大竹一樹「え?俺がアイドルになんの?」
関連記事:三村マサカズ「俺がアイドルかよっ!?」- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 12:49:24.03 ID:SNaoWTUI0
大竹「なにそれ怖い…」
- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 12:50:23.07 ID:SNaoWTUI0
たかはC「いやいや、怖いじゃなくてですね…」
大竹「そりゃ怖いだろうよ!なんだよアイドルってよぉ?」
たかはC「いや、大竹さんこの間の『さまぁ~ず×さまぁ~ず』の1ミニッツで5敗したじゃないですか。それの罰ゲームですよ」
大竹「だからってなんで俺がアイドルをやらなきゃいけねえんだよ?!もう意味がわかんねえよ!」
たかはC「ほら、以前三村さんにも同じような罰ゲームしたじゃないですか?あれがどういうわけかえらい好評みたいで、ぜひ大竹さんにもやって欲しいって要望が多かったんですよ」
大竹「いやいやいや、おかしいおかしい!だって俺も見たけど酷かったぞ、あれ!なんかただのセクハラ集みたいになってたじゃん」
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 12:54:17.67 ID:SNaoWTUI0
たかはC「まあ、確かにそうなんですけど…とにかくもう決まっちゃったんで、大竹さんには三村さんと同様に、これから765プロでアイドルとして活動してもらいます」
大竹「あのな、三村の時はまだあんまし765プロが知られてなかったからできたの!今のあの娘らはじゃんじゃんテレビに出てる超売れっ子集団だろうよ!無理だよ!」
たかはC「いや…もう765プロ側も承諾済みですし…」
大竹「え、なんで?」
たかはC「この間の三村さんの活躍のお礼っていうのと、一緒に番組で共演してるから大丈夫だろうって理由らしいです」
大竹「もう馬鹿じゃないの!?お前も、765プロも!!俺嫌だよぉ!どうすんだよ、変にでしゃばってファンに睨まれたら~!俺ん家の玄関のドアノブに精子的なものかけられたたどうすりゃいいんだよ~!」
- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 12:56:27.92 ID:SNaoWTUI0
たかはC「多分大丈夫ですよ、三村さんの時もそうはなりませんでしたから」
大竹「多分でそんな危険な罰ゲームをやらせんじゃねえよ!」バシッ
たかはC「痛っ!!と、とにかくもう決まったことですから、明日からアイドルランクがCになるまで765プロで頑張ってくださいね!」
大竹「何だよアイドルランクってよ~?!もう訳分かんねえよ~!」
たかはC「あ、そうそう大竹さん」
大竹「なんだよ、まだ何かあんのかよ?」
たかはC「さまぁ~ずとしての仕事は今まで通りでお願いします。それと、くれぐれもアイドルの前でポロリはしないでくださいね」
大竹「お前うるせぇよ!!」バシッ
たかはC「あべしっ!」
- 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 12:59:37.31 ID:SNaoWTUI0
翌日
―765プロ―
社長「うぉっほん!…諸君、こちらが本日から我が765プロの新しい仲間となる大竹一樹君だ。それでは大竹君、挨拶を…」
大竹「どうも、大竹です。よくわからないうちにアイドル的なものとして活動することになりました。え~とにかく怪我をしないように頑張ります」
パチパチパチ
社長「それでは諸君、大竹君と仲良く活動してくれたまえ。P君、くれぐれも失礼のないように頼むよぉ」
P「はい。任せて下さい!」
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:02:08.27 ID:SNaoWTUI0
大竹「あんたがあたいのプロデューサー?」
P「なんのキャラかよくわかりませんけど…とりあえず、僕は大竹さんのプロデューサーとして付くPです。よろしくお願いします」
大竹「おお、よろしく」
P「え~っと、確かアイドルランクがCになるまではウチで活動するってことでいいんですよね?」
大竹「そうらしいね。もうさっさと終わらせたいからさ、手っ取り早くランクを上げちゃってよ」
P「わかりました。それじゃあ早速ですけど、大竹さんの売り出す方向を決めちゃいましょう。どういう風にします?」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:06:24.49 ID:SNaoWTUI0
大竹「いや、急にどうします?って言われてもわかんねえよ」
P「そ、それじゃあ…ダンス・ビジュアル・ボーカルの三つの中からやりやすそうなものを選んでください」
大竹「…まずダンスは腰とか足が怖いから無しだろ?で、ビジュアルはなんかナルシスっぽくなりそうで嫌だから、まあ消去法でボーカルか」
P「ボーカルですね…わかりました。あ、ちょうどこの後に千早のボーカルレッスンが入っていますね。一緒に行きましょう」
大竹「え~?」
P「な、なにか不満ですか?」
大竹「いや、不満ってほどじゃないけどさ…俺どうにも千早ちゃんって苦手なんだよ」
P「そうなんですか?」
- 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:10:33.33 ID:SNaoWTUI0
大竹「なんかさ、あの娘って怖くね?何考えてっかわかんねえし…お○ぱいも小さいし…」
P「まあ、でもそこが千早のいいところですし…」
大竹「どうせ一緒にレッスンするならあずさちゃんとか響辺りとやるほうが楽しそうでいいんだけど…どう?」
P「いや、どう?と言われましても…あずささんのスケジュールは律子が管理してますし、響はこの後ロケがありますから…」
大竹「あ、そう。じゃあいいや」
P「すみません…」
千早「プロデューサー、私そろそろボーカルレッスンに行きますね」
P「お、ちょうどいいところに。今日は大竹さんもレッスンを受けるから俺も着いて行くよ。ちょっと待っててくれ」
千早「そうなんですか?じゃあ、私は先に外で待ってますね」
ガチャ バタン
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:14:47.44 ID:SNaoWTUI0
大竹「おい」
P「どうしました?」
大竹「キレてたよ」
P「え?」
大竹「千早ちゃん絶対キレてたよ~!」
P「えぇ?!そんなことはないんじゃ…」
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:17:55.31 ID:SNaoWTUI0
大竹「いいや、あれは絶対キレてる!俺が行くって聞いたときに「なんだよ、コイツも来んのかよ…」みたいな目ぇしてたもん!もうヤだよ~!サンッってやられんの怖いよ~!」
P「気にしすぎですって!千早はいい子ですからそんなこと思いませんよ!」
大竹「お前どんだけポジティブだよ?!俺もうボーカルレッスンしたくねえよ~」
P「…じゃあダンスかビジュアルレッスンにします?」
大竹「それはない」
P「(ああ…さまぁ~ずって面倒臭い…)」
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:23:26.78 ID:SNaoWTUI0
二時間後
―レッスン場―
大竹「あ~疲れた~」
千早「~♪~♪」
大竹「(レッスンが終わったっていうのに、コイツ何やってんだ?)」
大竹「千早ちゃん、帰らないの?」
千早「~♪~♪」
大竹「(無視しちった!無視しちった!!)」
- 18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:26:30.14 ID:SNaoWTUI0
数十分後
千早「~♪~♪」
大竹「(…Pのやつ早く帰って来ねえかな…帰りたくても帰れねえじゃん…)」
千早「…ふぅ…まあ、今日はこんなところかしら…」
大竹「終わりかい?」
千早「きゃあ!!」
大竹「きゃあ!!」
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:30:32.03 ID:SNaoWTUI0
千早「お、大竹さん?いつからここに…?」
大竹「いや、レッスンが終わってからずっといたけど…あ~びっくりした…」
千早「そ、そうなんですか。すみません…私、てっきり帰ったとばかり思ってました…」
大竹「いや、俺も帰ろうかと思ったんだけどさ、Pのやつが帰って来ないとこの後どうすりゃいいかわからねえから待つしかなかったんだよ」
千早「ああ、なるほど…」
大竹「はい…」
千早「…」
大竹「…」
大竹「(なにこの沈黙?なにこの沈黙!?)」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:34:02.69 ID:SNaoWTUI0
大竹「いや~しかしあれだね。千早ちゃんって歌が好きなんだね~」
千早「え?あ、まあそうですね。私には歌しかありませんから…」
大竹「そう…」
千早「はい…」
大竹「…」
千早「…」
大竹「(P…怒らねえから早く帰ってきてくれないかな…)」
- 22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:37:32.33 ID:SNaoWTUI0
千早「…あの」
大竹「きゃあ!!」
千早「きゃあ!!…って、どうしたんですか?」
大竹「いや、別に…ちょっと考え事してたから…で、どうしたの?」
千早「いえ、大したことではないんですけど…大竹さん、さっきからずっと立ったままなので、座らないのかなと思いまして…」
大竹「ん?ああ、そういえばそうだったね…あ、なんか気付いたら腰痛くなってきちった…なんか椅子的なのない?」
千早「椅子なら確か…あったわ。大竹さん、どうぞ」
- 23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:41:18.04 ID:SNaoWTUI0
大竹「悪いね~それじゃ…あ」
千早「?」
大竹「千早ちゃん、千早ちゃん」
千早「はい」
大竹「椅子に座ってもいいっすか?」
千早「…」
大竹「…死んだ店長の」
千早「…プフッ!ふふっ、ふふふふ…」
大竹「(よかった~!一瞬やらかしたと思ったけどウケた~!!)」
- 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:45:06.01 ID:SNaoWTUI0
千早「ふふっ…お、大竹さん…ふふっ…今のダジャレ面白すぎです…ぷふふっ…!」
大竹「なに、千早ちゃんってこういうの好きなの?」
千早「…ふぅ…そうですね、好きかどうかはよくわかりませんですけど、面白いとは思います…プフッ…」
大竹「ふ~ん…千早ちゃん」
千早「ふふっ…はい、なんですか?」
大竹「猫が寝込む」
千早「プフッ…ちょっと、大竹さん…ふふっ…」
大竹「永遠に…」
千早「あははははははは!!!」
大竹「(なにこの娘、面白い)」
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:50:55.33 ID:SNaoWTUI0
数分後
大竹「猿が去る…この世から」
千早「…ハァ…ハァ…大竹さん…ハァ…も、もういいです…プフッ…はあ、お腹が痛い…」
大竹「…」
大竹「(なんだよ…千早ちゃんって実は可愛いじゃん…)」
ガチャ
P「遅くなりました~って、どうした千早!?」
千早「い、いえ…なんでも…ハァ…ないです…プフッ…」
大竹「らくだは楽だな~」
千早「プフッ!」
P「え?」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 13:57:27.23 ID:SNaoWTUI0
大竹「死んだけど」
千早「あははははは!!」
P「こ、これは一体…」
大竹「おい、P」
P「は、はい」
大竹「ごめん、前言撤回するわ。俺千早ちゃんのこと気に入ったよ」
P「そ、それはありがたいことですが…」チラッ
千早「…ハァ…ハァ…ハァ…」プルプル
P「(なにこの千早、可愛い)」
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:03:25.64 ID:SNaoWTUI0
数日後
―レッスン場―
大竹「あ~疲れた~」
千早「ふふっ、お疲れ様です、大竹さん」
大竹「おお、千早ちゃんもお疲れ~」
千早「最初の頃と比べるとだいぶレベルアップしましたね。この分なら今度の定例ライブに出演すればアイドルランクも上がると思いますよ」
大竹「マジで?!」
千早「確証はないですけど…あ、それじゃあ私はこれから収録があるので先に失礼しますね」
大竹「おお。あ、そうだ千早ちゃん」
千早「はい?」
- 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:07:29.40 ID:SNaoWTUI0
大竹「タイに行きたいなぁ…」
千早「プフッ!…た、タイに行きたい…ふふっ」
大竹「今牢屋の中だけど…」
千早「あははは!!も、もう…大竹さん…プフッ…収録の時に思い出したらどうするんですか!」
大竹「大丈夫だよ、たぶん。そんじゃ行ってらっしゃい」
千早「まったくもう…行ってきます…プフッ…」
ガチャ バタン
大竹「…あ、俺この後『もやさま』のロケだったわ」
- 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:11:18.43 ID:SNaoWTUI0
―某テレビ局 楽屋―
千早「おはようございます」
P「お、来たか千早。まだ出番までは少し時間があるみたいだからゆっくりしててくれ」
千早「わかりました。ん?なにかしらこの黒い花…雑誌?」
『如月千早の凄惨すぎる過去!事故死 両親離婚 家庭の崩壊 弟を見殺し!』
千早「…!!」
D「千早さ~ん!そろそろ出番なんで準備お願いしま~す!」
P「お、案外早かったな。よし、それじゃあ行こうか!…って、千早?」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:13:19.48 ID:SNaoWTUI0
千早「…」
P「お~い、千早~?」
千早「は、はい!」
P「大丈夫か?顔色が優れないようだけど…?」
千早「いえ、何も問題ありません…すぐに行きます」
P「そ、そうか…ならいいんだ」
千早「…」
- 36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:17:08.74 ID:SNaoWTUI0
―スタジオ―
D「本番いきま~す!3、2…」
~♪
千早「(大丈夫…いつも通りに…)」
千早「…泣く……なら……いけれ……」
千早「(ど、どうして…?声が…)」
D「ストップ!一回カメラ止めて!!」
千早「…っ」
P「千早…?」
- 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:20:41.90 ID:SNaoWTUI0
数日後
―某テレビ局 楽屋―
アナウンサー『え~続いては765プロダクションの如月千早さんのニュースです…』
三村「ここんとこ毎日千早ちゃんのニュースが流れてるな~」
大竹「そうだな…」
三村「お前なんか聞いてないの?」
大竹「なにも…千早ちゃんが部屋にこもって出てこないってことしか…」
三村「そうなんだ…」
大竹「…」
- 38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:26:40.15 ID:SNaoWTUI0
三村「まあ、俺も知らない仲じゃないからさ、何かできるようなことがあるなら言ってくれよ」
大竹「…じゃあ…………してくれ」
三村「…わかった。やってみる…」
―765プロ―
大竹「うぃ~っす…って誰もいないのか…?」
…!…!
大竹「(なんだ?社長室から声が…)」
- 39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:32:00.70 ID:SNaoWTUI0
―社長室―
P「いつも前向きなのは、春香のいいところじゃないか。誰かを励ますのに遠慮なんかしてどうする?」
春香「でも…千早ちゃんにお節介は止めてって言われて…」
P「なあ、春香。俺は千早は不器用だけど、ちゃんと人の気持ちのわかる子だと思う」
春香「はい…」
P「なら大丈夫、春香の気持ちはちゃんと届いてる。思った通り、体当たりでぶつかってみろ!」
春香「…はい!」
大竹「話は聞かせてもらいやしたぜ」
- 40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:36:43.18 ID:SNaoWTUI0
P「あ、大竹さん…いつの間に?」
大竹「「先っちょくらい入れさせてくれてもいいだろ~」っていう件辺りからかな?」
P「いや…そんな話はしてませんけど…」
大竹「まあ、それはさておき…春香ちゃん」
春香「は、はい!」
大竹「俺にも一肌脱がしてくれねえかな?」
春香「は、はあ…」
- 41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:40:59.37 ID:SNaoWTUI0
数日後
―千早家―
ピンポーン
千早「…」
ピンポーン
千早「…」
ピンポピンポピンポピンポピンポピンポーン
千早「…」ガチャ
千早「…はい、誰ですか?」
大竹『後の武蔵です』
千早「…」ガチャ
- 44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:46:10.06 ID:SNaoWTUI0
ピンポピンポピンポピンポピンポピンポーン
千早「…」ガチャ
千早「…なんですか、大竹さん…」
大竹『いや、何してんのかな~って思ってさ。今ヒマ?』
千早「ヒマじゃないんで帰ってください。それじゃ…」
大竹『ちょ、ちょっと待って!切らないで!』
千早「…まだなにか?」
大竹『実は…今日は千早ちゃんに言いたいことがあってさ。それだけでも聞いてくれないかい?』
千早「…」
- 45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:50:33.94 ID:SNaoWTUI0
大竹『似合わないこと言うけど…俺さ、千早ちゃんの歌好きだよ。正直今まで俺が聴いてきた歌の中でもトップだと思う。まあ、素人同然の俺に言われたところでどうしたってはなしだろうけど…』
千早「…」
大竹『もちろん歌だけじゃなくて、千早ちゃんのことも好きだよ。普段は不愛想だけどダジャレを聞くと大笑いしちゃう千早ちゃんを見ると、なんかこう…興奮するし。主に下半身が』
千早「…」
大竹『でもさ、俺はどうしても歌ってる時の千早ちゃんの顔だけは好きになれない。なんて言うか…心の底から楽しんでないっていう感じ?』
千早「…」
大竹『難しいことはよくわからねえんだけどさ…歌って、自分の歌いたいように歌えばいいんじゃねえのかな。変な義務感とか責任とか放っといて、千早ちゃんの感じるままに楽しめばさ』
千早「………さら…」
- 46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 14:55:06.47 ID:SNaoWTUI0
大竹『ん?』
千早「…今更…歌を楽しむなんて言われても…どうしたらいいか…」
大竹『…簡単だよ。楽しいと思った時は楽しく、悲しいと思った時は悲しく歌えばいいんだから』
千早「だからっ、それが…!」
大竹『そんな心配性のあなたに捧げます。聴いてください、『心配性』』
千早「…え?あの、大竹さん?」
- 47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:00:19.66 ID:SNaoWTUI0
大竹『オーレ 明日から 旅行だ 正露丸いるだろおなー』
千早「な、なんなんですか?!」
大竹『シップに包帯 バンドエイド 虫よーけ スープーレー』
千早「ちょ…大竹さん!聞いてます?」
大竹『携帯用トイレ 自分のまくらー 持っていこう!』
千早「いえ、持っていこう!じゃなくて…」
大竹『カーバンパンパン カバンパンパン カーバンパンパン カバンパンパン 1泊旅行でカバン3ツになったー あーあー オーレーはー心配性 心配性』
千早「…」
- 48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:03:17.55 ID:161qR4dN0
名曲来たww
- 50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:07:47.34 ID:SNaoWTUI0
大竹『…どう?』
千早「色々と言いたいことはありますけど…酷いですね」
大竹『うん。だと思った』
千早「でも…大竹さんがとても楽しそうに歌ってるのが、声からでもわかりました…あの、大竹さん…私、今からでもできるでしょうか…?」
大竹『さあてね…それは千早ちゃん次第だよ』
千早「私次第…」
大竹『それじゃ、俺は退散するから後は友達同士で仲良くやってちょうだい。じゃあね』
千早「友達同士…?」
春香『…千早ちゃん、春香だけど…』
千早「春香?」
春香『えへへ…大竹さんの後じゃあまり驚かないかもだけど…今日はね、千早ちゃんにプレゼントを持ってきたんだ…』
- 51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:13:21.36 ID:SNaoWTUI0
数日後 定例ライブ
―ライブ会場 ステージ裏―
P「…いよいよ次は千早の出番か…どうだ千早、いけそうか?」
千早「…わかりません…もしかしたらちゃんと歌えないかも…」
春香「きっと大丈夫だよ千早ちゃん!リラックスしていこうよ!ね?」
千早「…うん!」
P「(さあ、どうなる…!)」
大竹「…」
- 52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:16:28.10 ID:SNaoWTUI0
―ステージ―
観客A「もうそろそろライブも終盤だな」
観客B「結局千早ちゃんは出なかったな~」
観客A「そりゃそうだろ。あんだけマスコミで騒がれてるんだから、出るわけねえだろ」
観客B「そうかな…いや、俺は誰にバカだって言われても信じるよ。千早ちゃんは出てくるって!」
観客A「いや、だから出てこないって!」
観客C「あれ…おい!千早ちゃん出てきたぞ!」
観客D「本当だ!千早ちゃんだ!」
- 53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:19:35.33 ID:SNaoWTUI0
千早「(大丈夫…大丈夫…)」
~♪
千早「…スゥ…」
千早「…ぁ…!…ぅ…!」
―ステージ裏―
律子「千早…!あの娘、やっぱり…すみません一度中断を…!」
春香「…!」タッタッタ…
律子「春香!?ちょっ、ちょっとぉ!」
大竹「待ちな…」
律子「大竹さん?」
大竹「信じてやりな…あの娘たちを…」
- 54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:23:28.43 ID:SNaoWTUI0
―ステージ―
オイオイダイジョウブカヨ… ウタエネエンジャネエノ…
千早「(やっぱり…やっぱり、もう…)」
春香「ねえ今 見つめているよ」
千早「…春香?」
春香「離れていても」
美希・真「もう涙を拭って微笑って」
雪歩・やよい「一人じゃない どんな時だって」
あずさ・伊織・亜美「夢見ることは生きること」
真美・貴音・響「悲しみを超える力」
千早「みんな…」
「歩こう 果てない道 歌おう 天を超えて 想いが届くように 約束しよう 前を向くこと Thank you for smile」
- 55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:26:33.07 ID:SNaoWTUI0
千早「(優…みんな…)」
大竹「大丈夫…できるぞ…」
千早「(大竹さん…)」
千早「…スゥ…」
千早「歩こう 果てない道 歌おう 天を超えて 想いが届くように 約束しよう 前を向くこと Thank you for smile」
ワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!
春香「千早ちゃん…」
千早「春香…」
春香「おめでとう…!」ギュ
千早「ありがとう…!」ギュ
大竹「よくやったな、二人とも…」ギュウウウウウウ
真「ちょ、大竹さん!空気読んでください!!」
- 57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:31:11.16 ID:SNaoWTUI0
数日後
―961プロ 社長室―
黒井「クソッ!!これで何もかもがおじゃんだ!」
??「…」スッ
黒井「…ふん、まあいい。どうせ次で奴らはジ・エンドだ…ククク…ハハハ…ハーッハッハッハッハ!!」
??「…」ガッ
黒井「ハァっ!?な、なんだ?私のセレブなキャン玉が…!!」
??「…」ニギニギ
黒井「だ、誰だ…!?私のキャン玉をニギニギするのは…!」
- 60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:35:43.38 ID:SNaoWTUI0
??「もうこれ以上765プロに手を出すな」ニギニギ
黒井「な、何を…ぐっ…何を言ってるのだ貴様ァ…?」
??「もう一度言うぞ、これ以上765プロに手を出すな」ニギニギニギニギ
黒井「わ、わかった…もうやつらに手は出さん!だからそれ以上は…」
??「もしまた手を出すようなことがあれば…こうだから…な!」ギュウウウウウ
黒井「…は、はああああああああああああん!!!!」
??「…」
黒井「」ビクンビクン
??「…これでいいんだろ、大竹?」
- 61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:39:36.14 ID:SNaoWTUI0
翌日
―765プロ―
大竹「どういうことだよ?」
千早「どういうことと言われても…」
大竹「俺のアイドルランク全然上がってないじゃん!なんで?ねえ、なんでよ?」
千早「なんでと言われても…」
大竹「いやいや、だってあなたこの間今度の定例ライブに出ればアイドルランク上がる的なこと言ってたじゃんかよ!」
千早「確かに言いましたけど…」
大竹「それで上がってないってどほいうことよ!?」
律子「…本当にわからないんですか?」
大竹「なに、どういうことよりっちゃん?」
- 62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:43:53.78 ID:SNaoWTUI0
律子「大竹さん、あなたは確かに定例ライブに出ましたし、その活躍によってファンも獲得して、アイドルランクがCになるための条件は満たしました」
大竹「そうだろうよ」
律子「で・す・が!!大竹さん、あなた千早の歌の後、あろうことかファンの前で春香と千早にセクハラしましたよね?」
大竹「いや、してませんけど…?」
律子「し・ま・し・た・よ・ね?」
大竹「…はい」
律子「そのセクハラでファンは激減。今や大竹さんのファンは両手で数えられる程度です。この状態でアイドルランクCはとてもじゃないですけど無理ですよ」
大竹「いや…大丈夫っす…」
- 63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:47:24.62 ID:SNaoWTUI0
律子「いえ、大丈夫とかじゃなくてですね…」
大竹「いやいや…大丈夫っす…」
律子「だから…!」
春香「…大竹さん、なんだかんだでまだ居そうだね」
千早「そうね…」
春香「えへへっ…」
千早「春香?」
春香「よかったね、千早ちゃん!」
千早「…うん」
大竹「いや、よくねえよ!!」
- 64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:50:53.18 ID:SNaoWTUI0
数週間後
―楽屋―
大竹「うぃ~っす…」
三村「おお」
大竹「あ~あ、疲れちゃったっと…」
三村「なに、レッスンしてきたの?」
大竹「おう。なんか年明けライブの開催が決まったとかで盛り上がっちゃってよ、レッスンが今まで以上にキツくなったから…もう限界です…」
三村「ふ~ん…でも、その割にはイキイキした顔してんじゃん」
大竹「してねえよバカ!してねえよ!!」
三村「ダッハハハハ!!」
- 65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 15:54:37.53 ID:SNaoWTUI0
大竹「笑ってんじゃねえよ!気持ち悪ぃな~」
三村「まあ、俺も経験したから気持ちはわかるよ。成功するといいな、ライブ」
大竹「…まあ、そうだな」
三村「見に行こうか?」
大竹「バカ!来んじゃねえよ!!お前、絶対来るなよ!!」
三村「ダッハハハハハ!!」
- 67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:02:52.89 ID:SNaoWTUI0
数日後
―レッスン場―
大竹「うぃ~っす…」
春香「…あ、大竹さん…おはようございます」
大竹「おお…ってあれ?なに、今日も春香ちゃんだけ?」
春香「はい…なんか今日もみんな仕事入っちゃってるみたいで…」
大竹「ふ~ん…春香ちゃんも仕事入ってたんじゃないの?」
春香「あ、私は仕事の時間をずらしてもらったんです。ライブの練習があるからって理由で…」
大竹「あ、そう…でもライブの時って仕事の時間も練習に合わせたりするもんだろ?俺みんなが揃って練習してるところ見たことねえぞ」
春香「そう…ですよね…」
- 68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:07:55.36 ID:SNaoWTUI0
大竹「…ったく、何やってんだよあのバカタレは…スケジュール調整くらいしろよ。なあ?」
春香「…でも、今は忙しい時期ですから…仕方ないです…」
大竹「いや、そうは言うけどさ~なに、春香ちゃんは本当にそれで満足なわけ?」
春香「え…?」
大竹「今みたいに一人で練習してて満足してる?」
春香「いえ…してないです…」
大竹「だよな?どうせやるんだったらみんなで楽しく練習したいでしょ?」
春香「は、はい…!みんなで楽しく…練習したいです!」
大竹「よし、じゃあ決まりだな」
- 70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:13:04.04 ID:SNaoWTUI0
数時間後
―765プロ―
P「…」カタカタ…
大竹「おっす、オラ大谷」
P「わぁ!?…って大竹さんじゃないですか。どうしたんですか、今日はもうレッスン終わってるはずじゃ…?」
大竹「まあ、ちょっとお前に言っておきたいことがあってね」
P「僕に…?なんですか?」
大竹「「なんですか?」じゃねえよ!このバカタレが~!」
P「え?」
- 71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:18:14.50 ID:SNaoWTUI0
大竹「お前さぁ、プロデューサーだろ?プロデューサーだよな?プロデュ…プロデューサーなんだろ?」
P「は、はい…僕はプロデューサーです。はい」
大竹「どういうこと?」
P「はい?」
大竹「いやいやいや…「はい?」じゃなくて、どういうことって訊いてんの」
P「いえ…あの、ちょっと…どういうことと言われても…」
大竹「ライブの練習に人が集まらないのはどういうことって訊いてんの!」
P「ああ、そのことですか。実はみんな収録やらロケとかで忙しくって、なかなか練習の日程が調節できないんですよね」
大竹「はいバカ~」
P「え?」
- 73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:24:45.60 ID:SNaoWTUI0
大竹「お前プロデューサーなんだろ?スケジュール調整も仕事の一つだろうが!違うか?」
P「いえ…違いません…」
大竹「だろ?だったらちゃんとみんなが集まれるように調整しなきゃ~いいの?このままろくに練習できなかったらライブ失敗しちゃうよ?」
P「確かにこのままだとライブも危ういかもですね…でも…」
大竹「「でも…」じゃねえよ!お前仕事とライブとどっちが大切なんだよ!?」
P「…今はライブです」
大竹「そうだろうよ。じゃあライブ練習に合わせたスケジュールを考えなきゃダメだろうが」
P「そうですね…」
大竹「お前あれだぞ?みんなで練習しなかったらそのうちお前…足と腕と首と頭ケガしちゃうよ?」
P「なんですか、そのめちゃくちゃなケガの仕方!?え、僕轢かれたりするんですか?」
- 75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:30:24.28 ID:SNaoWTUI0
大竹「いや、そこら辺はわからないけど…それにさ、ライブが失敗したら俺も困るのよ。そろそろ本気で罰ゲーム終わらせたいんだから」
P「ああ…そうですよね…わかりました。なんとかスケジュールを調整して、練習出来る日を作ってみます!」
大竹「よし、よく言ったぞ田吾作!」
P「いや、僕Pですけど…誰ですか田吾作って?」
大竹「あ、そうそう…お~い!春香ちゃん!」
P「質問には答えてくれないんですね…って、春香?」
- 77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:35:49.75 ID:SNaoWTUI0
春香「こ、こんばんは…」
大竹「なんか春香ちゃんも田吾作に言いたいことがあるんだってよ。な?」
P「だから僕は田吾作じゃないですって!」
春香「はい。あの、田吾作さん…」
P「え、なに?春香もそれでいくの?」
春香「私、みんなと楽しく練習して、きちんとライブを迎えたいです!難しいことかもしれませんけど…私も頑張りますから、どうかお願いします!」
P「…頭を上げてくれ春香」
春香「田吾作さん…」
- 78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:40:13.55 ID:SNaoWTUI0
P「春香の気持ちは伝わったよ。今まで寂しい思いさせて悪かったな…」
春香「いえ…いいんです…」
P「でも、もう安心してくれ!俺はプロデューサーとして、みんなで練習できるように頑張ってみるよ!!」
春香「田吾作さん…!」
P「それじゃあ今日はもう遅いから帰るんだ。明日からはビシバシ練習するからな!しっかり休んどけよ!」
春香「は、はい!」
大竹「よし、じゃあ近頃物騒だし、駅まで送るよ」
春香「あ、ありがとうございます!」
- 79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:44:11.00 ID:SNaoWTUI0
P「大竹さん、わかってるとは思いますけど…」
大竹「わかってるって、送るだけだよ!ったく、田吾作は心配性だな~はっはっは…」
春香「それじゃ田吾作さん、お先に失礼しますね!」
P「おう。また明日な!」
ガチャ バタン
P「…」
P「田吾作って誰だよ!!!」
- 81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:51:22.04 ID:SNaoWTUI0
翌日
―レッスン場―
ワイワイ ガヤガヤ…
春香「本当にみんな集まりましたね…」
大竹「正直引くよね」
春香「えぇ?!引く要素なんてないですよぅ!」
大竹「まあでもよかったな集まって。な、言ってみるもんだろ?」
春香「そうですね…あの、大竹さん」
大竹「ん?」
- 82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:56:17.45 ID:SNaoWTUI0
春香「本当に…ありがとうございます!」
大竹「え、なになになに?!急にどうしたお前!?」
春香「あの時大竹さんが背中を押してくれなかったら私…きっと大きな失敗をしちゃってたと思います…だから、そうならないようにしてくれて…あの……ひっ…私……」
大竹「あれ…まさか…?」
春香「う…うわあああああああああああん!!!!!」
大竹「ちょ、お前、バカ!泣いてんじゃねえよ!」
- 83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 17:00:29.28 ID:SNaoWTUI0
亜美「あ→!!タケちゃんがはるるん泣かした→!!」
真美「い→けないんだ→!りっちゃんに言っちゃお→!!」
大竹「バカ!俺が泣かせたんじゃねえよ!!」
律子「大竹さん…またセクハラですか?いい加減にしないとさまぁ~ず共々訴えますよ?」
大竹「違ぇよ!俺なんもしてねえもん!そうだよな、春香ちゃん?」
春香「びえええええええええええん!!!!」
大竹「…ね?」
- 84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 17:05:18.95 ID:SNaoWTUI0
真「「ね?」って…春香泣いてるじゃないですか!」
雪歩「春香ちゃん…かわいそう…」
大竹「かわいそうなのは俺だよ!なんなのこれ?!なんなのこれ!?」
貴音「乙女を泣かせるとは…いただけませんね…」
響「春香を泣かせるなんて許せないぞ!行け!ハム蔵!!」
ハム蔵「ぢゅい!」
大竹「うわっ!なんだコイツ!?くっせぇ!ハムスターくせぇ!!」
- 80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 16:49:21.08 ID:7qTYxjfKO
最後まで頼むぞ
三村編もあったの?
- 86:>>80 三村のは、三村マサカズ「俺がアイドルかよっ!?」です:2012/12/09(日) 17:12:23.31 ID:SNaoWTUI0
美希「大竹さん…いくらなんでも泣くまでセクハラはないの…三村さんもそこまではしなかったよ?」
あずさ「あらあら大竹さん、女の子を泣かせるなんて、メッ!ですよ~」
伊織「まったく…コンビ揃って変態ね…」
千早「…幻滅です」
大竹「いや、だから俺の話を聞けって!!」
やよい「春香さん、大丈夫ですか?」
春香「う…うん…ごめんね、やよい…」
大竹「まず俺に謝れよ!!」
- 87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 17:16:43.70 ID:SNaoWTUI0
数ヵ月後
―某テレビ局 楽屋―
大竹「うぃ~っす…」
三村「おお」
大竹「ふぃ~…あ~あ…」
三村「あ、そういえばさっき春香ちゃんが来て今日発売のフリスビー置いてったよ。はい、これ」
大竹「フリスビー?ってお前これCDじゃねえか!」
三村「あ、そうそうCDね」
大竹「お前とうとう末期だな。CDとフリスビー間違えるなんて…」
三村「うるせえよ!どっちも形似てんだから同じようなもんだろ?!」
- 89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 17:20:28.98 ID:SNaoWTUI0
大竹「全然違うけどね。え~っとなになに…『まさかのコラボが実現!?大竹一樹with765 プロオールスターズ 『心配性(M@STER VERSION)』収録!!』ねえ…」
三村「いや~でもまさかその曲が765プロとコラボされるなんて思わなかったな~ライブでの反響も大きかったんだろ?」
大竹「…らしいね」
三村「あ、そうだ。まだ収録まで時間あるからCD聴いてみようよ」
大竹「え~?」
三村「なに、やなの?」
大竹「いや、まあどっちでもいいけどさ…聴くでもいいし、聴かないでもいいし…」
三村「おお、じゃあ聴いてみようか」
大竹「あっそう、聴いてみる?まあ、聴いてもいいし、別に聴かなくてもいいし…」
三村「え~っと…こうして…よし!セット完了!」
大竹「いやいや、察しろよお前~!」
- 90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 17:24:43.54 ID:161qR4dN0
このバージョンの心配性マジで聞きたい
カバーしてくれないかなw
- 91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 17:26:16.93 ID:SNaoWTUI0
三村「うるせえよ!もう曲かかるから静かにしろよ!」
大竹「ちっ…しょうがねえな…」
~♪
三村「…」
大竹「…」
三村「なんか…あれだな…」
大竹「おお、あれだな…」
三村「お前邪魔だな…」
大竹「俺邪魔だな…」
終わり
- 92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 17:29:39.36 ID:SNaoWTUI0
以上で終わりです。
最後まで駄文にお付き合いしてくれた方ありがとうございます。
あと1日遅れましたが、大竹さん誕生日おめでとうございました。
- 95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/09(日) 17:31:10.47 ID:161qR4dN0
乙です
三村マサカズ「俺がアイドルかよっ!?」
転載元
大竹一樹「え?俺がアイドルになんの?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355024964/
※この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。
大竹一樹「え?俺がアイドルになんの?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355024964/
※この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。
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コメント一覧 (19)
-
- 2012年12月09日 18:52
- セクハラは当然だよな
-
- 2012年12月09日 19:05
- 悲しいダジャレのダジャレ部分で笑うちーちゃん可愛い
-
- 2012年12月09日 19:10
- セレブなキャン玉…
-
- 2012年12月09日 19:13
- >>大竹「待ちな…」
かっこよすぎ噴いたww
-
- 2012年12月09日 19:45
- 乙!千早は確かに悲しいダジャレ好きそうwww
心配性な所とかめんどくさい所とか大竹らしくてよかったわ
欲を言えばもっとセクハラしてほしかったな、三村並に
-
- 2012年12月09日 20:01
- 玉職人かっけぇwwwwwww
-
- 2012年12月09日 20:14
- 玉職人素敵///
-
- 2012年12月09日 21:36
- 玉職人ww
-
- 2012年12月09日 22:56
- 田吾作はズルイw
-
- 2012年12月09日 23:24
- 黒井社長のセレブなキャン玉がwww
-
- 2012年12月09日 23:38
- 結構おもろい
-
- 2012年12月10日 00:41
- 三村の奴ってリンカーンのAKBに一時的に入った奴?
-
- 2012年12月10日 12:03
- ※12
三村が765プロに一時加わる話がある、ここでもまとめられてるぞ
-
- 2012年12月10日 15:40
- こんな形で玉職人が復活するとはwwww
-
- 2012年12月12日 02:59
- 春香の田吾作さんで撃沈ww
-
- 2013年01月05日 20:25
- >>1が「何それ、こぉわいっ!」に脳内再生された。
-
- 2013年01月10日 03:54
- 脳内再生率100%
-
- 2013年03月07日 19:25
- 心配性のPVを765プロで作って欲しいw
だるそうに腕を上げる貴音や真とか。
三村役は春香が鉄板だろうけどここはあえてちーちゃんだな。
-
- 2013年06月24日 06:04
- 性格・口調の再限度完璧だな!
あとプロデューサーが脳内で伊藤Pに固定された