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唯「LIAR GAME?」

q26
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 20:39:54.31 ID:hlMIR88m0

「郵便です。ここにサインか判子お願いします」
「はーい。ありがとうございました」

(小包?……お母さんからかな)

私の名前は平沢唯。大学3年生。
地元の大学にことごとく落ちた私は、親元を離れ一人暮らし。
軽音部のみんなとは未だにバンドを組んでいて、月2回は練習をしている。

「ん?」

その小包は両親からでも憂からでもなかった。
上部に『平沢唯様』と記された少し大きめな小包。送り主は『LGT事務局』。
自分宛だというそれを、唯はなんの疑いもなく開いてしまう。
中から出てきたのは大量の、

「な、何このお金!?」

同封されたカードには、無機質なワープロ文字でこう記されていた。

『――LIARGAME参加枠当選のお知らせ――』

大量の札束を目の前に、唯の頭はパンクしかけていた。


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 20:42:37.94 ID:hlMIR88m0

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
LIARGAMEへのご参加ありがとうございました。
この包みを開封した事で、あなたは正式にLIARGAME参加の意思を表明したことになります。
今後エントリーを取り消しする事はできません。
同封の1億円はゲーム参加時のあなたの持ち金(マネー)となります。
大切に保管してください。

ここで1回戦のルールを説明いたします。
といっても複雑なルールは一切ありません。
ただ対戦相手からマネーを奪うだけのゲームです。
いかなる手段を用いても構いません。
これは双方同意のゲームで――……


呆然としながらも何度も読み返し、やっと内容が頭に入ってくる。

・お互いに貸し付けられた1億円を奪い合う
・期間は30日間
・終了後、事務局が札番号を確認の上貸し付けた1億円を回収。差額が報酬となる。

「どうしよう……無理だよこんなの……誰かに相談しなきゃ」

――


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 20:46:46.48 ID:hlMIR88m0

唯は、妹の憂に相談する事にした。
自分よりずっと頭がよく、地元の国立にあっさりと合格した自慢の妹。

「うーん……警察か弁護士さんに相談するしかないと思う、私も明日そっちにいくから一緒に相談しに行こう?」
「えっ、いいよいいよ一人で行けるから!そこまで迷惑かけられない、明日も講義あるんでしょ?」

「そうだけど……ホントに大丈夫お姉ちゃん?」
「大丈夫大丈夫、お父さんとお母さんには内緒にしてね、心配するから」

「分かった、何かあったらすぐ言ってね?」
「うん、おやすみー」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 20:50:19.18 ID:hlMIR88m0

実は憂への電話より前に、警察には相談していた。
回答は、『被害の無い現時点ではどうすることも出来ない』

そう、現時点で私は1億円を手元に送りつけられただけで何の被害もないのだ。
一応似た相談がないかどうか調べてみるとは言ってくれたけど……

「あとは……弁護士さんかぁ」

警察署に入るのにも相当の勇気がいった。弁護士も同じ、何となく近寄りがたいイメージ……

「……そうだ、和ちゃん!」

唯は法学部に進んだ親友、和に連絡することにした。

――


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 20:51:44.06 ID:hlMIR88m0

「うーん、申し訳ないけど私も警察と同じ事しか言えそうにないわ」
「……そっかぁ」

「資格も何も無い一学生の意見だけど。多分弁護士事務所に相談に行っても同じことを言われると思う。
今のところは金銭的被害もないみたいだし……」

「……そうだよね」
「……」
「……」

心底申し訳なさそうに俯く親友の顔に心が痛んだ。しばらくして、

「……ねぇ唯、こんな時にね、」
「なに?」
 

「澪がいたら……なんとかできたのかもしれないね」

――


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 20:54:43.35 ID:hlMIR88m0

アパートに戻った唯は、和の言葉を思い出していた。

秋山澪。
同じ軽音部の仲間だった。
武道館でライブなどという壮大な目標の元、お菓子に練習にムダ話に一緒に明け暮れていた大切な友達だった。

高3への進級直後、突然姿を消すまでは。

「澪ちゃん……」

澪の両親を喰い物にし自殺にまで追い込んだ、芳文商事による巨大マルチ詐欺事件。
学校の人間には、突然の転校という事で伏せられている。
澪が姿を消した理由は家族ぐるみの付き合いだった律や軽音部メンバー他、ごく一部の近しい人間にしか知らされていない。

そして澪の失踪と、そこから1年半後、突然の芳文商事破綻の裏にある事情を結びつけることが出来るものはさらに少ない。

未成年。たった一人での犯行。被害者の親族。そしてその容姿。
報道陣は完全にシャットアウトされたはずだが、人の口に戸は立てられず、
その存在は一人歩きし、やがて法を学ぶ和の耳に届く。


通称『秋山事件』主犯
天才詐欺師、秋山澪


「澪ちゃん……今どうしてるの……?」

唯の呟きと同時に、扉のポストが「がたん」と音を立てた。


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 20:57:26.36 ID:hlMIR88m0

――――――――――――――――――――――――――――――
1回戦の対戦相手が決定しました。
あなたの相手は次のプレイヤーです――……

「……えっ!!さわちゃん!?」

写真に写っているのは紛れもなく高校時代お世話になった軽音部顧問、山中さわ子だった。

――


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 20:59:39.80 ID:hlMIR88m0

「ラッキーだったわぁ、対戦相手が唯ちゃんだなんて」
「私も。相手が全然知らない人だったらどうしようかと思ってたんだ~」

顔を合わせた二人。顔見知りという事もあって緊張感は薄い。
 
「……ねぇ、唯ちゃん。ちょっと聞くけど、」
「なに?」
「唯ちゃんはこのゲーム、事務局がランダムに選んだプレイヤーにお金の奪い合いをさせるゲーム、そう思ってない?」
「……え、違うの?」

「違うわ。これは巧妙に仕組まれたサギ、それもどちらのプレイヤーも絶対に勝てない様になっているインチキゲームなの」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:02:45.12 ID:hlMIR88m0

さわ子が話してくれた内容は、唯にとって驚くべきものだった。

仮に対戦相手が全く面識がない人間だった場合、知らないうちにマネーが無くなったとしてもそれは対戦相手の仕業としか思わない。
ところが、実際マネーを奪ったのはLGT事務局の人間であり、お互い面識がないせいでそれに気づくことが出来ない。
結局、ゲーム終了後に1億円を回収され、双方に莫大な負債を残す仕組みだというのだ。
プレイヤーは確実に負け、事務局だけが儲かるシステム。


「そんな……私絶対騙されてたよ……」
「でも事務局もヘマしたわね。よりによって顔見知り同士を対戦相手に選ぶなんて」
「そうだね。運がよかったね先生!」

「こうしている間にも事務局の人間がお金を奪いに来ているかもしれないわ。大急ぎで安全な場所にお金を移動させましょう」
「う、うん!」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:03:52.20 ID:hlMIR88m0

「銀行の貸し金庫にまとめて期日まで預けましょう。それが一番安全だわ」
「わかった。どうすればいいの?」
「唯ちゃんは貸し金庫なんて契約したことないでしょうから私が手続きをしておくわ」
「うん、よろしくお願いします!」


不安から解消された私は、久しぶりにぐっすりと眠った

――


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:06:43.40 ID:hlMIR88m0

目が覚めると、またポストに葉書が入っていた。

―――――――――――――――――――――
LIAR GAME 途中経過

山中さわ子 +100,000,000
平沢唯   -100,000,000

現在あなたは負けています
ゲーム終了まであと27日
―――――――――――――――――――――

「何これ……?」

私が負けてる?どういうことだろう。
不安に駆られた私は先生の家を訪ねた。


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:10:25.55 ID:hlMIR88m0

――ピンポーン、

何度か呼び鈴を押したが、返事は無い。

(……留守なのかな)

『……うん、うん、分かってる。私が必ず何とかするから』

(あ、電話中だったんだ)
『……そうよ、1億円。本当に驚いたわ』
(ライアーゲームの話かなぁ?)

『……うん、元教え子。そうよ……彼女の1億円を私が奪うの』


……?
……奪う?……何を、言ってるの?

『たった30日だもの。……大丈夫、絶対に勝ってみせるわ』


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:13:41.03 ID:hlMIR88m0

にわかには、現実を理解することが出来なかった  
怖くなって逃げ出した後、気が付いたらアパートの前にいた。
そして、またポストにはあの手紙。

――――――――――――――――――――――――――

気づかれましたか?
あなたはまんまとプレイヤー山中に騙されたのです。
これはLIAR GAME。
つまりうそつきのゲームなのです。
ゲーム終了まであと26日

――――――――――――――――――――――――――


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:16:53.47 ID:hlMIR88m0

「あ……ぁ……」

やっと、自分が先生に騙されていたことに気づいた。
預かるなんてのは嘘で、このまま終了時刻までお金は貸金庫の中。
そして取り出せるのは先生だけ……

絶望的とも言える状況に、唯は泣く事しか出来なかった。
夜通し泣いて、次の日も泣いて、そしてようやく決意した。


「……取り返さなきゃ、絶対」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:19:10.18 ID:hlMIR88m0

でも、一体どうしたら……?
お世辞にも、自分は頭がいいとは言えない
どうしたら……

 
――『澪がいたら……なんとかできたのかもしれないね』――

「っ!!」

そうだ……
澪ちゃん……澪ちゃんだ……。
探さなきゃ……澪ちゃんを!!

連絡の途絶えたかつての仲間に、唯は最後の希望を託した。

――


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:23:28.20 ID:hlMIR88m0

『澪、か……。私のとこにも連絡はないよ。でもちょっと前にどっかのライブハウスで弾いてるって噂聞いた事あってさ、』
「えっ!!それどこ律ちゃん!?」
『……わかんない。そん時私もずいぶん探したんだ。でも見つかんなかった』
「そっか……」

『あんな事件の事なんてなんとも思ってないのにな……』
「うん……」

『でも、どうして急に今澪探してるんだ?なんかあったのか?』
「い、いやただ会いたくなっただけだよ、もう3年以上になるし」
『そっか。まぁこっちでも探しとくよ。じゃーまたな』
「うん!」

ゲームの事は言うべきではないと思った。
不安にはさせたくない。

――


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:27:22.71 ID:hlMIR88m0

紬は澪釈放の話を聞いた後、両親のツテも使い方々を探し回ったそうだ。
系列の楽器店に現れたという話もあったが、結局行方はつかめなかったらしい。

梓にも連絡を取ったが、やはり同様の答え。
澪が学校を去った時の梓の動揺ぶりは今でも覚えている。
当時を思い出したのか、電話口で泣かせてしまった。

和にも再度連絡を取ってみたが、やはり消息までは分からない。

ライブハウスと楽器店、この噂だけを元に唯はひたすら探し回った。
紬と律がすでに通ったルートだと分かっていても、それしか出来ることがなかった。

9日が過ぎ、ゲーム終了まであと17日
もう、探せる場所がなかった。


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:30:37.92 ID:hlMIR88m0

どこにいるの……澪ちゃん……
助けて……助けてよ澪ちゃん……

「澪ちゃん……みおちゃぁぁん……」

路上で泣き崩れる唯の耳に


その声は、響く。


「――唯の泣き顔見るの、久しぶりだな」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:33:47.52 ID:hlMIR88m0

「……ぅぇ……?」
「ほら、泣くのはほとんど私だったろ?」

「……う、ぁ……ぁ……」
「久しぶり、唯。元気だった?」

「みお、ちゃん……びおぢゃぁんっ……!!」

――


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:36:37.05 ID:hlMIR88m0

ひとしきり泣いた後、唯は話した。
ライアーゲームの事。1億円の事。期日の事。対戦相手であるさわ子のこと。
澪は時折相槌を打つ以外は、こちらをじっと見つめ静かに聴いてくれた。

「……ライアーゲーム、ね。どうにも信じられない話ではあるな」
「でも、ホントにお金届いたし……さわちゃんも……」

「それで、唯はどうしたいんだ?」
「え?」
「ゲームに勝ってお金が欲しいのか、それともゲームをやめたいのか、だよ」
「やめたいっ、さわちゃんだってきっとなにか事情があって……」

「そういう考えは捨てた方がいい」
「……え」
「人を変えるには充分なんだよ、3年っていう時間は」
「澪ちゃん……」

「……ごめん唯。きつい言い方だけど、先生にどんな事情があるにせよ、それは唯が借金を背負う理由にはならないよ」
「う、うん……」

――


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:40:57.42 ID:hlMIR88m0

澪の質問は続く。
3年ぶりに目にする澪。
高校の時と変わらず、いやあの時よりずっと美しくなっている気がした。

「……貸金庫か」
「うん、そう言ってた」
「まぁそれが確実だろうな。終了期日は平日だし、事務局の人間の前で開錠して金を渡せばそれで勝ちだ」
「そうだよね……」

「さっき唯、先生まだ教師続けてるって言ってたよな?ここ数日、つまりゲーム期間中も先生が学校に出てるのか確認してくれ。
貸金庫には入れずに家にお金を隠してる可能性だってある。もしそうなら1億を家に置いて学校に通うなんて事不安で出来ないはずだから」

「わかった。じゃあ先生がちゃんと学校に出てたらどうするの?」


「決まってる。期日より前に、自分で金庫から出させてやるだけさ」

――


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:43:51.98 ID:fdsch6JCO

>>1
何回戦まで書いてるの?


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:45:25.47 ID:hlMIR88m0

>>51
さすがに1回戦だけ。
でも密輸ゲームならオリ展開で書けるよ。


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:44:21.40 ID:hlMIR88m0

「もしもし、こちら山中さわ子様のお電話でよろしいでしょうか?」
『はい、そうですが』
「私、三石京都USJ銀行、聖護院支店の冬海と申します。今回緊急のご用件でお電話させていただきました」
『緊急?』

「実は大変申し上げにくいのですが、当行にございます山中様名義の口座に対し凍結の要請が出ておりまして」
『凍結!?どうしてそんな……』

「凍結事由は当行では分かりかねるのですが、どなたかから凍結の申し立てがあり、
それが財務省に認められた場合、私共としましては従わざるを得ないんです」

『はいっ、それで……』

「本来このような連絡を差し上げる事はないのですが、山中様は同時に貸金庫も契約なさってますよね?」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:48:16.21 ID:hlMIR88m0

『まさかそれも!?困るわそんなの!!』

「口座に問題がないと判断されれば凍結は解除されると思います。
大変失礼ですが、凍結の事由についてお心当たりはございませんか?」

『そ、そんなの全くありません!!』
「それでしたら、多少日数がかかるかもしれませんが問題なく解除されると思います」
『た、多少ってどれくらいですか!?』

「そうですね、財務省の判断次第なのですが、おそらく20日程度かと」

『20日!?あ、あのっ、もう凍結されてしまってるんですか!?』
「いえ、正式な通達があり次第ですので明日になるかと思います」

『それなら貸金庫の中身だけでも取り出す事できませんか!?困るんです20日も取り出せないのは!!』
「今日中にお越しいただければ可能ですよ」

『本当に!?じ、じゃあ今からすぐ伺います!!』
「分かりました。ですが凍結に関しては窓口の行員は関知しておりませんので、ご了承ください」
『はいっ、分かりました!!』



「……一丁上がり」

――


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:54:00.96 ID:hlMIR88m0

「み、澪ちゃん今の声なに……?」
「3年経ってるっていっても地声じゃバレるかもしれないしね。ボーカル経験が役に立ったかな」

「す、すごーい……っていうか口座の凍結なんてどうやってしたの?」
「してないよそんなの」
「え?だって……」

「犯罪に使われる架空口座とかならまだしも、さわちゃんのなんて真っ当な口座だろ?
申請したって通るわけないしそんな時間もないよ」

「……あれ、嘘なの?」
「今さら何言ってんだよ唯」
「え?」


「今やってるのはLIAR GAME、嘘つきのゲームだろ?」

――


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 21:59:00.97 ID:hlMIR88m0

さわ子は、家を出る事ができなくなっていた。
銀行さえも安全でないなら、マネーは自宅に保管するしかなく、そこを離れ仕事になど行けるわけがなかった。

一方唯は澪の指示の下、さわ子の家を監視していた。
監視といっても、澪から言われたのは「LGT事務局からの手紙を全て回収する事」、ただそれだけ。
マネーに動きがない現状では、その手紙も届くことは無く

澪は、「しばらく出かけてくる。ゲーム終了前には戻るから安心して」と書置きを残し姿を消した。

さわ子が貸金庫を開けてから11日。ゲーム終了まであと6日

――


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:03:44.29 ID:hlMIR88m0

「ただいま唯、何か動きはあった?」
「澪ちゃぁぁんっ!!どこいってたの!?私すっごい不安だったんだから!!」

「うん、……まぁちょっとね」
「この後どうすればいいの!?手紙も一通もこなかったし。このまま見張り続けてるだけじゃ……」

「わかってる。ねぇ唯、悪いんだけどさ……、」
「なに?澪ちゃん」
 
「ここから先……全部私一人に任せてもらえないかな」

「澪ちゃんに?うんいいよ、今もほとんど任せっきりみたいなものだし」
「……ありがと唯。唯に借金背負わせる様な事には絶対しないから」 
「分かってるよ。あたし澪ちゃん信じてるもん」

「うん……ありがとう、唯」

――


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:06:14.00 ID:hlMIR88m0

唯の性格は分かってるつもりだ。
この事実を知ったら、唯は必ず先生に金を譲ると言うだろう。
そんな事は絶対にさせない。

なら、私が取るべき方法は――

――


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:10:00.03 ID:hlMIR88m0

ピリリリリリリリ……

「はい、山中です」
『……秋山です、秋山澪です。お久しぶりです、先生』

「み、澪ちゃん!?ホントに澪ちゃんなの!?今までどこにいたのよ!!」

『まぁいろいろありまして。ところで先生、少し二人で話せませんか?』
「え?い、今?今はちょっと外に出れなくて……」


『知ってます。唯から全部聞きましたから』


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:14:42.58 ID:hlMIR88m0

「……!!」

『唯は、先生が自分の1億を返すつもりがないことも知ってます。それで私に相談してきたんです』

「……そう、知ってたんだ?なに考えてるのかしらね唯ちゃん。
警察とか弁護士なら分かるけど、澪ちゃんに相談したってどうなるものでもないでしょうに」
 
(……?ひょっとして先生は私が起こした事件の事を知らない?……それならそれで都合がいい)

『そうですね。でも先生?』
「何?」


『そのお金、手術費用なんかに使えませんよ』


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:18:31.00 ID:hlMIR88m0

「っ!!……な……何言って……」
『拘束型心筋症。もうすぐ2歳だそうですね』

「……調べたんだ」
『すみません』

拘束型心筋症。心筋症の一種で代表的な治療法は心臓移植だが、日本では15歳未満の臓器提供が認められていない。
当然、15歳以上の人間の臓器が乳幼児に移植できるわけはなく、結果海外に臓器を求め海を渡るしか道はない。
渡航費用は5千万から1億だと言われ、「~ちゃんを救う会」などの募金行為で有名になった病気でもある。
その国の移植待ち患者に対し大金をはたいて日本人が割り込んでいる、という意見もあるが、親のさわ子にはどうでもいい事だった。

一人息子が助かるのなら、かつての教え子だって騙しきる。……そのはずが、

「使えないってどういうこと……?」
『それを含めて話したいんです。私も唯もその2億に手を出さないと誓います。出てきてもらえませんか』

――


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:21:42.12 ID:hlMIR88m0

「久しぶり。相変わらず可愛いわね。高校の時とちっとも変わらない」
「そんなことないですよ。座ってください」
「……えぇ。それで、話って?」

「先生は、このルールについて考えた事がありますか?」

澪は、LGT事務局から届いた最初の手紙を開いた。

「ゲーム終了時、札番号が最初に貸し付けた物と一致する事を確認した上、現金を回収いたします……これ?」

「はい。唯の方はHTT40164DD~HTT50163DDの1億円。先生の方には別の1万枚の札番号が記されていたと思います。
このルール、どういう意味があると思います?」


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:25:16.98 ID:hlMIR88m0

「どうって……貸付けた物をそのまま返しなさい、って事でしょ?」

「じゃあ例えば回収時、先生の手元にある2億の内、1億の札番号がそれぞれに貸し付けた物と一致しなかったらどうなるでしょうか」
「……どう、って。……??」

「どこかの段階で、貸付金の1億が別の1億とすり変わってしまったと仮定してください」
「えぇ」

「無くなったのが唯に貸し付けられた1億円だとします。先生の下には自分に貸し付けられた1億と出所不明の1億。
唯は当然負債1億を背負います。先生は自分に貸し付けられた1億を返済し、出所不明の1億が手元に残る」

「そうね」


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:29:20.87 ID:hlMIR88m0

「では逆に、無くなったのが先生に貸し付けられた1億円だとします。
先生の下には唯に貸し付けられた1億と出所不明の1億。
唯は同じ様に負債1億を背負います。
先生の手元には計2億がありますが、自分に貸し付けられた1億は返済できない。
ところが、ルールにはこうも書いてある。」

「マネーを減らした場合、借金をしてでも不足分を返済していただきます、これが何?」

「借金という事は、当然貸付金と札番号が一致するわけないですよね?
なら、先生が出所不明の1億をそのまま不足分として支払ったとしても何の問題もない」

「……まぁ、そうなるわね」


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:31:18.11 ID:8zMrWnmjO

秋山と澪に期待


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:35:30.09 ID:hlMIR88m0

>>86
原作秋山なら出ないです、
澪がそのまま参謀の立ち位置


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:33:47.78 ID:hlMIR88m0

「では次はゲーム開始の状態、お互いが1億を所持している状態から、
唯と先生への貸付金がそっくり入れ替わってしまった場合を考えてみてください」

「えーと……、両方とも返済できない、でいいのかしら」

「そうです。お互いに自分に貸し付けられた1億は持っていない。
でも手元には相手の1億があるのだからそれを返せばいい。
つまりこのルール、何の意味もないんです。
……少なくとも、プレイヤーにとっては」

「……どういう意味?」

「ゲーム期間は1ヶ月。1億を1ヶ月持つことができれば、運用の方法はいくらでもあるでしょう。
事務局はそれをさせたくない。貸付金を表に出したくない。だから札番号を確かめるなんてルールを加えた。つまりこのお金、」


「後ろ暗いお金、ってこと……?」


89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:37:42.54 ID:hlMIR88m0

ハッタリだった。
そもそも差額を報酬としているのだから、使えない金など渡すとは思えない。
勝者が獲得した金を使えば、そこから足がつくかもしれないのだから。

この場を、今先生を騙せればそれでいい。

「渡航費用が必要なのはわかります。でも警察の影に怯えながら手術の順番を待つのなんて嫌でしょう?」
「で、でも……」
「それに、ここ」
「……?」

「【ここで1回戦のルールを説明いたします。といっても複雑な……】
『1回戦』って事は、次があるってことですよ?」


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:39:42.95 ID:hlMIR88m0

「ええっ!?」

「このままいけば先生が勝者です。
唯は1億の負債を負い、先生は危険な金を手に警察に怯えながら、2回戦への参加の為渡航もままならない。
本当にそれでいいんですか?」

「あ…ぁ…、私……どうすれば……」


「……先生、今から私が言う事をよく聞いてください」

――


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:40:56.59 ID:hlMIR88m0

これでいい。


泥を被るのは、私だけでいい。

――


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:01:23.63 ID:hlMIR88m0

6日後

「はーい」
 「ライアーゲーム事務局の者です。ゲーム終了の時刻になりましたので、マネーの回収に参りました」
「あ……はい、こっちです」

「……澪ちゃん、回収の人来た」
「あぁ」

「では、番号を確認させていただきます」

プリンタの様な機械に次々札束を通し、番号を確認していく回収人。
唯のアパートの7畳間には、2億全てが集まっていた。


ライアーゲーム1回戦
獲得賞金:100,000,000円
勝者

平沢 唯

――


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:05:38.05 ID:hlMIR88m0

「帰る前に質問があるんだけど」

唯に黙ってアパートを抜け出した澪は、帰りかけの回収人に声をかけた。

「なんでしょう?」

「トーナメントの参加権を唯から私に移すことはできる?」

「可能です。が、その場合獲得賞金だけではなく負債を負った場合も貴女が背負う事になりますがよろしいのですか?」
「分かってる」

「そうですか。ですがなぜそんな事を?」
「決まってるだろ」


「……金の為だよ」

――


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:09:31.87 ID:hlMIR88m0

ゲームが終了してから4日
唯はようやく連絡がついたさわ子と待ち合わせ、二人で喫茶店の席に着いていた。

「ごめんなさい唯ちゃん……私、あなたの事……」
「いいよーもう。結局どっちも損はなくなったんだし。私も全然気にしてないから」
「……そう、ありがとう唯ちゃん」

回収時、唯は事務局の人間に自分の取り分をさわ子の負債に充てるよう伝えていた。

確かにさわ子と唯のどちらも損はしていない。
いやむしろ、さわ子だけは得をしている。

澪からは、絶対に唯には話すなと言われていた。


(でも本当に、このまま唯ちゃんに黙っていてもいいの……?)

――


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:14:15.05 ID:hlMIR88m0

―――
――


「……先生、今から私が言う事をよく聞いてください」
「……?」

「ここに私が用意した1億があります。これを担保に、唯と先生への貸付金を私に貸してください」
「え……?み、澪ちゃんあなた一億なんてどうやって!?……まさかあなた……」

「い、いや違いますっ!!体を売ったとかそういうお金じゃありません!!」
 
「いや、そんな事は思ってないけど」
「あ、そうですか……。と、とにかく、警察に追われる様な危ないお金ではありません」
「そ、そう」


(……真っ当なお金とも言えないけどね)


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:21:11.66 ID:hlMIR88m0

芳文商事への巨額詐欺事件で手にした莫大な金。
澪は自身で調べ上げた情報を元に、詐欺被害者へ匿名で返金をしていた。
警察に押収された場合、被害者への返金がなされるとは限らない為、金の隠し場所には頭を使った。
秋山事件の最大の謎、芳文商事の稼ぎ上げた金が綺麗さっぱり消えていた、という事実の裏には、やはり澪の存在があったのだ。

それでも、一人での調査では限界がある上、両親と同じく自殺で命を絶った人間も少なくなく、手元にはまだいくらかの金が残っていた。
正確に言えば、「危ないお金だが、警察に追われる様なことは無い」と言うのが正しい。


「こうすれば貸付金は唯が独占した事になるので勝者は唯になります。
回収後、唯の勝ち分を先生の負債に充てるよう事務局の人間に言います。先生はこの1億を手術費用に使って下さい」

「で、でもそれだと澪ちゃんが1億損する事になるんじゃ……!?」
「私は大丈夫です」
「どうして……?」


「唯の代わりに2回戦に進んで1億取り戻しますから」


121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:24:28.68 ID:XeDBN7g90

原作もドラマも見てないんだけど、ライアーゲームって実際こんな感じで展開していくの?
どっかに軟禁状態にされてそこでゲームで争うんだと思ってたわ


124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:25:21.59 ID:hlMIR88m0

ライアーゲーム。
先生が選ばれたのは、手術費用が必要で切羽詰っていた事実を調べ上げての事だろう。
唯が選ばれたのは決してランダムではなく、元生徒という立場があったからだろう。
人間の弱い部分を突き強引に参加させ、負ければ莫大な負債を背負わせる。

金などどうでも良かった。
ただ見てみたかった。

ゲームという名の下に、こんな下らない詐欺を仕掛ける人間を。
勝ち上がっていけばいずれ会う事になるはず。

あの時偶然、数年ぶりに再開した唯は、泣き顔だった。

もう大丈夫だよ、唯。
唯を泣かせるような人間は、


私が潰してあげるから。

――


128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:28:26.75 ID:hlMIR88m0

「に……かい、せん……?」

「そう……澪ちゃんはね、私と唯ちゃんの代わりに2回戦に進むつもりなの」
「そんなっ……だって澪ちゃんそんな事全然言ってなかったよ!!」

「唯ちゃんには黙ってて欲しい、って。絶対心配するからって」
「うそ……そんな……」
「ごめんなさい唯ちゃん……私……」


「――澪ちゃんっ!!」


131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:30:11.12 ID:hlMIR88m0

思えば数日ぶりに帰った時の澪は様子がおかしかった。
気づいていたのに何も聞く事はしなかった。自分のゲームの事で頭が一杯で。
澪はすでにあの時、この結末を見ていたのだろう。

今日ほど強く思った事は無い。


私は、馬鹿だ。
 
――


133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:32:16.99 ID:hlMIR88m0

走った。走り回った。
半月前に澪を探した時よりもずっと必死に走った。

澪ちゃん澪ちゃん澪ちゃん澪ちゃん澪ちゃん……

「どこ行っちゃったんだよぅ……みおちゃぁぁん……」


知らず知らずの内に、唯はそこにいた。
数年ぶりに、澪と再会したその場所に。


「――また泣いてるのかよ、唯」

――


135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:34:44.50 ID:hlMIR88m0

「……ぅぇ……」
「勝ったんだから。もう泣く事なんてないだろ?」

「う……ぁぁ……みおちゃぁぁぁん……」
「うん」

「にかいせんってなんだよう……そんなのきいてないよう……」
「うん」

「わたし……わたしの、かわりに……」
「うん」

「だめだよそんなのっ!!」
「……いいんだ」
 
「よくないっ!!」
「いいんだ」

「……そんな……」

「別に一生会えないわけじゃないよ、唯」


136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:37:26.73 ID:hlMIR88m0

「でも……」
「……」

「うぅ……、律ちゃんが……」
「律?」

「大学で組んでるバンド……ベースがへったくそだって……」
「……そっか」

「むぎちゃんは……みんなで集まる時絶対5人分紅茶入れるんだよ……」
「……うん」

「あずにゃんは……ベースの練習もしてるけど私じゃ上手く合わないって言ってる……」
「……うん」


「私だって……ボーカルはふたりがいいよぅ……」

「唯……」


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:40:55.59 ID:hlMIR88m0

「いつ……帰ってくるの……?」
「……わかんない。けど、」
「けど……?」


「練習は、毎日しておくから」
「……うん」
「歌詞もたくさん書き溜めとく」
「……うん」

「だからそれまで、ベースは空けといてもらってもいいかな」
「……うん!」


「……ありがとう、唯」


泣いたのは、3年ぶりだった。
両親が自殺した時枯れたはずの涙が、澪の瞳から零れた。


144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:42:31.54 ID:hlMIR88m0

終わりです。

長々とありがとう
ゲーム内容とかで矛盾あったらどんどん書いてください。

>>121
1回戦だけこんな感じ
以降は数日間軟禁状態で進む。


148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:44:35.50 ID:rjs56WI+O

終わりか…



152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:47:22.32 ID:hlMIR88m0

密輸ゲーム書けると言ったけど、ヨコヤの様なライバルキャラを出した場合2人分の策を考えなければいけないわけでこれがなかなか難しい。

ちなみにこのスレ、ホロ・夏奈vsヨコヤのオリゲーに行き詰って息抜きに書いたんだ。
結構伸びてよかった。

終わったからスレストしていいよー


161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:53:02.28 ID:tkyToLnCO

>>152
乙!!

わっち夏奈対ヨコヤだと……!?
なんだその俺の為にあるスレは……!!


155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:49:12.05 ID:LkaQKi2M0

じゃあ終わりか
久しぶりによい作品を見た
乙!





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         コメント一覧 (21)

          • 1. 名無し
          • 2011年03月02日 18:28
          • 5 続き読みたくなる
          • 2. gonieru
          • 2011年03月02日 18:30
          • 面白かったです
          • 3. 以下、VIPにかわりまして
          • 2011年03月02日 18:57
          • 澪ちゃんと結婚したい
          • 4. な
          • 2011年03月02日 18:58
          • 発狂するキノコ思い出した
          • 5. な
          • 2011年03月02日 19:11
          • 対戦相手はライアーゲームのキャラまんまでいいんだがな…

            続きに期待
          • 6. 名無し
          • 2011年03月02日 19:20
          • ※5
            一年前のSSに続編期待しちゃうとかwwwww
          • 7. な
          • 2011年03月02日 20:14
          • まじだwwww

            きづかんかったwwwww
            キチガイに言われてやって気づいたwwwww
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年03月02日 20:23
          • 面白かったけど…



            なんで※7は※6をキチガイとかいってんの?頭おかしいの?
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年03月02日 20:26
          • このSSいいよなー
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2011年03月02日 21:10
          • 米7 カスだなお前www
          • 11. あ
          • 2011年03月02日 21:15
          • …けいおんでやる意味なくね?
          • 12. 名無し
          • 2011年03月02日 21:21
          • ※11
            だってSSだし
          • 13. ななし
          • 2011年03月02日 21:22
          • 原作見てればよくね?


            二次創作なんだから好きに書かせとけよ

          • 14. あ
          • 2011年03月02日 23:45
          • わっちとみなみけ?寧ろそっちが見たい
          • 15. あ
          • 2011年03月03日 03:31
          • しかし実際問題こんなもん送り付けてきても突っぱねりゃ済むんだと思うんだけどな
          • 16.  
          • 2011年03月03日 06:47
          • 訳すると
            人格全否定ゲーム
          • 17. 名無し
          • 2011年03月03日 08:25
          • 4 ちょっと原作読み返してくる
          • 18. 以下、VIPにかわりまして
          • 2011年03月03日 12:39
          • ※6も※7も中学生でちゅ
          • 19. ※6
          • 2011年03月03日 16:02
          • ※7
            そのりくつはおかしい
          • 20. ななし
          • 2011年03月05日 08:04
          • 「○○でやる意味ない」とか言うやつ最高に頭悪いよね
            お前それしか言えないのかと
          • 21. あ
          • 2011年04月07日 11:32
          • 米20 実際意味ないだろ、完全オリジナル展開ならまだしも
            すぐ他人を馬鹿にするお前の方が頭悪い

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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