モバP「大丈夫、美波はエロくないよ」美波「え、えろ……!?」
- 1:モバマスの新田美波のSSです:2013/02/12(火) 10:31:38.60 ID:UNIO1G4W0
‐神戸近辺駅構内‐
プルルルルルル
『まもなく電車が発車します』プシュー
美波「(――ふぅ、間に合った……)」
美波「(部活ですっかり遅くなっちゃったなぁ……帰宅ラッシュの時間だから電車が満員だよ)」ギュウギュウ
美波「(うー……汗のにおいとか周りの人にバレないかな……体も火照ってるし……)」フゥ
男「………………」チラ
美波「………」
『えー次は○○、○○です――』
ガタンガタン……ガタンガタン……
- 85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:29:53.68 ID:1JEx4nN00
新田美波(19)
- 7:モバマスの新田美波のSSです:2013/02/12(火) 10:36:01.83 ID:UNIO1G4W0
『○○、○○です。お降りの際足元にご注意ください――』
美波「………」
男「………」
美波「……ん……っ?」
美波「(なにか、今お尻……気のせいか)」
『扉しまりまーす――』プシュー
美波「(う、さっきよりも人が……)」ギュウギュウ
男「………」
美波「! ……っ」
美波「(な、なんだかやけにお尻が……)」
男「………」ゴソゴソ
美波「(!! う、ウソ、もしかして……で、でも)」グイッ
- 12:書きためないのでゆっくりお付き合いください:2013/02/12(火) 10:41:54.57 ID:UNIO1G4W0
『次はー、●×、●×――』
美波「(や、やだやだ……! そんなっ……!)」
男「………」モゾモゾ
美波「(や、やめてくれない……いやだ、どうしたら……ひっ!)」ビクッ
男「………」ナデリナデリ
美波「(ちょ、ウソでしょ、パンツまで……! いや、やめて……!)」ガタガタ
美波「(こ、声が出ない……だ、だれか)」ジワァ
男「………」ハァハァ
ガシッ
?「――おい」
男「っ!?」
美波「!!」バッ
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 10:47:40.68 ID:UNIO1G4W0
?「あんたさっきからこの子に何してる」
男「は、な、なにをいきなり」
ざわ……ざわ……
?「言い訳するな。もうしっかり現場を押さえたからな」
男「な、なんだアンタは! 突然意味の分からないことを――」
『●×、●×です。扉にご注意――』
?「とっとと降りろ。……それと、君も」
美波「え、ふぇ?」
男「え、えええ冤罪だ! その手を離せ!」
?「この男に何をされたか警察に説明してほしい」
美波「ぁ……は、はいっ」
- 23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 10:54:52.73 ID:UNIO1G4W0
鉄道警備隊「――なるほど、事情は分かりました」
男「お、おれはやってない! 本当だ!」
鉄道警備隊「目撃者がいるんだから言い訳は通らないよ。ちょっとこっちきてもらおうか」
男「う、うう……!」ギロリ
?「……はぁ」
美波「あ、あの……」
?「ああ、その……災難だったね君。これからはああいうのに気を付けて――」
美波「いえ! 助けてくださってありがとうございます。わ、私本当に怖くて……」カタカタ
?「……学生の人かな? 家は近いのかい」
美波「あ、はい。一人暮らしなので、下宿なんですけど……」
?「……またさっきの男みたいなのにからまれたら厄介だ。よかったら近くまで送っていくよ」
美波「え、で、でも悪いですそんな」
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 11:00:41.44 ID:UNIO1G4W0
?「そんなに足を震わせてたらまた狙われるぞ」
美波「あ、う……」カタカタ
?「怖かったんだろ。仕方ないさ……こういう時に俺も女ならよかったんだけど。道はどっち?」
………………
-美波の下宿前-
美波「な、なんだか本当にすみません」ペコリ
?「気にしなくていい、ああいうのは100%男が悪いんだ」
美波「あの、何かお礼させてください! こんなにお世話になってなにもできないのは……」
?「いや、そんなに大したことは……ん、なら、そうだな」ゴソゴソ
美波「?」
?「俺はアイドル事務所のプロデューサーをやってる、Pっていうんだが……これ名刺」
美波「は、はぁ」
- 29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 11:08:58.51 ID:UNIO1G4W0
P「無理強いするわけじゃないけど、もしアイドルに興味があったりしたらぜひ事務所まで顔を出してみてほしい。交通費なんかは融通を効かせる」
美波「わ、私がアイドルにですか?」
P「興味があれば、だよ。別に興味がなければ、うちのアイドル達のこと応援してあげてくれ。お礼はそれでいい」
美波「は、はい……」
P「念のために名前だけ聞いてもいいかい。嫌なら構わないが」
美波「いえそんなことは! ……新田、美波といいます」
P「新田……美しい波、でいいの?」メモメモ
美波「はい、そうです」
P「うん。確かに名前負けしていないな」
美波「え? ……え、ぁ、えっと……!」
P「それじゃあ、俺はこれで。今度は急がずに女性専用車両とかに乗りなさい」
美波「は、はい! ありがとうございました!」
美波「(………)」
- 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 11:18:22.66 ID:UNIO1G4W0
――後日
-事務所-
ちひろ「――うーん、今回のイベントでどれくらい花束が売れるかしら……」
コンコン
美波「――あの、すみません」
ちひろ「はい?」
美波「お忙しいところ失礼します。先日お電話した新田なんですが」
ちひろ「ああ! じゃあそこにおかけして、ちょっと待ってくださいね、すぐにPさん呼んできますから!」
美波「は、はい。失礼します」
P「――久しぶりだね」
美波「はい、その節はどうも」
P「また変な目に遭ったりしてないだろうな」
美波「あ、あれからちゃんと気を付けてますから!」
P「それはなにより」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 11:25:16.30 ID:UNIO1G4W0
ちひろ「お茶どうぞ~」コト
美波「ありがとうございます」ニコ
ちひろ「(うほ……なんというか、すごい笑顔の子ですね)」
P「それで……来てくれた以上はそういうことだな」
美波「はい……あの、でも私こういうの全然わからなくて」
P「うん、それで当然だよ。とはいえアイドルの実情がどういうものかを一から説明するのも骨が折れるし……」
ガチャ
友紀「やっほーおはよう! 今日もがんばろー!」
幸子「毎朝うるさい人ですねまったく……まぁボクと一緒にいるとテンションが上がってしますのもわかりま……あら?」
P「ちょうどいいのがきたな」
美波「こんにちは」
- 85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:29:53.68 ID:1JEx4nN00
輿水幸子(14)
姫川友紀(20)
- 40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 11:33:42.64 ID:UNIO1G4W0
友紀「こんにちは! もしかして新しい子!?」
幸子「おお、これはまたカワイイ方ですね。ボクには負けますけど」
P「まだ決まってはいないけどな。えーと、こっちのちっこいのが姫川友紀。もっとちっこいのが輿水幸子だ」
友紀・幸子「「ちっこい言うな!!」」
美波「は、初めまして。新田美波と申します。よろしくお願いします」
P「まだ二人とも芸歴は1年くらいだけど、アイドル業には慣れてる。二人とも、アイドルがどういうものか美波に教えてあげてくれないか」
幸子「ほう、このボクからアイドルのなんたるかを教わりたいとはお目が高い。いいですか、アイドルというのは――」
友紀「ホームラン目指してみんなでがんばるのがアイドルだよ!」
美波「ほ、ほーむらん?」
幸子「あーもう、あなたが言うと全然伝わりませんから黙っててください」
友紀「えー、さっちゃんひどい」
- 43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 11:42:54.84 ID:UNIO1G4W0
幸子「こほん、えー。アイドルといっても、派手なライブ以外の活動は結構地味だったりします。これってアイドルの仕事なのかと疑うこともしばしば……」
P「幸子はバラエティ方面の売り出しが多いからな」
幸子「アマゾンに連れて行かれた時はどうしようかと思いましたよ。まぁボクは世界中どこにいってもかわいすぎて困ってしまうレベルのアレなのであれがアレがアレすぎてもうアレ」
友紀「あたしはこの前始球式に出してもらったんだよ! やっぱり大勢の前で立つマウンドは最高だね! あ、あと高校野球の開会式に呼ばれてアレがアレしてアレだったことも」
美波「そ、そうなんですか……いろいろとすることがあるんですね」
P「まぁ、こいつらの場合はちょっと極端だけどな。でもその本人の個性にあった売り出し方によって、仕事の内容も様々に変わってくる」
美波「なるほど……じゃあ、私が売り出すとしたらどういうことを?」
P「それは君をプロデュースする間に試行錯誤を繰り返して見つけることだ。が……」
美波「?」
P「美波の場合は、そうだな……グラビアやモデルの仕事が主体になるだろう」
美波「へっ? ぐ、グラビアですか?」
- 46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 11:51:47.62 ID:UNIO1G4W0
友紀「……あー」
幸子「初見ですけど、なんとなくプロデューサーさんの言いたいことはわかる気がします」
美波「あ、あの、それはどういう……」
友紀「いや、美波ちゃんてこう……体のラインというか、雰囲気というか……ねぇ?」
P「友紀も割とグラビアモデルの仕事が多いからわかるか。美波はすごく綺麗な体をしてるんだよ」
美波「え!」
幸子「今の言い方はどうかと思いますが……ま、まぁボクほどではないにしても美しいラインをお持ちのようですしね」
美波「で、でも私そんな……」
P「ん……まぁ、プロデュース内容の詳しい話はもう少し後でしよう。友紀と幸子はレッスンがあるだろ。確認したら早くいきなさい」
友紀「はーい」
幸子「それじゃ美波さん、よろしく。もし気になるならボクの華麗な姿を見に来てもいいんですよ?」
友紀「はいはいさっちゃんはこっちねー」ズルズル
- 54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 12:00:10.35 ID:UNIO1G4W0
P「……さて、とりあえずアイドルをやるか、やらないかだが」
美波「はい……」
P「この前ああいうことがあった手前、自分の体を売りに出していくのは少し抵抗があるだろう。何度も言うが無理強いはしない」
美波「……」
P「アイドルになればメディア露出も増えるし、自分の身近な環境での見られ方も大きく変わる。下世話な目で見られることも多くなるだろう。ただ……」
美波「?」
P「失礼を承知で言わせてもらうなら……君は男にとってはとても扇情的な体を持ってると思う」
美波「せ、扇情的ですか?」
P「ああ。もう少し砕けた言い方をするなら、そうだな……エロいのかな」
美波「!!」
P「大丈夫、美波はエロくないよ。エロいのは周りの男だ」
美波「え、えろ……!?」
- 57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 12:11:47.17 ID:UNIO1G4W0
P「こう見えて人を見る目はある程度鍛えてるつもりなんだが……美波は決して淫乱な節操のない女性じゃない」
美波「い、いんら……! 当たり前です! 私そんなに、え、エッチじゃありません!」バンッ!
P「わかってる。俺が言いたいのは、君の礼儀正しい態度と物腰から見ていれば、とても頭のいい人物だというのがわかるということだ」
美波「う……あ、ありがとうございますっ」
P「男というのもわがままなものでな。単に発育のいい体を見せつけて媚を売ってるだけの女性では、満足できないんだ」
美波「?」
P「君のように賢く、清楚で、美しい女性。そういう人が見せる扇情的な姿だからこそ、男は興奮するんだよ」
美波「こ、興奮……ですか」
P「それはほかの女の子にはない魅力、美波だけの最高の魅力だ。世の男が君の美しい体を見たらきっと幸せになれることだろう。アイドル業はそういう風にしてファンの人の心を満たしてあげる仕事なんだ」
美波「ファンの、人を……」
P「……ちょっと、熱くなりすぎたな。何度も言うが無理にとは言わない。嫌ならここで正直に――」
- 60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 12:17:27.70 ID:UNIO1G4W0
美波「……あ、あの」
P「?」
美波「Pさんは私の……そういう姿を見たいと思いますか? その……水着とか、いろいろ」
P「もちろん」
美波「!」
P「あ、いや……ごめん。思ったことをすぐに口にしてしまうのは悪い癖でな。俺は別にそういう意味では」
美波「そ、そういう意味ってなんですか?」
P「エロい意味ってことだけど……」
美波「Pさんは、私のえ、え……エロい姿を見たいんですね?」
P「……うん」
美波「!……」カーッ
P「……」
ちひろ「(なんなのかしらあの人たちの空気……)」
- 65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 12:22:44.63 ID:UNIO1G4W0
P「……ごめん、あんなことがあってデリカシーがなかったな。この話は」
美波「や、やります」
P「ん?」
美波「アイドル、やってみます。みんなが……Pさんがそれで喜んでくれるなら」
P「ええ?」
美波「(へ、あ、何言ってるのかしら私……!)」
P「……本当にいいんだな? もしかしたらまたああいう目に遭うことがあるかもしれないぞ?」
美波「で、でも……その時はPさんが私を助けてくれますよね?」
P「当たり前だ。俺がいる限り絶対にさせん」
美波「っ……だ、だったら大丈夫です! Pさんを信じて頑張ります!」
P「……よし、わかった。じゃあこれからよろしくな美波」
美波「はいっ! えへへ……」
- 69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 12:31:58.31 ID:UNIO1G4W0
美波「(――それからのアイドル活動は、なんだか私の想像していたよりめまぐるしいものだった)」
P「やれやれ……美波の両親はずいぶん厳しい人たちだな」
美波「でも本当に私のことを大事に思ってくれてるんですよ?」
P「ああ。じゃないとあそこまで真剣に問い詰められないだろうな……美波のフォローがなかったら危なかったよ」
美波「(両親は初め猛反対していたけど、学業ときちんと両立することでなんとか許してもらえた。といっても、お父さんの方はしぶしぶだったけれど)」
カメラマン「うおー、いいねこの衣装! すっごいそそられるよ!」カシャカシャ
美波「うー、やっぱりまだ恥ずかしいです……」
カメラマン「その恥じらいの感じたまらないね! よし、ちょっと腰の角度変えてみようか!」サワッ
美波「キャッ!?」
カメラマン「あーダメダメ、もっとお尻のあたりをこう……」
- 70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 12:36:34.43 ID:UNIO1G4W0
P「失礼します、どんなポーズをご希望でしょうか?」
美波「!」
カメラマン「え? いや、だからこの辺りをもっと……」
P「美波、腰を少し前に出して、やや下向きに」
美波「あ、はい」
P「これでいかがです?」
カメラマン「むむ……これはいい構えだ。やりますねアナタも」
P「私が逐一指示を出させていただきますので」
美波「すみません、Pさんがわざわざ」
P「君の親父にもキツく言われてるからな」
美波「パパはちょっと過保護なんですよ……」
P「それくらいで君はちょうどいい」
- 72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 12:46:12.64 ID:UNIO1G4W0
美波「(グラビアモデルの仕事が売れてくると、ライブ活動もできるようになってきた)」
椎名法子「いえーい! ドーナツサマー開幕だよ!」
三好紗南「うっしゃー! 今日はハイスコア狙ってくぜぃ!」
栗原ネネ「紗南ちゃん、ゲームじゃなくてライブだから……」
美波「三人とも衣装すごくかわいいね!」
ネネ「やだ、美波さんのほうが……セクシー?」
紗南「確かに一人だけ露出多いよね。これってプロデューサーが衣装考えたの?」
法子「らしいよ」
美波「う……だ、大丈夫! Pさんを信じてるからどんな衣装だって着ちゃうもん!」
紗南「わー……ベッタベタだねぇ」
美波「え、そ、そうかな……?」
- 85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:29:53.68 ID:1JEx4nN00
三好紗南(14)
栗原ネネ(15)
椎名法子(13)
- 74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 12:56:59.57 ID:UNIO1G4W0
美波「(――そうして、私もアイドル活動にすっかり慣れてきたときのことだった)」
-事務所-
P「………」カタカタカタカタ
幸子「まったく、今日の収録には参りましたよ。そもそもアイドルに寒中水泳させるなんて発想がどこからくるんですか!」
友紀「さっちゃんのキャラに合いそうだからじゃない?」
幸子「それがわからないんです! なんで美波さんとかは全然バラエティの呼びかけがこないのにボクだけいつも!」
友紀「や、美波ちゃんはホラ。ミスコンとかで優勝しちゃうくらいだし」
幸子「そ、それならボクだって」
友紀「山梨の地元で観光大使になったくらいでしょー」
幸子「それだってミスコンじゃないですか! なんでボクばっかりー!」
美波「ま、まぁまぁ……お茶入れましたよ」
友紀「サンキュー美波ちゃん! やっぱこういうところで差がつくんだよねー。さっちゃんには節操がないよ」
幸子「あなたが人のことを言えないでしょう!」
- 75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:03:15.95 ID:UNIO1G4W0
美波「Pさん、お茶をどうぞ」
P「あっ……ああ」カチカチ
美波「? 何を調べてたんですか?」
P「いや、大したことじゃないよ」
美波「む、そんなこと言われたら気になっちゃいます」
P「本当に些細なことだから気にするな。お茶ありがとう」ズズズ……
美波「……?」
幸子「そもそも友紀さんもそうですよ! ちょっとはカワイイボクにモデルの仕事を分けようとは思わないんですか!」
友紀「さっちゃんはペラペラだもん需要ないじゃん!」
幸子「なな、なにをーっ!」
P「うるさいぞチビ共。ほら、トイレ行くからどいて」
友紀・幸子「「むぐぐ……」」
- 77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:09:47.62 ID:UNIO1G4W0
美波「(Pさん、さっき何を見てたのかな。あわててインターネットのウィンドウ隠してたけど……)」
美波「(……こっそり見ちゃおう♪ これかな?)」カチカチ
美波「(……え、これは……『新田美波 評判』……?)」カチカチ
美波「(……!!)」
幸子「だいたい野球って何が面白いんですか。ボール投げて打ってるだけじゃないですか」
友紀「あーっ言ってはならんことを!!」
P「いい加減静かにしなさい。ほれ邪魔邪魔――」
美波「……」
P「!! 美波、何見てるんだ!」
美波「っ! Pさん……」
P「おま……はぁ、見ちゃったのか。まぁ、いずれわかることだけど……」
美波「あの……これ、ここに書いてあるの……本当なんですか?」
- 79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:17:56.35 ID:UNIO1G4W0
『新田美波=歩くセックス』
『美波ちゃんとセックスしたすぎて漏れた』
『新田美波は淫乱ビッチ確定』
『歩くセックスの表情で抜くスレ』
『新田美波のヤリマン疑惑について』
『新田美波のAVマダー?』
P「所詮ネット上の評価だ、といいたいが……」
美波「私……こんな風に思われてたんですか?」
P「……落ち着いて考えろ。こういうサイトにいる連中は、大体この手のことにしか目がいかない人ばっかりだから」
美波「でも……」
P「まぁ、覚悟していたよりも露骨な文句だとは思う。アイドル活動やってると憑き物の噂だよ」
友紀「あれ、二人で何見てんのー?」
幸子「ちょっと友紀さん、話は終わってn……あ」
P「お前らにも見せたことあったよな。ネット上の評判」
- 81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:21:55.08 ID:HArMawnO0
おまえら自重w
- 84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:26:48.54 ID:UNIO1G4W0
友紀「うっわ、好き放題書いてくれてるね」
幸子「やれやれ、こういう人たちはいつまでも飽きませんね。馬鹿馬鹿しい……美波さん、気にすることないですよ」
美波「え、でもこれは……」
P「友紀も幸子も、デビュー当時からあることないこと書かれてたんだよ」
友紀「あたしも似たようなこと書かれてたなー。野球チームの監督とデキてるんじゃないかとかなんとか」
幸子「ボクなんか今でも絶えませんよ。腹パンしたいだとか、虐待したいだとか……」
美波「そうなんですか……」
P「美波の場合は売り込み方が直接的だったからな。もう少し控えめにしておけばここまで言われることもなかったかもしれない……ごめん」
美波「い、いえ! Pさんが悪いわけじゃ……」
幸子「こんな噂はどうでもいいんですよ。優先された仕事をこなしていれば勝手に廃れていくもんです」
友紀「そーそー。大事なのは自分のスタンスを崩さないことだよ! ってキャッツの監督も言ってるし」
- 86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:35:01.69 ID:UNIO1G4W0
P「っていっても、お前らも割り切れるまで俺に泣きついてきたじゃないか」
幸子「ぶほっ! そ、そんな記憶はありませんね! でででたらめ言わないでくれますか!」
友紀「あたしは、自分の風評のせいで野球のイメージが悪くなるのが嫌だったなぁ。まぁ、だからこそ精一杯お仕事したんだけどね!」
美波「……二人とも、芯がとてもお強いんですね」
幸子「まぁ……この業界にいると嫌でも図太くならざるを得ませんからね」
P「とはいえ、根も葉もない噂に毒されるのは辛くないわけがないんだ。幸子も友紀も、もっとみんなを頼っていいんだぞ」
幸子「ふん、カワイイボクが誰かの助けを借りるなんて不本意ですけど。疲れたときは愚痴を聞かされる役を与えてあげますよ」
友紀「あたしはさっちゃんでストレス解消してるしね」
幸子「あなたボクをなんだと思ってるんですか」
P「……とまぁ、みんな同じだ。気にするなといっても気になるだろうけど、些末な悪口だとでも思っておきなさい」
美波「はい……」
P「ん……今日はみんな送っていくよ。お前らも早く支度しなさい」
- 88:>>85 どうもありがとう~:2013/02/12(火) 13:40:41.62 ID:UNIO1G4W0
友紀「そんじゃ、美波ちゃんあんまりふさぎ込んじゃダメだよー」
幸子「もし悲しくてしょうがなくなったら、やさしいボクが相談に乗ってあげます。感謝してくださいね」
美波「うん……ありがとう二人共」
P「美波は別の駅だからそっちまで送るよ」
美波「ありがとうございます」
幸子「変なことしちゃダメですよ」
P「せん」
友紀「んじゃまたねー!」
ブロロロロロ……
美波「……」
P「……」
美波「……」
P「……」
- 91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 13:50:35.23 ID:UNIO1G4W0
P「そうそう、今度の新年にニューイヤーライブがあるんだけどな。そこに美波を特別枠で入れてもらえることになったんだ」
美波「そ、そんな大きなイベントに私が……?」
P「自信ないのか? 美波も結構売れてきてるからチャンスじゃないか。この前も弟さんが学校で噂してるって……」
美波「……そう、ですね。いい噂ばかりだと、いいんですけど」
P「ん……きっとそうだよ」
美波「……Pさんは、どう思いましたか? あれを見て」
P「腹が立ったな」
美波「どうして?」
P「ああいう心無い噂を広める奴らはな、本当に新田美波の体にしか興味のない連中だ。前に話した、発育のいいエロい体だけ求めてるような男共さ」
美波「そ、そうなんですか」
P「お前らは美波の何を見てるんだって言いたい。ただエロいってだけで猿みたいに美波を見てるやつらは本当のファンじゃない」
- 100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 14:00:39.75 ID:UNIO1G4W0
P「確かに美波の扇情的な姿を売り出していったのも事実だ。でも本当に君の魅力をわかってる人たちは、美波のことを単純に下世話な目でみたりしない」
美波「……」
P「美波の可愛さを知って、勤勉さを知って、その魅力をちゃんと知ってる人たちはたくさんいる。お前はそんな人たちのために頑張ればいい。な?」
美波「……はい」
P「それに一番腹が立つのはな、俺の大事なアイドルをそういう目で見られるってことなんだ。ちゃんと綺麗な美波を見ろ目ん玉ひっくり返してやろうかって思う」
美波「えっ」
P「……ごほん、いや、つまり。お前は物じゃないんだからもっときちんと見てあげてくれ、と」
美波「……ふふ。Pさんって普段はそっけない感じですけど、意外と熱いところありますよね」
P「忘れてくれ。自分でも治したいと思ってるんだこの癖は」
美波「いえ、いいと思いますよ。私のことも、『お前』って読んでくださって結構です……」
P「……なんか、ごめん」
美波「いいえ。Pさんのそういうところ、好きですし」
- 101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 14:07:24.71 ID:UNIO1G4W0
P「そうか?」
美波「はい」
ブロロロロロ……
P「……もうすぐ着くぞ」
美波「……あ、あの」
P「ん?」
美波「へ、変な質問だと思うんですけど。Pさんは……私のえ、エッチな姿を見たいって言ってましたよね……もし」
P「……待て」
美波「え?」
P「それ以上は言うな。それ以上言うと俺も辛抱がきかなくなるゆえ」
美波「え、あ、はい……」
P「俺も男なんだ。少しは警戒しなさい……着いたぞ」
美波「……Pさんには別に」
P「どうした?」
美波「い、いえ。ありがとうございます。おやすみなさい」
- 106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 14:17:40.48 ID:UNIO1G4W0
P「んじゃ、気を付けてな。電車の中も」
美波「もうっ、わかってますってば!」
P「うむ。おやすみ」バンッ
ブロロロロ……
美波「……ハァ」
美波「(どうしてかな……Pさんにちょっとエッチな目で見られてるって考えても……あんまり嫌じゃない)」ドキドキ
美波「(って、これじゃ私が変態みたいじゃない! だ、ダメダメ……)」
――新年が明けて
-某神社付近-
P「よ、美波。あけましておめでとう」
美波「あ、おめでとうございますPさん♪」
P「えらくご機嫌だな」
美波「なんだか新年ってドキドキしませんか? えへへ」
P「確かに。それじゃ打ち合わせに行こう。みりあ達も向こうにいるぞ」
- 108:イベントの都合上キャラいっぱいでごめんね:2013/02/12(火) 14:25:20.49 ID:UNIO1G4W0
塩見周子「へー、あなたが新田美波さん? お仕事で一緒するのは初めてだね」
安倍菜々「初めまして! ウサミン星からきたナナミンです☆」
相葉夕美「菜々さんは新年でもブレないね」
赤城みりあ「よろしくおねがいします!」
美波「はい。最後の方だけの出演ですけど、よろしくお願いします」
周子「アタシと一つ違いって聞いてたけど、大人っぽいんだね」
みりあ「服がとっても大人っぽいですよね!」
美波「そ、そうですか?」
菜々「む、大人っぽさなら菜々も負けませんよ!」
夕美「菜々さん、自重しないと年齢が」
菜々「はわわっ!?」
美波「(か、変わった人たちだなぁ)」
- 109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 14:25:26.82 ID:1JEx4nN00
塩見周子(18)
安部菜々(17?)
赤城みりあ(11)
- 110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 14:28:07.46 ID:1JEx4nN00
相葉夕美(18)
- 113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 14:33:19.68 ID:UNIO1G4W0
-舞台裏テント-
スタッフ「新田さんの登場は最後のゲスト枠になってます。枠は三十分ほどあるので」
P「わかりました。それで衣装なんですが……」
美波「Pさんいますか?」
P「ああ、美波ちょうどよかった。衣装のことなんだが」
美波「はい……わ、これもすごい露出多いですね」
P「一応、お前のイメージに合わせて作ってもらったんだが……やっぱりこういうのは嫌か?」
美波「……Pさんは似合うと思いますか?」
P「そりゃもちろん。むしろお前にしかこれは着こなせないよ」
美波「じゃあ、大丈夫です! ファンの人もきっとそう思ってくれますから!」
P「……うむ、わかった。頑張ってな」ポンポン
美波「ぅあ……は、はい♪」
- 117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 14:40:18.15 ID:UNIO1G4W0
――ニューイヤーライブ終了後
夕美「ふぅ、すっごく盛り上がってましたね!」
みりあ「とっても楽しかったですね!」
周子「ていうか、美波ちゃんが出てきてからお客さんの見る目がなんか変わった気がするよ」
菜々「ぬぐぐ……私だって大人のミリョクが」
美波「そ、そんな。みなさんが舞台をすっかり温めてくださってましたから」
周子「ま、あたしらも楽しめたよ。美波ちゃんは着替えないの?」
美波「あ、はい。ちょっと……」
P「――や、みんなお疲れ様。四人とも美波をフォローしてくれてありがとう」
美波「あ、Pさん……」
P「美波もよくやったな。最高の新年になりそうだ」
美波「え、えへへ……頑張っちゃいました♪」
周子「(あー……なるほどね)」」
- 118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 14:50:19.61 ID:UNIO1G4W0
周子「じゃ、あたしらはこれで。四人で屋台回りでもしようよ」
みりあ「あ、私わたあめたべたいです!」
菜々「ふぇ? でも美波ちゃ――」
夕美「菜々さん空気読みましょうね。それじゃ、お疲れ様です」グイッ
P「? お疲れ様」
美波「あ、お疲れ様でした!」
P「……」
美波「……」
P「俺たちも行くか?」
美波「あああの、Pさん」ギュ
P「ん?」
美波「あの……Pさんにだけちゃんと見てもらたいんです。私の衣装……」
P「ちゃんとって……」
美波「どう思いますか? 今の私」
P「…………俺は理性的になるのが精いっぱいだといっておく」
- 121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 14:57:27.70 ID:UNIO1G4W0
美波「もうっ、なんですかその感想は!」
P「自分で売り出しといてなんだが、俺は結構すごい子を見つけてしまったと思う。というか早く着替えなさい。風邪ひくぞ」
美波「ぶー……わかりました」イソイソ
P「おいこら、ここで脱ぐな。あっちです」
美波「あ、す、すみませんっ……!」パタパタ
P「やれやれ……」
美波「……」
………………
――同日、夕刻
P「もう夕方か。そろそろ事務所にもどらないとな」
美波「もう戻っちゃうんですか?」
P「後の処理は俺がやっておくから、お前は先に帰っていいよ」
美波「……」ブスー
P「? どうした」
- 123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 15:03:46.58 ID:UNIO1G4W0
美波「こっちへ来てください」
P「お、おいそっちは何にもないぞ?」
美波「いいからきてくださいっ」グイグイ
P「――うわ、なんだここ。海が一望できるな」
美波「さっきみんなで歩いてて見つけたんです。夕焼けが見えてとっても綺麗でしょ?」
P「確かに。ここで宣材撮るのもいいかもしれんな」
美波「……はぁ。本当に真面目な人ですねPさんって」
P「美波もだろ」
美波「もう……そう言ってくれるのは、家族とPさんだけですから」
P「ファンのみんなもそう思ってるさ。誠実かつ美人のアイドルだってな」
美波「……なんでそういうところだけ迷いがないのかなぁ」ハァ
P「?」
- 124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 15:11:10.43 ID:UNIO1G4W0
美波「そういう素直な性格だから、勘違いしちゃう女の子がいるかもしれませんよっ?」
P「どういう意味だ?」
美波「自分で考えてください」
P「これは手厳しい」
美波「ふふっ」
P「(……夕日の海辺をバックにしてる美波か……これは)」
美波「? じっと見てどうしたんです?」
P「綺麗だ」
美波「えっ……」
P「……あ、しまっ……いや夕日が綺麗だなと」
美波「……わ、私を見ながらですか?」
P「ぬ……くそう、なんでこの口はチャックが壊れてるんだろう。美波が綺麗だなと思っただけだよ」
美波「……ばかっ」
- 125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 15:18:42.92 ID:UNIO1G4W0
P「バカとはひどいな」
美波「好きです」
P「え?」
美波「あーもう、Pさんの癖が移っちゃいました。Pさんが好きだなと思っただけです」
P「……いや、あー……それは……」
美波「尻軽な女だと思いますか、こんなことすぐ口にして」
P「そんなことはない!」
美波「……今のは、口が滑っただけですから。Pさんも気に、しないでください……」
P「……あー、え、っと……」
美波「……ごめんなさい」
P「え」
美波「私たちの関係はわかってますから。溜まってものを出しただけです。見返りを求めたわけではないので。本当に気にしないでください」
- 128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 15:30:24.01 ID:UNIO1G4W0
美波「初めて会ったときに助けてくれたのも、モデルの仕事で助けてくれたのも、ネットの噂を気にするなって助けてくれたのも。全部ものすごくうれしかったんです。些細なことですけれど」
P「……」
美波「Pさんに感謝しています。それで、Pさんが好きです。それだけです」
P「……うーむ」
美波「……やっぱり、口にしたら止まりませんね……すみません本当に……ほんとにっ……」グスッ
P「……ごめん、この仕事やってて女慣れしてないってのも情けないんだが」
美波「そうですね。本当はエッチなのに」
P「し、仕方ないだろう。でも、こういう時にどうするべきかくらいわかる」ギュウッ
美波「っ!!」
P「あんまり期待させるようなこと言うわけにもいかないし、美波は賢いからわかってると思う。俺が何を言おうとしてるのか」
美波「……はいっ」グスッ
P「だから、とりあえず俺の今の心臓の音を聞いてればわかると思う。恐ろしく速いだろ?」
美波「ふふっ、節操のない人ですね」
P「我慢しなくちゃいけないから我慢してるんだ。美波と同じようにな」
- 130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 15:37:46.14 ID:UNIO1G4W0
美波「知ってます。Pさんも本当はとってもやさしくて賢い人ですから」
P「『本当は』とは失敬だな。俺はいつでも真面目だぞ」
美波「この心臓の音が聞こえなければそう思えるんですけど」
P「真面目に緊張してるんだよ」
美波「……もし。もし私がアイドルじゃなくなったら……」
P「うん。でも、今はアイドルやってくれ。せっかくこんな綺麗な逸材が生まれたんだから」
美波「だから、そういうところですっ。なんで平気で人を口説くんですか」
P「……口説いていることになるのか、これは」
美波「自覚なかったんですか……最低です」
P「反論の余地がない。ごめん」
美波「……ふぅっ」
P「……大丈夫か?」
美波「はい、ちょっとすっきりしました。新年早々泣いてばっかりじゃ、幸せが逃げちゃいます」
- 132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 15:46:13.44 ID:UNIO1G4W0
P「違いない。俺もお前の泣き顔なんか見たくない」
美波「泣かせたのはPさんですよ。責任持ってください」
P「なんかお前、幸子に似てきたな……」
美波「ふふ……なんて冗談です。今はPさんがずっとそばにいてくれるから、それでいいんです」
P「そうか」
美波「その代り……ちゃんと私のこと見てくださいね? エッチなのばっかりじゃなくて」
P「当たり前だ。俺をどんな目で見ている」
美波「……昔は不安でしたけど、今はもうPさんと一緒じゃない未来なんて想像できません」
P「……」
美波「だから……これからも……!」
P「まったく、口説いてるのはどっちだ」
美波「!」
P「言われなくても一緒にいるよ。ほら、もう帰るぞ」
美波「あ、ちょっと! 置いていかないでください~!」
………………
- 133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 15:52:17.33 ID:UNIO1G4W0
――後日
-事務所-
P「ふむ……」パラ……パラ……
友紀「おはよープロデューサー! なんか真剣な顔だね、何見てんの?」
P「友紀か……こいつを見てくれ。どう思う?」
友紀「んお? これって美波ちゃんじゃん! やっぱりかわいい~」
P「だろう。だから困るんだ」
友紀「は?」
P「どれもこれも刺激的すぎる。俺が指示したから仕方ないんだが、これじゃ世の男がよからぬ目で美波を見るようになってしまう」
友紀「あー……まぁ、確かにそうかもね。でもあたしのグラビアでそんなに悩んでたっけ?」
P「友紀はなんというか、かわいらしさが勝ってるだろう。しかし美波はダメだ……これは、エロすぎる」
幸子「朝っぱらから気色の悪い会話をしないでくださいよ」
友紀「あ、さっちゃんおはー」
- 137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 16:00:16.10 ID:UNIO1G4W0
P「おお幸子。こいつを見てくれ。どう……」
幸子「どうもこうも、『美波はエロくない』ってプロデューサーさんが言ってたんじゃないですか」
P「いや、もちろん美波自身は才色兼備の清純派美人女子大生アイドルだぞ。しかしそれをすべて包括し且つ魅力を十二分に引き立たせるようなたような宣材でないと各メディアに悪影響が……」ブツブツ
幸子「……ちひろさん、この人何かあったんですか? それともネジが緩んだんですか」
ちひろ「さあ……このところずっとその調子で美波ちゃんに付きっきりみたいなのよ」
友紀「えー! ちょっとプロデューサー、あたしたちの面倒もちゃんと見てよね!」
P「ああ、今度キャッツのインタビュー役を取れたぞ」
友紀「ウソ!? さっすがプロデューサー!」
幸子「ちょっと、何があったんですか。もしやアナタ、美波さんに何かしたんじゃ――」
ガチャ
美波「おはようございまーす」
幸子「美波さん!」
美波「は、はいっ!? な、なんですか幸子さん?」
- 140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 16:10:23.56 ID:UNIO1G4W0
幸子「プロデューサーさんがアナタの写真を見ながら、エロすぎるだのなんだのと気持ち悪いこと言ってるんです。アナタからも何か……」
美波「え……Pさんがですかっ? やだ……」カーッ
幸子「……あ?」
P「おはよう美波。これがこの前の写真だ」
美波「あ、どうも……わぁ、やっぱり改めてみると恥ずかしいですね」
P「ああ。お前の魅力を最大限引き出すとどうしてもこういうエロい見栄えになってしまうらしい」
幸子「ほら、また言った! 美波さん、何とか言わないとこの人そのうちいやらしい目でアナタを見始めますよ!」
美波「……わ、私が魅力的に見えるならそれでいいです」
幸子「!?」
友紀「なんか最近美波ちゃんも慣れてきたよねぇ。見られるのに目覚めちゃった? へへへ」
美波「そ、そんなんじゃないですよ! 嫌ではないですけど……」
- 142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 16:19:48.20 ID:UNIO1G4W0
幸子「ちょ、ちょっと! いいんですか、このままだと美波さんがエロアイドルとして売り出されちゃうんですよ!」
P「そんなことはしないよ。だから言ってるだろう、美波は才色兼備の清純派美人女子大生アイドル……」
幸子「だーかーら! そんな売り込み方したらまた変な噂で叩かれますよ!」
美波「いいんですよ。私はちゃんと私を見てくれるファンのために頑張りますから!」
幸子「う……」
P「その通り。もし何か危険があっても、必ず俺が守るからな」
美波「ちょ、ちょっとPさんっ……」
P「ん? あ、もしかしてまた俺変なこと言ったのか?」
美波「そ、そうじゃないですけど……ばかっ」プイ
P「おい美波? 今日は一緒に営業回りだぞー?」スタスタ
幸子「……」
友紀「……なんか、理由もなくビールをあおりたくなってきたよ」
幸子「……奇遇ですね。ボクもわけもなくスカイダイビングでもしたい気分です」
おしり
- 153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 16:30:53.73 ID:UNIO1G4W0
【おpp……おまけ】
――二月某日
-事務所-
P「えーと……今度はブラジルの裸族との共同生活だったな」
幸子「プロデューサーさん!」
P「おっと……ああ、どうした幸子?」カチカチ
幸子「プロデューサーさんは甘いのと苦いのとどっちが好きですか?」
P「は?」
幸子「早く答えてくださいよ。ボクだって忙しいんです」
P「何の話だいきなり。そうだな、俺は苦めのコーヒーとか好きだが」
幸子「なるほど。ではコーヒーチョ……ゲフンゲフン」
P「なに企んでるんだ」
幸子「なに、大したことではありませんよ。哀れなプロデューサーに対する慈悲の心という奴です。では」
P「???」
- 155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 16:39:08.92 ID:UNIO1G4W0
――後日
-美波の下宿-
幸子「……というわけで、彼は苦めのチョコをご所望だそうです」
友紀「ほうほう。じゃあちょっとビターなヤツがいいね」
美波「……」
幸子「ちょっと美波さん、このボクに偵察をさせておいてずいぶんやる気がないですね」
美波「へ? あ、いえそんな! その、お菓子作りとかはやったことがないんで、ちょっと不安で……」
幸子「そのためにボクが来たんでしょう。感謝してくださいよ、この天才菓子職人であるボクから直々にチョコ作りを教われるんですから」
友紀「そういやさっちゃんって意外と料理得意だもんねぇ」
幸子「全然意外じゃありません。カワイイボクなんだからお菓子作りのスキルもあって当然です」ドヤァ
美波「よ、よろしくお願いします」
幸子「(ま、何やら美波さんとプロデューサーさんの関係も気になるところですし……この場でそれとなく聞きだしてやりましょう。ふふふ)」
- 157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 16:45:12.20 ID:UNIO1G4W0
幸子「まあ今回は簡単な物だけにしておきましょう。あんまり凝って失敗してもつまらないですし」
美波「私にも簡単に作れるでしょうか?」
幸子「できますよ。友紀さんでもできるくらいのレベルですから」
友紀「それどういう意味さ」
幸子「そのままの意味です。チョコを溶かして固めるくらいなら野球バカでもできるでしょう」
友紀「言ったなー! このちんちくりん!」
幸子「今はそんなこと関係ないでしょう!」
美波「あの、お二人ともチョコを……」
幸子「む……そうですね。美波さんは特に心を込めて作らないといけませんからね」
美波「え、べ、別にそんな……!」
幸子「(むぅ……怪しい!)」
- 160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 16:51:27.83 ID:UNIO1G4W0
幸子「なにも凝ったことをする必要はないんですよ。ボウルで湯銭にかけながら細かく砕いたチョコを溶かして固める。基本的な作業はそれだけです」
友紀「味とか変えたりしないの?」
幸子「できますけど、あんまりいじくり回しても美味しくないですからね。固める手前でナッツやクッキーにコーティングするくらいでいいでしょう」
美波「ずいぶん簡単なんですね」
幸子「まぁ、要所要所さえ気を付けていればそうそう失敗しませんよ。それじゃ、まずはチョコを砕いていきましょう」
美波「これを包丁で刻むんですか?」
幸子「はい。結構固いので気を付けてくださいね」
友紀「あたしはなにすればいいのー?」
幸子「アナタは湯でも沸かしといてください」
友紀「テキトーだなおい!」
- 163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 16:59:41.73 ID:UNIO1G4W0
美波「……」ガリッ ゴリッ
幸子「あんまり力入れすぎたら指切っちゃいますよ」
美波「あ、はい」ドキドキ
幸子「……指切ったりなんかしたら誰かが飛んできて心配しますからね」
美波「で、ですから別にPさんは……」
幸子「ほう、あの人を名指ししたわけではないのですが」
美波「!! あ、その、きっと心配するだろうなって……!」
幸子「本当に隠すのが下手ですね美波さんは。プロデューサーさんと何かあったんじゃなんですか?」
美波「そ、それは……何も……」
友紀「いいじゃーん、今は女の子しかいないんだから少しくらいぶっちゃけた恋バナしよーよ」
美波「うう……」
幸子「なんなら経験豊富なボクが相談に乗ってあげましょうか?」
友紀「あれ、さっちゃん彼氏いたことないんじゃ」
幸子「じ、人生観の話ですよ」
- 166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 17:08:32.29 ID:UNIO1G4W0
美波「……き、気持ちを」
友紀「お?」
美波「私の気持ちをお伝えしただけです。本当にそれ以上なにもありませんから」
幸子「それは要するに、愛の告白をしたわけですか?」
美波「うっ……ま、まぁ……そう、なります……よねやっぱり……」
友紀「積極的だなぁ美波ちゃん! あの人結構クールなタイプだからそういうのすぐはねつけたりしちゃうのかと」
美波「そ、そんなことないですよ? ああ見えて意外と素直というか、突っ走るところがあるというか……」
幸子「わからなくはないです。たまにボクにとんでもない仕事とってきたりしたときとか、めちゃくちゃ気合入ってますから」
友紀「へー。あたしの前じゃ仕事一筋って感じしかしないけどなぁ」
美波「……実は、初めて会った時に、電車で私を助けてくれたんです」
幸子「? それはつまり……ち、痴漢にあったということですか?」
友紀「あーでも美波ちゃんすごいそういう被害多そうだなぁ」
美波「いえ、それがその時初めてで。すっごく怖くて動けなかったところを、Pさんが横から助けてくれたんです」
- 168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 17:14:19.50 ID:UNIO1G4W0
幸子「ほう……それで、かっこよくて」
美波「はい……」
友紀「惚れたと」
美波「は……ち、違います! 何言ってるんですかもう! そんなに簡単に男の人に見惚れたりしません!」
幸子「まぁ、経緯は見えましたよ。なんとなくそこまで行ってる感じはしましたからね」
友紀「はぁ、でもアイドルってのが枷になるからねあたしたちは。美波ちゃんも辛いだろうね……」
美波「いえ……わかっていて口にしただけですから。むしろ私がPさんに甘える形になってしまって」
幸子「それならさっさとその借りを返してしまいましょう。チョコは刻めましたか?」
美波「あ、はい」
幸子「では次にこれを――」
友紀「お湯にぶちこんじゃうんだね!」
幸子「違いますよ! うっすくなるでしょうそんなことしたら!」
- 171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 17:20:21.04 ID:UNIO1G4W0
美波「え、でもさっき湯銭で溶かすって」
幸子「美波さんまで!? ああもう、湯銭ていうのはこうやって、お湯にボウルを漬けてその中で溶かすことを言うんです!」
美波「す、すごい! そうやって溶かしてるんですね!」
友紀「さっちゃん見直したよ! ほんのちょっっっっっとだけ」
幸子「ホントにちょっとですね! っていうか、美波さんはこういう知識くらいあるのかと思ってましたよ」
美波「それがその……恥ずかしいんですけど、料理とかは私あんまり得意じゃなくって」
友紀「あ、もしかしてなぜか爆発するタイプ?」
幸子「そんなわけないでしょう。漫画の読みすぎで――」
美波「します」
友紀・幸子「「え」」
美波「爆発します……本当になんでかわからないんですけど」
幸子「……ま、まぁ今日はボクが厳重に管理してますから大丈夫ですよ。はははは」
- 172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 17:25:34.84 ID:UNIO1G4W0
幸子「で、しばらくはチョコを溶かす作業です。たまにお湯の温度を見ながら60℃くらいに調整するのが大事です」
美波「わかりました」ネリネリ
幸子「……ふむ、その調子ですよ」
美波「……」ネリネリ
友紀「……なんかこの光景違和感あるなぁ。普通逆じゃない?」
幸子「どういう意味ですか」
友紀「美波ちゃんが教わってるはずなのに、なぜだか美波ちゃんの方が画的に映えるというか」
幸子「ケンカ売ってるんですか」
友紀「べっつにー?」
美波「ふふふ……お二人とも仲がいいですよね」
幸子「そうですか? まぁ腐れ縁という奴ですよ」
- 174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 17:36:03.00 ID:UNIO1G4W0
幸子「さて、チョコが溶けたらもうあとは仕上げです。好きなように味を……」
友紀「ねぇ、ビールとか入れてみない? 大人の味になるかもよ」
美波「あ、いいかもしれませんね」
幸子「やっぱダメです。ボクがやります。アナタたちは何もしないでください」
友紀「えーそれじゃただのさっちゃんチョコになるじゃーん」
幸子「商品名みたいに言わないでください! とにかく、アナタたちは完成品にトッピングする程度にしておいてください」
美波・友紀「「はーい」」
幸子「まずはコーヒー豆を砕いたものを混ぜてみましょう。それを型に流し込んで……」
………………
――数時間後
幸子「そろそろいいでしょう。冷蔵庫で冷えて固まっているはずです」
友紀「おお! ホントに出来上がってるー!」
美波「おいしそうですね♪」
- 176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 17:41:23.99 ID:UNIO1G4W0
幸子「ふむ、直接コーヒー豆をコーティングしたものもきれいにできていますね」
友紀「ポリポリ」
幸子「って何勝手に食べてるんですか!」
美波「す、すみませんつい味見を」ポリポリ
幸子「また美波さんもですか!」
友紀「あ、でもおいしーよ。コーヒーがほろ苦くてちょうどいい感じ。さっちゃんも一つ」
幸子「む……うん、まぁまぁですね」ポリポリ
友紀「ていうかこれなんか止まんないね。食感というか、癖になる」ポリポリ
美波「美味しいですね」ポリポリ
幸子「確かに。いやぁ、こんなおいしいものを作れるボクはやっぱり天才ですかね!」ポリポリ
………………
- 180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 17:47:21.08 ID:UNIO1G4W0
幸子「……」
美波「……」
友紀「……全部、食べちゃったね」
美波「美味しかったですもんね……」
幸子「ぼ、ボクとしたことがつい調子に乗ってしまうとは……っていうかアホですかボクたちは」
美波「で、でも! 基本的な作り方は覚えましたし、もう一人でも作れますきっと!」
友紀「爆発しなきゃいいんだけどね」
美波「う……」
幸子「ま、まぁさっきやってたことをそのままやればいいんですよ。くれぐれも変な調味料入れたりしてプロデューサーさんを入院させないように」
美波「わ、わかりました……」
友紀「じゃあ、今日はもう遅いしあたしも家で自分でつくろっかな。美波ちゃん頑張ってね!」
幸子「いいですか、くれぐれも余計な手を加えてはいけませんよ」
美波「はい! やってみます!」
- 183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 17:54:30.53 ID:UNIO1G4W0
――そして、某日
-事務所-
ちひろ「今日はバレンタインデーですねぇ。プロデューサーさんも楽しみじゃないんですか?」
P「なにがですか。アイドルのみんなだってヒマじゃないんですから、俺にチョコをくれるなんてことはないでしょう」
ちひろ「美波ちゃんにぶっ飛ばされればいいのに」
P「なんですって?」
ちひろ「いえいえ。はい、私からはちゃんとあげますから」
P「スタドリ……」
ちひろ「チョコ風味です」
P「ゲテモノの予感しかしませんが、いただきます」
ガチャ
幸子「おはようございますプロデューサー。今日は一段と顔色が悪いですね」
P「そんなことはないが」
幸子「そんな哀れな人のために、やさしいやさしいボクがチョコをあげましょう。精々敬い崇め奉ってください」スッ
- 185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 18:00:42.54 ID:UNIO1G4W0
P「おお……幸子がチョコをくれるとは」
幸子「意外ですか? ボクは天使のようにやさしいですからね。ちょっとは見直したでしょう」
P「去年はくれなかったけどな」
幸子「あ、あの時はまだアナタのことなんてよく知りませんでしたから……」
P「それもそうか。ありがとう幸子」
友紀「はいはーい、ユッキーからのチョコも忘れちゃダメだよプロデューサー」
P「なんだ、友紀もくれるのk……なんか臭うぞ」
友紀「へへへ、隠し味にいろいろ入れてあるからね。まぁ遠慮せずに食べてよ」
P「……ありがとう」
幸子「……そういえば美波さんは?」
P「美波はまだ来ていないが……」
ガチャ!
美波「す、すみません遅くなりました……!」
P「ああ、まだ大丈夫だが……」
- 188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 18:06:58.37 ID:UNIO1G4W0
美波「え、えっと、今日のお仕事はなんでしたっけ?」
幸子「(ん?)」
P「今日は午前中に雑誌の打ち合わせだな。そのあとは某スタジオで衣装合わせ」
美波「わかりました! 早速行きましょう!」
友紀「(あれ?)」
P「なんだか今日はいつもより熱心だな。よし、幸子と友紀も一緒に送るから準備しなさい」
幸子「あ、はい」
友紀「む~?」
美波「……」
幸子「(もしや……)」
- 189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 18:12:27.59 ID:UNIO1G4W0
幸子「美波さん」ヒソヒソ
美波「は、はい……」ヒソヒソ
友紀「もしかして……爆発?」ヒソヒソ
美波「い、いえ、爆発はしなかったんですが……その……」コッソリ
幸子「? なんですかこの液体は」
美波「チョコです……」
友紀・幸子「「!!?」」
美波「朝まで冷やしたんですけど……なぜかちっとも固まらなくて……」ヒソヒソ
友紀「こ、これはすごい……」ヒソヒソ
幸子「ほ、本当に教えた通りやったんでしょうね!?」ヒソヒソ
美波「ちゃんとやりましたよぉ~……メモに書いた通りにやったはずなのに、気づいたらドロドロに……」
幸子「ぅ……」
- 194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 18:19:05.19 ID:UNIO1G4W0
幸子「し、仕方ありませんね! この状態で渡すんです!」ヒソヒソ
美波「ええ!? でも、こんなの渡されても迷惑じゃ……」ヒソヒソ
友紀「これしかないんだからどうしようもないよ。市販の買ってきて渡すなんて嫌でしょ美波ちゃんは」ヒソヒソ
美波「それは……でもこんなの」ジワァ
幸子「あの人はドのつく朴念仁ですからそんなこと気にしませんよ! アナタがチョコを渡すということが重要なんです!」ヒソヒソ
P「おーい、お前ら固まってなにしてる?」
友紀「あああ! あのねぇ、美波ちゃんが何かあるって!」
幸子「こ、これはもしやチョコレートなのでは!? そうですよね美波さん! それは立派なチョコレートです!」
美波「え、え、ああの」
P「え、本当か? それはうれしいな」パァァ
幸子「(ボクたちからもらえると知った時の反応と明らかに違う……)」
- 196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 18:26:51.47 ID:UNIO1G4W0
P「いや、実はさっきちょっとだけ残念でな。美波からだけもらえないのかと思ってしまって……あ、これも言わない方がよかったか?」
友紀「(この人も大概隠す気ないよね)」
美波「あ、あの……幸子ちゃんたちに教わってなんとかして作ろうとしたんですけど……失敗して」
P「ああ。大丈夫だよ、さっきちひろさんからもらったチョコスタドリみたいなのじゃなければ」
幸子「(まさに液体という点で同じですよ!)」
美波「う……それが、こんなになっちゃって……」デロォ
P「……うぉ……」
美波「い、いらないですよね? すみません、ちゃんとしたのを買ってきますから」
P「いや、それがいい」
美波「ええっ!?」
P「せっかく美波がつくってくれたんだから、もったいないじゃないか。どれ、指につければ……」ペロ
友紀・幸子「「(食べた!)」」
美波「……ど、どうですか?」
- 197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 18:33:52.12 ID:UNIO1G4W0
P「……うっっっっすい」
幸子「(でしょうね……)」
友紀「(ド直球に言うなぁこの人……)」
美波「や、やっぱり……ごめんなさい、これもう捨てますから」
P「お、おい待てよ。せっかく――」
美波「む、無理しなくていいですから! あっ」
ツルッ ベチャア!
「「あっ」」
幸子「(あああああ美波さんの胸元に茶色い液体が!!)」
友紀「(なんかすっごい珍しい光景だよこれ!!)」
P「だ、大丈夫か美波!?」
美波「へ、平気です。Pさんのスーツにかかってませんか?」
P「俺はいいんだよ! 幸子、友紀! タオルと替えのジャージ取ってきてやってくれ!」
- 204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 18:40:51.71 ID:UNIO1G4W0
P「あーあー……ごめんな、ちゃんと食べたかったのに」
美波「本当に気にしないでください……こんなの全然おいしくないですから」
P「美味しくなくてもいいよ。美波の作ったチョコを食べたいんだから」
美波「こ、こんなの食べたらお腹壊しますよ!」
P「そんなことないさ、いくらでも食べられる」
美波「バカなこと言わないで、あんまり近づいたらスーツが汚れちゃいます! 私の手、べとべとなんですから……」
幸子「はいプロデューサーさん、タオル持って――」
P「それがどうした、これだって食べられるだろ」パクッ
美波「ひゃあんっ!?」ビクッ
友紀「ねぇジャージってこr……」
- 206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 18:45:58.29 ID:UNIO1G4W0
P「っな、ちゃんとチョコの味が……」ペロ
幸子「な……なななな」
友紀「うっわー……指舐めるのってなんかエロいね」
美波「ば……」カーッ
P「……。ご、ごめん」
美波「バカーーーーっ!!!!!」
ちひろ「その後のプロデューサーさんですか? ええ、とりあえずホワイトデーまでアイドルとの接触を全面的に禁止されましたよ」
True おしり
- 229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 20:04:59.81 ID:UNIO1G4W0
【おっぱ……おまけ2】
――数年後
-某所ライブドーム-
スタッフ「えーとそこの照明切れてない? 無かったらG倉庫からひっぱり出してきて!」
P「……」
幸子「――プロデューサーさん」
P「ん、ああ。なんだ幸子」
幸子「ボクの横でよそ見なんていい度胸ですね。っていうか、ここじゃアナタが一番古株のチーフなんですからしっかりしてくださいよ」
P「悪い。ちょっと余韻に浸ってた」
幸子「……ま、アナタにとっては少々思い入れのある場所ですからね」
P「うん。まだ去年の話だからな」
幸子「寂しいんですか? お気に入りのアイドルが自分のもとを離れていくのが」
P「当たり前だろう。まぁ、新しい子がどんどん来るから普段はそんな暇もないけどな」
幸子「……ま、こういう時一緒に美波さんがいないのはボクとしても少々違和感がありますよ、いまだに」
- 232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 20:15:31.81 ID:UNIO1G4W0
P「当たり前のことだが、やっぱり自分のプロデュース人生の中でどんどんアイドルが入れ替わるのは慣れないもんなんだよ」
幸子「って言っても、数が増えすぎて手におえないから担当を離れただけでしょう。ここ数年でプロデューサーの数も増えましたし」
P「まだみんな新人だからな。お前みたいなジャジャ馬は俺がついてないとそれこそ手におえんだろう」
幸子「だったらもっと光栄に思ってくださいよ。今じゃ超有名な売れっ子アイドルであるボクをいまだにプロデュースできてるんですから」
P「そうだな」
幸子「そっけないですね……ま、本命のお相手がいますものね」
P「早速浮気者扱いされても困るからな」
幸子「新しい子に手を出そうものならボクだって怒りますよ」
P「バカ野郎、自分の年齢くらいわきまえてるよ」
幸子「もう三十路半ばのオヤジですからね。ま、売れ残らなくてよかったじゃないですか」
P「なんでお前が威張るんだ」
幸子「そりゃ今でも思ってますからね。美波さんは最高の後輩だって」
P「年上なのにな」
幸子「いいんですよ、そういう間柄ですから」
- 235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 20:26:14.64 ID:UNIO1G4W0
幸子「友紀さんは最近どうしてます?」
P「どうもこうも。お前と同じで昔の延長線上だよ。今はもうすっかりキャッツの看板アイドルだ」
幸子「あの人もそろそろアイドルという歳でもなくなりそうですけど」
P「ガキっぽいから大丈夫だ。まだ安倍菜々さんもアイドル業続けてるからな」
幸子「あの人も結構しぶといですね」
P「あのアイドル根性は見習いたいと思う」
幸子「全くです……おっと、そろそろリハーサルですね」
P「気をつけろよ。今日はハングライダーで上空から飛び降りる訓練だ」
幸子「ハァ……自分でもこういう無茶ブリに慣れてきてるのが恐ろしいです」
P「もはやお前のパフォーマンスは恒例だからな。空中からの登場も慣れたもんだろう」
幸子「誰のせいだと思ってるんです!!」
P「ほら、行った行った」
幸子「全く……」スタスタ
P「……ん、メールか」ピロリピロリキン~♪
- 240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 20:36:20.03 ID:UNIO1G4W0
P「……今日の晩はハンバーグ、か」
P「……爆発だけはさせないように、と」ポコポコ
スタッフ「プロデューサーさん! ちょっと見てもらえますか!」
P「はい、今行きます」
………………
――同日、夜
-Pの自宅-
P「――ただいm……なんだこの臭いは」
友紀「わー違う違うそれは油だってば!!」
美波「えっ、じゃあこっちですか!」
友紀「それはお酒! うわわわわわ燃えてる燃えてる!!」
P「なんだ、来てたのか友紀」
友紀「わ、ちょ、プロデューサー消火器消火器!!」
P「ほら」
美波「は、早く貸して!」ブシュウウゥゥ……
- 244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 20:43:00.97 ID:UNIO1G4W0
P「――で、これはなんだ?」
友紀「あはは……これはユッキー特製ハンバーグー」
美波「……を、目指してたものです」
P「このハンバーグはできそこない……じゃなくてただの炭だ。食べられないよ」
美波「うぐ……すみません」
友紀「えー、プロデューサー昔は美波ちゃんの作ったものなら何でも食べるって言ってたじゃん」
P「作り直せるならそれに越したことはない。手伝うから着替えるまでに片付けときなさい」
友紀「うぇーい」
美波「はぁ……何年たってもこれだけは上達しないなぁ……調理師の資格だけどれだけ頑張っても取れないし」
友紀「まあ、爆発しなかっただけ良しとしようよ。この前のカレーは……」
美波「……思い出したくないです」
友紀「だね……さっちゃんがカレーまみれだったもんね」
- 246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 20:50:23.62 ID:UNIO1G4W0
――数分後
P「すまんな、いつも料理教えに来てもらって」
友紀「いーよいーよ。ていうか、一人で料理させたらプロデューサーの家が……」
美波「面目もございません……」
P「今度はお前と幸子にも、もう少しきちんとしたもの食わせるから」
友紀「あはは、まぁ期待しないで待っとくよ」
美波「うっ……(´;ω;`)」
友紀「ほんじゃ、二人ともお休みー」
バタン……
P「さて、とりあえず風呂入ってくるよ。湧いてる?」
美波「あ、はい。パジャマとタオルも洗濯してありますから」
P「こういうところはすごくしっかりしてるのにな」
美波「も、もう意地悪言わないでください……」シュン
- 249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 21:01:47.75 ID:UNIO1G4W0
P「……」ペラペラ
美波「――ふぅっ、お風呂いただきました」
P「うん。今日の仕事はどうだった?」
美波「いつも通りです。あ、でも……ちょっと若いスタッフの人に声かけられました」
P「デートの誘いか?」
美波「はい。はっきり断りましたけど」
P「ファッション誌の人らなんかはそういうのが多いからな」ペラペラ
美波「何見てるんですか?」
P「美波が載ってる雑誌。最近はお前も露出が減ってきたな」
美波「25になってヘソだしの衣装ばっかり着てたら恥ずかしいじゃないですかっ」
P「そうか? まだまだイケると思うんだが」
美波「やっとああいう風評被害も落ち着いてきたんですから。変なこと言わないでください」
P「変かなぁ」
美波「変ですっ。ほら、明日も幸子ちゃんのリハーサルあるんでしょう? 早く寝ましょう」
P「わかりました」
- 252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 21:12:03.12 ID:UNIO1G4W0
P「しかし、去年からいろいろあったな。何よりお前がアイドル活動やめる時の後処理が大変だった」
美波「モデルのお仕事だけ続けるってことでなんとかファンの人たちも収まりましたもんね」
P「そのあとにわけのわからん疑惑記事が乱立したが。いや一部は事実だけども」
美波「あの時は本当につらかったですよ……あなたとの熱愛疑惑記事はともかく、AV女優に転向したとかなんとか……私、本当に淫乱な女だって思われてたんですね」
P「フォローしてくれたファンの人たちもいるだろう」
美波「Pさんも必死に助けてくれましたもんね」
P「ある意味俺の首もかかってたからな。それ以前に、美波にそういう風評が立つのがなにより許せん」
美波「……ふふっ。6年前とあんまり変わってませんね」
P「もうおっさんだからな。そうそう元の性格は変わらないよ。お前は昔よりさらに大人になったけど」
美波「本当ですか?」
P「料理の腕以外はな」
美波「言わないでくださいってば……」
- 258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 21:19:15.54 ID:UNIO1G4W0
美波「……もう、怒られませんよね?」
P「ん……まだ一年しか経ってないけど、そうだな」
美波「一年も待ったんです。寄ってくる男の人、いっぱいいたんですよ?」
P「美波は綺麗だからな」
美波「ぅ……ま、またそういうところ治ってないです」
P「最近はもうこれくらい正直でいいんじゃないかと思っている」
美波「……まぁ私も嫌ではないですけど」
P「ならいいじゃないか」
美波「そうですね」
P「……」
美波「……」
P「ふむ……」
美波「……」モゾモゾ
- 259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 21:27:31.33 ID:UNIO1G4W0
P「じゃあ……結婚するか」
美波「!!」ガバッ
P「あ、でも籍入れに行かないと……あとご両親にきちんと報告しないとな」
美波「……パパがすごく反対しそう」
P「うむ……俺もあの人はちょっと苦手だ。でも話せばちゃんと聞いてくれると思う」
美波「そう思います」
P「いつにするかな……あんまり引き伸ばしても申し訳が立たないし……でもしばらくは幸子のライブツアーで付きっきりだからなぁ……」
美波「……はぁ、肝心なところでデリカシーがないのも直りませんね」
P「え、また何かまずかったか?」
美波「なにも。私を大事にしてくれてるから……許してあげますっ」
P「……どうも」
美波「……でも、一年近くも我慢してて辛くないですか? 男の人って、その……やっぱり」
P「夜、一緒に布団に入る前のトイレ。これが紳士になる秘訣さ」
美波「?」
P「まだ知らなくていいよ」
- 263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 21:34:36.54 ID:UNIO1G4W0
美波「今日も我慢するんですか?」
P「まだ何にも片付いてないだろ。そういうことはその後だ」
美波「ふーん……Pさん、一番初めに私のエッチな姿見たいって言ってたのに」
P「……それは仕事。プライベートは別の話だ」
美波「本当に真面目ですね」
P「性格なんだ」
美波「……」
P「……」
美波「……これくらいはいいですよね?」
P「ん?」
チュ
P「!」
美波「……大人ですから。エッチなのはこれで我慢してくださいね」
P「……」ギリギリギリ
- 267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 21:40:54.80 ID:UNIO1G4W0
P「お前……全部片付いたら覚悟しとけよ」
美波「ぅえっ?」
P「お前の体がどれだけエロいかその身で思い知らせてやるからな」
美波「えっ……あ、ぅ、う……」カーッ
P「全く……寝るぞ」
美波「……Pさんになら……いっぱい教えられてもいいですよ?」ギュ
P「っぐ……!!」ガバッ
美波「あれ、どこ行くんですか?」
P「……トイレ」
美波「え、お腹痛いんですか?」
P「うるさい、ついてくるな」
美波「なんですかもー!」
P「(……男として、世界のファンたちに誓う)」
P「(新田美波は――エロいんだッ! 畜生!!)」
おわり
- 277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 21:46:48.32 ID:UNIO1G4W0
美波はエロいけど、それだけじゃないということを知ってもらいたくてエロなしで書いた。みんなも美波を育てよう!
保守、画像、ありがとうでした
- 283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 21:53:07.84 ID:CfI6ULyc0
美波はいいエロスだ
乙乙した
転載元
P「大丈夫、美波はエロくないよ」美波「え、えろ……!?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1360632698/
P「大丈夫、美波はエロくないよ」美波「え、えろ……!?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1360632698/
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コメント一覧 (58)
-
- 2013年02月12日 23:19
- 美波のエ○い雰囲気はそういう衣装を選んでる事務所側の責任じゃw本人に色気あるのも確かだけど
-
- 2013年02月12日 23:26
- 最近のモバマスってのは進んでるんやなぁ……
-
- 2013年02月12日 23:26
- ユッキと幸子ってのも珍しい組み合わせだな
-
- 2013年02月12日 23:34
- エロい・・・ただエロい
-
- 2013年02月12日 23:34
- このPは寝る前にトイレで済ませて賢者モードにしてんのかよw
-
- 2013年02月12日 23:38
- 美波の「お菓子作り」のセリフ、変に間隔あけてるけど、改行で子作りになるのを狙ったのだろうか
-
- 2013年02月12日 23:47
- これは美波とみせかけた幸子SS
-
- 2013年02月12日 23:51
- 6歳も年齢差があるのに同レベルの口論をするユッキw
-
- 2013年02月12日 23:52
- Nにサマーライブに上位報酬と、さりげに単独艦隊組めるキャラ
-
- 2013年02月13日 00:00
- 新田ちゃんが主役のSS自体嬉しいし、幸子とユッキをチョイスしてくれたことが更に嬉しい
-
- 2013年02月13日 00:17
- 新田ちゃんのNとRは奇跡レベルのエロ可愛さ
それはそれとしてさっちゃんとユッキのコンビは珍しいね。新鮮で面白かった!
-
- 2013年02月13日 00:26
- 話は良かったけど仕事の出来無さそうなPだなと思った
新田ちゃんが可愛かったからどうでもいっか
-
- 2013年02月13日 00:26
- 幸子は万能だなぁ
-
- 2013年02月13日 00:27
- >P「えーと……今度はブラジルの裸族との共同生活だったな」
まだ中学生なのを考慮するとイモトの数百倍は酷いw 幸子はどこに向かうのか…
新田ちゃんは大正義エロ可愛い
-
- 2013年02月13日 00:31
- 枝葉な事だけども、相葉ちゃんはウサミンを年下だと思ってるからちゃんづけで呼んでた気がする
いやウサミンは間ごうことなく17才だけども
-
- 2013年02月13日 00:31
- トイレが生臭いってはっきりわかんだね
-
- 2013年02月13日 00:41
- 初っ端の痴漢野郎は去勢拷問の末に死刑でいいッスよ(激怒)
-
- 2013年02月13日 00:47
- 美波がエロいのは不変の真理
-
- 2013年02月13日 00:51
- ※16
そこは大正義ファブリーズの出番やで(ニッコリ
-
- 2013年02月13日 00:52
- 美波ちゃんのお腹で全男がヤバイ
-
- 2013年02月13日 01:19
- 途中説教されてるみたいだったわ
もう二度と新田ちゃんのこと体だけで見ないよ・・・
-
- 2013年02月13日 01:28
- 美波は淫乱(ゲス顔)
-
- 2013年02月13日 01:33
- ※17
もう(この世には)おらんで(ニッコリ
-
- 2013年02月13日 01:43
- こんな綺麗なユッキ見ると違和感しかないんだよなぁ…
もっと畜生度足して、どうぞ
-
- 2013年02月13日 04:00
- 美波からは内から滲み出るエロスを感じる
-
- 2013年02月13日 05:36
- なにこのさっちゃん、天使なの? 腹パンできないじゃない……!
-
- 2013年02月13日 05:55
- 新田ちゃんSSとか俺得すぎる
-
- 2013年02月13日 06:53
- ウッ…ふぅ…。もうオマエラ新田ちゃんを歩くセックスなんて呼ぶのやめろよ(キリッ
-
- 2013年02月13日 06:59
- しかしリアルに反映させるとと歩く◯ックスと呼ばれる美波、高速かつ大量のコラが作られるkwsmさん、腹パンだの男の娘だの呼ばれる幸子、金の亡者と呼ばれるちひろ様、誰が一番不憫なのか・・・
-
- 2013年02月13日 07:20
- ちひろさんの金の亡者は風評じゃないんだよなぁ…
-
- 2013年02月13日 08:09
- ぶっちゃけドエロイと今も思ってるけど新田ちゃんメインh嬉しいね
-
- 2013年02月13日 09:33
- 新田ちゃんが真面目に主人公やってるSSでしかも面白いくて良かったけどユッキPとしては友紀のキャラが完璧で最高だった
-
- 2013年02月13日 09:59
- 美波がエロいのは当たり前。そうでしょ?
-
- 2013年02月13日 10:22
- しかしユッキかわいいな
-
- 2013年02月13日 10:22
-
>こっちのちっこいのが姫川友紀。もっとちっこいのが輿水幸子
幸子は142cmやけどユッキは161cmやで
勘違いやろか
-
- 2013年02月13日 10:27
- ユッキは161cmだけど、ロリだからイメージ的にちっちゃいってこと?
-
- 2013年02月13日 10:51
- 161なんて小さいほうでしょう
-
- 2013年02月13日 12:44
- ユッキのロリ疑惑は全てお花見Rのせいだな
あれは小学生と言われてもしょうがない
まあ最初からロリ顔だけどな
-
- 2013年02月13日 14:04
- さっちんは先輩役として出てくると本当にイケメンだな。
-
- 2013年02月13日 14:20
- 確かにお花見だけ明らかに幼いよね 他は子供っぽい女子大生で全然通るけど
-
- 2013年02月13日 15:42
- ※40
SRユッキが女子大生通り越しておっさんなんですがそれは...
-
- 2013年02月13日 18:10
- ※37
女の子でそれだけあったら
普通より大きいぐらいじゃない?
-
- 2013年02月13日 18:58
- ユッキは野球の話をするか
酔っぱらってるかしかないから
よくわからない
大学いってるのかな?
-
- 2013年02月13日 20:59
- 「はいっ!酔ってないっ!よっ!」←酔っ払いは皆そう言う
-
- 2013年02月13日 23:47
- 新田ちゃんSSにユッキまで出てるなんて……幸せだぁ(T_T)
-
- 2013年02月14日 06:29
- 前に三船さんの長編書いてた人だろうか
とにかくよかった
-
- 2013年02月14日 21:18
- 新田さん25、つまり幸子20!そそる!!
-
- 2013年02月14日 22:53
- そういう見られ方する売り出し方してるって自覚あるのにそういう見方されて怒るのはお門違いだよね
-
- 2013年02月16日 13:06
- 良かった(こなみ)
新田ちゃんはもちろん幸子とユッキ輝いてんなぁ
-
- 2013年02月16日 23:44
- Pの発言が矛盾してる気がしてならない
説教臭いPなのに説教力0
SSは面白かったです
-
- 2013年12月23日 20:24
- エロいってだけで見るなって言ってるじゃん
-
- 2015年01月16日 00:49
- なんでだろう?
見てるだけで息子の角度が上がって
いくんだが…(;・ω・)
そんな邪な気持ちはないのに!!
-
- 2015年12月25日 11:25
- ※3
数年後にアニメでこの二人がユニット組むなんて誰が予想しただろうか
-
- 2016年06月13日 23:01
- ※42
女子で161㎝は普通だよ。
平均が159㎝くらいだし、ミナミィの165㎝くらいからが高いといえる。
それはともかく、161㎝でちっこいの、っていうのは謎。
スレ主ユッキの身長絶対知らんでしょ
-
- 2016年08月03日 21:03
- 続きはよ。
-
- 2016年10月18日 10:59
- ユッキの身長とかナナさんの一人称とかところどころ惜しい
-
- 2017年03月14日 15:59
- 面白かった
何で紗枝はんだけ出ないんだ!と思ったらKBYD結成前に書かれたSSだったとは
-
- 2017年11月20日 16:02
- 身長の話は、Pからみてちっちゃいってことだろwww成人男性の身長からしたら、そら161だってちっちゃいで括れる身長......
わかるよね普通(困惑)
あ、SS面白かったです。