花陽「ゲームは仲良く」にこ「プレイしましょう」

2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:14:57.51 ID:R5nSPiHi0

~部室~

にこ「…」カチカチ

花陽「おぉ…!」

にこ「なによ」カチカチ

花陽「にこちゃんが…ゲームやってるなんて、意外だなって…」

にこ「私だってゲームくらいするわよ。なかでも星のカービィは大のお気に入りだし」

花陽「カービィ!? わ、わたしも、カービィは大好きです!」

にこ「ほう…」ニヤリ

花陽「まさか、にこちゃんがいまやってるのって…」

にこ「ウルトラスーパーデラックスよ」

花陽「おお…アレは神リメイクだったよねっ! 私は『はるかぜにのって』が大好きなの!」

にこ「分かるわ。『はるかぜ』はカービィらしい雰囲気だし、サクサク進めるから初心者にもピッタリね」



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:15:53.58 ID:R5nSPiHi0

花陽「あと『銀河に願いを』も! 能力探しが楽しかったの」

にこ「アレは確かに楽しいわよね。コピーだけ見つからなくて、適当にやってるうちに見つけて喜んだり」

花陽「意外と目立つところにあるんだよね…あれ。なんだろうここって入ったら奥に置いてあって」

にこ「ふふ、花陽、あなた分かるじゃない」

花陽「ふふふ…私はカービィはほとんどやってますから!」エッヘン

にこ「それなら、うちに来ない? カービィやりましょ」

花陽「!! なんのソフト?!」ガタッ

にこ「それはナイショ。…でも、あなたならきっと喜ぶわよ」

花陽「もう、もうカービィってだけで私は大喜びだよぉっ!!」

にこ「あ…そう」



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:16:56.70 ID:R5nSPiHi0

ガチャ

凛「たのもーっ!」

真姫「普通に入りなさいよ」

凛「にゃーん」

にこ「はいはい…おはよ」

花陽「おはよう、真姫ちゃん! 凛ちゃんっ!」

真姫「おはよう花陽、にこちゃんも」

凛「にゃ? かよちんご機嫌だね」

花陽「えへへ…わかる?」

凛「もちろんだにゃ! ね、真姫ちゃん!」

真姫「言われてみれば…確かに。なにかあったの?」



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:17:42.48 ID:R5nSPiHi0

花陽「あのねあのね、なんとにこちゃんに、おうちに誘ってもらっちゃったの!!」

真姫「ヴェ!!!?!?」

凛「えー? いいないいなー! 凛もいきたいにゃー!」

にこ「いいわよー」

凛「やったにゃー!」

真姫「ぁ…、…あの」

にこ「真姫、あなたも来ない? 4人ほしいのよ」

真姫「い、行く!! …おほん。そこまで言うなら行ってあげてもいいわっ////」

りんぱな(素直になれない真姫ちゃんかわいい)

にこ(なんで~今まで~♪ 素直になれずにい・た・の~♪ …ってね)

りんぱな(なるほど)

真姫「な、なによ!」

にこりんぱな『ベツニナンデモナイヨ?』ニヤニヤ

真姫「もう…! イミワカンナイ!!」



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:18:09.78 ID:R5nSPiHi0

~翌日~

凛「えっと、この団地だったかにゃ?」

花陽「うん、あのお部屋だね」

真姫「それじゃあ行きましょ」



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:19:25.78 ID:R5nSPiHi0

テクテク

凛「なんのゲームやるのかにゃー」

花陽「カービィってことだけは分かってるんだけどね」

真姫「カービィねぇ…」

凛「凛はWiiのやつがやりたいにゃー」

花陽「『カービィWii』はおもしろかったよね! ちょっと簡単だったけど」

凛「その代わりに『トリプルデラックス』は難しかったよね」

花陽「そうだねぇ…にこちゃんもやったのかな?」

凛「う~ん!なんにしても、楽しみにゃ~! Wiiやりたいにゃ、Wii!!」

真姫「うっさいわねぇ…たかがゲームでしょ?」

花陽「真姫ちゃん」

真姫「うえっ!?」

花陽「怒るよ?」ニコニコ

真姫「…ごめんなさい」

花陽「ふふふふ」

凛(にこちゃんの家ってだけではしゃいでた真姫ちゃんに、カービィをバカにする資格はない…かよちんの目がそう言ってるにゃ!)

真姫「スミマセン」



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:19:58.41 ID:R5nSPiHi0

~にこホーム~

にこ「いらっしゃい」

まきりんぱな『おじゃまします』

こころ「あ! μ'sの皆さんじゃないですか! いらっしゃいっ」

真姫「こんにちは、こころちゃん」

ここあ「今日は3人だけなのー?」

凛「3人だけにゃー」

虎太郎「おこめー」

花陽「えっ、私!?」

にこ「あーはいはい。私の部屋行っといて、お菓子もってくから」



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:20:35.06 ID:R5nSPiHi0

真姫「あ、お菓子なら買ってきたのがあるの。コンビニのだけど」

にこ「まさか、ファミマのプレミアシリーズ…!?」

真姫「ええ。私のおごりなんだから、感謝して食べるのよ」

にこ「くっ…このブルジョワめ…!!」

真姫「うえっ! な、なによ!?」

にこ「くそぅ…食べたかったから文句は言えないわ…! …ありがとう真姫」

真姫「う、うん」

凛「にこちゃん! 早くゲームやるにゃ!」

にこ「だから部屋行っといてってば。もう用意してるから」

凛「わーい」パタパタ

こころ「また遊びましょうね!」

花陽「うんっ」



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:21:14.04 ID:R5nSPiHi0

~にこルーム~

凛「おじゃまするにゃ!」ガチャ

真姫「んー…と、テレビはこれね。思ったより大きいわね」

凛「部屋に似合わずにゃ〜」

真姫「画面、もうついてるけど…これって…」

凛「ゲームキューブ…かにゃ?」

花陽「ぁ…あぁぁぁあ…」

凛「かよちん?」

花陽「こ、これは…これは…!!」



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:22:03.24 ID:R5nSPiHi0

花陽「カービィのエアライド!!!」



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:23:04.79 ID:R5nSPiHi0

真姫「エアライド?」

凛「ああ! あれにゃ、カービィのレースゲームにゃ!」

花陽「カービィのエアライドというのは、2003年にゲームキューブ専用ソフトとして発売されたレースゲームなの!! キースティックとAボタンだけで遊べる簡単操作で、最大4人でプレイできるカービィシリーズの中でも屈指の名作と言われてる、そんなゲームなんですっ!!!」ペラペラ

真姫「は、はあ」



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:23:34.54 ID:R5nSPiHi0

花陽「このエアライドには3つのゲームモードがあるの!!

まず、ごく普通に色んなコースでレースする『エアライド』

次に、上からの視点でキャラを操作して小さなコースを回る『ウエライド』

最後はこのエアライドで一番楽しめるゲームモードの『シティトライアル』!!!!
これは制限時間内に街中を走り回って、自分の能力を底上げしたりスター…車みたいなものをゲットしたりして、時間が経ったら始まる『スタジアム』で勝つってシステムなの!!!」ペラペラ

真姫「なるほど…面白そうね」ナットク

凛(今の弾丸トークで理解できる真姫ちゃんすごいにゃ)



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:26:12.59 ID:R5nSPiHi0

ガチャ

にこ「どう? 花陽、あなたのお気に召して?」

花陽「もう、とっても!!」

凛「にこちゃん、その言い方キモイにゃ」

凛「なによ!!」

花陽「ねえ、にこちゃん! クリアチェッカー見てもいい!?」

にこ「ふん、好きなだけ見なさい」

花陽「ふんふん♩」

真姫「クリアチェッカー?」

花陽「クリアチェッカーというのはね、3つのゲームモードそれぞれに120個ずつ用意された、合計360個になる課題のことなの。
これを集めることがエアライドのやり込み要素で、内容は簡単なものから気が狂いそうなほど難しいものと多種多様!! 逆にこれを集めているということは…エアライドをやりこんでいることに他ならないっ!!」ペラペラ

真姫「マリオカートでいうトロフィーみたいなものね? あれほど簡単じゃなさそうだけど」

花陽「そういうこと…って、ほぁあぁぁぁああ!!!????」ガタッ

まきりん『?!』ビクッ

にこ「…ふっ」にやり



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:27:17.29 ID:R5nSPiHi0

花陽「に、にこちゃ…こ、これ!!!」

にこ「ええ、見ての通りよ」

にこ「私はクリアチェッカー全てコンプリートしているのよ! しかも紫パネルは一切使わずにね!!!」

凛(やりすぎにゃ)

花陽「す、すごい…初めて見たよ!! 私でも紫パネル使ってやっとクリアだったのに!」

にこ「少しは、あなたを楽しませられると思うけど。どう?」

花陽「ふ、ふふ…にこちゃん…!」

にこ「花陽!」

花陽「にこちゃん!」

にこ「花陽!」

真姫「…とりあえず、私と凛は初心者だから、お手柔らかにね?」

凛「そういえば凛もエアライド持ってたにゃ。初心者は真姫ちゃんだけだよ」

真姫「…あそう」



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:28:46.09 ID:R5nSPiHi0

にこ「とりあえず真姫が慣れるために、『エアライド』何回かするわよ」

花陽「スターはどうする?」

にこ「まあ…全員ワープスター固定でいいでしょ。あくまで慣れるためになんだし…花陽だって勘を取り戻したいでしょう?」ニヤリ

花陽「えへへ、ありがとうにこちゃん」ニコニコ

凛「か、かよちん笑ってないにゃ…」カタカタ

凛(…というか、まずワープスターってひどくないかにゃ? 真姫ちゃんカワイソ)

真姫「これが昔のゲーム…すごいクオリティね」

にこ「操作は簡単、スティックで左右移動、Aボタンが車でいうアクセルよ。敵の近くでAボタンを押すと吸い込んでくれるわ」

真姫「説明書読んだから大丈夫よ。さ、はじめましょ」



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:29:19.20 ID:R5nSPiHi0

凛「ステージは?」

にこ「やっぱり初めはチェックナイト。これだけは譲れないわ」

花陽「もうにこちゃん大好き!!」ダキッ

にこ「な、なによ…もう」

真姫「うえぇっ!?」

凛「なんで真姫ちゃんが驚いてるの?」



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:34:24.82 ID:R5nSPiHi0

チェックナイト

3...2...1...

START!!

にこ「ああ、これよ…この感覚!」

花陽「カービィと一緒に風になる感覚…だね」ギャッ

にこ「しかもワープスターは使いやすいし、ホント優秀よね」キュン

凛「凛はワゴンが好きなのになー、あっ、と…ソードゲットにゃ」シャキーン!

真姫「…おわ、曲がりにくい…あ、なんかぶつかった。あれ、あれ?」カチカチ

にこ「スパークゲット!」

にこ「さあここからよ花陽! あなたを蹴落としてあげるわ!!」カカカカッ

花陽「…私はスッピン…でも避けてみせる!」

にこ「甘いわ花陽。この三方向を飛ぶ槍型スパークは避けられない!」バシュッ!

花陽「ぐうぅっ!!」バシッ

にこ「しかも最大溜めより連発できるから使いやすいったらないわね!!」カカカカッ

花陽「私ばっかり狙わないでー!」



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:35:16.16 ID:R5nSPiHi0

凛「にゃにゃにゃー!」ズバババッ!

真姫「ソードは、敵に近づくと勝手に攻撃してくれるのね」

凛「にゃん♪」

真姫「よし、私も…! Aボタンで吸い込みっ」シャキーン!

真姫「いくわよ!」ズバッ!

真姫「おぉ…楽しい」

凛「あんまりやりすぎると操作忘れちゃうにゃ!」

真姫「あ、あわわわ…逆走してる…!」



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:37:06.98 ID:R5nSPiHi0

花陽「うぅっ…ワープスター使いにくい…っ」

にこ「甘いわね花陽! 真のエアライドマスターは全てを使いこなせてこそなのよ!!」

花陽「ワープスター、極めとくんだったよ…」

にこ「もちろん私は全てカンペキよ!」



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:38:10.18 ID:R5nSPiHi0

凛「たまに地面にある、緑の矢印があるにゃ?」

真姫「ええ」

凛「これに乗ったと同時にAボタンを押すと、スピードアップするの!」ドヒュゥーン

真姫「ほんとだ…!」ドヒュゥーン

凛「このレーンに乗ってコース移動するの、夜の高速道路みたいで楽しいよねっ」

真姫「確かにそうね。夜景が見えるのが素敵だわ」

凛「きれいにゃ~」

にこと花陽はもうゴールしていたりして



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:39:18.64 ID:R5nSPiHi0

凛「ふたりとも次元が違いすぎるにゃ」

真姫「私と凛なんて逆走したり色々しちゃったわよ」

にこ「凛持ってるんじゃなかったの?」

凛「もう7年くらいやってなかったにゃ」

花陽「私は月イチでやってるんだけどなぁ…」

にこ「私も。特に最近は毎日」

真姫「初めてプレイしたわ」

凛「にこちゃんとかよちんがガチ勢すぎるにゃ…」



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:39:51.07 ID:R5nSPiHi0

にこ「愛よ」

花陽「です!」

まきりん(なんて重たい愛なの(にゃ))

にこ「…で、慣れてきた?」

真姫「え、ええ! もうばっちりよ!」アセアセ

凛「凛も勘を取り戻したにゃ」

にこ「それじゃあ始めしょうか。『シティトライアル』」ピコーン



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:41:42.52 ID:R5nSPiHi0

花陽「最初に説明したから、やり方は分かるよね真姫ちゃん?」

真姫「もちろん」

凛「懐かしいにゃ、ライトスター」

にこ「これだけでデデデ倒そうとしたこともあったわねぇ…」シミジミ

花陽「ああ、分かるよそれっ!」

真姫(デデデ? 話がわからない…)



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:42:54.09 ID:R5nSPiHi0

シティトライアル

3...2...1

START!!

花陽「とりあえず私はスターを変えにいくね」フィィン

にこ「私も」ヒューン

真姫「私は…どうしようかしら」

凛「凛はアイテム集めにゃ」

真姫「アイテム?」

凛「アイテムを集めると、スターが強くなったり体力が増えたりするの! たまにニセモノがあって、それを取っちゃうと弱くなるけど」

真姫「なるほどね…」

ヒュー…ゴドンッ

真姫「な、なにこれ?! 空から青い箱が落ちてきたわよ!」

凛「それに体当たりして壊すと、アイテムが出てくるんだよー」

真姫「ああ…」

バキッ

センカイ↑

真姫「センカイ…旋回かしら?」

凛「凛は別のところ行くねー」

真姫「ええ、ありがと」

真姫「あ、またアイテム」ピロン

ヒコウ↑

ボウギョ↑

真姫「このまま強くしていこう…」



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:44:34.86 ID:R5nSPiHi0

一方にこは…

にこ「ハイハイハイ! にっこりーしてーみてよー♪」

にこ「お、赤コンテナ」バギッ

コピー:アイス

にこ「…チッ」



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:45:44.55 ID:R5nSPiHi0

~花陽はというと~

花陽「さっそく見つけちゃった♩」キィィィイン

花陽「あははは! やっぱり速さだよね! この私より速いなんて許さないんだから!!」

花陽「フォーミュラ最高!!」

花陽「…もともとはデビルで無双してたんだけどね」

キラーン

花陽「! この音…誰かがパーツを…っ!!」

花陽「…いや、はやくない?!」



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:47:54.18 ID:R5nSPiHi0

りんちゃんなう

凛「ちっいっさっなシーグーナールーりんりんりんがべー」

凛「…お、ウイングスターにゃ」

凛「やっぱりウイングが安定してるよね!」ピョン

凛「ち、ちょっと遠くに降りちゃったにゃ…走るの遅いから、降りるタイミング間違えると致命的な時もあるし」

ピョコン

凛「よしゲットにゃ!」



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:48:33.73 ID:R5nSPiHi0

スタジアム予告:まっすぐなコースで、とにかく速さが大事



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:49:38.24 ID:R5nSPiHi0

ブーッ! ブーッ!

真姫「な、なに…サイレン!?」

花陽「…事件」

にこ「何がきたのかしらね?」

凛「ダイナブレイドだといいにゃ!」

にこ「いや違うわ! この赤黒い空は…!」



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:50:11.07 ID:R5nSPiHi0

DANGER! DANGER! “メテオ”が落ちてきた!



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:50:52.85 ID:R5nSPiHi0

にこ「くっ…めんどくさい…!」

花陽「とりあえず逃げなきゃ…っと」

真姫「え、ちょ、なに? なに??」

凛「真姫ちゃんも逃げなきゃ!」

真姫「うえぇっ!?」

ゴゴゴゴゴゴ…

どおぉぉぉん!!



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:52:47.19 ID:R5nSPiHi0

~数十秒後~

真姫「…あ、隕石の跡にアイテムたくさん…!!」

センカイ↑

ヒコウ↑

タイリョク↑

カソク↑

サイコウソク↑

真姫「ホクホクね」

キラリーン

真姫「なんの音かしら」



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:54:13.95 ID:R5nSPiHi0

キラリーン

凛「にゃ! またパーツの音…誰かにゃ?」

凛「むうぅ…羨ましい…」

凛「ううん、でもでも凛だってウイングがあるから…!」

ヒュウゥン

凛「このまま空中庭園にいようっと。どうかドラグーンじゃありませんように…」



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:54:56.72 ID:R5nSPiHi0

花陽「この音…そして、空の色が…変わった」

花陽「この色は…きっと…」

花陽「…そろそろ時間も少ないし、サイコウソクとカソクは集められるだけ集めたから…駅のレーンで逃げ回っとこう」キィィィイン

花陽「こっち来ないでね…にこちゃん!!」

「そうは…」

花陽「!!」

にこ「いかないのよっ!!」ドドドドドド

花陽「後ろから…いつの間に!!?」

にこ「たった今よ! さあ…このハイドラで叩き潰してあげるわ!!」



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:55:35.01 ID:R5nSPiHi0

花陽「くッ…!! で、でもサイコウソクを上げに上げたフォーミュラに…!!」キィィイイイイイン

にこ「互いに小回りの効かないスターだけど…通常種が伝説に敵うと思わないことね!!」ドドドドドド

花陽(まさか…滑空してレーンに飛び乗ったってこと…?)

花陽(いや、それくらい普通だったね)

にこ「レーンで逃げ切れると思わないで! すぐに追いついて叩いてやるんだから!!」

花陽「全速力のフォーミュラに、ほぼ無改造のハイドラが敵うと思うの!!?」

にこ「伝説なめんじゃないわよ!!」

ドドドドドド



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:57:08.15 ID:R5nSPiHi0

ホラホラ
マチナサーイ!

ダレカタスケテー

真姫「…なにあれ」

真姫「え、なに? 花陽とにこちゃん!?」

凛「いるよね…ハイドラ手に入れた途端、誰かを執拗に攻撃したがる人」

真姫「あなたもどこから降りてきたのよ…。凛…あれ、なに?」

凛「にこちゃんの? あれはハイドラって名前の、伝説のスターだよー」

真姫「伝説…」

凛「なにもかものステータスがキチガイみたいに強いの。凛たちのスターだって壊されちゃうにゃ」

真姫「…逃げよ」

凛「すぐ追ってくるから、本当に逃げなきゃダメにゃ。あと真姫ちゃん」

真姫「ん?」

凛「…いつまでライトスターなの?」

真姫「え?」



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:57:44.37 ID:R5nSPiHi0

ブーッ!ブーッ!

街の灯台に、あかりがともった!



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 01:58:25.50 ID:R5nSPiHi0

真姫「これも事件?」

凛「事件だけど、とくに意味ないから真姫ちゃんはスター探したほうがいいと思うにゃ」

真姫「なにがお勧めなの?」

凛「んーと…スリックとか?」



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 02:01:15.54 ID:R5nSPiHi0

真姫「どんなのよそれ?」

凛「紫のマーブル模様の、まるいスターにゃ。周りにみっつの球が浮かんでるからすぐ分かるよー」

真姫「なるほど…ちょっと探してみるわ。ありがと」ヒューン

凛「うん! …あっ」

凛「スリック…普通は初心者に教えちゃダメなやつだったにゃ」

凛「真姫ちゃん待ってぇぇぇ」ヒュゥーン

真姫「もう、なによ?」

凛「スリックはダメ! 予告がアレだから、せめてロケットとか…!」



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 02:02:14.93 ID:R5nSPiHi0

ファンファンファン

凛「あ、残り30秒にゃ! 真姫ちゃん急いで!」

真姫「え? え?」

凛「早く乗り換えるの! あそこのウィリーでもいいからー!!」

真姫「ナニヨ! イミワカンナイ!!」

ピーッ

TIME UP!

真姫「…結局、ライトスターのままだったわ」

凛「…」



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 02:07:31.00 ID:R5nSPiHi0

リザルト

にこ「結局逃げられたわ…」

凛「あんまり調子のると、リアルファイトもあるんだから気をつけてよにこちゃん!」

にこ「悪かったわよ…」

真姫「あ、私のアイテム獲得数すごいことになってる」

花陽「平均10個超えかぁ…初心者にしてはすごいよね」

にこ「普通、初心者ってワケもわからず街中走ってるもんじゃない?」

真姫「そうなの?」

にこ「うん。…まあ、次のスタジアムじゃ意味無いけど」

凛「今回ばっかりは仕方ないにゃ。凛も諦めてるし」

花陽「私とにこちゃんの戦いになるねっ」

真姫「喧嘩はやめなさいよ…?」

にこぱな『…』

真姫「目をそらすんじゃないわよ!」



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 02:09:20.77 ID:R5nSPiHi0

ゼロヨンアタック

花陽「我が世の春がきましたーっ!!!」ピョンコピョンコ

にこ「ちょっと逃げ切れたからって、ハイドラも舐められたものね」

花陽「実際、直線なら負けませんから!!」

にこ「チャージは上げまくったから、まだわからないわよ? …でも、なんでこんな時にゼロヨンなのよ! デスマッチにしなさいよ!!」プンスカ

真姫「ゼロヨンアタックって?」

凛「直線コースを速く走り抜けるだけにゃ。正直、凛たちに勝ち目はないの」

真姫「…なるほど、さっきのはそういうことだったのね。それならゆっくり、ふたりの戦いでも見てましょうか」

凛「そうだね!」



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 02:10:07.87 ID:R5nSPiHi0

3...2...1...

START!!

バシュゥーン

真姫「…って! なんで花陽とにこちゃんは来てないの!?」

凛「すぐに分かるにゃ」

真姫「え…」

ィィイイイイン!!!

ゴオォッ!!

真姫「きゃっ!? な、なによもう!!」

にこぱな『邪魔ッ!!』ゴオォォォッ

真姫「」



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 02:11:23.48 ID:R5nSPiHi0

凛「さすがハイドラとフォーミュラにゃ。先に出た凛と真姫ちゃんも余裕で追い抜いちゃったよ」

真姫「な、なんなの…あれ…」

凛「互いに全開までチャージしてたんだよ、きっと」

真姫「あんなのあり? 私らのスピードと桁外れよ?」

凛「それがエアライドにゃ」

真姫「はえぇ…すっごいわ…」



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 02:12:24.27 ID:R5nSPiHi0

花陽「わずかに私のが速い! このまま勝ちますっ」

にこ「ぬうぅ…待ちなさいよ花陽!!」

花陽「待たないもんっ」

にこ「かくなる上は…能力パネルを使うまで!!」

コピー:ソード

にこ「さあ喰らいなさい!!」シャキーン

花陽「こっちだって、コピーは取ってるんだよ!」

コピー:スリープ

にこ「!!」

花陽「スリープはね、近くにいるプレイヤーも巻き込んでスリープにしちゃう…この意味が分かるよね?」

にこ「私…私までスリープに…!!」

花陽「そしてコースは一直線。私の後ろにいる時点で、にこちゃんに勝ち目は…ないっ!!」ニヤリ

にこ「う、うわあああぁぁっ!!!」

GOAL!!!



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 02:14:12.77 ID:R5nSPiHi0

花陽「私がナンバーワン♩」

にこ「うう、ぅ…ハイドラがぁ…」

花陽「フォーミュラが最強だって証明されたよねっ!」

にこ「次は絶対負けないんだからぁ!!!」ビシッ

花陽「受けて立つよ!!」エッヘン

真姫「楽しいわね、これ。びっくりだわ」

凛「かよちんとにこちゃんは無視する方向なんだね真姫ちゃん」



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 02:18:11.17 ID:R5nSPiHi0

真姫「楽しいわ…ちょっと帰りに中古で買おうかしら」

にこ「上手くなったらやりましょうよ」

花陽「私も!」

真姫「嫌よ」

にこぱな『えっ』

真姫「だってあなたたち喧嘩するんだもの」

にこぱな『』

真姫「凛は誘ってあげるわ」

凛「やったにゃ!」



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/22(火) 02:16:29.31 ID:R5nSPiHi0

真姫「そうだ。絵里と希も呼びましょ? きっと四人で楽しめるわ」

凛「穂乃果ちゃんたちは?」

真姫「どうせ海未とことりが、穂乃果を1位にしようと暗躍するからダメ」

凛「なるほどにゃ…」

真姫「ね、もう一回シティトライアルやりましょうよ。次は色んなスターを乗り回してみたいわ」

凛「それなら、凛はレックスウィリーをお勧めするにゃ! あれで廃屋をボコンボコン潰すの楽しいよ!」

真姫「それは興味深いわね…ほら、にこちゃん」

にこ「あ、う…うん」カチカチ

花陽「…真姫ちゃんに嫌われちゃった」ショボーン

にこ「…次は仲良くやりましょ」カチカチ

花陽「うん…」

ピコーン

おしまい



転載元
花陽「ゲームは仲良く」にこ「プレイしましょう」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405959173/
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         コメント一覧 (9)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月22日 23:33
          • トライアル適当に周ってるだけでも十分神ゲーだからな、ガチ勢はなかなかね?
            久しぶりにやりたいけど中古高いんだよなあ
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月22日 23:37
          • まきちゃは淫夢民なのか(呆れ)
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月22日 23:41
          • 懐かしいww
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月23日 00:20
          • >Aボタンが車でいうアクセル
            ブレーキだろ・・・
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月23日 01:16
          • 5 15番の
            凛「にこちゃん、その言い方キモイにゃ」

            凛「なによ!!」
            だけはやたら気になったけどそれ以外は良かった
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月23日 03:44
          • 11年前…?ちょっと何言ってるかわかりませんね…
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月23日 03:57
          • 5 プラズマじゃなかったっけ
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月23日 20:02
          • やはりGC屈指のエアライドは神ゲー
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月23日 20:22
          • なっつかしいwwww
            ライトでも極めりゃ無駄に強いんだよな

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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