男「好き!大好き!愛してる!」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:46:30.66 ID:XFTJE11j0
女「おはようー」
男「おはよー女さん!今日もキレイだね。」
女「うん、ありがとう」
男「女さんほんとキレイだし、可愛いし、俺の彼女とか信じられないよ」
女「えっ、そう…かな?」
男「うんうんうん!もう好き!大好き!好きだよ女さん!」
女「うん…ありがとう……」
⇒だいすき!!- 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:46:52.88 ID:XFTJE11j0
男「休憩時間だよ女さーん!」
女「そうだね、次の授業の用意しとこうよ」
男「うん!女さんはほんと真面目だねっ」
女「う、真面目すぎるかな?」
男「そんなことない!すごくいい!だから俺は女さんが大好き!」
女「あ、う…うん、私も男くんが好きだよ」
男「ほんと?いやぁ…嬉しいなぁ……」
女「あ、そろそろ時間だから教室に戻りなよ」
男「うん、女さんも授業頑張ってね」
女「ありがとう、男くんもね」
男「が、がんばる!女さん見ててくれーっ!!」
女「……」
- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:47:20.97 ID:XFTJE11j0
女「あ、お昼休みだ……」
男「お昼休みだよ女さんー!ご飯一緒に食べよー!」
女「あ、うん。一緒に食べよう」
男「ご飯食べてる女さんも可愛い!愛してるっ!」
女「あの、ご飯は静かに…」
男「あ、うんそうだね。いやでも……」
女「?」
男「女さん、ほんと可愛いなぁ」
女「あう、あ、ありがとう」
男「~♪」
女「………」
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:47:51.35 ID:XFTJE11j0
女「そろそろ下校じか…」
男「下校時間だよ女さん!一緒に帰ろうよ!」
女「…うん、一緒に帰ろう」
男「今日もがんばったね」
女「うん、ほんと大変だったー」
男「でも俺はもう疲れ吹っ飛んじゃった」
女「え、なんで?」
男「大好きな女さんと一緒に帰ってるんだもの、疲れなんてなくなっちゃうよ」
女「そう?」
男「うんうん!あの、だからさ……手をつないでもいいかな?」
女「うん、手をつなごう!」
男「やった!」
- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:48:19.78 ID:XFTJE11j0
男「女さんお腹すいてない?」
女「あ、ちょっと空いてるかも」
男「じゃあマックよらない?」
女「うん、行こう行こう!」
男「はー……ご飯食べてる時の女さんもマジ天使」
女「あんまり見つめられると…その……食べづらい」
男「あ、ごめん……」
女「いえその、やっぱり気にしないで!」
男「お、俺も食べるね」
女「うんうん、早く食べちゃおう」
男「…はぁ、女さん可愛いなー」
女「…………」
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:49:00.11 ID:XFTJE11j0
女「…はぁ」
女「男くんいい人だし、かっこいいし、素敵なんだけどなぁ……」
女「なんであんなにテンション高いんだろ。正直ウザい」
女「それになんというか、好きって言葉が軽い気がする。」
女「気のせいかな………気のせいならいいんだけど」
女「ん?着信?……もしもし、女ですが………」
神様「おめでとうございます!貴方が選ばれました!」
女「え?」
神様「あ、わたくし神様サポートコーポレーションの神様というものですが」
女「すいません、間に合ってます」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:49:32.79 ID:XFTJE11j0
神様「あわわわっ!切らないでください!別に怪しい物じゃ」
女「間に合ってますので、すいません」
神様「ちょちょっとまってくだs」
女「なんなの神様とか怪しすぎ……ってまた着信……」
神様「すいませんほんと少しだけでもお話聞いてください」
女「…はぁ、わかりました」
神様「えっとですね!今何か悩んでませんか?」
女「そりゃまぁ、人並みには」
神様「どうでしょう、一つ神様にお願いごとしてみませんか?」
女「お願いごと?」
神様「そうです。なんでも1つだけ、神様が叶えてくれます!」
女「ほ、本当ですか?」
神様「ええ、神様は嘘をつきません。そして今回は貴方がその叶えられる人として選ばれました!」
- 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:50:02.37 ID:XFTJE11j0
女「でもどうせキャッチか何かなんでしょう?」
神様「神様は嘘つきませんってば。今この電話口で言えるようでしたら、今すぐ一つだけ叶えますよ!」
女「願い事なんて……あっ」
神様「ありましたか?」
女「…男くんの愛を、もっと重くしてほしい。」
神様「へ?今付き合ってる男くんですか?」
女「言ってないのに分かるんですか……そうです。その男くんです」
神様「い、いやでも今彼から十分愛されて」
女「彼の言葉は軽すぎるんです!もっと、もっと愛は軽々しく言えないと思うんです!」
神様「…はぁ、でも違う願い事のほうが……」
女「いいんです!この願い事がいいんです!」
- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:50:22.82 ID:XFTJE11j0
神様「もう、知りませんからね……」
女(ふ……ふふふっ、これで男くんはもっと素敵な人になった)
神様「終わりました」
女「え、もうですか?」
神様「神様ですから。あと、この願い事は取消も、新しい願い事もできませんからね」
女「問題ないです。ではありがとうございました」
神様「はい、ではいい人生を」
女「まぁ、変わるかどうかは分からないけど、明日が楽しみだなぁ」
女「男くん……ふふっ………」
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:50:46.82 ID:XFTJE11j0
男「おはよう女さん!」
女「おはよう男くん」
男「今日も綺麗だね!女さん大好きだよ!……あれ?」
女「どうしたの?」
男「あ、いやなんでもないんだけど……」
女(きいてるのかな?だとしたら男くんは……)
男「そうだ、それより学校行かなくちゃね」
女「そうね、行きましょう」
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:51:06.45 ID:XFTJE11j0
男「女さん、次の時間は合同授業だね」
女「そうだね、一緒にがんばろう」
男「うん、女さんにも応援されたし、頑張るよ!」
女「それじゃ、移動しましょう」
男「うん……あ、あの女さん」
女「はい?」
男「好きだよ」
女「私も、男くんが好きだよ」
男「…ありがとう」
- 14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:51:32.43 ID:XFTJE11j0
男「……」
女「……どうしたの?」
男「あ、いや何でもない。女さん可愛いなって思ってるだけ」
女「そんな……」
男「うん、ほんと女さん可愛い。だから俺は女さんが……好き、だし」
女「なんか辛そうだね、大丈夫?」
男「いや全然大丈夫!なんともない!」
女「ならいいんだけど……」
男「女さん好き!ほんと大好き!」
女「ふふっ、私も男くんが大好きだよ」
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:51:50.35 ID:XFTJE11j0
女「男くん、前よりも好きって軽々しく言わなくなったなー」
女「やっぱりあの願い事が聞いてるとか?」
女「うぅ、正直ウザさもなくなったし、男くんを遠慮無く好きになっちゃいそう」
女「明日が楽しみだなぁ。明後日はもっと楽しいんだろうなぁ……」
女「ふんふん、明日が来ないかなー♪」
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:52:15.82 ID:XFTJE11j0
男「おはよう、女さん。学校に行こうか」
女「おはよう男くん、待たせちゃった?」
男「全然待ってないよ。さ、行こう」
女「……私のこと、好き?」
男「…好きだよ」
女「そう……」
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:52:39.24 ID:XFTJE11j0
女(休憩時間……男くんが最近来ないな……)
女「はぁ……あっ!」
女「男くん!男くーん!」
男「あ…女さん」
女「そっちは次の授業は体育?頑張ってね!」
男「う、うん。頑張ってくるよ。それじゃあ」
女「……がんばって…ね」
- 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:53:13.05 ID:XFTJE11j0
女「ねぇ、男くん、帰ろっか」
男「うん、帰ろう。送るよ」
女「………」
男「………夕焼けが、きれいだね」
女「…私は?」
男「もちろん…綺麗さ」
女「本当に?私のこと愛してる?」
男「ああ」
女「……最近冷たい気がする」
男「そんな事無い!そんな事……」
女「じゃあ、私のこと好きだって言ってよ!」
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:53:41.52 ID:XFTJE11j0
男「…わかった、俺の気持ちを聞いてくれ」
女「…ええ」
男「俺は、世界で一番女さんのことを愛しています。」
男「今までも、これからも、ずっと、ずっと。」
女「私も、男くんのことが世界で一番好き。」
女「だから、男くんと離れたくない……」
男「ああ、俺も離れたくないよ……」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:54:25.39 ID:XFTJE11j0
書き溜めここまで
ここから手書き
goodEndかBadEnd
好きな方を選んどいてほしい
- 24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:56:21.38 ID:IgpKXa5A0
両方!
- 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 22:58:06.40 ID:XFTJE11j0
女「…どうして、こうなっちゃったんだろう」
女「数カ月前の私は、あんなに嬉しかったのに……」
女「…男くんの気持ちが、離れてるのかな?」
女「……そんなわけない、よね?」
女「ううん、前より愛の言葉が重みを感じるようになったし、私もあの時嬉しかった。」
女「だから、きっとこれでいいんだ」
女「きっと……」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:02:58.79 ID:XFTJE11j0
男「おはよう、女さん」
女「おはよう、男くん!」
男「今日は女さんを待たせちゃったね。ごめんね」
女「ううん!全然待ってないよ!男くん行こう!」
男「ああ、行こうか」
女「…ねぇ、私の事好き?私は男くんが大好きだよ!」
男「うん、俺もだよ。」
女「……」
男「……」
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:03:28.63 ID:XFTJE11j0
え、両方?
- 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:07:13.24 ID:RNhdC45D0
>>31
順番に両方書いて欲しいな
- 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:06:35.70 ID:XFTJE11j0
女「男くん、遊びに来ちゃった」
男「あぁ、女さんか。次は女さんの得意な数学だっけ?」
女「うんうん!」
男「数学頑張ってね。応援してる」
女「うん!」
男「それじゃ、俺は英語の予習してるから……」
女「あ……」
男「どうしたの?」
女「ううん、なんでもないの」
男「そう」
女「……がんばるね」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:09:53.06 ID:XFTJE11j0
女「男くん!ご飯一緒に食べよう?」
男「あ、いや……ごめん」
女「ど、どうしたの?」
男「その、友達とご飯食べる約束しててさ……ごめん」
女「あ…そっか、それなら仕方ないよね。ごめんね誘っちゃって」
男「いやこっちこそ女さんが誘ってくれたのに……次は絶対行くから」
女「…うん」
男「それじゃまたあとで!」
女「………男くん」
女「……」
- 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:16:42.81 ID:XFTJE11j0
女「男くん、その、一緒に…帰ろう?」
男「うん、一緒に帰ろう女さん」
女「うん!手をつなごうよ!」
男「……ああ、つなごうか」
女「~♪」
男「今日は夕日と月が見えて、空が綺麗だね」
女「そ、そうだね!」
男「そろそろ分かれ道だ。それじゃあ女さん、また明日」
女「……ねぇ、男くん」
男「なに?」
女「私のこと、好き?」
- 38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:18:23.47 ID:XFTJE11j0
男「朝も言ったろう?」
女「そうじゃなくて!」
女「私はまだ、男くんから『好き』って言ってもらってないの!」
男「……」
女「ねぇ男くん、私のこと好き!?ねぇ、愛してくれてるの!?」
男「……」
女「何で黙ってるの!?」
女「前みたいに言ってよ!好きだって、愛しているってっ!!」
男「……」
女「お願いだから……言ってよ………」
男「あのね、女さん」
女「?」
男「僕も、苦しいんだ」
女「え?」
- 41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:26:14.30 ID:XFTJE11j0
男「最近僕がなんで何も言わなくなったかって言うとさ」
男「女さんに好きって言おうとする度に、途方も無い虚脱感と呼吸困難に陥るんだ」
男「そりゃ僕だって、最初は愛の障壁だと思ってたさ、それでも乗り越えられるって…信じてた」
男「でももう、数ヶ月ずっとこの状態なんだ」
女「!!!」
女(ま、まさかあの時のお願いが・・・!)
男「僕の決意はすでに摩耗して、何もしたくないんだ」
男「僕はこの程度の男だったんだよ。君への愛情なんて、苦しみの前には消えちゃうんだ」
男「だから、この際はっきり言おう」
男「僕と、別れてくれ」
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:26:34.69 ID:XFTJE11j0
女「え?」
男「僕はもう、君を愛する資格なんて無い。苦しみすら乗り越えられないんだ」
女「いやだ、いやだよ」
男「君ももう、僕のことを忘れたほうがいい。君にはもっと素敵な人が」
女「いやだよ!私は男くんがこんなに好きなのに!嫌!嫌あああああ!!」
男「お、女さん?」
女「なんで、どうして……ぁああああああああああ!」
男「女さん……」
- 43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:29:48.36 ID:XFTJE11j0
女「ケイタイ……ケイタイ………」
女「神様に……電話しなくちゃ………」
女「お願い……早く……なかったことにしなくちゃ……」
女「男くんが…いなくなっちゃう……はなれてっちゃう……」
女「早く…どれ……神様……どこ………」
女「!!!」
女「あった!これだ!!!」
女「早く…!早く出て神様!!男くんがいなくなっちゃうっ……!!!」
神様「はい、こちら神様サポートコーポレーションです」
- 44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:31:25.11 ID:XFTJE11j0
ここあたりから分岐
BADから書きます
BAD苦手な人は、BADENDをNG登録しとくといいかも。
つーか、まさか両方書くとは……
- 46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:35:46.48 ID:pk3ZIHQnO
>>1頑張れ 見てるよ
- 47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:36:44.51 ID:XFTJE11j0
女「神様ですか!?女です!」
神様「ああ、女さんですか。男くんとは上手く行ってますか?」
女「すいません、お願いを取り消してください!男くんがいなくなっちゃうんです!」
神様「あー、上手く行ってないんですか。残念です」
女「そんなことより!はやくお願いを取り消して!お願いします!!」
神様「無理です」
女「そんな……嘘、でしょ?」
神様「最初に言いましたよね?そんなお願いは要らないんじゃないかと」
神様「お願いは、取り消せないんだと」
神様「残念ですが、無理です」
神様「ただ、貴方への愛が苦しいだけですので、他の人と愛することはできますよ?男くんは」
神様「聞いてます?女さん?」
- 48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:37:00.27 ID:yIu54jDki
>>1
せっかくどっちも用意したならどっちも披露したほうがいいじゃんね
- 49:BADEND:2011/09/22(木) 23:44:21.31 ID:XFTJE11j0
女「どうにかして、苦しみを取り除く方法は……ないんですか?」
神様「無いです」
女「そんな…私は…男くんにもう、好きだって……言ってもらえ……」
神様「本当に残念です。こればっかりはホントにどうしようもないですね」
女「な、なら違うお願いを……!」
神様「図々しいですね。それも前に言ったはずです。」
神様「そんなことはできないと」
女「い、いや……」
神様「私は貴方が愛が軽いと言ったから重くしたまでですよ。貴方の言い出したことです」
女「で、でも私は男くんを苦しめたくてやったわけじゃ」
神様「受ける愛が軽いんですか。貴方は男くんに愛を与えてましたか?殆ど受け身だったんじゃないですか?」
女「あ…う……」
- 50:BADEND:2011/09/22(木) 23:44:53.37 ID:XFTJE11j0
神様「男が好きだとたくさん言わなければこんなことにならなかったのです。言わせたのはだれですかね」
女「私……です」
神様「貴方は愛を与えない割には、本当に傲慢ですね」
女「………」
神様「他に言いたいことはないですか?」
神様「では、いい人生を」
- 52:BADEND:2011/09/22(木) 23:49:04.77 ID:XFTJE11j0
その後、男と女は次の日離別した。
男は更にその半年後、精神病を患い、自室で首を吊った。
「大切なものを失った。取り戻す力はもう無い。もう生きていく意味が無い」という遺書が机にあるだけだった。
そしてそれから1年後、女は風呂で手首を切り落とした。
当初は騒がれた自殺だったが、噂は風化してゆく。
やがて、二人を思い出すものはいなくなった。
神様「はい、こちら神様サポートコーポレーションです!」
End
- 53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:50:37.14 ID:XFTJE11j0
ここまでBADEND
ここからGOODEND
>>48
どっちのENDも書くと、なんかこう、押し付けしてる気がしてたまらないんだ
- 54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:50:50.92 ID:CLn26+Ct0
乙
GOODに期待
- 55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:52:19.12 ID:RNhdC45D0
こういう話好きだわ
- 56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/22(木) 23:55:56.87 ID:Soj7mZuv0
乙!
さぁ続きをくれ!
俺を・・・二人を幸せにしてくれ!
- 58:GOODEND:2011/09/22(木) 23:59:31.68 ID:XFTJE11j0
女「どうにかして、苦しみを取り除く方法は……ないんですか?」
神様「無いこともないですが……うーん」
女「お願いします!教えてください!」
神様「では次のことを守ってください」
女「はい」
神様「1.男くんに二度と愛を言葉で求めないこと」
神様「2.男くんに限りない愛を注ぐこと」
神様「この2つだけ守れれば、きっと男くんはまた愛の言葉を伝えてくれますよ」
女「え、う……」
神様「怖気付いたのですか?なら止めたほうがいいですね」
女「そ、そんな事は」
神様「良い事教えましょうか。男くんのことで」
神様「彼、結構軽い感じで虚脱感とか息苦しさとかしゃべってましたけど」
神様「実はあれ、かなりきつくしてるんですよ。」
- 59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/23(金) 00:01:04.96 ID:7T0P9QxA0
女「えっ?」
神様「あー、知らないですよね。知らないけどお願いしちゃったんですもんね」
神様「男くん、昔の英雄にも負けないくらい凄い精神力でしたよ」
神様「正直、気が狂ってもおかしくないほどの苦しみを与えてましたから」
神様「それを表に出さない。女さんに心配をかけないため。」
女「っ!!」
神様「いやー、ほんと素晴らしい人だった。」
神様「願い事した本人は軽い気持ちだったのにね」
神様「男くんも軽い気持ちで別れればよかったのに、ホント最後まで彼女思いの人です」
女「男くん……ごめんなさい…ごめんなさい…」
神様「で、辞退するんでしたっけ?別れますか?」
- 61:GOODEND:2011/09/23(金) 00:04:41.23 ID:7T0P9QxA0
女「い、いえ!私も、私だって男くんが大好きです!」
神様「ほうほう」
女「男くんの為なら、私は惜しみなく愛をずっと注ぎ続けれます!だから、だから男くんと別れたくないっ!!」
神様「なるほど、では頑張ってください」
神様「では、いい人生を」
女「男くん……今度は……私が……」
- 65:GOODEND:2011/09/23(金) 00:15:38.39 ID:7T0P9QxA0
―――
――
―
女(あれから……60年……か……)
女(男さんと結局別れることなく、結婚までしたけど)
女(もう、男さんから愛の言葉を貰うことはなかったな……)
女(いえ、求めちゃダメ。私は今、男さんと一緒に暮らせて幸せなんだから)
男「ヒュー……ヒュー……」
女「はい、お茶を今持ってきますね」
男「……ヒュー…」
女「体大丈夫ですか?……そう、よかった」
女「大丈夫です。直ぐ戻ってきますから」
- 66:GOODEND:2011/09/23(金) 00:16:18.05 ID:7T0P9QxA0
男「……ん…」
男「おん…な……さ……ん…」
男「好き……だ……大…好き…だ……」
男「あ……い…し……てる……ずっと……ずっ……と……」
男「………さ……」
男「……」
男「」
女「男さん、お茶を持って来ましたよ」
女「男さん?」
End
- 67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/23(金) 00:17:07.31 ID:ZfK+HGNK0
うひゃあああああ
- 68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/23(金) 00:17:19.08 ID:ZfK+HGNK0
せつないいいいいい
- 69: ◆STwbwk2UaU :2011/09/23(金) 00:17:19.05 ID:7T0P9QxA0
というわけで終わりです。
世にも奇妙な話を書きたかった。後悔はしていない。
読んでくれた人はありがとうです
- 73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/23(金) 00:22:24.49 ID:YZFwFjWl0
乙
せつねぇ
- 75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/23(金) 00:32:12.58 ID:5IgORmjH0
ふぅ
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「男女」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (21)
-
- 2011年09月23日 07:43
- お前等、男を川越シェフに変換して読んでみ……
-
- 2011年09月23日 07:59
- BADの方はちゃっちいな…goodの方はY氏の隣人っぽくてイイ
-
- 2011年09月23日 09:16
- ※1
あいつは人を好きにならないから変換できない
-
- 2011年09月23日 13:29
- こういう見方をするのもこんなところに書いちゃうのも自己満足でSSに対して失礼だとは思うけど
今の叩かれる女共の思考って大体こんな感じだと思う。
愛してるって言うとうざい、言わないと浮気。自分は何もしないで与えられて当然だと思ってる。
お互い譲歩しなきゃ結婚なんて無理なのに旦那に譲歩させて自分は一つも譲歩しない。
そりゃ簡単に浮気するし離婚するよな。
そういう意味でこのSSはすごくリアルだと思う。
まぁ、男が下心なしでマトモって前提条件があるけど。
-
- 2011年09月23日 13:35
- ※4
リアルで嫌な事でもあったのか?
-
- 2011年09月23日 14:10
- 実は男が神に願いを聞いてもらったってのが定番だよね
-
- 2011年09月23日 18:13
- 「世にも奇妙な物語」で
男性と女性が確かお見合いで結婚
↓
女性は愛を与えられると重度の喘息?(死ぬ可能性あるくらい)を起こす奇病を持ってる
↓
ある日、男性は女性を強く抱きしめ愛を伝える
女性涙を流し喜ぶ
しかし…
↓
数十年の時が経ち女性が亡くなり葬式後
そこに来ていたおばさん達が
「旦那さんはとにかく冷たい人だった」
「全く愛を与えていなかった」
「葬式場でも悲しい顔一つしていなかった」と
みたいな話あったけど、ふとそれを思い出しました。
-
- 2011年09月23日 18:51
- 何だよこれ!
ハッピーエンドも切ないじゃないか!
ばか!
-
- 2011年09月23日 20:11
- ※7
つまりどういうことだってばよ
女を寿命まで死なせない為に数十年間冷たく接し続けたって事でいいんだよな?
でもそれだと葬式でも泣かないのはちょっと違和感あるか
-
- 2011年09月23日 22:06
- BAD?
因果応報でいい話じゃないか
糞女ザマァwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ただ男はかわいそうだからそっちで救いが欲しかったな
GOODは糞っぽいので読んでない
-
- 2011年09月23日 22:30
- 愛してもらう事に慣れる(当然だと思う)事への警告だな
愛し愛される事が本当に付き合うって事なんだろう
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- 2011年09月23日 22:36
- ※9
男にとって、冷たく接する事泣かない事=「愛」
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- 2011年09月23日 22:45
- *10
お前ついてるな
「好き」は何度も言うもんじゃないが、全く言わなくても相手に不安を与える。
大事なのは頻度――と考えると面倒だよな。一番は相手の立場になって考えることだよ。
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- 2011年09月23日 23:24
- どちらも安かったな
残念
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- 2011年09月24日 01:03
- なんていうか一定の距離感って大事だよね
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- 2011年09月24日 02:05
- とりあえず俺には彼女いないよね
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- 2011年09月24日 03:33
- 愛って重いよな。
言葉で見ると軽いけど口に出すと重さを感じるよ。
想いって難しいよ、いま腕立て伏せをしたけど毎回途中で疲れて止めるんだ、いまも。
なんかヤンデレな彼女がほしくなっちゃったよ
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- 2011年09月26日 04:06
- 手首切り落とすって鉈でも使ったのかよw
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- 2012年01月25日 23:57
- 確かに男の言葉は軽く感じた
「重みのある言葉が欲しい」って意味なのにそうならなかったから
神の契約不履行ということで願いをやり直しって感じでもよかったかと
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- 2012年03月19日 04:05
- 愛は与えるもので、見返りを求めてはいけない。
愛を求めてはいけない。相手に要求してはいけない。
重く感じるとか、軽く感じるとかよりもまず「愛されている」ということを大事にするべきだと
そういうつもりで書いた。
またなんか書こうかなぁ・・・
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- 2014年07月04日 17:38
- 米20 で、なんか書きましたか?