P「ハッキリ愚痴を言わせてもらうとプロデュース活動シンドイです」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 21:18:34.33 ID:X0BdORXU0

P「俺、この仕事辞めようと思います」

社長「・・・・えぇっ!?悪い冗談はよしてくれたまえよ」

P「冗談じゃありません・・・」

社長「いやいや・・・君に辞めてもらっては困るよ、なんたって君は我が社期待のホープ・・・」

P「かいかぶるのはやめてください、もう・・・いいんですよ」

P「それに、一定の期間で成果が出せなければ先はないと社長もおっしゃっていたじゃないですか」

社長「・・・・・」


あとはヨロシクちゃん!

プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 21:31:01.20 ID:X0BdORXU0

P「もう、この職場に来ることもあと少しの間か・・・・」

ガチャ

P「おはようございまーす」

春香「おはようございます、プロデューサーさん!」

美希「おはようなの!」

雪歩「おはようございますぅ~えへへ」

P「(仕事がもらえないせいでアイドル達はほぼ事務所に入り浸りだ)」

P「(みんなの笑顔に罪はないんだ・・・・すまん)」


こういう路線でDo-Dai?



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 21:32:50.14 ID:WLhRCHS20

君でGoだ



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 21:51:11.64 ID:X0BdORXU0

P「今日の予定は・・・・そうだな、歌のレッスンでもしておこうか」

亜美「え→!?また今日もレッスンすんの→!?」

真美「んあんあ→!真美、もうレッスン飽きたよ→」

P「ごめん、亜美真美・・・本当は、すぐにでもステージをとってやりたいんだが・・・」

真「ボクは結構好きですよ?レッスン!今日もミッチリ付き合ってもらいますからね、プロデューサー!」

美希「ミキもの~んびり、マイペースでやればいいと思うな」

亜美「それもそうだね→、亜美はミンナと一緒にいるの好きだし!」

真美「ね→!!」

P「・・・・・・」


誰か任せM@STER



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 21:56:22.02 ID:OOej54Ie0

そこまで書いたらみんな君に任せるから、はいヨロシクゥ!



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:10:35.32 ID:X0BdORXU0

prrr・・・・ ピッ

P「はい、もしもし。あ、先日の件ですか?」

P「・・・はい」

P「ああ・・・そうですか・・・・はい、わかりました」

P「ええ、またの機会に・・・よろしくお願い致します、失礼します」

プツッ

P「また営業には断られてしまったか・・・」

P「タイミングが悪かったのかな・・・いや、俺の力量不足か・・・・」

P「みんなは、あんなに頑張っているのにな・・・・・」



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:11:51.98 ID:x9EzjxQw0

ツヅケタマエ



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:17:49.86 ID:X0BdORXU0

P「おーい、レッスンはかどってるかー?差し入れ買ってきたぞー!」

春香「わぁ!ありがとうございます、プロデューサーさん!」

美希「わーいおにぎりなのー!!」

真美「お菓子♪お菓子♪」

亜美「あ→!!それは亜美んだよ→!!」

ワイワイ キャッキャッ

P「はははっ、たくさんあるから喧嘩はやめろよー?」

「「「はーい!(なのー!)」」」


P「(この笑顔を、俺だけじゃなくもっとたくさんの人に見てもらいたい・・・・)」

P「(そうすれば・・・もっともっとみんなの笑顔は輝くはずだ・・・・)」

P「(・・・原石のまま磨いてやれなくて、ごめんな・・・・・)」



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:19:11.63 ID:gWyCfLafO

やればできるって信じてた



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:30:15.29 ID:X0BdORXU0

響「ふーっ・・・さすがに一日じゅうレッスンだと自分疲れたぞー・・・」

真「ボクはまだまだ余裕だよ!よーっし、クールダウンにこれからジョギングしてこよーっと!」

やよい「あ、早くしないとタイムセール始まっちゃう!プロデューサー、お疲れ様ですー!」

雪歩「また明日、会いましょうねっ」

貴音「今日はれっすんとはいえ、みなとともに充実した時を過ごせた善き日でありました」

千早「また歌の指導、よろしくお願いします」ペコ

P「ああみんな、気を付けて帰るんだぞ」

キィー バタン


P「・・・・・」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:34:25.22 ID:X0BdORXU0

小鳥「プロデューサーさん、今日もお疲れ様です。コーヒーでもどうぞ?」

P「あ、すみません・・・・ありがとうございます」

ズズ・・・

P「はぁ~・・・・」

小鳥「どうしたんですか?深いため息なんてついて・・・」

P「い、いえ・・・なんでもないですよ!」

小鳥「・・・?」


P「(社長は、音無さんに俺が辞めること言ってないのかな・・・・)」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:40:55.47 ID:X0BdORXU0

P「いや・・・このままでいいのかなって思うんです」

小鳥「・・・・」

P「律子達の竜宮小町は、もうトップアイドルの一員として活躍してますよね」

P「それなのに・・・・俺達は、ステージに出るどころか営業の仕事すらできていない・・・・・」

P「みんなはトップアイドルになることを信じて精一杯やっているのに・・・・俺は、そんな彼女達の夢を壊してるんじゃないかって」

P「・・・って!こんなこと言ってると取れる仕事も取れなくなっちゃいますよね!はははっ・・・」

小鳥「プロデューサーさん・・・・」



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:48:07.76 ID:X0BdORXU0

小鳥「そんなに焦らなくても、大丈夫だと思いますよ」

P「え・・・?」

小鳥「私は、プロデューサーさんがみんなのために頑張ってるの、知ってますよ?」

小鳥「それに・・・そのことはあの子たちが一番よくわかってるんだと思います」

P「・・・・・」

小鳥「確かに上手くいかない事が続いちゃうときもあるけど、そんなのはタイミングの問題です!」

小鳥「だから大丈夫です!私もみんなも・・・それに社長も。プロデューサーさんのこと、信じてますからっ!」

小鳥「ねっ?」

P「・・・ありがとうございます、音無さん」ニコッ…


P「(とても辞めるだなんて言えない雰囲気になってしまったな・・・・・)」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:58:47.98 ID:X0BdORXU0

P「(みんなの期待に応えられないのが、辛い・・・・)」

P「(みんなの笑顔を見るのが、辛い・・・・・)」

P「(俺は、逃げているのか?アイドル達の、「プロデューサー」という使命から)」

P「(俺は、みんなにトップアイドルになって欲しい。その・・・純粋で、眩しすぎる笑顔を)」

P「(原石のまま、俺だけのものになってしまうのは嫌なんだ・・・・・)」


小鳥「うーん・・・まだ気難しい顔してますね?プロデューサーさん」

P「あっ・・・いえ!そんなつもりじゃ・・・・」

小鳥「そうですねぇ~、あ、そうだ!嫌な事は飲んで忘れましょう!これから一件、もちろん付き合ってくれますよね?」

P「あははっ、そうですね!お伴します!」



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 23:07:03.78 ID:X0BdORXU0

それから数日後


P「この事務所に来るのも、あと一週間か・・・」

P「(社長からは正式に辞表を受理してもらって、俺の辞職は決まった)」

P「(どうやら、社長は音無さんを含め誰にも言っていないらしい・・・直前まで、俺の心変わりを期待しているのかな)」

P「ははは、いざ辞めるとなると寂しいもんだな。ちょっと早く来すぎちゃったよ」

ガチャ

P「おはようございまーす、・・・って、まだ誰もいないか!」



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 23:11:50.98 ID:X0BdORXU0

伊織「ちょっと!こんな時間に誰よ・・・・って、アンタ今日はいやに早いじゃない。どうしたの?」

P「ああ、おはよう伊織!それと、竜宮小町のみんな!」

律子「一時間前出勤だなんて感心ですね、プロデューサー殿?」

亜美「おはよ→兄ちゃ→ん!!」

あずさ「うふふっ、おはようございます」

伊織「それにしたって、こんな時間に来ても私達と違ってする事もないんじゃない?」

伊織「アンタたち、いつも暇そうだものね」

P「ははっ・・・面目ない」



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 23:16:19.70 ID:X0BdORXU0

律子「ちょっと伊織!今の言い方はないでしょ!」

P「ははは、いやいいんだよ。伊織達の竜宮小町は今やトップアイドルなんだから、一流の自覚があっていいじゃないか」

P「俺達とは、次元が違うよな!」

伊織「ちょ、ちょっと・・・そんなつもりじゃ・・・・」

亜美「兄ちゃん・・・なんだか寂しそうだよ→?」

P「い、いや!そんな事ないぞ!俺達もみんなと一緒に切磋琢磨して、すぐに追い付いてやるからなっ!」


P「(何言ってるんだろうな、俺)」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 23:29:57.13 ID:X0BdORXU0

伊織「そ、そうよ!このスーパーアイドル伊織ちゃんと張り合える相手なんて、アンタ達くらいしかいないじゃない!」

律子「そういう事ですよ。もうちょっとしっかりしてくれないとね?期待してるんですから!」

あずさ「みんなと一緒のステージに立てる日が、待ち遠しいですね」

亜美「亜美も真美と一緒に歌いたいもん!よっ、ガンバレ兄ちゃん!!」

P「ああ、皆ありがとうな!」



80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:33:40.40 ID:EYAtJlFb0

律子「それじゃあ、私達はこれから仕事がありますので」

P「うん、またな」

亜美「暇なときは亜美とも遊んでね!兄ちゃん!」

あずさ「それではまた~、ふふっ」

伊織「ちょっとあずさどこ行くのよ!こっちよ、こっち!!」

バタンッ


P「・・・・」

P「みんなが来るまで、残ってる仕事を片付けないとな」



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:51:08.35 ID:EYAtJlFb0

P「仕事とは言ってもな・・・新しいPVを作ろうにも曲があるわけでもないし」

P「営業やオーディションの依頼は無名だからって門前払いか・・・」

P「もっと売り込みとか、みんなのためにしてやれる事、たくさんあったよな・・・・」

P「・・・・・」

P「引き継ぎの書類でも作るか、みんなの新しいプロデューサーが、少しでも彼女達のことを導いてくれるように」

カリカリ・・・

P「小鳥さんは二日酔いで遅刻かな。事務員がそんな理由で遅刻しても許されるなんて愉快な職場だよなあ、ははっ」

P「よーっし、どうせもう終わりなんだ、最後まで頑張るぞ!」



87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:57:57.23 ID:EYAtJlFb0

ガチャ

春香「おはようございまーす!プロデューサーさん!」

千早「おはようございます」

P「春香に千早か。二人一緒に来るなんて珍しいな?」

春香「はい、実は千早ちゃんと二人でカラオケに行ってたんです!千早ちゃんってはすーっごく歌が上手くて!」

千早「そんなことないわよ、春香だって可愛かったわ」

春香「えへへ・・・それほどでも・・・・」

P「(そうか、春香も千早も歌う事が好きでアイドルになったんだよな・・・・)」



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:08:11.55 ID:EYAtJlFb0

春香「あ、そうだ!今度プロデューサーさんも行きましょうよ、カラオケ!」

千早「ええっ、プロデューサーと・・・?」

P「ははは・・・気持ちは嬉しいけど、遠慮しておくよ」

春香「そうですか?残念・・・」


P「(・・・でもよく考えたら、それって俺がみんなの夢を少しでも叶える最後のチャンスかもしれないよな・・・・)」

P「(せめて、最後くらいみんなの夢に近づけるように・・・夢を追いかける気持ちを忘れてしまわないように)」

P「(よし、決めたぞ!俺はこの一週間、みんなのアイドルとしての夢を全力でサポートしよう!みんなとのアイドルとしての、思い出を残すんだ!)」

P「(それが俺の、プロデューサーとしての最後の仕事だ!!)」



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:20:31.14 ID:EYAtJlFb0

P「それじゃあ二人とも!今日の仕事を発表するぞ!」

P「なんと今日は、初の春香と千早のデュオライブだ!!」

春香「えっ・・・ええぇーー!?」

千早「そんな急にライブだなんて、都合のいい話が・・・?」

P「・・・・とは言っても、観客は俺だけのミニライブだけどな・・・期待させて、すまない」

千早「ああ、そういう事でしたか・・・・」

P「本当は二人には、大勢の人の前でその歌声を披露してほしかったんだけど・・・・俺の力不足でまだその夢は叶いそうにない」

P「だから、少しでも歌う楽しさを感じてくれれば・・・せめてものアイドル活動になるかなって思ったんだ」

P「・・・なんて、そんなの無茶苦茶だよな・・・・はははっ・・・・・」



96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:28:53.68 ID:EYAtJlFb0

春香「いいえ、私嬉しいですっ!」

P「え・・・?」

春香「プロデューサーさんが、そうやって私達のこと、いつも考えてくれてること」

千早「私達、みんな分かってますから」

P「春香、千早・・・・」

春香「それに力不足だなんて言わないで下さい、プロデューサーさんが自信なくしたら私達だって困っちゃいますよ?」

P「・・・・・」



97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:33:16.56 ID:EYAtJlFb0

千早「では、今日の予定はミニライブ兼セルフレッスン。それでいいですよね?プロデューサー」

P「ほ、本当にいいのか・・・?」

春香「もちろんですよ!なんたって、ライブですよ!ライブ!」

千早「そうと決まれば早く行きましょう、善は急げって言いますからね」

P「よしわかった!それじゃあ今日はライブに出かけるぞ!二人とも、準備はいいか?」

「「はい、プロデューサー!(さん!)」」



99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:43:21.05 ID:EYAtJlFb0

春香「結局さっきのカラオケにまた来ちゃったね」

千早「いいえ春香。ここはステージよ、気を引き締めていきましょう!」

春香「そ、そうだね!今までのレッスンの成果をちゃんと出して、お客さんに喜んでもらわなきゃ!」

P「L・O・V・E春香!!L・O・V・E千早!!」

千早「・・・って、なんですかその掛け声・・・・」

P「え?いや、少しでもファンの盛り上がりを表現しようと思ったんだけど。・・・まずかったかな?」

千早「それにプロデューサーはお客さんである前に私達のプロデューサーなんですから、ちゃんと私達をステージに送りだしてください」

P「ははは、そうだったな。・・・じゃあ、いつものアレ、やっとくか!」


「「「765プロ~~、ファイッ!!!」」」



103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:50:07.78 ID:EYAtJlFb0

春香「それでは天海春香、如月千早!765プロのアイドルとして歌います!」

P「うおおおおおお~~~~!!!!」パチパチパチ

千早「曲は・・・・・―――」


~♪

~♪


P「(二人とも・・・本当に嬉しそうだ。心から、アイドルである事を楽しんでいるのかもな)」

P「(俺にはこれが限界だったけど・・・・二人なら、いつかきっと・・・いいや必ず!トップアイドルになれるさ!!)」



105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:57:44.20 ID:EYAtJlFb0

春香「あ~、楽しかった!!」

千早「そうね。私も久々に思いっきり歌えて、スッキリしたわ」

P「二人とも歌ってる時の顔、すごく良かったぞ」

千早「プロデューサーこそ、ありがとうございます。歌う事の楽しさ、大事にしたいと思いました」

春香「まさかプロデューサーさんと本当にカラオケに行くとは思いませんでしたけど・・・これもお仕事ですよね?」

P「ああ、立派な仕事だったぞ!今日の初ミニライブは大成功だ!!」

千早「今度はもっと、大勢の人に聞いてもらえるように精進しないといけませんね」

春香「きっとプロデューサーさんなら、私達をドームにでも武道館にでも連れて行ってくれますよね?」

P「・・・・・・」

P「・・・ああ、きっとな」



106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 03:05:18.41 ID:EYAtJlFb0

P「それじゃ、今日は二人ともお疲れ様。俺はこのまま事務所に戻るから、気を付けて帰るんだぞ」

千早「はい、お疲れ様です」

春香「またやりましょうね、ミニライブ!」

P「はは・・・・また今度な」



P「・・・・・」

P「きっと今日のこと、二人の中に何かを残せたはずだよな」

P「うん、良かった良かった」



159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 12:05:28.23 ID:EYAtJlFb0

P「だいぶ遅くなっちゃったな・・・・今から事務所に戻ってもだれもいないか」

やよい「うっうー・・・お腹空きましたー・・・・」

P「おっ、やよいー!!」

やよい「あ・・・プロデューサー、お疲れ様ですー!」

P「今帰りか?」

やよい「はい!プロデューサーはどうして事務所に来なかったんですかー?」

P「えっ!・・・と、いや、実は少し外回りに出ててな。いつかライブをやるときのために、下見に行ってたんだ」

やよい「へー、そうなんですか!なんだかすごいですね、私もライブ楽しみかも!」


P「(まさかカラオケに行ってたなんて、言えるわけないよな・・・・・・)」



163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 12:17:32.77 ID:EYAtJlFb0

P「あ、そうだ。お腹空いてるんだったよな?なにか安いものでよければ、おごってやるぞ」

やよい「本当ですかぁ!?・・・って言いたいところなんですけど、弟達が待ってるから帰らないと」

やよい「ごめんなさい、プロデューサー」

P「そっか・・・そうだよな、やよいはいつも弟達の世話をしてるんだもんな」

やよい「はい、アイドルになってから家にいる時間も少なくなっちゃったから、ご飯くらいは一緒に食べたいかなーって!」

P「ははっ、やよいは家族思いのいい子だな」

やよい「そんなことないですよー?えへへ・・・・」

P「・・・・・」



166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 12:27:12.41 ID:EYAtJlFb0

やよい「本当は、よく上の弟とはケンカになっちゃうんですよね」

やよい「長介はしっかりしてて面倒見もいいんですけど、私が家を空けるようになってからは任せきりになっちゃうことも多くて」

やよい「だから、私がアイドルやってるのも反対なんだと思うんですー・・・」

P「・・・」

やよい「でも、今はまだ、テレビにもあんまり出れないけど・・・きっと弟達もわかってくれると思うんです!」

やよい「私のいっぱい元気な姿を見せて、たくさんの人に、そして家族にも笑顔になってほしいなーって思ってるんですー!」

P「やよい・・・・・」


P「(決して外に出すことはないけど、きっとやよいは何度も辛い思いをしてるんだよな・・・・)」

P「(俺が、やよいの家族を笑顔にしてあげられれば・・・・・・)」



167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 12:34:35.69 ID:EYAtJlFb0

やよい「あ・・・それじゃあ私はそろそろ買い物に行きますね」

P「ちょっと待ってくれ!やよい」

やよい「え・・・?」

P「その買い物、俺も付き合うよ」

やよい「で、でも・・・プロデューサーにはお仕事が・・・・」

P「やよいの夢を応援するのも俺の仕事だ、まずは家族に笑顔を届けたいんだろ?」

P「そうだな・・・・だったら今日の夜は、”焼肉”もやしパーティーなんてどうだ!?」

やよい「やっ焼肉ですかー!?もし焼肉なんてしたら、みんなすっごく喜ぶと思いますー!!」

P「はっはっは!そうだろ?和牛に黒豚、なんでもどんとこいだ!!」

やよい「うっうー!ありがとうございます、プロデューサー!」



168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 12:38:34.69 ID:EYAtJlFb0

P「(俺と買い物を終えたやよいはハイタッチを交わして、喜々と帰路についていった)」

P「(やよいの笑顔を見れば、きっと誰もが笑顔になってくれることだろう。頑張れよ、やよい!!)」


P「さて、事務所に戻ってはきたが・・・もう誰もいないだろうな」

P「俺も帰り仕度を済ませて、さっさと家に帰ろう・・・・」

ガチャ

P「戻りましたー・・・・ん?」



170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 12:44:11.60 ID:EYAtJlFb0

真美「兄ちゃん!おかえり→!!」

P「お、真美か!事務所には真美だけか?」

真美「ミキミキがそこで寝てるよ?あと社長とピヨちゃんは知らな→い」

美希「むにゃ・・・Zzz...」

P「ははは、そうか。真美はどうしてこんなに遅くまで?」

真美「亜美と一緒に帰ろうと思ってたんだけどさ→、亜美ってば全然帰ってこないんだも→ん!」

真美「真美、もう飽きちゃったよ・・・・」

P「(そうか、確か竜宮小町は朝から出かけていったよな)」

P「(亜美と真美、以前は二人が一つで活動していたけど、今は離れ離れなんだな・・・・・)」



172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 12:52:36.12 ID:EYAtJlFb0

P「その・・・ごめんな真美。本当は、亜美と一緒にステージに立ちたいよな?」

P「なのに、一人ぼっちで待たせてしまって・・・・」

真美「んあんあ→!兄ちゃん、そんなシメっぽい話はやめよ→YO!」

真美「それにね?真美は一人ぼっちなんかじゃないよ」

真美「だって少なくとも、今は兄ちゃんがいるもん!」

P「真美・・・・」

真美「んっふっふ~・・・真美を待たせた分、しっかり遊び相手になってもらいますぜ~?」

P「あ、おい!ちょっと・・・、何するんだっ!」

真美「それそれ→!!」コチョコチョ

P「ははっ・・・あはははは!!くすぐったい!!や、やめてくれ~~!!」



174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 12:59:13.78 ID:EYAtJlFb0

P「わ、わかった!ゲームで対戦しよう!!な、そうしよう!!」

真美「いいよ→!けど兄ちゃん、果たしてこの真美様の相手になるのかなぁ~?」

P「な、なんだとっ!そんなのやってみなくちゃ分からないだろ!」

真美「んっふっふ~、いざジョウジンに・・・勝負~~!!!」

P「それを言うなら尋常な!」


P「(真美、ずっと事務所で亜美のことを待っていたんだよな・・・)」

P「(ええい、細かい事を考えるのはやめだ!俺だってもう残った仕事なんてたいしてないんだ!)」

P「(今は真美の気が済むまで、遊びまくるぞ~~!!!)」



175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 13:03:10.10 ID:EYAtJlFb0

真美「ハッハッハ!口ほどにもなかったなぁ、兄ちゃんよォ!」

P「くっ・・・完敗だ・・・・」


ガチャ

真美「あっ、亜美帰ってきた→!!」

亜美「ただいま→!真美、待っててくれたの?」

真美「うん!一緒に帰ろーYO!!」

亜美「もちろんオッケ→YO!!」



176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 13:10:46.76 ID:EYAtJlFb0

亜美「亜美、今日は律っちゃんに振り回されてメッチャお疲れっぽいよ→・・・・」

亜美「真美はど→だった?」

真美「ま、真美は・・・・・」

P「・・・・・」

真美「真美は、亜美のぶんまで兄ちゃんと遊んだもんね→!いいだろいいだろ→!!」

亜美「え→ずるいよ真美~!亜美も兄ちゃんと遊びたかった→!!」

P「はは、今日はもう遅いから二人とも帰った方がいいぞ」

亜美「は~い・・・・」

真美「またね→!兄ちゃん!バイバ~イ!!」


P「また今度・・・な」



177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 13:15:11.26 ID:bNqtE8pqO

亜美真美はほんとうにグサリとくる



187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 14:05:12.07 ID:EYAtJlFb0

P「さてと、美希を起こして俺も帰るかな」

P「おーい美希ー、起きろー」

ユサユサ

美希「ハニー・・・・ミキ、キラキラしてるの・・・・Zzz...」

P「・・・アイドルになった夢でも見てるのかな。ハニーって誰のことだ?」

P「美希!もう夜だぞ」

美希「ん・・・・プロデューサーさん・・・・?」

P「ずいぶん気持ちよさそうに眠ってたな、何かいい夢でも見てたのか?」

美希「うん・・・・・あふぅ」



189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 14:12:38.34 ID:EYAtJlFb0

P「どんな夢、見てたんだ?」

美希「ミキね、ステージの上でとってもキラキラしてたんだぁ。それで、誰かと一緒にいたはずなんだけど・・・」

美希「うーん・・・それ以上は思い出せないの」

P「ははは、そっか」

P「(ハニーっていうのは、たぶん美希の新しいプロデューサーだな。そしてそれはきっと、正夢になるよ)」

美希「ミキまだ眠いから寝るね・・・?おやすみなさいなの~・・・・」

P「こら美希!もう遅いから帰るぞ、俺ももう帰るから途中まで送ってくよ」

美希「は~いなの・・・・んしょっと」ゴシゴシ



192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 14:19:28.73 ID:EYAtJlFb0

P「なあ美希」

美希「なぁに?」

P「美希は今、楽しいか?アイドルとして・・・うまくできそうか?」

美希「どうだろ・・・・よくわからないの」

美希「確かにキラキラしたいのはミキの夢だけど、でもお仕事で忙しいのもヤだな!」

美希「ミキはマイペースで頑張ればいいかなって思うの!だから、今の時間もそれなりに楽しんでるってカンジかな~」

P「・・・そっか、美希はお気楽さんだなぁ」

美希「む~・・・それって褒められてる気がしないの」

P「ははは!悪い悪い」



194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 14:29:27.09 ID:EYAtJlFb0

P「美希はやっぱり、キラキラしたいのか?」

美希「どうしたの?急に・・・」

P「よし、なら俺が今日だけ美希の見てた夢を、正夢にしてやろう!」

美希「えっと・・・それって、どういうこと?」

P「この時間ならまだ店もギリギリ開いてるだろうし・・・美希がキラキラできるようなファッションショーをするぞ!」

美希「で、でもそれじゃプロデューサーさんに悪いの・・・」

P「なにいってるんだ美希、これはヴィジュアルレッスンの仕事だぞ?それともやっぱりお仕事はイヤか?」

美希「ううん、ミキそのお仕事なら頑張れそうなのっ!」

美希「それじゃあエスコートよろしくお願いしますなの!プロデューサーさん♪」ニッ

P「おう、任せとけって!」



198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 14:35:56.49 ID:EYAtJlFb0

美希「ねーねープロデューサーさん!この服似合うかな~?」

P「ああ!すっごくよく似合ってるぞ!」

美希「ミキ、キラキラしてる?」

P「・・・うん、キラキラしてるよ」

P「あ、でも・・・こっちのほうがもっとキラキラできるんじゃないか?」

美希「ホントに?じゃあちょっと着替えてみるね!」


P「うんうん、美希をキラキラさせてあげられて良かった」

P「今度はいつか・・・ハニーにその姿を、見せてやってくれよな」



201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 14:46:16.93 ID:EYAtJlFb0

美希「う~ん・・・困ったの・・・・」

P「ど、どうしたんだ美希?」

美希「こっちとこっち、どっちもキラキラしてるから決められないの・・・プロデューサーさんはどう思う?」

P「そんなの俺がどっちも買ってやるさ!なに、遠慮なんてしなくていいんだぞ?」

P「キラキラしてる美希がたくさん見れたほうが、俺も嬉しいしな!」

美希「本当!?やった~!わ~いなの~!!」

美希「きっとミキが夢で見たハニーって、プロデューサーさんのことだったんだよね?」

P「ははは、それはどうかな?・・・・そうだったら嬉しいな」



202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 14:52:15.74 ID:EYAtJlFb0

P「はぁ・・・美希には喜んでもらえたが財布の中身がカラッポだ・・・・」

P「こりゃ今日の夜ごはんは卵かけご飯かな・・・トホホ」

P「・・・ん?」

P「あそこの公園にいるの・・・・貴音じゃないか?」

P「思えば貴音とは二人きりで話したことってあまりなかったよな・・・・」

P「・・・・・どうせ辞めるんだから、関係ないか・・・」



203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 14:57:34.76 ID:EYAtJlFb0

P「いや、ダメだ。あと残り僅かとはいえ、俺はまだ彼女達のプロデューサー」

P「せめて悔いの残らないように、してやれなかったことをしてやらないとな」

P「お~い、貴音~!」

タッタッタッ・・

貴音「プロデューサー?」

P「よう、貴音。こんな時間に一人でどうしたんだ?」

貴音「わたくし、月を眺めておりました。今宵はとても綺麗に月が見えていたもので・・・・」



204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 15:08:22.06 ID:EYAtJlFb0

P「貴音はよく、ここで月を眺めているのか?」

貴音「はい、たまに・・・自分のなすべき事に行き詰ってしまったときなどは特に」

P「そうか・・・・今もそうなのか?」

貴音「わたくしは、頂点に立って頂からの景色を眺めてみたいと思っておりましたが・・・少々道に迷ってしまったようにも思います」

P「・・・・すまない」

貴音「いいえ!何もそのようなつもりでは・・・」

貴音「あなた様は、わたくし達のプロデューサーとして常に尽力されてまいりました」

貴音「それに・・・このようにあなた様と過ごす時間は、わたくしにとって真、有意義なものなのですから」



206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 15:24:22.72 ID:EYAtJlFb0

貴音「焦らずとも、よいのですね」

P「ん・・・?」

貴音「このような有意義な時間を過ごすことは、決して悪いものではございません」

貴音「わたくしは思います。頂からの景色よりも、みなと共に見る景色のほうが美しいのかもしれません」

貴音「今こうしてプロデューサーと眺める、あの月があんなに綺麗に見えるのですから・・・・・」

P「はは、その通りかもしれないな。・・・俺もこの月が好きだ」



210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 15:31:24.96 ID:EYAtJlFb0

貴音「わたくし、みなと一緒なら、どこまでも高め合っていける気がいたします」

P「いつか最高の景色を、最高の仲間で眺められたらいいな」

貴音「はい・・・そのときには、必ずやプロデューサーもご一緒していただけることでしょう」

P「・・・・・」

グゥ~・・・

P「あ・・・すまない、実はさっきから何も食ってなくてお腹すいちゃって・・・ははは」

貴音「ふふっ・・・では、これかららぁめんなど食しに参りましょうか」

P「そうだな!ちょうど金も無かったし、安くて美味いラーメン屋、紹介するよ!」

貴音「お供いたします、あなた様」



212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 15:41:45.86 ID:EYAtJlFb0

帰宅


P「ふ~・・・・今日は長い一日だった」

P「でもアイドル達とたくさん過ごせて、なんだか充実してた気がするぞ」

P「とは言っても、ほとんど遊んでただけだったけどな。はははっ・・・」

P「・・・この生活も、あと少しで終わりだ」

P「みんな、俺が辞めるだなんて思ってないみたいだったな・・・・本当に、申し訳ないよ」

P「せめて最後くらいにはいい思いさせてやりたかったが・・・・・俺に出来る精一杯のことはしたよな」

P「・・・いや、まだ何かできることがあるかもしれない!ラストスパート、頑張らなくちゃな!!」



214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 15:48:34.72 ID:EYAtJlFb0

P「おはようございまーす」

ガチャ

響「自分、早く仕事をもらえるように頑張ってるだけなのに何がいけないのさー!」

真「だからって、レッスンはみんなでやらないと意味がないだろ!雪歩が可哀想じゃないか!」

雪歩「うぅぅぅ・・・・ごめんなさい・・・・・ぐすっ」


P「な、なんだぁ・・・・?」



216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 15:56:54.19 ID:EYAtJlFb0

真「あっ!プロデューサー!聞いてくださいよ!」

真「響のやつ、自分のペースでレッスンするからって聞かなくて、全然合わせてくれないんですよ!雪歩なんてあんなに息が上がってるのに・・・」

響「自分はもっとたくさん練習して仕事がもらえるようにならなきゃダメだって思って・・・それで一生懸命やろうと思って・・・・」

雪歩「私がダメダメなせいでみんなの足を引っ張っちゃってるんですぅ・・・・」

雪歩「こんな私なんて、穴掘って埋まってればいいんですぅ~~!!うわぁぁあんっ・・・!!」

響「わっ・・・じ、自分が悪かったぞ・・・泣かないでよ、雪歩・・・・」

真「・・・・でもまぁ、響の言う事も一理ありますよね。ボク達、どうしたらいいのかなぁ・・・」


P「(・・・ごめん・・・・・)」



217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 16:05:40.00 ID:EYAtJlFb0

P「俺が、早く仕事をとってくればこんな事にはならなかったよな・・・・申し訳ない」

P「みんながアイドルになって活躍したいって気持ちを、俺がもっと大切にするべきだったんだ」

P「これは、みんなのせいじゃない。俺の責任でもあるんだ・・・だから、ケンカはやめてくれないか?」

真「ご、ごめん・・・響、それにプロデューサー」

響「自分も・・・ごめんなさい」

雪歩「うぅぅっ・・・私が全部悪いんですぅ・・・・!」

真&響「雪歩はまたそういう事言わない!!」

雪歩「ご、ごめんなさいぃ~~・・・!」

P「ははは・・・」

P「(本当はみんな、仲良しだもんな)」



221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 16:16:03.46 ID:EYAtJlFb0

P「じゃあ俺が来るまでは、三人でレッスンをしてたんだな?」

真「はいっ!いつ仕事の依頼がきてもいいように、つねにいい状態をキープしておかないと!」

響「自分が三人でやろうって提案したんだぞ!一人よりもみんなでやったほうが楽しいさー!」

P「そうか、みんな練習熱心で偉いなあ!本当に、感心するよ」

P「じゃあ・・・これからはどうするんだ?」

雪歩「私、こんなんじゃダメだって思うんですぅ・・・今日だって、みんなの足を引っ張ってばっかりで・・・・」



222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 16:20:38.27 ID:EYAtJlFb0

雪歩「だから・・・みんなよりももっと、いっぱいいーっぱい!練習しなきゃダメだって思ってるんです!」

P「うん、そっか。ならまだ頑張れそうか?雪歩」

雪歩「はいっ!響ちゃん、真ちゃん、私は体力もなくて運動音痴かもしれないけど・・・」

雪歩「それでも一緒に頑張るから!レッスン、お願いしていいかな・・・?」

真「そうこなくっちゃね!モチロンだよ!!ねっ、響?」

響「当然だぞ!自分、雪歩の苦手なところとかあったら全力でサポートするぞ!」

P「よし!それじゃあ俺もみんなのレッスンを見守るからな!四人でパーフェクトレッスンを目指そう!!」


「「「「オーーッ!!!」」」」



225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 16:36:49.54 ID:EYAtJlFb0

1、2、3、4!
1、2、3、4!

P「あ、ちょっとストップ!」

真「?どうしたんですか?プロデューサー」

雪歩「はぁ・・・はぁ・・・・」

P「響、少しステップが走ってるんじゃないか?今のところは、雪歩に合わせるくらいでいいと思うぞ」

響「そ、そうかな?」

P「ああ。雪歩は振りは丁寧でよくできてるから、あとは周りのバランスを考えて真や響が合わせてやればいい」

雪歩「あ、ありがとうございますぅ・・・・」

響「バランスかぁ・・・自分、確かに一生懸命で周りのことはよく見えてなかったぞ・・・・」

P「なんていうか、そういうのは客観的に見てる人がいたほうが分かりやすいからな」

真「へへっ、やっぱりボク達にはプロデューサーがいてくれないとダメってことですね!」

P「はは、そんなことないさ・・・・それじゃ今のところ、もう一回やってみよう!」



227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 16:47:05.60 ID:EYAtJlFb0

「「「お疲れ様でしたー!」」」

P「す、すごいぞみんな!ラストで合わせた踊りなんて完璧だったじゃないか!!」

響「そんなに褒められると照れるぞ・・・へへ・・・・」

雪歩「プロデューサーに指示を出してもらってから、なんだか上手くいくようになりましたぁ!」

真「さっすがボク達のプロデューサーだなぁ、これからもジャンジャン指導よろしくお願いしますね!」

P「・・・俺は何もしてないさ」

P「みんなの素質とやる気があるから、歌だってダンスだってどんどん上達する」

P「そうすれば、必ずもっとたくさんの人に、みんなの頑張りを見てもらえる日が来るからな!頑張れよ!」



228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 16:55:15.19 ID:EYAtJlFb0

真「まったまたー!そんなに謙遜しちゃって!」ドン!

P「いてっ!?そんなに強く叩くことないだろ!」

真「それはプロデューサーが、浮かない顔してるからですよ。べつにボク達、仕事が来ないことなんて気にしてませんから!」

響「自分も、その・・・みんなや、プロデューサーと過ごす時間を大切にしたいって思うぞ」

雪歩「私もみんなと一緒なら楽しいから、アイドルになって良かったなって思ってますぅ!えへへ・・・・」

P「みんな・・・・」


P「(この日が、俺のプロデュースした最後のレッスンだった)」



230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 17:01:43.87 ID:VMAXMCIe0

おうふ…



231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 17:04:56.38 ID:EYAtJlFb0

P「(最後のレッスンをした日から・・・早くも5日が経った)」

P「(あの日以来、事務所に欠かさず顔を出していたアイドル達の姿がぽつりぽつりと消え始め・・・・)」

P「(そしてついには、ぱったりと事務所で顔を合わせることはなくなった)」

P「(俺が辞めること・・・・みんな気付いたのかな?)」

P「(なんにしても、自立してくれるのは有難いけど・・・・やっぱりちょっと寂しいな)」


P「・・・よし!引き継ぎの書類も完成だ!!」

P「あとは任せたぞ、未来の敏腕プロデューサーさんに」

P「いよいよ明日が最後の出勤か・・・・・思い残すことは、もう何もない」

P「帰ろう。色々と、考えてしまう前に・・・・」

キィィィー・・・ バタン



239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 17:19:57.28 ID:EYAtJlFb0

最終日


P「この扉を開くのも、今日で最後になるのか」

P「どんな風に挨拶すればいいのかな?やっぱり物憂げに?いや、敢えて明るくするのも・・・」

P「・・・・って、みんなが知ってるとも限らないしな。ましてや誰もいないかも」

ガチャ

P「おはようございまーす」

一同「「「おはようございます!!」」」

ワイワイ ガヤガヤ

P「うおっ・・・何の騒ぎだ・・・・?」



240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 17:26:27.70 ID:EYAtJlFb0

社長「えー、ゴホン!それでは当人も顔を出してくれたところで・・・」

社長「今日は諸君に、大切な話がある」

P「(・・・そうか、ついに社長直々に話をするのか)」

社長「いや・・・実はだな、今日限りで―――」

春香「社長、そんなに堅苦しい挨拶なんていらないですよっ!」

真美「そうそう!真美は今日が何の日だか知ってるよ→!!兄ちゃんの、就任一周年記念日っしょ→!?」


P「・・・・えっ?」



244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 17:31:55.40 ID:EYAtJlFb0

春香「プロデューサーさん!765プロ入社一周年、おめでとうございま~す!!」

「「「おめでとーー!!!」」」

パンッ!パンッ! パチパチパチパチ・・・

P「(そ、そうか・・・そういえば今日はちょうど、俺がここに入社してから一年だったのか・・・・)」

P「(もう辞めると思ってたからすっかり忘れてた・・・・・)」


P「あ、ありがとうみんな!まさか覚えててくれるなんてな・・・・ははは」



245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 17:37:13.12 ID:EYAtJlFb0

P「(しゃ、社長・・・・どういう事なんですか・・・?)」

社長「(うむ・・・すまない。アイドル達諸君が、どうしても記念パーティーをやりたいと言って聞かなくてな)」

社長「(彼女らの意思を尊重して、君にも内密にしろとの事だったからね・・・・大変心憂いとは思うが、今日ばかり付き合ってあげてはくれないかね?)」

社長「(・・・・退社の件は、後日改めて私のほうから伝えておくよ)」

P「(は、はあ・・・・わかりました・・・)」


春香「ほらほらプロデューサーさん!早くしないとお料理冷めちゃいますよー?」グイッ

P「わっ、ちょ・・・こら!引っ張るなって!」



248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 17:45:55.37 ID:EYAtJlFb0

やよい「うっうー!今日は早起きして頑張っちゃいましたー!!」

P「うおお・・・これ全部、やよいが作ったのか?」

やよい「はい!この前の焼肉のお礼ですから、遠慮せず食べてくださいねー?」

やよい「あの日、家族みんなに笑顔をくれたプロデューサーに、笑顔のお返しです!!」

P「やよい・・・・・」

美希「ミキが食べさせてあげるねー!はい、あ~ん」

真美「あ→!!ミキミキずる→い!!」

春香「そうだよ美希!私もやりたい!」

P「はははっ、そんなに大勢できても口は一つしかないぞー?はは・・・は・・・」

P「(いかん、もう泣きそうだ・・・・)」



252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 17:56:09.29 ID:EYAtJlFb0

P「それにしても、今日は久しぶりにみんな集まったな」

P「最近、なんだか事務所がガランとしてたから・・・・」

千早「ふふ、その理由はもうすぐ分かりますよ」

貴音「はい、やはりみなと過ごす時間は何物にも代え難く尊いものでありました」

P「みんなで一緒にいたのか?どういう事だかサッパリわからんぞ・・・」

小鳥「もうすぐ竜宮小町の皆が来てくれるはずですから。そうしたら始まりますよ?今日のメインイベントが!」



254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:02:09.42 ID:EYAtJlFb0

律子「お、お待たせ~・・・!」

P「律子、それに竜宮小町のみんな!」

亜美「今日はようやく、兄ちゃんともいっぱい遊べるね→!!」

伊織「フン・・・このスーパー大忙しな伊織ちゃんがアンタのために駆けつけてやったんだから、ありがたく思いなさいよねっ!」

あずさ「あらあら・・・誰よりも早くスタジオを飛び出してたのは誰だったかしら~?うふふっ」

伊織「ちょっとあずさ!余計なこと言わないの~!!」カァァ


一同「あはははっ!!」

P「・・・・・。」



258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:11:15.36 ID:EYAtJlFb0

春香「それでは、765プロのメンバーが全員揃ったところで!」

春香「これからプロデューサーさんのために一周年記念ライブを開催したいと思いま~す!!」

ワァァァァァ!!

P「ら、ライブ・・・・?」

真「今日のために、みんなで一生懸命練習してたんですよ!」

雪歩「もちろん、プロデューサーには内緒で、ですけど!えへへっ・・・!」

響「この前プロデューサーに言われたことを思い出しながら、みんなで合わせたんだ!」

P「(そ、そうか・・・だからここ最近、みんな事務所にいなかったのか・・・・・)」



260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:12:20.35 ID:qmH7AxZ20

どんどんやめづらくなってる



261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:15:29.34 ID:93cXE0cO0

このPにはまっすぐを聞かせてやりたい



262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:15:38.27 ID:VMAXMCIe0

これはキツイわ



265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:24:31.95 ID:EYAtJlFb0

練習スタジオ


春香「ライブっていっても・・・予算と知名度の都合で会場はここしか用意できませんでした、てへへ・・・」

P「いいや、嬉しいよ。本当に・・・・嬉しい」

春香「いつも私達のことを考えてくれている、プロデューサーさん」

千早「歌う事の楽しさを思い出させてくれた、プロデューサー」

貴音「みなで過ごす時間の大切さを教えてくれた、プロデューサー」

真「いっつも一緒にレッスンに付き合ってくれた、プロデューサー!」

春香「そんなプロデューサーさんに、感謝の気持ちを込めて歌います!」

P「・・・・・っ、何を聞かせてくれるんだ?」



275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:39:08.52 ID:EYAtJlFb0

春香「歌は・・・いろいろ考えたんですけど、」

春香「やっぱりプロデューサーさんには、トップアイドルになった私達をイメージしてもらいたいって思って!」

春香「MEGARE!です!どうぞ!」


私だけができるスマイル めちゃめちゃ魅力でしょ?
私だけのパフォーマンス 感動させられるかな?





P「(みんな・・・最高に、輝いている)」

P「(きっとこれが、みんなの思い描いていた、トップアイドルとしての765プロなんだ)」

P「(俺には、彼女達をステージに上げることはできなかったけど・・・・)」

P「(もう、すぐにでも・・・彼女達に最高の舞台を用意してあげられる人材が、これから現れることだろう)」


P「(目指せアイドルNo.1・・・・・ずっと、応援してるよ)」



279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:55:28.32 ID:EYAtJlFb0

―――こうして、俺のプロデューサー人生は幕を閉じた。

結局、みんなには何も言えないままだった。

記念パーティーが終わったあと、いつもと同じように可愛らしい笑顔を預けて去っていくアイドル達。
「また明日から、頑張りましょうね!」
「えへへ・・・今ではレッスンが一番楽しみかもですぅ」
「今日のミキ、すっごくキラキラしてたよね、ハニー!」
「また亜美と真美と三人で、一緒に遊ぼ→ね、兄ちゃん!!」

俺には、この笑顔を守ることができたのだろうか。
みんなのために何ができて、何をしてやればよかったのか。

そんな答えの見つからない問いを、俺は事務所に置き去りにしてしまった。
ただ一つだけ、これだけはハッキリと言える。
俺はみんなに、トップアイドルになってほしかったんだ・・・・・



280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:57:59.32 ID:WcSlxm6j0

オワタ…



282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:03:10.54 ID:EYAtJlFb0

数日後


元P「はぁ・・・なんでだろうな」

元P「もう仕事を辞めたってのに、いつもと同じ時間に家を出て、いつもと同じ道を歩いてしまう」


あのあとすぐに社長から俺の退社について正式発表があり、俺はもう765プロのみんなと顔を合わせることはなくなった。

事務所の携帯も返してしまったし、もはや誰とも連絡をとれる手段は残されていない。

俺は・・・みんなの期待や感謝を、すべて台無しにして、

そして、夢を追いかける気持ちまでも壊してしまったのかもな・・・・・



285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:09:55.85 ID:EYAtJlFb0

???「まずい、早くしないと出勤初日から遅刻だぞっ・・・!」

???「あ!あの、すみません!」

元P「俺ですか?」

???「は、はい!765プロってどこにあるか分かりますか?」

元P「(!・・・まさか、この人)」

元P「765プロですか、それならここの道をまっすぐですけど・・・」

???「ありがとうございます!あ、俺765プロの新しいプロデューサーなんですよ!」

???「ついでですからこれも何かの縁ってことで、我が765プロをよろしくお願いします!」ペコッ

元P「(そうか・・・やっぱり、そうだったのか)」



294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:17:20.97 ID:EYAtJlFb0

元P「彼女達を、よろしくお願いします」

???「・・・え?」

元P「きっと、あなたならすぐに彼女達をトップアイドルにできると思います」

元P「なんてったって、あの子達は俺の・・・・じゃなかった、765プロが誇る最高のアイドル達ですからね!」

???「あなたは一体・・・・・?」

元P「はははっ、ただの通りすがりの一ファンですよ」

???「あ、ありがとうございますっ!必ず彼女達のこと、有名にしてみせますね!!」

タッタッタッ・・・


それから「MEGARE!」がオリコンチャートにランクインしたのは、一週間後のことだった。



295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:17:36.48 ID:EYAtJlFb0

おしまい



298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:18:57.98 ID:t560lSuh0

新Pはジェバンニかよwwwwww



299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:22:06.10 ID:Ldt+cD5l0

新P有能すぎwwwwwwwww



300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:23:10.13 ID:WcSlxm6j0

ちょっとでいいから後日談が欲しいなぁ



306: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/02/05(日) 19:26:34.19 ID:B1aQ+zyu0

後日談かもーん


アイドルたち泣いちゃったんじゃない



307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:27:11.75 ID:QRi16zBNO

僕も後日談希望します

このままでは眠れそうにない



309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:29:13.73 ID:EYAtJlFb0

じゃあご飯食べたら後日談考えてみます



311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:35:34.98 ID:WcSlxm6j0

>>309
ありがとう!



314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:36:55.69 ID:93cXE0cO0

>>309
元Pを幸せにしてやってくれ



313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:36:17.45 ID:VMAXMCIe0

アイドルの反応が気になるな



323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:06:11.60 ID:VMAXMCIe0





324: 忍法帖【Lv=16,xxxPT】 :2012/02/05(日) 20:12:30.59 ID:Oy+fbIKE0





325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:18:29.24 ID:cnuJkVT30





326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:18:55.19 ID:ZEKydd1K0





327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:18:57.02 ID:vxxQHp3s0





331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:24:24.64 ID:ZEKydd1K0

耳って何だよ!食パンか!?



335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:39:30.15 ID:EYAtJlFb0

【後日談】
パーティー翌日


春香「プロデューサーさん・・・どうして・・・・?」

春香「私、『また明日から頑張りましょうね』なんて・・・・バカみたいだよっ・・・・・」

雪歩「やっぱりダメダメな私達のことなんて嫌いに・・・うぅぅっ・・・・!」

美希「プロデューサーさんがハニーだって、ミキ信じてたのに・・・・ハニーの馬鹿・・・・・」

~~~~~~~~~~~~

社長「実は・・・諸君に悲しいお知らせがある。とても言いにくい事なんだがね」

社長「昨日まで我が765プロの仲間として働いていたプロデューサーだが・・・昨日付けで退社することになった」

~~~~~~~~~~~~


あまりの突然の知らせに、私達はどうすればいいかわかりませんでした。
ただただ、俯いて頬を濡らすほかありませんでした・・・・・・



336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:40:09.96 ID:cnuJkVT30

きたー



337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:44:45.10 ID:k9DC9xdrO

きたああああ



341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:46:16.23 ID:qqm+gkCZ0

きたあああああああああ



342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:47:26.20 ID:EYAtJlFb0

真「どうしてボク達に何も言ってくれなかったんだろう・・・」

響「自分がこの前真とケンカしてたからいけなかったのか?うぅぅっ・・・・」

貴音「あなた様・・・わたくしはまた、道に迷ってしまいました・・・・・」


ドンッ!

伊織「ちょ、ちょっと!プロデューサーが辞めたって本当なの!?どういうことよっ!!」

小鳥「伊織ちゃん・・・・・」



346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:55:41.37 ID:EYAtJlFb0

小鳥「プロデューサーさんはきっと責任を感じていたんでしょうね・・・みんなを、トップアイドルにできなかったことを」

伊織「はぁ!?なによそれ、バッカみたい!!なにもそれで、プロデューサーごと辞めることないじゃない!!」

伊織「もう知らないわあんな奴!二度と伊織ちゃんの前からいなくなって、どこへでも好きな所にいっちゃえばいいのよ!!」ダッ

あずさ「伊織ちゃん・・・・・」

亜美「亜美達、もう二度と兄ちゃんと遊べないのかな・・・・?」

真美「うん・・・・」



伊織「うぅっ・・・・ぐす、ひっぐ・・・・」

律子「伊織・・・・・」



353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:04:59.24 ID:EYAtJlFb0

やよい「プロデューサー、最近ちょっと変でしたもんね」

千早「私達とカラオケに行ったり・・・」

美希「ミキはキラキラしたお洋服買ってもらったよ」

春香「やっぱり、プロデューサーさんは、私達の夢を叶えてくれようとしてたんだね。最後だからって・・・・・」

響「自分はそれでも納得できないぞ!!たとえ仕事がなくたって、それがプロデューサーのせいだとは一度も・・・!」

律子「・・・まあ、でもみんなのためを思っての判断だったんだと思うわ。その意思は、汲み取ってあげるべきよ」

律子「私だって・・・全然納得いかないけど、今は強引に納得するしかないもの」



356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:15:29.11 ID:EYAtJlFb0

小鳥「でも、いつまでもメソメソしていたら・・・それこそプロデューサーさんが悲しむと思うの」

小鳥「プロデューサーさんの夢は、みんながトップアイドルになる事だったんだから」

春香「・・・そう、ですよね」

春香「プロデューサーさんが残してくれた思い出を、悲しい思い出にしないためにも」

春香「私達、トップアイドルにならなきゃ!」

春香「みんな・・・もう一度、一緒に頑張ろう・・・?ねっ?」


涙を浮かべながら震える声で言った私の言葉に、あまり説得力はなかったけれど・・・
みんなの心が再び一つになっていくのが、なんとなくですけど分かった気がしました。



359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:25:58.50 ID:EYAtJlFb0

真「春香の言う通りだよ、プロデューサーの教えが間違ってなかったってこと、証明できるのはボク達しかいないじゃないか!」

響「自分もそう思うぞ!プロデューサーが教えてくれたこと、思い出せばどんなピンチもなんくるないさー!」

美希「ミキもプロデューサーさんに買ってもらったキラキラな服をステージで着れるように、お仕事頑張るの!」

雪歩「そっ、そうだよね・・・!これからもレッスン頑張ってトップアイドルになれたら、プロデューサーにも喜んでもらえるよね!」

真美「兄ちゃんのことだから、きっと真美達がトップアイドルになれば、またヒョッコリ帰ってくるよ!」

亜美「ね→!亜美もそう思うな→!!」

春香「うん・・・うん・・・・!」


小鳥「(このみんなの強い心と抜群のチームワーク・・・・これが、プロデューサーさんが私達に残してくれた一番の宝物、なんですね)」



365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:37:15.27 ID:EYAtJlFb0

社長「ウォッホン!度々急な話になってしまって済まないが・・・実は、後任のプロデューサーとも話がついていてね」

社長「なんでも、数日後には我が事務所に顔を出しに来るらしい」

春香「新しい・・・プロデューサーさん・・・・?」

社長「・・・うむ、君達にとっては辛い変化の連続になってしまって心苦しいが、今後は彼の元で、アイドル活動に励んでほしい」

春香「・・・はい、わかりました」

雪歩「お、男の人・・・・・うぅぅ・・・・」

千早「・・・決まった事なら仕方ないわ。少しでも前のプロデューサーのこと自慢できるように、私達がしっかりしなきゃ」

真「うん、・・・そうだね」



367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:45:52.00 ID:EYAtJlFb0

>>294の続きから


新P「ふーっ、なんとか間に合ったな・・・出勤初日だし、気を引き締めて頑張らないと!」

ガチャ

新P「おはようございまーす!」

新P「・・・って、あれ?誰もいない・・・・」

小鳥「あら、あなたが新しいプロデューサーさん?初めまして、765プロ事務員の音無小鳥といいます」

新P「あっ、はじめまして!俺が今日からプロデューサーをさせていただくことになっている者です!よろしくお願いします!」

小鳥「アイドルのみんななら、練習スタジオにいますよ。顔を出されてはいかがですか?」

新P「そうなんですか?ありがとうございます、早速みんなのこと見させてもらいますね」



368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:50:19.75 ID:EYAtJlFb0

ガチャ・・・

新P「初めまして!俺が新しいプロデューサーの・・・・・」

~♪

~♪

ピタッ

「あ、あなたは・・・・?」

新P「・・・って、練習の途中だったか!すまんすまん!」

新P「邪魔しちゃ悪いし、続けてくれ!俺のみんなの歌やダンス、気になるからさ」



374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:59:35.59 ID:EYAtJlFb0

~♪

~♪

新P「(す、すごい完成度じゃないか・・・・どうして今まで売れてなかったんだろう)」

新P「い、いや・・・すごかったよ!歌もダンスもこれだけできれば、もうトップアイドルも間違いないんじゃないか!?」

春香「初めまして、あなたが新しいプロデューサーさんですよね?」

新P「ああ、そうだ。これからよろしく頼むな、みんな!」

春香「それで、早速お願いがあるんですけど・・・・・」

新P「ん?なんだ?」



377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:07:56.58 ID:bNqtE8pqO

ゴクリ・・・・・・



379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:12:43.84 ID:EYAtJlFb0

春香「どうしても、今の曲をプロデュースしてほしいんです!」

新P「え、ええっ?それはもちろん構わないけど・・・・何かこだわりとかあるのか?」

千早「この曲は、私達が前のプロデューサーに贈った曲だったんです」

美希「だから、この曲をもう一度聞いてもらうために・・・・絶対この曲をプロデュースしてほしいの!」

真「そのためにボク達、一生懸命練習したんです!だから、いきなり押しつけがましいですけど・・・よろしくお願いします!」

新P「・・・そっか、みんなは前のプロデューサーさんのことが、大好きだったんだな!」


「「「はいっ!!」」」



382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:20:17.01 ID:EYAtJlFb0

新P「(来ていきなり前のプロデューサーさんの話をされると、ちょっと複雑だけど・・・)」

新P「(でも、それが俺の初仕事とあれば・・・全力で成功させるしかない!彼女達の、新しいプロデューサーとして、新しい一歩として!!)」

新P「じゃあ俺は早速、曲の売り込みやテレビ局にオーディションの依頼をしてみるよ!」

新P「みんなは引き続き練習、がんばってな」

「「「ありがとうございますっ!!」」」


・・・バタン

新P「765プロが誇る最高のアイドル達・・・・なんとなく、分かった気がする」

新P「よし、俺はデスクワークに励むとするか!」



385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:26:46.61 ID:EYAtJlFb0

小鳥「どうでしたか?みんなの様子は」

新P「すごくいい子たちでしたよ、みんな目も輝いてました」

新P「あの輝きを必ず大勢の人に届けるために、俺も全力を尽くすつもりです!」

小鳥「それは頼もしいですねっ」

新P「はい、任せてください!」

新P「(大勢の人・・・・そして何より、あの通りすがりの一ファンの人にも、届けてあげないとな)」



388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:32:28.32 ID:EYAtJlFb0

小鳥「あ、それとこれ・・・前のプロデューサーさんからの引き継ぎの書類みたいです。」

小鳥「あなたに渡してあげてくれって、社長が・・・・・」

新P「ありがとうございます」

ズシッ

新P「お、重っ・・・いったいどれだけあるんだ、これ・・・?」

ペラ・・・ペラ・・・

新P「(す、すごい・・・普通では気付かないような細かいところにまで、指摘が行き届いている・・・・)」

新P「(よっぽどよく見てたんだなあ、みんなのこと・・・・・)

新P「(本当に、この事務所が大好きだったんだな・・・・)」



393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:42:43.30 ID:EYAtJlFb0

それからというもの、新プロデューサーさんの真摯な働きぶりのおかげで
曲の売り込みは順調に進み、なんとTV出演まで決まりました。
どうして新しいプロデューサーさんが、私達のアピールポイントを細かく知っていたのかは不思議だったけど・・・

確かに私達のことを直接導いてくれたのは、新しいプロデューサーさんかもしれません。

・・・でも、私達の原点・・・
アイドルとして、大事なことを教えてくれたのはプロデューサーさんでした。



396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:53:15.11 ID:EYAtJlFb0

プロデューサーさんのために、プロデューサーさんのことを思って、みんなで歌った曲・・・・・

私達は、やっぱりプロデューサーさんがいい!

私達が諦めずにいれた勇気、私達が頑張れたやる気
ぜんぶぜーんぶ、プロデューサーさんがくれたものなんです!

私達は、それを伝えることに決めました。
プロデューサーさんとの思い出が、こうして最高の思い出に形を変えたんですから!


そして、私達はTV出演の日を迎えました。



401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 23:00:08.63 ID:EYAtJlFb0

元P「ふーっ・・・そろそろ始まるかな、M@Sステ」

元P「まさか本当にオリコンにランクインして、TV出演まで決めるとはな・・・・」

元P「よっぽど俺が役に立たなかったかって話だよな、はははっ・・・」

元P「引き継ぎの資料も、少しは役に立ったといいな・・・・・」

元P「・・・・・」

元P「つ、次がみんなの番だ・・・・!」ドキドキ



402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 23:01:33.02 ID:JIn0MT+h0

なんだかせつないな・・・



407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 23:05:13.74 ID:EYAtJlFb0

「えーっ、続きまして765プロの皆さんですどうぞー!」

元P「だ、大丈夫かな・・・・うわっ!本当にみんなが出てきた!!」

元P「おおおおっ!!みんながTVに映ってるぞーー!!!」

元P「よかった・・・・本当によかった・・・・・っ」


「えー、彼女達は竜宮小町で有名な765プロに所属アイドルさん達ということで・・・」

「なんと、新曲リリースから1週でのランクインと、異例のデビューを果たしたグループですね!」


元P「もう涙で画面がよく見えない・・・・・」



409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 23:16:23.44 ID:EYAtJlFb0

「なんでも新しいプロデューサーが赴任してからの電撃デビューということですが・・・」

「プロデューサーさん、何かヒットの秘訣とかあるんですか?」


元P「や、やめろよそんな事聞くの・・・・俺が恥ずかしいだろ」

元P「・・・・・なんてな」


新P「ああ・・・いや、私は何もしていないんですよね」

新P「みんなの、前のプロデューサーさんへの想いが、きっとこのヒットを生み出したんだと思います」

新P「だからこの曲は、私のプロデュースした曲じゃないんですよ」


元P「えっ・・・?ははは、嫌だな・・・全然そういうわけじゃないのに」

元P「・・・でもちょっとだけ、報われた気がするな」



411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 23:17:45.64 ID:KBsd2Wa10

新Pもええ奴やん



413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 23:21:53.76 ID:Oruxe3W00

なんでかすっげーため息出るな



415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 23:23:13.78 ID:EYAtJlFb0

「アイドルの皆さんにも、お話を伺ってみま―――って、うわっ!?」


元P「お、おい!!何やってるんだ、司会者からマイク取ったらダメだろ!!」


春香「プロデューサーさん、見てますよね!?春香です!」

春香「私達、ようやく夢が叶ったんですよ!!プロデューサーさんが教えてくれたこと、ついに実を結んだんですよ!!」


元P「は、春香・・・・・・」



423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 23:42:41.38 ID:EYAtJlFb0

真「プロデューサーにもう一度聞いてほしくて、一生懸命練習したんです!」
やよい「うっうー!プロデューサーも長介もかすみもみてれぅー!?お姉ちゃんだよー!!」
貴音「この場にプロデューサーがいないのは残念ですが・・・」
千早「悔いのないように歌います」
響「もう事務所では会えないかもしれないけど、この曲がある限り自分達はずっと仲間だぞ!」
雪歩「私も、もうダメダメなんかじゃありません!」
真美「きっとまた遊びに来てくれるよね?真美、待ってるからね→!」
美希「プロデューサーさん、・・・ううん、ハニー!この衣装覚えてる?ミキ、キラキラしてるよね?」


元P「みんな・・・・みんなっ・・・・・」


「ええっと、それでは・・・曲の準備のほうお願いします」

「765プロの皆さんで、曲は「MEGARE!」」



430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 23:54:35.25 ID:EYAtJlFb0

「これぞ、プロでしょ!!」

ワァァァァァ・・・!!!!


元P「すごい・・・大歓声じゃないか・・・・・」

元P「俺では連れて行ってやれなかった新しいステージに、みんなは足を踏み入れたんだな・・・・・」

元P「きっとみんななら、新しいプロデューサーの元でもトップアイドルとして上手くいっていけるだろう」

元P「新しいプロデューサーにも、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ・・・・!」



435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:07:24.54 ID:yxnJyHee0

こうして彼女達は、トップアイドルの一員として、新しいスタートを切っていくことになった

そこに俺の姿はないけれど・・・でも、彼女達が俺のことを大切に思ってくれる限り、俺もみんなの事を仲間だと思えるよ。


それに、そんな彼女達のデビューシングルを、俺は手掛けたってことだよな?

彼女達のアイドルとしての、新しい一歩をプロデュースできた事を俺は誇りに思う。

それだけで俺は・・・・すごく幸せだよ。俺は今、きっと765プロで一番の幸せ者なんだ!


俺の顔は、自然と笑顔で輝いていた。そう、みんなと同じように。

後日談・おしまい



436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:07:57.58 ID:wjr/qqXO0

乙だった



441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:09:24.25 ID:MCw36tVFO



うまくまとめたな



446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:09:52.74 ID:78/4mASS0

乙だよ



448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:10:22.07 ID:ZfcXvHr90

乙です
楽しく読ませていただきました



453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:11:43.10 ID:o/yDSEBB0


後日談も綺麗に締めくくられて満足



455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:12:02.87 ID:nj7mkfGt0


よかった



458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:17:16.25 ID:XgG73Vvi0

久しぶりに好みのSSだった。乙。



471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:46:40.47 ID:McccW1G3O


いいお話しでした。


アイドルマスターはゼノグラシアしか知らないのが残念ですが、
このSSに出会ったのを機にゲーム買ってみようかな…!!



450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 00:11:04.31 ID:2frUGi2P0

今週末はアイマスSS多めだな
来週はバレンタインで埋まるんだろうな



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         コメント一覧 (76)

          • 1. 名無し
          • 2012年02月07日 02:21
          • 伸ばす文字(ーとか~)を→にしてるのは、流行りなの?
            スゴくバカっぽく見えるんやけど。
          • 2. 名無し
          • 2012年02月07日 02:32
          • バンナム本社にメールされたらいかがですか(笑)?
          • 3. モバマスP
          • 2012年02月07日 02:33
          • ※1 お前…それネタだよな?
          • 4. 名無し
          • 2012年02月07日 02:33
          • ※1
            亜美と真美が話ときは→が使われる
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 02:35
          • 米1
            それ双子の口癖みたいなもんだから
            アイマス知ってる人間なら誰でも知ってることだと思ってたんだけど
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 02:53
          • 書き込みに中途半端な関西弁を使うのも流行なの?
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 02:51
          • アイマス全然知らないけど、キャラ付けで使ってるのは容易に想像できた
          • 8. nanashi
          • 2012年02月07日 02:57
          • ちょっとMEGARE聞いてくる
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 03:18
          • MEGEROって読んでしまうのはなぜだろう
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 03:37
          • 赤羽根P好きだけど、こういうPも悪くないね
          • 11. 名無し
          • 2012年02月07日 03:39
          • ※1
            君のにわか関西弁の方がよほど馬鹿っぽく見えるね!
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 05:08
          • 珍しく、ちょっと切ないけどイヤなとこのないイイハナシダッタナー(´;ω;`)

            と思ってたら米1で噴いたwww
          • 13. ななし
          • 2012年02月07日 06:39
          • 結構上手くまとまってるのに※1の人気っぷりがやばいwwwwww
          • 14. 名無し
          • 2012年02月07日 06:53
          • まあ、アイマスとかはバカっぽいよね。でもバカっぽいのが現代で評価されてるんだからそれを受け入れるべき。昔は『ひらがな(笑)。オマエ女かよwwwキモwwww』とか『カタカナ使ってるけどいつからボウズになったの?』って言われてたのに今や新聞にもひらがなやカタカナが氾濫している事実。

            あと、米1は関西とは限らない。中四国でもいう。
          • 15. モバマスP
          • 2012年02月07日 07:14
          • 5 元Pと新P組めば最強じゃね?


            元Pが876トリオのプロデュースして765と対決するという続編を妄想してしまった
          • 16. ななし
          • 2012年02月07日 07:31
          • ちょっとだけ救いがあってよかったです
          • 17. アイマスちゃんが亡くなって
          • 2012年02月07日 07:35
          • 一年が経ちます

            リメンバー9.18

            お線香あげていきます

            つ[毎日香]
          • 18. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 08:31
          • 自分の退社なんて重要事項を最後まで伝えないで済ませるような社会人の自覚ゼロのPだから
            売り込みが上手く行かなかったんだろうなって容易に想像できる
          • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 09:45
          • ※18
            引継ぎはちゃんとしてるし問題ないんじゃね?
            てか基本的に退職なんて同じ部署か総務・人事でもない限り直前まで知らないなんて別に珍しくもない
            少なくともうちの会社ではそうだな
          • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 10:53
          • ※18
            ちゃんと上層部に辞表受け取ってもらってんだから無問題だろ
            しかも1週間かけて作った引き継ぎ資料は新Pが十二分に活かしてくれたし、
            理想的な退社じゃねーか
          • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 11:25
          • まあでも結局営業の才能なかったってことかな・・・もの悲しいね
          • 22. 名無し
          • 2012年02月07日 12:33
          • 営業の才能っていうより、アイドルのハングリー精神的なものに火を付けられなかったってことだろ
            新Pは元Pの退社でいい感じに火の付いた状態のアイドルを引き継げたってだけで、元Pの時点でポテンシャルは相当高かったんじゃね?
            アニマスは1stライブが起爆剤だったけど、今回は退社騒動がそれだったってことだろ
          • 23. nanashi
          • 2012年02月07日 12:42
          • ※22
            だな
            ポテンシャルはあるけどくすぶってる人が、環境の変化とかで開花するってのは往々にしてよくある。
          • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月07日 13:21
          • ※19
            結構そんなもんだよな。社会人としてーなんていったって
            別に後任探さなきゃいけない立場でもないし、引継ぎもしっかりつくってる。
            事情説明せずにやめるなんてたまにあるしな。
            無論仕事によっては事前にいっておかないとまずい仕事もあるんだろうが。
            営業能力に疑問が残るのは確かだけど、社会人の自覚ーとかわけわかんないこと
            ぬかしてんなよ
          • 25. な
          • 2012年02月07日 16:16
          • 元Pの退社で火ついたからよかったけど、逆にショックで引きずったら最悪の引き継ぎだった(笑)
          • 26.
          • 2012年02月07日 18:36
          • 米25
            悩みを自己対話で解消できて、周りも幸せにする超人がいるから大丈夫
          • 27. nanaーsi
          • 2012年02月07日 19:47
          • 4 良い話だったが最後の>>450で現実に戻されたwww
            そして米1の無能っぷりwwwなんだアイツwwww
          • 28. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月08日 03:42
          • バイトくらいしか経験してないんだろうなぁ
          • 29. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月08日 16:32
          • 5 M@Sステの新P~765プロアイドルのコメントで思わず泣いてしまった。
            元Pも新Pも良いPだな~元Pには次の職場で頑張ってほしい。
            素晴らしいSSだった。元P主人公の外伝を作って欲しいくらい。
            数年後、765プロと元P担当アイドルが共演とかなんてしたら多分号泣するw
          • 30. 名無し
          • 2012年02月10日 17:26
          • 辛いです…
          • 31. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月11日 14:18
          • プロデューサーの仕事って制作業務の統括で、言ってみれば指揮官なわけだから、
            アイドルとしての素地を作ってチームとして纏め上げたこのPは、プロデューサーとしてむしろ有能だと思う。
            みんなが売れなかったのは、営業マンを雇わなかった社長の責任なんじゃ?
          • 32. 七草粥
          • 2012年03月18日 15:26
          • ジーンときた
          • 33. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年04月18日 23:43
          • これは救いなのか
            俺なら悔しい思いをするだけだなきっと

            ファーストライブで最後まで竜宮が来なくて大失敗したSSも結構心にきたなぁ
          • 34. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年04月24日 13:23
          • 5 お腹がなんだかズンときて辛い。前が見えない
          • 35. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年06月28日 00:41
          • 4
            ……俺なんで泣いてんだろ。
          • 36. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年07月05日 04:43
          • 安易に元Pが「直前で心変わり」して思いとどまらなかったのがいいね
          • 37. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年08月19日 22:55
          • BADENDじゃないんだけどHAPPYENDでもない選択肢を選んだような切なさがある
          • 38. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年08月22日 09:38
          • そうさ、これぞTRUEENDさ
          • 39. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年08月25日 09:05
          • 5 キツい
          • 40. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年09月28日 21:18
          • 4 久しぶりに感動した。
          • 41. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年10月11日 20:47
          • アイドルの懐き具合やレッスンの指導描写を見るに、純粋に営業力が不足してただけなんだろうな
            いくら成果を出せなかったとは言え、みんなから愛される努力家が報われないということは嫌なものだ
          • 42. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年10月13日 00:50
          • 個人的には泰Pから赤羽根Pに引き継ぎになったイメージ
          • 43. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年10月14日 03:00
          • は?新Pって誰だよ?
            なんの説明もないけど…
          • 44. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年10月22日 03:07
          • ※43
            キミはもうちょっといろいろな本を読んで読解力を身につけたほうが良いと思う
          • 45. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年11月20日 23:27
          • バッドエンドほどじゃないけど、ビターエンドって感じ
            元Pはもちろんだけど、担当アイドルが前任者の為に頑張る姿を見せられる新Pも不憫だ……
            二人とも前向きだからあんまりそんな印象ないけど
          • 46. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月25日 04:38
          • 一人に何人もアイドルを就かせる社長のせいじゃね
          • 47. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年01月18日 21:57
          • あんなにいるんだし、Pと新Pでやればいいのになぁ
          • 48. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年01月20日 18:08
          • 数日後、そこにはシンデレラプロジェクトに関わる一人のPの姿が……
          • 49. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年03月16日 20:04
          • この人に営業一人付けられなかった弱小プロの悲哀って感じですな
          • 50. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年04月11日 07:57
          • 5 ビターエンドだな、涙腺がマジでヤバい
          • 51. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年04月18日 11:27
          • 5 いい話だったな。新Pも元Pも良い人だし
          • 52. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年05月18日 18:39
          • 5 元pが辞める理由は頷けるし、キッチリ辞めたからこそいい話になったとは思うけど
            それでもやっぱり切ないな。
          • 53. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年05月23日 22:54
          • 評価される理由が分からない。
            こんなに元居た人に依存している様を見せつけられた事務員や社長はどうすりゃいいんだ。相談されてたのに辞めさせてしまったと後悔が止まないだろうに。何より、新Pの心境は最悪だろう。自分より元居た人の方が良いと、これから担当していく人全員に告げられたも同然なんだから。
            若いからアイドル達が突っ走ってしまうのは仕方がないが、元Pは新しい人のことも案じないのか。あれだけ前半部に心理描写があったにも関わらず。

            周りにせっつかれて作った後日談は、明らかな蛇足。だと思う。って↓が言ってました。
          • 54. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年05月25日 21:17
          • ウィ
          • 55. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年06月04日 22:10
          • ※53-54
            ワロタwwwww
          • 56. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年06月06日 19:33
          • 新Pかわいそすぎじゃないか?
            ゲーム的に旧Pが自分なんだろうが、新P目線の話ならいたたまれなさ過ぎて疎外感すごいと思う
          • 57. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年07月08日 21:00
          • >>56
            別に嫌われてるわけでも、虐められてるわけでもないし
            アイドル達だって「前のプロデューサーが良かった」って全面に押し出すわけじゃないだろ。
            それで疎外感に苛まれたとして、そもそも前Pの存在が無かったらラストに繋がらなかったかもしれないし、
            仕事がいい方向に向かうなら、それに越したことはないんじゃないの?
          • 58. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年08月12日 11:37
          • 小鳥さんがいい仕事してるな
          • 59. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年08月27日 23:48
          • はじめてssでないたわ
          • 60. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年09月25日 01:35
          • ただのSSなのに偉そうに批判とかしちゃう奴wwwwwwwww
            ちょっとの穴も見逃せないような細けぇ性格ならもう読むのやめた方がいいぞ^^

          • 61. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年10月11日 08:01
          • 2 後日談の蛇足感がパない
          • 62. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年10月19日 21:55
          • 米54www
            なんかしら765を叩きたい961おっさんじゃないかw
            そら言うわw
          • 63. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年11月03日 16:15
          • 5 泣いちまったじゃねえかどうしてくれる
          • 64. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年12月11日 13:51
          • 4 元Pは育成の力は有ったけど、売り込みがダメだったのか…
          • 65. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年03月13日 16:55
          • コメ読んでて黒井社長いたからワロタ
          • 66. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年04月11日 01:39
          • マネージャーと分けよう
          • 67. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年04月21日 23:27
          • 5 泣いてしまった・・
            最近読んだssで一番良かったわ

            黒井社長ww
          • 68. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年07月26日 18:33
          • せつねぇ…
          • 69. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月15日 12:37
          • 美希が放送中にハニー呼びしちゃったのはマズいんやないか?
            絶対に炎上すると思うけど
            それに断りなく司会者からマイク奪い取って、台本無視して勝手に喋りだすとか大丈夫なん?
            てか、生放送でもなければ編集でカットされそうな気もするけど
            ノリで書いてるんやろうけど、そこが気になったわ
            新Pも可哀想だし
          • 70. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年11月08日 14:44
          • ※69
            最後の1行については余計なお世話としか言いようがない
          • 71. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年10月17日 10:10
          • ここから旧Pが961に拾われて木星のプロデュースを開始。木星との親交を深めつつ悩みながら765アイドル達と戦ってゆく話を双方のプロダクション視点で読みたい(他力本願)
          • 72. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年10月23日 01:53
          • ※72!くっ
          • 73. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年11月12日 09:19
          • ※14のいう昔が1000年単位な件について
          • 74. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年12月19日 04:00
          • タイムスリップでもしてきたんじゃない(適当)?

          • 75. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2019年08月30日 18:19
          • 元彼のために頑張る彼女と付き合う男
            それが新Pって感じで興奮した
          • 76. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2020年06月11日 11:13
          • あれ・・・元Pがプロデュースして新Pが営業したら最強じゃね?

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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