御坂「私達の、親愛なる隣人」【後半】

関連記事:御坂「私達の、親愛なる隣人」【前半】





御坂「私達の、親愛なる隣人」






306: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 22:48:57.99 ID:4ukZSJKw0

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ピーター「・・・・・・」

MJ「ピーター?どうしたの、ボーっとして」

ピーター「・・・あれ?そう見えた?ジャパニーズ、THE・ZENってやつをやってみてたんだけど・・・まだシロートだから」

MJ「ウソ。あなた、学園都市のこと考えてたんでしょ」

ピーター「・・・」

MJ「あなたが別の世界・・・学園都市に行って色々あったって話を聞かせてくれてから、ずっとその調子。一体何があったの?」

ピーター「さすがMJ。僕が考えてることは何でもお見通しか」

MJ「・・・タイガー、あなたはヒーローである前に一人の人間。そして私はあなたの妻よ。あなたが落ち込んでいる姿は見てられないわ。・・・何があったの?」

ピーター「・・・さみしいだけさ。学園都市にはもう行くことができない・・・永遠にね。友達と会えなくなってさみしいんだ」

MJ「・・・」

ピーター「でも、これしか選ぶ道はない。これ以上、学園都市を傷つける訳にはいかない。だから僕は・・・」

MJ「ピーター・・・」



 ピンポーン♪

ピーター「・・・リードだ。行ってくるよ」

MJ「どこへ?」

ピーター「皆に事情説明に行くんだ。世界を飛び越えてね」



307: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 22:54:00.98 ID:4ukZSJKw0

>>306

MJ:ピーターの妻。メリージェーンの略。『ワン・モア・デイ』によってMJとの結婚は無かったことになったが、読者にとっては長年ピーターの妻であり続けたのでもはや固定設定に近い
 なお、『ワン・モア・デイ』以降もピーターとは煮え切らないもやもやした感じが続いていたが、やっとヨリが戻りそうってなった時は最終号だった
 このSSでは妻という設定で

タイガー:MJがピーターのことを呼ぶ時につかうあだ名。理由は『ちっともタイガー(虎)みたいに強くなさそうだから』とのこと。え、どういうこと?



308: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 22:55:36.72 ID:4ukZSJKw0

トニー「・・・」カチャカチャ ガッション

バナー「何を作ってるんだいトニー。それもしかめっ面で」

トニー「タイムマシンさ。ピーターが学園都市の世界を閉鎖させたから、もうミス固法にも麦野にも神裂にも会えなくなってしまった・・・」カチャカチャ

トニー「だから過去に戻って、封鎖される前の学園都市に行くしかないって訳だ。まったく、ピーターめ・・・」キュイーン・・・カチャカチャ

バナー「仕方ないだろう。それが学園都市のためだ。涙子達を守るたった一つの手段だったんだから」

トニー「それは理解してる。だが相談もなしに一人で決めるこったないだろうに・・・優しくてけなげなオルソラや、もう少しで仲良くなれそうだったオリアナにも会えなくなったんだぞ」

バナー「いつの間にそんなに交流を広げてたんだい。・・・だが、タイムマシなんて使っても仕方ないと思うけどね。むしろまずいだろう。歴史を変えかねない」

トニー「・・・」カチャ・・・

バナー「過去の学園都市に君が行って、何かすれば・・・今やっと平穏を取り戻したあの世界に歪みができるかもしれない」

トニー「ああッ!わかってるさ!」ガチャン!

バナー「・・・」

トニー「・・・・・・だがこうやって何か気を紛らわしておかないと・・・今にも爆発しそうなんだ。もう御坂や黒子達に会えないと思うと・・・」

バナー「・・・僕だって同じさ。でも・・・それが彼女達のためだ」

トニー「・・・・・・ああ」



 ―――・・・・・・

ローラ「・・・ッグス・・・ヒック・・・・・・グスン」ポロポロ

ローガン「泣くな。・・・ってのはできねえ話か。無理もねえ・・・」

ローラ「・・・だって・・・・・・光子達にも・・・お別れ言ってない・・・」グスン

ローガン「だが、その場にいればかえってつらいだけだ」ポンポン

ローラ「・・・グスン」



309: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 23:00:42.72 ID:4ukZSJKw0

>>308

タイムマシン:アメコミでは過去や未来などを舞台にした話は山ほどある。2012年に展開された大型イベント『エイジ・オブ・ウルトロン』では特に重要なポイントとなっていた
 ウルトロンによって地球が支配されてしまったので、ウルヴァリンとインビジブルウーマンが過去に行き、ウルトロンの制作者であるピムを・・・といった話
 が、その結果ウルトロンは消えたが別のヴィラン達がハバをきかせ、地球を支配した世界に改変されてしまったので、また過去に行って・・・などとややこしいことに



310: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 23:08:17.71 ID:4ukZSJKw0

 ~~~~~

スーパーマン「・・・そんなことが・・・・・・」

スパイディ「そういうこと。だからもう学園都市には行けないんだ。皆にそう伝えて周ってるのさ」

サイボーグ「・・・今、ブームチューブで学園都市への道を開こうとしたが、確かに開かなくなっている」ウィーン

ダイアナ「・・・・・・もう黒子達には会えないのね・・・さみしくなるわ」

アクアマン「だが仕方のないことだ。本当ならばもっと早く・・・ダークサイド達との戦いの時にこうすべきだったのだ」

グリーンランタン「・・・」

フラッシュ「ハル、もう麦野と勝負できなくなってさみしいんだろ」

ランタン「そ、そんなんじゃねえ!・・・ただ、二度とあいつらに会えないってのは・・・」

フラッシュ「そりゃさみしいよな・・・」

バッツ「・・・・・・スパイダーマン、手間をかけさせたな。ジョーカーのせいで・・・こんなことに」

スパイディ「いや、アクアマンの言うとおりもっと早くにこうすべきだったんだよ。ジョーカーはきっかけにすぎない。僕達の勝手で今まで引きずりまわしちゃったんだからね」

バッツ「・・・」

アクアマン「蜘蛛の男よ、そう自分を責めるな。お前はもっと誇るべきなのだ。学園都市の者達もそう思うだろう」

フラッシュ「そうだよ。僕達が行く前から何度も街を救ってたんだろ。何も悪いことないじゃないか」

スパイディ「・・・ありがとね。まあ・・・今回で全部リセットしたことになるのかな」

スーパーマン「いいや、リセットじゃあない。人々の思い出は消えない。決して消えず、僕達の心に残っている。スパイダーマン、君の心にもね」

スパイディ「・・・そうだね。それじゃあ僕は次の世界に行くよ」

 MMMMMMMOOOOOO・・・・・・

ランタン「・・・ッチェ、麦野とは決着つけたかったぜ」

サイボーグ「本音が出たな」

ダイアナ「私の『真実の投げ輪』に触れたかしら?」



311: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 23:09:41.09 ID:4ukZSJKw0

 ~~~~~

スポーン「・・・・・・」

スパイディ「・・・あの・・・理解してくれたかな?」

スポーン「・・・・・・ああ」

スパイディ「・・・・・・あの・・・おこってる?」

スポーン「・・・・・・いや、安堵している。俺がいなくてもあの街には一方通行のように、漆黒の意志を持ったヒーローがいる。何も心配することなどない」

スパイディ「・・・そ、そーっすか」

スポーン「・・・・・・」

スパイディ「なんていうか・・・ちょっとは落ち込んだりしないの?」

スポーン「・・・・・・ああ。元々、俺は無関係だったのだからな」

スパイディ「・・・そ、そう。じゃあ・・・僕は行くね」THWIP



スポーン「・・・・・・もう・・・打ち止め達と・・・一緒に食事をすることができないのか・・・・・・ああ・・・さみしいくなるな・・・」



スパイディ(まったく、素直じゃないんだから)





 ~~~~~

ヘルボーイ「マジか」

スパイディ「マジっすよ」

HB「・・・アイツらは・・・アイテムの連中はどうなった」

スパイディ「フレンダと絹旗が重傷を負ったけど、今は元通りになってるはずさ。だから心配することないよ」

HB「そうか・・・ちくしょう!俺がついていてやりゃあ、そんなことにしなかったのによ」

スパイディ「済んだことをあれこれ言っても仕方ないさ。アンタはアンタでやることがあるんだろ?自分の世界でさ」

HB「・・・ああ」

スパイディ「それが本来あるべき姿なんだ。僕達には僕達の世界があるんだ。アンタはアンタのやるべきことをやりなよ。それじゃあね」

HB「ッチ、さみしくなっちまうな」シュボ



312: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 23:13:55.26 ID:4ukZSJKw0

 ~~~~~

チャールズ「・・・そんなことがあったとは」

スコット「なぜ僕達を呼んでくれなかった!仲間だろう!」

ジーン「スコット」

スパイディ「ごめん・・・でも方法がなかったっていうか・・・異世界に行く装置はリードが持ってるし、その時はリードも色々あって・・・」

スコット「っく・・・」

スパイディ「それに・・・あんまり別の世界の人達を巻きこむのもまずいし」

ボビー「今さらだけどね。僕達がいれば少しはなんとかなったかもしれないのに」

ハンク「だが、何もできなかったかもしれない。今どうこう言っても仕方がないことさ」

ウォーレン「・・・もう涙子達には会えないのか・・・」

マグニートー「・・・・・・」

チャールズ「受け入れるしかない。これで彼女らの世界がこれ以上脅威にさらされることがなくなったのだ。彼女らのため・・・生徒の安全を思ってこそ教師たるもの」

ジーン「友達としても、ね。スコット」

スコット「・・・ああ」

スパイディ「・・・ごめんよ」

マグニ「スパイダーマン」

スパイディ「なに?磁界王が僕に話が?」

マグニ「御坂は・・・超電磁砲は・・・元気にしてるか?」

スパイディ「・・・・・・ああ。今ごろ黒子達と一緒にアイスでも食べながらおしゃべりしてるだろうさ」

マグニ「・・・・・・そうか・・・」



313: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 23:17:43.10 ID:4ukZSJKw0

 ~~~~~

スパイディ「ただいまー」

リード「ふうっ☆異世界旅行もこのペースだとキツイね♪」

バナー「おかえり。上手くいったかい?」

スパイディ「皆理解してくれたよ。まあコズミックビーイングが定めたことに反対したってどうしようもないけど」

トニー「ったく・・・ピーター、私はまだ納得しきれてないんだぞ。ミス固法達を狙ってたのに・・・」

リード「なんだよ、ゼンゼン脈なしだったから気にすんなよ☆ハハッ♪」

トニー「ってめ!このやろっ!」

バナー「しかしピーター、コズミックエンティティーズを相手に直談判とは・・・めちゃくちゃなことをやったもんだ」

スパイディ「僕もそう思うよ。会えただけでもすごいことなのにさ・・・」

バナー「一つの世界の均衡がかかっている話だからだろうね。僕達がきっかけともあれば・・・責任を感じてたのかも」

スパイディ「だったらジョーカーの世界のコズミックビーイング的存在がなんとかしてくれりゃあいいのに・・・はぁ~あ・・・」

トニー「ん?・・・そういえば・・・上条の右腕・・・あらゆる異能の力を打ち消す『イマジンブレイカー』はどうなんだ?上条も我々のことを忘れたのか?」

バナー「あ、そうだ。上条くんの右腕はエターニティの力も無効化したのか?イマジンブレイカーとコズミックビーイング・・・どちらが上か気になるね」

リード「ハハッ、僕が一番スゴイに決まってるっしょ☆」

ハルク「SMASH!」BOK!

リード「ウゲベッ☆」

バナー「ッハ・・・一瞬だけハルクになっちゃった」

スパイディ「エターニティが当麻の右腕を感知したんだけど、『あえて』無効化されたんだって。その気になれば当麻の右腕の効果を無視できたかもしれないけど、今はコトがコトだからね」

バナー「なるほど・・・どちらがすごいかは謎のままか・・・・・・」

トニー「一人の人間がコズミックビーイングの力をも打ち消すとあれば、それこそとんでもないことだがな」

スパイディ「・・・あ、そういうこととなると・・・当麻は学園都市で一人だけ、僕達のことを覚えてることになるのか・・・・・・」



315: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 23:29:16.19 ID:4ukZSJKw0

 ―学園都市

上条「悪いな。なんだか気をつかわせちまって・・・」

御坂「き、気にすることないわよ。暇だったから散歩してたらつい近くまで来ただけよ」

佐天「御坂さんはホント素直じゃないな~」

初春「まあまあ、私達は何もせずに見守りましょう」

黒子「お姉さまにお見舞いに来てもらっておりながらその態度とは・・・ぐぬぬ。もっとありがたがるべきですの!」

禁書「言いがかりにもほどがあるんだよ」モグモグ

上条「っていうかインデックス!御坂達が持ってきてくれたケーキを!俺の分まで食うんじゃねえ!」

禁書「ケーキを目前にして食べるなというのはどだい無理な話なんだよ!」ムシャムシャ

佐天「あはは・・・」

御坂「で、今度はどんな問題に首つっこんだのよ。あんたのことだからどーせまたロクなことじゃないんでしょうけど」

上条「?・・・聞いてないのか?ジョーカーにやられちまったんだよ。かっこ悪い話だけどな」

御坂「・・・?・・・ジョーカー?」

上条「おいおい・・・スパイディから聞いてないのか?お前達も戦ったんだろ?」

御坂「?・・・何の話よ」

上条「え?・・・」

初春「ジョーカーなんて人知りませんけど・・・」

禁書「なんだかとーまの様子が変かも。なんでケガしたのか聞いても意味わかんない話でごまかされるんだよ」

佐天「人には言えない理由なんですね」

上条「お前ら何の冗談だよ。もうジョーカーは追い返したみたいだけど、忘れたってのか?セブンスミストも吹っ飛ばされて街中大混乱だったじゃねえか」

黒子「セブンスミストは現在も通常営業しておりますが?」

上条「!?」

初春「・・・なんだか話が合いませんね・・・どうなってるんでしょうか?」

御坂「ふざけて言ってるんじゃないわよね?」

上条「当たり前だ。お前ら本当に忘れちまったのか?スパイディ達のことも」

御坂「・・・・・・それって――」



 THOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMMMMMM!!!



317: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/22(土) 23:38:22.15 ID:4ukZSJKw0

御坂「!?な、何今の!」

佐天「外でものすごい爆音!」

黒子「初春!行きますの!」

初春「は、はい!」

上条「お、おいお前ら――」

御坂「アンタはケガしてんだからおとなしくしてなさい!インデックス、ちゃんと監視しといてね!」

禁書「了解なんだよ!」




 ザワザワ・・・・・・

男子学生「な、なんだ今の衝撃・・・向こうの方ですごい爆発みたいなのが・・・」

男子生徒「お、おい見ろ!何かが爆発したみたいな衝撃痕になってるぞ!」

 シュウウウゥゥゥ・・・・・・

女子生徒「な・・・何があったの?・・・」

女子学生「!・・・爆発痕の真ん中に・・・だ、誰かいる!」



黒子「何ごとですの!」ザッ

初春「!白井さん!砂煙の中に誰か立ってます!」

佐天「何かの能力者!?」

御坂「・・・な、何よアレ・・・・・・」





Dr,ドゥーム「我が前にひれ伏せ、学園都市の者どもよ。我が名はドゥーム・・・Dr,ドゥーム!貴様らの力を手にし、全てを支配する者だ!!!」



318: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/23(日) 00:25:28.69 ID:oheFTwbq0

>>317

Dr,ドゥーム:MARVELを代表する最初の大物ヴィラン。『メガヴィラン』とも呼ばれ、絶大な人気と実力を持つカリスマ的大物悪役。『ファンタスティック・フォー』のヴィランとして初登場
 本名、ヴィクター・フォン・ドゥーム。Mr,ファンタスティックことリードとは大学の同級生で、科学の天才だった。が、この時からリードを気に入らない奴と思っていたみたい
 ある実験の計画を、リードがミスがあると指摘したが負けず嫌いなドゥームはそのまま実行。結果失敗し、その事故によって顔に大きな傷を負ってしまう
 これをリードのせいと逆ギレし、以降はリードを目の敵にしている。その顔を隠すために鉄の仮面を熱いまま装着し、二度と外せなくした(これには人間をやめたという意味も込められている)
 そして、自身が作ったメタルアーマーを装着し、チベットの山奥で魔法を学び、Dr,ドゥームとなった。実は幼い頃に親から魔法を学んでいたこともあったという
 ドゥーム自身は普通の人間ではあるが、纏ったアーマーはあらゆる攻撃を無効化し、かなり強いタイプのセンチネルでさえも一撃で破壊するほどの攻撃もできる
 一人でアベンジャーズを壊滅寸前まで追い込んだりするほどの強敵で、1対1では勝てるヒーローは少ないと言われている。しかもアーマー無しの生身でも大型ライオンを殴り飛ばせる
 さらに、アーサー王時代にタイムスリップしたことがきっかけでモーガン・ル・フェイという魔女から魔法をさらに学び、かなりの魔法の腕を持っている
 一部ではDr,ストレンジと互角とも言われているらしいが、MARVEL世界の魔法は『傲慢』な心があると高位の魔法は正しく使えないというルールがあるので、ドゥームは一歩下回る
 また、同じスーパーヴィランであるマグニートーのことを評価しており、『我らが手を組めば世界を手にすることも造作ない』と述べている

 科学の天才でありながら至高の魔術師に近い強力な魔法を扱えるというハイスペックな一人科学と魔術が交差する男
 FFのヴィランとして登場してはいるが、アイアンマン、アベンジャーズ達のメインヴィランでもあり、MARVEL全体のヴィランと言える
 特にアイアンマンとは仲が悪くしょっちゅうケンカしてる。アーサー王時代に一緒にタイムスリップしてしまい、なんやかんやで協力してタイムマシンを作って戻ったりしている
 また、ドゥームは東欧の国家『ラトヴェリア』の王でもある。そのためアメリカで悪事を働いても外交特権とやらで簡単に逮捕することはできない
 ラトヴェリアはドゥームの独裁政治がしかれているが、国民は案外平和かつ快適に生活できている(話によってはキツイ独裁国家にされていることもある)
 それどころか、ドゥームが世界を支配したエピソードでは、独裁者として君臨してはいるが世界中の犯罪率は下がり、案外いい世界になっていた
 アベンジャーズがドゥームをやっつけて世界の支配は解放されたが、かつてのように犯罪や悪事がはびこる世界に逆戻りしてしまった。「これでよかったのか・・・」とヒーロー達も困惑
 最近は正式にヒーローとして活動したり、リードとスーの子の名付け親になったり、9・11テロに悲しみのあまり涙したり、単なるヴィランの枠におさまらないキャラとなっている

 が、やっぱりMARVELきってのスーパーヴィランであり、あらゆる力を求めて策略を張り巡らしている。特にコズミック系のパワーには目がない
 MARVELのコミックで最も多くの作品に登場したヴィランであり、ゲームやアニメなどの媒体ではボスキャラクターとして登場することが多い



328: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 00:53:12.93 ID:dR0l+kVz0

御坂「ドクター・・・ドゥーム・・・・・・」

佐天「一瞬いい歳してハロウィンの仮装した人かと思ったけど・・・なんかヤバそう?・・・かも」

初春「そりゃそうですよ!この一帯の周りが焼け焦げたみたいな痕跡があるんですから!

黒子「おそらくは高レベルの能力を振りかざして暴れる悪人ですの。ここは私達の出番ッ」

初春「あっ!白井さん!」



黒子「ジャッジメントですの!そこのあなた、少しお話をお伺いいたしますの。抵抗するなら実力行使でいきますのよ!」ザッ!

ドゥーム「・・・フン、白井黒子だな。空間移動の大能力者」

黒子「!?」

御坂「黒子を知ってるの!?」

ドゥーム「白井黒子だけではない。御坂美琴、レベル5の超電磁砲だな」

御坂「!」

ドゥーム「そして、定温保存の能力者、初春飾利と・・・無能力者ながらも秘めた才能を持つ佐天涙子」

初春「わ、私達も!?」

佐天「秘めた才能って・・・ウッソ~!」

黒子「どうして私達のことを知っておりますの!」

ドゥーム「フフ・・・余が何も調べずにここに来ると思ったか?ずいぶん調べさせてもらったぞ・・・お前達の・・・今までの戦いをな」

御坂「・・・何のことを言ってるの」

ドゥーム「・・・そうだな、今のお前達にはさっぱりな話であったな」

御坂「・・・当麻の言ってたこと?私達の知らない所で何があったのよ!」

ドゥーム「知らない所で?違うな。お前達は当事者であり、全てを忘れてしまっただけだ」

初春「!?ど、どういうことですか」

 ビリビリッ!

御坂「答えなさい!私達は・・・何を失ったのよ!」ビリビリッ!



329: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 00:54:23.56 ID:dR0l+kVz0

ドゥーム「電撃で余を威嚇するか。あまり良い考えとは言えないな」

御坂「答えないなら本当に電撃をくらわせるわよ!」ビリビリ!

佐天「み、御坂さん落ち着いて」

ドゥーム「・・・いいだろう。教えてやる。お前らは『隣人』を失ったのだ」

御坂「ッ」ムカッ

御坂「わけわかんないこと言ってんじゃないわよォッ!」

 バリバリィッ!!!

御坂「!?(な、何この威力!私の能力・・・出力が上がってる!?それも飛躍的に!)

黒子「お、お姉さま!」

御坂「ッ!・・・だ、大丈夫・・・ちょっとビックリしただけ――」

 FOOOoooo・・・・・・

御坂「!?」



ドゥーム「フム、大した火力だ。だが、このドゥームには無意味だ」

佐天「う、うっそ・・・」

初春「む、無傷ですよ!」

御坂「・・・何なのよアンタ・・・・・・」

ドゥーム「余はドゥーム。全ての者を統べる者!」FSHAAAAAAAAAAAAA!

黒子「!で、電撃!」

佐天「御坂さん!」

御坂「っ!ううおおおおおお!」バリバリバリッ!

 DOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!



330: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 00:55:53.33 ID:dR0l+kVz0

 ~~~~~

バナー「もしも上条くんが記憶を保っていたとすれば、周りとのズレに気づいて、世界改変にも気づくかもしれないね」

トニー「そうなればただ一人だけ、過去の世界のことを知っている男になるのか。『HoM』の時のローガンのように」

スパイディ「あー、『Mデイ』の時の僕達みたいにね。ありゃサイアクだったよ。ホント。当麻が記憶を持ってると周りに影響がでるかもしれないな」

リード「フム、それくらいでは時空の歪みは起きないだろうし、特に問題視することはないけど、記憶のパラドックスが生じる可能性はあるかもね☆」

 ガチャ

ローガン「昼間っからムカツク話をしてんじゃねえ」

リード「おっと、野獣マンの登場だ。ゴキゲンはナナメみたいだね☆」

ローガン「ローラがずっと落ち込んでやがる。ダチと離れるのはキツイんだろう。っつうワケでビールもらうぞ」ガキョ

バナー「飲まなきゃやってられないってことか。まったく、アベンジャーズタワーに来て真っ先にすることがビール探しとは君らしい」

トニー「おいローガン、スコッチ飲むか?私も飲むぞ」

ローガン「へえ、今日は気前がいいやな」

トニー「君と同じさ。アルコールを入れないと誰かに当たりちらしそうでね」

 マイティガチャ!

ソー「ムウン!皆の者!くつろいでいる場合ではないぞ!」マイティサンジョー!

スパイディ「おろ、雷神様と・・・・・・」



フューリー「飲んどる場合じゃあないぜお前ら。フォン・ドゥームの野郎が忽然と姿を消しやがった。調べる必要があるぜ」



331: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 01:24:10.19 ID:dR0l+kVz0

>>330

HoM:2005年に展開された大型クロスオーバーイベント、『ハウス・オブ・M』のこと。『マグナス王家』を意味し、文字通りマグニートーが王となっている世界を舞台にした話
 マグニートーの子であり、現実改変能力を持つミュータント、スカーレットウィッチの能力によって、世界が『人々の理想が現実になった世界』に改変された
 その世界ではミュータントと人類の立場は逆転しており、ほとんどの者がミュータントとなっている。元の世界のことは誰ひとりとして覚えておらず、皆が理想の生活をしていた
 が、ウルヴァリンの理想は『自分の全ての記憶を思い出すこと』であったため、一人だけ元の世界のことを覚えていた

Mデイ:HoMのラストにて、スカーレットウィッチが『NO MORE MUTANT(ミュータントなんていなくなればいい)』とつぶやき、世界が元に戻ったと同時にミュータントが激減した
 世界中でミュータント人口が200人ほどにまで減ってしまった。また、アイアンマンやキャップらは『HoM』の世界での記憶を忘れてしまったが、スパイディら一部は覚えている
 これはスカーレットウィッチが世界を元に戻した時、近くにいた者達はHoM世界の記憶を引き継いでいると思われる。スパイディはHoM世界での記憶を消してほしがっていた

アベンジャーズタワー:アベンジャーズの本拠地となるビル。昔はアベンジャーズ・マンションが拠点だったが『アベンジャーズ・ディスアッセンブルド』にて崩壊した
 タワーはアベンジャーズのメンバーの出入りが自由で、生活したりもできる。トニーも住んでる。セントリーが復帰してからはビルの上にセントリーの家(?)が出現した
 ちなみに、セントリーの家がある状態を『ウォッチタワー』と呼ぶ。DCコミックのヒーローチーム、ジャスティスリーグの本拠点もウォッチタワーという。偶然か?・・・

フューリー:MARVEL世界の地球防衛軍、SHIELD(シールド)の長官。眼帯をしている。階級は大佐で、SHIELDでは一番偉い歴戦の戦士
 本名ニック・フューリー。老化防止血清を飲んでいるので歳をとらない。第二次大戦中から現役の兵士でキャップやローガンとは戦友
 ワイルドでやることが荒っぽくも見えるが、地球と人々のために全力で悪をブチのめす正義の男。だがやることがあまりにも非人道的だったりする
 ドゥームがいない間にラトベリアを掌握した政治犯がアメリカ襲撃を計画していたのをつきとめるが、政府が『手を出すな』と言ったために手出しができず、独断で作戦を決行
 ヒーローを率いて政治犯をブチのめし、証拠を隠滅するためにヒーロー達の記憶を消した。が、それがバレてフューリーは失脚し、その後しばらく姿を隠して行動することとなる
 SHIELDを失脚してからも姿を隠しながら自分だけで新ヒーローを集めてチームを作ったり、キャップらに協力したりしていた。宇宙人侵略に際して表舞台に久々に姿を見せた

 現代風リメイク作品のアルティメットシリーズでは、俳優のサミュエル・L・ジャクソンをモデルにしたキャラクターにリメイクされた
 『アベンジャーズ』などの『MARVELシネマティック・ユニバース』ではこれを元に、サミュエル・L・ジャクソン本人がフューリーを演じている
 これがあまりにもハマっていたため、従来の正史コミックでもサミュエル・L・ジャクソン似のキャラが登場している
 ちなみに、サミュエル本人は大のコミック好きで、ある日コミックを読んでいると自分にそっくりなフューリーが出てきて、「これ俺じゃねーかww」ってなったらしい



332: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 01:26:04.34 ID:dR0l+kVz0

ローガン「フューリーか。SHIELD長官サマが直々に何だってんだ?」

トニー「待て・・・今・・・ドゥームが消えたと言ったのか?どういうことだ?」

フューリー「言葉のままだ。ラトベリアからすっぽりと消えちまった。SHIELDが総動員で探してるがシッポがつかめねえ。そこでリチャーズの出番って訳だ」

リード「おやおや☆ビクターのオフザケに毎回付き合わされるなんてたまったもんじゃないZE!」

ソー「ソーも言ってられぬのだ。どうやら奴は時空を越えたらしい」マイティタイムスリップ!

バナー「・・・時空を?」

ソー「我らが王国、アスガルドの番人であるヘイムダルがその痕跡を見通した。奴は過去へと移動したらしい。だがその先はヘイムダルでも追うことはできぬ」マイティサーチ!

スパイディ「・・・」

フューリー「奴のことだ。過去へ行ったってだけでも面倒なのにその上、さらにどこかへ行きやがった。何としてもその悪だくみをブッ消さなきゃならねえ」

ローガン「ッケ、知ったことかよ」グビグビ

リード「待ってくれ、今調べてる」カタカタ

リード「・・・フム、確かにビクターは過去へとタイムスリップしたらしい。・・・そしてその時代を調べてみたら・・・どうやらマズイことになってるネ」

トニー「何だ?どうなってるっていうんだ?」



リード「奴は過去から・・・学園都市の世界へと移動したようだ」

スパイディ「!!?」



333: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 01:29:23.82 ID:dR0l+kVz0

>>332

ヘイムダル:アスガルドの入り口である『虹の橋・ビフレスト』の門番。あらゆる世界のあらゆる場所をも見通す千里の眼を持つ
 戦士としても強く、一時はアスガルドの王の代理をしたこともあるという



334: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 01:30:23.41 ID:dR0l+kVz0

 ~~~~~

初春「・・・う・・・ううん・・・・・・」

佐天「いつつ・・・な、何が・・・なんかチカチカする・・・・・・」クラクラ

黒子「お二人とも大丈夫ですの?」

初春「し、白井さん・・・今のって・・・」

黒子「ええ・・・ドゥームと申す方が電撃を放ち、お姉さまがそれを電撃で止めてくださいましたの。その衝撃ですわ」

佐天「あ!ま、周りの人達が気絶しちゃってる!衝撃が周りにいってしまったんですね・・・」

黒子「とはいえ、電気ショックによる気絶程度のようですわ。威力は互いの攻撃がぶつかりあった際にほぼ消えたようですの。・・・しかし」

ドゥーム「ほう、確かに凄まじい能力だ。さすがは学園都市最強の7人の一人だな」

御坂「っく・・・(さっきのコイツの電撃・・・かなりの威力だった・・・そ、それに・・・やっぱり私の能力も強くなってる・・・・・・何で?・・・)」

黒子「お姉さま、お気をつけになってくださいまし・・・あの方・・・かなりの能力者ですわ」

佐天「・・・もしかすると新たにレベル5になったとか・・・」

ドゥーム「レベル5・・・このドゥームをそのようなもので計れると思うな。我が力は・・・貴様らの想像をはるかに超えるッ!」FSHAM!

御坂「ッ!?う、腕にプラズマみたいなエネルギーが集まって――」

ドゥーム「我が力を見せてやろう!」

 ZZZZZZAAAAAAAAAAAAAAAAAAAGGGGGGGGGGGGG!!!

初春「!空に向かってビームが!」

 ZZZSSSHHHHHAAAAAAAAAAAAAAAAAA!

佐天「ああッ!雷みたいなのが四方八方に飛び散ってく!ま、街が壊されてく!」

御坂「こんのッ!やめなさい!」バリィッ!

ドゥーム「無駄だ!」ZAK!

御坂「!?電撃が消滅した!?」

ドゥーム「余のアーマーは貴様ら能力者の能力を無効化する機能を追加してある。AIM力場の研究は中々面白かったぞ」

初春「能力を・・・無効化って」

御坂「だったら・・・この威力ならどうッ!」ヴァリ!

ドゥーム「フ・・・効か――」

 ZZZZZAAAAAAAAKKKKKKK!

ドゥーム「!ッく!?・・・・・・こ、この威力・・・」バチバチ

佐天「効いた!」

黒子「さすがお姉さま!」

御坂「はあっ・・・はあっ・・・・・・(な、なんて威力なの・・・ヘタに使うと周りにも飛び火しそう・・・)」

ドゥーム「想定以上の出力・・・余のアーマーの機能のキャパシティを無効化しきれぬか・・・」



335: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 01:33:18.74 ID:dR0l+kVz0

ドゥーム「面白いぞ・・・やはりレベル5・・・それも異世界の者との交流が多い者はやはり興味深い!・・・さあ御坂美琴よ、余を楽しませるのだぞ!」

黒子「お姉さまのお相手なぞ100年早いですの!いくらあなたのアーマーが強固であっても私の能力ならば!紙さえあればダイヤモンドすら切断できる私の能力で!」

 シュン

黒子「!?」

初春「何やってんですか白井さん!見当違いのとこに鉄針が移動してますよ!」

黒子「い、いえ・・・今のは確かに相手の腕を狙って・・・」

ドゥーム「言ったはずだ。我がアーマーは能力を無効化する。貴様のような能力は座標をかく乱させているのだ。このアーマーを突破することは不可能」

黒子「な・・・」

御坂「下がってて黒子、私が!」スッ・・・

ドゥーム「・・・超電磁砲か」

御坂(今の私の能力で・・・こいつを使ったらどれだけの威力かわかんないけど・・・こいつを止めるにはこれしかない!)

 ピィンッ

御坂「いっくわよぉー!」

 ドオ!

ドゥーム「こちらもだ!」

 VVVAAAAAOOOO!

佐天「ドゥームの手からもビームが!」



   S H A Z A M !!!

 DOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMMM!!!



337: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 01:48:05.52 ID:dR0l+kVz0

>>335

SHAZAM:DCコミックのキャプテンマーベルが変身する際の呪文。シャザムと読む
 少年ビリーが『SHAZAM!(シャザム!)』と唱えるとキャプテンマーベルに変身するという、アメコミでは珍しい変身ヒーロー。スペックはスーパーマンに並ぶという
 Sはソロモンの知恵、Hはヘラクレスの怪力、Aはアキレスの勇気、Zはゼウスの全能、Aはアトラスの体力、Mはマーキュリーの俊足を意味する
 長年MARVELのキャプテンマーベルと名前がかぶっててややこしいと言われていたが、近年のリランチイベント『NEW52』に際して『シャザム』と改名した。わかりやすくなった

 ちなみに、キャプテンマーベル(シャザム)が初登場した当時はDCからの作品ではなく、別の会社のキャラだったが、『スーパーマンのパクりじゃねーか!』と訴訟され、DCに移籍した
 その後、イギリスの出版社がキャプテンマーベルに代わって新キャラとして、『マーベルマン』というキャラを考案。設定こそ似ているものの、変身呪文は『キモオタ!』
 が、今度はMARVELが『ウチの会社の名前とかぶってんじゃん!』と文句をいい、マーベルマンは『ミラクルマン』と改名。色々とややこしい問題が多いキャラとなった
 そのミラクルマンが、今年の6月頃に邦訳されて日本で発売されるとのこと。色々と問題を抱えたヒーローコミックということで注目が集まっている



338: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/29(土) 01:52:09.74 ID:dR0l+kVz0

 ~~~~~

スパイディ「なんだって!?ドゥームが学園都市に!?」

ローガン「おい・・・どういうことだ」ガタッ

トニー「あの世界にはもう行き来できないようになっているんだろう!エターニティの力で!」

リード「ああ・・・だが奴は上手く潜り抜けたらしい。あの世界にはいわばフィールドのようなものがある。エターニティによって、異世界からの侵入を拒むフィールドが」

リード「だが、ビクターはタイムマシンを使い、僕達の・・・この世界の過去へ行った。まだフィールドが張られるよりも過去に・・・」

リード「過去の学園都市の世界へ渡ったり、今度は未来に・・・つまり今現在の学園都市に移動したようだ。僕達が学園都市に行けないことを逆手にとられた」

スパイディ「な・・・そんなのありかよ!」

ソー「ヌウ!過去の学園都市に行ったとは・・・学園都市の世界内で時空を越えて、我らが手出しできぬ時代に移動したというのか!」マイティヤヤコシイ!

フューリー「よく知らないが、今現在のその世界にはお前らは行くことができないってことか。奴の独壇場って訳だな」

トニー「っく・・・ドゥームめ、考えたな」

スパイディ「リード!僕を過去へ送ってくれ!」

リード「!」

バナー「何をする気だピーター」

スパイディ「ドゥームが行ったように僕も過去の学園都市に移動するんだ!もう御坂達を傷つける訳にはいかない!」



346: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 15:11:29.62 ID:KiBdL+3Z0

バナー「なるほど、ドゥームと同じ方法で学園都市に行くということか」

ローガン「俺も行くぜピーター。黒子や初春達がやっと安心して暮らせる世界になったってのにあの野郎・・・」

トニー「ようし、メンバーを集めよう。大勢で駆けつけてドゥームをやっつけるぞ!」

リード「いや、ダメだ」カタカタ

トニー「!?」

リード「学園都市の世界内に時空フィールドが張られている。奴の仕業だ。あの世界でタイムスリップをすることは不可能だ」カタカタ

リード「つまり、ドゥームと同じように過去の学園都市に行けたとしても、ドゥームがいる今現在の学園都市に行けない」

ローガン「わかるように説明しろ」

バナー「エターニティが『異世界間の移動を封じた』が、封じられる前にドゥームが行きつき、そこから現在の学園都市に移動した。図で示すなら・・・」


  <エターニティによる改変>

 (異世界)→×┃学園都市の世界┃×←(異世界) 異世界からの侵入を封じた


  <ドゥームの行程>

 (異世界)→×┃学園都市の世界┃×←(異世界)
           ↓  ↑
    ↓     (過去)
           ↓  ↑
  ドゥーム→ (学園都市の世界) 封じられる以前の世界に行き、そこからさらに未来(今現在)に移動した


バナー「そしてその後、タイムスリップを封じるたということだな。今現在の学園都市には、我々は誰も行くことはできない」


  <ドゥームの時空移動封じ>

         ━━━━━━━
 (異世界)→×┃学園都市の世界┃×←(異世界)
         ━━━━━━━
            ×
            ↑
        (学園都市の世界(過去))


スパイディ「横からは壁があって、上下にもフタをされたってことか!チクショウ!」

リード「ビクターが時空移動を封じた方法は詳細がわからない。どうやら彼の科学力と魔法の融合によるものだろう。突破は不可能だ」

ソー「ヌウ・・・学園都市を救う手立ては何かないのか!」マイティオテアゲ!

トニー「・・・いいや、手だてはある。ピーター、準備しろ。我々も過去から学園都市に行くぞ」

スパイディ「え?」

バナー「どうするつもりだトニー。過去の学園都市に移動しても、ドゥームを追うことはできない・・・」

トニー「不可能を可能にするのが発明家だろう。私を誰だと思ってる。トニー・スタークだぞ」



347: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 15:16:11.43 ID:KiBdL+3Z0

 ~~~~~

佐天「うぅ・・・す、すごい衝撃」

初春「御坂さんの超電磁砲とドゥームのビームが激突して・・・!」



御坂「っ・・・くっ・・・・・・」ガクッ・・・

黒子「!?お姉さま!」

御坂「だ、大丈夫よ・・・ちょっと・・・くらっとしただけ」

ドゥーム「ほう、余のガントレットのブラストと撃ち合えるほどのパワーとはな。やはり・・・貴様らの力は面白い」

初春「御坂さん!」

ドゥーム「その力を・・・いただくぞ」スッ・・・

佐天「!」

 ドォン!

ドゥーム「!?ッム!」



一通「おィおィ・・・何の能力者か知らねェがあンまちょォーしのンじゃねェぞ。やかましくてゆっくりコーヒーも飲めやしねェじゃねェか」

打止「あわわ・・・何か変なカッコしてる人がお姉さまと戦ってるってミサカはミサカは一緒についてきたり」

御坂「・・・一方通行・・・打ち止め・・・」



348: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 15:18:25.00 ID:KiBdL+3Z0

ドゥーム「来たか・・・第一位の能力者、最強の一方通行。お前も余の大事なサンプルの一つだ。まずはその力を見せてみろ」

一通「ッハ!俺を相手にその態度たァ相当ぶっ飛ンでやがンな。ならとくと味わえやァ!」ダッ!

佐天「気を付けてください一方通行さん!その人の鎧は能力を無効化しますから!」

 タッチ

一通「何?・・・(ベクトルが・・・動かねェ)」

ドゥーム「佐天涙子の言う通り、余の体内血液をベクトル操作しようとしたようだが無意味だ」

 KRAKK!

一通「!?ッガ!?」ドザザー!

御坂「一方通行!」

黒子「一方通行さんの能力はあらゆる攻撃を反射するはず・・・ですがドゥームの鎧は能力を無効化する。あの手甲で殴りつけることも可能ということですの」

ドゥーム「このくらいでダウンか?能力に依存しているあまり、それが封じられれば手も足も出んか」

一通「てめェ・・・なめンじゃねェ!」バウッ!

ドゥーム「!GHH!」

一通「能力無効化だかなンだか知らねェが、触れずにブチのめしゃいいンだろォが!腹ァくくれ鉄板野郎!」



349: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 15:19:31.40 ID:KiBdL+3Z0

 ~~~~~

フューリー「どうするつもりだスターク。アテもなく行動するなんざお前らしくねえ」

トニー「アテならあるさ。タイムマシンならちょうど作り上げてたところだ。それをすぐにスペシャルに仕上げてみせる。ちょっと待ってろ」タタタ

ソー「しかし時間移動は不可能なのでは・・・」マイティドースンノ!?

トニー「出たとこ勝負になるが、なんとかしてみせる」

スパイディ「トニーなら何とかできそうではあるね。とにかく行動するなら早くしよう!」

ローガン「どうせなら過去の間にドゥームを八つ裂きにすりゃいいじゃねェか」

バナー「そうか、ドゥームがタイムスリップするよりも先にやっつければ万事解決だな」

ソー「ウム!我がムジョルニアの雷を、あの破壊の王にくらわせてくれようぞ!」マイティヤルキマンマン!

ウルトロン【だが待ってほしい】ヴィジョン

ソー「わ!」マイティワ!

スパイディ「ウルトロン。学園都市から消えて、アベンジャーズタワーのコンピューターに移動してたのか」

ローガン「何だっていうんだウルトロン。今からドゥームを引き裂きに行くんだから止めんじゃねェ」

ウルトロン【うかつに行動すると危険だ。時空連続体を破壊しかねない。そうなればドゥームうんぬん以前に世界が崩壊する】

ソー「えー!?」マイティマジデ!?

リード「すでに『起こったこと』を改変するとタイムパラドックスが起きて、時空の歪みが生じてしまう。それが大きいと時空連続体が破壊されてしまうよ」

ローガン「っ・・・ウルトロンが地球を征服した時みてえにか」

ウルトロン【うん。あん時はごめんね】



351: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 15:54:54.64 ID:KiBdL+3Z0

>>349

ヴィジョン:ウルトロンが開発した、自分の部下として設計したシンセゾイド(アンドロイドみたいなもの)。アベンジャーズ打倒を目的としていたが改心してアベンジャーとなった
 長年アベンジャーズの中心メンバーの一人として活躍していたが、『ディスアッセンブルド』にて破壊された。後にほぼ別人格で『ヤングアベンジャーズ』のメンバーとなっていた
 が、こっちもすったもんだあった挙句、破壊された。最近、かつての人格のヴィジョンが復活した
 アンドロイドなので様々な能力が使える上、物体を透過できる能力が特徴的。相手の身体の中に腕を擦り抜けさせて攻撃したりできる
 ここではウルトロンコンピューターの起動音として名前が登場しただけだが

時空連続体:アメコミではタイムトラベルに関する話は山ほどある。過去に行って歴史を変えたり、未来から歴史を変えに来られたり
 が、あまり歴史に干渉しすぎると時空が歪み、あらゆる次元世界に影響がでるほどのダメージが出たりすることもある。さらに、過去を改変すると現代がさらに悪化することもある
 つまり、あまり時空移動をしすぎたり、歴史を変えすぎてしまうと時空が壊れ、あらゆる次元世界が滅びかねないのである

ウルトロンが地球を征服した時~:『エイジ・オブ・ウルトロン』のこと。ウルヴァリンがウルトロンを消滅させるために過去へ行き、開発者であるピムの命を奪った
 が、ピムがいない現代では魔法使いであるモーガン・ル・フェイが地球を支配してしまっていたので、ウルヴァリンは過去へまた行き、ピムを襲う自分を止めるために説得した
 結果的にウルトロンを倒すことに成功するも、何度も時空を行き来し、歴史を書き換えたことによって時空連続体にダメージが与えられて、亀裂が入り、あらゆる次元に影響が出た
 アルティメットシリーズの世界(アルティメットユニバース)に正史世界のギャラクタスが現れたりした。そして、別快社のキャラである、天使アンジェラがMARVEL世界に出現した
 イメージコミックスの作品、『スポーン』に登場するアンジェラだが、キャラの使用権利をMARVELが得たので、アンジェラをMARVELに『納得する形で』登場させるためにこうなったようだ
 一部では『エイジ・オブ・ウルトロン』のイベントは、アンジェラの引っ越しのための話とか言われているとか

 ちなみに、今までさんざんタイムスリップ関連の話はあったのに何で今更時空連続体が壊れたのか、今回ウルヴァリンが数度過去へ行っただけでこうなったのか、と疑問は多い
 どうやら今までの時空関連のダメージが蓄積されて、今回の件で『コップが一杯になった』という考え方が一番しっくりくるとのこと
 関係ないが、『ベイビーズ』関連のイラストを手掛けるアーティスト、スコッティー・ヤングが描いた『エイジ・オブ・ウルトロン』のベイビーズ風のカバーイラストはめちゃくちゃカワイイ



354: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 17:03:56.39 ID:KiBdL+3Z0

リード「ビクターはすでに現在の学園都市に移動した。それを未然に防ごうとして過去のドゥームを倒すのは学園都市の世界に悪影響が出てしまう可能性がある」

フューリー「・・・ならやっぱりタイムスリップするしかねえな。あと一回くらい時空移動したって時間が壊れるこたねえだろう」

トニー「できたぞ。『タイムトラベラーアーマー』だ」ジャキン

バナー「早い!」

トニー「これで過去の学園都市から移動を試みるぞ。かなりのエネルギーを使うが、人を未来へ転送することができる」

フューリー「だが時空の移動をどうやってするつもりだ」

リード「時空を移動できる可能性があるとすればピーターかもしれないネ」カタカタ

スパイディ「!」

ローガン「なに!?」

リード「あの世界に一番長く居続け、『馴染んでいる』のはピーターだ。順応できるとすればピーターだろう。移動できればの話だけどネ」

バナー「世界の『自然の理』に逆らう行動だからな・・・学園都市に馴染んでいる方が確立は高いということだね」

ソー「なれば我らがゾロゾロと行っても仕方がないということか」マイティオルスバン!

ローガン「・・・」

トニー「なら、私とピーターだけで行くぞ。他の皆はここで待っててくれ」



356: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 17:14:30.10 ID:KiBdL+3Z0

ローガン「ざけんじゃねえ」SNIKT!

リード「・・・ローガン」

ローガン「俺が黙ってられるタチじゃねえのは知ってるだろ。黒子を・・・初春を・・・アイツらを脅かす野郎は俺のツメに血痕を染みつけてやる」

フューリー「落ち着け。お前もあの世界にはだいぶ長い間居たらしいが、パーカーじゃなきゃあ合わないんだろ。今回は身を退け」

ローガン「俺も移動させりゃあいいじゃねえか。ピーターと俺でドゥームを始末する」

トニー「残念だが・・・ビクターの張ったフィールドは想像以上に強固だ。打ち破ろうにも一人を送れる可能性すらほぼ0に近いんだぞ」

ローガン「っ・・・だったら――」

スパイディ「ローガン」

ローガン「!」



スパイディ「任せてくれ。黒子も初春も佐天も御坂も・・・必ず助ける」

ローガン「っ・・・」



 ガチャ

 「ピーターの言う通りだ。ローガン、君だけじゃない。我々も彼に託そう」

ローガン「・・・お前、いつから聞いてた」

 「話は聞いていたよ。今回は私達の出番じゃない。ピーターだ。だから託すんだ。ピーターが・・・我々の代わりにやってくれる」

スパイディ「・・・」

ローガン「やってくれる?ピーターが俺達の代わりに何をするってんだよ」





     キャプテンアメリカ「AVENGE(報復)」



358: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 17:35:39.23 ID:KiBdL+3Z0

 ~~~~~

 DOOOOOOOOOOOOMMM!

一通「っク・・・」

ドゥーム「フハハハ!面白い能力だな。応用がいくらでもできそうだ。貴様よりも余が有意義に扱ってやろうぞ」

御坂「一歩通行!っこの!」バリリ!

ドゥーム「フン」FSHAM!


初春「打ち止めちゃん、こっちに!」

打止「うん!・・・あの人、一人でお姉さまと彼を相手にするなんて・・・ってミサカはミサカは開いた口がふさがらなかったり」

佐天「大丈夫だよ打ち止めちゃん。きっと・・・きっとあの人達ならなんとかしてくれる」

黒子「!・・・そうですわ。まだ『あの方達』もおられますから」


御坂「っく・・・」ビリビリ

ドゥーム「お前達では余に勝てぬ。レベル5だろうと余の前では無力――」

                                    ドッォ!

ドゥーム「!?ARGH!?」ッ!

御坂「!」

一通「原子崩し・・・狙撃か」



麦野「命中命中~・・・こんだけ離れて撃つってのは自信なかったけど、頭にブチ当ててやったわ」

フレンダ「さっすが麦野って訳よ!望遠鏡を片目で見つつのビルの上からの原子崩しスナイプとか!」

絹旗「でもこっちに超気づかれましたよ」



362: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 17:52:47.34 ID:KiBdL+3Z0

浜面「白井!飾利!涙子!打ち止め!大丈夫か!」タタタ

佐天「浜面さんに滝壺さんとフレメアちゃん!」

黒子「皆さんどうしてここに・・・」

滝壺「むぎの達が戦うなら、私達もそばにいる」

フレメア「大体、アイテムファミリーだからね」

黒子「し、しかし危険だすの!」

滝壺「大丈夫、はまづらが守ってくれる」グッ

フレメア「身体はって」グッ

浜面「おう!」



ドゥーム「・・・原子崩しの麦野沈利か。面白い!」FOOOOO!

麦野「!?な、なんだあ!?身体が・・・浮いて!」フォン

フレンダ「ななな!?す、吸い寄せられるみたいな訳!」ギューン!

絹旗「あいつのいる方へ超引き寄せられてます!」ギューン!

ドゥーム「重力操作だ。余の手の内に来い!」

一通「よそ見してンじゃねェっての!」ドォン!

御坂「くらいなさい!」バリバリバリィ!

ドゥーム「ARGH!」

 フォン

麦野「!吸い寄せられるのが止まった!」

フレンダ「で、でも今度は落ちちゃう訳よー!」ヒュー

絹旗「途中で止めるから超落下しますー!」ヒュー

 シュン シュン シュン シュン シュン シュン



 シュン

麦野「・・・!」

黒子「3人ともお怪我はありませんの?」

フレンダ「く、黒子ぉ!助けてくれてありがと~!」

絹旗「さすが超空間転移マスターです!」

麦野「ありがとね。・・・さて、これで私らも真っ向から戦うっきゃないわね」



365: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 18:21:17.03 ID:KiBdL+3Z0

一通「ッヘ、レベル5の3人が揃うたァな。妙な感じだぜ」

麦野「お互いさまよ。暗部の人間なのにこんなことしてるなんて自分でも変だと思うわ」

御坂「・・・・・・なんか・・・変ね・・・私達、何度もこうやって一緒に戦った気がする」

一通「・・・ンな訳ねェ・・・はずなンだが・・・確かにな」

麦野「・・・そもそもなんで私達こんな仲良い感じなのよ」

御坂「・・・・・・私達・・・何かを忘れてる・・・」

ドゥーム「やっと舞台が整ったな。異世界者との交流が特に多い3人のレベル5・・・貴様らの力を余のものとするためにわざわざ来たかいがあったというもの」

一通「異世界だァ?」

麦野「何のこと言ってんだこいつは」

ドゥーム「ウルトロンを2度も倒し、ドーマムゥを退け、サノスを撃退し、さらに異世界の脅威をも追い返し、あのオンスロートにも勝利した学園都市の者ども・・・」

ドゥーム「貴様ら全ての能力者を余のものとする!そのために・・・何者にも邪魔されぬようにわざわざ遠回りしてきたのだからな」

ドゥーム「ずっとこの世界のことを調べてきた。この世界が封じられたのは好都合・・・いつも邪魔をするリチャーズやアベンジャーズはここに来ることはできぬ!」

御坂「・・・アベンジャーズ・・・・・・」

一通「意味不明なことぬかしてンじゃねェ!何もンかしらねェがブチのめしてやるぜ!」

麦野「私達3人を相手にして勝てると思ってんのか?」



ドゥーム「余はドゥーム・・・Dr,ドゥーム!科学と魔術が交差する男だ!」

   S  A
 F H A A M!
    A   A



368: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 19:26:03.95 ID:KiBdL+3Z0

 ―学園都市・過去



 MMMMMOOOOOO・・・・・・

スパイディ「・・・学園都市・・・・・・また来ることになるとはね。複雑な気分だよ」

アイアンマン「ようしピーター、すぐ行くぞ。タイムトラベラーアーマーの起動準備に取り掛かる」ウィーン



 ~~~~~

リード「トニー達はまず僕達の世界の過去に行き、学園都市に向かった。過去と言っても、この前のカーン、アポカリプス、アニヒラスの襲撃のすぐ後の頃に」

バナー「学園都市の世界でいうと・・・話に聞くジョーカーとやらの騒動の終盤あたりなのかな」

ソー「その頃ならまだエターニティによる封印はされていないからな。だが、その先でどうやって未来へと移動するというのだ」マイティナゾナゾ!

ローガン「・・・」

キャップ「不満か?ローガン」

ローガン「・・・ああ、俺がこの手でブチのめしてやりてえ気持ちはまだおさまらねえ」

キャップ「・・・」

ローガン「・・・だが、今回はピーターに譲ってやらあ。俺みてえなのは黒子達には会わない方が・・・アイツらのためだろうな」

 ~~~~~



アイアンマン「・・・アーマー、どうだ」ウィーン

アーマー【タイムトラベルは不可能です。強力なフィールドが張られています】

アイアンマン「ドゥームのフィールドなんぞに負けてられるか!私達はアイアンマンなんだぞ!」

アーマー【しかし、ドゥームが作ったフィールドには魔法的効力も働いています。科学の力だけでは突破はできません】

アイアンマン「っく・・・」

スパイディ「だったらこっちも魔法で対抗だ。イギリスへ行こう」

アイアンマン「!?イギリスへ・・・だと?」

スパイディ「ステイルと神裂がいるはずだ。彼らはジョーカーが学園都市にいる頃、イギリスで魔術関連の相手と戦っていたみたいだからね」

アイアンマン「そうか、魔術サイドの者達に協力してもらうということか」

スパイディ「そのお返しに、今彼らが戦っている魔術関連の相手ってやつをやっつけてあげようぜ」



370: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 19:47:30.74 ID:KiBdL+3Z0

 ZZZRRAAAAAAP!

魔術師「ぐああっ!」バタッ

魔術師「ぐうう・・・」バタッ

ドゥーム(過去)「この世界の魔法使いとはこの程度か。フン、このドゥームの足元にも及ばぬわ」

ステイル「ッチィ・・・こいつ相当な手だれみたいだな・・・」

ドゥーム「複数の魔法組織があるようだが・・・それだけに魔法も多種多様だな。お前達の魔法についての知識もいただいたぞ!」

神裂「あなたの目的は魔術の知識ですか・・・異世界からのヴィランのようですが、これ以上させません!七閃!」ZANG!

ドゥーム「っぬ!余のアーマーをカタナで切断など不可能だが・・・これは・・・ワイヤーだな?なかなかのパワーだ」FSHAAA!

神裂「!七閃が消滅した・・・」

ステイル「『魔女狩りの王』!」ボオオォォォ!

ドゥーム「ほう、炎の巨人か。ならば、余も見せてやろう。この世界の魔法について学ばせてもらった。余の魔法とこの世界の知識を併せて!」

 VVVVVAAAAAAAOOOOOOOO!

ステイル「!?イノケンティウスのニセモノか!」

ドゥーム「余の魔法をその身で味わえ!」

 KRAKKOOOOOOOOOOOOOOMMM!

ドゥーム「!?」



アイアンマン「魔術関連の敵とはお前のことだったか!ドゥーム!」

スパイディ「まだ未来へと行く前のドゥームがイギリスに来てたとはね。ジョーカーが学園都市で笑ってる同時期にアンタがイギリスで魔法のお勉強してたんだな」

神裂「スパイダーマン!」

ステイル「鉄の男!」

ドゥーム「な、何故貴様らがここに!余の計画の邪魔をしにきたというのか!」

スパイディ「イギリスの魔術師たちを襲撃して、魔法をさらに学ぼうってハラだな」

アイアンマン「時空移動を封じるフィールドは科学と魔術の融合技術によるものらしいが、それを完成させるためにイギリスに来ていたというところか」

ドゥーム「おのれ!余の崇高な計画の邪魔はさせんぞ!」ZZZ-RRRAAAAAAK!

アイアンマン「AAARRRGGGHHHHH!」

スパイディ「トニー!」

ドゥーム「もはや猶予はない!」



371: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 20:05:08.97 ID:KiBdL+3Z0

ステイル「無事か、鉄の男!」

アイアンマン「あ、ああ・・・っく・・・だが今の攻撃でアーマーの機能がダメージを・・・」

神裂「スパイダーマン、わざわざイギリスにまでかけつけてくれるとは・・・ありがとうございます握手してください」

スパイディ「ああハイハイ。それよりトニー、ドゥームが未来へタイムスリップしようとしてるみたいだよ」

アイアンマン「今は奴の強力なフィールドで時空移動が封じられている。自分自身ならば移動は可能ということか・・・それにも準備に時間はかかるようだが」

スパイディ「神裂、ステイル、ドゥームは魔法と科学の併せ技でタイムスリップ禁止法を執行してるんだけど、それを打ち破る方法知らないかい?」

ステイル「タイムスリップだって?・・・」

神裂「すみませんが・・・魔術だけでなく科学も融合した技術となると・・・」

アイアンマン「っく・・・ならば奴から直接聞き出すしかあるまい!」GOOO!

ドゥーム「!」

 THOOOOOOOOOOOMMM!

ドゥーム「GAAHHH!」

アイアンマン「アーマー!ドゥームのアーマーからタイムトラベルのシステムをコピーしろ!」

アーマー【了解。ドゥームのアーマーにハッキングを仕掛けます】

アイアンマン「貴様が封じられた時空を移動する術を持っているというのなら、私にも分けてもらうぞ!発明は共有しなくてはな!」

ドゥーム「っ!そうはさせん!余のアーマーに侵入など不可能だ!」WHAM!

アイアンマン「ARGH!」WHOMMMNP!

ステイル「ったく、世話の焼ける科学の使者だ!」ボオォォ!

ドゥーム「GHH!魔術師が余の邪魔をするか!時空移動のエネルギーが集まるまでの間に始末してくれるわ!」ZZZAAAKKK!



スパイディ「神裂、ワイヤー持ってる?」

神裂「残念がら、先ほどドゥームのブラスト攻撃で・・・」

スパイディ「だったら僕のウェブの出番さね。ウェブは皆の味方さ」

神裂「!で、では・・・これってもしかして・・・」

スパイディ「ああ、チームアップさ!」

神裂「ヤッターーー!・・・・・・ッハ!・・・コホン、失礼」

スパイディ「聖人のイメージを保つのも大変だね」



372: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 20:09:03.84 ID:KiBdL+3Z0

>>371

ウェブは皆の味方~:映画、『アメイジング・スパイダーマン』の公開当時、ネット上ではスパイダーマン世界の新聞社、デイリービューグルのサイトなどが立ちあげられた
 他にも悪役の会社であるオズコープや、ピーターが通うミッドタウン高校のサイトなど、ネット上での展開が多く行われた
 『ウェブは味方』という宣伝文句で展開され、好評だった。インターネットのウェブサイトとクモ糸のウェブをかけたジョークらしい



373: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 21:33:33.20 ID:KiBdL+3Z0

アイアンマン「ステイル、私がドゥームのシステムをコピーするまで時間を稼いでくれ!」

ステイル「しょうがない。科学の使いだけじゃあ手に負えないってことだな。『紅十字』!」ボオォォ!

ドゥーム「GHHH!・・・なるほど、ここの魔法使いも面白い力を持っているな。だが、このドゥームの敵ではない!」RRREEEE!

ステイル「うお!こ、こいつの魔術は何だ?・・・光線のようなものを放つとは・・・」

 THWIP THWIP THWIP THWIP THWIP

神裂「ステイル、下がっていてください。ここからは私とスパイダーマンのチームアップです!」

ステイル「!」

ドゥーム「こ、これは!ウェブが周囲に!」

スパイディ「スパイダーマン辞典その1、ウェブはワイヤー以上の硬度を持つ強靭なものである。っと」THWIP

神裂「七閃ッ!」ッ!!!

 ZZZAAAAAANNNNNGGGGGG!

ドゥーム「GAAAAAHHHHHHHH!」



ステイル「効いてるぞ!」

アイアンマン「GHHH・・・おのれ、ピーター・・・神裂とチームアップなんてずるいぞ!」

スパイディ「んなこと言ってるヒマがあんなら早くドゥームのタイムスリップ技術をパクれよ。それだけが未来へ行く方法なんだろ」

アイアンマン「ああ・・・アーマー、どうだ?」

アーマー【データのダウンロードは現在12%まで完了しています】

スパイディ「おっそ!PS3より遅いぞ!」

ステイル「何かわからんが時間をかせげばいいんだな!」ボオオォォオ!

神裂「スパイダー七閃!」ZAAANNNGGG!

ドゥーム「ARGHHH!」

スパイディ「ドゥームが未来へ行く前になんとかダウンロードを完了させなきゃ――」ガガァン!

スパイティ「!・・・雷が急に・・・!?・・・ビッグベンの時計台に・・・誰か・・・・・・!!!・・・あ、あれは!」




 ガガァン!

ジョーカー「HAHAHAHAHA!ビッグベンの音に耳を傾けな!」

スパイディ「ジョーカー!!!」



374: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 22:25:07.80 ID:KiBdL+3Z0

アイアンマン「ジョーカーだと!?どういうことだ!今は学園都市にいるはずでは・・・」

ドゥーム「油断したなスターク!」ZZZ-RRRAAAAAAP!

アイアンマン「AAAAARRRRGGGGHHHHHHH!」ZZZAAAAAA!

神裂「アイアンマン!」

ステイル「このっ・・・ドゥーム!こっちだ!」ゴオオォォォ!

ドゥーム「フン!」FSHAAAAA!



 ガガァン!

ジョーカー「おーおーおー、いい眺めだなァ。さすがはイギリスの名所だ。パーティーには持ってこいだ」

 THWIP!

スパイディ「ジョーカー!なぜお前がここにいる!」

ジョーカー「HAHAHA。久しぶりだなスパイダーマン。行きたいとこへはどこだって行くさ。俺に常識なんざねえんだからな」

スパイディ「バッツに連れられて戻ったはずだろう!・・・いや、今この時代じゃまだ学園都市にいるのか知らないけど、どうしてここに!」

ジョーカー「学園都市のは立派なショーだったが途中で退場しちまったんでな。土産を忘れたんで戻ってきたのさ。だがどういう訳かここに引っ張ってこられたらしい」

スパイディ「・・・ドゥームが魔法と科学のエネルギーを収束してるからか?それに影響されて引きずり込まれたってとこか」

ジョーカー「ブームチューブだかなんだかしらねえが、異次元への扉を開くとかいうのを使ったらここに来たのさ。俺が学園都市にいるはずだって?ってことは過去ってことだな」

スパイディ「だが、これでやっと仕返しができる。今度こそやっつけてやる!ジョーカー!」

ジョーカー「HA!バッツィーが来るまでのツナギとしてきばれや!」BLAM!

スパイディ「勝負だ!ジョーカー!」



375: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 22:40:58.59 ID:KiBdL+3Z0

ドゥーム「あと少しだ・・・時空移動のエネルギーが収束し、魔法の儀式が完成する。そうすれば余は未来へ行き、貴様らは手出しできなくなるのだ!」ZZZAAAKKK!

ステイル「っく!炎対雷ってのは画になるね。だがこちらの火力をなめるなよ!」ボオオォォォ!

イノケンティウス《AAAAAA!》DOOOOOMMM!

神裂「スパイダー七閃!」ZANGZANGZANG!

ドゥーム「フハハハ!」FSHAAAAM!

アイアンマン「アーマー!ドゥームがタイムスリップする前に早くダウンロードするんだ!」

アーマー【ドゥームのアーマーへのハッキングは困難です。ダウンロードしていても遮断され、ハッキングをし直すのを繰り返してるため、時間がかかります】

アイアンマン「っく・・・」



 THWIP!

ジョーカー「残念、糸なんかじゃ俺はやっつけられないぜ」BANG!

スパイディ「ザンネン、銃なんかじゃ僕はやっつけられないぜ」THWIP

ジョーカー「来い来い来い・・・」

スパイディ「10トンパンチをくらえ!」ブオッ!

ジョーカー「HA」プシューッ!

スパイディ「!?が、ガス!ぐはっ!」KOF!KOF!

ジョーカー「俺の胸につけた花のコサージュには猛毒があんのさ。クモだってのに毒くらい持ってないのかい?」BANG!

スパイディ「ARGH!」

 ガガァン!

ジョーカー「HAHAHAHAHA!ガスに眼がくらんで銃弾をくらっちまったな。雷がひどくなってきやがった。周りの避雷針に落ちてるが、ヘタすりゃお前にも落ちるぜ」

スパイディ「っく!」THWAP!THWAP!

ジョーカー「!NNMMM!顔に・・・クモの巣なんざ張りやがって・・・」

スパイディ「お前は笑い過ぎなんだよ。たまには口閉じてろ!」KICK!

ジョーカー「ARGH!」

 WHOMMMMMP!



376: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 22:43:10.50 ID:KiBdL+3Z0

>>375

花のコサージュ~:コミックなどではジョーカーはタキシードの胸に花のコサージュをつけていることが多い。そこから笑いガスや毒ガスを噴出する
 ちなみに、映画『ダークナイト』などではつけてない。大目にみてください



377: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 22:49:49.94 ID:KiBdL+3Z0

 ガガァン!

スパイディ「どうだ。スパイダーキックのお味は。毒はないけど頭がチカチカするだろ」

ジョーカー「GHHH・・・やっぱ生身の人間とは味付けが違うな。だが」ジャキ!

スパイディ「!袖の中から仕込み銃!」

ジョーカー「HA!」BLAM!

スパイディ「うおッ!?」ヒュン!

 ツルッ

スパイディ「!?(マトリックスばりの回避をしたと思ったら・・・足が滑った!ま、まずい!時計台から落ちる!)」

 THWIP!

スパイディ「っく!」



 ガガァン!

ジョーカー「お前が後に回避するのは目に見えてた。足場に油でもぬりゃ転ぶのも当然だ。そしてェ・・・こうやって糸でぶら下がるってのもなあ」

スパイディ「この・・・すぐに上ってお前をやっつけ・・・・・・て・・・」クラッ

ジョーカー「ガスの毒がまわってきたか?そっからここまで登る気力があるかな?しばらくはそうやって糸にぶらさがりながら、何もできない状態だろうぜ」

 TICK・・・ TACK・・・ TICK・・・ TACK・・・

ジョーカー「そしてェ・・・そこはビッグベンの時計台の12時の位置。もうすぐ夜中の12時だ。このままお前は時計の針で・・・ビッグベン産の特製サンドウィッチになるのさ」

スパイディ「!」

 ガガァン!

ジョーカー「HAHAHAHAHA!ロンドン名物ビッグベンが、お前の最後のショーの舞台だ!時の流れは止められねェ!さあ、もう2分だ!」

 TICK・・・ TACK・・・

スパイディ「AAARRRGGGHHH!は、針が!時計台の針が・・・僕をはさむ!」グググ・・・



378: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 23:09:29.96 ID:KiBdL+3Z0

ステイル「!スターク!スパイダーマンが!」

アイアンマン「!ピーター!」

神裂「スパイダーマン!」

ドゥーム「よそ見をしてる間があるかな?」ZZZRRAAAAAK!

ステイル「グアアア!」バリバリ!



ジョーカー「HAHAHA!学園都市の人気者、親愛なる隣人スパイダーマンは時間に追われて針と針に挟まれ、全身ギロチンになりましたとさ!HAHAHA!」

スパイディ「グウアアア・・・こ、このままでは・・・・・・ど、どうすれば・・・・・・」

 ガガァン!

スパイディ「!・・・そうだ・・・僕が今装備しているウェブシューターは・・・御坂が使っていたもの。スパイダーレディーのウェブシューター!」

スパイディ「御坂の能力を使うために、電気を流動させる特殊ウェブだ。そして・・・今は雷がガンガンなっている!あの避雷針にウェブを飛ばせば!ぐぐぐ!腕を・・・動かせ!」

 THWIP!

ジョーカー「!?何をするつもりだ」

スパイディ「ロンドンの観光名所を壊しちゃうことになるけど・・・あとでトニーに弁償してもらうっきゃない。ロンドンッ子の皆さんごめんね」



 ガガァン!

   ZZZZZ-RRRRRAAAAAAAAAAAAAAAAKKK!!!

スパイディ「AAAAAARRRRRRRRGGGGGGGGGGGGHHHHHHHHHHHHH!!!」ビリビリビリ!

   ZZZ-RRRAAAAAAAK!

ジョーカー「AAAIIIEEEEEEEEEEEE!!!」ビリビリビリ!



379: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 23:16:52.47 ID:KiBdL+3Z0

 KARAKKOOOOOOOOMMM!

スパイディ「GHHH・・・・・・KOF・・・か、雷が・・・時計台の針をぶっこわしてくれた・・・・・・ぶら下がってるウェブにも雷が流れて上にいるジョーカーも関電したか・・・」

ジョーカー「COF!COF!・・・アァ~ッ・・・効いたぜェ・・・前に学園都市に来た時は雷の直撃をくらったが・・・何度浴びても慣れるもんじゃねえやな・・・」

スパイディ「もうここまでだぞジョーカー。電気ショックのおかげで体の毒素も焼き消えちゃったぞ。さあ、観念するんだな」

ジョーカー「ここまで?せっかくのアンコールだってのにAメロで終わりだなんていうんじゃねェよクモ男さんよ。俺のジョークはオペラより長いぜ」

スパイディ「僕なんか『七人の侍』よりも長いぞ!途中でトイレ休憩はいれないから、覚悟しろ!」



 バサァ!

ジョーカー「!・・・HA、残念だなスパイダーマン。お前の出番はここまでだ。役者の交代の時間だぜ」



バッツ「そこまでだジョーカー。お前は私が捕まえる。いつでも、どこでもな」

スパイディ「バッツ!アンタどうやって・・・」

 シュン

フラッシュ「僕が協力したのさ。久しぶりだなスパイディ」

スパイディ「フラッシュ!君までこの世界に?」

フラッシュ「ジョーカーがブームチューブの装置を盗んで、また学園都市に行こうとしたみたいだったんでバットマンもそれを追おうとしたんだ」

フラッシュ「だけどジョーカーはこの時代・・・過去の学園都市に飛ばされたらしい。あっちにいる魔法使いのヴィランの影響だろうけど・・・偶然そうなったんだ」

フラッシュ「そこでバットマンも過去の学園都市に行くため、僕が力添えしたってわけさ。その気になれば僕は時間や次元を移動できるからね」

スパイディ「なんだかややこしいけど、とにかくアンタらジョーカーを野放しにすんじゃないよ。せっかく連れ帰ったのにまたこっちに来るってどういうことさ」

フラッシュ「奴にとって刑務所みたいなものは寝室みたいなもんだからね」



380: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/30(日) 23:29:57.80 ID:KiBdL+3Z0

>>379

七人の侍:日本が世界に誇る名作映画。上映時間がすごく長いので途中でトイレ休憩の時間が尺に入っている

時間や次元を移動~:フラッシュは光速を越えて走り、さらに早くなると次元の壁をもブチ抜いて、過去や未来などへと行くことができる。が、そう簡単なことではないらしい



381: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/31(月) 00:02:06.77 ID:G8vGrIGI0

バッツ「この世界にまた来るとはな・・・よほど気に入ったのか?ジョーカー」

ジョーカー「HA!ゴッサムよりイイ街なんざねえよ。だが・・・この世界も中々おもしろくってね。お前も俺のケツを追いかけてくるし」

バッツ「二度とここに来れなくしてやる。病院に叩きこんでな」グ・・・

ジョーカー「HAHAHA!雷で破壊されたビッグベンの上で対決か。なんてロマンチックなんでしょう」

バッツ「とんだ喜劇だ。お前の顔面を悲劇にして閉幕にしてやる!」WHAM!



ステイル「うおおおお!」ボオオオ!

ドゥーム「GHH!」

神裂「あれは・・・バットマン?スパイダーマンは無事のようですね」

アイアンマン「餅は餅屋にってやつだな。あんな奴を相手にするのはコウモリ男くらいなもんだろう」

 BEEP BEEP

ドゥーム「!・・・フフフ、チャージが完了したぞ」

アイアンマン「!アーマー!ダウンロードは!?」

アーマー【51%まで完了しています】

アイアンマン「ッな・・・間に会わない!」

 GGGGGGGGOOOOOOOOOOOO・・・・・・

ドゥーム「余の魔法と、余の科学の叡智を掛け合わせ、これより未来へ行く!貴様らは余を追うことは不可能だ!」

アイアンマン「ステイル!神裂!なんとかドゥームを引き留めるんだ!」

ステイル「イノケンティウス!」ゴオオオォォォ!

神裂「唯閃!」ズバァ!

ドゥーム「もう遅い。ではな魔術師共よ。未来で待っているぞ。フフフ・・・フフフハハ、フハハハハハハ!」

 MMMMMOOOOOOOOOOOO!



382: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/31(月) 00:14:53.90 ID:G8vGrIGI0

 ―学園都市・現代

御坂「くらいなさい!」バリバリバリイ!

麦野「消しとべ!」ドオドオ!

一通「おら」バウォ!

ドゥーム「GHHH!」VVVAAAEEEEE!

初春「さすがレベル5の皆さん!すごいパワーです!」

佐天「でもドゥームの頑丈さもすごい・・・あれだけくらってまだ立ってるなんて・・・」

ドゥーム「やるな・・・今度はこちらの番だ!」ZZZRRRAAAAAAK!

御坂「っく!」バヂヂィ!

麦野「ぐう!」ヂヂヂ!

一通「・・・」バリバリ!

ドゥーム「フン・・・防御の方もそれなりにはできるらしいな。だが、余は魔法も使えるのだぞ。ここに来る前に、イギリスでこの世界の魔法を学んだのだ」

ドゥーム「余の持つ魔法に、この世界の魔術を掛け合わせて・・・みせてくれる!」VVVVVAAAAAA!

御坂「っ!アアア!」ZZZAAAAKKK!

麦野「!ぐううう!」ZZZZAAAAKKK!

一通「!?(っく!魔術だと・・・反射が上手くいかねェ!)」ZZZAAAAKKK!



絹旗「麦野!」

フレンダ「結局想定外の攻撃はヤバイ訳よ!」

フレメア「大体なんとかしないと!」

ドゥーム「もう一撃くらわせてくれる」

 VVVVVAAAAA!



 キュアン!

御坂「っ・・・・・・!」



上条「それ以上・・・御坂達を傷つけるんじゃねえ!」



383: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/31(月) 00:24:24.87 ID:G8vGrIGI0

御坂「と、当麻・・・あんたケガは!」

上条「んなこと言ってる時じゃねえだろ。っく・・・」ズキ

禁書「とーま!無理しちゃだめなんだよ!」

黒子「!インデックスさんこちらへ」シュン

初春「上条さん、あんなことしたら傷口が開いちゃいますよ」

禁書「私も止めたんだけど、いてもたってもいられないって・・・」

滝壺「でも、魔法を打ち消せるあの右腕は役にたつね」

浜面「おう!アイツがいればドゥームとかいうやつも手も足もでねえぜ!」



麦野「そんな身体で盾になりに来るなんて、アンタも物好きね」

上条「かもな・・・だけど役に立つと思うぜ?」

一通「ッヘ」

ドゥーム「イマジンブレイカーの上条当麻か。レベル5の3人の後にお前の力をもらいに行こうと思っていたが・・・そっちから来るとはな」

上条「!・・・俺を知ってるのか」

ドゥーム「お前だけじゃない。10万3千の魔導書を持つ禁書目録もな。余にとってこの世界は宝箱のようなものだ」

禁書「ひええ・・・私は食べてもおいしくないんだよ!」

打止「そういうことじゃないと思うってミサカはミサカは危機感を教えてあげたり」

上条「なんかしらねーが、俺もインデックスも、御坂達もお前なんかに負けたりしない!」

ドゥーム「ほう、余の魔法を打ち消した程度で調子に乗りおって・・・これならばどうかな?」ZZZAAAKKK!

上条「電撃か!そんなのさんざんこの右手で打ち消してきたぜ!」

 ZZZAAAAAKKK!

上条「!?ッガ!?・・・ッ!・・・」

御坂「!?当麻!?」

佐天「み、右腕の効果がない!」

上条「ッ・・・がはっ・・・・・・な・・・なんでだ・・・」

ドゥーム「余のガントレットの電撃、ブラストは魔法ではない。貴様の右腕は能力や魔術は消せても銃弾は消せぬのだろう?そういうことだ」

上条「ッ・・・な、何だって・・・」



384: ◆t8EBwAYVrY:2014/03/31(月) 00:31:07.57 ID:G8vGrIGI0

 ドオドオ!

ドゥーム「!」

麦野「だったら下がってな。ただでさえ手負いだってのに、それ以上はヤバイんでしょ」

一通「ッチ、反射なら俺に任せとけっての(・・・魔術に関しては・・・ニガテだがよ)」

黒子「私も風紀委員ですの!もう傍観しているだけではありませんわ!私にもできることがきっとありますの!」

絹旗「麦野だけに超まかせてられません。私の窒素装甲を超なめないでください!」

浜面「俺も加勢したいがこっちで滝壺達を守ることに専念するぜ!決してビビってるんじゃねえぜ!」

フレンダ「結局、浜面は浜面な訳よ」

滝壺「みんながんばれー」

フレメア「大体、応援しかできないけど見守ってるよー」

打止「フレー!フレー!みーんーなー!ってミサカはミサカはとりあえず声をあげたり」

初春「私もパソコンで敵の弱点を探します。がんばってください!」カタカタ

佐天「そんな鉄板頭やっつけちゃってくださいー!」



禁書「とーま!とーま!」ユサユサ

御坂「当麻!当麻!・・・大丈夫?・・・」

上条「っぐ・・・ああ・・・こんなのお前の電撃にくらべりゃデコピンみてえなもんだぜ・・・っ」

禁書「もう!そんなこと言ってる場合じゃないんだよ!」

御坂「・・・その調子なら大丈夫そうね」

上条「ちくしょう・・・カッコわりいな・・・カッコつけて登場したってのに・・・・・・」

禁書「・・・とうま・・・」

御坂「・・・大丈夫・・・任して」ザッ





御坂「アンタの代わりにドゥームをぶっ飛ばす。私があんたの仇をとる(AVENGE)」



391: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 20:20:48.87 ID:FElsCHkM0

 ~~~~~

アイアンマン「っくそ!ドゥームが時空を移動した!」

アーマー【ドゥームが使用した時空移動のシステムは完全にダウンロードできませんでしたが、このデータを『タイムトラベラーアーマー』に応用できます】

アイアンマン「!本当か!」

アーマー【しかし、ドゥームの時空移動には魔法の力も関与しているため、当機単独での時空移動の再現は不可能です。パワーが足りません】

アイアンマン「ステイル、神裂、タイムスリップの魔法を使えるか?」

ステイル「無茶を言うな」

神裂「えーっと・・・」

 シュン

フラッシュ「僕が手をかそうか?いや、脚を貸すというべきかな」

アイアンマン「!フラッシュ、できるのか?」

フラッシュ「僕が走って生じるパワーをエネルギーにすれば、多少の足しになると思うよ」

アイアンマン「し、しかし運動エネルギーをタイムトラベルに使うなんてやったことがないし、どうしろと」

フラッシュ「これさ。『コズミック・トレッドミル』」ドン

スパイディ「WOW!ルームランナーみたいなのが出てきた!どっから持ってきたの?」

フラッシュ「走って持ってきた」

アイアンマン「・・・科学の使徒として切なくなるよ」

神裂「これで時間移動とやらができるんですか?」

フラッシュ「ああ。これで本気で走れば時空を越えられる。今の状況だと難しいらしいが、アイアンマン、君と協力すれば何とかなるかもしれない」

アイアンマン「・・・君がエンジンの代わりになってくれるということか。OK、やってみよう」

スパイディ「ジョーカーはバッツに任せればいいみたいだし」



 ガガァン!

ジョーカー「HAッ!いい子ちゃんをバラして世間をクラ~くしてやるぜ!」BAM!BAM!

バッツ「それは違うぞジョーカー。私を倒しても世間は暗くならない」POF

ジョーカー「!ワイヤーフックで・・・ロープ遊びかい」

 FOOOM!

ジョーカー「NNHHH!」

バッツ「私は闇の中にいるからな」



392: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 20:22:51.74 ID:FElsCHkM0

>>391

コズミック・トレッドミル:フラッシュが時空移動に使う特殊な装置。見た目はルームランナー。運動エネルギーを時空エネルギーに変換してタイムスリップできる



393: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 20:23:48.14 ID:FElsCHkM0

ジョーカー「NNNMMM・・・そりゃそうさ。俺はお前の命なんざいらねえ。お前と遊ぶだけだ。お前がいなくなったら俺はしがないチンピラになるだけさ」

バッツ「・・・」

ジョーカー「お前が闇の騎士である限り、俺は犯罪界の道化王子であり続ける。いい加減認めなって。俺たちゃ、運命の赤い糸で結ばれてるのさ」

バッツ「お前のジョークは聞きあきた」ヒュッ! CHUNK

ジョーカー「AGH!・・・痛ェじゃねェかダーリン。バットマン名物、シュリケン・バッタラン・・・今までいくつ俺に投げつけてきた?」

バッツ「お前が笑うたびにだ」

ジョーカー「HA!じゃ、俺はお前が怒るたびに引き金を引くぜ」BANG!

バッツ「っく!」ガクッ

ジョーカー「足に当たったか。そりゃこんなとこじゃあ動きも制限されるってもんだよな。ビッグベンの時計台で戦うなんて、ピーターパンくらいのもんだろうぜ」

バッツ「その口を閉じて・・・黙って刑務所へ行け!」ブン!

ジョーカー「おっと、どこへ行こうと俺の周りは混沌に包まれる。ムショに行きゃムショが俺の王国に。ここにいりゃこの世界が・・・カオスになるのさ」

バッツ「・・・なんだと」

ジョーカー「俺ァ悪運が強くてね。俺がいりゃ何でも面白い方向に風が吹くのサ」



397: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 20:30:06.65 ID:FElsCHkM0

>>393

バッタラン:バットマンの武器の一つ。手裏剣のようなもの



394: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 20:25:49.08 ID:FElsCHkM0

 ~~~~~

御坂「はああああ!」バリバリバリィ!

 ドッバォーーーン!

ドゥーム「っぐう・・・なんという火力。そうでなくては面白くない」FSHAM!FSHAM!FHSAM!

御坂「っく!」バヂバヂ!

麦野「っとぉ、ビーム合戦なら負けないわよ」ドオ!

ドゥーム「NNNGGHHH!」

絹旗「くらえー!超窒素ぱーんち!」ゴッ

 KRAKK!

絹旗「!?んなっ・・・い、超痛いですー!」

ドゥーム「窒素装甲の絹旗最愛か。お前も余のものにしてくれる!」グオッ

 シュン

ドゥーム「!・・・白井黒子か」

黒子「大丈夫ですの?絹旗さん。ドゥームの鎧は能力を無効化しますの。あなたの拳の窒素装甲も無効化されてしまいますわ」

絹旗「そ、そういうことは超早く言ってください!でも空間移動で離脱させてくれて超ありがとうございます」

ドゥーム「余の掌から逃れることなどできぬと知れ」FSHAZAAAAA!

絹旗「!き、きますよ白井さん!」

黒子「!」

 FSHAAAAAAAMMMMM! BOOOOM!

一通「ッヘ、お前さンの攻撃は通用しねェンですよ」

絹旗「さ、さすが超一位の能力!まっすぐ超跳ね返しましたね!」

黒子「そのようなことをなさらなくても回避できましたのに」

一通「おィおィ、助けてもらってその態度はなンなンですかァ?」



395: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 20:27:42.42 ID:FElsCHkM0

ドゥーム「確かに一方通行の反射は面倒だ。だが、これならどうだ」GGGBOOO

初春「!岩が・・・どこからともなく出てきた!」

佐天「ドゥームの周りを浮いてる・・・魔法!?」

一通「おっとォ・・・」

ドゥーム「反射するにはそれなりに計算が狂うのだろう?どんな感じになるのだ?参考までに見せてもらおう」

 BBBOOOOWWW!

打止「!岩が飛んでくる!」

 フォン!フォン!フォン!

麦野「この程度の岩、原子から崩してやるってのさ」

佐天「ウヒョー!さっすが!」

ドゥーム「なれば、この数ならどうだ」GGGGGBBBOOOOOMMM!

麦野「!くっ、シリコンバーンで!」ドッ! ボボボボボボボ!

フレンダ「む、無理よ!結局数が多すぎる!」

打止「こ、こっちに!」

麦野「しまった!」

滝壺「!」

浜面「滝壺っ!」ガバッ

 キュアン!

上条「っぐ・・・魔術なら・・・俺だって防げるぜ」

禁書「とーま!さすがなんだよ!」

ドゥーム「フン・・・それぞれが対応して余に立ちむかうか。面白い」



麦野「美琴、アタシに合わせな。原子崩しと超電磁砲のツープラトンなら、アイツの鉄板頭も焼け落ちるだろうよ」

御坂「いいわね。じゃあいくわよっ」ピィン

ドゥーム「来るか・・・なれば余のブラストとどちらが上か勝負するか!」VVVAAAAA!

麦野「オラァ!」ドオドオォォォ!

御坂「いっけえぇ!」ドオオオォォォン!

ドゥーム「HAAAAA!」FAAAKKKOOOOOOOOOOMMM!

 CHHHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!



396: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 20:28:58.87 ID:FElsCHkM0

打止「す・・・すごい爆発・・・ってミサカはミサカは砂煙を手ではらってケホケホ」ケホケホ

禁書「でもドゥームはまだ立ってるんだよ!」

御坂「ったく・・・なんてヤツ」

フレンダ「原子崩しと超電磁砲の同時攻撃と互角なんて・・・」

麦野「ッチ・・・」

ドゥーム「やはり・・・やはり面白いぞ学園都市!このドゥームのブラストに、よもや2人の女が競り合うことができようとは!フフフ!そうこなくては!」

浜面「ッケ!カッコつけちゃいるが10代の女2人と互角なんてしょっぺえパワーじゃねえか!」

麦野(・・・まだアイツは全てを見せてないけどね)

御坂(どれだけの力を隠してるか・・・)

佐天「そーだそーだ!大人のクセに!」

ドゥーム「そこまで言うのならば、余の手の内を少し見せようか」



 ダダダダダ!

黄泉川「そこまでじゃん!そこの暴れん坊博士!それ以上の横暴は放っておけないじゃん!」ジャキ

黒子「!警備員の皆さん!」

警備員「お前は包囲さている!大人しく投降しろ!」ジャキ

一通「来るのが遅っせェ」

フレメア「でも大体、これで一気に多勢に無勢になったよ。向こうが」

ドゥーム「アンチスキルか。能力者よりも面白みのない連中よ。余の計画の邪魔をするでない・・・貴様らの相手は我がしもべどもだ」

 CHOOOMMM! CHOOOMMM! CHOOOMMM!

黄泉川「!?」

警備員「ろ、ロボットの軍団!?」

ドゥームボット【邪魔ヲスルナラ・・・破壊アルノミ!】

 DOOOOOOOMMM! ZZZAAAKKK! FSHHAAAAAA!

警備員「うああああ!」

警備員「ぐうう!下がれ!下がれ!危険だ!」

黄泉川「っく!体勢を立て直すじゃん!」

フレンダ「ちょ・・・ちょっと何よこれ・・・パワードスーツにしちゃ毛色が違う訳よ・・・」

ドゥーム「余の科学の結晶だ。お前達にどれほどの相手がつとまるかな」

ドゥームボット【学園都市ハ、ドゥームノモノダ!】ZZZAAAAAKKK!

ドゥームボット【逆ラウモノハ、破壊アルノミ!】ZZZAAAAAKKK!

絹旗「超暴れだしましたよ!」

黒子「そうはさせまんわ!ジャッジメントをなめんじゃありませんの!」シュン



398: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 20:32:20.67 ID:FElsCHkM0

>>396

ドゥームボット:ドゥームが作るロボット。ドゥームそっくりの影武者を務めるものから、巨大な破壊ロボットだったりと色々種類がある
 影武者ドゥームボットの場合は本人と間違うくらいそっくりで強い。巨大ロボだと主にアベンジャーズなどにやられる役回り
 このSSでは巨大ロボのイメージで



399: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 20:33:53.26 ID:FElsCHkM0

御坂「黒子!」

初春「無茶ですよ白井さん!」

黒子「ロボットをロボットの中に!空間移動させますの!」シュン

 シュン!

ドゥームボット【ッ!?――ッガ!?】グギギ・・・

ドゥームボット【!オ、オイ・・・メリ込ンデ――】グギギ・・・

 BOOOOOOOOMMM!

佐天「す・・・すごい!ロボット同士が重なって・・・」

初春「白井さんあんな大きなロボットまで移動させられすんですね!」

浜面「やるじゃねえか白井!」ウヒョー

黒子(い・・・今のは・・・私の能力の限度を超えていた・・・あのロボットは130.7キロをはるかに超えていましたのに・・・なぜ移動できたのでしょう・・・)

黒子(・・・むしろ、なぜ『できる』と思ったのでしょう・・・あまりにも無茶でしたのに・・・)

絹旗「私達も行きますよフレンダ!」ダッ

フレンダ「あーわかったわよ!結局、フレンダちゃんの十八番の道具さばきを見せてやる訳よ!」タタタ

ドゥームボット【能力者ハ痛メツケテ、サンプルニスル!】ZZZAAAKKK!

絹旗「当たりません!」サッ

フレンダ「下準備ナシでやるってのは出し手が少ないけど、アンタらブリキにはこれで十分な訳よ!手持ちミサイル弾!」ボシュボシュボシュ!

ドゥームボット【NGHHH!】BOOOM!BOOOM!BOOOM!

フレンダ「ありゃ、火力が足りない?ならアイテム一番の怪力女、さいあいちゃーん?」オーイ

絹旗「しゃおらッ!」ズガボギャア!

ドゥームボット【AGHHH!】BOOOOOOOMMM!

打止「すごい!ロボットを殴り壊したってミサカはミサカは真似してみたい!スパーンって!」

滝壺「だめだよらすとおーだー。あれはきぬはたみたいなムキムキマッチョじゃないと」

打止「わお・・・絹旗って見かけによらずストロンゲスなんだねってミサカはミサカはあのか細い身体のどこにそんなマッスルが・・・」

絹旗「超誤解です!」

佐天「脱いだらすごいのか・・・ゴクリ」

絹旗「超誤解ですってば!(・・・でも・・・能力が前より洗練されてる気がするというか・・・パワーが上がってる?)」



400: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 21:10:48.77 ID:FElsCHkM0

ドゥームボット【オノレ!】グオッ

絹旗「!」

フレンダ「考えごとはバスタイムまでガマンしなさいよ絹旗!」カッ!

ドゥームボット【!カメラセンサーニ異常ガ!】

フレンダ「お次は『ミッション:インポッシブル』でおなじみのガム爆弾!」ペタッ

 BOOOOMMM!

ドゥームボット【ッ――・・・ッ!・・・】

フレンダ「壊れた内部に手榴弾を投げ込めば」ポイ

ドゥームボット【!?ヨ、ヨセッ!】アタフタ

 BOOOOOOOOOOMMM!

フレンダ「ロボット花火のできあがりって訳よ」

浜面「やるじゃねえかフレンダ!」

禁書「すごいよ!能力ナシでカッコイイんだよ!」

フレンダ「フフフ、もっと褒めるがよい」ニヤニヤ

フレメア「さすがは私の姉なだけはあるってもの。にゃあ」

佐天「いよっ!このアイテムマスター!」ヒューヒュー

フレンダ「そうでしょうそうでしょう」ニヤニヤ

初春「私もあんな風に戦えたらな~」

滝壺「フレンダ」

フレンダ「フフンフフフン♪私は褒められて伸びるタイプな訳よ」

滝壺「フレンダ」

フレンダ「何よ滝壺。言葉が出てこないなら賞状でもいいのよ?」

滝壺「どぅーむがこっちに手を向けてるよ」

フレンダ「そんなの私が・・・・・・ふぇ?」



 FSSSHHHAAAAAAAAAMMM!

フレンダ「ウヒィーーー!?」

 THOOOOOOOOOMMM!

フレンダ「~!・・・・・・?・・・っ!ぜ、全然平気!」パァーッ

一通「ッチ、あンま調子乗ると足元すくわれるぞ」ザッ

フレンダ「!・・・は、はい・・・」

浜面「一方通行・・・お前の能力はホントすげえな。守りに関しちゃ鉄壁だぜ」

一通「っせェ。足引っ張るンじゃねェっての」

打止「あの人はあんなこと言ってるけど、ほっとけないフレンダを助けたんだよってミサカはミサカはこっそり教える」ヒソヒソ

フレンダ「ありゃま、私の脚線美は第一位を魅了しちゃった訳?」ウッフン

一通「ドゥームの代わりに俺がてめェを消すぞコラ」

フレンダ「スンマヘン」



401: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 21:11:51.81 ID:FElsCHkM0

御坂「そのアーマーをひっぺがしてやるわ!」グググ!

ドゥーム「磁力でこのドゥームを操れると思うな!BBBEEE!

御坂「っく!なら砂鉄の刃で解体してあげる!」ズドドドドド!

ドゥーム「余には通用せん!」パキパキパキィン!

御坂「もうっ・・・アーマーに触れたとたんに無効化される・・・」

麦野「やっぱ無効化を上回るほどの威力じゃないとダメージにならないみたいね。・・・至近距離で原子崩しを叩きこめば、いけるかもしれない」

御坂「そこまで近づける?」

麦野「アシストしてくれるかしら?」

御坂「・・・いいわ。相手の攻撃をできるだけ撃ち落とす」

黒子「麦野さん、私もアシストを」シュン

麦野「いいね。空間移動の能力者がいれば距離なんざ一瞬よね」

黒子「しかし悟られてはなりません。一瞬の隙をついて一気に距離をつめます」

麦野「おーけーおーけー。じゃ、いきましょう」

ドゥーム「何をコソコソ話している?余のあまりの強さに恐れをなしたか?それとも、歳相応に見られるためのアドバイスでも聞いているのか?」

浜面「あ」

フレンダ「あ」

麦野「・・・・・・あ”?」


ドゥーム「この街のことは調べたと言っているだろう。麦野沈利、お前は実年齢と見た目年齢が釣り合わぬと気にしておるそうだな」

麦野「・・・」プルプル

絹旗「あー・・・麦野、超落ち着いてください」

滝壺「あれは相手の策略。動揺させる作戦だよ」

ドゥーム「それとも・・・実年齢を欺いているのか?レベル5ならそのくらいできそうなものだからな」

麦野「3回燃やす!!!」ダッ



402: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 21:13:56.57 ID:FElsCHkM0

ドゥーム「ほう、走って向かうか。このドゥームを前にして憶さないとはさすがだ。余が見込んだだけのことはある」POOF!POOF!POOF!

麦野「!ミサイル!?」タタタ

御坂「撃ち落としてやる!」バリバリィ! BOOOOMMM!

ドゥーム「どこまで対応できる?」PTOOM!PTOOM!PTOOM!

御坂「っく!数が・・・多い!」バリバリィ! BOOOOOMMM!

 POOOF!

御坂「!しまった!落としそびれた!」

麦野「!」

 BOOOM!

フレンダ「秘密ツールのレーザーカッターよ!麦野の柔肌には傷一つつけさせやしないって訳よ!」

麦野「フレンダ、ありがとね」タタタ

フレンダ「お返しはやさしくネ」

麦野「このまま役に立ってたら考えてあげるわ」タタタ

フレンダ「っしゃおらァ!かかってこいやドゥームコラぁ!」

滝壺「やる気が急上昇」

ドゥーム「やかましい」SHAAA!

フレンダ「!?やっべ!」

 THOOOMMM!

一通「何度目だ。俺がガードしなきゃお前どォすンだよ」

フレンダ「おお・・・さすが第一位って訳よ」

麦野(もう少し距離をつめれば・・・)タタタ

ドゥーム「っく・・・近づくな!」ZZZRRAAAKKK!



麦野「今よ!」

 シュン ガシッ

ドゥーム「!」

 シュン

黒子「うしろをとりましたわ!」

ドゥーム「しまっ――」

麦野「ゲームオーバーだド外道ーーーッ!」ッドオォ!!!

 KKKRAAACOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!



403: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 23:31:41.01 ID:FElsCHkM0

フレメア「大体ドゥームの顔面に麦野ビームが炸裂したー!」ウヒョー

佐天「えげつない攻撃だね・・・」ゾォ~ッ

浜面(・・・やっぱ麦野は怒らせないに限るな)



 シュウウウゥウゥ・・・・・・

 ガシッ!

麦野「!?・・・な、何ッ!」グググ・・・

ドゥーム「効いたぞ・・・なかなかな威力だ。余に冷や汗をかかせた褒美に・・・貴様をいたぶりつくしてくれる!」ブオン!

麦野「っ!」

黒子「麦野さん!」

初春「投げ飛ばされた!危ない!」

 トン・・・

麦野「っ・・・?・・・・・・!」

一通「ったく、世話のやける連中だ」

禁書「さすがあくせられーたなんだよ!ベクトル操作って便利なんだね!よくわかんないけど!」



ドゥーム「余を怒らせたな・・・貴様らは大事な余のサンプル・・・紳士的に接してきてやったが・・・もう終わりだ!再起不能にして持ち帰ってくれるわ!」ZZZRRRAAAAAK!

御坂「!で、電撃が・・・すさまじい威力で周りに放たれた!」

上条「ま、街が壊されていく!」

 KRAKOOOOOOOOOMMM! BOOOOOOOOOMMM! DOOOOOOOOOOOMMM!

打止「やめろー!ってミサカはミサカは大量破壊をやめさせたいー!」

佐天「あたしたちの学園都市になにするんだーこのやろー!」

ドゥーム「黙れッ!」

打止「」

佐天「」

ドゥーム「この街は!この世界は余のものだ!貴様らは余のサンプルとなる!自分のものを壊して何が悪い!貴様らは黙って余にひれ伏せばよいのだ!」



404: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 23:34:20.67 ID:FElsCHkM0

御坂「・・・口の悪い本性が現れたわね」

一通「誰かさんがビーム叩っこむからキレちまったンじゃねェの」

麦野「うっさいわね。どっちにしろブチのめすんだから変わんないわよ」

 VVVVVVOOOOOOOOOOAAAAAAAAA・・・・・・

上条「!・・・何だ・・・アイツの周りに黒いオーラみたいなのが・・・」

ドゥーム「余の魔法と科学の力を思い知れ!」

禁書「まずいんだよ!科学と魔術を混ぜた攻撃をするつもりなんだよ!」

浜面「それじゃイマジンブレイカーと一方通行のどっちで防御すりゃいいんだよ!」

ドゥーム「逃げ場はない!くらえぃ!」

 ヒュォッ

ドゥーム「!?」

黒子「!・・・な、何ですの!?」

絹旗「ドゥームの超攻撃エネルギーが突然消えました!」

ドゥーム「な・・・何だと!?これは一体・・・」

御坂「誰?一体誰が・・・」



 「俺だよ」



406: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 23:35:28.36 ID:FElsCHkM0

 ~~~~~

アーマー【タイムトラベラーアーマーに切り替え完了。コズミックトレッドミルとの接続確認】

アイアンマン「ようし、フラッシュ、やってくれ」

スパイディ「これで御坂達を助けにいける!」



 SMAK! WHAM! FOOOM!

バッツ「いい加減に降伏しろジョーカー」

ジョーカー「ヤだね。こんなに楽しいショーを途中でやめるなんてどうかしてる」

バッツ「貴様に目的はないはずだ。この世界の、この場所で戦う意味などない。なぜそうも無意味に戦う」

ジョーカー「そりゃヤボってもんよ」CHUNK

バッツ「!・・・腕に刺さっていたバッタランを引き抜いた」

ジョーカー「いっぺん投げてみたかったんだよな、コレ」ヒュン!

バッツ「!?」



 ~!~!

スパイディ「!危ない!伏せて!」

 CRASH! BOM!

フラッシュ「!?な・・・これはバッタラン!?コズミック・トレッドミルにバッタランが!」

スパイディ「あの時計台の上から投げたってのか?・・・」

アイアンマン「おい、壊されたんじゃないだろうな。動くか?」

フラッシュ「・・・まずいな。故障したわけじゃないが、上手く稼動できるかどうか・・・」

アイアンマン「何だと!?」



バッツ「貴様・・・」

ジョーカー「HAHAHA!なぜ?って聞きたそうなカオしてんで説明させてもらうがよ、答えは簡単だ」

バッツ「・・・」

ジョーカー「お前が怒るから。HAHAHAHAHA!」

バッツ「・・・・・・叩きのめす」

ジョーカー「やってみろ!オレがいれば全てはカオスさ!HAHAHAHAHA!」



407: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/02(水) 23:38:08.95 ID:FElsCHkM0

 ~~~~~

上条「!お、おい見ろ!アレって・・・」

禁書「あわわ・・・ど、どうなってるんだよ」

打止「全く訳がわからないってミサカはミサカは・・・動揺して混乱してパニック!」

一通「・・・ッチ、面倒なことになってきやがった」

浜面「も・・・もしかして俺達の味方なのか?」

フレンダ「結局、敵が増えただけかもしれない訳だけど・・・」

滝壺「・・・でも、不思議な感じがする」

フレメア「大体、おかしな状況になっちゃった」

絹旗「・・・超・・・意味不明です」

麦野「敵か味方か知らないけど、敵だったらぶっ飛ばすだけよ」



ドゥーム「!?・・・・・・貴様は・・・・・・貴様・・・・・・?・・・・・・貴様は何者だ!」





     悪魔博士「俺は悪魔博士だよ」



421: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/04(金) 22:50:12.35 ID:FTRDaBXL0

>>407

悪魔博士:1作目参照。本名、アクマ・ユメノアール



422: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/04(金) 22:51:15.15 ID:FTRDaBXL0

御坂&黒子&初春&佐天『お前かよ!!!』

禁書「!?」

打止「ちょ」

滝壺「?・・・あの人を知ってるの?」

初春「・・・あれ?・・・私・・・どうしてこんなことを・・・」

佐天「・・・何か・・・何かすっごい・・・無意識に言ってしまったというか・・・」

黒子「私もですわ・・・何か・・・・・・懐かしいというのでしょうか・・・」

初春「頭がモヤモヤしますね・・・なんでしょう・・・・・・」

御坂「・・・悪魔博士・・・・・・」



ドゥーム「貴様・・・・・・まさか・・・平行世界の余か?」

悪魔博士「なんだか詳しくはわからんけどもよ、俺はタイムスリップしたみたいなんだなコレが」

ドゥーム「!?」

御坂「ちょ、ちょっと!アンタ何者なの!?」

悪魔博士「あれ?おみゃぁら、俺のことを忘れちまったの?ちょっとさみしい気がするもんだなこれ」

御坂「!?・・・やっぱり・・・私達・・・会ったことが!?」

悪魔博士「なぁにをトボけたことを言うちょる。まあしっかりあやぁーさつ(挨拶)できてなかったけんど」

御坂「・・・」

黒子「あー・・・何か・・・胸の内がザラザラする感じが・・・何か思い出しそうですの・・・」

初春「でもあんなインパクトのある方を忘れるとは考えづらいかと・・・」

悪魔博士「おみゃぁらボケてしまったんか?そういう時はベタっと痛い思いすると思い出すかもしれんけどな」

佐天「・・・何を言ってるのか理解するのに時間かかるよ」

上条「おい!お前!タイムスリップってどういうことだ!」

ドゥーム「ありえん!この世界の時空移動は封じたのだ!」



423: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/04(金) 23:03:07.02 ID:FTRDaBXL0

悪魔博士「そもそもの始まりは、偶然だったな。俺がこの世界から帰ってく時に俺の世界に帰ろうとしたんだよ。でも、まあ間違えちゃって、タイムマシンが動いたと思ってくれよ」

悪魔博士「だけどどうしたもんか知らんが、みるみるこの時間にひっぱられたみたいになったようでよ。気がついたらこの時代だったのねぇ」

悪魔博士「ほんで俺の血がこうカッカッカッカ騒いできた。こっちの方向に俺を惹きつける何かしらんもんがあるって思うてな。ほんで来てみたらこのありさまよ」

ドゥーム「っ・・・まさか・・・平行世界の同一存在である余の波長に引き込まれたということか?・・・」

悪魔博士「俺は難しいことは今はわからんけどよ、お前さんはあっちのビリビリやですの達をやっつけようとしてるみてぇだがや、俺が相手になったるで!」

ドゥーム「!?」

御坂「え!?」

黒子「み、味方ですの!?」

悪魔博士「俺はお前らにメーワクをかけちもうたで、そのお返しっちゅうことだ。それに俺のニセモンなんかバッタンとやっつけたる!」

禁書「あれは日本語なのかな?」

フレメア「大体なまってる」

ドゥーム「余と同一存在がゆえに余の時空移動に引き込まれるとは・・・なんとも不思議なものよ。だが・・・ドゥームは常に一人!」FSHHHAAAAAA!

悪魔博士「っへ、なぁんだそんなもん」チュ~

ドゥーム「!?」

麦野「光線銃でドゥームのビームを吸い込んだ!?」

悪魔博士「この光線銃はよ、お前の力をチュ~っと吸い取るんだ。お前の攻撃なんかへっちゃらちゃらだもんね。さっきの攻撃もこうやってやったんだぞ」

ドゥーム「!?!?」

絹旗「ドゥームが超動揺してます」

一通「存在のベクトルが全然違うからな」



425: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 00:51:58.43 ID:xKDg3IV/0

悪魔博士「動くといいきゃあ命はねえぞ。この指はただの指とは違うでよ。とっても強い光線を出せるんだ。お前なんか一瞬で溶かしちゃうでの!」

ドゥーム「NNNMMM!くらえ!」ZZZRAAAAKKK!

悪魔博士「ッヘ、バイバイサヨナラ!」ビー

 DOOOOOOOOOOOOOOMMM!

御坂「っ!ご、互角!?」

禁書「でも悪魔博士の方がペースつかんでるかも」

フレメア「大体、納得できない感じがする」

佐天「じ、次元が違いすぎるっ・・・」

ドゥーム「貴様・・・余をコケにするつもりか!必ずや貴様を跡かたもなく消し飛ばしてくれる!」FSHAAAAAMMM!

悪魔博士「なんだこんなもん、もっぺんチュ~っと吸ったるで」チュ~

初春「また光線銃でビームを吸収した・・・」

打止「もしかしてめちゃくちゃすごい人なんじゃないのかなってミサカはミサカは世界観の違いって何でもありなんだ」

悪魔博士「どぉ~だ!おみゃーさんの光線は俺には通用せんぞ!」



ドゥーム「・・・フフフ」

悪魔博士「なんでカラカラ笑うんだ?」

ドゥーム「余を甘くみるなよ。貴様のその装置のキャパシティを超えるほどのブラストを放てばいいだけだ!」FSSHHAAAAAAMMM!

滝壺「あ、どぅーむのビームが強くなってる」

悪魔博士「!やめろ!なにする!」

 ボッカーン

フレメア「ああ!爆発した!これじゃあもう吸収できない!にゃあ!」

ドゥーム「平行世界の余ともあろうものが、貴様のような奴だとはな・・・その程度でこのドゥームに勝てると思うか!このブリキめが!」

悪魔博士「困った・・・ちょっと勝てない」

御坂「ちょ」



427: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 15:06:33.96 ID:mj0auVWn0

 ~~~~~

アイアンマン「どうだ?なんとかなりそうか?」

アーマー【可能性は5%にも達してません。コズミック・トレッドミルとの連携はなんとかできますが、それでも時空を超えるのは非常に難しいかと】

フラッシュ「ジョーカーめ・・・やってくれたな」

ステイル「どういうことかいまいち理解できないが・・・ピンチということか」

スパイディ「だけど可能性は0じゃないんだろ。たとえ0だったとしてもやってやる。トニー、フラッシュ、やってくれ」

アイアンマン「・・・しかし、下手をすれば君は時空の彼方に消えてしまうかもしれんぞ。どうなるか全く未知なんだ」

神裂「!?そんな!」

スパイディ「それでも・・・何もやらない訳にはいかない」



 ガガァン!

ジョーカー「HO-HO-HO。こっちだぜコウモリ男」BANG!

バッツ「私はここだ。どこを狙っている。それも冗談のつもりなのか?」ヒュッ!

ジョーカー「HA!まーたバッタランかい?で、どこ狙ってるんだ?そりゃあジョークなのか?ホレ」ポイッ

バッツ「!(ビン・・・硝酸か!)」サッ

 ツルッ

バッツ「!(しまった!足元に油が!)」

 POF!



スパイディ「!バッツが!」

アイアンマン「時計台から落ちかけてワイヤーフックガンでぶら下がってるな。先ほどのピーターと似た状況だ」

スパイディ「助けなくっちゃ!」

フラッシュ「いや、大丈夫。こっちの準備に集中しよう」

スパイディ「!?どうしてさ!ジョーカーがバッツを見下ろしてる!最大のピンチじゃないか!」

フラッシュ「バットマンは平気さ」



428: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 15:10:02.28 ID:mj0auVWn0

 ガガァン!

ジョーカー「HAHAHA!思い出すね。俺がガクエントシにはじめて行った時もこうだったな。ゴッサムタワーのてっぺんで、お前のバッタランをかわし、硝酸のビンを投げ、それをかわすバットマンは宙釣り」

バッツ「っ・・・」グググ・・・

ジョーカー「見下ろす俺は高笑い。そこに雷がドーン!俺は異世界に飛ばされちまった。あの時そっくりだな」

バッツ「なら・・・今度もそうなるかもな」グググ・・・

 ガガァン!

ジョーカー「HA!残念!避雷針が俺の身代りになってくれてる。お前は俺を見上げながら・・・イギリスの大地に落ちるのさ。『KNIGHT FALL』in BRITAINってな」

バッツ「・・・」グググ・・・

ジョーカー「ショーはクライマックス。今にも墜落しそうなお前さんに傷の話をしてやろう。俺のこの顔の傷さ」

ジョーカー「俺は昔・・・役者だった。やりがいがあって、妻と子どものために来る日も来る日も仕事に務めてた。職場の皆とも仲良くやってて、すばらしい日々だった」

ジョーカー「だがある日、ウチに帰ろうとしてた時・・・すっかり日が暮れてたから油断してた・・・帰り道でナイフを持った男に襲われた」

ジョーカー「金目のモノを出さないと刺すと脅され、俺は財布と時計を渡してその場をやり過ごそうとした。その時・・・コウモリのカッコをした男が現れやがった」

バッツ「・・・」

ジョーカー「強盗は俺にナイフを突き付けて、コウモリ野郎に言った。『動くとコイツをブッ刺す』。コウモリは刃のついた武器を投げつけ、強盗が手に持つナイフを打ち落とした」

ジョーカー「だが・・・ナイフは俺の顔につきつけられてたからか、コウモリ野郎の投げたものが俺の顔に傷をつけた・・・・・・強盗はそのまま、やっつけられたがな」

ジョーカー「俺の顔にはキズが残った。役者としての仕事はサッパリ消え、決まってた映画もポシャった。キズを怖がった妻は子どもを連れて家を出た。仕事がなくなったのも原因だろう」

バッツ「・・・」

ジョーカー「一晩で俺は全てを失った。失うものは財布と時計だけで済んだはずなのに・・・コウモリのコスプレした狂人のせいで・・・俺はこうなっちまったのさ」



 ガガァン!

バッツ「作り話の才能はあるようだな。私はそんなことをした覚えはない」グググ・・・

ジョーカー「かもしれねえ。だがそうなったヤツもいるかもしれねえぜ?お前は全ての人を救ってきたと胸を張っていえるか?ん?」

バッツ「・・・」グググ・・・

ジョーカー「HAHAHA、もしかしたらあったかもな。悪人をこらしめることに夢中になりすぎて、誰か傷つけてたんじゃねえのか?HAHAHAHAHA!」



バッツ「勝利の笑いはこらえた方が身のためだぞジョーカー」グググ・・・

ジョーカー「?・・・」

バッツ「さっき投げたバッタランには爆薬を仕込んである。口に爆炎が入らないよう気をつけろ」

 Pi・・・ Pi・・・

ジョーカー「・・・・・・Uh-oh」

 BOOOOOM!



429: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 15:13:01.58 ID:mj0auVWn0

>>428

KNIGHT FALL:バットマンがヴェインによって背骨をへし折られ、引退することとなったイベントの名が『ナイトフォール』
 その後、復讐の天使と呼ばれるアズラエルというキャラクターがバットマンを継ぐ。が、容赦のない過激なやり方の二代目バットマンとなっていたので、復帰した初代に怒られたらしい
 ちなみに、日本のファンの一部ではアズラエルのことをアズにゃんと呼ぶとか



430: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 15:30:29.81 ID:mj0auVWn0

スパイディ「あ!ジョーカーが爆風で時計台から落っこちた!」

ステイル「上手い具合にビッグベンの針にひかかったな。スパイダーマンの雷作戦のせいで壊れてはいるが・・・外れかけの時計針に逆さづりだ」

フラッシュ「ほらね?言ったとおりだろ」



バッツ「ここまでだなジョーカー」グググ・・・

ジョーカー「HA!逆さにつられたピエロか。明日も雨だな」ブラーン・・・ブラーン・・・

バッツ「お前はアーカムに叩きこむ。これ以上誰かを傷つけたり、別の世界に行くなどということはできなくしてやる」

ジョーカー「おいおいそりゃ無理ってもんだぜDARK KNIGHT。俺はどこへでも行くし、どんなことだってする。そして俺を追っかけてお前はどこへでも来るし、どんなこともする」ブラーン・・・

ジョーカー「俺達は裏表・・・お前がいる所に俺はいる。俺がいる所にお前がいる。俺達は・・・似た者同士さ」ブラーン・・・

 ガグンッ・・・

バッツ「違う」

ジョーカー「そうか?俺とお前の違いは自制心だけだ。俺はガマンなんてしないし、やりたいことをやる。お前は自分のルールにガチガチで、世界一のガンコ者」ブラーン・・・

ジョーカー「そんなしかめっ面で何が楽しい?もっと笑えよ。それともそんなに世間がキライか?だからいっつも眉間にシワかい?」ブラーン・・・

バッツ「黙れ」

 ガグンッ!・・・



スパイディ「ジョーカーがひっかかってる針が・・・落ちそうだぞ!」

神裂「・・・」



 ガグン!・・・

ジョーカー「最後に笑ったのはいつだ?そんなに周りが鼻につくか?そりゃお前が笑ってないからさ。手前が曇ったメガネで周りを見てるからそうなんだよ」ブラーン・・・

バッツ「・・・」

ジョーカー「俺を見習えよ。なァ~んにも抑えることなんかない。俺が笑えば世間も笑う。いつカメラを向けられてもバッチリさ」ブラーン・・・

 ガグンッ!・・・

バッツ「お前は狂っているだけだ。私はお前とは違う」

ジョーカー「HAHAHA!そうだ。だからこそ面白い。だからこそ俺はお前を笑わせたいんだ。ホラ、一緒に笑顔になろうぜ」

 ガグンッ!



431: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 15:31:20.88 ID:mj0auVWn0

ジョーカー「そうすりゃあ・・・世界も笑うぜ」

 ガグッ!バギンッ!

 ガラガラガラ!

ジョーカー「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」ガラガラガラ・・・・・・

バッツ「・・・」CLIK

ジョーカー「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」ガラガラガラ・・・

 BOOOOOM・・・・・・



ジョーカー「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」

 シュンッ・・・



432: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 15:54:17.73 ID:mj0auVWn0

 ~~~~~

ドゥーム「目ざわりだ!」ZZZAAAAAAKKK!

悪魔博士「俺はそう簡単にやらりゃぁー(やられは)せんぞ。こいつをくらってちょ」ビーム

 ZZZRRRAAAAAAAAA! ボカン!

悪魔博士「おろろ!?俺のビーム指が壊れてもうた!」

ドゥーム「消えろ!」FACOOOOOOMMM!

悪魔博士「うわー!にーげろーにげろーにーげろーや!」ダー

麦野「ああもうッ!何よアイツ!急にケツ振って逃げやがった!」

一通「おィドゥーム!てめェの目的は俺達なンだろ。かかってきやがれってンだ」

ドゥーム「このドゥームに向かってそんな口を聞くとはな!消し済みにしてくれる!」ZZZBBBBMMMMM!

一通「ッチ、魔術かよ・・・反射がめンどォでもぶっ飛ばしてやる!」バウッ!

麦野「しゃらくせえぇ!」ドオドオォ!

御坂「学園都市は私達が守る!」バリバリィ!

ドゥーム「やってみろ!このドゥームに対して!」



 ~~~~~

スパイディ「ど、どうなったの?ジョーカーが時計の針と一緒に落ちたと思ったら・・・落ちる先に渦が・・・」

アイアンマン「消えたようだが・・・」

 POF スタッ

バッツ「あれはブームチューブの小型装置だ。ジョーカーがサイボーグの所から盗み、この世界に来る時に使ったものだ。奴との戦闘中に奪った」

フラッシュ「バットマンは最初からああするつもりだったんだ」

バッツ「奴は今ごろは我々の世界に送られたはずだ」

ステイル「とにかく、これで問題は解決したということかい」

スパイディ「ああ、ドゥームも未来へ行った。神裂、ステイル、離れておいた方がいいよ」

神裂「・・・時空を超えるのですね」

スパイディ「そうだ。君達はドゥームと戦ってたけど、奴はもういない。ここにいる必要はもうないだろ?ここにいるとどうなるかわからないからね」

ステイル「・・・わかった。そうしよう。鉄の男・・・スターク、しっかりやれよ」

アイアンマン「誰に言ってるんだ?私はトニー・スターク・・・アイアンマンだぞ?」

ステイル「・・・フン、そうだな」

神裂「スパイダーマン・・・・・・必ず・・・無事でいてください。そして未来を守ってください」

スパイディ「ワオ、なんだかロマンチックなセリフだね。任せて。君達の代わりにドゥームをブン殴ってくるから」

神裂「・・・はい」



433: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 16:48:27.51 ID:mj0auVWn0

 ~~~~~

 BOOOOMMM!

浜面「っ!・・・す、すごい戦いだ・・・俺の手に負えるレベルじゃねえ・・・」

フレンダ「結局、ドゥームに太刀打ちできるのはレベル5って訳よ」

上条「ちくしょう・・・俺だって何か役に立ちてえけど・・・アイツのアーマーは俺の右手じゃ効果はない・・・」

打止「あなたは十分役にたってるってミサカはミサカはなぐさめる」

禁書「そうだよ!とーまはどぅーむの魔術から皆を守ってくれてるんだよ!ただ悪い人をやっつけるのがヒーローってわけじゃないんだよ!」

上条「・・・ヒーロー・・・・・・」



 THOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

御坂「っくあ!」バヂィ!

黒子「お姉さま!」

ドゥーム「油断したな!」FOOOM!

黒子「!?・・・か、身体が動かない!」グググ・・・

ドゥーム「そうちょこまかと動かれると邪魔なのでな、ゼロ点エネルギーの力場で動きを封じたぞ!貴様の身体は余が支配している!」

初春「白井さん!」

ドゥーム「仲間とハグをさせてやろう!」ブオン!

絹旗「初春さんめがけて白井さんが超スピードで!」

一通「ッチ!間にあわねェ!」

黒子「!初春!よけてくださいまし!」ブオッ!

初春「うけとめます!」ザッ!

佐天「私も手をかすよ!」ザッ!

 WHOMMMP!

黒子「ッア!」

初春「ッ!」

佐天「っくぅ!」

フレメア「黒子!涙子!飾利!」

滝壺「二人がしらいを受け止めてあげた・・・」



黒子「っ・・・ふ、二人とも・・・申し訳ありませんの・・・」

初春「何言ってるんですか・・・当たり前じゃないですか・・・・・・っう・・・」

佐天「今までもずっと・・・一緒に戦ってきたんですからね・・・」



434: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 16:50:33.93 ID:mj0auVWn0

ドゥーム「ほう・・・なかなか勇気のある者だ。己の身を案じて回避するのが人間というものだが・・・」

麦野「ドゥーム・・・てめェ!」ドオドオ!

ドゥーム「反射魔法だ!」FOM!

麦野「!?うおあああ!」DOOOMMM!

絹旗「麦野!」

ドゥーム「貴様もだ!」VVVEEEE!

絹旗「アアアアア!」ビリビリ!

一通「こいつッ・・・おらァ!」ドバオ!

ドゥーム「余のアーマーは強固でな!もっと工夫しなければ突破できぬぞ!このようにな!」SHAZAM!

 CHOOOOOOOOOOOOMMM!

一通「ッヘ、どこ狙ってやがる。俺の周りに雷を落として・・・!?」

ドゥーム「そう、貴様を囲むように強力な電撃を放っている。人間が生存できる環境ではあるまい。何秒間までなら耐えられるかな?」

一通「ッカ!?・・・・・・ッ・・・ッガァ・・・」グググ・・・



 ~~~~~

スパイディ「さあトニー、フラッシュ、早く僕を未来へ送ってくれ」

アイアンマン「ピーター、もう一度言っておく。時空を超えれる可能性は非常に低い。ヘタをすれば君は時空の彼方へと消えてしまうことになるぞ。それでもやるんだな?」

スパイディ「僕がやらなきゃ誰がやる。その質問はヤボってもんさ」

バッツ「・・・ッフ、それでこそヒーローだ」

スパイディ「当然っしょ。何年現役やってると思ってんの」

バッツ「餞別だ。これを持っていけ」

スパイディ「?・・・これは?」

バッツ「きっと役に立つ」

スパイディ「・・・ありがとうバットマン」

アイアンマン「では、この位置に立て。君を未来へと飛び出す弾丸にしてやる。フラッシュ、準備はいいな?」

フラッシュ「ああ」

アイアンマン「では、行くぞ!」



435: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 16:52:02.56 ID:mj0auVWn0

 ~~~~~

浜面「一方通行!っ!ちくしょう!もう黙ってられねえ!」ダッ!

滝壺「はまづら!」

フレメア「大体危険すぎる!」

ドゥーム「邪魔だ!」FZZZZZAAAAAAAAKKK!

浜面「っ!グアアアアッ!」バリバリ!

滝壺「はまづらー!」

上条「やめろドゥームー!」

ドゥーム「黙れい!余の科学の力を思い知れ!」FSHHHAAAAAAAAAA!

上条「うああああああああ!」CHOOOOOMMM!

禁書「とーまー!」

フレンダ「!電撃が飛び火する!」

打止「!」

 DOOOOOOOOOOOOMMM!



御坂「っく・・・・・・ドゥームゥ!」バリバリバリ!

ドゥーム「ほう!怒るか!?見せてみろ御坂美琴!貴様の怒りの一撃を!」

御坂「うおおおおおおおおおおおお!」ヴァリヴァリ!

ドゥーム「頂点は常に一人!このドゥームだ!」FSHAZAAAAAAA!

 CHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!



 ~~~~~

フラッシュ「いくぞ!コズミック・トレッドミル作動!僕の本気の走りを見せてやる!」

 ダダダダダ!ダダダダダダダダダ!ダダダダダダダダダダダダダダダ!

フラッシュ「うううううおおおおおおおおおおおお!」

 F L A S H !!!



436: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 16:55:05.89 ID:mj0auVWn0

 ~~~~~

御坂「っ・・・・・・がっ・・・」バタッ・・・

黒子「・・・お・・・お姉さま・・・・・・」

初春「・・・っつ・・・・・・皆さんも・・・」

佐天「・・・や・・・ヤバイ・・・・・・かも」



ドゥーム「フフハハハハハハハ!もはやこのドゥームに逆らう者などおるまい!貴様らが束になってかかろうと、ドゥームには決して勝てぬのだ!」

一通「っぐ・・・頭が・・・くらみやがる・・・・・・」フラ・・・

麦野「やってくれるじゃないの・・・ダメージが・・・・・・くう・・・」フラッ

上条「っ・・・ドゥーム・・・・・・うう・・・」

ドゥーム「フハハハハ!その身体で立ち上がるか!だがもはや戦えぬ!学園都市は我がものだ!」



御坂(・・・なぜか・・・・・・黒子達との会話が・・・頭をよぎる・・・)

御坂(・・・学園都市には・・・ヒーローがいる・・・・・・)



 ~~~~~

アーマー【コズミック・トレッドミルから莫大な時空エネルギーが送られてきます】

アイアンマン「す、すごいエネルギーだ!一人の人間がこれほどのエネルギーを出せるのか!」

バッツ「今だ!やれ!」

スパイディ「待ってろ御坂!黒子!初春!佐天!今・・・いくぞ!」

アイアンマン「変形だ!」



437: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 16:55:41.06 ID:mj0auVWn0

 ウィォーン ガコキョンガコキョン!

アーマー【タイムトラベラー・アーマーモードに以降】

アーマー【エネルギーライン、全段直結】

アーマー【ランディングギア・アイゼン、ロック】

アーマー【チャンバー内、正常加圧中】

アーマー【ライフリング回転開始】

 キュピィーーーン



アーマー【行けます】



アイアンマン「行けえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 F O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O M M M M M M



438: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 16:56:37.31 ID:mj0auVWn0

ドゥーム「全てはこのドゥームのものだ!貴様らは余の前にひれ伏すのだ!」

一通「黙りやがれ三下ァ・・・ブチのめしてやるッ・・・」

麦野「やられた分兆倍にして・・・返してやる」

上条「俺達はまだ・・・負けてねえ!」



御坂(・・・あの時思ったのは・・・当麻みたいなヒーローじゃない・・・当麻もヒーローかもしれないけど・・・・・・今・・・私達に必要なヒーローは違う・・・)

御坂(コミックに出てくるような・・・ピンチに駆けつけて悪者をやっつけるスーパーヒーロー・・・・・・)

御坂(・・・でも・・・・・・そんなのはコミックの中の話・・・・・・)



ドゥーム「THIS GAME IS OVER!!!(終わりだ!!!)」



御坂(・・・・・・ヒーローなんて・・・いない・・・・・・)



439: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 16:58:10.04 ID:mj0auVWn0

     ッッッッッ




ドゥーム「!?ム!?」

御坂「!」

黒子「な・・・なんですの・・・この光は!」

初春「ひ、光の渦!?」

佐天「!・・・な、何かが飛び出てくる!」

上条「あれは!!!」



御坂(違う・・・私は間違ってた・・・今・・・・・・気付いた。まるで思い出すかのように、やっとわかった)



440: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/05(土) 16:59:43.81 ID:mj0auVWn0

          THWIP!



スパイダーマン「LOOK OUT!HERE COMES TO THE SPIDER-MAN!」





     御坂「ヒーローは、いる」



448: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 19:15:50.76 ID:4hc6n5Jo0

 ~~~~~

アイアンマン「GGGHHHHHH・・・・・・」シュウゥゥ・・・・・・

フラッシュ「はあッ・・・はあッ・・・・・・ひ、久々に息切れしたよ・・・」ガクッ・・・

バッツ「スパイダーマンは時空を移動できたのか?」

アーマー【タイムスリップの完了を確認。成功です】

アイアンマン「よくやったフラッシュ・・・私のアーマーもかなり限界ギリギリだったようだがね」

フラッシュ「ああ・・・とにかく、これで僕達の役目は終わったんだね?もう元の世界に帰る方がいいんじゃないかな?」

バッツ「そうだ。この過去の学園都市の世界で我々の役目は終わった。後は・・・スパイダーマンに任せるだけだ」

 ~~~~~



上条「スパイディ!」

ドゥーム「!?な、なんだと!?スパイダーマン!?」

スパイディ「待たせたね皆。と言っても、僕が誰だか知らないだろうけど。今晩日記にしっかり記入しといてね。クモのスーパーパワーを持った超人のことをさ」



禁書「・・・すぱいだーまん・・・」

一通「・・・・・・なンだこの感覚はァ・・・アイツは何者か知らねェのに・・・知ってる・・・」

打止「うん。ミサカもあの人はどこかで会った気がするってミサカはミサカはなんとか思い出そうとする」

麦野「・・・スパイダーマンっつったわね・・・聞いたことがないはずなのに・・・慣れ親しんだ名前・・・」

滝壺「・・・でもヘンなカッコ」

フレンダ「滝壺!シーッ!」

フレメア「大体、あの見た目からしておそらく・・・」

絹旗「ドゥームの超知り合いでしょうね」

浜面「俺達の味方・・・なのか?」

佐天(・・・スパイダーマン・・・知ってる。私、絶対にあの人を知ってる)

初春(長い間一緒にいた気がする・・・初めて出会ったとはとても思えない・・・)

黒子(・・・私達は・・・一体何を忘れてしまいましたの・・・)

御坂(・・・)



ドゥーム「何故貴様がこの時代に!余がイギリスより時空を超える時にもいたが・・・まさか!」

スパイディ「そのまさかさ。アンタがわざわざ学園都市にまで出向いて自分のせかいせーふく計画の発表会するってんで見学に来たんだぜ」

ドゥーム「時空移動は封じた!来ることなど不可能だ!」

スパイディ「動揺してるねメガヴィラン。ウチに帰ってゆっくりフロにでもつかって身体を休めるのをオススメするよ。風呂なんて何年ぶりか知らないけどさ!」THWAP!

ドゥーム「っく!だが、スパイダーマン一人が増援に来たところで何になる!余の敵ではない!」VVVVVEEEEE!

スパイディ「今日はFFはお休みとってるんで、ウォールクローラーで我慢してね!」THWIP!



449: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 19:51:11.94 ID:4hc6n5Jo0

 ―――――スパイダーマン達の世界(現在)



アイアンマン「戻ったぞ・・・」フラッ・・・

ローガン「遅かったじゃねえか。で、ピーターはちゃんと学園都市に行けたんだろうな」

アイアンマン「話せば長くなるが・・・とにかく作戦は成功だ。今頃はドゥームVSスパイダーマンというタイトルだろうな」

キャップ「麦野くん達だけでもドゥームを退けられるかもしれないが、奴は我らの世界の人間・・・我々が何もしない訳にはいかないからな」

リード「僕のダチがメンドーおこしてごめんちゃい☆」

バナー「でも・・・せっかくエターニティに歴史を改変してもらってまで行き来を禁じた学園都市だったのに、こんなことになるなんてね・・・元も子もないな」

アイアンマン「・・・」

ソー「この騒動が終われば過去からの行き来も全て禁じるように再注文するしかあるまいな。なんとも繊細なことだがな」マイティヤヤコシヤー!

 「それどころじゃない」

 FOOOOOOOoooooo・・・・・・

ローガン「!・・・なんだ・・・急に辺りが暗くなりやがった」

バナー「おい、誰かが来るぞ。空を飛んでだ」

キャップ「!・・・君は・・・・・・」



キャプテンマーベル「問題が発生している。君達に弁解を求めて『彼』が来るぞ」フォー

バナー「キャプテンマーベル!?確か君はガンで・・・」

リード「平行世界の無事のマー・ベルといった所かい?」

ローガン「・・・また面倒事かよ」

ソー「宇宙の英雄、問題とは?」マイティナニゴト!

キャプテンマーベル「それは――」

 ッッッ

キャプテンマーベル「!・・・来た」

アイアンマン「・・・・・・おいおい・・・これは・・・」

ソー「なんと・・・」マイティアゼン!

キャップ「・・・」





リビング・トリビューナル『説明を求める。宇宙の理に反する行為の理由を』



450: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 20:17:50.30 ID:4hc6n5Jo0

>>449

リビング・トリビューナル:MARVEL世界における(おそらく)最も偉い存在。コズミック・ビーイングの一角にしてその中でも特別的な存在。略して『LT』。『生ける審判』とも言われている
 MARVELの全ての世界(平行世界、パラレル世界、異次元世界などの多元宇宙)を監視し、それら全ての調和を保つための存在であり、事実上の全能の力を持っている
 見た目は金色の巨人で、頭だけが身体から浮いている。その頭には顔が三つあり、『公平』、『必然』、『復讐』をつかさどっている。日本でいう阿修羅のような感じ
 初登場は意外と古く、1967年。よく『アメコミで最強のキャラは?』という議論で名前があがる、MARVELの最強候補の一角。といっても、その力はどれほどのものかは計測不可能
 MARVEL多元宇宙のすべてを統制し、判決を下す裁判所であるため、サノスがインフィニティガントレットで宇宙を破壊しまくっていた際、サノスへの罰を求めるエターニティに対し
 『サノスの行動は生物が上位に成りあがろうとする自然的な事であり、とがめることはない』と判決を下した。そのため、サノスの行動を黙視していた
 そのため、ギャラクタスやエターニティといったコズミックビーイングがインフィニティガントレットを手にしたサノスに次々と敗れる中、無事のままだった
 しかし、『MARVEL THE END』にて、サノスがインフィニティガントレットを越える『ハート・オブ・ユニバース』のパワーを得た際は『サノスにHoUのパワーを持つ資格はない』と判決を下した
 そしてMARVEL宇宙のあらゆるヒーロー達と共にサノスを止めるために戦いを挑んだが、逆に返り討ちにされてしまった。おそらくLTの敗北はこの時のみ(>>1が知らないだけで他にもあるかも)

 実はその全能のパワーも、『One-Above-All』、通称OAAというMARVELの全能の存在によって与えられているもので、上には上がいるということらしい・・・
 といっても、OAAは『キャラクター』ではなく『概念的存在』のようなもので、いうなれば制作側の人間のようなものらしいので、やはりLTがMARVELで一番ということなのだろうか・・・
 また、『ハート・オブ・ユニバース』のパワーとは、OAAのパワーを使用するアイテムということが明かされているので、LTでもOAAのパワーの前では無力ということらしい
 ・・・と、ややこしくなってしまったが、このくらい上位の存在ともなれば人間に理解できる領域をはるかに超越しているので、詳しいことは不明なのだ



451: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 21:00:51.22 ID:4hc6n5Jo0

ドゥーム「黒コゲにしてくれる!」ZZZRRRAAA!

スパイディ「おっと!電撃回避は慣れたもんさ。学園都市初日から体験したもんね」ヒョイ ヒョヒョイ

ドゥーム「おのれ!チョコマカと!」ZZZAAAKKK!

スパイディ「トリッキーさが僕のウリでね。僕を主役にした映画とか作ったら大ヒット間違いなしだよ。3Dにしたらすっごいだろうな。あ、聞いたからって勝手に作るなよ」ストッ

ドゥーム「減らず口を!余の科学の力と魔法の力に勝てると思っているのか!」CHOOOMMM!

スパイディ「ワオ!すっごいパンチだ!当たったらタンコブできちゃうかな」THWIP

ドゥーム「貴様は学園都市を守りに来たつもりだろうが・・・貴様一人程度で余に勝てる訳がない!それは貴様も十分承知のはずだ!余は最強のドゥームなのだぞ!」THOOOMMM!

スパイディ「っと。かもね。僕はせいぜいゴブリンやエレクトロとおっかけっこしてるのが似合うだろうよ。でも今のアンタは御坂達との戦いでのダメージもある」THWAP

ドゥーム「!ッム!?顔に・・・糸を!」

スパイディ「スパイダーキーック!アチョーッ!」

 SMAAAKKK!

ドゥーム「ARGH!」

スパイディ「ジャン=クロード・ヴァンダムばりの回し蹴りだ!今度はシルベスター・スタローンなみのボディ!」

 WHAAAMMM!

ドゥーム「ARGH!」

スパイディ「僕のお怒りゲージはMAX越えなんだ。おもっきしぶっとばしてやるぞドゥーム!」





禁書「すごい・・・どぅーむの攻撃をことごとくかわしてるんだよ」

浜面「それに強烈な蹴りやパンチも・・・あいつもタダもんじゃねえ・・・」

上条「お、おいお前ら・・・どうしたってんだよ!やっぱり・・・やっぱりスパイディのことを忘れちまったってのか!?」

一通「・・・お前は知ってンのか?」

上条「当たり前だろうが!何かの冗談なのか!?今までも何度もスパイディと一緒に戦ってきたじゃねえか!」

フレメア「・・・そう言われても・・・」

絹旗「・・・それを超否定できない気持ちがあるということは・・・やはり・・・私達は記憶を超喪失しているということなんでしょうか」

浜面「記憶を・・・喪失だと・・・」

打止「いつの間にかミサカ達は、大事なものを忘れてしまっていたんだねってミサカはミサカは今になってきづく」

滝壺「人間、いつの間にか大事なものを忘れてしまうものなんだよ」

フレンダ「深ッ」



453: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 21:04:05.96 ID:4hc6n5Jo0

 ―――――

ローガン「・・・生ける審判か。宇宙の管理者ともあろうもんがわざわざ地球くんだりまで来るとは問題だな」

キャップ「・・・一体何事なんだ」

リード「っつか地球に巨大な宇宙人来たら皆パニっくっちゃうじゃん♪ヤメてよね♪」

キャプテンマーベル「『彼』はここにいる君達以外には認識できないようになっている。君達に説明を求めに来たそうだ」

アイアンマン「君はいつからコズミックビーイングの使いパシリになったんだ」

LT『諸君は宇宙の自然の理を乱した。『エターニティ』がかの世界との交わりを消し、行き来を禁じたにも関わらず、かの世界へと再び使いを出した』

キャップ「!」

ソー「そ、ソーれは・・・」マイティエーット!

LT『エターニティはコズミックビーイング。宇宙の自然の理を司る存在だ。そのエターニティの決めた事象に逆らう行為は即ち、宇宙の理に反することとなる』

バナー「・・・つまりピーターを学園都市に送ったのはルール違反ってことか」

アイアンマン「ちょっと待てよ。だったらドゥームはどうなんだ。奴が最初に学園都市に行ったんだぞ」

LT『彼は力を求めてかの世界へと渡った。過去を経由して行くことは問題ではない。過去への行き来も禁じていなかったからだ』

アイアンマン「なっ・・・」

LT『問題はピーター・パーカーのことだ。彼は自らエターニティを訪れ、かの世界の歴史と時空を改変を求めた。にもかかわらず再びかの世界へと赴く。勝手極まりない』

ローガン「・・・」

LT『そして諸君はそれらに賛同し、加担した。私は判決を下す前に弁明を求めるためにここに来たのだ。なぜ再び学園都市の世界へと行くことにしたのだ』

キャップ「・・・・・・それは・・・」



ローガン「ダチが困ってるから。それ以上に理由がいるかよ」

キャップ「!・・・・・・ローガン」

LT『・・・』

ローガン「宇宙を統率するお前さんからしたら理解もできねえかもしれねえが、地球人ってのは仲間の危機を放っておくほど無感情にはなれねえもんだ」

ローガン「こんな理由じゃ不満か?宇宙の裁判長よ」

ソー「・・・フ」マイティフ!

LT『・・・・・・理由としては不足だ。そのような『情』などで自然の理に逆らうことはあってはならない』

リード「でも」

LT『お静かに』

リード「はい」

キャップ「・・・それはつまり、学園都市の世界が完全に我々との関係を失ったにも関わらず再びかかわったことが問題なんだな?」

LT『その通りだ』

キャップ「なら問題はない」

バナー「!?・・・」

LT『どういうことか説明をしてもらおう』

キャップ「完全じゃないからだ。上条当麻という少年は我々を覚えているからな」



454: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 21:25:00.00 ID:4hc6n5Jo0

アイアンマン「!そうだ!スティーブの言う通り、上条当麻は我らのことを忘れてはいない!」

LT『・・・』



エターニティ「その通り」OOOOOooo・・・・・・

キャプテンマーベル「!エターニティ!」

バナー「おいおい、コズミックエンティティーズが二人も地球に来るなんて、いよいよ世紀末か?」

LT『エターニティ、どういうことだ』

エターニティ「上条当麻という少年の右腕には、あらゆる異能を打ち消す力がある。それはかの世界における重大な役割を担っている『基準点』なのだ」

LT『・・・』

エターニティ「かの世界の者達は、魔術によって世界が歪められてしまった場合、世界を元に戻すことができなくなってしまうことを恐れた。そのためにあの力はある」

エターニティ「外部からの影響を受けない基準点として、バックアップとして『イマジンブレイカー』は存在する。つまり・・・今のような時のためにな」

アイアンマン「まさか・・・エターニティ・・・これを見越していたのか?・・・」

エターニティ「『イマジンブレイカー』は、その気になれば突破できる『かもしれない』。それはやってみなければ私自身にもわからないことだ」

エターニティ「だが、彼の右腕はこのような時のために存在する。だから私は何もしなかった。だから彼は元の世界を覚えている『基準点』なのだ」

LT『・・・』

エターニティ「かの世界では、世界が改変されようとも彼の右腕の力がそれを覆すために存在する。それがかの世界での自然の理。つまり、今回のことも自然なことだ」

エターニティ「何ら咎められることなどない。そのために『イマジンブレイカー』は存在する。ピーター・パーカーは『基準点』に力を貸しに行っただけのこと」

エターニティ「上条当麻というほころびが、歪曲された世界を覆すことが自然の理に反することではないはずだ」

LT『・・・』

キャップ(エターニティは学園都市の世界を元に戻す可能性を当麻くんに残していたのか・・・彼らがその意志を持つならば、世界を元に戻すことも可能にするため・・・)



LT『・・・その通りだ。学園都市の世界の全ての者が、異世界のことを忘れてしまっていたならば、二度と踏み入ることは禁じられていた』

LT『だが上条当麻一人が忘れていなかったからこそ、完全ではない・・・咎めるようなことは・・・無い』

アイアンマン「よし!」

ローガン「フン、そりゃそうだ」

リード「HAHAHA☆わざわざ地球まで来たのにザンネンだったね♪」



455: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 21:27:44.73 ID:4hc6n5Jo0

 ―――――

ドゥーム「ヌオオオオ!」VVVEEEE!

スパイディ「やー!ビームまきちらしちゃってこわーい」ヒョーイ

ドゥーム「我が魔法で貴様の身体の動きを止めてやる!」SSSOOOOO・・・

スパイディ「魔法?やだなぁ、僕魔法ってニガテなんだよ。ストレンジと一緒にいてもゼンッゼン理解できないし、『ハリー・ポッター』の映画も全部見たのになあ」

ドゥーム「ごちゃごちゃと!」FFFOOOOOO!

スパイディ「『魔法だから何でもOK』なーんてご都合主義、僕ぁゴメンだ!」SPACOOOM!

ドゥーム「GGHHH!・・・お、おのれ・・・なぜ余の攻撃が当たらん・・・・・・」

スパイディ「そりゃアンタ、御坂達との戦いから連投してっからだろ。フルマラソン走った直後にWiiスポーツなんかやるもんじゃないってことさ」

ドゥーム「ヌウ!」ZZZMMMMM!

スパイディ「おっと!それに加えて僕の回避才能だね。そだ、どうせだしドッヂボールで平和的に勝負しない?」

ドゥーム「黙れといっている!」BACOOOOOOOOMMM!

スパイディ「っ!・・・危ないなぁ。アンタのパワーだと一発で大ダメージになっちゃうんだから、当てるならもうちょっと僕に殴られてからにしてくれって」

ドゥーム「・・・・・・フ・・・『見抜いた』ぞ。貴様、余にさんざん言っておきながら貴様自身も疲労があるのではないか?」

スパイディ「Uh-oh」

ドゥーム「そうだったな・・・余が時空移動する前、イギリスにて貴様は余と、何者か知らぬ男と戦っていた。その時のダメージがあるのではないのかな?」

スパイディ「あちゃー、さすが世界一の頭脳だ。・・・ってことでスタミナドリンク買ってきてもいいかな?」

ドゥーム「心配無用だ。そのようなものを飲む必要などない。ドゥームに倒される貴様にはな!」FFFOOOOOMMM!

スパイディ「ったくもう!ガンコなんだから!」

ドゥーム「我がブラストをくらえ!」



 ドオオオオオン!

ドゥーム「!?AAAGGGHHHHH!」

スパイディ「!今のは・・・超電磁砲!御坂!」

御坂「何か知らないけど・・・私達のことも忘れないでよ!」

ドゥーム「ヌウウ・・・」シュウウゥ・・・

御坂「スパイダーマン!」

スパイディ「ッヘ!?っは、ハイ」

御坂「残念だけど、アンタのことは詳しく思い出せないわ。でも私達は仲間だったのよね?なんとなくだけどそう感じる」

スパイディ「あ・・・ああ」

御坂「だったら協力してほしいの。あのドクタードゥームを倒すために一緒に戦ってほしい。なぜかアンタがいると・・・今まで以上に心強い気がする」

スパイディ「!・・・・・・ああ!そのつもりで時を越えてきたんだ!いくぞ御坂!」

御坂「『チームアップ』ね!」

スパイディ「その通りさ!」



457: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 21:49:56.16 ID:4hc6n5Jo0

>>455

魔法だからなんでもOK:『ワン・モア・デイ』の展開への批判的な意見に対するMARVEL編集者の返答。名言、もしくは迷言として有名
 魔法によってスパイディの数十年の歴史がリセットされた展開に『いくらなんでも無茶苦茶すぎるだろ!』という意見に返した言葉。魔法だから説明などいらないらしい



461: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 21:59:03.24 ID:4hc6n5Jo0

ドゥーム「二人がかりでどうにかなるとでも思うか!」SHAM!SHAM!SHAM!

スパイディ「御坂!」

御坂「言われなくっても!」バリバリバリ!

ドゥーム「GH!」

スパイディ「ぐるぐる巻きの術~!」THWIP!THWIP!THWIP!

御坂「動けないところに超出力の電撃をくらわせてやるわ!」ヴァリヴァリヴァリ!

ドゥーム「AAAIIIEEEEEEEEE!」ビリビリビリ!

スパイディ「やっるぅー御坂!電導ウェブだから電流もバシバシだぜ!」

ドゥーム「NNGHHHH・・・」

御坂「スパイディ!またドゥームが電撃とかするわよ!」

スパイディ「だったらクモっぽい動きで!カサカサ~!」カサカサカサ!

御坂「!・・・ドゥームの身体中を這いまくってる・・・!・・・しかもウェブを貼りながら!」

ドゥーム「!?・・・こっ、これは!」

スパイディ「全身くまなく糸だらけ!ウェブの繭の寝心地はどうかな?」

ドゥーム「こんなもの!余の電撃で焼き切ってくれる!」ZZZAAAAA!

 ZZZZZRRRRBBBAAAAAKKKKK!

ドゥーム「AAARRRRRGGGHHHHHHHHH!な、何ィ!?」バリバリ!

スパイディ「電気流すウェブだから、アンタが電撃出したらそのまんまアンタの全身に流れるぜ!」

御坂「セルフ電気マッサージってとこね。疲労回復したりしないでしょうね」

スパイディ「あんだけギャーって言ってんだから大丈夫っしょ」

ドゥーム「NNNNGGGGGAAAAAAAAA!」ブチブチィ

スパイディ「っと、怒っちゃったかな?」

ドゥーム「貴様らァー!」FZZZAAAAA!

御坂「電撃勝負ね。のってやろうじゃないの!」

 ZZZZZAAAAAAAGGGGGGAAAAAAAA!

スパイディ「ひゃーまぶしー!目がチッカチッカするー」

 バヂィ!

ドゥーム「っく!・・・これならばどうだ!」PTOOM!PTOOM!PTOOM!

御坂「!ミサイル!」

スパイディ「おっと、そうはさせるもんか」THWIP THWIP THWIP

御坂「ミサイルを糸で捕まえた!」

スパイディ「爆発物は危険なんで返品します」ブン!

ドゥーム「!」

 KA-BOOOOOOOMMM!



462: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 22:09:13.12 ID:4hc6n5Jo0

浜面「す、すげえ・・・あの二人のコンビネーション・・・まるで長年一緒に戦ってきたみてえだ」

フレメア「大体、ドゥームが押されてる」



ドゥーム「・・・GHH・・・」

御坂「今よ!そのアーマーごとぶっ壊すほどの電撃をくらわせてやるわ!」

 ヴァリヴァリヴァリ!

ドゥーム「GGGHHH!効かぬ!効かぬ効かぬわァ!余のアーマーは能力者の能力を無効化する!いくら貴様らが束になろうとも、このドゥームには絶対に勝てぬ!」FSHAAAAA!

スパイディ「!御坂!危ない!」

御坂「!」

 S H A Z A M !!!

黒子「お姉さま!」



御坂「っくぁ・・・っぐ・・・」フラ・・・

初春「御坂さん!逃げてください!」

ドゥーム「貴様らが能力者である以上、余のアーマーは突破できぬ」グオッ

佐天「危ない!御坂さん!」

ドゥーム「トドメだッ!」ブォ!

 THWIP! グイッ!

 BACOOOOOOMMM!

御坂「っ!スパイディ!?」

初春「糸で御坂さんを後に引っ張った・・・」

スパイディ「下がってて御坂。後でチアガールの衣装でも着て応援してくれりゃ僕は絶対に負けないんだけどな」

御坂「・・・スパイディ・・・」

ドゥーム「フン、今度はまた一人で挑むか。だが貴様一人では余に――」

 ドオ!ガグォン!

ドゥーム「!?ARGH!」



麦野「何か知らないけど・・・アンタは味方ってことでいいのよねクモ男さん」

スパイディ「麦野、原子崩しで援護してくれるのかい?こりゃサイクが味方より心強いや」

麦野「・・・やっぱり、私のことを知ってるのね。・・・不思議と私もアンタを知ってる気がするわ」

ドゥーム「く・・・原子崩しの威力はやはり侮れん・・・だが、余のアーマーは何人たりとも破壊することは不可――」

 バゴォン!

ドゥーム「GAHHH!っ・・・ぐ・・・」

一通「そーゆー傲慢なセリフは聞きあきたっつゥンだ。そろそろ終いにしようぜェ・・・鉄ッ板頭!」

ドゥーム「NNNMMM・・・・・・貴様ら・・・」



絹旗「みんな超がんばれー」

滝壺「きぬはたは行かないの?」

絹旗「私の能力ではドゥームを殴っても超無効化されてこっちが痛いだけです。ここはレベル5に任せましょう」

フレンダ「結局、レベル5ってのは規格外の戦闘力って訳よ」



463: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 22:31:29.11 ID:4hc6n5Jo0

スパイディ「アクセ、これを」スッ・・・

一通「アクセだと・・・ンで、こりゃなンだ?」

スパイディ「『闇の騎士』からの手土産だ。おそらくこれは・・・」ゴニョゴニョ

一通「・・・なるほど。これをアイツに食らわせりゃァイイってわけか」

スパイディ「ああ。だがそう簡単じゃないよ」

一通「わかってらァ」ダッ

スパイディ「・・・ああもうっ、なんで正面から行くかな」

ドゥーム「来るか・・・一方通行、貴様には魔法が有効だ!」FOOOOO!

麦野「勝手させるかっての!おらぁ!」ドオ!ドオ!

ドゥーム「!?ッグ!」

一通「もらったァ!」バッ!

ドゥーム「させぬ!」BBBMMMMM!

一通「!?ンなッ!う、動けねェ!」

ドゥーム「魔法で貴様をフィールドで封じた!そのまま放り投げ、叩きつけてくれる!」ブン!

 ギューーーン!

一通「うおおおおおお!?」

 BBBRRRAAAAACCCOOOOOOOOOOMMM!

打止「!じ、地面に叩きつけられちゃった!ってミサカはミサカはあわわ・・・」

麦野「んの野郎!」ドオオォォ!

ドゥーム「能力は効かぬと言っている!無駄なことはやめろ!」

スパイディ「じゃなんでそんな怒鳴ってんの?想像以上の威力の攻撃なら無効化しきれないんでしょ。そんな大声だすとノドに悪いからお口にチャックね」THWAP

ドゥーム「っぐ!?ヌウ!」

麦野「やるじゃないのスパイダーマン!そのチャックごと溶かしつくしてやるよ!」ドオオドオオォ!

 KRAKKOOOOOOOOOOOOOMMM!

ドゥーム「AAARRRGGGHHHHHH!」

スパイディ「ウヒー、すんごいビームだな。効いてる効いてる」

ドゥーム「貴様ァ!」バッ!

麦野「!」

フレンダ「麦野!ドゥームもビームで来る!」

ドゥーム「くらえ!」

麦野「っく!」

 VVVJJJKKKRRRRJJJJVVVAAAAAAAK!!!

 CHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!

絹旗「め、原子崩しとドゥームのビームが超激突して・・・」

麦野「っぐぁ!・・・」ガクッ

滝壺「むぎの!」



464: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 22:51:20.12 ID:4hc6n5Jo0

ドゥーム「それほどの威力をも出せるとはな・・・だがドゥームの前では無意味!」

一通「らァ!」ダッ!

 ドシューーーッ!

ドゥーム「!一方通行か!」

浜面「ドゥームの周りを超スピードで動き回ってやがる!」

ドゥーム「っく!」SHAM!SHAM! BOOOOM! BOOOOM!

一通「クソッタレ!パワーがてめェならスピードは俺だ!一生かかっても追いつけねェぞ!」ギュオォー!

ドゥーム「あ、当たらぬ!なんという速度だ!」

 THWIP! THWIP!

スパイディ「ウェブで反動つけての飛び蹴りーっ!」

 SPACOOOOOOOMMM!

ドゥーム「ARGH!貴様――」

スパイディ「アクセ!今だ!」

ドゥーム「!」

一通「もらったぜ!」

 GGGZZZIIIKKK!

 BBBBZZZZZ!

ドゥーム「!?なッ!?こ、これは!?」

 ウゥゥーン・・・・・・

ドゥーム「!?あ、アーマーの無効化機能が・・・」

禁書「ドゥームの様子が変なんだよ」

打止「彼が何かのディスクをドゥームに当てはめたみたいだけど・・・ってミサカはミサカは分析したり」

スパイディ「あれはドゥームのアーマーの機能の一部をシャットダウンさせるスペシャルツールさ。ドゥームの能力無効化機能を封じたってとこかな」

絹旗「ほ、ホントですか!」

ドゥーム「あ、ありえぬ!余のアーマーはリチャーズやスタークでさえ細工することは不可能だ!な、なぜ!」

スパイディ「そりゃバットマンが作ったもんだからね。スーパーテクノロジーを搭載した相手を想定して作ってたみたいだよ」

スパイディ「アンタはリードやトニー達には備えてたけど、あったこともないバットマンへの対策はなかったってことだね」

ドゥーム「な・・・んだと・・・」

麦野「つまりこれで・・・能力が真っ当に効くってことね」スック

一通「さンざ調子のりやがって・・・ブチのめしてやるぜェ!」

スパイディ「これ以上痛い目に会いたくないなら素直に白旗上げるんだなドゥーム」



ドゥーム「・・・・・・フフフ・・・フハハハ・・・フハハハハハハハ!」

禁書「・・・ドゥームが笑ってる」

フレメア「大体、怖い」

ドゥーム「能力無効化を封じたとて、このドゥームに勝てると思うなよ。どちらにせよ余のアーマーはあらゆる攻撃に耐える絶対なる鉄壁の防御力を持つ!」

ドゥーム「そして絶対的な威力をもつ攻撃を繰り出すこともできる!余はドゥーム・・・ドクタードゥームだぞ!誰であろうと余に歯向かってはならない!」

ドゥーム「最強のヴィランであるこのドゥームに勝てるものなどおらぬのだ!!!」GGGGGRRRRAAAAZZZZZZ!!!

スパイディ「ありゃりゃ、キレちゃった。皆危ないぞ。すっごい爆発がくる」

 VA-KRAKKKOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!



465: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 23:37:05.13 ID:4hc6n5Jo0

 チュ~

ドゥーム「!?」

スパイディ「!?な、何だ!?ブラストが・・・消えた!?」

麦野「・・・今のは・・・」



悪魔博士「俺を忘れてもらっちゃ困るでよ。ここだて」バーン

佐天「悪魔博士!」

スパイディ「あ、悪魔博士だァ!?なんだってアイツがまた!」

悪魔博士「おろ?おみゃぁーはクモ男じゃねぇーか。そっかお前もやっと来たんだな。俺は悪魔博士だよ」

スパイディ「いや、なんでここに!」

禁書「一応味方なんだよー」

スパイディ「マジで!?」

麦野「てっきりトンズラしたのかと思ってたわよ」

悪魔博士「俺は悪人だけど弱虫じゃねぇでよ。ニセモンの光線攻撃を吸収する装置を作ってきたんだ」

ドゥーム「きっ!貴ッ様ァ!またしても!」

一通「こりゃいよいよドゥームさンもお手上げじゃねェのか?完全に包囲網だぜ」

ドゥーム「NNNMMMMM!貴様らァ!余を甘く見るなよ!ドゥームボット軍団!」

 THOOOOOM! THOOOOOM! THOOOOOM!

麦野「・・・またロボットか」

絹旗「それもさっきより超多いです」

ドゥーム「跡かたもなく消してくれるわァ!」FSHAAAAAMMM!

 GGGRAAAGGGOOOOOOOOOOMMM!



上条「っく!す、すげえ威力だ・・・あんなのくらったらひとたまりもねえ・・・」

打止「ドゥームも怒って本気でかかってきてるってミサカはミサカはまだ油断できない」

滝壺「能力者をとらえるのが目的って言ってたけど、もうそんなこと忘れて全部壊すつもりなのかも」

フレンダ「ひえ~・・・こ、こりゃヤバいって訳よ・・・」

上条「っく・・・俺にも何かできることがあれば・・・」



466: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/11(金) 23:54:04.31 ID:4hc6n5Jo0

御坂「当麻」ザッ

上条「!・・・御坂?」

御坂「当麻・・・アンタは覚えてるのよね?スパイダーマンのことを」

上条「あ、ああ!」

御坂「・・・」

初春「何らかの能力によるものなんでしょうか・・・」

佐天「でも、今なら元に戻れるかもしれない」

御坂「そうよ。当麻が忘れずに覚えてるのなら、きっと私達も思い出せるはず」

黒子「お姉さま・・・もしや」

御坂「当麻、私を触って」

上条「え!?」

初春「い!?」

佐天「おやぁ?」

黒子「ッ!!!」

御坂「・・・・・・!・・・あッ!・・・へ、変な意味じゃなくって!私達に何か催眠術みたいなのがかかってるかもっていうことで!その!そういうことよ!」

上条「あ・・・ああそういうことだな。いや、言い方がちょっとびっくりしたっていうか」

御坂「アホかぁ!」バリバリィ!

上条「俺にビリビリしてる場合じゃねーだろぉ!」キュアン



佐天「上条さん、私も右手で目を覚まさせてください」

御坂「!佐天さん」

佐天「あの人を見て、何か確信に近いものを得ました。やっぱり私達、何か忘れてしまっているんです。きっとすごく大事な何かを・・・」

初春「私もです。その右手で思い出させてください」

黒子「当然私もですわ」

上条「・・・だが、それが上手くいくかどうか・・・」

御坂「やってみなきゃわからない。アンタがやらなきゃ誰がやるの?」

上条「・・・・・・そうだな。よーしっ」グッ

佐天「!?ちょ!なんで握り拳なんですか!」

上条「あ、ついクセで」

佐天「殴る必要なんかないんですから!」

初春「あはは・・・」



上条「・・・・・・じゃあ、いくぞ」

御坂「皆、手を重ねて。一緒に思い出しましょう」

黒子「はいですの」

 スッ・・・・・・



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



467: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:07:28.03 ID:U4528BHh0

御坂「ん?・・・」



チンピラA「ヘイヘイにィーちゃん、財布貸してくれよォー」

チンピラB「痛い目にあいてえのォ~?」

男子学生「か・・・勘弁してください・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 THWIP! THWIP!

チンピラA「!?」

チンピラB「何だァ!?ナイフに・・・クモの巣が!?」

御坂「!?あれは!?」



スパイダーマン「そんな安っぽいセリフ言うなんて自分がかませキャラって自覚してんの?まったく」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「よろしくね、『スパイディ』」

スパイディ「・・・うん」アクシュ

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

佐天「へい!センチネルヘイ!」リョウテブンブン

センチネル「―・・・―」

佐天「俺の歌をきけェー!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「『大いなる力には、大いなる責任が伴う』」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウルヴァリン「このポンコツが!さっさとぶっ壊れやがれ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初春「うう・・・私をかばって・・・本当に・・・ありがどうございまず~!」ビエーン

ウルヴァリン「・・・っへ、泣くんじゃねえって・・・こんなのはしょっちゅうだ」

初春「ありがどうございまず~!」ウアーン

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「もうっ!ググれカス!」

佐天「!?」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「・・・タッグってわけね」

スパイディ「チームアップさ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒子「タッグ戦ってとこですの」

ウルヴァリン「いや、チームアップさ」



468: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:08:10.19 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「・・・そっちがそうするなら」ビリビリ

スパイディ「!」

御坂「私もそういうことできるんだけど?」ビリッビリッ

スパイディ「電気の応用・・・磁場を操って壁にくっついてるのか・・・こりゃエレクトロより厄介だ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウルヴァリン「それは右でないか」

黒子&初春&佐天『!?』

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「ミサカ!話したよね!『大いなる力には、大いなる責任がともなう』!」

御坂「!!!」

スパイディ「君の力が必要なんだ!今!君の力が!学園都市を守るためにも!」

御坂「っつ・・・」

スパイディ「僕を信じろ!君自身の力を信じろ!責任をはたすんだ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「ミサカ!クロコ!ウイハル!サテン!親愛なる隣人、スパイダーマンを忘れないでね!それじゃ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「皆!チームアップよ!」

スパイディ「やれやれ、この子にはかなわないや」



469: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:09:41.47 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トニー「ふむ、セキュリティはずいぶん甘いようだな。こんなんじゃ電気流すだけで開くんじゃないのかい?」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「ああもう!何なのよあんたら!ほんとめちゃくちゃすぎ!」

スパイディ「ぐうのねもでないよ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒子「初春はすっかりローガンさんのファンですわね」

初春「ふええ!?」

佐天「初春に初めての春が!?・・・これがホントの初 春」

初春「そういうんじゃないんですったら!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タスクマスター「さあ!今すぐ『タスクマスターの超人育成教室』へ入会するのである!」

タスクマスター「今なら入会料金は2割引きなのである!お早目にしないと、サービスが終わっちゃうぞ~?」

ワーワー!ニュウカイシマスー!

佐天「・・・」グググ

初春「佐天さんだめですってー!怪しすぎますってー!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウルトロン「I'M ULTRON!!!(我はウルトロン!!!)」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トニー「・・・アーマー、水着を透視する機能はあるか?」ボソ

アーマー【残念ながら犯罪行為の機能は搭載されてません】

トニー「Oh・・・」

麦野「聞こえてんぞこらあ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミサカ10032号「この街には、確かに闇の部分があります。非人道的なことをする大人や、犯罪を行う人も少なくありません」

ミサカ「ですが、皆あなたの想定を上回っている」

ミサカ「たかがコンピューターの計算で、この街の人たちを完全に把握などできるはずがありません」

ミサカ「おとなも、こどもも、お姉さまも」

ミサカ「あなたの想定を超えています」

ミサカ「この街を、なめんじゃないのです!と、ミサカは自信を持って言います」



470: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:10:15.05 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

打止「大丈夫、あなたはいつもみたいに帰ってからなでてあげるから!ってミサカはミサカは習慣を暴露したり」

一通「はァ!?」

スパイディ「あらあら、オアツイことですわね~」

一通「何言ってンだ!ンなことやってねェだろ!」

打止「冗談だよ。ってミサカはミサカはからかったり」ケラケラ

スパイディ「いいねえやるねえ子御坂」ケラケラ

一通「てめェらァ!」

スパイディ「わー!おこったー!」

打止「にげろー!ってミサカはミサカはウェブヘッドと走りだすー!」

一通「まてこらァー!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「私の妹達に・・・手ェだすんじゃないわよ」

ミサカ「お姉さま!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

打止「この街の皆がてめーなんかに負けるほどヤワなワケがねーのだ!ってミサカはミサカは言いきる!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「御坂、もしかして同じこと考えてる?」

御坂「・・・そうね・・・」



スパイディ&御坂『チームアップ!』



471: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:11:50.86 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「上条?上下の上に条件の条?っけ!これからはお前のことをジョウジョウ、ジョジョって呼んでやるぜ!」

上条「勘弁してください」

禁書「私はインデックスだよ!」

スパイディ「インデックス?・・・えーと、インディー?はハリソン・フォードだし・・・イ二ー?・・・イジー?」

スパイディ「・・・じゃあ君はイージーって呼ぶよ。これで合ってるかどうか知らないけど」

禁書「うん!よろしくねスパイディ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒子「行ってくださいまし!学園都市を!この世界を守るためにも!わたくしにかまわず!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「私か?・・・私は・・・」



ロキ「神さ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

佐天「特別な力がなくても、むしろ今の自分を誇りに思えたんですよ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハルク「URGAAAAAAAAAAAA!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初春「さあ佐天さん!どーんと歌ってください!いつもスカートめくられてる私に比べればなんてことないですよ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブレイク「そうはさせんぞ!この世界はお主のものではない!」

黒子「ブレイクさん、そんなことをおっしゃってる場合では――」

ブレイク「我が真の名は!」

 TWAM!



ソー「マイティ・ソー!!!」マイティー!

黒子「前言撤回します!」


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ピーター「・・・お目覚めですかな?眠り姫?」

御坂「そうね、あんたのお説教で目がさめちゃった」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キャプテンアメリカ「心を武装し、我ら最前線に立つ!自由をこの手に!
         AVENGERS ASSEMBLE(アベンジャーズ・アッセンブル)!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドーマムゥ「Welcome, to my realm(ようこそ、我が領域へ)」



472: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:13:08.63 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「マイティ・御坂よ!!!」マイティー!

 バリバリバリガシャーーーン!!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「超電磁!」ヴァリヴァリヴァリ!

 ギュオーーー

御坂「イナズマァッ!」ヴァリヴァリヴァリ!

 カッ

御坂「キィーーーーーック!!!」

       ズ
      ッ
      ド
      オ
      オ
      オ
      オ
      オ
      ン
     !!!



   ドゴーーーン!!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上条「ドーマムゥ!てめえの幻想を!!!俺達がぶっこわす!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

婚后「スパイダーマンさんにちょっかいを出すなら、この婚后光子が相手になりますわ!かかってきなさい!」

湾内「私も!」

泡浮「私もですわ!」

 「俺だって相手になってやる!かかってきやがれこらあ!」

 「スパイディに近づくんじゃないわよー!」

 「こっちこっちオアアー!」

 「スパイダーマンは俺達の味方だ!学園都市の家族だ!」

 「すごいパーンチ!」

 「この街を救ってくれるヒーローなのよ!」

 「がんばれスパイダーマーン!」



473: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:14:52.33 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

神裂「ここより先へは、この私が相手になります!」  

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ステイル「イノケンティウスよ!魔獣どもを焼き払え!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAKKKKKKKKKKKKKKKKKK!!!

アーマー【す、すごいエネルギーです】

アイアンマン「ッフ、機体がもつかどうか・・・」

一通「死なばもろともよォ!いくぜェェェ!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


麦野「おらおらおらおら!」

 ドオドオドオドオオオオオオ!!!

 グアオオオオオ!!!

ソー「おおお・・・・・・おおおおお!」マイティオオオ!

ソー「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」マイティオオオオオ!

ソー「ユニバアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァス!!!」

 GGGGGGGGGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAARRRRRRRRRRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒子「それは・・・『アレ』ですわ」

ウルヴァリン「・・・ほお、てめえもずいぶん大胆になったな」

黒子「あなた方のおかげですわ。準備はよろしくて?」

ウルヴァリン「ああ!やってくれ!」

黒子「行きますわよ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「大いなる力には、大いなる責任がともなう」

御坂「あなたが私に教えたのよ?スパイディ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「あなたの親愛なる隣人、スパイダーマンをよろしく!」




     パシャッ!



474: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:18:00.31 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エグゼビア「私はチャールズ・エグゼビア。プロフェッサーXとも呼ばれている。ようこそ、恵まれし子らの学園へ

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ダケン「・・・っせー!てめえはかーちゃんか!」

X-23「割と間違ってない」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ローガン「ローガン校長先生、だろ?スコットくん」

スコット「・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゴーストライダー「そうだな。俺が腕立て伏せをするのは、自分を押し上げるんじゃない。世界を押し下げる」

ウォーレン「すげえ!」

ボビー「かっこいい!」

ライダー「宇宙がビッグバンで膨張してるのは、俺から逃げるために宇宙が必死になってるからだ」

ウォーレン「すっげえ!」

ボビー「かっけー!」

ライダー「俺がするピースサインは、『お前の命は後2秒だ』という意味だ」

ウォーレン「すげー!」

ボビー「かっけえええ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シルバーサムライ「わたくし、ハラダ・ケンイチロウ、ハラダ・ケンイチロウに、清き一票を投じてくださいませ」

サンファイア「戦争反対ー!核兵器だめー!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マグニ「っく・・・やるな小娘・・・名は?」

御坂「御坂美琴。レールガンとも言うわ・・・勝負よ磁界王!」

マグニ「面白い・・・来い超電磁砲!」



475: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:19:04.93 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒子「だっしゃあ!」ゴッ

ピーター「うげあ!」

佐天「出た!白井さんの北欧神話の神をも泣かす蹴り!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初春「御坂さんにはあなたの能力は効きませんよ!」

マグニ「なら貴様はどうだ!」

 FFFSSSHHHAAAAAAZZZAAAAAA!

初春「効きませんよ」ケロ

マグニ「あれえ?」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

佐天「異議ありッッッ!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒子「スーパー!!!」

初春「とある!!!」

佐天「科学の!!!」

御坂「イナズマ!!!」

 バリバリバリバリバリバリバリ!!!

御坂&黒子&初春&佐天『キィィィィィーーーーーーーーーーック!!!!!』

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

佐天「うっひゃ~、ピチピチだ。でも動きやすいね」ピチピチ

黒子「能力を使えるようになってる特別素材ですのね」ピチピチ

御坂「なんで着てるのよぉ!」

初春「ああ~・・・佐天さん、白井さん・・・女を捨ててますよお・・・」

ジーン「ひどいいわれよう」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マグニ「さだめとあれば、心を決める。それが我が信条だ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ダークフェニックス「DARK PHOENIX・・・RISES・・・・・・(ダークフェニックス・・・ここに立てり・・・・・・)」



476: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:19:52.19 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 \\\\\                 /////
 『超合金合体!!!グレートウルトロン!!!G・X!!!』
 /////                 \\\\\

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サイクロップス「泥の川に浸かった人生も悪くはない。・・・一度きりで終わるなら・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アイスマン「たとえ100万ドルでも、夢は買えない。だから行くのさ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ビースト「・・・掴みかえせ・・・ハンク・マッコイ・・・っ!」

ビースト「勇気という握り拳で!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エンジェル「・・・ぎこちない翼でも・・・きっと飛べるさ!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マーベルガール(やけつくほどに手をのばせ!)

マーベルガール(炎のように燃え上がれ!)

マーベルガール(夢見た明日を必ずいつかつかまえる!!!)

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サイク「いつか時代が変わっても、僕は忘れない!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     打止「なぜならばっ!」



        ピカッ!!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「約束よ、磁界王」

マグニ「約束だ、超電磁砲」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

教授《私の名は、チャールズ・エグザビア。このメッセージを、異世界の友人達に送る》

教授《我々はここで・・・いつまでも待っている・・・》



477: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:22:04.18 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 バサアッ



     バッツ「夜が来た」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


佐天「スパイダーマンさんがいつも言ってました。自分が何かしないことで、誰かが犠牲になるなんてたえられないって」

フレンダ「っ・・・」

佐天「フレンダさんにできることがあるなら、私も手伝います。だから戦いましょう!学園都市のために!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ダイアナ「クロコ!これはタイ焼きという食べ物らしいわ!」

ダイアナ「これは何?かき氷というの?」

ダイアナ「焼きそば?とてもおいしそうね!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初春「スパイダーマンさんからの受け売りの言葉ですが・・・」

初春「楽な状況で勝つことは誰にでもできます。大事なのは、本当に厳しい状況で勝つことなんです!」

初春「あきらめないで!自分の力を信じるんです!」

絹旗「っ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アクアマン「麦茶だコレ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒子「・・・滝壺さん・・・お任せしますわ」

滝壺「任せて」サムズアップ

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サイボーグ「・・・俺は・・・ロボットじゃない・・・人間なんだ・・・ヴィクター・ストーンだ」



478: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:24:00.48 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

麦野「こんの緑虫がァ!細胞まで全部崩してやんよォ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フラッシュ「たとえ」ビュン

                           フラッシュ「君に」ビュン

        フラッシュ「手が6本あっても」ビュン

                                           フラッシュ「指一本」ビュン

   フラッシュ「触れられないよ」ビュン

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一通「だからァ!うっせェンだっての!俺に任せろっつってンだろォ!さっさとしやがれ三下ァ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ランタン「・・・IN BRIGHTEST DAY, IN BLACKEST NIGHT,(明るき陽の下でも、暗き闇の中でも)・・・」グググ

ランタン「NO EVIL SHALL ESCAPE MY SIGHT(どんな悪もこの眼差しから逃れることはあたわず)・・・」グググ

ランタン「LET THOSE WHO WORSIP EVIL'S MAIGHT,(邪悪な力に見入られし者達よ)・・・」グググ

ランタン「BEWARE MY POWER(恐れよ我が光)・・・
                       ・・・GREEN LANTERN'S LIGHT!!!(グリーンランタンの光を!!!)」

 D O O O O O O G G G O O O O O O O O O O O O O O O O O O O M M M M M !!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「あんた達・・・・・・私の友達を返しなさい!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スーパーマン「I'M SUPER MAN」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サノス「我こそ、全能の神、サノス」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

絹旗「・・・さあ!学園都市中の皆を助けに行きますよ!超絹旗が!」ギューン!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ダークサイド「我はダークサイド」



479: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:25:09.21 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フレンダ「思ってた以上に速いって訳よォー!」

佐天「ヒャッホーウ!最高だぜェーい!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウルヴァリン「俺を奴らめがけ放りなげろ。あのバケモンめがけてな」

アクアマン「・・・任せろ!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「私の持つ力は人を助けられる。大いなる力・・・だからこそ、人を救う責任がある」

御坂「確かに私の世界にも悪っていうのはあるわ。それもたくさんね・・・でも、あなたの言うように腐った世界じゃない」

御坂「ロクでもないけど、素晴らしい世界よ。いい人もたくさんいるし、素晴らしいこともたくさんある」

御坂「あなたはこの世界が白と黒にしか見えないみたいだけど、私の世界は、私には虹色に見えるわ」

御坂「いい人や悪人や改心した人や・・・色んなものひっくるめて、私の世界はとても素晴らしい世界・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

バットマン「ヒーローはどこにでもいる。特別なことをしなくても・・・
      絶望に震える子供の肩に毛布をかけ、世界の終わりじゃないと励ますことができる者のことだ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



          スパイディ「勝ったよ御坂!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



     ロールシャッハ「たとえその結果、世界が滅ぶことになろうとも、俺は絶対に妥協しない」



480: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:27:30.68 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レディー「スパイダーレディーの登場よ!」THWIP!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒子「っと・・・ちょいとローガンさん。あまりハデにしないでくださいまし。爆発前に救出するこっちの身にもなってくださいな」

ウルヴァリン「お前なら楽勝だろ。そうでなきゃ一人ひとり機体からひっこぬくなんてめんどくせえことやんなきゃならねえんだからよ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コンボイ「大丈夫だと言ってるだろうが!!!」

浜面「!?」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

モードック「てめェ・・・その腕をもっと上等なことに使いたいとおもわねえのか!」

初春「なんと言われようと私は悪人に手はかしません。朝起きて、洗面台に映る自分の顔を、まっすぐ見つめていたいから」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マスク「フウ~ッ。燃えたぜェ。熱い情熱のエネルギーってヤツ?僕ちゃん心臓がドックンドックンいっちゃってるぜホラ」ドックンドックン

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

佐天「初春はここで二人を!元X-MEN、『サイクロン』佐天さんの実力・・・見せてやるわ!」ガチャ!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レディプール「魅惑の美人アサシン!レディプール!」バーン!

キッドプール「子供だけどクレイジー!キッドプール!」バーン!

ドッグプール「(◆ω◆)」バーン!

ヘッドプール「ゾンビで首だけでタケコプター完備って属性ありすぎヘッドプール!あ、こいつは犬のドッグプールね」バーン!

デッドプール「そして俺ちゃん!オリジナルにして原点にして変態!デッドプール!」



 デッドプールコープス『みんなそろって!宇宙最強デッドプールコープス!!!』

           \DOKAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAN!/

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一通「とっとと帰れ、ドサンピン」



481: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:28:36.98 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シュレッダー「吾輩は作戦を立てるのに忙しいのだ!貴様等は吾輩の命令をちゃんとこなすだけでいいのだ!」

ロックステディ「運転下手なんだぜきっと」

ビーバップ「ああ、こないだレースゲームでめちゃくちゃ暴れてたからなボス」

シュレッダー「聞こえてるぞバカモン!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

麦野「いらねえよ。あたしにゃキャップがいるからね」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オクトパス「貴様はスパイダーマンのマネごとでしかない。本物のスパイダーマンはもっと素早く!もっとハチャメチャで!もっとアクロバティックだ!」

エレクトロ「それにもっとジョークもいうし!もっと何をするか読めないし!もっとナマイキで!もっとムカついて!もっと面白いんだ!」

レディー「・・・」

布束「・・・すきなの?」

オクトパス&エレクトロ『ちがうッ!!!』

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ライダー「一つ、俺に触るな」

上条「う・・・(な、なんつう迫力だ・・・こえェ・・・)」



ライダー「もう一つ、俺に触るな」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コンボイ「私にいい考えがある」ピコーン

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

浜面「皆下がれ!コンボイ司令官が爆発するー!」

コンボイ「ほああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オンスロート「エグゼビア教授なる人物がまだいればその呼びかけには答えれただろう。だが見ての通り奴はもういない・・・
 今より、そして永久に我は・・・・・・ONSLAUGHT(オンスロート)」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マグニートー「我が友、超電磁砲に手を出すな。邪悪なる破壊神」



482: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:30:11.04 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

垣根「てめェの全部のエネルギーを取り込むほどの未元物質だ!これで景気良くぶっ飛ばせるな!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

削板「すごーいすごーい!パーンチ!」ドッゴオーン!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

食蜂「精神掌握。私達だけの時間よぉ☆」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     スポーン「笑わせるぜ・・・・・・百万年早いぜ!」ドワワッ!

スポーン「教えてやるぜ!これがPOWERだ!
                        スポーン史上最強のッ!俺の力だッ!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     HB「熱き血潮もっ!涙も流さねえ冷血なバケモノ野郎!てめえなんぞに・・・こいつらは渡さねえッ!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒子「神ですか。こちらのはハンマーをお持ちですの」

御坂「ようし、AVENGERRREEEEEESSSSS・・・・・・(アベンジャアァァァズ・・・・・・)」



   御坂「ASSEMBLE!!!(アッセンブル!!!)」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「それは希望」



御坂「それは勇気」



御坂「MARVELS(驚愕すべき者達)よ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



御坂「オンスロート!これがっ・・・わたしたちの全力ッッッ!!!」



483: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:35:46.99 ID:U4528BHh0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

御坂「なんだか、もうスパイディに会えない気がした・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ジョーカー「口が裂けるほど笑わせてやる。HAHAHAHAHAHAHAHAHA!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「絶対に・・・あきらめるな!!!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

麦野「ああ、最高にダサくて、最高にカッコイイじゃねえか!ダサくってもいいんだよ!カッコ悪くてもいいんだよ!それがヒーローってもんだろう!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一通「最悪のヴィランには、最高のダークヒーローをってな」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「・・・・・・皆・・・親愛なる隣人、スパイダーマンを忘れないでね」

御坂「っ」

黒子「へ?」

初春「な、なんですか今更・・・」

佐天「忘れるわけないじゃないですか。どうしたんですか?」

スパイディ「・・・それじゃあね」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「・・・・・・決めたよ。学園都市を癒すために・・・」

ローガン「・・・・・・さみしくなるな。けっこう気に入ってたんだぜ、この街」

スパイディ「僕だってそうさ・・・でも・・・・・・僕達はこの世界にいるべきじゃない・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「・・・・・・僕がこの街で過ごした日々は・・・絶対忘れない。泣いて、怒ったり、笑ったり、皆を愛したりした・・・あの日々を・・・・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「学園都市の日々は終わらない・・・僕が愛した、このタフで優しい日々は・・・・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スパイディ「・・・御坂・・・黒子・・・初春・・・佐天・・・皆・・・・・・元気でね・・・・・・親愛なる隣人、スパイダーマンを忘れないで・・・・・・君達は忘れちゃうだろうけど・・・僕は忘れないよ」スッ・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



          スパイディ「僕は忘れないよ」



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



484: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/12(土) 00:47:15.97 ID:U4528BHh0

御坂「ッ!!!」

黒子「っこ・・・こんな・・・・・・」

初春「全て・・・思い出しました・・・」

佐天「・・・スパイダーマンさん・・・・・・」

上条「思い出したか」

初春「なんか私達が知らない部分もあった気がしますが・・・」

佐天「スパイダーマンさんは学園都市のために・・・皆の記憶を・・・」



ドゥーム「HAAAAAA!」SHAAAAZZZZZ!

スパイディ「危ない危ない!雷注意報発令ー!」THWIP

ドゥーム「逃さん!」ZZZZZAAAA!

スパイディ「!AAARRRGGGHHH!」ビリビリ!



黒子「スパイダーマンさん!」

上条「!スパイディ!ちくしょう!もう黙ってられねえ!俺が――」

 ガシッ

上条「!?・・・御坂?」

御坂「アンタはあんまり前に出過ぎない方がいいわ。後方でインデックス達を守ってあげて」

上条「だ、だけど一人でも戦力が多いほうが・・・」

御坂「大丈夫よ。私達と・・・スパイディがいるんだから」

上条「相手は最強のヴィランなんだぞ・・・」





     御坂「Dr,ドゥームが最強のヴィランなら、スパイディは最高のヒーローよ。たかが最強程度で、最高に勝てるわけないじゃない」



505: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/24(木) 22:06:15.96 ID:t1xlJTAp0

一通「ッチ!ブリキロボ軍団が邪魔だァ!」ドォン!

麦野「ドゥーム本人までたどり着けない!」ドオ!

ドゥームボット【能力者ハ確保ダ!】SHAAAM!

打止「ウヒー!ってミサカはミサカはなんとかかいひー!」ダーッ

フレメア「大体にげるっきゃないー!」ダーッ

禁書「うわーん!」ダーッ

浜面「俺の後に隠れてろ!こんなカラクリ野郎からは俺が守ってやる!」

ドゥームボット【無能力者ハイラン!】BOK!

浜面「ブッシュ!」バコォ

滝壺「はまづらがー」

絹旗「滝壺さん達を超守るのは私が!超窒素アッパー!」ドゴォ!

ドゥームボット【GAHHH!】BOOOM!

フレンダ「私のツールさばきを見せる訳よ!レーザーカッター!」ビー スパスパ

禁書「す、すごいんだよ!ろぼっとがスパスパ切れてる!」

打止「でもドゥーム本体を倒さないとキリがないってミサカはミサカは打開策がないのかな・・・」



ドゥーム「くらえい!」

 ZAAAAKKK!

スパイディ「まったく、電撃ばっかりして!ゴム製のスーツ発注しとくべきだったな」THWIP

ドゥーム「ちょこまかと!」

スパイディ「足を止めるといてもたってもいられなくなるタチでね。(っと!スパイダーセンスが!?)」~!~!

 バリリッ!

ドゥーム「!?ック・・・御坂美琴か・・・」

スパイディ「!御坂・・・黒子、初春、佐天」



御坂「スパイディ一人じゃ荷が重いでしょうから私達が手をかしてあげることにしたのよ」

黒子「スパイダーマンさん、私達は全て思い出させていただきましたの」

スパイディ「!・・・ほ、ホントに!?」

初春「上条さんの右腕のおかげです。すみません・・・スパイダーマンさんのことを忘れてしまっていて・・・」

佐天「でもここからは逆転の出番!今まで何度もチームアップしてきた経験を取り戻した私達をなめるなよ悪魔博士!」

ドゥーム「余はドゥームだ!!!」

佐天「Uh-oh、カンにさわっちゃったかな?」

悪魔博士「悪魔博士は俺だよ。間違えるんじゃないぞ。あんなトンマと一緒くたにするんじゃねぇでよ」

佐天「すんませんね」

ドゥーム「NNNNNMMMMM!!!貴様らあー!余を!このドゥームを弄ぶなあ!」

初春「どうやら傲慢すぎるからか、からかわれるのがイヤみたいですね。ストレスがすごそう」

黒子「なるほど、荒れたお肌を隠すために仮面をしておられるのですね。難儀な性格ですの」

ドゥーム「AAAAAAAAAAAAAAA!」クシャクシャー



508: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/24(木) 22:46:46.03 ID:t1xlJTAp0

ドゥーム「邪魔をするなら消し去ってくれる!」FSHAAAAAAA!

佐天「やっべ!」

 THWIP! CHATCH!

スパイディ「スパイダーマン名物、ウェブスイングでのアクロバティック救出劇ー」ビューン

佐天「おおっ!スパイダーマンさんありがとう!」

スパイディ「救い料10万ドルだよ。ローンも可」

佐天「うう・・・スパイダーマンさんの家でメイドとして働いてお返しします」

 ZZZAAAAAKKK!

スパイディ「あ、やっべ」

 シュン

  シュン

黒子「ちょいとお二人さん。フザけてる場合じゃありませんのよ。そういうお遊びは事件が解決してからにしてくださいまし」

スパイディ「サンキュー黒子。空間移動がありゃ僕のレスキュー稼業はライセンス剥奪か」

佐天「白井さんもヒーローデビューすべきですよ!ナイトジャンパー・・・もしくはクローコとか!」

黒子「ですから!今は戦闘中ですの!」

ドゥーム「ふざけるなァ!」VVVAAAAAAA!

初春「佐天さーん!白井さーん!ドゥームの電撃がいきましたよー!」

 THOOOOOOM!

黒子「!お姉さま!」

御坂「ったく、私が打ち消さなかったらくらってかもしれないわよ」

黒子「さすがお姉さまですのー!」ハアハア

スパイディ「黒子が一番フザけてるじゃん」

佐天「白井さんにとっちゃこれが真理だよ」

ドゥーム「な、何だと・・・余の電撃を打ち消してなぜそんなに澄まし顔でいられる!先ほどまでは・・・もっと焦っていただろう!」

御坂「さっきまでは、自分の能力が強くなってることに少し恐怖してたのよ。なんでこんなに能力が強くなってるのかわからなくって、不安だったから制御も上手くできてなかったわ」

初春「なるほどー。それは『スパイダーマンさん達異世界の人達との交流による能力の成長』ということを思い出したから、不安もなくなったんですね」

御坂「そういうこと。ドゥーム、アンタにはもう負ける気がしないわ。こっちには皆と・・・スパイディがいるんだから!」

ドゥーム「っぐ・・・生意気な!」ZZZGGGAAAAAKKK!

御坂「それっ!」ヴァリヴァリヴァリ!

 DOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

ドゥーム「っ・・・な・・・なんだと・・・今のブラストをも打ち消すというのか!」

御坂「こちとら暗黒の王やら神とも戦ったのよ。そんじょそこらのヤツとはワケがちがうわ!」



510: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/24(木) 23:09:54.70 ID:t1xlJTAp0

>>508

ナイトジャンパー:X-MENのメンバーであり、空間移動の能力を持つキャラ、ナイトクロウラーから

クローコ:同じく空間移動能力を持つヒーロー、クロークから。大きなクローク(マントみたいなもの)を持ち、包まれた者を別の場所に移動させられる
 本名タイロン・Ty・ジョンソン。クロークで包んだ相手に恐怖感を与えることもできる。女性ヒーロー、ダガーと一緒に行動することが多く、『クローク&ダガー』と呼ばれている
 実はミュータントだった。と思ったら実はそうじゃない。だけどミュータント達の国家である『ユートピア』に居たこともあったりと、ちょっとややこしい



514: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/25(金) 00:44:35.64 ID:ZseENU1f0

ドゥーム「っ・・・フン、いいのか?この街にはドゥームボットを何体も放ったのだぞ。街の連中を助けにいくべきじゃないのか?」

黒子「おや、この街のことはずいぶん調べたとおっしゃっていたと思いましたのに」

ドゥーム「・・・?」

初春「学園都市の皆さんを甘く見ない方がいいですよ」

スパイディ「そゆこと。ここってマジ『ユートピア』だからね」



 ―――

婚后「それっ!」ブオオオオオオオ!

ドゥームボット【ヌオオオオ!?カ、風ノ噴射デ・・・ブツケ――】

 BOOOOOOMMM!

湾内「さすがですわ婚后さん。私達も続きますわ。水のカッターで!」スパパァン!

 BOOOOOOMMM!

泡浮「私は壊れたロボットさんを放り投げます!とりゃー!」ブオン!

 BOOOOOOOMMM!

食蜂「3人ともすごいんだゾ☆ま、私の能力は機械には効かないから応援するしかないんだけどぉ☆」

婚后「おーっほっほっほ!食蜂さんのご声援があれば百人力ですの!さあ!悪いロボットさん達をこらしめて学園都市の皆さんを守りましょう!」

 ―――

削板「すごーい!根性パーンチ!」ドッゴォ!

ドゥームボット【AIEEEEE!?】BOOOOM!

削板「てめぇら悪のターミネーター軍団め!この俺が根性いれなおしてやる!いくぜ垣根!一緒に根性のファイトだ!」

垣根「ったく・・・なんでこの俺が第7位なんかと一緒に戦わなきゃならねえんだ・・・」

ドゥームボット【GGAAAAAAAA!】ZZZAAAAAKKK!

削板「何言ってやがる!今は根性の時だ!いくぞー!」ドッゴーン!

垣根「・・・しょうがねえな!」バサァ!ビー!

 DOOOOOOOOOMMM!

 ―――



516: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/25(金) 00:57:12.21 ID:ZseENU1f0

黄泉川「退くな退くな!前に出るじゃん!大型ロボットだろうがなんだろうが、警備員の仕事をみせてやるじゃんよ!」

ドゥームボット【能力者デナイナラバ、邪魔ナダケダ!」FSHHAAAA!

鉄装「ヒーッ!こ、怖いですー!」バチバチッ!

黄泉川「ひるむな!今は目の前の自分の仕事をこなすじゃん!」

鉄装「は、はいーッ!」

固法「私達も行くわよ!風紀委員もやるってとこを先生方にも見せつけてあげましょう!」

風紀委員「おおー!」

 ―――


ステイル「なぜ僕達までこんなことをしなくちゃならないんだ!」ボオオォォォ!

ドゥームボット【AAAGGGHHH!】BOOOMMM!

神裂「今は有無を言わぬ状況です。この時にこの場に居合わせた我々の役目は、悪人を打倒すことのみです!」ザン!

 DOOOMMM!

ステイル「機械はニガテなんだがな・・・燃やせば爆発するということくらいしか知らないんでね」ボオオオ!

ミサカ10032号「ミサカもお力添えをいたします。と、ミサカは成長した能力をみせびらかします」バリバリバリ!

ドゥームボット【!?GHHHH!?】BOOOOOOM

神裂「なんと・・・あなたの雷も力が上がっているのですね」

ミサカ「いつのまにやら多少はお姉さまに近付いきました。と、ミサカは胸を張ります」

番個「無いモン張ってもしょーがないだろ。ここはミサカのパワーも見せる時!超電磁釘!」ドォーン!

ドゥームボット【ナ!?ナントイウ威力――】

 BOOOOOOOOOOMMM!

ステイル「す、すごい・・・」

神裂「御坂美琴の妹達もこれほどまでになっていたのですね」

ミサカ「ムー」

番個「にらむなにらむな。ミサカは特別なミサカなんだからサ」ドヤサァ

ミサカ「いつかきっと、張れるくらいに大きくなってやる。と、ミサカは成長期に賭ける」

番個「あ、そっち?」

 ―――



517: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/25(金) 01:11:33.68 ID:ZseENU1f0

一通「ガレージキットごときが俺に勝てると思ってンのかァ」ゴガン!

ドゥームボット【GGGAAAAA!】BOOOM!

絹旗「超窒素!きゃおらッ!」ドガパァン! CHOOOOOM!

フレンダ「アイテム・オブ・アイテムのフレンダ様をナメんじゃあないって訳よ!手持ちミサイルにディスク型ナパーム!」

ドゥームボット【ナ、ナニィ!】BOOOOOOOMMM!

浜面「す・・・すげえ・・・」

麦野「やるじゃないの二人とも。ロボット相手の方が性に合ってるのかしら?」

ドゥームボット【モラッタ!】ブオッ!

打止「あ!危ない!」

 ドオ! BOOOOOOOOMMM!

禁書「・・・ふ、振り向きもせずにびーむでぶっ飛ばしたんだよ」

滝壺「むぎのはロボットなんかに負けない」フンス

フレメア「さっすがー!にゃあ」

フレンダ「フレメア、お姉ちゃんもほめておくれやす」

フレメア「絹旗もつおい!にゃあ」

絹旗「超当然です。浜面とはレベルが超違います」フンス

浜面「うぐ・・・反論できねえ」

滝壺「・・・」ポン

禁書「なんだか皆余裕みたいなんだよ」

打止「そもそも皆、ミサカ達が心配する必要もないくらい強いんだねってミサカはミサカは学園都市のスゴさを再認識したり」

麦野「・・・だけど」

 CHOOOOM! CHOOOOOM! CHOOOOOOM!

ドゥームボット【高レベルノ能力者ハ、ドゥームノモノダ!】

ドゥームボット【大人シク投降シロ!】

ドゥームボット【逆ラウノナラ・・・叩キノメス!】

麦野「キリがないわね・・・」

一通「何台でかかってきてもムダだ無駄ァ。スクラップにしてやんぜェ」ザッ



518: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/25(金) 01:19:44.33 ID:ZseENU1f0

初春「学園都市の皆さんはウルトロンのロボ軍団、ドーマムゥの魔獣達、ダークサイドの配下達・・・色んな難敵と戦って勝利してきたんです」

佐天「そのとーり!あんたのプラモなんかおちゃのこサイサイだー!」バーン

ドゥーム「やかましいッ!」SHAAAAZ!

 シュン

黒子「佐天さん、あんまり挑発する攻撃の的にされるだけですの」

佐天「そこを白井さんがこうやって空間移動してくれるのがパターンなんですよ。わざとドゥームに空撃ちさせてエネルギー切れを狙ってるんです」

スパイディ「佐天聞こえてる聞こえてる」

ドゥーム「エネルギー切れだと・・・余を甘く見るなよ!」PTOOM!PTOOM!PTOOM!

佐天「きたー!ミサイルだー!白井さん!」

黒子「まったく」シュン

ドゥーム「逃さん!」

 シュン

黒子「!え!?」

御坂「黒子が空間移動した先にドゥームが・・・空間移動!?」

ドゥーム「くらえい!」ブオッ!

 THWIP!

ドゥーム「ム!」

スパイディ「女の子に手をあげちゃうマッドサイエンティスこわーい。アンタ、『オモイヤリ』『ヤサシサ』『アイジョウ』をインプットするべきだよ」

御坂「くらえッ!」バリバリバリ!

ドゥーム「ッ」シュン

御坂「!?また消えた!」

黒子「これはやはり空間移動ですの!?」キョロキョロ

ドゥーム「どうだろうな」パッ

御坂「ッ!」

佐天「御坂さん後!」

 ZZZAAAAAAKKK!

 サッ!

上条「ぐああああああああああ!」バリバリバリ!

御坂「!?当麻!?」



519: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/25(金) 01:30:04.37 ID:ZseENU1f0

ドゥーム「ぬう・・・上条当麻・・・盾となるか」

スパイディ「当麻!」

上条「・・・っく・・・無事か・・・御坂・・・」

御坂「当麻・・・」

ドゥーム「フン、上条当麻も余のサンプルの一つ。これでもう立ち上がることすらできぬであろう」

御坂「ドゥーム!!!」バリバリィ!

ドゥーム「当たらぬ!」シュン!

佐天「また空間移動!」

スパイディ「これマジ?ドゥームも能力開発してたの?」

ドゥーム「こっちだ!」FSHAAAAAA!

スパイディ「!っと!」THWIP

ドゥーム「フン!」シュン

スパイディ「おいおい、これじゃ攻撃が当たんないぞ。空間移動ってズルくね?」

黒子「10トンパワーにスパイダーセンス、さらに銃弾をも簡単に回避するパワーも大概ですの」




 シュン

黒子「これでとりあえずドゥームから離れた場所に上条さんを運びましたの」

上条「さ、サンキュー・・・白井」グッタリ

黒子「お姉さまをお守りなさってくれたのですもの。あなたを失う訳にはいきませんの」シュン

御坂「このォー!」ビリビリッ!

ドゥーム「フハハハハ!どこを狙っている!余はここだ!」シュン

御坂「っく!なんで空間移動なんかできんのよ!」バリバリ!



初春「御坂さん!それは空間移動じゃないみたいですよ!」

御坂「!?じゃあ何なの?」

初春「ズバリ、『時間移動』です」バーン

佐天「時間~ッ?」

御坂「ど、どういうことなの!?」

初春「ドゥームは自分をコンマ数秒先の『未来』へタイムスリップさせてるんです。今この瞬間からほんの少しの未来へ移動することで疑似的な空間移動をしてるんです」

佐天「・・・?」

スパイディ「時空移動は封じられてるけどドゥーム本人ならできるってことか。でもどうやってそれを見抜いたの?」

初春「ドゥームからはAIM拡散力場などが観測できないし・・・」

悪魔博士「俺が教えてやったんだよ。あいつは時間を超えるエネルギーを使ってるみたいなんだ」

スパイディ「科学ってすごい」



520: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/25(金) 01:38:27.80 ID:ZseENU1f0

ドゥーム「フン、見ぬいたか。腐っても余の同一平行存在ということだな」

御坂「時間を超えるって反則じゃないの!」

初春「それでもコンマ数秒先にしか行けないみたいです。大幅な時間移動は今はできないかと」

黒子「空間移動の真似ごとなど私には通用しませんわ!」シュン!

ドゥーム「来るか。余についてこれるか!」シュン!

佐天「悪魔博士、今のうちにドゥームの移動能力を封じる作戦とか考えてください!」

悪魔博士「うーん難しいけどできるよ」

佐天「天才ッ!」

初春「私も手伝います。どうするんですか?」

悪魔博士「そんじゃあとりあえずトンカチとドライバーをおくれ」



 シュン! キィン! シュン! ガィン! シュン! バキィ!

黒子「っく!なかなかやりますの」シュン

ドゥーム「フハハ!さすがだ白井黒子!貴様のテレポーターとしての実力は一級品だ!だが!」シュン

黒子「!しま――」

 FSHHHHAAAAAA!

 バヂィッ!

黒子「!お姉さま!」

御坂「間一髪ガードできたかしら?」

黒子「あああああお姉さまあああああ!やはりお姉さまは黒子の騎士(ナイト)ですのおおおおお!」ガバァ!

御坂「こんな時にまですんなァ!」バリバリ!

黒子「ヴィクター!」ビリビリ!

ドゥーム「っく・・・これが日本で流行ってる『YURI』か!」



521: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/25(金) 01:46:09.12 ID:ZseENU1f0

スパイディ「油断大敵!『ハリー・ポッター』で強い魔法使いが言ってたセリフ」THWIP!

ドゥーム「!しまった!」グググ・・・

スパイディ「マーシャルアーツキーック!」ブオッ!

 シュン ズデッ

スパイディ「いでッ!すかしちゃった」

ドゥーム「フハハ!時空をも統べる余を止めることは不可能だ!」ブチブチィ!



初春「できた!ディスク型の装置!」

悪魔博士「『時計ストップくん』の完成だ。これをあいつにベタっと叩けばいいでよ」

佐天「これでドゥームの空間移動・・・時間移動を封じれるんですね」

黒子「お任せください」シュン

ドゥーム「トドメだスパイダーマン!」グオ!

黒子「そこまでですの!」シュン

御坂「黒子!」

ドゥーム「!フン!」MMMMOOO!

 バヒュー

黒子「ああ!ディスクが!」

ドゥーム「魔法で吹き飛ばしてくれたわ!このドゥームがそんなものを喰らうかあ!」

 THWIP! グン!

ドゥーム「!」

スパイディ「クレー射撃ってあるじゃん?飛んでくフリスビーを銃で撃つスポーツ。それと同じでディスクをウェブで引っ張って」

 ベタッ!BBBZZZAAAAAAAAK!

ドゥーム「GAAAAHHHHH!な・・・何ッ・・・これは・・・」バリバリ

佐天「やった!ディスクが機能した!」

初春「あとはやっつけるだけですよ」

悪魔博士「俺が見張っててやるから戦うんだ。一所懸命がんばれよ」

佐天「・・・悪魔博士は戦わないんですか?」

悪魔博士「一所懸命やれよおめ~」

初春「・・・」



522: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/25(金) 01:52:03.70 ID:ZseENU1f0

>>521

ディスク:現在、テレビ放送中のアニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』にて、メンコを模したアイテムの『ディスク』が登場している。おもちゃとしても販売されている
 ポケモンのモンスターボールのようにヴィランを封じこめる装置として開発されたが、色々あってアイアンマンらヒーロー達が封じ込められ、少年少女達と共に戦うことに
 このSSでのディスクは、アニメのものとは無関係

 ちなみに、このアニメでは『アベンジャーズ』の面々はもちろん、映画には未登場のアベンジャーズ創設メンバー、ワスプも登場しており、他にも多くのヒーローが登場している
 さらにはロキなどの有名ヴィランだけでなく、タイガーシャークやダイヤモンドパックなどのマイナーヴィランまでも登場しており、色々なキャラクターを見ることができる
 『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』テレビ東京系チャンネルにて放送中!ニコニコ動画でも配信中!



523: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/25(金) 01:56:24.05 ID:ZseENU1f0

ドゥーム「ぐう・・・まさか・・・余のアーマーが・・・」バリリッ・・・

御坂「そろそろ決着・・・ってとこかしら?」

佐天「私達がやっつけてやる!科学サイドなめんなー!」

黒子「佐天さん・・・あなた方は危険ですので下がっててくださいまし」

初春「いいえ白井さん。私も佐天さんも戦いますよ!」

黒子「しかし・・・」

御坂「何か作戦があるの?」

初春「もちろんです」フンス

佐天「私にいい考えがある」

スパイディ「あ、一気に心配になってきた」

ドゥーム「NNNNMMMMM!き、貴様らあ!やはり余をコケにしているなぁ!先ほどからそのフザけた態度はなんなんだァ!」

黒子「ほら、怒っちゃいましたの」

スパイディ「やっこさんマジでストレスヤバそうだよね」

御坂「あれで世界征服なんかしたら3日ももたないんじゃないの?」

初春「プライドが高すぎるからでしょうねえ」

佐天「ヴィランって大変な仕事なんだねー」

ドゥーム「NNNNGGGGAAAAAAAAA!!!」バリバリバリィ!

スパイディ「さ、おしゃべりは後アト。早いとこ片づけちゃおうぜ」

御坂「ええ。ドゥーム!その身で体感しなさい!私達とスパイディの連携を!」



御坂「そして!しかと見なさい!『AMAZING SPIDER-MAN(アメイジング・スパイダーマン)』を!」

 バーン!



533: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/28(月) 23:06:16.23 ID:SECj4eFN0

御坂「スパイディ」

スパイディ「OK」THWIP THWIP

ドゥーム「!?・・・御坂美琴の足をウェブで覆った!?」

御坂「これで衝撃ダメージの心配はいらないわ。いくわよッ!」バゥーン!

ドゥーム「!?」



御坂「イナズマッッッ!!!」

 バリバリバリバリバリ! ビリビリビリビリビリ!

御坂「キィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーック!!!」

    ズ
    ッ
    ド
    ォ
    ォ
    ォ
    ォ
    ォ
    ォ
    ン
    !!!

 KKRRAKKAABBBOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!



佐天「うひょー、相変わらず御坂さんのイナズマ蹴りはとんでもないね」

初春「あんなすごいのに私達も一緒になってキックしたんですよね・・・そう考えるとすごいなぁ」

御坂「っと」スタッ

 ガラガラガラ・・・・・・

黒子「あら、まだダウンしませんの?」

御坂「ホンットに頑丈ね」

ドゥーム「GHHH・・・・・・な、何というパワーだ・・・」ガラガラガラ・・・

スパイディ「JCに足蹴にされた気分はどう?ドゥームセンセ」

ドゥーム「黙れ!そして余の前に跪けえ!」ZZZRRRPPPTTTZZZZ!

御坂「させるもんですか!」バリバリバリ!

 KSSHOOOOOOOOOOMMM!



534: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/28(月) 23:15:37.65 ID:SECj4eFN0

スパイディ「うっひょー、相変わらずスッゲー電力だ。電力発電所でもこんな光景みれないね」

黒子「フフン、お姉さまならばこのくらい当然ですの」ドヤサァ

初春「学園都市第三位の実力ですね」フンス

 バリィッ

ドゥーム「っ・・・御坂美琴・・・やはり余のサンプルの中でも最も集中に収めたい者の一人だけはある!」

佐天「白井さん、あんなこと言ってますよ」チョイト

黒子「お姉さまを手中にですと!?ドゥーム・・・あなたのそのフザけた幻想をぶち消しますわ!」

ドゥーム「!?」ビクッ

黒子「ッハ・・・ちょいとお待ちくださいまし・・・ドゥームと手を組めば・・・お姉さまを黒子のものにすることも・・・フヘ・・・ウフヘヘヘヘ」ジュルリ

スパイディ「しっかりしろ黒子!」ユサユサ

初春「敵に洗脳されないでください!白井さーん!」

佐天「っく!白井さんを操るとは卑怯なりドゥーム!」

ドゥーム「ぬえ!?」

スパイディ「黒子・・・そんな・・・」ガクッ

御坂「黒子・・・っ・・・ドゥーム!よくも黒子を!」

ドゥーム「これは・・・どういうことなのだ?」



535: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/28(月) 23:34:11.42 ID:SECj4eFN0

スパイディ「いまだウェブ拘束!御坂!」THWIP THWIP

御坂「そらっ!」ビリビリィ!

ドゥーム「AARRRGGGHHH!」バリバリィ!

佐天「効いてるー!私達の演技力にドゥームもたじたじだね!」ヒャッホーイ

黒子「お姉さまが黒子のものに・・・いやしかしヴィランと手を組むなど・・・だがお姉さまは至高(スプリーム)の存在・・・でもドゥームの仲間など・・・だが」ブツブツ

初春「白井さんはナチュラルみたい」

スパイディ「自身の正義と欲望の間で揺れ動く・・・青春だね」

ドゥーム「フザけるなと言っている!」THOOOOOOOM!

初春「うひゃあ!?」ササッ

黒子「ッハ!そ、そうですわ!そのような手を使ってもお姉さまと私のためになりませんの!ここはやはり、ドゥームを倒さなければ!」

御坂「決心するのが遅いっての!」

ドゥーム「フン、白井黒子・・・やや性格に問題があるが貴様も余の大事なサンプル候補。あなどれぬ」

スパイディ「あなどれよ」

黒子「言っておきますが私はあなたの仲間になどなりませんわ!たとえお姉さまを引き合いにだされ・・・て・・・ッ・・・っも・・・」グギギ

御坂「あ、心が揺らいでる」

ドゥーム「どうあがこうが、高レベルの能力者は全て余のサンプルにしてくれる!貴様らの意志など関係ない!」



537: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/28(月) 23:58:47.28 ID:SECj4eFN0

佐天「・・・え・・・・・・高レベルの能力者だけですか・・・」

ドゥーム「ム?」

スパイディ「佐天?ちょっとドゥーム!女の子にヒドイこと言うなよ!」ガバッ

ドゥーム「え?」

御坂「佐天さん、落ち込まないで?私達がいるじゃない」スッ

佐天「でも・・・私みたいな無能力者は・・・必要ないって・・・・・・やっぱり邪魔者なんだ・・・」グスッ

初春「そんなことないですってば。元気だしてください、ね?」サスサス

佐天「ういはるぅ・・・」オヨヨ

初春「ひどいですよ!佐天さんの心をこんなに傷つけるなんて!あなたには人の心がないんですか!」キッ

ドゥーム「え?」

黒子「・・・いくらヴィランとはいえ、いささかやりすぎですの」ジトー

スパイディ「サイッテー」ヒソヒソ

御坂「アリエナーイ」ヒソヒソ

ドゥーム「ちょ・・・い、いや・・・余はそんなことは・・・」

佐天「うわーん!私なんかどうせ不良品なんだぁー!」ビエー

ドゥーム「!?」

スパイディ「あー、なーかしたー」ヤイノヤイノ

御坂「ヒッドー。ちゃんと謝りなさいよー」ヤイノヤイノ

ドゥーム「あ・・・そ・・・その・・・佐天涙子・・・な、泣くな。余はお前を不良品だとは思っていないから」ソッ・・・

佐天「・・・グスッ・・・ホントですか?・・・」グスン

ドゥーム「あ、ああ。お前だって能力を鍛えて強くなれたんだろ?だから泣くことなどない・・・余はお前を評価するぞ」

佐天「・・・じゃあサンプル候補になりますか?」

ドゥーム「えっ・・・・・・」スイッ

佐天「うあーん!目ぇ逸らしたァー!やっぱりー!」ウワーン!

ドォーム「ち、違うぞ!な、泣くんじゃない!余はそんなヒドイことしてない!」アセアセ



538: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 00:06:09.45 ID:+dcYFZsj0

佐天「今だぁ!」バッ!

ドゥーム「!?ARRRGGGGHHHHHHHH!」ビリビリ!

初春「作戦成功です!」

ドゥーム「んなッ・・・これはッ!・・・」バリバリッ・・・ゥーン・・・

佐天「悪魔博士と初春が作ってくれたもう一つの隠しアイテム、『KING NICK・2(キング・ニック・ツー)』だ!くらった相手は筋肉痛のように身体が思うように動かなくなるんです!」バーン

ドゥーム「だ、だましたなッ!」バリバリッ・・・

スパイディ「佐天の演技にオスカーも真っ青だ」

佐天「今です御坂さん!」

御坂「OK!くらいなさい!」バリリリィ!

ドゥーム「AAAAAIIIEEEEEEEE!」ビリビリリィ!



スパイディ「そろそろダウンかな?」

ドゥーム「ヌウウ・・・ドゥームは跪かん!」グググ・・・

御坂「っく・・・まだ倒れないの?・・・それなら!初春さん!黒子ォ!」

初春「はい!」

黒子「行きますわよ初春!」シュン

ドゥーム「!?ぬおっ!」サッ

初春「ありゃ、かわされちゃった」

ドゥーム「き、貴様何を考えている!初春飾利を白井黒子が抱えて・・・余のすぐそばに空間移動だと!?き、危険だと思わぬのか!」

黒子「危険?それはあなたの方が気にするべきことですわ。あなたもそう感じて、後へ下がったのではありませんの?」

ドゥーム「っ!」

初春「私の能力で、あなたに触れれば御坂さんからの電撃のダメージを受け続けさせられるんですよ」

ドゥーム「な、ナニ!?」

佐天「ちょっと初春!なんでバラすのさ!」

初春「あ、ついうっかり」テヘ

ドゥーム「な、何を言っている!初春飾利の能力は『定温保存』のはず!温度を一定に保つことしかできぬだけだ!つまらぬハッタリはやめろ!」

御坂「気づかないの?私も黒子も、スパイディ達と出会う前よりも能力が成長してるじゃない。初春さんの能力も成長してるのよ」

黒子「温度を一定に保ち続けるだけでなく、『感覚』を保ち続けさせることもできるのですわ。さきほどのお姉さまの電撃によるダメージを!」

ドゥーム「な・・・ん・・・だと・・・」

初春「そういうわけで・・・」シュン

ドゥーム「ッハ!うおおおッ!?」バッ

初春「大人しく私に捕まってください」

黒子「私が空間移動で初春を抱えて、追いまわしますわ」シュン

ドゥーム「ぬううおおおお!?やめろ!くるな!き、貴様らあ!余のそばに近付くなァァァ!」ダダダーッ!



スパイディ「・・・騙されやすいなあ」

佐天「メガヴィランのカリスマはどこへやら」



542: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 00:19:57.71 ID:+dcYFZsj0

黒子「アナタのアーマーの能力無効化機能が使えぬ以上、初春がタッチすればおしまいですの!」シュン

ドゥーム「うおッ!?危ない!余に触れるなあ!」

初春「逃げないでくださいよー」

佐天「初春・・・男に逃げられる女になっちゃったんだね・・・佐天さんは悲しいよ」

ドゥーム「このドゥームがッ・・・こんな屈辱!おのれ!おのれ学園都市ィ!」

 THWIP

ドゥーム「!?ッナ!」

 ズデンッ

スパイディ「ウェブのひっかけにかかったな。初春から逃げることに気をとられすぎで足元がお留守ですよ」

ドゥーム「っく!」

スパイディ「おっと、どうせ起き上がるならタダでは起き上がらない方がいいだろ?」

 バサァ!

ドゥーム「!?な、何をする!」

 THWIP!THWIP!THWIP! THWIP THEIP THWIP

黒子「ドゥームのマントでドゥーム自身の上半身を覆いかぶして、糸を無数に巻きつけてますの」

初春「まるでクモみたいに周りを這いまわりながら・・・糸で繭みたいに」

佐天「足場も糸で固定してるよ。あれじゃドゥームは前も見えないし身動きも取れないや」

 THWIP THWIP THWIP THWIP THWIP

ドゥーム「!?ッグ!こんなものッ」

 ビリビリ!

ドゥーム「ARGHHH!」

スパイディ「電導ウェブだからね。アンタが電気を流せばその分自分に流れるぞ」

ドゥーム「NNNMMMMM!ならばブラストで――」

 THWAP!THWAP!THWAP!THWAP!THWAP!

スパイディ「これで・・・動けないだろ」グググ・・・

黒子「ドゥームを背後から・・・糸でがんじがらめにして両腕を抑えてますの!」

初春「これなら腕を動かすこともできず、ブラストも無意味ですね」

佐天「御坂さん!」



543: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 00:25:47.62 ID:+dcYFZsj0

御坂「ええ。わかってるわ」スッ・・・

スパイディ「フィニッシュはお決まりの代名詞でってね!3カウントは?」グググ

御坂「必要?」ビリビリ・・・

スパイディ「いや」グググ・・・

ドゥーム「!ま、まさかこの状態で超電磁砲を撃つ気か!」

御坂「そのまさかよ。いくらアンタでも今まで散々ダメージ受けてるし、これでトドメよ」バリバリバリ!

ドゥーム「撃てるものか!貫通こそしなくとも、余を抑えつけているスパイダーマンがいる限り、貴様には・・・御坂美琴には超電磁砲など撃てぬ!」グググ・・・

スパイディ「どうかな。ああ見えて御坂は冷酷だからね。『ドラゴンボール』のピッコロぐらいの覚悟はあるさ」グググ

御坂「ちょっとスパイディ」バリバリバリ!

スパイディ「ウソウソ!御坂は知ってるんだよ」グググ

ドゥーム「!?何をだ!」グググ・・・



スパイディ「大いなる力には、大いなる責任がともなうってことをね」

ドゥーム「!」グググ・・・

御坂「そうよ。私は責任を果たす。私自身の力を信じて、スパイディを信じて!」バリバリバリ!

スパイディ「だね」

御坂「いくわよっ!!!」ピィンッ



 ド オ ン !!!



ドゥーム「ぬううおおおおおおおおおおおおお!!!」

 GGRAGGGAAAGGGGGOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!



546: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 00:49:11.65 ID:+dcYFZsj0

御坂「ふうっ・・・」

黒子「お姉さま!ああお姉さま!さすがでございますわ!」

初春「キックもですけど、超電磁砲もやっぱりすごい威力ですね~」

佐天「おーい、スパイダーマンさーん。だいじょーぶですかー?」

 ガラガラ・・・ガラッ

スパイディ「ぷっはぁ!・・・なんとかね」ガララッ

御坂「ちょっと、脇腹のとこ焦げてるわよ。ちゃんとかわしなさいよね」

スパイディ「よく言うよ。前はめちゃくちゃ心配してたくせに」

初春「実践済みだったから今回は上手くいくと思ったんですけど・・・」

佐天「まあ、ドゥームを貫通してたらヤバかったかも」

スパイディ「怖いこと言わないでよ。いくら悪人でも御坂の手を汚させやしないからね」

御坂「お気づかいどうも」

黒子「そういえばそのドゥーム本人はどうなりましたの?」

スパイディ「いっけね。助けなきゃ」



 ガラガラ・・・

ドゥーム「GGHHH・・・」ボロ・・・

スパイディ「これで学園都市勢の対戦履歴書にビッグネームが一人追加だね。ファンタスティックフォーに加入させてもらえるかもよ」

御坂「勘弁。あのゴム男のチームでしょ?」

佐天「入るならやっぱりアベンジャーズがいいな。まっ、X-MENでもあるけどね」フンス

初春「あ!見てください!向こうで戦ってるドゥームボット達が・・・」

黒子「機能停止していきますの」



ドゥームボット【!?・・・~~~ッ!?・・・・・・―――ッ・・・・・・】ウゥーン

ドゥームボット【―――・・・・・・】ウゥーン

フレンダ「!・・・ロボットが・・・」

浜面「・・・止まった?・・・のか・・・」

麦野「どうやら、本丸が落ちたってとこかしら」

一通「ったく、遅すぎンだろォが」



550: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 01:02:34.01 ID:+dcYFZsj0

悪魔博士「おみゃぁーらがんばったな。俺のバッタモンはこれで大人しくなるな」

黒子「・・・」

上条「終わったのか・・・ありがとな皆」フラッ・・・

初春「上条さん、まだケガが・・・無理しないでください」

上条「今回は俺は何の役にも立てなかったみてえだな・・・すまん」

御坂「何言ってんのよ。私達を守ってくれたじゃない。アンタもヒーローよ」

上条「・・・御坂」

スパイディ「これでやっと・・・本当に学園都市に平和が来るんだね」

御坂「あっ!そうだスパイディ!」

スパイディ「へ!?」

御坂「アンタ・・・何勝手に皆の記憶消してんのよ!それに別の世界とシャットアウトするなんて!」ビリビリ!

佐天「そうですよ!何の相談もなしにヒドイですよ!」

スパイディ「ちょちょ!なんでそんなに怒るのさ!ああでもしなきゃ皆は・・・」

黒子「たしかにスパイダーマンさんのなさったことは私達学園都市のためにはなったと思いますわ。しかし、私達の意見も聞かずというのはいかがなものかと」

初春「他にも何か方法があるかもしれないじゃないですか。一人で背負いこむことなかったんですよ」

スパイディ「・・・ちょ、僕の涙の決断をそこまで否定しなくっても・・・」

御坂「全部を否定するわけじゃないわ。でも・・・せめて一言くらい言ってくれてもいいじゃない!」ビリビリィ!

スパイディ「アメージーング!」ビリビリ!

黒子「なんだか以前の空気に戻った感じがしますわ」



551: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 01:09:40.55 ID:+dcYFZsj0

ドゥーム「GHH・・・・・・っ・・・このドゥームが・・・こんな格好になるとはな・・・」ボロ・・・

佐天「あ、気がついた」

悪魔博士「ほんだで、おみゃぁーさんはこの街のヤツらに謝りゃぁーなんねえぞ」

御坂「アンタも大概でしょ」

ドゥーム「・・・侮っていた・・・まさかこれほどとは・・・」フラ・・・

スパイディ「これで懲りただろドゥーム。もう今後は未知のスーパーパワーを探して冒険なんて頭ん中だけで完結させるこった。アンタならスターウォーズ越えれるよ」

初春「学園都市に目を付けたのが間違いだったんですよ」フンス

佐天「おらが街は世界一」フンス

ドゥーム「・・・まったくだ。学園都市・・・フフ・・・実に面白い所であったぞ」

佐天「ありゃ?改心しちゃう感じ?」

ドゥーム「・・・どうだろうな・・・だが・・・もうこの街を・・・お前達をどうこうしようというつもりは・・・どこかへ消えてしまったな・・・」フフ



一通「おィ・・・何を敵とダベってやがンだ・・・そいつが何したかもォ忘れたンですかァ?」

初春「あ、皆さん」

麦野「ロボット軍団が大人しくなったんでね。ボスをぶッ倒したんでしょ?なのになんでドゥームがまだ息してんだ」スッ

禁書「待つんだよ!確かに悪いことをしたかもしれないけど、ゆるすことも大事なんだよ!」ササッ

麦野「・・・」

絹旗「しかし・・・このドゥームは学園都市を超襲撃したんですよ」

フレンダ「今のウチにトドメ刺すのが一番って訳よ」

ドゥーム「・・・」

上条「何言ってんだお前ら・・・もう十分だろうがッ!」

一通「!」

御坂(来たか)



552: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 01:20:12.40 ID:+dcYFZsj0

>>551

改心~:ドゥームは時折、ヴィランとしてではなくヒーロー的な活躍をすることもある。共通の敵がいる時などはヒーロー達と協力することも多い(しかし裏で計画を立ててたりするが)
 近年では、ファンタスティックフォーのヒューマントーチが離脱した際、スパイディらが加入したのと同じく、ドゥームも加入し、完全にヒーロー側の立場になったりした
 チーム名も『フューチャー・ファウンデーション』(前と同じくFF)と改名し、白いコスチュームに一新。スパイディもドゥームも、それぞれホワイトカラーとなっている
 ちなみに、この時に同じくヒーローの立場となっていたマグニートーと共闘したりとココロオドル展開もある

 また、ドゥームの居城の上をサンタが通過した時、城の防衛システムがサンタを撃墜してしまったため、ドゥームがサンタの代役を務めたことも
 わざわざヒゲまで(仮面の上から)つけて、『I AM SANTA DOOM!』とはりきっていた。その後はなんやかんやで最後にはサンタにクマのぬいぐるみをもらって優しい笑顔になっていた



554: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 01:26:12.29 ID:+dcYFZsj0

上条「確かにドゥームはとんでもねえヴィランだ!お前達皆が力を合わせたから・・・御坂達やスパイディのおかげでなんとか勝つことができた」

上条「だけどこいつの命まで奪う理由にはならねえだろ!ここでドゥームにトドメをさしたら、改心する可能性すら奪っちまうことになる!」

上条「俺はそんなことはさせない!こいつはただの悪人じゃねえ!どこかに善人の・・・ヒーローの心を持ってると俺は思う!」

上条「もしまた学園都市を攻撃してきても、また返り討ちにしてやればいいだけだ!その時はその時だ!」

上条「それでもドゥームにトドメを刺すってんなら!俺がその幻想を・・・ブチッ・・・」フラッ バタン

禁書「ああ!とーま!」

黒子「大けがしているのに興奮するからですわ」ヤレヤレ

御坂「・・・ってことらしいわ。私も・・・不思議とドゥームはただのヴィランとは思えない部分がある。これ以上はもういいと思うけど?」

麦野「・・・」

滝壺「むぎの、みこと達の言うとおりだよ」

フレメア「大体そうだよ。ドゥームももう悪いことしないって言ってるし」

麦野「ッチ・・・わぁーったよ」フイッ

一通「・・・」

打止「アナタは過去の自分と重ね合わせてるね?ってミサカはミサカは心を見抜く」

一通「・・・ッチ!・・・・・・もォいい。後は任せる」プイ

ドゥーム「・・・お前達・・・」

黒子「ヒーローに鞍替えするというのなら、学園都市はいつでも歓迎ですわ」

ドゥーム「・・・フ・・・どうかな」



 スタスタ・・・ ピタッ

スタン・リー「自分がどの道を歩くか、それがヒーローとヴィランの分かれ目だよ。大いなる力には、大いなる責任がともなうのだからね」

スパイディ「!!?」

 スタスタ・・・

御坂「・・・・・・?・・・今の・・・誰?」

ドゥーム「・・・・・・知らぬ・・・だが・・・」

スパイディ「・・・なんか・・・・・・すごい人っぽい」

御坂「?」



557: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 01:49:54.14 ID:+dcYFZsj0

>>554

スタン・リー:MARVELの父と呼ばれる、アメコミ界の生きる伝説。業界では知らぬ人がいない、アメコミ業界で最も偉大な人物の一人
 『シルバーエイジ』の時代において、MARVELの数あるヒーローを生み出した。現在のMARVELユニバースの中心キャラクター達のほとんどは彼が手がけたヒーロー達である
 『スパイダーマン』、『ファンタスティック・フォー』、『ハルク』、『アイアンマン』、『マイティ・ソー』、『X-MEN』などの原作者であり、他にも多数の作品を手掛けている
 それまでのコミック・ヒーローの常識、セオリーをことごとく打ち破る新たなる手法、アイデアをふんだんに持ち込んだスタンの作品は、アメコミに革命を起こした
 作家としての才能と仕事量も凄まじく、時には1月に82本ものコミックの脚本を手掛けたという。今もなお現役であり、日本のアニメ『HEROMAN』の原作も手掛けている

 また、MARVEL作品の映画やアニメなどの製作総指揮もこなしており、多くのMARVEL映画にカメオ出演(チラっと登場する程度の出演)をしている
 全ての作品に登場しているわけではないが、MARVEL映画を見る際には『どこにスタン・リーが登場するか』というのも楽しみの一つとなっている
 『アベンジャーズ』に連なるMARVELシネマティックユニバースにて、70年ほど昔の時代にも登場したり、現代にも登場している。その上、世界が違うスパイダーマンの映画にも登場している
 もしかすると時空も次元も超越しているのではないだろうか・・・
 ちなみに、どの作品でも一言あるかないかで、劇中の主要キャラと絡むことはないものの、旧映画版の『スパイダーマン3』では唯一、ピーターに語りかけている

 本人はとても気さくな人物で、インタビューなどでは常に笑顔でいる。が、自身で短気と認めており、スパイダーマンに登場するJJジェイムソンは彼自身がモデルなのだとか
 その影響力はすさまじく、MARVELとはライバル関係にあるDCコミックスで『フラッシュ』を描いていたアーティストのニール・アダムスが偶然街で彼を見かけ、写真をとった
 憧れのスタンに出会えたことに舞い上がり、その写真を『フラッシュ』の表紙にコラージュとして使おうと思い、後にスタンに『あなたの写真を表紙に使いたいんですが』と尋ねたとか
 しかしスタンも『さすがにDCはなぁ・・・』としぶったので、写真のスタンの顔を加工、修正して別人のようにして何とか出版したとか。それほどスタンの写真を使いたかったのだろう
 そんな彼は近年のMARVEL映画にも元気に出演してたり、活動的。まさしく生きる伝説なのだ



558: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 01:52:16.48 ID:+dcYFZsj0

スパイディ「ま、まあこれにて一件落着ってことで!ドゥーム、もう学園都市を攻撃なんかしないでね」

ドゥーム「・・・フ、それは約束できんな」

黒子「んまッ!まだ懲りてませんの?」

佐天「大丈夫ですよ。また襲ってきてもスパイダーマンさんや御坂さん達がやっつけちゃいますから!」

初春「私達もですよ」

御坂「また学園都市を襲うってんならいつでも相手になってやるわ」ビリッ

スパイディ「やれやれ、この子たちにはかなわないや」



 パキィ



スパイディ「・・・ん?」



561: ◆t8EBwAYVrY:2014/04/29(火) 01:54:23.60 ID:+dcYFZsj0

御坂「どうしたのスパイディ?」



 ピキピキ・・・・・・

 パリィン!

スパイディ「!?」

御坂「!」

黒子「な・・・なんですの・・・あれは・・・」

初春「・・・そ、空に・・・ヒビが・・・」

佐天「空間が・・・割れてるの!?」

ドゥーム「!?ま、まさか!!?」

麦野「・・・?」

ドゥーム「な・・・なぜだ!そこまでのダメージは・・・」

一通「おィおィ・・・何を勝手に焦ってンだ。説明しろ」

御坂「スパイディ?・・・一体何が・・・」

スパイディ「・・・ドゥーム・・・もしかして・・・」

ドゥーム「ああ・・・っく!・・・時空連続体が崩壊している!」

御坂「!?」



ドゥーム「この世界が・・・いや・・・他の次元世界をも巻き込んで・・・全てが破壊されてしまう!」



569: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/01(木) 20:55:38.67 ID:rk9ZBcEF0

 ~~~~~

エターニティ「!・・・これは・・・」

ローガン「何だ。どうかしたのか。ピーターがドゥームの仮面を引っぺがしたか?」

LT『学園都市の世界で、時空連続体が崩壊している』

アイアンマン「!!?」

バナー「な・・・なんだって!?」

エターニティ「時空が崩れてゆく・・・かの世界は消滅してしまう」

ソー「そ、ソーんな!?なぜソーんなことに!?」マイティ!?マイティナンデエ!?

エターニティ「・・・原因は二つある。短期間での度重なる時空への干渉だ。ビクター・フォン・ドゥームが時空移動を封じたのも影響している」

エターニティ「彼奴が己の科学と魔法と、そして学園都市の世界の魔術を複合して時空移動を封じた。それは想像以上に時空を傷つけていたのだ」

エターニティ「その状態で、ドゥームは時空を移動し、さらに平行世界の同一存在をも巻き込んでしまった。そして、ピーター・パーカーが無理矢理にでも時空を移動したのも原因」

エターニティ「封じられた時空を無理矢理こじ開けての時空移動も、時空連続体にかなりのダメージを与えてしまったのだ」

アイアンマン「そ・・・そんな!」

エターニティ「さらに、かの世界・・・学園都市の世界をを異次元世界とつながらないように封じたことによって、異空間へと時空ダメージが流れでなくなってしまっていたのだ」

ローガン「・・・何を言ってるのかサッパリだ」

エターニティ「時空へのダメージは本来、異次元空間へと流れ出て行くことで蓄積されるのを軽減しているのだ。しかしかの世界には『壁』を作り、封じたことで異空間へダメージが流れなかった」

リード「例えるなら、水が外へ流れでるはずだったのにその水路が閉じられているからあふれてしまったということか」

バナー(リードの口調が・・・)

キャップ「細かいことは理解できないが、とにかく学園都市の世界が滅んでしまうということなのか!?」

LT『その通りだ。エターニティがかの世界を封じたために、時空連続体崩壊による影響はかの世界のみにとどまるだろう。異次元世界にまでその影響はおよばぬ』

キャップ「だからどうだというのだ!どちらにせよ学園都市の世界が滅んでしまうということなのだろう!」

LT『・・・』

ローガン「言え。対策を。・・・どうすりゃあアイツらの世界が滅びずに済む」



570: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/01(木) 22:06:58.01 ID:rk9ZBcEF0

エターニティ「『壁』を取り除くのだ。我がかの世界を封じた『壁』を取り除けば時空連続体のダメージが異空間へと流れ、崩壊は免れる」

ローガン「だったら今すぐそうしろ。学園都市の世界と外の世界を遮ってる壁をどけろ」

LT『ならぬ』

キャップ「!?なぜだ!」

LT『すでにかの世界の時空連続体の崩壊は始まっている。今異次元間との壁を取り除けば、破壊ダメージこそ無くとも何かしらの影響が他の世界に及ぶ可能性がある』

アイアンマン「ッ・・・」

リード「・・・我々の世界や、他の無数の異次元世界にも何が起こるかわからないということか・・・」

LT『一つの世界を消滅から守るために、他の数多の世界に影響をおよぼす訳にはいかない。当然のことだ』

ローガン「答えるまでもねえ!俺達の世界に何が起きようが俺達で始末をつける!だまって学園都市を救いやがれ!」

LT『この世界の者だけが了承したところで意味はない。他の・・・無数の異次元世界の者達をも巻き込むこととなるからだ』

ソー「ッ!しかし!」



キャプテンマーベル「学園都市を救ってくれ」

キャップ「!」

リード「キャプテンマーベル・・・」

LT『・・・マー・ベル。そなたの世界は、この世界とは違う平行世界だが・・・』

キャプテンマーベル「無論、私一人が私の世界の総意というわけではない。『聞いてみればいい』。私の世界の人々に・・・いや、私の世界だけではない」

LT『・・・』

キャプテンマーベル「学園都市の世界を救うために・・・無数の異次元世界に『問う』んだ。見知らぬ人々を救うために手を差し伸べることができるか、人々に尋ねるんだ」

LT『・・・』

 ~~~~~



574: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 20:16:15.52 ID:mUNXOF+g0

 パリリィッ

御坂「ど、どういうことよそれ!す、全てが破壊されるって!?」

ドゥーム「時空の流れに・・・干渉しすぎてしまった・・・おそらくは・・・私の科学と魔法と、この世界の魔術を併せた時空移動封じが原因・・・」

ドゥーム「それだけでなく、私と平行世界の私・・・そやつが同時に時空を移動したことや、先ほどの戦闘での疑似空間移動による時空移動も・・・」

浜面「俺にわかるように説明しろォ!」

ドゥーム「時とは水流のように常に流れ続けるもの。それをせきとめるのは想像以上に問題だったらしい・・・それも異世界の技術を融合させた方法で行ったがゆえに不安定だった・・・」

初春「む、難しくてわかりませんが時間が壊れて、この世界も壊れちゃうってことなんですか!?」

ドゥーム「ああ・・・その影響は他の次元世界にも及ぶ・・・・・・いや、もしかすると他の世界から隔離されているこの世界だけかもしれぬが・・・」

スパイディ「・・・たぶん僕も原因だ。時空移動を封じられているのに無理矢理こじあけてここに来た・・・・・・ぼ、僕は・・・なんてことを!」

佐天「スパイダーマンさん・・・」

スパイディ「僕は・・・この世界を・・・学園都市を救うために来たっていうのに・・・こ、これじゃあ・・・逆効果だ・・・くそ!」

御坂「・・・まだでしょ」

スパイディ「!」

御坂「まだ終わってないわ。あなただけのせいじゃないわスパイディ。最後の最後まであきらめないのがヒーローでしょ?まだきっと・・・何か方法はあるはずよ」

スパイディ「・・・御坂・・・」



御坂「絶対に・・・あきらめるな!そうでしょ皆!」

黒子「もちろんですの!」

初春「はい!」

佐天「なんとかしましょう!スパイダーマンさん!」

スパイディ「・・・皆・・・」



 パキパキパキッ



575: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 21:03:08.76 ID:mUNXOF+g0

LT『学園都市の世界を救いたいか、ヒーロー達よ』

スパイディ「!?」

御坂「!・・・な、何今の・・・」

佐天「頭の中に・・・直接声が聞こえたみたいな・・・」

フレンダ「もしかして食蜂の能力?」

打止「ううん・・・違う・・・今のは・・・なにか違う気が・・・・・・」



LT『我はリビングトリビューナル(生ける審判)。あらゆる宇宙を監視する者。そなたらの世界を救う『裁判』を行うために来た』

麦野「!?・・・なんだ・・・ありゃ・・・」

初春「金色の・・・巨人・・・」

禁書「か・・・神?・・・」プルプル

悪魔博士「うあー!おっかねえや!」

ドゥーム「リビングトリビューナル!?コズミックビーイングが・・・そうか、奴なら封じられた時空を越えても不思議ではない・・・」

スパイディ「ちょっと待ってくれ!さ、裁判って・・・何を!?」

上条「世界を救えるのか!」

LT『決めるのは我ではない。そなた達が問い、それにどれだけの者が応えるかだ』

絹旗「・・・?」

フレメア「大体わかりやすく教えてほしいな」

LT『この世界の崩壊を免れるには、時空の壁を取り除き、時空崩壊のダメージを外へ流し出すしかない。だが、そうすれば他の数多の世界に何らかの影響が起きる可能性がある』

LT『他の世界が滅びるほどとはなくとも、何らかの異変が起きるかもしれぬ。そのリスクがあるにも関わらずこの世界を救うか、他の世界の者達に尋ねるのだ』

黒子「・・・つまりは陪審員に判決を委ねるということですのね」

滝壺「多数決で世界の命運を決めるの?」

LT『それが裁判だ。他の世界の者達が、自分達に何が起こるかわからなくとも、それでもこの学園都市の世界を救うという『意志』があるか・・・それで全てが決まる』

一通「ンなケチなこと言ってねェでなンとかしろよ」

LT『決めるのは我ではない。さあ、あらゆる異次元世界へメッセージを送れるようにしよう。そなたらの想いに応えた者達の力が・・・この世界を救う』

 バリバリッパリッ

スパイディ「・・・他の世界の人達に・・・」

御坂「・・・でも・・・いいのかしら。いくら私達の世界を守るためとはいえ・・・ほ、他の世界に影響があるなんて・・・」

黒子「・・・」

初春「・・・確かに気が退けますね」

佐天「でもそれも込めて、皆に『問う』んですよ。それでも私達を救ってくれるか・・・たしかにとまどいはあるけど・・・尋ねてみないと何もはじまりませんよ!」

禁書「そうなんだよ!このままじゃ何も進まずに終わってしまうんだよ!」

御坂「・・・」

一通「自分の痛みをかえりみず、他人を助けるのがヒーローってもンだろ。他の世界にもヒーローがいンなら・・・やってみる価値はあるぜ」

麦野「ヤだってんならブチのめしに行ってやるわ。異世界が何だってのよ」

打止「それはちょっと・・・ってミサカはミサカはなだめたり」

上条「御坂・・・スパイディ・・・俺達の世界の・・・未来のために手を貸してもらおうぜ。色んな世界の連中にな!」

御坂「・・・ええ」

 バリバリバキィ!

スパイディ「早いとこ僕らのメッセージを拡散しようよ!もう時空がどんどん崩れていってる!御坂!メッセージを!」



576: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 21:30:39.50 ID:mUNXOF+g0

 「お・・・おいなんだありゃ!空が割れてるぞ!」

 「ロボットの軍団が現れたと思ったら今度はなんだよ!」

 「なんだか・・・怖い・・・」

婚后「・・・一体これは・・・なんともキテレツな」

湾内「ロボットが止まったというのに・・・まだ何かあるのでしょうか」

泡浮「・・・裂け目が広がって行きますわ」

食蜂「一体・・・何が起こってるの・・・」




御坂「み、みなさん。えと・・・私は・・・常磐台中学の御坂・・・美琴という者です・・・えっと・・・」

黒子「ちょいとお姉さま、なんだかぎこちないですのよ」

御坂「う、うっさいわね!無数の異次元世界にも聞こえてるって思うとちょっと緊張するでしょフツー!」

禁書「そんなこと言ってる場合じゃないんだよ!早くしないと手遅れになっちゃうんだよ!」

スパイディ「任せて御坂。ここは僕が」

御坂「スパイディ・・・大丈夫なの?」

スパイディ「ああ。ウンッ!ンンッ・・・コホン」

スパイディ「あー、テステス。アナウンサー交代しまして、蜘蛛超人になります」

御坂「スパイディ!」

スパイディ「冗談だって!・・・あー・・・この声を聞いてる皆に伝えたい想いがあるんだ。いや、応募を募るってとこかな」

スパイディ「このメッセージは色んな世界の人々に届いていると思う。僕の言葉が聞こえる人達・・・いろんな世界のいろんな人達・・・・・・力をかしてほしい」

スパイディ「今、学園都市という街がある世界は消滅の危機に瀕している。このままじゃ多くの人の命が失われてしまう・・・・・・それを免れるためには、皆の『意志』が必要なんだ」

スパイディ「手を空にかざすだとか、パワーを空に向けるだとか・・・そういう風にして皆の『意志』を送ってほしい。その『意志』が・・・この世界を救う力になるんだ」

スパイディ「でも・・・この世界が救われたとしても、他の色んな世界に何かの影響が出る可能性がある。他の世界で何か異変が起こるかもしれない・・・変なヴィランが出現したりね」

スパイディ「・・・だからあまり無理強いはできない・・・他の世界の皆を巻きこむのは勝手なことだと思う・・・・・・」

御坂「ッ・・・・・・」

スパイディ「でも、どうか力を貸してほしい。僕の大切な友人達を救うために。学園都市を救うために、人々を救うために」



スパイディ「この世界の未来のために・・・・・・明日のために!」

御坂「皆の力をかして!」



578: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 21:33:10.45 ID:mUNXOF+g0

 ~~~~~

ローガン「黒子、初春、佐天、御坂・・・お前らを見捨てるもんかよ」バッ

アイアンマン「当然だ。我々の世界に何が起ころうと、アベンジャーズが何とかしてみせるさ」バッ

バナー「佐天達・・・学園都市の皆のために!」バッ

リード「HA☆まーた世界を救っちゃうのか♪まあ当然だけどネ!」バッ

ソー「アスガルドの民も力を貸すぞ!我らはそなたらと共にある!」マイティバッ

キャプテンマーベル「その通りだ。我々が一緒だ!」バッ

キャップ「AVENGERS!ASSEMBLE!」バッ


ザ・シング「しゃあねえ。俺達も手を貸すか」バッ

スー「当然よ。御坂達のためだもの」バッ

ジョニー「ったくピーターめ。面倒事を引きつける天才だな」バッ


アイアンフィスト「上条達の世界だと!俺達も力を出すぞケイジ!」バッ

ケイジ「ッチ、あのツンツン頭め。このルーク・ケイジにかりを作るたあな。今度会ったら根性を叩き直してやる」バッ

デアデビル「ああ、またあの街へ行きたいからな」スッ


Dr,ストレンジ「我が魔法の力を・・・学園都市のために!」スッ


フューリー「SHIELD全員に通達だ。見ず知らずの世界の連中を助ける仕事だとな」スッ

ホークアイ「ッヘ、シールドが自分達の地球以外のために動くとはな」スッ

ブラックウィドウ「たまにはいいじゃない。それに、キャップ達も馴染みのある世界らしいし。微力でも力をあげましょう」スッ


マグナス「チャールズ、かつて我らが訪れたあの理想郷の世界の危機だ。我らも協力しよう」スッ

プロフェッサーX「ああ。セレブロを使い、私の出来うる限りの者にも賛同を募ろう。だがマグニートーと呼ばれる君も、随分丸くなったな。フフ」スッ


シーハルク「LTの裁判?無数の異世界の人達が陪審員?まったくめちゃくちゃね」スッ

ジュビリー「そー言いながらちゃあんと手をかざしてるんだから」スッ


ムーンナイト「月よ・・・力を。人々のために」スッ


パニッシャー「あの犯罪の無い世界か。犯罪の無い世界を失うのはもったいないな」スッ


ローラ「光子達、学園都市の世界を・・・失うわけにはいかないわ!」バッ

ギャラクタ「そーだそーだ!あんなすばらしぃトコは私が守る!」バッ

ダケン「ッケ!仕方ねえ!べ、別にあいつらのためじゃねーし!」スッ


ライダー「滅ばせはしない・・・・・・アイツらを」スッ


ガンビット「ヘイ、カート、ジャギー、ダチの危機だ。いっちょやろうぜ」スッ

ナイトクロウラー「当然さ!」バッ

ジャガーノート「兄弟!俺のパワーを使ってくれえ!」バッ


ピム「ったくしゃーねぇなあ!天才ことハンク・ピムのパワーをあげるか!」スッ

ワスプ「・・・ピム・・・・・・はぁ・・・まあいいわ。私もいつか学園都市に行ってみたいし」スッ



579: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:00:34.74 ID:mUNXOF+g0

>>578

ホークアイ:弓矢の達人にして、アベンジャー。最初はヴィランとして登場したが、後に第二期アベンジャーズに参加し、歴代のヒーローの仲間入りを果たす
 本名、クリント・バートン。サーカスで鍛え上げられた弓の腕は超一流。スーパーパワーは持っていない普通の人間ながら、その実力はアベンジャーの名にふさわしい
 数々の女性ヒーローと浮名をながしている。短期でケンカッ早い性格で、当初はキャップにことあるごとにつっかかっていた。が、徐々に色々なことを経験して立派になっていく
 アメリカ西海岸を拠点とする『ウェストコースト・アベンジャーズ』を結成したり、ピム粒子を得て『ゴライアス』を名乗ったりと中々波乱万丈な生活を送っている
 しかも、宇宙人の宇宙船に特攻したり、フェニックスのパワーを得たエマに全身焼かれたり、スカーレットウィッチに粉々にされたりとなかなかヒドイ目にあっている
 最近は映画の効果もあってか、個人タイトルの売り上げがかなり高く、2012年にアメリカ国内のコミック売上ランキングでは総合で3位という快挙を成し遂げている

ブラックウィドウ:おそらく日本でのMARVEL女性ヒーローではトップクラスの知名度を持つスパイ。旧ソ連の元スパイだが、アベンジャーズに参加したれっきとしたヒーロー
 本名、ナターシャ・ロマノフ。当初はヴィランとして登場したがヒーローに転向。かつて第二次大戦中にキャップとウルヴァリンに救出されたことがある
 スーパーパワーを持たない普通の人間でありながら、神や宇宙人と一緒に戦う漢っぷり。オリポンスの軍神アレスも一目置くほど(女性としてか、戦士としてかは不明)
 映画『アベンジャーズ』に連なる作品ではスカーレット・ヨハンソンが演じており、世界中の人々をメロメロにしている

マグナス:マグニートーの本名、エリック・マグナス・レーンシャーのこと。このマグニとチャールズはややこしいが『スパイダーマン達の世界』の二人である

ムーンナイト:月に代わってオシオキするヒーロー。エジプトの神、コンシューによって与えられた力を振るって悪と戦うスタイリッシュヒーロー
 本名、マーク・スペクター。エジプトに置き去りにされ瀕死となっていた矢先、コンシューの力を与えられてヒーローとなる。月の満ち欠けに応じてパワーが上下する
 ヌンチャクやロッドなどの武器を扱う他、月の形をした飛行船など様々なアイテムを用いる
 見た目はカッコイイが性格に難があり、脳内にスパイディやウルヴァリンなどの別人格が存在している多重人格者。一人で脳内会議を開くことも
 マイナーキャラかと思われるが、意外と人気は高く、個人タイトルもある。日本でも何気に人気

ワスプ:アベンジャーズ創設メンバーの一人にして、最も偉大なアベンジャーの一人と言われる女性ヒーロー。ハンク・ピムの妻として有名
 本名、ジャネット・ダイン。もしくはジェネット・ピム。虫の大きさにまで身体を縮小でき、羽で飛ぶこともできる。見た目は妖精のよう。アントマンのピムと一緒に行動していた
 ファッションデザイナーもしており、他のヒーローのコスチュームを(勝手に)考えて押しつけようとしたりする
 ちなみに、『オンスロート』のエピソードの際、アベンジャーズのメンバー紹介にて、アイアンマンが『鎧の騎士』、ソーが『雷神にしてアスガルドの皇子』などの異名が描かれていた
 が、ワスプは『明るいヤツ』と非常にやっつけな紹介文だけだった



580: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:02:11.25 ID:mUNXOF+g0

ローニン「・・・食蜂・・・私はいつでも君の味方だ」スッ

ローニン「・・・ハンドの者達よ。そなたらも力を」

忍者達『御意』サササッ


スターロード「何だかしらないが、皆!やろうぜ!」バッ

グルート「I AM GROOT!」バッ

ガモラ「そう、私達、ガーディアンズオブザギャラクシーの役目は宇宙の平和」スッ

ドラックス「異次元だろうと守ってやるぜ」スッ

ラクーン「おいおい・・・てめぇらお人よしすぎんぜ・・・まあ、俺もか」スッ


ノヴァ「ノヴァコーズ!皆の力を学園都市に!」バッ


デップー「アイエエエ!?元気玉!?これ元気玉展開!?キャラ多すぎだとギャグになっちゃうぞ!?まあいいか!」バッ

ヘップー「ちょろっと登場したキャラもいるとかちょっと無理矢理だけどな。あ、俺手がねえわ。とりあえず意志を表示すりゃええのんね」スッ

レディプー「スパイダーマンの世界とそうじゃないパラレル世界の同一キャラもいるとかややこしいわ・・・まあいいけど」スッ

キップー「これで最後だし、詰め込むだけつめこめー」スッ

ドップー「(`◆ω◆´)」スッ

タスクマスター「せっかく学園都市での超人育成教室が軌道にのってきたというのに、こんなとこで終わりにはさせないのである!」バッ

ケーブル「・・・放っておける訳がないな。異世界のユートピアを」スッ


ファンドラル「人々のために!」バッ

ホーガン「異世界のために!」バッ

ボルスタッグ「勇気ある者達のために!」バッ


ドクターオクトパス「いつか仕返ししてやるその日まで、勝手に終わらすなぞさせんぞ学園都市!」バッ

エレクトロ「今度はぜってー勝つかんな!だから負けんじゃねー!」バッ


モードック「オメェら手ェあげろォ!あの初春とか言う女と食蜂とかいうテレパスを手にいれるのが俺達の目的だァ!」バッ

AIM隊員達『イエッサー!』バババッ


ヴェノム「俺達は学園都市を放っておけるほど冷酷じゃあねえ」スッ

カーネイジ「ギャハハ!甘ェなブロック。俺は学園都市の連中を血祭りにあげるために・・・力を出してやる」スッ


グリーンゴブリン「てめぇらヒドラども。お前らも力を注ぎやがれ。学園都市の技術を手に入れたいだろう?俺もだ。俺も・・・スパイダーマンを倒すまであきらめねえ!」スッ

ヒドラ党員達『ハイルヒドラ!!!』バババッ

フッド「・・・ゴブリンがヒドラを統率する気か?・・・もしそうなれば強大な勢力が必要だ。学園都市にあるやもしれぬ・・・滅ぼすのはもったいないな」スッ


ウルトロン【データだけとなった私だが、意志を届けよう。学園都市に!】ウィーン


ハリー「ピーター、俺もできることをやるよ。お前も・・・がんばれ」スッ

 ~~~~~



581: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:09:49.10 ID:mUNXOF+g0

>>580

ゴブリンがヒドラを統率~:コミックではそんなことはない。ご都合主義

ハリー:スパイディこと、ピーターの親友。グリーンゴブリンことノーマン・オズボーンの子で、二代目グリーンゴブリンとなる
 本名、ハリー・オズボーン。ピーターの親友でありながらも、父であるノーマンの命を奪った(事故なので正確には違うが)スパイダーマンと敵対することになった
 二代目ゴブリンとしてスパイディと戦い、爆弾を仕掛けてまとめて吹き飛ばそうとするも、最後には仲直りし、ピーターを爆弾から救って命を落とした
 後に『ワン・モア・デイ』によって復活し、スパイディ=ピーターということは忘れるもスパイディのことは嫌っている。が、一時的にグリーンゴブリンに戻ってスパイディを助けた
 アメリカの象徴となるためのアーマーを纏い、『アメリカン・サン』に仕立て、仲間に引き込もうとするノーマンを、逆にアメリカン・サンのアーマーと、スパイディの協力で撃退する



583: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:13:00.66 ID:mUNXOF+g0

上条「す、すげえ!空の割れ目に光が集まってきてる!」

絹旗「あれが異世界の方々の超パワーですか!」

フレメア「大体、皆力を与えてくれてる!」

スパイディ「皆が・・・応えてくれてるんだ」

 パキパキッ・・・バリバリバリィ!

打止「!ま、まだ時空の裂け目は止まらないってミサカはミサカは焦ったり!」

御坂「ッ・・・ま、まだパワーが足りないの?」


黒子「異世界の皆さま、どうか・・・どうか私達の世界を・・・学園都市を・・・未来を救ってくださいまし!」



584: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:14:00.15 ID:mUNXOF+g0

 ~~~~~


スコット「教授!今のは!御坂達の!」

教授「ああ。彼女達だ。私達が彼女達を救う力の一端となろう」スッ

スコット「はい!」スッ

ジーン「御坂、黒子、初春、佐天・・・私達の想いを受け取って!」バッ

ハンク「学園都市が滅ぶだって?そうはさせるもんか。初春とはもっと話すことがあるんだからな」スッ

ボビー「もう遊びに行けないなんて、冗談じゃないや!」バッ

ウォーレン「佐天をデートに誘うまで、終わらせやしないぞ!」バッ

トード「ここで何もしなかったらアイツらにまた怒られるケロ!」バッ

スカーレットウィッチ「私も白井さん達と会ってみたい・・・だから滅ぼす訳にはいかないわ!」スッ

クイックシルバー「姉さんがするなら俺も」スッ

フェニックス「私に器を与えてくれた彼女達に・・・恩を返す時が来た」スッ

マグニートー「・・・我らの友らを救うために」スッ


ノヴァ「パワーオブザノヴァッフォースww」バッ

スクラル「ええい!うるさい!やりゃあいいんだろやりゃあ!」バッ


 ~~~~~


バッツ「聞いたな、皆」

ダイアナ「ええ。当然やることは一つよね?」スッ

アクアマン「ああ、蜘蛛の男達を救うため」スッ

フラッシュ「学園都市を救うため」スッ

サイボーグ「俺達ジャスティスリーグも協力するぞ」スッ

ランタン「麦野、皆・・・俺達がついてるぜ!」バッ

スーパーマン「世界を救おう!」バッ

バッツ「人々を救おう」バッ


 ~~~~~


スカーレット・スパイダー「まーた学園都市の危機?フリー・コミックデイを待つよりも早いね。まったく」スッ


 ~~~~~



585: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:17:13.38 ID:mUNXOF+g0

>>584

フリー・コミックデイ:正式にはフリー・コミック・ブック・デイ。その名の通りアメコミを無料で配布するお祭りイベントのこと
 毎年5月の第一土曜日に世界で同時に行われている。日本でもしっかり行われている。が、>>1は行ったことがない



586: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:18:12.57 ID:mUNXOF+g0

浜面「また光が集まってくる!空が輝いてやがるぜ!」

麦野「空の裂け目に・・・光が・・・これが異世界の連中のパワーなの?」

フレンダ「もう少しって訳よ!」

ドゥーム(いや・・・時空崩壊の速度に追いつかぬ・・・異世界に呼び掛けるか否かを躊躇していた時間分だけ・・・間に合わぬかもしれぬ!)


初春「私達のメッセージを・・・もっと遠くの世界へ!もっと多くの世界へ!皆さん!力をかしてくださーいッ!」

佐天「みなさーん!私達の世界を救ってくださーーーい!」



587: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:19:59.56 ID:mUNXOF+g0

 ~~~~~

コンボイ「サイバトロン戦士!パワーをガクエントシに!」バッ

マイスター「了解!」バッ

バンブルビー「おいら達の力も使ってくれー!」バッ


メガトロン「デストロン!わしの友人たちを手助けするのだ!」バッ

スタースクリーム「さすがメガトロンさま!お優しい!」バッ

サウンドウェーブ「オベッカ タレヤガッテ ニューリーダー(ワライ)ガ」スッ

 ~~~~~

シュレッダー「学園都市が滅ぶだと?・・・そうはさせるもんか。わがはいへの屈辱の数々・・・必ずやリベンジしてくれるわ!」バッ

ロックステディ「いい人ですねボス」スッ

ビーバップ「フゴ、悪役とは思えないけど、流れ的に仕方ねぇよな」スッ

クランゲ「シャワキちゃん!アンタまぁた恥かいたの!?まったくドジなんだから!フニュホノホホホホホ!」

シュレッダー「ええい黙れ脳みそタコ!貴様もパワーを出しやがれスカタン!」

クランゲ「当然よォ。学園都市の世界もいずれアタチが征服してやるんですからにぇ。ヒニョホホホホホ!」バッ!

 ~~~~~

マスク「うンもォ~世話がやけちゃう!俺の無限大パワーを送るぞオ!」ギュゥーン!

マスク「絶好調ッ!」

 ~~~~~

ウルトラマン「デュア!ジュワジュワジュワ!」

ウルトラセブン「ダーッ!」

ウルトラマンタロウ「シュワッチ!」

ウルトラ大家族『ヘアアアッ!!!』バババッ

 ~~~~~

仮面ライダー一号「ショッカーの仕業だ!」

仮面ライダー二号「おのれショッカーめ!そうはさせんぞ!」

仮面ライダーV3「人々を救うのが、仮面ライダーだ!」

ライダー's『おおッ!』バババッ

 ~~~~~



590: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:41:36.84 ID:mUNXOF+g0

>>587

マイスター:サイバトロンの副官にしてコンボイの右腕。実写映画版ではジャズという名前で、メガトロンに真っ二つにされ、『オォウ、ジャァズ・・・』と、オプティマスに悲しまれた

バンブルビー:サイバトロンの癒し系。人懐っこい性格でコンボイのために全力でがんばる子。実写映画版では主人公サムの相棒。カッコイイしかわいい。しゃべったけどしゃべれなくなった

サウンドウェーブ:デストロンの情報参報にして、メガトロンの側近の一人。カセットプレイヤーに変形する。胸からデストロン最強戦士と言われるコンドルを射出する

ウルトラセブン:ウルトラ兄弟の三男。ウルトラマンセブンではない。地球人に変身して宇宙の侵略者から地球を守っている。息子のウルトラマンゼロが最近目立ってる

ウルトラマンタロウ:ウルトラ兄弟の6男坊。セブンのいとこ。ちなみにキン肉マンの息子ことキン肉マンⅡ世はタロウから名前をとり、キン肉万太郎という

ウルトラ大家族:円谷プロ出身の、日本が誇るスーパーヒーロー一家。正式にはウルトラ兄弟も本当の家族という訳ではないが、ウルトラ一族としてひとくくりになっている
 どうやらウルトラ一族はかなりの人口を誇っているらしい。中には全能のチートウルトラ戦士が数人いるとか

仮面ライダーV3:『仮面ライダー』の続編の主人公。ショッカーの後継組織から1号と2号に救出しようとするが、瀕死の状態にされたのでそのまま二人に改造される
 トンボがモチーフらしく、目立つ色合いをしている。歴代の仮面ライダー作品で最高視聴率をいまだに保持しているらしい

ライダー's:歴代仮面ライダーは数え切れぬほどいる。最近はオールライダーと銘打って劇場版で勢ぞろいする大盤振る舞いっぷり。ファンからは賛否あるらしい



591: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:44:34.76 ID:mUNXOF+g0

>>587

クランゲ:忍者タートルズの悪の大ボスにして脳みそタコにして茹でダコにしてタコ。ディメンションXという異次元の支配者で、地球に侵略に来た
 が、その際に肉体を失い、脳みそだけになった。タコになった。脳ミソに目と口と申し訳程度の手があるだけだが、後にボディを手作りして身体を得る
 が、なぜか脳みその部分は外から丸見え。それも収まっている部分は頭ではなく腰のあたり。加えて何故かオカマ口調
 ちなみに、旧テレ東版ではスプリンター先生と同じ人が声を当てている。すさまじい演じ分けっぷり



593: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:45:40.84 ID:mUNXOF+g0

 ~~~~~


ケンシロウ「・・・北斗神拳は・・・『生』のためにもある」バッ

ラオウ「我が『意志』に一片の悔いなし!」ゴォー


 ~~~~~


悟空「みんなー!オラじゃなく、みんなに力を分けてくれー!」バッ

クリリン「見知らぬ連中のためにまで元気を分けることになるとはな」スッ

ベジータ「・・・フン」スッ


 ~~~~~


キン肉マン「テリー!ロビン!ラーメンマン!ウォーズマン!ブロッケン!バッファローマン!みんな!友情パワーだ!」バッ

テリー「ああ!」バッ

ロビン「我々超人のパワーを!」バッ

ラーメンマン「たとえ私達の世界に何が来ようと」スッ

ウォーズマン「俺達が迎え撃つぜ!」バッ

ブロッケンJr「それが正義超人魂ってやつだな!」バッ

バッファローマン「異世界の超人だろうがどんときやがれってんだ!」バッ


 ~~~~~


アンパンマン「みんな、手を空にかざして」バッ

カレーパンマン「しょうがねえなあ~」バッ

しょくぱんまん「困ってる人を放ってはおけないからね」バッ


バイキンマン「なんか知らないけど、とりあえずやっとこうっと。ハーヒフーヘホー」バッ


 ~~~~~



594: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 22:58:16.32 ID:mUNXOF+g0

>>593

ラオウ:拳王。ケンシロウの兄して世紀末を戦い抜いた『剛の拳』。ちなみに、原作者は当初ラオウの書き方(性格描写など)が苦手で、失敗してたらしい

クリリン:悟空の親友にして最強の地球人。鼻がないけど鼻クソを飛ばせる。初期の悟空と一緒に亀仙人の下で厳しい修行をともにした

ベジータ:マンガ業界屈指のライバルキャラにしてサイヤ人の王子。悟空と融合した状態だと、アメコミ世界のキャラ達の中でも上位に入るほどになると思われる

テリー:「口先だけの友情じゃない!おたがいの戦いの中からうまれた友情なんだ!」

ロビン:「たまごとみそ汁もつけてな!」

ラーメンマン:「ほこりたいんだよォ~~~っ!キン肉マンとの戦いを~~~~~っ!」

ウォーズマン:「な・・・なぜだか・・・とめどなく涙が溢れてくる・・・・・・」

ブロッケンJr:「オレにはオレの人生があるじゃねえか!偉大な先人の仲間たちに支えられてきた人生が!」

バッファローマン;「くじけそうになった時はこのハチマキがオレさまを守ってくれる!」

カレーパンマン:アンパンマンの友達。口からカレーを吹きだす。得意料理はカレー

しょくぱんまん:アンパンマンの友達。皆に食パンを配っている。脳天もアゴも耳

バイキンマン:アンパンマンと永遠に戦う宿命にあるヴィラン。日本を代表する悪役で、人々にいじわるをする。バットマンにおけるジョーカー



595: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 23:01:12.13 ID:mUNXOF+g0

垣根「・・・空に光が・・・これがあの第三位達のメッセージへの答えか?」

削板「すげえ!俺達の世界以外にもこんなにも根性のあふれる奴らがいるんだ!」



滝壺「皆が力をかしてくれてる」

一通「・・・すげェ・・・」

禁書「こんなにも・・・・・・見ず知らずの私達のためになってくれる人がいるなんて・・・すごいんだよ」

悪魔博士「おい、べっこの世界のモンども。さっさとするんだ。もう少しで解決すんだからよ」

上条「お、おい!そんな言い方するんじゃねえよ!」

禁書「でも皆のおかげでなんとかなるんだよ!」



ドゥーム「ダメだ。間に合わん」

御坂「!?・・・え?」

ドゥーム「異世界からのパワーが集まっているが、時空崩壊の方が早い。このままではパワーが集まりきるよりも先に時空が崩壊してしまう」

初春「そ、そんな!?」

一通「・・・」

麦野「何言ってんのよ!間に合うに決まってるじゃない!・・・こんなに色んな奴らが応えてくれてるんだから・・・」

ドゥーム「・・・いや・・・間に合わん・・・」



596: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 23:03:48.30 ID:mUNXOF+g0

 ~~~~~


ファイヤーボーイ「あ!変だぞ!」

スージー「悪魔博士の声だわ!きっと罠かもしれない」

ゴームズ「大丈夫、他の人の声もしたろ。きっと別の宇宙の人々だ。宇宙メッセージを我々に送っているんだ」

ガンロック「ってことは言うとおりにするってのか?」

ゴームズ「当然だ。困ってる人々を放っておくのは、宇宙忍者のすることじゃない。皆、手を空に」スッ

スージー「わかったわ!」バッ

ファイヤーボーイ「ファイヤー!」バッ

ガンロック「ムッシュムラムラ!がんばれよなんとかトシ!あどぅ~」バッ


 ~~~~~


スパイダーマッ!「すすり泣く少女達のために立ち上がる男、スパイダーマッ!」バッ

 デーデデーデデデー♪ポーズキメキメッ


 ~~~~~


アカレンジャー「皆!正義のために手を空にかかげるんだ!」

スーパー戦隊達『オオーーー!!!』バババッ!


 ~~~~~


リュウ「スパイダーマンの声だ!どうやら異世界の危機のようだな」

ケン「おいおい、異世界だって?冗談にもほどがあるぜ」

リュウ「俺達の世界とは違う世界・・・きっと強い奴もまだまだたくさんいる!ケン!俺達も手を貸そう!」

ケン「本気かよ。俺達にまで何かあるかもしれないんだぜ?」

リュウ「その時はその時さ!」バッ

ケン「ったく、しょうがねえなあ。俺達の意志ももってけ!」バッ


 ~~~~~


ダンテ「UH-HUH。妙な話だが、面白そうだ。俺達にももっと面白いことが起きるってんなら、見逃す手はねえな」スッ


 ~~~~~



598: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 23:20:51.72 ID:mUNXOF+g0

>>596

ファイヤーボーイ:宇宙忍者ゴームズの仲間。FFのジョニーにあたる。ジョニーのようにお調子者ではない。『ぼくがなんとかする!』というが、炎はだいたい効かない

スージー:ゴームズの仲間。FFのスーにあたる。透明になれ、バリアも張れる。OPにゴームズに『消えろ!スージー!』と言われている。悪魔博士がおさんどんにしようとした

ガンロック:ゴームズの仲間。FFのシングにあたる。ムッシュムラムラが口癖で、殴る時は大体口ずさむ。時たま『あどぅ~』って言う

アカレンジャー:日本が世界に誇るスーパーヒーローチーム、ゴレンジャーのリーダー。マントがカッコイイ。全体的な能力ではアオレンジャーの方が上らしい

スーパー戦隊:スーパーヒーローチームの通称。大体1チームに5人くらいでかなりのチーム数なので人口はハンパない。最近は勢ぞろいすることも多いとか
 ちなみに、アメリカでは『パワーレンジャー』シリーズとして人気がある

リュウ:世界一有名なストリートファイター。『マヴカプ』シリーズでMARVELキャラとも交友がある。ちなみにUMVC3ではアイアンフィストを継承していた
 ちなみに、『ストリートファイター』はアメコミにもなっており、アジアのアーティストチームである『UDON』が手掛けている

ケン:リュウのライバルにして友。昇龍拳、竜巻旋風脚などの技の派生技を多く編み出している。昔は長髪だったがリュウとの修行で切れて以降、伸ばさなくなった
 ちなみに、ストリートファイターのアメコミは邦訳本も発売されている。が、話の途中で邦訳が止まってしまっている上、ストーリーやキャラ設定も変更されている

ダンテ:悪魔も泣きだす何でも屋。『マヴカプ』にてMARVELと共演し、OPではデップーと戦っていた。制作側いわく、『デップーに対抗するためのキャラ』
 ちなみに、一人だけ技の数が膨大で、明らかに力が入っている。EDではゴーストライダーと相対していた



599: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 23:26:25.53 ID:mUNXOF+g0

 ~~~~~


ルーク・スカイウォーカー「別の宇宙の人々からのメッセージ・・・応えよう!黙って見過ごせないよ!」バッ

ハン・ソロ「やれやれ、お人よしだなまったく」スッ


ヨーダ「フォースと共にあれ」スッ

ダース・ヴェイダー「コーホー」スッ


 ~~~~~


ハリー・ポッター「すごいや!頭の中に言葉が!まるで魔法だ!僕達も応えよう!」バッ

ロン「あー・・・ハリー?後先考えずに行動するのはやめたほうが」

ハーマイオニー「あら、ロンあなたもしかして怖いの?」

ロン「だ、誰が!よーし!ウィーズリー家の根性見せてやるぞ!」バッ

ハーマイオニー「フフフ、単純ね」スッ


ダンブルドア「愛じゃよ」スッ


 ~~~~~


トワイライトスパークル「みんな!どこかの誰かが困ってるって!私達も力を貸しましょう!」バッ

ピンキーパイ「すごいすごーい!異世界の人とオトモダチになれるなんてー!キャー!」バッ!

レインボーダッシュ「ボクたちにできることなら、やってやろうじゃないか!」バッ

アップルジャック「たとえポニービルに何があろうと、乗り越えてみせるさ」バッ

ラリティ「その時は、キレイなアクセサリーをつけましょう」スッ

フラッターシャイ「皆がいれば・・・きっと大丈夫だよね」スッ


 ~~~~~


ユートニウム博士「ガールズ、困ってる人がいるみたいだよ?」

ブロッサム「そうね博士。じゃあやってもいい?」

ユートニウム博士「当然だよ。君達はスーパーパワーを持ってるんだからね」

ブロッサム「じゃあ、ガールズ!」バッ

バブルス「うん!私達のパワーで誰かさんが助かってほしい!」バッ

バターカップ「自分達の問題をアタシ達に押しつけんなってのー。しゃーないなー」スッ

ユートニウム博士「僕もやっとこうか」スッ


 ~~~~~



601: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 23:56:09.64 ID:mUNXOF+g0

>>599

ルーク・スカイウォーカー:遠い昔、遥か彼方の銀河系で戦った戦士。暗黒郷ダースヴェイダーと戦い、銀河帝国を打倒した。
 スターウォーズはアメコミにもなっており、かなりの人気を持っている

ハン・ソロ:ミレニアム・ファルコンで宇宙を駆ける男。決してインディ・ジョーンズではない。レイア姫の想っていることを知っていた

ヨーダ:伝説のジェダイ・マスター。ルークを鍛えた師匠でもある。非常に強大なフォースを持ち、アクロバティックなライトセーバーさばきをみせる

ダース・ヴェイダー:デーデーデーデッデデーデッデデー♪

ハリー・ポッター:選ばれし者。世界的知名度を誇る魔法使い。勇気と愛で悪と戦う新たなヒーロー

ロン:ハリーの仲間。ナメクジを吐く。後にハーマイオニーと結婚する。ハリーの義理の兄になる

ハーマイオニー:ハリーの仲間。天才魔女。並び変えるとオー!マイハニーになる

ダンブルドア:ハリー・ポッター世界で最強の魔法使いの一人。Dr,ストレンジと組むと面白くなりそう

トワイライトスパークル:海外アニメ『マイリトルポニー』の主人公。魔法を使うユニコーン。友情を学ぶためにポニービルに行く

ピンキーパイ:TSのトモダチ。ハイテンションな面白キャラ。いわゆるギャグキャラで、『カン』で異世界のことも見抜く

レインボーダッシュ:TSのトモダチ。空飛ぶユニコーンで僕ッ子。天候を操るという何気にハイスペック

アップルジャック:TSのトモダチ。リンゴ農園を経営しているしっかり者。カウボーイハットがトレードマーク

ラリティ:TSのトモダチ。おしゃれ好きで他人のコーディネートまでこなす。いわゆるお姉さまタイプ?

フラッターシャイ:TSのトモダチ。シャイで大人しいが、たまにキレる。森の野良動物達とコミュニケーションがとれる

ポニービル:『マイリトルポニー』の舞台となる街。この作品はアメコミにもなっており、邦訳本も発売されている。世界中で人気の子供向けアニメ
 登場キャラのほとんどはポニーで、特殊な趣味趣向に目覚めやすいとか。が、そういう趣味でなくても普通に面白く感じる作品。>>1は全然詳しくなく、アニメをちょい見程度

ユートニウム博士:『パワーパフガールズ』の全ての元凶。お砂糖、スパイス、素敵なものをいっぱい入れて女の子を作ろうとしたが、ケミカルXを入れてしまってガールズが生まれた
 アメコミにもなっており、アニメも日本で放送されてかなり有名。子供向けアニメだがブラックな話やグロ描写もたまにある

ブロッサム:PPGのリーダー。大きなリボンが特徴。マジメで色々と計算して戦う。バターカップとケンカをすることもしょっちゅう。それなりに子供っぽい
 ちなみにPPGは空も飛べるし怪力もあるし目からビームも出すし様々な能力がある

バブルス:PPGのキュート。ツインテールが特徴。天然系でのほほんとしたタイプ。声が高い。タコのぬいぐるみがお気に入り
 ちなみにPPGは日本でリメイクされたが、評価はイマイチらしい

バターカップ:PPGのタフだぜ。ぱっつんヘアーが特徴。ケンカッ早く、好戦的。お風呂がキライ。スポーンっぽいコスプレをしたこともある
 ちなみにPPGには子供向けとは思えないような映画ネタやヒーローネタが多く、大人も楽しめるアニメ



602: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/02(金) 23:59:01.94 ID:mUNXOF+g0

 ~~~~~


ポパイ「ハッカカカカ!ワ~オ、こいつぁすんごいことだな」バッ

ポパイ「俺さまのホウレンソウパワーももってけ!ハッカカカカ!」ポッポー!


 ~~~~~


スヌーピーо○(上を見続ける・・・それが生きるこつさ)スッ


 ~~~~~


黄金バット「フ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ / \ / \ / \ / \ / \ / \ / \ / \ / \ / \ ''/ !!!」バッ!!!


 ~~~~~



604: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:12:45.66 ID:/gKE46ox0

>>602

ポパイ:ほうれんそうを食べて無敵になる水兵さん。アメコミのキャラクターでもある。元々は脇役だったが人気が出て主人公の座を奪ったとか
 アメリカのコミック、アニメ文化を代表するアイコン的キャラクター。その性質上、どんな相手にも負けそうにもない

スヌーピー:世界一有名な犬。アメオミのキャラクターでもある。犬小屋の上で寝そべりながら、哲学的なことを考えたりしてる
 心を打つような明言が多く、それをまとめた本が日本でも出ている。一応コミックの邦訳本もある

黄金バット:1930年ごろに日本で紙芝居の物語に登場した日本最初のヒーロー。その登場はスーパーマンよりも古いとされており、ある意味世界最初のヒーロー
 黄金のガイコツがマントをはおった姿をしており、見た目的には悪役だが完全なる正義の味方。だが一体何者なのか、どこから来たのか一切が謎。こうもりだけが知っている
 その強さは圧倒的で、『強い!絶対に強い!』としか言い表せられない。何をどうしても決して滅びず、決して負けない。大体何でもできる
 ライバルである暗闇バットに『黄金バット!貴様はなぜ強いんだ!』と問われると、『それは正義!』と断言している。まさしく正義のヒーロー
 『正義に勝つ悪はない!』といい放つ、アメコミもビックリな正義っぷり。特徴的な笑い声が聞こえたその時、正義の勝利は確定する



605: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:14:28.54 ID:/gKE46ox0

御坂「・・・すごい・・・こんなにも多くの人達が・・・私達のために力を与えてくれてる・・・」

黒子「顔も見たこともない私達のために・・・」

初春「誰かを助けることができる人は、皆、ヒーローなんですね」

佐天「・・・うん。スーパーパワーを持つ人がヒーローなんじゃない。誰でもヒーローになれるんだね・・・」

 バキバキバキ!バリバリバリッ!

禁書「・・・空のヒビが・・・・・・間に合うのかな・・・」

上条「・・・」



 THWIP

御坂「!?スパイディ!?」

上条「何をする気だ!?」

スパイディ「時空の裂け目に突っ込む」

黒子「!?」

初春「な、何を・・・」

スパイディ「悪魔博士、この光線銃をかりるよ」

悪魔博士「あ!それは俺のエネルギー吸収光線銃!い、いつの間に奪ったんだ?」

スパイディ「これを時空の裂け目で使えば、時空ダメージを吸収できるかもしれない」

悪魔博士「そりゃ無茶ってもんだで。そいつはすごい光線でもチュ~っと吸い取っちゃうけど、たくさんのエネルギーは吸い込みきれねぇんだ。さっきの戦いで一個壊れたろ?」

黒子「そうですの!ドゥームさんのブラストを吸収しきれず壊れたではありませんか!あの裂け目のものとなると・・・きっとすぐに壊れますの!」

スパイディ「それでも・・・ほんの少しの足止めにはなる。少しでいいんだ。数秒でも時空崩壊を止められれば、皆がくれたパワーでこの世界は救われる」

佐天「そ、そんな!そんなの・・・無茶苦茶です!」

ドゥーム「できるわけがない!それに貴様はどうなる!」

スパイディ「僕が無理矢理ここに来たからこうなったんだ。だから・・・せめて僕にできることをやるだけだ!」

 THWIP

御坂「スパイディ!」


 ~~~~~



606: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:15:17.74 ID:/gKE46ox0

あ、わかりずらいだろうけどそれぞれのキャラはそれぞれの世界で手上げてるだけなので、学園都市に来てるんじゃないってことで



608: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:26:45.53 ID:/gKE46ox0

 ~~~~~


スポーン「アンジェラ、手を貸せ」

アンジェラ「へぇ、今のがあなたが言ってた学園都市の人達なのね。そんなに大事?」

スポーン「ああ」

アンジェラ「ふふ、じゃあ手伝ってあげましょう。一つかしね」スッ

スポーン「・・・一方通行・・・打ち止め・・・皆・・・負けるな」スッ


 ~~~~~


HB「おい!お前らも手ぇかせ!」

エイブ「キミの言っていた世界か。今度私も連れていってくれるか?」

HB「黙って力をかせってんだ!麦野達のピンチなんだぞ!」

エイブ「はいはい」スッ

リズ「そんなに大事なお友達なの?」

HB「聞くまでもねえだろ。俺の大事なダチだ」

リズ「・・・いいわ。あなたのためだもの」スッ

HB「負けんじゃねえぞ学園都市!」


 ~~~~~



609: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:35:42.86 ID:/gKE46ox0

>>608

アンジェラ:スポーンのライバルにして友の天使。天界トップクラスの闘戦士。スポーンを倒すために派遣されたが、後に共に戦うことに
 単独スピンオフタイトルも出たが、現在ではキャラクターの使用権利がMARVELにあるため、MARVEL世界に登場している

エイブ:HBの仲間で、魚人のようなキャラクター。とある場所の地下に筒状のカプセルの中で眠っていたのを発見され、HB達の組織に入る
 見た目通り水中での活動が得意。映画版では相手の記憶を見たり、超能力的なパワーが追加されていた

リズ:HBの仲間で、発火能力を持つ女性。自身で能力を制御できないことが多く、それを気にしてふさぎごみがちな性格。だが発火能力が無くなると命の危機になる
 本名はエリザベス・シャーマン。映画版ではHBにかなりホレこまれていたが、コミックではそうでもない



610: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:38:01.49 ID:/gKE46ox0

 ~~~~~


ドーマムゥ「・・・学園都市が・・・」

ウマー「もうッ!お兄ちゃん何やってるの!早くパワーを与えましょう!」

ドーマムゥ「しかし・・・ダークディメンションの王たるこの私が人助けなど・・・」

ウマー「つべこべ言わない!迷惑かけたんだから!ほら!」バッ

シュマゴラス「シュマゴラスも一緒でシュ」シュ

ドーマムゥ「・・・仕方ない」

ドーマムゥ「学園都市よ・・・いずれ・・・また行くぞ」バッ


 ~~~~~


ダークサイド「サノス!手を貸すのだ!」

サノス「正気かダークサイド!学園都市は我らの敵だぞ!」

ダークサイド「いずれあの世界を手に入れるその日がくるまで・・・学園都市は存続していてもらわねば困るのだ!パワーを学園都市に!」バッ

サノス「・・・フン、だが学園都市のパワーは我が手に入れるからな」スッ


 ~~~~~


オンスロート「・・・・・・我は精神体だけとなったが・・・学園都市・・・・・・我が生れし地・・・・・・失わせはしない」バッ


 ~~~~~


ラスプーチン「学園都市を滅ぼすのはわしの役目!他の理由など認めぬ!」バッ


 ~~~~~


ロキ「ふっふっふ・・・学園都市をそう簡単には滅ぼさせはせんぞ。このロキが直々にギッタンギッタンのケチョンケチョにしてやるからな!だからがんばれ学園都市!」バッ


 ~~~~~


ジョーカー「ガクエントシが終わるだって?冗談じゃねえ。あんな面白い遊び場、サラ地にするにはもったいなすぎる」スッ

ジョーカー「いつかまた・・・遊びに行くぜェ・・・HAHAHA」


 ~~~~~



611: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:40:01.82 ID:/gKE46ox0

 ~~~~~


ロールシャッハ「・・・」


 スッ


 ~~~~~



612: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:42:38.71 ID:/gKE46ox0

御坂「また一人で背負いこむ気!?一体何度言えば理解するのよ!」

スパイディ「僕が引き起こした問題だ。ケリをつけるのは僕だ」

御坂「何言ってるの!あなた一人のせいじゃない!色々な偶然が重なって・・・スパイディの責任じゃない!」

スパイディ「・・・」

御坂「色んな世界の人達が力を与えてくれて・・・きっとなんとかなる!きっと・・・きっと大丈夫よ!だから勝手に全部抱え込むんじゃないわよ!」

スパイディ「何か勘違いしてるね御坂」

御坂「!?」

スパイディ「僕はあきらめていないよ。絶対にあきらないからね」



スパイディ「僕は・・・いや、僕達はあきらめない(We'll carry on)」

スパイディ「たとえ僕がいなくなっても、僕を信じてほしい」

御坂「・・・スパイディ」

スパイディ「どんな結果になろうとも・・・皆の想いは受け継がれていくから、あきらめないで」

スパイディ「僕の想いも、受け継がれていくから」

御坂「ッ・・・そんなの・・・」

スパイディ「・・・ごめんね御坂。僕だって怖いさ。そりゃこんなことしたらどうなるかわかんないからね・・・でも、皆を失う方がもっと怖い。僕はできることをや」



スパイディ「皆のために」

 THWIP!



御坂「スパイダーマン!!!」



613: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:44:00.76 ID:/gKE46ox0

スパイディ「あの裂け目がふさがる前に突っ込んで、この吸収装置で時空ダメージを吸い込んでやる」

 THWIP

スパイディ「それでどうにかなるかわかんないけど、何もしない訳にはいかない。せっかくヒーロー達が力をくれたんだ。勇気を振り絞れ!」

 THWIP

スパイディ「この世界の・・・学園都市のためだ!御坂、黒子、初春、佐天、皆・・・皆の未来のために!勇気を解き放て!勇気を・・・ッ!」

 THWIP!



スパイディ「放て!心に刻んだ夢を!皆の夢を守るために!」

 THWIP!THWIP!

スパイディ「僕は行かなくちゃならない!皆を・・・この街の未来さえ置き去りにして!」



黒子「スパイダーマンさんが空の裂け目に入っていきますの!」

禁書「無茶なんだよ!」



 ッッッ!

 FOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

スパイディ「AARRRGHHHH!っぐ・・・ここで・・・負ける訳にはいかない!絶対に勝つ!」

 FOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

スパイディ「限界なんて知らない!意味無い!この想いが光を散らす・・・その先の・・・人々のために!」



御坂「スパイディ!!!」



614: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:44:42.38 ID:/gKE46ox0

スパイディ「皆の遥かな想いを守るために!」



 ッッッッッ!!!



615: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:45:20.42 ID:/gKE46ox0












616: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:46:08.07 ID:/gKE46ox0

御坂「ッ!」

黒子「ッ・・・・・・どうなりましたの?・・・」

初春「・・・空の裂け目は・・・消えたみたいです」

佐天「!見て!光が・・・雪みたいに降ってくる!」



一通「・・・!・・・・・・これは・・・」

打止「ウェブヘッド?・・・」

御坂「!打ち止め・・・あなたスパイディのことを思い出したの?」

麦野「・・・私もだ・・・光が降ってきて・・・アイツらを思い出した」

フレンダ「私達もって訳よ。スパイダーマンや他の皆のことも・・・頭の中に思い出がよみがえっていく訳よ」

黒子「・・・皆さんの記憶が戻っているんですの?」

滝壺「不思議な感覚・・・今まですっぽりと忘れていた思い出が・・・戻ってきてる」





婚后「・・・スパイダーマンさん・・・私、今になって思い出しましたの」

湾内「それにローラさん達のことも・・・」

泡浮「なぜ・・・今、突然思い出したのでしょう」

食蜂「・・・ローニン・・・」



垣根「・・・ああ・・・そうだ。俺達は・・・一緒に戦った。オンスロートと・・・」

削板「ジャガーノートの兄弟・・・それにアベンジャーズも・・・」



617: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:49:16.20 ID:/gKE46ox0

 「スパイダーマン・・・」

   「そうだ・・・俺達の・・・学園都市のヒーロー」

      「私を強盗から助けてくれた」        「トラックに轢かれそうな所を救ってもらった!」

  「アイツを見ると、自然と笑顔になっちまうんだ」      「いつもみたいにジョークを言いながら悪人をやっつける姿が目に浮かぶわ」

     「スパイディなら・・・いつでもどこでも駆けつけてくれた・・・皆を笑顔にしてくれた」

 「スパイダーマンは・・・いつだって言っていた・・・彼は俺達の・・・」

 「私達の・・・」

 「皆の・・・」





          「あなたの、親愛なる隣人」



618: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:53:15.61 ID:/gKE46ox0

絹旗「・・・スパイダーマンさんはどうなったんでしょう」

フレメア「大体・・・消えちゃった」

浜面「・・・裂け目に入ってったが・・・・・・」

一通「・・・」

打止「ッ・・・ぐすっ・・・・・・うう・・・ウェブヘッド・・・って・・・ミサカは・・・ミサ・・・」ボロボロ

禁書「・・・」サスサス



上条「大丈夫だ。スパイディなら・・・きっと」

禁書「・・・うん。そのうちひょっこり戻ってきそうな気がするんだよ」

ドゥーム「あやつは想像以上にタフだ。もしかすると・・・無事かもしれぬな」

黒子「・・・フフ、ですわね。結局、異世界との間の壁というものがとっぱらわれたのですから、またいらっしゃいますの。きっと・・・」

一通「アイツは帰ってくる。絶対な」

浜面「?・・・どうして言い切れるんだ?」



一通「俺達が必要とするからだ」

麦野「そうね。ヒーローの物語は永遠に終わらないわ」

滝壺「どんなことがあってもまた元通りになるものだよね」

上条「反論のしようがねえ・・・」

禁書「でもその通りなんだよ!ヒーローは最後には絶対に勝つんだよ!」



620: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 00:59:02.53 ID:/gKE46ox0

ドゥーム「・・・すまぬ。私のせいで・・・こんなことに」

打止「もうこんなことしないでねってミサカはミサカは念を押して注意」

悪魔博士「俺もこのバッタモンも、もうウチにけぇーる(帰る)ことにするきゃぁ。これ以上いても悪いからな」

ドゥーム「ッ・・・ぐ・・・まあその通りだ。私は元の世界に戻る。・・・今度ここに来る時は・・・ッフ、なんでもない」

上条「もう迷惑なことはしないでください」

禁書「科学と魔術が交わる男は一筋縄ではいかないんだよ」

フレンダ「結局、前みたいに別世界のヴィランがまたやってくることになるかもしれない訳ね」

佐天「スパイダーマンさんが皆の記憶を消してもらって、この世界を守ってくれたのがまるっきり無かったことになっちゃったね」

御坂「・・・なかったことがなかったことになった・・・ってことかぁ」

初春「でも決して無駄ではありませんよ。あの時・・・傷ついた人達を癒すことができたんですからね」

黒子「まあ、また色んな方々が来ることになってもしょうがありませんの」

絹旗「外の世界には超ヴィランがまだまだたくさんいるんでしょうね」

悪魔博士「俺はもう迷惑をかけないよ」

麦野「その時はその時よ。それにこの世界にもとんでもない奴ってのはたくさんいるでしょうから変わりないわ」

打止「その通り!どんなヴィランでもミサカ達は負けないってミサカはミサカは断言する!」フンス


御坂「・・・ええ。私達なら乗り越えられるわ。・・・皆がいれば・・・・・・どんなことがあっても明日が来る」



621: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 01:06:32.99 ID:/gKE46ox0

悪魔博士「サイナラだ学園都市。また遊びに来るかんな」

黒子「問題は持ち込まないでくださいまし」

初春「色々とありがとうございました」ペコリ

佐天「さいなら~」パタパタ

御坂「変な発明もホドホドにね」

ドゥーム「さらばだ」


悪魔博士(おろ?俺の緊急わぁぷ腕時計がねぇ。どっかに落としちゃったかな?まあいいか)



 MMMMMMMMMMMOOOOOOOOO・・・・・・





 ・・・・・・・・・・



LT『判決は下された。学園都市の世界は救われた。多くの世界の者達が応えた』

LT『学園都市の人々の傷は癒されたが、失われた記憶も戻り、世界の壁は消えた』

LT『これからも学園都市にはあらゆる出来事が起こるだろう。だが、きっと彼らは乗り越える。彼らにはその意志がある』

LT『それに、ヒーローがいる。学園都市にも、他の世界にも・・・』



LT『どこにでも、ヒーローはいる』



 ・・・・・・・・・・



622: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 01:07:29.23 ID:/gKE46ox0

 ―学園都市―



御坂「んん~~~ッ!・・・いい天気ねえ~」セノビー

黒子「本日も快晴ですの。熱中症にならないようにお気をつけくださいまし」

初春「学園都市もすっかり元通りですね。まあ・・・いつ何時ヴィランが来るかはしれませんが」

佐天「な~に!宇宙を壊すようなヴィランが来たとしても、私達なら何とかできますよ!」

黒子「それはさすがにスケールが大きすぎますの」

佐天「でもいざって時は他の色んな世界の色んなヒーローに集まってもらって・・・」

初春「学園都市がパンクしますね」

御坂「ま、大丈夫よ。根拠はないけど・・・なんとかなる気がするわ。きっとね」



623: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 01:11:25.42 ID:/gKE46ox0

御坂「ん?・・・」



チンピラA「ヘイヘイにィーちゃん、財布貸してくれよォー」

チンピラB「痛い目にあいてえのォ~?」

男子学生「か・・・勘弁してください・・・」



御坂「まーたか・・・ったく、ジャッジメントは何してんのかね」

黒子「Uh-oh」

初春「固法先輩に連絡します?」

佐天「いや、すぐになんとかしたほうが早いでしょ」

御坂「ほっとけないし、一丁やるか」

黒子「お姉さま、これはジャッジメントのお仕事ですの。一般人はおひかえなすってくださいまし」

佐天「超今更ですね・・・一般人ってカテゴリーじゃないでしょ私達」

初春「白井さん、早く行きましょう。急がないとまずいですよ」

黒子「ええ」

御坂「だ~か~ら~、私が行くってば。チョチョイのチョイっと片づけ・・・・・・!・・・」



624: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 01:12:03.35 ID:/gKE46ox0

初春「!・・・あ・・・あれって!もしかして!」

黒子「・・・フフフ、やっぱり思った通りですの」

佐天「や、やっぱりそうだよ!あれって絶対!・・・」

御坂「ええ・・・私達のヒーロー・・・」



625: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 01:19:19.03 ID:/gKE46ox0

                THWIP!



     スパイダーマン「LOOK OUT!HERE COMES TO THE SPIDER-MAN!」





          御坂「私達の、親愛なる隣人」



               おしまい



627: ◆t8EBwAYVrY:2014/05/03(土) 01:27:16.22 ID:/gKE46ox0

これにて完結です。長いこと書いてきたこのシリーズもおしまいです。最後ってことで色んなの混ぜてカオスになっちゃった。でもどれもヒーローのはずです
天界的に本末転倒じゃん!って思うでしょうが、ヒーローの物語は永遠に続くってことで大目にみてくらさい・・・
このシリーズを通して、多くの方とアメコミの話ができて本当に楽しかったです。応援してもらった時は本当に力になりました。ありがとうございます
このシリーズを見て、少しでもアメコミに興味を持ってもらえれば、これ以上のことはありません。でも買う時はちゃんと考えてね

それでは、ここまで応援してくれた方、レスしてくれた方、見てくれた方、本当にありがとうございました!



転載元
御坂「私達の、親愛なる隣人」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390718099/
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          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月03日 04:17
          • 寝る直前にくるとは・・・1
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月03日 07:12
          • ウルティモとHEROMAN出して欲しかった...
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月03日 10:13
          • MLPキタ!これで勝つる!

            MLPの一番偉い人とPPGの一番偉い人って夫婦なんだっけ?
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月03日 11:56
          • 5 待ってたよー!
            最後はシリーズ登場メンバー全員集合して、敵を倒すってのも期待したけど、某ヒーロー大戦みたいな事になっちゃうからなぁ。でも皆最後に登場してくれたのはサイッコー!でした!
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月03日 12:21
          • 早速、フィグマのスパィディと美琴でブンドドしてるぜ
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月03日 12:57
          • 5 お疲れ様です。
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月03日 13:56
          • 5 ジョーカーなんて味のあるキャラをここまで再現できるとは・・・。

            過去作品含めてお疲れ様でした。

            とりあえず、この勢いでアメスパ2とウィンターソルジャー見に行ってくる。

          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月03日 22:05
          • 4
            ジャパニーズヒーロー’sは余計だったんじゃないかな
            気持ちはわからんではないけどそれまで楽しんで読んでたのが一気に冷めた
            ということでマイナス1
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月03日 23:10
          • 5 素晴らしい物語をありがとう
            さあ、次は第二期ですね(ゲス顔
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月04日 00:18
          • 5 アメコミに興味を持てた
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月04日 04:09
          • 5 ディ・モールトベネ!
          • 12. MCC
          • 2014年05月04日 04:10
          • 5 グレート……!!

            俺もアメコミに興味を持ったよ
            そもそも禁書とアメコミがこんなに相性良いとは思わなんだ
            もう一度最初から全部読み直そうっと
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月04日 11:12
          • 1 無駄に長過ぎ。
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月04日 11:50
          • 禁書もアメコミも半端っていうかこんなこと言わねーよっか
            それは別にいいとして自分の技量の無さをアメコミに責任転嫁するな
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月04日 11:52
          • 自分の書いた展開の不味さをアメコミに責任転嫁するなよ
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月05日 03:38
          • ジョーカーだけはやっぱり一線画すな…ガチすぎるサイコパス故だろうけど
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月05日 19:18
          • これで第一章なんだろう?
            次は第二章ときて終わらないんだろう?
            これで終わりだったらデップーとジョーカーに>>1の住所を教えるぞ!
          • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月08日 17:43
          • 5 面白かったよ
            毎度いい意味でご都合主義的な展開や臭い演出が特盛りだったけど、その辺も込みでアメコミチックな雰囲気が楽しめた
          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月09日 18:41
          • 5 読みごたえ抜群。合間合間の注釈がいちいち面白いしアメコミビギナーにはありがたかったぜ
            セリフのパロディもあったし、元気玉に人間台風参戦も期待したけどさすがにテーマからずれすぎだったか
          • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月20日 21:19
          • 5 ジョーカーはヒース・レジャー版で再現されたわ
          • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年06月09日 21:36
          • 4 Japaneseヒーロー達は少し蛇足気味だったけど
            すごくよくまとめていて飽きることなく楽しく読ませていただきました!
            ジョーカーはホントにクセがあってぶれない良キャラだった
            個人的には注釈だけでなくセントリーも出して欲しかったなぁーー!!
          • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年10月23日 13:19
          • とんでもなく長いがめちゃ面白かった!
            2期まってるよグヘヘ
          • 23. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年11月02日 23:33
          • 5 やっと全部読みきった
            確かに長いし蛇足っぽい部分も無くはないんだけど一気に読ませるだけのアメコミ愛は詰まってたし、名前だけしか知らなかったけどとりあえずDVDから見るかって気にはなった
            何よりスパイディが好きになった、ありがとう
          • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年01月24日 20:03
          • ジョジョネタちょこちょこ出てたから、ジョジョキャラも出すべきかと。
            あと、おろ
            って言うなら緋村抜刀斎も出して欲しい

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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