TOP

刹那「魔法少女?」まどか「ガンダム?」

刹那「IS学園?」のおまけです。
カテゴリ設定の関係上、別個記事としても更新しました。


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 22:38:26.72 ID:TVj8mS7E0

注意点
・内容は八割不真面目
・基本的には台本形式
・設定の崩壊、キャラの改変、一部キャラガンオタ化
・一番かっこいいMSはデスサイズヘルカスタム、異論は認める

以上に対して「存在そのものがうっとうしいんだよっ!」と思う方は
憎しみを育てる血を吐き出してください



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 22:44:10.99 ID:TVj8mS7E0

~外宇宙、とある惑星~

刹那「ティエリア、量子ワープを」

ティエリア≪了解。行くぞ!≫




~転移先~

刹那「……ここは?」

ティエリア≪地球……のはずだが。文明レベルが著しく低下している≫

刹那「……情報が少なすぎる。ここは一度――――ぐっ!?」

ティエリア≪くぅっ……! これは、脳量子波……!?≫

刹那「いや……! 脳量子波ではない! ELSのものとも違う……! これは……人の、声?」

ティエリア≪どうする、刹那≫

刹那「……行こう。ここで立ち止まっているわけにはいかない」

ティエリア≪わかった。ダブルオークアンタには外壁部迷彩皮膜を施しておく≫

刹那「頼む」



108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 22:50:13.94 ID:TVj8mS7E0




(なに……これ、何なの、これ、何なのこれ!)

 鹿目 まどかは、走っていた。ただ、走っていた。
 その行動に、明確な理由はない。
 別に、陸上競技の最中だからでも、中学生ながらにダイエットに励んでいるわけでもない。

 それでも、ただ、走っていた。
 背後から迫る危機に怯え、恐怖し、涙を流しそうになりながら、走っていた。

 何が起きているのか、まどかにはさっぱりわからない。
 変な夢を見て朝起きて、通学路で友達とふざけあって、
 学校で妙な転校生と顔を会わせて、帰りに友人と喫茶店に寄って、
 CDショップで新曲を試聴して、そこで、誰かに呼ばれて。

 呼ばれた先で、転校生――――暁美 ほむらと。
 彼女にいたぶられている、奇妙な生き物に、出会った。

 友である美樹 さやか機転により、傷ついた様子のそれを回収することに成功。
 ほむらから逃げるように、まどかは道をひた走っていはずなのだ。



110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 22:56:05.97 ID:TVj8mS7E0

 なのに。はずなのに。
 気づけば、まどかは、別の世界に迷い込んでいた。

 蝶。馬。フェンス。花。鎖。標識。マネキン。彫像。冠。鋏。城。樹木。国旗……
 それらが図形のように組み合わさって、周囲を覆っている。
 しかしその光景も一定ではなくて、めまぐるしく様相を違えていた。

 まどかとさやかに一層の困惑を与えたそれは、
 だからと言ってやめてやることもなく、むしろ、彼女らを混乱させるのが目的であるかのように、回り続けている。

 ふと、その景色の中、影が動いた。
 実体を持った影は、そのまま歪な円形を形作って、人間のようなヒゲをはやし、二人に近づいてくる。


 ――――あれは、危険だ。
 誰にそう教えられたわけでもないのに、まどかはそう思った。
 危険なのだ、あれは。怖い。足がすくんでしまいそうになる。

 自身の常識を飛び越えたそれに、まどかはただ恐れるしかなかった。
 手元に不思議な生き物を抱えたまま肩を震わせつつ、無意識にさやかにもたれかかってしまう。
 さやかも同様らしく、触れた肩から、震えがまどかの体に伝わってきた。



111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 23:02:14.81 ID:TVj8mS7E0

 奇妙な歌を口ずさみ――口らしき部位もないが――ながら、異形のそれが、迫る。

「じょ、冗談だよね……!? 私、悪い夢でも見てるんだよね!?」

 円を描くように、‘それ’に取り囲まれていることを確認しながら、さやかは上ずった声でまどかに問いかける。

「ねえ、まどかぁっ!」

 そんなこと、まどかにもわからない。
 それこそ、まどかも誰かに説明して欲しいところだった。
 これは、一体何なんだ。

 そのうち、‘それ’は口と目を獲得していた。
 口と言っても、粗悪なコラージュ品のようなものが上から貼り付けられているだけで、
 目と言っても、風穴のような黒々しい丸が、それらしき部分に掘り込まれているだけだったが。

 それが、人の顔に見えてしまって、まどかは更に嫌悪感を抱く。
 息を飲む。それでも、止まらない。
 距離が、十メートルを切る。
 嫌だ。嫌だ――――!



112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 23:08:14.22 ID:TVj8mS7E0

 まどかがぎゅっと目を閉じるのに合わせ、天井の鎖が千切れた。
 それは二人を囲うように広がって、異形のそれらとの間に立ち入る。

 そして、爆ぜた。
 小規模な爆発が起きたように、赤の色が視界いっぱいに広がる。

「あ、あれ……!?」
「これは……!?」

 歪なそれらが焼き尽くされると同時、両者の背中に声がかけられた。

「危なかったわね。でも、もう大丈夫」

 反射的に、振り向く。
 目に飛び込んできたのは、女性の姿。
 ロールした金髪と、同色の瞳。まどか・さやかと同じ、見滝原(みたぎはら)中学校の制服。
 手には、黒光りする鎖と、ランプのような、卵形のアーティファクトを携えている。

 見覚えの無い人物だ。でも、さっきのあれよりかは、ずっとずっと安心できた。
 状況の飲み込めない二人をさておき、金髪の少女はこつこつと歩み寄って、まどかが抱えている生き物に目をやる。

「あら、キュゥべえを助けてくれたのね。ありがとう、その子は私の大切な友達なの」



115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 23:14:24.61 ID:TVj8mS7E0

 落ち着いた様子の少女は――まどかが抱える生物の名前は、キュゥべえと言うらしい――そう言って口を閉じた。
 それを見て、まどかが思い出したように伝える。

「私、呼ばれたんです。頭の中に、直接この子の声が……」
「ふうん、なるほどね」

 あきらかに人間でない猫の様なそれ、キュゥべえが喋ることを何とも思っていないのか、
 わかったような口調で、少女は相槌を打ち、続けた。

「その制服、見滝原の生徒ね。二年生?」
「あ、あなたは?」

 急に現れた少女への疑念は晴れないのか、さやかが呆然としながらも問い返す。
 そう対応されることも予想の上だったのか、少女は、

「そうそう、自己紹介しないとね。でも、その前に……」

 言葉の途中で、足を後ろに引く。
 そのまま、バレエのようにつま先で円を描き、体を回転させながら、卵型の宝石を宙へ放った。

 ステップを踏み、アーキテクチャを手に取る。
 両手を重ね、ランプのようなそれを掲げると、



116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 23:20:14.01 ID:TVj8mS7E0

「一仕事、片付けちゃっていいかしら」

 強い光が、少女を中心に放たれた。
 虹色の閃光は、世界を染めつくし、少女の衣服を変形させる。

 髪色に合わせたのだろう衣装とリボン。
 いかにも女の子らしいそのデザインは、どこか漫画やアニメのような、ふわりとした印象を抱かせる。

 少女は、いつの間にか積み上げられた有象無象の上に立っていた。
 その足元へ、復活したらしい異形共が這いずって来る。

 少女は慣れた様子で地を蹴ると、天高く飛び上がり、右腕を振るう。
 それを号令として、銀色の装飾が施された無数の銃が、彼女の背後から出現した。

 激鉄が、動く。
 文字通り引き金を引かれ、数多の銃が、弾を吐き出していく。

 地面に着弾し、炸裂。
 圧倒的な火力と殲滅力で、少女は歪なそれらを葬っていった。

 少女が、着地する。
 その時点で、それらは爆炎の中に姿を消していた。

「す、すごい……」

 まどかとさやかは、ただ感嘆の息をもらすばかりだ。



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 23:24:13.24 ID:aQEFlVVJ0

魔法少年せつな☆マギカ



118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 23:26:11.85 ID:TVj8mS7E0

 そこで、少女の眼前へ、一匹のそれが躍り出てくる。

 動揺もなく、少女は再び銃を向けた。
 銃口から、実弾が放たれる――――



 前に、それは弾けていた。
 風船が破裂するように、掻き消えた。

 何故か。

 一人の男が、立っていた。
 その手には、拳銃を携えている。銃口からは、煙が立ち上っていた。

 金色の瞳が、マミを射抜く。
 反射的に、マスケット銃を構える。
 未知の、第三者。敵と見るのが、妥当だろう。

 互いに武器を向け合ったまま、二人は対峙する。






121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/30(水) 23:32:38.09 ID:TVj8mS7E0

マミ(男の人……!? なんで結界の中に……!)

刹那「待て。こちらに交戦の意思はない」

 グラグラッ シュウウウ

まどか「あ……戻った」

マミ「……率直に聞くわ。あなた、何者?」

刹那「…………俺は刹那・F・セイエイ。お前たちは?」

マミ「…………私は巴マミ。魔法少女よ」

刹那「魔法少女?」

マミ「……やっぱり、魔法少女じゃないみたいね。……少し待っていて、先にキュゥべえに手当てをしないと」






122:今日はここまで:2011/03/30(水) 23:38:33.88 ID:TVj8mS7E0

キュゥべえ「……ありがとうマミ、助かったよ」

マミ「お礼はこの子たちに。私はただ通りかかっただけだから」

キュゥべえ「どうもありがとう。僕の名前はキュゥべえ」

まどか「あなたが、私を呼んだの?」

キュゥべえ「そうだよ、鹿目 まどか。それと、美樹 さやか」

さやか「なんで、あたしたちの名前を……?」

キュゥべえ「君たちにお願いがあって来たんだ」

まどか「お、お願い……?」

キュゥべえ「僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ!」

まどか「えっ……? 魔法、少女?」

さやか「一体何の話……?」

刹那「契約……?」

マミ「そう、ね。刹那……さんにも、あなたたちにも説明をしないと」






130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 00:27:04.37 ID:xXL5nF7y0





140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 02:28:15.79 ID:rZfRN58G0

ほっ



145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 05:05:02.74 ID:fKXibs5q0

保守



170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 14:27:06.21 ID:cm/cIXTV0





172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 14:43:04.17 ID:cm/cIXTV0





173: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/03/31(木) 14:56:58.85 ID:SsxlZAnnO





174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 15:06:19.83 ID:cm/cIXTV0





175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 15:15:05.29 ID:gkPfVeuX0





177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 15:36:35.69 ID:cm/cIXTV0





178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 15:53:13.11 ID:SsxlZAnnO

しゅ



184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 17:26:15.53 ID:+Y59t+l30

はじめ00の情報を見たときWの焼き直しかよって思ってたんだけど
刹那とヒイロじゃガンダムに対する姿勢が180度違った



189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 18:05:53.72 ID:lPpTqDZN0

>>184
ガンダムを兵器として見るヒイロと、ガンダムを目標とする刹那が、
最終的にはどちらも「ガンダムは必要ない」って結論に至るのは中々深いと思います


ISですが、ブシドーにしろ束にしろ、大筋には関わらない、
居ても居なくても差し支えないキャラクターなので、賛否両論だったこともあり、
バッサリカットして存在をなかったことにするか、出番を減らすかで今悩んでいます
今回の放送分を見ないことにははっきりと言い切れませんが


今から00×まどかの方を投下します

今更ですが、まどか側の説明は面倒なので完全に端折っています
ぶっちゃけまどか見てないとさっぱりわからないと思います

両方の作品を見てる(た)人なんて俺以外にいるのかしら



192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 18:08:56.12 ID:mw0GqTFUO

待ちわびたぞ!少年!



195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 18:09:36.99 ID:sqJ7QMDr0

むしろこのスレの前作のおかげで00見始めた奴もいる



196:>>195 作者冥利に尽きます 00好きもっと増えろ:2011/03/31(木) 18:12:26.45 ID:lPpTqDZN0




マミのマンション


マミ「……こんなところかしら」

まどか「魔女をやっつける、魔法少女……」

さやか「それに、ソウルジェムに願い事ねえ……」

刹那「……先ほどの魔女からは、人の声が聞こえた。その理由はわかるか?」

マミ「声……?」

キュゥべえ「何を言っているんだい? そもそも、君は一体何者なのかな」

刹那「……そうだな。次は、こちらが話すべきか」






198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 18:19:16.60 ID:lPpTqDZN0

マミ「…………随分と、荒唐無稽な話ね」

まどか「あの……じゃあ、刹那さんは、そのELS、ってやつなんですか?」

刹那「ああ」

 パキンッ

さやか「うわっ肌が金属っぽく」

マミ「見る限り嘘ではなさそうだけど……まあ、魔法少女云々も同じようなものかしら」

刹那「……信じる信じないは後でいい。一つ聞きたいことがある」

キュゥべえ「さっきの、魔女の声とやらかな?」

刹那「……魔女は、何から生まれる? あれからは、脳量子波を感じる。それも、人間と同じ」

マミ「えっ……?」



202:やっぱり刹那「魔法少女?」まどか「ガンダム?」で立てるべきだったかな:2011/03/31(木) 18:25:37.44 ID:lPpTqDZN0

キュゥべえ「…………」

刹那「答える気はない、か。……ついて来い。損はしないはずだ」

 スッ

さやか「えっ、ちょっと?」

キュゥべえ「……わかったよ。マミ、二人に話をしてくれるかい?」

マミ「……ええ……」






205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 18:35:16.52 ID:lPpTqDZN0



 見滝原郊外

刹那(……このあたりか)

キュゥべえ「何の用かな? 僕も暇ではないんだけど」

刹那「ティエリア」

ティエリア≪ああ。いつでもいける≫

刹那「クアンタムシステムを作動させる!」

キュゥべえ「!?」

刹那「クアンタムバースト!」






207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 18:40:21.98 ID:lPpTqDZN0

今お米をとぎながら考えたバナージ「IS?」の話

・IS世界に飛ばされてくるバナージ、何故か野ざらしになっていたユニコーンっぽいISに触れると何故か「こいつ……動くぞ……!?」
・行くアテもないので学園に、そんなこんなでセシリア戦
・「ビームマグナムは加減がきかない……!」+ブルー・ティアーズをサイコミュジャック→勝利
・何でサコミュジャックできたんだろう……? と訝しみつつもたい鈴音戦、武力介入を受ける
・所属不明機に「ここから出て行けぇーっ!」→頭突きで破壊
・シャル転入→何やかんや→シャル「バナージが誰だって構わない、僕のことを必要だと言ってよ!」
・ラウラ転入→NT的直感でビンタ避ける→タッグマッチ→ラウラ取り込まれる→「何だ!? あのISからだ!!」
・そしてときがすこーやかにぃー→NT的和解
・束登場、実はIS操縦者は全員ニュータイプでしたと暴露される「何だってー!?」
・福音からの中からNT的な波動を感じる→中身はex-(イクス)でした(ISだろうと軍事運用する世界に絶望していた、なのでつい混ぜちゃった)
・「そっちの絶望を押し付けてもらっては困る!」→NT-Dで撲殺
・ex-が倒されたので世界が戻る→帰っておしまい

ex-とか誰も知らないのでボツになりました



209:>>207 今見たら誤字だらけだった:2011/03/31(木) 18:47:06.49 ID:lPpTqDZN0




キュゥべえ「今のが、ガンダム……」

刹那「……目的は、強大なエネルギー源か」

キュゥべえ「…………」

刹那「お前の意図は知れている。そして、お前が直面している問題の解決法もある」

キュゥべえ「解決法?」

刹那「GNドライヴを用いれば、エネルギーに困窮することはないはずだ」

ティエリア≪本来、情報を外部に漏らすのは避けたいが……非常事態である以上、仕方がないか≫

刹那「その技術を、明け渡してもいい」

キュゥべえ「……僕に、何をしろっていうんだい?」



211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 18:53:31.99 ID:lPpTqDZN0

刹那「これ以上、彼女たちに関わるな。魔女を消し去り、全ての魔法少女を人間に戻せ」

キュゥべえ「ソウルジェムをいじるのは可能だけど、もう生まれた魔女まではどうにもできないな」

刹那「……魔女は俺が全て仕留める。今をもって、この世界への干渉をやめろ」

キュゥべえ「……僕が素直にそうするかは、君の出方次第だね」

刹那「……なら、話はワルプルギスの夜を打倒した後だ。そうすれば、立場は対等になる」






212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 18:59:04.95 ID:lPpTqDZN0

~再びマミのマンション~

キュゥべえ「ただいま、マミ」

マミ「キュゥべえ。それと、刹那さんも」

刹那「ああ」

キュゥべえ「そうそう。君に、新しい仲間を紹介しようと思って」

マミ「仲間?」

刹那「……俺が、お前の魔女退治に協力させてもらう」

マミ「それって……」

刹那(条件は、魔法少女に‘同行’すること……今は、互いに相手の弱みを握っている状態。無理は出来ない)

キュゥべえ「彼は魔法少女じゃないけど、脳量子波を用いて魔女を探せるからね」

刹那「足手まといにはならない」

マミ「でも……」



215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 19:06:03.59 ID:lPpTqDZN0

刹那「心配は不要だ」

キュゥべえ「彼の頑丈さは、僕が保証するよ。使い魔程度なら、問題なく相手できるはずさ」

マミ「…………」

刹那「……頼む」

マミ「……わかりました。丁度、鹿目さんと美樹さんにも付き合ってもらう予定だったから」

さやか「えっと……よろしく、お願いします」

マミ「一度確認した上で、判断します。……それでいいわね?」

刹那「問題はない」






217:ここから先はダイジェストでお送りします:2011/03/31(木) 19:12:03.77 ID:lPpTqDZN0

~翌日、市内のファーストフード店~

マミ「さて、それじゃあ魔法少女体験コース第一段、張り切って行ってみましょうか。……準備はいい?」

さやか「オッケーです!」

まどか「私も、大丈夫です」

刹那「ミッションの遂行に支障はない」

マミ「うん、意気込みは充分ね。それじゃあ、行きましょうか」




~市内、廃墟の元集合住宅~


マミ「……ここね。皆、気をつけて。ここから先は、本当に危険よ」

まどか「……はい」

さやか「……うん!」






218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 19:18:35.30 ID:lPpTqDZN0

三十分後

さやか「いやあ、魔女は強敵でしたね」

まどか「でも、二人とも凄かったです。銃と剣で、かっこよく戦ってて!」

マミ「ふふっ、ありがとう」

ティエリア≪ELSと同調し、小型ではあるがモビルスーツの武器を再現する……いい着想だな≫

刹那(ああ。……助かった、ティエリア)

ティエリア≪僕はコンタクトと調整を行っただけだ≫

マミ「刹那さんも、思った以上だし……この調子で、頑張っていきましょう」

まどか「はい!」

さやか「おー!」

刹那「了解」






220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 19:25:25.39 ID:lPpTqDZN0

二日後、病院、魔女結界

マミ「もう何も怖くない! ティロ・フィナーレ!」

 ドンッ バスッ

シャルロッテ本体「 わ た し で す 」

マミ「えっ……」

刹那「マミ!」



226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 19:30:06.96 ID:lPpTqDZN0

ティエリア≪ちぃっ……! ――――何だ、ELSの中から!?≫

「迷惑千万!」

バシュゥッ

シャルロッテ本体「オウフ」

刹那「粒子ビーム……!?」

「真剣なる立会いに干渉をするつもりはなかったが……私は我慢弱い男だ! 動かずにはいられない!」

刹那「あの男……!」

グラハム「このグラハム・エーカーが、ブレイブで引導を渡す!」

 ド ワ ォ

さやか「……何なの、これ」

キュゥべえ「……わけがわからないよ」





230:書いてる分にはすごく楽しいです>乙女座:2011/03/31(木) 19:36:12.21 ID:lPpTqDZN0

~結界外部~

グラハム「久しいな、少年。会いたかった……会いたかったぞ!」

刹那「……何故ここに」

グラハム「ELSと融合した者は、即座に死に至るわけではない。私の脳が耐え切れなくなるより、少年が対話を果たす方が早かっただけのこと」

ティエリア≪……加えて、肉体の形成に時間がかかったようだな。だから、しばらくは出てこなかったのか≫

刹那「……そうか。今回は助かった、礼を言う」

グラハム「それには及ばんよ。……だが、そこの君。マミ、と言ったか」

マミ「私……?」

グラハム「常在戦場の心構えを忘れてはならん。戦いでは、一瞬の油断が死を招く」

マミ「…………」

グラハム「奥の二人にも、よくよく言い聞かせておくことだ。戦いは、そう甘いものではないとな」






233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 19:42:03.52 ID:lPpTqDZN0

~見滝原郊外、隠蔽工作を施したクアンタのコクピット~

グラハム「……これで、あのキュゥべえ……いや、インキュベーターとやらの目論見は潰せたか」

刹那「……手間をかけさせた」

グラハム「何、気にすることはない。泥を被るのは、大人の役割だ」




~見滝原市内、建設中のビル~

キュゥべえ「来てくれたんだね、杏子」

杏子「まあね。魔法少女でもないのに、魔女とやりあってる奴がいるって言うからさ。……にしては、妙な連中だけど」

キュゥべえ「僕も同意見だよ」

杏子「そんな奴らに、この場所を渡すってのも癪だし……まとめて、ぶっ潰しちゃえばいいか」






237:>>236 載ってるよ 公式HPのSPECIALの欄:2011/03/31(木) 19:48:59.57 ID:lPpTqDZN0

~三日後、郊外の倉庫~

まどか「まさか、さやかちゃんも魔法少女になっちゃうなんて……」

さやか「……あんなことがあった後だけど、さ……まどかも、仁美も、あたしは守りたかったから」

マミ「ごめんなさい……私が間に合っていれば、鹿目さんを危険に晒すことも、美樹さんを魔法少女にすることもなかったのに」

さやか「いえ、いいんです。……命がけで戦う羽目になっても構わない願い事を、見つけましたから」

刹那(例え魔法少女になったとしても、巴マミや美樹さやかが魔女と化す前にワルプルギスの夜を撃破すればいい……まだフォローは効く)

グラハム「……覚悟を決めたのなら、もはや何も言うまい」

さやか「……ありがとう、グラハムさん」

グラハム「礼を言われるようなことを、私はしていないさ」






241:このスレに来るには因子が足りない……:2011/03/31(木) 19:55:25.99 ID:lPpTqDZN0

~翌日、放課後~

さやか「結界についたぞ」

マミ「これ、魔女じゃなくて使い魔の結界ね……楽に越したことはないけれど」

刹那「……目標を捕捉。一気に本丸を狙い撃つ!」

グラハム「刀の錆となれ!」

使い魔「俺は! スペシャルで! 2000回で! 模擬戦なんだよぉ!」

さやか「うわ、二人がかりでもうボコボコだ」

マミ「まあ、流石にねえ」

グラハム「幕引きさせてもらう! 肉を切らせて……!」

 キィンッ!

グラハム「なんとっ!?」

使い魔「逃げまわりゃ、死にはしない……!」

さやか「あ、逃げた!」

グラハム「何奴!」



243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 19:56:34.35 ID:wZWNJwM40

これってグラハムも戦ってんの?



244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 20:01:08.65 ID:lPpTqDZN0

杏子「ちょっとちょっと、何やってんのさ、あんたたち。 見てわかんないの? あれ、魔女じゃなくて使い魔だよ」

グラハム「見ればわかる!」

杏子「だったらなおさらだよ。グリーフシード持ってるわけないじゃん」

さやか「何を……あれ放っといたら、誰かが殺されるのよ!」

杏子「だからさあ……四、五人ばかり食って魔女になるまで待てっての。そうすりゃ、ちゃんとグリーフシードも孕むんだからさ」

グラハム「出来ないな……! 私は我慢弱い!」

まどか「いや、そう言う話じゃないんじゃ……」

杏子「あんた、卵を産む前の鶏シめてどうすんのさ」

さやか「魔女に襲われる人たちを……あんた、見殺しにするって言うの!?」

杏子「あんたさ、何か、大本から勘違いしてんじゃない? 食物連鎖、って知ってる? 学校で習ったよね?」

刹那(……この子供の言は、世界を歪めるものだ……だが、彼女自身に歪みは感じられない……?)

杏子「魔女が弱い人間を食う、そしてあたしたちが魔女を食う。それが当たり前のルールでしょ? そう言う強さの順番なんだから」

さやか「あんたは……!」



246:>>243 スサノオは取り込まれていないのでブレイブで戦っとります:2011/03/31(木) 20:07:53.12 ID:lPpTqDZN0

杏子「まさかとは思うけどさ。もしかして、人助けだの正義だの、その手のおちゃらけた偽善かますためにあいつと契約したわけじゃないよね?」

さやか「偽善でも……それでも、善だ!」

マミ「……私はもう、命を見捨てたりはしない。私たちは戦うわ。そうすることで、守れるものがあるのだから」

グラハム「私は、市民を守る連邦の軍人だ。ここで退くわけにはいかんな」

刹那「信じるものののために、俺は戦う。破壊するためではない、守るための戦いを成す……!」

杏子「……やれやれ。揃いも揃っておめでたい奴らだこと。……まあいいさ、遊び半分で首を突っ込まれてもむかつくし」

まどか「えっ……そんな、戦うの!?」

さやか「他に方法がないよ。……こんな安っぽい挑発に乗るわけじゃないけどさ」

杏子「全員まとめて蹴散らしてやるよ!」

さやか「なんだっていい! 奴を倒して使い魔にトドメを刺すチャンスだ! うおおおおおおおおおおお!」






248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 20:13:16.05 ID:lPpTqDZN0

 三分後

さやか「いやあ、魔法少女は強敵でしたね」

杏子「……何故だ……何故にこうも……」

グラハム「拘束した後に三人でタコ殴りとは……武士道には反するが……」

マミ「残念だけど、もうどうしようもないみたいだったから……」

まどか「こんなの、絶対おかしいよ……」

刹那「……落ち着いたようだな。クアンタムバーストで対話を試みる」






255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 20:18:37.57 ID:gyznn80S0

三人でタコ殴りする様子を、せっちゃんは黙って見てたのかwww



256:拘束する人→マミさん ボコる人→さやか・せっさん・ハム公 これと言ってない→まどか:2011/03/31(木) 20:21:13.44 ID:lPpTqDZN0

刹那「…………」

マミ「……まさか、そんな過去があったなんて……」

さやか「……私、こいつのこと誤解してた……」

杏子「……私は、私のために生きるんだ。一人でも……生きてやる」

マミ「あなたも……一人だったのね」

杏子「……何?」



260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 20:27:09.19 ID:lPpTqDZN0

マミ「私も……そうだったわ。事故で、家族を失った」

杏子「…………」

グラハム「不幸自慢をするわけではないが……私も、そうだ。もっとも、私は戦災孤児だが」

杏子「…………」

刹那「……俺は、自らの手で親を殺めた。世界を、歪めてしまった。だが、今は違う。俺は世界を変えるために生きる。生きて、明日を掴む」

杏子「…………私は……」

さやか「あんたと……もう少し、話がしたいな」

杏子「…………」

刹那「……使い魔は俺が追う。後を頼む」

マミ「ごめんなさい、刹那さん。任せるわ」






262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 20:33:37.46 ID:lPpTqDZN0

~マミ宅~


刹那(それが……何故、こうなっている?)


カチカチカチカチカチカチ

杏子「ゴッド、フィンガーーーーーッ!」
マミ「ツインサテライトキャノン、ティロ・フィナーレ!」
さやか「ああーっ! 私のエクシアがーっ!」
まどか「お、落ち着いてさやかちゃん。まだ私のキュベレイも体力残ってるし……」
さやか「ううううう、これだから格闘機はつらいよ……」

グラハム「早かったな、少年」

刹那「…………」



270:ごめんなさい遅れました:2011/03/31(木) 21:09:28.38 ID:lPpTqDZN0

グラハム「彼女たちも、まだ子供……ゲームぐらいはする。それを通して、築かれるものもあると言うことだ」

刹那「これもまた、一つの対話の形……」

グラハム「いかにも。さて少年、ここにとあるアニメのDVDがあるわけだが」

刹那「…………」

グラハム「一緒にいかがかな?」

刹那「……問題は無い」

グラハム「良く言った。それでこそだ、少年!」






271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 21:09:31.55 ID:uPM50T810

弱機体ばっかじゃねーか!



278:ごめんなさいまた遅れました:2011/03/31(木) 21:42:13.70 ID:lPpTqDZN0

~しばらくして~

マミ「あら、そろそろ夕食の時間ね。私、何か作ってくるわ」

まどか「あ、私も手伝いますっ」

さやか「じゃあ、私も……」

マミ「ううん、いいわ。キッチンに人が居すぎても困ってしまうし……」

 ちらっ

マミ(「あなたも、これで気兼ねなく話せるでしょう?」)

杏子(「……いらない気遣いってんだよ、そいつは」)

マミ(「そう? ごめんなさいね、気が利かなくて」)

杏子(「…………ありがとな」)

マミ(「ええ。どういたしまして」)

まどか「マミさん?」

マミ「ごめんなさい。それじゃあ、行きましょうか」






281:>>271 NEXTなので皆exほど悲しみは背負っていない……はず:2011/03/31(木) 21:48:34.69 ID:lPpTqDZN0

カチカチカチカチ

杏子「そう言や、さ」

さやか「何よ」

杏子「お前、何で魔法少女になったんだ?」

さやか「それは…………」

杏子「何だよ、私だけ話したってのにさ。……まあ、言いたくないんならいいけど」

さやか「…………の」

杏子「うん?」

さやか「そ、その……」






284:杏子の二人称があんたなのかお前なのか未だにわからない:2011/03/31(木) 21:54:09.89 ID:lPpTqDZN0

杏子「ふうん……なるほどねえ」

さやか「な、何よ」

杏子「いや……何でもないさ。……って」

テレビ「ガンダムファイトォーッ!」
   「レディーッ!」
   「ゴォーッ!」

杏子「あっ! Gガンやってる!?」

グラハム「君もどうかな?」

杏子「見る見る! ほら、あんたも一緒に!」

さやか「えっ、ええっ? わっ、ちょっと、引っ張らないでよっ」






286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 22:00:09.61 ID:lPpTqDZN0

マミ「ごはん出来たわよ。カレーだけど、食べられない人はいる?」

さやか「カレーが苦手な人なんていないだろうけど……ねえ、皆聞いてる?」

テレビ「だぁからお前は阿呆なのだぁーっ!」

杏子「…………」
グラハム「…………」
刹那「…………」
ティエリア≪…………≫
まどか「…………」
ほむら「…………」

さやか「……なんか、皆テレビに集中してるみたいですね。まどかまで……あといつの間にか転校生もいるし。不法侵入じゃないの?」

マミ「仕方が無いわ。面白いもの、Gガン。ついDVDBOX買っちゃうぐらいに」

さやか「はあ……」

マミ「後で美樹さんも見てみるといいわ、きっと気に入るはずだから。それより、今はカレーよそっちゃいましょう。手伝ってくれる?」

さやか「はいっ! おおっ、美味しそうなにおいがする!」






287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 22:06:22.15 ID:lPpTqDZN0

 ガタッ

杏子「うまああああああああああああああいっ!」
 
さやか「うるさい。いや、おいしいけどさ」

まどか「マミさん、お料理がすごく上手なんですね。手さばきとか、慣れた感じで」

マミ「褒めてくれるのは嬉しいけど、そんなことはないわ。私なんて……」

ほむら「いえ、充分評価に値するわ。美味しい」

マミ「ありがとう。……ところで、あなたは?」

さやか「そうそう、あんた何でここにいんの?」

ほむら「……私は暁美 ほむら。実を言うと、今まで出待ちだったの」

まどか「えっ」

ほむら「なかなか入り込むタイミングがつかめなくて……」

さやか「えっ……なんか、ごめん」

ほむら「……気にしないで」



290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 22:12:12.31 ID:lPpTqDZN0

さやか「…………」

 ガタッ

杏子「からあああああああああああああああああああああいっ!」

さやか「いやだからうるさいって」

グラハム「平和でいいことだな」

刹那「……ああ」

ティエリア≪……これは、平和と言えるのか?≫






292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 22:19:00.73 ID:lPpTqDZN0

~食事が終わって~

テレビ「美しいな……」
   「はい……! とても美しゅうございます……!」
   「ならば……!」
   「「流派、東方不敗は!」」
   「王者の風よ!」
   「全身!」
   「系列!」
   「「天破侠乱!」」
   「「見よ! 東方は、赤く燃えている!!」」
   「…………」
   「師匠……? 師匠……! 師匠……!」


杏子「しぃぃしょおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

さやか「うう……師匠……ぐすっ」

ほむら「師匠……」

まどか「そんな……師匠が……」

グラハム「そうか……彼らは、拳による対話を成しえていたのだな……」

刹那「……これも、対話なのか……」

ティエリア≪……戦いを通して、わかりあうことも出来る……それを、伝えたかったのか≫



294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 22:25:13.83 ID:lPpTqDZN0





テレビ「俺は、戦うことしかできない不器用な男だ。だから、こんなふうにしか言えない……
    俺は……お前が……お前が……お前が好きだ! お前が欲しいーっ! レイィィィィン!!」
   「ドモオオオオオオオオン!」


さやか「わお……」






297:エレナアアアアアア! 愛してるっ! お前に夢中だ! エレナアアアアアアア!:2011/03/31(木) 22:31:06.71 ID:lPpTqDZN0

テレビ「石!」
   「破!」
   「「ラアアブラブ! 天驚拳!!」」


さやか「ええええええええええええええ」

まどか「な、なんか……見てるこっちが恥ずかしい……」

ほむら「……いい発想」

マミ「石!」

杏子「破!」

グラハム「さあ、少年! ラアアアアブラブ!」

刹那「…………」






301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 22:37:55.42 ID:lPpTqDZN0

テレビ「ガンダムファイトォーーッ! レディーッ!!」
   「「「「「ゴオーーーーーーッ!」」」」」

さやか「……うん、これは名作だわ。見てよかった」

まどか「面白かったね」

ほむら「流石の今川だったわ」

杏子「終わっちまった……ああ……何かせつない……」

マミ「じゃあ次はWね」

さやか「えっ」






304:マミさんが一番好きそうなのはX 杏子はG:2011/03/31(木) 22:43:03.87 ID:lPpTqDZN0

テレビ「ふっ、ふふふふっ……はーっははははははははは!」

まどか「何だか、全然雰囲気が違う……」

ほむら「Gが異端なだけよ。私は好きだけど」

マミ「それにしても、初期のヒイロはキャラが安定してないわね」

杏子「そんでさ、さやか」

さやか「何?」

杏子「お前も、さっきみたいにやればいいんじゃないか? こう、お前が欲しいー! ってさ」

さやか「は、はあっ? いくら何でも、それは……」

ほむら「……そうね。試してみる価値はあるわ」

さやか「って、あんたも何よいきなり」

グラハム「思いの丈を伝えれば、何かは変わると思うがね。……かつては、私も愚直に愛を求めたものさ」

さやか「いや、グラハムさんまで……」

杏子「まあ、無理にとは言わないけど」






306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 22:49:10.92 ID:lPpTqDZN0

マミ宅、廊下

さやか「あ……あの、恭介? ごめんね、こんな時間に。うん、あの、あのさ、その、びっくりすると、思うんだけど」

杏子(「よし! いけ! 頑張れ!」)

まどか(ええ……!? さやかちゃん……!)

ほむら(もし上手くいけば、未来は劇的に変わるはず……)

マミ(何かすごいことになってる……案外乗せられやすいのね、美樹さん)

さやか「私……恭介のことが好き! 恭介が、欲しい!」

杏子(「いったぁーーーーーーーーーーっ!!」)

グラハム(「よく言ったさやかあああああああああ!」)






310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 22:55:03.65 ID:lPpTqDZN0

~再びリビング~

杏子「……どうだった?」

さやか「うん……ちょっと、整理させれてくれ、って」

まどか「さやかちゃん、えらいよ。すっごく頑張った」

さやか「……ありがとう、まどか」

マミ「上手くいくといいわね。……もうこんな時間だけど、皆、大丈夫?」

まどか「あっ、すっかり忘れてた……」

さやか「あー……どうしよう」

刹那「戻るのなら、送っていく」

杏子「戻る、かなあ……」

マミ「いっそのこと、泊まっていく?」

まどか「いや、いくらなんでも悪いですよ」

マミ「ううん、そんなことないわ。私、こう言う風に皆で集まったの、初めてだから。その、泊まっていってくれたら嬉しいなあ、なんて」

さやか「……マミさん」



312:>>310 ×させれてくれ ○させてくれ:2011/03/31(木) 23:01:28.13 ID:lPpTqDZN0

マミ「どうしても、とは言わないけど……」

杏子「……じゃあ、泊まっていこうかな」

ほむら「……なら、私も」

マミ「本当!?」

さやか「……私も、お言葉に甘えようかな。まどかはどうする?」

まどか「マミさんがいいなら」

グラハム「私も、付き合わせてもらおうか。夜間の警備も必要だろう。……少年」

刹那「了解」

マミ「皆……!」

まどか「じゃあ、私、電話してきます」

さやか「私もっ」






313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 23:07:04.47 ID:lPpTqDZN0

マミ「全員お風呂入った?」

まどか「えっと、グラハムさんの次に入った刹那さんがさっき出たから……」

さやか「皆すませたね」

杏子「流石に、そろそろ眠くなってきた……」

ほむら「もう随分な時間よ……明日は学校もある。早く就寝するべきね」

さやか「ああ、そう言えば学校あるんだ……明日しんどいだろうなあ」

マミ「じゃあ、お布団を敷きましょうか。リビングなら、人数分も大丈夫でしょう」






316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 23:10:36.40 ID:b5a8yAWZ0

ほむさや期待



317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 23:13:15.90 ID:lPpTqDZN0

マミ「それじゃあ、電気消すわね」

まどか「おやすみなさい」

さやか「おやすみー」

杏子「おー」

 パチッ

まどか「…………」

杏子「…………」

さやか「……くっ、ふふっ、ふ、ふふふっ」

マミ「……ふふっ、く……う、ふふふっ」

杏子「ふっ、ちょっと、笑ってる奴誰だよ、ふふふっ、あはっ、はははっ」

まどか「だ、駄目……こらえない、と、ふふっ」






319:ほむさや! そういうのもあるのか:2011/03/31(木) 23:19:09.87 ID:lPpTqDZN0

~マンションの外、共用廊下~

ほむら「……これでいいかしら」

刹那「……これは」

ほむら「……今、時間は止まっているわ。誰かに聞かれる心配はない」

グラハム「時間を止めるとは……まさしく魔法だな」

ティエリア≪だが、事実のようだ。……計器類にも結果が出ている。手品や幻覚の類で、機械をごまかせるとは思えない≫

ほむら「……あなたたちのことは、調べさせてもらったわ。インキュベーターの目的については、知っていると見ていいのね」

刹那「……ああ。お前は、一体何者だ?」

ほむら「魔法少女よ。……あなたたちと、大体同じことを知っている、ね」

グラハム「インキュベーターについても、か……何故、君がそれを知り得ている?」

ほむら「私は、未来から時間を逆行してきた存在……言うとすれば、タイムトラベラー。……信じる?」

グラハム「……目を見ればわかる。暁美ほむら……本気と見た」

刹那「インキュベーターの言うイレギュラーとは、そう言う意味か」



321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 23:25:45.31 ID:lPpTqDZN0

ほむら「それはあなたたちも同じ。……私は、いくつかの未来をこの目で見てきたわ。その中に、あなたたちの存在は一度としてなかった」

刹那「…………」

ほむら「けれど、今のところ、この世界は最も上手く行っているわ。……鹿目まどかは、魔法少女になっていない」

グラハム「…………」

ほむら「美樹さやかと志筑仁美の間にも確執は生じていないし、巴マミは生存、インキュベーターが用意した不和の種、佐倉杏子の懐柔にも成功している」

刹那「……何が言いたい」

ほむら「……このままいけば、自然、ワルプルギスの夜と対面することになるでしょう。敵は強大……そうなれば、私達の協力は必須になる」

グラハム「信頼関係を結ぼう、と言いたいのかね?」

ほむら「……信用を置けるに越したことはないわ」

グラハム「反対する理由はないな。少年、君はどうだ」

刹那「問題はない……だが、一つ聞きたいことがある」

ほむら「…………」



322:きりがいいので今日はここまで:2011/03/31(木) 23:31:09.04 ID:lPpTqDZN0

刹那「お前は、何故一人であろうとする」

ほむら「……私は、手を組もうと誘いに来たのよ?」

刹那「お前の言動の端には、人を突き放すようなものが感じられる。……俺たちなら、分かり合い、手を取り合うこともできるはずだ」

ほむら「……私は、もう誰にも頼らない。そう決めたから。……今回のことも、あなたたちを頼るわけではないわ。あくまで利用するだけ」

グラハム「身持ちが堅いな。一人では、極に到達することなど出来んぞ」

ほむら「…………」

グラハム「人間には、背を預けられる友が必要だ。……君も、それは理解しているのだろう?」

ほむら「…………」

グラハム「すまない、説教をするつもりはなかったのだがね」

ほむら「……用件はこれだけ」

 ヒュンッ

グラハム「消えた……!? いや、先の時間停止とやらか。何と言う機動性だ、魔法少女……」






323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 23:33:11.73 ID:u5oCK9ln0





324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 23:33:34.28 ID:UpKUSM5f0

しかしGガン全話見終わるのはえーな



325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 23:35:11.99 ID:lPpTqDZN0

>>324
重要な話だけ厳選して視聴したと思ってください

作劇上の都合ではありますが、
最終話までいかないと告白イベントまで持っていけなかったので……



326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/31(木) 23:38:08.39 ID:bxFW9v6j0

おつ



このエントリーをはてなブックマークに追加

        • 月間ランキング
        • はてぶ新着
        • アクセスランキング

        SSをツイートする

        SSをはてブする

         コメント一覧 (17)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年04月02日 20:39
          • 楽しいSSでしたね・・・
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年04月02日 23:13
          • 変態要素のないほむらを初めて見たんだが
          • 3. 夜霧のミスト
          • 2011年04月03日 00:55
          • なんでミストさんがいるんだよ・・・
            こんなんじゃ俺、まどマギを見たくなくなっちまうよ・・・
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年04月03日 07:09
          • アトリームにだって魔女はいましたよ…ワルプルギスの夜とは比較にならないほどの巨大な魔女がね…
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年04月03日 09:16
          • しれっと中学女子達に混ざってお泊りしてる野郎二人に吹いた
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年04月03日 13:45
          • 米欄にミストさんが大量発生しとるwww
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年04月04日 02:12
          • QBが必要としているのはエネルギーじゃなくて、エントロピーの縮小な訳だが…
            GNドライヴは何の解決にもならん。
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年04月04日 14:45
          • でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。 重要なことじゃない。
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年04月04日 23:15
          • QBだけの言を聞くと必要としてるのはエネルギーだけどな
            一般的なエントロピーとは意味が違うんじゃね

            まぁそんなことは、なんだっていい! QBのたくらみを潰すチャンスだ! うおおおおおおおおおおお!
          • 10. 濃霧注意報
          • 2011年04月05日 17:29
          • いやあクアンタムバーストは万能でしたね・・・
          • 11. ( <●><●>)
          • 2011年04月05日 17:47
          • アトリームすげえなwww
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年02月02日 15:59
          • 最後までやってほしかったなwこれはいい!
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月08日 14:00
          • 一番最初のあれに対して吐き出すものなどない!と答えるピンク髪の女パイロットはいないのか…。
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年12月09日 05:20
          • 霧が濃くなってきたな・・・

            因みに俺は事ある事に親がカレーを作った所為で昔から食わされすぎて嫌いになった訳だが
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年12月26日 00:18
          • 映画もやったことだし、このSSをガチで書いてくれたりしないかな……
          • 16. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年01月16日 20:29
          • 打ち切り?
          • 17. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2020年01月22日 19:52
          • まさか、この数年後に本当にグラハムが復活するとは誰が予想していただろうか。

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

        カテゴリ別アーカイブ
        月別アーカイブ
        記事検索
        スポンサードリンク
        画像・動画
        • 上司「はぁ~……お前もういいよ、あっちでスキャットマンでも歌ってろ」
        • 彡(゚)(゚)「あの洞窟に宝箱あるんか?」
        • ルールー「キマリ! 『竜剣』を ためしてみたら?」
        • フリーザ「宇宙最強の僕には勝てないよ」悟空「ちくしょう……」俺「待て!!!」
        • 女「えーすごい立派…」女2「ちょっと待ってヤバイよ」女3「私これ好きかも…」俺「えへへ」
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        • やる夫が勇者をやめるそうです
        新着コメント
        最新記事
        読者登録
        スポンサードリンク

        • ライブドアブログ
        © 2011 エレファント速報:SSまとめブログ. Customize by yoshihira Powered by ライブドアブログ