ゼハート「……老けたな、アセム」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 23:42:24.15 ID:mpi2shY+0
アセム「……そうだな」
ゼハート「……」
アセム「……」
ゼハート「……」
アセム「……お前が迎えに来てくれるなんてな」
- 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 23:44:08.95 ID:mpi2shY+0
ゼハート「……」
アセム「……」
アセム「……隣に座ってもいいか?」
ゼハート「……ああ」
- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 23:46:44.38 ID:mpi2shY+0
アセム「……」
ゼハート「……」
アセム「……そっちはどうなんだ?」
ゼハート「……ああ、皆いるよ。お前の両親も、部下も、仲間もだ」
アセム「……そうか」
アセム「……」
ゼハート「……」
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 23:49:10.32 ID:mpi2shY+0
ゼハート「……私がここに来た時…」
アセム「?」
ゼハート「……誰も、誰も私を責めなかったよ」
アセム「……そうか」
ゼハート「……ダズも、ドールも、レイルも……フラムも…皆が笑って迎えてくれた」
アセム「……」
- 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 23:51:34.30 ID:mpi2shY+0
アセム「……」
ゼハート「……」
アセム「……俺は…どうだろうな…」
ゼハート「?」
アセム「軍にいた時も、海賊だった時も、平和の為に戦っていた時も、大勢の部下や仲間を失った」
ゼハート「……」
アセム「案外、恨まれているかもな…」
ゼハート「……」
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 23:54:24.65 ID:mpi2shY+0
ゼハート「……お前に感謝している者も大勢いる」
アセム「……」
ゼハート「……誰しも過ちは犯すものだ。なぜなら俺達は」
アセム「人間だから、か?」
ゼハート「……ああ、その通りだ」
アセム「……」
ゼハート「……」
ゼハート「……お前が教えてくれた」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:00:40.65 ID:tIZsWNyi0
アセム「……今でも思うんだ」
ゼハート「……何をだ?」
アセム「絶対に正しい人なんかいやしなかったんだ。俺もお前も、間違いを犯した」
ゼハート「……」
アセム「……」
ゼハート「だが、私の間違いはお前が正した」
アセム「……」
ゼハート「私は最後に間違えた。だがお前はそうはならなかった。最後まで息子と共にいた」
ゼハート「……お前は脇道に逸れただけだ。私は、お前は正しい道に戻れたと思う」
- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:04:37.99 ID:b4ERK6XP0
アセム「……変わらないな」
ゼハート「……見た目がか?」
アセム「ハハッ…そうだな、お前は見た目も変わらないな」
ゼハート「……コールドスリープで定期的に眠っていたからな」
アセム「ああ……どうりで20年以上経ってたのに老けていなかったわけだ」
ゼハート「……」
アセム「……」
ゼハート「……! …クッ」
アセム「……クッ アハハハハハ!」
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:10:28.90 ID:b4ERK6XP0
アセム「お前……俺が40過ぎて皺まで出てきてたっていうのになんだよあの若さは!」
ゼハート「好きで歳を取らなかったわけじゃない!お前こそなんだ!40過ぎてあの格好は!あの傷跡なんだ!誰に付けられた!?」
アセム「シドだよ!一度負けたんだよ!というかいいだろあの服は!かっこいいだろ!」
ゼハート「正気かお前!?そもそもいい歳をした一児の父がなんだあの格好は!」
アセム「ちょっと待て!キオは…息子はかっこいいと言っていたぞ!ディーヴァのクルー達からも好評で…」
ゼハート「嘘をつけ貴様!」
アセム「嘘じゃない!」
ゼハート「あれはダサイ!」
アセム「いやダサくない!」
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:14:18.01 ID:b4ERK6XP0
アセム「息子の友達もかっこいいと言っていたぞ」
ゼハート「信じられん」
アセム「わかる人にはわかるんだよ」
ゼハート「お前の師匠だと名乗る男にあったぞ」
アセム「!……ってウルフ隊長か!?」
ゼハート「……そうだ」
アセム「……本当か?」
ゼハート「……」
ゼハート「『赤とか黒とか、イケてねぇんだよ』と言っていたな……」
アセム「……隊長だ…」
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:17:36.34 ID:b4ERK6XP0
アセム「色かぁ~~~…」
ゼハート「そういう問題じゃないだろ」
アセム「デザインには何か言ってたか?」
ゼハート「……『俺なら白に染める』と言っていたな」
アセム「……あー…やっぱ色かー…」
ゼハート「……」
アセム「……」
アセム「……プクッ」
ゼハート「……ククッ…アッハッハッハッハッハ!」
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:21:37.65 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「そ…そういう問題じゃないだろ!」
アセム「ふ…不満点…不満点が色だけって……ホラ見ろ!白ならカッコイイって言ってたんだ!!やっぱりカッコイイんだよ!!」
ゼハート「いや絶対におかしい!ククッ…師弟揃ってセンスが…センスがダサイ!!」
アセム「お前こそなんだよ!お前だって変な仮面ずっと付けてたじゃないか!!」
ゼハート「アレにはちゃんとした理由があったんだ!」
アセム「……」
ゼハート「……」
ゼハート「お前私がどれだけ恥ずかしかったか考えた事あんの?」
アセム「ブフッ」
- 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:26:36.24 ID:B6GZgx3MP
ワロタ
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:27:10.89 ID:b4ERK6XP0
アセム「……恥ずかしかったの?」
ゼハート「当たり前だ!」
アセム「そうだったのか?」
ゼハート「気をつかったダズが同じような仮面を付けて艦内での私の違和感を払拭しようとした」
アセム「ダズ?」
ゼハート「……体育館で卒業式に発砲したあの」
アセム「ああ……あの時ロマリーを人質にした」
ゼハート「そうだ」
アセム「……で、どうなったんだ?そのペアルック作戦は」
ゼハート「……」
ゼハート「正直死にたくなった」
アセム「……っっっ!!!!」バンッバンッ
↑言葉にならない
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:30:32.93 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……」
アセム「……あーあー笑った笑った」
ゼハート「信じられるか?あの仮面を付けた人間が2人同じ艦にいたんだ」
アセム「ブフッ!」
ゼハート「しかも……お前ダズの外見覚えてるか…?」
アセム「……?」
ゼハート「……ちょっとお腹出てるんだ」
アセム「ーっ!!-っ!!-っ!!」バンッバンッバンッ
- 22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:33:06.44 ID:b4ERK6XP0
アセム「お前ら俺達と戦ってるって言うのに何してたんだよ」
ゼハート「……戦争中だったのにか?」
アセム「……ああ」
ゼハート「……」
アセム「……」
アセム「……不思議な縁だな…俺達は」
ゼハート「……ああ、そうだな」
- 23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:38:52.48 ID:b4ERK6XP0
アセム「戦争がなかったら、出会うこともなかったんだな」
ゼハート「それだけじゃない。もし出会えたとしても、友達にはなれなかったかもしれない」
アセム「?」
ゼハート「言っただろ?俺はコールドスリープを定期的に行っていた。眠っていた分の歳はとっていないが、本当はお前よりもずっと年上だったんだ」
アセム「……」
ゼハート「……」
アセム「ややこしいな、俺達は」
ゼハート「ややこしいのは私だけだ。年上なのに同い年になって、今度は私だけ若いまま年下になって」
アセム「……本当は出会うはずが無かったのに出会って、こうして親友になって…」
ゼハート「互いが互いをかけがえの無いものだと思っているのに戦って……」
アセム「……」
ゼハート「……」
- 24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:45:21.29 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……お前は本当に強くなったな」
アセム「……色んな人が支えてくれただけさ。俺は駄目なままだ」
ゼハート「いや、お前は強くなった」
アセム「……」
ゼハート「きっとそれは、色んな人に支えられ、助け合いながら歳を重ねていったから培われた強さだったんだろう」
アセム「……」
ゼハート「人間は本来助け合って生きていくことが出来る。……心からだ。お前の強さは人間が本来得るべくして得る力だったんだと思う。だから誰より強くなった」
アセム「……ゼハート」
アセム「確かに俺の強さは周りの人のおかげで培われた力だ。俺を支えてくれた人達がくれた力だ」
ゼハート「……」
アセム「その人達の中には、お前だっているんだ。お前が俺を支えてくれたんだ」
ゼハート「……!」
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:49:57.20 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……変わらないな、お前は」
アセム「変わらずにいれたのはお前のおかげだ」
ゼハート「……変わらない、優しいアセムのままだ」
アセム「……お前が優しいゼハートのままでいてくれたからだ」
ゼハート「……」
アセム「……」
ゼハート「……私は」
アセム「……?」
ゼハート「私は優しさというものを、人間らしい感情というものを全てお前から教わった」
アセム「……俺はお前から戦う覚悟を、戦う重さを教えられた」
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:54:38.34 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……あの場所、学校には私の求めているものが全てあった。今ならわかる。確実にあったんだ」
アセム「……ああ、わかるぞ」
ゼハート「……それと同時に、故郷の…ヴェイガンの多くの人間が望む事も、存在を知ることすら出来ない眩しい存在の中に自分がいることに耐えられなかった」
アセム「……」
ゼハート「幸せであればあるほど……愛せば愛すほど辛くなるのがわかるから……」
アセム「……だから、愛そうとしないようにした?」
ゼハート「……惜しくなるのが怖いから、その気持ちから目を逸らそうとした」
- 29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 00:57:20.10 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……学校の皆は、皆真っ直ぐに学校を、あの場所を愛していたな」
アセム「……」
ゼハート「大切な人達と過ごせば過ごすほど愛することの出来る場所……私達の故郷には、そんな場所はなかった」
アセム「……」
ゼハート「……辛くなるだけだ」
アセム「……ゼハート」
- 30:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:03:36.10 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「全てに解放された今だからわかるんだ。私はあの場所を愛していた。あの毎日を愛していた」
アセム「……ああ、俺もだ」
ゼハート「……幸せだったよ」
アセム「……楽しかったな。馬鹿やって、MSいじって、騒いで、MSいじって、怒られて…」
ゼハート「宿題をして、帰りに買い食いをして、休みには映画を観て」
アセム「……」
ゼハート「……」
アセム「あの映画覚えてるか?ホラ」
ゼハート「ああ…『感動したなぁ、特に』」
アセム「『MSが隕石を押し返すところが』!」
2人「「『ちょっと荒唐無稽だったけど』!!」」
- 32:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:06:44.43 ID:b4ERK6XP0
アセム「あの後ロマリーが『私はよくわからなかった』って拗ねて」
ゼハート「そうだ、2人でご機嫌とろうと食事を驕ることになって」
アセム「高いもの頼まれたらどうしようって戦々恐々だったな」
ゼハート「ああ見えてよく食べるからな」
アセム「……」
ゼハート「……」
アセム「本人に聞かれたらまた拗ねるな」
ゼハート「そうだな。きっと拗ねる」
- 34:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:11:38.17 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……一度も言ってなかったな」
アセム「……?」
ゼハート「結婚おめでとう、アセム、ロマリー」
アセム「……ああ、ありがとう」
ゼハート「……」
アセム「……お前がいたら結婚式のスピーチを頼んだんだがな」
ゼハート「そうか……だったらそうとう困っただろうな」
アセム「ハハッ…しどろもどろなお前は想像できないな」
ゼハート「……じゃあもし私が誰かと結婚していたら、式のスピーチはお前に頼んでいたんだろうな」
アセム「……そうだな、それこそ緊張したと思う」
ゼハート「そうか?」
アセム「ああ、親友の結婚式だからな」
- 36:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:15:58.27 ID:b4ERK6XP0
アセム「……お前がモテたのに学生時代恋人を作らなかったのは、やはり任務があったからか?」
ゼハート「……モテたかどうかは知らないが、そうだな。あの時はそういうこと、考えもしなかった」
アセム「転校初日にファンクラブができていたじゃないか」
ゼハート「……ああ、そんなものもあったな」
アセム「告白とかもされただろ」
ゼハート「おかげでシャーウィーが口を聞いてくれなくなってマシルにずっと間に立ってもらった時もあったな」
アセム「……俺達はモテなかったからな」
ゼハート「……」
- 38:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:21:23.75 ID:b4ERK6XP0
アセム「……ロマリーも最初はお前が好きだった」
ゼハート「……」
アセム「嫉妬していたんだぞ、俺は」
ゼハート「ロマリーにか?」
アセム「馬鹿、お前にだよ」
ゼハート「冗談だ。……俺は、さっきも言ったように、誰かをそういう目で見たことは無い。……ロマリーもそうだった」
アセム「……」
ゼハート「そもそも俺には人を愛する資格も権利もないと思っていたからな。恋愛なんて尚更だった」
アセム「……その点、男同士の友情は楽だったろ?」
ゼハート「! ……ああ、楽だ」
アセム「……フッ」
ゼハート「ハハッ……ああ…楽だったな」
- 39:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:27:25.45 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……憧れたんだ」
アセム「?」
ゼハート「人間が当たり前に持つ幸せに。私達は皆そうだった」
アセム「……」
ゼハート「学校に行って友達と遊んで、勉強して部活をやって卒業して、仕事をして、恋人をつくって……」
アセム「……」
ゼハート「そうして、一緒になって子供をつくって、子供が大きくなっていく様を眺めながら家族の為に働いて……そうして子供がやがて同じように学校へ行って……」
アセム「……」
ゼハート「……そんな幸せが欲しかったんだ。支えあう家族が、護るべき家族が欲しかった。……私にはいなかった」
アセム「……」
デシル「……」
- 42:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:31:50.42 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……お前の息子は、元気か?」
アセム「……ああ。元気だよ」
ゼハート「……そうか。フラムから聞いたよ。優しい子供だったようだな」
アセム「ああ、真っ直ぐに育ってくれてたよ」
ゼハート「お前の息子だからな」
アセム「まあ、な」
ゼハート「オイ……」
アセム「冗談だ。お互い嫉妬してばっかだな」
ゼハート「そうだな」
アセム「……」
ゼハート「……」
- 43:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:33:44.82 ID:b4ERK6XP0
アセム「結局俺達はシャーウィーの言ったとおりだったのかもしれないな」
ゼハート「……」
アセム「ただのMSバカで、似た者同士だったんだ」
ゼハート「……そうだな」
アセム「……」
ゼハート「……」
- 44:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:36:09.00 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……きっとそれは、何処までいっても変わらないんだろうな」
アセム「……そうだな。俺がこうして杖に頼る爺さんになっても変わらなかったんだ。もう二度と変わらないんだろうな」
ゼハート「……」
アセム「……」
- 46:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:38:42.19 ID:b4ERK6XP0
アセム「……駄目だな、歳食っちまうとつい長い事干渉に浸っちまう」
ゼハート「……」
アセム「永い事待たせたな…ゼハート」
ゼハート「……」
アセム「折角迎えに来てくれたのにな」
ゼハート「……」
アセム「……さぁ、連れていってくれ」
- 47:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:43:10.64 ID:b4ERK6XP0
ゼハート「……私は、お前を迎えに来たんじゃない」
アセム「……?」
ゼハート「お前がこっちに来るのは、もう少し後だ」
アセム「……そうなのか?ならなぜ…?」
ゼハート「……ただ、少し話したくなったんだ。……待ち切れなくなったわけじゃないぞ」
アセム「……そういうの、待ちきれなくなったって言うんじゃないのか?」
ゼハート「……」
アセム「……フフッ」
ゼハート「……フッ」
アセム「……わざわざ会いに来てくれてありがとな、ゼハート」
- 48:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:46:07.09 ID:b4ERK6XP0
アセム「……次会う時は、もっと色々話そう」
ゼハート「ああ、そうだな……お前の息子の話も聞きたい」
アセム「いいのか?息子自慢をするぞ?言っておくが俺は鬱陶しいぞ」
ゼハート「いいんだ。俺がもし生まれ変わったら、参考にするよ」
アセム「……そうか」
ゼハート「……ああ」
- 49:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:47:26.37 ID:b4ERK6XP0
アセム「……ありがとう、ゼハート」
ゼハート「……ああ…ありがとう、アセム」
「またな」
- 50:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:51:25.71 ID:b4ERK6XP0
キオ「ああ、おはよう父さん」
アセム「ああ、おはようキオ。ロマリーは?」
キオ「花に水遣りに行ってるよ」
アセム「そうか…コートを探しているんだが……」
キオ「あれ?父さん、こんな朝早くからどこかにいくの?」
アセム「ああ、久しぶりに墓参りにでも、ってな」
キオ「そっか……父さんのお墓参り?」
アセム「そうだな。後は……」
アセム「久しぶりに親友に会いに、な」
終わり
- 55:保守感謝ですm(_)m:2012/12/08(土) 01:59:22.91 ID:b4ERK6XP0
ここまでです。読んでくださった方、保守してくださった方、本当にありがとうございましたm(_)m
AGEのこの2人の関係は本当に好きだったので書けて良かったです。
ちなみに僕はAGEは大好きで、アニメやゲーム派です。こっちも勿論良い所や魅力がいっぱいある作品なので、いつかアニメの方のAGEが再評価されればいいなーと思ってたりします。
読んでくださって、本当にありがとうございましたm(_)m
- 58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 02:12:37.63 ID:6cHTPEx40
2,3年くらいしたら落ち着くだろうから
その時はゆっくりAGEの話したいねー
- 51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/08(土) 01:52:26.15 ID:7/jpR9ZY0
乙
……見直してくるかなぁ
転載元
ゼハート「……老けたな、アセム」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354891344/
ゼハート「……老けたな、アセム」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354891344/
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コメント一覧 (48)
-
- 2012年12月08日 06:05
- AGEは小説が原作だから(震え声)
-
- 2012年12月08日 06:54
- アセム篇は好きでした。
もう少し構成を練れていたら良作に・・・・!
-
- 2012年12月08日 07:05
-
脚本よりも尺がな・・・
この二人の絡みは見てて楽しいな
親友でライバルってのはなかなかない関係だったし
まだまだ何かあるらしいし期待
-
- 2012年12月08日 07:11
- ブリット編をファーデーン抜いて六話くらいにして、アセム編に十八話くらい振ってくれたら……
-
- 2012年12月08日 07:23
- アセムとゼハートは本当に良かった。
学園編も良かったし、ウルフが成長してアセムの師匠になったところでもなんだかんだで感動した。
親子3世代の発想とか、もっと色々詰められたらもっといい作品になったんだろうなと…
-
- 2012年12月08日 07:40
- デシル兄さん…
-
- 2012年12月08日 07:58
- それでもつまらなかったんだけどな...
惰性で見てたけどとにかく無意味な話が多すぎた
-
- 2012年12月08日 08:04
- ※5
フリット編のファーデーンは最終回の伏線がいっぱいあるから丸々カットは絶対駄目だな
まぁ長いっちゃ長いが、あそこは必要ではあったよ
-
- 2012年12月08日 08:18
- 確かに二期はまだよかったな
MSは三期のヴェイガン組が好き
唐突な展開のところを長期ジャンプアニメばりにしっかりやっていればなあ
-
- 2012年12月08日 08:26
- 凄く良かった。
-
- 2012年12月08日 09:04
- 基本的にAGEは嫌いだったけど、
この2人の周りの話は大好きだった
逆シャアリスペクトまであってうまいSSだわ
-
- 2012年12月08日 09:20
- 逆シャアリスペクトってのが途中の映画の話のことをいってるのなら、ゲームのストーリー補完で実際に二人が言ってた話なんだぜ
ロマリーが拗ねて食事に行ったのも、アセム編EDの料理店前で二人が振り向いたところを写真に撮られた一枚絵は、その時のものだったってわかる描写がある
-
- 2012年12月08日 09:47
- やっぱゼハートとアセムの二人は機体も含めて好きだなぁ…
-
- 2012年12月08日 10:39
- このSS見ると、ホントにアニメ本編はもったいないキャラの使い方したと思うな。
仮面にしても海賊にしても、正体を隠すくらいしてくれてもいいのに。
-
- 2012年12月08日 10:51
- 一掃された皆さんのSS読んだからよけいにしんみりするわ。
-
- 2012年12月08日 11:43
- 泣いた
-
- 2012年12月08日 11:50
- この二人が協力して双方から和平を取り持つのが本当のハッピーエンドだったと思った。
フラムに囮になれって命令する前からやり直して生存ルート希望…
-
- 2012年12月08日 11:54
- まあなー……
和平つっても片方の陣営軒並み死んじゃったからなー……
-
- 2012年12月08日 12:14
- この二人は好きだなぁ
AGEは色々ともったいない
-
- 2012年12月08日 12:22
- ※13
なん・・・だと・・・?
ちょっくらGEO行ってくる
-
- 2012年12月08日 12:50
- アセム編50話やっておけばよかったんじゃないかと本当に思う。モヤッととヤメヨウヨーは別媒体で補完するとして。
-
- 2012年12月08日 12:52
- DT vs ED と考えてもなぜか笑いは込み上げてこない
-
- 2012年12月08日 13:19
- 良かった
まあ叩かれ方は確かに異常だったな
公式のスピンオフ発言に期待
-
- 2012年12月08日 13:24
- 叩かれた理由の半分以上は製作者が煽ったから
アセムとゼハートは好きだったけど、それをもってアニメも悪くなかったとはとても言えない
-
- 2012年12月08日 13:42
- アニメは面白い要素はたくさんあったのにそれを尽く無駄にしたのが勿体なかった。
AGEのSSは数は少ないけど佳作が多いから好きだ。
-
- 2012年12月08日 14:04
- 『何かの伏線かな?』と思って見てても、結局何でもなかったりするからな本編。
-
- 2012年12月08日 14:23
- テレビシリーズの新作が来るまではこうして素晴らしいSSのコメント欄で原作についてごちゃごちゃ書かれる日々が続くんだな
-
- 2012年12月08日 14:31
- 新作来てもAGEの扱いはこのままだよ多分。
-
- 2012年12月08日 15:03
- ※29
このSSの作者の願いはいつ果たされるんだろうな
-
- 2012年12月08日 17:36
- 小説を元にアニメをリメイクくらいしないと現アニメ版AGEの評価なんていつまで経っても上がるわけないだろ・・・
-
- 2012年12月08日 17:57
- 俺もアセムとゼハートはすきだったからこれはいいSS
-
- 2012年12月08日 18:02
- なんかちょいちょい小説がどうたら小説がどうたら言う人いるけどなんなん
-
- 2012年12月08日 18:57
- ※33
アニメと小説は根本的に違うから、比較するのは違うよね。
でも自分は小説版無かったらAGE見るの辞めてたと思う。
小説版の補完あって初めて物語に深さが出たと思う。
アニメは設定を語る場が少なかったのが残念だった。
-
- 2012年12月08日 20:13
- 学園編でもうちょい尺とって描写してくれればラストの二人の絡みももっと面白かっただろうになぁ
そしてなんで出てきたんだデシル兄さん…w
-
- 2012年12月08日 22:12
- このSSとアセム編に関しては良いです。
AGEの、少なくともアニメに関しては何も言うことはない。
評価すること自体が値しないレベルなので。
-
- 2012年12月08日 22:41
- AGEのSSは面白いのが多いのに本編を見ないと楽しめないから観てない人は損してる。
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- 2012年12月09日 00:03
- 俺もAGEはアセム編好きだから嫌いじゃないよ
主人公ライバルヒロインの三角関係、学園系ガンダム、能力才能ある父親やライバルと能力才能のない自分との葛藤、自分を導く先輩系キャラ……売れる要素がたっぷり詰まってるからこそAGEはアセム編を中心に展開するべきだった
AGE-2系統のプラモは全部定価で買ったわ。特務隊仕様とダークハウンドかっこいいよ
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- 2012年12月09日 02:41
- このSS見て改めて思うけど、AGEは素材は凄く良いと思うのよ。調理の仕方やら出す時期がダメだったのが痛いけど。こうあるべきっていうセオリーから常に微妙に逸れるアニメだったと思うし、ゲーム的なイベントの切り貼りをアニメでやっちゃいけないみたいね。
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- 2012年12月09日 11:34
- このSS見て改めて思うけど、
メインキャスト以外の名前全く覚えてねぇ……orz
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- 2012年12月09日 11:59
- 名有り登場人物の数はテレビシリーズで一番多いんじゃないかな。
100人突破してそう。
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- 2012年12月10日 09:56
- アセム,ゼハート,ウルフ隊長,AGE-2は好きだったんだけどな。
TVのAGEもピンポイントではいいところはあるんだけど、
でもそれって当たり前のことで、結局は「作品として」の繋がりやまとまりが、
あまりにも無さ過ぎたと思う…日野は原案だけ出して、あとは完全に放置でよかったかと。
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- 2012年12月24日 04:59
- 途中なんでさり気なくデシルが混じってるんだww
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- 2013年02月12日 16:21
- 小説版はタイタスだけ参考にして
あとは漫画版のにすれば尺も演出も足りたと思うな
強いられなくなるがw
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- 2013年04月18日 20:38
- アセム篇はいいと思う
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- 2013年05月22日 02:24
- AGEは小説が本編とか大まじめに言う連中がいるけど
ガンダム小説らしく別物すぎて、あれをアニメ化しろとか言う意見には全く頷けない。
空気ヒロインとか55秒ライバルとか確かに問題かも知れないけど、かといって全然別の役割を与えるのも違うと思うしな。
小説の作者は主人公と一緒に戦う(サポートできる)ぐらい強いヒロインが好きなんだろうけど
AGEって基本三世代に見せかけた英雄フリット一代記じゃん。だから帰ってくる場所系ヒロインであること崩しちゃいけないと思うし。
ゲームやドラマCDもエミリーはその路線だった。ゼハートも強かな大人になったアセムとの対比で無理して有能に振る舞ってる無能な方が味があっていい
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- 2014年02月27日 23:56
- やはりフリット編は劇中の回想に留めてその分の尺をアセム編に充てるべきだった。
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- 2015年06月01日 15:04
- 今でも原作全体の再評価は出来ないな
フリットには同情するしある意味一番人間らしくガンダムらしいキャラだった…最後のあれと銅像除いてw
スパロボBXでどれだけいい方向に化けるか…素材は良かっただけに期待しているよ
AGEも突っ込みどころは多かったが面白い話とか熱い展開だってあったのにな、2期は好きだったぜ
いつかのんびり語れる時代は来るのかねぇ