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まゆしい「最近オカリンが構ってくれないのです」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 22:52:25.78 ID:g2u36fwo0

※SG世界線ネタバレ注意 また多少辻褄が合いませんがご寛恕願いたい
 原作終了後(2010年9月)からさらに1年半後くらいです

紅莉栖「それじゃ私は帰るから。岡部、明日は店が開き次第パーツ探しに付き合いなさいよ」

岡部「わかっている・・・全く最初はくだらないだのいっていたくせにノリノリではないか」

紅莉栖「う、うっさい!だいたいこんな中途半端にしか役に立たないなんて研究者として許せないのよ!」

ダル「この助手ノリノリである!っていうか牧瀬氏のおかげで未来ガジェットたちが魔改造されてる件について」

ダル「ふは、日本に帰ってきてもやることは実験なのね」

紅莉栖「だ、だからそれは!というか魔改造って言うな///」

岡部「紅莉栖、メイクイーンのバイトなのだろう?またフェイリスにどやされるぞ」

紅莉栖「っ!そ、そうね!橋田、あとで由季さんに虐められたってチクってやるからな!」タタッ

ダル「ちょ牧瀬氏マジ鬼畜」

岡部「からかいすぎだ馬鹿者め」



2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 22:55:43.43 ID:g2u36fwo0

ダル「牧瀬氏はいじると面白いんだお。・・・っていうかオカリン最近なんだか牧瀬氏に優しくね?」

岡部「そうか?なに、魔改造に勤しんでる助手を労ってのことだ」

岡部「・・・考えてみれば助手が我がラボに入ってもう1年半も経つのだな・・・」

岡部「とは言っても、助手は一時期海外へ行っていたから実質1年程度か」

ダル「オカリン、それは年末に言っとくべき。そういえばオカリンは正月何してたん?」

岡部「特に何をしていたというわけではない。ラボメンで行った初詣のあとは、まゆりの家に入り浸っていたくらいだな・・・あ」

ダル「どしたんオカリン?」

岡部「・・・いや何でもない」



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 22:57:58.40 ID:g2u36fwo0

ダル「ふーん?そういえば最近まゆ氏ラボに来なくね?今日はメイクイーンのバイトなんだろうけど」

岡部「・・・・・・受験が忙しいんだろう。さあダル、試験前の悪あがきを続けるぞ」

ダル「オーキードーキー。早いとこ終わらさせてエロゲにとりかかるお!」

岡部「はは、まったく・・・由季さんを泣かせるなよ」

ダル(なにかあったんかなまゆ氏と・・・)



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:00:15.40 ID:g2u36fwo0

まゆり「トゥットゥルー♪由季さんこんにちわー♪」

由季「まゆりちゃんこんにちわ!すいません今日は無理言っちゃって・・・」

まゆり「いいんだよー同じコスプレ仲間!(まゆしいは作る方だけど)こういうことは大歓迎なのです」

まゆり「それにスタイルのいい由季さんがモデルになってくれるとまゆしいとっても嬉しいのです♪」

由季「あはは、ありがとーまゆりちゃん!えっと今日はどんなコスがあるの?」

まゆり「今日はねー、ひな祭りに合わせたお姫様風のコスをつくってみましたー♪」

由季「わあ、嬉しいな。最近ゴスとは違ったものを着てみたくて・・・」

由季(特にまゆりちゃんに変わったところはないみたいかな?)



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:04:21.05 ID:g2u36fwo0

まゆり「それでねそれでね、クリスちゃんまーたお客さんにHENTAI!って言っちゃんだよ」

まゆり「でもお客さんも喜んでたみたいで、まゆしいわけがわからないのです」

由季「あー、ダルくんも同じだよそれ。おかしいよね男の子って・・・(そろそろ触れてみようかな)

由季「そういえば、岡部さんは最近元気ですか?ダルくんから話は聞いてるけど、最近テストで忙しいみたいで」

まゆり「・・・あはは、最近はオカリンとあんまりお話が出来ていないのです」

由季「え?どういうことですか?」

まゆり「えっと・・・その・・・ね、お正月の時にまゆしいちょっとオカリンに変なこと言っちゃったのです///」

由季「ま、まさか・・・告白でもしたんですかまゆりちゃん!?」

まゆり「う、ううん、違うの違うの。ちょっと、我が儘言っちゃっただけなの・・・」

由季「我が儘?」



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:07:22.95 ID:g2u36fwo0

~回想~

岡部「まゆりー、お茶ー」

まゆり「もぉオカリンうちに来るとだらしなくなるよー。っていうかまゆしいはオカリンのメイドさんじゃないのです」

岡部「ははは、すまんすまん。どうも油断してるとお前に甘えてしまうな」

まゆり母「倫太郎くん、今夜もご飯食べてく?」

岡部「あ、ありがたく頂きます。うちの親しばらく帰って来ないとはいえ、毎日のように甘えてしまいすいません」

まゆり母「いいのよー。長い付き合いじゃない、倫太郎くんは私の息子みたいなものよ」

まゆり母「ふふ、そのうちにまゆりを貰っておかあさんと呼んでちょうだいね♪」

まゆり「お、お母さん!オカリンをからかっちゃ嫌だよぉ」

岡部「あはは・・・」

まゆり母「ま、倫太郎くんには何年もまゆりを助けて貰ってたからね。倫太郎くん自身のためを考えてくれれば私は幸せよ」

まゆり「・・・・・・」



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:08:46.77 ID:g2u36fwo0

岡部「まゆり、そろそろ寝た方がいいぞ」

まゆり「もうちょっとー、もうちょっとでコス出来るから・・・」

岡部「やれやれ、それしかやることないのか、お前は」

まゆり「ええー、だってコス作ってる時楽しいよー」

岡部「まったく・・・ま、それがお前らしいか」 トサッ

まゆり「・・・オカリン?風邪引いちゃうよ?」

岡部「それはお前もだろうが。ほら、待っててやるから急げよ。試験前に体を壊してどうする」

まゆり「・・・むー、オカリンはずるいのです・・・」



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:09:48.34 ID:g2u36fwo0

岡部「む?どうした?手が止まっているぞ」

まゆり「・・・まゆしいは、やっぱりコス作ってる時が楽しいけど、一番はオカリンが隣にいてくれる時だと思うんだよ」

岡部「黙っていることしか出来んぞ俺は」

まゆり「それでいいんだよー。オカリンが隣に居てくれるだけで、まゆしいは嬉しいのです♪」

岡部「っ・・・」

まゆり「え、あ、今のはその・・・・も、もちろんクリスちゃんやダルくんとみんな一緒にいるときもとっても大好きな時間だよ」

まゆり「で、でもね・・・・・・やっぱりオカリンと二人でいる時間も大切、かなー・・・あはは」

岡部「・・・まゆり、それは・・・」

まゆり「あ、あはは、我が儘言っちゃってゴメンね。お正月ももう終わりだし、」

まゆり「いつもの生活が来ると思うと寂しくなっちゃったのかもしれないのです」

岡部「はは、そう、か・・・」

まゆり「あ、あらためて、今年もよろしくね、オカリン」



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:10:54.60 ID:g2u36fwo0

~ 回想終了~

由季(って告白じゃないですかそれ・・・なんですか、つまり、まゆりちゃんは告白したつもりじゃないが、

由季(どう聞いても告白です本当にありがとうございましたで、岡部さんがまゆりちゃんへの対処を決めかねていると、

由季(そしてまゆりちゃんもそんな岡部さんを察してぎこちないと、そういう状態ですか)

まゆり「なんかねー、あれからオカリンに避けれてる感じがして・・・最近オカリンが構ってくれないのです」

由季「それはそうかも・・・」

由季(最近牧瀬さんと仲が良いと聞いてるし、これは・・・ひょっとしたら・・・うわあ・・・い、いやしかし!)

由季「ま、まゆりちゃん、確認したいんだけど、岡部さんのこと、好きですか?もちろん異性として、です」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:11:43.47 ID:g2u36fwo0

まゆり「・・・・・・うん、大好きだよ」

由季「それなら、やるべきことは一つです!結果はどうあれ岡部さんにちゃんと告白すべきですよ!

由季「わたしなんてごり押しでダルくんを取っ捕まえましたからね!」フフン

まゆり「あはは、うん、本当はそうしたいんだけど、そうしなきゃいけないんだろうけど、

(岡部、もうまゆりの手を離しちゃだめよ?)

(まゆり、約束よ・・・)

(あんたは幸せになりなさい)



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:13:06.73 ID:g2u36fwo0

まゆり「まゆしいは、クリスちゃんのことも大好きなのです」

由季「っ・・・で、でも・・・いやまて、そう!友情を言い訳にするのは卑怯よ!結局選ぶのは岡部さんなんだから・・・」

まゆり「そうじゃないんだよ。まゆしいは、クリスちゃんから、もうもらったような気がするんだ・・・」

まゆり(こんな記憶、全然知らない。ただの妄想かもしれないし、この”世界”は、その世界じゃ、ない)

まゆり(だけど、あの記憶のクリスちゃんは、きっと今のクリスちゃんと同じことをする人だと思う)

まゆり「・・・十分すぎるほど、まゆしいは貰った気がするのです」

由季「え?」

まゆり「もうクリスちゃんから奪うことなんて出来ないんだよ・・・・」



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:14:04.44 ID:g2u36fwo0

~未来ガジェット研究所~

岡部「ふぅ・・・ちょっと一息つくか」

紅莉栖「ふはー・・・そうね、もうかれこれ五時間近く機械弄りしてたわ。コーヒーとってくる。あんたもいるわよね」

岡部「ああ、すまん。それにしても未来がジェットもちゃんと実践的に使えるようにすれば、思いの外スペック高いな」

岡部「無論改造には手間を取った「・・・まったくダルめ。急に呼び出されたとか抜かしおって」

岡部「これだから彼女持ちのリア充は」

紅莉栖「爆発しろ」

岡部「ははは、だな」



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:15:04.54 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「ほんと分かんないもんよね~。あんな美人でしっかりした人が、

紅莉栖「どうして橋田みたいなキモオタHENTAIメタボを気に入ったんだか」

岡部「フルボッコだなおい。まあ、たしかに由季さんの一目惚れという奴らしいが、一体どうしたら外見で気に入るんだか」

紅莉栖「ま、中身に関しちゃ確かに見る目はあったというべきだけどね」

紅莉栖(・・・いや、それもどうだ・・・?)

岡部「うむ。奴は我がラボの有能なスーパーハカーだしな」

岡部(・・・この世界線でもどうやら順調に鈴羽は生まれるようだな)



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:17:00.76 ID:g2u36fwo0

岡部「そういえば、この間話していた医大の研究室へのオファーはどうなった?」

紅莉栖「ああ、断っちゃった。脳分野での集中的な研究が出来るとはいえ、さすがに医大で人間相手の実験は自重しないとね」

岡部「ふむ・・・もったいないとは思うが、お前がそう決めたのなら何も言うまい」

岡部「・・・実験大好きっ子が」

紅莉栖「ほっとけ。それに、最近楽しいのよね、この生活が。海外でこっちに戻るために手間をとった甲斐があったわ」

紅莉栖「・・・ってもちろんアンタと居るだけじゃなくて、その、まゆりとか橋田とか留未穂とかその!」

岡部「わかったわかった・・・ん、留未穂?フェイリスのことか」



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:19:09.65 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「ああ、岡部も知ってたんだ、あいつの本名」

紅莉栖「ふふ、秋葉の大地主のくせしてフェイリスなんて名前でメイドやってるなんて、ほんと面白いわよねあいつ」

岡部「ふふん、ずいぶん仲良くなったようだな?」

紅莉栖「まあね~。なんで仲良くなったのかは覚えてないけど、意外と気があったりしちゃったのよ」

紅莉栖「厨二病患者で自分勝手な奴だけど、お店にいる時はみんなから不思議と慕われてて、

紅莉栖「ここぞという時はしっかりしてる。ほんと、わかんないやつよ」

岡部「バイトでお前がやらかしたポカも庇ってくれているみたいだしな」

紅莉栖「う、うるさい。・・・それに、なんというか、まゆりもそうなんだけど・・・・

紅莉栖「私、同年代の友達が出来たのって・・・・は、はじめって言うか・・・」

岡部「」



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:20:58.97 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「そ、その可哀想な人を見るような目は止めろ!アンタだって似たようなもんじゃないのよ!」

岡部「な、何を言う!この俺のカリスマ性があればこそ未来ガジェット研究所のラボメンが8人も集まったのだぞ!

岡部「我がラボメンこそ至高の友であり仲間であり、それ以外に友など必要ないのだ!」

紅莉栖「素直に他に友達居ませんと言え!大体こないだアンタんちに行った時に見た修学旅行のアルバム見たら、

紅莉栖「あんた写真中央に陣取ってたくせに人一人分の間隔空けられてたぼっちだったじゃない!」

岡部「ぐがッ・・・い、言ってはならん黒歴史を・・・!」

紅莉栖「むむーー・・・!」

岡部「ぐぐぐ・・・!」

紅莉栖「・・・・・・・ぷっ。あははっ、ほんとアンタと一緒に居ると退屈しないわ・・・」

岡部「・・・ふん」



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:23:07.79 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「その・・・岡部にはホントに感謝してる。もうずいぶん前の話だけど、突然ここに誘ってもらった時は嬉しかった」

紅莉栖「そしてあの時、ラジ館であったことで、たしかに私は岡部に助けられたと思ってる」

岡部「・・・事情を深く話せないのは、すまないとは思ってる。ただ、そのことで感謝するのは違うぞ」

岡部俺はただ・・・」

最初は、世界に殺されるまゆりを助けるためだけに

だが、鈴羽から世界の行く末と、父の遺志を貫いた鈴羽に報いるため、世界を救うために

そして、世界とまゆりを助けるために、俺は紅莉栖を----

岡部(!?)

・・・なんだ?この先の記憶は?

違う。この世界線は紅莉栖もまゆりも世界も救う選択をした結果ではないか。



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:23:38.56 ID:g2u36fwo0

だからこそ、この世界線--ダイバージェンス1.048596と示す、α世界線でもないβ世界線でもないこの世界線に到達した

それなら、この記憶は・・・なんだ?

紅莉栖「・・・岡部?」

岡部「あ、いや・・・紅莉栖。質問がある」

紅莉栖「な、なによ。話を中途半端にきって・・・」

岡部「世界が多世界解釈ではなく、アトラクタフィールド---世界線で構成されているという解釈は以前したよな?」

紅莉栖「ああ、あれね。多世界解釈とコペンハーゲン解釈のいいとこ取りだなんて都合のいい話もあったもんだと思ったけど、

紅莉栖「なかなか面白い解釈よね。たしか、あんたの知り合いに聞いた話だっけ?」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:25:00.33 ID:g2u36fwo0

岡部「・・・ラボメンナンバー008から、だ。ま、それはいい。もし、仮に世界線の移動を観測できる存在が居たとする」

紅莉栖「ふむ・・・続きを」

岡部「ある地点、仮にβ世界線のA点から時間経過によりB地点に到達する事象があったとする」

岡部「ただし、A地点にて世界線の移動が発生し、γ世界線への大きい移動が発生した場合、

岡部「それを観測者視点によって体験したとすると、当然B地点の事象は観測者は認知できない、よな?」

紅莉栖「それは当然でしょうが。時間軸の基礎、当たり前のことでしょ」

岡部「だよ・・・な」



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:26:18.40 ID:g2u36fwo0

岡部(たしかに、それは有り得ない。ダルのエロゲ理論で例えれば、主人公がAヒロインを攻略した際に、

岡部(同時期にBヒロインを攻略していたという記憶を主人公がもっていることになる。

岡部(これはつまり観測者は主人公ではなく、プレイヤーということになってしまう)

岡部(・・・・・・駄目だわからん。別世界線のことを詳しく紅莉栖に話すわけにもいかんし、俺の頭じゃ無理か)

紅莉栖「・・・もし、さ。世界線がたくさんあったとするじゃない?」

岡部「ん、ああ」

紅莉栖「ひょっとしたら、私がアンタと出会わなかったって世界も・・・あるのかな」

岡部「・・・かもな」

紅莉栖「そして・・・もっと前からアンタと知り合ってた世界だって」

岡部(!?覚えて・・・いるのか。いや、覚えていても不思議ではないが・・・)



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:27:30.02 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「その知り合いのトンデモ世界解釈を信じたわけじゃないけど、私さ、アンタにラボへ誘われた時、

紅莉栖「不思議と嫌じゃなかった。ううん、嬉しかったんだ」

紅莉栖「・・・い、言っとくけど私はそんな出会い頭にほいほい男について行く様な軽い女じゃないんだからなっ!」

紅莉栖「だから、不思議だった。会った瞬間から、ずっと前からアンタと一緒に居たような、

紅莉栖「このラボに居てみんなと騒いでたような、そんな、気がするのよね・・・」

岡部「・・・・・・・」

紅莉栖「運命なんて私は信じてない。信じてないけど・・・あ、アンタとは、その、会うべきして会ったというかその・・・」

岡部「紅莉栖・・・俺もそう思う。お前はどんなに世界が変わろうと、俺を支えてくれた、俺の大切な存在だ」



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:28:16.61 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「!お、岡部それって・・・!

紅莉栖「わ、私だって、私も、アンタのこと・・・!」

岡部「・・・え、あ、いや、今のはそういう意味では・・・!大切な仲間、ラボメンという意味であってだな!?」

紅莉栖「・・・へ?・・・・~~~~~ッ!紛らわしい言い方するんじゃないわよ!」

紅莉栖「ちょっと言っちゃったじゃな・・・てバカか私はああああああああああ!?」

岡部「おおお落ち着け助手よ!そそ素数を数えてだな!

岡部「・・・・というか、その、俺が・・・好き、なのか?」

紅莉栖「あぐぁ・・・!」

紅莉栖「そ・・・そうよ好きよ!?好きに決まってんじゃない!悪かったわねアンタが好きで!」

岡部「」



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:29:11.54 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「う、運命だとか別の記憶だとか、電波なことなんて関係ないからな!

紅莉栖「ただ、アンタと一緒に居ると楽しいって言うか・・・ともかく、すすす好き、なのよ!」

岡部「そ、そうか、よくわかったから、落ち着け!」

紅莉栖「う、うん・・・・」

岡部「・・・・・・。あー、その、紅莉栖、」

紅莉栖「待って!何も言うな!」

岡部「え?」

紅莉栖「と、突然こんなことになってアンタ混乱してるだろうし、

紅莉栖(というか私がヤバイ)その・・・考えて欲しい」

岡部「あ、ああ、もちろんだ」

紅莉栖「う、うん・・・お願い、します」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:29:58.51 ID:g2u36fwo0

岡部「・・・・」

紅莉栖「・・・・」

紅莉栖「わ、私一度メイクイーンに帰るわね!」

岡部「あ、おい!」

紅莉栖「そ、それじゃ!」ガチャ

まゆり「あっ」

紅莉栖「」

岡部「」



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:31:10.17 ID:g2u36fwo0

まゆり「・・・・」

紅莉栖「・・・・」

岡部「・・・・」(腹の傷口・・・いや、胃に突かれるような痛みが・・・)

まゆり「・・・トゥットゥルー♪こんばんわークリスちゃん♪オカリンも♪

まゆり「まゆしい、ダルくんから聞いて二人の差し入れに来ました~♪」

紅莉栖(橋田ぁぁぁあああああああああ!)

岡部(ま、待て待て待て!ダルに悪気はない!)



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:32:16.67 ID:g2u36fwo0

岡部「そ、そうか。ありがたく頂こう。ただ、紅莉栖は今から帰るようだし、お前も一緒にどうだ?」

まゆり「・・・ううん、まゆしいは渡しに来ただけなのです。・・・そ、それじゃまゆしいは――」

紅莉栖「ま、待ってまゆり。さっきの・・・聞いてたのよね?」

まゆり「・・・・。うん、二人ともお似合いだよ~♪

まゆり「大好きな二人が恋人だなんてまゆしいとっても嬉しいの――」

紅莉栖「ッそうじゃないでしょ!」

まゆり「」ビク

紅莉栖「わかってるのよ・・・まゆりだって岡部のこと・・・!」

まゆり「く、クリスちゃん!」

岡部「」



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:33:25.81 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「私は・・・岡部に告白する前に、まゆりには話しておこうと思ってた。決めてた。

紅莉栖「ただ、今日はちょっとその、手違いというか岡部のせいというか・・・」

まゆり「まあ、確かにあれはオカリンが悪いと思うけど・・・」

岡部「」

紅莉栖「まゆり。岡部が、誰を決めるのかは、岡部なのよ。

紅莉栖「・・・私たち、友達でしょ?恨みっこなしなんて当然だし、まゆりが遠慮するなんて必要はどこにも――」

まゆり「まゆしいは!・・・わたしは!クリスちゃんに幸せになって欲しいんだよ・・・」



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:34:46.76 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「ま、まゆり?」

まゆり「クリスちゃんは、わたしとオカリンが一緒になることを祝福してくれたんだよ?」

紅莉栖「ま、待って一体どういう・・・」

まゆり「辛くても笑って受け入れてくれる人だって、わたしはもう知ってるんだもん!

まゆり「そんな大好きなクリスちゃんに・・・もう、あんな顔させたくないよぉ・・・」

紅莉栖「・・・・・」

岡部(まゆりも・・・持っているのか?別世界線での記憶を。あの続きの記憶を)



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:35:55.49 ID:g2u36fwo0

岡部「紅莉栖。すまないが今日のところは何も言わず帰ってくれ。必ず、返事はする」

紅莉栖「え、ええ・・・」

岡部「まゆりは俺が送っていく。正直わけがわからないと思うが、

岡部「こいつの言っていることに嘘や妄想はない、と信じてやってくれ」

紅莉栖「わかってる。・・・それに、私にも心当たりがないわけじゃ、ない・・・

紅莉栖「その点について私も考えさせて・・・」

岡部「そうか・・・すまんな、送ってやれなくて」

まゆり「いいのよ。・・・今はまゆりについていてあげて」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:37:12.29 ID:g2u36fwo0

~まゆりを送った後、ラボへ帰還~

岡部(ふう・・・まゆりを送ったがいいが、途中終始無言だったな。

岡部(別世界線の記憶の浮上――記憶の混乱がひどくなければいいが)ガチャ

ダル「お、帰ってきた。オカリンどこいってたん?

ダル「帰ってきたらまゆ氏に牧瀬氏もいなくて僕びっくりしたお」

由季「こんばんわ。お邪魔してます岡部さん」

岡部「ダルに由季さんか。今来たところか?」

ダル「ちょっと前だお。それで二人は?」

岡部「・・・お前が原因だ」

ダル・由季「へ?」

岡部「いや、何でもない。二人はもう帰った。ちょうどまゆりを送ってきたところだ」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:38:03.81 ID:g2u36fwo0

由季「!お、岡部さん・・・ということは、まゆりちゃんと付き合うことにしたんですか!?」

岡部「な、何故その話を!?・・・ひょっとして聞いてたのか!」

由季「え?・・・い、いえ私たち本当に今来たところで・・・」

岡部「そ、そうなのか?というか、どうしてそんな話が上がる!?」

岡部「・・・ダル、何かいったな!?」

ダル「ち、違う違う。ただ最近まゆ氏とオカリンの様子が変だって伝えただけで!」

由季「あ・・・わ、私はそれでまゆりちゃんに話しちゃって・・・」

岡部「おまえら・・・・」



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:38:52.88 ID:g2u36fwo0

(事情説明中)

ダル「・・・いやーすげー修羅場オカリンマジパねえっす。そこに痺れるあk」

由季「ダルくん、悪気がないとは言えちょっと反省しようね?#」

ダル「い、いや僕知らなかったし・・・・」

由季「まず私は、今日呼び出した記憶がないんだけど、その点について説明して欲しいかなー?」

ダル「」(口止めするの忘れてたお)

岡部「お前・・・まさかメイクイーンに行っていたというオチじゃあるまいな?」

岡部「待てよ・・・確か今日はフェイリス杯だっt」

由季「ダルくん」

ダル「」ビクッ

岡部「ざまあ」

ダル「・・・\(^0^)/」



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:40:31.87 ID:g2u36fwo0

岡部「ともかく・・・ここまで話してしまっては何がもう何やらだが、一人で考えたい。

岡部「すまんが、一人にしてもらっていいか?」

由季「岡部さん・・・」

ダル「オカリン・・・」

岡部「はは・・・二人に気を使わせないよう、出来るだけいつもどおりに戻れるよう善処するつもりだ」

ダル「・・・いや、オカリン。それはおかしいぜ。牧瀬氏も、まゆ氏も、んでオカリンも、

ダル「切った張ったの三角関係ってわけじゃないんだろうけどさ、少なくとも禍根が残らないってわけないだろ常考」

由季「ダルくん・・・?」

ダル「オカリン、ラボメンが大事なのはわかるし、二人とも大切にしてるのはわかる。

ダル「けど、オカリンの答え次第でどっちかは傷つくし、その結果どうなっちまうかわからないんだぜ」

ダル「全てがうまくいくなんて、そんな世界有り得ないだろ。オカリンはそれをびびってるんだろうけど、

ダルそんなオカリンが出した後ろ向きな答えを牧瀬氏やまゆ氏に聞かせたかないね僕は」



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:42:03.73 ID:g2u36fwo0

岡部「ダル・・・」

ダル「オカリン、なんだかんだ言っちゃいるけど、二人とも結局オカリンの言葉が一番大事なんだぜ。

ダル「それに牧瀬氏もまゆ氏も大事なラボメンだお。フォローは僕に任せとけって」

岡部「・・・・まさかお前に恋愛相談で諭される日が来るとはな・・・・ありがとう、ダル」

ダル「ふはは、なーに、ほとんどエロゲ知識だお」

岡部「はは、かっこつかん奴だな。・・・よし、善は急げだ。今から行ってくるよ」

ダル「おお・・・って今から!?オカリン一人で考えるんじゃ・・・」

岡部「いいや。単純に考えれば、どちらが好きかなんてはっきりしているんだ。

岡部俺が考えようとしていたのは、色々面倒でチキンな言い訳ばかりだろう。考えるだけ無駄な、な」

ダル「オカリン・・・今あんた最高に輝いてるぜ」

岡部「ふっ・・・行ってくる!」ガチャ



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:43:10.03 ID:g2u36fwo0

由季「もう、岡部さんは決めてたんだね」

ダル「みたいだお。あー、由季さんはどっちだと思う?オカリンがどっち選んだのか」

由季「私はー・・・まゆりちゃんかな。同じコスプレ仲間だし応援もしてる」

ダル「僕は牧瀬氏かなー。・・・というか、牧瀬氏が機嫌よくなってもらわないと、さっきまゆ氏を向かわせた僕に矛先が」

由季「」

ダル「じ、冗談だって!ほ、ほら牧瀬氏はオカリンと話合うし!」

由季「ふぅ・・・いいよ。許してあげる」

ダル「ほ、本当!?」

由季「だって、さっきのダルくん、ちょーっとカッコよかったな」

ダル「な、なんとお!? と、ということは今日メイクイーンに行ってたことm」

由季「それはだめ」ニコォ

ダル「・・・ですよねー」



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:44:11.60 ID:g2u36fwo0

岡部「・・・完璧を求めすぎ、か。何度もやり直したあの世界線でのことは、もう遠い過去の話だと思っていたがな」

岡部「確かに、まゆりも、世界も、紅莉栖も救うことが出来たなんて虫のいい話だったかもしれない」

岡部「だが、この世界は鈴羽、フェイリス、ルカ子、萌郁たちの可能性を犠牲して辿り着いたんだ」

岡部「・・・そうとも。全ては望まない。せめて俺の手が届くお前を――」


岡部「もしもし、俺だ」

『・・・・』

岡部「悪いが、今出てこれるか?」

『・・・・』コク



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:46:11.92 ID:g2u36fwo0

岡部「すまんな、こんな時間に」

紅莉栖「というか、ついさっきじゃないのよ!・・・で、えと、もう返事をくれる、んだ・・・?」

岡部「ああ・・・・よく聞いてくれ」

紅莉栖「・・・・・」

岡部「・・・・すまん」

紅莉栖「ッ・・・・」

岡部「言い訳も何もするつもりはない。俺は、まゆりのことが好きだ」

紅莉栖「・・・・そっか。ううん、そうよね」

岡部「すまん・・・」

紅莉栖「謝るなよ、もう・・・」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:47:02.87 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「・・・・・・私さ、なんか覚えがあるんだ。デジャヴュっていうか、変な、夢。

紅莉栖「私の代わりにまゆりが居なくなって、まゆりの代わりに私が居なくなる。

紅莉栖「岡部は、そのことにすっごく悩んでいるのよね。居なくなる私よりも悩んでて、すっごく悲しんでくれた」

岡部「それは・・・・」

紅莉栖「なんて、ただの妄想よ。・・・まゆりも、泣いてた。自分が助かるくらいなら、

紅莉栖「クリスちゃんを助けて欲しいって。ふふ、ちょっと・・・今と、似てるわね」

岡部「・・・すまん」



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:47:37.91 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「だから謝るなっての!・・・おい、岡部!」

岡部「!?な、なんだ?」

紅莉栖「何をしょげんてんのよ!・・・今度は、これはさよならするわけじゃない。

紅莉栖「ずっとあんたたちの側に居続けることだって出来んのよ。だから、私のことは気にするな!」

岡部「紅莉栖・・・」

紅莉栖「行け、岡部倫太郎。情けない顔してんじゃないぜ?」

岡部「!・・・ああ!」

まるで背中を蹴り出されたかのように、その言葉によって俺は走り出した。



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:48:55.51 ID:g2u36fwo0

フェイリス「・・・クーニャン、カッコ良過ぎだにゃん」

紅莉栖「・・・・見てたのかよ恥ずかしい」

フェイリス「そりゃーさっきまでフェイリスの部屋で悶えてたら、何のことか気になるニャー」

紅莉栖「・・・メンヘラ女がちょっと夢見ちゃっただけの話よ。あーあ、もうホントに馬鹿よね私って」

フェイリス「ううん、紅莉栖はかっこよかったよ」

紅莉栖「・・・・私さ、振られたらわんわん泣き出すものだと思ってた。けど、こりゃ泣けないわ」

フェイリス「まゆしいは、優しい子だからね」

紅莉栖「うん。まゆりは、私が振られたと知って悲しむ大馬鹿者だもん。私が泣いてちゃ・・・ね」

フェイリス「・・・紅莉栖」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:49:55.12 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「・・・・でも、どうしたらいいんだろう。悲しいのに、どうしたらいいか・・・わかんないのよ留未穂。

紅莉栖「情けないな・・・たかが恋愛・・・されど、恋愛か・・・」

フェイリス「・・・やっぱり、ついてきて良かった」

紅莉栖「・・・え?」

フェイリス「紅莉栖、どうすればいいかなんて簡単だよ。諦めなければいい」

紅莉栖「は、はあ・・・?」

フェイリス「紅莉栖はまだ凶真のこと、好きなんだよね?」

紅莉栖「・・・う、うん」

フェイリス「フラレただけで、諦めたわけじゃないのなら、・・・ずっと側に居てやりゃいいんだニャン♪」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:50:36.93 ID:g2u36fwo0

紅莉栖「で、でも・・・」

フェイリス「人間どうなるか未来は誰にもわからないニャン。

フェイリス「ひょっとしたら、凶真とまゆしいが喧嘩別れするかも知れないし、

フェイリス「その時クーニャンは二人を取り持つ人間になるのかもしれない・・・

フェイリス「またその時には他の誰かを好きになってるかもしれない。

フェイリス「にゃは!その時はフェイリスが凶真を頂いちゃうかも知れないニャー♪」

紅莉栖「・・・留未穂」



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:51:33.16 ID:g2u36fwo0

フェイリス「クーニャン、夢を見るニャン。それが乙女ってもんだニャ!

フェイリス「それに、女の涙に男は弱いと相場は決まってるニャン!

フェイリス「だから・・・だから、きっと泣いてるクーニャンを見たら、凶真だっていちころニャ♪」

紅莉栖「・・・・・・・う、うぅぅぅぁあああああああああん・・・!

紅莉栖「留未穂ぉ・・・悲しいよぉ・・・悔しいよぉおお・・・・!」

フェイリス「よしよし・・・・。まったく・・・こんな可愛い女の子を袖にするなんて罪な男だにゃん。

フェイリス「・・・ほんとに、馬鹿な凶真・・・」



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:53:14.73 ID:g2u36fwo0

~まゆり宅~

岡部「す、すいません夜分遅く・・・」

まゆり母「いいのよー。気にしないでまゆりのそばにいてあげて。帰ってきてからぼーっとしててあの子」

岡部「それはその・・・・」

まゆり母「ふふ、それを倫太郎くんがどうにかしに来てくれたんでしょ?お願いねまゆりを」

岡部「はい」

まゆり母「それじゃ、私はお風呂にでも入ってるから」

岡部「・・・は?」

まゆり母「ああ、それと今日はお父さん宿直なの。だから多少の大きい声は聞こえないから気にしないでね♪」

岡部「」

まゆり母「ふふ、頑張ってね~倫太郎くん♪」



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:53:56.76 ID:g2u36fwo0

岡部「まゆり、俺だ。入るぞ」

まゆり『・・・やだ』

岡部「そうか。なら、そのままそこで聞いてくれ。部屋の前は寒くて風邪を引きそうだが、

岡部「俺のことは気にしないで暖かい部屋の中で黙って聞いているがいい」

まゆり『オカリンのばかぁ・・・』ガラッ

岡部「・・・・」

まゆり「・・・・入って、風邪引いちゃうよ」

岡部「ありがとう」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:54:46.92 ID:g2u36fwo0

岡部「さて・・・何から話したものかな」

まゆり「まゆしいは、オカリンが何を考えてるかわからないよ。

まゆり「オカリンだって、きっとクリスちゃんが居なくなっちゃった世界を知ってるはずなのに・・・」

岡部「そう、だな・・・・。だが、まゆり、この世界で紅莉栖は絶対に居なくならない。

岡部「この俺が保障する。なんていったって・・・そのために何十回もお前を犠牲にしてきたんだから」

まゆり「・・・?」

岡部「・・・紅莉栖には、お前は選べないと、謝ってきた」

まゆり「!」

岡部「それでも紅莉栖は消えない。今頃散々泣いているかもしれないが、な」

まゆり「オカリン・・・どうしてクリスちゃんに応えてあげなかったの?

まゆり「クリスちゃんはまゆしいと違って、オカリンととっても楽しそうに実験が出来る人なのです」



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:55:50.70 ID:g2u36fwo0

まゆり「・・・オカリンとわたしってね、考えてみれば一緒に居ることが不思議なくらい別々な人間だよ」

岡部「・・・そんなの、当たり前だろう?」

まゆり「うん、当たり前の話かもしれないけど、きっとわたしの近くにオカリンが居るのは、

まゆり「わたしがオカリンの人質だから、きっと、それだけが理由なんだろうと思っちゃうんだ」

岡部「・・・それなら人質をやめるか?だが、やめたところで何が変わるというわけではないぞ?

岡部「確かにおまえを人質にしたのは理由あってのことだが、

岡部「おまえが俺の大切な幼馴染・・・こ、恋人であることにかわりはない」

まゆり「・・・・・・・・へ、え!?」

岡部「お、お前は俺が好きなのだろう!? そして、俺もお前が好きだ。それなら、何の問題もない!」



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:57:20.72 ID:g2u36fwo0

まゆり「いや、え・・・も、問題あるよ!わ、わたしは・・・・わたしは!・・・オカリンのこと好きじゃ・・・ない、もん」

岡部「・・・そうか。それなら好きにさせてやるまでだ」ガシッ

まゆり「ふえ・・・?」

岡部「いいか、よく聞けよ、まゆり。
・・・・俺と付き合って欲しい。俺はお前が好きだ」

まゆり「・・・え、えーーーーーーー!?だ、だだって、今、まゆしいは・・・・!」

岡部「驚き過ぎだ馬鹿者め。お前が何を言おうと、お前を振り向かせて見せる。

岡部「大体な・・・そんな顔して俺が嫌いだとか信じられるか」

まゆり「で、でも・・・あうあう、まゆしいは、その、なんというか、そそそういうのはまだ早いというかその!」



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:57:55.41 ID:g2u36fwo0

岡部「まゆり」グッ

まゆり「は、はぅ・・・お、オカリン、顔、近いよぉ・・・///」

岡部「い、いいか。よく聞け!お前は知らないだろうが、俺はお前の為に何十回とどん底を繰り返して、

岡部「それでもお前と一緒にいたいと、女々しいまでにお前が大事なんだよ」

まゆり「オカリン・・・」

岡部「まゆり、もう一歩俺たちは進んでみないか?お前は大切な俺の人質で・・・大切な女の子だ。

岡部「俺はもうどうかしそうなくらい、お前が好きで仕方ない」

まゆり「あ、あうー・・・そ、そんなこと言われても・・・///

まゆり(む、無理・・・ほんと恥しくて嬉しくて死んじゃうよぉ・・・///)

岡部「これだけ答えてくれ。俺のことは、好きか?」

まゆり「うー・・・・・・・好き///」コクン

岡部「なら、問題はないな」ギュッ

まゆり「ちょ、オカリン、顔ちk・・ぅんっーーーーーー!?」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:59:33.11 ID:g2u36fwo0

まゆり「――ぷぁはっ! お、オカリン・・・ちょ、ダメ、お母さん下にいるし・・・!」

岡部「ほう、ならいなかったら問題ないというわけだな?」

まゆり「それはその・・・!」

岡部「大丈夫だ。了承済みで準備もしてきた。・・・問題ないな?」

まゆり「あ、ああるよぉおおー・・・・!///」


※この後はカットさせて頂きました
あんま希望なさそうですし、この後の助手ルートを入れる都合もあり(ry



66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:00:55.26 ID:QWNinQb80

~次の日~※まゆりの部屋

岡部「・・・紅莉栖は、俺の大切な仲間で、友人だ。たしかに憎からず思っているが、

岡部「それでも、俺はお前と一緒にいたいと思う」

まゆり「・・・・うん」

岡部「それと、自分を卑下するのはやめろ。おまえは頭に花が咲いているような能天気なやつだが、

岡部「その能天気さに救われたのが俺であるし、コス作りでたくさんの友達や仲間が出来ているではないか」

まゆり「あはは、オカリン友達少ないもんねー♪」

岡部「俺のことはいい!・・・ともかく、俺にないものをおまえはもって・・・・あー、なんか恥ずかしいな、やめだやめ」

まゆり「!?お、オカリンの口か恥ずかしいなんて・・・」

岡部「黙れ黙れ。ともかくだ、話が合わないだの、俺たちは今更だろう。

岡部「まゆり、それでも俺のそばにいてくれ。俺はそんな二人でいたい」

まゆり「・・・オカリン、これからも、ずっと一緒にいてくれる?」

岡部「もちろん、お前と一緒ならいつまでも」

まゆりEND 



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:01:36.62 ID:v9gi5i1a0

デレるまゆしぃごちそうさまです



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:03:49.03 ID:QWNinQb80

紅莉栖ルート 

※ダルと由季さんに事情説明後、ラボを出たところから


岡部「・・・完璧を求めすぎ、か。何度もやり直したあの世界線でのことは、もう遠い過去の話だと思っていたがな」

岡部「確かに、まゆりも、世界も、紅莉栖も救うことが出来たなんて虫のいい話だったかもしれない」

岡部「だが、この世界は鈴羽、フェイリス、ルカ子、萌郁たちの可能性を犠牲して辿り着いたんだ」

岡部「・・・そうとも。全ては望まない。せめて俺の手が届くお前を――」


岡部「もしもし、俺だ」

『・・・・』

岡部「悪いが、今出てこれるか?」

『・・・・』コク



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:04:58.68 ID:QWNinQb80

岡部「すまんな、こんな時間に」

紅莉栖「というか、ついさっきじゃないのよ!・・・で、えと、もう返事をくれる、んだ・・・?」

岡部「ああ・・・・よく聞いてくれ」

紅莉栖「・・・・・」

岡部「・・・・紅莉栖、」

紅莉栖「ッ・・・・」

岡部「俺と付き合ってくれるか?お前が好きだ」



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:06:06.39 ID:QWNinQb80

紅莉栖「・・・ほ、ほほほ本当に!?嘘でしたーとかなしだぞ!?本気にするぞ!?」

岡部「・・・どんだけ疑り深いんだお前は。本気だよ。紅莉栖が好きだ」

紅莉栖「~~~ッ!・・・・あ、ありがとう岡部・・・」

岡部「泣くなよ。俺たちは、お互い楽しくたくさんのことが出来る。お前となら、ずっと楽しんでいけそうなんだ」

紅莉栖「岡部・・・・わ、私もあんたとなら、ずっと・・・・」

岡部「ああ。・・・・それならば、一緒に来てもらうぞ」

紅莉栖「・・・・・・・・・は?」



73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:07:08.34 ID:QWNinQb80

~まゆり宅~

紅莉栖「意味わかんない、意味わかんない・・・・どうして私はここまでほいほい付いてきてしまったのか」

岡部「夜も遅いんだ。静かにしていろ」

まゆり「・・・・・オカリン。まゆしいはわけがわからないのです・・・」

※まゆりの部屋 あの後わずか30分後のこと

岡部「ここに来たのは、はっきりさせておこうと思ったからだ」

紅莉栖「・・・・・」

まゆり「・・・・・」

岡部「まゆり、俺は紅莉栖が好きだ。紅莉栖を選んだんだ」

まゆり「!・・・・うん」

紅莉栖「岡部!・・・ひどいでしょ、これはアンタが言うべきことかもしれないけど、どうして私まで連れて」



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:08:49.06 ID:QWNinQb80

岡部「まゆり、もし俺が紅莉栖ではなくお前を選んだとしたら、紅莉栖は居なくなっていたと思うか?」

まゆり「それは・・・」

岡部「俺は、紅莉栖を選んだことで、お前がどうなってしまうのか気が気ではなかった。

岡部「これは俺のエゴだってわかっている。だが、お前に納得してもらって、お前に笑って受け入れて欲しい」

まゆり「・・・・・無理だよ」

紅莉栖「まゆり・・・」

まゆり「笑って受け入れるなんて無理だよぅ・・・!オカリンのこと簡単に嫌いになれないもん!

まゆり「オカリンのこと大好きだもん!一緒に居たいよぅ・・・!」

岡部「ああ、一緒にいるために、お前に納得してもらいたいんだ。

岡部「まゆり、三人一緒じゃダメか?」

紅莉栖「(゚д゚)」



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:09:51.95 ID:QWNinQb80

岡部「この先お前と結ばれることはないかもしれない。だが、俺と紅莉栖の側にいてくれれば、

岡部「きっとお前と一緒に楽しくやれると思う。いや、してみせる」

紅莉栖「あ、ああ・・・そういう意図の・・・」

まゆり「オカリン・・・」

岡部「だから今日は、そんなお前を寂しくさせないように、夜通し騒ぐ準備をしてきたぞ」

まゆり「・・・・・・へ?」

紅莉栖「・・・は!?アンタ正気!?女子高生の部屋に泊まるとか何言っちゃってんのこのHENTAI!」

岡部「何を言う!お前も一緒にだ。問題なかろう」

紅莉栖「」

岡部「そ、そんなゴミを見るような目で見るな!」



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:11:28.58 ID:QWNinQb80

まゆり「あは、あははは・・・・ほんと、変わらないねオカリンは・・・♪」

紅莉栖「まったく・・・ただのHENTAIよ。ほんと、お互い厄介な奴に惚れちゃったわね・・・」

まゆり「うん///」



岡部「まゆり・・・この選択は、ただお前を傷つけるだけになるかもしれない。

岡部「それでも、紅莉栖を選んだ今なら、きっとうまくやれそうな気がするんだ・・・」

紅莉栖「こらー、そこのHENTAI!こんなことになったんだからせめて勺をしろー」

まゆり「オカリン、からあげあるよー☆」

岡部「・・・紅莉栖、お前が一緒に居てくれて、俺は本当に良かったよ」

紅莉栖(&まゆり)END



81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:16:45.77 ID:QWNinQb80

以上で書き溜めていた話は終わりです。
ここまで見てくださった皆様、ありがとうございました。



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:28:30.54 ID:PKhY2iZa0

かなり面白かったよ




91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:35:50.75 ID:rSIDONl60

おっつおっつ!



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:37:00.40 ID:NxbQ60hC0

貴重なまゆしぃSSが高クオリティで良かった乙



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        コメント一覧

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年07月30日 02:38
          • ほんとシュタゲのSSが増えてうれしい
            鈴羽ルートが見たかっ(ry

          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年07月30日 03:41
          • >紅莉栖「(゚д゚)」
            最高に吹いたw
          • 3.
          • 2011年07月30日 04:04
          • 助手かわいいよ助手
          • 4.  
          • 2011年07月30日 09:53
          • オカリンは数十回どころか合算すると数年分まゆりの為にリープしてる
            更に鈴羽エンドのリープも加えるとオカリンガチでオッサンの精神年齢
          • 5.
          • 2011年07月30日 10:11
          • 4 まゆしぃが可愛くて大満足だった。
            が、なぜ一番大切なところをカットした…!!
            ちくしょう、オカまゆSSもっと増えろ!!
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年07月30日 17:08
          • ニヤニヤしてたのがアマゾンの腕組みダルでふいて台無しだよw
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年07月30日 18:17
          • 最高だった

            なぜまゆしぃSSはすくないんだろうか
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年07月30日 21:00
          • 書いた人ですが、読んでくだすった皆様ありがとう
            需要少ないのはわかってますが、次、フェイリスか鈴羽いきます
            多分3~4日後には
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年08月02日 19:29
          • おお^^書いた人ですか。
            非常に楽しく読ませていただきました。
            キャラの特徴や性格を高度に掴んでいらっしゃるので、のめりこむように読んでしまいました。
            次の作品も今から楽しみです。

            まゆしぃ☆はやっぱりかわいい。
            でも俺は思うのです。助手を選ぶオカリンこそがオカリンだと。
            オカリン×助手こそ原点にして至高。助手結婚してくれ。
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年08月28日 08:41
          • まゆりぃいぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃぃぃぃいぃっ!!!!!
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年05月02日 03:01
          • 最近オカリンと助手メインのSSばっかだったから、まゆしぃのSSも見れて良かった。まゆしぃはやっぱほんわかしていいなぁ。癒される。見てて面白いのは助手だけど。
            よく考えると修羅場だけど、両方のエンドがあったから安心した。
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年09月16日 04:56
          • 5 ラボメンとしての関係からみて後者エンドもスッキリだなあ
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年03月01日 05:57
          • ※7
            まゆり好きの人もそれなりにこのサイトのコメ欄見た限りでも居るようだけど、やっぱり公式が紅莉栖をメインヒロインにしてるからその影響があるんじゃないかな。正直、俺の母親が結構紅莉栖みたいな性格だけど親父との仲は微妙だし、酒癖悪いし酔って愚痴り始めると最悪だし、家事仕事ばかりで構ってくれないし本当に紅莉栖好きの人達は目覚ました方がいいと思うよ。お節介だろうけどさ。

            関係無いけどまゆりには最初から惚れてたよ、穏やかで優しくて、何より構ってくれそうで、あんな人が傍に居たら一生を捧げてもいいよ。先ず居ないし俺とはくっつかないけどね。
            このSSの中でフェイリスが紅莉栖を慰める場面があるけど紅莉栖は慰められるのにまゆりにはそういうのあんまり無いよね。まゆり可哀想、紅莉栖に好きな岡部取られてさ、紅莉栖テメェどこから湧いてでやがった!・・・て話だよ。
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年04月03日 23:04
          • 言いたい事は色々あるが、そもそもお前の母親とクリスを一緒にするな○すぞ

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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