P「スマホに機種変したらアイドル達と修羅場になった」
- 1:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:52:48.88 ID:2DYYNCos0
P「停波だかなんだか知らないけど、長年愛用したケータイが使えなくなるとは……」
P「おまけにスマホじゃなくて、ケータイがいいのに高翌齢者用ばかりで結局スマホにする羽目に……」
P「まだ使い方もよくわからないし、このタッチパネルって慣れないと使いにくいな……」
⇒絶対失敗しないスマホ選びベスト7- 2:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:53:37.92 ID:2DYYNCos0
やよい「うっうー! お仕事もいそがしいし、ついにねんがんのケータイをにゅうしゅしましたよー! さっそくプロデューサーにメールですー」
やよい「じゃあ初メールをおくりまーす」ポチッ
ピロリーン
P「ん? スマホが……メール、やよいからか。今日、ついに買ったって随分嬉しそうで全員とアド交換してたもんな」
メール:やよい→P
件名『もやし』
本文『大好きです。プロデューサーも好きですよね?』
P「どれどれやよいに返信……どうやるんだ?」
P「?」
P「仕方ない、アドレス帳から……ってわかりにくいな」
P「ふう、なんかフリック入力って打ちにくいな。これだけなのに3分近くかかったぞ」
- 3:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:54:18.30 ID:2DYYNCos0
春香「ん? プロデューサーさんからメール……」
メール:P→春香
件名『好きだよ』
本文『いつもありがとう。今度家へ行っていいかな?』
春香「えっ!? ええっ!! わた、私……」ポロポロ
春香「へへ」
春香「えへへへへ」
春香「アイドルの天海春香さん、今のこの喜びを誰に伝えたいですか? そうですねーまずは親友の千早ちゃんに」
- 4:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:54:49.22 ID:2DYYNCos0
千早「♪ ああ、おい! ことり~♪」
千早「あら、春香からメール……えっ」
メール:春香→千早
件名『プロデューサーさんから』
本文『私に好きだってメールが! 嬉しいよう!!』
千早「…………」
千早「……私、嫌な女だ」
千早「親友の幸せを、心から喜べないなんて……でも……」
千早「……私だって」
- 5:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:55:19.04 ID:2DYYNCos0
P「これはメールか? まだ着信設定とかしてなかったな。ていうか、どうやるんだ? ええと……千早から?」
メール:千早→P
件名『春香へのメール』
本文『本気なんですか? それがプロデューサーの気持ちなんですか? お願いです、答えて下さい』
P「春香へのメール? なんの事だ? ……まてよ」
P「うわ! 俺、思いっきり誤爆してる。やよいじゃなくて、春香にメール送ったのか。ちょっと指が触れただけなのに」
P「とりあえず春香に訂正のメール送らないと」
- 6:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:55:58.12 ID:2DYYNCos0
春香「おやおや、またまた彼氏からメールですよ。もう、しかたないなあ」ウキウキ
メール:P→春香
件名『ごめんごめん』
本文『さっきのメールは間違いだ。あれは本当はやよいに送るつもりだったんだ。忘れてくれ』
春香「えっ!?」
春香「そ、そんな……」
春香「愛した人が、ろりこんだった……」ポロポロ
- 7:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:56:28.09 ID:2DYYNCos0
P「千早にも礼をしとかないとな。ん? だけどなんで千早は、俺が誤爆した事を知ってるんだ?」
P「しかしこれ、ほんとメールうちにくいな」
P「……ま、とりあえずこれでいいか」
千早「きた。プロデューサーから」
メール:P→千早
件名『ちがう』
本文『あれは間違いだった。すまん、俺もまだよくわかってなくて』
千早「まだよくわかっていない? それは自分でも自分の気持ちが、って事なのかしら?」
千早「でもそれなら……私にもまだ……」
- 8:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:57:09.34 ID:2DYYNCos0
P「やよいにも返事をしないとな。レスがなくて、不安になってるといけないよな」
小鳥「プロデューサーさんからメール? 珍しいわね」ピッ
メール:P→小鳥
件名『好きだ』
本文『俺もこういうことするの初めてなもんで、なれてなくて伝えるのが遅くなってしまった。ごめん』
小鳥「ピヨッ!!」
小鳥「遅くない! まだまだ間に合いますよ!! まだ私も20代ですから!!!」
メール:小鳥→P
件名『もし良かったら』
本文『今から、私の家に来ませんか? 私、待ってます』
小鳥「い、いきなり自宅に招くのは大胆だったかしら? う、ううん! そんな事ないわ、小鳥!! 乗るしかない、今このビックウエーブに!!!」ピッ
- 9:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:57:41.44 ID:2DYYNCos0
律子「はあ、1人で残業って寂しいわよね。まったく今日に限って……ん?」
律子「あ、あれはまさか……」
律子「ううん。気のせい、気のせい。気にしちゃダメよ」
……ブーン
律子「……気のせい……」
ブーン ブーン ブーン
律子「心頭滅却すれば……」
ピタッ
律子「ぎゃあああ! やっぱりいー!! ゴキブリぃ~!!!」
律子「だ、誰か誰か誰か! 助けてえええぇぇぇーーー!!!」
メール:律子→P
件名『助けて!』
本文『事務所にでっかいゴキブリが! 何匹も!! 今はトイレに立てこもってますけど、怖くて出られません。お願い助けて!!!』
- 10:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:58:21.80 ID:2DYYNCos0
P「ん? メールが2件も。まずは……律子か。まったくゴキブリぐらいでしょうがないな。しかし見捨てるわけにもいかないよな」
♪
小鳥「ピヨッ! 返信がきたわぁ……」ピ
メール:P→小鳥
件名『そこで待ってろ』
本文『すぐに行って、俺が息の根を止めてやる』
小鳥「!」
小鳥「こ、これはどういう……」ガクブルガクブル
小鳥「! い、いやもしかして」
小鳥「も、もしやベットの中で、とかこれはそういう……?」ドキッ
小鳥「いや、そうに違いないわ!」ドキドキ
- 11:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 20:59:04.33 ID:2DYYNCos0
P「おーい、もう大丈夫だぞ」
律子「ぷ、プロデューサーですか? ご、ゴキブリは?」
P「やっつけたぞ。もう出てきても大丈夫だって」
律子「ああ……助かった。もう、プロデューサーも来てくれるなら返事くださいよ。レスが無いから私、不安で……」
P「え? メールは返したはずだぞ? ええと……あ! 間違えてメールを小鳥さんに送ってるよ」
律子「そうだったんですか?」
P「おまけに小鳥さんからのメールは、見てもいないじゃないか。どれどれ……」
律子「小鳥さんからメールだったんですか?」
P「ああ。なんか遊びに来てほしいみたいだな」
律子「……行くんですか?」
P「そうだな、律子も行くか?」
律子「え?」
P「たまには事務方だけで、語り合うのもいいんじゃないか? ま、律子はノンアルコールになるけど」
律子「小鳥さんに悪く……ないですか?」
P「なんでだ? 待ってな、メールしてみる」
- 12:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:00:00.06 ID:2DYYNCos0
小鳥「ぷ、プロデューサーさんって意外と遊び人? それともサディストとか? うう、不安……い、いいえ小鳥、今夜いよいよ旅立つのよ。そう、真の大人というあの大空へ! 翼をひろげて!!」
小鳥「! またプロデューサーさんから」
メール:P→小鳥
件名『これから』
本文『律子も連れて行っていいですか? 3人で楽しみましょう』
小鳥「ええっ!? さ、3人で楽しむって……も、もももももしかして、薄い本ではお馴染みの、さ、さささ、3P!? 3Pですかあぁ!!」
小鳥「こ、こと、小鳥。ここは動揺しちゃだめよ。こういう時こそ大人の余裕をみせつけないと……」ポチポチ
メール:小鳥→P
件名『望むところです』
本文『今夜は3人で、徹底的に楽しみましょう』
小鳥「恥じらいなんて時には邪魔なだけよ! そう、今日これから始まる小鳥の伝説!!」ピッ
- 13:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:00:40.35 ID:2DYYNCos0
P「お、小鳥さんも3人で楽しもうってさ。行こう、律子」
律子「そうですか。まあ、なんか私も仕事する気分じゃなくなっちゃったし」
律子(てっきりプロデューサー殿は、小鳥さんといい仲かと思ったけど気のせいなのかしら)
P「よし。じゃあこれから行くって、メールしとくな」
律子「お願いします」
社長「ん? 彼からのメール……」
メール:P→社長
件名『律子を連れて』
本文『これから向かいます』
社長「どういう意味だ?」
社長「仕事の話ならプロダクションでするだろうし、2人そろって来るとは……」
社長「きた! ティンときたぞ!! 2人で私に話しに来るということは、これは結婚の挨拶!!! 間違いない」
メール:社長→P
件名『結婚』
本文『するんだろう? そうなんだね!?』
- 14:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:01:09.87 ID:2DYYNCos0
P「あれ? またメール……社長?」
P「?」
P「どういう意味……というか、なんの事だ? 聞いてみよう」
メール:P→あずさ
件名『結婚』
本文『今はまだそういう事は考えられません。でも、いずれ時期が来たらその時は、会っていただけますか?』
あずさ「あらあら~メールで連絡なんて珍し……」
あずさ「!」
あずさ「うふふ~私、待ってます……」ギュッ
- 15:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:01:43.11 ID:2DYYNCos0
やよい「プロデューサーからの返事がきません……私、まちがえたのかなー」
メール:やよい→P
件名『メールとどきましたか』
本文『おへんじがほしいですー』
やよい「もう一回おくってみますねー」ピッ
P「おっ、やよいからメール……あれ? さっき返事したような……まあいいか」
メール:P→やよい
件名『ごめんな』
本文『なんかバタバタしていて、返事したつもりになってた』
P「とりあえずこれで」
- 16:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:02:15.37 ID:2DYYNCos0
響「? どうしたんだハム蔵? 元気ないぞ」
響「なになに? この間、ペット番組で共演したジャンガリアンのリボーンちゃんが忘れられない?」
響「もう一度、リボーンちゃんに会いたい?」
響「まかせろハム蔵! 今からプロデューサーに連絡してみるからな!」
メール:響→P
件名『この間共演した』
本文『ジャンガリアンハムスターのリボーンちゃんだけど、あの子は今、どこにいるんだー? ハム蔵に会わせてやりたいんだぞ!』
響「まってろハム蔵!」
- 18:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:03:08.36 ID:2DYYNCos0
やよい「あ! きましたきました! プロデューサーからのお返事ですー!」ピョンピョン
やよい「プロデューサー忙しいみたいですね。ちゃんとご飯とか食べてるか、心配だなー」
メール:やよい→P
件名『このあいだ』
本文『事務所にもってったもやし、忘れずに持って帰って食べてくださいましたかー?』
P「お!? またメール。今度は響とやよい」
- 19:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:03:38.16 ID:2DYYNCos0
P「まずはやよいに返事……っと」
響「お! プロデューサーから返事だぞ。リボーンちゃんは、どうしてるんだー?」
メール:P→響
件名『仕事の後で』
本文『持って帰って食べたよ。やよいに言われた通りに調理したから、美味しかったよ』
響「……」
響「う、嘘……嘘に決まってるさー……」
- 20:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:04:05.13 ID:2DYYNCos0
P「次に響に返事しないとな。えーっとあの時の白いハムスターか」
やよい「あっ、プロデューサーから返事ですー」
メール:P→やよい
件名『この間のか?』
本文『あの後、群馬へに運ばれていったぞ』
やよい「? プロデューサー、もやし食べなかったのかな?」
- 21:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:04:33.62 ID:2DYYNCos0
貴音「なんと! このような店が!」
貴音「この情報を一刻も早くあの方へ……あわよくば共にこの店へ」
メール:貴音→P
件名『雑誌にて』
本文『この上なく美味しそうな、らぁめんの店を発見いたしました。なんとちゃあしゃうを、供する直前に炙っているとのこと。今度、ご一緒してはくださいませんか』
P「次は貴音か。今日はメールが多いな」
P「へえ。美味そうだな」
- 22:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:05:02.73 ID:2DYYNCos0
響「……まてよ、プロデューサー美味しかったって言ってたな……まさか、次はハム蔵を……ま、まさかハム蔵は自分の家族だってわかってくれてるさ、さー……」
響「!」
響「プロデューサーから……ま、まさか……」
メール:P→響
件名『食べたいな』
本文『肉を炙ると美味そうだよな。次のオフにでも、食べに行こうかな』
響「ひっ、ひいっ! じょ、冗談だろープロデューサー……冗談だって、言って欲しい……ぞー……」ガクガク
- 23:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/18(月) 21:05:39.63 ID:2DYYNCos0
律子「またケータイ鳴ってますよ」
P「今日は本当に多いな。ええと、美希だ。来週のラジオ、次の765プロからのゲストは誰だっけ? だってさ」
律子「あの娘、また寝てたわね。まったく、しょうがないわね」
P「ええと、来週のゲストは……っと」ペラペラ
響「! ま、またメール……も、もう見たくない……見たくないぞ……で、でも……もしかしたら、プロデューサーがさっきのは冗談だ、って言ってくれるのかも……」
響「そ、そうさー! プロデューサーがハム蔵を食べたりするわけないぞ!!
メール:P→響
件名『次は』
本文『響の番だぞ!』
響「……うぎやあああぁぁぁーーーっっっ!!!」
- 38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/18(月) 22:28:47.30 ID:FxEWmAhIO
アドレス欄くらい確認してから送信しろwwww
- 57:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:11:12.72 ID:XyZYgrh/0
律子「ねえプロデューサー、手ぶらで行くわけにもいかないんじゃないですか?」
P「そうだよな。さて……ん? おい、律子」
律子「え? あれ、伊織じゃない」
P「おーい! いおりー!!」
律子「ちょ、止めてくださいプロデューサー。こんな人混みで、アイドルの水瀬伊織がいるってわかったら大変な事になりますよ」
P「そ、そうか。よし、メールで」
- 58:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:12:23.86 ID:XyZYgrh/0
響「こ、ここにいちゃ危ないぞ! 逃げなきゃ!!」
響「さあみんな! 急ぐんだ!!」
響「とはいっても……」トボトボ
響「どこに行ったらいいんだぞー…………!」
響「ま、また……メール……」
メール:P→響
件名『後ろにいるぞ』
本文『どこへ行くんだ?』
響「ひいいいぃぃぃーーーっっっ!!!」
- 59:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:13:18.91 ID:XyZYgrh/0
雪歩「うーん。このドラマの台本、難しいですぅ。プロデューサー、メールなら今の時間でも迷惑じゃないかな? アドバイス、もらえるかな」
メール:雪歩→P
件名『今度のドラマの台本』
本文『今日いただいた台本を、今読んでたんですけど、いくら練習しても言えない部分があるんです。【所長、浅草署の捜査主任からお電話です】【そうです。それは嘘です所長、浅草署の捜査主任です】という部分です。どうしたらうまく言えますか?』
雪歩「返信、もらえるかなぁ」ピピッ
律子「伊織、行っちゃいましたよ。プロデューサー」
P「メールに気がつかなかったのかな? ん? メールだ」
律子「伊織ですか?」
P「いや、雪歩だ。確かにあのセリフ言いにくいよな。でも最初にゆっくりしっかり言えるようになれば、雪歩ならすぐできるようになるはずだ」
律子「でもそれをどうやって?」
P「とっておきの方法がある」
- 60:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:14:31.57 ID:XyZYgrh/0
響「こ、恐くて後ろをふりむけないぞー……」
響「で、でもこのまま逃げても、つけられているんだ……」
響「ぷ、プロデューサー! う、後ろにいるんだろー! ど、どうしたら自分を助けてくれるんだー!? 教えてくれー!!」
響「! またメール」
メール:P→響
件名『教えてやる』
本文『ドラえもんになったつもりで喋ってごらん』
響「へ?」
響「??????」
響き「どういう意味さー……?」
- 61:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:15:54.15 ID:XyZYgrh/0
律子「本当にこんな事で、上手く言えるようになるんですか?」
P「要は、ゆっくりしっかり喋ればいいんだ。意外と効果あるぞ」
律子「そんなもんですかね」
P「俺もこれで【きゃりーぱみゅぱみゅ】が言えるようになった」
律子「へえ。さ、これだけ買えばいいんじゃないですか」
P「よし。じゃあ行くか」
- 63:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:18:32.35 ID:XyZYgrh/0
千早「……眠れない」ムクリ
千早「やっぱり、こんな気持ちのままじゃ……」
春香「……」ムクリ
春香「よく考えれば、私だってまだ若いじゃない!」
春香「そうですよ! まだまだあきらめるわけにはいきませんよ!!」
社長「……遅いねえ、返事」
社長「しかも2人とも来ないし……」
社長「もう一度メールをしてみるか」
- 64:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:19:15.31 ID:XyZYgrh/0
P「! またメールか。今日は本当に多いな、まだ慣れていない時に限って」
律子「そういえばスマホにしたんですね」
P「ああ。仕方なくな」
メール:千早→P
件名『正直に答えてください』
本文『私の事をどう思っているんですか? プロデューサーは、私をどう見ているんですか? 教えて下さい。私は上辺だけの関係なんて嫌です。本当の事を教えて下さい』
P「? どういう意味だ? 次は春香からのメール……」
メール:春香→P
件名『私』
本文『子供っぽい所があるんですよ! プロデューサーさんもそう思いませんか?』
P「? 春香はわりとしっかりしている方だと思うが……まあ、転ぶ事以外は」
P「それから社長まで?」
メール:社長→P
件名『結婚』
本文『大事な事だから、私としてもしっかり話を聞きたいと思う。なるべく早く、連絡をして欲しい』
P「さっきから社長はどうしたんだ?」
P「とにかくみんなに返信を」
- 65:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:20:12.07 ID:XyZYgrh/0
春香「プロデューサーさんからの返事!」ピッ
メール:P→春香
件名『どう思っているか』
本文『食生活がいつも気にかかっている。美人なんだから、今後はグラビアとかのビジュアル面でも推していきたいと俺は思っている。成長期なんだからしっかり食べて、バストアップにもつとめて欲しい。これはプロデューサーとしての要望だ』
春香「……ろりこんで巨乳フェチ?」
春香「いやいや、つまり私は巨乳ではない、すなわち子供っぽいと遠回しに……」
春香「脈アリですね! わかります!!」
- 66:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:20:48.58 ID:XyZYgrh/0
社長「お、返信がきたか。どれどれ」
メール:P→社長
件名『春香は』
本文『しっかりものだけど、確かに時々子供っぽい面を見せるよな。でも、そういうバランスが春香の魅力だけど』
社長「……おや?」
社長「てっきり彼は、律子君と結婚するものとばかり思っていたが……」
社長「そうか。相手は春香君か」
社長「トップアイドルとプロデューサーの結婚。なるほどそれでプロデューサー2人が相談に。なるほど」
- 67:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/19(火) 13:21:31.38 ID:XyZYgrh/0
千早「……」ジーッ
千早「きた!」ピッ
千早「おもたい女と思われたくないから、軽めの文面にしたけどプロデューサーはわかってくれたかしら」
メール:P→千早
件名『今後』
本文『いずれは結婚という事を考えてはいます。だけど、今はまだはできません。そこはわかってもらえると思います。そういう事でいいでしょうか』
千早「んあー!!!」(絶叫)
千早「け、結婚を考えて……ああ」
千早「……」
千早「んあああぁぁぁーーー!!!」(大絶叫)
- 89:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/20(水) 13:15:22.15 ID:WkV4bN0w0
響「ド ラ え も ん? なったつもりでー? ふぅふぅふぅふぅ、自分ド ラ え も んだぞー!」
響「ど、どうだ? プロデューサー!」
シーン
響「だ、だめなのかー……?」
響「そうか! も、もしかして水田版じゃなくて、伝説の大山版かも知れないぞ!!」
貴音「あの方から返信が参りません……もしや! らぁめんばかり食べたり話題にする女にうんざりしておいでなのでは……」ズルズル
貴音「こ、ここはひとつ、私がらぁめんだけの女では無い所を知らしめなければ!」ゴクゴク
美希「ハニーからレスがないのー! かなしいのー!!」
美希「だいたいハニーはミキに対してきびしすぎるのー!!!」
美希「ハニー……ミキのこと、どう思ってるの?」
美希「好きじゃ……ないの?」
- 90:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/20(水) 13:17:22.82 ID:WkV4bN0w0
律子「またメールじゃないですか? プロデューサー」
P「ちょっと今日は多すぎるな。……しかも3件。貴音に美希に響?」
メール:響→P
件名『大山は』
本文『自分よく知らないんだ。教えてくれれば覚えるから、もう許して欲しいぞ……』
律子「どういう意味です?」
P「いや、俺にもさっぱり」
律子「大山って大きい山、って事ですよね」
P「鳥取県に大山(だいせん)って山があるぞ」
律子「なんで知ってるんですか。そんな所の山」
P「北海道には春香山って山もあるんだ」
律子「へえー……そこの観光大使とか仕事、取れませんかね?」
P「律子……商魂逞しいな。次は美希だ」
メール:美希→P
件名『ミキのこと』
本文『ハニーは嫌いなの? ミキ、もっとハニーに優しくして欲しいの。ハニーはミキの事が好きじゃないの?』
P「俺、美希にそんなに厳しいかな?」
律子「年頃の女の子ですしね。でも……あんまり優しくするのは……」
P「? まあちょっとフォローしとかないとな。それから貴音」
メール:貴音→P
件名『先日』
本文『事務所にて、くさやの干物が話題になりましたが、確か貴方様もお好きとおっしゃっておいででしたよね? 私もあの味は素晴らしいと感じております』
P「あー俺は、あの臭いがちょっとな」
律子「私は好きですよ」
P「そう言ってたな、そういえば」
- 91:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/20(水) 13:18:57.54 ID:WkV4bN0w0
響「プロデューサーからの着信がきたぞ」ピッ
メール:P→響
件名『嫌いじゃないよ』
本文『俺はそんなつもりは無かったけど、ちょっと厳しくし過ぎていたのかな? ごめんな、俺も反省する。だから、これからは少し優しくするよ。約束する』
響「……うっ」
響「ううっ……」
響「よかったぞーーー!!!」ホッ
- 92:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/20(水) 13:19:38.30 ID:WkV4bN0w0
貴音「返信が参りましたね」
メール:P→貴音
件名『行きたいのか?』
本文『そういう仕事を入れてもいいけど、ちょっと遠いから泊まりロケになるぞ。それとも後で調べてみるけどそういう大使みたいな仕事があるなら、やるか?』
貴音「くさやの干物大使……私が……」
貴音「面妖な!」(歓喜)
- 93:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/20(水) 13:21:02.33 ID:WkV4bN0w0
美希「ハニーからのレスなのー! ミキ、ハニーを信じてるのー!!」ピッ
メール:P→美希
件名『俺は』
本文『あんまり好きじゃないぞ。好きなのは律子だ』
美希「ハァニイイイぃぃぃーーーっっっ!!!」(激情)
- 94:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/20(水) 13:22:31.96 ID:WkV4bN0w0
雪歩「返事がこないなあ。プロデューサー、忙しいのかな?」
メール:雪歩→P
件名『忙しいみたいですね』
本文『台詞については、また改めて聞かせて下さい。代わりといっては変ですけど、私のポエムを今度見てもらえませんか? 今まで誰にも見せなかったんですけど、プロデューサーになら見せてもいいかな、って最近思うようになったんです』
雪歩「プロデューサーにだけは、私の本心を見て欲しい……そしてあの渾身の愛のポエムを見てもらう……は、恥ずかしいけど、と、遠回しだけどこれが私のせいいっぱい……」ピッ
響「ふう、帰ってきたぞ。やっぱり我が家が一番さー! あれ? 所で本当のところはあのリボーンちゃんはどうなったんだ? ぷ、プロデューサー優しくなったから、もう一度聞いてみようかな?」
メール:響→P
件名『リボーンちゃん』
本文『本当はどこにいるんだー? ハム蔵が会いたがっているんだ』
- 95:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/20(水) 13:23:23.64 ID:WkV4bN0w0
律子「雪歩のポエムって、私も気になってるんですよ。公式プロフィールにも載せてるのに、事務所の人間ですら誰も見た事ないんですから」
P「仲の良い真ですら、見せてもらえないもんな。本当に俺に見せてくれるのかな」
律子「雪歩……もしかして……」ポツッ
P「リボーンちゃんってのは、あのハムスターだろ? 群馬に戻ったって伝えたと思ったが……なんか今日はメール出し過ぎて、よくわからなくなったな」
律子「私も放映見ましたよ。白いハムスターでしたよね」
P「ああ……待てよ、ペット同士の感動の再会とかウケるかもしれないな」
律子「いいですよ! それ」
- 96:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/20(水) 13:24:05.18 ID:WkV4bN0w0
亜美「おりょりょ? 真美のケータイ着信してるYO」
亜美「大事な用事だといけないから、入浴中の真美になりかわりまして、このArmyが」ケイレイ
亜美「だってほら亜美、765プロの最年少のお子ちゃまだから」
亜美「悪いけど何をしても、ゆるされちゃう野田よソ→リ→」
亜美「やりたいほうだいだぜぇ~? チャイルドだろ~?」
メール:P→真美
件名『本当にいいのか?』
本文『今までずっと誰にも見せずにきた、大事なものだろ? それなのに俺にだけは見せてくれるのか? ありがとう、その気持ちだけでもすごく嬉しいよ。今度2人だけの時にこっそりと見せてくれるか?』
亜美「……」
亜美「えええぇぇぇ→→→っっっ!!!」
亜美「ど、どどど、どうしよう!」
亜美「まさか真美が兄ちゃんに……そんなおさそいを?」
亜美「も、もうメ→ルひらいちゃってるし、これ亜美が見ちゃったこと真美にわかっちゃう」オロオロ
亜美「いつもなら真美になんでも相談するけど、こういう時どうすれば……」オロオロオロオロ
ドタドタドタドタ☆★
亜美「うわわわ→→→!!! 真美がお風呂からあがってきた!」
亜美「と、とりあえず消しちゃえ!」ポ
- 97:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/20(水) 13:24:35.09 ID:WkV4bN0w0
雪歩「プロデューサーからのメール……大地の神様、どうか……どうか私の想いが伝わっていますように……」ピッ
メール:P→雪歩
件名『せっかくだから』
本文『特番を組んで、テレビで大々的に公開して放送しようか。すぐに準備にとりかかるから』
雪歩「いやあああぁぁぁーーーっっっ!!!」
- 113:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 20:51:58.50 ID:RxX8A4m40
あずさ「うふふ~。誰かに話したくてしょうがないわ~」
あずさ「……1人ぐらいなら、しゃべっても大丈夫よね」
あずさ「こういうのは、口の堅そうな真ちゃんとかなら……」
メール:あずさ→真
件名『誰にもナイショよ』
本文『プロデューサーさんが私に、将来結婚しよう……ですって~☆』
真「まっこまっこり~ん! まっこまっこり~ん! まっこまっこり~ん!」
真「ふう。ストレッチも終わったし、そろそろ寝ようかな……あれ?」
真「あずささんから、メール」ピッ
真「! ええーーっっ!!」
- 114:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 20:53:12.29 ID:RxX8A4m40
伊織「入るわよ美希ーって、なによ! なんで寝てるのよ!」
美希「……」
伊織「美希が勉強みて欲しい、って言ったんじゃない!」
美希「…………」
伊織「お土産にわざわざいちごババロアまで、この伊織ちゃんみずから買ってきたのに!!」
美希「………………」
伊織「座ったまま、クッションに顔を伏せて寝てるなん……美希?」
美希「……ううっ」
伊織「ど、どうしたのよ? 美希、あんた泣いて……」
美希「うえええぇぇぇんんん。でごぢゃあぁん」
伊織「……どうしたのよ、美希」ギュッ
- 115:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 20:54:26.79 ID:RxX8A4m40
5分経過
伊織「それで? なにがあったの? 美希がこんなに泣くぐらいなんだから、アイツがらみでしょ?」
美希「ハニーに……好きじゃないって……」
伊織「え? 本当に?」
美希「好きなのは、律子だって……」
伊織「ええっ!?」
美希「ミキ、もう立ち直れないの……」
伊織「こら! そんなの美希らしくないわよ」
美希「でこちゃん……」
伊織「この際、その呼び名は不問に付すわ。それよりも今、私たちがするべきなのはこんな所でウジウジしてることじゃないはずよ! そうでしょ? 私たちが今やるべきなのは……」
美希「勉強なの?」
伊織「勉強なんてしてる場合じゃないわよ! 行くわよ」
- 116:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 20:54:57.78 ID:RxX8A4m40
美希「眼鏡屋さん、なの?」
伊織「そうよ。律子といえばメガネ! メガネすなわち律子! 眼鏡・即・律子!!!」
美希「でこちゃんの言ってること、ミキなんだかわからないの」
伊織「でこちゃんゆーな! ともかく、アイツが律子を好きって言うんなら、その律子のアピールポイントを美希も取り入れるのよ! 美希なら自分に合ったコーディネートで、メガネかけられるでしょ?」
美希「なるほどなの。さすがでこちゃん! なの!!!」
伊織「さ、やるわよ! こうなったら徹底的に!!」
- 117:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 20:57:13.20 ID:RxX8A4m40
真「こ、こういう重大な事、ぼ、ボクどうすれば……こういうのはやっぱり、年長者に」
メール:真→貴音
件名『大変です!』
本文『プロデューサーが、あずささんにプロポーズをしたんです! ボクどうすればいいんですか!?』
貴音「菊地真よりのめぇる……なんと!」
貴音「……このぷろぽぉず、とはなんなのでしょうか?」
貴音「しかしこのわたくしを頼り、助言を求めてきた菊地真の心根を思うと、知らぬとはとても……」
メール:貴音→P
件名『お尋ねしたい事があります』
本文『ぷろぽぉず、とはなんなのでしょうか? なにやら貴方様が、三浦あずさになさったとのこと。それをぜひわたくしに教えてくださいませ』
P「……」
律子「ふーん」
P「いや、俺は知らないぞ! まったく身に覚えがない」
律子「じゃあこのメールはなんなんですか!? あずささんや、貴音がこんな嘘や冗談を言うわけないじゃないですか!!」
P「それは……まあ、確かに……」
律子「いつの間に……しかも私の担当のアイドルに手を出していたなんて……」ポロッ
P「いやだからそれは、誤解だって」
律子「今までプロデューサーのこと、鈍感な人だと思っていましたけど、鈍感なのは私の方だったんですね」ボロボロ
P「え? それはどういう……」
律子「知りません! 私、帰ります!!!」
P「お、おい! 律子!! 律子ぉ!!!」
- 118:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 20:57:56.65 ID:RxX8A4m40
美希「……」
伊織「……」
美希「でこちゃん……見た、の?」
伊織「でこちゃんゆーな……見たわよ」
美希「これはチャンスなの!」
伊織「そうね。失恋した直後って、優しくされると男は弱いって聞いた事があるわ」
美希「のるしかないの! このビッグウエーブに、なの」
伊織「小鳥が言いそうなセリフね、それ」
小鳥「ハクシュン」
小鳥「プロデューサーさん、まだですかー……」
小鳥「クシュン」
- 119:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 20:58:44.74 ID:RxX8A4m40
美希「ハニー!!!」
P「え? 美希!?」
伊織「私もいるわよ」
P「伊織も!? どうしたんだ、いったい?」
伊織「いいのよ。無理しないで」
P「え?」
美希「これからミキが、ハニーを慰めてあげるのー☆」
P「慰め……? それにどうしたんだそのメガネ。2人とも」
伊織「……似合うかしら?」
美希「でこちゃんねー。ちゃっかりミキに選ばせて、自分も買ってるのー」
伊織「う、うるさいわね! の、ノリよノリ。さ、行きましょ! 残念会よ、残念会!」
P「残念会? まあせっかくの買い出しが無駄になってもなあ……ノンアルコールもあるし、いいか。じゃあ2人とも行くか」
美希「どこ行くのー?」
P「小鳥さんの家だ」
- 120:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 20:59:48.46 ID:RxX8A4m40
メール:P→小鳥
件名『メンバーチェンジ』
本文『律子が帰っちゃったんですけど、代わりに美希と伊織が行くんですが、いいですか?』
小鳥「ピ! ピヨピヨピヨピヨ!!!」
小鳥「さ、3Pを越えた、よ、よよよ、4P!!!」
小鳥「しかも完全に法の規制をオーバーした、アンダーエイジ枠!!!」
小鳥「……いいのかしら……いいの? 小鳥?」
小鳥「………………」
小鳥「こ、ここまできて何をためらうのよ小鳥! 限界を超えるのよ、愛知!! リミットブレイク!!!」ピピッ
メール:小鳥→P
件名『甲斐と四季』
本文『スタンドアンドドロー。律子さんから美希ちゃんにライド! 更に伊織ちゃんをコール! ドライブトリガーチェック! 了解しました!』
P「……なんだかよくわからないけど、了解っていうんだからいいんだよな?」
美希「じゃあハニー! レッゴーなの」
伊織「それでどうなのよこのメガネ。似合う? ねえったら!」カッ
- 121:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 21:00:32.81 ID:RxX8A4m40
響「……待てど暮らせど、プロデューサーからの返事がないぞ」
響「もう一回、送ってみるぞ」
メール:響→P
件名『返事まってるぞ』
本文『急にメールの返事がこなくなったけど、なにかあったのか? リボーンちゃんのこと、くれぐれもよろしくたのむぞー!』
P「響からメールか」
伊織「あら、アンタもスマホにしたの?」
P「ああ。停波とか言われて、仕方なくな。でも使いにくくて」
伊織「すぐ慣れるわよ。まあ、タッチパネルってがさつな人間には向かないけどね。大丈夫? にししっ」
P「ちゃんと使いこなせているよ。こうしてメールのやりとりもできてるし」
美希「さすがハニーなの!」
P「あれ? そういえばさっき響には返事したはずだけどな。仕方ない、もっかい送ろう」
- 122:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/21(木) 21:01:09.20 ID:RxX8A4m40
真美「……ねえ亜美」
亜美「ええっ! な、なに……?」
真美「なんか今日、てゆ→か真美がお風呂から上がってから変だよ?」
亜美「そ、そそそそそ、そんなことないよ」
真美(……怪しい)
♪
亜美「!」ビクッ
真美「……亜美? ケ→タイ、鳴ってるよ」
亜美「そ、そ→だね……」
真美「メ→ルでしょ? 見ないの→?」
亜美「あ、後にしようかな→」
真美「じゃあ見といてあげ……」
亜美「今見る!」ガバッ
メール:P→亜美
件名『さっき』
本文『メール見たろ? 違うか?』
亜美「……っ!」ゴクッ
真美「亜美→?」
亜美「なんで……なんで……?」
真美「今のメ→ル、誰からだったの?」
亜美「お、お風呂!」
真美「へ?」
亜美「お風呂入ってくる!」
真美「あ。ケータイ、防水でもお風呂には持って入るなってママが……行っちゃった」
真美「さっきの着メロ、兄ちゃんからのだよね」
真美「……」
- 141:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/22(金) 21:02:11.13 ID:+Xa1VMjX0
P「またメールか。真美と亜美と雪歩に貴音……なんかどんどん増えてないか?」
伊織「……人気者ね」
美希「でこちゃん、焼いてるのー?」
伊織「でこちゃんゆーな! 焼いてないわよ!! なによまったく!!!」プンスカ
P「なにむくれているんだ? どれどれまずは真美から」
メール:真美→P
件名『亜美に』
本文『メ→ルしたでしょ? なんて送ったの?』
P「いや、送ってないが……。それで亜美からは?」
メール:亜美→P
件名『許して』
本文『勝手に見ちゃったのは謝るよ。誰にも言わないし、何でもゆーこときくから! だから許して。お願い』
P「……普段、イタズラを怒ってもここまでちゃんと謝らないぞ」
伊織「これ自体が、新手のイタズラじゃ無いでしょうね」
美希「亜美はなにを見ちゃって、謝ってるの?」
P「いや、これもまったく覚えがない」
- 142:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/22(金) 21:02:54.16 ID:+Xa1VMjX0
メール:雪歩→P
件名『2人だけで』
本文『ポエムですけど、お願いですからプロデューサーだけに読んで欲しいんです。2人だけの時に、見せていいですか? お願いします。だからテレビは止めてください。プロデューサーも、私の事を色々と考えての事だと思うんですけど……我が儘を言って、ごめんなさい』
P「あれ? さっき2人だけの時、って送ったんだけどな。でもテレビ、ってなんだ?」
美希「ポエムって、噂の雪歩のマイポエムなの!? ミキも見たいのー!」
伊織「それは私も興味あるわ」
P「だけど雪歩は、俺にだけって言ってるんだ」
美希「ケチなのー!」プンスカ
P「まあそういうな。見てみて良い出来だったら、雪歩にも公開したり曲をつけてもらうように勧めるから」
- 143:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/22(金) 21:03:54.43 ID:+Xa1VMjX0
メール:貴音→P
件名『先程の件』
本文『お待ちしております。急いでいますので是非、早く教えて下さい』
P「……そうだった。それがあったんだったな」
伊織「? なんのこと?」
P「いや、なんかどっかで誤解が生じてるようでな。とにかく貴音の質問には答えておこう」
P「えっと……アドレス帳から……それで、ええと……」
伊織「なによ、なんでそんなにノロノロ操作してるのよ!」
P「いや、まだ慣れてなくて……っと」
伊織「んもう! まどろっこしいわね!! 貸しなさい、私がやったげるから!」
P「あ、ちょっ! お、押すなよ! って、ああ……おい伊織、途中で送信しちゃったじゃないか」
メール:P→真美
件名『プロポーズ』
本文『まずは教えておく。求婚、つまり結婚を申し込んだ、という事だ。だけ
真美「……」
真美「うえええぇぇぇっっっ!!!」
真美「プロポーズ、ってプロのモデルさんのポーズじゃなくて!?」
真美「求婚、ってチューリップとかの球根じゃなくて!?」
真美「結婚って、パパの職場によくある血痕しゃなくて!?」
真美「ほ、ほほほ、ほほほほほほ、ホントに!?!?!?」
真美「……」ハァハァ
真美「兄ちゃんが……亜美に?」
真美「うそ、じゃない……の?」
- 144:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/22(金) 21:04:33.64 ID:+Xa1VMjX0
P「しょうがない。とりあえず意味は教えたんだし、あずささんの事は後で改めて誤解を解こう。次は……亜美に」
メール:P→雪歩
件名『謝らなくていい』
本文『よくわからないが、謝らなくていい。今度会った時、ゆっくり話し合おう。それでいいか?』
雪歩「……良かった。プロデューサー、ちゃんと私の話を聞いてくれるみたいですぅ」
雪歩「プロデューサーだけに……」
雪歩「私のこの、渾身のポエム……」
雪歩「全108巻を……じっくり、たっぷり、読んでもらうんですぅ……」
- 145:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/22(金) 21:05:09.36 ID:+Xa1VMjX0
P「それで次は真美だな。別に亜美にメールは送っていないが……」
伊織「なんかの勘違いかもよ」
美希「それとも、ハニーが間違えて誤爆メール送ったのかも知れないの」
P「大丈夫。それはない」
メール:P→貴音
件名『いいや』
本文『彼女にメールは送っていないぞ。なにかの勘違いだと思う。今日は会ってないから、話もしていないし』
貴音「まあ……つまり三浦あずさにこのぷろぽぉずとやらはしていない、という事でしょうか?」
貴音「しかし三浦あずさも、菊地真も、嘘を言うはずがありませんし。はて……」
- 146:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/22(金) 21:05:37.65 ID:+Xa1VMjX0
P「最後に雪歩だな。よっぽど他の誰かには見られたくないんだな」
P「ちゃんと2人だけの時に、見せてもらうって送って安心させないとな」
メール:P→亜美
件名『安心して見せて欲しい』
本文『2人だけの時に、俺だけが見るから。感想とかも誰にも言わない。だから安心して見せて欲しい。俺も見たくてワクワクしている。すごく楽しみにしているからな』
亜美「……これって……」
亜美「やっぱり、真美の代わりに亜美の……が、見たいって事だよね」
亜美「……そ、そんなの恥ずかしいよぉ……」
亜美「で、でも……兄ちゃんなら……」
亜美「そ、そうだよ。これは勝手に真美のメール見ちゃって、しかも消しちゃった亜美に対する罰なんだもん……」
亜美「だ、だから亜美は兄ちゃんに、その……見せなくちゃ……」
- 147:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/22(金) 21:07:41.28 ID:+Xa1VMjX0
あずさ「真ちゃんから返事、ないわね~。もう寝ちゃったのかしら~」
あずさ「ふう。なんかつまらないわ~」
あずさ「せっかくのこの喜び、運命の人に巡り会えた嬉しさ……」
あずさ「誰かに聞いてほしいのに~」
あずさ「千早ちゃんは、まだ起きてるかしら~?」
あずさ「お風呂仲間で、私にとって妹みたいな存在の千早ちゃんには、ぜひ喜んで欲しいわね~」
あずさ「千早ちゃんにだけ、メールしちゃおうかな~」ピッ
- 157:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 08:55:47.21 ID:k8zrDrVAO
あずさ「……」
あずさ「う~ん、千早ちゃんも寝ちゃったのかしら~?」
あずさ「じゃあ春香ちゃんに~」
春香「あれ? 今度はあずささんからメール?」
春香「……」
春香「ええっ!?」
春香「愛した人が、二股だった……」ガクー
あずさ「……返事が無いわね~」
あずさ「こうなったら、片っ端からメールしてみましょうね~」
- 158:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 08:58:16.24 ID:k8zrDrVAO
♪
P「ん? 今度は俺じゃないな。美希か?」
美希「そうなの。えーと、あずささん……」
美希「……」
P「どうした? あずささんがなんだって……ん? あずささん……?」
美希「……ハニー……」
P「ま、まさかあずささん、美希にも貴音と同じメールを?」
美希「いやあああぁぁぁーーーっっっ!!!」
伊織「ちょ、ちょっ! どうしたのよ、美希?」
♪
伊織「? メール? あずさから?」
P「! いかん、それを見るな伊織」
伊織「!? ……これ、どういうこと?」
P「いやそれは、たぶん何かの誤解なんだ!」
伊織「……ヘタな言い訳ね」
P「伊織、信じてくれ!」
伊織「帰る!」
P「伊織ーーー!!! ……ああ、いったいなにが、どうなってるんだ? なんであずささん、俺がプロポーズしたなんて事に……」
- 159:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 08:59:47.24 ID:k8zrDrVAO
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
P「な、なんだ!? またメール? それも本日最高記録の数だ!?」
メール:春香→P
件名『二股』
本文『私、プロデューサーさんを信じていたのに二股なんて……ひどいです!』
メール:真→P
件名『直接聞きます』
本文『本当にあずささんと結婚するんですか? ボクにやっぱり女らしさが足りないからですか!? ボクだってこれから、山籠もりでも武者修行でもして女らしさを磨きます! だから……』
メール:響→P
件名『変だと思ったら』
本文『なんか今日のプロデューサー変だと思ってたら、あずさの事で頭がいっぱいだったんだな! ひどいぞ』
メール:雪歩→P
件名『やっぱり』
本文『男の人って信用できません。これからお父さんにこれからのことを相談します』
- 160:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 09:00:59.96 ID:k8zrDrVAO
メール:律子→P
件名『今』
本文『あずささん本人からメールがきました。やっぱりそうだったんですね! 最低の誕生日プレゼントを、本当にどうもありがとうございました(`ヘ´)』
- 162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県):2012/06/23(土) 09:09:46.73 ID:vfbo+cC3o
これは刺されますわ
- 163:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 09:52:17.95 ID:k8zrDrVAO
メール:真美→P
件名『どゆこと?』
本文『兄ちゃんは亜美と結婚するんじゃなかったの!? 亜美と結婚して、真美のおと→とになってくれるんじゃないの!? おっとっとの兄ちゃんとして、亜美にシェアしてもらうつもりだったのにぃ(;_;)』
メール:亜美→P
件名『どゆこと?』
本文『兄ちゃんは、亜美のカラダだけが目的だったの? 亜美、悲しいよ……(鼠_鼠)』
メール:貴音→P
件名『三浦あずさより』
本文『丁寧な説明を受け、わたくしも理解いたしました。が、これは本当のことなのですか? はっきりお答えください』
- 169:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 10:31:41.83 ID:k8zrDrVAO
メール:社長→P
件名『どうなっているんだね?』
本文『三浦あずさ君からもメールがきたよ。君はいったい誰と結婚するんだね? まさか二股や、それ以上をしているんじゃないだろうね? これは君の今後にもかかわる重要な一件だ。きちんと返答するように』
メール:やよい→P
件名『おめでとうございますー』
本文『うれしいけれど、なんだかプロデューサーがちょっと、とおくなっちゃったかなーって……少し、さびしいですー……』
P「ど、どうなっててるんだ一体? どうしてこうなった……?」
?「プロデューサー?」
P「だ、誰だ?」
- 171:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 11:03:06.35 ID:k8zrDrVAO
千早「私です、プロデューサー」
P「ち、千早か。そういえば今のメール攻勢に、千早からのメールは無かったな。千早だけは変な誤解をしていないんだな。良かった」
千早「誤解?」
P「ああ、実は……ん? 千早、その手に持っているのはなんだ?」
千早「これですか? これは……」
P「箱の中から……! ち、千早? そ、そそそ、それは!?」
千早「包丁ですが、なにか?」
P「ち、千早あああぁぁぁーーーっっっ!!!」
- 172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/23(土) 11:20:28.00 ID:p0Wis4j+o
プロデューサー逝ったw
- 174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/23(土) 11:46:47.51 ID:G1P10xWDO
しかしアイドルに送ったメールはことごとく誤爆なのにどうして小鳥さんにはたまに正しく届くんだwwwwwwww
- 175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2012/06/23(土) 12:11:37.17 ID:cNiAHjP4o
ピヨさんがPにとって特別だからに決まってるピヨ
- 180:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 21:02:10.18 ID:M1+o6qTP0
千早「なんですか? プロデューサー ?」
P「そ、そそそ、その包丁! なんに使うつもりだ!?」
千早「ふふっ。プロデューサー……おかしな事を言うんですね」
P「お、おかしな……こと?」
千早「そうですよプロデューサー。包丁を何に使うか、だなんて」
P「そ、そうだよな。ほ、包丁は、りょ、料理を……作るものに……決まって、る……よな」
千早「ふふっ。ん……んん……」
P「? ち、千早?」
千早「ん……んん……ん、んん……」
P「ど、どうしたんだ? 千早?」
千早「んあー!」
P「え?」
千早「ご、ごめんなさい。今夜はちょっと、感情の自制が効かなくて……」
P「め、珍しいな。千早にしては」
千早「そうですね。でも……当たり前の事かも知れません」
P「ええ?」
千早「ぷ、プロデューサーにプロポーズされたんですから……」
P「えええ!?」
P(どうなってるんだ? 千早まで……)
- 181:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 21:02:50.83 ID:M1+o6qTP0
千早「ぷっ、ぷぷっ」プルプル
P「どうした千早?」
千早「ぷ、プロデューサーにプロポーズ……ぷぷぷっ」プルプル
P(とにかく、765プロで味方は今や千早だけだ。なんとかこの窮地を脱する手伝いをしてもらわないと)
千早「あ、すみませんプロデューサー。ついツボに入って」
千早「ともかく、それで私も結婚という事を意識しだしたら、急に自分の欠点が気になって……」
P「千早の欠点?」
千早「私、料理が苦手で。こんな事じゃ……つ、妻としてプロデューサーを支えられないと思って……それで料理もできるようにならないと、と思って包丁を買いに……」
P「千早……そんなことを気にするな。千早は千早らしいのが一番だ」
千早「プロデューサー……」
P「千早は今のままでいい」
千早「……んあー!」(感無量)
P「ところで千早、俺を助けて欲しいんだ」
千早「んあ……え?」
P「よくわからないんだが、メールが原因で765プロのみんなに嫌われてしまった」
千早「まさか……」
P「これを見てくれ」
千早「みんなからのメール……こんな!」
P「俺にはどうしてこうなったのか、見当もつかないんだ」
- 182:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/23(土) 21:04:29.52 ID:M1+o6qTP0
千早「待って下さいプロデューサー。送信履歴を……やっぱり」
P「なんだ?」
千早「プロデューサー! メールを送るべき相手、間違っていませんか?」
P「どれどれ……ええと……ええっ!」
千早「届いたメールと、その後メールを送った相手を照らし合わせると、とんでもない事に……」
P「な、なんてことだ……」
千早「私へのメールも、間違い……だったんですね」ショボーン
P「……すまない」
千早「……いえ。今はプロデューサーを助けるのが先決です」
P「千早……」
千早「このプロデューサーが間違えて誤爆したメール……言いにくいので、ダメなメールを略して『Dメール』と呼びましょう」
P「Dメール……」
千早「このDメールを、ひとつひとつ打ち消していけば……」
P「そうか! Dメールを取り消し、すべてを……『無かった事にしなくてはいけない』!」
千早「そうです、プロフェッサー!」
P「流石だ! 助……いや、歌手!!」
千早「誰が歌手よ!」
P「よーし! ではこれより、オペレーション『黄金の指輪』(ドラウプニール)を発動する。世界をあるべき姿に戻すのだ!! フゥーハハハハハ!!!
- 200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2012/06/24(日) 01:06:18.96 ID:Fkx9AFW8o
ダイバージェンス1%の向こう側へ…!
- 201:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/24(日) 08:16:06.00 ID:x+RWTr1Z0
千早「どうですか?」
P「ダメだ。やっぱり誰からも返信がない」
P「通話にしても……誰も出てくれない、か」
千早「みんな相当ショックだったんですね。無理もないですけど」
P「あれ? そういえば千早、ケータイは?」
千早「家に忘れてきました。普段からあまり、大事にしていないし」
P(逆に言えば、そのお陰で千早はあずささんからのメールを見ずにすんだわけか)
千早「あずささんは、出てくれないんですか?」
P「通話中みたいだな。誰と話しているか、想像するのも恐ろしい……」
千早「どうしましょう……」
P「やっぱりやるしかないな」
千早「? さっきのオペレーションなんとかですか?」
P「オペレーション『金の指輪』(ドラウプニール)な。明日、決行する。千早!」
千早「はい」
P「協力してくれるか?」
千早「もちろんです」
- 202:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/24(日) 08:18:20.53 ID:x+RWTr1Z0
翌朝
メール:千早→765プロ全員(一斉送信)
件名『大変!』
本文『私、ついカッとなってとんでもないことを……』
添付『事務所で腹を刺されて血の海で倒れるP.jpg』
全員「「!!!」」
春香「千早ちゃん! 千早ちゃん!!!」
律子「春香……」
春香「プロデューサー……さん? そんな、う、そ……うそ、ですよね……?」
社長「……」
春香「ち、千早ちゃんは?」
真「あっちで雪歩が付き添ってる。今は少し落ち着いたけど、最初は取り乱していて」
伊織「やよいが後少し遅かったら、プロデューサーの後を追いかねない勢いだったわ」
響「美希とあずさも、泣きじゃくって大変だったけど、千早の取り乱しようを見て、呆然としちゃってたぞ」
真美「まあそれは、みんなそうなんだけどね→……」
春香「ああ……」
千早「春香……? いるの?」
春香「! 千早ちゃん。大丈夫……なの?」
千早「ええ。これでようやくみんな集まったわね」
春香「? うん、みんないるけど……」
- 203:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/24(日) 08:19:26.82 ID:x+RWTr1Z0
千早「みんな、ケータイを出して」
春香「え? ええ?」
千早「いいから早く」
律子「? これでいい?」
千早「ここにプロデューサーのスマホがあるわ。昨日機種変更したばかりの」
伊織「昨日、私も見たわよ。でもそれがなに?」
千早「全員のメールと、このプロデューサーのスマホのメールを照らしあわせたいの。まず、やよいね」
やよい「はわわ。えっと、私が最初に送ったメールは……」
春香「もやしが好きか? あれ? じゃあ私に間違えてやよいに送るつもりだったって送られてきたのは……」
千早「そう。あれはもやしが好きか、について」
春香「なんだ……」
響「じゃあ自分にたくさんきた、あの怖いメールは……」
千早「ほら見て。全部、勘違い」
響「うがー! よくもまあ、こんな見事に誤爆できたものだぞ……」
- 213:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/24(日) 20:44:53.20 ID:YkkkZsjN0
あずさ「じゃあ~もしかして~」
千早「そうです。見て下さい、あずささんが勘違いする元となったメールは、そもそも社長に送るべきメールだったんです」
春香「そんな! じゃあプロデューサーさんは、勘違いでこんなことに……」ポロポロ
P「まあもともとの原因は誤爆メールなんだから、自業自得だけどな」
律子「それはそうですが……って、ぷ、プロデューサー!」
亜美「に、兄ちゃん!!」
貴音「生きておいでだったんですね」
P「みんな俺の弁明を聞いてくれなそうだったし、一堂に会してメールを照らし会わせる必要があったからな。千早に協力をお願いした」
千早「私だけ、あずささんのメールを見ていなかったから」
P「血糊を買って、事務所で準備して、大変だった」
千早「私の演技も良かったでしょ? 日頃のレッスンも無駄じゃなかったかしら」フフッ
律子「大変だった、とか無駄じゃなかった、じゃありませんよ! 心配……心配したんですから……」ポロッ
春香「ううっ……よ、良かったぁ」ボロボロ
伊織「なによ! 心配かけといて……」
やよい「うっうー! 良かったですー!」
P「ごめんなみんな、心配かけて。でもわかってくれたろ? 全部勘違いだった、って」
響「それはまあ、わかったけど……なんか納得いかないぞー!」
- 214:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/24(日) 20:45:34.75 ID:YkkkZsjN0
P「もちろん、悪いのは俺だ。使い慣れない機械を、無理矢理使って誤爆して、みんなはそれにふりまわされたんだ」
P「この通りだ。許してくれ!!!」
社長「……まあ、実害は無かったし、どうかなみんな?」
春香「私は……許しちゃいます。プロデューサーさんを」
美希「ミキはすごい嬉しいのー! ハニーも生きてたし、ミキのこと嫌いじゃなかったし。許してあげてもいいと思うな」
律子「まあ、みんながいいなら……」
千早「じゃあみんな、昨日のメールは受信も送信も全部消して欲しいの」
真「え?」
千早「全部、無かった事にしましょう。それで、終わり」
雪歩「あの……プロデューサーに話したかった事も、無かったことに……?」
P「改めて俺に言ってくれ。このスマホは、これから解約してくる。データも全部消してもらう」
真「せっかくの最新機種なのに、ちょっともったいなくないですか?」
P「いいんだ。俺には向いてなかった」
真美「でも、なれたら使えるかも→」
亜美「そ→だよ→」
P「そりゃあスマホが悪いわけじゃないってのは、俺もわかってるよ。使い方をマスターする前に、適当に使った俺が悪い」
伊織「当然ね。アンタのせいでスマホが悪い、スマホは怖いなんて噂が出たら、風評被害も甚だしいわよ。私なんてちゃんと使いこなしているんだから!」
- 215:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/24(日) 20:46:10.20 ID:YkkkZsjN0
P「だからな、当分はペナルティとして……」
春香「ペナルティとして?」
P「高翌齢者向け、簡単ケータイにする」
真美「え→!」
亜美「兄ちゃんが、おじいちゃん向けケータイなんていやすぎる→」
P「ま、スマホまでの謹慎期間の意味でもな」
千早「さ、みんなメールを消して消して」
春香「うん」
あずさ「なんか……もったいないけど~」
響「自分は、あんまりいい思いでないからいいぞ」
真美「消しちゃえ☆」
亜美「恥ずかしいしね→」
律子「はいはい、わかりましたよっと」
真「じゃあボクも」
雪歩「消しますぅ」
貴音「わたくしも……これで完了です」
美希「こんなメール、バイバイなのー」
伊織「まったくもう……」
やよい「これで全部、なかったことですー!」
P「ふう。みんなありがとう。肩の荷がおりたよ」
- 216:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/24(日) 20:47:05.79 ID:YkkkZsjN0
律子「この血糊も、ちゃんと自分で片づけてくださいね」
P「あ、そうだな」
千早「……」ギュッ
千早(プロデューサーからの、結婚を考えてるってメール。たとえ勘違いでも、これだけは……私の、私だけの宝物としてずっと……)
春香「ちーはーやーちゃん?」
千早「ひやっ! な、なに? 春香」
春香「め☆え☆る☆」
千早「え?」ピクッ
雪歩「なかったこと、にしなくてはいけないんですぅ」
千早「は、萩原さん……」
真「全員、受信も送信も消すんだったよね?」
千早「……」
美希「ぬけがけは良くないのー!」
千早「わ、わかったわ……」
千早「ううっ……さよなら、私のメール……」ピッ
伊織「これでようやく全て終わりね」
真美「映画とかなら、ここで『おわり』とかでるんだよね→」
亜美「『Fin』とかね→」
おわり?
- 220:Swing ◆sxnyhhBh7A:2012/06/24(日) 20:53:01.67 ID:YkkkZsjN0
社長「……ところで……今日は音無君は……?」
P「あれ? そういえば……なにか忘れてる気が……」
小鳥「うう~プロデューサーさぁ~ん……ま、まだですかぁ~」
小鳥「これが本場本職のじらしプレイ……」
小鳥「さ、流石ですプロデューサーさん……」
小鳥「小鳥は、待って……ずっと待ってますピヨーーー!!!」
今度こそ おわり
- 231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/06/25(月) 00:09:48.29 ID:THqCUmlG0
乙
スマホって恐ろしいな…
P「風俗嬢に恋をした……」
黒井「プロデューサーさん、密着取材ですよ! 密着取材!!」
転載元
P「スマホに機種変したらアイドル達と修羅場になった」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1340020368/
P「スマホに機種変したらアイドル達と修羅場になった」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1340020368/
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コメント一覧 (169)
-
- 2012年06月26日 17:03
- そんなに面白いか?イマイチわからん。
-
- 2012年06月26日 17:23
- 響~うしろ~うしろ~~
メールの繋げ方が上手かった
SGネタも良かった
-
- 2012年06月26日 17:24
- これはすごい
-
- 2012年06月26日 17:38
- ちょくちょく他作品のネタが入ってるのが面白いなwwww
-
- 2012年06月26日 17:39
- これ冤罪とふーぞくの人だっけ?
面白かった
-
- 2012年06月26日 18:13
- 響ホラーだな…
ヴァンガードネタにふいた
-
- 2012年06月26日 18:15
-
※62
あれ?
てっきりプチマスのイオかと思ってたんだが。
-
- 2012年06月26日 18:50
- すばらしい。文句なしに面白い。笑いもからっとしてるし。キャラを置き換えたら舞台の戯曲になるね。
-
- 2012年06月26日 19:14
- 誤爆でややこしい事になった俺にはタイムリーなスレ
眠い時にメールはダメだな。お前らも気をつけろよ
-
- 2012年06月26日 19:18
- これはみんなと同じくコメントせざるを得ないクオリティw
-
- 2012年06月26日 19:30
- このPはCV宮野だなw
-
- 2012年06月26日 19:38
- これは中国のコント番組にパクられるレベル
-
- 2012年06月26日 20:25
- Pちゃん病気だよ・・・w
普通会話が成立してないとこに気づくだろw
でも面白かった
-
- 2012年06月26日 20:36
- ちょっと金払ってもいいレベル
ssなんか書いてないで芸人なればいいのに
-
- 2012年06月26日 20:53
- >メール:P→響
>件名『後ろにいるぞ』
>本文『どこへ行くんだ?』
怖すぎwwwwwwwwwwwwww アンジャッシュwwwwwwww
-
- 2012年06月26日 21:13
-
このP、男からもモテそうだな、面白すぎるw
-
- 2012年06月26日 21:27
- シュタゲネタと響が最高!
-
- 2012年06月26日 21:30
- ≫美希「それとも、ハニーが間違えて誤爆メール送ったのかも知れないの」
P「大丈夫。それはない」 ←この自信はどっからくんだよwww
しかしこれはなんか元ネタあんの?全部創作ならレベル高すぎるだろ!
最初スレタイ見たときはモバマス勢が「誰をプロデュースするの!?」的な話かと思ってしまった。
-
- 2012年06月26日 22:03
- いやまぁ、時折強引なところもあっただろうけど
よくここまで勘違いを連鎖させたもんだ
欲をいえばオチにもう一波乱あればと思ったけど、それ抜きでもとてもいいSSだったと思うな!
-
- 2012年06月26日 22:16
- あからさますぎる誤爆の連発でつまらん
-
- 2012年06月26日 22:49
- んあー!
もう許してやれよ…
-
- 2012年06月26日 22:59
- 面白かったけどメールのことをレスって言ってたのだけが気になった
-
- 2012年06月26日 23:11
- よく出来た話だわ。
笑った。
-
- 2012年06月26日 23:14
- ※91
どうでもいいけどレスというのはレスポンス(反応、返信)のことだよ
-
- 2012年06月26日 23:17
- レスってまんま反応が欲しかったんじゃないの?
まぁ投稿間隔早くて反応する暇もなかったと思うけど
-
- 2012年06月26日 23:35
- 速報はその日の投稿終わるまで何も書かないのがマナー
だから外野レスが欲しいってことではないと思うよ
一気に読む人向けにまとめでは今日はここまでとかそういうレス省いてるけどね
-
- 2012年06月27日 00:15
- 面白くない
こんなに誤爆しない
1つの誤爆メールで大変な事に…みたいなのを期待したのが間違いだったか
ただ各々の食い違いは上手いなぁと思う
-
- 2012年06月27日 00:30
- ※96同意
クソ笑ってしまったが
-
- 2012年06月27日 00:31
- ※96
「こんなに誤爆しない」キリッ
コメディに何言っとるんだお前は
-
- 2012年06月27日 00:33
- 食い違いネタのレベル自体は高いんだが
何か「ん?何か言ったか?」ラノベ主人公的な不快感の方が強くて楽しめなかった。
-
- 2012年06月27日 00:37
- 100ゲット
-
- 2012年06月27日 00:38
- 勘違いやドッキリ系はおもしろいな
-
- 2012年06月27日 00:56
- チャイルドだろー?にやられたw
これ電車で読む自信無いわw
-
- 2012年06月27日 03:22
- 誤爆っぷりがスマホ以前の問題でここまで酷い奴いるか?ってなったがフィクションだからまあいいか
響の下りは良かった
あとメールの返信をレスなんて言わないだろwww
-
- 2012年06月27日 03:31
- 本来はReplyだけどメールのReを見てResponseを想起してそれが略され「レス」という人もいるとかいないとか
ってなにググってんだ俺は
SSは良かったです。外で読まなくてよかったww
-
- 2012年06月27日 05:06
-
朝から笑わしてもらたっわ
びびる響かわゆす(*´ω`*)
-
- 2012年06月27日 08:51
- ここのまとめSSで久々に大笑いした。よくできてた。
-
- 2012年06月27日 11:49
- チャイルドだろ~は、誰かスギちゃんに教えてやれよ。
-
- 2012年06月27日 13:31
- スゲー面白かった。
話もスムーズで見やすい。
-
- 2012年06月27日 14:16
- 最近ガラケーからスマホに乗り換えたがここまで酷くなかった
これ機会音痴とかのレベルじゃねーぞ
-
- 2012年06月27日 14:21
- ※96
何それ面白そうw
是非書いてくれw期待してるぜ?
-
- 2012年06月27日 18:06
- おう!任せとけ!
-
- 2012年06月27日 21:21
- わかるわあー
俺もついこの間アマゾンからの広告に変身したしなぁ
しかし面白かった!
やよい、携帯購入おめでとう!
-
- 2012年06月27日 23:12
- ネタのレベルが高すぎるww
機械音痴どころじゃないのは現実の話じゃないんだから許してやれよ
-
- 2012年06月27日 23:36
- 確かにアンジャッシュのネタにしか見えんww
この残念ぶりならPは渡部より児嶋で想像した方がしっくり来るなww
-
- 2012年06月28日 00:38
- これでもか!…ってくらいの、誤爆っぷりだったな。
面白かった。
-
- 2012年06月28日 02:14
- 亜美が真美宛のメール消してんだから最後のネタバラシでもう一悶着あれば尚よかった
-
- 2012年06月28日 02:15
- 風○嬢の人か。こんな話も描けるんだな。
どちらも凄く面白かったし次回も期待。
※96も面白いのお願いします。
-
- 2012年06月28日 02:21
- 響のドラえもんくそわろたwww
-
- 2012年06月28日 06:15
- ()の多用が面白かった(小学生並みの感想)
-
- 2012年06月28日 17:03
- 荒れてないのにこの※数は凄いな
-
- 2012年06月28日 18:31
- 読みやすくていいな。
完成度で言えば伊織のディズニーシーのやつ、面白さで言えばちょっと前のまじかるちっひゃおの方が面白かった
最近はアイマス良SSが豊作だな
-
- 2012年06月28日 19:18
- くっせぇくっせぇ
-
- 2012年06月28日 20:38
- 本気で吹いたぞ。どうしてくれるWWW
-
- 2012年06月28日 22:34
- まさしくアンジャッシュのネタだったなw
響のくだりには声を出して笑ってしまった
-
- 2012年06月30日 00:58
- 何人かは完全にあずささんの巻き添えじゃねえかw
-
- 2012年06月30日 17:13
- よくできてるなー
-
- 2012年06月30日 19:40
- よっく練り込まれてるさー
-
- 2012年07月02日 12:31
- ひびきんのハイサイにイーヤーサッサしたい
-
- 2012年07月02日 16:04
- アイマスのSSでここまで笑ったのは初めてだ
-
- 2012年07月02日 16:39
- うん、面白かった
-
- 2012年07月03日 09:45
-
腹いてぇwwwww
笑わせてもらいましたw
-
- 2012年07月08日 22:46
- パズルみたいにはまっててすごいな
-
- 2012年07月16日 17:56
- 大爆笑したw
個人的にこのssの小鳥さんとは良いファイトが出来そうだわw
-
- 2012年07月25日 04:46
- ↑
なに? ボクシングでもすんの??
-
- 2012年08月25日 22:23
- アンジャッシュネタわろろんwwwwwwww
-
- 2012年09月04日 04:05
- 今回もひびきんは輝いていたwww
-
- 2012年09月04日 08:47
- あー久しぶりに笑ったわ
響、輝き過ぎて眩しいなw
今ガラケーだけど、スマホに替える気、めちゃくちゃ薄れたわw
-
- 2012年09月06日 03:27
- 誤爆し過ぎで思ったより全然面白くなかった、むしろイライラした
-
- 2012年09月07日 15:17
- スマホがこんなに恐ろしいものだとは思わなかった……
もうスマホを世界から根絶するしかないな
-
- 2012年09月08日 14:43
- 響のくだりクッソワロタ
-
- 2012年10月01日 09:41
- アンジャッシュのコント見てるみたいで面白かった
ガラケーでよかったわ
-
- 2012年10月02日 11:43
- 今まで読んだSSの中で1番面白かった!間違いなく名作!Dメールのくだりは反則過ぎるww
-
- 2012年11月22日 20:24
- 響www
-
- 2013年01月16日 08:14
- これってちーちゃんのアドレスには小鳥さんが入って無いって事だよな…
-
- 2013年01月22日 15:52
- 同時多発アンジャッシュ
-
- 2013年02月14日 11:15
- 負のスパイラルwww
-
- 2013年03月04日 08:18
- 千早携帯は家にあるって言ってなかった??どうやってメールを消したんですかね…
-
- 2013年03月28日 05:21
- 一生ガラケーでいいや
※144
もしくは、
「音無さん……はいいや」的な。
-
- 2013年04月17日 09:10
- ※147
>>202から読み直したらいいと思うよ
こういう時響がろくな目に遭わないのは決まってるのか? 可愛いからいいけど
-
- 2013年08月07日 19:26
- 定期的に読み返したくなるSS
-
- 2013年08月24日 16:24
- 響へのしつようなまでの追撃がwwww
-
- 2013年09月11日 02:19
- これ笑いすぎで腹痛いわ
-
- 2013年10月02日 00:26
- Dメールの下りで盛大に吹いたww
-
- 2014年02月10日 23:11
- 家族の前でリアルに「ンフッwww」って声でちまったじゃねーか
-
- 2014年02月18日 18:58
- 息の根をとめてやる恐すぎwww
-
- 2014年03月24日 17:40
- 超ワロタ
-
- 2014年04月01日 00:14
- イイネ
-
- 2014年04月19日 13:54
- 響wwwww
-
- 2014年05月29日 20:33
- 他の人も書いてるけど、アンジャッシュ思い出したwww
おもろかったでーw
-
- 2014年09月12日 06:45
- 馬鹿馬鹿しい勘違いばかりで本文も少々無理矢理感があるけど、ギャグだから笑いながらスラスラ読めた
面白い!
やよい天使
誤解がいい方向と危ない方向に独り歩き
春香ばかわいいちょろかわアホかわ、貴音食いしん坊かわいい、千早ワロタ、響アホかわ、あと、大山“さん”な
さんを付けろよデコ助は伊織
律子は仕事人間だなぁ、公開処刑ワロタ、ピヨピヨ流石
しかし、Pもアイドルもまったく仕事ないんやな(笑)
いや、確認しろよ
山籠りワロタ、そんなんしたら通報やろうに
刺されたらええわw
-
- 2014年10月10日 22:16
- これ書いたやつの構成力の高さに驚いたw
-
- 2015年01月28日 03:40
- コメ欄自演ぽくてこえぇ
-
- 2015年04月05日 03:48
- エル・プサイ・コングルゥ
-
- 2015年06月07日 01:58
- 久々に読み返してみたけどやっぱ超面白いわコレww
-
- 2015年11月04日 00:06
- 夜にこんなもん読んだ俺が間違ってたw
-
- 2016年01月25日 13:36
- これは面白いw
-
- 2016年06月06日 16:53
- 何回見ても笑える
-
- 2020年02月19日 16:25
- 迅速・丁寧に対応頂きお品物も素敵で満足しています。
また機会がありましたらヨロシクお願い致します。
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スーツケースのカギを失くしてしまったので、代替品として購入しました。
写真では少し黒ずんでいましたが、実際はとてもきれいな状態でした。
割安で購入できて、本当に助かりました。
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-
- 2020年03月25日 03:53
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