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P「貴音は寝るときパジャマじゃないのか?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:11:38.91 ID:+HEwd1jYO

貴音「確かめてみますか?」

P「えっ」

貴音「ふふっ」




アニメのネタをけっこう入れてます
次レスからパソコンで書き込みます


パジャマガール



2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:15:44.39 ID:Y5N3wW4Q0

P「そ、そういえば貴音は冗談が好きだったよな。
 けど、そういう冗談は相手を勘違いさせるから、やめといた方がいいと思うぞ」

貴音「勘違い、とは?」

P「それは……つまり、寝るときの姿を見せる位だから、相手の事を憎からず思ってるとか」

貴音「…………」

P「もっと言えば好きだとか。まあ、これは少し飛躍しすぎかもな」

貴音「……ならば勘違いではありませんね」

P「え?」

貴音「つまり、あなた様の事をお慕い申していて、それ故に見て頂きたいということです」

P「お慕いって……ええぇ!?冗談だよな?」

貴音「おや、これが冗談で言っている顔に見えますか?」ジッ



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:19:46.70 ID:Y5N3wW4Q0

P「そ、そりゃあ貴音にそう思って貰えるのは嬉しいというか、男冥利に尽きるというか」

貴音「……」

P「でも、俺とお前はプロデューサーとアイドルの関係であって、そういうのは駄目な訳でだな……」ブツブツ

貴音「……」

P「しかし、最後に重要なのは二人の意思でもあるし……」ブツブツ

貴音「……くすっ」

P「でもやっぱり、貴音の気持ちにはって……ん?」

貴音「ふふっ。失礼、冗談が過ぎました。
   確かにあなた様の事は大変信頼していますが、男女の仲を指す意味合いではありません」

貴音「今日のあなた様は眠そうな御様子でしたので、眠気覚ましに冗談を、と思い立ったのです」



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:23:46.24 ID:Y5N3wW4Q0

P「貴音、確かに眠気は吹っ飛んだけど心臓に悪いよ。
おかげで、寿命が少し縮まったかも」

貴音「ふふ、それは失礼しました。……では、お詫びに手料理を振る舞わさせて頂くというのは如何でしょうか。
   それで、水に流してはもらえませんか?」

P「……それも冗談なんだよな?」

貴音「いえ、これは決して冗談ではありません。それに、前々からあなた様の頑張りに対して
   何か報いる事ができないかと考えていました」

P「うーん……。その気持ちは凄く嬉しいけど、報いるってのはちょっと大袈裟じゃないか?
 それに、貴音が頂点を目指して俺と一緒に頑張ってくれる」

P「それ自体が報いるって事だし、何よりそれが最高に嬉しいよ。
  ……って、この台詞はちょっとくさかったかな」

貴音「あなた様……」



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:27:46.42 ID:Y5N3wW4Q0

P「だから料理を作ってもらわなくても、」

貴音「で、でしたら料理を振る舞う事に特別な意味なく、
   一人暮らしが問題なく出来ているかどうか、上司としてのちぇっく」

貴音「その一環として、食べては貰えませんか?」

P「……なるほど。そういう事なら是非、ごちそうに預かろうかな」

貴音「よ、よろしいのですか?」

P「ああ、こっちこそ頼むよ。実は最近、コンビニの弁当ばかりで手料理に飢えてたんだ」

貴音「承知しました。腕によりをかけて作らせて頂きます」

P「それじゃあ、むさ苦しくて悪いけど、俺の自宅で良いか?貴音の所は男子禁制だしな」

貴音「はい、勿論です」



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:31:47.38 ID:Y5N3wW4Q0

P「よし。じゃあいつにしようか」

貴音「急ではありますが今日は如何でしょうか。明日は週末ですし、運良くあなた様の休暇日でもあります。
   手の込んだ料理を作る余裕もありましょう」

P「そうだな。急ではあるけど折角なら、貴音の気合いの入った料理を食べたいし」

貴音「ええ、お任せ下さい」

P「じゃあ、そういうことで頼むよ」

貴音「はいっ」

P「ところで、貴音はどうして俺の休みを知ってるんだ?不定期だから把握しにくいだろ?」

貴音「っ……、それは……」

P「それは?」



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:35:45.91 ID:Y5N3wW4Q0

貴音「そ、そうです!先ほど申し上げた通り、前々からあなた様を労いたいと考えていた故に
   休暇日を把握していたのです!ただそれだけの事です!」

P「……」

貴音「(必死過ぎたでしょうか……)」

P「貴音、お前……」

貴音「(もしや、私の気持ちがばれたのでしょうか?だとすれば、穴掘って埋まってしまいたい気分です……)」

P「そこまで俺に対して……」

貴音「ううっ……///」

P「感謝してるなんてな」

貴音「へ?」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:39:46.78 ID:Y5N3wW4Q0

P「いやあ、そこまで感謝されるなんてプロデューサー冥利に尽きるよ」

P「たまに休みがあるものなら、美希や亜美真美にどっか連れてってくれとか、
 千早に練習に付き合ってくれとか」

P「あずささんは道に迷ったから、迎えに来てくれとか」

P「真には女の子らしさを研究するために、デートの真似事してみましょうとか」

貴音「…………」ピクッ

P「雪歩にいたっては、お茶には妥協できないとか言って、泊まりで静岡まで茶摘みに付き合わされるし」

貴音「…………」ピクピクッ



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:43:46.38 ID:Y5N3wW4Q0

P「まあ、どうせ寝るだけの休日だし、あいつらの普段を知るって事で悪くはないけどな。
 だけど、俺の体力を考えてほしいよ」

貴音「そうですね。やりがいのある仕事ではありますが、色々とすとれすが溜まるのもまた事実」

貴音「ですから、すとれす解消の為に、あなた様に協力して貰いたいのでしょう」

P「そうだな。けど、いくら使い勝手が良いからって、
 それに付き合わされる俺の身にもなって欲しいよな」

貴音「……本当にそれだけの理由でみなは、あなた様を連れ回すのでしょうか?」

P「え?そりゃ、そうだろ」

貴音「……はあ。あなた様があなた様であるからこそ、私達は頑張れる訳ですが
   時々、その性格が恨めしくなることもあります」

P「ん?それってどういう意味だ?」

貴音「……どんかん」ボソッ



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:47:47.77 ID:Y5N3wW4Q0

ガチャ
バタン

やよい「うっうー、ただいま帰りました!」

伊織「ただいま」

貴音「お帰りなさい」

P「お、二人ともお帰り。それとお疲れ様。どうだった、生放送は?」

やよい「伊織ちゃんのおかげで大成功です!
    私がミスしそうになると絶妙のタイミングで、フォローしてくれるんですよー」

P「そっか、さすが伊織だな」

伊織「にひひっ、そんなの当然。それにやよいが頼りない分、尚更やりがいがあるってものよ」

やよい「えへへ。私たち名コンビだね、伊織ちゃん」

P「そうだな。でも、やよいも伊織と同い年だし
 家ではお姉ちゃんなんだから、もう少ししっかりしないとな」ポンポン

やよい「は、はい!私もっと、もーっと頑張ります!///」

貴音「(ふふ、微笑ましい光景ですね。まるで兄妹のようです)」



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:51:46.30 ID:Y5N3wW4Q0

やよい「えっと、プロデューサー。ご褒美にいつものお願いできますか?」

P「いつものって……あれか?いいけど、やよいも好きだな」

貴音「(いつもの?はいたっちの事でしょうか?)」

やよい「えへへ、一日一度のハグタッチです」

貴音「はぐたっち?はて……」

やよい「じゃあ、いきますよ?……ハグターッチ!」ダッ

貴音「!!!」

P「おっと。今日は随分勢いがいいな」ギュッ

やよい「えへへ、プロデューサーなら受け止めてくれるって、信じてますから///」ギュッ

P「はは、それは光栄だな」ポンポン

貴音「こほん。……説明いたしましょう。はぐたっちとは互いが抱きしめ合い
   やさしく相手の背中をぽんぽんと叩く行為なのです!」ドンッ

伊織「あ、あんた誰に説明してるのよ……」



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:55:45.85 ID:Y5N3wW4Q0

P「……よしっと。満足したか?やよい」ナデナデ

やよい「はい!これがないと生きていけない、これがあるから、辛い練習も頑張れるかなーって」

P「おいおい、飲兵衛みたいなこと言うなよ」

やよい「のんべえ?それってお酒が好きな人ですよね?わ、私お酒なんて飲んだことありませんよぉ!」

P「あはは、物の例えだよ。それにやよいじゃ一口舐めただけでダウンしそうだしね」

やよい「む、そんなことありません!駆けつけ三杯は余裕です!」

P「本当か?それじゃあやよいが成人したら、バーに付き合ってもらおうかな」

やよい「はい、もちろんです!」

P・やよい「wwwwww」キャッキャッ

貴音「(……将来の約束を取り付けるとはやりますね。
   まさか、やよいがここまでやるとは、思ってもみませんでした)」

伊織「…………」ジッ



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:59:45.43 ID:Y5N3wW4Q0

貴音「(ところで)」チラッ

伊織「…………」ジィッ

貴音「(先ほどから羨ましそうに見ていますが、素直になれない伊織のことです。
   よくて褒めてもらうが関の山でしょうね)」

伊織「ね、ねえ。あんた」

P「ん、何だ伊織?」

伊織「やよいだけって訳じゃないわよね。私にもいつもの頼むわ」

P「やれやれ、伊織もか。二人とも甘えん坊だな」

伊織「う、うるさい!いいから、さっさとそこのイスに座りなさい!」

P「分かった、分かった」ストン

伊織「すぅー……、はぁー……」

貴音「(深呼吸までするとは一体何を?)」



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:03:46.14 ID:Y5N3wW4Q0

伊織「じゃあ、いくわよ?」

P「いつでもどうぞ」

伊織「……んっ///」ストン

貴音「!!!」

やよい「わあ、伊織ちゃん大胆」

伊織「と、特別に撫でても良いわよ」

P「やれやれ。素直じゃないな」ナデナデ

貴音「……」ワナワナ



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:07:49.69 ID:Y5N3wW4Q0

伊織「ちょっとあんた。落っこちないように、もっと力いれなさいよ!」

P「はいはい」ギュッ

伊織「……っぁ……///」ギュッ

貴音「……これも説明しなければなりませんね」

貴音「なんとあの方の膝の上に伊織が鎮座し
   片手はお腹に回してもらい、もう片方では撫でて貰っているのです!」ドン

やよい「た、貴音さん、何か見えるんですかー?」

貴音「補足すると、伊織の腕の中にはしゃるる・ど・二世が抱かれています!」ドドン

やよい「ふえぇ……、黄色い救急車の出番かなーって感じです……」



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:12:16.53 ID:Y5N3wW4Q0

伊織「あ、ありがと。もういいわ。これ以上したらもたないし」スタッ

P「もたないって何がだ?伊織は軽いから一日中持ってても問題ないぞ?」

伊織「い、一日中!?悪くはないけど、天下のトップアイドル伊織ちゃんにそんな時間はないわ!」

P「そっか。まあ、して貰いたくなったらいつでも来いよ」ポンポン

伊織「……っ///子供扱いすんじゃないわよ!///」バシッ

P「あ痛っ!」

貴音「(正直、羨ましいです……)」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:16:27.31 ID:Y5N3wW4Q0

やよい「あ、伊織ちゃん。そろそろダンスレッスンの時間だよ。スタジオに行かなきゃ」

伊織「そうね。じゃあ私達このへんで失礼するわ。あんたも油うってないでキリキリ働きなさいよ」

P「はいはい」

やよい「それじゃあ、いってきまーす」

ガチャ
バタン

P「さてと、じゃあ俺たちも現場に行くか。えっと、インタビュー記事とグラビア撮影の二つだったな」

貴音「ええ」

P「よし、じゃあ張り切っていこうか」



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:20:22.11 ID:Y5N3wW4Q0

――数時間後、765プロ――

P「ただいまー」

貴音「ただいま帰りました」

春香「あ、二人ともお帰りなさい」

P「あれ?春香、今日はレコーディングの収録日じゃなかったか?随分と帰ってくるの早かったな」

春香「うふふ、何でだと思います?」

P「うーん、……サボったとか?」

春香「ひ、酷いですよ、プロデューサーさん!」

P「はは、ごめん春香。冗談だよ、冗談」

春香「もうっ、次で当ててくれないとデコピンしちゃいますよ?」プクッ



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:24:23.19 ID:Y5N3wW4Q0

P「……本当は一発オッケーだったんだろ?」

春香「す、凄いですプロデューサーさん!そのあと、何回かやり直したんですけど
   結局は一回目が採用になったんです。でも、どうして分かったんですか?」

P「そんなの簡単さ。最近、春香はメキメキと実力つけてるからな。
 ヴォーカルの先生も春香の事誉めてたぞ」

春香「本当ですか!?」

貴音「ええ、確かに最近の春香の進歩には、目を見張るものがあります」

貴音「春香の歌い手としての魅力は、何と言っても明るく弾むような歌声ですが、最近は色香や情緒――」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:28:22.51 ID:Y5N3wW4Q0

貴音「言ってみれば、あだるとな魅力が備わってきた思います」

貴音「(それも、きっと恋をしているからでしょうね……)」チラッ

P「そうだな、確かに最近の春香は大人っぽくなった」

春香「やったあ!貴音さんにそう言って貰えるなんて、凄く自信がついちゃいます。ありがとうございます!」

貴音「ふふ、本当の事を言ったまでです」

P「おいおい、俺だって誉めてるんだぞ」

春香「えへへ、サボったなんて言っちゃう
   プロデューサーさんには、ありがとうなんて言いたくありませーん♪」



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:32:40.64 ID:Y5N3wW4Q0

P「はは、それは酷いな。じゃあ、このプリンは俺と貴音で食べようかな」ガサガサ

春香「あっ、それってあのゴージャスセレブプリンじゃないですか!?」

P「そう、それそれ。帰りに寄ったら運良く二つだけあったんだ。本当はみんな分買いたかったんだけどね」

春香「それでもすごいですよ!運が良いんですね」

P「だから、みんなには悪いけど、俺と貴音で食べようと思ってね」

春香「うぅ……。残念ですけど、そういう事なら仕方ないですね」

P「だけど、レコーディングが上手くいったんだろ?だから、そのご褒美に春香に俺の分をあげようかなって」

春香「ほ、本当ですか?」

P「思ってた」

春香「思ってた?な、何で過去形なんですか!?」

P「だって、ありがとうも言いたくない相手だろ?そんな奴から欲しくないんじゃないか?」

春香「そんなぁ、私も食べたいですよ……」



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:36:44.69 ID:Y5N3wW4Q0

P「仕方ないな。それじゃあ、春香らしい最高の『ありがとう』を見せて貰おうかな。
 そしたらあげてもいいよ」

春香「私らしいですか?……わかりました!」

P「貴音は先に食べてて良いぞ」パカッ

貴音「ありがとうございます。ではお先に」モグモグ

春香「……心の準備が出来ました。じゃあいきますよ?」

P「いつでもこい」

春香「誉めて頂き大変有難う御座います」キリッ

P「ダメだ」

春香「えぇ!心を込めましたよ!?」



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:41:37.80 ID:Y5N3wW4Q0

P「俺との関係はそんな形式ばったものじゃないだろ?だから、もう一回」

春香「(お、俺との関係……///)」

P「どうした春香?」

春香「な、何でもないです。次いきますよ?」

P「ああ、ダメな時はダメって言うからどんどんこい」

春香「ありがとうございます^^」

P「ダメ」



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:45:46.73 ID:Y5N3wW4Q0

春香「ありがとうございまーす☆ミ」

P「ダメ」

春香「あ、ありがとうなんて言わないんだからねっ///」

P「食べたくないのか?……ダメ」

春香「おす!オラ春香!サンキューな!」

P「ドラゴンボールは好きだが、ダメ」

春香「んあー、んあー、りがとうございます」

P「なんだよそれ……」

春香「余が有り難うと言っているのだぞ!」カッカ

P「だ、ダメ」ビクッ

春香「くっ、今の自信があったのに」

貴音「(……二人とも、何だか楽しそうですね)」パクパクモグモグ



51:お姫ちんの怒涛の反撃は中盤から来ます。ごめん:2012/01/04(水) 22:52:52.75 ID:Y5N3wW4Q0

春香「ハァ、ハァ……。もう一通りやっちゃったよ……」

P「どうした春香?降参ならこのプリンは俺が食べるぞ」パカッ

春香「ま、待って下さい」

P「ん、まだあるのか?」

春香「(これは多分違うかも。いや違って欲しいけどやってみようかな)」

貴音「(春香の分も食べたいですね……)」ペロペロ

春香「プロデューサーさん、次いきますよ?」

P「どんとこい」

春香「……ありがとうございます♪」テヘペロコツン

P「あざとい」

春香「や、やっぱり!?」ガーン



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:56:46.12 ID:Y5N3wW4Q0

P「でも合格。ほら、プリン」

春香「って、えぇっ!?これが合格なんですか?」

P「そうだけど、何かおかしいか?」

春香「今の自分でもあざといなって思ったんです。プリンが貰えるのは嬉しいですけど、何だか複雑で……」

P「確かにあざといかもな」

春香「ですよね……」ショボン

P「でも俺は好きだな。春香らしいかって聞かれると実は自信ないけど、一番可愛い表情してるぞ?」

春香「ほ、本当ですか?///」

P「ああ、プロデューサーとして色んな春香を、色んな角度から見てきた結論だ。間違いないよ」

春香「えへへ、一番可愛い顔かあ」ニコニコ

P「まあ、あくまで俺の意見だよ。参考までにな」

貴音「…………♪」テヘペロコツン



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:00:59.80 ID:Y5N3wW4Q0

春香「それじゃあ、頂いちゃいますね」

P「どうぞ、召し上がれ」

春香「あーん」パク

P「どうだ春香?」

春香「美味しいですよこれ!カラメルソースのほろ苦さに、プリンの優しい甘さ」

春香「それに、フルーツもプリンの邪魔をすることく見事にマッチしていて、とっても美味しいです!」パクパク

P「そ、そんなに美味しいのか」ゴクリ

貴音「…………」ゴクリ

春香「それはもう!」

P「……これは俺も食べるしかないな。機会をみて何度か足を運んでみよう」

春香「ふふ、その時はみんなの分もお願いしますね」

P「はは、現金だな。まあ、まかせとけ」



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:04:48.76 ID:Y5N3wW4Q0

春香「!!……そ、それより今食べてみませんか」

P「今って……もうプリンはないぞ?」

春香「ここにあるじゃないですか」

貴音「…………」ゴクリ

P「これって春香のか?でも、春香の食べる分少なくなっちゃうぞ」

春香「そんなの気にしないで下さい。元々はプロデューサーさんのなんですから」

P「うーん……。それじゃあ、いただこうかな。えっと、確か給湯室にスプーンがあったよな。取ってくるよ」ガタッ

春香「い、一緒のスプーンで食べませんか?わざわざ取りに行くなんてめんどうですよ」

貴音「!!!」



62:中盤って言ったけど、無駄に長いんだなこれが:2012/01/04(水) 23:08:58.73 ID:Y5N3wW4Q0

P「俺は構わないけど、春香は良いのか?女の子ってそういうの気にするんじゃないか」

春香「わ、私は気にしませんよ。だから、一緒に食べましょ?」

P「そっか、だったらそうしようかな。じゃあ、スプーン貸してくれ」スッ

春香「…………」ヒョイ

P「」スカッ

春香「…………」ヒョイ

P「ん?」スカッ

春香「…………」ヒョイ

P「…………」スカッ

春香「あーん?」

P「……なあ、春香。それどういうつもりなんだ?」



68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:12:46.35 ID:Y5N3wW4Q0

春香「やだなあ、プロデューサーさん。食べさせてあげるに決まってるじゃないですか」

P「か、勘弁してくれよ。もうそんなことする歳じゃないんだ」

春香「ダメです。じゃなきゃ、プロデューサーさんにはあげられません」

P「おいおい……」

春香「はあ、美味しいなあこのプリン」モグモグ

P「……くっ」

春香「こんなプリンを食べられるなんて、きっとベルタースの飴を貰う子供より幸せだなあ」チラチラッ

P「…………」ゴクリ

貴音「…………」ゴクリ

P「分かったよ、降参だ。……食べさせてくれ」

春香「ふふ、やっと素直になりましたね、プロデューサーさん」



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:16:44.91 ID:Y5N3wW4Q0

春香「じゃあ、いきますよ。はい、あーん?///」

P「あむっ」パク

春香「どうですか?」

P「……美味しい」モグモグ

春香「ですよね。本当に美味しいです///」パクパク

貴音「(か、間接きす……)」

P「あ!春香、俺ももう少し食べたいから、そんなに食べないでくれ!」

春香「え?……し、しょうがないなあ。それじゃあ、変わりばんこに食べましょう」



72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:20:45.44 ID:Y5N3wW4Q0

春香「はい、あーん?///」

P「あむっ」パク

P「うまい!」モグモグ

貴音「あ、あなた様。よろしければ私の、ぷ……っ!?」

P「ん?どうした貴音?」

貴音「いえ、何でもありません……」

P・春香「美味しいwwwwww」キャッキャッ

貴音「(私の分は舐り尽くすほど、食べてしまったのでした……)」



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:24:52.86 ID:Y5N3wW4Q0

P「いやあ、本当に美味しかったな」

春香「ごちそうさまでした。私は特別美味しかったですよ!」

貴音「……ふふ、私もです」

春香「それではプロデューサーさん。時間も余ったので、次の新曲の振り付けの確認してきますね」

P「ああ、頑張ってな」

貴音「頑張って下さい、春香」

春香「はい!では、いってきまーす」

ガチャ
バタン

P「……さて、俺も仕事頑張らないとな」

貴音「ええ、頑張って下さい」



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:25:18.60 ID:Q4TtIwvH0

よし、あとは雪歩といちゃらぶしてくれれば俺は満足だわ



77:すまぬ、ゆきぽの出番はないです:2012/01/04(水) 23:28:52.72 ID:Y5N3wW4Q0

P「確か、貴音は今日の仕事はもう無かったよな?」

貴音「はい、ですからあなた様の帰社時間に合わせて、私もあがろうかと思います」

P「そうだな。それじゃあ帰りにスーパーに寄って食材買っていこうか」

貴音「ええ、そういたしましょう」

P「て事は、今は時間があるってことだよな。
悪いんだけど、倉庫から○○○を持ってきてくれないかな。企画書の作成にちょっと使いたいんだ」

貴音「任せてください。では行って参ります」

P「ああ、頼むよ」

ガチャ
バタン



81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:32:48.99 ID:Y5N3wW4Q0

――廊下――

貴音「……くすっ」テクテク

貴音「共に帰り、共に食料品店に立ち寄って食材を選ぶ」テクテク

貴音「そして、あの方の自宅で料理を振る舞う」テクテク

貴音「まるで、通い妻ですね……///」テクテク

貴音「ですが、いつかは……。ふふ、夢が膨らみます」テクテク



84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:36:44.39 ID:Y5N3wW4Q0

ガチャ
バタン

貴音「あなた様、資料はこれで……おや、響にハム蔵。帰ってきたのですね」

響「ただいま貴音!」

ハム蔵「チュー」

貴音「ええ、お帰りなさい。……あなた様、資料はこれで?」

P「ああ、ありがとう。助かったよ」カキカキ

響「お、プロデューサー。何やってるの?」

P「企画書の作成。でも中身はまだ秘密だ」カキカキ

響「な、なんで?自分気になるぞ」

P「はは、いわゆるトップシークレットってやつだ。まだ、社長と律子しか知らないからな」

響「う゛ー。そう言われると、ますます見たくなるんだけど……」



86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:41:07.37 ID:Y5N3wW4Q0

P「……どうしても見たいか?」

響「えっ、いいの?見せて、見せて!」

P「じゃあ、ちょっとだけな」

響「うん、うん」ワクワク

P「」ペラッ

響「……え?」

P「よし、十分見たな」カキカキ

響「そ、そんなのってないぞ!?何が書いてあるか全く分からなかったさー!」

P「ちょっとだけって言ったろ。まあ、後でみんなに知らせるから」

響「うがー!プロデューサーの意地悪っ!」プンスカ

P「はは、そういじけるなって」ポンポン

響「……ふん」

貴音「(ふふ、響には悪いですが、微笑ましい掛け合いですね)」



87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:41:47.97 ID:IwO+MFev0

お姫ちん最高



91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:47:02.52 ID:Y5N3wW4Q0

響「……わかった。プロデューサーがそういう態度に出るなら、強行手段にでるまでだぞ」

P「面白い、受けてたとうじゃないか」

響「ふっふっふ。泣いて謝っても知らないんだからね?」

P「はは、そりゃ怖いな。で、一体何をするんだ」

響「それは……、こうするんだあ!」コチョコチョ

P「うわっ!ち、ちょっ、響!擽りはっ、勘弁、してくれっ」

響「どうだ、プロデューサー。まいったか!?」コチョコチョ

P「あはは、誰がっ、参るかっ」

響「む?だったら、降参するまで続けるぞ!」コチョコチョ



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:50:18.26 ID:Gzw89fa60

飯はまだかいの



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:51:13.77 ID:Y5N3wW4Q0

P「くっ、こうなったら……擽り返しだ!」コチョコチョ

響「えっ!?……あんっ……///じ、自分擽り、には、弱いんだっ!やっ、やめてええ!///」コチョコチョ

P「だったら、先に、響がやめる、べきだっ」コチョコチョ

響「な、なにおー!プロデューサーが……ふぁっ……///や、やめる、べきだぞっ///」コチョコチョ

P・響・ハム蔵「wwwwww」キャッキャッ

貴音「(私も混ざりたいです……)」ワキワキ



96:おじいさん、飯はまだです:2012/01/04(水) 23:55:01.99 ID:Y5N3wW4Q0

P「……ハァ、ハァ。笑い死ぬかと思った」

響「ハァ、ハァ。自分もだぞ」ニコニコ

貴音「ふふ、響。企画書の事はそっちのけではしゃいでいましたね」

響「あはは、そうだった。自分企画書の為に擽ってたんだっけ」

P「どうする?降参してないけど、見たきゃ見ても良いぞ」カキカキ

響「んー、やっぱりいいや。折角だからみんなで見たいな」ニコニコ

貴音「(ふふ、企画書は口実。ようは遊んでもらいたかったのでしょうね)」

響「じゃあ、そろそろ自分、」

ハム蔵「チュー(待つんだ、響)」

響「ん、どうしたハム蔵?」

ハム蔵「チュー(本当に今のスキンシップだけで帰るつもりなのか)」

響「(だ、だけって、今日のはけっこう頑張った方だぞ?)」ボソッ



100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:56:55.92 ID:kERUAT+m0

ハム蔵さんの入れ知恵か



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:59:01.85 ID:Y5N3wW4Q0

ハム蔵「チュー(確かに今日の響は頑張った。けどな)」チラッ

貴音「?」

ハム蔵「チュー(俺の見立てでは、あの銀髪の姉ちゃん。響の一歩、いや、二歩は先を進んでる)」

響「(そ、それって本当!?じゃあ、このままじゃ自分とプロデューサーは……。い、いくら貴音が相手でも
  そんなの嫌だぞ。自分どうしたら良いんだ!?)」ボソボソッ

ハム蔵「チュー(まあ、落着け。……俺に考えがある、ちょっと耳を貸してくれ)」

ハム蔵「チュー(――――――――)」

響「(そ、そんなことやるの!?魅力的ではあるけど、さすがに恥ずかしいさー……)」ボソボソッ

ハム蔵「チュー(でも、誰にも渡したくないんだろ?だったら頑張るんだ)」

響「(……わかったぞハム蔵。完璧な自分はやりきってみせるぞ)」ボソボソッ



106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:03:05.57 ID:/TZ1og3a0

P「……ここはこうしてっと」カキカキ

響「ね、ねえ、プロデューサー」

P「ん?どうした響。やっぱり見たくなったか?」

響「いや、そうじゃなくて、襟元に何かついてるよ」チョンチョン

P「襟元?この辺か?」ガサゴソ

響「そこじゃなくて、もうちょい右」

P「えっと、……ここか?」ガサゴソ

貴音「はて。どこにも何かついている様には見えませんよ?」

響「そ、そんなことないぞ!……プロデューサー。自分が取ってあげるから動かないでね」

P「分かった、頼むよ」



110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:07:29.19 ID:/TZ1og3a0

響「えーっと、この辺りに……」ガサゴソ

ハム蔵「チュー(今だ!)」ピョン

P「うわっ!な、何か服の中に入ってきた!」

響「わあ、大変だあ。ハム蔵がプロデューサーの服の中に入っちゃったぞ(棒)」

P「う、動くなハム蔵!今出してやるから」ガサゴソ

ハム蔵「チューwww(動くな?wwwだが断るwww)」モゾモゾ

響「待つんだ、プロデューサー。優しく捕まえないとハム蔵が怪我しちゃうさー!」

P「む、それもそうか。じゃあ、どうすればいいんだ?」

響「家族の自分が捕まえてあげる!」

P「そうか。じゃあ、頼むよ響。擽ったくて堪らないんだ」

ハム蔵「チューwww(へけっwww)」モゾモゾ



113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:11:27.61 ID:/TZ1og3a0

響「それじゃあ、裾の下から失礼するぞ」モゾモゾ

P「おいおい、直接かよ。まあ、仕方ないよな。早く頼むぞ!」

響「完璧な自分に任せとくさー!……えっと、この辺かな」ペタペタ

P「違う違う。もっと上だ」

響「じゃあこの辺?」スリスリ

ハム蔵「チューwww」モゾモゾ

響「ぷ、プロデューサーの体ってけっこう、ガッシリしてるね。男の体って感じだぞ///」スリスリ

P「そうか?まあ、体力の必要な仕事だから、自然と筋肉もつくだろうな」

響「へえ、そういうものなんだ///」ペタペタ



115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:15:12.68 ID:/TZ1og3a0

すまぬ。風呂入って、米研いでくるので
保守お願いします!



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:15:41.46 ID:cIrJW/kP0

風呂代行と米研ぎ代行を!



131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:42:23.69 ID:88Bxueei0

うむ



133:保守ありがとう:2012/01/05(木) 00:45:51.26 ID:/TZ1og3a0

P「って、響。早く捕まえてくれ。擽ったいんだ」

響「分かってるぞ!……こ、ここか!?」ツンツン

P「おふっ。……こら響!そんなちっちゃいのがハム蔵なわけないだろ!」

響「あれ、違ったのか。あはは、失敗失敗///」ペタペタ

ハム蔵「チューwww(乳首ダブルクリックwww)」モゾモゾ

貴音「(ここは本当に、あいどる事務所なのでしょうか……)」



142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:55:02.30 ID:/TZ1og3a0

P「ハァ、ハァ。響、そろそろ体力の限界だ。早く捕まえてくれ」

響「わ、わかったぞ」ペタペタ

響「(ハム蔵。ありがとう、そろそろ終わりにしよう)」ボソボソッ

ハム蔵「……チュー(……なあ、響。お前ほんとにそれで満足なのか?ほんとは
    不完全燃焼なんだろ?そうなんだろ?って感じなんだろ?)」モゾモゾ

響「(え、何そのへんてこな曲?そんなことより、自分大満足だぞ!
  プロデューサーの、む、胸まで触っちゃったし///)」ボソボソッ

ハム蔵「…………」カチン

響「(ハム蔵?)」ボソッ

ハム蔵「……チュー(……響。お前そんなことで満足してるから、
    ボッチだの、獣臭いだのネタキャラにされちまうんだ。今ここで一皮向ける必要があるんだ)」

響「(むっ、自分そんなことないんだぞ!それに、一皮向けるって……)」ボソボソッ

ハム蔵「……チュー(……越えちゃいけないライン、越 え て み な い か ?)」ドヤァ

響「(は、ハム蔵、きっとそれが言いたかっただけなんだぞ……。
でも、この際だから自分越えてみせるさー!)」ボソボソッ



145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:57:34.21 ID:qzPFy/3Q0

あかん、操縦不可能や



149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:01:00.84 ID:/TZ1og3a0

ハム蔵「チュー(よく言った、それでこそ響だ。それとあの曲は名曲だからな。
    ……それじゃいくぜ?)」モゾモゾ

響「(いつでもいいんだぞ)」ボソッ

ハム蔵「チューwww(ハム蔵、行っきまーすwww)」モゾモゾモゾモゾ

P「うわっ、は、ハム蔵!そっちは出口じゃなくて、パンツの中だ!」

響・貴音「「!!!」」

ハム蔵「チューwww(うはwww相変わらずでけぇwww)」モゾモゾ

P「くっ……。は、ハム蔵、お前オスだろ!……って、いやいや、オスじゃなくても入ってくるな!」

響「(こ、越えちゃいけないラインって、パンツの中だったのか……。だ、だけど自分は!)」



151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:02:25.56 ID:hP0odu8D0

貴音(ハム蔵になりたい…)



156:ミスった:2012/01/05(木) 01:04:32.71 ID:/TZ1og3a0

ハム蔵「チュー(や ら な い か ?wwwって、俺ホモじゃないですしお寿司www)」

響「ぷ、プロデューサー。今度こそ捕まえてあげるからね!」カチャカチャ

P「ち、ちょっと待て!今度はパンツの中なんだ。
 さすがに、それは……って、ズボンを脱がさないでくれ!」

響「いいから、いいから。完璧な自分にまかせるっ、さー!」ズボッ

P「あふっ」

貴音「」

響「は、ハム蔵ー。どこー?返事してくれー!///」ガサガサ

ハム蔵「チューwww(我思うwww故に我ここに在りwww)」モゾモゾ



158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:05:44.96 ID:FUPvQ2YAO

ハム蔵ネラーかよ



163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:07:08.26 ID:qzPFy/3Q0

悟ってやがる



165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:08:12.92 ID:/TZ1og3a0

響「お、ハム蔵。ここだな!」ツンツン

P「ちょ、響!それハム蔵じゃなくてP蔵なん、」

響「問答無用!ハム蔵、とったどー!」ガシッ

P「うぎゃあああああああ」

ハム蔵「チューwww(ちょwwwおまwwwそれ俺じゃねえwwwけど、GJwww)」

貴音「」

響「?」ムニュムニュ

P「」ピクピク

響「あ。こ、これって……///」ムニュッ

貴音「」ピクピク

ハム蔵「いやあ、いい仕事したぜ」



170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:12:22.15 ID:FUPvQ2YAO

おい、ハム蔵が人語喋っとる



173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:13:38.92 ID:/TZ1og3a0

貴音「///」

響「いやー。ごめんね、プロデューサー///」

P「ハァ、ハァ。……いや、間違いは誰にでもあるさ。それより、ハム蔵が無事に出てきてよかったな」

響「ああ、自分の家族だからね。本当に良かったぞ」ナデナデ

ハム蔵「チューwww(へけっwww)」

P「おいおい、ハム蔵。お前反省しなきゃだめだぞ?」ツンツン

ハム蔵「チューwww(サーセン旦那www)」

響「はは。一応、反省してるってさ」

P「一応って……。まあ、いいか」



174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:18:44.58 ID:/TZ1og3a0

響「それじゃあ、自分ラジオ番組の収録があるから行ってくるね」

P「ああ、気をつけてな。行ってらっしゃい」

響「いってきまーす」

ハム蔵「チュー」

ガチャ
バタン

貴音「///」

P「はぁ、何かすっかり汗かいちゃったな」パタパタ

貴音「///」

P「ん?貴音どうしたんだ?」

貴音「はっ!な、何でもありません。少々、ぼーっとしておりました」



177:ここから、ハイパーお姫ちんタイムです:2012/01/05(木) 01:24:32.47 ID:/TZ1og3a0

P「そっか、貴音にしては珍しいな。何か悩み事か?」

貴音「そ、そんな事はありません。……それより、今の一件で喉が渇いたのではありませんか」

P「ああ、確かに渇いたな。そこのポットのお湯で良いから一杯頼んでも良いか?」

貴音「ええ、お任せを」

――数分後――

貴音「どうぞ、粗茶ですが」

P「おう、悪いね」ズズッ

貴音「どうですか?」

P「ああ、美味いよ」ズズッ

貴音「ふふ、それは良かった」



180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:29:32.19 ID:/TZ1og3a0

P「さて、企画書の続きでも書こうかな」カキカキ

貴音「では、私は雑誌でも読んでいましょう」ペラッ

P「……」カキカキ

貴音「……」ペラッ

P「……」カキカキ

貴音「……」チラッ

P「……これは、ちょっと違うか」ゴシゴシ

貴音「……」ジッ

P「……」カキカキ



182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:35:11.92 ID:/TZ1og3a0

貴音「……あの、あなた様」

P「ん、なんだ貴音?」カキカキ

貴音「作業を続けながらで結構です。お聞きしたい事があるのです」

P「ああ、いいよ。俺に答えられることならね」カキカキ

貴音「……あなた様はなぜ今の仕事に?」

P「…………」ピタッ

P「……またえらく急な質問だな。どうしたんだ急に?」

貴音「な、なんとなくです。しかし、どうしても気になって」

P「……そうだな、どうしようかな」

貴音「お願いします」



185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:39:59.63 ID:/TZ1og3a0

P「うーん、でもな……」

貴音「そこを何とかっ」

P「男にだって秘密にしたいことの、一つや百個はあるんだぞ?」

貴音「それは……」

P「はは、冗談だよ。それに別に秘密にするような事じゃないしな」

貴音「では、教えていただけるのですか?」

P「ああ、勿論。……それじゃあ、隣いいか?」

貴音「はい」ササッ

P「じゃあ、失礼して……よっと」ギシ

P「それじゃあ、どこから話そうかな。……前の仕事からで良いか?」

貴音「ええ、お好きな様に」



186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:45:19.89 ID:/TZ1og3a0

P「万台市役所って所に勤めてたんだ」

貴音「ばんだい?万台というと私が以前、一日警察署長を務めたあの万台区の?」

P「そう、そこそこ。そう言えば、あの時は悪質なカメラマンに投げ飛ばされちゃったんだよな」

貴音「くすっ、そんな事もありましたね」

P「はは、あまりいい記憶じゃないから、忘れてくれるとありがたいな。
 ……それで、その市役所の窓口で働いていたんだ」

貴音「……何だか想像がつきませんね」

P「まあ、そうだろうな。アイドルのプロデューサーと市役所勤めの人間じゃ、全く接点がないからね」

貴音「では、何がきっかけで?」

P「……その前に貴音に聞きたい事があるんだけど、公務員ってどんなイメージがある?」

貴音「そうですね。……やはり何と言っても安定性でしょうか。福利厚生もしっかりとしていますし」

P「休みもちゃんとあるしな」



188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:51:05.45 ID:/TZ1og3a0

貴音「ええ。浮き沈みの激しい世界に身を置く者として、大変魅力的だと思います」

貴音「ただ……」

P「ただ?」

貴音「少し、面白みに欠ける様な……」

P「面白みに欠ける、か」

貴音「……すいません」

P「いや、いいんだ。俺もそう感じてたし。ただ、そうは言ってもやり甲斐がない訳じゃないぞ?」

P「同僚や上司にも恵まれていたし、なにより市民の為に直接関わる仕事だしな」

貴音「はい」

P「……それに、職場に気になる人もいた」

貴音「気になる人……」ズキン



190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:57:10.76 ID:/TZ1og3a0

P「だから、不満はあるし代わり映えのない毎日だけど、俺の生き方はそんなに悪いものじゃない」

P「そもそも、そう考えてしまうのは俺が大人になりきれてない証拠なんだって、そう自分に言い聞かせてた」

貴音「…………」

P「そんな時、社長と出会ったんだ」

――とある日の深夜、コンビニの帰り道――

P「はあ、あそこでまさか差されるとはなあ。おかげで給料日までカップ麺か……」トボトボ

???「うーむ。なかなかティンとくる者がいないねえ。いっそ私がプロデュースしてみるべきか」ポトッ

P「大体、あの騎手は最後の追い込みがって……あれ?今の人、サイフ落として気づいてないぞ」

???「それが良いかもしれないね。この前撮った宣材も私のセンスがティンと光ってたし」スタスタ

P「おーい。そこの方、待ってください!サイフ落とされましたよー!」タッタッ



191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:01:51.91 ID:/TZ1og3a0

???「そうだなあ。……まずは、プロデュース第一号にまさかの音無君を起用しよう」スタスタ

P「おーい!……ダメだ。あの人気づいてない」タッタッ

???「ユニット名をつけようかな。最近は一人でもユニット名をつけるのが流行りだからね」スタスタ

???「うむ……。『小鳥さんじゅうななさい』なんてどうだろ」スタスタ

P「おーい!だから、サイフ落としましたってば!」ガシッ

???「いいね、実にいい!とうとう、765プロの最終兵器が……おや?」

P「ハァ、ハァ。サイフを落とされましたよ」

高木社長「あれま、私のサイフじゃないか。悪いねえ君……おおっ!?」ティン

P「ええ、先ほど落とされたのですが、気づかなかった様で」

高木社長「」ティンティン



194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:03:41.02 ID:3gpzs5c70

俺「」ティンティン



200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:07:31.12 ID:/TZ1og3a0

P「あ、あの、私の顔に何か」

高木社長「」ティンティン

P「(これは関わっちゃいけないタイプの人かもしれないな……。早く立ち去ろう)」

高木社長「」ティンティン

P「それじゃあ、失礼しま、」

高木社長「君ぃ!アイドルのプロデューサーやってみる気はないかね!?」

P「……はい?」



202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:12:08.08 ID:/TZ1og3a0

貴音「……そんな事があったのですね」

P「ああ、その後ファミレスに連れ込まれて、延々と話を聞かされたよ」

貴音「それで、決められたのですか?」

P「まさか。何度も断ったよ。でも、なかなか帰してくれなくて」

貴音「ふふ、困惑するあなた様が目に浮かびます」

P「はは。……それで何度も断っているうちに、社長がこう言ったんだ」

P「『だったら、その目で直接うちのアイドルを見て欲しい。きっと考えが変わるはずだから』って」

P「そういうことならってOKしたよ。……まあ、結局は断るつもりだったけどね」

貴音「直接……?ならば、なぜあのような真似を?」



205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:19:42.51 ID:/TZ1og3a0

P「あのようなって、……カメラマンのふりをした事か?」

貴音「ええ」

P「まあ、色々理由はあるよ。例えば初めて会った男に、いきなり密着取材なんかされたら警戒しちゃうだろ?」
 
貴音「そうですね。特に雪歩は」

P「はは、そうだな。そうなったら、見えるものも見えなくなるしね。
 だから第三者的なカメラマンって訳さ」

貴音「なるほど」

P「それにな……」

貴音「それに?」

P「一通り見たあと、やっぱりやりませんっていったら、貴音はどう思う?」

貴音「それは……。あっ」



208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:26:14.15 ID:/TZ1og3a0

P「そうなんだ。俺個人の理由で辞退するのに、たぶん貴音達はこう考えると思う」

P「『ああ、私達に魅力や才能を感じないから、きっとこの人は引き受けないんだ』って」

貴音「ええ、たしかに」

P「『私は彼女達の可能性を信じている。だから、そんな風に考えて欲しくない。
君には申し訳ないが、身分を偽って彼女達を見て欲しい』」

P「社長にそう言われたんだ」

貴音「高木殿が……」

P「ああ、あの時の社長はちょっとカッコよかったな」

貴音「くすっ、これは想像がつきませんね」

P「おいおい、可哀想なこと言うなよ」

貴音「ふふ、すいません」



210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:38:30.97 ID:/TZ1og3a0

P「それで、話の続きな」

貴音「はい」

P「……でまあ、そんなこんなで――貴音達に出会った」

貴音「……はい」

P「どう感じたか聞きたいよな。それが、なぜこの仕事を選んだかの理由でもあるし」

貴音「ええ、是非とも」

P「……楽しそうだなって思った」

貴音「楽しそう……」

P「実力勝負の世界だから、もっとピリピリしてるものだと思ってた」

P「だけど歌う時も踊る時も、お前達は本当に楽しそうなんだ。
 こっちも見てるだけで、楽しくなるくらいな」



215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:47:49.13 ID:/TZ1og3a0

貴音「そうですね。現在は多忙を極める様になりましたが、それでも楽しい事に変わりはありません」

P「それって、お前達には当たり前の事かもしれないけど、
 毎日同じ様な生き方をしている俺には凄く眩しく見えたんだ」

貴音「…………」

P「この娘達をプロデュースしたら、俺も変われるかもしれない。毎日が楽しくなるかもしれない」

P「それは凄く魅力的な生き方に思えたよ」

貴音「……それであなた様はこの道を?」

P「いや、たしかにぐらっときたけど、それだけの理由で決心はつかなかったよ」

貴音「ではなぜ?」

P「……」チラッ

貴音「……?」



219:すまぬ、入社の件は適当に補完しといてくだしあ:2012/01/05(木) 03:03:50.68 ID:/TZ1og3a0

P「……出会って、しまったんだよな」

貴音「……出会った?」

P「ああ。この娘達をトップアイドルにしたい。
 いや、――この娘を俺の力で頂点に導きたいって娘にさ」

貴音「!!!」

P「それで、その次の日には辞職届けをだして、765プロに入社。新米プロデューサーの誕生ってわけさ」

貴音「……(共に頂点を目指す者……)」

P「はは。改めて考えると無謀だよな。公務員やめてアイドルのプロデューサーやるなんて」

貴音「……(これはもう、限界ですね……)」

P「まあ、今じゃ敏腕プロデューサーなんて呼んでくれる人もいるし、結果オーライかな」

貴音「あ、あなた様」



221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:08:26.37 ID:/TZ1og3a0

P「これで話はおしまいだ。それじゃあ、俺は企画書の続きを、」

貴音「あなた様っ!」

P「っ……。な、なんだよ貴音。そんな大きな声だして」

貴音「その者の名を……。その共に頂点を目指す者の名を、まだ聞いてはおりません」

P「聞いてないって……。そんなのどうでも良くないか?個人的すぎる理由だし」

貴音「たしかにその通りでしょう。しかし――」

貴音「私にとって、それこそが何より重要な事なのです」

P「それってまさか……。いやいやいや、さすがにそんなことはないか」

貴音「そんなこととは?」



224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:17:06.90 ID:/TZ1og3a0

P「えっと、それは……貴音が俺の事を、す、好きとか?」

貴音「……はぁ」

P「はは、そうだよな。貴音が俺の事好きになるわけないよな。すまん、すまん」

貴音「やはり、あなた様は超がつくほどの鈍感者のようです」

P「む、それってどういう意味だよ?」

貴音「……」ジッ

P「貴音?」

貴音「……いつかこの気持ちを伝えられる日がきっとやってくる」

貴音「それは、頂点にたどり着いたその時だと。そう思っていました」

P「お、おい貴音。急にどうしたんだ」



227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:25:05.66 ID:/TZ1og3a0

貴音「それとも、そうなる前にあなた様が私の気持ちに気づいて下さる」

貴音「それはそれで悪くないとも、考えていました」

P「お前、何言って……」

貴音「しかし、もう限界なのです。この思いは今にも溢れてしまいそうで……」

P「…………」

貴音「あなた様が私にかけて下さる、言葉に一喜一憂し」

貴音「あなた様が今日の様に、他の異性と戯れる姿を見ているだけで、堪らなく嫉妬してしまうのです」

P「……貴音」

貴音「ふふ、ただ一言の想いを告げるために、随分と前置きが長くなってしまいました」

P「…………」

貴音「つまるところ私、四条貴音は――――あなた様を愛しているのです」



228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:25:49.19 ID:bDKcsLFN0

えんだああああああああ



229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:26:11.09 ID:WtogxEl30

いやあああああああああ



233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:30:03.52 ID:/7FUFmtU0

うおお大おおおおおおおおおおおおおおおおおお



234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:30:36.97 ID:/TZ1og3a0

P「っ……」

貴音「とうとう言ってしまいました……」

P「……本気、なんだよな?」

貴音「これも冗談に見えますか?」

P「まさか。その真剣な表情、本気の時の貴音だよ」

貴音「ふふ、よく見ていますね」

P「まあな。……それじゃあ俺も答えないとな。その娘の事を」

貴音「……ええ」

P・貴音「「…………」」

P「その娘の名前は……」

貴音「…………」ドキドキ

P「いま、」



241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:36:59.02 ID:/TZ1og3a0

prrrrrrrr!

P・貴音「!!!」ビクッ

P「で、電話だな」

貴音「は、はい」

P「えっと、……○○○テレビのプロデューサーさんからだ」

貴音「その様ですね」

P「緊急の用事だったら悪いし、出てもいいかな?」

貴音「ええ。残念ですが、出られた方が……」

P「悪いな。それじゃあ、ちょっと外で話してくるよ」pi

P「……はい、765プロです。いつもお世話になっております」スタスタ

ガチャ
バタン



247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:43:08.86 ID:/TZ1og3a0

貴音「……はぁ。なんと間の悪い」

貴音「これでは、再び聞き直す雰囲気には、今すぐにはなりそうもありませんね」

貴音「ただ、残念な反面、安堵しているのもまた事実」

貴音「そもそも、告白するつもりなど、まだなかったのですから///」

貴音「……しかし、采は投げられました。それも私自身の手で」

貴音「今宵が勝負、ですね……」



248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:44:04.51 ID:WtogxEl30

貴音さんがかわいすぎてヤバイ



249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:49:27.42 ID:/TZ1og3a0

ガチャ
バタン

P「あの、貴音」

貴音「は、はい。なんでしょう」

P「すまない!実は緊急の打ち合わせが入ってしまったんだ。
 それで今から向こうの本社に行かなきゃならない。だから、」

貴音「それでは今日の食事会は中止ですか!?」

P「いや、そうじゃないよ。貴音さえよければ……」ゴソゴソ

貴音「?」

P「あ、あったあった。はい、これ」チャリン

貴音「これは?」



253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 03:55:49.14 ID:/TZ1og3a0

P「俺が住んでるマンションの合鍵だよ。直帰で急いで帰るから、あまり待たせないと思うんだ」

貴音「それはつまり……」

P「だから、貴音さえよければ先に行って準備をしてて貰いたいんだ。……ダメかな?」

貴音「よ、よろしいのですか?」

P「ああ。なるべく早く帰ってくるよ。そして一緒に食べよう」

貴音「はいっ、承知しました」

P「それじゃあ、マンションまでの道のりを……」カキカキ

P「よし、こんなもんかな。ここがマンションな」トントン

貴音「……ここからさほど離れていませんね」



255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 04:01:42.19 ID:/TZ1og3a0

P「そうだな。だけど、この事は他の仲間には秘密だぞ?
 亜美真美に知られたら溜まり場にしそうだからな」

貴音「ふふ、確かに」

P・貴音「「…………」」

P「そ、それじゃあ、そろそろ行こうかな」

貴音「え、ええ。道中お気をつけて」

P「じゃあ、行ってくるよ」スタスタ

ガチャ

貴音「あ、あなた様!」

P「ん、何かな貴音?」



258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 04:08:31.26 ID:/TZ1og3a0

貴音「あの……、その……」

P「?」

貴音「……その者に対する気持ちは、やはり愛情なのですか?」

P「……ああ、そうだな。一目惚れってやつだ」

貴音「っ……そうですか」

P「本当はそんな気持ちを持っちゃいけないのにな。……プロデューサーである前に
 そもそも、なっちゃいけなかったのかもしれないな。お前たちには悪い事を、」

貴音「そ、そんなことはありません!もし、あなた様が現れなければ、きっと私たちは未だに燻っていました」

P「貴音……」

貴音「それに何より、あなた様にそれほど思われる者は、きっと幸せに違いありません。
   ですから、その気持ちを悔いる必要などありません」

P「……そっか。なんかありがとな」

貴音「いえ、本当のことを言ったまでです」



262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 04:14:58.65 ID:/TZ1og3a0

P「それじゃあ、行ってくるよ。また今晩な」

貴音「ええ、お待ちしています」

バタン

貴音「…………」

貴音「あの方にそれほど思われるとは一体誰なのでしょうか。
   ……もちろん私であって欲しいですが」

貴音「……やはり、最大の好敵手は美希ですね」

貴音「あの方に対する好意を面と言って憚りませんし、何より輝くような容姿と才能……」

貴音「…………」

貴音「……ふぅ。考えても埒が開きません」

貴音「向かう準備をするといたしましょう」



264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 04:20:12.64 ID:/TZ1og3a0

――765プロ、更衣室――

貴音「こ、これを僥倖と呼ぶのかもしれませんね」プルプル

【お泊まりセット】

貴音「不規則な仕事でありますから、いつかは事務所に泊まる日があるやもしれぬと」プルプル

貴音「そんな時のために準備をしておくようにと、律子嬢は言っておりました」プルプル

貴音「しかし、あの方が共にいれば、このせっと一式を持ち寄る事について、
   問い質される事もあったでしょう」プルプル

貴音「僥倖っ……、圧倒的、僥倖っ……!」プルプル

貴音「…………」ピタッ

貴音「……出陣の時です」



269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 04:30:17.14 ID:/TZ1og3a0

――スーパーの帰り道、P宅へ向う途中――

貴音「ど、どっさり買ってしまいました」テクテク

貴音「とても今晩のみで、食べきれる量ではありません」テクテク

貴音「ですから、向こう数日間のおかずも合わせて作るつもりです」テクテク

貴音「和食に洋食に中華……。ふふ、腕が鳴りますね」テクテク

貴音「…………」テクテク

貴音「くっ……、重い」ヨロッ



272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 04:40:48.13 ID:/TZ1og3a0

すまぬ。ちょっと眠いので20分程散歩行って目を覚ましてきます。
最後までノンストップでやれたらいいけど、寝落ちしたらごめん。
あと、全体として65%ほど終わってると思います。
落ちたら立て直すので、眠い人は気にせず寝ちゃってください。



274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 04:43:44.01 ID:jtUS9/pbO

睡眠代行はよ



276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:02:04.00 ID:Mb+GFA8P0

散歩とかどこの貴族だよ



278:ただいま!:2012/01/05(木) 05:06:52.49 ID:/TZ1og3a0

――P宅、玄関前――

貴音「ここですね。えっと、まずは表札を確認して……」

【―――】

貴音「……たしかにあの方の部屋ですね。では、早速上らせて頂きましょう」ガチャリ

キイッ
バタン

貴音「し、失礼します」ヌギヌギ

貴音「…………」クンカクンカ

貴音「あの方の香りが///」

貴音「…………///」

貴音「……こほん。いつまでも、こうしてはいられませんね」

貴音「早速作るといたしましょう」



279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:07:39.43 ID:EivgpiKs0

おかえり!



281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:15:18.09 ID:/TZ1og3a0

貴音「……よし、ざっとこんなものですね。あとは、味が染み込むのに、時間がかかる料理を待って完成です」

貴音「それと明日食べる作り置きは冷蔵庫へ。それ以降の分は冷凍庫へ入れておきましょう」

貴音「…………」

貴音「…………」ソワソワ

貴音「多忙なあの方の事です。掃除をする暇もないでしょう」

貴音「ですから部屋を掃除したら、きっと喜ぶに違いありません」

貴音「た、たとえ掃除中に、見られて困るものが出てきてもです!」

貴音「……まずは居間からですね」



284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:22:09.39 ID:/TZ1og3a0

――居間――

貴音「……ふぅ。殿方の部屋はもっと雑然としているかと思いきや、意外な程に片付いていますね」

貴音「掃除機を軽くかけるだけで終わってしまいました」

【本棚】

貴音「…………」チラッ

貴音「様々な本がありますね。はぁどかばぁに辞典に小説に叢書に新書――。そして、仕事に関する資料です」

貴音「そういった類いの本はありません。……で、でじたる派なのでしょうか」

貴音「……おや?」

貴音「やけに分厚いふぁいるのぉとですね。しかも、ざっと10冊はあります」



288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:29:13.38 ID:/TZ1og3a0

貴音「表題は『765プロの軌跡』。……少し拝見させて頂きましょう」

貴音「…………」ペラッ

貴音「なるほど。これは今までに私達が取り上げられた雑誌等の、すくらっぷ集のようです」ペラッ

貴音「丁寧に日付まで書いてあります。やはり日を追う毎にその数は増えていますね」ペラッ

貴音「あの方はどの様な気持ちで、これを眺めるのでしょうか」ペラッ

貴音「ふふ、これはあの時の。……ん?」ペラッ

貴音「…………」ペラペラッ

貴音「き、気のせいでしょうか。明らかに私に関する記事や写真が多いような///」ペラッ

貴音「///」ペラッ

貴音「……」パタン

貴音「さ、さて。今度は寝室を片付けるといたしましょう」スクッ



289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:29:55.21 ID:QB5iloj90

>>1
は他のアイマスSS書いてたりするのか



292:>>289 ss自体が初めてです。:2012/01/05(木) 05:36:06.12 ID:/TZ1og3a0

――寝室――

貴音「これまた、掃除機を軽くかけるだけで終わってしまいました」

貴音「…………」チラッ

【ベッド】

貴音「お約束ではありますが。……とぅ!」ボフッ

貴音「……な、なんとこれはっ」ゴロゴロ

貴音「あの方の匂いに包まれてっ」ゴロゴロ

貴音「まるで、あの方に抱き締められている様です!」ゴロゴロ

貴音「……まあ、実際に抱き締められた事はありませんが」ピタッ

貴音「…………」

貴音「ふふっ♪」ゴロゴロ



293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:36:46.73 ID:EivgpiKs0

くそっ!かわいいな



295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:38:50.99 ID:CjBlu+JjO

>>1はこの前千早と同棲するやつ書いてた?アイマスSS増えて嬉しいわ



297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:43:28.57 ID:/TZ1og3a0

二十分後

貴音「ふぅ、満喫しました」ムクッ

貴音「それでは、そろそろお風呂の準備でも……おや?」チラッ

【眼鏡 on サイドボード】

貴音「いつもかけている眼鏡とは違いますね。……予備なのでしょうか」

貴音「……少しかけてみましょう」スチャッ

貴音「おぉ、なんとぴったり。良く見えます」

貴音「と言うことは、あの方は裸眼では、私と同じような景色を見ているのでしょうか。
   大したことではありませんが、何だか嬉しいですね……」

貴音「…………」





>>295 いや、ss自体が初めてです。あのss面白かったよね。



298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:50:31.45 ID:/TZ1og3a0

貴音「……そう言えばこの状況、あるあにめぇしょんを思い出します」

貴音「あれは、古都にまだ居を構えていた時の事です」

貴音「深夜に目が覚めててれびをつけた所、えう゛ぁという面妖なあにめがやっていたのです」

貴音「そう言えば、ひろいんの一人は私と同じ銀髪の少女でした」

貴音「『駄目、あの方が呼んでる……』」

貴音「……ふふっ」

貴音「……話を戻しましょう」

貴音「ある日、主人公の少年が身分証を届けるために、その少女のマンションを訪れるのですが
  呼び鈴が壊れているせいか、少女は出てきません」

貴音「そこで部屋に入ると、少年は寝具の脇棚に、父親の壊れた眼鏡を見つけるのです」

貴音「少年にとって実の父親は……。いえ、話が長くなるので割愛いたしましょう」



302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 05:57:05.49 ID:/TZ1og3a0

貴音「そして、少年おもむろににその眼鏡をかけるのです」

貴音「その時、背後から気配が――」

ミシッ

貴音「何奴!?」バッ

P「た、貴音。なにやってるんだ?」

貴音「な゛っ……///」カアッ

P「……」

貴音「……///」パクパク

P「……なんかすまん」

貴音「……///」パクパク

P「……」

貴音「ど、どいてくれる?」



307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 06:04:05.45 ID:/TZ1og3a0

――食事中――

貴音「すいませんでした。つい舞い上がってしまい///」

P「はは、そんなに気にするなって。むしろ見てて楽しかったから」パクッ

貴音「どの辺りから見ていたのですか?」

P「えっと、『駄目、あの方が呼んでる……』ってとこからかな。随分と饒舌に語ってたな」

貴音「あぁ……///」

P「はは。まあ、いいじゃないか。それより箸が止まってるぞ。どんどん食べよう」

貴音「は、はい」パクパク



310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 06:13:40.94 ID:/TZ1og3a0

P「いやあ、食べた食べた。本当に美味しかったよ」ギシッ

貴音「ふふ、お粗末様でした。食後のお茶をどうぞ」コト

P「ああ、ありがとう。……それと貴音も隣に座りなよ」

貴音「はい、では失礼します」キシッ

P「それにしても、貴音は本当に器量がいいよな」ズズッ

貴音「いえいえ、そんなことはありません」

P「そう謙遜するなって。短時間で作り置きの食事も準備してくれて、部屋も掃除してくれて」

P「ついでに、面白い物も見せてくれたしな」

貴音「ふふ、あれは余計でした///」



311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 06:22:44.61 ID:/TZ1og3a0

P「貴音をお嫁さんに貰う人は、きっと幸せだな」

貴音「っ……。な、ならば、あなた様はきっと、幸せ者になりますね」

P「え?」

貴音「私が添い遂げたいと思う相手は、あなた様だけですから」

P「そ、そうか」

貴音「ええ」



313: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2012/01/05(木) 06:24:34.15 ID:VvsVsebI0

野暮を承知で言うが「器量がいい」はその文脈ではおかしい



314:>>313 指摘ありがとう。他の人も適当に補完しといて下さい:2012/01/05(木) 06:29:29.80 ID:/TZ1og3a0

P「……なんか急に大胆になったな」

貴音「くすっ、そうですね。想いは伝えましたし、恥ずかしいところも見られました」

貴音「怖いものなし、というやつです」

P「はは、そっか。……なら、俺の答えを聞く用意もできてるよな?」

貴音「は、はい」

P「…………」



316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 06:47:01.86 ID:/TZ1og3a0

P「……俺も」

P「俺もお前の事が、――貴音の事が好きだ。初めて会った時からずっと好きだ。……愛してる」

貴音「……本当、ですか?」

P「ああ。それとも、冗談に見えちゃうか?」

貴音「ふふ、見えませんね。あなた様は冗談が下手ですから」

P「え、そうかな。自分じゃそんなつもりはないんだけどな」

貴音「いいえ、私にはわかります。……いつもあなた様を見てきたのですから」

P「はは、そっか。それは光栄だな……」ズズッ

貴音「…………」

P「えっと、それじゃあそろそろ、」

貴音「……っく……」ポロッ

P「ん?」



322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 06:55:04.31 ID:/TZ1og3a0

貴音「……うぅっ……ぐすっ」ポロポロ

P「お、おい。貴音、どうした!?」

貴音「す、すいません……。でもっ……ひくっ……うれし、くて……ぐすっ」ポロポロ

P「……そっか。けど、嬉しいなら笑ってくれないか?貴音のそういう顔は見たくないからな」ポンポン

貴音「ぐすっ……で、ですが、ひくっ……勝手に……涙が……っく」ポロポロ

P「貴音……」

貴音「ひぐっ……すいま、せん……うぅっ……すぐに、泣き止み……ぐすっ……ますからっ」ポロポロ

P「それじゃあ、俺の胸を貸してやる。こうすれば見えないだろ?」ギュッ

貴音「あっ……。……ひくっ……は、はい……ぐしゅ」ギュウッ



358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 10:26:26.65 ID:/TZ1og3a0

P「……どうだ、そろそろ落ち着いたか?」ポンポン

貴音「ぐすっ……。は、はい、大分落ち着きました」

P「それにしても、嬉しくて泣いちゃうなんて、凄く意外だったよ」

貴音「そうですか?」

P「ああ。貴音は超然としてるっていうか、常に余裕の笑みを浮かべてるイメージだからな」

貴音「自分ではそのようなつもりは……」

P「分かってる。素の貴音はちょっと天然で純真無垢で、ほっとけないって感じだし」

貴音「そ、そのような事は///」

P「はは、こういうのギャップ萌えって言うのかな。素の貴音を見せていけば、もっとファンが増えると思うよ」

貴音「素の私……」

P「ああ、貴音はどう思う?」



363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 10:33:36.70 ID:/TZ1og3a0

貴音「……嫌、です」

P「うーん。やっぱりそうか。貴音にも大事にしたいイメージがあるだろうしな」

貴音「いえ、そうではありません」

P「え、それじゃあ、なんで?」

貴音「本当の私は、あなた様だけが知っていて欲しいからです」ギュッ

P「そ、そうか。勿体無い気もするけど、それでいいのかな」

貴音「それでいいのです」

P「……そうだな」ギュッ



366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 10:38:44.26 ID:/TZ1og3a0

P「すっかり、夜も更けたな」

貴音「……ええ」

P「よし。じゃあ、そろそろタクシー呼ぼうか」

貴音「…………」

P「さすがにこの時間に、女の子が一人で帰るのは危険だしな。だから、」

貴音「いやです」

P「そ、そっか。だったら、俺がマンションまで送ろうか?」

貴音「それも、嫌です」

P「……おいおい。じゃあ一体どうしたいんだ?」



369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 10:44:52.90 ID:/TZ1og3a0

貴音「今宵は帰りたくありません。……泊めて頂けませんか?」

P「泊めてって……ええっ!?いやいや、それだけはダメだ!」

貴音「どうしてですか?」

P「どうしてって……。とにかくダメなものはダメだ」

貴音「漸く想いが叶ったのです。このまま帰れるほど私は大人ではありません」

P「……前は子供じゃないって、反論してたじゃないか」

貴音「それに、あなた様はもっと私といたくはありませんか?」

P「それは、一緒にいたいよ。だけどな、」

貴音「何より、今の私は泣いたせいで目が赤く腫れています」

貴音「週刊誌にでもこの顔を撮られようものなら、何時ぞやの様に、あることないこと書かれてしまいませんか?」

P「それは……」



371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 10:50:58.32 ID:/TZ1og3a0

貴音「卑怯な物言いで、あなた様を困らせている事は承知しています。しかし、それでも私は……」

P「貴音……」

貴音「お願いします」

P「……はぁ。わかったよ、泊まっていけ」

貴音「ほ、本当ですか?」

P「そう言ったのはお前だろ?それに、俺だって貴音といたくないって言ったら嘘になるしな」

貴音「あなた様……」



372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 10:57:20.16 ID:/TZ1og3a0

P「それじゃあ、そうと決まったら風呂に入らないか。泣いたし、スッキリしたいだろ?」スクッ

貴音「い、いきなりお風呂ですか!?心の準備が……。しかし、あなた様が望むのであれば///」ガタッ

P「ん、いきなり立ち上がってどうしたんだ。先に入るか?」

貴音「へ?一緒に入るのではないのですか?」

P「一緒に入るって……。な、何言ってんだ貴音!?先に俺が入るって事だよ!」

貴音「っ……、そうですね。普通はそういう意味ですね///」

P「普通も何もそれしかないだろ……。とにかく、先に入ってくるよ」スタスタ

貴音「ええ、ごゆっくり」

ガラッ
パタン



376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:03:33.14 ID:/TZ1og3a0

貴音「さ、さすがにいきなりお風呂ぷれぃと言われたら困りましたね」

貴音「…………」ソワソワ

貴音「しかし、泊まる事を認めた直後に、お風呂を勧めると言うことは、そういうつもりなのでしょう……」

貴音「性急なのかもしれませんが、いつかはあの方と通る道……」

貴音「…………」ゴクリ

貴音「……覚悟を決めるといたしましょう」



380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:09:38.62 ID:/TZ1og3a0

ガラッ
パタン

P「ふー。スッキリした」ゴシゴシ

貴音「お、お帰りなさい」

P「ああ、ただいま。それじゃあ、今度は貴音が入ってきな。その間に寝る準備しておくから」

貴音「寝る準備!?……そうですね。あとは寝るだけですね」

P「ドライヤーは洗面所にあるから、勝手に使っていいから」

貴音「は、はい。では行って参ります」

/////

貴音「ふぅ……」ゴシゴシ

貴音「…………」バシャ



385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:15:28.16 ID:/TZ1og3a0

【鏡】

貴音「…………」ジッ

貴音「…………」クルッ

貴音「……すたいるに自信がない訳ではありませんが」

貴音「重要なのは、あの方がこの体を好ましく思うかどうかですね……」

貴音「…………」ジッ

貴音「……くすっ。きっと、好ましく思ってくれるはずです」

貴音「あのすくらっぷ集には、私の水着写真もたくさんあったのですから」

貴音「そろそろ、上がるとしましょう」ペタペタ

ガチャ
バタン



388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:22:04.53 ID:/TZ1og3a0

カチッ

貴音「…………」ゴォー

貴音「……ところで、きちんと着てからあの方の前に出るべきでしょうか」ゴォー

貴音「脱がす楽しみもあると言いますが、何分、初めての事……」ゴォー

貴音「一枚一枚脱がされるなど、恥ずかしくて卒倒してしまいそうです」ゴォー

カチッ

貴音「…………」

貴音「ば、ばすたおる一枚でいきましょう」キュッ

貴音「すぅ……、はぁ……」

貴音「いざ参ります」ペタペタ



392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:30:52.51 ID:/TZ1og3a0

ガラッ

貴音「た、頼もう!」

P「おう、貴音。結構早かったな……って、うわああぁ!?」ガタッ

貴音「あ、あなた様、どうされました!?」

P「な、何でバスタオル一枚なんだよ!?」

貴音「やはり、脱がしたい派ですか?しかし何分、初めてなのでできれば、」

P「何だよ、脱がしたい派って!?と、とにかく、何か着るんだ!それまでの間、向こうに行ってるから!」ダッ

貴音「ま、待って下さい!」ガシッ

P「っ!ちょっ……いきなり掴んだら、バランスが……うわっ!」

貴音「あなた様!?……きゃあ!」

ドシン!



396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:37:30.97 ID:/TZ1og3a0

P「いつつ……。貴音、大丈夫か?」

貴音「は、はい。あなた様がくっしょんになって頂いたお陰で、どこも痛くは」

P「そうか、それは良かった。……それじゃあ、そろそろ退いてくれるか?そ、その、目のやり場に困るしな。
 俺は向こうに行ってるから」チラッ

貴音「……あの、先程から向こう向こうとは、どういうおつもりで?で、できれば、初めてはべっどが……」

P「ん?貴音こそさっきから、初めてとか、脱がすとか何言ってるんだ?」

貴音「で、ですから、初めての、え、えっちは脱がすこともなく、べっどの上でお願いしたいのですが///」

P「ああ、なるほど。たしかに初めてのエッチは……って、えええぇ!?」

貴音「?」



398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:43:51.48 ID:/TZ1og3a0

P「ま、まさか、貴音がそういうつもりだったとはな……」

貴音「すいません……///」カアッ

P「いや、俺こそ悪かったよ。泊まれって言うや否や、風呂に入ろうだもんな。勘違いしても仕方ないさ」

貴音「うぅっ……///」

P「だけどさ。そもそも、まだそういうのは早いんじゃないかな。せっかくの覚悟を無駄にするようで悪いけど
 焦らずいかないか?……もう恋人同士なんだしさ」

貴音「っ……、そうですね。少し残念な気もしますが
   焦る必要はありませんね。……恋人同士なのですから」

P「だろ?それじゃあ、そういうことで一段落着いたことだし寝ようか」

貴音「……あの」

P「ん、まだ何かあるのか?」



402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:50:27.38 ID:/TZ1og3a0

貴音「勘違いとはいえ、覚悟は覚悟です。……せめて、一緒に寝て頂けませんか?」

P「い、一緒にって、同じ布団でか?」

貴音「は、はい」

P「……いいよ」

貴音「よ、よろしいのですか?」

P「まあ、一緒に寝るくらいならな。それに、今日の貴音は妙に頑固だからな。ダメって言っても聞かないんだろ?」

貴音「ふふ、それもそうですね」

P「じゃあ、今度こそもう寝よう。明日休みとはいえ、夜更かしは体によくないからな」

貴音「ええ、おやすみなさい」

P「おやすみ」

パチッ



407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:57:19.34 ID:/TZ1og3a0

――1時間後――

貴音・P「「…………」」

貴音「(やはり眠れませんね。隣に好きな方がいるのですから)」モゾッ

P「貴音も眠れないのか?」

貴音「!……起きていたのですか」

P「ああ、いつもはすぐに寝ちゃうんだけどな。……きっと、貴音が側にいるからかな?」

貴音「くすっ、私もです。隣にあなた様がいると思うと、胸が高鳴ってしまってかないませんね」

P「おお、なんと。銀色の王女にそこまで仰って頂けるとは有り難き幸せ」

貴音「ふふ、あなた様にはそのような気障な言い回しは、似合いませんよ」

P「む、そうか?真には好評だったんだけどな」

貴音「……」ピクッ

P「ん、どうした貴音?」

貴音「……その話、今度詳しく聞く必要がありますね」



410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 12:06:07.67 ID:/TZ1og3a0

P「……ふふ」

貴音「どうされました?」

P「ううん、大した事じゃないんだ。貴音は寝るとき、やっぱりパジャマ着るんだなって思って」

貴音「笑うということは、……似合っていませんか?」

P「いや、そんな事ないよ、凄く似合ってる。……ただね」

貴音「ただ?」

P「今こういう風になってるのって、冗談半分で何着て寝るかを、聞いたのが始まりだったろ?」

貴音「ええ、そういえばそうですね」

P「あれだけでも結構驚いたのに、それがまさか、パジャマどころかバスタオル一枚の姿まで、
 見れることになるとは思わなかったからさ。何だかおかしくて」

貴音「そ、そのことは忘れて下さい///」

P「はは、残念ながら忘れろってのは無理な話だな」



416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 12:14:23.00 ID:/TZ1og3a0

貴音「……あなた様」

P「なに?」

貴音「手を繋いでも良ろしいですか?」

P「手?……ああ、勿論いいよ」キュッ

貴音「ふふ……」キュッ

P「……何かこういうの良いな」

貴音「ええ」

P・貴音「「…………」」キュッ



420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 12:21:19.46 ID:/TZ1og3a0

P「……なあ、貴音」

貴音「はい、なんでしょう?」

P「そろそろ……限界みたいだ。凄く眠い……」

貴音「……そうですか。でしたら、無理せず寝て下さい。私もじきに眠りますから」

P「悪いな……」

貴音「お気になさらず。……では、おやすみなさい」

P「ああ……、おや……すみ……」



421:!ninja:2012/01/05(木) 12:22:19.80 ID:OdbhBw670

>>711まで頑張れ>>1



423:すまぬ、500もいかないです:2012/01/05(木) 12:27:36.86 ID:/TZ1og3a0

貴音「……あなた様」ボソッ

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「……寝てしまいましたか」

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「…………」

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「…………」モソモソ

貴音「……んっ……」ギュッ

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「(ふふ、暖かい……)」



428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 12:34:06.97 ID:/TZ1og3a0

貴音「…………」ジッ

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「(そう言えば、眼鏡の掛けていない素顔を、こうまじまじと見つめるのは初めてですね)」

貴音「(以前、舞台から落ちた大怪我で、入院した際には見る機会がありましたが……)」

貴音「(あの時は、気が気でなく、それどころではありませんでしたし)」

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「…………」ジッ

貴音「(意外や意外に睫毛が長いですね)」

貴音「(それに、すっと通った鼻梁に、薄く開いた口から漏れる寝息……)」

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「(殿方であるのに、どこか色っぽく感じてしまうのは、なぜでしょう……)」ドキドキ



430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 12:40:56.20 ID:/TZ1og3a0

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「(……唇)」ジッ

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「(き、きす、してみたいですね。……しかし寝込みにそのような、)」ドキドキ

――『もう恋人同士なんだしさ』

貴音「……っ……」ドキドキ

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「(そうです、私たちは恋人同士なのです。
   何を遠慮する必要がありましょうか……)」ドキドキ

貴音「すぅ……、はぁ……」ドキドキ



435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 12:49:51.26 ID:/TZ1og3a0

貴音「…………」スッ

貴音「……んっ……」チュッ

P「…………」

貴音「……んぅっ……」ギュウッ

P「…………」

貴音「……ふっ……」スッ

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「…………」ドキドキ

貴音「……ふふっ///」カアッ

P「すぅ……、すぅ……」

貴音「……おやすみなさい」



439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 13:00:31.09 ID:/TZ1og3a0

【朝】

貴音「……すぅ、……すぅ」

貴音「……んぅ……」ピクッ

貴音「…………」パチッ

貴音「(……?)」

貴音「(……知らない天井?……ここは一体?)」キョロキョロ

P「…………」カタカタ

貴音「(……そうでした。昨日は、あの方の自宅に泊めて貰ったのでしたね)」ムクリ

P「ん?起きたのか貴音。おはよう」

貴音「ええ、おはようございます。朝から仕事ですか?」スタッ



441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 13:06:47.95 ID:/TZ1og3a0

P「ああ、ちょっと思いついた企画があってね。形に残して置こうと思って」カタカタ

貴音「仕事に熱心なのは良いことですが、たまの休日くらいは休まれた方がよいのでは?」

P「ああ。そうするつもりだったんだけど、貴音の寝顔を眺めてたら、閃く物があってね」

貴音「私の寝顔?」

P「ああ。……可愛い寝顔だったよ?」

貴音「な゛っ……///」カアッ

P「はは、そんなに照れることないんじゃないか。可愛いなんて言われ慣れてるだろ?」

貴音「た、たしかに、容姿を誉めて頂ける事は少なくありませんが、
   綺麗と言われても、可愛いとはあまり。それに……」

P「それに?」



442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 13:13:32.53 ID:/TZ1og3a0

貴音「他の方に誉められるのと、あなた様のそれでは全く意味合いが違いますから///」

P「っ……。そ、そうか」

貴音「ええ……」

P・貴音「「…………」」

P「……はは」

貴音「……くすっ」

P「なんか朝から、惚気るなんてむず痒いな」

貴音「おや、そうですか。私はもっと惚気た話もできますよ?」

P「か、勘弁してくれ。素面じゃこれが限界だ」

貴音「ふふ、それは残念です」



444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 13:20:53.59 ID:/TZ1og3a0

P「それじゃあ、そろそろ飯にしないか?お腹ぺこぺこなんだ」

貴音「ええ。では、すぐに準備いたしますので、少々お待ちください」

――20分後――

貴音「おまたせしました」コトッ

P「おっ、朝は和食か」

貴音「ええ、やはり日本人なら朝はお米を食べねば、力が出ませんからね。
   ……それともパンの方がよかったですか?」

P「ううん、そんなことないよ。俺も朝はご飯派だ」

貴音「それは良かった。……ではいただきましょうか」

P「ああ」

P・貴音「「いただきます」」



445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 13:26:10.83 ID:/TZ1og3a0

P「うーむ……」モグモグ

貴音「んくっ、……どうされました?もしや、口に合わない物でもありましたか?」

P「いや、全部おいしいよ。ただ、見慣れたメニューばかりなのに
 どれも深い味とでも言えばいいのかな。……プロ並みなんじゃないか?」

貴音「ふふ、ありがとうございます」

P「やっぱり何かコツや秘訣があるのか?
 それとも、これが四条家のお袋の味ってやつなのか?」

貴音「……」ピクッ

P「ん、どうした貴音?」

貴音「いえ、なんでもありません。まあ、味の事に関してはあなた様に対する
   愛情が隠し味といったところです」ニコッ

P「はは、また惚気話かよ」

貴音「くすっ。……そんなことより、このお漬物も食べてみて下さい。とても美味しいですよ」

P「どれどれ……。おっ、上手いな」ポリポリ



448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 13:35:25.90 ID:/TZ1og3a0

P「(……なんか、露骨に話題を変えられたよな)」パクパク

貴音「…………」モグモグ

P「(触れられたくない話だったのかな。四条家のことって)」

P「…………」パクパク

――『やはり日本人なら朝はお米を食べねば、力が出ませんからね』

P「(日本人なら、か……)」モグモグ

P「(古都の爺やさんだったり、柔道経験者を投げ飛ばす身のこなしだったり……)」ゴクン

P「(他にも、日本人離れしたスタイルや顔立ち。何よりあの神秘的な銀髪――)」チラッ

貴音「…………」モグモグ



451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 13:39:07.91 ID:/TZ1og3a0

P「(俺もまだまだ、貴音のことを知らないってことか……)」

貴音「あなた様、ごはんのおかわりは?」

P「あっ、ああ。それじゃあ頼むよ」

貴音「では、少々お待ちください」ガタッ

P「(知りたい、と思うのは当然だよな。……好きなんだから)」ジッ

貴音「…………」カチャカチャ

P「(いつか教えてくれるよな?貴音……)」



453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 13:45:45.08 ID:/TZ1og3a0

P「……ふぅ。ごちそうさま。美味しかったよ」ギシッ

貴音「はい、お粗末様でした。……食後のお茶をどうぞ」コトッ

P「ああ、ありがとう」ズズッ

貴音「では、私も隣に失礼して」キシッ

P「…………」

貴音「…………」

P・貴音「「あの、」」

P「おっと、悪い。重なっちゃったな」

貴音「ふふ、お気になさらず」



454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 13:52:30.83 ID:/TZ1og3a0

P「……で、なにかな?貴音から先に言って良いぞ」

貴音「よろしいのですか?」

P「ああ、勿論」

貴音「では、お言葉に甘えて」

貴音「……でぇと、してみませんか?」

P「デート?」

貴音「ええ。家でまったりと過ごすのも魅力的ではありますが、せっかくの行楽日和」

貴音「陽光の下をあなた様と共に、歩いてみたいのです。……だめ、でしょうか?」

P「ううん、俺も良いと思うよ。……じゃあ、まずは近場の公園にでも行ってみようか」

貴音「はい、ぜひともっ」



457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:03:31.81 ID:/TZ1og3a0

P「そうだな……。それじゃあ、今日は一日デートしよう。
えっと、他に行きたい所はないか?」

貴音「他にですか?そうですね……。日用雑貨店はどうでしょう」

P「日用雑貨店?消耗品でも買うのか?」

貴音「ええ。あなた様の自宅には、生活する上で足りない物が多々ありますからね。少々不便なのです」

P「不便って……。俺は別に困っちゃいないぞ?」



458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:08:01.88 ID:/TZ1og3a0

貴音「ふふ、あなた様ではなく私です」

P「ん?それって、もしかして……」

貴音「はい。毎日というわけにはいきませんが、休みの日にはできる限りお邪魔して、寝食を共にできたらと」

P「し、寝食を共に……!?さ、さすがにそれは無理じゃないかな」

貴音「おや、なぜでしょうか?」

P「っ……、それはだな……」

貴音「それは?」

P「(分かってからかってるわけじゃないよな?
いや、分かってないなら尚更質が悪いよ、貴音……)」



460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:14:11.13 ID:/TZ1og3a0

P「そ、そうだ!週刊誌に撮られる可能性があるからな!」

P「『銀色の王女、自社のプロデューサーと熱愛か!?』なんて、書かれたら困るだろ?」

貴音「……そうですね」

P「だろ?だから寝食を共になんて、」

貴音「しかし、大丈夫です。何も心配する必要はありません」

P「へ?」

貴音「私の第六感は冴えに冴えていますから、そのような失態は犯しません」

P「だ、だけどな……」

貴音「それに、不穏な気配を感じたら、ほうれんそう、ですからね?何も問題はありません」ニコリ

P「ぐぬぬ」



462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:21:21.65 ID:/TZ1og3a0

P「はぁ……。わかったよ」

貴音「よ、よろしいのですねっ?」

P「ああ。とは言っても、貴音の生活リズムに、響かない程度に来てくれよ」

貴音「ええ、それは勿論!」

P「……ただし」

貴音「ただし?」

P「昨日みたいに、はしゃぎ過ぎたり、先走らないようにな?」ニヤリ

貴音「っ……///」



466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:27:43.27 ID:/TZ1og3a0

P「よし。それじゃあ、そろそろ行こうか。あとの行く先は、デートしながら考えればいいしな」スクッ

貴音「ええ、そういたしましょう」スクッ

――玄関前――

P「火の元よし。戸締まりよし。それと、貴音の変装も。……うん、いいな。似合ってるよ」ポンポン

貴音「ふふ、ありがとうございます。……では、まいりましょうか」

ガチャ

貴音「あっ」

P「ん、どうした貴音。何か忘れ物か?」

貴音「いえ、忘れ物ではありません」

P「じゃあ、何だ?」



472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:33:52.02 ID:/TZ1og3a0

貴音「あなた様も……。あなた様も先ほど何か、言おうとしたのではありませんか?」

P「あっ……。ああ、そう言えばそうだったな」

貴音「なんでしょう?」

P「…………」ポリポリ

貴音「どうされました?もしや、何か他に予定でも?」

P「いや、予定は特にないよ」



479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:04:04.38 ID:/TZ1og3a0

貴音「では、一体何を言おうとしたのですか?」

P「うーん。それは、貴音にしてもらいたい……いや、したいこと、かな」

貴音「し、したいこと?///……ど、どうぞ何なりと言って下さい」

P「本当か?後悔するなよ?」

貴音「ええ。四条貴音に二言はありません。それにあなた様の頼み事です。
   何を後悔する事がありましょう」

P「はは、そうか。……それじゃあ遠慮なく」

貴音「ええ」

P「今度は――」

貴音「(何でしょう……。はぐたっちでしょうか?
それとも、擽り合いでしょうか?)」ワクワク



480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:09:50.33 ID:/TZ1og3a0

P「今度は俺からキスしても良いかな?」






貴音「えっ」





           ~tinじゃなくてfin~



486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:14:15.87 ID:FUPvQ2YAO

えっ

と言いたいところだが乙でした



495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:19:32.84 ID:/TZ1og3a0

最後は、キスされた時に実は
狸寝入りしてたってことなんですが
分かりにくかったか…。
あと、最初のレスに合わせて落そうと思ったんです



496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:20:17.13 ID:xolBmYHu0

乙!
よかったよ!



501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:22:27.62 ID:97PhYeho0


おもしろかったぜ



504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:34:26.73 ID:/TZ1og3a0

それでは、本当にこれで以上です。
終盤で四条家の話ちょろっとだしてフラグ建てましたが
まあ、書くことはないと思います。
因みに赤羽根Pが、エヴァのシンジ君以来の
応援したくなるキャラだったので、初めてのssを書く原動力になりました。

ありがとうございました!



507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:36:52.86 ID:GG7qzmVf0

乙でした!



511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:40:38.04 ID:o7G171850

乙やねん



522: 忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2012/01/05(木) 16:23:57.63 ID:933kBIzZ0

乙でござった





◆以下、おまけ(小ネタ)になります。



おにぎり

318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 06:48:47.61 ID:M9iRv+auO

×おにぎりおにぎりちょいと詰めて
〇おにぎりを握りちょいと詰めて



319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 06:50:49.98 ID:9eUTYO6E0

>>318
  イ`ヘ
 /: :| ヽ
/ : :/  ヽ ___   _,,,:. .-: :´彡フ
_ノ\_∠: : : : : : : : :`: :-: :,:_:/彡 /
      ( : : : : : : : : : : : : : : `ゝ  /
  マ  r::/: /: : | : : : : : : : : ::\ /
      //: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
  ジ  {/ 7|`\/i: /|:|/|´: : : : :|ヽ
     〉 ,‐-‐、`|7 || |_::|,_|: : :|:::|: |
  で / r:oヽ`    /.:oヽヽ: :|: | :|
     { {o:::::::}     {:::::0 }/: :|N
  っ  | ヾ:::ソ     ヾ:::ソ /|: : |
 !? ヽ::::ー-.. /ヽ ..ー-::: ヽ::| r--ッ
-tヽ/´|`::::::::::;/   `、 ::::::::::: /: i }  >
::∧: : :|: |J   \   /   /::i: | /_ゝ
. \ヾ: |::|` - ,, ___`-´_ ,, - ´|: : :|:::|
   ヽ: |::|\     ̄/ /|  |: : :|: |



321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 06:53:08.16 ID:yaV0lE2gO

>>318
マジカヨ……



お姫ちんはシャネルの5番を着て寝るの?

521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:15:01.39 ID:3iFNQTgMO

お姫ちんはシャネルの5番を着て寝るの?



523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:26:33.00 ID:W/I0FQuB0

>>521
シャネルのNo.5ってコロンだから「着て寝る」っておかしくないか?



524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:27:36.48 ID:kOa0UXnq0

>>523
マリリン・モンロー

シャネル5番とマリリン・モンロー



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    コメント一覧

      • 1. だいき
      • 2012年01月11日 12:48
      • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月11日 13:18
      • おにぎりおにぎりのヤツ、デマだから。
        釣られんなよ。
      • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月11日 15:25
      • >>2
        マジでっ!?
      • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月11日 16:24
      • 5 凄いよかった
      • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月11日 16:46
      • やっぱお姫ちんだな
      • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月11日 21:20
      • 面白かった!
      • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月11日 21:24
      • 古都編書かないのか…。

        乙でした
      • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月11日 21:48
      • すごい良かった!!
        お姫ちんの可愛さに目覚めた
      • 9. アイマスちゃんが亡くなって
      • 2012年01月11日 23:32
      • 一年が経ちます

        リメンバー9.18

        お線香あげていきます

        つΙ~~
      • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月12日 01:02
      • ※9
        おいやめろ(迫真)

        すごい良かったんだが、コメ少ないってことは
        貴音さんあんま人気ないのかね。
      • 11. 名無し
      • 2012年01月12日 02:55
      • この貴音はいまいちイメージと違ったからコメントしてなかった
      • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月12日 03:40
      • ※10
        少し日にちが経ってるし、※11さんの言うような
        大手や一定の数のまとめブログで
        まとめられたからしゃーない。


        赤羽根Pも良いキャラしてるし面白かったぞ。
      • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月12日 23:04
      • ※9
        そろそろそれ鬱陶しいよ
        ってか見苦しい
      • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年01月12日 23:45
      • 美希派だったけど、貴音もいいな。

        米9
        これ至る所でみるけど、もういいよ…。
      • 15. カキーン
      • 2012年01月23日 03:26
      • アイマスは知っていたけどやる気にならなかった中学一年のあの日から三年…
        PSP三作とPS3のアイマスを買い課金…
        今月も高校生の財布が空になった…
        貴音最高アイマス大好き!
      • 16. 全米
      • 2012年02月03日 07:58
      • 貴音さんかわいいね
        良かったです
      • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年02月04日 11:28
      • こういうssが増えると個人的に嬉しいな。
      • 18. nanashi
      • 2012年02月08日 20:05
      • 最初Pがカメラマンだったのは、本当にこういう理由なんじゃないだろうか
      • 19. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年02月18日 21:51
      • 甘々なだけじゃなく、要所要所のアニメネタとかいいね。

        ※18
        俺もカメラマンの件はこういうことがあったんじゃないかと思う
      • 20. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年03月05日 00:26
      • 5 一番好きなキャラが貴音なので楽しみにしながら読んだ
        相変らず貴音は可愛い
      • 21. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年03月12日 11:37
      • 5 お姫ちんは素晴らしい
        あとアイマスのSSもっと増えてほしい
      • 22. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年03月15日 10:57
      • *313のせいで、読む気が失せるな。
      • 23. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年03月20日 21:25
      • 5 すごくいいね!

        ただ、シンジ君以来の応援したくなるキャラって
        何とも言えない評価だなw
      • 24. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年03月31日 02:29
      • 5 ニヤニヤしっぱなしだったぜb
      • 25. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年05月05日 23:54
      • P蔵で笑ったわww
      • 26. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年09月13日 02:45
      • このss好きだなあ
      • 27. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年10月08日 20:09
      • ニヤニヤがとまらないよぅ
      • 28. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2012年10月28日 04:06
      • 黄色い救急車www
      • 29. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年09月18日 14:50
      • 1 序盤のPの態度がラノベっぽくて寒い。まだ死滅してなかったんだな
      • 30. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2013年12月26日 09:01
      • 5 これは良いSSだ……
      • 31. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2014年11月03日 01:30
      • 5 初めて読んだけど、特に後半は非常に良かった。

        アイマスSSは名作が埋もれているから本当に飽きないな…
      • 32. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年04月20日 18:54
      • P「その娘の名前は……」

        貴音「…………」ドキドキ

        P「いま、」

        ミンゴスかと思ったわwwwww
      • 33. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年04月30日 23:06
      • ※32なんでやねんwwwwwww
      • 34. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年06月01日 17:14
      • >>302
        貴音「ど、どいてくれる?」

        いきなりどうした
      • 35. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年08月18日 02:38
      • ※34
        綾波のセリフを続けたのんでしょ

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

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