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悠「宇宙?」弦太郎「ペルソナ?」

1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:28:06.58 ID:Cf6fYJMao

タイトル通り ペルソナ4と仮面ライダーフォーゼのクロスオーバーです

P4(無印、G、U)、フォーゼ共にネタバレを含みますので注意してください



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:29:45.36 ID:Cf6fYJMao

9月某日 八十稲羽駅前
フォーゼサイド

弦太朗「ここがヤスノエバか!」

ユウキ「弦ちゃん、ヤソイナバ、だよ!」

賢吾「しかし何もないところだな、駅前だというのに……」

流星「これが田舎のいいところだろう、ごちゃごちゃしてなくていい」

JK「なんでこんな田舎に……」

賢吾「どうも、校長が以前に勝手に交流会の予定をさせたらしくてな、何のつもりかはしらんが。ドタキャンするのも失礼だしな」

ユウキ「それで私たちライダー部だけでも一応交流会に参加するってことになったんだよね」

賢吾「今天高にいても警察がうるさいからな、佐竹先生にも行ってきてくれと懇願されてしまったし」

流星「ライダー部というより雑用部だな……」

友子「でも流星さんも参加できてよかったです、昴星に戻るのも交流会の後でいいってなったし」

JK「でもなあ……」



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:30:17.02 ID:Cf6fYJMao

美羽「ごちゃごちゃ言わない、天高の代表として行くんだからビシッとしなさい」

隼「それにいいじゃないか、いい温泉旅館に泊めてもらえるんだろう?」

ユウキ「なんで先輩たちも来てるんですか!」

美羽「Oops!私たちだってライダー部よ?当然じゃない」

隼「ああ、当然だ、9月は大学も暇だしな!」

美羽「賢吾の復活&新天高になった記念の旅行と思えばいいじゃない!」

賢吾「とにかくまずは宿へ行こう、交流会は明日、月曜からだからな」

弦太朗「おっしゃ!行くぜ!!」

大杉「……お、おおおい!俺を置いていくなあああああああ!!」



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:31:38.80 ID:Cf6fYJMao

ペルソナサイド

???「なんだか騒々しい人たちだったな」

菜々子「おにいちゃーん!」

悠「菜々子!久しぶり、でもないけど、ただいま」

菜々子「おかえりなさい!」

堂島「よう、今回はちゃんと迎えにきたぞ」

悠「すみません、わざわざ」

堂島「気にするな、しかしお前も大変だな、姉さんたち今度はヨーロッパだったか?」

悠「はは……、2学期の間またよろしくお願いします」

堂島「ああ、お前が来てくれるといろいろ助かるからな、さあ車に乗れ」

菜々子「行こう、お兄ちゃん!」

悠「ああ」



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:32:32.70 ID:Cf6fYJMao

フォーゼサイド
天城屋旅館

弦太朗「おお、いい旅館じゃねぇか!」

美羽「古き良き日本の旅館ね」

ユウキ「あ、これかな、天ノ川学園高校、ライダー部一同様……」

賢吾「秘密も何もあったもんじゃないな……」

流星「まあ今となってはもういいだろう」

ユウキ「そ、そだね、行こう行こう、……こんにちはー」

???「いらっしゃいませ、ようこそ天城屋旅館へ」

賢吾「予約していた、天ノ川高校の者です」



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:33:31.65 ID:Cf6fYJMao

雪子「あ、確かライダー部、の皆様ですね、どうぞ。代表者の方はこちらへ」

賢吾「大杉先生お願いします」

大杉「こういうときだけ俺を使うな!あ、こっちですか?」

ユウキ「すごーい、綺麗な人……」

流星「確かに綺麗だな、でも俺たちと同い年くらいじゃない、か……?と、友子ちゃん?」

友子「……」



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:33:59.25 ID:Cf6fYJMao

弦太朗「あんたがここの女将さんか?」

雪子「いえ、私はこの旅館の娘で、今日は日曜ですから手伝っているんです」

弦太朗「ってことは、次期女将か!」

雪子「……ええ、そうですね、まだまだ勉強しないといけないことがたくさんありますが」

ユウキ「学校ってことは高校生なんですか?」

雪子「高校3年生です、皆さんも高校生なんですよね?」

美羽「私たちは大学生だけどね、それにしてもしっかりしてるわねー、ユウキも見習いなさい」

ユウキ「なんで私だけぇ!」



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:34:32.88 ID:Cf6fYJMao

雪子「あの……ちょっと聞いてもいいですか?」

弦太朗「お、なんだ?」

雪子「ライダー部ってなんですか?バイク?」

JK「あ、それはえーーっと……」

弦太朗「ライダー部ってのはな、かめn」

賢吾「名前に特に意味はなく!気の合った者同士で集まった部活です!」

賢吾(いくらなんでも仮面ライダーなんていきなり言うやつがどこにいる!)

弦太朗(す、すまねえ)

大杉「チェックインすませたぞー」

雪子「あ、それではお部屋にご案内しますね」



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:35:15.80 ID:Cf6fYJMao

男部屋

弦太朗「おー広い部屋だな!」

隼「男全員同じ部屋と聞いたときはどうなるかと思ったけど、これなら気にならないな」

JK「そうっすね、……流星さんどうしたんすか?」

流星「こういうところに来るとまずテレビをつけたくなるんだ」

TV『今日と明日の天気はー、んー、晴れでいっかな、暑いでーす』

賢吾「なんだ、この適当な天気予報は」

JK「見たことないけど、可愛いっすね、なんかダークなところもあって」

弦太朗「友子に似てるな!」

流星「……なんか寒気が」



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:36:14.55 ID:Cf6fYJMao

女部屋

ユウキ「畳キターーーー!!」

美羽「こら、いきなり横にならないの」

友子「でも畳って寝転がりたくなりますよね」

ユウキ「日本人は畳だよね、うんうん」

美羽「さてと、これからどうするの?」

ユウキ「んーまだ時間早いし、ちょっと町でも見てみたいなー、お土産も見たいし」

美羽「何かあるのかしら、まあとにかく行ってみましょう、友子!男共に連絡」

友子「はーい」カチカチ



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:36:42.70 ID:Cf6fYJMao

妙に上等な部屋

大杉「俺は一人か……」



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:37:40.92 ID:Cf6fYJMao

ペルソナサイド
同時刻 ジュネスフードコート

陽介「そういや、今日だったな、あいつが来るの」

クマ「センセーに会いたいクマー」

陽介「この客の数を見てよくいえるな、そんなこと……」

クマ「今日は有休とっていいクマ?」

陽介「8月分のツケは、っと……」

クマ「いらっしゃいらっしゃいクマー!!」

陽介「ったく……、まあ今日はあいつも来たばっかで疲れてるだろうしな、どうせ明日学校で会うからいいだろ」

クマ「クマはどこで会うクマ……」

陽介「わーったよ、明日の放課後にでもジュネス寄っからよ」



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:38:33.59 ID:Cf6fYJMao

数十分後 商店街

弦太朗「おーなんかいい感じの商店街じゃねーか!」

ユウキ「なんか鎧とか売ってる店あるよ!」

美羽「へー、意外と賑わってるじゃない」

賢吾「こういう商店街は大型スーパーが出来たせいで、シャッターが閉まってる店が多いと聞いたが……」

JK「なんかその大型スーパーとコラボしてるみたいっすよ?これチラシ」

流星「ステーキフェア、なんか野暮ったいな」

友子「ステーキが名産なんですね」

隼「お、この店でもステーキ串売ってるな、ちょっと食べてみるか?」

JK「いいっすねー、あれ?弦太朗さんは?」

???「てめー……うちの店に何の用だ!!」

賢吾「……嫌な予感が」



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:39:22.75 ID:Cf6fYJMao

巽屋

弦太朗「俺はちょっと店を覗いてただけだぞ!」

ユウキ「そ、そうだよー!」

完二「そんなことで誤魔化せるか!どこの族のやつだ!俺に用なんだろ?店には手出すな!!」

弦太朗「族!?いやいや!違うって!」

完二「往生際わりーな……黙ってかかってこいや!」

弦太朗「……ったく、しゃーねー、如月弦太朗、タイマンはらせてもらうぜ」

ユウキ「ちょっと弦ちゃん!」

完二「いい目するじゃねーか、いくぞゴラァ!」

弦太朗「おう!」

隼「だー、やめろ、お前ら!!」

弦太朗「離せ!隼!これは男の……」



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:40:10.41 ID:Cf6fYJMao

賢吾「いきなり騒ぎを……、君も落ち着いてくれ、俺たちは今日ここに来たばかりの者だ、この辺の暴走族の関係者じゃない」

完二「へ……?いや、でもその恰好、その髪型」

美羽「まあ確かに田舎の不良よね……でも、中身はいいやつよ」

完二「あ、えっと、……確かに、あんまり見ない顔ばっかっすね……、あの、すんません」

JK「いやーしょうがないっすよ、この格好じゃ誤解もしますって」

弦太朗「どういう意味だ!おい、JK!」

完二「いや、本当にすんません、えっと、観光の方々っすか?」

賢吾「ああ、まあそんなとこだ」

友子「明日からこの近くの高校で交流会があるので、それで」

完二「交流会、へー……、あ、よかったら見ていってください、お詫びに少し安くしますよ」



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:40:51.63 ID:Cf6fYJMao

ユウキ「じゃあ、ちょっとお邪魔しまーす、……わあ!これ可愛い!!」

流星「これはよくできているな、あみぐるみ、か」

友子「これを全部手作業で……」

弦太朗「おお、可愛いな!お前が作ったのか!?」

JK「弦太朗さん、そんなわけないでしょ、きっと可憐な女の子が……」

完二「ああ、まあ、作ったのは俺だけどよ」

JK「なにぃ!?」



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:42:18.83 ID:Cf6fYJMao

賢吾「ま、まあ人は見かけによらないとは言うが……」

弦太朗「ほら、見ろ、俺の言った通りだ」

完二「普通は俺が作ったなんて思わねぇさ、ま、いろいろ言われるのは慣れてるけどよ」

弦太朗「いいや!いい!こんな可愛いもの作れるなんて心が綺麗な証拠だ!」

完二「……変なやつだな、あんた、普通は気持ち悪いとか思うもんだぜ?」

弦太朗「そんなこと思わねぇよ、こんなにすごいもの作れるお前は格好いい!」

ユウキ「私も作り方教えてほしいよー」

美羽「そうね、とりあえずこれとこれ、いただこうかしら」

完二「……格好いいか、あんたそんな格好だけどいいやつだな」

弦太朗「おう、俺は如月弦太朗、天高全員、いや、宇宙人とも友達になる男だからな!」

完二「宇宙……?なんだかわかんねーけどよ、俺の好きな先輩とちょっと似てんのかもな」

弦太朗「俺と似てるのか、会ってみてーな」



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:42:53.12 ID:Cf6fYJMao

流星「弦太朗と似てるやつがこの世にもう一人いるのか……」

友子「やっぱりリーゼントなんでしょうか……」


堂島宅
悠「ぶぇっくしょん!!」

堂島「なんだ?風邪か?」

菜々子「薬いる?」

悠「いや……大丈夫」



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:43:49.64 ID:Cf6fYJMao

巽屋
完二「まいどありっす、まあ何もない商店街っすけど、いろいろ見ていってやってください」

賢吾「そうだ、昼がまだだったな、この辺りで食事ができる場所はないか?」

完二「ああ、それならあそこに」

美羽「あい、や?」

ユウキ「なんかおいしそうだよ、行ってみようよ」

弦太朗「じゃあまたな、完二!」

完二「うっす」

JK[さすが早いっすね、打ち解けるの]

隼「それが弦太朗の最高の特技だからな」



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:44:55.41 ID:Cf6fYJMao

愛家

弦太朗「おお、いい感じの店だな!」

あいか「いらっしゃい」

ユウキ「あ、えっとー8人なんですけど」

あいか「テーブル、どうぞー」

JK「中華……なんっすかね?」

賢吾「みたいだな、この肉丼っていうのはなんだろうか……」

隼「肉丼っていうんだから、肉だろ」

美羽「そんなまんまな料理ってあるわけないでしょ」

ガラッ

千枝「おなかすいたー、お、なんか混んでる」



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:45:25.05 ID:Cf6fYJMao

あいか「いらっしゃい、カウンター、どうぞー」

千枝「お、あいかちゃん、私とりあえず肉丼ねー」

あいか「まいどー」

弦太朗「なんか肉丼っていうの人気みたいだな、俺も肉丼だ!」

流星「じゃあ俺もそれで」

友子「あ、私は焼きそばに……」

美羽「私もそれにするわ、ユウキは?」

ユウキ「んー、肉丼!気になる!」

賢吾「よし、じゃあ肉丼6つに焼きそば2つだな、すみません」

JK「うちら何も言ってないっすよね」

隼「まあ気にするな」

あいか「まいどー」



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:46:06.38 ID:Cf6fYJMao

数分後

賢吾「ほ、本当に肉だな」

弦太朗「うまそうだなー!いただきます!」

美羽「よかったわ、焼きそばで……」

JK「なんか油すごそーっすね」

弦太朗「何、やってんだ!もうあの子は二杯目だぞ!」ビシッ

千枝「肉丼おかわりー」

流星「なん……だと……」

弦太朗「しゃあ!俺もおかわりだ!!」

あいか「まいどー」



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:46:32.62 ID:Cf6fYJMao

ユウキ「わ、私も!」

賢吾「よせ、ユウキ、ここから先は人間を超えない限り無理だ」

JK「そうっすよ、人の限界は1杯っすよ」

千枝「……ちょっとー、さっきから何さー、聞こえてんだけど?」

美羽「ご、ごめんなさい、ほらあんたたち謝りなさい!」

賢吾「す、すまない」

JK「す、すんません」

弦太朗「俺からも謝るよ、わりぃな」

千枝「別にいいけどさー……」



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 14:47:02.43 ID:Cf6fYJMao

弦太朗「しかし、いい食べっぷりだな!」

千枝「う、そんなストレートに……」

弦太朗「たくさん食べる子はいい!可愛い!」

千枝「は!?か、可愛いってなに急に!?」

ユウキ「ちょっと弦ちゃん!」

美羽「あーもう!ごめんなさいね、こいつ天然熱血バカで」

千枝「う……もう……どっかの誰かみたい……」


堂島宅
悠「じぇっくしょん!」

堂島「ホントに大丈夫か?」

菜々子「はい、お兄ちゃんティッシュ」

悠「だいじょう、ぶ……?」チーン



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 15:22:14.85 ID:Cf6fYJMao

ペルソナサイド
ジュネスフードコート

陽介「ったく、ようやく落ち着いてきたな」

クマ「日曜は疲れるクマー」

陽介「まあもう夕方だし人も……お?あれは……」

クマ「リセちゃんにナオちゃんクマー」

直斗「あ、クマくん、それに花村先輩」

りせ「お疲れ様でーす」

陽介「うーっす、なんか珍しい組み合わせだな、二人とも仕事は落ち着いてるのか?」

直斗「ええ、僕の方はしばらくはこっちですね」

りせ「私も撮影はしばらくないし、学業に専念かな」

クマ「二人で何してたクマ?も、もしかして女子会ってやつ!?」



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 15:22:42.33 ID:Cf6fYJMao

りせ「ああ、まあ女子会といえば女子会だけど……」

直斗「ちょっと気になる噂があったもので」

陽介「噂?おいおい、まさか……」

りせ「まだわからないけど、ね。花村先輩は天ノ川学園高校って知ってる?」

陽介「天の川?なんかどっかで聞いたような……」

直斗「10年ほど前に設立された宇宙開発の人材育成を目的とした学校です」

クマ「宇宙クマ?」

直斗「ええ、そこで最近まで化け物が現れるという騒動が相次いでいたんです」

陽介「化け物!?それってまさかシャドウか!?」

りせ「んー、それはなんとも、ゴールデンウィークとの事件と関係あるかもわからないし」

直斗「シャドウかどうかは別として、問題はその学校で現れた化け物がこの辺りで目撃されたという情報があるんです」



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 15:23:10.93 ID:Cf6fYJMao

陽介「マジかよ!?」

直斗「ええ、一定の場所でしか現れないという噂だった化け物がこの近くで」

クマ「それってどんな化け物クマ?」

りせ「えっと、こんなのなんだけど……」

陽介「なんだこれ?マントに……なんか虫みたいな触覚だな……」

直斗「基本的にはこのような大きさらしいですね、一部巨大化したものを見たという噂もありますが」

クマ「この写真はどうしたクマ?」

りせ「アイドル友達に天高に通ってる子がいて、その子がたまたま撮った写真なの」

陽介「とにかく気を付けたほうがいいってことだな」

直斗「はい、僕らはまだこちらの世界でペルソナを出すことはうまく出来ていませんからね……」

陽介「他の奴らにも連絡しとくか……」



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 15:23:39.43 ID:Cf6fYJMao

夜 堂島宅

悠「……わかった、写真は携帯に送っておいてくれ、ああ、頼む」

悠「……化け物か」

悠「イザナギ……!!」パリン



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/09/03(月) 15:24:08.84 ID:Cf6fYJMao

市内 某所

???「このスイッチの調子はいいようだな」

???「シャドウか、……まさか我望の残したスイッチが役に立つとはな」

???「フォーゼがここにいるのはわかっている、そしてペルソナ使いといったか……」

???「これを使ってまとめて……」



37: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:23:19.73 ID:VLhHpn4vo

翌日 堂島宅

悠「おはよう、おじさんは?」

菜々子「なんか急に仕事だって、帰りも遅いかもって」

悠「そっか、じゃあ夜はお兄ちゃんが夕飯作るよ」

菜々子「本当!?菜々子も手伝う!」

悠「ああ、じゃあ一緒に作ろう」

菜々子「うん!」



38: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:23:48.84 ID:VLhHpn4vo

ミックスサイド
八高 3年教室

柏木「はぁい、皆さんー知ってると思うけど、今日から鳴上くんがまた転校してきましたぁ、拍手ー」

悠「再びよろしく」

柏木「じゃあ席はぁ、また里中さんの隣ねぇ」

悠「あ、はい」

一条「そんな……」

悠「おはよう」

陽介「おっす、昨日の話なんだけどよ」

悠「ああ、わかってる、でもまだ様子を見るしかないだろ」

陽介「……そうだな」

雪子「あれ、なんかHRまだ続くのかな?」



39: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:24:27.13 ID:VLhHpn4vo

千枝「それに……なんか後ろに空いてる机たくさん運ばれてるけど……」

柏木「はぁい、皆さん静かにー、えっとぉ、今日から交流会に来た方々がうちのクラスで一緒に授業を受けまぁす」

千枝「え!?なんですかそれ」

柏木「んーちょっとした伝達ミスでぇ、伝えるの忘れちゃったんだけどぉ」

悠「ああ、そういえばさっき廊下にいたな」

陽介「へーどんなやつだろ」

柏木「天ノ川学園高校からやってきた生徒さんたちでぇす、入ってぇ」

陽介「天ノ川!?」

雪子「天ノ川……、ああ!」

ガラッ

柏木「はぁい、じゃあ自己紹介お願いねぇ」



40: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:24:53.47 ID:VLhHpn4vo

弦太朗「俺は如月弦太朗、今日から世話になるぜ!目標は八高のやつら全員と友達になることだ、よろしくな!」

ユウキ「城島ユウキです!こっちははやぶさくんでーす!」

流星「朔田流星です、皆さんよろしくお願いします」

弦太朗「おい、流星、何猫かぶってたときみたいな挨拶してんだ!もっとドーンといけ!」

流星「ドーンと……こ、こう見えて熱い男です!よろしく!アチャー!!」

アツイッテジブンカライウカ マタガッカリイケメン……

流星「おい!滑ったぞ!どうしてくれるんだ!」

賢吾「静かにしないか、歌星賢吾です、こいつらの保護者みたいなものですよろしく」

ユウキ「私も!?私も含まれるの!」

柏木「はぁいはぁい、それじゃあ席は……」



41: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:26:25.83 ID:VLhHpn4vo

千枝「あああああ!昨日のナンパ男!」

弦太朗「お、昨日のいい食べっぷりの!」

一条「里中さんにナンパだとおおおおおおお!!!?」

長瀬「お、落ち着け一条」

あい「なんであの子ばっかりモテるのよ……」

陽介「なんだ、里中知り合いか?」

千枝「まあ、昨日ちょっと……」

雪子「あの人たち今うちの旅館泊まってるよ、ライダー部とかいうんだって」

陽介「ライダー部ぅ?なんだそりゃ」

雪子「さあ?鳴上君?どうしたの?」

悠「あのヘアスタイル、制服……」

陽介「あぁ、うちも田舎だけどそれ以上に田舎っぽいよn……」

悠「ハイカラだな!」



42: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:27:20.92 ID:VLhHpn4vo

弦太朗「おお!だろ!ほら見ろ、賢吾!わかってくれるやつがいたぞ!」

賢吾「バカな……」

弦太朗「俺は如月弦太朗だ、お前名前は?」

悠「鳴上悠だ」

弦太朗「悠か!なんか番長ってオーラ出してるなー今日から俺とお前は友達だ!よろしくな!」

悠「ああ!」

ガシッ、グッ、ドン、ドン、ドーン

陽介「なんで打ち解けてんだこいつら……」

流星「あいつ、タダものじゃない……」



43: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:27:49.32 ID:VLhHpn4vo

大杉「こらこらこら!お前らまだ俺の紹介が終わってないだろ!」

ユウキ「あ、先生いたんだ」

大杉「最初からいただろ!引率として参りました大杉です、よろしく、ニッ」バシーン

陽介「なんでだ、あんなにキャラ濃そうなのに薄いぞ、あの先生……」

千枝「どことなーく、モロキン臭が……、柏木も全然興味なさそう……」

弦太朗「いやー、お前のその恰好もどことなく番長っぽいな」

悠「そっちこそ番長にふさわしい恰好だ」

弦太朗&悠「ハハハハハ!」

陽介「相棒、頼むからリーゼントにするとか言わないでくれよ……」



44: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:28:15.95 ID:VLhHpn4vo

2年教室

りせ「直斗くん、天ノ川って……」

直斗「ええ、おそらく」

JK「ども、ジェイクでーす、よろしくー」

友子「野座間友子です、よろしく……」

完二「……」ガタッ

りせ「え、完二?」

ヤベーヨアイツ サイキンオトナシカッタノニ……



45: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:29:05.50 ID:VLhHpn4vo

JK「あれ?完二さん?」

りせ「へ?」

完二「なんだよ、交流会ってうちの高校だったのかよ!ってか同学年か!」

友子「年上じゃなかったんだ……」

JK「いやー、よろしくお願いしますー」

完二「おう、よろしくな!」

直斗「ど、どうなってるんでしょう……」

りせ「……さあ?探偵でしょ?わからないの?」

直斗「探偵関係あるの!?」



46: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:29:33.89 ID:VLhHpn4vo

ジュネス入口付近

美羽「ユウキたちが学校だと暇ねー」

隼「まあ俺たちはのんびりしてよう、……せっかくの二人きりなわけだし」

美羽「あれ何かしら」

隼「ちょっ、美羽―……」

クマ「いっらしゃいクマー、開店クマー」

美羽「あら、可愛いわねー」

クマ「おお、美しいお姉さんクマ!!」

隼「喋ったぞ……着ぐるみってふつう喋るんだったか?」



47: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:30:00.71 ID:VLhHpn4vo

クマ「細かいことは気にしちゃ嫌クマ」

美羽「そうよ、隼」

クマ「お姉さんたちあまり見ない顔クマね、どこから来たクマ?」

美羽「天ノ川学園高校とこっちの高校交流会があってね、私たちはOBとして付き添いみたいな」

隼「それじゃあわからなくないか?」

クマ「天ノ川……、はて、どっかで聞いたような……」



48: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:30:26.58 ID:VLhHpn4vo

昼休み 屋上

直斗「えーっと、巽君、天城先輩、里中先輩はすでに皆さんとお知り合い、と」

完二「まあそうだな」

雪子「うん、うちに泊まってるからね」

千枝「知り合いっていうのかな、あれ……」

ユウキ「みんなはどういう仲間なの?部活とか?」

雪子「私たちは特別そうs」

陽介「ワーワーワー!」

千枝(ちょっと、雪子、いきなりそれはダメ!)

雪子(あ、ごめん)

悠「まあ去年いろいろあって知り合った気の合う仲間みたいなもんだ」

陽介「そ、そうそうそれ」



49: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:30:52.95 ID:VLhHpn4vo

りせ「ねえねえ、ライダー部って何なの?」

弦太朗「かm」

賢吾(お前はいつになったら学習するんだ!!)

JK「僕らも気の合う仲間ってやつですよ!ね!」

ユウキ「そ、そうそう!」


直斗(あやしい、外見を見る限り明らかに趣味などが合った仲間とは思えない……何かあるはず)

賢吾(学年を超えてこれだけ打ち解けているのに部活じゃないのは何かあるな、個性的なやつらのようだし、何かあるな)



50: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:31:28.79 ID:VLhHpn4vo

友子「でも、アイドルに、探偵、なんてすごいですね」

JK「ホントホント、まさかの生りせちー見れちゃうなんて」

りせ「こっちじゃもう慣れちゃって騒がれもしないけどね」

雪子「そう考えると3年生の私たちって地味だよね」

完二「……いや、十分目立ってると思うんすけど……」

雪子「そんなことないよ、ねえ、千枝?あれ?」

流星「なるほど、カンフーが好きなのか」

千枝「うん!でもまさか朔田くんがジークンドーやってるなんて!」

流星「知ってるのかい?」

千枝「ブルース・リー知ってれば誰でも知ってるよ!」

流星「よければ後で軽く見せてあげるよ」

千枝「ホント!?教えてくれるとうれしいな」

流星「いいとも」

りせ「なーんかいい雰囲気?」

JK「あーホントっすねー……って、ひっ!と、友子ちゃん……」

友子「流星さん……ブツブツ……」

悠「黒いオーラが見える」



51: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/04(火) 19:31:57.92 ID:VLhHpn4vo

弦太朗「まあ気にしないでやってくれ、あれも友子のいいところだ」

悠「なるほど」

賢吾「お前たちの会話はいったいどこで通じているんだ……」

完二「しかし大変っすね、本当なら中止のはずの交流会にわざわざ」

ユウキ「まあね、でも旅行みたいで楽しいからいいかな」

陽介「よっしゃ、じゃあ今日の放課後ジュネスで歓迎会でもやるか!」

りせ「先輩のおごり!?やった!」

陽介「いや、まだ何も……」

弦太朗「歓迎会か!なら美羽たちも呼ばないとな!」

直斗「確かOBたちの方々でしたね、ライダー部の」

ユウキ「うん!あとで紹介するね!」



59: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:44:58.48 ID:tKYrchkJo

放課後 ジュネスフードコート

弦太朗「まさにデパートの屋上ってやつだな!」

賢吾「ユウキ、会長たちは?」

ユウキ「んー、なんか連絡つかなくて……」

陽介「クマのやつどこいんだ……」

りせ「そのへんうろついてるんじゃない?」

完二「それかアイス食ってるとかっすかねー」

隼「お、弦太朗じゃないか!」

弦太朗「隼!って何やってたんだ?お前ら……」

美羽「見てわからない?バイトよ、暇だったからしちょうどいいわ」

賢吾「あの二人がバイトだと……?」

隼「いやー、面白い奴と知り合ってな、一緒に手伝いをしてるんだ」

流星「面白い奴?」



60: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:45:32.16 ID:tKYrchkJo

クマ「お、センセーたちクマー!」

雪子「クマさん!?どうしたの?その恰好」

クマ「どうクマ?仮面ライダーっていうらしいクマ」

隼「お、似合うじゃないか!ちょっとドテっとしてるが」

美羽「急にしてはいい仕上がりね」

直斗「仮面ライダー……?」

賢吾「何をしてるんですか!あなたたちは!なんですか、あのダンボールで出来たフォーゼは!?」

美羽「ご、ごめん、つい……」



61: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:45:57.23 ID:tKYrchkJo

隼「大丈夫だ!肝心なことは特に話してない!」

流星「弦太朗、いいな、乗るなよ、話がややこしくなる」

弦太朗「お、おう」

友子「危なく宇宙キターってやるところでしたね……」

クマ「クマキター!!」

フォーゼ陣「・・・」



62: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:46:23.33 ID:tKYrchkJo

美羽「そう、あなたたちがこっちの高校の、昨日会った子もいるけどよろしくね」

隼「よろしくな!」

悠「よろしく」

陽介「えーっとライダー部の会長さんなんですよね?ってことは部長より偉いんですか?」

美羽「当たり前よ!」

ユウキ「おかしいよ、絶対……」

隼「で、君たちがクマが言っていた特別捜査隊か!」

千枝「!?」

完二「おい、クマどこへ行く気だ」

クマ「い、いやーちょっとお化粧直しに……」

陽介(お前な、変なこと言ってねえだろうな!?)

クマ(だ、大丈夫クマ、ペルソナとかシャドウについては何も言ってないクマ!)



63: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:47:00.56 ID:tKYrchkJo

賢吾「特別捜査隊?なんだそれは?」

雪子「え、えーっと……」

直斗「去年、ここで起きた事件を僕らなりに調べたりしてたんですよ」

悠「新聞や話をきいてまとめる程度のことさ、まあ新聞部の延長のようなものだな」

りせ「そうそう、ちょっと恥ずかしいんだけど特別捜査隊、なんて名付けてみたりしてね」

JK「あ、なるほどー」

陽介(あいつらよくもまあ顔色変えずに言えるよな……)

完二(いやー女は怖いっすよ)

千枝(鳴上くん混じってから……)



64: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:47:36.03 ID:tKYrchkJo

友子「事件ってもしかして、あのアンテナからぶら下がって殺されたっていう……」

JK「あーそういえば去年の春あたりにそんな事件が」

陽介「そ、そうそう、一応うちの学校の関係者も巻き込まれたからさ、それで」

流星「そうか、すまない、いろいろ聞くことじゃないな」

悠「こっちこそすまない、さっきは言いそびれて」

ユウキ「友子ちゃんよく覚えてたね、私すっかり忘れてたよ」

友子「都市伝説で話題になったんです、確か霧がどうとか……」

陽介「ま、まあいいじゃんか!なんか食おう!な!」

千枝「そ、そうそう肉!花村肉!」

弦太朗「花村肉ってのがあるのか!楽しみだな!」

雪子「ぷっ……くくく……」

りせ「もうどこに突っ込めばいいんだろう……」



65: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:48:04.47 ID:tKYrchkJo

弦太朗「じゃあまた明日な!」

ユウキ「雪子ちゃんは一緒に帰らないの?」

雪子「うん、ちょっとお買い物あるから、先に休んでて?」

友子「では、お先に失礼します」

美羽「あまり遅くならないようにね!」

クマ「明日も待ってるクマー」



66: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:48:32.01 ID:tKYrchkJo

フォーゼサイド
河川敷

ユウキ「どうしたの?賢吾くん難しい顔して」

賢吾「いや、あいつらのことなんだが、どうも何か隠してるような気がしてな」

弦太朗「そうか?いいやつらだったぞ?」

美羽「そうそう、それに隠し事なら私たちだってしてるし」

賢吾「まあ確かに……」

隼「言いたくないことの一つもあるだろ」

JK「鳴上さんたちが言ってた事件は一応こっちでも調べてみますかねー」

賢吾「ああ、頼む」

弦太朗「うん?なんだありゃ?」



67: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:48:57.50 ID:tKYrchkJo

友子「何か黒い……」

???「カエセ……カエセ……」

ユウキ「まさか、ゾディアーツ!?」

賢吾「馬鹿な!そんなことはありえない!」

???「カエセ……!」ダッ

弦太朗「何だかしらねーが、こっちくるぞ!」

流星「くっ、弦太朗、いくぞ」

弦太朗「おう」カチカチカチカチ……スリーツーワンー

弦太朗&流星「「変身!」」

メテオ「仮面ライダーメテオ、お前の運命はおれg、ぐはっ!」

???「カエセー!!」



68: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:49:33.78 ID:tKYrchkJo

フォーゼ「おいおい、いきなりすぎるだろ、仮面ライダーフォーゼ、タイマン張らせてもらうぜ!」シールドオン ガンッ

???「イタイ……」

流星「しかし、なんだこいつゾディアーツと何かが……」

フォーゼ「とにかく暴れるから、おとなしく……」マジックハンドオン

???「ハマ……」

賢吾「なんだ、あの札みたいのは」

メテオ「弦太朗!よけろ!」

フォーゼ「!?」

シュン!

ユウキ「え!?」

隼「マジックハンドが消えたぞ!」

フォーゼ「おぉ!?」



69: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:50:00.34 ID:tKYrchkJo

賢吾「物質を消滅させただと、ありえない……、いや、しかし、いいかあの技は絶対にくらうな」

メテオ「やっかいだな、すぐに終わらせる!アチャーー!」バキッ!ガキッ!

???「イタイ、イタイ……、テトラカーン」

フォーゼ「しゃーねー、一気に決めるぜ」ロケット ドリル オン リミットブレイク

賢吾「なんだ、敵の周りに何か……」

フォーゼ「ライダーロケットドリルキーーーック!!」

ユウキ「いけー!弦ちゃん!」

???「……」キンッ!

フォーゼ「なに!?ぐはっ!!!」



70: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:50:35.56 ID:tKYrchkJo

美羽「弦太朗!」

メテオ「跳ね返しただと!?」

賢吾「反射に近いな、ゾディアーツには似てるが何かが違う……」

フォーゼ「一撃必殺に反射って、ずるくねーか!?」

メテオ「とにかく他の手を……」

???「……!……モドラナイト……」ダッ

JK「あれ、逃げてく……」

友子「でも町の方に!」

フォーゼ「くっ!追うぞ!」

賢吾「待て!ユウキ、フードロイドで」

ユウキ「うん」

賢吾「これで様子を見よう」

弦太朗「わかったよ」ガコン



71: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 00:51:12.10 ID:tKYrchkJo

流星「しかし、あいつ、ゾディアーツではないな、俺の攻撃も痛がってはいたが、効いてはなさそうだった……」

弦太朗「賢吾、どうだ?いたか?」

賢吾「……いた、人は少ないところだな」

流星「よし、いくぞ弦太朗」

ユウキ「待って!なんかおかしい……?」

JK「これなんっすか?もう一つ黒いのが……」

賢吾「戦っているのか?これは」

弦太朗「さっきのやつ消えたぞ!」

流星「倒したというわけではなさそうだが……」

美羽「とにかく旅館にもどりましょう、これ以上はここにいてもしょうがないわ」



77: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:13:11.61 ID:tKYrchkJo

少し遡り・・・

ペルソナサイド
駅付近

陽介「しっかし、すげー連中だったな」

クマ「でもいい人たちクマ」

りせ「千枝センパイも嬉しそうだしねー、朔田さんだっけ」

千枝「な、な、何言ってんの!?」

りせ「私としてはーライバル減るから応援しちゃうよ!」

雪子「千枝、ファイト!」

千枝「雪子まで!?私は……その……なr」

完二「それより、直斗が言ってた化け物ってのはどうなんすかね」



78: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:14:06.73 ID:tKYrchkJo

悠「おじさんも今日は朝からいなかったからな、何かあったのかもしれない」

直斗「まだ情報が少なすぎますね、それに現実世界に出てきたとなると……」

陽介「俺たちには手出しできねーってか?まあそりゃそうだよな……」

悠「……」

雪子「とにかく今日は帰ろ?お買いものを終わったし」

悠「そうだ、今日は帰って菜々子と夕飯作る約束を」

陽介「おーいいねー、久々にお前の料理食ってみてえな」

クマ「クマも食べたいクマ」

悠「そんなに量はないぞ」



79: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:14:38.86 ID:tKYrchkJo

直斗「とにかく今日は解散ですね、天高の方々の情報も少し調べたいですし」

陽介「何を調べるんだ?」

直斗「仮面ライダー……、少し気になるんです」

りせ「直斗も気になった?私もどっかで聞いたような……」

完二「あーそういうのは任せるわ、頭使うのはどうも……ん?ありゃなんだ?」

???「……」

雪子「シャドウ!?」

千枝「え、なんでシャドウ!?ってかなんか違くない?」

陽介「あれか、化け物ってのは!」

直斗「まさか本当に……」



80: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:15:05.95 ID:tKYrchkJo

???「……」

完二「くそっ、結構やばそうじゃねーか……こいやこらぁ!俺が相手だ!!」

りせ「無茶だよ!ペルソナもなしに!」

完二「だからこそだろ!生身でこの中だったら俺がやるしかねぇだろ!」

悠「完二、どいてろ」

千枝「鳴上くん?」

直斗「先輩待ってください、距離をとってます、戦う気はないのかも!」

悠「放ってもおけないだろ?」

陽介「でもどうやtt」

悠「……ペルソナ!」パリンッ

クマ「のわああああああ、出たクマああああ!!」



81: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:15:42.17 ID:tKYrchkJo

雪子「イザナギ……こっちでも出せるの!?」

悠「……くっ……いけっ!」

???「……!」

直斗「桐条さんたちは確かに現実でもペルソナを出してた、不可能ではないにしても……」

悠「イザナギッ!!」カッ!

???「キャアア……クッ……」シュン

陽介「消えた!?」

完二「逃げやがったか……りせ、あいつどこに……ってここ現実か」

りせ「ごめん、私はまだこっちでペルソナ出せないや……」



82: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:16:08.12 ID:tKYrchkJo

悠「くっ……」

雪子「鳴上君?どうしたの!?」

千枝「鳴上くんのペルソナなんかまずくない!?」

直斗「もしかしてこれは、暴走……」

悠「もど……れ……!!」

りせ「消えた……こんなに危険なの?こっちでペルソナ出すって」

直斗「……桐条さんたちもこちらでペルソナを出す時は召喚器と呼ばれるものを使ってましたからね」

完二「先輩、大丈夫っすか!?」

悠「ああ……まだコントロールが……」

陽介「それにしても今のやつやっぱシャドウなのか?ペルソナで攻撃できたし」

???「違うよ」



83: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:16:57.90 ID:tKYrchkJo

悠「……マリー」

マリー「今のはシャドウに近いけど、シャドウじゃない、何か別の物が混じってる」

直斗「別の……」

マリー「なんなのかはよくわかんないけどね」

悠「マリー、どうすれば倒せる……?」

マリー「んー、鼻もいまいち関与してないみたいだしなー、多分キミたちだけじゃ無理かも」

雪子「え、じゃあ桐条さんたちに?」

マリー「そうじゃなくて、違う種類の力が必要かも?」

千枝「ペルソナ以外の力ってこと?」

陽介「そんなこと言ってもなー」

マリー「とにかく、もう現実世界でペルソナはダメだから、いい?暴走してもしらないよ?」

悠「わ、わかった」



84: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:17:37.89 ID:tKYrchkJo

マリー「じゃあ私番組あるから、またね」

りせ「え、今から?」

マリー「大丈夫、間に合うから」

完二「ってかそろそろ雨ふんねーのか?暑くてたまんねー」

マリー「……んー考えとく」

陽介「すげー会話してんな、お前ら……」

直斗「では解散しましょう、何かあれば連絡を」



85: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:18:05.22 ID:tKYrchkJo

堂島宅

悠「ただいま」

菜々子「あ、お兄ちゃん」

悠「ごめん、遅くなった、今からだけど作ろうか」

菜々子「あ、えっとね……」

堂島「遅かったじゃないか」

悠「おじさん?今日は早いですね」

堂島「たまにはな、ってことでもう飯買ってきちまったんだ」

菜々子「私もさっき帰ってきたから、明日!明日作ろう、ね!」

悠「ああ、明日は早く帰るよ」

堂島「そうだぞ、あまり菜々子を待たせるなよ?」

悠「はは、すみません」

堂島「さあ飯にしよう」



86: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:18:36.62 ID:tKYrchkJo

夜 堂島宅

堂島「ん?いい時間だな、菜々子そろそろ寝なさい」

菜々子「えー、まだお兄ちゃんと話す」

堂島「いつでも話せるだろ?さあ寝なさい」

菜々子「はーい……」

悠「おやすみ、菜々子」

菜々子「おやすみなさい」

悠「俺もコーヒーでも飲んだら寝ますね」

堂島「おお、そうか、俺は先に休む、明日も早いんでな」

悠「あ、はい、おやすみなさい」

堂島「おやすみ」



87: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:19:04.68 ID:tKYrchkJo

フォーゼサイド
夜 天城屋旅館

美羽「さて、集まったわね」

大杉「お、おいおい、何始めるんだ?人の部屋で」

ユウキ「部活です!部活」

賢吾「さて、情報はどうだ?集まったか?」

友子「去年、ここで起きた事件ですけど、ネットでも結構話題になってましたね、模倣犯も現れたらしいですから」

JK「すでに犯人は逮捕、現在裁判中らしいっす」

ユウキ「殺人事件、なんだよね?鳴上くんたちなんでそんな事件調べてたんだろ」

隼「まあこの辺で起きた事件だからじゃないのか?」

流星「被害者に八高関係者がいたみたいだな、当時の3年生に、教師」



88: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:19:33.67 ID:tKYrchkJo

JK「まあそれだけじゃない気もするんですけどねー」

弦太朗「なんか知ってんのか?」

友子「事件と同時期に八高の生徒が一時的に行方不明になってたみたいで、事件にはなってないんですけど」

JK「さっきちょっと話聞いてわかったんですけどね」

賢吾「行方不明、か」

友子「事件性はないので、新聞とかニュースに取り上げられてませんけどね」

隼「ってことは名前はわからないのか」

JK「いえ、天城雪子、巽完二、久慈川りせ、白鐘直斗ですね、あと堂島菜々子って子は一時誘拐されてますね」

弦太朗「おいおい、ほとんどあいつらじゃねーか!」

流星「なるほど、行方不明メンバーのほとんどが例の捜査隊、殺人事件と関係があって、事件を調べたってことか」



89: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:19:59.26 ID:tKYrchkJo

賢吾「いや、それだけじゃなく、事件にも関わってる可能性もあるな」

ユウキ「うーん、でも悪い人たちじゃないよ?」

美羽「んー、どんなふうに関わっていたか、ね」

友子「それともうひとつ」

弦太朗「なんだ友子?」

友子「これは本当に噂なんですけど、一時この辺りは霧にずっと包まれたらしいんです」

隼「おいおい、オカルトか?」

友子「どうも原因が不明だったらしくて、毒とか、生物兵器とか、そんな噂も出たみたいで」

ユウキ「こ、こわいぃ……」



90: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/06(木) 22:20:25.44 ID:tKYrchkJo

賢吾「霧か、そういえばさっきのやつも少し霧というか、ガスのような物質で出来ていたな」

弦太朗「全部関係ある可能性ありってことか」

流星「あいつらに聞くのが一番早そうだな」

美羽「巻き込みたくはないけどね」

ユウキ「……大杉先生ーなに一人でニュース見てるのー」

大杉「俺にはさっぱりわからん」

テレビ『明日は一時雨でーす、明日もがーんばってねっと』



96: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:16:29.54 ID:Sc74gYBzo

・・・
・・・・・
・・・・・・・

イゴール「ようこそ、ベルベットルームへ」

マーガレット「まさか二人同時にこの部屋に参られるとは」

イゴール「お客様方は同じ素質を持った者同士、力の種類は違いますがな」

マーガレット「決して交わることはなかったはずの力、しかしながら巨大な敵を倒すために交わろうとしている」

マーガレット「しかしお気を付けください、敵は強大、あなた方の力を狙うもの……」

イゴール「絆のつながりはひとつでない、ゆめゆめお忘れなきよう……」

・・・・・・・
・・・・・
・・・



97: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:17:04.04 ID:Sc74gYBzo

堂島宅

悠「久々に呼ばれたな……」

天城屋旅館

弦太朗「うお!?なんだ夢か!!?」

賢吾「うるさいぞ……まだ夜中だ……」

弦太朗「わ、わりぃ」



98: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:17:33.29 ID:Sc74gYBzo

翌日・・・

ペルソナサイド

朝 堂島宅

悠「菜々子、今日雨降るらしいから傘持って行った方がいいぞ」

菜々子「あ、うん、わかったー」

悠「なんか元気ないな?」

菜々子「そんなことないよ!行こう、お兄ちゃん」

悠「ああ」

悠「ん?メールか」

直斗『授業前に少し話せませんか?』

悠「ちょっと、急ぐか」



99: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:18:02.15 ID:Sc74gYBzo

学校 屋上

陽介「ダッシュしたら疲れたぜ……」

千枝「普段からギリギリだからでしょー」

直斗「集まりましたね、時間もないので簡潔に話します」

直斗「仮面ライダーについてですが……」

完二「なんかわかったのか?」

りせ「うん、結構伝説的な存在なんだけどね」

直斗「しかし、存在するものです、とある街で少々有名な探偵の方がいるのですが……」

雪子「探偵?」

直斗「ええ、その街で一時妙な事件が多発したのですが、そこで仮面ライダーと呼ばれる存在が目撃されてます」

りせ「私も、都会にいたときに聞いたことがあって、なんだったかな、緑と紫の……」



100: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:18:28.93 ID:Sc74gYBzo

悠「そういえば俺もこっちに来る前に、聞いたことあるな、赤と黄色と緑のやつだったか……」

直斗「どちらも仮面ライダーというものの総称ですね」

陽介「でもクマがつけてたやつは白だったろ?」

直斗「ええ、あれがここ最近目撃されている仮面ライダーと呼ばれる存在です」

千枝「時期によって違うってこと?」

直斗「というよりもある特定時期に怪物による事件が多発し、それを解決してるのがその地域の仮面ライダーと考えるべきでしょう」

陽介「しかし、そう都合よくそんなヒーローみたいのが現れるか?」

悠「仮面ライダーと事件、怪物は関係している、ってことか?」

直斗「何とも言えませんが、これだけ同時期に同一地域で怪物と仮面ライダーという異質な物が発生してますからね」

千枝「まあなんか関係はしてそうだね、それで、如月くん達が仮面ライダーに関係してる、ってこと?」

りせ「ライダー部って言ってたのもそれで説明つくかもしれないし」



101: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:19:10.38 ID:Sc74gYBzo

完二「じゃあ話聞いちまうのが手っ取り早いだろ、俺は悪い奴らには見えなかったけどよ」

雪子「もしかしたら協力し合えるかもしれないもんね」

悠「直斗はどう考えてるんだ?」

直斗「最悪なのは彼らが怪物とつながっていて、この事件を起こした犯人、ですかね」

完二「犯人?そりゃ考えすぎだろ」

直斗「最悪の場合です、彼らが来たのと同時期に怪物は現れた可能性はゼロじゃありません」

陽介「確かになー、疑うだけの材料はあるか」

千枝「んー、そう思いたくはないけどね」

雪子「うっかり言うのは危険ってことだね」

完二「ったく、めんどくせーな」

りせ「でも慎重にならないと、前と違って今は対抗策がないんだし」

悠「とにかく様子を見て、大丈夫そうなら聞いてみる、これでいいな?」

直斗「ええ、お願いします」



102: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:19:37.58 ID:Sc74gYBzo

陽介「よっしゃ、じゃあ戻ろうぜ、もうすぐ授業がh」

キーンコーンカーンコーン

千枝「鳴ったぁ!?」

完二「俺はもう遅刻できねー!!急ぐぞ、りせ、直斗!」ダッ

直斗「あ!じゃあまた昼にでも!」

りせ「待てー!完二ー!」

悠「よし、俺たちも急ごう」

陽介「なんで落ち着いてんだよ!」



103: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:20:04.29 ID:Sc74gYBzo

ミックスサイド
昼休み 屋上

弦太朗「朝はどうしたんだ?特訓か?」

陽介「あーまあそんなとこそんなとこ、ハハ」

完二「いやーいい汗かいたぜ」

弦太朗「お、なんだ完二たちも走ってたのか」

完二「屋上から駆け抜けたっすよ!」

賢吾(全員で屋上か、何かの相談か?)

直斗(彼らは同じところに泊まっている、相談の時間はいつでもありますね……)

雪子「ねえ、千枝?」

千枝「んー?」

雪子「なんかあの4人見てると平和だなって思うの」

千枝「そ、そう?私はなんかハラハラするかも、ハハ……」



104: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:20:37.90 ID:Sc74gYBzo

友子「なんか空気が重い……」

流星「い、いやーいい天気だな、今日も」

JK「流星さん、残念ながらどんより曇り空っす……」

『緊急です、学校付近にて事件が発生しました、生徒の皆さんは教室へ、先生方は職員室にお集まりください』

弦太朗「なんだよ、これ……事件ってまさか」

賢吾「とにかく教室に戻ろう」

『繰り返します……』

悠「俺たちも戻ろう」

陽介「お、おう」



105: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:21:06.01 ID:Sc74gYBzo

・・・・・・

JK「い、行かないんですか?」

千枝「あーいや、ジェイクくんたちからどうぞ?」

流星「あ、いや里中さんたちから……」

賢吾「……よし、俺たちから行こう、急ぐぞ」

弦太朗「お、おう!」

完二「なんで走んだ!?おい!って行っちまった。」



106: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:21:34.97 ID:Sc74gYBzo

ペルソナサイド

直斗「行きますか?」

悠「うまく抜け出せればいいんだけどな」

千枝「裏!裏から回れば!」

りせ「私が探知できればなぁ……」

陽介「気にすんなって、クマにも連絡しとく」

クマ『うおーヨースケどしたクマ?』

陽介「なんか事件発生しただろ?」

クマ『あーそれでパトカー多いクマね』

陽介「場所教えてくれ、俺たちも向かう」

クマ「了解クマー」

完二「うっし、行きましょう!」

雪子「こんなに大勢抜けて大丈夫かな……」



107: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/07(金) 22:22:01.48 ID:Sc74gYBzo

フォーゼサイド

弦太朗「このまま学校抜け出せばいいんだな!?」

賢吾「ああ、弦太朗と朔田は先に頼む!」

流星「よし、いくぞ弦太朗!変身!」

弦太朗「おう!」スリーツーワン「変身!」

メテオ「いくぞ!」ヒューン

フォーゼ「宇宙キターーーー!」ロケットオン ドーン

ユウキ「これっていろいろ目立つんじゃないかな!?」

賢吾「大丈夫だ、JK、会長たちに連絡」

JK「了解っす!」



110: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:10:33.25 ID:ZeVnIYwIo

ペルソナサイド

陽介「でもよ、俺たちが行ったところでなんか出来んのかな……」

千枝「なにさ、弱音?」

直斗「いえ、現実的に僕らにできることは……」

悠「だからといって、黙ってみてられない」

完二「先輩の言うとおりだ!やるしかねぇだろ!」

陽介「わりぃ、そうだな、黙ってるなんてできねぇよな!」

prrr

悠「クマか、どうだ場所は」

クマ『センセー早く来てほしいクマ!まずいクマ!場所は商店街!急ぐクマ!』



111: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:11:16.18 ID:ZeVnIYwIo

少し遡り・・・

商店街

クマ「こっちからなんか臭いがするクマ……やっぱりシャドウ?でもちょっと違うような……」

美羽「こっちね、隼急いで!」

隼「おう!」

クマ「おおお!?ミウちゃん!」

美羽「Oops!クマ!?どうしたのこんなとこで」

クマ「えーっとーそのーミウちゃんたちこそどうしたクマ?」

隼「いや、俺たちも、まあなんだ、そう!騒ぎが聞こえたからそれでな!」

美羽「こっちよね、パトカーの方向からだと(ホントはフードロイド使ったからだけど)」



112: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:11:46.85 ID:ZeVnIYwIo

クマ「おお!名推理!こっちクマ」

隼「クマはどうやってわかったんだ?ってか着ぐるみきて走るのは暑くないか?」

クマ「これは、そのー戦闘服クマ!」

美羽「なんかよくわからないけど、あれね!」

隼(やはり昨日と同じ奴か)

美羽「弦太朗、商店街よ、急いd」

クマ「危ないクマ!」

美羽「え?きゃああああ!!」ガバッ

???「……キノウノ、ヒト……」

隼「この美羽を離せ!!」

???「ジャマシナイデ……」ヒュッ

隼「ぐはっ!!」

クマ「あわわ、大変クマ!!センセー!早く出るクマー!!」



113: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:12:12.53 ID:ZeVnIYwIo

フォーゼサイド

フォーゼ「あれか!」

???「……マタキタノ……」

フォーゼ「てめ!美羽を離しやがれ!」

クマ「う、うおおお!?なんか来たクマ!……はてどっかで見たような」

メテオ「お前の運命は俺が決める……弦太朗、まずいぞ、クマがいる」

フォーゼ「すぐに終わらせ羽大丈夫だろ!」ランチャー レーダー オン ドドドド

???「!?……ッ……」

フォーゼ「いまだ、流星頼む」スモーク オン

メテオ「おう!」

???「ミエナイ……」



114: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:12:39.67 ID:ZeVnIYwIo

メテオ「ホワチャーー!!」バキッ!!

???「イタイ……」

メテオ「よし!会長!大丈夫ですか!?」

美羽「ええ、ありがとう……」

メテオ「いいぞ、弦太朗!」

フォーゼ「しゃあ!」スパイク オン



115: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:13:07.17 ID:ZeVnIYwIo

ミックスサイド

悠「あそこか!」

クマ「センセー!遅いクマ!!」

雪子「やっぱり昨日と同じ……それで、あれはなに……?」

直斗「あれが、仮面ライダーというやつでしょうか、昨日のと似てはいますが……」

完二「ってか二人いるぞ!」

陽介「あれ?会長さんたちじゃないか?」

賢吾「よし、追いついたな!」

ユウキ「うん!っておぉ!?鳴上くんたち!?」

JK「やばー……」

友子「……会長、血が!」

美羽「あー大丈夫大丈夫、これくらい」



116: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:13:33.25 ID:ZeVnIYwIo

りせ「あいつにやられたのね……ってかなんでみんないるの?」

ユウキ「そ、そっちこそ、なんで……」

千枝「あれ、でも如月くんと朔田くんは?」

メテオ「う……」

直斗(おそらくあの仮面ライダーが如月さんと朔田さんなのでしょうね、あの怪物と戦っている、やはり敵対関係なのか?)

???「……!」

フォーゼ「お、反撃してこないのか?おりゃ!」バキッバキッ

千枝「すごーい圧倒的……」

悠「ああ、……こっちを見てる……?」

???「イタイ……イタイヨ……オ……ニイ……チャン……」



117: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:14:00.25 ID:ZeVnIYwIo

悠「菜々子!?菜々子なのか!?」

陽介「なに!?」

???「タスケテ……」

賢吾「まさか知り合いなのか!?」

悠「くっ、菜々子ぉ!!」

雪子「鳴上君!危ない!!」

フォーゼ「よし、あとはリミットブレイクで」ドリル ロケット オン

悠「やめてくれ!!」

フォーゼ「おおっと!?どいてくれ!えーっと、見知らぬ青年!」

悠「弦太朗!待ってくれ!」

フォーゼ「うお、バレてる……大丈夫だ、倒してもスイッチャーは傷つかない!」

賢吾「いや、待ってくれ、今までのゾディアーツとは何かが違う、絶対とは……いえない」

メテオ「くっ……、このまま倒すのは危険か……」



118: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:14:37.51 ID:ZeVnIYwIo

ユウキ「菜々子ちゃんって……?」

陽介「……あいつの従妹だよ」

クマ「ナナちゃんなんでそんな姿になったクマ!!」

悠「菜々子……戻れないのか?」

菜々子?「ダメ……モドッタラ、アノヒトタチニ、オニイチャントラレチャウ……」

フォーゼ「お、俺ら?どういうことだ……」

直斗「……歌星さん、あの姿になるのには何か必要な道具でもあるのですか?」

賢吾「……スイッチのようなものを使う、俺たちが知ってるものと同じならな」



119: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/09(日) 00:15:04.94 ID:ZeVnIYwIo

悠「!……菜々子、スイッチをもらった人に言われたのか!?」

菜々子?「……」コクン

悠「菜々子、大丈夫だ、お兄ちゃんはこの人たちと友達だ」

菜々子?「ソウナノ……?オトモダチ……?」ヒュン」

菜々子「お兄ちゃんが帰ってこないのは、あの人たちと喧嘩してるからって……」

悠「誰がそんなことを……」

菜々子「……お父さん」



123: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/12(水) 20:06:11.44 ID:Wg4E3NLvo

悠「お、おじさんが?本当なのか!?」

ユウキ「この子のお父さんがゾディアーツスイッチを……?」

完二「んなわけあるかよ!刑事だぞ!」

雪子「うん……あの堂島さんがそんなことをするなんて……」

菜々子「これ……」

悠「これがスイッチ……?」

美羽「私たちが知っているのとは少し違うわね」

賢吾「貸してくれ、これは……」

キィィィン……

賢吾「……」



124: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/12(水) 20:06:49.69 ID:Wg4E3NLvo

フォーゼ「おい!賢吾!なにしてんだ!!」バッ

賢吾「……あ、俺は今何を……」

メテオ「スイッチを押しかけてたぞ」

フォーゼ「いったいどうし……くっ……なんだこれ頭に声が……」

メテオ「スイッチを見るな!急いで壊せ弦太朗!」

フォーゼ「くそっ!」バキッ

JK「いったいどうしたんすか!?」

賢吾「ゾディアーツスイッチは使用することで力に魅入られることがある、ただこれは……」

流星「スイッチ自体に何かある、ってことか」

弦太朗「声がしやがった、なんなんだありゃ……」



125: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/12(水) 20:07:22.60 ID:Wg4E3NLvo

りせ「それより、なんでこんなものを堂島さんが……」

完二「堂島さんのわけねぇだろ!こんなやばそうなもん、一人娘に渡すかよ!」

???「あー、すまんが通してくれ」

悠「……おじさん……!」

堂島「お前か、騒ぎあったから来てみたら、前にも言っただろ、首をつっこむなと」

悠「そんなことより、説明してくれ!いったい……」

堂島「あー、菜々子にやったスイッチも壊しちまったか、仕方ねぇな……」

菜々子「お父……さん……?」

堂島「この様子じゃ無理やり壊したってわけでもないか、失敗、だな」



126: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/12(水) 20:07:49.81 ID:Wg4E3NLvo

直斗「……先輩、この人は……」

悠「……お前は誰だ」

堂島「何言ってるんだ、ふざけてないでお前たちはさっさと学校にだな……」

悠「おじさん、どうして昨日コーヒーを入れるときに黙って俺にやらせたんですか?」

堂島?「……まったく人間とはくだらない繋がりがあるものだ」

悠「久しぶりだな、相変わらず人に化けるのが好きなんだな」



127: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/12(水) 20:08:15.81 ID:Wg4E3NLvo

堂島?「せっかく動きやすい人間の姿を借りたというのに、まあいいだろう」

千枝「あんた……ゴールデンウィークのときの!!」

堂島?「しかし、なかなかどうして面白い結果であった」

直斗「目的は以前と同じというわけだ」

堂島?「それはもちろんだが、ついでにフォーゼ、お前たちを倒せとのことだ」

賢吾「どういうことだ……?」

堂島?「それを作った人間との契約でな、こちらの目的のついでだ」

弦太朗「誰だ!このスイッチを作ったのは!!」

堂島?「なにやら仮面ライダーに恨みがあるらしいな、我に興味はない」

流星「仮面ライダーにだと……」

堂島?「さて、そろそろ失礼しよう」



128: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/12(水) 20:08:43.72 ID:Wg4E3NLvo

完二「待ちやがれ!!てめぇ!!!」

陽介「ちっ、消えたか……」

友子「なんなんですか?あの人は……」

クマ「多分人じゃないクマ……」

賢吾「話をまとめよう、俺たちも話しておくことがある」

悠「ああ、その前に菜々子を安全なところに……」

陽介「そうだな、俺たちは本物の堂島さんを探そう」

直斗「ええ、警察には僕から説明しておきます」

ユウキ「仮面ライダーに恨み、かぁ……」



130: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:01:21.75 ID:uRrKJ8EOo

放課後 ジュネスフードコート

悠「宇宙……?」

弦太朗「ペルソナ……?」

クマ「なるほどクマーだいたいわかったクマ」

陽介「いや、わかってねーだろ!」

雪子「フォーゼって私でもなれる?」

千枝「いや、雪子そんな目輝かせないでよ……」

直斗「これで変身するんですね、コズミックエナジー……でしたっけ?」

賢吾「ああ、スイッチにより、コズミックエナジーをマテリアライズさせる」

完二「マテ……?」

りせ「完二、私たちは覚えとかなくていいと思う」

完二「そ、そだな」



131: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:01:57.94 ID:uRrKJ8EOo

JK「それでペルソナ……っすよね?」

友子「ここじゃ出せないんですか?」

陽介「出せなくもないんだけどさ、暴走してあぶねーらしいんだ」

悠「召喚器、があれば可能なんだが……」

隼「しかし、見てみないことには信じられないな」

美羽「そうね、疑うわけじゃないけど、映像で見ただけだし」

クマ「おーじゃあついてくるクマー」

ユウキ「え、も、も、もしかしてテレビの中ってやつ!?」

クマ「そうクマ」

弦太朗「うおー!行こうぜ!」

流星「なにか準備とかはしなくていいんだろうか、この格好でいいのか?」

JK「いや、ほら宇宙空間行くんじゃないんですから」



132: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:02:48.36 ID:uRrKJ8EOo

ジュネス 家電売り場

賢吾「こんなとこから入れるのか?」

悠「ああ、そうだ」

雪子「いきなりは怖いかもしれないけど、大丈夫」

千枝「初めてはビビるよねーそりゃ」

流星「よし、じゃあ俺から……、あれ?」コツン

陽介「あーそっか、俺たちと同時とかじゃないと入れねーわ」

完二「とりあえず急ぎましょうよ、この人数はさすがに目立ちすぎですって」

ユウキ「じゃ、じゃあ私から!」

悠「よし、一緒に入ろう」



133: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:03:16.77 ID:uRrKJ8EOo

ユウキ「う、うん……」ギュッ

悠「後から続いてくれ」ビュン

ユウキ「わ、わ、わあああああ……」ビュン

友子「ほ、本当にはいちゃった……」

弦太朗「うおおおすっげえええ!」

陽介「よしじゃあさっさといくぞ」

りせ「……今さ、手握る必要あったっけ?」

直斗「……まったくないですね」

美羽「ユウキ……なんて天然な子……」



134: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:03:42.71 ID:uRrKJ8EOo

テレビの中

隼「こ、これがテレビの中か……」

美羽「思ってたのと違うわね」

友子「なんか平和……」

クマ「センセーたちが頑張ったからクマー」

賢吾「さて、すまないが早速見せてもらえるか?」

悠「よし、じゃあ……」

千枝「えーまた鳴上くん?」

雪子「私も出したーい!」

完二「あ、ずりーっすよ、俺もしばらく出してなかったんですから!」

陽介「なんかお前が言うと途端に寒気がするぞ……」

完二「どういう意味っすか?」



135: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:04:08.57 ID:uRrKJ8EOo

悠「じゃあジャンケンだ」

賢吾「別に全員でもいいから早くしてくれないか……?」

・・・

雪子「いきまーす!おいで!ペルソナ!」カッ

弦太朗「おおおおお!意外とでけぇな……!!」

ユウキ「ペルソナキター……」

JK「だ、大丈夫っすか、食べられたりとかしないですよね……?」

賢吾「なるほど……弦太朗、朔田、変身してみれくれ」

弦太朗「お?何だ急に」カチカチカチカチ スリーツーワン……

流星「と、いいつつ変身するんだな」

弦太朗「変身!」

流星「変身!」



136: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:04:34.54 ID:uRrKJ8EOo

フォーゼ「宇宙キター!!」

流星「あれ……?」

賢吾「やはりメテオはここでは無理か」

千枝「え、え、なんで?」

賢吾「メテオはM-BUSから照射されたコズミックエナジーによって変身する」

流星「ここまでは届かないってことか」

賢吾「おかげでここが地球上のどこでもないということがわかった」

雪子「なるほど」

完二「なあ、どういうことだ?」

りせ「私に聞かないでよ」

直斗「では、これで信じてもらえましたね」



137: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:05:01.24 ID:uRrKJ8EOo

ジュネス フードコート

賢吾「これでお互いのことはわかったな」

直斗「仮面ライダーという存在、ペルソナの存在についてはもういいですね?」

ユウキ「シャドウっていうのが人から出て、それを受け入れる?とかするとペルソナになるんだよね?」

JK「いつかのユウキさんのときと少し似てますね」

美羽「そうね、シャドウとジェミニゾディアーツ、似てるのかも」

悠「黒幕は俺たちがゴールデンウィークに出会った相手、そして仮面ライダーに恨みを持つ者」

弦太朗「仮面ライダーに恨みか……」



138: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:05:28.19 ID:uRrKJ8EOo

千枝「しつもーん」

直斗「はい、里中先輩」

千枝「仮面ライダーってフォーゼとメテオ以外にもたくさんいるの?」

りせ「そういえば私が聞いた紫と緑のやつとか」

悠「俺も聞いたのは赤と黄色と緑だったな」

弦太朗「おー、それはWとオーズだな!」

雪子「W、オーズ?」

弦太朗「どっちも俺の先輩ライダーだ!」

完二「へー、ヒーローにも先輩後輩があるんっすねー、厳しい世界だなー」



139: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:06:01.56 ID:uRrKJ8EOo

賢吾「話をもどすぞ、ライダーは確かにフォーゼのほかにもいる、おそらくライダー全員に何らかの恨みがあるのだろう」

友子「確かに、フォーゼって限定しませんでしたね」

隼「そんなやつら……いるな」

賢吾「ああ、財団X、何度か接触したことがある」

弦太朗「……なでしこ」

直斗「ではその財団Xと手を組んでいるということですね」

賢吾「ああ、ゾディアーツスイッチはそこから手に入れたんだろう」

悠「そのスイッチを改造してシャドウを発生させるスイッチにしたってことか」

直斗「ええ、敵はかなり巨大な力を持ってます、おそらく可能なのでしょうね」

陽介「原理としては似てるもんな」

美羽「問題はどう倒すかよね、シャドウはペルソナじゃないと倒せないんでしょう?」



140: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:09:40.92 ID:uRrKJ8EOo

雪子「でもこっちじゃペルソナは危険だし……」

賢吾「しかもあいつの口ぶりじゃフォーゼやメテオで無理やり倒してスイッチを奪うのは危険なようだ」

流星「スイッチャ―自らがスイッチ渡して壊すしかないのか」

千枝「でもスイッチ押すと暴走しちゃうんでしょ?スイッチ持っただけでやばそうだったし」

美羽「スイッチを押す前に回収が理想だったけど、それもあのスイッチだと無理みたいね」

友子「あの子の時は渡してもらえたからよかったですけど……」

陽介「皆が皆渡すとは限らないよな……」

雪子「なんとかペルソナの力をこっちでも使えれば……」

マリー「はーい、ってことで持ってきたよ」



141: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:10:59.57 ID:uRrKJ8EOo

悠「マリー!?」

賢吾「えーっと……?」

ユウキ「あー!お天気おねえさん!」

流星「君たちの仲間だったのか」

マリー「んー、まあそんなとこ」

悠「それで何を持ってきたんだ?」

マリー「じゃあ説明するから聞いてね、このスイッチなんだけど、構造は……」



142: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:11:44.69 ID:uRrKJ8EOo

弦太朗「お、揃った」

完二「強いっすねー」

りせ「ほら、次完二の番、早く引いて」

完二「おお、……ぐっ」

クマ「ババ引いたクマねー!」

完二「てめ、言うな!」

JK「はい次俺っすねー」

弦太朗「お、なんか呼んでるな」



143: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/14(金) 21:12:10.41 ID:uRrKJ8EOo

賢吾「人が真面目に話してるのに何遊んでるんだ!!」

弦太朗「すまん。」

JK「すんません……」

クマ「ごめんクマ」

りせ「難しい話わかんないしー……ごめんなさい」

完二「すんませんっした」

直斗「ではマリーさんもう一度説明してください」

マリー「もう、メンドクサイナ……、えっとね、つまりペルソナの力をスイッチにしてそのフォーなんとかの力にして使えばいいの」



144: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 10:56:10.12 ID:tvYKvjobo

弦太朗「おお!……おお……?」

悠「スキルカードと同じようなものか?」

マリー「うん、ジオとかアギとか、一応これが試作」

賢吾「アストロスイッチそっくりだな……いったいどうやって」

マリー「さっきキミたちの戦い方見てたから」

JK「あれってそんな簡単に作れるんでしたっけ?」

ユウキ「賢吾君のお父さんが何年もかけて開発したんだけどなぁ……」

りせ「これあればじゃあ勝てるんじゃん!」

マリー「無理」



145: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 10:56:37.35 ID:tvYKvjobo

完二「どういうことっすか」

マリー「スキルカードと同じ、一度使ったら消えちゃう」

流星「リミットブレイクもじゃあ……」

マリー「あー、あれ無理、そんなにこのスイッチに力ない」

弦太朗「そりゃ、きついな……」

マリー「そこで、ペルソナ使えるキミたち」

陽介「お、俺ら?」

マリー「キミたちのスイッチを使えばいいの?」

雪子「……千枝、スイッチ持ってたっけ?」

千枝「いや、持ってないし!」

マリー「ペルソナを出すのと同じ感じで、スイッチを出すの」

クマ「むむむ……ペルクマー!!……およ?」



146: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 10:57:04.84 ID:tvYKvjobo

マリー「やっぱまだダメかー……」

悠「どういうことだ?」

マリー「えっとね、鼻が言うには『どちらの力も絆の力が大きく影響されている』らしいよ」

悠「なるほど」

完二「ええ!わかったんっすか!?さすがっすねー」

賢吾「すまないが、説明してもらえるか、結局スイッチは……」

悠「なんとかなる」

友子「すごい説得力があるような、ないような……」

美羽「とりあえず対策は大丈夫そうね」

ユウキ「大丈夫なのかなぁ……」



147: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 10:57:31.26 ID:tvYKvjobo

マリー「とりあえずこれ渡しとくね」ジャラ

弦太朗「こんなにあんのか……おおっと」

賢吾「スイッチの説明は俺が聞こう」

美羽「あとは情報収集ね」

ユウキ「交流会が終わる前になんとかしないと……」

クマ「クマは一日中大丈夫クマ」

陽介「バイトどうすんだよ」

クマ「平日だからーお休みして問題なクマ」



148: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 10:58:07.03 ID:tvYKvjobo

悠「行動するときはライダー部と特別捜査隊のメンバーで組んで行動するようにしよう」

隼「確かにこの土地のことは皆の方がわかるしな」

弦太朗「一緒に行動してりゃ、お互いのこともよくわかる、いいことだらけだ!」

悠「絆の力理解してたのか?」

弦太朗「ん?友達になりゃいいんだろ!」

流星「そんな単純なのか?」

友子「まあ弦太朗さんらしいです」

弦太朗「お前らなー!!」

悠(天然で理解してる感じか……)

賢吾「よし、それじゃあリミットは交流会終了までだ、まずはこの付近で現れたというやつの情報からだな」

千枝「がんばるぞー!おー!」



149: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 10:58:32.58 ID:tvYKvjobo

千枝「……ちょ!合わせてよ!」

りせ「先輩それ気に入ってたんだ……」

ユウキ「お、おー!」

弦太朗「おおお!!」

陽介「いや、もう全然あってねーし!」

千枝「……もういい!」



153: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:18:14.89 ID:tvYKvjobo

商店街

弦太朗「あれ?賢吾たちは?」

美羽「もう少しスイッチについて解析するって残ったわよ?」

完二「そういや、直斗もいないな」

雪子「私たち残らなくてよかったのかな?」

千枝「残ってもあの二人の会話にはついていけない気が……」

JK「まあ俺たちは情報収集っすね」

隼「って言ってももう遅いからな、本格的には明日からだな」

悠「じゃあ今日は解散……あ……」



154: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:19:30.27 ID:tvYKvjobo

陽介「どうした?」

悠「すまない、ちょっと呼ばれた」

陽介「あー、前に言ってたあれか」

マリー「行くなら私も入るよ」

陽介「おし、じゃあ行って来い」

悠「ああ」

弦太朗「どこに行くんだ?」

JK「あそこ壁じゃないっすか?」

陽介「まあ説明すると長いっていうかわけわからないから気にすんなって!」

友子「あれ、消えた……?」

流星「か、神隠しか……!!」

りせ「違うから……」



155: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:19:56.22 ID:tvYKvjobo

ベルベットルーム

悠「さすがにもう変な詩はないんだな」

マリー「変っていうな!!あれはその……ばか」

マーガレット「もういいかしら?」

悠「ああ、すまない」

マーガレット「もうお分かりだと思いますが、あなたは彼らとの間に新たに絆を築く必要があります」

悠「それでスイッチができるのか?」

マリー「多分」

イゴール「本来は交わることのない力でございます、そのため多くの絆が交じり合い強固なものにする必要があります」

悠「それは、俺やライダーになれる二人だけがコミュニティを築くのではダメということか?」

イゴール「どうやら、あの力も絆の力が大きく影響しているようでしてな」



156: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:20:27.86 ID:tvYKvjobo

マーガレット「絆のつながりが複雑になるほど、それは強い力を生み出す可能性があります」

イゴール「今回私どもが出来るのはここまでのようですな」

悠「わかった、あとはなんとかする」

マリー「頑張ってねー」

マーガレット「あなたは最後まで頑張りなさい」

マリー「あ、やっぱ?」

悠「こんな緩い場所だったか……?この部屋……」

・・・・・・・

悠「さて、今日は帰るか、皆は大丈夫かな……」



157: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:21:30.60 ID:tvYKvjobo

ジュネス フードコート

賢吾「スイッチの特徴はこんなところか」

直斗「すごいですね、ここまで理解されるとは」

賢吾「君の説明がわかりやすかったんだ、ペルソナの力の説明がなければここまではいかなかったさ」

直斗「いえ、僕はそんな……」

ユウキ「ホントわかりやすかったよー」

賢吾「しかし、ユウキまで残る必要はあったのか?」

ユウキ「だって部長だよ!?部長は残るでしょ!」



158: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:22:15.74 ID:tvYKvjobo

賢吾「まああっちには会長もいるから大丈夫か」

ユウキ「なんでよー!!」

直斗「本当に仲がよろしいんですね」

ユウキ「んー、まあいろいろあったからねー」

賢吾「そうだな、一年間、とても言葉では表せないくらいのことがあったな」

ユウキ「いろいろあったねー」

賢吾「苦労も絶えなかったがな……」

直斗「あー、なんとなくわかります」

賢吾「君も大変だろ、ライダー部に勝るとも劣らない連中のようだし」

ユウキ「一番しっかりしてそうだよね」

直斗「いえ、僕なんかまだまだです、今は少しでも役に立てればと」

賢吾「一人で背負うことはないんじゃないか?」



159: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:23:18.03 ID:tvYKvjobo

直斗「僕はあのメンバーで一番最後に仲間になったんです、だからその分頑張らないと」

ユウキ「んー、そんなに気にすることかな?」

直斗「え?」

賢吾「時期がいつだろうが、君は皆と仲間なんだろう?ならそれでいいじゃないか」

ユウキ「そうそう皆だってそんなの気にしてないんじゃないかな?」

直斗「……確かにそうですね、以前の事件の分を取り返そうと気負いすぎてたかもしれません」

ユウキ「あまり気負いすぎると空回りしちゃうよ!」

賢吾「いつかのユウキみたいにな」

直斗「そうですね、じゃあ僕も甘えてみますか、クマくん」

クマ「ぎくっ!」

直斗「ここ片づけといてくれますか?」

クマ「よ、呼ばれたと思ったら雑用クマか……」



160: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:23:46.87 ID:tvYKvjobo

直斗「お願いしますね」

クマ「う、ラジャークマ」

ユウキ「さて、じゃあ帰ろうか!もう真っ暗だし!」

賢吾「そうだな、あいつらも本格的に調べるのは明日からだろ」

直斗「明日から捜査開始、ですね」

クマ「ちょっ!待ってほしいクマ!!」



161: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:24:23.09 ID:tvYKvjobo

夜 堂島宅

悠「ただいま」

堂島「おお、帰ったか、すまんな、いろいろ迷惑かけた」

悠「いえ、おじさんも無事でよかったです」

堂島「ったく、刑事つってもあんなのにいきなり襲われたらな……」

悠「菜々子は?」

堂島「部屋で寝てるよ、特に体に異常はないらしいからな、俺も明日は休みにしたから心配するな」

悠「よかった」

堂島「それにしてもいろいろなことが起こるな……去年のことといい対策を考えるべきだな……」

悠「対策……」

堂島「それで?今回も首つっこんでるのか?」

悠「ええーっと……」

堂島「まあやめろとは言わん、だがな……」

堂島「絶対に無茶はするな、もう家族は失いたくないからな」

悠「……はい、大丈夫です」

堂島「よし、じゃあコーヒーでも入れてやる、飯はもう食ったんだろ?」

悠「はい、お願いします」



162: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:25:04.41 ID:tvYKvjobo

天城屋旅館 ロビー

雪子「あら?如月君たち、どうしたのこんなところで」

弦太朗「いや、さっき賢吾からスイッチもらって説明聞いたんだけどよ」

流星「弦太朗の容量をオーバーしたから一休み中ってやつさ」

雪子「なるほど、複雑だもんね、私もペルソナの力全部理解してるわけじゃないし」

弦太朗「試しに使ってみっか!」

流星「ばっ!一度使ったらもう使えないって言っただろ!」

弦太朗「ああ、そっか」

雪子「ぷっ……あはははは!!」

流星「あ、天城さん?」

雪子「ごめんなさい……あははは……ツボに……はははは!!」

流星「なんか意外な一面だな」

弦太朗「そうか?よく笑う子ってのはわかってただろ?」



163: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:26:26.75 ID:tvYKvjobo

雪子「え、あれ?皆の前で爆笑したことあったっけ?」

弦太朗「いや、それはなかったけどよ、笑顔を見たときに顔がすごい自然だった、だからよく笑ってるんだなって思ったよ」

流星「よく見てるな」

弦太朗「普通だろ?こんなもん」

雪子「前までは全然気づかれたことなんてなかったんだけどな、千枝の前でしかこんなに笑わなかったし」

弦太朗「なんでだ?雪子は笑ってる顔が一番可愛いじゃねーか」

雪子「あ、えっと、あ、ありがとう……」

流星「お前はまたいきなり……」

弦太朗「なんで赤くなってんだ?」

流星「ったく、ごめんね、こういうやつだから」

雪子「ううん、ある人のおかげで慣れてるというかなんというか……」



164: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:26:55.70 ID:tvYKvjobo

弦太朗「にしても、こんな時間まで手伝いか大変だな」

雪子「次期女将、だからね、頑張らないと」

流星「実家を継ぐというのも大変だな」

雪子「ううん、私が選んだんだもん、この場所は私が大好きな場所、大変でも支えてくれる人がいる、だから大丈夫」

弦太朗「そんだけの覚悟あるなら大丈夫だな、雪子は強い!」

雪子「皆がいるから、なんだって頑張れる、強くなんてないよ」

弦太朗「なら今日から俺も雪子の支えになる!今日から友達だ!」

雪子「うん、……えっと、なに?」

流星「まあ付き合ってやってくれ、友情のしるしってやつだ」

雪子「う、うん……」ガシッ、グッ、ドーン、ドーン、ドーン

弦太朗「うし!寝る!」

流星「寝るのか!?まだスイッチの説明が!」

弦太朗「眠いときは寝るのが一番だ!雪子、また明日な!」

流星「おい弦太朗!あ、天城さんおやすみ!おい!」

雪子「おやすみなさい、ふふ……」



165: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:28:26.02 ID:tvYKvjobo

朝 3年教室

陽介「ふーーセーフ!!」

千枝「いや、セーフじゃねーし」

陽介「あれ?柏木は?」

雪子「なんか会議長引いてるみたい、昨日のことあるし」

陽介「あーなるほどなー」

一条「ホントに里中さんとは何もないんだな!?」

弦太朗「ねーって!だから落ち着け!」

長瀬「そうだぞ、落ち着けって、お前にはエビがいるだろ」

あい「は、はぁ!?ちょっと何言ってんの!?」

弦太朗「おお、そうなのか!お前らはそういうことか!」

一条「え、え、ええ!?」

陽介「すっげー馴染んでんな、あいつら……」

賢吾「まあ、ああいうやつだ」



166: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:32:38.07 ID:tvYKvjobo

悠「コミュ力が凄まじいんだな」

陽介「え、それお前が言っちゃう?」

ユウキ「鳴上くんもいろいろ噂聞いたよ!なんかすごい有名らしいね!」

悠「……それはいったいどういう……」

ユウキ「ジェイクがなんか調べたらしくて、ええーっとなんだっけなー……」

悠「くっ、やるしかないか……」

陽介「いや何をだよ!!」

流星「あれ?大杉先生だけ来たぞ?」



167: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:33:03.78 ID:tvYKvjobo

大杉「はいはーい、席につけ」

ユウキ「ついにここに就職しちゃったのかな……」

大杉「どうもまだ会議が長引くから自習だそうだ、以上!」

弦太朗「大杉先生は暇なんだな」

大杉「ま、まあここの教師じゃないからな」

賢吾「大杉先生が暇なのはいつものことだ」

大杉「歌星!お前の口の悪さもいつもだな!!」

千枝「しっかしー自習かー、なにしてよ」

雪子「昨日集めた情報でもまとめようか?」

ユウキ「こ、ここでそんな話して大丈夫?」

千枝「大丈夫でしょ、なんか皆自由に遊んでるし」

ユウキ「よし、じゃあまとめよう!!」



168: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:33:46.94 ID:tvYKvjobo

雪子「張り切ってるね、でも声はちょっと控えめにね、さすがに」

ユウキ「ああ!ごめん!」

千枝「ライダー部の部長だもんねー、そりゃ張り切るよね」

ユウキ「うん……、でも私が張り切るといつも空回りで迷惑かけちゃうんだよね」

千枝「空回りなんて私とかいつもだよ」

雪子「うん、そうだよ」

千枝「え、そこ同意すんの!?」

ユウキ「はは、でも私はいつもライダー部の皆に助けてもらってばかりで」

千枝「でもライダー部ってユウキちゃんいないと回らない感じだよねー」

雪子「うんうん、円滑油になってるよ」

ユウキ「そ、そうかな」



169: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/15(土) 23:34:13.25 ID:tvYKvjobo

千枝「それにさ、役割だとか、そんなの関係なくない?」

雪子「うんうん、私たちもそんなのないもんね」

千枝「あるとしても、鳴上君がリーダーってことくらい?」

雪子「千枝のひらめき担当とか?」

陽介「里中は肉担当だろー」

千枝「うっさい花村!女子の会話に入ってくんな!!」

ユウキ「……そうだよね、役割なんて関係ないよね」

雪子「んー強いて言えば元気担当?」

千枝「おーいいじゃん元気担当!決まりね」

ユウキ「うん!」



173: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 15:58:43.24 ID:muIKSDLqo

昼休み 1年教室

JK「あれ、完二くんにりせちゃんしかいないんっすか?」

りせ「友子ちゃんがパソコンで調べることあるっていうから直斗くんとパソコン室行ったよ」

完二「先輩たちのとこ行ってもいいんだけどよ、まあここでちゃっちゃっと食っちまおうや」

JK「なるほど、しかし、やけに周り誰もいない……」

りせ「あー、まあしょうがないかなー」

JK「でも現役アイドルなら結構人が寄りつくんじゃ」

完二「俺がいるからだろ、ビビってこねーんだよ」



174: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 15:59:09.60 ID:muIKSDLqo

JK「ビビる?あー、例の暴走族潰したっていう」

りせ「情報収集早っ」

JK「いや、まあクラスの人らに聞いたら案外すぐに……」

完二「ったく、まあやっちまったことは仕方ねーけどよ」

JK「でも見かけによらずってやつっすねー」

りせ「へ?ああ、そっか、昔の完二知らないんだ、えーっと確か保存してたはず」カチカチ

完二「んなもん、持ってんのかよ……」

りせ「はい、これ」

JK「え……、このヤンキーみたいのが完二くん……?」

りせ「私たちにとってはこっちのほうが見慣れてるけどねー」

完二「今だって似合ってるだろうが!」



175: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 15:59:35.89 ID:muIKSDLqo

JK「人に歴史ありっすね……」

完二「いいだろ、俺のことは、そういやよ、ジェイクってハーフなのか?」

JK「え?」

完二「いやだって、名前」

りせ「あのねー……あだ名でしょう、どう考えても」

完二「そうなのか!?」

JK「あー、まあ」

りせ「本名は?」

JK「えーっと……言わないとダメ?」

完二「なんだよ、名前だろ?」

JK「……神宮、……海蔵」

りせ「じ、じんぐう……」

完二「かいぞう……」



176: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 16:00:40.97 ID:muIKSDLqo

りせ「また見た目と随分対照的な……」

JK「も、もういいから!ジェイクってことでお願いしますよ!」

完二「わーったよ、でもお前ってなんでライダー部だったっけか、入ったんだ?」

りせ「あー確かに、弦太朗さんとタイプ真逆っていうか……」

JK「結構うちの部ってタイプバラバラな気がしますけど……、弦太朗さんは恩人ですからね」

りせ「助けてもらったとか?」

JK「どうしようもない自分を信じてくれた、それだけっすよ」

完二「器でかそーだもんな、あの人」

JK「それにあの人たちと自分は友達だから、それで十分っしょ」

りせ「へー、意外と熱いんだ?」

JK「意外は余計!」



177: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 16:01:08.50 ID:muIKSDLqo

放課後 河川敷

美羽「んー、本当のんびりしたとこねー」

悠「平和のとこですからね、本来は」

美羽「そういえば、昨日の菜々子ちゃんだっけ?大丈夫だった?」

悠「ええ、朝目を覚ました時は、昨日のお姉ちゃんに謝りたいって言ってました」

美羽「気にしてないって伝えといて」

悠「はい」

少し時間は遡り ジュネスフードコート

悠「くじ引き、だな」

弦太朗「しゃあ!引くぜ!」

友子「では、これを」

千枝「お、お楽しみBOX……いつの間にこんなものを……」



178: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 16:01:35.81 ID:muIKSDLqo

友子「カラーボールが入ってるのでその組み合わせで」

隼「でもなるべくライダー部同士とかいうのはなくしたほうがいいんじゃないか?」

美羽「そうなったら他と交換すればいいでしょ、あくまで目安よ」

友子「1グループだけ二人だけになりますので」

りせ「二人だけ!?」

クマ「デートクマ!」

陽介「言っとくが、うちら同士が組んでも交換すっからな」

りせ「あー……」

クマ「全然おっけークマ!」

賢吾「ほら、いい加減引くぞ」

悠「よし、俺から……ピンク……」



179: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 16:02:02.76 ID:muIKSDLqo

現在 河川敷

美羽「それにしても意外とばらけたわよね、あのくじ引き」

悠「そうですね、一回で決まりましたし」

美羽「しっかし、情報ねー……」

悠「人がいませんね」

美羽「……いいのかしら、あ、あのおじいさんは?」

悠「あの人は釣りのことしかわからないですから」

美羽「そ、そうなの……?というよりなんで猫と戯れてるの!」

悠「日課のようなもので……」

美羽「……あなた意外と天然だったのね」



180: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 16:02:30.29 ID:muIKSDLqo

悠「そうですか?」

美羽「弦太朗と気が合う理由がなんとなくわかるわ」

悠「そういえば、会長さんはなぜまだ高校の部活に?」

美羽「そうね、ゾディアーツとの戦いが卒業しても決着ついてなかったのと……」

悠「と?」

美羽「あの子たちだけじゃ心配でね、さすがにそろそろ引退かなとは思ってるけど」

悠「後輩想いなんですね」

美羽「大事な後輩だもの、ユウキにはうざがられてそうだけど」

悠「そんなことないですよ」

美羽「昔は私が他人にここまで何かするなんて思わなかったわ、クイーンなんて言ってた頃が懐かしい……」

悠「クイーン?」



181: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 16:03:04.45 ID:muIKSDLqo

美羽「うちの学校にはヒエラルキーがあってね、私はクイーンだったの、傲慢な女王様ね」

悠「そんなふうには見えないな」

美羽「それは弦太朗やユウキ、ライダー部のおかげ、ホントあの子たちに出会えてよかった」

悠「いい仲間ですね」

美羽「ええ、先輩としてできる限りのことはしてあげたい、それがクイーンとしての役目だもの」

悠「クイーン、か」



182: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/16(日) 16:03:31.25 ID:muIKSDLqo

美羽「女としては可愛げはないけどね」

悠「いや、魅力的ですよ、十分」

美羽「ふふ……、ありがとう」

悠「それにしても何もないですね……」

美羽「そうね、平和なのはいいけど」

prrrr

悠「ん?陽介からか、どうした?」

陽介『悠、やべーよ、出たぞ、今如月が戦ってる!』

悠「場所は!?」

陽介『神社だ!幸い人はいねーけど』

悠「わかったすぐ行く」

美羽「出たの!?」

悠「はい、神社です」

美羽「行くわよ!!」



188: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:25:35.62 ID:y52aYf1oo

時間は少し遡り・・・

放課後 神社

弦太朗「ここらで、なんか化け物か、こういうスイッチ見なかったか?」

子供A「しらなーい」

子供B「ねぇ、この人完二おじちゃんと同じ族?」

完二「お兄ちゃんだっての、それに族じゃねぇ、俺もこの人も」

陽介「しかし、すごい組み合わせになったもんだ……」

隼「美羽は今頃鳴上とデートか……」

陽介「そんな悲観しないでくださいよ、あいつは強運っすから……」

隼「はぁ……」



189: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:26:13.76 ID:y52aYf1oo

完二「先輩方真面目にやってくださいよ」

弦太朗「そうだぜ!隼もビシっとしろ!キングだろ!」

陽介「キング?」

隼「高校の時の話だ、天高のキング、親に押し付けられた役割だよ」

完二「キングっすか、なんか男らしいっすね」

隼「そう思うか?実際には中身がない傲慢な男だったよ」

弦太朗「でも今の隼は違う!かっこいい男だ!」

隼「昔よりはな、お前のおかげだ、弦太朗、それまではただ親の操り人形だった」

完二「なんかかっこいいっすねー、キングってもちょっとわかるっつーか」

隼「完二だって、格好いいじゃないか」

完二「そ、そうっすか……?」



190: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:26:41.14 ID:y52aYf1oo

隼「たとえば、店で売ってたあみぐるみだったか?あれとかな」

完二「え!?あれっすか?あんまり男らしいもんじゃ……」

隼「弦太朗も言っていたが、格好いいよ、自分を偽らずに堂々としている」

陽介「だってよ、よかったな、完二」

完二「前までは臆病になってたんっすけどね、男らしくないって」

隼「男らしいなんてのに正解なんてないさ、でも自分を持ってる男は格好いいと思うぞ」

弦太朗「そうだぜ、完二!なんとなく、隼に似てるから、お前は八高のキングだな!」

完二「キング、か……、これも先輩たちに会って、自分のシャドウとぶつかったおかげっすよ、あざした、花村先輩」

陽介「ばーか、そんなんは今更言うことじゃねーよ」

完二「へへ……、んぁ?あれなんっすかね?」

神主「なんじゃこんなとこにゴミなんぞ捨ておって……」



191: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:27:08.28 ID:y52aYf1oo

弦太朗「待った!じいさん!拾うな!!」

神主「なんだ、お前たちのか?なら、こんなとこで……」キィィィン

隼「まずい!無理やりにでも取り返すぞ!!」

神主「カネガホシイ……」

完二「なんかとんでもないこと言ってるぞ!あの神主!!」

神主「」カチッ

弦太朗「なっ!」

???「アアアアアアアアアアアア!!!」

陽介「マジかよ、あんなくだらないことでも変身しちまうのかよ……」

弦太朗「シャドアーツになっちまったか……」

完二「なんっすか?シャドアーツって」

弦太朗「シャドウとゾディアーツが混ざってんだろ?シャドアーツだ」

完二「あーなるほど」



192: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:27:36.49 ID:y52aYf1oo

隼「うまいネーミングだな」

陽介「なごんでんじゃねーよ!!……くそっ、あいつ連絡しねーと……」

弦太朗「よし」カチカチカチカチ

完二「やるんっすか?でもフォーゼだけの力じゃ……」

弦太朗「もらったスイッチで対応するさ、それにな」スリーツーワン……

完二「それに?」

弦太朗「無茶でも、諦めないのが仮面ライダーだ!変身!!」

隼「倒す時はペルソナの力でだぞ!」

フォーゼ「おうよ!仮面ライダーフォーゼタイマン張らせてもらうぜ!」

シャドアーツ「ナンダ……ジャマスルナ……」



193: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:28:04.50 ID:y52aYf1oo

陽介「大文字さん、ゾディアーツってあんな片言なんっすか?

隼「いや、普通に喋れるはずだが、シャドウと混ざってるからか?」

完二「シャドウも喋れますよね、確か」

陽介「完全な奴はな、不完全なシャドウなんだろ、多分」

フォーゼ「おりゃあ!!」ランチャーオン

シャドアーツ「グゥゥ……」

陽介「なんか菜々子ちゃんのときより……」

隼「弱いな」

フォーゼ「お?いけるか?じゃあさっそく……」ジオオン

シャドアーツ「ヒッ……」



194: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:28:30.29 ID:y52aYf1oo

フォーゼ「右腕だけエレキみたいな感じか、おりゃ!」

シャドアーツ「ギャアアアアア」

フォーゼ「よし!効いてんな!」

賢吾「どうなってる!?」

隼「あのスイッチでかなり弱らせたところだ」

賢吾「ジオスイッチか」

フォーゼ「ってこれで終わりかよ、じゃあお次は……」ガルオン

りせ「お、心配したけど勝てそうじゃん!」

友子「……嫌な予感」



195: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:29:01.86 ID:y52aYf1oo

フォーゼ「風だな!おらぁ!」

シャドアーツ「グッ……ア?」

フォーゼ「あれ……?」

賢吾「どうなってるんだ?」

りせ「まさか……疾風吸収……?」

陽介「そんなとこもシャドウなのか!?」

賢吾「タイプによって効き方が違うのか?」

りせ「う、うん……なんか元気になってるから多分疾風吸収……」

賢吾「聞いたな!風以外だ!」



196: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:29:30.48 ID:y52aYf1oo

フォーゼ「お、おう!」アギオン

シャドアーツ「クク……」

フォーゼ「燃えろ!!」

シャドアーツ「フン!」キンッ

フォーゼ「うお!?あちっ!返ってきた!!?」

りせ「火炎、反射……」

フォーゼ「くそっ!」ブフオン

賢吾「まて!弦太朗!スイッチを無駄にするな!!」

フォーゼ「リミットブレイクで!」リミットブレイク

シャドアーツ「……」

フォーゼ「ライダー氷結キック!!!」

シャドアーツ「ソレガドウシタ!!」バンッ

フォーゼ「き、きかねー……」

りせ「氷結、無効かな……」



197: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:30:12.71 ID:y52aYf1oo

賢吾「弦太朗!さっきはジオスイッチが効いたんだろ!なら電撃だ!」

フォーゼ「もう俺もってねーぞ!」

賢吾「朔田はまだか!」

フォーゼ「くそっ!エレキじゃダメなんだろうな、多分……」

シャドアーツ「モウコナイノカ?」

フォーゼ「くそっ!街にはいかせねー!!」ガシッ

シャドアーツ「ハナセ!」バシッ

フォーゼ「ぐはっ!」

隼「まずいな、このままじゃ……」

陽介「悠もまだか、くそっ!俺のスイッチ出せれば、あ、でも疾風とかになんのか……?」

賢吾「一旦引くしか……ないか……」

完二「諦めんな!!男見せてくれ!!弦太朗さん!!」カッ!



198: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:30:44.03 ID:y52aYf1oo

陽介「完二……!?」

完二「出てきやがれ!!!」

りせ「ペルソナを出す時と似てる……」

完二「……これが俺の……、弦太朗さん!!」シュッ

フォーゼ「おう!」バシッ

賢吾「あれは……弦太朗!ステイツチェンジの要領だ!いけ!」

フォーゼ「完二、お前の力受け止めたぜ!」ミーカーヅーチーオン!

陽介「まぶしっ!」

シャドアーツ「グオオオ!?」

フォーゼ「仮面ライダーフォーゼミカヅチステイツ、改めてタイマン張らせてもらうぜ!」

完二「かっけぇ……!いけぇ!」



199: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:31:19.10 ID:y52aYf1oo

賢吾「あの右手に持ってるモジュールはなんだ?盾か!?」

隼「歌星、違うぞ、あれはな……」

完二「パイプ椅子っす!」

賢吾「は!?」

フォーゼ「いかしてるな……おりゃああ!!!」

陽介「お、気に入ってるようだな、一応」

りせ「はぁ……、あ、先輩たちー」

悠「どうなった……、なんだあの格好いいのは!!」

美羽「ホントね、エクセレント!」

りせ「まともな人いないのかな……」



200: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:32:27.37 ID:y52aYf1oo

フォーゼ「りゃ!りゃ!りゃ!!」ドカバキドコ

シャドアーツ「ヤメ!イタッ!ガッ!」

フォーゼ「決めるぜ……男気注入!」カシッ!リミットブレイク

完二「いっけええええええええ!!」

フォーゼ「ライダー電撃デットエンドオオオオオオオオオ!」

シャドアーツ「ギャアアアアアアアアアアア」バーン

隼「よし!!」

賢吾「弦太朗!スイッチが出た!壊せ!!」

フォーゼ「おう!」グシャ

美羽「あの人は!?」



201: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:32:54.90 ID:y52aYf1oo

陽介「大丈夫っすか!?」

神主「あ……わしは何を……」

賢吾「やはりペルソナの力を使うことで安全に倒せるわけだな」

悠「あのスイッチはなぜあの神主に?」

隼「落ちてたんだ、あの辺に」

美羽「待ってよ、じゃあ無差別じゃない!」

陽介「誰が拾ってもおかしくない……、なんてことしやがる……」

賢吾「とにかくみんなと合流しよう、こんなふうにスイッチがばら撒かれるなら考えないとな……」



202: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/17(月) 19:33:22.56 ID:y52aYf1oo

某所

???「やはりシャドウが完全でなければ使い物にならないか……」

???「相手は選ぶべきか……」

白衣の男「あまり数はないんだ、わかってるか?」

???「わかっている、貴様自ら行ってもいいのだぞ……」

白衣の男「それではそっちの目的は達成されないんだろう?」

???「生意気な人間だ……」



208: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:17:42.14 ID:ijfOE813o

ジュネス フードコート

賢吾「さて、とりあえずはこのミカヅチスイッチが手に入った」

友子「これで、シャドアーツにも対応できるんですね」

陽介「もう浸透してるよ……シャドアーツ」

悠「これでシャドアーツへの対抗手段はできたが、問題は敵の動きか」

流星「敵があんな乱雑にスイッチをばら撒くのであれば事前に防ぐことは困難だな」

陽介「あの大きさじゃ拾うやつは多いだろうな、商店街なんて店の前に置かれたら……」

りせ「店の人は確実に拾うよね……、うちのおばあちゃんもゴミはすぐに気付いて拾ってるし」

完二「くそっ!狙いは俺たちじゃねーのか!」



209: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:18:08.38 ID:ijfOE813o

美羽「手段としては確実、でもシャドアーツの強さは……」

弦太朗「ああ、この前の菜々子ちゃんのときより格段に力は落ちてたな」

クマ「シャドウは抑圧された心が強いほど強いシャドウになるクマ」

直斗「無理やりにシャドウを出すあのスイッチでもさすがに限界はあるということですね」

千枝「なら、揺さぶったり、人を選んでスイッチ渡すほうがいいはずだよね?」

雪子「直接は行動しない気なのかな……」

JK「今のところこの町の人は怪しい、もしくはあまり見かけない人の目撃証言はないっすね」

隼「卑怯な奴だ、裏からこそこそと」



210: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:18:36.08 ID:ijfOE813o

ユウキ「んー……、実験とかじゃないよね?」

賢吾「実験……」

ユウキ「敵もスイッチの力を計るためにいろいろやってるとしたら……」

悠「なるほど、いろんなパターンでスイッチを使わせて効率のいい方法探っている、か」

千枝「スイッチってそんなに数あるわけ?数に限りはないのかな……」

賢吾「理事長から渡されたスイッチを流用してるのであれば、そこまで数があるとは考えにくいんだが……」

友子「数があまりないとすれば、そろそろ本格的に動いてくるんじゃないでしょうか、たとえば私たちにスイッチを押させるとか」

陽介「可能性は高いな、あっちには姿を変えられるやつもいる」

直斗「人を操る能力をもった者も一緒でしょうね」

弦太朗「一人で行動しないほうがいいな」

美羽「あんたがそれ言う?まず突っ走るのは弦太朗でしょ」

弦太朗「き、気をつければ大丈夫だ!」

流星「不安だ……」

賢吾「とにかく弦太朗、使い捨てのスイッチはなるべく朔田に渡しておいてくれ」

弦太朗「おう!」



211: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:19:05.12 ID:ijfOE813o

夜 天城屋旅館

賢吾「やはりよくわからんな……」

弦太朗「その、ミカヅチスイッチか?」

賢吾「ああ、まったくわからん」

ユウキ「賢吾くんがわからないなんて珍しいね」

美羽「明日は雨でも降るのかしら」

大杉「お前らな……夜だけこの部屋で集まるな!説明をしろ!!」

流星「大まかに説明はしたじゃないですか」

大杉「わかるかー!シャドウ、ペルソナ、テレビ、シャドアーツ、ちゃんと説明をしろ!!」

弦太朗「よし!寝よう!」

大杉「おおおおおおおおおおおい!!」



212: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:19:33.35 ID:ijfOE813o

翌日 朝 堂島宅

悠「今日は雨か……」

菜々子「おにいちゃん!おはよう!」

悠「菜々子、もういいのか?」

菜々子「うん!」

堂島「体は特に問題ないらしいからな、怪我って意味では俺の方がしてるさ」

悠「おじさんはゆっくり休んでください」

堂島「そうも言ってられんさ、妙な通報があったらしいからな」

悠「妙って?」

堂島「神社で神主が暴れてたとかいう通報でな、駆け付けたら特に何もなかったんだが……」

悠「……いってきます」

堂島「お前、何か知ってるな?」

悠「い、いや、知らないですよ、いってきます!」



213: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:20:00.27 ID:ijfOE813o

朝 学校

完二「あー雨とかだりいなー」

友子「そうですか?私は雨好きですよ」

完二「変わってんな……」

友子「よく言われます」

完二「あーいや、変わってるってのはそういう意味じゃなくてだなー、えーっと」

友子「わかってます、気にしすぎです」

完二「わりぃ」

りせ「ちょっと完二ー、なに友子ちゃんに絡んでのさー」



214: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:20:27.91 ID:ijfOE813o

完二「絡んでねーよ!世間話だよ!世間話!」

りせ「ホントー?」

直斗「まあまあ、あんまり責めちゃ可哀そうですよ」

りせ「直斗くんは完二に甘すぎだって!」

直斗「そんなことはないですよ」

りせ「もう付き合っちゃえばいいのに」

完二「な、なあああ!?」

友子「お二人はそういった……」

直斗「違います!ないです!ない!」

完二「ぐはぁ……」

JK「完二が灰に……」



215: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:20:57.96 ID:ijfOE813o

りせ「まったく、直斗くんも顔赤くして焦りすぎ」

直斗「いえ、だってこういった話は……その……」

りせ「女子高生なら普通でしょ!ねえ、友子ちゃん」

友子「あ、えっと……」

JK「友子ちゃんは流星さん一s、ぐはっ!」

友子「ジェイクうるさい!」

りせ「あー、流星さんかー、なるほどなるほど」

友子「いえ、その……」

りせ「照れない照れない、今の友子ちゃんすごい嬉しそうだもん」

完二「なんかピンクのオーラが見えるのは気のせいか?」

JK「いつものことっす、でも友子ちゃんは昔は黒いオーラ全開で……」



216: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:21:28.05 ID:ijfOE813o

直斗「く、黒い?」

友子「あー、えっと、ライダー部に入る前のことです」

JK「そ、そうだったかな……」

友子「あのときの私はこんなふうに人のこと好きになるなんて思わなかった、自分の居場所もわからない私が……」

りせ「自分の居場所……」

友子「自分を変えたくてスイッチに手を出しそうにもなった……」

直斗「なんだか他人事じゃないですね」

りせ「はは、だよね」

友子「え?」

りせ「私もね、アイドルやってて本当の自分がわからなかったの、今の自分は本当じゃないなんて思ってた」

完二「あーあったな、んなことも」



217: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:21:58.17 ID:ijfOE813o

直斗「僕もそうです、女であることが嫌で、必死に男のふりをして……」

JK「へ?男のふり?」

りせ「そっか、二人は知らないよね、えっと、これ一年前の直斗くん」

JK「えええ!?」

友子「イケメン……」

直斗「改めてみると少し恥ずかしいですね……」

りせ「こうしてみると、イメチェンしすぎよ、二人とも」

完二「あ、俺もか?」



218: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:22:28.85 ID:ijfOE813o

直斗「ぼ、僕は巽君ほどでは……」

りせ「そんなだからさ、他人事じゃないなーって」

直斗「そうですね、僕も変わりたかった、でも先輩や皆のおかげで自分は自分でいいんだとわかったんです」

友子「……ホントだ、私と一緒……」

りせ「似たもの同士だね、私たち」

JK「いやーなんかキラキラしてるなー」

完二「あれが女子会ってやつか……ごくり……」



219: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:22:58.36 ID:ijfOE813o

昼休み 廊下

千枝「食堂のにもステーキとかできないかなー」

流星「さ、さすがに無理じゃないかな」

弦太朗「しっかし、俺と同じくらいの量食べるとはすげーな」

千枝「みんなが小食すぎるの!」

弦太朗「そうかー?っと、トイレ行ってくるわ、先戻っててくれ」

流星「俺も行こう、悪いね」

千枝「何も二人で行くことは……ん?」



220: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:23:26.58 ID:ijfOE813o

不良A「だからよ、金だしゃ何もしねーっての」

男子「でも、この前だって……」

不良B「あれは先月分だろ?今月分寄越せっての」

不良C「なー面倒だから財布取り上げちまえよ、それかあの仲良くしてる女子のほう行くとかさ」

男子「や、やめろよ!」

ギャル「きゃはは、図星図星」

不良B「はーい、次のターゲット決まりー」

千枝「ちょっと!あんたたち!?やめなさいよ!」

不良A「あ?なんだおまえ?」

ギャル「この子B組の里中でしょ?ほら、天城とよく一緒にいる」



221: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:23:53.09 ID:ijfOE813o

不良B「あの美人の先輩かー」

不良A「おもしれーじゃん」

不良C「お、おい、こいつのバックにあの巽完二とか、帰ってきた転校生とかいんじゃ……」

ギャル「何ビビってんのあんた?」

不良A「女なんて囲んでやって写真撮っちまえばこっちのもんだろ」

不良B「やべー興奮してきたっす!」

千枝「さいてー……クズだね、あんたら」

ギャル「うざっ、早くやっちゃってよ」

不良A「おう!」ガシッ

千枝「は、なせ!!」バンッ

不良C「ぐはっ!」



222: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:24:20.17 ID:ijfOE813o

不良A「てめっ!」

不良B「はーい、後ろとったり!」

千枝「や!離せ!何こいつ力つよっ……」

不良C「いいぞ、そのままにしてトイレ連れてけ!」

弦太朗「おいおい、千枝は男子トイレじゃねーだろーが」

流星「とりあえずその汚い手を離してもらおうか」

不良A「あれって確か天高から来た……」

悠「お前らいい度胸だ」

完二「久々に暴れていいっすよね」

不良B「で、出たー!!!」

悠&弦太朗&流星&完二「さあお前らの罪を数えろ」

不良「ぎゃあああああああああ」



223: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:25:04.87 ID:ijfOE813o

完二「とりあえずこの3人シメつつ職員室連行しときますわ」

あい「この子は私がやっとくねー」

ギャル「ちょっと、あい!?離してよ!」

あい「あんたさ、手出す相手間違えすぎ」

一条「てめーら!!里中さんに何しやがる!!」

長瀬「落ち着け!一条―!!」

千枝「はぁ……」

悠「落ち着いたか?」

千枝「うん、ごめんね……」



224: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:25:44.29 ID:ijfOE813o

流星「里中さんが謝ることじゃないさ」

弦太朗「そうだぜ、悪いのはあいつらだ」

千枝「私何も変わってないね、正義ぶっても結局何もできない……」

悠「そんなことないさ」

千枝「強くなりたいよ……、こんなんじゃ、誰も守れない」

流星「守れるよ」

千枝「え?」

流星「誰かを守りたいという心さえあれば、それは君自身がよくわかってるんじゃないのか?」

千枝「……うん」



225: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:26:11.94 ID:ijfOE813o

悠「無理はしなくていいんだ」

弦太朗「そうだぜ、千枝には仲間がたっくさんいる、だろ?」

千枝「うん、ごめんね、ちょっと弱気になちゃって」

流星「仕方ないさ、怖い思いをしたんだ」

千枝「ううん、私も少しは強くなったと思ったんだけどやけに力強くてさ、ちょっと自信喪失ってやつ?」

悠「そういうときもあるさ」

流星「それにしても男3人に対して突っ込んでいくなんて、勇ましいというか危なっかしいというか……」

千枝「はは、それもよく言われる……、でもどうしても我慢できないんだ、ああいうの」

弦太朗「俺も気持ちはよくわかる!」



226: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:26:39.79 ID:ijfOE813o

千枝「ヒーローなんかじゃないから全員を守るなんてできない、でも目の前にいる人が困ってたら助けてあげたい……」

流星「だが、それでも人を呼ぶとか他にも方法があるはずだ」

千枝「あ、えと、ごめんなさい……」

弦太朗「おい、流星言いすぎじゃ」

流星「心配なんだ、何かあってからじゃ遅いだろ」

千枝「あ、う、了解っす」

流星「目的のために突っ走るのはどうも自分を見てるようだし……、千枝ちゃんに何かあったら皆悲しむ」

千枝「朔田くんも?」

流星「当たり前だろ」

千枝「ごめん、でも少し嬉しいかな」



227: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/20(木) 18:27:05.45 ID:ijfOE813o

悠「なあ弦太朗」

弦太朗「なんだ?」

悠「朔田と友子の関係はいったいどうなってるんだ?」

弦太朗「どうって、友達だろ?」

悠「……聞く相手を間違えたか……」

少し離れたところで

友子「流星さん……」

りせ「友子ちゃん落ち着いて!!」

直斗「呪いはやめてください!呪いは!」


千枝「そういや朔田くん歯に青のりついてるよ?」

流星「なに!?」



233: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/23(日) 10:37:21.21 ID:g42VUtdTo

放課後 3年教室

千枝「今日一日雨だけど、どうすんの?とりあえずフードコート?」

陽介「あー、いや、狭いか、それだと」

美羽「そう思って来たわよ」

ユウキ「か、会長ー!?」

クマ「クマもいるクマよー」

隼「集まる場所がないだろうと思ってな、来てみたんだ」

賢吾「だからって、制服を着てこなくても……」

美羽「変装よ、変装」

隼「ということでどこか空いてる場所はないか?」

悠「ならここでやればいいか、くじ引くだけだし」

雪子「やっぱり引くんだ、あれ……」

陽介「そんじゃ完二とかに連絡しとくか、いや、クマお前連れてこい」

クマ「えー!クマ使い荒いクマ……」

千枝「でも行くのね……」



234: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/23(日) 10:37:48.40 ID:g42VUtdTo

放課後 学校内

りせ「校内とか意外とあったりするのかなー」

直斗「可能性は高いですね、ペルソナ使いが狙いならばなおさら」

ユウキ「って言っても広すぎー!」

弦太朗「俺たちならできる!徹底的に探すぞ!」

大杉「俺も付き合わされてるんだ、なんとしてでも見つけるぞ!」

りせ「なら手分けした方が……」

男子A「お、りせちーじゃね?」

女子A「それに探偵王子♪」

男子B「最近、白鐘かわいいよなー」

男子C「お前そっち派?やっぱりせちーだろ!」



235: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/23(日) 10:38:15.12 ID:g42VUtdTo

大杉「ええい!うるさいぞ!部活ないやつはさっさと帰れえええ!」

男子A「んだよ、あいつ」

男子B「きも」

大杉「おおおおい!誰だ今言ったやつ!!」

ユウキ「大変だね、二人とも」

りせ「んーまあ慣れてるけどねー、騒いでるのは1年ばっかだし」

直斗「僕も最近はだいぶ落ち着いてきましたし」

弦太朗「俺たちも目立つやつはいるけど、ここまでじゃねーしな」

ユウキ「一番目立ってるの弦ちゃんだけどね」

りせ「でも昔ほど嫌じゃないよ、アイドルのりせちーも私だから、それに久慈川りせとして見てくれる人もたくさんいるから」

ユウキ「おー格好いいー!」



236: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/23(日) 10:38:48.15 ID:g42VUtdTo

りせ「それに目立ってくれないと、今年こそミスコンは私がもらうんだから!直斗くんにリベンジ」

直斗「また出るんですか!?ってか僕も出るんですか!?」

りせ「当たり前でしょ!」

直斗「えー……」

大杉「ったく、あいつら逃げ足は速いな、全国共通だな逃げ足の速さは……」

りせ「あーいいよいいよ、気にしてないし」

ユウキ「先生なにも全力でおいかけなくても……」

大杉「ダメだ!ああやって特定の生徒をもてはやすなんてのは許せん!!」

りせ「意外といい先生、かも?」

大杉「目立つやつが目立って、地味な奴が忘れ去られる恐怖をわからせてやる!!」



237: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/23(日) 10:39:15.81 ID:g42VUtdTo

ユウキ「過去の恨みだね……」

りせ「ま、まあいっか!」

弦太朗「大杉先生なんかしらないが見直したぜ!!」

大杉「如月ーわかってくれるか!」

弦太朗「おお!」

直斗「なんか会話が一歩先を進んでますね……、あれ?あの人は……」

不良C「いやだからよ、なんかやばいんだって」

ギャル「はぁ?さっきから何、スイッチって」

不良C「俺もよくは……」

直斗「ちょっといいですか、スイッチについて詳しく教えてもらえませんか?」



238: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/23(日) 10:39:46.20 ID:g42VUtdTo

不良C「んだ、てめーは、あぁ、2年の探偵じゃん」

ギャル「あー探偵王子ってやつ?去年まで男みたいだったのに、色気付いちゃって」

直斗「質問に答えてください、スイッチについて知ってるんですか?」

ギャル「知ってたらなに?あんたになんでそんなこと……」

不良C「待てよ、意外と可愛いんだから女らしいお願いしてもらおうぜ」

ギャル「それいい!ほら、知りたいならやってみなよー、あんたそういうの一番嫌がるっぽいし」

弦太朗「……」

直斗「女だろうが、男だろうが、関係ない!こっちは真剣なんだ!!さっさと知ってることを言え!!」

ギャル「な、なによ、急に……」

直斗「お願いします……、大事なことなんです」

不良C「わ、わーったよ……俺もちょっと心配だし、実は……」



239: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/23(日) 10:40:14.42 ID:g42VUtdTo

りせ「直斗くん大丈夫?」

ユウキ「かっこよかったよー!」

直斗「はは、まだ少しドキドキしてますよ、でもおかげで情報が手に入りました」

弦太朗「よし、一歩前進だな!」

直斗「あの、ありがとうございました、見ていてくれて」

弦太朗「ん?」

直斗「如月さんが出てくれば向こうも簡単に話したんでしょうが……」

弦太朗「お前ならできる!そう思っただけだ」

直斗「……ありがとうございます」



240: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/23(日) 10:40:45.71 ID:g42VUtdTo

弦太朗「いいって、ダチだろ、俺たちは!」ドン ドン キンッ ムニッ

直斗「は、はい!……ひっ!……きゃああああ!」バシッ

弦太朗「ぐはっ!!」

りせ「直斗くん!セクハラ!!痴漢!!」

弦太朗「ち、違うんだ、手を伸ばした当たっちまっただけで……」

ユウキ「……」

弦太朗「ユウキ!そんな白い目で見るな!!おい!」

大杉「如月……」

弦太朗「せ、せんせい……」

大杉「ようこそ、こっち側へ、ひっひっひ……」

弦太朗「いやだあああああああああ!!!」



244: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:05:42.82 ID:tnxuGXIXo

放課後 学校前

不良C『Aのやつがよ、すげーもん手に入れたって言ってたんだよ』

不良C『このスイッチがあれば、やりたい放題だって』

不良C『目とかギラギラしててよ、てっきり薬か何かかと……』

直斗「証言は以上です」

悠『昼休みのときのやつか……』

直斗「話を聞いただけですが、もしかすると復讐をする可能性が高いかと」

悠『わかった気を付けながら、あいつを探してみるよ』

直斗「お願いします、すでに学校にはいないようですので僕らも町の方に」



245: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:06:11.24 ID:tnxuGXIXo

河川敷

流星「昼休みの奴か」

弦太朗『あのリーダーっぽいやつだな、あいつ探してくれ』

流星「このへんにはいないようだな、わかった探してみる」

クマ「ジュネスのほうも行ってみるクマ?」

美羽「そうね、不良が行くところ……コンビニとかゲーセンとか……」

クマ「どっちもないクマよ」

隼「復讐とかなら流星ほうにも来るんじゃないか?」

美羽「そうね、宣伝してみる?」

流星「俺は見世物じゃ……復讐?」



246: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:06:49.69 ID:tnxuGXIXo

通学路

弦太朗「完二のほうには連絡ついたか?」

りせ「いま……あ、やっと出た」

完二『おお、なんだ?』

りせ「えっとね……」

完二『昼間のやつ……あいつか……』

りせ「なんか心あたりないの?場所とか?」

完二『学年ちげーしな……』

りせ「とにかく復讐に来るかもしれないから早いとこ合流しないと」

完二『復讐ねー……、ってか里中先輩とはもう連絡ついたのか?』

りせ「え?まだだけど?」

完二『バカヤロウ!ああいう女に手を出すようなやつが仕返しするとしたら……!!』



247: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:08:12.17 ID:tnxuGXIXo

商店街

JK「いやー、何もないですねー……」

雪子「スイッチどころか、人もね……」

千枝「もうどっか店で聞き込みしようよ、傘差してても服が……」

雪子「あ、だいだらさんでも寄る?」

JK「ついにこの謎の店に……」

千枝「別に謎でもなんでも……」

雪子「ちょっと怖いけどいい人だよ」

JK「雨の日セール……意外と良心的っすね」

雪子「あ、雨なら愛家のほうが千枝はいい?」

千枝「おーそれいい!じゃあさっそく!」

JK「い、いや、僕はまだ腹は減っては……」

千枝「男の子でしょー、ねえ、ゆk、危ない!!!」



248: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:08:40.45 ID:tnxuGXIXo

雪子「え?きゃあ!」

シャドアーツ「……返してほしければ路地裏へおいで」シュッ

千枝「待て!路地裏……急がないと!」ダッ

JK「千枝さん!危ないっす!」ダッ



249: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:09:07.63 ID:tnxuGXIXo

路地裏

千枝「雪子ー!?」

不良A「……マジで来たよ、探す手間省けてよかったけどよ」

子供「おねえちゃん!助けて!

千枝「あんた……、雪子はどこ!?それにその子は!?」

不良A「は?なに言ってんだお前?こいつ追いかけてきたんだろ?」

千枝「とぼけないで、あんたでしょ!?まさかスイッチ持ってたなんて……」

不良A「誰に聞きやがった……、まあいいや、どうせ使うつもりだったからな……」カチッ

JK「違う、千枝さん、こいつさっきのやつじゃないっす!」

千枝「そんな雪子は……」

prrrr

JK「……雪子さん!?もしもし今どこっすか!?」

雪子『学校の近くまで運ばれたみたい、いま戻ってる!気を付けて!きっと目的は!』



250: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:09:35.86 ID:tnxuGXIXo

シャドアーツ「たっぷりお礼しねーとなあああああああ!!」ブンッ

千枝「きゃあ!!……っ……」

シャドアーツ「いいねぇ……」ビリッ

JK「電撃!?……くそおおお!!」ダッ ガシッ

千枝「ジェイクくん!?」

JK「千枝さんその子と一緒に逃げて!もうすぐ弦太朗さんたちが!」

シャドアーツ「あー、うぜええええ」ビリリリリ

JK「があああああああ!!……うぅ……」

千枝「やめて!!!」

シャドアーツ「里中ぁ、何がこまってやつを助けるだぁ?てめぇは誰も守ることなんてできねぇよ」ドサッ



251: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:10:05.52 ID:tnxuGXIXo

JK「ち、千枝……さん……にげ……」

千枝「ジェイクくん……」

シャドアーツ「なあそうだろ?お前は、弱い、ただの女だ」ガシッ

千枝「うぐっ……私は……」

子供「おねえちゃーん!」

シャドアーツ「あーおまえもういらねーわ」スッ

千枝「や、やめなさい……!!」

シャドアーツ「いってろ」グサッ

子供「」ドサッ

千枝「いやあああああああ!!!」



252: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:10:37.71 ID:tnxuGXIXo

シャドアーツ「俺って優しいー、一瞬よ、一瞬」

千枝「ゆる…さない……殺す……絶対に……」

シャドアーツ「できんのか?お前に?笑わせんな」

千枝「……ゆる、さない……ゆるさ……」

シャドアーツ「そろそろか、ほらよ」

千枝「スイッチ……」

シャドアーツ「押せよ、殺したいくらい憎いんだろ?弱い自分がゆるせねーんだろ?」

千枝「私は……」キィィィン

JK「ダメだ……押しちゃ……」

千枝「つ……よく……」

フォーゼ「ここか!!やめろ!千枝!」

千枝「」カチッ



253: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:11:06.63 ID:tnxuGXIXo

直斗「はぁはぁ、間に合わなかった……」

シャドアーツ(千枝)「ははは、、、なにこれ……力が、あはは!!」

りせ「千枝センパイのペルソナに似てる……」

シャドアーツ(千枝)「あはははは」ヒュッ

直斗「商店街の方に!」

シャドアーツ(不良A)「おーおーうまくいったな」

子供?「……報告のとおりだな、揺さぶることでうまくいった、完全にスイッチに適合している」

JK「な……なんで……」

子供?「しかし、あの姿……少し経てば完全にシャドウ化するだろう、成功といっていい」



254: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:11:34.88 ID:tnxuGXIXo

フォーゼ「おまえ……この前のやつか!」

子供?「私にかまっている場合か?」

フォーゼ「くそっ!」ダッ

子供?「では、あとは任せたぞ」

シャドアーツ(不良A)「ああ?はいはい」

りせ「あんたっ!」

直斗「今はまずは里中先輩を優先しないと……、ジェイクさん立てますか?」

JK「あ、ああ……」

りせ「先輩……」



255: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:12:00.46 ID:tnxuGXIXo

商店街

シャドアーツ(千枝)「もっと強くなれるのかな……もっと……」

悠「あれは……まさか、里中!?」

賢吾「スイッチを押したのか!?」

シャドアーツ(千枝)「鳴上くん……みて……強くなったの、私こんなに……」シュッ

陽介「歌星、危ねえ!!」

賢吾「っ!」

ドガッ!ガシャーン……

陽介「おいおい……」

悠「やめろ!里中!!」

シャドアーツ(千枝)「なんで?もっと見てよ、ねぇ……」



256: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:12:30.28 ID:tnxuGXIXo

フォーゼ「やめろ!!」

賢吾「弦太朗!」

シャドアーツ(千枝)「邪魔すんなあああああ!!」バキッ

フォーゼ「ぐはっ!なんつー蹴りだ……」

賢吾「今までのやつより格段に強いか……」

フォーゼ「ならこれでどうだ!」ミーカーヅーチーオン

シャドアーツ(千枝)「黒くなっただけでしょ?」

フォーゼ「どうかなっと!おりゃ!」

シャドアーツ(不良A)「ほらよ」蒼の壁

フォーゼ「なっ!?……効いてない?」

シャドアーツ(千枝)「ちょっと痛い、だけ!!」ドカッバキッ

フォーゼ「そんな、っ!!効くなぁ……!」



257: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:12:57.10 ID:tnxuGXIXo

りせ「なんとかしないと、なんとか……」カッ!

直斗「それは……」

りせ「出た……、出ちゃった!これ使って!!」

フォーゼ「お?これは左腕にか?よっと」ヒミコオン

悠「アナライズか」

フォーゼ「お、レーダーみたいだな、弱点、技、すげーな」

賢吾「そんな高度な解析データ、弦太朗わかるのか?」

フォーゼ「おお、なんかわかりやすいぞ!」

りせ「い、いいから、それで解析して対策を!」



258: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:13:24.62 ID:tnxuGXIXo

フォーゼ「おし、千枝のほうはアギ、火だな……あっちは……」

シャドアーツ(千枝)「何ちんたらしてんの!」ドーン

フォーゼ「ぐわああああ!」

賢吾「もうアギスイッチはないぞ……」

シャドアーツ(不良A)「あー俺もいんだけ、ど!!」バシッ!

フォーゼ「くっ!?いそがねーといけねーのに……」

メテオ「はあああああ、あちゃああああ!!」

シャドアーツ(不良A)「ぶはっ!」

フォーゼ「流星!」

メテオ「弦太朗、こいつは少しの間俺が抑える、千枝ちゃんを頼む」

フォーゼ「おお!」



259: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:13:51.44 ID:tnxuGXIXo

美羽「いつの間にちゃん付けになったのかしら」

隼「やるな、流星」

クマ「チエちゃんって呼ぶのはクマだけの特権だったのに……」

フォーゼ「お前ら、もうちょっと緊張感をだな!おっと!」

シャドアーツ(千枝)「ごちゃごちゃ、うるさい!!」シュッ

フォーゼ「だいぶ、よけられる、ようには、なった!おっ!」

悠「しかし対応策が……」

フォーゼ「他に有効な手段は……」

千枝『如月くん……』

フォーゼ「千枝!?」



260: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:14:17.90 ID:tnxuGXIXo

千枝『ペルソナの力じゃなくていいから私を倒して……』

悠「里中!なにを!」

千枝『このままじゃ本当にシャドウが……そしたら私……皆を本当に傷つけ……』

賢吾「フォーゼの力で無理やり倒したら、どうなるかわからないんだぞ!!」

千枝『それでも……いい……おねが……』

シャドアーツ(千枝)「あああああああああうるさああああああいいいい」

フォーゼ「んなことできっかよ……、なんかないのか、なんか……!!」

雪子「千枝!!」



261: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:14:45.45 ID:tnxuGXIXo

悠「天城!?いくな!危ない!!」

シャドアーツ(千枝)「ゆ、き、こ……『やめて……こないで!雪子!!』」ヒュッ

雪子「きゃっ!……大丈夫、大丈夫だよ……」

フォーゼ「雪子!!」

雪子「千枝、今度は私が助ける番だよ、だから負けないで、千枝はシャドウになんかならない」

シャドアーツ(千枝)「……わたしは……」

雪子「私が知ってる千枝はもっと、もっと強いよ!!」カッ

シャドアーツ(千枝)「……」

悠「動きが止まった……?」

雪子「如月君、これを」

フォーゼ「スイッチ……千枝待ってろすぐに元に戻すぜ」サクヤーオン



262: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/25(火) 21:15:16.26 ID:tnxuGXIXo

美羽「綺麗な赤ね……」

賢吾「いぞげ!弦太朗!時間がないぞ!」

フォーゼ「ああ」リミットブレイク

雪子「ちょっと熱いけど我慢してね」

フォーゼ「ライダー華炎シュート!!!!」

シャドアーツ(千枝)「きゃああああああああ!!!」

フォーゼ「うおりゃあああああああああ!!!」

バーン

雪子「千枝!」

千枝「う、ん……はは……ご迷惑おかけしました……」

雪子「よかった……、……よかった……」

フォーゼ「あとはこれで、よし」グシャ



265: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/28(金) 21:56:13.86 ID:WfJT8SR0o

賢吾「なんとか、なったか……」

シャドアーツ(不良A)「おいおい、嘘だろ、なんで負けちまってんだよっ!」

メテオ「安心しろ、お前もすぐに終わらせる」

シャドアーツ(不良A)「俺が負けるわけがねぇだろがああああ!!」

メテオ「くっ、悪あがきを……アチャー!!」バシッ

シャドアーツ(不良A)「くそがああああ!!」シュッ シュッ

賢吾「あの電撃はやはりやっかいだな……」

千枝「ん……朔田くん……」

雪子「千枝、まだ起きちゃ……」

千枝「あの馬鹿に私の代わりに痛いのお見舞いしてやって……!」カッ

弦太朗「新しいスイッチだな!流星!」

メテオ「よし、……くっ!」



266: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/28(金) 21:56:57.34 ID:WfJT8SR0o

シャドアーツ(不良A)「いかせるかよ!!」バシッ

賢吾「あれじゃスイッチを投げても壊されるか……」

隼「よし、俺が行こう」

美羽「危ないわよ!」

隼「こういう仕事は俺の担当だろ?」キュピーン

メテオ「やめてください!危ない!」

隼「うおおおおおおお!!」

シャドアーツ(不良A)「熱血バカかよ!」シュッ

隼「くっ……」

メテオ「貴様!やめろ!!」

隼「流星!いくぞ!」シュッ

ユウキ「え、そこから投げちゃ……」

シャドアーツ(不良A)「残念でしたー!」バンッ



267: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/28(金) 21:57:23.78 ID:WfJT8SR0o

隼「……」

シャドアーツ(不良A)「はははは!!バカが!!」

隼「馬鹿はお前だ、友子、ナイスだ」

シャドアーツ(不良A)「は?」

友子「流星さん、これを」

メテオ「ありがとう、危ないから下がって」

シャドアーツ(不良A)「じゃあ今壊したのは……」

隼「あれは一度きりしか使えないスイッチだ、残念だったな」

シャドアーツ(不良A)「な……」

メテオ「千枝ちゃん、使わせてもらうよ」トモエ!カチッ メテオオンレディ?

シャドアーツ(不良A)「な、なんだ!?」



268: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/28(金) 21:57:54.66 ID:WfJT8SR0o

メテオ「仮面ライダーメテオトモエステイツ」

悠「これであいつを倒せるな」

弦太朗「やっちまえ!流星!」

シャドアーツ(不良A)「う……う……」

メテオ「お前は俺の友達に2度も手を出した、お前の運命はすでに決まった」

シャドアーツ(不良A)「っるっせえええええ!!」

メテオ「ほぉわちゃあああああ!!!」バシッバシッバシッ

悠「あ、圧倒的な蹴りだな……さすがトモエステイツ……」

雪子「千枝っぽいね」

千枝「それ、喜んでいいのかな……」



269: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/28(金) 21:58:21.83 ID:WfJT8SR0o

シャドアーツ(不良A)「や、やめてくれ……やめて……」ダッ

友子「逃げた」

千枝「逃がさないで……決めて!」

メテオ「もちろんだ」トモエ リミットブレイク!オーケー

シャドアーツ(不良A)「嫌だ嫌だ……」

メテオ「メテオゴットハンド!!!」ドーーーーン

シャドアーツ(不良A)「あ、あ、……あああああああああああ!!!」バーン

弦太朗「す、すげぇな……」

悠「まさに消し飛んだ……」

メテオ「これがスイッチか……」バキッ

不良A「お、俺の……力……」バタッ



270: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/28(金) 21:58:47.24 ID:WfJT8SR0o

陽介「これでとりあえず終わりか?」

雪子「さっき私をさらったやつがまだ……」

子供?「そいつは引き揚げさせた、安心しろ」

JK「あいつ、さっきの……」

子供?「この姿は嫌か?では……」

マリー?「こんな姿はどう?」

雪子「マリーちゃん!?」

マリー?「最初からこうやって君たちに近づいた、そういったらどうする?」

りせ「そんなの……」

完二「んなわけねぇだろ!」

マリー?「ふふ……」



271: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/28(金) 21:59:18.25 ID:WfJT8SR0o

賢吾「それよりも問題はあいつは俺たちの誰にでも化けられるってことか……」

マリー?「そういうこと、さすがに人間よりは賢いようだ」

悠「?」

弦太朗「てめぇ!全部わかったようなこと言うんじゃねぇ!」

ユウキ「でもあいつが私たちの中に紛れ込んだら……」

悠「惑わされるな」

マリー?「ん?」

悠「あいつはああやって俺たちを惑わせようとしているだけだ」

陽介「ああ、もうその手には乗らねーぜ!」

悠「俺たちは仲間だ、お前の下手な演技なんかに騙されたりしない」

マリー「そういうこと、はい捕まえた」



272: ◆5Iq90S2/Fo:2012/09/28(金) 21:59:46.15 ID:WfJT8SR0o

マリー?「本物か」

マリー「その姿気持ち悪いからやめてくんない?」

悠?「これでいいか?」

マリー「趣味悪い、さいてー」

悠?「まあいい、とりあえず手を離してもらおうか?」

マリー「無理」

悠?「なら仕方ない、やれ」

シャドアーツ「……」スッ

マリー「!」

悠「危ない!」カッ

シャドアーツ「ちっ……」フッ

悠?「さらばだ」フッ

直斗「消えた……」

マリー「何やってんの!?ペルソナ出すなって言ったでしょ!?」

悠「思わず……」

マリー「……まあ助かったけど、ありがと」



275: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/02(火) 19:52:36.05 ID:nU6sweOso

放課後 フードコート

弦太朗「だいぶスイッチも集まったな」

悠「ああ、完二、里中、天城、りせ、順調だ」

陽介「なんか一気にきたな、これなら充分対抗できんじゃね?」

賢吾「だが相手もなんらかの対抗策を考えているだろう」

ユウキ「ミカヅチステイツきかなかったもんねー……」

流星「やはりどんな敵が来てもいいようにスイッチは多くあったほうがいいか」

雪子「あとは、鳴上君、花村君、直斗君、クマさんだね」

直斗「あ、の……」



276: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/02(火) 19:53:02.63 ID:nU6sweOso

隼「どんなスイッチか楽しみだな!」

直斗「その……」

クマ「きっとクマに似てプリチーな感じクマー」

陽介「それはないわ」

クマ「ムキー!!」

美羽「悠とか実はスイッチ出せたりしないの?」

悠「試してはみたんですが、ペルソナしか……」

マリー「だからダメだっての!」

直斗「あの!!」

りせ「ど、どうしたの?直斗くん?」



277: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/02(火) 19:53:30.46 ID:nU6sweOso

直斗「実はですね、その……スイッチです……」

一同「……は?」

陽介「いやいや!おかしいだろ!なんかこー感動的とか窮地とかに出るんじゃないの!?」

直斗「窮地に出たんですよ!ただ、その鳴上先輩のペルソナとかぶったというか……」

千枝「あー……あのとき」

弦太朗「おい、悠、謝った方がいいんじゃないか?」

悠「え、俺のせいなのか!?」

マリー「キミがペルソナ出すからでしょ」

直斗「僕だってこんな出し方はしたくないですが、緊急時に困りますし……」



278: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/02(火) 19:53:57.64 ID:nU6sweOso

完二「そ、そんなに落ち込むなって!よーはあれだ、役に立てばいいんだって!」

JK「そ、そうっすよ!」

流星「これはもう謝るしかないな」

陽介「こういうときは男が折れるべきだな……」

悠「う……、な、直斗、すまん」

直斗「いえ、そんな謝られることでは……」

美羽「はい、これでおしまい!悠はこれから先気を付けること」

悠「はい……」

弦太朗「よし!じゃあ一件落着したとこで解散だな!」

賢吾「勝手に解散するな!!本題は何も終わってない!!」



279: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/02(火) 19:54:24.39 ID:nU6sweOso

完二「本題……」

りせ「なんだっけ?」

賢吾「だからこの先どう動くかを……」

友子「でもやることは特に変わらない気がしますけど」

美羽「そうね、なるべく一人で行動しないってことくらいで」

悠「そうだな」

雪子「じゃあ、これで解散?」

千枝「んー、いいんじゃない?」

弦太朗「おし!解散!」

賢吾「なぜだ、俺がおかしいのか……?」

流星「いや、気にするな、圧倒的にツッコミが少ないだけだ」



280: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/02(火) 19:54:52.85 ID:nU6sweOso

某所

白衣の男「もうスイッチも少ないぞ、どうする気だ」

子供?「問題ない、一人、一人をなんとかすればペルソナ使い共は崩れる」

白衣の男「一人?」

子供?「精神的支柱、奴さえ崩せばどうとでもなる」

白衣の男「……なるほど、ならばいい考えがある」

子供?「うまくいくんだろうな?」

白衣の男「任せておけ、やつにも協力してもらわないとな」



283: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:41:23.63 ID:GZZg/gkZo

朝 校門付近

千枝「鳴上くーん、おーっす」

悠「休まなくても平気なのか?」

千枝「大丈夫、ジェイクくんも大丈夫そうだし」

JK「俺の場合休んだところで美羽先輩たちに雑用任されそうですし……」

友子「その先輩がいるけど……」

ユウキ「だからなんでー!?」

美羽「こっちのほうが効率いいのよ、いろいろ」

隼「ああ!」

弦太朗「すっげー目立ってるな……」

賢吾「お前がそれを言うのか?」

マリー「あれじゃコスプレじゃん」



284: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:41:52.50 ID:GZZg/gkZo

完二「いや、なにしれっといるんだよ」

クマ「ホントクマー」

陽介「おめーもだよ!!」

りせ「クマは制服ですらないし……」

マリー「私はちゃんと着てるよ」

直斗「なんかパンクすぎませんか、その制服……」

悠「目線に困るな」

流星「困ってるのか……?」

一条「なんだあの集団は……」

あい「あんま見ない方がいいわよ、仲間だと思われるから」

長瀬「しかし目立つな……」

小西(他人のふり、他人のふり……)



285: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:42:23.73 ID:GZZg/gkZo

3年教室

柏木「はーい、ホームルーム始めるわよぉー」

美羽「……」

隼「……」

マリー「……」

千枝「……ねえ、これバレてないのかな?」

ユウキ「き、気付いてない……?」

流星「いや、さすがにそれは……」

柏木「えっとーあと伝え忘れてることはぁー」

学級委員長「あのー、なんか教室違和感ありませんか?」



286: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:42:49.88 ID:GZZg/gkZo

柏木「え?んー……今日はお休みゼロねぇ」

賢吾「そこじゃないだろ!」

美羽「うるさいわよ、賢吾!仲間を売る気?」

隼「そうだぞ、弦太朗、仲間は大事だよな」

弦太朗「ま、まあ確かに」

マリー「給食ってまだ?」

陽介「朝だよ!しかも給食じゃねぇよ!!」

雪子「ツッコミ早い……くくっ……」

悠「賑やかだな」



287: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:43:19.70 ID:GZZg/gkZo

同時刻 二年教室

教師「だから、えっとね、君は……」

クマ「だーかーらー、クマだっていってるでしょーに!」

完二「いや、それじゃわかんねーって」

JK「弦太朗さんたちのほうは大丈夫なのかなー……」

友子「なんか大丈夫な気がする」

りせ「それよりこっちよ、もう!……直斗くーん」

直斗「僕にどうしろと……」



288: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:43:47.79 ID:GZZg/gkZo

昼休み

ユウキ「美術室ってこっちでいいの?」

陽介「おう、そこ通っていけば……」

弦太朗「……あれは」

悠「どうした、弦太朗?」

弦太朗「わり、先行っててくれ」

ユウキ「え、単独行動禁止だって!」

陽介「しゃーねーな、俺追いかけるわ」

悠「頼む」



289: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:44:14.08 ID:GZZg/gkZo

校舎裏

不良C「はー……」

弦太朗「よう」

不良C「げ、てめぇ……なんだよ、まだなんか用かよ」

陽介「お、いたいた、って昨日の」

不良C「もういいだろ、あんたたちにも手は出さねぇよ」

弦太朗「聞きたいことがある」

不良C「あ?」

弦太朗「昨日もう一人いただろ、2年生だっけか、あいつどこにいる?」

陽介「あー、いたな、でもなんでまた」

不良C「……しらねーよ」



290: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:44:41.25 ID:GZZg/gkZo

弦太朗「なんか知ってんな?」

不良C「もうほっとけよ!関わりたくねーんだよ!」

不良B「なんか呼びましたか?」

不良C「くそっ、もういいだろ、俺は」ダッ

陽介「なんだ?喧嘩でもしたのか?」

弦太朗「また急に出てきたな」

不良B「どういうことっすか?」

弦太朗「お前、昨日雪子をさらったやつだな?」

不良B「雪子?さらわれた?なにいってんっすか?」

陽介「お、おい如月」



291: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:45:10.29 ID:GZZg/gkZo

弦太朗「昨日千枝が言ってたんだけどよ、こいつの力が男にしたって異常に強かったらしいんだ」

不良B「あーこう見えて喧嘩強いんっすよ」

直斗「それに不良Aは昨日の昼休みにはスイッチを持っていなかった、放課後までにスイッチを渡せる人物」

陽介「直斗!?お前もこいつが怪しいって?」

直斗「昨日あの騒動の後、3人は生徒指導室で反省文を書かされていたらしいですからね、消去法から言えば、あなたが一番怪しい」

不良B「なんだかわかないこというなー、そもそもスイッチってなによ」

弦太朗「お前が、あいつに渡した、不良Cもそれがわかってビビってたんだろ」

不良B「意味わかんねーんだけど」

弦太朗「他にもあるぜ、お前の癖や喋り方だ」

不良B「はぁ?」

弦太朗「昨日雪子をさらったときの喋り方とかを見てお前だって思ったんだよ」

不良B「ばっかじゃねぇの?癖?喋り方?見てもないのに何言って……」



292: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:45:41.58 ID:GZZg/gkZo

弦太朗「ああ、そうだな、俺は見てない、でもなんでそれを知ってるんだ?」

陽介「マジかよ……」

直斗「如月さん、見事な誘導です」

不良B「はー……、見張ってろってだけだったんだけどなー」スッ

陽介「スイッチか!」

弦太朗「しかもあのスイッチって」

不良B「俺は昨日の先輩とは違いますよ」カチッ

直斗「今までと違う!?」

弦太朗「お前その姿……」

シャドアーツ「ははは、俺はもう人間を超えた存在になった、今までのやつらとは違う」



293: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:46:08.69 ID:GZZg/gkZo

陽介「どういうことだよ……」

弦太朗「スイッチを何度も使うことで進化しちまったんだ、多分今までより桁違いに強い」カチカチカチカチ スリーツーワン

シャドアーツ「そういうこと、それにしてもまさかあんたがこんなに頭が切れるやつとはね」

弦太朗「人は見かけで判断すんなってことだ、変身!」

シャドアーツ「戦う気はなかったのに、な!」

フォーゼ「ああ、俺もだ!」ハンマーオン

シャドアーツ「はは、遅い遅い」シュッシュッ

直斗「瞬間移動?」

陽介「ありかよ、あんなの!」

シャドアーツ「ありに決まってるでしょ、ははは!」ブンッ

フォーゼ「あぶねえ!!……ぐはっ!」



294: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:46:42.86 ID:GZZg/gkZo

陽介「如月!」

直斗「遠距離からエネルギーの塊を出せるのか……」

フォーゼ「お前の相手は俺だろ!」

シャドアーツ「どうせ全員やるんだから変わらないでしょ」

フォーゼ「こいつ……直斗、お前の力借りるぜ!!」スクーナーヒコナー

シャドアーツ「くっ……どこに」

フォーゼ「後ろだ!」バンッバンッ

シャドアーツ「ぐっ!銃だと……」

フォーゼ「銃ってのはあんま使ったことねぇが、お前みたいのには使えるな!」

シャドアーツ「ちっ!」ブンッ

フォーゼ「おりゃあ!」バンッバンッバンッ

シャドアーツ「くそっ、うっとおしいな……」ブゥゥゥン

陽介「なんか力溜めてるぞ!一気にいけ!」

フォーゼ「おう!」



295: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:47:10.73 ID:GZZg/gkZo

クマ「いたクマ!」

賢吾「やはりシャドアーツか、大丈夫か弦太朗!」

シャドアーツ「……いいタイミング、はあ!!」ブンッ

フォーゼ「やめろおおお!!」リミットブレイク!

バーン!!

シャドアーツ「ははは、すげー爆発!……あれ?」

賢吾「……無事……?これは……」

クマ「なんか見えない壁みたいのが」

シャドアーツ「し、シールドだと……」

フォーゼ「俺のダチは傷つけさせねぇ!」

直斗「あれがあのスイッチのリミットブレイク……」



296: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/05(金) 21:47:36.78 ID:GZZg/gkZo

陽介「すげー……あんな爆発なのになんともねぇ」

シャドアーツ「ちょっと分が悪すぎるな……、それにしても人間じゃないやつはしぶといねー」

賢吾「!」

シャドアーツ「あーその反応本当なんだ、じゃあここらで失礼するよ」

フォーゼ「逃がすか!!」バンッ

シャドアーツ「」フッ

陽介「消えた……」

賢吾「人間じゃない、か……」

クマ「?」



299: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 13:31:42.86 ID:seuuJDzco

数十分後 屋上

賢吾「すまん、足手まといになった……」

弦太朗「気にすんなって」

悠「……こんなところにいたのか」

クマ「センセー?授業中じゃないクマ?」

陽介「まあ俺たちもだけどな、授業受ける気はしねぇけど」

直斗「あの後ですからね、先輩はどうして」

悠「マリーが教えてくれた」

マリー「どもー」

悠「それで、シャドアーツは?」



300: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 13:32:21.49 ID:seuuJDzco

弦太朗「ダメだ、もう学校にもいねぇ」

直斗「戦うというより、ただ探ってるだけのようでしたからね」

クマ「なんか皆のこともいろいろ知ってるみたいだったクマ」

陽介「そういや、最後に、人間じゃないとかなんとか……」

賢吾「……」

悠「賢吾?」

直斗「花村先輩、また地雷のようですよ……」

陽介「え!?なんで歌星が……」



301: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 13:32:49.38 ID:seuuJDzco

弦太朗「賢吾、話してやれ、大丈夫だ、こいつらなら」

賢吾「……ああ、俺はコアスイッチというものから生まれた、コアチャイルド、人間じゃない」

悠「コアチャイルド?」

賢吾「人間を真似て作られた、人間として生きるのに支障はないが、あいつの言った通り人間とは違う」

弦太朗「賢吾はこう言ってるが、こいつが人間だ、そんで俺のダチだ、それだけは確かなことだ」

賢吾「弦太朗……」

弦太朗「だからお前らも少しずつでいいから受け入れてやってくれ!」

悠「ああ、わかった」



302: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 13:33:18.85 ID:seuuJDzco

賢吾「は?」

陽介「いや、まあ去年だったらもっと反応したんだろうけどな」

直斗「確かに、そうですね」

弦太朗「いや、もっと驚くところだろ!?」

クマ「クマも人間じゃないクマよ?」

賢吾「え!?」

マリー「あ、私も」

弦太朗「ええええ!?」

クマ「元々シャドウだったけど、シャドウってことをクマは忘れた」

直斗「シャドウに自我が生まれたってことらしいです」

クマ「そしたら人間みたいな姿にもなって、こうやってテレビの外でも暮らしていけてるクマ」

マリー「私は……カミサマみたいな?」

弦太朗「か、か、カミサマ!?」



303: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 13:33:44.64 ID:seuuJDzco

陽介「冗談っぽいけど、本当なんだよ、これが」

賢吾「……まさかこんな滅茶苦茶な……」

悠「滅茶苦茶にはもう慣れてる」

直斗「そうですね」

クマ「クマは人間じゃない、でもセンセーや陽介たちは何も気にしないで受け入れてくれたクマ」

賢吾「何も……」

マリー「この人たち、人間とか、そうじゃないとか、関係ないみたい、ホント変だけど」

悠「変なのか?」

陽介「まあ一般的にみたら変なんじゃね?」

クマ「だから賢吾が人間じゃないとしても賢吾は賢吾クマ、それだけでセンセーたちはわかってくれる」

悠「ああ、特に問題はない」



304: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 13:34:12.41 ID:seuuJDzco

賢吾「は……はは……俺はこんなことに悩んでたのか……まったく非常識なやつらだ」

弦太朗「お前ら最高だ!それでこそ俺ダチだ!!」

賢吾「そうだな、俺は俺だ、もう迷わない」

陽介「いやー、あいつてっきりクマのこと言ったと思ったからよ、わりぃな」

賢吾「気にするな、俺もまさかこんなに面白い集まりだとは知らなかったからな」

マリー「面白い?」

直斗「なんで自分は関係ないみたいな顔を……」

クマ「そうよーマリちゃんはじゅーぶん面白いクマ」

陽介「おめーが筆頭だよ!!」



305: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 13:35:29.54 ID:seuuJDzco

悠「しかし、あいつらこうやって揺さぶってくる気か……あんまり効果はないような気がするが」

直斗「そう、ですね……、僕たちに対して効果的とはいえないです」

クマ「よーし、じゃあみんな人間っていいな歌うクマー!」

賢吾「自虐的すぎないだろうか、それは」

陽介「ってか6限から授業出ようぜ……」



308: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:39:03.26 ID:seuuJDzco

放課後 3年教室

千枝「え!?そんなことあったの?」

陽介「あの爆発で気付けよ……」

美羽「そういえば」

雪子「なんか光ったような」

流星「その時間は美術室で格闘中だったからな……」

陽介「いったい何をしてたんだ、何を」

隼「さて、今日はどういう組み合わせにするか」

りせ「はーい!提案します!!」

クマ「提案クマ!!」

千枝「あーこの二人の提案はろくなことじゃないな……」



309: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:39:31.17 ID:seuuJDzco

直斗「……僕は一応止めましたよ」

りせ「じゃあ友子ちゃん説明!」

友子「今のメンバーは、男子9人、女子8人です、そこで2人組にして効率をあげようということです」

クマ「もちろん、男女でペアクマ!!」

陽介「おー!……ん?一人余るぞ?」

JK「あー、余った男子は大杉先生とらしいっす……」

悠「なん……だと……」

流星「男子への不利益が大きすぎないか、それは……」

完二「あー、でもよ、違う高校同士で組むってが出来なくないか、それ」



310: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:39:57.36 ID:seuuJDzco

りせ「もう皆いい加減この土地も慣れたでしょ、それはそれよ」

賢吾「おい、待て、遊びじゃないんだからもっと真剣に……」

美羽「ダメよ、賢吾!あなたたちは高校生、遊ぶことも大事な経験よ!」

隼「確かにな」

りせ「ちゃんと単独行動はしないって条件は守ってるし、二人だから急にいなくなったらさすがに気付くでしょ?」

雪子「あーなるほどー」

マリー「私はそれでもいいよ」

弦太朗「問題は一つだな」

悠「ああ」

千枝「お、反対意見が!」

弦太朗&悠「決め方だ!!」

陽介「ダメだこいつら」



311: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:40:33.05 ID:seuuJDzco

賢吾「バカだらけか!!」

流星「確かに決め方は重要だ、どうするんだい?」

千枝「そんなのくじ引きでいいんじゃ」

友子&りせ「ダメ!(です!)」

クマ「男女ペアを決めるなら……はいこれでた!フィーリングカップルー!」

陽介「パソコンじゃねぇか」

友子「このフィーリングカップルソフトを使います」

悠「こんなものがあるのか」

りせ「これで一人ずつ選んでいくの、もちろん誰を選んだかは開票するまでわからない!」

クマ「そうと決まったらちゃっちゃと自分の名前を登録していくクマ」



312: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:40:59.13 ID:seuuJDzco

陽介「なんも決まってねぇよ!なんで合コンっぽくするんだよ!」

友子「え、合コン喫茶やるほど好きだって聞いたのですが……」

千枝「おい、クマ吉」

雪子「クマさんは選ばない」

クマ「そんなぁー!!ガーン……」

完二「自業自得だ」

りせ「さあ始めるわよ!」



313: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:41:25.60 ID:seuuJDzco

数分後 

りせ「はーい、じゃあ順番に相手選んでいくよー!」

悠(やはり違う学校の人を選ぶべきだろうか……)

陽介(ど、どうしよう、とにかく一人余るのは嫌だ!)

完二(なんで俺がこんなことを……えーっと、こうやってクリックすりゃいいのか?)

クマ(むふふ……)

弦太朗(やっぱり他の学校のやつと仲良くならねぇとな!)

賢吾(大杉先生と組まされるのはごめんだ)

流星(どうするべきだ!?俺はどうする……)

JK(んー……、多分一回目では無理っすねー)

隼(美羽!俺の気持ちは変わらないぞ!)



314: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:41:51.82 ID:seuuJDzco

千枝(えー……やっぱり他の学校の人選ぶべきなのかなー、でもなー……)

雪子(えっと……どうしよ……)

直斗(と、と、と、とりあえず、最初では決まらないでしょうし……でも決まったら……)

りせ(せーんぱい!)

マリー(操作したら怒られるかな)

ユウキ(どうしよー!!弦ちゃん!?でもいつもと変わらないし!!)

美羽(隼選んであげないと拗ねるかしら……)

友子(流星さん……お願い!)



315: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:43:28.77 ID:seuuJDzco

一条「はい!やってまいりました、フィーリングカップル」

あい「なんで私たちが司会なんか……」

長瀬「なー、部活行こうぜ」

一条「なんか頼まれちまったんだからしょうがないだろ」

あい「ったく、じゃあ一回目の投票終わったので開票していきまーす」

一条「まずは誰からいくかな……よし、花村!」

陽介「俺かよ!?え、マジで!」

長瀬「花村は……風城さん」

クマ「ヨースケはやーっぱり年上好きねー」

陽介「るっせぇよ!!」

あい「結果ー、はい残念」



316: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:44:03.76 ID:seuuJDzco

美羽「あーごめんなさいね」

陽介「いや、いいんっすよ……」

完二「これダメでも結果表示されんのか!?」

直斗「き、き、きいてないです!」

りせ「え、そういうもんだよ、司会の裁量次第けど」

流星(まずい!)

一条「じゃあ慌てている巽完二!えーっと……」



317: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:44:30.59 ID:seuuJDzco

直斗「あ……」

長瀬「探偵王子か」

完二「う……」

あい「結果ー、残念ー」

完二「ぐはぁぁぁぁああ」

陽介「完二!しっかりしろ!!」

賢吾「おそろしいな、このゲームは……」

直斗「ご、ごめんなさい」

一条「よし、じゃあその探偵王子はー!!」

長瀬「鳴上か」

直斗「はぅ……」



318: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:44:57.02 ID:seuuJDzco

長瀬「待て……、天城、久慈川、久須美、城島、風城さん、一気にオープン」

あい「何股中よ、あんた……」

弦太朗「おいおい……」

クマ「センセーずるいクマ!!!」

悠「う……」

陽介「ってかお前ら!別の学校のやつ選べよ!!」

雪子「あ、あはは……」

りせ「私はセンパイ一筋だもん!」

直斗「……///」

マリー「一択」

千枝(そんなのありかぁ……、ま、いっか)

隼「そんな、美羽うううううう!!」

あい「はい、静かにする!結果いくよ」



319: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:46:00.17 ID:seuuJDzco

長瀬「……決まったな、鳴上、城島カップル成立」

一条「カップル第一号決定!!」

りせ「えええええええ!!」

ユウキ「わ、私!?あ、えっと……」

悠「いや、その別の学校から選んだ方がいいのかと……」

賢吾「妥当といえば、妥当か」

JK「女性陣のテンションがすごいことになってるんですけど……」

一条「じゃあ次だな、次……おーこれは……里中さん、野座間さん、オープン」

友子「え!?」

千枝「あー、まあそうだよね」

流星「お、俺か……」



320: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:46:26.67 ID:seuuJDzco

弦太朗「流星モテんなー」

りせ「返答次第じゃ修羅場ね……」

雪子「千枝と朔田くんってそうだったの!?」

千枝「そ、そうじゃなくて!違う学校だし!その昨日のお礼というか……」

一条「な、なんか複雑だけど結果いくぞ!」

あい「いくよー、……あれ、こうなるの?」

長瀬「里中、朔田カップル成立」

友子「え……」

流星「ち、違うんだ友子ちゃん!これは違う学校をやはり選ぶべきなんじゃないかと!!」

友子「……」

美羽「あー友子、よしよし、ひどい男よねー」

流星「あ、ぐ……」

千枝「……なんか、ごめん」



321: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:46:53.36 ID:seuuJDzco

一条「はい、一回目は終了!いやードロドロしてきたな!」

あい「意外と面白いわね」

りせ「はー……じゃあ2回目いくよー」

陽介「明らかにやる気なくしてんじゃねーか……」

数分後

一条「よっしゃ!2回目いくぞ!!」

長瀬「お、結構バラけたな」

あい「誰かさんが抜けたからでしょ」



322: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:47:20.33 ID:seuuJDzco

長瀬「なんか面白いことになってるぞ、これ、野座間、風城さん」

一条「お、どこへ……は、花村あああ!?」

陽介「なにいいいいいいい!?」

マリー「モテキ」

美羽「まあさっき選んでくれたし」

友子「……」

ユウキ(友子ちゃん適当に一番上選んでたなぁ……そういえば)

あい「結果、残念」

美羽「いい度胸ね……」

陽介「ま、まさか選べばれるとは……」



323: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:47:50.10 ID:seuuJDzco

長瀬「その花村は、天城、はい、失敗」

陽介「はええよ!!」

雪子「なんで私……」

一条「えーっと、その天城さんは……、おお、歌星か!」

弦太朗「なに!?」

JK「あー弦太朗さん、雪子さん選んだのか……」

長瀬「よし、天城、歌星カップル成立」

賢吾「先に抜けさせてもらおう」

美羽「意外と真剣だったのね」

雪子「あ、あのよろしく」

千枝「いい感じにボケとツッコミが一緒に」

悠「いい漫才が出来そうだ」



324: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:48:20.08 ID:seuuJDzco

長瀬「もう一つカップル成立してるな」

あい「どこよ、あー、ここか」

一条「じゃあ、熊田、巽完二オープン!」

直斗「ぼ、ぼくですか」

りせ「一途ねー、完二」

クマ「完二が相手なら敵はないクマ!」

長瀬「巽、白鐘、カップル成立」

クマ「なんとおおおおおおお!」

完二「よっしゃああああああああ!!!」

直斗「///」

りせ「あーついにか」



325: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:48:46.81 ID:seuuJDzco

一条「あとは、うん、3回目にいくぞ!」

弦太朗「き、決まらねぇ……」

美羽「この私がここまで残るなんて……」

流星「弦太朗、どうしてもカップル成立させたいか」

弦太朗「お、おう」

流星「よし、奥の手を使うぞ、いいな?」

弦太朗「背に腰はかえられねぇ!」

賢吾「腹だ」



326: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:49:12.49 ID:seuuJDzco

数分後

弦太朗「待たせた!」

美羽「おそいわ、よ……」

りせ「え、……い、イケメン……」

友子「弦太朗さん……」

流星「弦太朗、髪下しバージョンだ!」

陽介「ありかーー!!そんなの!!!」

弦太朗「奥の手まで使ったんだ、いくぜ!!」

一条「よし3回目、……マジか」

あい「うん?……ありゃー」

長瀬「久須美以外、オープン」

弦太朗「おお!きた!!」

陽介「あーやってらんねー……」



327: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:49:44.65 ID:seuuJDzco

長瀬「さて……、如月、久慈川、カップル成立」

りせ「センパイ、浮気じゃないからね!」

千枝「りせちゃんも心変わりするとは……」

ユウキ「おそるべし、髪下し弦ちゃん……」

長瀬「久須美、ジェイクカップル成立」

陽介「あにいいいいいいい!?」

JK「おー!やりぃ!」

マリー「あ、決まり?」

直斗「意外なところが来ましたね」

クマ「まずいクマ……」

一条「はい、次いくぞ、投票しろ!」



328: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:50:10.63 ID:seuuJDzco

隼「頼むよ!美羽!」

美羽「そんなことしたら意味ないでしょ!」

陽介「あそこはなんか決まりそうだぞ……」

クマ「となると……」

友子「へ……?」

千枝「うわーあの二人の目やばい……」

賢吾「事実上あそこがどうなるかだな」

一条「よしいくぞ!」

あい「はーい、とりあえずなんか確定っぽいから」

長瀬「風城さん、大文字さん、カップル成立」

美羽「しょうがないわね」

隼「美羽ー!」



329: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:50:45.34 ID:seuuJDzco

あい「さあメインイベント」

一条「はたしてどっちを選ぶのか!」

クマ「第一印象で決めていました!」

陽介「嘘だろ、おい」

友子「うーん……」

悠「どっちだと思う」

弦太朗「着ぐるみありならクマだな!」

千枝「はなm……いや、クマ吉かな……」

美羽「陽介ね」



330: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:51:11.32 ID:seuuJDzco

ユウキ「その心は」

美羽「流星と同じにおいがするわ」

賢吾「なるほど」

りせ「ちょっと納得」

悠「陽介だな」

流星「これは褒められてるのか?」

マリー「多分違う」

長瀬「勝者花村」

陽介「きたあああああああ!!」

クマ「燃え尽きたクマ……」

友子「あの、よろしくお願いします……」



331: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/07(日) 19:52:16.16 ID:seuuJDzco

陽介「おう!うおおおお!最後だけどこれはあたりな気がする!!」

千枝「声出てるから」

美羽「ね、流星っぽい」

隼「なるほど」

流星「お、俺の評価って……」

大杉「お、決まったのか」

クマ「いやクマあああああ!!」

悠「よし、それじゃあいこうか」

ユウキ「う、うん」



337: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/10(水) 21:53:02.07 ID:oGgGUmiSo

高台

完二「……」

直斗「……」

完二「な、なんもねぇな!」

直斗「そ、そうですね!……」

・・・・・・・・・・

JK「難儀っすねー」

マリー「初対面並みにガチガチ」

JK「あの二人って実際どこまで進んでるんっすか?」

マリー「どこまで?……高台でしょ?」

JK「いや、そうじゃなくて!」



338: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/10(水) 21:53:30.61 ID:oGgGUmiSo

・・・・・・・・・・

直斗「この辺りは人もいないですし……他に行った方が……」

完二「そ、そうだな」

直斗「……あのひとつ聞いていいですか?

完二「な、なんだ!?」

直斗「いえ、あのなんで僕を選んだのでしょう……」

完二「あーそれは、あれだ!えーっと……使い方わかんねーから適当に押しちまっただけだ!」

・・・・・・・・・・・・

マリー「私でもわかる、嘘」

JK「直斗さんも何を納得してるんっすかねー」

マリー「メイタンテイ、って何もわからない人のこと?」

JK「いや、その逆っす」

マリー「もういいよ、他いこ」



339: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/10(水) 21:53:59.80 ID:oGgGUmiSo

河川敷

隼「いやー静かなところだな」

美羽「ここに来て、もう何日目よ……」

隼「美羽と二人だから新鮮なんだよ!」

美羽「そう、私は新鮮とは真逆だけど」

隼「そんなぁ……」

美羽「二人も隠れてないで出てきたら?」

JK「ば、ばれてましたか」

マリー「するどい」

美羽「二人は何してるのよ」

JK「いやー面白そうだから皆さんを観察しようかと」



340: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/10(水) 21:54:25.69 ID:oGgGUmiSo

隼「お前らもっと真面目にだな……」

美羽「ならあっちのほうに賢吾と雪子がいるわよ」

マリー「面白そう、いこ」

JK「了解っす!」

美羽「さて、これで静かね」

隼「さすがだな」

美羽「たまにはゆっくりしましょ」



341: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/10(水) 21:54:52.94 ID:oGgGUmiSo

雪子「この辺りはそんなに人いないね」

賢吾「そう、だな」

雪子「えっと……」

賢吾「……」

・・・・・・・・・・

JK「あそこもだんまりっすかね」

マリー「それで終わらないはず」

JK「そのこころは」

マリー「ボケとツッコミ」



342: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/10(水) 21:55:20.03 ID:oGgGUmiSo

・・・・・・・・・

賢吾(しかし、天城はあまり接したことのタイプだな……どんな話をするべきだ……)

雪子「歌星君?」

賢吾(ファッション……、いや、違うな)

雪子「歌星君!!」

賢吾「うお!?な、なんだ!?」

雪子「何難しい顔してるの?もしかして、お腹痛い?」

賢吾「そ、そうじゃなくてだな」

雪子「トイレ行きたいなら行っていいよ!」

賢吾「だから違うと言っている!」

雪子「嘘!トイレくらい恥ずかしがらなくても」

賢吾「トイレトイレ、言うな!」

雪子「そんなに言ってないよ!言って……イットイレ……ぷっ、……はははは!」

賢吾「なぜ自分でツボに入る!!」

雪子「顔真っ赤だよ、歌星君、ふふふっ、あははは!」

賢吾「こ、子供が集まってきたから静かに!」



343: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/10(水) 21:55:50.09 ID:oGgGUmiSo

・・・・・・・・・・・

JK「いやー楽しそうで何よりっすねー」

マリー「次いこ、次」

JK「雪子さんっていつもああなんですか?」

マリー「うん」



344: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/10(水) 21:56:16.38 ID:oGgGUmiSo

ジュネス 食品売り場

クマ「おねーさん、そのお肉食べてもいいかな?」

おばちゃん「もーしょうがないわねー、こっちも焼いてあげましょうか?」

大杉「おお!じゃあ遠慮なく」

おばちゃん「誰よ!あんたは!!」

大杉「付添いのような……」

おばちゃん「食べたいなら買っていきな!」

大杉「ええええええ」

おばちゃん「今日は試食終わり!」

クマ「ええええええ」



345: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/10(水) 21:57:56.48 ID:oGgGUmiSo

大杉「タダで肉食べれるって言ったじゃないか!」

クマ「あんたがいるからでしょーが!」

大杉「俺のせいか!?」

クマ「今頃みんなはきゃっきゃっ、うふふで楽しくやってるつーに……」

大杉「俺だってどーして余りと……」

クマ「むきー!余り言うなクマ!!……お詫びにホームランバーね」

大杉「なんで俺が!」

クマ「しゅびどぅびー」

大杉「こら!聞け!!」



349: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/14(日) 17:58:58.98 ID:/MJORr2jo

商店街

千枝「んー、いないねー」

流星「さすがに人目のつく場所にはいないんじゃないかな」

千枝「そっか……、……へった」

流星「え?」

千枝「おなか減った……」

流星「あー、そっか、じゃあ愛家にでも行こうか」

千枝「お菓子買って我慢する……」

流星「じゃああの店だね、行こうか」

友子「楽しそう……」

陽介「と、友子ちゃん?さすがにもうちょっと別の場所調査した方が……」

友子「……」

陽介「いや、大丈夫です、ここで」



350: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/14(日) 17:59:25.00 ID:/MJORr2jo

友子「はあ……」

陽介(若干怖いけど、こうしてみると可愛いよな……)

友子「なんですか?」

陽介「い、いや!なんでもない!なんでもないから!!」

友子「声が大きい……!」

千枝「あれ?花村じゃん、二人もこっち来ちゃったかー」

流星「や、やあ、友子ちゃん」

友子「……」

陽介「どうすりゃいいんだこりゃ……」



351: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/14(日) 17:59:57.84 ID:/MJORr2jo

・・・・・・・・・・・

JK「修羅場っすねー」

マリー「シュラバ?」

JK「三角関係?いや、四角関係?」

マリー「四角?」

JK「陽介さんって、好きな人とかいるんっすかね?」

マリー「んー……?悠?」

JK「え、あ、ま、まあそういうのもありっすよね、うん」

マリー「?」



352: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/14(日) 18:00:28.06 ID:/MJORr2jo

・・・・・・・・・・・

千枝「もうしょうがないから4人で行動する?」

陽介「なんか精神的にもそのほうが健康な気がする……」

りせ「ダメよ!」

千枝「り、りせちゃん?」

りせ「せっかくカップルなんだからちゃんと二人で行動すること!」

流星「そ、そういうものか……」

りせ「そ、じゃあ弦太朗さん、今度はあっちね!」

弦太朗「お、おう!またな!ちょっ、もっとゆっくり!」

友子「弦太朗さんが連れまわされてる……」

流星「おそるべし……」



353: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/14(日) 18:01:03.21 ID:/MJORr2jo

おじさん「お、ジュネスの子じゃないか」

陽介「あ、どもっす」

おじさん「また地元の名産祭りやろうよ、いやー意外とよかったね、あれ」

陽介「ホントっすか?じゃあ親父に言っときます」

おじさん「頼むよ、そのうちここも昔のように活気づけるように頑張らないとね」

陽介「ええ、頑張りましょう!」

友子「いまのは……」

陽介「ああ、商店街でいろいろ仕切ってる人でさ」

千枝「すごいよねー、昔はジュネスってだけで嫌な顔してた人なのにさ」

流星「そうなのか?」

陽介「ああ、商店街きたら散々陰口言われたもんだよ」



354: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/14(日) 18:01:32.16 ID:/MJORr2jo

友子「そんな……花村さんは何も……」

陽介「ま、昔のことだ、今はこうしてジュネスと商店街はいい関係だからな」

千枝「……小西先輩のとこは」

陽介「多少は話したりしてるよ、この前線香あげさせにもらったりしたからな」

千枝「そっか……、頑張ったね」

友子「小西って、確か去年の……」

陽介「ああ、去年俺たちが助けられなかった人だ、……俺の片思いだった人だ」

流星「つらかったな……」

陽介「格好わりぃけどよ、結構引きずったからな」

友子「花村さん……」

陽介「そんな顔すんなって、今はあのひとに笑われないようにしっかりしねぇと、な」



355: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/14(日) 18:01:58.76 ID:/MJORr2jo

流星「強いんだな」

陽介「つよかねーよ、一年たってようやくだ」

千枝「いいねー、男の子しててー」

友子「なんですか、それ?」

千枝「なんか男の子の青春って感じじゃん?」

陽介「言ってからなんだけどさ、すげーハズい」

流星「いいじゃないか、弦太朗はお前みたいの好きだぞ」

陽介「……変な意味じゃないよな?」

・・・・・・・・・・・・

JK「いやー、なんかさわやかに終わったっすね」

マリー「それよりまだ見つかってない組あるけど」

JK「そういえば……どこ行ったんっすかねー?」



356: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/14(日) 18:02:26.29 ID:/MJORr2jo

・・・・・・・・・・・・

沖奈市

悠「はい、これ」

ユウキ「あ、ありがと、UFOキャッチャー得意なの?」

悠「まあたしなむ程度は」

ユウキ「ほえー……」

悠「そういえば、今って映画……」

ユウキ「あ、これ見たい!はやぶさくん!」

悠「じゃあ行こうか」

ユウキ「うん!あ、でもいいのかな、こんなことしてて……」

悠「一通りは回ったし、たまにはいいんじゃないか?」

ユウキ「そ、そっか、うん、よし行こう!」



357: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/14(日) 18:02:53.19 ID:/MJORr2jo

翌日 朝 通学路

弦太朗「早起きすると気持ちいいなー、空気がいい!」

弦太朗「しかし、こんな朝早くに何の用だろうな」

弦太朗「ん?おお、いつの間に声かけてくれりゃよ、なっ!?がはっ……お前なんで……」

白衣の男「よくやったな」

???「……」



360: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/18(木) 22:17:16.92 ID:GF/dkpQvo

数十分後 学校

ユウキ「あれ?弦ちゃんは?」

賢吾「やはり見てないのか?先に出たはずなんだが……」

美羽「ダメね、電話にも出ないわ」

雪子「どこ行っちゃったんだろう……」

陽介「あいつのことだから、何か見つけてそのまま追ってるとか?」

流星「それでも連絡くらいは……」

prrrr

悠「……病院から電話?」



361: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/18(木) 22:17:42.08 ID:GF/dkpQvo

千枝「病院!?」

悠「……はい、そうですが……、弦太朗が運ばれた?」

賢吾「なんだと!?」

悠「わかりました、はい、ありがとうございます」

ユウキ「な、なんだって!?」

悠「怪我してるところを発見され救急車で運ばれて、……意識を失っているらしい」

流星「病院の場所は!?」

千枝「案内する!」

陽介「俺は2年たち捕まえてくるわ!」



362: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/18(木) 22:18:08.64 ID:GF/dkpQvo

大杉「お、おい、ホームルーム始まるぞ!」

ユウキ「弦ちゃんが怪我して!意識失ってて!!」

大杉「なにぃ!?何やってんだ!早く行け!」

ユウキ「ありがとう!先生!」

隼「しかし、なんで鳴上に電話が?」

悠「履歴の一番上が自分だったみたいです」

美羽「ふーん……急ぎましょ!」

マリー「……」



363: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/18(木) 22:18:36.12 ID:GF/dkpQvo

病院

ユウキ「弦ちゃん!!」

医者「命に別状はないんですが、頭を強く打っていまして」

賢吾「誰がこんなことを……」

完二「あいつに決まってやがる!くそが!!」

医者「どうやら前から殴られたようですね」

りせ「ひどい……」

直斗「前から、ですか……?」

流星「賢吾、ちょっといいか?」

賢吾「ああ」



364: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/18(木) 22:19:02.59 ID:GF/dkpQvo

・・・・・・・・・・・

流星「あの弦太朗が前から綺麗に一撃もらうと思うか?」

賢吾「そうだ、確かに、後ろならともかく前からなんていくら不意打ちでも……」

流星「かなり油断していない限りそんなことはできないはずだ、つまり」

直斗「僕たちの誰かがやった、ということですね」

賢吾「やはり君も気付いたか」

流星「……」

直斗「安心してください、僕じゃないですよ、身長からいってもちょっと難しいです」

賢吾「仲間を疑いたくはないが……」

流星「だが、ほかに考えられん、俺たちの中の誰かだ」

直斗「……皆さんのクラスで一番最後に入ってきたのは誰だかわかりますか?」



365: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/18(木) 22:19:29.99 ID:GF/dkpQvo

賢吾「確か……」

流星「陽介だ」

直斗「……花村先輩」

クマ「ちょ!待つクマ!!」

直斗「クマ君、聞いてたんですか?」

クマ「そりゃもうばっちりよー!とにかくヨースケはそんなことしないクマ!」

賢吾「しかし、可能性の問題として……」

クマ「昨日だって、皆が帰る前に解決してソーベツ会の準備とか考えてたクマ!ヨースケがそんなこと……」

流星「俺もあいつがそんなことをするとは思えないが……」

賢吾「わからないだろ、脅されていたり、操られている可能性もあるんだ」



366: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/18(木) 22:19:56.84 ID:GF/dkpQvo

直斗「確かにその可能性はゼロではないですが……」

クマ「とにかくヨースケじゃないクマ!!」

賢吾「なぜそこまで断言する……まさか知ってるのか?誰がやったかを」

流星「そうなのか!?」

クマ「う……し、知らんクマ」

直斗「……言えないということですか」

賢吾「教えてくれ!俺だって何も理由がなくこの中の誰かがやったなんて思ってはいない」

クマ「……ケンゴ、ごめん、言えんクマ……」

流星「……これ以上問い詰めるのはやめよう」

賢吾「しかし……」

JK「あ、いた!大変っす!!」

流星「どうした!?」

JK「学校にシャドアーツ出現っす!」

直斗「いまそっちが優先ですね、行きましょう!」

賢吾「……ああ」



369: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:53:07.83 ID:ct39Kzvfo

学校

ガシャーン

大杉「堂々と暴れやがってーうわああああああ」

シャドアーツ「そうそう、逃げないと危ないよー」

長瀬「あいつら……」

一条「やめとけ!長瀬!一般高校生には無理だ!」

あい「そうよ!いまは逃げんの!」

シャドアーツ「ははは!あーそろそろ来るかなー……」

大杉「全員早く避難しろー!」

シャドアーツ「ちょっとは観客いないとつまらない……だろ!」ブンッ

大杉「うおおおおお!?」シュッ

シャドアーツ「ん?」



370: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:53:34.66 ID:ct39Kzvfo

大杉「おお!?朔田あああ!」

メテオ「大丈夫ですか、先生」

シャドアーツ「意外と早かったね」

千枝「お、お姫様だっこ……」

友子「……うらやましい……でいいのかな?」

クマ「クマ的にはNGね」

シャドアーツ「これはこれは、ぞろぞろと」

メテオ「弦太朗をやったのはお前か?」

シャドアーツ「あー違う違う、気付いてるんだろ?さすがに」

メテオ「くっ……」

りせ「え、どういうこと?」

ユウキ「気付いてるって?」

賢吾「……」



371: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:54:02.22 ID:ct39Kzvfo

メテオ「誰がやったかはお前を倒してから聞き出す……」

白衣の男「それはやめといたほうがいい」

完二「なんだてめぇは!」

白衣の男「財団Xの者だ、私もそろそろ君たちの前に姿を見せないと失礼かと思ってね」

美羽「財団X……」

賢吾「気をつけろ!やつもおそらく……」

メテオ「ああ、二人だろうが、なんだろうがやってやるさ」

白衣の男「そうだな、数は合ってる、だが私がわざわざ相手にする必要はないだろう」

隼「なんかこっち見てるぞ、あいつ」

白衣の男「さあ、こっちに来て、メテオを倒せ」

JK「ぼ、僕たちに向かって言ってますよね、あれ……」

賢吾「やはり、俺たちの中に……」

クマ「お、おし!く、くるクマ!クマが相手よー!」

完二「は……?おい、なにやってんだ」

クマ「く、クマが裏切りクマだったのさ、さあかかってらっしゃい!」



372: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:54:35.55 ID:ct39Kzvfo

シャドアーツ「くくっ……」

白衣の男「遊びはいい、さあ仲間がお前をかばってるぞ、いいのか?」

クマ「な、なにいってるクマ!クマが……」

「ありがとう、クマ、もういいんだ」

雪子「いったい、どういう……え?」

千枝「ちょっ、ちょっと……」

直斗「……最悪な結果だ……」

陽介「……おい、悠……なにしてんだよ!お前!!」

悠「……すまない、皆」

メテオ「……なぜ、なんでだ……弦太朗をやったのも……」

悠「俺だ」



373: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:55:05.76 ID:ct39Kzvfo

メテオ「そんな、どうしてお前が!!」

クマ「……センセー……どうして……」

悠「……」

メテオ「鳴上、お前と戦わないといけないのか?」

悠「ああ」

りせ「ま、待ってよ、どうせ偽物でしょ!本物なわけ……」

陽介「いや、本物だよ、間違えるわけねぇ……」

りせ「そんな……」

白衣の男「本物か、か、証明してやれ」

悠「……」カチッ

完二「あの姿……」

陽介「……完全にあいつのペルソナそっくりじゃねぇか」



374: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:55:34.51 ID:ct39Kzvfo

シャドアーツ(悠)「……流星、やろうか」

メテオ「くっ……やるしかないのか」トモエ!カチッ メテオオンレディ?

シャドアーツ(悠)「いくぞ……」ブンッ

メテオ「ホワーーーーッ!!アチャーーー!!」

シャドアーツ(悠)「はああああ!!」ギィン!

メテオ「くっ、やっかいな剣だな……、だがスピードなら!」

シャドアーツ(悠)「無駄だ……」バシュバシュバシュ

メテオ「なにっ!?……ぐはっ!!」

友子「流星さん!!」

流星「強い……」

白衣の男「さすがの仮面ライダーも迷いがあるようだな」



375: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:56:00.68 ID:ct39Kzvfo

りせ「勝てないよ……」

完二「おい、諦めんな!!」

直斗「鳴上先輩が相手、フォーゼも、メテオも、もう……」

雪子「そんな、鳴上くん!もうやめて!!」

クマ「センセー!!どうしてクマ!!まさか、操られて……」

マリー「ううん、多分違う」

シャドアーツ(悠)「……」

マリー「操られてるんじゃない、……もしかして、キョーハクっていうのされてる?」

千枝「脅迫……?」

シャドアーツ(悠)「……」

シャドアーツ(不良B)「へー、なんでわかんだろ、友情ってやつ?おもしれー」

白衣の男「おい」

シャドアーツ(不良B)「いいじゃないっすか、どうせわかったところで何もできないし」



376: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:56:35.97 ID:ct39Kzvfo

マリー「どういうこと」

大杉「いや、ちょっとしたハンデですよ」

ユウキ「先生……?じゃない……?」

直斗「まさか、ゴールデンウィークのときの……」

大杉?「またあったね、ペルソナ使いの諸君」

千枝「あんた、今度は何したの!」

大杉?「いや、ちょっと何人か使って彼の家にお邪魔してもらってるだけですよ」

完二「……人質かよ……」

大杉?「刑事っていっても怪我してればただの人ってね」



377: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:57:04.70 ID:ct39Kzvfo

美羽「それで無理やり悠は言うこと聞いてるってわけ」

大杉?「彼は君たちペルソナ使いの精神的支柱、ペルソナをシャドウに戻すのには有効だろう?」

白衣の男「まだ自我はあるようだが、いずれスイッチに飲み込まれるさ、そしてシャドウとなる、だな?」

大杉?「おそらくは」

雪子「そんな……ひどい……」

白衣の男「さあ、まずはそいつにとどめをさせ」

流星「くっ……」

陽介「……ふざけんなっ!」バキッ

シャドアーツ(悠)「っ……陽介……」

陽介「なんで俺たちに言わねぇんだよ!?盗聴とかされてもお前なら気付かずに知らせることくらいできただろ!!」

大杉?「それだけ家族が大事なんだろう、利口だよ」

シャドアーツ(悠)「……」

陽介「……お前……」

弦太朗「……陽介、離れてろ……」



378: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/23(火) 21:57:34.11 ID:ct39Kzvfo

ユウキ「弦ちゃん!?」

賢吾「弦太朗!?おまえなんで!」

弦太朗「ダチが苦しんでんのに、寝てられねぇよ……」

シャドアーツ(悠)「弦太朗……」

弦太朗「悠、お前がその姿で戦わなきゃいけないことはよくわかった」

シャドアーツ(悠)「……」

弦太朗「なら、俺は全力で戦ってお前を倒す、如月弦太朗、タイマンはらせてもらうぜ!」



384: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:09:11.28 ID:NX7z7dYKo

シャドアーツ(悠)「はぁっ!!」

フォーゼ「くっそ、やっぱつえーな、これでいくぜ」ミーカーヅチーオン

シャドアーツ(悠)「電撃は効かないぞ?」

フォーゼ「こうすんだよ!!」ダッ!

シャドアーツ(悠)「突っ込んできた!?」

フォーゼ「うおおおおおりゃあああ!!」

シャドアーツ(悠)「くっ!!」ガキッ

賢吾「おそらく物理では一番強い、あのステーツでも互角か……」

完二「やっぱあの人はつええ……」

フォーゼ「ダメか!?」スークナーヒコナー バンッバンッ

シャドアーツ(悠)「ちっ!」バシッ

直斗「かといって、遠距離からも効果がいまいち……」



385: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:09:39.33 ID:NX7z7dYKo

隼「あいつ、本気か、まだ自我はあるんだろ?」

美羽「手を抜いたらまずいってことね……そうなんでしょ!?」

大杉?「さあ?まあ否定はしないよ」

千枝「あんた、あとで絶対蹴り飛ばす!」

大杉?「嫌だなぁ、僕はここにはいないんだよ?」

流星「俺も加勢する!」

陽介「待て!!」

雪子「花村君……?」

陽介「まだだ、まだ待ってくれ」

流星「なぜだ!?このままだと弦太朗は!」

JK「そうっすよ!2対1ならなんとか!」

陽介「まだ待ってくれ、俺は……信じないといけない」



386: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:10:09.45 ID:NX7z7dYKo

シャドアーツ(不良B)「待つって何を?奇跡ってやつ?そんなもんあるわけないだろ?」

賢吾「その通りだ、奇跡を待つより今は鳴上を止めなければ!」

陽介「俺は……信じてんだ、あいつを」

友子「信じるっていったい何を……」

陽介「俺は悠を信じてる」

クマ「ヨースケ……、クマもセンセーとヨースケを信じるクマ!」

流星「だが、このままじゃ……」

フォーゼ「燃えろ!!」サークーヤー

シャドアーツ(悠)「……ジオダイン!」

大杉?「おや?……やられましたね」

白衣の男「ん?」

???『みなさん!聞こえてますか!』



387: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:10:36.74 ID:NX7z7dYKo

マリー「声?……これって、ペルソナ?」

りせ「これ、もしかして……聞こえてるよ!」

風花「よかった……、美鶴さん繋がりました」

フォーゼ「な、なんだ?」

美鶴『皆、聞こえるか、私だ』

雪子「き、桐条さん!?」

白衣の男「……あの桐条グループか」

美鶴『手短に報告するぞ、堂島家の人質は全員保護した、怪我はない』

千枝「ほ、ホントに!?」

流星「待てと言ったのはこういうことか?」

陽介「さっきあいつに近づいたとき言われたんだよ、信じろってな」

賢吾「そ、それだけか?」

陽介「それだけありゃ、充分だろ、なあ相棒」

シャドアーツ(悠)「……」コクン



388: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:11:02.92 ID:NX7z7dYKo

大杉?「これは引かないとまずいようだね、仕方ない……」

白衣の男「貴様、ここにきて……」

大杉?「悪いけど、僕らは引かせてもらうよ、ここで終わるわけにはいかないからね」ドサッ

美鶴『山岸!』

風花『ダメです、場所の特定は……』

美鶴『仕方ないか、鳴上、とりあえずこれでもう心配はない、よく私たちに連絡してくれた』

ユウキ「え、えっと、なんだかわからないんだけど……」

千枝「あー落ち着いたら説明すんね」

美鶴『こちらが片付き次第私たちもそちらへm』

アイギス『美鶴さん、私もお話ししたいであります』

美鶴『おい、あいg』

アイギス『鳴上さん、お元気ですか?』

完二「いや、挨拶してる場合じゃねーっしょ……」

美鶴『と、とにかく私たちも急ぐが、そちらは任せるぞ』



389: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:11:29.43 ID:NX7z7dYKo

シャドアーツ(不良B)「あーあー、仲間多すぎ、どうすんですか?」

白衣の男「まだ負けたわけではない、お前もまだその力を失いたくないだろう?」

シャドアーツ(不良B)「はいはい、わかりましたよ」

シャドアーツ(悠)「弦太朗」

フォーゼ「お、どうした?」

シャドアーツ(悠)「まだ俺の意識があるうちに俺を倒してくれ」

フォーゼ「……おう!」

クマ「ゲンタロー!これを使うクマ!!」カッ

フォーゼ「しゃあ!いくぜ、悠!」キーントーキ オン

ユウキ「おお!ミサイルキター!」



390: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:11:57.14 ID:NX7z7dYKo

フォーゼ「なんじゃこりゃ!?こ、これ使うのか?」

クマ「いったれクマ!!」

フォーゼ「お、おう」リミットブレイク

完二「まさかとは思うけどよ、あれもって突撃すんのか?」

りせ「……多分」

直斗「ま、まあクマ君らしいんじゃないでしょうか……」

フォーゼ「ライダートマホークアタックーーー!!」コツン

シャドアーツ(悠)「……あれ?」

フォーゼ「あれ?」

ドカーーーーーン

友子「変、他のと比べてあれだけ変」

JK「いや、そんなはっきりと……」

雪子「あははははは!!」

千枝「緊張感ないなー……」



391: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:12:32.57 ID:NX7z7dYKo

フォーゼ「いたたた……悠!」

悠「……弦太朗、悪かった」

フォーゼ「謝る必要なんてねぇよ!」

悠「……ありがとう」

シャドアーツ(不良B)「はい、それまで」バンッ

フォーゼ「ぐはっ!!」

悠「弦太朗!」

シャドアーツ「隙見せちゃダメでしょ、敵が空気なんて読むと思った?」

悠「お前……!」

陽介「悠、お前は休んどけ、こいつは俺たちがやる」

流星「弦太朗お前もだ、任せておけ」

シャドアーツ「君らもボロボロなんだろ?無理しない方がいいんじゃない?」

陽介「だからってな、黙ってられねーんだよ」

流星「友と戦わせられたあの二人の気持ちがお前にわからんのだろうな、どれだけ辛かったかが!」



392: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:13:09.65 ID:NX7z7dYKo

シャドアーツ「わかるよ、すげー面白かった」

陽介「流星、やってやろうぜ!」カッ

流星「ああ、借りるぞ、陽介」メテオ レディ?

流星「変身!仮面ライダーメテオ……」ジライヤ! メテオオンレディ?

賢吾「すごい風だ!」

りせ「千枝センパイスカート!スカート!」

千枝「え?いやほらスパッツ」

メテオ「仮面ライダーメテオジライヤ、お前の運命は俺たちが決める」

シャドアーツ「ちょっと派手になっただけだろ?」

メテオ「試してみるか?ホワーーー!」シュッ

シャドアーツ「っ!速っ!?」

メテオ「アチャー!!」バシッバシッ

シャドアーツ「ちっ、うぜえな!!」バンッバンッバンッ



393: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:14:06.88 ID:NX7z7dYKo

メテオ「遅いな、はあああ、せいや!!」

友子「すごいアクロバット……」

直斗「しかし、あいつは確か……」

シャドアーツ「ふん」ヒュン

ユウキ「消えるの!?」

賢吾「ヴァルゴと似てるな……」

メテオ「ちっ、そこか!!」

シャドアーツ「残念ー」ヒュン

メテオ「くそっ」

シャドアーツ「持久戦と行こうか?」

隼「いくら速くても、消えるんじゃどうにもできないか」

メテオ「……俺も信じてみよう」リミットブレイク!



394: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:14:33.62 ID:NX7z7dYKo

友子「……流星さん?」

クマ「まだ消えてよけられるクマー!!」

メテオ「メテオユースフルパニッシャー!!」

シャドアーツ「はい、ご苦労s、っ!?苦無!?」

陽介「俺を忘れんなよ」

メテオ「いけえええええ!」

シャドアーツ「そんなっ、ぎゃああああああ!!!」バーン

メテオ「やったな、陽介」

陽介「ああ、青春キター!ってな」



395: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:30:04.72 ID:NX7z7dYKo

白衣の男「……結局一人も倒せずか」

完二「てめーも、そろそろ諦めろや」

美羽「もう仲間はいないんでしょう、諦めなさい」

白衣の男「つまらん冗談だよ、まったく」

ユウキ「強がり、じゃないんだよね、多分……」

直斗「……おそらく」

白衣の男「ライダーを倒す、その目的だけは達成させてもらおう」カチッ

マリー「なにこれ……シャドウが集まって……」

シャドアーツ「これがシャドウとゾディアーツの真の融合体、今までのとは比べものにならんよ」

JK「な、なんかやばい感じっすか?」

シャドアーツ「怖がることはない、一瞬だ」スッ

完二「なっ、なんだ……これ……」ドサッ

雪子「完二君!?ど、うし……」ドサッ



396: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:30:51.84 ID:NX7z7dYKo

陽介「お、おい、どうしちまったんだよ!?」

賢吾「これは、キャンサーのときと似てる……」

シャドアーツ「魂を抜き取られせてもらったよ、これではシャドウ化しないから今まで使えなかったが、もうかまわんだろ」

千枝「よくも雪子を!!!」ダッ

シャドアーツ「なら仲良くいけ」

千枝「」ドサッ

隼「貴様……!!」ドサッ

美羽「隼!!」

シャドアーツ「さあ次は誰だ?」

メテオ「やらせるか!!」

シャドアーツ「やめておけ、無駄だ」

メテオ「それでも!!」バシッバシッ

シャドアーツ「速いことは認めるが、……こちらの方が強い」ズドーン

メテオ「うわあああああ!……負けられるか……」



397: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:31:17.93 ID:NX7z7dYKo

シャドアーツ「無駄だといっている」

メテオ「くそっ!」

陽介「あの姿でも勝てないかよ……」

シャドアーツ「ふん」

メテオ「ぐはっ!!」

シャドアーツ「まだやるか?」

メテオ「まだ……、な、……変身が……」

シャドアーツ「勝負ありだ」

流星「そんなっ……」ドサッ

友子「流星さんっ!!」

シャドアーツ「さあ残りは一気にやろうか?」

弦太朗「やめ、ろ……」

悠「これ以上は、させない……」



398: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:31:46.13 ID:NX7z7dYKo

賢吾「弦太朗!鳴上!よせ!今は二人だけでも逃げろ!!」

シャドアーツ「それが利口だな、まあその時には手遅れになってるだろうが」

弦太朗「お前だけは許さねぇ、ここで終わらせる!」

悠「俺たちの仲間は返してもらうぞ!」

シャドアーツ「なら、お前らからやってやる」スッ



マリー「くっ」

悠「……マリー!」

弦太朗「俺たちをかばって……」

マリー「大丈夫、キミたちなら勝てる、勝って……」ドサッ

悠「弦太朗、やるぞ!」カッ

弦太朗「ああ、あいつをぶっとばす」カチカチカチカチ スリー…ツー…ワン

悠&弦太朗「変身!!」

悠&フォーゼ「宇宙キターーーーー!!」



399: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:32:13.81 ID:NX7z7dYKo

シャドアーツ「勝てはしない、無駄だ」

フォーゼ「やってみなきゃわかんねーだろ!」イーザーナーギオン

シャドアーツ「こい」

フォーゼ「うおおりゃああ!!」ガキンッ

シャドアーツ「ほう……」

悠「弦太朗、ジオダイン!」

フォーゼ「おう!」バシッバリバリバリ

シャドアーツ「ぐっ」

フォーゼ「一気に決めてやる!」リミットブレイク

陽介「おし!やっちまえ!!」

ユウキ「いっけええ!!」

フォーゼ「ライダーワイルドスラッシュ!!」

シャドアーツ「ぐわああああ!!!」ドカーン



400: ◆5Iq90S2/Fo:2012/10/31(水) 20:32:41.05 ID:NX7z7dYKo

悠「……やったのか?」

クマ「倒したクマー!」

賢吾「……いや、待ておかしい」

直斗「こんなあっさりといくはずが……」

ユウキ「え、でもあんな爆発がおきt」ドサッ

賢吾「ユウキ!!」

りせ「いる、あいつたってr」ドサッ

シャドアーツ「まあこれくらいでいいだろう、さあ遊びは終わりだ、学生諸君」



404: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/06(火) 19:56:09.23 ID:/HT3IQZRo

フォーゼ「全然効いてねぇのかよ……」

悠「弦太朗、諦めるな!必ず勝てる!」

フォーゼ「おう!諦めてなんていねぇよ!!」バシッ

シャドアーツ「無駄だよ、そんな弱い力では勝てない」

フォーゼ「だからって諦めてたまるかよ!!」

シャドアーツ「そんなコズミックエナジーと、ペルソナ、確かにいい方法だが……」ガシッ

フォーゼ「な、離せ!」

シャドアーツ「所詮は浅知恵だよ」バキッ

賢吾「スイッチが!!」

悠「壊された……」

陽介「なんでだよ、なんでここまで差が出るんだよ!!」

クマ「あいつのシャドウ一匹じゃないクマ!」

直斗「一匹じゃない?」

クマ「いろんなシャドウがうようよしてる感じクマ……前のテレビの中みたいな……」

悠「それが力の差なのか……」

シャドアーツ「そういうことだ、多くのシャドウを取り込んだ、一人の力で防げるものではない」



405: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/06(火) 19:56:49.13 ID:/HT3IQZRo

フォーゼ「一人じゃねぇ!俺たちには絆の力がある!」キーントーキ オン

シャドアーツ「絆の力だと?たかだか知り合って数日のお前たちに絆など、笑わせるな」ドガッ

フォーゼ「ぐはぁっ!」

JK「弦太朗さん!」

シャドアーツ「絆など、ありもしないものは力でもなんでもない!」

悠「……違う、確かに俺たちは出会ったばかりだ、それでも絆は、俺たちの間に絆はある!」カッ

美羽「ペルソナ!?悠、ダメよ!」

シャドアーツ「ペルソナ相手、面白い!」

悠「くっ、うおおおおおおお!!」

シャドアーツ「ほう、さすがに力はある、だが」

悠「おされるっ……」

シャドアーツ「ペルソナ一体ではどうにもならん」バシッ

悠「ぐぁっ!」

直斗「先輩!」



406: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/06(火) 19:57:49.19 ID:/HT3IQZRo

弦太朗「かてねぇのかよ……」

シャドアーツ「そういうことだ、消えろ……」スッ

JK「させるか!」

クマ「させぬクマ!」

シャドアーツ「わからないやつらだ、そんなことをしても意味はない」

JK「弦太朗さん、悠さん!倒してください、信じてます!……」バタッ

クマ「センセーとゲンタローならきっとやってくれるって信じてる!」バタッ

陽介「おまえら……」

美羽「もうやめて……」

シャドアーツ「健気だが、もう戦う気力など……」



407: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/06(火) 19:58:37.04 ID:/HT3IQZRo

弦太朗「……なあ、悠」

悠「……なんだ、弦太朗」

弦太朗「俺たち負けられねぇよな……」

悠「ああ、あいつらは信じて倒れていったんだ……」

弦太朗「なら、やらねぇとな……」

悠「ああ……」

シャドアーツ「なぜ、まだ立ち上がる……」

弦太朗「ダチが俺たちを信じてるなら倒れてるわけにはいかねぇだろ!!」

悠「俺たちには絆の力がある、俺だけじゃない、皆が絆で繋がってる……!!」

シャドアーツ「絆など、そんなもので……!!」

カッ!!



408: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/06(火) 19:59:04.88 ID:/HT3IQZRo

悠「……!!」

直斗「あれは……」

賢吾「新しい、スイッチ、なのか……?」

弦太朗「それは……」

悠「世界……、いや俺たちの宇宙だ」

弦太朗「宇宙……わかるぜ、俺や悠、あいつらが築いていった絆が!!」

悠「弦太朗、みせてやろう、絆の力を!」

弦太朗「おう!!」オーオーカーミー オン カチカチカチカチ スリー……ツー……ワン……

弦太朗「変身!!」

シャドアーツ「なんだ、この光は!?」

直斗「あれは……」

美羽「綺麗ね……」

陽介「やっぱすげーよ、お前ら!」

賢吾「白いイザナギ、なのか……?」

フォーゼ&悠「宇宙……キターーーーーーーーーー!!!」



409: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/06(火) 19:59:32.30 ID:/HT3IQZRo

シャドアーツ「くっ……そんなものが!!」ドガッ

フォーゼ「もう効かねぇよ!!」ブンッ

シャドアーツ「なんなんだ、この力は……絆など……そんな……」

フォーゼ「いくぜえええ!!」サクヤー ファイアー

シャドアーツ「なにっ!?」

フォーゼ「燃えろおおお!!」ゴオオオオオ

シャドアーツ「ぐわあああ!!」

直斗「あれはまさか!」

賢吾「アストロスイッチとペルソナ、二つの力を組み合わせている!」

悠「弦太朗!まずは皆を!!」

フォーゼ「おう!」トモエー ジャイアントフットー

シャドアーツ「この力が負けるはずは……」

フォーゼ「おりゃあああ!!」ドーン

シャドアーツ「ぐがああ!!」



410: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/06(火) 20:00:00.96 ID:/HT3IQZRo

ユウキ「ん……」

千枝「いたた……」

美羽「戻ったわ!」

賢吾「いいぞ!!もっとだ!」

フォーゼ「よしっ!」ミカヅチー エレキー

ユウキ「な、なんかわからないけどいっけええ!」

フォーゼ「全部吐き出せ!!」バシッ

シャドアーツ「ぎゃあああああ!!」

完二「俺何で……」

隼「くっ……」

流星「あれはいったい……、友子ちゃん!!」

友子「流星さん……?」

悠「天城、りせ、大丈夫か?」

雪子「あれ、私……」

りせ「センパイ……?」



411: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/06(火) 20:00:27.25 ID:/HT3IQZRo

フォーゼ「これでどうだ!!」キントキー ロケットー ドカーン

シャドアーツ「そんなっ、がああああ!!」

陽介「クマ、ジェイク、起きろ!」

クマ「クマ復活ー!」

JK「いてて……」

マリー「……信じてたよ」

悠「ああ」

フォーゼ「これで全部だな」

シャドアーツ「そんな馬鹿な、多くのシャドウを取り込み、なぜこんなやつに……」

フォーゼ「俺たちにはこんだけの絆がある!」

悠「一人じゃない、だからなんだって出来るさ!」

シャドアーツ「……そんな子供のような理屈に負けるわけがない!!」



412: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/06(火) 20:00:53.85 ID:/HT3IQZRo

悠「弦太朗、宇宙の力みせてやろう!」

フォーゼ「おう!!絡み合う絆で宇宙を掴む!!」オオカミー コズミックー

シャドアーツ「なっ!動けないだと!?」

フォーゼ「これで終わりだ!!」リミットブレイク

悠「ペルソナ!!」

陽介「あれって……」

千枝「私たちのペルソナ、だよね?」

直斗「微かにですけど、みえますね……」

フォーゼ&悠「ライダー銀河ペルソナキーーーーーーーック!!!」

シャドアーツ「ぐわあああ、こんなもので私は……!!!」

フォーゼ「うおりゃあああああああ!!!」

シャドアーツ「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!」バーン

フォーゼ「はぁはぁ……タイマン、じゃねぇけど、張らせてもらったぜ」

悠「やったな、弦太朗」

弦太朗「ああ、皆のおかげだ」



415: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:44:07.91 ID:d45OXjv6o

翌日 夜 天城屋旅館 露天風呂

弦太朗「いやー、何度入っても気持ちいいな!!」

賢吾「あれだけの怪我がまさか一日で治るとは……」

流星「まあよかったじゃないか、今日でこの温泉ともお別れだからな」

隼「終わってみると早いもんだな」

JK「それにしても皆さんも来れてよかったですよ」

クマ「打ち上げは皆でやるもんクマ!」

陽介「部屋がねーから全員同じ部屋だけどな」

完二「まあ最後だし、明日は休みだし、起きてるっしょ」

悠「というか、寝れないな、あの部屋」

JK「あのすごい恰好の人たちも来れればよかったんですけどねー」

陽介「あー……」



416: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:44:38.29 ID:d45OXjv6o

・・・・・・・・・・・・

数時間前

美鶴「打ち上げか?ブリリアントな提案だが、我々も忙しくてな」

アイギス「では私が代表して温泉に浸かるであります」

風花「……アイギスも仕事だよ」

明彦「惜しいが仕方あるまい」

ユウキ「げ、弦ちゃん、特殊部隊だよ!特殊部隊!」

弦太朗「すげー!!悠たちはああいう格好しなくていいのか!?」

悠「いや、俺たちは……」

賢吾「ペルソナ使いの正式な服装というやつなんだろうか、あれが……」

陽介「ちげーから!!あれはあの人たちの趣味だ!!」

アイギス「美鶴さん、ご報告があります」

美鶴「……何も言うな、さっさと帰るぞ……」

・・・・・・・・・・・・・・



417: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:45:35.18 ID:d45OXjv6o

完二「あの人たち来るたびに目立ってますよね……」

流星「ペルソナ使い恐るべしだな」

陽介「俺らはずっと普通でいような」

悠「……ああ」

弦太朗「お?クマお前なにやってんだ?」

クマ「山があれば登るように隣に女湯があれば覗く……それが男クマ」

陽介「ば、バッカやめとけ!!いつぞやの惨劇を忘れたのか!!」



418: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:46:01.47 ID:d45OXjv6o

弦太朗「いや、男なら確かに行くべきだ!!」

完二「電撃浴びるっすよ……?」

流星「で、電撃?」

悠「嫌な出来事だったな……」

陽介「お前だってあの痺れを忘れたわけじゃねーだろ!」

隼「それにだ、美羽がいる以上そんなことは許さん!」

悠「さすがキング、紳士だ……」

隼「そういうわけで、って登るな!お前ら!!」

JK「いやーでもこれも思い出っすよ!」

賢吾「巻き添えをくらうのはごめんだぞ……」

悠「……ん?なんだ、音が……」

弦太朗「音?……いや、これ声じゃねぇか?」



419: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:47:00.41 ID:d45OXjv6o

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

千枝「うわー!いつ来ても広いなー!」

美羽「今日で最後だから思う存分温泉堪能するわよー!」

ユウキ「おー!」

友子「直斗さん?どうしたんですか?そんなとこで小さくなって」

りせ「いい加減慣れなって、ほらー!」

直斗「いや、その引っ張らないでください!」

雪子「マリーちゃん、背中流してあげよっか!」

マリー「い、いい、自分で出来る……」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



420: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:47:53.51 ID:d45OXjv6o

悠「……まずいぞ、実に」

賢吾「緊急事態だな……」

流星「弦太朗、ドライバーは……」

弦太朗「……ない」

完二「完全に丸腰、っすね」

クマ「なに、まだ敵はこちらに気づいてないクマ……」

隼「焦りは禁物というやつだな」

JK「なんで皆さん冷静なんですかっ!?」

陽介「もーやだこいつら……」



421: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:48:34.44 ID:d45OXjv6o

悠「しかしなぜ……」

弦太朗「あいつらが入ってくるんだ!!」

流星「いやー、しかし、ちょうどいい大きさの岩で助かってるな」

隼「湯気にも助けられてるな」

陽介「クマ、いまなら完全に覗けるぞ」

クマ「死亡フラグとかのレベルじゃなく、確実に殺されるクマ!!」

JK「電気は嫌ですよー!!」

賢吾「落ち着け!落ち着いて打開策を考えるんだ……」



422: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:50:48.77 ID:d45OXjv6o

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ユウキ「な、な……」

美羽「どうしたのユウキ?」

ユウキ「直斗くん……大きい……」

直斗「!?」

りせ「お客さーん、さすがお目がたかーい……、あれ?」

雪子「どうしたの?りせちゃん?」

りせ「千枝センパイ雪子センパイ事件です……以前より大きさが増してる気がします……」

千枝「なんだとーーー!!」

直斗「ちょっと見すぎですよっ!」

雪子「ずるい……」

美羽「確かにこれは大きいわね……」

直斗「そんなこといったら野座間さんのほうが!!」

友子「わ、私ですか?」

ユウキ「確かにー……前から気にはなってたけどー……」



423: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:51:43.90 ID:d45OXjv6o

千枝「一つ下の子たちはいったいどうなってんのさ!!」

りせ「アイドルの立場が……、あれ私、同い年の中で一番小さいんじゃ……」

雪子「なんだろ、食べ物……?から揚げ食べればいいのかな……」

マリー「胸って大きいほうがいいの?」

千枝「そりゃあ、まあ……小さいよりは……、悪かったね!小さくて!」

ユウキ「ち、千枝ちゃん落ち着いてー!」

雪子「ううん、大きさなんかじゃない!」

りせ「そう!肌とか、絶対的なバランスとか!」

マリー「ん?」

りせ「ま、負けてる……」

直斗「もういいからゆっくり入りましょうよ……」

友子「そ、そうですよ」

雪子「やっぱり肉なのかなぁ……あ、でも違うかー」

千枝「私を見ながらいうな!!!」



424: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:52:11.12 ID:d45OXjv6o

美羽「でもいいじゃない、皆スタイル悪いわけじゃないんだから」

りせ「そりゃあ、私はいろいろ頑張ってるから……でもこういう天然素材に負けたりするんだよなぁ……」

直斗「天然素材って……」

雪子「りせちゃんって人工なの!?」

りせ「違うから!!」

ユウキ(よかったー……私も同じこと思ってた……)

千枝「この集団だと私の立場がー……ひゃっ!」

美羽「んー、千枝も形は悪くないわよー」

千枝「ちょっ!美羽さんっ!」

美羽「ほら、揉むと大きくなるっていうし、友子も手伝う!」

友子「は、はいっ!千枝さんすみません……!!」

千枝「だからっダメって!んっ……いやっ!はぅ……!そこ、ちがっ!っ!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・



425: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:53:13.65 ID:d45OXjv6o

クマ「ぬおおおお!!こんなの生殺しクマ!!」

JK「隊長!完二が出血多量で倒れてます!」

悠「そっとしておけ」

隼「血を向こうに流すな!」

流星「うおおおおおお!!」ザバーン

陽介「流星!落ち着けぇ!!」

流星「ここで行かないのは武士の恥だ!」

弦太朗「流星待てええええ!!」

賢吾「全員落ち着け!!」

悠「賢吾……」

賢吾「ここで感情に任せていけば、すべてを失うぞ!!」

弦太朗「そ、そうだ!賢吾の言うとおりだ!」



426: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:55:10.69 ID:d45OXjv6o

流星「すまん、取り乱した」

JK「でもどうするんっすか!」

悠「このままここに留まるのは健康的にまずい」

陽介「第2の完二が生まれる前に急がないとな……」

クマ「しかし、湯気で何も見えないクマ……」

隼「だが、だいたいの位置は把握できるな」

賢吾「なるべく迅速に脱出しなければならない、見えないということを利用してな」

悠「……賢吾、まさかその作戦は……」

賢吾「わかってる、しかし他に方法が……」

弦太朗「ど、どんな作戦なんだ」

流星「作戦成功のためならなんでもやろう」

悠「いや、しかし……」



427: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:55:38.35 ID:d45OXjv6o

賢吾「言うしかないだろう、……囮だ」

陽介「なん……だと……?」

賢吾「囮となり女子の軍団をこちらに引き付け、岩の裏側、つまり今の俺たちの位置までおびき寄せる」

悠「その隙に急いで脱衣所まで逃げる……」

JK「……そ、そんな危険な作戦……」

悠「賢吾、やはりやめよう、犠牲を出してしまう!」

賢吾「しかし、他に方法はない」

隼「確かに作戦としてそれが最善だろう」

クマ「問題は……」

陽介「誰が囮役になるか……」

賢吾「……流星、なんでもやるといったな」

流星「いや、それは……」

賢吾「言ったな」

流星「待ってくれ!俺はまだ友を失いたくない!!」



428: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:56:06.97 ID:d45OXjv6o

弦太朗「わかった!俺が行く!」

流星「弦太朗……」

弦太朗「大丈夫だ、俺は捕まらねぇ!!」

賢吾「よし、わかった、なら……」

悠「……見れるな」

隼「なんだって?」

悠「捕まるときにおそらく見れるだろうな……」



陽介「ずりー!!」

クマ「それはずるいクマー!!!」

JK「役得すぎるでしょ!それは!!」

弦太朗「い、いや、そういうつもりじゃ!」

流星「見損なったぞ弦太朗!!」

賢吾「お前らいい加減にしろ!」



429: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:56:42.84 ID:d45OXjv6o

完二「……ん?」

悠「やはり全員でなんとか逃げる方法を……」

完二「ははーん、話は読めましたぜ」

隼「お、完二、気が付いたか」

完二「囮役、危険ですがいっちょ俺がやりやすぜ」

陽介「……そりゃおめーが見たいだけだろ!!」

流星「そんなことはさせん!!」

完二「あ、あれ……?」

悠「……じゃんけんだな」

クマ「それしかないクマね……」

隼「勝っても負けても文句は言うなよ……」

流星「勝ってみせよう、必ず」

賢吾「……仕方ない、なら俺も全力を出そう」

JK[あのー……まずいっす]

弦太朗「どうした、ジェイク、後出しは負けだぞ?」

JK「いえ、その、……波紋が……」



430: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:57:15.33 ID:d45OXjv6o

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

りせ「……」

雪子「やっぱり気になる?」

ユウキ「いるよね、やっぱり……」

直斗「小声ですが人の声は確かに……」

りせ「さっきからどうも何か動いてる気配がしてたんだけど……」

マリー「……いる」

友子「……いますね」

雪子「……覗き?」

ユウキ「でも普通に考えたら女の他のお客さんじゃ……」

直斗「しかし、それならこんな小声で喋る必要が……」

りせ「……とにかく確認すべき?」



431: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:57:43.87 ID:d45OXjv6o

美羽「そうね、そのほうが安心よ」

直斗「まだ動物などの可能性もありますが……」

マリー「ううん、人、確実に」

雪子「ほら、千枝、そんなとこでくたびれてないで行こう」

千枝「だ、誰のせいよ!誰の!!」

美羽「ふふん」

ユウキ「よ、よし行こう!」

ユウキ「……って私先頭!?」

美羽「合図したのはユウキでしょ!」

千枝「私いまへろへろだし」

りせ「私アイドルだし」



432: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:58:18.90 ID:d45OXjv6o

ユウキ「ええー!!雪子ちゃん女将として、ここは……」

雪子「次期、だから」

ユウキ「探偵として直斗くん!」

直斗「探偵関係あるんですか!?」

美羽「ダメよ、こんなボディの子がいったら襲われちゃうわ!」

ユウキ「会長ー……それ傷つく……」

美羽「ご、ごめん」

ユウキ「じゃあ……マリーちゃん!」

マリー「いいよ」チャプチャプ

ユウキ「え!?ま、マリーちゃんもっと慎重に!!」



陽介「く、来るぞ!おい!」

賢吾「落ち着け!お、囮を!」



433: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:58:47.05 ID:d45OXjv6o

クマ「み、みえ……ないクマね……」

弦太朗「バカ!捕まるぞ!」

悠「皆、落ち着け」

陽介「相棒……」

流星「そうだ落ち着こう……」

賢吾「いいな、この岩を半周すればこちらの勝ちだ」

隼「女子陣と反対側に動けばいいんだな」

悠「そして、半周したら脱衣所に走り抜ける」

完二「振り返ったら負けっすね」

JK「う、うまくいきますかね……」

弦太朗「信じるしかねぇ!!」

マリー「んー……この岩大きい……」

千枝「この裏側に……」



434: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:59:13.91 ID:d45OXjv6o

ユウキ「……あれ、いない?」

友子「……ぐるっと回ってみましょう」

JK「後方、まだ余裕あります!」

陽介「前方、危険!最後尾の直斗の背中が見える!」

完二「ぶはぁっ!!」

クマ「完二負傷!」

賢吾「衛生兵は出せん!」

弦太朗「指示を!」

悠「一時停滞、後方の警戒を」

流星「了解」

マリー「まだ裏側じゃないよ?」

雪子「この岩大きいからね」

美羽「待って、半分は反対から回ってみましょう」

直斗「そうですね、そのほうが確実です」

りせ「なら、私もそっちからいくー」



435: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 21:59:40.21 ID:d45OXjv6o

陽介「後退!後退!」

JK「無理っす!こっちも危険!!」

賢吾「……迂闊だった……」

クマ「……皆、いままでありがとうクマ……」

悠「クマ?」

クマ「皆と会えて、本当に楽しかったクマ」

陽介「お前何言ってるんだよ!!」

クマ「僕が引き付けるその隙に逃げるクマ!!!」ザパーン

弦太朗「クマーーー!!!」

クマ「ぬおおおおおお!!!いざ行かん!エデンの園!!ここはらくえnぶべぇえ!」バコーン

雪子「一匹……」

完二「クマ、おめーは漢だったぜ……」

悠「敬礼」



436: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 22:00:07.12 ID:d45OXjv6o

賢吾「しかし、事態は悪化したな」

マリー「……まだいるよ」

友子「……イケニエをおくっても無駄」

雪子「処刑する」

陽介「も、もうダメだ!!」

JK「ゆ、悠さん!どうしますか!!」

悠「……最早ここまで、くっ……」

流星「まだだ!俺が岩に登り注意を引く!!」ガシッ

隼「流星やめろおお!!」

流星「うおおおおお、俺の運命は俺がきめrぶべはっ!!!」バコーン

美羽「変態一名射殺」

友子「……流星さん……見損ないました……」

弦太朗「流星えええええええええええ!!」



437: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/09(金) 22:00:32.22 ID:d45OXjv6o

賢吾「ここまでだな……」

完二「ちくしょう!!」

悠「弦太朗、ライダーは諦めちゃダメなんだよな……」

弦太朗「……ああ、そうだぜ悠!!」

悠「皆、また会おう!」

弦太朗「おう!全員散れえええええ!!」

パコーン パコーン パコーン パコーン パコーン グシャ パコーン



450: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:36:46.00 ID:AXzd6tL+o

数十分後 男子部屋

美羽「それで?」

弦太朗「いや、だからだな!男湯だったんだよ!俺たちが入ったときは!」

陽介「まさか入れ替えになるなんて思わねーだろ!!」

りせ「見たことにはかわりないでしょ!」

隼「しかし、何もここまですることはだな……」

完二「……」

クマ「完二、惜しい人をなくしたクマ……」

賢吾「まだ死んではいないぞ」

悠「それに見えてはいない!」

陽介「そ、そうだ!シルエットみたいなもんで後は話をきいたくr、ぐへっ!」

千枝「それが問題なのよ!!」ドーン



451: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:37:15.55 ID:AXzd6tL+o

流星「ま、まあ確かに……」

友子「流星さん、何を思い出してるんですか……?」

流星「い、いや別に何も!」

ユウキ「も、もうこのへんで……」

美羽「まあ確かに悪気はなかったようだし、それに完二はなんか死んでるし……」

直斗「わ、わざとじゃないんですよ!!」

雪子「ぐしゃって言ったもんね……ぷっ……くく……あははは!」

JK「わ、笑いごとではないんですよ、ホントに!」

美羽「しょうがない、じゃあもういいわ」スッ

弦太朗「ど、どこ行くんだ?」

美羽「お詫びに冷たいものでも買ってくるわ、皆行きましょ」



452: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:37:50.18 ID:AXzd6tL+o

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

りせ「もう、ここで入るといつもこんな感じな気がする!」

雪子「そ、そういう場所じゃないからね!?」

マリー「やっぱり電撃で……」

千枝「それは死んじゃうから……」

友子「でもホントに見られてないんでしょうか……」

ユウキ「だ、大丈夫じゃないかな?」

美羽「帰ったら誰が一番大きいか聞いてみる?」

直斗「い、いやそれは!」

美羽「あれー?自信ありってこと?」

直斗「ち、違います!!」



453: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:38:15.96 ID:AXzd6tL+o

雪子「……それよりさ、その……見た?」

千枝「な!?えっと……」

マリー「見えた」

りせ「ほ、ホント!?」

美羽「私はほとんど見えなかったけど……」

マリー「目、いいから」

雪子「そ、それで!どうだった!?」

ユウキ「ゆ、雪子ちゃん……」

マリー「えっとねー……」



454: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:38:41.60 ID:AXzd6tL+o

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

賢吾「まったくひどい目にあった……」

JK「まあこれも思い出ってやつっすかねー」

陽介「はー、散々だ……、……それでよ、お前ら……」

弦太朗「なんだ?」

陽介「……見たか?」

流星「……何も」

クマ「……覆われた白い霧」

隼「……隠された花園」

悠「……不覚にも」

賢吾「……明らかに誰か見えてもいいものだが」

弦太朗「……もう忘れようぜ……」



455: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:39:39.87 ID:AXzd6tL+o

陽介「……ジェイク、お前だけ黙ってるのはなんでだ?」

JK「いや、その……」

弦太朗「見たのか!?お前見えたんだな!」

流星「吐け!知ってる情報を吐け!」

JK「い、いや、ちょっとっすよ、ちょっと!!」

悠「とりあえず順番に聞いていこう」

陽介「ノリノリだな、お前」

クマ「待つクマ!メモをメモを!!」



456: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:40:06.22 ID:AXzd6tL+o

数十分後

完二「……う……あれ?俺は……」

直斗「あ、気付きましたか?」

完二「俺はいったい……」

直斗「し、知らない方がいいですよ!」

流星「よ、よし、スキップを出すぞ!」チラ

雪子「あ、私飛ばされちゃったー……はは」チラ

千枝「あ、じゃあ私ね!え、えっとー……」チラ

弦太朗「お、お、次悠だぞ!悠!」チラチラ

悠「よし」

ユウキ「すごい淡々とやってる……」



457: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:40:33.21 ID:AXzd6tL+o

完二「なんか皆変じゃねぇか?よそよそしいというか……」

直斗「そ、そんなことはないと思いますよ!」

りせ「ちょっとー花村センパイ目やらしくない?」

陽介「そんなことねぇよ!!」

美羽「なんか友子のほうばかり見てるわね」

友子「え!えっと……///」

クマ「いやらしヨースケね」

陽介「誤解だーーー!!!」

隼「よし、ピラミッドできたぞ」

マリー「トランプでホントに出来るんだ……」

JK「器用っすねー……」

賢吾「人は見かけによらないものだな」



458: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:42:25.69 ID:AXzd6tL+o

雪子「あああ!!クマさんが山札崩した!!」

クマ「ヨースケが押したクマ!」

弦太朗「俺のドロフォーがーーーー……!!」

悠「あ、それ俺のサイダー」

ユウキ「ご、ごめん!!」

りせ「ずるーい!抜け駆け!?」

ユウキ「ち、違うよ!!」

隼「だああああ!!崩すなあああ!!」

マリー「え?崩して遊ぶんじゃないの?」

直斗「ほ、ほら、いつもと同じですよ」

完二「あー……そだな」



459: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:42:52.82 ID:AXzd6tL+o

早朝

悠「弦太朗」

弦太朗「悠か、皆は?」

悠「まだ寝てる、というよりひとつ部屋で死んでる」

弦太朗「寝たのついさっきだもんな」

悠「お前は寝なくていいのか?」

弦太朗「最後によくこの町を見とこうと思って散歩してた、次いつ来れるかわからねーからな」

悠「また来れるさ、きっとな」

弦太朗「……おう」



460: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:43:28.58 ID:AXzd6tL+o

午前中 八十稲羽駅

大杉「切符全員分買ったぞー」

陽介「そろそろだな」

クマ「あっというクマねー」

ユウキ「なんかドタバタしてて何だかわからないうちに終わっちゃったね……」

隼「何また来ればいいさ、今度はこっちに皆が来てもいいしな」

完二「必ず行きますよ!」

りせ「私や悠センパイは行きやすいからすぐに行けるかも」

直斗「僕もそちらへ依頼があれば向かうこともあると思います」

JK「来たら歓迎しますよ!ライダー部の後輩も紹介しないと」

千枝「いいなー、すぐ行ける人はー」

流星「千枝ちゃんも来れるさ、長期休みにでもくればいい」

友子「む……」

千枝「なんかすごい勢いでオーラ発してる子がいるんだけど……」

友子「冗談です、遊びに来てくださいね」



461: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:43:54.26 ID:AXzd6tL+o

美羽「そうそう、皆で冬休みに来ちゃいなさい!泊まるとこなら心配いらないから」

雪子「誰か旅館でもやってるんですか?」

JK「じゃなくて、チョーお金持ちいるんで、問題ないっす」

賢吾「……まったく本人の了承は得ていないがいいのだろうか」

弦太朗「いいんじゃねーか?悠も来るだろ?」

悠「ああ、必ず」

マリー「私も行っていいのかな?」

弦太朗「あったりまえだろ!」



462: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:45:23.35 ID:AXzd6tL+o

悠「少し寂しいが、またな皆」

弦太朗「寂しいことなんてねーよ、別れは心の骨折だ!折れるといてーけど、治ったら強くなる!!」

賢吾「俺もその言葉をもらった後、すぐに会えたな」

陽介「くせーけど、弦太朗らしいな」

大杉「おーい!電車!」

ユウキ「もー!!ちょっと待たせてください!」

大杉「む、無茶いうな!」

陽介「あ、写真!写真撮ってねーじゃん!!」

流星「時間大丈夫だろうか」

美羽「意外と仕事するわよ、うちの顧問は」

大杉「あと3分!いや5分!それくらいいいでしょ!!」



463: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:46:09.75 ID:AXzd6tL+o

りせ「早く早く!集まって!!」

賢吾「待て、誰が撮るんだ」

ユウキ「せんせーーー!!」

千枝「あー完璧時間切れかも……」

友子「とにかく撮れるだけでも!」

雪子「あー!ブレた!!」

直斗「皆さん、電車が!」

隼「乗るぞ!急げ!」

完二「車掌少しは待ちやがれ!!」

悠「皆!また必ず会おう!」

弦太朗「ああ!絶対だ!」

「またな!」「顔出すの危ないですよ!」「元気で!!」
「完二!電車止めて!!」「うおおおおおお!!」「忘れんなよ!!」
「楽しかったよ!!」「クマアアアアア!!」「絶対に行くからねー!!」



464: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:46:51.92 ID:AXzd6tL+o

フォーゼサイド 電車内

ユウキ「見えなくなっちゃったね……」

賢吾「いつでも会えるさ」

友子「写真まともなのがないですね……」

流星「それよりももっといいものがあるよ、な、弦太朗」

弦太朗「そうそうスイッチが……あれえ!?」

美羽「全部粉々に……」

隼「どういうことだ!?」

JK「他のは無事なのに……」

賢吾「あの土地でしか使えないということなのか……、これじゃあもうどうしようもないな」

ユウキ「お土産みたいのこれしかなかったのにー!」

弦太朗「……まあ、形に残らなくてもあいつらと俺たちはダチだ、それだけは変わらねー!」



465: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:47:42.19 ID:AXzd6tL+o

ペルソナサイド 駅

直斗「行っちゃいましたね……」

完二「賑やかな人たちでしたねー」

千枝「私たちがそれ言うかー?」

雪子「そうそう、私たちの方が勝ってるよね!」

りせ「何に……?」

クマ「でもなんだか不思議な毎日だったクマ」

陽介「不思議筆頭が何言ってんだ」

マリー「そうそう」

りせ「マリーちゃんもだからね?」

マリー「え?」

千枝「なんで他人事!?」

直斗「どうしました?先輩?」

悠「いや……」

陽介「ほら、行こうぜ、ようやくのんびりできんだからよ」

悠「ああ、行こう」



466: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:49:09.34 ID:AXzd6tL+o

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・

???「すごい田舎だな、しかし」

「はるとー!」



467: ◆5Iq90S2/Fo:2012/11/28(水) 18:49:37.43 ID:AXzd6tL+o

晴人「今行くよ」

コヨミ「皆もう旅館に行ってるみたい、本当にここにゲートがいるの?」

晴人「まあ探してみるさ、あ、君」

悠「はい?」

晴人「天城屋旅館ってどこかわかる?」

悠「ああ、それなら、あっちの方ですけど……ん?」

晴人「なるほど、サンキュー、どうした?」

悠「いえ、すみません、変わった指輪だったんで」

晴人「これか、これは魔法の指輪さ」

悠「まほう……?」

陽介「おーい!悠!いくぞー!」

悠「あ、ではこれで」

晴人「よし、俺たちも行くか」

コヨミ「うん」

END



470:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/11/29(木) 00:25:11.73 ID:fZucbRToo

乙ー楽しかったぜ!
また書いてくれよな!!



472:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北):2012/11/29(木) 16:02:38.33 ID:JYUCFN7AO



面白かった!



転載元
悠「宇宙?」弦太郎「ペルソナ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346650086/
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         コメント一覧 (19)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年11月30日 21:30
          • そういやP4Gでネオフェザーマンのコスプレ出来るんだよな
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年11月30日 21:34
          • ペルソナSSってクロスや安価が多いよね。普通のイチャコメが見たい
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年11月30日 22:44
          • 5 素晴らしいクロスSSだった
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年11月30日 23:06
          • ウィザードのつまらなさは異常
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年11月30日 23:47
          • 人それぞれだからそれは仕方ないな
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月01日 00:03
          • 地味ィにペルソナサイドが踏み台にされてる感
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月01日 00:49
          • フォーゼってライダーの中でも一番SSにしやすそう
             
            ウィザードの雰囲気好きだけどなー
            ディケイド以降は楽しいけど主人公に人間臭さが足りなかった
            その点晴人は好き

          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月01日 01:29
          • フォーゼは前半~中盤は面白かったが、後半から見ててだれたなぁ。最終回は酷かった。
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月01日 02:16
          • 楽しめたわーい
            次はウィザードかー待ってる
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月01日 02:19
          • フォーゼはあの最終回しか無かったろ、学園ものなんて当分出来ないだろうし、
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月01日 02:34
          • 自分の目的の為なら友人だってムッコロスし、何千万もの人間の犠牲にしようとしたやつがあっさり改心したのがどうも受け付けなくて。
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月01日 03:07
          • やるね
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月01日 04:40
          • 面白かった。次は一期平成ライダーでも是非クロスして欲しい。
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月01日 13:10
          • 実に面白かったが、半分近く分からなかった
            平成ライダー見たこと無いのが悔やまれる
            ペルソナはもっと増えてくれないかなー
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月02日 15:21
          • 素晴らしいんらだが、個人的にはライダーはライダーの力で、ペルソナ使いはペルソナで協力する方が良いな。
            なんかフォーゼが他作品の力がこもったステイツや力を使うとなんか嫌だわ。
            まあ個人的な意見なんで
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月02日 15:40
          • ウィザードなら普通にペルソナ使いのこもった何とか〜いらなさそうだな。
            コヨミちゃん最高です
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月03日 03:34
          • マヨナカテレビに入ってドラゴライズしてシャドウを倒すんですね、わかります。

            まあ、絆の力&学園モノといえばフォーゼだけど。
          • 18. Iphone5ケース人気
          • 2014年03月05日 21:52
          • あなたは間違いなくパンツの通常うまく頑丈なペアを投げるようにするために限られた涙の刺激を許可しない:ジーンズのペアを残りのパッチの適用。 所定の位置にパンツの最近利用可能なペアを改修する、すでに確立されペアから来るの領域をなくす。 あなたは私が修正を言うだろうし、ちょうどそのよう、ショートパンツを修正する起こる滞在を支援するために、いくつかの繊維製品の接着剤を使用してください。iPadタブレットは、最も予想の1であるが、この世紀のアドオンを追加します。 瞬間1月の発表から、数千人の個人は必死にそれがここ英国で幹部形式であることを待っている。 Apple社のiPad失う日がイギリス諸島などの近くのコレクションでかもしれない、おそらく28日、2010年のようにマウントされることがありましょう。
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          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年02月11日 21:59
          • 次はどこかの惑星から敵を追って始まりの男が飛来するのか…

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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