エル「ルドガーが子ども扱いばっかりする」ソフィ「アスベルも」【カップリングエピソード】

関連記事:エル「ルドガーが子ども扱いばっかりする」ソフィ「アスベルも」
100 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/19(月) 23:40:14 ID:T/j60MUk

【ヒュパス】
prrrrrrrrrr
ローエン「ああ、失礼」ピッ

ローエン「…………そうですか、分かりました。直ぐに向かいます」

ヒューバート「どちらからですか?」

ローエン「アーストさんからです。すみませんが、今直ぐ向かわなければいけない用事が出来たので、今日は失礼させてもらいます」ペコッ

ヒューバート「急用なら仕方ありませんね」

ローエン「すみません。メガネビーム同好会のお話はまた今度と言う事で…」

ヒューバート「ええ、楽しみにしています」



101 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/20(火) 00:01:48 ID:Dmtm5ong

―――――
――― 
ヒューバート「それにしても暇になりましたね…」テクテク

ヒューバート「あ、あれは…」

パスカル「ここをバーンってくっつけて…それとここをバチバチーって接続して…それから…」ガチャガチャ

ヒューバート「パスカルさん…また変な物でも作っているのですか?」

パスカル「それからこの部品をドガーって取り付けて、ここに取り付けたら~♪」ガチャガチャ

ヒューバート「ちょっと聞いているのですか?パスカルさん」ガシッ

パスカル「あっ」グラッ

ごとっ

パスカルの首「」ゴトッ

ヒューバート「………」



102 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/20(火) 00:13:58 ID:Dmtm5ong

パスカルの首「」

ヒューバート「………」

パスカルの首「」

ヒューバート「………………」

パスカルの首「…………ひどいなーヒューくん」

ヒューバート「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!首がしゃべったぁぁぁぁぁ!!!」ビクッ

パスカル「ちょっ…いきなり大声あげないでよ、ヒューくんっ」

ヒューバート「ってうわぁぁぁぁぁぁぁ!!!パスカルさんがもう一人っ!?」

パスカル「あたしは本物だよー」ムシャムシャ

ヒューバート「へっ?本物…?」

パスカル「ああー。やっぱり首の立てつけが悪かったのかなー?」ガチャガチャ

パスカル?「ふっかーつ」パッパラー



103 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/20(火) 00:23:27 ID:Dmtm5ong

ヒューバート「パ…パスカルさん……これは一体…?」

パスカル「これ?メカあたし三号機!」

ヒューバート「さ…三号機?」

メカパスカル3「よろしくー」

ヒューバート「これが機械…!?もうヒューマノイドの領域じゃないですか!」

パスカル「流石のあたしもまだヒューマノイドは造れないよ。ちょっと前よりリアリティーを求めてみただけ」

ヒューバート「リアリティーって…もう殆どパスカルさんそのものじゃないですか…」ジー

パスカル「そんな誉めてもらったら照れるなー」

ヒューバート「しかし何故こんな物を?」

パスカル「え?だって自分がもう一人いたら色々楽じゃん?」ムシャムシャ

メカパスカル3「物作ってる間にバナナ食べられるしね」

ヒューバート「またあなたはそんな理由で…」ハァ



104 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/20(火) 00:31:52 ID:Dmtm5ong

ヒューバート「ところで今度は何を造っていたのですか?」

パスカル「さっきソフィに壊されたメカあたし一号機と二号機を修理してたんだよ」

ヒューバート「一号機と二号機って…もう少し名前をちゃんと考えたらどうですか?」

パスカル「えー。だったらヒューくんがこの娘の名前考えてよー」

メカパスカル3「かっこいい名前にしてよー」

ヒューバート「そうですね……PA‐03リナーシタはどうでしょう?」

パスカル「おおっ!中々かっこいい名前だね!」

リナーシタ「じゃあこれからはリナーシタだよ!」



105 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/20(火) 00:38:23 ID:Dmtm5ong

ヒューバート「ところで、このリナーシタは完全自立行動なのですか?」

パスカル「うんにゃ。この子は今あたしが頭に付けてる機械から送信される脳波で動いてるんだよ」

ヒューバート「じゃあ今はパスカルさんが頭で考えている事を実行に移していると?」

パスカル「そうなるね」

ヒューバート「流石ですね」

パスカル「そうだっ。なんだったらヒューくんも使ってみる?」

ヒューバート「いいんですか?」

パスカル「ヒューくんなら別に構わないよー」スッ

ヒューバート「そうですか…ではお言葉に甘えて…」スチャッ



106 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/20(火) 00:44:17 ID:Dmtm5ong

リナーシタ「………」

パスカル「頭の中でリナーシタにどんな行動をさせたいか、どんな言葉をしゃべってもらいたいかイメージすればいいんだよ」

ヒューバート「言葉も自分で考えられるのですか?」

パスカル「うん。だけど声とか口調はわたしのになっちゃうけどね」

ヒューバート(って事はパスカルさんの姿、声で好きな事をしえもらえる……///)

リナーシタ「………」ギギッ

パスカル「おっ。動いたね」

リナーシタ「………ヒューくん、だーいすきっ!」ムギュー

ヒューバート「うわっ///」

パスカル「えっ?」



107 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/20(火) 00:51:11 ID:Dmtm5ong

ヒューバート「ぱ…パスカルさん…っこ…これは…っ///」アタフタ

リナーシタ「あたし、ヒューくんとちゅーしたいなー?」グイッ

パスカル「っ…!?」

ヒューバート「ちょっ…待ってください!これは…っ///」

リナーシタ「あ、あたし、ヒューくんのバナナ食べたいな~♪」

パスカル「っっ!?」

ヒューバート「うわっ!ちょっ!止めて下さい!」ドンッ

ごろんっ

リナーシタの首「ヒューくんだーいすきっ」

パスカル「………」

ヒューバート「ち…違うんですっパスカルさん!これはリナーシタが勝手に…!///」アタフタ

パスカル「…………ヒューくん、あたし別に大丈夫だよ?」



108 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/20(火) 00:53:47 ID:Dmtm5ong

ヒューバート「へっ?」

パスカル「あたし、ヒューくんが……」

ヒューバート「………///」ドキドキ








パスカル「ヒューくんが機械フェチでも全然大丈夫だからっ!」

ヒューバート「………は?」



109 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/20(火) 00:59:48 ID:Dmtm5ong

パスカル「だーかーらー、ヒューくんが例え機械にエッチな事して欲しがってる変態さんでも、友達だって言ってんの!」

ヒューバート「」

パスカル「だけどまさかヒューくんがそんな性癖持ってたなんて初めて知ったよー」

パスカル「ヒューくんとは気が合いそうかも!」

ヒューバート「」トボトボ

パスカル「あ、そだっ!今度一緒にテロスアステュに行って掘り出し物探しに行かない……ってアレ?ヒューくん?」





ヒュパス編おわり



112 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/21(水) 22:38:19 ID:uQgaEloA

あてんしょんふりーず
注意
アルエリ?エリアル?
R18?
SM要素
キャラ崩壊
Mヴィン、Sーゼ

苦手な人は腕立てしててて



113 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/21(水) 23:40:18 ID:uQgaEloA

アルヴィン「いい加減んにどきやがれ!ティポ!」フガフガ

ティポ「誰がのくかー!」ガブッ

アルヴィン「そもそもここはどこだっ!」

エリーゼ「わたしのお部屋ですよ、アルヴィン」

アルヴィン「エリーゼの部屋!?って事はシャール邸かっ!」

エリーゼ「騒がないで下さい。ドロッセルにバレちゃいます」シー

アルヴィン「エリーゼ!お前俺をどうするつもりだ!」

エリーゼ「アルヴィンが悪いのですよ?エルとソフィの前でわたしのパンツの色を言いふらすから…」

アルヴィン「そ…それは……」

エリーゼ「前に言いましたよね?この間、わたしのお部屋でオナニーしてた事を黙っておく代わりに、わたしの性癖については黙っててと…」

アルヴィン「いや、まだその事は話して…」

エリーゼ「喋り掛けてましたよね?」ニコッ

アルヴィン「あっ…」ハッ

エリーゼ「だからまた…お仕置きしますね♪」ヌギヌギッ



115 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/22(木) 19:26:53 ID:Qsh2/otE

ぽろんっ

アルヴィン「……って、俺が脱がされるのかよっ!」フルチンッ

エリーゼ「当然じゃないですか。これはお仕置きなんですよ?そう簡単にわたしの裸を拝もうとするなんて片腹痛いです」

ティポ「その前に僕が目隠ししてるもんねー!」

エリーゼ「それじゃあ、えいっ」ドンッ

アルヴィン「おわっ」ゴロンッ

エリーゼ「知ってますか?これ、まんぐり返しって言うのですよ?」

アルヴィン「そんな事知ってるって!てか今度は何するつもりだ!?後、顔面のティポと腕の手枷はずせ!これじゃあ、どこぞの会長だ!」

エリーゼ「口の聞き方には気を付けて下さい」ゲシッ

アルヴィン「アウチッ…エ…エリーゼ姫……頼むから、拘束を外して…下さい……」

エリーゼ「わたしはお姫様じゃありませんよ?今のわたしは……」ペロリッ



エリーゼ「『女王様』です♪」ビシッ

ティポ「女王様にひれ伏せー!アルヴィンー!」



117 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/23(金) 22:35:32 ID:p0GiIYUI

アルヴィン(皆がエリーゼが実はこんな奴だと知ったら、度胆を抜かすだろうな…)アキラメ

エリーゼ「じゃあお仕置きを始めちゃいますね」スッ

唸魔杖トレガトリアを装備カチャッ

ティポ「おーエリーゼ鬼畜ー!」

エリーゼ「ですっ」ブスッ

アルヴィン「アッーー!」ズブブッ

エリーゼ「デスッ」ブスッ

アルヴィン「おまっ…ちょ……!」ビクンッ

エリーゼ「DETH」ブスッ

アルヴィン「あふんっ///」ビクビクッ

エリーゼ「ツインクル」グサッ

アルヴィン「ひゃうんっ///」ゾクッ

エリーゼ「ブラックドロゥ」グリグリッ

アルヴィン「アァ…何かが…!何かが溢れてくるぅ///」ビンビンッ

ティポ「あー!アルヴィンお尻に杖ぶっこまれてティンポが大きくなってるー」



118 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/23(金) 22:46:34 ID:p0GiIYUI

エリーゼ「うふふっ。こんなに大きくしちゃって…そんなにお尻に杖を挿入されて気持ち良かったのですか?」フミッ

アルヴィン「ア…ッ///」ビクンッ

エリーゼ「正直に答えて下さいね?さもないと、ヌかせてあげませんよ?」フミッ

アルヴィン「き…」

エリーゼ「き?」

アルヴィン「気持ち良かった……デス」

エリーゼ「はい、よく言えました」ナデナデ

ティポ「エライぞ、Mヴィンー!」ニマニマ

アルヴィン「頼むから…!もうヌかせてくれぇぇ!」ヴィンヴィン

エリーゼ「じゃあ手枷だけ外しますね」ガチャガチャ

エリーゼ「それとコレをどうぞ」スッ

ティポ「エリーゼの脱ぎたてパンツだぞー!」

エリーゼ「これでヌいていいですよ」

アルヴィン「おぉぉぉ!」ワーイ

エリーゼ(本当はローエンのパンツなんですけどね)



119 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/23(金) 22:55:33 ID:p0GiIYUI

アルヴィン「ハァハァ…///エリーゼェ…///エリーゼェ…///」シコシコ

エリーゼ「アルヴィン、気持ち悪いです♪」

ドロッセル「エリー、ご飯出来たわよー!」

エリーゼ「はーい、今行きますー!」

エリーゼ「ティポ、アルヴィンの見張りをお願いしますね?」

ティポ「まかしといてー!」

アルヴィン「アッ…エリーゼ…///オーイェー///エリィィィゼェェ///」ドピュドピュッ




ローエン「おや、今何か寒気がしましたね」ゾクッ




アルエリ?エリアル?編おわり



123 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/26(月) 23:21:23 ID:59K/dd/U

ジュレイ注意

ジュミラ派の人はごめんなさい。
腕立てしながら謝りますぜ。



124 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/26(月) 23:22:56 ID:59K/dd/U

【ジュレイ編】

レイア「………ん」スヤスヤ

ジュード「これで良し…っと」ピトッ

ジュード「もうレイアったらシャワーで逆上せるなんて…」ハァ

レイア「ん……じゅ……どぉ」ムニャ

ジュード「っ///」ドキッ

ジュード「………」ジー

ジュード(何時からだろう…?レイアの寝顔がこんなに愛しく感じるようになったのは…)

ジュード(ずっと昔から見慣れてる筈なのに……)

ジュード(少し前ならこんな風には思わなかっただろうな……)

ジュード「僕がレイアを一人の女の子として見るようになるなんて…」ボソッ



125 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/29(木) 21:58:47 ID:dtUgwRjw

レイア「………っ!?///」ドキッ

ジュード「レイアに対しての感情が変わったのは、恐らく…ううん、確実にあの時だ…」

ジュード「アルヴィンにレイアが撃たれた時からかな…」

レイア「………」

ジュード「その前だったら確かにミラの事が好きで、レイアの事はただの幼馴染だって思ってたのにね」

ジュード「でもミラを居なくなって、レイアは鬱状態の僕にいつまでもくっついてきて、正直居なくなってほしいと思ってたよ…」

レイア「………」グッ

ジュード「でもレイアがアルヴィンに撃たれた時、心にぽかんって穴が開いたような感覚になって、その穴から何かが沸き立つような感覚になって、気が付いたらアルヴィンをタコ殴りにしてた」

ジュード「その感覚はミラを失った時と同じような感覚だったんだ」

ジュード「でもあの時にレイアが僕に勇気付けてくれたおかげで前に進めたよ」

ジュード「でも、レイアが死ぬんじゃないかって思うと本当に怖かった…」

ジュード「でもそれでその後に気付いたんだ」

ジュード「僕はミラと同じようにレイアも好きだったんだって…」

レイア「………」



126 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/29(木) 22:09:47 ID:dtUgwRjw

ジュード「それにしてもあの時の僕もアルヴィンも本当に屑だったよね」

ジュード「ごめん、レイアが一命をとりとめた後、治療中の時のレイアの裸を思い出してオナニーしてた」

レイア「……ッ!?!?///」カー

ジュード「その時レイアにちょっと精液かかっちゃった…///」テレッ

ジュード「こんな事、レイアが目覚めてる時には死んでも言えないけどね」

レイア「~~~~~~///」

ジュード「それでミラとレイアへの気持ちに違いが出たのは、ミラが本物のマクスウェルになってレイアがエレンピオスに行ってからかな」

レイア「………?」



130 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/01(日) 23:34:17 ID:9QzoOHK6

ジュード「二人とも遠くに行っちゃったってところは同じだけど…」

ジュード「ミラは何時までも僕を…と言うより皆を見守っていてくれてるけど、レイアはそうじゃない」

ジュード「レイアが成長して自立して、僕から離れていくのを感じちゃうんだ。物理的にも、精神的にも」

レイア「………」

ジュード「それにレイアはエレンピオスに行ってから色んな人と交流してるでしょ?」

ジュード「しかもこのSS、グレイセスとのスピンオフだから他作品とも交流が出来ちゃったし」

ジュード「その…それでレイアが他の男の人と…アルヴィンとかルドガーとかアルヴィンとかローエンとかアルヴィンとかガイアスとかアルヴィンとかアルヴィンと話している所を見ると、何だかムカムカするんだ」

ジュード「レイアの成長した身体やニーソを見てるとムラムラするんだ」

レイア「~~~///」カァー

ジュード「ミラはムラムラはしたけど、他の男の人と居るのを見てもムカムカはしなかった」

ジュード「僕がムカムカするって事は僕がレイアの事が異性として意識してるからだって、本に書いてた」

ジュード「それで気付いたんだ。もちろんミラの事は好きだけど、僕はミラよりもレイアの事が大好きなんだって…」



131 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/02(月) 00:08:15 ID:3rPKT59s

レイア「………///」テレッ

ジュード「はぁ…僕、眠ってる相手に何言っちゃってるんだろう……」

レイア(そろそろ起きてあげても良いのかな…?)

レイア(でも眠ってた方が面白そうだから、もう少しこのままでいよ…)

レイア(そうだ、ちょっとからかってみよ♪)モゾッ

レイア「んん………っ」チラッ

ジュード「ッッ!?////」ドキーンッ

ジュード(はだけたパジャマの間から…っれ……レイアのち…ち……///)

レイア「♪」チラチラッ

ジュード「………///」ゴクッ

ジュード(綺麗な桜色……自分以外誰にも弄られたこと無いのかな……?)

ジュード「………///」ソー



133 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/03(火) 23:29:20 ID:KXz/GLhM

レイア(じゅ…ジュードっ!?///)ギョッ

ジュード「………///」ソー

レイア(近い近い近い近い近いぃぃぃ///)キャー

アルヴィン『そのままレイアのに触っちまいなよ、ジュードくぅ~ん?きっとすごく柔らかいぜ?』ニマニマ

ジュード(脳内にアルヴィンが…!)

ミュゼ『そうよ、ジュード。性欲を押さえる必要はないわ。仕方ないわよ、だって男の子ですもの♪』クスクス

ジュード(ミュゼまで…!)

アルヴィン『どうせレイアは眠ってから気付かないって!』

ミュゼ『もっと自分に素直になって?あの膨らみを触りたいのでしょ?弄繰り回したいのでしょ?』

ジュード(ダメ…!身体が…止まらない……!///)

レイア「………///」ドキドキ

?『ジュードを唆すは止めるんだ、二人とも』

ジュード「!」ピタッ



134 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/04(水) 00:37:55 ID:sGS0w3xg

ジュード(ミラ!?)

ミュゼ『あら、ミラ』

アルヴィン『ここでミラ様のご登場かよ…』

ミラ(正史)『うむ、マスクウェルのご登場だ』ドーンッ

ジュード(僕の脳内会議一体どうなってるの!?)

ミラ『二人とも、まだ若いジュードに痴漢を強要するとはどう言う了見だ?』

ミラ『ジュードにはまだ先がある。今、犯罪に手を染めてどうする』

ジュード(一度指名手配にされた事があるんだけど…ミラもだけど)

アルヴィン『そうは言ってもミラ様よ。優等生は女の子が寝てる目の前でオナニーしちゃうシンジくんなんだぜ?もう手遅れだろ』

ミラ『触れてないだけマシだろう。それに健全な男子ならマスターベーションも当然だ。批判するような事ではないだろう?』

ミュゼ『そうよ、アルヴィン。ミラに言い掛かりをつける気?』

アルヴィン『一瞬で鞍替えした!?』

ジュード(自分で言うのもアレだけど、少し精子掛けちゃってる時点でアウトだと思う……)



135 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/04(水) 13:14:54 ID:sGS0w3xg

ミラ『ともかく、レイアが眠っている間に勝手に胸を触ろうとするのは感心しないな』

エリーゼ『ジュード、レイアの断りなく、おっぱいを触っちゃダメなんですよ』

ティポ『ちゃんとレイアにおっぱい触らせて下さいって言えー!』

ローエン『そういう事はレイアさんの意思を尊重してあげなければいけませんよ?』

ガイアス『性欲に負けて、本能のままに痴漢行為を行えば、俺はお前を法で罰さなければならなくなるぞ』

ミュゼ『レディーの身体は大切にしなきゃね?』

エル『ジュードはアルヴィンみたいなケダモノになっちゃダメだよ!』

ミラ『だが、キミがレイアを傷つけても構わないと言うのなら、思う存分弄繰り回すと良い。生憎、レイアは眠っている。触るか触らないかを決めるのはジュードの意思だ』

ジュード(僕は…)

ルドガー『L1レイアの胸を触る R1今はレイアの胸を触らない』



136 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/04(水) 13:28:18 ID:sGS0w3xg

ジュード「僕は……」

レイア「………///」ドキドキドキ

ジュード「………」スッ

レイア「あ……」

ジュード「やっぱりこういう事はダメだよね……」

ジュード「僕はもうレイアを傷つけたくないから」

レイア「じゅ……」

バタンッ

ミュゼ「ジュード~?さっき本を落としてったわよ~?」プカプカ

レイア「っ!!?」ビクッ

ジュード「うわぁぁっ!!!ってミュゼ!?」」ビクッ

もみゅっ



137 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/04(水) 13:37:22 ID:sGS0w3xg

ジュード「………あれ?」モミッ

レイア「………///」ビクッ

ミュゼ「あらあら♪」

ジュード「………」モミモミッ

レイア「あっ……ん///」ビクンッ

ジュード「………………///」モミモミッ

レイア「あっ…じゅ……どぉ////」ビクンビクンッ

ジュード「…………レイア」





ジュード「ごめんなさああぁぁぁぁいっっ!!!」ダッ



138 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/04(水) 13:38:05 ID:sGS0w3xg

ばたんっ

レイア「………あっ」シュンッ

ミュゼ「ジュードったら大胆ねぇ」クスクス

レイア「ジュードのばかぁ……」ボソッ

レイア「ジュードだったら別に良かったのにぃ……」




ジュレイ編 おわり



144 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/05(木) 22:29:32 ID:Qre7FHu2

【アスシェリ編】

アスベル「リーゼ・マクシアではガイアス饅頭が流行ってるのか…。だったらバロニアのリチャード饅頭だけじゃなくてラントにも何か土産物を考えるべきか…」ブツブツ

シェリア「アスベル、せっかくルドガー達が泊まってくれてるのだから、今日ぐらいゆっくり休めばいいのに。はい、ハーブティー」コトッ

アスベル「ああ、ありがとう。休息なら昼間にたっぷりとれたから大丈夫だ」

シェリア「休息って…アレが休息になったのかしら…?」

アスベル「なあ、シェリア。ラントにも土産物を出したいのだが、何かアイデアはないか?」

シェリア「ラントにもお土産?そうね…。それだったらラントの有名な物を模した食べ物とかどうかしら?」

アスベル「ああ、俺も同じことを考えたよ。リチャード饅頭やガイアス饅頭みたいな物が良いな」

シェリア「ガイアス饅頭ならガイアス陛下がお土産で下さったけど、とっても美味しかったわ。それにガイアス陛下の顔が実物と違って可愛らしかったわ」

アスベル「………そうだ!ソフィ饅頭なんてどうだろう!?ソフィの顔をあしらった饅頭だ!きっと可愛いぞ!」ピコーンッ

シェリア「そうねっ!きっと可愛いわ!……待って、やっぱりダメ!」

アスベル「何でだよ」

シェリア「ソフィ饅頭だなんて、ソフィが食べられちゃうみたいでイヤじゃない!」

アスベル「あっ!そうだ、やっぱりダメだ!ソフィが食べられるなんて言語道断だ!」ドンッ

シェリア「じゃあこの案は却下ね」



145 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/05(木) 22:40:08 ID:Qre7FHu2

アスベル「じゃあどんな物が良いのだろうか……」ウムー

シェリア「ねえ、アスベル。やっぱり少し休んだ方が良いんじゃない?少し休んだら、きっと良いアイデアが浮かぶわよ」

アスベル「あーうん、それもそうだな…」

シェリア「じゃあそこのソファで横になって」ワキワキ

アスベル「何だよ、その手は?何するつもりだよ」

シェリア「ふふっ。とっても気持ちイイ事よ」

――――
―――
――



146 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/05(木) 23:30:59 ID:Qre7FHu2

アスベル「あ゛あ゛あ゛……気持ちイイよ、シェリア…」

シェリア「アスベルったら、もうガチガチね。毎日ちゃんとシてるの?」グイグイッ

アスベル「あー、毎日はシてないかな……」

シェリア「こうい言うのはお風呂上りや睡眠の前とかにシた方が身体にイイのよ?」グイグイッ

アスベル「シェリアは毎日シてるのか?」

シェリア「ええ。ソフィにもシてあげてるわ」グッグッ

アスベル「へぇ…。こんなに気持ちイイなら、俺も毎日シェリアにシてもらおうかな……」

シェリア「はいはい、もちろん構わないわよ」グッ

アスベル「アッ…そこはダメ……っ」ビクッ

シェリア「もうっ、大げさね」

がちゃっ

ミラ「シェリア、ちょっと厨房借りたいのだけど……って何してるのよ」

アスシェリ「「マッサージだけど?」」

ミラ「………そう」

ミラ(イチャついてるのかと思った…)



147 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/06(金) 00:21:05 ID:gcNFRstQ

シェリア「それで厨房ね。何か料理でもするの?もちろん構わないわよ」

ミラ「ありがと、ちゃんと後片付けはするから」ガチャッ

アスベル「ミラは夕食後に何を作る気なんだろう?」

シェリア「ミラから聞いたのだけど、エルに自分のスープを一番だと認めさせたいらしいわよ」

シェリア「後、ルドガーに勝つ為ですって」クスッ

アスベル「はは…。それにしても、ソフィに新しい友達が出来て良かったよ」

シェリア「エル、良い娘ものね。ソフィも妹が出来たみたいって喜んでたわ」

アスベル「そう言えば、ソフィは何してるんだ?」

シェリア「エルと一緒にお風呂に入った後に教官たちの部屋でサイコロトークするんですって」

アスベル「教官、二人に変な事教えてなきゃ良いけど…」

シェリア「今夜はガイアス陛下もいらっしゃるから大丈夫よ」

アスベル「マスク・ド・バロニアも居るしな」

シェリア「それはどうかしら…」



148 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/06(金) 00:29:41 ID:gcNFRstQ

アスベル「ん……ふぁぁ……」アクビー

シェリア「アスベル、眠たいの?」

アスベル「シェリアのマッサージが気持ちイイからかな?何だか眠気が……」ウトウト

シェリア「そう。だったらもうベッドで休む?」

アスベル「………ここで良い」グイッ

シェリア「きゃっ…ちょっアスベル!///」

アスベル「少し膝を貸してくれ……」ゴロンッ

シェリア「もうっ…しょがないんだから」クスッ

アスベル「…………おやすみ、シェリア」

シェリア「ええ、おやすみ。アスベル」



アスシェリ編 おわり



150 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/06(金) 16:16:40 ID:gcNFRstQ

【ルドミラ編】
ぐつぐつ…
ミラ「餡は……うん、いい感じね」ズズッ

ルドガー「ミラ?こんな時間に何を作ってるんだ?」

ミラ「ああ、ルドガー。ちょうど良い所に来たわね」

ルドガー「ん?」

ミラ「あなたって、カニタマって作れる?」

ルドガー「作れるには作れるけど…」

ミラ「コレ、食べてみなさいよ」スッ

ルドガー「カニタマか?」

ミラ「良いから食べてみなさいって」グイグイッ

ルドガー「ちょっ…自分で食べられる…あむ…」パクッ

ルドガー「………」



151 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/06(金) 16:49:16 ID:gcNFRstQ

ミラ「どう?」ズイッ

ルドガー「………うまい」

ミラ「あなたの作るカニタマと比べたら?」

ルドガー「……俺の負け、かな?」

ミラ「本当にっ?」パァァ

ルドガー「あ…ああっ///」ドキッ

ミラ「やったっ!」グッ

ルドガー(一瞬ミラが可愛いと思ってしまった…///)

ミラ「……あ、ゴホンゴホンッ…///ま、当然ね」

ルドガー「なんとなく味付けが今日食べたシェリアのカニタマに似てるな…」

ミラ「ええ、このカニタマ、シェリアに教えてもらったのよ」

ルドガー「ああ、道理で…」

ミラ「それで、このカニタマに改良を加えたのが、コレよっ!名付けて『トマタマ』よ!」バーンッ



152 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/06(金) 17:19:06 ID:gcNFRstQ

ルドガー「トマタマ?」

ミラ「カニタマの蟹の代わりにトマトを入れてみたの。エルに食べさせる為にね」

ルドガー「スープは構わないのか?」

ミラ「エルの好き嫌いを無くす事も大切ででしょ?」

ルドガー「確かに」

ミラ「さあ、早速味見しなさい、ルドガー!」グイグイッ

ルドガー「分かったからっ、一人で食べられるからっ!」

ルドガー「………」パクッ

ミラ「どう?」

ルドガー「………中華風トマトオムレツ?」

ミラ「そんな筈は…」パクッ

ミラ「………中華風トマトオムレツね」



154 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/07(土) 00:28:55 ID:XezfR/yI

ミラ「上手くいけば、餡でトマトの味を誤魔化せると思ったのだけど……」シュンッ

ルドガー「トマトうんぬんはともかく、このカニタマの餡はミラの考えてる最高のスープに使えないか?」

ミラ「確かに…使えない事もないかも…」

ルドガー「確か熊の手を使うんだろ?だったら相性も良いんじゃないか?」

ミラ「そうね、同じ中華ものね…。ルドガーにしては良いアイデアね」

ルドガー「俺にしてはって…」

ミラ「それじゃあ今から試作品でも作ってみようかしら…」ガチャガチャッ

ルドガー「俺も手伝うよ」

ミラ「えっ?」

ルドガー「前に手伝えって言ったのはミラだろ?」

ミラ「確かノール灼洞でそんな事も言ったわ…ね………///」

ルドガー「どうした?」

ミラ「~~~~~///何でもないわよ!」バコーンッ

ルドガー「何でェっ!?」



155 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/07(土) 00:33:31 ID:XezfR/yI

ミラ「ま、まあっ。取り敢えず礼は言っとくわ。あ…ありがと……///」

ルドガー「あ、ああ」ヒリヒリ

ミラ「あ、そうそう。良い忘れてた事があったわ」

ルドガー「今度は何だ?」

ミラ「人気投票一位、おめでと」ボソッ

ルドガー「あっ…うん、ありがとう」テレッ



ルドミラ編  おわり



158 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/07(土) 23:09:02 ID:XezfR/yI

【娘組と遊び人の王様と仮面兄貴とおじいちゃん】

マリク「今夜もこの時間がやってきました…」

ソフィ「『ソフィちゃんのごきげんよー』」

エル「いえー!」パチパチ

マスク・ド・バロニア「ぶらぼー」パチパチ

ガイアス「うむ」パチパチ

マリク「このコーナーはサイコロで出た目に書かれた内容のトークをするコーナーだ」

ソフィ「今日のゲストはー」

マリク「今回はエクシリア2からやって来た、エレンピオスのエルとリーゼ・マクシアのおu…遊び人のアーストだー!」パッパラー

エル「よろしくー!」

ガイアス「うむ、宜しく頼む」

ソフィ「後、正義の仮面、マスク・ド・バロニアだよ」

マスク・ド・バロニア「よろしくっ」キラッ



159 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/07(土) 23:45:25 ID:XezfR/yI

マリク「では手始めに俺が投げるとしよう」ポイッ

ソフィ・エル「「何が出るかなっ♪何が出るかなっ♪」」ウキウキ

ころころっ ピタッ

マリク「『痛かった話』だ!いたぁ~い」

ソフィ・エル・バロ「「「いたぁ~い」」」

ガイアス「い…いたぁ…い」

マリク「では痛かった話だな…。それなら今日あった話をしようか」

ソフィ「今日痛い事あったの?」

マリク「ああ。ヒドイ目にあったぞ。それはな……」
―――――
―――
――
シェリア「教官、いますか?」ガチャッ

マリク「おお、シェリアか」



160 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/08(日) 00:20:21 ID:tqbUMOnU

マリク「どうだ、最近はアスベルと上手くいってるか?ソフィやラントの未来の為にもお前達は頑張らなければいけないのだからな!」

マリク「そうだ、お前にコレをやろう。精力剤だ。アスベルのカレーにでも仕込んでおけ」スッ

マリク「かく言う俺もこの精力剤には世話になってな。今でも数十人と相手しt…」

たーんっ

マリク「…………シェリア、そう言う物騒な物は閉まってくれないか?」

シェリア「教官?今日ソフィとエルがこちらに来ませんでしたか?」ニコニコ

マリク「ああ、来たな」

シェリア「それで何か大人がどうこうって話をしませんでした?」

マリク「ああ、したさ。だがそれが今俺がお前にナイフを向けられているのと何の関係があるんだ?」

シェリア「まだとぼけるおつもりですか?」ゴォォォォッ

マリク(こいつはマズいな)



161 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/08(日) 00:32:02 ID:tqbUMOnU

シェリア「ライトニングブラスター!」バチバチバチッ

マリク「ロックランス!」ボコッ ピョーンッ

シェリア「ロックランスを利用してシステム上出来ない筈のジャンプで私の雷を躱すなんて、やりますね、教官!」

マリク「ふっ。伊達に年季は積んでないさ」

マリク(そしてその長年のキャリアが俺に逃げろと轟き叫ぶっ!)

マリク「疾風怒濤!」ビュオォォォォォ

シェリア「フリーズタイム!」

マリク「」カチーンッ

シェリア「リリジャス!リリジャス!リリジャス!リリジャス!リリジャス!リリジャス!リリジャァァァス!」ゴロゴロゴロゴロゴロッ

マリク「」ピシャァァァピシャァァピシャァァァァ

シェリア「そして時は動き出す…」

マリク「ぐぉぉぉおお!」バチバチバチバチィィィ



162 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/08(日) 00:47:16 ID:tqbUMOnU

マリク「ま、待てっシェリア!何で俺がこんな目に合わなければならない!?」プスプス

シェリア「あら?ソフィとエルにあんな服装をさせといて、まだしらばっくれるんですか?」

マリク「服装ぉ?待て、全然心当たりが無いんだが…」

シェリア「いまどき番長とかスケバンなんて古臭い不良ファッションを教える人なんて教官以外にいったい誰がいるんですか!」

マリク「番長にスケバンん?待て待て、本当に心当たりが…」

シェリア「問答無用っ!アステリズム・ライン!!!」

マリク「ずおぉぉぉぉぉぉぉおおぉ!!!」バコーンッ

―――――
―――
――
マリク「と言う訳なんだが…」

マスク・ド・バロニア「日頃の行いだね」

ガイアス「日頃の行いだな」

ソフィ「日頃の行い?」

エル「ヒゴロのオコナイー!」

マリク「」メソメソ



166 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/08(日) 18:45:09 ID:tqbUMOnU

ソフィ「じゃあ次はわたしだね」

エル「ソフィ、ガンバレー!」

ソフィ「えいっ」ポイッ

エル・バロ・教官「「「何が出るかな♪何が出るかな♪」」」

ガイアス「じゃじゃじゃじゃん」

ころころっ ピタッ

マリク「おおっ、『初めての体験』だな。初めてだから、優しくしてね?」

ソフィ・エル「「初めてだから、優しくしてね?」」

マスク・ド・バロニア「」ハナヂブー

ガイアス「………クッ」

マリク「陛下二人の中々のリアクションも見えた事だし、ソフィ、話してくれ」

ソフィ「うん、教官。あのね、わたしも今日あった話なんだけど、初めてお空を飛んだの」

エル「あ、エルも一緒に初めてお空を飛んだよっ」

マリク「ほう、興味深いな」



167 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/08(日) 23:07:02 ID:tqbUMOnU

ソフィ「わたしたちが大人の女の人になる方法を探してる時にね、ミュゼに会ったの」

ガイアス「ミュゼだと?」

ソフィ「うん。それでね、大人の女の人になる瞬間を見せてくれるって言って、ジュードとレイアが泊まった宿を外から覗いてたの」

エル「結局オトナのオンナになるシュンカンは見れなかったけど…」シュンッ

マリク「全く。幼馴染と言う者はどこの世界でもじれったいな」

ソフィ「その時にエルと一緒にミュゼに抱えてもらってお空を飛んだんだよ」

ソフィ「ぷかぷかしてて、とっても気持ち良かったんだよ」

マスク・ド・バロニア「いいね、僕も一緒に空を飛んでみたかったなぁ」

エル「エルもまたお空飛んでみたーいっ」

ガイアス「そうか、ならば今度デュアルカプリッツォで行く三泊四日のリーゼ・マクシア名所巡りの旅をお前達に提供しよう」

エル「ホントに王様っ!?」

ガイアス「俺は嘘はつかん!」ドーンッ

ソフィ「楽しみだねっエル!」キャッキャッ

エル「うんっ!」キャッキャッ



168 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/08(日) 23:51:41 ID:tqbUMOnU

デュアルカプリッツォで行く、三泊四日リーゼ・マクシアの名所巡りの旅


一日目 カン・バルクの雪まつり、ガイアス城見学→シャン・ドゥでのワイバーンとのふれあい・乗竜体験→キジル海瀑の大滝を滝口から見下ろす→ニ・アケリアの田舎で泊まる

二日目 ニ・アケリア霊山のパワースポット巡り→ハ・ミルでのパレンジ・ナップル狩り体験→歴史的な戦場となったファイザバード沼野で歴史に触れる→ル・ロンドで家庭的な宿泊処で泊まる

三日目 サマンガン樹海で大自然に触れる→カラハ・シャールでショッピング→ガンダラ要塞で社会見学→イル・ファンのホテル・ハイファンで幻想的な夜景を楽しみながらバイキング、そして泊まる

四日目 ラフォート研究所で精霊術について学ぶ→オルダ宮の見学→オルダ宮でパーリィ→帰路

格安、安全、楽しい、の三拍子そろったお得なツアー!
移動は超安全なデュアルカプリッツォでの航空移動。魔物やハイジャックの心配もありません!

定員二名 料金、ショッピング用のお金のみ。

責任者、資金援助、機長  遊び人のアースト

ツアーガイド、副機長  リーゼ・マクシア宰相 ローエン・J・イルベルト



170 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/09(月) 23:48:18 ID:fH81l7CE

マスク・ドバロニア「じゃあ次は僕の番だね」

ソフィ「はい、サイコロ」スッ

マスク・ドバロニア「ありがとう。じゃあ投げるよ、そぉれ」ポイッ

ソフィ・エル「「何が出るかな♪何が出るかな♪」」

ころころっ

マスク・ド・バロニア「おや、好きな食べ物の話のy…」

マリク「………ロックランス」ボソッ

ぼこっ ピタッ

ガイアス「じゃじゃじゃじゃん」

マリク「おおっ、どうやら『初恋の話』のようですなぁ」

マスク・ド・バロニア「……マリク、何をしてくれたんだい?」

マリク「はっはっは。何を言っているのか分かりませんなぁ」



174 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/11(水) 00:06:56 ID:cs4fKhR6

ソフィ「わたし、マスク・ドバロニアの初恋の話聞いてみたい」クイッ

マスク・ド・バロニア「ソフィ…」

ソフィ「だめ?」

マスク・ドバロニア「………そうだね、話そうか。僕の初恋を」

マリク「おぉ、やっと話す気になってくれましたか」

エル「エル、ヒーローのハツコイ、キョウミあるー!」

マスク・ド・バロニア「………僕の初恋の人は、花の妖精なんだ」

ソフィ・エル「「花の妖精っ!?」」

マリク「………」ププッ

ガイアス「………」



175 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/11(水) 00:19:58 ID:cs4fKhR6

マスク・ド・バロニア「僕が花の妖精に出会ったのは、僕がまだ小さかった時なんだ」

マスク・ド・バロニア「そして僕はそのころから仮面を付けていた」

ソフィ「マスク・ド・バロニアは昔から仮面だったの?」

マスク・ド・バロニア「そうだね。だけど今付けている仮面じゃなくて、また別の仮面なんだけね。そう、心の仮面と言うの名のね」

マスク・ド・バロニア「その仮面を外してくれたのが、その花の妖精と、カレーの精霊なんだ」

エル「なんか新キャラ出てきた!」

マリク「か…カレーの……っせいっ……れい…っ」プププッ

ガイアス「お前は少し黙って話を聞いてやれ」



176 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/11(水) 00:52:51 ID:cs4fKhR6

マスク・ド・バロニア「花の妖精とカレーの精霊は僕に色々な物を見せてくれたんだ」

マスク・ド・バロニア「花の妖精は少し感情が貧しいのだけど、本当は優しくて純粋な可愛い女の子なんだ」

マスク・ド・バロニア「僕はその可愛らしさに子供ながら心惹かれてたよ」

マスク・ド・バロニア「そして僕と花の妖精とカレーの精霊は友情の誓いを立てたんだ」

ソフィ「友情の誓い?何だか私とアスベルとリチャードに似てるね」

マスク・ド・バロニア「ふふっ、確かに似てるね」



177 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/11(水) 00:53:27 ID:cs4fKhR6

マスク・ド・バロニア「だけど、ある事件があって、僕と花の妖精たちは疎遠になったんだ」

マスク・ド・バロニア「再開した後も僕の非で彼女達と喧嘩しちゃって、溝が深まったかのように思えたんだ」

エル「ケンカしちゃったの?それでどうなったの?」

マスク・ド・バロニア「彼女たちは僕を許してくれたよ。あの時の友情は壊れてなかったんだと分かって嬉しかったよ」

マスク・ド・バロニア「特に花の妖精には悪い事をしたと言うのに、彼女は笑顔で僕を友達だと言ってくれた。その時、僕には彼女が妖精を超える天使に見えたよ」

マスク・ド・バロニア「そして僕は決意した。友との友情と正義の為に、永久にこの身を捧げると!」

エル「おー!何かイイハナシ!」

マリク「だがそれでは、初恋の花の妖精からはまだ友達としか見られて無いようですなぁ」

ソフィ「んー、何だか知ってるようなお話な気がする…」

ガイアス「友、か…」



178 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/12(木) 14:35:01 ID:cAJZ9ktE

エル「次はエルの番だよっ」

ソフィ「エル、ふぁいと」

エル「えーいっ」ポイッ

ソフィ・バロ・教官「「「何が出るかな♪何が出るかな♪」」」

ガイアス「じゃじゃじゃじゃん」

ころころっ ピタッ

マリク「エルは『好きな食べ物の話』だな。でりしゃーす!」

ソフィ・エル・バロ・ガイ「「「「でりしゃーす!」」」」

マスク・ド・バロニア「いいな。僕も納豆の偉大さについて語りたかったよ」シュンッ

ソフィ「よしよし」ナデナデ

エル「エルの好きな食べ物はね、パパのスープ!二番目がルドガーのスープで、三番がミラのスープ!」

ソフィ「ルドガーがエルのパパじゃないの?」

エル「ちーがーいーまーすー!パパはパパで、ルドガーはアイボーなのっ!」

ソフィ「じゃあミラもエルのママじゃないんだ」

エル「エル、ママの事はよく知らないけど、ミラは……何だろ?エルのお姉ちゃん?妹?的なポジションかなー」



179 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/12(木) 15:01:05 ID:cAJZ9ktE

エル「パパのスープはね、とっても味が深いの!いかにもジュクレンのアジって感じなの!とくべつコウキューな食材を使ってないのに食材の良さをフルカツヨーしてる感じ!」

エル「何よりパパのスープはあったかい気持ちになるの!」

ガイアス「それはお前の父親がお前を想って作ったからだろうな」

エル「エルもそう思う!それでね、ルドガーのスープは安い食材を上手くクフーして、おいしく仕上げてるのは分かるんだけど、ジュクレンのアジまでは行かないんだなー」

エル「味付けはパパのに似てるね。だけど、パパにはおよばないね!」

エル「だけど、エルの好きな物をたくさん作ってくれるから、その点はポイント高いよ!」

マリク「ルドガーの料理もプロの料理人レベルだと思ったのだが、エルの父親はそれをも超えると言うのか…!?」

エル「ミラのスープはアジは良いんだけど、食材にこだわりすぎてるんだよね。食材のアジを活かしきれてないかんじ」

エル「でもミラはエルの一番になるためにドリョクしてくれてるから、セイチョーのヨチはジューブンにあるよ!」

マスク・ド・バロニア「皆、エルの為に作ってくれてるんだね」

ソフィ「シェリアが言ってたよ。料理は愛情だって」

エル「エルもドーカン。愛情はスパイスだってレイアが言ってた!」



180 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/12(木) 15:12:24 ID:cAJZ9ktE

ソフィ「そんなにおいしいんだ、エルのパパのスープ」

エル「うん!エルの中じゃダンゼン一番!」

マリク「同じパパでも料理が出来ないパパとは一味違うな」

マスク・ド・バロニア「そうだね」クスクス


アスベル「べっふしっ!」

シェリア「アスベル、風邪?」



ソフィ「エルのパパのスープ、私も食べてみたいな」

マスク・ド・バロニア「僕も興味があるな」

ガイアス「ルドガー達を超える料理の腕前、実に興味深いな」

マリク「もしや、シェリアをも超える料理人かもしれないな」

エル「だったら、今度パパのあった時、みんなにスープを恵んであげてってお願いしてあげる!」

ソフィ「ありがとう、エル」



183 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/13(金) 22:47:15 ID:E79b63w6

エル「じゃあ最後は王様の番だよ」スッ

ガイアス「うむ」コクッ

ガイアス「………」

エル「?」

ガイアス「………」

ガイアス「ハアァァァァァァァァァァァァ!!!」ゴゴゴゴゴゴッ

エル「わっ!」ビクッ

マリク「こ…これは…っ!」ピリピリッ

リチャード「なんて言う、闘気……!」ピリピリッ

ソフィ「ガイアスすごーい」ピリピリ

エル「闘気がびゅんびゅん飛んでるねー」ピリピリ

ガイアス「ハァァァァァァアア……せえぇぇいっ!!!」ゴォォォォォッ



186 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/14(土) 11:21:45 ID:iIkO5IrQ

ころころっ……ピタ

エル「あっ」

マリク「当たり目だな」

ソフィ・エル・バロ・教官「「「「おめでとう~、イェイイェイ!」」」」

ガイアス「ふむ」

マリク「ではガイアス陛下。当たり目が出たのでこれをどうぞ。柔軟剤とリチャード饅頭とブタザルモドキのストラップです」スッ

ガイアス「有難く頂くとしよう」

マリク「それで今日の当たり目は…」ゴソゴソ

マリク「えぇと、『大切な人の話』だな」

マスク・ド・バロニア「当たり目の割に普通の内容だね」

マリク「これはテレビではないですからね」



187 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/15(日) 22:23:26 ID:Mct6M8GQ

ガイアス「俺にとって大切な人とは、全ての民の事だ」ドンッ

エル「やっぱり王様はみんなが大切なんだね」

ソフィ「リチャードもそうなのかな?」

マスク・ド・バロニア「もちろんさぁ」

ガイアス「後は、エルやルドガー、ジュード、ミラ、アルヴィン、エリーゼ、ティポ、ローエン、レイア、ミュゼと言った愉快な仲間達だな」

マリク「まあそこら辺は分かってはいましたが、トークの話題としては少しばかり面白味がないですな」

ガイアス「ふむ、そうか?」

マスク・ド・バロニア「じゃあ遊び人のアーストとして、大切な人の事を話してみたらどうだい?」

ガイアス「遊び人のアーストとしても、リーゼ・マクシア王ガイアスとしても大切な人に大差などない」

ソフィ「ねえ、家族は?ガイアスの大切な人、家族は大切だよね?」

ガイアス「家族、か…。『アースト』の家族なら妹が一人いる」

エル「王様の妹って、えーっとたしか…カーラさん、だっけ?メガネかけてたオンナのヒト!」



188 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/15(日) 22:41:18 ID:Mct6M8GQ

ガイアス「ああ。今はシャン・ドゥで教鞭を振るっている」

マスク・ド・バロニア「妹さんは教師なんだね」

ソフィ「教師って、教官みたいな人の事?」

マリク「ああ、俺も一応教師職って事になるな」

ソフィ「カーラさんって頭が良いんだね」

エル「エルはあんまり会ったときないけど、カーラさん、色んなこといっぱい知ってたよ」

ガイアス「確かカーラの担当教科は歴史だったか」

エル「レキシってむかしばなしのことでしょ!エルも知ってるよ!サンセンチ・ボーイとか、バンブー姫とか!」

ソフィ「あと、ピチ太郎」

ガイアス「恐らく、そう言う昔話も教えているのだろうな」



189 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/15(日) 23:10:44 ID:Mct6M8GQ

マスク・ド・バロニア「妹さんはどう言った方なんだい?」

ガイアス「カーラは大の動物好きでな、昔はよくそこら辺の小動物から魔物まで、愛でていた」

マリク「魔物まで可愛がるとは、流石はガイアス陛下の妹君…」

ガイアス「俺達が居た地域ではごく普通の事だ」

ガイアス「そんな動物好きな妹だが、いざ怒ると恐ろしくてな。妹に懐いていた魔物に襲われたものだ」

エル「王様でも怖いことあるんだ」

ガイアス「おかげで鍛えられたがな」

マスク・ド・バロニア「それが貴方のチートじみた強さの秘訣だったんだね」

ガイアス「それが俺が四歳の頃の話だ」

エル「四さい!?」ガビーンッ

ソフィ「教官よりすごーい」



190 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/16(月) 17:43:41 ID:ztSBB8Q.

ガイアス「だが俺が王として志してからは、カーラとは兄弟らしい会話もしていなかったな」

ソフィ「家族なのに?何で?」

ガイアス「俺が王となれば、俺を王位から引きずり下ろす為に他の部族の刺客から狙われることになる。そうなれば身近の人々に少なからず危害が加わる」

マスク・ド・バロニア「………王となれば身近の人々に危害が加わる、か…」グッ

マリク「その為には家族を自分から遠ざける必要があった、と言う事ですな」

エル「家族と離れ離れになるなんて淋しくないの?」

ガイアス「家族と別れる淋しさを感じてでも、俺には為すべき事があったからな」

エル「強いんだね…」

ガイアス「俺が強い訳では無い。俺を支えてくれる人々が居たからこそ俺は強くいられたのだ」



191 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/16(月) 17:57:47 ID:ztSBB8Q.

マスク・ド・バロニア「だけど、リーゼ・マクシアはガイアスの基に統一された今、少しは妹さんとも家族ととして一緒に過ごせる時間ぐらいは出来たんじゃないかい?」

ガイアス「うむ…それもそうか」

エル「じゃあ今度カーラさんのところに行ってあげなよ、王様!」

ソフィ「カーラさんは動物が好きなんだよね?じゃあそのブタザルモドキのストラップをプレゼントしてみたら?」

マリク「それなら妹君も喜ばれるのでは?」

ガイアス「………そうだな」フッ

ガイアス「ならば今度カーラに会った時は王と民としてではなく、昔のような普通の兄弟として過ごすのも良いだろうな」

エル「楽しみだね、王様!」

ガイアス「ああ。久々にカーラに向けてさくらんぼでも投げるとしよう」

ソフィ「さくらんぼ?」

ガイアス「昔、よく悪戯でカーラに木の上から投げていた」

ソフィ「アスベルも昔リンゴの木に登ってたよ」

バロ・教官(厳つい中年男性が木の上から大人の女性に向けてさくらんぼを投げるのか…)ププッ



192 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/16(月) 23:27:43 ID:ztSBB8Q.

ごーんっごーんっごーんっ

ソフィ「あ、もう12時だね」

マスク・ド・バロニア「じゃあもうお開きだね」

マリク「さあ、良い娘は自分の部屋に帰った帰った。これからは大人の時間だ」

エル「………」

ガイアス「エル、どうかしたのか?」

ソフィ「エル、お部屋に行こ?」ギュッ

エル「ねえ、ソフィ。エル、お願いがあるんだけど…」

ソフィ「?」キョトンッ



193 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/16(月) 23:36:17 ID:ztSBB8Q.

―――――――
――――

ガチャッ

ソフィ「………」ソー

アスベル「………しぇ…りあぁ…」スヤスヤ

シェリア「………あす…べるぅ……そこは…らめぇ…」スースー

ソフィ「二人とも、ぐっすり寝てるね」

―――――――
――――

ガチャッ

エル「………」ソー

ミラ「………何かが足りないわね」

ルドガー「だったらコレを入れてみないか?」

エル「二人とも、お料理にシューチューしてるね」



194 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/16(月) 23:43:11 ID:ztSBB8Q.

―――――
―――

エル「じゃあ、ルドガーたちにバレないように早く行こっ!」

ソフィ「うん。皆の見張りお願い、教官」

マリク「ふっ、任せておけ」

マリク「ではお二人とも、二人の事を頼みますよ」

マスク・ド・バロニア「任されたっ」キラーンッ

ガイアス「遊び人のアーストは子供だけで夜道は歩かせないから安心しろ」



195 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/17(火) 00:00:23 ID:K5ilU6lk

裏山の花畑

エル「わあぁぁぁぁっ!キレー!」キラキラッ

ガイアス「これは見事な…」ウットリ

マスク・ド・バロニア「ここの花畑にはすべての元素が集まっているから一年中花が咲いてるんだよ」

ガイアス「元素、か…。俺達の世界で言うマナと同義の物か」

エル「ねえ、ソフィ!このムラサキのかわいいお花ってなんて言うのっ?」キャッキャッ

ソフィ「それはね、クロソフィだよ。わたしの名前もクロソフィからとったんだよ」

エル「へー」キラキラッ

ガイアス「………ふっ」

マスク・ド・バロニア「ふふっ、珍しく頬が緩んでるね」

ガイアス「ああ。あの子供達を見ていると、俺は王である以前に、一人の子供好きな中年なのだと感じている」

マスク・ド・バロニア「………へえ、それは良かったね」



196 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/17(火) 00:11:14 ID:K5ilU6lk

エル「わー!おっきい木ー!」

ソフィ「これはね、誓いの木なんだよ」

エル「ねえ、木にソフィとアスベルとリチャードとラムダって書いてるよ?」

ソフィ「うん。わたしたち、この木で友情の誓いをしたんだよ」

エル「ユージョーのチカイ!ねえっ、エルもユージョーのチカイしてもいいんだよねっ?」

ソフィ「もちろんだよ。その為にここに来たんだもん」

エル「えーと、この木にエルのお名前を書けばいいんだよね?」

ソフィ「うん、そうだよ」

エル「えーっと、エ…ル…。書けた!」カキカキッ

ソフィ「名前が書けたらこうやって手を合わせるんだよ」スッ

エル「うんっ!分かった!」スッ



197 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/17(火) 00:28:25 ID:K5ilU6lk

ソフィ「じゃあ誓おう、エル」

エル「うん!エルたちはこれから先何があっても!」

ソフィ「友達でいよう」

エル「友達でいよう!」

ソフィ「うん、永遠に友達だよ」ニコッ

エル「うんっ、エイエンに友達ー!」ニカッ

ソフィ「うふふっ」

エル「あははっ」


キャッキャッキャッ

マスク・ド・バロニア「やっぱり友情ってイイね」

ガイアス「そうだな」

マスク・ド・バロニア「僕たちもしてみるかい?友情の誓い」

ガイアス「それは国家、世界、作品に囚われず、一個人として、か?」

マスク・ド・バロニア「もちろんさぁ」キラッ

ガイアス「ふっ、いいだろう」



198 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/17(火) 00:37:14 ID:K5ilU6lk

pipipipi!

マスク・ド・バロニア「おや、これはマリクの通信機からだね」ピッ

マリク『大変です、陛下!勝手に夜中屋敷を抜け出したことがシェリアたちにバレました!早くもどxt…ずおぉぉぉぉぉぉぉ……』ツーツー

マスク・ド・バロニア「………」ピッ

ガイアス「まずいな」

マスク・ド・バロニア「そうだね。おーい、ソフィー!エルー!そろそろ戻ろうかー!」

ソフィ「あ、マスク・ド・バロニア!戻ろっか、エル」ギュッ

エル「うんっ!」ギュッ



この後、五人はママたちにこっぴどく怒られましたとさ。


娘組と遊び人の王様と仮面兄貴とおじいちゃん編  おわり



199 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/17(火) 00:40:50 ID:K5ilU6lk

終わった。最期のサイコロトークネタ本当に長かった…。

まあこれにてこのスレのSSはガチで終わりです。裏話の方が本編より長くなったのは木の精ではないだろね。


ここまで付き合ってくれた方々、本当にありがとうございやす。



転載元
エル「ルドガーが子ども扱いばっかりする」ソフィ「アスベルも」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1398440425/
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         コメント一覧 (14)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月18日 09:59
          • アルヴィンが完全に杉田
            杉田ちょっとそこ変われ
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月18日 11:17
          • ルドミラエルが元気なだけで泣けてくる
            あ、ルドガー一位おめでとう
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月18日 12:52
          • ヒュパス最高
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月18日 17:41
          • 教官が不遇すぎる…
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月19日 00:42
          • ※4まぁ実際紙耐久ですから・・・・・・
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月19日 15:59
          • あの子供達を見ていると、俺は王である以前に、一人の子供好きな中年なのだと感じている
            さりげないガイアスのロリコン発言。
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月20日 00:45
          • そういえばユリウスお兄ちゃんが全然出てこない・・・・・・
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月20日 18:45
          • ※7
            唯一の不満、だわな

            死んだ設定、なのかな…?
            でも、分子ミラ居るしな…
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月20日 19:49
          • 一応前作のローエンとヒューバートの会話に出てきてるよ、ユリウス。メガネからビームを出してるところを目撃されてるらしい。
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月21日 00:43
          • やっぱりルドミラエルは理想の家族像だな。
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月21日 09:15
          • ルドミラエルとアスシェリソフィの理想の家族っぷりは、テイルズ屈指よ。
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月21日 16:03
          • ※7
            このSSを書いてるのがユリウスだと思えばいいんじゃないかな
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月23日 22:22
          • 5 サイコロトーククソワロタ
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年07月11日 17:58
          • ヒュー君・・・まぁこれでいいや

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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