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男「君、大学生?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:17:48.14 ID:hLftw5FD0

雪が舞う冬の日・・・
バイト帰りにコンビニに寄ってコーヒーと肉まんを食べるのが俺の日課だ
今日も缶コーヒーと肉まんを買い、コンビニの外で食らいつきながら呟く

学「・・・クソッ」

20歳、大学生。彼女なんていたことがない。
勿論童貞。おまけに貧乏
服装はお洒落とは程遠く、全身黒一色
ただ1つ、白いマフラーのみが目立つ

学「はぁぁ・・・」

大きなため息と共に白い息が空中を漂う
時刻は23時―
それにも関らず今日はどこもかしこも光が絶えない



2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:19:56.20 ID:/HXRY9xg0

ホモスレかどうかだけ教えて



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:23:48.48 ID:hLftw5FD0

>>2違う

学(結局ズルイ奴が勝つんだよ)

町全体がイルミネーションで彩られている
コンビニの中でさえ、賑やかなツリーが飾られている
―今日は12月24日。俺が1年で一番嫌いな日だ

学(真面目に生きてきたらこのザマだ)

休む暇もなく愚痴が脳内で流れていく

学(努力は必ず報われる?ふっざけんな)

自転車で2人乗りした学生カップルが通り過ぎていく
そんな光景を見るたびに自分の現状と比較し苛立ちが募る
その腹いせに中華まんの残りを一気に口に放り込む

学「ふぅ・・・(1個じゃ全然足りねぇ)」

そんな時、高そうなスポーツカーがコンビニの駐車場に堂々と停まった
 ガチャッ ドアが開く
中から出てきたのはいかにも"成功者"って感じの男だ



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:30:47.13 ID:hLftw5FD0

学(クソッどいつもこいつも満たされた生活しやがって)

正直、羨ましかった
将来はスポーツカーに乗ってみたいというのが1つの夢だったからだ
その自分の夢を叶えている"成功者"を見ると理不尽だがぶん殴りたくなる
拳をグッと握って耐えた
男はチラッと俺に目をやると、ニヤッと笑みをこぼしてコンビニに入っていった

学(なんだよ!そんなに俺が惨めに見えるか!)

正直今すぐにでも彼を殴りたかった。悔しくて涙が出そうでもあった
缶コーヒーが最後の一口というところでコンビニからさっきの"成功者"が出てきた
手に持っている袋には中華まんがいくつか入っていた

男「君、大学生?」

学「・・・そうだけど、あんた誰?」

急に話かけられて心の準備ができていなかったのか少々失礼な返しをしてしまった



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:41:38.05 ID:hLftw5FD0

しかし、彼は気にしない様子で袋から中華まんを取り出し俺に差し出してきた

男「食べる?」

学「え」

名前を聞いたのに中華まんを差し出され、一瞬思考が止まった

学(なんだコイツ)

男「遠慮すんなって」

学「えっと・・・そんじゃ貰います」

フレンドリーな彼に押され、中華まんを受け取り口にした

学(これ、豚角煮まんだ・・・)

学(貧乏人と金持ちでは中華まん1つでも差が出るのかよクソッ)

自分じゃ普段買えない代物を貰ったことでなぜかストレスが溜まる



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:50:13.28 ID:hLftw5FD0

男「4つ買ったから、もう1こやるよ」

学「え・・・それはさすがに・・・」

男「いいからいいから。1人で3つはちょっと多いんだ」

学(じゃあなんで4つも買ったんだよ)

学「んじゃ、頂きます」

彼は嬉しそうにニッコリ笑いながら中華まんを渡してきた
そんな男の顔を間近で見た瞬間ふと、ある顔が頭に浮かんだ

学(・・・父さん?)

俺は幼いときに両親を亡くしている
今、隣にいる男が何となく自分の父親に似ているように感じた



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 21:58:09.94 ID:hLftw5FD0

学「あの・・・俺たち初対面ですよね?」

男「ん?何言ってんだ、当たり前だろ」

男「それとも君はどこかで俺を見かけたことがあるのか?」

学「いや、そうじゃないんですけど・・・」

学「ただ、死んだ父親にどこか似ているような気がしたんで・・・」

俺は自分でも馬鹿な質問をしてしまった、と言った後に気づいた
死んでる人間が生きてるはずもない
今日あったこの男の人も勿論初対面だと自分でもわかっている
クリスマスのストレスでここまで狂ってしまったのか・・・



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:05:38.82 ID:hLftw5FD0

俺は自分の精神の弱さに落胆するとまた、深いため息を吐いた

学「はぁぁ~・・・」

場が重い空気に包まれる
死んだ人の話題を出せば当然である
そんな空気の中、先に話を切り出したのは彼のほうだった

男「残念だが、俺に子供はいない。よって君の親父さんでもない」

学「そうっすよね・・・ハハハ」

男「俺は子供どころか恋人がいたこともない。勿論童貞だ」

男「それどころかファーストキスだってまだなんだぞ」

学「えぇ!?」

意外すぎる男の言葉に俺は思わず大きな声を出してしまった



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:14:09.28 ID:hLftw5FD0

男「ワハッハハハ!そんなに驚くことか?」

学「いや、だっておっさん見る限りお金持ちの"成功者"でしょ?」

学「そんな人生の勝ち組がまさか童貞だなんて・・・」

男「おいおい、おっさんだって?俺はまだ30だぞ」

学「いやいや、俺20ですけど俺から見たらおっさんはおっさんですよ」

2人は腹を抱えて笑いながら話していた
俺は男に対していつの間にか完全に警戒心を解いていた
今日苛立っていたこと、ストレスが一気に吹っ飛んでいった気がした

男「君こそ青春真っ盛りのクリスマスなのに1人なのか?」

学「まぁ・・・俺もおっさんと同じで童貞なんで・・・」

学「というか恋人いたこともありません。勿論ファーストキスも」



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:21:49.29 ID:hLftw5FD0

俺はこのフレンドリーな男になら自分の身のことを話せる。そう思った
今本気で悩んでること、今まで経験したこと、失敗したこと、人生の全てを―
男はそういう雰囲気を持った不思議な奴だった

男「そうか。似たもの同士だな俺たちは」

学「でも、おっさんは俺が持ってないものをきっとたくさん持ってる」

学「これはお金に限ってじゃなくて、もっと色々なものを・・・」

学「俺、今まで精一杯真面目に生きてきたんだ。頭は良くないけど勉強も普通にした」

学「中学校では結構酷いイジメにあってたけど、毎日休まず学校に行った」

学「今行ってる大学はネットじゃFランとか言われてるところだったりするけど、自分なりに努力してる」

学「片道2時間、毎日学校に行ってるし単位も今のところ1つも落としてない」

学「でも、何か満たされないんだ」

学「周りの学生は楽しそうに人生を謳歌してるのに・・・俺は・・・」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:30:10.22 ID:hLftw5FD0

男は俺が言うことを静かに聞いていた
俺が言葉に詰まると男は質問する

男「友達とかは・・・いないのか?」

学「友達ぐらいいるよ!・・・いや、でも"友達"っていうより"知り合い"っていうほうが正しいかも」

学「一緒にいるのは講義を受けるときだけで、休みの日は遊びに誘われないしこっちから誘う気もない」

学「タバコ吸う奴は多いしパチンコに行く奴も多い。タバコ吸ってる奴らはマナー悪い奴がほとんどだし」

学「まあ別にそれは個人の自由だからいいんだけど、俺はタバコ嫌いだしパチンコも嫌いだから」

学「なんつーか、正直一緒にいると疲れるんだよな・・・それはたぶん"友達"じゃない」

学「ただ、1人でいるのが恥ずかしいから、何となく"知り合い"が増えるんだろうな」

学「寧ろ"知り合い"は多い無駄に多い気がする」

学「俺たぶん大学で"友達"なんて呼べる人は1人もいない」



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:43:52.09 ID:hLftw5FD0

俺は自分が思っていることをスラスラと言葉にした
"何でも話せる"・・・こんな気分になったのは久しぶりだった

男「大学生なら飲み会なんていうのもあるんじゃないのか?」

学「うん、あるよ。最初は参加してたけど、今は参加してないし誘われなくなった」

学「それに俺別に酒好きなわけじゃないし、あの場の空気も2つの意味で嫌いだし」

男「ハッハ!まぁ今の大学生はコールとかいって危険な飲み方をするからな!それにタバコ嫌いにあの場はキツイよな」

彼は嫌味にならない笑いをしながら俺の話をどこか真剣に聞いていた

学「そういえばおっさん、タバコ吸わないの?」

男「俺はこう見えて健康第一でね。タバコも吸わないし酒も滅多に飲まない

男「勿論、パチンコなんて行かないぞ。あそこに1時間もいたら耳と肺がおかしくなりそうだ」

本当に不思議な男だ
俺は最初に理不尽に彼に敵意を向けていたことを反省した
まさか自分が今まで怨んでた"成功者"がここまで気の合う奴だとは思ってもいなかった



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 22:55:06.16 ID:hLftw5FD0

学「俺、"成功者"ってどいつもタバコ吸ったり酒飲みまくったりで正確悪くてズルい奴だと思ってた」

男「それは偏見だな。君は"成功者"が嫌い?」

学「う~ん、本音を言うとおっさんを最初みたとき・・・」

男「ぶん殴りたいと思った?」

学「えぇ・・・まぁ」

学(やべぇ、そこまで露骨に出てたのか・・・)

学「でも、別に"成功者"が嫌いってわけじゃなくて・・・なんていうんだろう」

そう、俺は"成功者"が嫌いなわけではない
単に俺が成功してないのにそいつが成功してるのがムカツクだけだ
自分の考えを冷静に分析するが、出てきた言葉はいつも考えていることだった

学「やっぱり、真面目な奴が努力してもズルイ奴のほうが圧倒的に有利なのが腹立たしい・・・ってとこかな?」



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:07:24.83 ID:hLftw5FD0

男「ならズルイ奴になってみれば?・・・っと言っても君には無理だろうな」

男「で、正直言ってズルイ奴が有利なのは事実だ。それはこの先もかわらないと思うよ」

学「でも俺だって真面目に生きて成功したい。ズルイ"成功者"から妬まれるくらい幸せになりたい」

男「まあ幸せっていうのは誰もが願ってることだと思うけど・・・君にとって幸せってどんなこと?」

俺にとっての幸せ・・・いざ真剣に話すとなると恥ずかしいものだ

学「う~ん、一言で言えば自分のやりたいことができるってことかな。言い方を変えれば夢を叶えるってこと」

学「地位とか権力とかは別にいらない。やりたいことができればそれでいい。それが俺にとって"成功者"だから」

男「やりたいことって具体的にどういうの?」

学「いくつかあるけど、俺車好きだからおっさんみたいにスポーツカー乗りたいっていうのが1つの夢かな」

学「あとは世界中を旅したいし自分の会社を持ちたい」

学「あと、偽善ってわけじゃないけど真面目で救われない奴を救ってやりたい」

俺はいつの間にか真剣に自分の将来の話をしていた
彼もまた真剣に話を聞いてくれていた



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:22:45.56 ID:hLftw5FD0

男「なるほど。でもそれらを叶えるにはやっぱり、お金が必要になってくるな」

学「そう、だからお金持ちになるってことが第一の目標かも」

男「言葉で言うのは簡単だが、実際に大金を手にできるのはほんの一握りの人間だけだ」

彼は笑いながら現実を突き付ける言葉を俺に放つ
しかしやっぱり嫌味のない笑みだった

学「"成功者"になるなんてやっぱり俺には夢の話なのかなぁ・・・」

学「なんとなく、なんとなくだけど自分でもわかってる。きっと俺は貧乏のままやりたいこともやれずに死んでいく・・・」

思わず弱音がポロッとでてしまう
しかし、そんな俺の弱弱しい言葉をかき消すかのように彼は言い放つ

男「大丈夫!」

学「え?」

男「たった1度の人生だ。自分の信じた道を歩み、やりたいことをやれ」

男「大金を手にするには並々ならぬ努力と運が必要だが、君は努力できる人間なのだろう?」

男「君はきっと"成功者"になれる。俺が保障しよう」

彼の言葉は力強く、とても冗談で言ってるようには思えなかった
それ以上に本当に自分が"成功者"になれる気さえした
本当に不思議なおっさんだ



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:32:39.45 ID:hLftw5FD0

学「へへ、なんか本当に父さんみたいだ」

男「なんども言わせるな。俺は童・貞・だ!」

学「ははっ。なんか俺、おっさんのおかげで活力が湧いてきた!」

男「その調子だ。君が成功者になったら次は君が"真面目な奴"を救う番だ」

男「会った時は若いのに死んだ魚のような目してたから心配でたまらなかったよ」

学(そんな目しながら肉まん食ってたのか俺・・・)

学「でももうこの通り、元気100倍、大丈夫!」

学(こんなに体が軽いのは何年ぶりだろう)

学(何もかもうまくいく気がする)

12月24日―
一番嫌いだったはずの日が、一番好きな日に変わった



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:45:25.68 ID:hLftw5FD0

ふと時計に目をやる
―時刻は23時30分
どうやら30分もコンビニの前で話てたらしい
雪はもう積もり始めていた

男「そろそろ帰ろうか。このままここにいると風邪ひきそうだ」

学「あれ、でもおっさんもう30歳なんだから風邪ひいても魔法で治せるんじゃないの?」

男「言ってくれるなコノヤロー!」

笑いながら腕を首に回され頭をぐりぐりされた

学「痛い痛い」

男「よ~し!お前に"30歳になっても童貞のまま"という呪いをかけた」

学「ちょ・・・やめ・・・ブフッ、ハハハハ!」

男「・・・フフッハハハ!」

俺はまるで同年代の友達ができたみたいですごく嬉しかった
でもやっぱり彼には大人としての、"成功者"としての余裕がある



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:55:08.48 ID:hLftw5FD0

学「俺、今日おっさんに会えてよかったよ」

男「そう言って貰えると、こっちも声をかけた甲斐があったってもんだ」

学「そんじゃ、そろそろ行くよ。今日はありがとう、おっさん」

男「ああ。雪が積もってるし気をつけて帰れよ!メリークリスマス!」

学(ホント、最後まで父さんかって)

実際、俺は心の奥で父さんだと確信していた
父さんもタバコとか吸ってなかったらしいし、酒も別に好きじゃなかったらしい・・・
そんなことを考えながら俺は家に向かって積もる雪の上を歩き始めた
20歳の12月24日、俺はこの日を忘れることはないだろう
―ありがとう。父さん



あとちょっとだけ続クヨ!



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:03:11.06 ID:WrBirtor0

ID変わったかもしれないけど1です


―10年後―

俺はあの日以来不思議と人生を謳歌できるようになっていた
何をやっても物事が良いほうに転がっていった
あの日おっさんが保障してくれた通り、俺は"成功者"になっていたのだ
1つを除きすべてが順調だった。その1つはそう―

「畜生ぉぉあんのヤローーー本当に呪いかけやがったなああああああああ!」

仕事帰りの俺は車の中で叫んでいた
今だに俺は童貞。それどころか彼女1人できない
そう、俺はめでたく魔法使いになっていた
あの日出会ったおっさんには色々感謝している
いや、感謝してもしきれない
だがこれだけは怨むしかない

「クソ!もし次会ったら1発ぶん殴ってやる」



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:08:54.23 ID:WrBirtor0

時刻は22時―
それにも関らず今日はどこもかしこも光が絶えない
町全体がイルミネーションで彩られているせいだ
―そう、今日は12月24日。この時期になると毎年あの日を思いだす
今から10年前の12月24日。これが俺の人生の始まりだと言ってもいい
『君、大学生?』
このおっさんの一言が俺にとっては全ての始まりだ

(・・・今日あのコンビニ行けばおっさんに会えるかな)

俺は久しぶりにおっさんに会いたくなった
そう思うとすぐにコンビニに向かって車を走らせた
空には雪が舞っている―



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:15:26.63 ID:WrBirtor0

1時間くらい走っただろうか?見覚えのある景色が見えてくる

「懐かしいな・・・」

10年経ったというのに町の風景はあまり変わっていない
懐かしさに浸っていると、はっきりと身覚えのあるコンビニの看板が見えてきた

「潰れてない・・・10年以上も続いてるのか」

正直うれしかった
このコンビニは俺にとって人生のターニングポイントでもある重要な場所だからだ
あの時おっさんに会わなかったらどんな人生を送っていたのだろうか
あの時の俺の様子だと鬱にでもなっていたんじゃなかろうか

(でも、もうあの頃の俺じゃない)

そう心で呟くと同時に、駐車場に堂々とマイスポーツカーを停めた
あの頃のおっさんを思い出す

(今日は俺も惨めじゃない。おっさん1発殴ってから色々なことを話してやるんだ)



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:25:40.26 ID:WrBirtor0

話すことは山ほどある。何せ10年分だ
俺はワクワクしながら車から降りた

―しかし、コンビニを見て歩き始めた瞬間、俺は全てを知ることになる

(・・・ハハッ。なるほどな)

俺は思わずニヤッとしてしまった

(そういうことか)

コンビニに入ると店内にはやっぱり賑やかなツリーが飾られていた
俺はレジで豚角煮まんを4つ注文する
店員が「1人でそんなに食うのかお前」みないな感じで俺を見る
4つも食えるわけないだろ。2個でお腹いっぱいだよ
レジ袋を受け取り外に出ると缶コーヒーを飲んでる奴が1人いる
服装は全身黒。ただ1つ、白いマフラーのみが目立つ

(死んだ魚のような目しやがって)

そう思いながら俺は少年に声をかけた

「君、大学生?」

―完―



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:31:20.30 ID:ux2Hbw9Q0

ちょっとあっさりだったけど面白かったよ
また読んでみたいと思った



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:34:12.64 ID:OpEHTpLqO

短編小説みたいで面白い



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:36:37.32 ID:sxaEITjy0

よかた
乙!!





◆以下おまけ(小ネタ)になります。


てめえは気づくの早すぎだwww

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/01(日) 23:24:00.67 ID:t7JIyrDG0

タイムスリップ?



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:28:41.81 ID:WrBirtor0

>>28
てめえは気づくの早すぎだwww



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         コメント一覧 (11)

          • 1. 名無し
          • 2011年05月03日 19:39
          • Cかと思ったら全く関係なかった
          • 2. かさ
          • 2011年05月03日 21:08
          • まあこれは先読めた
          • 3.  
          • 2011年05月03日 21:48
          • 9の時点で同一人物と気付いてしまった
            もっと隠せ
          • 4. ななこ
          • 2011年05月04日 02:06
          • まぁ面白いっちゃ面白いけど
            展開が安易

            簡単に読める展開

            だがこういうの結構好き
          • 5. あ
          • 2011年05月04日 04:31
          • 真面目に生きてズルい成功者から妬まれるほど幸せになりたいって、本当思うよね…頑張らなくても成功する人の事は羨んでもしょうがないけどズルい人のは無意識に自分と見比べてしまう
          • 6. 名無し
          • 2011年05月04日 15:10
          • 先が読めてもこれ系の話は好きだ
            作者乙です
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年11月28日 00:53
          • 5 なんかいいね
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年09月21日 08:01
          • 展開に気づきやすい作品だけど、俺は好きだぜ
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年11月07日 17:10
          • 5 本当の父親が降りてきたかと思ったが本人だったか。
            どっちにしても良く有る話だが読んで嬉しくなれる話だね。
            こういう感じは好きだ。
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2015年11月09日 07:41
          • 30歳になって魔法使いになったってことね。
            星新一風味のいい話でした。
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2016年04月24日 15:00
          • 5 すごいよかった。ベタだけど面白かった

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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