首領パッチ「学園・・・都市・・・?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 06:00:15.98 ID:aT1qIOiW0

とっととかくのらー



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 08:04:11.54 ID:d6DIYpE5O

スレストは許さなーい!



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 10:07:43.65 ID:0KzshU/y0

朝起きたら前の落ちたとか 泣いた



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 11:33:30.69 ID:Fk/Kqtd3O

前回のあらすじ

ねーちんがサービスされた



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 13:35:51.99 ID:Fk/Kqtd3O

幻想殺し真拳



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 13:39:48.85 ID:d6DIYpE5O

       奥義「その幻想をぶちぶちぶっちぶち殺す!!」
                       ヘ(^o^)ヘ
                         |∧  
                     /  /
                 (^o^)/
                /(  )    
       (^o^) 三  / / >
 \     (\\ 三
 (/o^)  < \ 三 
 ( /
 / く  



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 14:03:28.70 ID:W3TBdiwv0

それで……俺はどうすればいいの?
やっぱり初見の人も楽しめるように一から貼り直すべき?



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 14:04:40.73 ID:q5L9zNAD0

お前の気の向くままにすればいい



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 14:05:26.87 ID:K46crA3l0

のくすにあるし別にいいんじゃね



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 14:15:01.66 ID:W3TBdiwv0

神裂「……ん」

神裂「……ここは?」

首領パッチ「はい、皆さん朝のご挨拶しましょーね!おはよーございます!!!」

天の助「おはよーございます!!」

神裂「……」

首領パッチ「あれぇ~? どうしたのかなぁ? ほら、ごあいさつ! おはよーございます!!!」

天の助「テメー、師匠がおはよう言うとんのやぞ!!はよ、おはよう言わんかい!!!」

神裂「……はぁ」

首領パッチ(ため息つかれた!!)
天の助(思いっきり『こいつら馬鹿だろ』って感じのため息つかれた!!)

上条「おお、気がついたか」

神裂「……あなたは」

上条「悪いな、少し話が聞きたくて俺の家まで運ばせてもらった」

神裂「私を女だと思って見くびらない方がいいですよ。少なくともあなたよりは拷問への耐性も持っています」

上条「拷問って……上条さんSとかMとかそんなマニアックなプレイ好きじゃないんですけどねぇ」



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 14:24:01.63 ID:W3TBdiwv0

首領パッチ「おうおう姉ちゃんいい度胸じゃねーか!! つまりお前もあんな風になりたいってわけだな!!」

神裂「あんな風って……」

絶望君「死にてー」

                ギコギコ

神裂「……」

首領パッチ「ハッハッハ!どうだ、怖くて声も出ないだろうが!!!」

神裂「あの……なんで足なんですか?」

天の助「いやだわぁ、この子ったら世間知らずね。バンジージャンプも知らないなんて」

神裂「……」

上条「……おい、首領パッチ!話聞くいい方法があるんじゃなかったのかよ!!」

首領パッチ「黙ってろって!そろそろヒンヒン泣きながら『話しますぅ~』って言いだすから!!」

神裂「……はぁ」

上条「あの、首領パッチさん。俺にはあの姉ちゃんの目が『可哀相な生き物』を見る目にしか見えないんですが」

首領パッチ「奇遇だな、オレにもそう見える」

上条「オイ!!!」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 14:32:27.62 ID:W3TBdiwv0

上条「天の助!なんとかしろ!!」

天の助「任されましょう。……あー、チミチミ、ところてんは好きかな?」

神裂「……嫌いじゃない」

天の助「生まれる前から好きでしたぁぁぁああああああああああ!!!!!」

上条「なにやってんだお前はああああああ!!!!」

    ボゴォ!!

神裂「……帰ってもいいですか?」

上条「い、いや!ちょっと、もうちょっとだけ付き合って下さい!!おい、何かないのか!?」

首領パッチ「こうなったら……あの人を呼ぶしかないな」

上条「おい、あの人ってどの人だよ!」

首領パッチ「不良教育のスペシャリスト、GTOだよ」

上条「じ、GTOって、漫画のジャンルどころか出版社まで違うじゃねーか!!!大丈夫なのか!?」

首領パッチ「大丈夫だって!!見てろ……先生!お願いします!!」

    ♪~~♪~~♪~~

上条「ああ、なんか聞き覚えのある曲が……これはまさか」



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 14:39:43.78 ID:W3TBdiwv0

   「言いたい事も言えないそんな世の中じゃ……」

   ♪~~♪~~♪~~

魚雷ガール「ポイズン!!」

上条「うん、なんか先生って聞いてそんな気がしてたわ。で、どうして某有名漫画と同じ呼び名なんですか?」

GYORAI
TEACHER
OFUZAKEHAYURUSANAI

首領パッチ「どうだ!GTOだろ!!」

上条「あーはいはい、すごいすごい」

神裂「……はぁ」

魚雷ガール「この子ね!!今回の迷える子羊は!!!さぁ、先生の胸に飛び込んでいらっしゃい!!!」

上条「あー、その、なんだ。後ろの奴らはほっといていいから俺の話を少し聞いてくれるか?」

天の助「先生――――!!!!」

首領パッチ「先っ生――――――!!!!!」

魚雷ガール「よしよし、貴方達は腐りすぎてもう食べられないミカンなのよ……」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 14:52:18.22 ID:W3TBdiwv0

上条「俺はアンタの事を……悪い人だとは思えない」

神裂「……おかしなことを言いますね。私はあなたを殺してでも禁書目録を持って帰ろうと」

上条「でも、アンタはそれをしようとしなかった。アンタはやろうと思えばほんの十数秒で俺を細切れに出来る……間違ってるか?」

神裂「……」

上条「だからこそ聞きたい。なんで、なんでインデックスを傷つけるんだ!? アンタみたいに人を思いやる心があるなら……どうして!!」

神裂「私だって……私だって好きで傷つけてるんじゃない……」

上条「へ?」

神裂「私だってあの子を傷つけるつもりなんかなかった!!『歩く教会』に守られていると思って威嚇をするつもりだったのに!!
    あの子を、インデックスを傷つけたいわけないじゃないですか!!!!」

上条「……」

首領パッチ「…………いぬ」 ボソッ

天の助「……ぬ?…………ぬ、ぬらりひょん」 ボソッ

首領パッチ「…………また俺の勝ちだな!」 ボソッ

天の助「………………………………もう一回!」 ボソッ

魚雷ガール「重要な場面でしりとりしてんじゃないわよ!!!」

首領パッチ「だってだってだって!!!真面目な空気に耐えられないんだもん!!!!」



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 15:11:03.14 ID:W3TBdiwv0

上条「……一年で、記憶を消さなきゃならない!?」

神裂「彼女の絶対記憶能力の弊害によって、彼女は、死んでしまうかもしれない!だから!!!」

ソフトン「……それで、敵としてあの少女を捕まえ、記憶を消そうとしてるということか」

神裂「……あなたは?」

ソフトン「彼女の治療をした者だ。 ……しかし、解せないな」

上条「……俺もだ、アンタの言ってる事が全くわからない。なんで最後の最後まで、記憶を残す方法を探らないんだ。
    それが最高だって、お前も、あの赤毛のステイルとか言う奴も気付いてるはずだろ!!なんで敵に回っちまうんだよ!!!」

神裂「あなたに、あなたに何が分かるっていうんですかッ!!!」

ソフトン「少なくとも君達がやっている事が、あの少女を不幸にしているという事は分かる」

上条「そうだ。お前たちが諦めちまったら、そこで終わりじゃねーか!!インデックスはただ一年を過ごして、ただ忘れるしかできねーじゃねーか!!!!
    なんで記憶と闘おうとしなかったんだよ!!なんでインデックスを見捨てて、楽な方に逃げてんだよ!!!!」 

神裂「戦ったわよッ!!!!何度も、何度も、何度も!!!でも……全く駄目だったんです……」

ソフトン「…………悪かった」

上条「……畜生、なんにもできないのかよ……ッ!!」

首領パッチ「あーあ、全く、見ちゃいられねーな!」

上条「首領パッチ?」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 15:25:41.87 ID:W3TBdiwv0

首領パッチ「死ぬか忘れるかじゃねーだろ、問題は」

天の助「大切なのは心のつながり……うん、今俺いい事言った」

神裂「……もういいです。あなた達にはなにも期待してませんから」

首領パッチ「いやいやいや、違うの!そういうのじゃないの!!俺たちならなんとかできるかもしれないって話!」

上条「……あのなぁ、首領パッチ」

ソフトン「……!!そうか、お前たちなら!!」

首領パッチ「要はよ、その『絶対記憶能力』を破壊すりゃいいんだろ?
        そうすりゃインデックスも生き残って記憶も残る!ホラ、万事解決!!ボクちんあったまE~」

神裂「……それが出来れば、苦労しないっていってるじゃないですか」

首領パッチ「んー、破天荒、いや、この際ボーボボでもいいな。どっちかこの世界に居ね―かなー」

上条「なぁ、アンタ。首領パッチはなにをする気なんだ?」

ソフトン「おそらく……文字通り『絶対記憶能力を破壊』するつもりなんだ」

上条「はぁっ!!?」

ソフトン「ボーボボの鼻毛神拳に首領パッチのハジケ能力が合わされば極地的な『精神の破壊』が出来る。それを応用すれば、記憶の破壊もできるかもしれない。
      破天荒の鍵神拳なら対象の記憶を弄る事が出来る。無駄な記憶に『鍵』を掛ければ……あるいは……」

上条「そ、そんな能力が?……っていうか、あるいはとかかもしれないとか、結構不確定なんですねぇ」



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 15:32:17.32 ID:W3TBdiwv0

ソフトン「なにせ試した所を見た事が無いからな……オレにもできるかどうか」

ボーボボ「んーまぁ、レムの時みたいにドカーンとやればいいんだろ?」

首領パッチ「お前に力を借りるのは癪だけどな」

ボーボボ「貸し一つ」

首領パッチ「馬鹿野郎、この前の卵焼きの分でチャラだろ」

上条「いやいやいや!どっから湧いてきたそこのアフロオオオオオオオオオオオ!!!!」

ボーボボ「あらあらあらあら!!奥さんいらっしゃってたの?これは気付きませんでぇ~。
       ほあら、パッちゃん。挨拶ちまちょ~ねぇ~」

首領パッチ「ウィ――――!!!」

ソフトン「ボーボボ!!どうしてここに!?」

ボーボボ「マリーちゃんの散歩をしてたらたまたまお前らの部屋の前を通っただけだ」

上条「いやいや!たまたまで通れる立地じゃないはずですけどねぇ、上条さんの家!!」

ボーボボ「やだわぁ、マリーちゃんってば最近どこにでも行きたがってねぇ~」

マリー(風船)「」

ボーボボ「どうだぁ~?可愛いだろ、マリーちゃん!!」

上条(……またこのタイプかよ……)



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 17:04:55.16 ID:46E3GY750

ボーボボはもはや懐かしマンガなのか……。



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 17:33:46.20 ID:AUQP415K0

次スレスト喰らったら製作か・・・



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 19:30:39.40 ID:W3TBdiwv0

首領パッチ「フーンだ!!やっくんの方が絶対男前だもん!!」

ボーボボ「違うもん違うもん!!マリーちゃんの方が絶対ぜーったいかーわいーいもーん!!」

上条「比べるベクトル違うから両方それで我慢しろよ!」

天の助「あら、なに、お人形さん遊び? じゃあ俺もぬいぐるみを」  ゴソゴソ

上条「行っとくけど『ぬ』いぐるみとか言うオチはなしだからな」

天の助「…………」

上条「図星かよ!!」

ボーボボ「天の助」

天の助「ボーボボ……」

ボーボボ「天の助!!」

天の助「ボーボボ!!!」

              ボゴォッ!!!

ボーボボ「甘えを捨てろ――――!!!!」

神裂「……彼は?」

ソフトン「フ、一番答えにくい質問だな……俺自身あいつの事は良く分からない。
      ……ただ、どんな危機的状況でもなんとかする男だと言う事は知っている」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 19:34:50.19 ID:W3TBdiwv0

首領パッチ「戦争なんだよ!!今この一瞬だって俺達にとっちゃ命取りなんだよ!!」

       ボコッ!ボコッ!

ボーボボ「教育の右ストレートォォォ!!教育の右ストレートォォォ!!」

              ボコッ!ボコッ!

天の助「あぁん、やめて!チーズになっちゃう!!殴られ過ぎて穴ぼこチーズになっちゃうううううううううううううううう!!!!」

上条「……いや、ならないだろ」

ボーボボ「……なん……だと?」

首領パッチ「13キロや



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 19:42:50.49 ID:W3TBdiwv0

首領パッチ「戦争なんだよ!!今この一瞬だって俺達にとっちゃ命取りなんだよ!!」

       ボコッ!ボコッ!

ボーボボ「教育の右ストレートォォォ!!教育の右ストレートォォォ!!」

              ボコッ!ボコッ!

天の助「あぁん、やめて!チーズになっちゃう!!殴られ過ぎて穴ぼこチーズになっちゃうううううううううううううううう!!!!」

上条「……いや、ならないだろ。だってところてんじゃん」

天の助「そ、そうだわ……私、ところてんだったんだわ!!」

ボーボボ「記憶が戻ったのね!天子!!」

天の助「うん、全部……全部思い出したわ!!」

ボーボボ「もっかい忘れろ―――――――――!!!!!」

      バゴォッ!!!

上条「思いっきりいったぁ――――!!」

ボーボボ「フン、こんにゃく風情が俺にたてつこうとは……知るんだな、身の程って奴を」

天の助「……ハッ!僕は一体何を!!」

首領パッチ「先生ー!天の助くんのリアルぼうけんのしょが消えちゃったみたいです!!」



62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 19:52:19.03 ID:W3TBdiwv0

魚雷ガール「……おふざけは」

首領パッチ「「」
ボーボボ「」
天の助「」

   (((先生居るの忘れてたぁ――――!!!)))

魚雷ガール「ゆるさない!!!!」

                ドゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!

上条「ボーボボ!首領パッチ!天の助ぇぇぇ――――!!!!」

   シュウウウウウウウウウ……

ボーボボ「当然のようにバカガード」

上条「他の二人を盾にしてたああああああああ!!!!」

ボーボボ「やれやれ……このソックリマンシールがなければどうなっていた事か……」

上条「しかも二人のおかげで防げたなんて毛ほども思ってねぇ!!」

ボーボボ「いいツッコミだ。このまま精進を重ねればいずれはビュティに負けず劣らずのツッコミになれるだろう」

上条「……は、はぁ」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 20:00:53.96 ID:W3TBdiwv0

ボーボボ「辛いことや悲しい事もあるだろう。でも、辛くなったらこれを見て、君にも頼れる仲間が居た事を思い出しなさい」

       ネトォ!!

上条「なんだこれ!なんか良く分からないけどこのお守りネチャネチャしてる!!あ、あのつかぬ事をお伺いしますが……これの中にはなにが?」

ボーボボ「な・め・た・け♪」

上条「ぎゃあああああああ!!!!」

首領パッチ「白飯だけじゃもの足りねぇよおおおおおおおおお……」

天の助「おかずをくれええええええええええええ……」

ボーボボ「来たぞ!!構えろ!!」

上条「へ!?な、なにが」

   ――― BOBOBO HAZARD ―――

ボーボボ「死ねええええええええええええ!!死に晒せえええええええええ!!!!」

        ドガガガガガガガガガガガガッ!!!

上条「問答無用でマシンガンぶっぱなしたァァァ―――――!!!!!」

「「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!」」

神裂(……話に全く入り込めない……)



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 20:08:56.77 ID:W3TBdiwv0

神裂「あ、あの!!少しお話を聞きたいんですけど」

ボーボボ「……」
首領パッチ「……」
天の助「……」

神裂(も、もの凄く嫌な顔されてる!!)

ボーボボ「いやだわぁ、何かしらあの子の服!ダサくて見てられないわぁ」

首領パッチ「きっと田舎から出てきたばかりでファッションについて何も知らないのよぉ」

天の助「でも、あたしあの服ケッコー好きよ?」

神裂「服って……なにこの服!!!?」

天の助「ハッハッハ、気に行っていただけたかな?ぬのパジャマだよ」

ボーボボ「まったくぅ~、そんなカッコでずっとシリアスシーンしてたのよ?」

首領パッチ「パッと見ギャグシーンよねぇ」

神裂(……穴があったら入りたい……)

天の助「おや、お気に召さなかったかな? じゃあこのぬ天使エロメイドのコスチュームを……」

上条「流石に三対一だとボケ倒されるんだな」

神裂「うぅ……服、服は何処……」



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 20:17:02.54 ID:W3TBdiwv0

神裂「よし!着替え完了!!それであの!」

ボーボボ「分かってる。みなまで言うな」

神裂「え……」

ボーボボ「いやだわぁ、もう!忘れるわけないじゃない!!今日の合コンの事でしょ?」

首領パッチ「今日皆現役の学生らしいわよ!」

天の助「合戦じゃあああああああああ!!!!」

上条「なんでお前だけ鎧なんだよ!!」

ボーボボ「よぉ~し!彼氏作るぞぉ~☆」

――― 喫茶店

ボーボボ「ボボ美でぇ~す♪」
首領パッチ「パチ美でぇ~す♪」
天の助「天子でぇ~す♪」

神裂「……」

ボーボボ「ほぉら!神裂ちゃんの番よ?」
首領パッチ「大丈夫!一人くらい分けてあげるわよ!」
天の助「ほら、勇気を出して!」

神裂「か、火織でぇ~す……」



72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 20:23:27.64 ID:W3TBdiwv0

黒子「……何をやっていますの?」

黒子ーボボ「合コンごっこですの!」

黒子パッチ「暇そうにしてたからついやっちゃったんですの!」

黒子の助「許して欲しいんですの!」

黒子「まったく……今日が私の非番の日で良かったですわね」

黒子ーボボ「あ、そろそろ合コン相手がきますの!」

      カラン

美琴「……あれ、黒子が四人?」

「「「「生まれる前から好きでしたの!」」」」

神裂「て、展開が速いっ!!まだ告白タイムじゃないですよ!一人しか来てないし!
    っていうか元から居た人まで告白に参加してる!!」

    ビリビリビリビリィ!!!!

「「「「にゃああああああああああああああああああ!!!!!!」」」」

神裂「全員玉砕だったー!!」

美琴「はぁ……あのツンツン頭から呼び出されたから来て見たのに……」



73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 20:28:52.24 ID:W3TBdiwv0

黒子ーボボ「玉砕でしたの」

黒子パッチ「お姉さまってば恥ずかしがり屋さんですわね!ムフフ」

黒子「でもいつの日かこの花束は受け取ってもらいます!覚悟していてくださいまし!」

黒子の助「それまで四人で作戦を練りましょう!」

「「「「おー!」」」」

神裂「い、いやいや!それよりも、あの聞きたい事が!!」

ボーボボ「なんだ、騒々しい」

黒子「喫茶店ではそんなに大声を出さなくても話は聞こえますわよ」

首領パッチ「全く、なんもわかっちゃねぇな」

天の助「周りの人の迷惑くらい考えろっての」

神裂「……」

ボーボボ「じゃあ、俺達もう帰るから」

黒子「ええ、また会う事があれば」

首領パッチ「ほら、呆けてねぇで帰るぞ!」

神裂「……うぅ」



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 20:38:07.35 ID:W3TBdiwv0

ボーボボ「ただいまぁ~……」

上条「あ、おお、お帰り」

ボーボボ「いやぁー、今日はなぁ婆さん、珍しいものを竹の中から見つけてなぁ」

上条「なんですか、かぐや姫でも見つけてきたっていうんですか?」

ボーボボ「はぁー、どっこいしょ。ほれ見ろ」

首領パッチ「ハロー、ハロー、ボクハ高性能首領パッチ ダヨ!」

上条「それよりもアンタ、ボーボボっていったか? 聞きたい事があるんだけど」

ボーボボ「なんだ。先週のフライデーの真偽か」

上条「アンタ……インデックスを助けられるのか?」

ボーボボ「んー、まぁ、不可能じゃないですけどー」

上条「ほ、本当か!? 頼む!力を貸してくれ!!」

―――

神裂「……うぅ……あんなに頑張ったの私の努力が無駄に……」

天の助「涙を拭きなさいお嬢さん。さぁ、このぬのハンカチで」



78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 20:49:34.94 ID:W3TBdiwv0

ボーボボ「危険だぞ」

上条「……」

ボーボボ「失敗すればそのハンペンとかいうやつだけじゃなく、他の犠牲者も出るかもしれない」

上条「……そんなに危険なのか」

ボーボボ「使いすぎると精神の崩壊を招く奥義だ。安全な筈がない」

上条「上等じゃねぇか」

上条「安全策を行けばインデックスは生き残れるけど全部忘れるんだ。今更精神の崩壊程度でガタガタ言ってられるか。
    こちとらインデックスを救うって明言したんだ、例え精神の崩壊の可能性があろうと退くわけにはいかないんだよ」

ボーボボ「……」

上条「頼む、ボーボボ」

ボーボボ「え、なに?ごめん、聞いてなかった」

上条「聞いてろよ!!結構恥ずかしいんですよ、ああいう臭い台詞いうの!!」

ボーボボ「んーまぁ、つまり、お前もハジケたいって事?」

上条「違う!つまりもクソもないくらいハズれてますって!!」

ボーボボ「嫌でもハジケる事になるさ。俺の『聖鼻毛領域』ではな」

上条「ボーボボワールド……?」



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 21:02:22.18 ID:W3TBdiwv0

ボーボボ「それで、ぬのパジャマ娘」

神裂「神裂です!その事は忘れてください!!」

ボーボボ「ハンペンの記憶が要領を超えるまで何日残ってるんだ?」

神裂「詳しくは分かりませんが……長く見積もってもあと三日でしょう」

ソフトン「なら俺は記憶の事についてもう少し調べてみよう。気になる事があるからな」
魚雷ガール「ソフトン様、お供しますわ!!」

ボーボボ「三日か……三日あればいけるな」

上条「なにするつもりなんだ?」

ボーボボ「鼻毛ちゃんストラップの路上販売だ」

首領パッチ「じゃあ俺は首領パッチソードの新調でもするかな」

天の助「じゃあ俺は新しいぬのグッズを発明しておきますか」

上条「……三日目に『え、明日じゃないの!?』とかそういうのは無しだからな」

   ギクゥッ!!

ボーボボ「ははははは、やだなー、そんなことするわけないじゃないかー」
首領パッチ「そうだ、そうだー」
天の助「おれたちをしんらいしてないっていうのかよー」

上条「なんですかそのあからさまな泳いでる目と上ずってる声は!!」



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 21:06:42.04 ID:W3TBdiwv0

勢いで進んで取り返しがつかなくなった件
小休止



84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 21:08:28.70 ID:suEdTy030

お疲れ



86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 21:21:32.78 ID:tuk0rObX0

もうすっかりハンペンで定着してるな



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 22:04:26.81 ID:Fk/Kqtd3O

>>86
本物のハンペンが出て来たら名前被るな



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 21:21:55.94 ID:uZrPIT9j0

ボーボボ読み返したくなってくる



91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 22:06:29.42 ID:W3TBdiwv0

――― 三日後

ソフトン「火織。ちょっといいか?」

神裂「なんでしょう」

ソフトン「彼女は『絶対記憶能力』の持ち主で、記憶を一年ごとに消去しないと容量を超えて脳が機能しなくなると言っていたな」

神裂「……はい」

ソフトン「おかしいんだよ」

神裂「なにがですか?」

ソフトン「いくら自分から忘れる機能が無くなっているとはいえ、そこまで簡単に脳の容量が埋まると言う事は有り得ないんだ。
      もしかすると、なんとかなるかもしれないぞ」

神裂「本当ですか!?」

ソフトン「とりあえずはボーボボ待ちだ」

魚雷ガール(あのクソアマアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!私のソフトン様に近付きやがってえええええええええええええ!!!!!)



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 22:13:07.52 ID:W3TBdiwv0

神裂「……インデックスは?」

上条「……頭痛がひどいらしいから横にさせてる」

神裂「そうですか……そろそろですね」

    バタン!!

ボーボボ「きゃー、いっけなーい☆ 遅刻遅刻ぅ~!!」

首領パッチ「良く噛んで食えオラああああ!!!良く噛んで食えオラああああああああ!!!!」

上条「なんでそんな少女漫画にありがちな格好で入ってくるんだよ!!」

    ガチャ

天の助「全くだ。この緊急事態に」

上条「お前も当たり前のように人の家のクローゼットから出て来るな!!」

ソフトン「なにはともあれ、全員そろったみたいだな」

ボーボボ「番号点呼!!1!」
首領パッチ「1!!」
天の助「1!!!」

ソフトン「よし」

上条「よしじゃないでしょよしじゃ!!」



95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 22:23:20.90 ID:W3TBdiwv0

ソフトン「まず俺の調べてきた事だ。 彼女の記憶への障害は、人為的なものである可能性が高い」

上条「な!?」

ソフトン「図書館へ行って医学書を引いてみたが、他の絶対記憶能力者でも死ぬまでに脳がパンクした人間は居ないようだ」

神裂「……それって」

ソフトン「彼女ではない、他の人間が、何らかの目的から彼女に『そうであるように』制約を付けたと考えるべきだろう」

首領パッチ「どういう意味?」

ボーボボ「あー、つまりあれだろ。天の助はうざい」

首領パッチ「あー、なるほどね」

ソフトン「……話を続けるぞ。
      記憶を操ると言う事が出来るかどうかは分からないが……火織から聞いた魔術の知識によれば不可能ではないらしい」

魚雷ガール「い、いつの間に情報交換を!?」

ソフトン「ここからは俺の想像にすぎないが……ネセサリウスの誰かがインデックスを自分たちの元から離れないように『精神的首輪』として呪いをかけたんじゃあないかと思う」

神裂「そ、んな……」

ソフトン「重要なのはここからだ。当麻、インデックスから聞いた話ではお前は『異能を打ち消す能力』を持っているらしいな」

上条「……つまり、オレにその『首輪』を破壊しろって言いたいのか」

ソフトン「そういう事だ」



99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 22:35:39.27 ID:W3TBdiwv0

上条「でも……俺が打ち消せるのは、右手で触れるものだけなんだ……記憶、ましてや精神に掛けられた呪いなんて触れるわけ」

ボーボボ「そこで俺の出番ってわけか」

上条「ボーボボ?」

ボーボボ「俺の『聖鼻毛領域』は精神の開放、全ての人の心の底に眠るものを引きずりだす事が出来る。
      ハンペンを『聖鼻毛領域』まで引きずり込んで、精神を引きずりだせばお前にも触れるってわけだ」

上条「……」

禁書「」

上条「……出来るんだな?」

ボーボボ「出来る」

上条「じゃあやるしかないでしょうが!触れるって言うんなら神様だろうとどこぞの誰かが仕掛けた呪いだろうと上条さん自慢の右手で打ち消してやりますよ!!」

ソフトン「よし、じゃあさっそく取り掛かろう。悪いが火織、ここから出て行ってくれないか?」

神裂「ど、どうしてですか!?インデックスを救いたい気持ちは私が一番強い!!私だって彼女を救いたい!!!!」

ソフトン「君では『精神の開放』には耐えられそうにない」

神裂「だけどッ!!」

ソフトン「それに……ボーボボ・首領パッチ・天の助・魚雷ガール。あの4人が居れば、あの世界では他には誰も必要ない」

神裂「……」



103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 22:43:47.58 ID:W3TBdiwv0

    バタン


ボーボボ「邪魔者は居なくなったな」


上条「……よっしゃ!頼むぞ、ボーボボ!!」



ボーボボ「鼻毛神拳究極奥義!!!!」

            ボーボボ ワールド
    ―――― 聖 鼻 毛 領 域 !! ――――



   どジャアアアアアアアアアぁぁ~~~~ン!!



106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 22:51:59.29 ID:W3TBdiwv0

上条「……ここが、ボーボボワールド……へぇ、以外にメルヘンチックな世界なんだな。さて」

禁書「『警告。―――インデックスの『首輪』が消失しました。再生不可能。
    再生可能な状態になるまで『書庫』防衛のため防衛措置を発動します。この間インデックスに触れようとした物には書庫を狙うものとして迎撃が許されます』」

上条「首輪も外れたみたいだし、とっとと呪いって奴を」

ボーボボ「良い子の皆――――!集まれぇぇぇ――――!!!!トッペルニッポッペル体操の時間だよ――――!!!」

上条「ボーボボ!?」

首領パッチ「YEAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」

天の助「WOWWOWWOWWOWWOWWOWWOWWOW」

上条「お、おい、お前ら!ふざけてないでインデックスを!!」

ソフトン「無駄だ」

上条「ソフトン!!」

ソフトン「言っただろう、『精神の開放』だとここでは皆、精神の奥底をさらけ出す」

上条「ちょっと待て!じゃあ戦いにならないじゃねーか!!!」

ソフトン「まぁ見ていろ」



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 22:59:25.74 ID:W3TBdiwv0

ボーボボ「トッペルニッポッペル♪ラムダスラムダスニッポッペル♪」

首領パッチ「あああああああああ!!!ひじき忘れたああああああああああああ!!!!」

ボーボボ「んもぅ、ひじきと乳酸菌飲料とギンガムチェックのパンツは持ってくるように言ってたでしょ!……でも安心して!ひじきならあそこに!!!!」

KING鼻毛「オゥ、イエェス!!」

天の助「わぁ~、おっきなひじきさんが生えてる!!これなら多い日も安心♪」

首領パッチ「ひじきさんひじきさん!どうしてあなたはひじきさんなの?」

KING「それはね」

ボーボボ「お役所のせいじゃああああああああああああああああああああああ!!!!!」

      ボゴォッ!!

上条「ああ、なんかでかい鼻毛みたいなのがインデックスの方に!!」

           バゴォン!!

KING「痛気持ちいいィィィ―――――!!」

ソフトン「そういうことだ」

上条「どういうことだ!!」

ソフトン「それよりも、まずは彼女の精神から『呪い』を引っ張り出す必要がある。少々手荒だが……勘弁してくれよ!」



108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:07:38.62 ID:W3TBdiwv0

ソフトン「黒太陽バビロン神拳!!」

魚雷ガール「あーんど、愛する人のための♪極悪斬血神拳♡」

「バビロニ「届けソフトン様への愛!!フォーリンラブハネムーン2010!!!!!!」」

   ドゴォ!!

禁書「自動防衛、『聖ジョージの聖域』を発動。迎撃を開始します」

首領パッチ「祟りじゃああああああああああ!!おひじき様の祟りじゃああああああああ!!!」

ボーボボ「首領パッチ!首領パァァァ―――――ッチ!!」

          パカ!

リス夫inアフロ「振られたチクショオオオオオオオオオオオリア充爆散しろおおおおおおおおおおおお!!!!!」

首領パッチ「OH……ナウマン象……♪」

天の助「クラッペノッチ!!」

KING「クラッペラスノッチ!!!」

天の助「                                  ビ
          ヴィグマ40/10!!!!              シ
KING                              」      ィ
                                         !

上条「……カオスだ」



110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:11:56.62 ID:W3TBdiwv0

首領パッチ「なにやってんだ当麻ああああああああああああああ!!!!!」

上条「首領パッチ?」

首領パッチ「助けるんだろうがよお!!ハンペンをよおおおお!!!」

上条「……当たり前だろ」

首領パッチ「あぁ? ズンドコベロッチョ?」

上条「当たり前だって言ったんだよ!!」

首領パッチ「だったら、テメェもハジケろやああああああああああ!!!」

        ベシィ!!

上条「痛ッ!!」

首領パッチ「THIS WAY……!」

上条「ッチクショ――!!!やるよやるよ!!ああやってやりますとも!!上条さんだってハジケればいいんでしょうが!!」

首領パッチ「COME ON……」

上条「うっしゃああああああああああ!!!」



111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:18:41.37 ID:W3TBdiwv0

天の助「あ、見て見て、テントウムシ♪ 思わず猛虎落地星ッ!!」

ボーボボ「それを踏み台にしてのスラムダアアアアアアアアアアンク!!!!」

     ボスゥッ!!

KING「GYAAAAAAAA、ネットに通されて細切れになっちゃったああああああああ!!!」

首領パッチ「さてここで出てきた麺を叩いてゆでて出来上がり! さぁ、これの配達お願いね」

上条「イエッサー大佐!!」

      キコキコキコキコ

上条「フンフフーン、フンフフーン」

インデックス「……」

上条「あぁらよッ!出前一丁ッッ!!!!」

               ベシャッ!!

インデックス「『……竜王の殺息』」

           轟ッ!!

上条「火の玉キタ━━━━(・∀・)━━━━━!!しかしバカガード!!」
首領パッチ「なんのボーボボガード!!」
ボーボボ「なんの鼻毛神拳奥義、二十代の女の子の吐息!!」
                                              フゥッ



112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:20:34.87 ID:2o7Xnn2Z0

なんというハジケっぷり…



113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:24:07.13 ID:ZjI+qlvU0

ビュティというよりヘッポコ丸だなw



114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:25:41.38 ID:xVZFssgC0

よくこんなに覚えてるな
単行本読みながら書いてるのか?ww



115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:25:44.84 ID:W3TBdiwv0

ボーボボ「効いてない……だと……?」

   ゴオオオオオオオオオオオ!!

ソフトン「……黒太陽バビロン神拳奥義、ムーの遺産」

魚雷ガール「愛する人のための極悪斬血神拳!GET BACK LOVE SOFTON!!」

禁書「『竜王の殺息』」

上条「天の助!」

天の助「あー、今俺ちょっと道草食うのに忙しいから後にして」

上条「……プルプル神拳奥義+幻想殺し」

              イマジンブレイク・ショットガン
     ―――― 幻想殺しのところてん散弾銃!!――――

       ズドドドドドドドッ!!

天の助「ぎゃあああああああああああああああ!!!!」

KING「まぁ、綺麗な花火♪」



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:30:38.48 ID:W3TBdiwv0

首領パッチ「みてみて!キャンプファイヤー!!キャンプファイヤー!!」

KING「夏ももう終わりだね、パッチン」

首領パッチ「きんちゃん……」

    ガシィッ!!

ボーボボ「お星様になあれええええええええ!!!!」

  「「うわあああああぁぁぁぁぁ……」」
                            キラーン

ボーボボ「ふぅ、いい汗かいた」

  ふよふよ

首領パッチ「やぁ、ボク首領パッチ!向こうの山から来た雨雲だよ!」

ボーボボ「雨雲さんお願い!!山火事を消して!!」

首領パッチ「まかせてー……そぉーれ~」

    ガシィ!          ガシィ!!

上条「ボーボボ!!」

ボーボボ「当麻ァ!!」

天の助「まさかのダブルロッキング!?」



118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:35:24.13 ID:W3TBdiwv0

上条「上条さんは晴れの方が好きなんですよおおおおおおおおお!!!!」

ボーボボ「俺は晴れはそんなに好きじゃないんじゃああああああああああああああ!!!!」

    ブォン!!!
                 ボスッ!!

首領パッチ「雨雲さんのお腹に穴があいちゃった……これじゃ、これじゃ……」

首領パッチ「ドーナツになるしかないよね!!」

    ガシィ!

上条「ほうれ、取ってこーい」

KING「ワンワン!!ワンワン!!」

禁書「『竜王の』」

KING「邪魔じゃこらァァァ――――――!!!」

    ボゴォッ!!

禁書「ぐっ……」

ボーボボ「不意打ちドロップキック!!」

     ベシッ!!

禁書「あう……」



120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:41:21.32 ID:W3TBdiwv0

上条「さらに追撃の『仔牛の焼印押し』」

                     ボガッ!!

首領パッチ「さらに追撃のエルボードロップ!!」

      ドスッ!!

天の助「さらに追撃のアパッチの雄叫びッ!!ウラァ~ラァ~ラァ~ラァ~!!!!」

「「「「うるせー!!!」」」」

天の助「うるせー!!!」

禁書「ぐ……ぐぐ……」

    ズズズズズ……

呪い『グアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!』

ボーボボ「出たぞ!あれが、ハンペンにかかってる呪いだ!!」

魚雷ガール「当麻ちゃん!先生の背中に乗って!!」

首領パッチ「よっしゃあ!!行って来い当麻ァ!!」

上条「任せてちょうだい!!」



123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:48:14.55 ID:W3TBdiwv0

上条「俺にはお前の事は良く分からねぇ。どんな生まれ方をしたかとか、どんな育ち方をしたかとか全くしらねぇ!
    出会ったのだってここ数日だ!そんな事知るわけねぇ!!
    だがなぁ……!!」

呪い『グググググ……』

上条「どこの誰とも知らないふざけた強欲ヤローがテメーの勝手で、テメー以外の奴の人生狂わせていいわけないってことぐらいは分かる!!
    テメーが乗っ取ってる『ソイツ』だってなぁ、笑って生きたいって思ってる、仲良く生きたいって思ってる!!」

呪い『グオオオオオオオオオ……』

上条「いいぜ、ネセサリウスだか何だかのかけた呪いよぉ。テメーが、そんな小さな願いの芽すら摘み取るっていうんなら……」

上条「テメーが ハ ン ペ ン の昨日を、今日を、明日を貪って利益を得ようとするって言うんなら!!!!!」

呪い『グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!』

上条「まずはその幻想を」




              上条「完膚なきまでにぶち殺す!!!!!」



124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:51:27.88 ID:LvRpKaRh0

ハンペンwwwwwww



125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:52:20.59 ID:W3TBdiwv0

           ドカァァァァ―――――――――――ン!!!!



126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:53:32.56 ID:ZjI+qlvU0

上条さんまでハンペン言いやがったwwwwwwwwwwwwwwwwwww



127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 23:58:34.85 ID:W3TBdiwv0

上条「……戻った?」

ソフトン「みたいだな」

上条「そうだ!ハンペン!!おい、ハンペン!!大丈夫かハンペン!?」

禁書「……んん」

上条「よかった……生きてるみたいだな。俺が分かるか、ハンペン?」

禁書「……とうま?」

上条「……そうだ!上条当麻だ!!俺の事、分かるんだな!?」

禁書「とうま、わたしは、はんぺんじゃないんだよ……」

          ガクッ

上条「ハンペーーーーン!!!!」

ソフトン「……大丈夫だ、気を失ってるだけみたいだ」

      ガチャッ!

神裂「……ソフトンさん、結果は?」

ソフトン「ああ、成功したよ。『最高の展開』でな」

神裂「……よかった……よかった……!」



128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:05:21.75 ID:WSgWYJQpO

ハンペン連呼すんなwww



130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:15:38.31 ID:aC1XcX2h0

上条「いやぁ、ハンペンの記憶障害も治って良かった。それもこれもアンタらのおかげだよ」

首領パッチ「なぁに、主人公として当然のことをしたまでだ」

上条「へーへー、さすが主人公ですねっと」

禁書「とうまーおかわりー!」

天の助「しっかし良く食うなぁ」

禁書「なんだかお腹が減っちゃってしょうがないんだよ!おかわり!!」

ボーボボ「あ、俺もおかわり」

首領パッチ「俺コーラ追加!」

天の助「オレ食わない?」

上条「あのー……少し気になる事があるんですが……皆さんはいつまで上条さんのおうちにいるつもりなんですか?」

禁書「だって行く場所ないし」
首領パッチ「恋人同士なら別にいいでしょ!」
天の助「当麻の家のクローゼット落ち着くんだよなぁ」
ボーボボ「あ、見て!虹がかかってる!!」

上条「……はいはい分かりましたよ。つまりあれですか、目的達成=皆の望むハッピーエンドってわけじゃないってことですね。
    わかったよ、分かってるよ、分かりました!今までの事は幸せだったけど、この状況についてだけ声を大にして叫ばせてもらいますね」

上条「不幸だあああああああああああああああ!!!!!」
                                                            ――― おわり ―――



132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:22:37.96 ID:U6/qMSDv0



なんとなく一方さん編も見てみたいな



133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:23:21.36 ID:1sP/XZ180

最高だった




134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:23:23.52 ID:mDaX724F0

乙!笑いまくったww
ボーボボフォーエバー!!!



135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:23:35.92 ID:j9DoTReY0


めっちゃおもしろかったぜ



137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:24:15.53 ID:aC1XcX2h0

このSSを書いて分かった事

・あれだけポンポン笑えるネタがでてくる澤井先生は間違いなく天才
・神裂戦後のgdgdが酷い
・ボーボボメチャクチャ面白い

手元に禁書とボーボボがあったらスレに余裕もあるし第二話書きたかったけど資料がないので断念
ハジケ組コンビを三沢塾で無双とか怒状態で一方さんフルボッコとかさせたかったけどまぁいいや

お付き合い頂きありがとうございました



139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:26:20.38 ID:WSgWYJQpO

>>137
あのグダクダからソフトン介入で一気に加速するあたりはまさにボーボボ



141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:29:31.82 ID:U1y1jCaAO

乙。久しぶりに笑った



143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 00:37:33.72 ID:mDaX724F0

ボーボボファンでSSも書いてるけど、ここまでのハジケを再現するのは至難の業。
ジャンプマンガがいろいろノベライズされる中、ボーボボがされなかった理由がよくわかった気がするw



149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 01:07:59.88 ID:WG4gDJvI0


つか資料無しでここまで書いてたのかwすげーなw



152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 01:48:39.56 ID:aC1XcX2h0

そういえば誘導忘れてた


全部読みたいって人のための前スレ

ドンパッチ「学園・・・都市・・・?」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1272377556/



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         コメント一覧 (15)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2010年12月17日 17:21
          • まさしくボーボボでした
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2010年12月17日 19:23
          • うめぇwwwwしかし文字だけでここまであの小汚い絵が思い出せるもんなんだな
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2010年12月17日 19:53
          • ああすげぇボーボボだわwww
          • 4.  
          • 2010年12月17日 23:34
          • ボーボボの雰囲気を出しつつも
            ゴンさんとか最近のネタまで入れてるのは凄いなぁ
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2010年12月18日 01:40
          • ボーボボみたいなふいんき出せるのは並大抵の才能じゃ無理だと思う
            作者すげぇわボーボボ読み直したい
          • 6.
          • 2010年12月18日 16:49
          • 違和感なさすぎだろw面白かった!GJ
          • 7. 名無しさん
          • 2010年12月18日 21:22
          • 一方通行と破天荒の出番がない…だと…
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2010年12月19日 02:00
          • 一方さん編も見たいなぁと思えるぐらい面白かったw

            作者乙
          • 9.
          • 2010年12月19日 02:05
          • ボーボボ特有の感覚を久しぶりに味わえたありがとう
          • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2012年09月11日 20:15
          • 今、ボーボボアニマックスでやってるwww
          • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年05月24日 10:35
          • ハジケリストは最高の能力者だwwww
          • 12. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年06月09日 18:50
          • 5 アニメ面白かったよなー
          • 13. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2013年07月26日 17:41
          • 5 乙!
          • 14. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2014年05月29日 13:14
          • シリアスキャラは絶対にギャグキャラには勝てない。
            それこそ宇宙改変レベルの能力も鼻毛でどうにか出来るからなコイツら
          • 15. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2016年06月22日 06:35
          • これは下手
            上条が普通だし
            めだか箱のが雰囲気出てた

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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