春香「真冬の夜は暖かくて」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 07:55:11.34 ID:HnXW3MuZ0

春香「お疲れ様でした!」

(バタン)

春香「ふぅ、遅くなっちゃったなぁ……早く帰らないと」

春香「うぅっ、寒いなぁ。もうちょっと着込んでくればよかったかな……」

春香「……クリスマス、かぁ」


春香「あ、今日は星がすごく綺麗。えへへ、届かないかな……んっしょっと!」

(ググッ)

春香「んー……うー、背伸びしても届かないよ……」

(ズルッ)

春香「わきゃっ!?」

(ドテッ)

春香「いたたたぁ……」



2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 07:59:09.00 ID:HnXW3MuZ0

春香「はぁ。サンタさんって、いないのかなぁ……サンタさん、春香さんはこの一年、いい子にしてましたよー」

春香「サンタさーん……クリスマスも返上でお仕事してましたよぉ……」

春香「……うぅ、何やってるんだろう私。こんなのプロデューサーさんに見られたら笑われちゃうよ……」

春香「起きなきゃ……地面冷たい……」

(スクッ)

春香「終電も近いし、急がなきゃ……」

(タッタッタッ)


『えー、間もなく、……方面行最終電車が参ります』

春香「危なかったぁ……何とか間に合った」

(プァンッ)

(ガタンゴトン)

春香「ひゃわっ! か、風が冷たいよ……いい事ないなぁ……」

春香「早く電車に乗ってあったまろっと……」

(プシュゥー)



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:02:27.97 ID:HnXW3MuZ0

春香「えへへ、車内はほっかほか」

春香「誰も乗ってないなぁ……クリスマスの夜は、みんなお楽しみなのかな」

春香「どうせだから、車両の端から端まで歩いてみよっと!」

(テクテクテク)

春香「……本当にほとんど人が居ない……」

春香「うぅ、ますます一人ぼっち感が凄いよ……」

春香「でも、みんな疲れてるのかな。あそこに座ってる人も、寝ちゃって……」

春香「……って、あれ? あの人…………」



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:06:20.14 ID:HnXW3MuZ0

P「……Zzzz」

春香「プロデューサーさーん?」

P「……Zzzz」

春香「起きてくださーい」

(ペチペチ)

P「う、うぅ……や、やめろ……伊織……そんな札束で叩かれても、馬には……」

春香「どんな夢を見てるんですか……」

春香「お客さーん、終点ですよー?」

P「へっ?! あわっ!?」

春香「わっ!?」

P「えっ、あっ、すみませっ……って、春香か」



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:09:22.61 ID:HnXW3MuZ0

春香「ぐっすりでしたね、プロデューサーさん」

P「あれ、お前と一緒にいたっけか……?」

春香「違いますよ。帰ろうと思って電車に乗ったら、たまたまプロデューサーさんが居たんです」

P「そうだよな、今日は伊織の付き添い行ってそのまま事務所に……って、今どこだ!?」

春香「もう事務所はとっくに過ぎちゃいましたよ」

P「やっちまったなぁ……折り返さないと……って、確かこの電車」

春香「はい。反対方面も終電終わってますよ」

P「うわぁ……」

春香「どなたかと約束でもあったんですか?」

P「いや、事務作業をやろうと思っててな」

春香「え……今からですか!?」

P「あはは、仕事くらいしかやることがね」

春香「そんな……クリスマスの夜くらい、ゆっくりすれば……」

P「独り身は退屈なのさ」

春香「そう、ですか……」



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:13:46.78 ID:HnXW3MuZ0

P「しかし、しくじったな……適当なとこで降りてタクシー捕まえないと」

春香「でも、プロデューサーさんの家って……の方ですよね? 結構距離が……」

P「うぐ……経費でも落ちないだろうしなぁ……。まぁ、勉強と思えば」

春香「勿体ないですよ! 万は行っちゃいますよ?」

P「だ、だよな……。うーん……こっちの方って満喫とかあるか?」

春香「少なくとも私は知らないですね」

P「Oh...」

春香(…………)

P「ファーストフードか、ファミレスかなんかで始発待ちかな……」

春香「あ、あの、プロデューサーさん」

P「ん?」

春香「でしたら、その……」


春香「朝まで、一緒にお話しでもしませんか?」



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:17:37.38 ID:HnXW3MuZ0

P「そんな気を遣わなくてもいいよ。親御さんも心配するし、早く帰れ」

春香「今日は両親とも帰ってこないですから……それに」

P「?」

春香「あの……私が、プロデューサーさんとお話ししたくて。最近、二人で話す機会って、ありませんでしたから……」

P「あー、そういえばこんなに話すの、久しぶりな気はするな」

春香「そ、それにその、お金、勿体ないじゃないですか! 一万円もあればいろんなもの買えるしっ!」

P「ええと……」

春香「えと……め、迷惑、ですよね、すみません……」

P「……あはは、そんなに慌てながら視線を泳がせるなよ。三回くらいののワになってたぞ」

春香「のワの」

P「春香、明日のスケジュールは?」

春香「が、学校は冬休みですし、お仕事もオフです」

P「そっか。じゃ、お言葉に甘えるとするかな」

春香「! は、はいっ!」



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:20:56.24 ID:HnXW3MuZ0

(プシュゥー)

『お忘れ物の無いように……』


(ヒュウウウウウウウ)

春香「うぅ、暖房車から降りたくない……」

P「覚悟を決めろ。電車の中で一晩明かすか?」

春香「それがいいですよぉ」

P「じゃあお疲れさん。俺は降りるんで」

春香「ま、待ってください! 冗談ですから!!」

P「仕方ないなぁ。……ほら」

(ファサッ)

春香「あ……」

P「流石にコート羽織れば暖かいだろ」

春香「は、はい……えへへ、いい匂いがする……」

P「いい匂い? 香水とかは付けてないけどなぁ」

春香「えへへ……」



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:24:21.63 ID:HnXW3MuZ0

春香「プロデューサーさん! 地元ですよ、地元っ!」

P「へぇ、ここが春香の地元か。こうして電車で来るのは初めてだな」

春香「いい街ですよ」

P「ああ、そんな気がするよ。春香みたいな子が育つんだもんな」

春香「い、行きましょう、プロデューサーさん!」

P「よしきた。行先の目星はついてるのか?」

春香「はいっ、あっちの方にいいところが」

P「ならそこでいいか。案内頼むよ」

春香「お任せくださいっ!」

P「テンション上がりすぎて転ばないようにな」

春香「い、いくら私でもそんなこと……ひゃわわっ!?」

(ドンガラガッシャーン!)

春香「いたた……」

P「言わんこっちゃない……」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:28:22.98 ID:HnXW3MuZ0

P「怪我してないか?」

春香「だ、大丈夫です」

P「うん、良かった良かった」

春香(…………)

P「春香?」

春香「あっ、いえ、なんでもないです!」

(スクッ)

春香「い、行きましょう!」

P「お、おう。やけに気合が入ってるな……」

春香「……き、気のせい、ですよ」


春香(……ちゃ、チャンスだよね、これって)



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:32:49.65 ID:HnXW3MuZ0

(テクテクテクテク)


P「今夜は星が綺麗だなぁ」

春香「すっごく綺麗ですよね。まるで、この前の事務所みたいです」

P「ああ、真美が貴音の金平糖を零した時か」

春香「四条さんは怒ってましたけど、内心、あんな星空見たいなぁとか思っちゃいました」

P「俺も似たようなこと考えてたよ」

春香「プロデューサーさんもですか?」

P「金平糖が集まってるとこ見ながら……この辺りが天の川かなぁとか」

春香「それであの時、プロデューサーさんぼーっとしてたんですか」

P「え? まぁぼーっとしてた気もするけど……よくそんなの覚えてたな、というか見てたな」

春香「えっ?! い、いえ、それはその……あの、えっと」

P「何を慌ててるんだお前は」

春香「な、なんでもないです!」



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:36:47.83 ID:HnXW3MuZ0

(テクテクテク…)

P「……」

(テクテクテク…)

P「あのぉ、天海さん」

春香「なんですか?」

(テクテクテク…)

P「気のせいかな、住宅地に入ってきてる気がするんだけど」

春香「こっちの方なんですよー」

(テクテクテク…)

P「うーん、前に送りに来た時に見た景色な気がするんだよなぁ」

春香「見たことあるかもしれませんねー」

(テクテクテク…)

春香「あ、着きました!」

P「ええと、ここは……」

春香「私の家ですよ?」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:41:21.06 ID:HnXW3MuZ0

(クルッ)

P「確か来る途中にファーストフードがあったような」

(グイッ)

春香「そ、そこでいいって言ったのはプロデューサーさんじゃないですかー!」

P「ええい、お前の家だとは聞いてないぞ」

春香「だ、だって聞かれなかったんですもん……」

P「……確かに聞かなかったな」

春香「きょ、今日は両親はいませんから!」

P「そういう言い方はちょっと……まぁ兎に角流石にまずいから、俺はどこか探すよ」

(ギュッ)

春香「……かないでください」

P「春香?」

春香「行かないで、ください……」

P「そう言われても、これは……」



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:44:58.27 ID:HnXW3MuZ0

春香「昼間から、見かける人見かける人、クリスマスで楽しそうで」

P「俺らは仕事だったからなぁ……」

春香「……わがままだっていうのは分かってます。でも……私だって、こんな特別な日、誰かと過ごしたかったんです」

P「……」

春香「家に帰っても、誰も居ませんから。一人で、シャワー浴びたら寝るだけで」

春香「クリスマスって、楽しい日じゃないですか。みんなが楽しい中で、私だけ惨めに思えて」

P「ここまでの道中にも、楽しそうな人達がいたな」

春香「……子供みたいですけど、寂しく、なっちゃったんです」

P「……春香も、まだ華の女子高生だもんなぁ」

(ナデナデ)

春香「ぅ……」

P「確かに、こんな日くらい、楽しみたいよな」

春香「ご、ごめんなさい、いきなり、変なわがまま言って……迷惑、でしたよね。あ、ファーストフードなら少し戻って右を……」



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:48:45.34 ID:HnXW3MuZ0

P「春香」

春香「えっ、な、なんですか?」

P「ちょっと家に入って待っててくれ。二十分くらいで戻るよ」

春香「は、はい」

(タッタッタッタッ)


春香「プロデューサーさん、行っちゃった……」

春香「でも、戻ってくるって、言ってたよね」

春香「コートも、借りたままだし」

春香「……ええと、鍵、鍵……」

(ガチャガチャ)

春香「うぅ、手が冷たくてなかなか回らないよ……」

(ガチャッ)

春香「あ、開いた」

(ギィッ)

春香「ただいま……」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:52:33.52 ID:HnXW3MuZ0

春香「プロデューサーさん、今、きっと寒いよね」

春香「少しでも暖めておかないと……」

春香「エアコンつけて……」

(ピッ)

春香「ストーブも……」

(カチッ)

春香「……って、色々と物が出しっぱなし!」

春香「あわわ、早く片付けないと!」

春香「これはこっちで」

春香「あれはそっちで」

(ゴソゴソ)

春香「……へ、部屋も片付けた方がいいのかな」

春香「……あ! プロデューサーさんの写真出しっぱなし!」

春香「あわわわわ!!!」

(ダダダッ)



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 08:56:13.86 ID:HnXW3MuZ0

(ゴソゴソ)

春香「え、ええと……これくらい片付ければ、最低限は……」

(ヴヴヴッ)

春香「あっ、着信……」

(ピッ)

春香「もしもし!」

P『家の前着いたよ。鍵、開けてもらっていいか?』

春香「は、はい! 今行きます!」

(タッタッタッガチャッ)

春香「ど、どうぞ!」

P「夜分に恐れ入ります。お邪魔しますよ、っと」

春香「はい! お邪魔されま……って、それなんですか?」

P「ん? ああ、この袋か?」

(ガサガサ)

P「開けてみてのお楽しみだ」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:00:12.30 ID:HnXW3MuZ0

春香「あ、これって……」

春香「チキンに、ホールケーキ……」

P「スーパーの売れ残り品だけどな。ま、仕事でへとへとな俺らにはお似合いだろ」

春香「わぁ……!」

P「どうだ、テーブルに並べてみると、意外とパーティーっぽいだろ?」

春香「はいっ!」

P「ついでにそれっぽいお惣菜も揃えてみた。夕飯はもう食べたのか?」

春香「いえ、忙しくて、軽くしか」

P「よぉし、それはちょうど良かった」

(ドンッ)

P「ノンアルのシャンパンもどきも買ったぞ!」

春香「ぱ、パーティーですよ、プロデューサーさん!」

P「そりゃそうだ、買ってきたのは俺だ」

春香「クリスマスのパーティーだぁ……えへへ……♪」



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:04:08.33 ID:HnXW3MuZ0

P「どうせここまで来たんなら、とことん楽しんでやる!」

春香「そうですよプロデューサーさん! 今夜はクリスマスですよ、クリスマス!」

P「よし、どうせなら綺麗な皿とグラスはあるか」

春香「勿論です! ちょっと待っててくださいね!」

(パタパタ)

P「……嫌な予感がする」



春香「ええと、綺麗なお皿は上の方に……」

春香「椅子に乗って……」

春香「んー……届かない……背伸びして……」

(ズルッ)

春香「あわわっ!?」

(グラッ)

春香「えっ、うそっ」

春香「お、落ちっ――」



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:07:30.40 ID:HnXW3MuZ0

(ダキッ)

P「あ、危ない……!」

春香「ぷ、プロデューサーさん……」

P「無理して高いところの取ろうとするなよ……俺が来てなかったら下手したら大怪我してたぞ」

春香「ご、ごめんなさい……」

春香(わわわ、プロデューサーさんにお姫様抱っこされてる……!)

P「あの上の皿か? 俺が取るよ」

(スッ)

春香「あっ……」

P「?」

春香「い、いえ、なんでも!」

春香(もうちょっと、あのままが良かったなぁ)



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:11:08.47 ID:HnXW3MuZ0

P「わお、出来合いの物でも、こうして並べてみると豪勢だな」

春香「なんだか……」

P「?」

春香「今の私、とっても幸せです」

P「食べる前から幸せじゃあ世話ないな。ほら、グラスグラス」

春香「は、はいっ!」

(コポポポポショワアアアアアア)

春香「わ……綺麗……」

P「シャンパングラスは綺麗だよな」

春香「プロデューサーさんにも注いであげますよ! はい、グラス出してください!」

P「零すなよ?」

(コポポポポショワアアアアアア)

P「よしよし。それじゃあ、クリスマスの夜を祝って」

春香「かんぱいっ!」

(チンッ)



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:14:29.58 ID:HnXW3MuZ0

春香「プロデューサーさん」

P「ん?」

春香「この一年、色んなことがありましたね」

P「ああ……春香にとっては、激動の年だっただろうな」

春香「本当ですよ! まさか、私がアイドルだなんて……」

P「まさに、人生が変わった年だったな」

春香「そういうプロデューサーさんはどうだったんですか?」

P「んー……」

(モグモグ)

P「やっぱり、人生が変わった年だったよ。まさか、こんな人気アイドルの担当になるなんてな」

春香「に、人気だなんて!」

P「クリスマスシーズンも仕事がびっしりなんだから十分だよ」

春香「ぷ、プロデューサーさんのお陰です。えへへ……」

P「誰よりも頑張ったのは、春香自身だよ」

春香「う、うぅ……」



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:18:35.40 ID:HnXW3MuZ0

春香「ぷ、プロデューサーさんが来るって分かってれば、ケーキでも作っておいたのになぁ!」

P「うぉっ、いきなりどうした」

春香「ど、どうせならプロデューサーさんに、手作りのクリスマスケーキを、食べさせてあげたくて……」

P「まぁまぁ。じゃあこのケーキは、俺が作ったとでも思ってくれ」

春香「プロデューサーさんの、手作りケーキ……」

P「召し上がれ」

春香「は、はい……」

(モグッ)

P「どうだ?」

(ゴクン)

春香「……とっても、美味しい、です」

P「そりゃあ良かった」

春香(一緒に食べてるのが、プロデューサーさん、ですから……)



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:22:19.85 ID:HnXW3MuZ0

P「春香」

春香「ヴぁいっ!?」

P「パーティー、楽しいか?」

春香「は、はいっ!」

P「そっか……ホッとしたよ」

春香「ホッとした?」

P「俺はこういう暖かいこととは無縁だったからな……誰かがしてくれることはあっても、してやるのは初めてでな」

春香「私、とっても幸せです!」

P「出来合い品で悪いな」

春香「そんなことないです! 私は、プロデューサーさんが一緒にいてくれるだけでも……!」

P「え?」

春香「あっいえっ、えっとその……こ、今度は私がお持て成ししてあげますから!」

P「あはは、期待してるよ」

春香「き、期待しててください!」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:26:41.19 ID:HnXW3MuZ0

P「ふぅ、美味しかったな?」

春香「夢みたいです……」

P「残念、夢でした」

春香「えぇっ!?」

P「嘘だ」

春香「ぷ、プロデューサーさぁん!」

P「悪い悪い、春香が可愛いもんでつい」

春香「かわっ……?!」

P「嘘じゃないぞ」

春香「もうっ、冗談はやめ……えっ!?」

P「さて、朝までまだしばらくあるなぁ」

春香「どどどどっちですか?!」

P「あ。厚かましくて申し訳ないんだけど、シャワー借りてもいいかな。タオルとかは買ってきたから」

春香「は、はい勿論! お先にどうぞ!」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:31:04.59 ID:HnXW3MuZ0

春香「ぷ、プロデューサーさん……どんなつもりで言ったんだろ……」

春香「あ、あれだよね、きっと! お世辞というか社交辞令というか!」

春香「……」

春香「えへへ、どうしよ……頭ではそう思ってても、顔が弛んじゃうよ……」

春香「うあぁ……ニヤニヤが止まらないよぉ……」

(ガチャッ)

P「すまん、上がったぞ」

春香(わ、お風呂上りのプロデューサーさん……)

P「? どうした?」

春香「あっいえ! 私も入ってきますね!」

P「ああ。ここで待ってるよ」



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:34:37.96 ID:HnXW3MuZ0

春香「へ、部屋には勝手には入らないでくださいね! 絶対!!」

P「当たり前だろう」

春香「あと、お風呂も……あ、あんまり覗いちゃダメですよ!」

P「ちょっとならいいのか?」

春香「!?!?!? そそそそうじゃなくて!!!」

P「分かってる分かってる、冗談だよ」

春香「うぅ……」

(バタン)

春香「ぷ、プロデューサーさんのばか……」

(スルスルシュルシュル)

春香「の、覗きたいとか思うのかな、プロデューサーさんも……」

(カララッ)

春香「ぷ、プロデューサーさんになら、覗かれても……」

(シャワワワワ)

春香「じゃなくて! ななな何考えてるんだろ……」



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:38:40.85 ID:HnXW3MuZ0

春香「あ、上がりました」

P「さて、どうするかな」

春香「プロデューサーさんは、今日もお仕事ですよね? なら、寝た方が……」

P「そうだなぁ。春香、さっき話したいとか言ってなかったっけか?」

春香「えっと……もう、いっぱいいっぱい満たされました。えへへ」

P「そっか。じゃあ、お言葉に甘えようかな……どこを借りていいのかな」

春香「着いてきてください!」

P「はいはい」



P「……で、どうして」

春香「えへへ……」

P「春香の部屋なのかなぁ」

春香「ご、ごめんなさい、他に良さそうな部屋が無くて……」



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:43:55.43 ID:HnXW3MuZ0

春香「ベッドが私の部屋と両親の寝室しかなくて……」

P「いや、居間とかでいいから。端っこ貸してくれれば十分寝れるから」

春香「ダメですよ! あの部屋、冬場は本当に冷え込むんです!」

P「でも、流石に……」

春香「流石にとか言いながら、もう家まで上がっちゃってるのに今更何言ってるんですか!」

P「そ、それは……」

春香「……もしプロデューサーさんが居間で寝るって言うなら、私も居間で寝ます」

P「だ、ダメだそれは! 明後日からは年末特番の仕事が沢山あるだろ! 体調崩したらどうする!」

春香「そのお言葉、そっくりお返しします!」

P「うぐ……」

春香「……それに」

P「?」

春香「寝るまで、プロデューサーさんと一緒に、クリスマス気分を味わっていたいんです……」

P「……仕方ないなぁ」

春香「! はいっ!」



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:47:17.50 ID:HnXW3MuZ0

春香「せ、狭くないですか?」

P「俺はいいんだけど……」

(ギュウッ)

P「添い寝は流石に想定外すぎた」

春香「わ、わがままでごめんなさい……」

P「いつもこんなだったっけか?」

春香「一人になるのが、寂しくて……」

P「今日の春香は寂しがり屋だなぁ」

春香「あうぅ……」

P「まぁいいさ。ここまで来たら、とことん相手してやるから」

春香「えへへ……プロデューサーさん、暖かいです」

P「体温36℃はあるからな」



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:51:49.22 ID:HnXW3MuZ0

春香「あ、そうだ。この鍵貸しますから、行く時にかけて出ていってください。多分、私は起きれないと思いますから……」

P「分かった。借りておくよ」

春香「明後日、事務所で返してくださいね」

P「悪いな、何から何まで」

春香「いいえ。私のわがままに、いっぱい付き合ってもらいましたから!」

P「今もな」

春香「……えへへ」

P「それじゃあ寝るとしようか」

春香「はいっ!」



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:55:48.25 ID:HnXW3MuZ0

春香「の、前に……プロデューサーさん、ええっと……」

P「ん、どうした?」

春香「ちょ、ちょっと、真上を向いててもらっていいですか?」

P「いいけど」

(スッ)

春香「……」

(チュッ)

P「ん? 頬に……」

春香「お、おやすみなさいっ!!」

(プイッ)

春香(ややややっちゃったぁ!)

P「……」

(ナデナデ)

春香(ふわっ!?)

P「おやすみ、春香」



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:58:55.76 ID:HnXW3MuZ0

春香(……プロデューサーさん、ありがとうございます)

春香(でも、電車で会ったのは、偶然、だったのかな)

春香(もしかして、私がいい子にしてたから、サンタさんが)

春香(…………)

春香(えへ、今までで一番、幸せなクリスマスだったなぁ……)

春香(次の一年も頑張ってたら、また、こんなクリスマスを過ごせるかな?)

春香(来年は、ちゃんとケーキとかも作って)

春香(また、プロデューサーさんと二人で)

春香(……)

春香(えへへ、プロデューサーさん)

春香(……大好き、で……す……)


春香「……すぅ……すぅ……」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:02:50.87 ID:HnXW3MuZ0

P「……春香?」

春香「すぅ……」

P「寝たかな」

春香「くぅ……くぅ……」

P「しかし、電車で会うとは思ってもなかったな……」

(ゴソゴソ)

P「……本当は、ポストにでも入れておこうと思ったんだけど」

P「……まぁ、いっか」

春香「ん~……んぅ……」

P「可愛い寝顔しやがって」

(ムニムニ)

春香「む~……あぅー……」

P「……」

(スッ)

P「……メリークリスマス。春香」



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:07:55.95 ID:HnXW3MuZ0

P「さて、俺も寝るか……」

春香「へぅ……」

(ギュウッ)

P「ん?」

春香「えへへ……プロデューサー、さぁん……」

P「はぁ、ずるいよな」

春香「くぅ……すぅ……」

P「どれ、さっきのお返しだ」

(チュッ)

春香「うー……」

P「これで我慢しとけ」

春香「すぅ……すぅ……」


P「……だよ、春香。おやすみ」



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:11:22.15 ID:HnXW3MuZ0

春香「ん……」

(ゴシゴシ)

春香「ふあぁ……今何時だろ……もうお昼過ぎかぁ」

春香「あ……プロデューサーさん、もういないかぁ……」

春香「まぁ、それはそうだよね……寂しいけど、仕方ないよね」

(ピトッ)

春香「……なんだか、おでこが暖かいな」

春香「何か、とっても幸せな事があった気がする……」

(チラッ)

春香「……あれ? なんだろ、この包み。お父さんかお母さんかな? でも、帰ってくるのは夜のはず……」

春香「ということは……!」

(ギュッ)

春香「えへへ……プロデューサーさん……大好き……」

(ポロッポロッ)

春香「絶対に……大切に、します……」



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:15:41.59 ID:HnXW3MuZ0

――――
―――
――


春香「おはようございますっ!」

千早「あら、おはよう、春香」

春香「あ、千早ちゃん、おはようっ!」

千早「……?」

春香「? どうしたの?」

千早「いえ、そのネックレス、初めて見るから……」

春香「あ、これ……サンタさんがくれたんだよ! ちょっとシャイだけど、とってもかっこいいサンタさん!」

千早「……へぇ」

(チラッ)

P「ん?」

千早「……くすっ、良かったわね、春香」

春香「えへへ……」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:19:48.39 ID:HnXW3MuZ0

春香「でも、サンタさんって本当にいるのかもしれないなー、って思ったんだ」

千早「え? そのネックレスをくれたのは、プロ……」

春香「あ、えっと! そ、そうじゃなくて!」

千早「??」

春香「……あはは、何でもないよ」

千早「何か怪しいわね……」

春香(このネックレスをくれたのは、シャイでかっこいいサンタさんだけど)

春香(そのサンタさんに会わせてくれたのは、もしかすると……)

春香「……やっぱり、ちゃんといい子にしてると、サンタさんは見てくれるんだね」

千早「随分幸せそうね、春香」

春香「な、何もなかったよ!?」

千早「ふふふっ」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:24:39.82 ID:HnXW3MuZ0

P「あ、そうだ。おーい、春香」

春香「はい?」

P「これ、返しておくよ」

(チャリッ)

春香「あ」

P「ありがとな。助かったよ」

春香「は、はい! お仕事、大丈夫でしたか?」

P「ばっちりだったよ。前日の疲れを見せないほどにな」

春香「良かったぁ……」

千早「……」

春香「千早ちゃん?」

千早「……そう。二人は、そういう……」

春香「えっ!?」

P「ん?!」

千早「いえ、小鳥さんには言わない方がいいわね」



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:28:42.39 ID:HnXW3MuZ0

春香「ちょっと待って千早ちゃん!? 色々勘違いしてるよ!」

P「な、なんのことだ?」

千早「私は二人の味方です。良かったわね、春香」

春香「違うんだってば千早ちゃん! 別に一昨日の夜は何も……!」

P「おい」

春香「あ」

千早「ふふっ、お幸せに」

春香「ち、違うの千早ちゃん!」

P「齟齬が生じてる、違うんだ千早」

千早「そんなに照れなくても……」

(ガサガサッ)

亜美「えっ! 兄ちゃんとはるるんデキてるの!?」

真美「これはみんなにホ→コクせねばなりませんな!」

春香「え?! ちょ、ちょっと待って!」

(ダダダダダッ)



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:32:56.37 ID:HnXW3MuZ0

春香「あ、あぁ……」

P「不味いな、これは……」

春香「ご、ごめんなさいプロデューサーさん! ま、まさかこんな……!」

P「いや、こんなところで渡した俺が不注意だった」

千早「まぁ、いいじゃないですか」

P「?」

春香「よ、よくないよ! わ、私はともかく、プロデューサーさんが……!」

千早「確かに私の理解には誤解があったのかもしれませんけど」

千早「二人の気持ちは、本物じゃないですか」

春香「ちちちちはやちゃんっ!?」

P「き、気付いてたのか、お前」

春香「……え?」

千早「……くすくす、よほどの朴念仁でもなければ」

春香「え……ええぇぇぇぇぇぇえええ?!?!」



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:35:37.61 ID:HnXW3MuZ0

千早「とりあえず、私はあちらのフォローに行ってきますね。あの二人を放っておいたら、どんな噂が流れるか分かりませんから」

P「悪いな、千早」

千早「いえ。どうぞ、ごゆっくり」

(タッタッタッ)

春香「あ、え……あわわわ……」

P「……ええとだな」

春香「ぷ、プロデューサーさん……」

P「んー、まぁとりあえず、だ」

春香「は、はいっ!」

P「寝顔、可愛かったぞ」

春香「…………」

(ボンッ)

P「おい、顔が真っ赤だぞ」

春香「う、うえぇっ!?」



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:38:36.86 ID:HnXW3MuZ0

P「……まぁ、なんだ。その……」

春香「は、はい……?」

P「今夜、一緒に夕食にでも行かないか?」

春香「わ、私は、構いません、けど……」

P「……色々と、伝えたいこともあるし、な」

春香「っ」

(ギュッ)

P「春香?」

春香「……」

P「何でそんなに顔を埋めてるんだ」

春香「い、今は、私の顔、見ないでください……」

P「やだ」

(バッ)

春香「あ゙ゔっ」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:42:08.42 ID:HnXW3MuZ0

春香「やだぁ……見ないでください……」

P「涙でぐしょぐしょじゃないか」

春香「だってぇ……だってぇ……!」

P「ほら、リボンも曲がってるぞ」

春香「うぅ……ぐすっ」

P「なぁ、春香」

春香「うぅ……はい……?」

P「プレゼント、気に入ってくれたか?」

春香「……はい、とっても…………」

P「これからも、そのネックレス、付けてくれるか?」

春香「っ……!」


春香「ヴぁいっ!!」


P「おい、声が裏返ってるぞ」

春香「う、うぅぅぅぅうう……」



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:47:59.98 ID:HnXW3MuZ0

(コソッ)

亜美「はるるんガン泣きじゃん……」

真美「でも、はるるんすっごく嬉しそうだよ」

千早「こら、覗き見しない」

(ガシッ)

亜美真美「「うあうあ→!」」

千早「ほら、あなた達には、己の身を犠牲にして秋月大明神の怒りを鎮める仕事が残ってるわ」

(ズルズル)

亜美「うえ~!」

真美「パ→ペキ死亡フラグだってば→!」

千早「ほらほら、行ってきなさい」



千早「……ふふ、本当に良かったわね、春香」



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:49:35.57 ID:HnXW3MuZ0

P「な、泣きやんでくれよ、春香」

春香「うぅぅぅぅううう……!!」

P「ああもう、もうすぐ収録行く時間だろうに……」

春香「ぷ、プロデューサーさん」

P「ん?」

春香「一緒に……来てくれますか……?」

P「ああ、元々今日はお前の付き添い――」

春香「そうじゃなくて!」

P「?」

春香「これからずっと……私を寂しくさせない様に、一緒にいてくれますか……?」

P「極力、善処しよう」

春香「……ぐすっ……約束、ですからね……!」

P「よしよし、約束だ」

(ナデナデ)

春香「あうぅ……」



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:52:37.45 ID:HnXW3MuZ0

(ゴシゴシ)

春香「……それじゃあプロデューサーさん、収録、行きましょう!」

P「おっ、やっと元気が戻ったな?」

春香「元気が、私の取り柄ですから!」

P「おい、また空回るなよ? そういう時、大体……」

春香「早く行きましょう! プロデューサーさん! 収録ですよ、収ろ――」

(ズルッ)

春香「わきゃっ!?」

(ガシッ)

P「ほら、転ぶ」

春香「うぅ……なんでも、お見通しなんですね」

P「春香のことは一番よく分かってるよ」

春香「そんな恥ずかしいこと、よくさらっと言えますね……」

P「春香にだから言えるんだよ」

春香「……えへへ」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:55:35.65 ID:HnXW3MuZ0

春香「それじゃあ今度こそ行きましょう、プロデューサーさん!」

P「はいはい。行くとするか」

春香「……あ、プロデューサーさん!」

P「?」

春香「夕食、楽しみにしてますね!」

P「ああ、収録が上手くいったら、特別いいところに連れてってやる」

春香「はいっ! それと、えっと……」

P「なんだ?」


春香(サンタさん。今年はとっても素敵なプレゼントを、ありがとうございます)


春香(次の一年も、きっといい子にしてます。だから、来年も、きっと幸せなクリスマスを、私達にください)



春香「えへへ……。プロデューサーさん……大好きですっ!」



おしまい



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:56:09.37 ID:jyKDw8/h0

甘い



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:59:29.50 ID:JatRdnNUO

おつ
イブも仕事で昨日帰社して一人で食ったケーキより甘かった



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:59:57.58 ID:6ErKS4Z80

乙乙!



転載元
春香「真冬の夜は暖かくて」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356476111/
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         コメント一覧 (32)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 12:41
          • ヴぁいっ!
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 12:44
          • 確かに昨日食ったケーキより甘いわ
            はるるん可愛い
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 12:53
          • 真夏の夜は淫猥で
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 12:55
          • はるるん可愛いよ!!!!!!
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 12:59
          • 以上 ホメ春香ちゃんのX'masの夜のお話でした
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 13:00
          • あンまあああーいっ!
            春香さん可愛すぎィ!
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 13:02
          • 5 これは…いい。素晴らしい。
            さすがメインヒロインっ!
            はるるん 可愛いなコンチクショウ!!
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 13:06
          • 流石メインヒロインさんやでぇ、
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 13:20
          • 5 素晴らしいSSだった
            はるるんの可愛さが存分に堪能出来た!
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 14:01
          • 5 最高や!やっぱわた春香さんの天使ぶりは最高や!こんなssが最高なんや!それと比べてて雪歩は…やめておこう
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 14:05
          • 今から※10さん専用の特別な穴を堀ってあげますぅ~
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 14:18
          • 5 圧倒的ヒロイン力
            メインヒロインは格が違った
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 14:38
          • 5 春香はやっぱり可愛い
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 15:05
          • 5 感動した。
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 15:14
          • 良かった
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 16:01
          • わっほい!
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 17:05
          • 5
            のワのさんはオチ担当が多いからハッピーエンドは珍しいわ
          • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 19:03
          • メインヒロインの実力を見たわ……
          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 19:11
          • 5 はるるん可愛いよはるるん
            メインヒロインは伊達じゃなかったか
          • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 20:24
          • 砂州がメインヒロイン
          • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月26日 22:07
          • ※5
            絶対に許さない
          • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月27日 00:28
          • ここの※欄は春香しかいないなw
          • 23. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月27日 02:05
          • クソがっ!甘々じゃねえか幸せになりやがれ!
          • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月27日 02:14
          • 5 ケーキより甘いな…
          • 25. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月28日 10:09
          • やっぱりわた春香さんはメインヒロインですね!
          • 26. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月29日 11:37
          • 5 さすがメインヒロイン甘すぎ甘すぎ!
          • 27. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年02月28日 23:42
          • 4 いや~甘かったなぁ…

            そんな俺はどうだったかって?
            男三人で寂れたボーリング場でワンゲームやったあとにゲーセン。
            そしてオケ屋で歌いまくって半ばゾンビと化して帰宅。そのまま爆睡さぁ!
            たかがクリスマス一つ!ガ○ダムで押し返してやる!!
          • 28. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年04月10日 00:04
          • 甘い!甘すぎておえっぷ
          • 29. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年06月20日 01:51
          • 1 やれやれ系プロデューサーは気持ち悪いわ。
          • 30. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年08月09日 00:28
          • 5 2回連続甘々とはマーベラス
          • 31. portefeuille-emilieポルトフォイユエミリー
          • 2014年08月29日 16:03
          • 革 財布 ブランド ランキング
            portefeuille-emilieポルトフォイユエミリー http://ameblo.jp/pukuzei53/entry-11916540315.html
          • 32. 七資産
          • 2015年03月01日 00:08
          • 3 ラブラブですな

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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