俺「やーい、デブー!」 マミ「ううっ・・・」
- 2012年03月15日 15:30
- SS、魔法少女まどか☆マギカ
- 70 コメント
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- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:02:05.69 ID:gEgyLIKF0
俺「なんでお前そんな太ってんの?w」
マミ「ふ、太ってなんか・・・」
俺「太ってんじゃんかよwこことかww」二の腕プニプニ
マミ「うっ・・・」
俺「やーい! デブー!」
マミ「・・・」
俺「どうしたー? 悔しかったらもっと痩せろよー! このデブちーん!」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:05:13.10 ID:0QFFeyvT0
好きな子には意地悪したくなるからね
⇒いじわるな体温- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:05:12.93 ID:qBuDauls0
マミ「うぅ・・・」ポロ
俺「えっ・・・」
マミ「うわあああぁぁああん!!」ボロボロ
A子「ちょっと俺君! なに泣かせてんのよ!」
俺「あっ・・・いや、俺・・・」
A子「先生に言いつけるからね!」
俺「・・・!」
- 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:07:33.22 ID:Hea7O2tv0
俺「ちょ、それはやめて!」
A子「なに言ってんの! 巴さん泣かせたの俺君でしょ!?」
B美「そうだよ、反省しなよ!」
A子「ほんと男子ってサイテーよね!」
俺「う・・・」
マミ「・・・」グスン
- 14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:10:28.62 ID:Hea7O2tv0
A子「じゃあ先生のとこ行ってくるから!」
俺「あ・・・」
マミ「・・・って」
A子「え?」
マミ「・・・待って、1さん」
A子「・・・どうしたの? 巴さん」
マミ「私、もう平気だから・・・」グスン
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:12:50.86 ID:Hea7O2tv0
A子「平気って・・・マミさんこいつにいじめられてたでしょ?」クイッ
俺「・・・」
A子「先生に言わないと、またいじめられちゃうよ?」
マミ「・・・大丈夫。気にしてないから」
マミ「だからお願い・・・言わないで、あげて」
A子「うーん、巴さんがそう言うなら・・・」
マミ「ありがとう・・・1さん」
俺「・・・」
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:13:54.86 ID:PENhA9HiO
>>1
お前な、それは絶対やったらあかん事や
- 18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:14:46.22 ID:Hea7O2tv0
帰り道
マミ「・・・」テクテク
俺「おい」
マミ「!」
マミ「あ・・・お、俺くん・・・」
俺「・・・」
マミ「ど、どうしたの・・・?」
俺「なんで・・・」
俺「なんで俺をかばったんだよ?」
- 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:16:32.12 ID:Hea7O2tv0
マミ「あ・・・」
俺「・・・」
マミ「えっと・・・A子さんが先生に言いつけちゃったら、俺くんが困ると思って・・・」
俺「なんだよ・・・それ」
俺「俺はお前のこと、その・・・」
俺「で、デブ・・・とか言って・・・」
マミ「・・・!」
マミ「・・・私、気にしてないよ」ニコッ
俺「・・・!」
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:16:46.26 ID:MvVVKoP70
何なんだかんだでくっつこうとしてんだ
- 24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:18:58.66 ID:Hea7O2tv0
マミ「だから、俺くんもそんな気にしないで?」
俺「なっ・・・!」
俺「ば、ばっか! 気にしてなんかいねぇよ!」
俺「俺は、ただ・・・」
マミ「?」
俺「・・・な、なんでもねえよ! じ、じゃな!」ダダッ
マミ「あっ・・・」
- 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:21:08.15 ID:Hea7O2tv0
俺「あーもう! なにやってんだ俺・・・」テクテク
俺(結局・・・謝れなかった・・・)
俺「・・・っ」
俺「よし、明日謝ろう・・・」
マミ(俺くん・・・さっき謝ろうとしてくれてたよね・・・?)
マミ(やっぱり悪い人じゃないんだ・・・)
マミ(よかった・・・先生に告げ口なんてしなくて)
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:23:20.58 ID:Hea7O2tv0
翌日
俺「ちーっす」ガラッ
D夫「よっす、俺!」
俺「ん、なんだD夫か」
D夫「なんだよ、つれねーなー」
俺「どうしたんだよ?」
D夫「いやさ・・・巴のやつ、今日スカート穿いてきてんぜw」
俺「!?」
- 28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:25:53.56 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・」チラッ
俺(あ、ほんとだ・・・しかもけっこう短い・・・)ドキ
D夫「デブが調子乗りやがってよーw」
D夫「ちょっと痛い目みしてやろうぜw」
俺「え、あ・・・」
D夫「おーい! 巴ー!」
俺「お、おい! やめろって!」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:29:12.11 ID:Hea7O2tv0
D夫「は? なんで止めんだよ」
俺「べ、別に・・・」
D夫「??」
D夫「意味わかんね」
D夫「おーい! おデブちゃーん!」
俺「だからやめろって!」
- 32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:31:07.16 ID:Hea7O2tv0
D夫「なんなんだよ、さっきからおまえ」
D夫「まさか俺ちゃん、ビビっちゃったん?w」
D夫「昨日先公にチクられそうになってたしw」
D夫「だっせw」
俺「う、うるっせえよ!」
D夫「じゃあ、いつもみたいにあのデブいじってこいよw」
俺「・・・」
- 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:33:05.88 ID:Hea7O2tv0
俺「わかったよ・・・」
D夫「さっすが俺w マジいじめっ子w」
俺「・・・」ゴクリ
俺「おい、巴」
マミ「え、なに? 俺くん」
俺「デブが調子乗ってスカートなんか履いてきてんじゃねぇよ!」
D夫「wwww」
- 36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:36:14.38 ID:Hea7O2tv0
マミ「え・・・あ・・・」
俺「か、かわいくねぇくせに、ぶりっこしてんじゃねぇよ!」
俺「ブスはおとなしくズボンでも穿いてろよ!」
俺「見苦しいんだよ、このデブ!」
マミ「・・・ぅ」ポロポロ
俺「はぁ・・・はぁ・・・」
マミ「・・・っ!」ダッ
ガラッ
- 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:39:02.31 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・」
A子「・・・あんた、ほんっとにサイテーだよ!」
B美「私、巴さんの様子見てくる!」ダッ
D夫「wwwww」
A子「あんたも人のこと言えないでしょうが!」
D夫「さーせんw」
- 38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:40:42.67 ID:Hea7O2tv0
俺(おれ、なにしてんだろ・・・)
俺(あんなこと・・・言いたくなかったのに)
俺(ほんとは今日・・・巴に謝るはずだったのに・・・)
俺(D夫が・・・D夫が俺のことけしかけやがったからッ・・・!)
俺「てめぇ・・・!」
D夫「・・・なんだよ」
俺「お前のせいだろ、全部ッ! お前があんなこと俺に言ったから・・・!」
- 39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:42:28.92 ID:Hea7O2tv0
D夫「はぁ? でも結局やったのはおまえだろ?w」
D夫「俺はやれって言っただけじゃんwwwそれを決めたのは自分だろ?w」
D夫「いまさら人のせいにすんなよw」
俺「ぐっ・・・」
A子「・・・そうだよ」
A子「D夫も最低だけど―――」
D夫「・・・w」
A子「―――それを人のせいにしようとしてるあんたの方がもっと最低だよ!」
D夫「wwwwwwwwwwww」
- 40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:44:35.46 ID:Hea7O2tv0
職員室
先生「どうして巴にあんなこと言ったんだ・・・?」
俺「・・・」
先生「・・・答えられないか?」
俺「・・・」
先生「・・・巴はお母さんに連れられて早退したそうだ」
俺「・・・!」
先生「車に乗せられる間もずっと泣いてたらしい・・・相当ショックを受けてるみたいだ」
- 43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:46:16.36 ID:Hea7O2tv0
先生「もう一度聞くぞ・・・どうしてあんなこと言ったんだ?」
俺「・・・せん」
先生「ん?」
俺「わ、わかりません・・・なんで俺・・・」
先生「・・・」
先生「反省は・・・しているのか?」
俺「・・・」コクリ
- 45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:48:09.20 ID:Hea7O2tv0
先生「そうか・・・なら、巴さんの家に言ってちゃんと謝ってこい」
先生「できるな・・・?」
俺「・・・」グスン
俺「は、はい・・・」
先生「よし・・・じゃあ今日はもう帰っていいから」
先生「クラスのみんなには俺の方から説明しておく」
俺「ありがとう、ございます・・・先生」
- 46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:49:37.15 ID:Hea7O2tv0
マミ宅
俺「ここか・・・」
俺(巴の親もいるんだよな・・・)
俺「・・・」ゴクリ
ピーンポーン
「・・・はい、巴です」
俺「あ、あの、俺・・・じゃない僕は、その・・・」
「ああ・・・俺くんね?」
俺「・・・!」
- 47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:51:13.64 ID:Hea7O2tv0
俺「な、なんで名前を・・・」
「マミの担任の先生から聞いたの・・・今開けるから待ってて」
俺「あ、はい・・・」
ガチャ
マミ母「いらっしゃい」ニコリ
俺「あ、あの・・・」
マミ母「立ち話もなんだし、上がってちょうだい?」
- 50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:53:25.57 ID:Hea7O2tv0
俺「お、お邪魔します・・・」
俺「あの・・・巴、さんは・・・」
マミ母「今は泣き疲れてぐっすり眠ってるわ」
俺「・・・」
俺「あの・・・すみません」
マミ母「・・・」
マミ母「あなたの謝るべき相手は、私じゃないでしょう?」
- 52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:55:53.81 ID:Hea7O2tv0
俺「あ、はい・・・すみません」
マミ母「ほら、また謝った」
俺「あ・・・」
マミ母「ふふっ・・・」
俺「・・・」ゴクリ
俺「あの・・・俺のこと、その、怒ってないんですか・・・?」
- 54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:58:23.66 ID:Hea7O2tv0
マミ母「・・・うーん」
マミ母「そりゃ怒ってるわよ? 私の大事な娘を泣かせたんですもの」
俺「・・・そ、そうですよね」
マミ母「でもね」
マミ母「あなたはこうしてマミの家まで来てくれたでしょう?」
マミ母「先生に言われてきたのかもしれないけど、ね」ニコリ
- 55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 00:59:45.26 ID:GG8EkrVC0
母ちゃん・・
- 57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:00:13.66 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・はい、その通りです」
マミ母「でも・・・来るって決めたのはあなた自身でしょう?」
俺「・・・!」
マミ母「自分の意思で何かするって、とても大切なことよ」
マミ母「今はまだ若いから、よくわからないかもしれないけどね」
俺「・・・」
マミ母「まぁいいわ」
マミ母「それで、あなたに一つだけ訪ねておきたいんだけど」
- 67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:04:03.69 ID:Hea7O2tv0
マミ母「どうしてうちの娘をいじめてたのかしら・・・?」
俺「そ、それは・・・」
マミ母「別にあなたのことを責めたいわけじゃないのよ?」
マミ母「これは純粋な疑問・・・大事な娘を思いやる唯一の心遣い―――とでも思ってちょうだい」ニコリ
俺「・・・」
俺「お、俺・・・自分でもよくわからなくて・・・」
俺「なんで巴、さんを、その・・・いじめてたのか」
マミ母「・・・」
- 68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:05:07.04 ID:Hea7O2tv0
マミ母「俺くんは、マミのことどう思ってるの・・・?」
俺「ど、どうって・・・」
マミ母「・・・もしかして、好きなの?」
俺「ぶごほっ!」
俺「え、ええええ???」
マミ母「満更でもなさそうね」ニヤリ
俺「す、好きとか、そんなんあじゃにす!」
俺「そ、そんなんじゃ、ないです!」
マミ母「うふふ・・・よくいるのよ。好きな子をいじめたくなっちゃう男子って」
- 69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:06:33.02 ID:Hea7O2tv0
俺「ち、違いますから!」
マミ母「わかったわよ」ニヤニヤ
俺「わかってませんよね・・・?」
マミ母「うふふ・・・まぁ質問はこれだけよ」
マミ母「今日はゆっくりしていってちょうだいね」
俺「あ、いや、でも俺・・・」
マミ母「・・・ちょうだいね?」ニコリ
俺「はい・・・」
- 70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:07:20.15 ID:Hea7O2tv0
ギギッ
マミ母「あらいけない!」
マミ母「私、夕飯の買い物してこなくっちゃいけないんだった!」
マミ母「俺くんはここでゆっくりしてるのよ?」
マミ母「勝手に帰ったら承知しないからね?」ボソッ
俺「・・・は、はい」ブルブル
マミ母「じゃあねー!」
バタン
俺「な、なんだったんだ・・・?」
- 71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:08:32.18 ID:Hea7O2tv0
「きゃっ・・・だ、だれ!?」
俺「え」
マミ「あ・・・お、俺くん・・・」
マミ「って、なんでここに??」
俺「あ、いや、えっと・・・」
マミ「お母さんは・・・?」
俺「出かけたけど・・・」
マミ「・・・」
俺「・・・」
- 73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:09:11.13 ID:Hea7O2tv0
マミ「それで、どうしてここにいるの・・・?」
俺「・・・そ、それは」
マミ「・・・」
俺「それは・・・」
俺「・・・」ゴクリ
俺「俺・・・巴に、その・・・あ、謝りたくて・・・」
マミ「・・・あ」
- 76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:10:11.26 ID:Hea7O2tv0
俺「えーっと・・・その・・・」
俺「ご、」
マミ「いいよ、もう」
俺「え・・・」
マミ「謝りに来てくれただけで十分だよ」ニコッ
俺「・・・」
マミ「それよりも、さ・・・俺くんに、ひとつだけ聞いておきたいんだけど・・・」
マミ「やっぱり私って・・・その・・・太ってるのかな・・・?」
- 78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:10:29.72 ID:h773rWo40
謝るシーンなのになんかエロいな
- 80:あと、エロはないです:2012/03/15(木) 01:11:31.98 ID:Hea7O2tv0
俺「え、あ・・・いや・・・」
マミ「そ、そうだよね・・・変なこと聞いてごめん・・・」
マミ「二の腕こんなぷにぷにしてるし・・・やっぱ、で、デブ・・・だよね・・・」
俺「そ、そんなことねーよ・・・!」
マミ「!!」
俺「あれは言葉のあやっていうかその・・・」
俺「俺は巴と話をするきっかけが欲しくt」
俺「って何言ってんだ俺! ウソウソ! 今のなし!」
- 81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:12:49.57 ID:Hea7O2tv0
マミ「私と・・・話すきっかけ・・・?」
俺「だ、だからちげぇって!」
マミ「俺くんは・・・私のこと、嫌いじゃないの・・・?」
俺「え・・・いや、嫌いじゃねぇけど、さ・・・」
マミ「ほ、ほんと・・・?」
俺「ああ・・・って何度もしつこく聞いてくんなよ」
マミ「ご、ごめん・・・」
- 82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:13:58.99 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・」
マミ「・・・」
俺「あのさ」マミ「あの」
俺「!」マミ「!」
俺「お、お前からしゃべれよ・・・」
マミ「え・・・お、俺くんからでいいよ・・・」
俺「いいからしゃべれって」
マミ「え、いやだよ・・・じゃあ一緒に言おうよ?」
- 83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:14:05.87 ID:GG8EkrVC0
ニヤニヤが止まらない
- 85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:14:35.15 ID:Hea7O2tv0
マミ「せーので」
俺「ガキかよ・・・」
マミ「だって私たちまだ小学生だし・・・」
俺「仕方ねーな・・・せーのっ!」
俺「俺と友達になってくんないか・・・?」マミ「私と友達になってくれる・・・?」
俺「あ・・・」
マミ「ぁ・・・」
- 86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:15:03.27 ID:h773rWo40
かわいいな
- 90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:15:55.81 ID:Hea7O2tv0
俺「し、仕方ねぇな・・・と、友達・・・なってやるよ」///
マミ「で、でも、俺くんもおんなじこと言った・・・」
俺「言ってねぇって!」
マミ「い、言ったよ!」
俺「なっ・・・俺に口答えすんのかよ!」
マミ「ぅぅ・・・す、するよ!」
マミ「だ、だって・・・私たち、もう、友達でしょ?」
- 92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:17:25.84 ID:Hea7O2tv0
俺「あ・・・」
マミ「・・・」ウルウル
俺「えっと・・・ごめん」
俺「もう今みたいなこと、言わない・・・」
マミ「・・・」ウルウル
俺「だから、な、泣くなって!」
マミ「ううん・・・う、嬉しくて・・・泣いてるの・・・」グスン
俺「・・・」
- 96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:18:29.03 ID:Hea7O2tv0
マミ「ありがとう・・・私、友達とかできたことないから・・・」
そう、巴はいつもクラスの隅で一人ぼっちだった・・・
女子は俺らがからかうと巴をかばったりするけど・・・
引っ込み思案な巴と友達になってくれるような奴は―――
―――誰一人としていなかった・・・
俺「・・・じゃあ、今から増やしていけばいいじゃん」
俺「お、俺が・・・巴の友達、増やしてやるよ」
マミ「俺くん・・・」
- 100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:20:08.93 ID:Hea7O2tv0
夕飯
マミ父「君がマミのクラスメイトの俺くんか」
マミ父「これからも、マミと仲良くしてくれな」
俺「は、はい!」
マミ「・・・」モジモジ
マミ母「ふふ・・・」
マミ母「俺くん、マミとは仲直りしたんだ?」コソッ
俺「え、ええ・・・まぁ」
- 101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:21:25.43 ID:Hea7O2tv0
マミ母「よかったじゃない」
マミ母「これで一歩前進ね」ウフッ
俺「な、なにがっすか!」
マミ父「ん、どうしたんだ? 二人でコソコソ話して」
マミ母「ええ、俺くんが今日は家に泊まりたいって」
俺「え」
マミ父「おお、そうか。なら泊まっていきなさい」
俺「ええええええええええええええええ!!!」
- 102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:22:29.00 ID:Hea7O2tv0
俺「俺そんなk」
マミ母「ほらお父さんもこう言ってることだし、ね? 遠慮しないで」
俺「いやだから・・・!」
マミ母「ね・・・?」ギラリ
俺「はい・・・」
マミ父「まぁ二人とも小学生だし、一緒の部屋でいいだろう」
俺「えっ」マミ「えっ」
マミ母「そうね・・・それは名案だわ!」ウフフ
俺「・・・」
マミ「うぅ・・・」///
- 104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:23:44.42 ID:Hea7O2tv0
マミ部屋
ガチャ
俺「!」ドキッ
マミ「お、お風呂あがったよ・・・」
俺「あ、ああ!」
俺「・・・」チラッ
俺(と、巴のパジャマ姿・・・)
俺(てか、やっぱこいつ胸でかいよな・・・小学生のくせに・・・)
俺(うぅ・・・くそ・・・目のやり場に困るんだよ・・・)
- 107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:24:57.88 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・」ドキドキ
マミ「入ってこないの?」
俺「え・・・ああ! 今行くって!」ダッ
マミ「?」
ガチャ
俺「ふぅ・・・もう耐えらんねぇよ・・・」
俺「なんで俺がこんな目に・・・」
「どう、うまくやってる?」
- 108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:25:40.46 ID:YnJyuy6F0
俺・・・恐ろしい子・・・
- 110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:26:05.90 ID:Hea7O2tv0
俺「!!」
俺「と、巴のお母さん!」
マミ母「ふふふ」
俺「もう、なんだってこんなことしたんですか!」
マミ母「こんなことって?」
俺「俺を泊めさせたり・・・その上、あいつと俺を一緒の部屋にしたり・・・」
マミ母「あら、うれしくないの?」
- 112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:26:41.72 ID:Hea7O2tv0
俺「う、うれしくなんかないですよ!」
マミ母「ほんとにぃ?」
俺「うっ・・・」
マミ母「ふふっ・・・」
マミ母「私はね・・・あなたたちを応援したいのよ」
俺「応援って・・・」
俺「俺、別に巴のことなんか・・・」
- 114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:27:19.40 ID:YnJyuy6F0
俺いい奴だな
- 115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:27:27.98 ID:J+eLOwMpO
なんだ俺か
- 116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:27:44.90 ID:Hea7O2tv0
マミ母「はぁ・・・いい、俺くん? もっと素直になりなさい」
俺「・・・」
マミ母「それに―――」
マミ母「―――マミの方だって、満更でもないわけだし」
俺「え、それってどういう・・・」
マミ母「ほら、お風呂行くんでしょう? 早く入ってきちゃいなさい」
俺「あ、はい・・・」
- 126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:29:47.17 ID:Hea7O2tv0
風呂
俺(素直になれ・・・か)
俺(俺は、巴のこと好きなんだろうか?)
俺(・・・)
俺(満更でもないって・・・じゃあ巴の方も・・・?)
俺(いやいや! 今日の今日まで、俺あいつのこといじめてたんだぞ?)
俺(それに好きとか・・・その、付き合うとかよくわかんねえし・・・)
俺(はぁ・・・どうすりゃいいんだろ・・・)
- 129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:31:03.70 ID:Hea7O2tv0
マミ部屋
ガチャ
俺「・・・あがったぞ」
マミ「あ、おかえり」
俺「・・・」
マミ「俺くん、トランプでもする?」
俺「え、二人でか?」
マミ「やっぱりイヤ・・・かな?」
俺「いや別にいいけど・・・」
- 130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:32:15.64 ID:Hea7O2tv0
~~~~~~~~~~~
マミ「やったあがり!」
俺「うわっ、くっそ・・・また負けた・・・」
マミ「ふふっ・・・」
マミ「だって、俺くんひっかけにとことん弱いんだもん」クスクス
俺「・・・」
マミ「ど、どうしたの?」
マミ「も、もしかして・・・怒った?」
俺「違うって・・・ただ」
俺「お前・・・いつもそういう感じでいろよ」
マミ「え・・・それってどういう・・・」
- 131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:33:21.48 ID:Hea7O2tv0
俺「いつもむすっとして暗い雰囲気まとってるから誰も近寄ってこねぇんだよ」
マミ「・・・」
俺「そういう顔もできるんだからさ・・・できるだけそうしてろって」
俺「そうじゃなきゃ・・・その・・・も、もったいねぇよ」///
マミ「・・・うっ」ウルウル
俺「だ、だから泣くなって!」
マミ「だ、だって・・・ひっく・・・嬉しくって・・・」
マミ「俺くんがそんなこと言ってくれるなんて・・・」
- 136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:34:48.22 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・ったく、し、しょうがねぇな」ヨシヨシ
マミ「!!」
マミ「・・・ありがと」ガシッ
俺「・・・き、気にすんな」ドキドキ
俺(・・・)
俺(なんか好きとか好きじゃないとかよくわかんねぇけど)
俺(とりあえず、こいつのことは俺が何とかしてやんないとって)
俺(それだけは、わかる気がする・・・)
- 139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:36:04.45 ID:Hea7O2tv0
夜中
俺「―――いや、いいって・・・」
マミ「そ、それじゃ悪いよ」
俺「別に布団もあるんだからいいっての!」
マミ「じ、じゃあ私も床で寝る・・・」
俺「はぁ!? 意味わかんねぇよ・・・」
マミ「うぅ・・・」モジモジ
俺「だから何でそこで泣くんだよ!」
- 141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:37:13.92 ID:Hea7O2tv0
~~~~~~~~~~~~~~~
俺「く、くっつくなって・・・!」
マミ「だ、だって・・・ベッド狭いから・・・」
俺「・・・」///
マミ「・・・」///
マミ「俺くん、あったかいね・・・?」
俺「!!!」
俺「へ、変にゃこというんじゃねぇ!」
マミ「ふふっ・・・変にゃ、だって・・・」クスクス
俺「わ、笑うなっつの!」
- 144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:38:13.04 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・」
マミ「俺くん・・・寝た?」
俺「・・・」
俺(寝てないけど、ここは黙っとくか)
俺(ただでさえ緊張してうまく寝れねぇんだし・・・)
マミ「寝ちゃったのかな・・・」
マミ「・・・」モゾモゾ
マミ「・・・」ギュッ
俺「!!!」
マミ「好きだよ・・・俺くん・・・」
マミ「おやすみ・・・」クー
俺「・・・」ドキドキドキ
- 150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:40:04.74 ID:Hea7O2tv0
俺(好きって・・・)
俺(俺のことが・・・?)
俺(さっきおばさんが言ってたのは、そういうことだったのか・・・)
俺(でも、なんでだ・・・?)
俺(・・・)
俺(てか)
俺(この態勢じゃ・・・寝たくても寝れねぇよ・・・!)
- 154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:41:09.30 ID:Hea7O2tv0
朝
マミ母「二人ともおはよう。よく寝れた?」
マミ「うん」
俺「・・・」
マミ母「あら俺くん。ひどい顔よ?」
マミ父「ほんとうだな・・・気分でも悪いのか?」
俺「あ、だいじょぶっす・・・」
マミ父「そうか、まぁ顔でも洗ってきなさい」
俺「・・・ういっす」
マミ(お、俺くん・・・大丈夫かな・・・?)
- 156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:43:19.32 ID:Hea7O2tv0
洗面所
俺「・・・」バシャバシャ
マミ「お、俺くん」
俺「ん・・・なんだ、巴か・・・」
マミ「その、大丈夫・・・?」
俺「・・・」
俺(寝れなかったのはお前のせいだっつの・・・こいつ呑気にしやがって)
俺(・・・ちょっとからかってやるか)
俺「いーや、大丈夫じゃない」
俺「お前のせいで、昨日は全然寝れなかった」
- 158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:44:06.63 ID:Hea7O2tv0
マミ「わ、私のせい・・・?」
俺「ああ、そうだ」
俺「昨日お前さ・・・寝てる最中、俺に抱きついてきたろ?」
マミ「えっ」
俺「んで、俺のことだーい好き!とか言ってなかった?」
マミ「い、言ってないよ! そんなこと!」///
俺「そうかぁ? 俺、確かに聞いたんだけどなぁ?」チラッ
マミ「い、言ってないったら言ってないっ!」///
- 160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:45:28.14 ID:Hea7O2tv0
マミ「ぅぅ・・・」///
俺「・・・まぁ聞かなかったことにしといてやるよ」
俺「俺だって恥ずかしいしな」
マミ「・・・うぅ」///
マミ「俺くんの・・・いじわる」
俺「ん、なんか言ったか?」
マミ「な、何でもないよ! もう!」
マミ母「ふふふ・・・」コソリ
- 162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:46:06.21 ID:Hea7O2tv0
教室
ガラッ
俺「・・・ちーっす」
マミ「・・・お、おはよう」
「・・・」コソコソ「・・・」コソコソ
俺「・・・っ」
マミ「ぅぅ・・・」
D夫「おまw 昨日の今日で仲良く登校かよwwww」
俺「!!」
俺「・・・うっせ」
- 163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:47:30.75 ID:Hea7O2tv0
D夫「まぁでもよかったんじゃねえかwww」
D夫「お前素直じゃなかったからなーww」
D夫「これで俺ももどかしい思いしなくて済むぜwww」
俺「お前・・・」
D夫「それ以上なんも言うんじゃねぇよww授業始まんぜwww」
俺(ん? なにいってんだ? こいつ)
- 166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:48:19.70 ID:Hea7O2tv0
昼休み
A子「ちょっと俺君」
A子「あんた・・・もう巴さんのこと、いじめたりしないんでしょうね?」
俺「あぁ・・・もうしねぇよ」
俺「あ、それよりさ、A子」
A子「な、なに?」
俺「巴がお前らと給食食いたいって言ってたぞ」
- 169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:49:44.61 ID:Hea7O2tv0
A子「え、巴さんが?」
俺「ああ。悪いけど声かけといてやってくんね?」
A子「うん、それはいいけど・・・」
A子「俺君・・・なんか変わったね」
俺「・・・そうか?」
A子「ま・・・巴さんのことは私たちに任せておいて」
俺「あぁ・・・さんきゅ」
- 173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:50:51.76 ID:Hea7O2tv0
A子「巴さん」
マミ「あ、A子さん。ど、どうしたの?」
A子「一緒に給食食べようと思ってきたんだけど」
マミ「え・・・? あ・・・でも私・・・」
A子「??」
A子「巴さんが私たちと食べたいって言ってたって聞いたんだけど・・・」
マミ「え??」
- 175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:52:10.06 ID:Hea7O2tv0
A子「まぁいいじゃない。一緒に食べましょ?」
マミ「え、でも・・・」
マミ(私、暗い子だし・・・何を話したらいいのか・・・)
マミ(って、なにネガティブになってるんだろう、私・・・)
マミ(昨日俺くんも言ってた・・・)
マミ(『できるだけ笑ってろ』って・・・)
マミ(・・・)
マミ(怖がってちゃダメだ・・・自分が嫌われることを恐れちゃダメだ!)
- 178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:53:59.73 ID:Hea7O2tv0
マミ「A子さん」
A子「ん?」
マミ「うん、一緒に食べよう!」ニコッ
A子「そう、よかった。じゃあB美たちも呼んでくるね!」
マミ「うん」
マミ(ありがとう・・・俺くん)
俺「・・・」
マミ「・・・」ニコッ
俺「!」ドキッ
- 179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:55:03.68 ID:Hea7O2tv0
俺(今のは完全に不意打ちだったぜ・・・)ドキドキ
俺(まぁ・・・何はともあれ、これでよかったんだよな)
俺(あとは、あいつ自身がなんとかして頑張るだけだ・・・)
D夫「よかったなwww」
俺「ああ・・・ってなんでお前が!」
D夫「さっき飯食おうって言ったじゃんw」
俺「いやそうじゃなくて」
D夫「まぁ気にすんなってwwお前のことは俺が一番わかってるからさw」
俺「意味わかんねぇよ・・・気色悪ぃ」
- 185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:56:38.33 ID:Hea7O2tv0
こうして、月日は流れた・・・
俺は巴・・・いや、マミと一緒に登校することが増え、朝食もマミん家で食うようになってった
マミの父さんにはたまにどこか連れて行ってもらったりするし、マミの母さんには相変わらず敵わない
マミはA子たちと親しくするようになり、休日にはどっかに遊びに行くような仲にまでなった
そうこうするうちにマミも性格が若干明るくなっていき、以前からは考えられないほど元気な女の子になっていった
(最近はおせっかいすぎてちょっとうざく感じるときもあるけどな)
俺の方はD夫たちとバカばっかやってるだけだったけど、それなりに充実してた
そして、俺たちは―――中学生になった
- 190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 01:59:12.50 ID:Hea7O2tv0
マミ「ちょっと俺くん、ネクタイ曲がってるわよ」
俺「え、ああ、ほんとだ・・・」
マミ「ちょっとじっとしてて」
俺「ちょ、バカ、自分でやるって!」
マミ「できないからこうなってるんでしょ? いいからジッとしてて!」
俺「は、恥ずかしいって・・・てかなんでお前ネクタイの締め方なんて知ってるんだよ?」
マミ「そ、それは・・・」///
俺「??」
- 191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:01:09.83 ID:Hea7O2tv0
マミ「い、いいでしょ! 別に!」
俺「ん? なに怒ってんだ?」
D夫「おーっす、お二人さんww相変わらず夫婦してんなぁwww」
俺・マミ「夫婦じゃないっ!」
D夫「息合いすぎワロタwww」
A子「マミーっ! おはよーっ!」
B美「ちょっとA子~! 速いぃ~」
マミ「あ、おはよう、二人とも」
- 192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:01:52.86 ID:Hea7O2tv0
入学式後
マミ母「お疲れ様、みんな」
マミ「はぁ・・・緊張したわ」
俺「名前呼ばれてもいないのに、なに緊張してんだよ」
マミ「だって、中学校って前とは全然雰囲気違うし・・・」
マミ父「そうか・・・マミたちももう中学生なんだよな・・・」
マミ母「時が経つの早いわね」
マミ父「俺くんが初めて家に来たのはいつだったっけか?」
俺「二年前くらい・・・ですかね」
マミ父「そうか・・・ありがとうな、俺くん」
俺「え」
- 193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:03:24.40 ID:Hea7O2tv0
マミ父「俺くんが来てくれたあの日から・・・」
マミ父「マミは以前よりも明るくなって、みんなのような素敵な友達もできた」
マミ父「これはやっぱり俺くんのおかげなんだろうと思ってる」
マミ「ちょっとお父さん!」
俺「いえ、そんなことないですよ」
俺「俺はなんもしてないです。全てマミが自分でやったことですよ」
マミ「俺くん・・・」
マミ母「俺くんも立派なこと言うようになったわね」フフ
A子「前はこんな奴じゃなかったんですけどねー」
俺「うっせ」
- 194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:05:07.68 ID:Hea7O2tv0
俺「そういえば、おばさんたち、明日から旅行行くんですよね」
マミ母「ええ・・・でも、ほんとにみんな行かなくていいの?」
俺「はい、たまには家族水入らずで楽しんできてください」
D夫「お前はもう家族なんだろwww」
俺「ちげーよばか!」
マミ母「なかなか鋭いわね、D夫くん」フフン
マミ「って、お母さんまで!」
ハハハハ
- 196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:07:01.30 ID:Hea7O2tv0
俺「じゃあ楽しんで来いよ」
マミ「うん」
D夫「たまには電話してやれよ、巴w」
D夫「そうしないと寂しくって死んじまうらしいからさ、こいつwww」
俺「しねーよ!」
A子「バカたちはほっといて・・・マミ、それじゃあね」
B美「お土産待ってるよーっ」
マミ「うん、バイバイ!」
- 198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:07:19.45 ID:Ub2oZYpW0
見える…
- 201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:07:51.40 ID:Hea7O2tv0
今思えば、俺はこの時止めてればよかったんだ
止めてれば、あんなことには・・・
- 203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:08:26.54 ID:D+XdlaGk0
(`;ω;´)ヤメタマエ!
- 205: 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2012/03/15(木) 02:08:40.52 ID:dRPBcYx1I
おいやめろばか
- 208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:09:03.39 ID:Q6TYjSeU0
やめてくれ……やめてくれよぉ!!
- 210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:09:29.35 ID:gtrHaUsh0
うああぁぁ・・・やめてくれぇ・・・
- 211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:09:48.61 ID:p3GkgqAVO
うわああああ
- 212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:09:54.77 ID:Hea7O2tv0
俺「事故!?」
先生「ああ・・・高速でトラックと衝突したみたいでな」
俺「ぶ、無事なんですか!?」
先生「それが・・・ご両親はもう・・・」
俺「そ、そんな・・・」ガクリ
先生「巴だけが、奇蹟的に生き残ったそうだ・・・」
俺「マミ・・・」
俺「っ!」ダッ
先生「おい・・・もしもし? もしもーし!」
- 214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:10:29.78 ID:Hea7O2tv0
俺(マミはたしかこの病院に・・・)
俺「あ」
マミ「・・・」
俺「マミ・・・」
マミ「!!」
俺「マミ・・・無事だったんだな。よかt」
マミ「・・・いて」
俺「え?」
マミ「ほっといてよ!」ダッ
- 217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:12:15.48 ID:Hea7O2tv0
俺「マミ・・・」
俺(そりゃそうか・・・両親が死んだばっかだもんな)
俺(肉親でない俺ですらこんなに悲しいっていうか、実感わかないのに・・・)
俺(マミは今どれだけ苦しい思いをしてるんだろう・・・)
俺「くっ・・・」
俺(俺には何もできないのかよ・・・ッ)
- 220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:13:13.55 ID:Hea7O2tv0
マミ「はぁ・・・はぁ・・・」
「よかったのかい? 逃げてきて」
マミ「あなた・・・まだいたのね」
マミ「キュウべぇ・・・」
QB「そりゃ、君はもう魔法少女の契約を果たしたんだからね」
QB「僕がついてないといろいろと不便だろう?」
マミ「・・・」
- 223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:14:12.19 ID:nrgR5DBk0
ここで俺が魔法少女の契約をして両親を生き返らせれば…
- 226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:15:18.17 ID:Hea7O2tv0
マミ「今は心の整理がついてないの・・・あなたと話すのも苦痛なくらい」
マミ「お願いだから消えてちょうだい・・・」
QB「仕方ないなぁ・・・」
QB「でもマミ・・・いつまでも感傷に浸っている場合じゃないよ」
QB「君はもう魔法少女なn」
マミ「いいからとっとと消えて!!」
QB「はいはい」シュ
マミ「・・・」
マミ「ぅうううううううう・・・」ポロポロ
- 227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:17:35.39 ID:Hea7O2tv0
翌々日・巴宅
ピーンポーン
俺「・・・」
俺「やっぱまだ出てこれるわけないか・・・」
「はい・・・」
俺「!!」
俺「マミ!? 俺だよ!」
「・・・」
俺「マミ・・・?」
「・・・」
俺「・・・くそっ」
- 228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:18:01.13 ID:Hea7O2tv0
学校
俺(結局学校に来ちまったけど・・・)
俺(ほんとうにこれでよかったのか・・・?)
D夫「おっす」
俺「あ、ああ・・・おっす・・・」
D夫「・・・」
俺「・・・お前、もう聞いたのか?」
D夫「・・・ああ」
俺「・・・」
- 230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:20:55.34 ID:Hea7O2tv0
D夫「・・・巴には会ったか?」
俺「昨日病院で会ったけど、逃げられた・・・」
D夫「そうか・・・」
俺「しばらく・・・そっとしておくしかないのかな」
D夫「わかんねえ・・・でも」
D夫「もし今、巴の心の隙間を埋められるとしたら・・・」
D夫「お前しかいねえんじゃねえのか・・・?」
- 231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:22:51.66 ID:Hea7O2tv0
俺「そう・・・だよな」
D夫「ああ・・・俺に言えるのはこれくらいだ」
D夫「あとは自分で決めろ」
俺「・・・ああ、わかってる」
A子「俺くん・・・」
B美「・・・」
俺「お前らも、しばらくは巴のことそっとしといてやってくれ」
俺「俺が何とかする・・・」
A子「わかったわ・・・お願いね」
- 232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:24:00.64 ID:Hea7O2tv0
ふたたび巴宅
ピーンポーン
俺「・・・」
「・・・」
俺「勝手に上がらせてもらうぞ」ガチャ
俺「・・・」
マミ「・・・」
俺「マミ・・・俺・・・」
- 234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:26:29.66 ID:Hea7O2tv0
マミ「なんで、きたの・・・?」
俺「俺・・・お前が心配で・・・」
マミ「誰も入っていいなんて、言ってない・・・」
俺「でも、お前のこと放っておけないから・・・!」
マミ「・・・かえって」
俺「マミ・・・」
マミ「警察呼ぶわよ・・・かえって」
- 236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:28:22.74 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・マミ!」
マミ「・・・こ、こっち来ないで!」
俺「っ!」ギュッ
マミ「!!」
マミ「は、離して!」
俺「・・・いやだ」
マミ「離せ! このバカ!」
俺「いやだ!」
- 237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:28:59.40 ID:UV2gCAv30
俺…
- 241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:30:51.47 ID:Hea7O2tv0
マミ「ふざけないでよ! あんたに私の何がわかるっていうの!!」
俺「・・・」
マミ「私はお父さんとお母さんが目の前で死ぬのを見て・・・」
マミ「それで・・・私自身も死にそうになって・・・」
マミ「ほんとうに・・・怖かった・・・」ポロポロ
マミ「怖くて・・・怖くて・・・」ポロポロ
マミ「こわかったよぉ・・・ぅううう」ポロポロ
俺「・・・」ギュッ
- 243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:32:58.94 ID:Hea7O2tv0
マミ「・・・ぅぅううう」ポロポロ
俺「マミ・・・お前は今、本当に辛い思いをしてると思う・・・」
俺「俺には、お前の気持ちを察することはできても、それを一緒になって感じてやることはできない・・・」
俺「でも! ・・・俺はお前の悲しんでる姿を見るのが辛い・・・そんな姿見たくない・・・ッ!」
俺「だから、本当に辛くて・・・どうしようもなくなったときは―――」
俺「俺を・・・俺たちを頼ってくれ!」
- 244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:33:39.34 ID:WC37KP4J0
俺かっけえ
- 247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:34:36.28 ID:yCOANOhz0
なんてかっこいい中1生だ
- 248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:35:41.01 ID:Hea7O2tv0
マミ「・・・ひっく」ポロポロ
俺「俺たちになにがどうこうできるってわけじゃないが・・・」
俺「それでも、俺たちは絶対にお前を一人にはしない! だから・・・!」
俺「またいつか必ず、前みたいに笑ってるマミに戻ってくれ・・・」
俺「それまでは、俺がずっと傍で見守っていてやるから・・・」
マミ「ぅうう・・・」
マミ「うわああああああああああああああああああああん!!!」
- 249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:37:59.29 ID:Hea7O2tv0
俺「もう大丈夫・・・か?」
マミ「うん・・・」
マミ「ごめんね・・・さっきはあんなひどいこと言って」
俺「気にすんな・・・辛いときは頼れって言ったろ?」
俺「俺なら愚痴でも弱音でも、なんだって聞いてやるから・・・」
マミ「うん・・・」
俺「・・・今日はずっと一緒にいてやるよ」
マミ「・・・」
- 250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:38:26.24 ID:Hea7O2tv0
マミ(俺くんの気持ちはありがたいけど・・・でも・・・)
マミ(これ以上、余計な心配はさせられない・・・)
マミ(私はこれから・・・魔女と戦っていくんだ)
マミ(大切な人を、巻き込んでしまうわけにはいかない・・・)
マミ「ありがと・・・でも、もう私大丈夫だから・・・」
俺「・・・」
- 251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:39:44.29 ID:Hea7O2tv0
マミ「俺くんのご両親も心配するでしょう?」
俺「親なら電話すればいいし・・・」
マミ「・・・ううん、それでも心配すると思うわ。こんなことがあったばかりだし・・・」
俺「・・・」
マミ「だからお願い・・・今日は帰って?」
マミ「私は大丈夫・・・明日は学校・・・行けると思うし・・・」
俺「・・・」
マミ「・・・ね?」
俺「・・・わかった・・・なんかあったらすぐ連絡しろよ」
マミ「うん・・・ありがとう」
- 253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:42:16.53 ID:Hea7O2tv0
俺「じゃあな。また明日」
マミ「うん、バイバイ・・・気を付けてね」
ガチャリ
マミ「・・・」
QB「よく耐えたね・・・マミ」
マミ「あなた・・・聞いてたの?」
QB「まぁ少しね」
QB「君が彼をこの家に泊まらせるんじゃないかと冷や冷やしたよ」
マミ「・・・」
- 254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 02:42:59.76 ID:Hea7O2tv0
QB「君はもう魔法少女なんだ。いつ危険が襲ってくるかわからない」
QB「ボクも一般人を巻き込みたくなんてないからね」
マミ「そうね・・・」
マミ「俺くんを・・・みんなを戦いに巻き込むわけにはいかない」
QB「魔法少女は常に孤独なんだ。君はこれから、それを身を持って思い知ることになる」
QB「大変だろうけど、それが魔法少女になった者の逃れえぬ性だよ」
マミ「・・・」
- 268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:09:37.48 ID:Hea7O2tv0
翌日・学校
A子「マミ、もう大丈夫なの?」
マミ「・・・うん、心配かけちゃってごめんね」
B美「無理しちゃダメだよ? 辛かったらいつでも言って」
A子「そうだよ・・・私たち、マミの頼みなら何だって聞くから」
マミ「ありがと・・・A子ちゃん、B美ちゃん」
マミ「・・・でも私、ほんとにもう大丈夫だから」ニコッ
俺「・・・」
- 269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:10:19.58 ID:Hea7O2tv0
D夫「・・・心配か?」
俺「・・・ああ」
D夫「昨日は結局どうしたんだよ?」
俺「まぁそれなりに元気づけられたとは思う・・・」
D夫「そっか」
D夫「じゃあ、あとは見守ることくらいしかできないな」
俺「そだな・・・」
D夫「・・・」
- 271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:12:04.82 ID:Hea7O2tv0
放課後
俺「マミ・・・」
マミ「あ、俺くん・・・」
俺「久々に一緒に帰らねぇか?」
マミ「・・・」
マミ「ごめん・・・私、事故のことで警察とか行かないといけないから・・・」
マミ「それに葬式の手続きとかで、家に親戚も来るし・・・」
俺「そ、そっか・・・」
マミ「うん・・・それじゃ」
俺「・・・」
- 273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:12:57.36 ID:Hea7O2tv0
俺(マミの奴・・・やっぱり様子がおかしい)
俺(言ってることはもっともらしい・・・けど・・・)
俺(何か大事なことを隠してるような・・・そんな気がしてならない)
そう・・・それは何の根拠もない、漠然とした不安・・・
ただ、俺は後に、それが正しかったということに気付かされる
最悪の形をもってして―――
俺(よし・・・マミには悪いけど、後をつけてみるか・・・)
- 275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:14:16.20 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・」
マミ「・・・」テクテク
俺(こっちはマミの家とは真逆・・・だよな?)
「・・・おい」
俺(一体どこに行く気だ・・・?)
「・・・おいっ」
俺「!?」バッ
D夫「よぉ」
- 276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:15:09.58 ID:Hea7O2tv0
俺「なっ・・・お前・・・!」
D夫「やっぱり着けていくだろうと思ってな」
D夫「俺たちも尾行させてもらった」
俺「俺・・・たち・・・?」
A子「・・・私たちだって、マミが心配だからね」
B美「うん・・・放っておけないよ」
俺「お前ら・・・」
- 277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:16:10.01 ID:Hea7O2tv0
俺「四人の大所帯で尾行とか、本来ならあり得ないところだが・・・」
俺「・・・仕方ねぇ」
俺「よし、行くぞ・・・」
D夫「おうよ」
A子「って、マミいなくなってんじゃん!」
B美「あ、ほんとだ・・・」
D夫「おいおいまじかよ・・・」
- 279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:17:21.24 ID:Hea7O2tv0
D夫「どうする・・・?」
俺「手分けして探すか・・・」
A子「待って、あそこに落ちてるの・・・マミの鞄じゃない?」
俺「あ・・・ほんとだ」
D夫「なんでこんなところに落ちてんだ・・・?」ヒョイ
A子「わからな・・・って」
B美「ちょっと、D夫くん! 足元見て!」
- 281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:21:27.72 ID:Hea7O2tv0
D夫「え・・・?」
D夫「って、なんだこれ・・・ッ!?」
ゾワゾワ
A子「きゃっ・・・私たちのとこにも・・・ッ!?」
B美「なにこれ・・・影・・・?」
俺「いや違う・・・」
D夫「おいおい、冗談じゃねぇぞ!」
B美「やだ・・・周りの景色が・・・どんどん変わって・・・」
俺「うわっ!」
ゾワゾワゾワゾワ
- 289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:51:24.85 ID:Hea7O2tv0
~~~~~~~~~~~~~~
俺「いてて・・・みんな大丈夫か?」
A子「いきなり逆さまにひっくり返されたと思ったら・・・」
B美「なに・・・ここ・・・」
D夫「俺たち・・・夢でも見てんのか・・・?」
A子「・・・あれ見て!」
魔女「fじゃふぇうあfはsjふぁfjdkjfksdjfksj」
D夫「な、なんだあれ!?」
俺「ばけ・・・もの?」
魔女「dfjさひwjふぃうえhfbgjdんfkskdlskどskd」
B美「いや・・・いやよ私・・・」
B美「だれか、助けて!」ダッ
- 290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:52:50.36 ID:wd/mK9A5i
うわあああ
- 291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 03:56:06.32 ID:Hea7O2tv0
A子「B美!! だめ!!」
魔女「dかfjsdかjfklsdjfksdjkfjsdkfkd」
B美「きゃああああああああああああ!!!」
ザシュッ
B美「・・・え?」
D夫「あ、あれは・・・」
「みんな、待たせてごめんね」
A子「ま、マミ・・・!?」
俺「・・・!!」
- 293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:02:22.91 ID:Hea7O2tv0
マミ「・・・ッ!」バンバンッ
魔女「dkふぁjdksjfkdhfkdhfkdfkdfkdj」
マミ「はぁっ!!」バンバンバンッ
魔女「djsfjsdkfかjklfdjkfdskjfkldsjd」
俺「・・・」
その時、俺は・・・目の前で見ている光景がただただ信じられずにいた
それでも、異形の怪物と戦うマミの姿から目を背けることはできなかった
ただただ魅せられていたのだ―――その華麗なまでの戦いぶりに
- 294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:06:17.51 ID:Hea7O2tv0
マミ「キュウべぇ! こいつ、どれだけ撃ったら死ぬの!?」バンバンッ
QB「さすがのボクでもそれはわからないよ」
QB「ただこいつは使い魔ではなく正真正銘の魔女・・・しかも相当に手ごわいやつだ」
QB「まずは彼らを結界の外へ避難させた方が賢明かもしれない」
マミ「わかったわッ!」サッ
マミ「みんな、こっちへ着いてきてッ!」
俺「マミ・・・お前・・・」
マミ「説明はあと! いいから早く!!」
- 295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:10:05.20 ID:Hea7O2tv0
D夫「あ・・・ああ」
A子「わ、わかったわ・・・」
俺「・・・」
マミ「とりあえず私が後方から足止めするから、その白いぬいぐるみみたいなやつの後ろに着いて行って!」
QB「白いぬいぐるみとは失礼d」
魔女「だfdhfjjfkjhdfhdjfkjdjfkh」
B美「マミ、危ないッ!!」ドンッ
- 297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:14:10.45 ID:Hea7O2tv0
ズチャ
B美「」
マミ「B・・・美・・・ちゃん」
A子「び、B美ぃぃいいいいいいいいいいいいっ!!!」
QB「彼女のことはあとだ! 早く僕の後に着いてきて!」
D夫「んなこといったって!」
A子「B美・・・B美・・・ッ!」ポロポロ
マミ「わ・・・たし・・・わたし・・・」
俺「・・・!!」
- 299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:18:06.11 ID:Hea7O2tv0
魔女「fdsかfhsdfjksdjfkjdjfjdhskfdhsjkfj」
D夫「ぐわッ!!」
俺「でぃ、D夫!!」
D夫「うあぁぁああああああ!!!」
ズチャ
A子「D夫くん!!」
D夫「ば・・・か・・・早く、行けッ!!」
魔女「fdkさjfjdfdkfjdkjfkdjfdkklせ」
ザシュン
D夫「」
- 301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:21:02.24 ID:Hea7O2tv0
俺「・・・!!」
A子「そ・・・そんな・・・嘘よ・・・」ガクリ
QB「君たち、こっちへ来るんだっ! マミも早く応戦して!!」
マミ「・・・わたし・・・わた・・し・・・」ガクガク
俺「・・・マミ」
QB「くっ・・・どうしたら・・・」
俺「・・・マミッ!!」
バシンッ
- 303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:22:40.32 ID:Hea7O2tv0
マミ「え・・・」
俺「しっかりしろッ!! A子も! あれこれ考えるのは後だ!!」
俺「今は自分たちが生き残ることだけを考えろっ!!」
A子「そ・・・そうね」
マミ「・・・」
QB「よし・・・じゃあ二人は僕に着いてきて!」
QB「マミは、何とかあいつを足止めしておいてくれ!」
- 305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:24:23.87 ID:Hea7O2tv0
俺「いや、お前らだけで行ってくれ・・・俺はマミとここに残る」
マミ「なっ・・・」
QB「何を言ってるんだ君は!」
QB「あれは、君のような一般人が敵う相手じゃない!」
A子「そ、そうよ・・・ッ!」
俺「・・・それでもかまわない・・・俺の戦う相手は、アイツじゃないから」
QB「・・・?」
俺「マミ・・・俺が傍にいてやるから・・・何とか勇気を振り絞って頑張ってくれ」
A子「俺くん・・・」
- 307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:25:43.33 ID:Hea7O2tv0
マミ「・・・で、でも・・・私のせいで二人が・・・」
俺「・・・ッ!」
俺「さっきまでの威勢はどうしたんだよッ!! マミッ!!」
俺「お前はさっき、俺たちを守って戦ってくれただろッ!!!」
俺「お前がどういう経緯でそんな格好して、そんな武器持って戦ってるのか・・・俺は全然知らない」
マミ「・・・」
俺「だから、俺の言葉に説得力なんてものはないかもしれない・・・でも聞いてくれッ!」
- 310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:27:48.88 ID:Hea7O2tv0
俺「B美やD夫を失って、お前は今辛いかもしれない・・・けど!!」
俺「あいつらの死を無駄にしないためにも・・・」
俺「今は、おまえにできる精一杯のことをやれッ!!」
俺「俺は悔しいが、ただ見ていることしかできない・・・」
俺「だけどその代わり、ずっと傍にいてやるッ!!」
マミ「・・・!!」
マミ「俺・・・くん・・・」
マミ「・・・」
マミ「・・・うん・・・ありがとう」
マミ「私・・・戦うッ!!」スクッ
俺「マミ・・・」
- 314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:31:39.53 ID:Hea7O2tv0
魔女「w;いくぇjqwrjqjkうぇっりくぃろえくぉいるいくぅr」
QB「くるよ・・・!」
マミ「はぁっ!!」バンバンバンッ
魔女「dkfかjふぃどfさdlshfksdjkdjskdjslkd」
マミ「くっ・・・!!」バンバンッ
A子「マミ!! 私も応援するよ!!」
俺「A子・・・お前・・・」
A子「だからお願い・・・アイツを倒して!!」
マミ「A子ちゃん・・・ありがとう!!」バンバンッ
- 316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:37:02.89 ID:Hea7O2tv0
俺(マミ・・・お前ならできるよ・・・)
俺(もうお前は、俺にいじめられてた・・・弱いマミじゃないんだからな)
俺(俺は弱いままだから、何にもできねぇけど・・・)
俺(絶対にお前を一人にしたりはしない・・・!)
俺(だから・・・ッ!)
俺「マミーッ!! 行けぇぇええええええええええええええええ!!!」
A子「マミーッ!!」
QB「・・・」
- 317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:39:47.98 ID:Hea7O2tv0
マミ「はぁっ!!」バンバンッ
マミ(もう私は一人じゃない・・・)
マミ(だって、みんなが傍にいてくれるもの・・・)
マミ(もう何も・・・)
マミ(怖くない・・・ッ!)
マミ「これで終わりよ・・・ッ!!」
マミ「ティロ・・・はッ!!」
マミ「ふ、二人とも・・・逃げてッ!!」
- 320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:42:31.70 ID:Hea7O2tv0
A子「えっ・・・」
魔女「fづいええfじおあshfksじゃjfdskjskhfkさj」
俺「くそっ・・・いつの間に・・・ッ!」
俺「A子ッ!!」
マミ「ま、間に合わない・・・ッ!」
ズチャ
マミ「A子ちゃん!!」
A子「ま・・・み・・・」
マミ「いやッ・・・死なないで!!」
- 322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:44:21.31 ID:Hea7O2tv0
A子「・・・まみ・・・」
A子「・・・がんばっ」ニコッ
A子「」
マミ「・・・A子ちゃんッ!!」
俺「マミ・・・くるぞッ!!」
俺「お前は戦うって言ったんだ!」
俺「そんなとこでくじけててどうすんだよ!!」
- 326:できたらがんばって。もうすぐ締めるから:2012/03/15(木) 04:46:53.53 ID:Hea7O2tv0
マミ「・・・ッ!!」
マミ「・・・」ゴシゴシ
マミ「・・・」スクッ
俺「・・・」
俺(そうだ・・・立て、マミ・・・)
マミ「これで・・・トドメよ・・・ッ!」
マミ「ティロ・・・フィナーレッ!!」
魔女「fdさkfdjfjdjfhdksdfhjdkjfかjfかhkdjjfjkfhふぇうr」
ズドーン
俺「やったのか・・・?」
- 329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:48:32.17 ID:Hea7O2tv0
魔女「」
QB「どうやら倒したみたいだね」
マミ「・・・終わった・・・のね」ガクリ
俺「マミ・・・」
マミ「私・・・みんなを助けられなかった・・・」
マミ「私が未熟で・・・弱い子だったから・・・」
俺「・・・」
- 333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:50:33.52 ID:Hea7O2tv0
俺「そんなことない・・・」
俺「あいつらもきっと、そんなこと思わなかったはずだ・・・」
俺「それに・・・」
俺「マミは・・・俺を助けてくれたじゃないか」
俺「・・・ありがとうな」
マミ「お、れくん・・・」ポロポロ
俺「だーから泣くなって・・・」ヨシヨシ
- 335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:52:05.30 ID:Hea7O2tv0
俺「ティロ・フィオレ・・・だっけ? あれ、かっこよかったぜ」
マミ「ティロ・フィナーレ、だよ・・・もう・・・」
俺「・・・そっか、へへっ」ニコッ
マミ「・・・ふふっ」ニコッ
俺「・・・ッ!?」
俺「・・・なっ・・・うぐッ」
マミ「お、俺くん・・・!?」
- 336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:54:18.61 ID:Hea7O2tv0
マミ「ど、どうしたの!?」
QB「まずいよ・・・きっと結界の中に長く居すぎたんだ!」
QB「まれに適応能力のない一般人が長居しすぎると・・・命に差し障る可能性もあるらしい」
マミ「ど、どうしてそのことを早く言わないのよ!?」
QB「ボクも確証は得てなかったからさっ」
マミ「・・・ッ!」
俺「・・・はぁ・・・はぁ・・・ぐうっ!」
マミ「俺くん・・ッ!!」
- 338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:56:30.26 ID:Hea7O2tv0
俺「マミ・・・なんて顔してんだよ・・・」
マミ「俺くん・・・! それ以上しゃべらないで!」
俺「はぁ・・・はぁ・・・」
俺「マミ・・・俺は・・・きっと、もう助からない」
俺「でもお前はもう俺たちがいなくなってもやっていけるよな・・・?」
マミ「そんなの無理だよ! 私、俺くんがいなくなったら・・・!」ポロポロ
- 340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 04:58:00.79 ID:Hea7O2tv0
俺「マミ・・・泣くなよ・・・」
マミ「だって・・・!」
俺「いつまでも・・・笑ってろって・・・言ったろ?」
俺「仕方ねぇなぁ・・・お前のことは天国からずっと見守っててやるよ・・・」
俺「辛いことや、苦しいことがあったら・・・俺たちを思い出せ・・・」
俺「い、つでも・・・助けに行って、やるから・・・げほっ!!」
マミ「俺くんっ!!」
マミ「いやだ・・・いやだよぉ・・・」
- 341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 05:00:05.33 ID:Hea7O2tv0
俺「あ、とさ・・・」
俺「俺・・・お前にずっと言いそびれてたことがあるんだ・・・」
俺「お、れ・・・お前のこ、と・・・好k」
ガクン
マミ「お、俺くん・・・? 俺くん!!」
マミ「・・・いや・・・」
マミ「いやぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
- 343:酢昆布じゃないよ!:2012/03/15(木) 05:02:08.15 ID:Hea7O2tv0
そして―――
QB「もう平気なのかい・・・マミ?」
マミ「えぇ・・・」
QB「・・・」
QB「君はひょっとすると、もう立ち直れないんじゃないかと思ってたよ」
マミ「まぁ・・・私自身もそう思ってたし、無理もないかもね」
QB「・・・」
マミ「・・・俺くんたちを失ってしまったことはどうしようもなく悲しい・・・けれど・・・」
マミ「・・・」
- 346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 05:03:18.10 ID:Hea7O2tv0
マミ「俺くんは・・・いいえ、みんなは教えてくれた・・・」
マミ「とても大切なものを・・・私の中に残してくれた・・・」
マミ「それを壊さないため・・・無駄にしないためにも・・・」
マミ「私は、こんなところで立ち止まっている場合じゃないって・・・」
マミ「・・・そう気づけたの」
マミ「俺くんたちのことを本当に思うなら・・・私はこれからも前に進んでかなきゃいけないって」
マミ「私がしたような悲しい思いを・・・他の人にはしてほしくないから・・・」
そう・・・だからこそ私は、魔女を―――いやその使い魔でさえも一匹残らず、倒していく
- 348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 05:04:11.89 ID:Hea7O2tv0
QB「・・・」
QB「・・・強くなったね、マミ」
マミ「そうかしら・・・? そういってもらえたら素直にうれしいわ」
マミ「これで俺くんたちにも・・・胸を張って言うことができるから―――」
―――俺くん、A子ちゃん、B美ちゃん、D夫くん・・・見てますか?
私は―――今でも精一杯生きて、頑張っています。
完
- 351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 05:05:00.27 ID:Hea7O2tv0
「まぁ・・・これはこれでしょうがなかったよね」
「魔法少女でない一般人に、魔女の世界のことを知られるリスクはできるだけ避けたい」
「幸いマミも・・・ボクがわざと二人に忍び寄る脅威を知らせなかったとは気付かなかったみたいだし」
「俺くん・・・だったかな? 彼も不幸中の幸い?で、見事死んでくれた」
「まぁ・・・あの少年たちのおかげで、両親の件も含めてマミも吹っ切れてくれたみたいだし」
「結果オーライ・・・といったところかな」
「さて、ボクはもういくよ。これからまた、マミのお守りをしに行かなくちゃいけないからね」
「それじゃ、いつかどこかで、また会おう―――」
- 359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 05:07:44.23 ID:Hea7O2tv0
ちょっと最後駆け足気味で申し訳なかった
あと支援してくれたみんな、本当にありがとう
前半のたどたどしいマミさんが書けただけで俺はもう満足だ
- 368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 05:46:28.69 ID:ZdcikISJ0
乙面白かった
- 370: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/03/15(木) 06:05:04.11 ID:LfIsJEX80
すげーなこれ
普通にありそう
- 371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 06:29:10.25 ID:MHE2HutS0
外伝であっても納得いくレベル
- 373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 07:04:54.69 ID:OzPHxJx60
乙 よかった
- 380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 10:02:18.60 ID:j8fOfpU20
これはエレファント速報に乗る
- 383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/15(木) 10:57:45.13 ID:mRgnGiIg0
(・ω・`)乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんだからね!
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コメント一覧 (70)
-
- 2012年03月15日 15:40
- 『俺』が出てくるSSは、書いてるときは良いかもしれんけど、書き終わった後の絶望・悲壮・虚無感がヤバそう。
-
- 2012年03月15日 15:49
- これをいい年したおっさんが書いていると考えると虚しくなる
-
- 2012年03月15日 15:51
- あんこちゃんも頼む
-
- 2012年03月15日 16:02
- ※2
切なさ百倍で良いじゃないか。
-
- 2012年03月15日 16:14
- ※2
原作者の悪口は止めろ
-
- 2012年03月15日 16:17
- 結界の中に長居して死ぬんならまどかもさやかも死ぬよな
-
- 2012年03月15日 16:25
- なげえwwwwwwww
-
- 2012年03月15日 16:45
- 今回の俺さんの仕事はマミさんの犠牲になることだったか
俺ェ……
-
- 2012年03月15日 16:50
- 見ている分には面白かった。
ただ、これどういう心境で書いてたんだろうっておもった。
これが、アニメ作品に自分を登場させる妄想というやつか
-
- 2012年03月15日 16:56
- ※2
萌えアニメだってエロゲーだって考えてるのは皆いい年したおっさんなんだぜ
-
- 2012年03月15日 17:09
- この「俺」というのは>>1じゃなくて読んでるやつ一人一人が「俺」って
元スレで>>1がレスしてたような
-
- 2012年03月15日 17:34
- それはみんなわかってるだろうよ
-
- 2012年03月15日 18:01
- 挿絵も元キャラもないオリジナルやら版権物SSに登場するオリキャラは、殊に作者の影がちらつきやすいのは事実だろう
だからオリジナルやらオリキャラは難しい
俺にはこの「俺」は無理だった
泊まるくだりで断念したわ
-
- 2012年03月15日 18:08
- おかしいな…俺がコブラの様に華麗に救出するはずなんだが・・・
-
- 2012年03月15日 18:19
- 一緒にに旅行行ってまとめて死ぬオチかと思ったんだが
-
- 2012年03月15日 18:21
- まぁ、まともな奴はこんな書き込みはしねえぇよな。
まとめで取り上げる奴も同じ性質だけどな。
-
- 2012年03月15日 18:32
- SSがおっさんのただの妄想だってこのスレのおかげでようやく気がついたわ
すげえ虚しいな
-
- 2012年03月15日 18:35
- お前ら何に苛立ってんの?
いろんな創作があっていいじゃん
-
- 2012年03月15日 18:44
- まぁ批判もあったっていいじゃん
俺は面白かったぜ
-
- 2012年03月15日 18:44
- ※2だっていい年したおっさんの精子から誕生したんだぜ
-
- 2012年03月15日 18:46
- 原作も創作物で妄想だろ。二次創作だから違和感を覚えてるだけで。結局面白いかそうでないかだけだと思うが。
-
- 2012年03月15日 18:49
- 最近、コメント欄変だな…
季節柄もあるのかもしれんが…
良かったと思うよ
-
- 2012年03月15日 18:57
- 俺含む数人にQBが見えてしまっていたり
マミの魔法少女になる時期が微妙に遅かったり
いろいろあるけど
いいSSでひた
-
- 2012年03月15日 22:16
- しょうむないお話に力みすぎだと思うのここの米欄
皆ヤングなのね
-
- 2012年03月15日 22:35
- なにかに真剣に(?)なれるのは若いからこそだしいいことだと思うよ
きっと何事にも真剣に取り組めているんだろう うん
-
- 2012年03月16日 00:04
- 俺はなんでもうちょいがんばってマミさんの代わりにシャルにもぐもぐされなかったんだ・・・
-
- 2012年03月16日 00:50
- いやでも矛盾あり過ぎるでしょ。批判したいわけじゃないが俺は外伝としてじゃなく完全に本編とは関係ないオリジナルとして評価したい。でもやっぱりこんな言い方は批判になるかな。
こんな辛い過去あったらデミはもっとナーバスな人になる。
魔法処女になったばかりなのに強過ぎる。ティロフィナーレ撃てる最初からやれ。それともマミはイタリア語そんなに詳しいの?
-
- 2012年03月16日 00:52
- ティロフィナーレって言葉は自然に出てきたんかな。
-
- 2012年03月16日 01:18
- ※27批判は全然おkでしょ
よく叩かれるのは汚い言葉でまわりを煽るタイプの批判
※27はオブラートに包んであるし何を言いたいのかもよくわかるから全然いいと思う
-
- 2012年03月16日 01:22
- お前らもっと純粋に楽しめよ。てかこれ外伝じゃなくて外伝風に書いたSSですし
-
- 2012年03月16日 01:27
- 不思議な程感情移入してしまった……まさか、俺なのか?
-
- 2012年03月16日 01:29
- あれ?おまえらてっきり「なんだ俺か」とか適当にコメントしてるのかと思ったら結構がちな感じでわろた
-
- 2012年03月16日 02:39
- SSでオリキャラは嫌われる
ましてや無双でもすれば袋叩き
それをさらに加速させたのが「俺」
拒否反応が出る人が多いのは仕方ない
-
- 2012年03月16日 02:47
- ご都合主義極まれり
-
- 2012年03月16日 06:28
- まぁ、なんだ、U1のようなメアリースー物が楽しめれば楽しめると思う作品だった
-
- 2012年03月16日 07:42
- ※27
言いたいことは分かるな
でも屋上
-
- 2012年03月16日 07:44
- なんでお前らそんな上から目線なの?w
楽しめなかったならわざわざコメント残していくなよオッサンどもw
-
- 2012年03月16日 08:45
- 信者テラキモスやで
-
- 2012年03月16日 10:06
- マミ
デブ
ブタ
マミ
デブ
ブタ
マミデブマミブタ
-
- 2012年03月16日 11:14
- ※27
長文きもすぎわろた
-
- 2012年03月16日 11:20
- 皆様ご覧ください
これがSSにマジになっている輩たちです
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- 2012年03月16日 13:19
- 別にマジになるのはいいと思うんだけどよ
気に入らないなら気に入らないで理由なりをきちんと書いてほしい
このSSに限った話じゃないが、何に引っかかって罵倒してるのか分からないからむしろそっちが気になる
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- 2012年03月16日 17:18
- いやぁ相変わらずここの米欄は気持ち悪いねぇwwwwwwwwwなんでss如きで熱くなってんの?wwwwwwwww
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- 2012年03月16日 20:46
- まどマギでやる必要なくね?
はい論破
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- 2012年03月16日 20:57
- 俺が、俺達が、俺だ!
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- 2012年03月16日 22:16
- ※45
いや、俺が俺だから。お前らは俺じゃないから
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- 2012年03月16日 23:07
- 煽られまくってるけど、俺はよかったと思うよ。
ssだし、とりあえず面白ければいい。
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- 2012年03月17日 02:03
- たかが便所の落書きにマジになってどうすんの
もしかして長文書いてる奴等は素人のオ○ニーSSにプロ並みのクオリティを求めてんの?w
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- 2012年03月17日 02:20
- いつも思うがSSにマジになってるやつを、こんなサイトまで来てSS読んでコメ欄まで来てコメントまで残してるやつが煽っても、正直ほぼ同じレベルだろ
自覚しろよ
ここにコメントした時点で俺含め同じ穴のムジナだわ
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- 2012年03月17日 08:59
- 同感
釣りかもしれんレスススルーできない真性のせいでスレが荒れるのよくみるしな
どっちも正直同レベルに邪魔
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- 2012年03月17日 09:13
- 春休みだもんな・・・
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- 2012年03月17日 23:54
- おい俺の実体験載せるなよ
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- 2012年03月18日 09:32
- ×実体験
〇妄想
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- 2012年03月18日 13:19
- 春休みにはまだ早いだろう
いやちょっと待て、もしかして今の春休みはもう始まってるのか?
凄いな……
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- 2012年03月21日 10:47
- 面白かった!!
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- 2012年03月24日 00:03
- 賛否あるけどいいじゃないか、この「俺」と友達は
マミさんの事をちゃんと想って魔法少女である事を受け入れているしな
その思い遣りを番外編以外のまどポの恭介や仁美にもわけてやってくれよ
さやかルートのこいつらは酷すぎだ…
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- 2012年03月26日 09:56
- 仁美も恭介にも思いやりの心はあるが、脚本家にそれがないだけ
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- 2012年07月07日 04:26
- 最初は俺氏ね
って思ってたのに後半の怒濤の展開がすごい良かった
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- 2012年11月25日 12:10
- おい勝手に俺を出すなよ!!!
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- 2012年11月28日 21:25
- 感動した(泣)
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- 2013年04月08日 12:30
- 感動をありがとう!
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- 2013年04月15日 18:26
- マジで良いss
まぁ終始「俺」が主人公だったのは気にならなくもなかったけど
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- 2013年04月17日 01:05
- DIO(D夫)様がいい人でした。
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- 2013年08月05日 02:49
- この四人が生きてたら、ほむらとの中を取り持ってくれそう…… 最初の時間軸ならワルプルギスには勝てないだろうけど…
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- 2013年11月19日 16:48
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俺ぇぇぇぇぇぇぇえ!!
かっこよかったよぉぉぉぉぉぉぉぉ!
マミは私が引き取るよぉぉぉぉ!
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- 2014年01月02日 15:16
- 全員死んで綺麗サッパリ清算するとはたまげたなあ
駆け足どろろ
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- 2015年07月29日 14:41
- 最初、「俺」が主人公で拒絶反応が出ちゃってたけど、読んでみたらすごく面白かったw
パラレルの世界とかでこういう展開があってもいいのかも
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- 2015年12月10日 01:23
- アンラッキーエンジェルズみたい。。
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- 2017年01月28日 16:52
- ※2
学生かもしれないだろ!?悪口はいい加減にしろ!
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- 2020年01月16日 07:07
- ってなんで俺くんが!?