モバP「いつものあいつらに問題児を任せてみる」

1: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:40:12.45 ID:TSyVN0KRo

P「ウチの事務所もだいぶアイドルが揃ってきた」

P「だが、人数が多くなると自然と俺の目も届かなくなってくる」

P「当然、何人か手を焼いているアイドルがいるのも否めない」

P「だからといって、そこにかかりきりになる訳にはいかない」

P「……ここはあいつらの手を借りるか」



2: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:41:40.13 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――事務所

夏樹「こんな朝早くに呼び出しってなんだよ?」

2_1

木村夏樹(18)

涼「アタシ、昨日の晩に新作ホラー見まくって眠いんだけど」

2_2

松永涼(18)

拓海「つまんねー話だったら承知しねえぞ」

2_3

向井拓海(18)

P「うむ。お前たちを呼んだのは他でもない。ちょっと手伝ってほしいことがあってな」

夏樹「手伝ってほしいこと?」

涼「プロデュースなんてやったことないよ」

P「そうじゃない。ウチの事務所もだいぶ人が増えてきただろ?」

拓海「まあ、昔に比べたらな」

P「その中には俺の目が届かなくて、練習や普段のレッスンを疎かにしている連中も多い」

涼「うーん、そうかもね」

P「そこでお前たちに、その問題児たちがマジメに練習するよう説き伏せてほしい」

夏樹「問題児?」



3: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:42:49.32 ID:TSyVN0KRo

P「とりあえず、ここに三人ほどリストアップしてみた。お前らでそれぞれ個別に対応してくれ」

拓海「は? ジョーダンやめろ。なんでアタシらが、そんな先公みたいな真似しなきゃなんねーんだよ?」

P「頼むよ。本来なら俺が対応したいところだが、今はイベントや新人の対応で物理的な時間が取れなくなってるんだ」

夏樹「それはわかるけどさ……」

涼「アタシらだって自分のことあるのに」

P「もちろん、タダとは言わない。うまくやってくれたら、お前らのいうことを一つ聞くから」

拓海「ほう……それは何でもいいんだな?」

P「もちろん、可能な範囲だぞ。ギャラを上げろとか今すぐCDデビューさせろとかそういうのは無しな」

夏樹「まあ、しょうがないか……断る理由もなさそうだし」

涼「アタシら今ヒマだしねー」

拓海「それを言うんじゃねーよ」



4: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:44:04.61 ID:TSyVN0KRo

『木村夏樹の場合』


――――――――――――応接室


夏樹「さてと……このへんに入ると思うんだけど」

夏樹「おっ? いたいた」

夏樹「よう、元気か?」

乃々「!!」

4_1

森久保乃々(14)

夏樹「わりーわりー、驚かすつもりはなかったんだ。勘弁な」

乃々「……あ、あの……」

夏樹「ん?」

乃々「な、なにか……その……」

夏樹「うん」

乃々「……よ、用ですか?」

夏樹「まあ、用ってほどでもねーけどさ。たまには乃々と話してみたいと思ってな」

乃々「は、はあ……」



5: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:45:13.85 ID:TSyVN0KRo

夏樹「どうした? 迷惑だったかな?」

乃々「い、いや……その……あの……」

夏樹「うん」

乃々「迷惑じゃ……ないですけど」

夏樹「だったらよかった」

乃々「……」

夏樹「なあ?」

乃々「!……は、はい」

夏樹「今日レッスンだよな?」

乃々「……はい……」

夏樹「受けてくるか?」

乃々「歌のレッスン……苦手……むーりぃー……」

夏樹「無理なのか?」

乃々「え?……あ、はい……」

夏樹「うーん。じゃあ、しょうがねえな」

乃々「あ……」



6: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:46:07.95 ID:TSyVN0KRo

夏樹「ほら、メット」

乃々「え?……」

夏樹「帰るんだろ? 送ってやるよ。ルキさんにはアタシが言っとくよ」

乃々「で、でも……受けなくていいんですか?……その……」

夏樹「だって、今、無理って言ったじゃん」

乃々「言いましたけど……」

夏樹「じゃあ、ここにいてもしょうがねーよ。帰ろうぜ」

乃々「はい……」


乃々(怒ってるんですかね?……表情に出ないのが怖いんですけど)



7: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:46:54.58 ID:TSyVN0KRo

夏樹「なあ?」

乃々「は、はい!」

夏樹「今日はこの後、何か予定あるか?」

乃々「えっ?……べ、べつに何もないですけど……」

夏樹「ちょっと寄り道していいか?」

乃々「え? あ、あの……」

夏樹「……」

乃々「だ、大丈夫ですけど……」

夏樹「けど?」

乃々「い、いえ……大丈夫……です」

夏樹「そっか。じゃあ、行こうぜ」

乃々「……」



8: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:47:56.95 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――ゲームセンター

夏樹「ここだここ。来たことあるか?」

乃々「えっと……は、はい」

夏樹「じゃあ、やろう。さーって、なにやっかな?」

夏樹「よし! あれにしようぜ」

乃々「UFOキャッチャー……ですか?」

夏樹「前に穂乃香と忍に聞いててな。ちょっと気になってさ」

乃々「木村さんが……ぬいぐるみを……」

夏樹「あっ! 今、似合わねーって思っただろ!」

乃々「ち、ちがいます!……そんなこと……」

夏樹「あはは、冗談だよ。まあ、こんなカッコした女がやってたら変かもな」

乃々「あ、あの……」

夏樹「ん?」

乃々「いえ……や、やりましょう」

夏樹「そっか、じゃあやろうぜ」



10: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:49:04.54 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――30分後

夏樹「乃々すげーな! 大漁じゃん?」

乃々「えっ……そんなこと……」

夏樹「アタシだめだったもんなー」

乃々「あの……どれか、あげます……」

夏樹「いいのか?」

乃々「もう、たくさんあるし……」

夏樹「そっか、サンキュー。どれがいいかな?」

乃々「じゃあ、これで……」

夏樹「え? このクマでいいのか? 残りはそのブサイクな緑の奴だぞ?」

乃々「あ、はい……いいです」

夏樹「ありがとな。乃々」

乃々「はい……へへへ……」



11: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:49:41.72 ID:TSyVN0KRo

夏樹「今度はこれやろーぜ」

乃々「……ぎたー……げーむ?」

夏樹「そうそう。アタシこの音ゲー好きなんだよ」

乃々「なんか……すごそうです……」

夏樹「まあ、見てなって」


♪~


乃々(すごい……全部ピッタリ)



12: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:50:48.16 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――30分後、ファーストフード

夏樹「ふーっ、スッキリした! やっぱゲームでもギターは最高だな」

乃々「あ、あの……ジュース……おごってくれてありがとうです」

夏樹「ああ、いいんだよ。気にすんな。付き合ってくれたお礼だよ」

乃々「そんな……でも、ギターゲーム……すごかったです」

夏樹「そうか?」

乃々「木村さんの後ろ……たくさんお客さん見てました」

夏樹「あー、そうだったな」

乃々「あの……」

夏樹「ん?」

乃々「その……」

夏樹「……」

乃々「き、木村さんは……あんなにお客さんに見られて……恥ずかしいとおもったことありますか?」

夏樹「んー、特に思ったことないな」



13: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:52:04.50 ID:TSyVN0KRo

乃々「もりくぼは苦手ですから……みんな、もりくぼのことダサいとか暗いとか思ってそうですし……」

夏樹「そんなことないと思うけどなー」

乃々「そうですか?」

夏樹「まあ、そりゃあさ、個人が何を思おうと自由だよ」

夏樹「多分アタシを見てた奴の中には男なんじゃね?とか思ってた奴もいるだろうし」

乃々「……」

夏樹「でもさ、アタシはアタシだ。誰がどう思っていようが自分は変わらない」

夏樹「いつものように歌ったり演奏したり、今日みたいにゲームしたりするだけ」

乃々「……自分は……自分」



14: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:53:32.54 ID:TSyVN0KRo

夏樹「今日は乃々といっぱい話せてよかったぜ。普段から話しておくんだった」

乃々「……その」

夏樹「うん」

乃々「もりくぼは……木村さんとお話するの……楽しいです」

夏樹「ありがと。アタシも楽しいよ」

乃々「今まで……もりくぼとお話する人……イライラしてました」

夏樹「そうなのか?」

乃々「はい……もりくぼは話がおそくて……何が言いたいかわからないって」

夏樹「……」

乃々「だけど、木村さんは……必ずもりくぼが言い終わるまで……待ってくれて」

乃々「すごくうれしかったです」



15: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:54:59.08 ID:TSyVN0KRo

夏樹「別に特別なことしてないよ。アタシは乃々がどう思ってるか聞きたかっただけ」

乃々「もりくぼが……?」

夏樹「バンドとかやってっとさ、よくあるんだよ。メンバーでもハードなロックがいい!メタルは嫌だ!とかさ」

乃々「……」

夏樹「そりゃさ、うるせー黙ってやれ!って言えば、簡単だけど何も進まない。嫌々やるから大したパフォーマンスはできない」

夏樹「それよりじっくりお互い話し合って、納得した上でやるほうがいいんだ。時間はかかって、練習も大変だけどさ」

乃々「涼さんや……拓海さんも、そうですか?」

夏樹「あいつら? んー……まあ、あいつらもケンカばっかして大変だけど」

乃々「…ですか」

夏樹「でも、あいつらも根っこは同じだからな。話しあえばちゃんとわかってくれるよ」

乃々「……」

夏樹「別に乃々がレッスン受けたくないならそれでもいいと思う。誰にでもキツイときはあるしな」

乃々「……」



16: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:55:42.88 ID:TSyVN0KRo

夏樹「色々、付きあわせて悪かったな。家まで送るから帰ろうぜ」

乃々「今日は……一人で帰ります……その……」

夏樹「ん?」

乃々「よ、よかったら……明日……」

夏樹「うん」

乃々「い、一緒に……事務所……行きませんか?」

夏樹「おう! お安いご用だ」

乃々「えへへ……」



17: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:56:48.27 ID:TSyVN0KRo

『松永涼の場合』


――――――――――――事務所


涼「んと……この辺りだと思うんだけど……」

涼「おお、いたいた。やっぱ机の下か」

涼「よう、元気か?」

輝子「…………フヒ?」

17_1

星輝子(15)

涼「なんか久々だな。最近どうしてた?」

輝子「……き、キノコ育ててた……フヒ」

涼「おー、そうだったのか。どう、あれから増えた?」

輝子「増えた……はっ!」


ささっ


涼「なんで隠すんだよ?」

輝子「マイフレンズ……食べない?」

涼「大丈夫だよ。今日はフェイフェイいねーし、食わねーから」

輝子「よ、よかった……」



18: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:58:02.82 ID:TSyVN0KRo

涼「なあ、そろそろレッスンだろ? 行かないのか?」

輝子「……」

涼「ん? どした?」

輝子「こ、この子たち……心配……」

涼「キノコって放置してるだけじゃダメなのか?」

輝子「……う、うん」

涼「じゃあ、アタシも一緒にいるわ。ちょっと詰めてくれるか?」

輝子「え?……え?……え?」

涼「よいしょっ……と。さすがに二人じゃ狭いか?」

輝子「フヒ……だいじょうぶ」



19: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 01:59:20.60 ID:TSyVN0KRo

涼「なあ?」

輝子「?」

涼「キノコ育てるのって楽しいのか?」

輝子「…………」

涼「あー、聞き方悪かったな。ごめん。別に貶してるわけじゃないんだ」

涼「どういうところが一番楽しいのかな、って単純に思っただけだよ」

輝子「……この子」

涼「ん?」

輝子「こ、この子たち……毎日、違う顔見せてくれる……」

輝子「おおきくなったり……形が変わったり……楽しい……フヒ」

涼「なるほどな……ん? このラジカセはなんなんだ?」

輝子「音楽聞かせてる……フヒ」

涼「キノコも音楽わかるのか?」

輝子「シイタケ農家の人も……ハウスでクラシック聞かせてる人もいるって……」

涼「へえ、不思議なもんだな」



20: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:00:30.49 ID:TSyVN0KRo

輝子「この子たち……ヘヴィメタル聞いてるから……元気、フヒ」

涼「はははっ、そりゃいいや。今日は何を聴かせるんだ?」

輝子「これ……」

涼「あれ? これって?」

輝子「し、しってる?」

涼「ロンドン出身のあのバンドだよな? ボーカルはハードロックのバンド組んでたんだけど、脱退して今のバンド組んだとか」

輝子「そ、そう!……昔のバンドが自分の原点って言ってた」

涼「そうそう、いい曲出してたんだけどな」

輝子「もう聞けない……廃盤になって……権利関係でもう出せないって」

涼「アタシ、CD持ってるぞ」

輝子「えっ?!」

涼「聞きたい?」

輝子「うん……聞いてみたい……フヒヒ」

涼「じゃあ、うちに来なよ」

輝子「えっ?」

涼「なんか用事あんの?」

輝子「べ、別にないけど……いいの?」

涼「おう、ついでにキノコにも聞かせてやろうぜ」

輝子「フヒ……この子も一緒に……ありがとう」



21: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:01:07.85 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――涼の部屋


涼「さあ、どうぞ。ちょっと片付いてないけどあがってくれ」

輝子「お、お邪魔します……」

涼「今、お茶入れるよ。その辺でくつろいでてくれ」

輝子「ありがとう……」


輝子(涼さんの部屋……きれい)

輝子(アーティストのポスターに映画?……なんか、女の子の部屋っぽくない)



22: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:01:47.92 ID:TSyVN0KRo

涼「お待たせ。烏龍茶でいいかな?」

輝子「あ、ありがとうございます」

涼「なあ、輝子はいつも何飲んでるんだ?」

輝子「紅茶キノコ……自分で育ててる」

涼「ああ、なんか聞いたことあるな。美味いのか?」

輝子「健康に良い……」

涼「へえ、アタシもやってみようかな?」

輝子「!!……それなら、私の分けてあげる……」

涼「お? マジで? サンキュー」

輝子「フヒ」



23: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:02:41.25 ID:TSyVN0KRo

涼「はいよ、これが言ってたCDな」

輝子「おおお……感激……」

涼「聞いてみるか?」

輝子「う、うん!」


~♪


涼「どうだった?」

輝子「ところどころ、それっぽさが残ってる……聞いてよかった」

涼「ははは、そりゃよかった。キノコも喜んでるか?」

輝子「うん……この子、うれしそう」

涼「さすが輝子の友達だな。よくわかってる」



24: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:03:37.40 ID:TSyVN0KRo

輝子「キノコノコ~ ボッチノコ~ ♪」

涼「なあ」

輝子「はい?」

涼「その『ぼっち』って、一人ぼっちって意味なのか?」

輝子「……」

涼「ああ、聞いちゃいけなかったかな? 無神経でゴメンな」

輝子「いや……大丈夫……」

輝子「私……こんな姿だし……キノコに話してたりするから……誰も相手してくれなくて」

輝子「が、学校とかでも……体育館の裏とか……そういうところいるの……すき」

涼「……」

輝子「あ、あ、で……でも……寂しくない……マイフレンド……この子たちいるから」

輝子「ごめん……暗くなっちった……フヒ」

涼「……」



25: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:04:52.42 ID:TSyVN0KRo

涼「輝子」

輝子「ん?」

涼「アタシもキノコ育ててみていいか?」

輝子「……涼さんも? どうして?」

涼「この子たちってさ、音楽聞いたりするんだろ?」

輝子「う、うん」

涼「じゃあさ、アタシの好きなホラー映画見せたらどうなるかな?」

輝子「わかんない……試したことない」

涼「なんか初心者向けの育成キット?そんなのあればだけどさ」

輝子「……」

涼「どうかな?」



26: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:05:55.32 ID:TSyVN0KRo

輝子「じゃ、じゃあ……この子、貸してあげる」

涼「いいのか? これって輝子の大切な友人だろ?」

輝子「大丈夫……他の子たちのお世話もあるし……たまにはお出かけしたいと思うし、それに」

涼「それに?」

輝子「涼さんなら…この子たちも…安心」

涼「そっか。ありがと。大事に育てるよ」

輝子「フヒ……」

涼「なあ、この鉢にいるキノコで、輝子はどれになるんだ?」

輝子「わ、私?」

涼「そう。それに向かって見せてやろうと思ってさ」

輝子「ふ、ふふふ……じゃあ…こ、これ……この小さいやつ」

涼「オッケー。じゃあ、今夜こいつにあたしの好きな映画見せて、好きなロックを聞かせてやるよ」

輝子「う、うん……」


輝子(あの子たちと離れるのは……寂しいけど……涼さんなら)



27: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:06:41.05 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――翌日、事務所

輝子「今日も……お世話の時間……」

輝子「あの子たち……大丈夫かな……」


ばあん


涼「輝子! 輝子! いるか?!」

輝子「こ、ここ……どうしたの?」

涼「おおっ! 見ろよ、これ!」

輝子「マイフレンドのいる鉢……?」

涼「ほら、ここ! このキノコの根元見てみ?」

輝子「!……一本生えてる」



28: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:07:26.09 ID:TSyVN0KRo

涼「だろ?! 昨日さ、あれからテレビの前にこれ置いてホラー映画再生させたあと、寝るときもアタシの好きなロックかけてたんだ」

涼「そしたら、今朝見たら出てきてた!!」

輝子「すごい……キノコ……成長速度早いけど……こんな早いの珍しい」

涼「あと、気づかないか?」

輝子「??」

涼「これさ、昨日輝子が自分だって言ってたやつだぜ」

輝子「あ……そうだ」

涼「じゃあさ、これがアタシだな」

輝子「え?」



29: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:08:36.75 ID:TSyVN0KRo

涼「ホラー見せてロック聞かせて生えてきたんだ。これがアタシでもおかしくないよな?」

輝子「うん……涼さんも……フヒ……」

涼「これで、もうぼっちじゃないよな」

輝子「!!」

涼「一人きりだってさ、アタシがいるだろ?」

輝子「……涼さん」

涼「いやー、よかった。キノコ育てるのって楽しいな」

輝子「うん……」

涼「誰かに自慢したくなってきたぞ。見せびらかしに行ってこよっと」



輝子(涼さん……ありがと……)



30: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:09:06.13 ID:TSyVN0KRo

『向井拓海の場合』


――――――――――――とある民家の前


拓海「地図によると……ここだな」

拓海「っしゃ!! 行くぜ!!」


ピンポーン



31: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:09:59.17 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――家の中

杏「あつーい……だるーい……」

31_1

双葉杏(17)



ぴんぽーん


杏「おかーさーん、誰かきたよ~」


ぴんぽーん


杏「いないのか……こんな時にだれ? ドアモニターはと……」


ぴっ


杏「げっ!! 向井拓海!! 何しに来たんだよ?……めんどくさいな」



32: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:10:53.65 ID:TSyVN0KRo

ぴんぽーん


杏「あーもう、うるさい」


かちゃ


拓海『あ! あ、あのすいま』

杏「おかけになった番号は現在電源が入ってないか、電波が届かないためおつなぎできません」

拓海『は? なn』


がちゃ


杏「まったく、何しに来たんだか」



33: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:11:56.32 ID:TSyVN0KRo

杏「ふうぅ……さてと、二度寝するかな……」



ばあんっ



拓海「おらっ!! てめえ!!」

杏「ぎゃーっ! な、なんで勝手に入ってくんのさ!!」

拓海「さっき、外でお前のおふくろさんに会ったんだよ。事情話したら是非連れてってくれってな」

杏「ぐぬぬ……」

拓海「おし、出かけるぞ。準備しろ」

杏「は? どこに?」

拓海「事務所だよ。レッスン行くぞ」

杏「えーやだー。めんどくさーい」

拓海「うっせ! そういう決まりだろ!」



34: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:12:42.20 ID:TSyVN0KRo

杏「杏、レッスンするとお腹が痛くなる『レッスンだめだめ病』にかかってるんだ。お医者さんに止められてる」

拓海「ねーよ、そんな病気!!」

杏「歩きたくなーい」

拓海「バイクで来たから送ってやる」

杏「なんであんたがそこまですんのさ? Pから頼まれたの?」

拓海「べ、別に! そんなんじゃねえよ……」

杏「赤くなってる。わっかりやすー」

拓海「うるっせえ!! メットかぶれ! すぐ行くぞ!」

杏「あー……もう……」



35: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:13:20.78 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――事務所前

拓海「おら、ついたぞ。降りろ」

杏「めんどくさいなあ」

拓海「黙れ。ちゃっちゃと歩け」

杏「わかったから、手引っ張るなよー」



36: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:14:15.69 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――事務所

ばあんっ


拓海「おらっ! P!」

P「おう、拓海。どうした?」

拓海「どうしたじゃねーよ。連れてきたぞ」

P「連れてきた? 誰を?」

拓海「誰って、そりゃあ……」



36_1




拓海「あいつは忍者かっ!」

がらっ

あやめ「忍者?!」

36_2

浜口あやめ(15)

拓海「呼んでねえよっ!! 天井からいきなり出てくんな!!」



37: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:15:15.05 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――応接室

杏「あー涼しい……このまま、静かにソファでゆっくりしたいねえ」


ばあんっ


拓海「てめえ……やっぱここにいやがったな」

杏「あー、うるさいのが来た」

拓海「うっせえ! 今度は離さねえからなっ!!」

杏「あーわかった、わかった。行くから」

拓海「マジだろうな?」

杏「マジ、マジ。それよりさ、先にシャワー浴びさせてよ。杏、服ベタベタだよ」

拓海「また逃げる気だろ?」

杏「逃げないってば」

拓海「どうも信用できねぇな」



38: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:16:26.90 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――シャワー室

杏「どこまでついてくんのさ?」

拓海「目の前までだ」

杏「一緒に入る気? そういう趣味?」

拓海「誰がだ!? シャワー個室の目の前で見張ってる。逃げられないようにな」

杏「信用ないんだね。杏、悲しい」

拓海「今までのお前の行動のどこが信用出来んだよ!?」

杏「ちっ、おせっかいめ」

拓海「なんか言ったか?」

杏「なーんにも」



39: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:17:34.95 ID:TSyVN0KRo

しゃー


杏「あのさ」

拓海「あんだよ?」

杏「一つ聞いていい?」

拓海「おう」

杏「アンタ、どうしてアイドルなんてやろうと思ったの?」

拓海「……」

杏「バリバリのヤンキーが、なんの気の迷いでアイドルなんかに?」

拓海「特に……意味はねーよ」

杏「嘘だね。杏にはわかる」

拓海「は?……言ってみろよ」

杏「Pだね。アイツにコロっといっちゃっただろ?」

拓海「ち、ち、ちげーよっ!!!」

杏「……」



40: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:18:43.26 ID:TSyVN0KRo

拓海「むしろアイツにはムカついてんだ! 嫌だって言ってんのに強引に引っ張り込みやがって……」

杏「……」

拓海「アタシだって、本当はすぐ辞めてやるつもりだったさ。だけど……」

拓海「でも、アタシの仕事にみんな喜んでくれた……夏樹や涼も、ファンも、Pも……」

拓海「だったら……少しくらいならやっても……」

拓海「…………」

拓海「……ん?」


しゃっ



40_1




拓海「あのガキ! どうやって逃げやがった!? エスパーかよ!?」

裕子「エスパー!?」

40_2

堀裕子(16)

拓海「呼んでねえってんだろ!!」



41: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:19:46.03 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――通風口


杏「ふふふ、杏を甘く見たね。シャワー室の天井には通風口があるんだよ」

杏「ここを抜けるとトイレから外に出られる」

杏「脳筋女を騙すなんてチョロいチョロい」



42: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:21:15.51 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――トイレ

杏「よし、ここだな」


がたっ


杏「とうっ」


すたっ


杏「着地成功。さて、どうやって……」


???「にょわー☆」

杏「へ?」

きらり「空からあんずちゃんが降ってきたにぃ! なにそれすごーい☆」

42_1

諸星きらり(17)

杏「げえっ! きらりっ!!」

きらり「きらり、さいきんおりこうにしてたから、神様がご褒美くれてんのー! うきゃー!」

杏「違うっ! と、とりあえず、離せっ!!」


ばあんっ


拓海「ようやく見つけたぜっ!!」

杏「あぁ……」



43: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:22:19.49 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――廊下

拓海「なんでいつも逃げようとすんだよ?」

杏「なんでいつも追いかけてくんのさ?」

拓海「とりあえず、レッスンいくぞ」

杏「うげえ……あのさ」

拓海「あんだよ?」

杏「肩車やめてよ。自分で歩くからさ」

拓海「ダメだ。また逃げられたら面倒だ。こうやって足を掴んでれば逃げらんないだろ」

杏「ちぇ」



44: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:22:58.65 ID:TSyVN0KRo

拓海「お前さ……」

杏「ん?」

拓海「なんでそんなにアイドル辞めたいんだ?」

杏「決まってんじゃん。面倒くさいから」

拓海「そもそも、アイドルになろうと思ったのはなんでだよ?」

杏「愚問だね。CDが売れたり、本や写真集売れたりすれば印税が入るじゃん。働かなくても儲かるし楽々だよ」

拓海「……嘘つけ」

杏「なんでよ?」



45: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:23:46.34 ID:TSyVN0KRo

拓海「お前はだらしねえ奴だが、頭は切れる。単純に金を儲けるなら他の方法でも良かったはずだ」

拓海「それこそ、アイドルなんて当たり外れの多い職業だ。売れるために必死こいて努力する仕事なんて選ぶはずねえ」

杏「……」

拓海「結局、お前もアタシと同じなんだろ?」

杏「どういう意味さ?」

拓海「嫌々入ったアイドルの世界でも、いつの間にかやりがいを見つけちまって……結局抜けられなくなっちまった」

杏「……ふん」



46: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:25:36.02 ID:TSyVN0KRo

拓海「さっき、何であたしがアイドルやってるか聞いたろ?」

杏「うん」

拓海「簡単なことさ。見たことねえてっぺんが待ってるなら、そこにたどり着いてみたくなっただけだ」

杏「てっぺんねえ……」

拓海「お前はクソムカつく嫌なガキだけど……正直、あたしは嫉妬してるのかもしんねえな」

杏「は?」

拓海「認めたくねえけど、お前は歌もダンスもあたしより断然上だ」

拓海「あたしが目指すてっぺんまで手が届く所まで来てる」

拓海「やれば出来るのにやらねえのは、ムカついてな」

杏「……」



47: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:26:27.95 ID:TSyVN0KRo

拓海「まあ……でも、よく考えたらあたしの押し付けなのかもな」

拓海「お前はお前のペースでやるのが、合ってるのかもしれねえな」

杏「……あのさ」

拓海「あんだよ?」

杏「そんなにてっぺんに行きたいの?」

拓海「あたりめーだろ」

杏「じゃあ、コーチしてやろうか?」

拓海「は?」



49: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:27:45.66 ID:TSyVN0KRo

杏「トレーナーさん達がいるとはいえ、個人一人一人にみっちり教えるには時間足りないでしょ?」

拓海「そうだけどよ……マジか?」

杏「杏は天才だからね。コーチ料は飴でいいや」

拓海「なんだそりゃ。それで、てっぺんとれなきゃどうすんだよ」

杏「あんたと一緒に腹でも切るか」

拓海「ははは。武士かよ」

杏「呼んでないよ」

拓海「は? 誰に言ってんだ?」

杏「べつにー。誰か隠れてると思ってさ」





仁美「…………」グスン

49_1

丹羽仁美(18)



50: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:29:29.41 ID:TSyVN0KRo

――――――――――――数日後、事務所

P「こいつは驚いた……こんな短期間であいつらをレッスンに出させるなんて」

P「お前たち、やっぱりすごいな。一体何やったんだ?」

夏樹「さあね」

涼「大したことやってないよ」

拓海「あたしらもよくわかってねえけどな」

P「とにかくよかった。それで約束の件だが……」

夏樹「ああ、その事だけどさ、あたしら三人で全員同じなんだ」

P「マジか。それでもいいけど、あんまり高いのは勘弁してくれよ。給料多いわけじゃないんだから」

拓海「別にメシをたかるなんて言ってねーだろ?」

P「そうなのか?」

涼「簡単なことだよ」

P「?」




夏樹・涼・拓海「あたしら三人、あいつらと一緒に同じレッスンを受けさせてくれ」




おわり



52: ◆yfWmR9mD4k:2014/06/16(月) 02:31:03.19 ID:TSyVN0KRo

※これで終わりです。
 お姉さん気質のある3人で何か書きたいと思って書いてみました。
 あまり見られない組み合わせなので違和感があったらごめんなさい。
 あと、丹羽ちゃんPさんもごめんなさい
 ここまで読んでいただいてありがとうございました。



転載元
モバP「いつものあいつらに問題児を任せてみる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402850412/
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         コメント一覧 (52)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 09:25
          • こういう普段ない組み合わせってのもいいよね
            よかったw
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 09:35
          • 何という世話焼き三将軍
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 09:36
          • 5 ほのぼのの
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 09:58
          • 烏龍茶持ってくるとこで野獣先輩を思い出してしまった……

            SSは良かったです
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 10:05
          • この3人好きだけど某チーム思い出すわwww
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 10:09
          • 癒やされるわ
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 10:37
          • 最初問題児と聞いて師匠とか師匠とか師匠とか想定してたわ
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 11:01
          • 18歳組が年下の子の世話焼きするSSを思い出した

            ※7
            それは俺も思った
            乃々は何だかんだPが頼めば仕事するしキノコは友達増えてボッチどころかリア充だし、
            杏も今はだらける時は徹底してだらけるけど、やる時はキッチリやるし
            寧ろお山を揉みまくる師匠や何度イタズラで自爆しても懲りないレイナサマの方が問題児ぽいという
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 11:32
          • ※7,8その辺のイメージはやっぱりPによりけりだろうね
            輝子がきのこばっかりじゃなくてヘビメタの話でも絡みがあるのはなんかすごく良い
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 11:33
          • 今でこそ問題児ではないって子達だからね。入ってきた当初で考えたら良いんじゃないかな?
            少なくともぼののがお隣さんではないみたいだし。
            しかしみんな可愛いなあ。
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 11:34
          • 5 組み合わせが面白くってなおかつ内容が良かった
            久々に5つ星
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 11:35
          • 問題児で真っ先に25歳ダジャレさんを想像した…
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 11:38
          • 師匠には既に三人ほど特別お仕置き隊がいるからなぁ
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 11:43
          • これこの娘たちが自分で誰を担当するのか選んだのかな
            もしPが選んだのならさすがとしか言いようがないな
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 11:52
          • ※13
            一番ハードなのは清良さんだね…14歳なのに直腸検査を週一ペースでくらう師匠…でも乳揉みはやめない…
            森久保・輝子・杏ちゃんの3人もそれはそれで仲良さそうだな…幸子や小梅ちゃんも入ってきそうだけど
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 12:14
          • ※12
            その人には大人な対応者が数人居るから大丈夫だと信じたい
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 12:15
          • ※8
            レイナサマなんだかんだ言ってもちゃんとお姉ちゃんやってるやろが!!
          • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 12:31
          • だりーが寂しそうに見てるぞ
          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 12:35
          • 良かった…25歳児真っ先に思い出したの俺だけじゃなかった
          • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 12:36
          • こういうほのぼのは見てて癒される。
          • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 12:36
          • なつきち、涼さん、姉御とは良い人選だ
            丹羽ちゃんは武士好きだけど武士と呼ばれて出てくるのは珠ちゃんじゃないかと思った
          • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 12:51
          • 拓海だけやたらとてんやわんやで笑った
          • 23. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 13:33
          • 問題児では無いけどやっかいという点ならヘレンさんとか酔っ払い集団のが・・・
          • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 13:40
          • 5 これはいい話!
            この3人はなんだかんだいって面倒見いいからな~
            アイドル達の組合せも新鮮でいいじゃん
            アイドル達の組合せなんてそれこそ千差万別だし、特に決まりもあるわけじゃないんだからさ
            色々な想像を働かせることができるのもモバマスの魅力の一つだと思うよ

            ところで輝子と涼が話してたロンドン出身のバンドってボーカルの説明を見るに、
            マイケル・アモットが立ち上げたスピリチュアル・ベガーズとアーチ・エネミーのことかな?
          • 25. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 14:12
          • だりーとか小梅とかが嫉妬してそう
          • 26. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 14:30
          • なつきち涼拓海はいい人選♪

            ただ拓海だけ貧乏くじだな

            自分もあの乳もみ(名前忘れた)出るかと思った
          • 27. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 15:07
          • 師匠のことはPも諦めてるんだろう。
            もしくは推奨してるんじゃないか?お前らだって山が丘が盆地が形を変える姿、見たいだろう?
          • 28. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 15:40
          • 良いね
          • 29. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 16:23
          • この三人柄悪い感じだけど滅茶苦茶世話焼きでいい人らだよね
            この三人のSSもっと増えろー
          • 30. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 16:40
          • きの子は問題児ってイメージないな
            人畜無害なイメージ
          • 31. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 16:54
          • 僕のおまたの問題児も手がつけられないので面倒見てもらいたいです
          • 32. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 17:08
          • ロックに目覚めた森久保がうひょーってなる姿が見える!www
          • 33. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 17:10
          • ※30
            星くんとぼのののののののは基本無害だな
          • 34. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 17:24
          • ブサイクな緑の奴……?

            それってちひr
          • 35. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 18:09
          • ※31
            CuP「まかせとけ」
          • 36. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 19:07
          • ※33
            すまん、※30だが言葉選びが悪かったな
            変わったやつだけど手のかからないやつ、ってイメージだ
          • 37. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 19:20
          • 5 ※34
            あなたに一生SRがでない呪いをかけました。解きたければ毎朝昼晩、天使!女神!ちひろ!と唱えなさい

            あ、SSは最高でした!
          • 38. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 20:56
          • なつきち×ノノ…イケる!!
            でもだりーが拗ねるなコレ
          • 39. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 21:21
          • 5 おもしろかった。
          • 40. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 21:38
          • >*23
            ヘレンが問題児って認識ならこの前のトークバトルRのセリフまとめ見てくるといい
            世界レベル発言も自分のハードル上げるためってのが分かったし、
            不器用な努力家って一面が見えてきて一気にイメージ変わったわ
          • 41. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 21:54
          • よし!つぎは問題児(早苗さん、楓さん、川島さん)だな!!
          • 42. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 22:21
          • 信じて送り出した世話役アイドルが心までダンサブルになって帰ってくるだなんて…
          • 43. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月16日 23:55
          • 机の下って元々ソロライブから隠れたぼののの横に輝子が引っ越してきたっぽいけどいまではすっかり机の下=輝子になったな
          • 44. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月17日 01:53
          • もりくぼもすっかり最近では調教されてるからな
            それでもぶれない師匠ってやっぱすごい
          • 45. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月17日 09:18
          • ヘレンが問題児って言ってるのはエアPかな?

            拓海は振り回されるのがよく似合う
            つーか、この三人が揃うとゲ・ッターが思い浮かぶ
          • 46. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月17日 11:13
          • 4 絶対楓さんか師匠のドタバタSSだと思った俺を責められるヤツはいないだろう!?
          • 47. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月17日 12:16
          • ※42
             いいことじゃないか
          • 48. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月17日 12:24
          • プライベートジェットをレンタルして、Pに請求書渡してくる世界レベルは割と問題児だと思う
          • 49. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月17日 22:50
          • 乃々がもりくぼもりくぼ言い過ぎてるのだけがちょこっと違和感だったけど

            内容はすごく面白かった! 涼さんイケメンすなぁ
          • 50. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月18日 08:35
          • [問題児]棟方愛海  ←キュートR枠
            [問題児]小関麗奈  ←パッションR枠
            [問題児]高垣楓    ←クールR枠
          • 51. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月20日 11:25
          • 突然ですが宣伝です!
            >>1が謝罪するまで続けます!
            文句があればこのスレまで!

            加蓮「サイレントヒルで待っているから。」
            http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401372101/
          • 52. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月22日 23:45
          • え?たくみんは北海道まで迎えにいったの??

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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