木場真奈美「月が綺麗だな」
- 1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:38:17.33 ID:zb7nQ+4fo
文香「……ええ、本当に」
鷺沢文香(19)
東郷あい(23)
木場真奈美(25)- 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:39:43.03 ID:zb7nQ+4fo
あい「仕事が長引いた上、ゲリラ豪雨の影響で電車が止まって、三人して事務所に泊まりとなってしまったわけだが……」
真奈美「こんな月を見られるなら、そう悪くあるまい」
あい「ああ。文香君が、屋上にテーブルと椅子を持って行こうと言ったときはなにかと思ったが」
文香「……せっかくですし、少し変わったことをしたほうが気が晴れるかな、と」
真奈美「素晴らしいことだよ。状況を嫌々受け入れるのではなく、楽しもうとするというのはね」
あい「渋滞に苛々しながらタクシーに乗っているより、こちらのほうがずっと楽しいしね」
文香「……はい。ふふっ」
真奈美「しかし、我々だけワインを傾けているのは、少々申し訳ないな」
あい「志乃さんが分けてくれた絶品ものだしね」
文香「未成年ですから……。来年を楽しみにしています」
- 3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:40:14.78 ID:zb7nQ+4fo
あい「そうだね。ところで、君のさっきの台詞だが」
真奈美「ん?」
あい「昨今はああいう物言いをすると、誤解されかねないようじゃないか」
真奈美「んぅ……? ああ、なるほど、漱石のせいでか」
あい「そうそう、漱石先生のおかげで」
文香「……」
真奈美「しかし、あれは都市伝説とも聞くが……」
あい「あれ、そうなのかい?」
真奈美「さて、私も聞いた話にすぎないからね。実際、どうなんだろうか。文香なら知っているかな?」
文香「……そうですね、多少は……」
- 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:41:59.06 ID:zb7nQ+4fo
あい「すまないが、浅学な我々に教えてくれないかな?」
真奈美「面倒じゃなければ、だがね」
文香「いえ、大丈夫です。……ただ」
真奈美「ただ?」
文香「……なんというか、すっきりするとは限らないので……」
あい「ほう。しかし、聞かないのはもっと気になるからな」
真奈美「うむ」
文香「では……。私の知る限りをお話しますね……」
あい「ああ」
真奈美「頼むよ」
文香「まず、世間に知られているのは……夏目漱石が“I love you”は『月が綺麗ですね』とでも訳せばいいと主張した……という逸話ですね」
- 5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:43:16.14 ID:zb7nQ+4fo
あい「うんうん」
文香「……これは、英語教師であった漱石が『我、君を愛す』と直訳した生徒に対して言ったとされているものです」
あい「ほう。それは知らなかったな」
文香「ところが……この話に、明確な出典はありません」
真奈美「ふむ。授業の間のこととなるとな……」
文香「後の帝国大学講師の時代ならば講義録がまとめられた可能性はありますが、師範学校や高等学校となると、公的な記録はありませんから……」
あい「そうなると……。漱石が『こんなことがあった』と書いてでもいないと難しいわけだ」
真奈美「あるいは、生徒が漱石先生がこんなことを言った、と書いているか、だな」
文香「はい。ですが、漱石当人や生徒が、そうしたことを書き残した文書は見つかっていません」
- 6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:44:27.49 ID:zb7nQ+4fo
真奈美「そうなると……」
あい「後の創作、なのかな?」
文香「……とは言い切れない部分も、あります。ええと……」ゴソゴソ
あい「おや、タブレット端末だね?」
文香「参考になる資料が、この中に……」
真奈美「ほう。文香は電子書籍もいける派か」
文香「……読むのなら、やっぱり紙の頁をめくるのがいいんですけれど、大学での資料とかを考えると電子化されているほうがなにかと……」
真奈美「なるほど。合理的だ」
文香「ああ、ありました。中勘助という人が書いた『銀の匙』という作品に、次のような一節があります。少し長くなりますが、読み上げますね」
あい「拝聴するよ」
- 7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:45:27.66 ID:zb7nQ+4fo
文香「はい……んっ。
ある晩かなりふけてから私は後の山から月のあがるのを見ながら花壇のなかに立っていた。
幾千の虫たちは小さな鈴をふり、潮風は畑をこえて海の香と浪の音をはこぶ。
離れの円窓にはまだ火影がさして、そのまえの蓮瓶にはすぎた夕だちの涼しさを玉にしてる幾枚の棄とほの白くつぼんだ花がみえる。
私はあらゆる思いのうちでもっとも深い名のない思いに沈んでひと夜ひと夜に不具になってゆく月を我を忘れて眺めていた。
……そんなにしてるうちにふと気がついたらいつのまにかおなじ花壇のなかに姉様が立っていた。
月も花もなくなってしまった。
絵のように影をうつした池の面にさっと水鳥がおりるときにすべての影はいちどに消えてさりげなく浮かんだ白い姿ばかりになるように」
- 8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:46:49.35 ID:zb7nQ+4fo
真奈美「なかなかに美しい情景だね」
あい「うん。目に浮かぶようだ」
文香「『姉様』というのは、『私』が十七の歳に過ごした別荘の持ち主……『私』の友人の姉であり、人妻です。さて、ここからが本題になります」
あい「ほう」
- 9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:47:31.09 ID:zb7nQ+4fo
文香「私はあたふたとして
『月が……』
といいかけたがあいにくそのとき姉様は気をきかせてむこうへ行きかけてたのではっとして耳まで赤くなった。
そんな些細なこと、ちょっとした言葉のまちがいやばつのわるさなどのためにひどく恥かしい思いをするたちであった。
姉様はそのまましずかに足をはこび花のまわりを小さくまわってもとのところへもどりながら
『ほんとうにようございますこと』
と巧みにつくろってくれたのを私は心から嬉しくもありがたくも思った」
- 10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:48:37.86 ID:zb7nQ+4fo
真奈美「青年の慕情と、それを察してかわしてくれる大人の女性の姿かな?」
あい「問題は、そこで……おそらくは淡い恋心を告げようとした時に彼が発する言葉だね」
文香「はい。全ては言っていませんが、月が……と言いかけています」
真奈美「それが、『月が綺麗ですね』という文言を下敷きにしているのではないかということかな?」
文香「はい。そう考える根拠もあります。実はこの中勘助という人物は第一高等学校、帝国大学英文学科と続けて漱石の講義を受けているんです」
あい「なるほど。漱石の生徒だったのか」
文香「ええ。商業作家になって以後も、二人の交流はあります。当人は幽けきつながりだと言っていますが……」
真奈美「文学の上でも師弟であったと」
文香「そうであったと思われます。漱石の周囲には多くの門下がいましたから、目立つ存在ではなかったようですが……」
- 11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:51:11.71 ID:zb7nQ+4fo
あい「なんにせよ、漱石先生の逸話は、この中氏からの流れである可能性があるわけだね」
文香「そういうことも考えられる、という程度でしかありませんけれど」
真奈美「まるきりの創作と考えるよりは、まだありそうな話だと思うがね」
文香「……たとえば、これは別の話になりますが……」
真奈美「うん」
文香「二葉亭四迷は、ツルゲーネフの『片恋』、原題は『アーシャ』において、“Ваша”すなわち、英語で言うところの“Yours”を『死んでも可い』と訳しました」
あい「おや、それも、“I love you”ではなかったんだね」
真奈美「私はあなたのものよ、というところか」
文香「はい。いずれにしても女性の愛の言葉には変わりませんけれど」
あい「なるほどね」
- 12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:53:33.54 ID:zb7nQ+4fo
文香「それと同じように、漱石という文学者が英語表現を日本語の情緒に落とし込んだという話は納得できるものだと思います」
真奈美「ふうむ」
文香「それこそ、出処が明らかではなくとも、伝説になるくらいに」
あい「月が綺麗であると思う気持ちを共有したい。あるいは、君と共にあると月がより綺麗だと示す……。たしかに日本的な情緒かもしれないね」
真奈美「これだけ有名になっているということは、人々がそれを納得できるものとして受け入れた……ということだしな」
文香「はい、ですから……」
あい「たとえ出典が無くとも、ありそうな話ではあり、そして、日本人の心の現し方には沿っている……といったところかな?」
文香「……はい」
真奈美「なるほどな。なかなかに面白い考察だ。漱石が言ったかどうかはわからぬまでも、人々がそう信じたというのがね」
文香「実話かどうかという意味では、すっきりしませんが、しかし……」
- 13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:54:40.70 ID:zb7nQ+4fo
あい「いや、いいんじゃないかな。我々は学者でもなんでもないからね」
文香「……はい。ところで……」
真奈美「なんだい?」
文香「皆さんなら……どう現しますか? 愛しい人にそのときの思いを告げるとしたら」
真奈美「そうだな……」
あい「私なら、これだな」ポン
文香「……サックス、ですか?」
あい「ああ、一曲進呈する」
真奈美「なるほどな、あいらしい」
- 14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 16:55:56.82 ID:zb7nQ+4fo
あい「ありがとう。それで、君たちはどうだい?」
文香「わ、私もですか?」
あい「もちろん。訊いておいて……なんてことはしないだろう?」
文香「う……。そうですね。……こう告げます。みをつくし恋ふるしるしにここまでも めぐり逢ひけるえには深しな」
真奈美「源氏物語か」
文香「それほど大事な人なら……何度でも会えると思いますから……」
あい「文香君は根っこのほうが情熱家なんだな」
文香「……そ、そうでしょうか……。あ、えっと、真奈美さんは……?」
真奈美「私か? そうだな、ふむ……」
あい「もったいぶらないでくれよ」
真奈美「そういうつもりではないのだがね。うん、こう言うかな」
- 15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 17:00:13.68 ID:zb7nQ+4fo
真奈美「三千世界の鴉は殺しつくしてきたよ、と」
文香「……さすが」
あい「やあやあ、これは一本取られた。これは一曲馳走せずにはいられないな」
真奈美「よく言う。わざわざ持ってきているんだから、最初からそのつもりだろう?」
あい「まあね」
文香「なにを……演奏されるんですか?」
あい「Fly me to the Moon」
- 16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 17:01:35.01 ID:zb7nQ+4fo
文香「月が、綺麗ですね」
真奈美「ああ、本当に」
おしまい
- 17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 17:03:00.86 ID:zb7nQ+4fo
真奈美さん、誕生日おめでとう。
真奈美さんとひたすら朝寝がしてみたい。
- 22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/08(木) 18:33:20.15 ID:liFfTeywo
乙!
雰囲気イイね
転載元
木場真奈美「月が綺麗だな」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375947497/
木場真奈美「月が綺麗だな」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375947497/
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コメント一覧 (36)
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- 2013年08月08日 19:17
- Co感が半端ない
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- 2013年08月08日 19:27
- 素敵な雰囲気だったが
三千世界の鴉を殺し尽くしたって、たくさんの男を弄んで騙してきたって意味なんだよな
その上であなただけは本当に好きですってニュアンスだけど
-
- 2013年08月08日 19:30
- 三千世界の~は高杉晋作の都々逸か
カッケー
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- 2013年08月08日 19:31
- うん、大人の会話っていいね
-
- 2013年08月08日 19:34
- 正統派Coolって感じですね~!
すばらしい!!
-
- 2013年08月08日 19:35
- いなせだね
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- 2013年08月08日 19:35
- こういう話がかけるのは羨ましいね、面白かった
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- 2013年08月08日 19:41
- 男前だなあ。
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- 2013年08月08日 19:55
-
さあ教養不足を感じたみんな、グーグル先生の授業を受けるんだ!カチカチ
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- 2013年08月08日 19:59
- In other wordsPlease be true.
In other words,I love you.
この話題でFly me to the Moonで、あいさんのサックスってのがもう、こう、なんともいいよね。
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- 2013年08月08日 20:03
- 三千世界のカラスって少佐の演説でしか知らんかった
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- 2013年08月08日 20:11
- うっひょー!
クールですね!
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- 2013年08月08日 20:36
- しかしカッコいいなぁ、真のCo系アイドルですわ
自分みたいな浅学なPはこの人達と付き合うのは大変そうだ…
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- 2013年08月08日 21:04
- アイ……ドル……?
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- 2013年08月08日 21:06
- 木場さんのロマンスかと思ったらふみちんの雑学スレだったでござる
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- 2013年08月08日 21:08
- これはかっこいいな、特にあいさんは最近はアッキーと絡むSSばっか読んでたせいかなんか新鮮だったわ
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- 2013年08月08日 21:12
-
「三千世界の鴉を殺し、主と添い寝がしてみたい」
↓
俺翻訳
↓
「今夜は寝かせないよ」
素敵、抱いてっ
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- 2013年08月08日 22:03
- いやぁ~、いいもん読んだ!
それ以上言えないくらいシビれたわ
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- 2013年08月08日 22:13
- 大人のクール勢をちゃんと大人として描いてるってのがいいよね。
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- 2013年08月08日 22:44
- ここに25歳児を混ぜたらどうなりますか
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- 2013年08月08日 22:52
- 楓さん、アホの子ってわけじゃないし
文学的な表現使うかどうかわからんけど普通に混ざるでしょ
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- 2013年08月08日 22:55
- 馬鹿な俺にはついて行けないSSだったぜ、乙
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- 2013年08月08日 23:17
- 面白かった。掛け値なしに。
ただ文香ちゃんは源氏物語って感じじゃないかな。
古今集あたりからの出展だったら雰囲気にぴったり
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- 2013年08月08日 23:35
- SR化してからちょっとずつ木場さんSSが増えてきて嬉しいわ
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- 2013年08月09日 00:17
- 楓(月って美味しそうだな...)
-
- 2013年08月09日 01:16
- ※22逆に考えるんだ、文香ちゃんはそういう情報を本から学んだ耳年増なんだと
実際古典とかそういう系結構あるし
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- 2013年08月09日 01:32
- HAHAHA何を言っているのかサッパリ分からなかったぜWWWW
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- 2013年08月09日 01:47
- 学がないのでじぇんじぇん分かりまへんですた…あうあうあー状態だ…
もっとも美人三人が語らうから絵になるのであって一般人でなかなかこういうトークが似合う人はいなさそう
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- 2013年08月09日 04:16
- うん、実にクールじゃないか。それに引き替え、※12ときたら…!
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- 2013年08月09日 09:14
- 綺麗な文章だなぁ…
この作者は普通に書いてもうまそう。
なお、誕生日以内に木場さんの親愛度を上げるのを忘れていたもよう
悲しいなぁ…
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- 2013年08月09日 11:29
- この違和感の無さは何なんだ
文香さんの源氏物語は女の子らしい一面と見たら可愛らしく感じた
『三千世界の烏』は願いが叶った時に死ぬと言われる熊野大社の八咫烏の逸話がモデルという説もあるよ つまり『世の憂いを全て晴らすという願いを叶えて』っていう解釈ね その上であなたとゆっくり朝寝がしたいね、って(言う相手はともかく)なかなか気障な台詞じゃないか
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- 2013年08月09日 11:41
- ※31
俺は
八咫烏(太陽の象徴)を消す
↓
朝が来ない
↓
時間が止まる
↓
ずっとあなたと添い寝がしたい
って解釈してたわ
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- 2013年08月09日 12:52
- 三千世界の烏は蘭子ちゃんが意味知らずに使いそう。で、知って赤面するな
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- 2013年08月09日 13:32
- ああ、そうか。
今気づいたけど、ゲリラ豪雨→>>1の叢雲に覆われた月→最後の雲一つ無い月っていう時間の流れも現してるのか。
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- 2013年08月12日 23:50
- ここの真下でしぶりんが「クサッ」って言っててワロタwww
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- 2013年09月03日 14:21
-
遅れてきたモバP(どうしよう、高尚過ぎて入っていけないぞ…)