPはいないのか
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- 2014年08月16日 13:15
- ※20
アイエエエ!!アヤメ=サン!?アヤメ=サンナンデ!?
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- 2014年08月16日 13:25
- Wasshoi!(ワッショイ!)
Wahhoi!(わっほい!)
魂が繋がってるんやろなあ・・・
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- 2014年08月16日 13:29
- ※24
天才か
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- 2014年08月16日 13:37
- そういや忍者アイドルていないよな
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- 2014年08月16日 13:46
- まともな翻訳のニンスレ見てみたいものだ
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- 2014年08月16日 13:47
- リボンザム=サンで堪えた笑いがオデッセイ=サンで吹き出した
ウカツ!
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- 2014年08月16日 13:59
- ※20
アッハイ
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- 2014年08月16日 14:33
- 惜しむらくはトトキ=サンの退場の早さよ…
中の人は爆乳太巻き忍者だというのに!
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- 2014年08月16日 14:44
- アイエエエエ…(出来映えに畏怖を示しながらシッティング失禁
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- 2014年08月16日 15:17
- センカワチヒロは忌まわしき原初のヤクザであり、暗黒メガコーポであるチヒロサン製薬、全てのアイドルプロダクションを裏から支配するリアルニンジャだ。わかりましたね。
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- 2014年08月16日 15:18
- ※26
アヤメ=サンを忘れる者に慈悲は無い
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- 2014年08月16日 15:21
- これ書いたの絶対忍者だろ・・汚いなさすが忍者きたない
俺はこれで忍者きらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう?
俺は中立の立場で見てきたけどやはりナイト中心で行った方が良い事が判明した
忍はウソついてまでPTの盾役を確保したいらしいがナイトに相手されてない事くらいいい加減気づけよ
ナイトは忍者よりも高みにいるからお前らのイタズラにも笑顔だったがいい加減にしろよ
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- 2014年08月16日 16:19
- そうですかグラットンすごいですね
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- 2014年08月16日 17:18
- てっきりゴエモンかと
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- 2014年08月16日 17:58
- >>32
???「知ってしまいましたね? あなたを事務員の国に連れて行きます」
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- 2014年08月16日 18:43
- みくにゃんとネコネコカワイイって意外と合いそうだなあと思て調べてたら
アンズ=サンはオイランドロイドだったのか…
アイエエエ…
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- 2014年08月16日 20:16
- み、みつけたぞ!
フィヒヒヒーッ!ア、アイドルと激しく前後!!前後重点!フィーヒヒヒヒーッ!
…ア?モバP=サン?ナンデ?なぜここが…ア、アバーッ!
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- 2014年08月16日 21:22
- ビョウキ トシヨリ チヒロサン
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- 2014年08月16日 22:12
- >>35
それほどでもない
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- 2014年08月16日 22:36
- 驚異の再現率に、腹筋が崩壊した。
この調子だと次回作も期待大ですね。
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- 2014年08月16日 23:04
- ゴキブリ・リアリティ・ショックでンアーで済んでよかった。
アババーやゴボボーなんて見せられない。
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- 2014年08月17日 00:08
- ※20
魂が繋がっていると言うことはアマミ=サンはニンジャということに………?
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- 2014年08月17日 00:36
- ワザマエ!!
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- 2014年08月17日 01:11
- アマミ=サンは赤いカラーであり主人公ソウルを持つ
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- 2014年08月17日 06:21
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ワタ=ハルカ=サン
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- 2014年08月17日 09:33
- アイドルといえどGRSを起こせば失禁は避けられないのでは?ボブは訝しんだ。
本家もといツイッタアー風に改行を挟まないか挟むかは悩ましい問題デスネー
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- 2014年08月17日 14:35
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再現率の高さ、ワザマエ!
だがニンジャの巻物なのにアヤメ=サンが居ないとはどう言うことなのか?
ボブは訝しんだ。
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- 2014年08月17日 20:45
- コメント欄にボブ出現し過ぎw
実際ヘッズも増えたことだなあ
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- 2014年08月18日 08:05
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アヤメ=サンドコー?
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- 2014年08月18日 10:18
- 驚異的な再現率wwwwまた書いて欲しい
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- 2014年08月20日 17:07
- 暗黒メガコーポを支配するチヒロ=サンはスタドリとエナドリを摂取させることで
ニンジャすら洗脳し操る極めて神に近いモータル。実際コワイ
そしてチヒロ=サンは天使であり女神である、いいね?
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- 2014年08月23日 10:00
- ※53
ア、ハイ
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- 2014年08月28日 19:25
- ミクニャンカワイイ・ヤッター!
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- 2015年04月04日 20:47
- タカミネって誰だ、としばし考え込んでしまった
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- 2015年06月04日 23:15
- 思ってたほど面白くはない…
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- 2015年07月11日 19:06
- 何だかんだで結局最後まで見てしまった
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- 2015年08月13日 23:45
- 事務員でありながら黒い悪魔へ何の対処もしないチヒロ=サン
これはケジメ案件では?
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- 2015年08月28日 12:06
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ワザマエ!
※59女神であるチヒロ=サンにケジメを求めますか?おかしいと思いませんか?あなた
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ニンスレ独特のアトモスフィアが漂ってよかった。
次回はパッション重点でオネガイシマス。