許嫁「許嫁だからっていやらしいことしないでくださいね」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:14:11.50 ID:u+nP+igr0
許嫁「まだあなたを私の婚約者として認めた訳じゃありませんから」
男「はいはい。わかってるっての」
許嫁「ふんっ、どうだか。男の人なんてみんな狼ってことは知ってるんですよ」
男「いやいや無理やりなんて趣味じゃないし」
許婚「信じられませんね。はあ、いきなり許嫁にされて2人暮らしさせられるなんて最悪です。」
男「ごめん。まあ親父たちが勝手に決めてたから抵抗することすらできなかったしなー」
許嫁「どうせ私を狙ってあなたが計画したんでしょう?騙されませんから」
⇒キミは許婚- 24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:42:09.53 ID:u+nP+igr0
男「うーむ。何言ってもダメか。前途多難だなあ」
許嫁「なにブツブツいってるんですか。はあ、もういいです。私はお風呂に入って気分転換してくるので」
男「ん、分かった。じゃあ俺は夕飯の準備でもするかな」
許嫁「覗かないでくださいね」
男「覗かないっての」
許嫁「…ふんっ」プイッ
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:27:06.58 ID:u+nP+igr0
__お風呂
許嫁「はあ、お父様もめちゃくちゃです。娘を男の人と二人暮らしさせるなんて…」
許嫁「まあ、大企業の御曹司っていうから、ぶくぶくに太った
わがまま言い放題のどら息子みたいな人を想像してたましたけど、
痩せてたし、けっこうカッコよかった…」
許嫁「って違う!どうせエ○チなことしか考えてないに決まってます!」
許嫁「…もしかしたら、許嫁って立場を利用して…
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:31:36.81 ID:u+nP+igr0
『おい、まだ風呂入ってるよな?邪魔するぞ』
『ふーん、いい体してんじゃねえか。ちょっと触らせろよ』
『なんだよオイ、抵抗するのか?いいじゃねえか。だって俺たち婚約してんだからよ』
『こりゃすげえや。手に収まりきらない胸なんてマジであるんだなあ』
『豊満な胸、細くてくびれのあるウエスト、形のいい尻、最高じゃねえか』
『これから毎日一緒に風呂はいるか?いいよなあ。くくく、これから楽しみだなあ』
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:33:04.98 ID:IjQ8BTF80
Yes!
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:38:27.66 ID:u+nP+igr0
許嫁「みたいな…」ブルッ
許嫁「うう、でも我慢しなくちゃ。ああ、私ってなんて不幸なのでしょう…」
※許嫁はBカップです
------------10分後
許嫁「…来ませんね」
許嫁「いえ、希望を持っても無駄ですよ私。運命は変えられないのです。グスッ…」
------------30分後
許嫁「…………あれ?」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:39:48.40 ID:+ine71+x0
Bカップ見栄張るなよwwww
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:49:51.74 ID:u+nP+igr0
許嫁「…お風呂上りました」ボソッ
男「んー、よし。完成だ。今日のは自信作だな」
許嫁「…お風呂!上がりました!!」
男「うおっ、ああ許嫁さんか。やっぱり女の子ってお風呂長いんだな。一時間くらい入ってたし」
許嫁「男さんは何してたんですか?」
男「俺?夕飯の準備するって言ったじゃん。ふっふっふ、俺けっこう料理自信あるんだよね」
許嫁「…じゃあ男さんはずっとキッチンにいたんですか?」
男「?そうだけど…」
許嫁「お風呂場に行ったりは…?」
男「してないけど。なんかあったの?」
許嫁「いえ………なんだか納得いきません」
男「?」
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:52:45.65 ID:u+nP+igr0
男「さあ、召し上がれ」
許嫁「これ、全部男さんが…?」
男「うん。まあ食べてみてくれ。」
許嫁「何か変な薬を盛ってたり…」
男「してないっての。疑い深いな」
許嫁「…頂きます」パクッ
男「いいただきまーす」
許嫁「!おいしい…」
男「だろ?母さんの料理の手伝いしてたら料理自体に興味わいてさ、暇なときに練習してたんだよ」
許嫁「まあ、腕は認めてあげます」
男「ん、ありがと」
許嫁「(うー、もしかしたら私が作ったのよりおいしいかも…)」モグモグ
- 29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 19:56:29.60 ID:u+nP+igr0
男「ごちそーさま」
許嫁「ごちそうさまでした」
男「あ、皿洗うから貸してくれ」
許嫁「いえ、皿洗いなら私がします」
許嫁「まかせてばかりというわけにはいきませんし」
男「そう?ありがと。じゃあ俺も風呂入ってくるわー」
許嫁「分かりました…」
- 32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:00:40.47 ID:u+nP+igr0
許嫁「…お風呂では何もありませんでしたが、いつ何をされるかわかりませんね」
許嫁「いえ、いつまでもウジウジしてはいけませんね。覚悟を決めなければ…」
許嫁「…今までまともに男の人と関わりなんてなかったのに、いきなり体を好き放題に弄ばれることになるなんて…」
許嫁「はあ…早く洗っちゃいましょう」
男「ふう、さっぱりしたなー。けっこうお風呂でかかったし。」
男「そういやこのマンションもけっこう高級なとこだったなあ。ふたりで4LDKってなかなか贅沢だよな」
- 36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:05:06.64 ID:u+nP+igr0
男「お、許嫁さん。なにしてんの?」
許嫁「荷物の整理を。まだ自分の部屋も整えてなかったので」
男「あー今日いきなり引越しだったからね。俺もやらないとなあ」
許嫁「まあ、大体のところは業者さんがしてくれたので助かりました」
男「そっか。今日はもう疲れたから俺は明日しようかな」
許嫁「いいんじゃないですか?私には関係ないですけど」
男「相変わらずの態度だなあ」
許嫁「何か言いました?」
男「イイエナニモ」
許嫁「…ふんっ」
- 39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:11:24.20 ID:u+nP+igr0
男「そういえば許嫁さん学校はどうするの?俺は今までの学校と同じだけど」
許嫁「あなたの学校に編入することになってます。いい迷惑ですよ」
男「…ごめん。俺のせいで友達とかと離ればなれになっちゃったかな」
許嫁「いえ、別に気にしてませんから」
許嫁「(お金持ちのお嬢様たちの派閥争いから逃げられたからむしろありがたいですし)」
男「まあ、許嫁さん美人だしすぐに人気者になると思うよ」
許嫁「び、美人って…おだてても何もしてあげませんから!」
男「はいはい、そんなつもりじゃないからいいよ」
許嫁「うー…もう寝ます!」
男「うん、おやすみ」
許嫁「……おやすみなさい」スタスタ
男「…意外と扱いやすいかもなあ」
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:16:15.73 ID:u+nP+igr0
許嫁「…ついにこのときがきましたか」
許嫁「同じ屋根の下の男女、許嫁という関係、狼で変態でえっちな男、可愛いらしさと色気も兼ね備えた女の子」
許嫁「そして、夜…」
許嫁「この条件から考えられることは…」
許嫁「…///」
許嫁「でも…私は一方的に弄ばれるだけ」
許嫁「きっと、あと少ししたら…」
- 44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:18:25.30 ID:u+nP+igr0
『よお、寝てるのか?おい、起きろ』
『なんの用だ、だと?おいおい分かってんだろ?』
『夜のベッドで男と女がすることなんてひとつしかないだろうが』
『嫌だなんて言わないよな?だって俺たち許嫁だもんなあ。何も問題ないよな?』
『おらっ!おとなしくしろよ!全部脱がせてやるからよお!」
『やっと裸になったな。へえ…最初に会ったときからそうだと思ってたが、やっぱエロい体してんなあ』
『巨乳で美人な許嫁がいるなんて俺は幸せものだなあオイ』
『泣き顔もそそるねえ…じゃあ、始めようぜ。ククク』
- 46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:21:24.97 ID:u+nP+igr0
許嫁「…みたいな」グスッ
許嫁「いえ、もう覚悟は決めました。私は耐えてみせます」
許嫁「
たとえ目隠しされようとも両腕を縛られようとも叩かれたりしようとも!」
許嫁「さあ、いつでも来なさい!」
※許嫁はBカップです
- 48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:21:57.78 ID:6P6ERm6V0
巨乳だものしょうがないね
- 50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:27:41.87 ID:5NpkjP1A0
巨乳ならしかたがない・・・
- 51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:29:12.51 ID:u+nP+igr0
男「俺もそろそろ寝るかな」
男「しかし自分たちの部屋がそれぞれあって良かった」
男「もし許嫁さんと同じ部屋だったら何言われるか分からないし…」
男「おお、ベッドもフカフカじゃん。いたれりつくせりだな、うん。」
男「あとは許嫁さんがもっと棘をなくしてくれればいいんだけど…」
男「でも許嫁さんのパジャマ姿可愛かったなあ…眼福だ。胸は薄いけど」
男「ま、そのうちなんとかなるだろ………zzz」
- 54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:32:57.10 ID:u+nP+igr0
--------10分後
許嫁「……」ドキドキ
--------30分後
許嫁「「……来ませんね」
___翌朝
許嫁「うーん、覚悟は…むにゃむにゃ。…すぅ…すぅ」
許嫁「………ん、ふあ…」
許嫁「…うー、朝?ん…よく眠れましたね」
許嫁「………………………あれ?」
- 56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:39:22.16 ID:u+nP+igr0
男「あ、おはよう」
許嫁「………おはようございます」
男「朝ごはん作ったけど、食べる?」
許嫁「…はい、いただきます」
男「といっても目玉焼きとベーコンとパンだけだけどね」
許嫁「あの、男さんは昨晩は何を…?」
男「ん?許嫁さんが部屋に行ったあと、俺もすぐに部屋に行ったよ」
許嫁「それから部屋を出ましたか?」
男「いや、疲れてたからすぐに寝たけど」
許嫁「トイレに起きたり…」
男「してないね。何かあった?」
許嫁「いえ、何も…」
許嫁「(………納得いきません)」
- 63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:46:47.00 ID:u+nP+igr0
男「さてと、そろそろ学校に行こうかな」
男「許嫁さん、準備できた?」
許嫁「はい、お待たせしました」
男「おお、制服似合ってるよ。やっぱり可愛い人は何でも似合うね」
許嫁「えへへ…っじゃなくて、変なこと言わないでください!」
男「ぷくく、ごめんね」
許嫁「早く行きましょう。ほら、さっさと道案内してください!」
男「はいはい」
- 67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:49:46.64 ID:u+nP+igr0
許嫁「ふうん、なかなか立派な学校ですね」
男「まあここらでは一番規模が大きいらしいし」
許嫁「じゃあ職員室までさっさと案内してください」
男「はいはい」
男「(しかし…周りからの視線がキツイな。まあ見知らぬ美少女がいれば当たり前か…)」
男「さあ着いたよ。じゃあまた後で」
許嫁「はい、それではまた」
- 69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:53:49.61 ID:u+nP+igr0
___教室
男「おはよー」
友「おう、男!お前さっき一緒に歩いてた美少女誰だよ!まさか、彼女か?」
男「いや…彼女ではないよ(婚約者…とは言えないよなあ)」
先生「はいはい席に着けー、お前らに嬉しいニュースがあるぞー。特に男子」
友「お、なんだ?もしかして…」
先生「聞いて驚けよー。なんと転校生がやってきた。女の子だぞ!」
男「(まさか…)」
先生「おーい、入って良いぞー」
- 73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 20:57:11.09 ID:u+nP+igr0
ガララ
許嫁「え、えと…○○女子校から転校してきました。許嫁と言います。よろしくお願いします」ペコリ
男子「美少女転校生キター!!」
女子「わああ、ちっちゃくて可愛い!」
許嫁「む、ちっちゃくありませんから!!」
先生「はいはい落ち着けー。質問はあとでな」
○先生「じゃあ男の席の隣に許嫁さんの席用意してるからそこに座ってくれ」
許嫁「…はい」
男「(ってなんで誰もいない席が隣にあるのに気づかなかったし俺)」
- 77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:03:14.33 ID:u+nP+igr0
許嫁「またあなたですか…家でも学校でもそばにいなきゃいけないって不運すぎます」
男「ははは…とりあえず学校では普通に接しようよ。怪しまれるかもしれないし」
許嫁「?怪しまれるって、何がですか?」
男「俺と君が婚約者だってことがばれたら色々とややこしくなるんだよ」
許嫁「別にいいんじゃないですか?」
男「いや、実は俺が社長の息子ってのは秘密にしてあるんだ」
許嫁「なんでそんなことを?もしかして実は社長の息子なんだぜ!ってサプライズでもするつもりですか」
男「アホか。…金持ちの息子みたいな特別扱い受けたくないんだよ」
許嫁「アホじゃありません。ですがなるほど、それは私も嫌です」
男「でしょ?金目当てのバカが寄ってくるかもしれないしね」
男「だから学校ではそこそこ仲のいいクラスメートって設定でいこう」
男「いまどき許嫁なんて普通はありえないしさ」
許嫁「分かりました」
- 86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:08:22.65 ID:u+nP+igr0
先生「お、なんだ?もう仲良くなったのか2人とも。他のやつらも許嫁さんに自己紹介でもしとけよ」
先生「じゃあHRは終わりー。委員長」
委員長「はい。起立、礼」
友「許嫁さん!!彼氏はいますか!?」
モブ1「俺と付き合ってください!」
モブ2「趣味は!?あと今日お茶しませんか!?」
モブ3「wwwwwwフォカヌポウwwwwwww許嫁殿は処女でございますかな?wwwwwコポォwwww」
許嫁「えっと、あの…」
- 90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:10:35.37 ID:6rTKO7V10
おい3
- 91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:11:13.77 ID:+zOlzMR90
モブ3俺らだろ
- 97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:13:49.20 ID:u+nP+igr0
女「あーあ、これじゃあ女子が質問できないわね」
男「まあ、可愛いからな」
女「あ、男。さっきは許嫁さんと何話してたの?」
男「ん?ああちょっと自己紹介してただけだよ」
女「なーんだ、実は元から知り合いでなんか隠さなきゃいけないことを秘密にしてるんじゃないかと思った」
男「ははは…まさか。初対面だよ」
女「しかしホントに可愛いわねあの子。お人形さんみたい」
男「あー、男子の群がりようが半端じゃないな」
女「そりゃあんな黒髪ロングの小柄で守ってあげたくなるような美少女なんて嫌いな男いないでしょ」
男「だよなあ、良くも悪くも目立つよなあ…」
- 103: 忍法帖【Lv=16,xxxPT】 :2012/03/21(水) 21:21:06.33 ID:u+nP+igr0
女「?どうしたの?」
男「ああいや、気にしないでくれ」
許嫁「男さん」
男「あ、許嫁さん。どうしたの?」
許嫁「……その人は?」
男「ああ、こいつは女っていってな、中学のころからの付き合いなんだ」
女「よろしくねー!ね、学校案内してあげようか?うちの男子じゃ下心ありすぎてダメだね」
許嫁「あ、はい。男性はちょっと苦手なので助かります」
男「でもよくあの男子の包囲網から抜け出せたな」
許嫁「え、お願いしたらすぐにどいてくれましたけど…」
女「みんな鼻血だして倒れてる…」
男「馬鹿ばっかりだな…」
- 111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:28:03.13 ID:u+nP+igr0
許嫁「あの!ところでお2人の関係は…?もしかして…こ、恋人とか…」
男「いやいや、ただの腐れ縁というか、友達だよ」
許嫁「そうですか…」ホッ
男「?…許嫁さん?」
許嫁「ひゃうっ!!い、いえ!別に安心なんかしてませんよ!!」
女「(ほほう…)」ジロッ
許嫁「あうう…な、なんですか…?」ビクビク
女「可愛い…」
許嫁「ふぇ?」
- 115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:34:29.04 ID:u+nP+igr0
女「なんなの中身まで可愛すぎるわこの子!!」ダキッ
許嫁「え、ええ!?ちょ、ちょっと、あの(胸…!でかっ!う、うらやまs)」
女「ふふふ、大丈夫よ。男とはホントに何もないから」ギュー
許嫁「……?どういう意味ですか?(D?いやこれはE…!!)」
女「男のこと、気になるんじゃないの?」
許嫁「ななななななな何をいってるんですか!私は別に…!」
女「ほらほら、あんまり大きな声出したら男に聞こえちゃうわよ」
許嫁「!…っとにかく!そんなんじゃありませんから!」
女「なーんだ、残念。恋する乙女ほど可愛いものはないのに」
- 120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:38:28.17 ID:u+nP+igr0
許嫁「ふん、男の人なんてみんな狼なんです!私知ってますから!」
女「あらーそれは間違った認識ねえ。世の中にはまともな男もいるのよ?」
許嫁「で、でも…この前読んだ本でも、昔みたドラマでも男の人はみんなえっちな人ばかりでしたし」
許嫁「私が一人で歩いてたら、いつも変な目でジロジロ見られますし…」
女「ふふふ、いずれ分かるわよ」
許嫁「ふんっ、一生分かりませんよ。そんなの」
先生「ほーいじゃあ席につけー授業はじめるぞー」
女「ふふっじゃあまた後でね、許嫁ちゃん」
許嫁「…次は抱きつかないでくださいね」
男「もう仲良くなったのか。女の子相手ならあんまり警戒しないんだなあ」
- 123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:42:14.25 ID:u+nP+igr0
___昼食
友「男ー!メシ食おうぜメシ!」
男「おう。あ、ちょっと先に行っててくれ」
友「?おう」
男「許嫁さん、ちょっといいかな」
許嫁「はい、なんでしょうか。私、女さんと一緒に昼食を約束してるんですが…」
男「うん。だから、はいコレ」スッ
許嫁「…これは?」
男「弁当だよ。朝渡すの忘れててさ」
許嫁「あ、ありがとうございます」
- 125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:45:34.82 ID:u+nP+igr0
女「お?2人とも何してんの?」
男「いや、ちょっと話してただけだよ」
女「ふーん。そうだ、男、今日は許嫁ちゃんも一緒にご飯食べるからね」
男「ああ、最初からそのつもりだったよ」
男「友を待たせてるから早くいこうぜ」
____屋上
男「悪い、遅れた」
友「おい、待ちくたびれたぞって、うおおおおおおおおおお!!許嫁さん!!!」
許嫁「ひぃっ!」ビクッ
女「おいゴラァ!なに怖がらせてんだてめぇ!」
友「お、おう。ごめんね?許嫁さん」
許嫁「い、いえ。ちょっと驚いただけですから…」
- 129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:49:02.06 ID:u+nP+igr0
男「おーい、そいつはいいからさっさとメシ食おう」
友「いや扱いひどくね?」
女「わあ、許嫁ちゃんのお弁当おいしそうね!」
許嫁「は、はい。私がつくったわけではないですけど…」
男「(ふっふっふ。俺は同じ盛り付けをするみたいな安易なミスはしないぜ)」
DQN「へえ~、あの子が噂の転校生か。可愛いじゃん」
チャラ男「やっべーまじ可愛いなオイ。いかにも処女っぽいし、便器にできねーかなあ」
DQN「おめーはいつもそればっかだな。ま、俺も人のこと言えねーけどよ」
チャラ男「へへへ、久しぶりに本気だそうかなあ~」
- 130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:51:07.31 ID:J/C7AOsE0
おい
おい
- 141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:55:20.64 ID:u+nP+igr0
___放課後
許嫁「ふう、疲れました…主にクラスメートの方々の相手が」
男「お疲れ様。まあ転校生に興味が湧くのは仕方ないからね。しばらくは我慢しないと」
許嫁「うー、憂鬱です…」
モブ1「許嫁さん!俺と一緒に帰りませんか!?」
モブ2「いや、是非俺と!いいカフェ知ってるんですよ!どうですか!?」
モブ3「wwwww今日はwww拙者とメイド喫茶でもどうですかなwwwwwwwコポォwwwww」
男「あー悪い、今日は俺が先に予約してんだよ。また今度誘ってやってくれ」
男「さ、いこう」
許嫁「え、あ、はい」
- 146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 21:59:01.23 ID:Ps51Ptx10
何か凄い嫌な予感しかしない
- 150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:01:37.08 ID:u+nP+igr0
許嫁「えーと、どこに行くんですか?」
男「この街を案内しようと思ってね。買い物とかもするだろうし」
男「あ、その…言いづらいけど、大人の街もあるから、そっちにはいかないようにね」
許嫁「(これは…まさか!)」
許嫁「(街を案内するという建前で、次第にホテル街へと誘い込んで…)」
- 152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:04:13.77 ID:u+nP+igr0
『さあ、着いたよ』
『え?ここはどこかって?全く、ホントは分かってるんでしょ?』
『ラブホテル。知らないわけないよね。ほらいいから入るよ』
『さて、もう逃げられないよ…。ああそうだこのホテルはちょっと特別でね』
『けっこうマニアックなプレイもできるんだよ』
『ほら、ギャグボールはもちろん荒縄、鞭、ろうそく、拘束椅子とかもあるんだ』
『ふふふ、泣いてもそそられるだけだよ…じゃあ、始めるね』
- 158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:09:09.18 ID:u+nP+igr0
許嫁「(…みたいな)」ドキドキ
許嫁「ってあら?男さん?」
許嫁「えーと、どこにいったんでしょうか…。もしかして置いて行かれたんでしょうか…」
DQN「おお~?どうしたのこんなところに一人で」
チャラ男「なになに?彼氏とケンカとかしたの?じゃあ俺たちと遊ばない?」
許嫁「そ、そんな…男さんは別に…彼氏なんかじゃ…///」テレテレ
- 166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:13:02.21 ID:u+nP+igr0
DQN・チャラ男「…」イラッ
ガシッ
許嫁「っ!痛っ」
DQN「ちっ、いいからこいよ!」
許嫁「え、い、嫌!!離して!!男さん!」
チャラ男「はいはい助けを呼んでも無駄だよー?」
- 171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:15:20.85 ID:u+nP+igr0
DQN「そうそう。お前はこれから俺たちとイイコトするんだからなあwww」
チャラ男「大丈夫だって、気持ちよくしてあげるからさwww」
モブ3「wwwwwwうむwwww何の心配もいらないでござるwwwwww」
DQN・チャラ男・モブ3「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
DQN・「って、え?」
チャラ男「て、てめえ!誰だよ!」
モブ3「…ふ、遅い!」
- 177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:17:02.12 ID:p8OJwmtX0
モブ△
- 178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:17:09.32 ID:u+nP+igr0
- 182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:19:22.50 ID:u+nP+igr0
- 188:正直もう疲れた:2012/03/21(水) 22:22:41.27 ID:u+nP+igr0
男「さ、早く行こう」
許嫁「ヒッグ…え…?男さん?」
男「もう大丈夫だよ。ゴメンね?怖い思いさせて…」
モブ3「男殿wwwww報酬のフィギュア30体よろしく頼むでござるwwwwww」
男「うん、まかせて。なんなら100体でもいいよ」
モブ3「ktkrwwwwwwwwww中学時代に培った警備員の技術をみせつけるでござるwww」
- 190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:23:50.75 ID:IZhfwEOO0
やるじゃんモブ3
流石自宅警備員
- 198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:28:28.22 ID:u+nP+igr0
________
____
__
_____2人のマンション
男「ゴメンね。俺が不注意だったから…」
許嫁「いえ…私が悪いんです。男さんにちゃんとついていかなかったから…」
男「それでも、許嫁さんに怖い思いをさせたのには変わりないよ…」
許嫁「いえ、逆に大切なことに気がつかされましたから。むしろ良かったです」
男「え…?良かったって、何が…?
許嫁「…えいっ」ギュッ
- 203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:36:17.91 ID:u+nP+igr0
男「い、許嫁さん?な、何を(うおおおお!柔らかい!なんだこれ!)」
許嫁「私…あの人たちに触られた瞬間、気持ち悪くてたまりませんでした…」
許嫁「でも、男さんになら触れます。男さんになら触ってほしい。何されたってかまわない…」
許嫁「そのことに、気がついたんです」
男「…許嫁さん」
許嫁「最初にキツくあたっちゃったのも、恥ずかしかったんだと思います」
許嫁「……たぶん一目ぼれ、だったんです」
許嫁「外見にじゃなくて、なんというか、男さんの雰囲気とか表情にです」
許嫁「あ、も、もちろん、外見も私の好みにストライクですよ!」
- 209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:43:03.06 ID:u+nP+igr0
許嫁「男さんは…こんなわがままな女は、嫌ですか…?」
男「…ふふっ、嫌なわけないじゃん」
男「許嫁さんが本心から毒はいてたわけじゃないってのは分かってたし」
男「でも、たぶん、俺も一目ぼれだったかもな」
男「外見はもちろん、雰囲気とか表情、とか」
許嫁「…おそろい、ですね」
男「…そうだね」
許嫁「えへへ、じゃあ、改めてこれから、末永くよろしくお願いします」
許嫁「それから……」
- 212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:45:21.63 ID:u+nP+igr0
「いやらしいことも、たくさんしてくださいね?旦那様っ」
- 215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:46:06.52 ID:u+nP+igr0
終わり
エロとか無理疲れた
急展開ですまん
- 219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:47:22.43 ID:Sexxx1mjO
乙でした
- 222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:47:41.46 ID:+zOlzMR90
おっけー完璧
久々に凄いやつを見た
いいねいいね
- 227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:51:35.95 ID:vlEnbw9B0
乙乙
やはり純愛モノはいい
- 233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:55:34.22 ID:HTbFmcMX0
乙!
俺もこんな許嫁欲しい
- 247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 23:48:38.15 ID:h7VGhRst0
乙でした
やっぱこのくらいの終わりがちょうどいいな
- 248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 23:51:53.31 ID:BKWeFqGv0
なんで俺には許嫁がいないの?
- 157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:08:15.86 ID:Sexxx1mjO
俺のIDを見ればわかると思うが、男と許嫁のラブラブセク○スを楽しみにしている。
- 159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:10:05.54 ID:+zOlzMR90
>>157
ワロタww
- 160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:10:44.62 ID:ArOWrYLz0
>>157
どんだけ見たいんだよwww
- 228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/21(水) 22:51:44.95 ID:+15w+KmQ0
>>157よくやった
◆以下、おまけ(小ネタ)になります。
俺のIDを見ればわかると思うが・・・
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コメント一覧 (32)
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- 2012年03月22日 06:38
- 感動した
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- 2012年03月22日 07:35
- 急にAA出てきて笑った
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- 2012年03月22日 08:02
- ふとした疑問なんだが、モブキャラのモブって何?
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- 2012年03月22日 08:18
- ※3 群衆って意味
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- 2012年03月22日 08:22
- 群集
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- 2012年03月22日 08:22
- 群集のこと。後はググレ
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- 2012年03月22日 09:15
- IDスゲーー!
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- 2012年03月22日 09:18
- 治安悪すぎわろた
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- 2012年03月22日 09:19
- IDワロタ
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- 2012年03月22日 10:02
- AAwwwwww
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- 2012年03月22日 10:06
- こういう純情なんだけどやたら詳しい妄想するキャラって大好物だわ…
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- 2012年03月22日 10:38
- IDくそわろた
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- 2012年03月22日 11:12
- 許嫁かわいい
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- 2012年03月22日 11:13
- 俺ちょっと警備員の技術学んでくるわ
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- 2012年03月22日 11:51
- モブ3になら抱かれてもいいわwww
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- 2012年03月22日 11:56
- ちょっと金持ちになってくるわ
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- 2012年03月22日 12:07
- こういう許嫁俺には無理だわ
人の話を180度屈折させて解釈する人間とか
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- 2012年03月22日 12:50
- モブ3に惚れるべきだよな…
男はフィギュア100体で結局金で解決してるもんな
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- 2012年03月22日 14:31
- AAwww
フィギャー100体も恵んでくれたら、そら警備の訓練もはかどるわ
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- 2012年03月22日 15:31
- IDワロタ
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- 2012年03月22日 18:01
- 感動したはずなのに
IDで全部無かったことになったwww
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- 2012年03月23日 02:39
- 良い話しだった。純愛最高!
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- 2012年03月23日 05:29
- 普通に面白いなと思っていたら、モブ3が全てをさらっていったw
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- 2012年03月23日 11:18
- これはお互い大学生ぐらいの設定のほうが萌えたな
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- 2012年03月27日 15:09
- sexxx1mjo
セックヌ 1 マジ オナシャス 完璧すぎわろた
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- 2012年09月23日 19:34
- みてないからわからんがつまんないと思う
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- 2013年05月17日 12:07
- モブ3のAAにワロタwww
これはモブ3だけは金目当てでは無いということか?
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- 2013年08月12日 19:37
- モブ3とIDがwwwww
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- 2013年12月31日 03:43
- 耳年増とはこのこと(国語のお勉強)
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- 2014年09月15日 16:27
- 妻「結婚して1年が過ぎたとある土曜日」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52096484.html
いかにも続編っぽい
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- 2016年02月02日 22:36
- Gooooー烈光☆雷光☆ピカッと閃光☆烈光☆雷光☆RED
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- 2016年12月25日 20:42
- モブ3に感動した