和「好きです、先生」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:15:58.02 ID:g3iNgnlx0
さわ子「……………私?」
和「はい」
さわ子「冗談…ではないのよね?」
和「私がそんな冗談言うように見えますか?」
さわ子「…見えません」
和「よかったです」
さわ子(…困ったわね~………)
さわ子(…ていうかこの子堂々としすぎじゃないかしら?高校生の告白…ましてや同性の教師になんてもっと勇気のいるものよね…)
さわ子(やっぱり冗談なのかしら?それとも誰かに無理矢理…?)
さわ子(まぁどっちにしろ私はこんなんでもノーマルだし………ん?)
和「………」ギュッ
さわ子(あ………手が震えてる…)
さわ子(なんだ…ちゃんと高校生らしく可愛いところあるじゃない)クスッ
和「え?」
さわ子「あぁごめんなさい。なんでもないわ(いけないいけない。本人は真剣なんだから笑ったら可哀想よね。)」
さわ子(…でもあぁやって手握ってれば震えてるのバレないと思ってるのかしら)クスクス
和「あの…返事は?」
さわ子「え?あぁ…そっか(返事しなきゃいけないのよね)」
和「…」ギュッ
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:21:41.36 ID:g3iNgnlx0
さわ子「………いいわよ」
和「えっ」
さわ子「付き合いましょうか」
和「本当…ですか…?」
さわ子「えぇ」キュッ
和「あ…」カァ
さわ子「よろしくね?(手の震えがとまった…)」ニコ
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:25:50.69 ID:g3iNgnlx0
さわ子「ただいまー…」
さわ子「あー今日も疲れたなっと…」バサッ
さわ子「はぁー…」
チカチカ
さわ子「ん?メール着てる」パカッ
和【真鍋です。今日はありがとうございました。まさかOKしてもらえるとは思ってなかったので嬉しかったです。…また明日学校で】
さわ子(絵文字もなしで用件だけ完結にまとめてる…しかも真鍋ですって…)
さわ子(まぁあの子らしいっちゃらしいか)
さわ子(『まさかOKしてもらえるとは思ってなかった』か…)
さわ子(そりゃそうよね。私だってまさかOKするとは思わなかったもの)
さわ子(まぁもう彼氏いない歴も結構長いし…案外楽しいかもしれないし)
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:29:36.08 ID:g3iNgnlx0
さわ子(………それにしても女の子とってどういう風に付き合えばいいのかしら)
さわ子(…ま、なんとかなるわよね)
さわ子「えーっと…」カチカチ
【さわ子です。私も今日はびっくりしました。でも和ちゃんみたいな可愛い恋人ができて嬉しいわ。おやすみなさい、また明日】
さわ子(…こんなもんでいいわよね。ふふっ《真鍋さん》じゃなくて《和ちゃん》ってさりげなく呼んでるのがポイントよっ!)
さわ子「…さ、お風呂入って寝よ」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:33:51.91 ID:g3iNgnlx0
さわ子「はい、みんな席ついてねー」
生徒達「はーい」
律・唯 キャッキャッ
さわ子「…はい、平沢さんと田井中さんも席ついてねー」にこ
律・唯 キャッキャッ!
澪「おい、律…」
紬「唯ちゃん…」
さわ子「………」ギリッ スタスタス
さわ子「平沢さん、田井中さん、席についてねー?」にこー←クラスメイトから見たさわ子
さわ子「席つけって言ってんの聞こえないの?それとも聞こえててあえて席につかないの?ねぇ?バカにしてるの?ねぇ?ねぇ!?ねぇ!!!?」ゴゴゴゴゴゴ…!←二人から見たさわ子
律・唯 ガクガクブルブル ゴメンナサイ
澪(何か言われたな…)
さわ子「さてじゃあHRを始めます」チラッ
和「!……」カァ
さわ子(なにあの子かわいい)
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:36:43.58 ID:g3iNgnlx0
さわ子「――以上で私からの連絡は終わりです。何かある人いますか?」
さわ子「…じゃあこれでHRを終わります。あ、委員長は昼休みに職員室に来てください。」
和「はい、分かりました」
昼休み
和「失礼します。」
さわ子「こっちよ真鍋さん」
和「どうしたんですか?」
さわ子「お昼ご飯は持ってきた?」
和「え?いいえ…」
さわ子「そう。じゃあお昼をもって第一会議室に来てちょうだい」
和「?分かりました」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:40:33.89 ID:g3iNgnlx0
唯「あれー和ちゃん早かったねー」
律「早くご飯食おうぜー」
和「あ、ごめん私いかなきゃいけないの」
唯「えー」ブー
澪「じゃあお昼は?」
和「持ってきてくれって」
律「なんだー?昼休みたっぷりかけてお説教かー?」ニヤニヤ
澪「和がそんな説教されるわけないだろ」
唯「そうだよりっちゃんじゃあるまいし」
律「ひどくね?」
紬「きっとクラスのことで用事でもあるんじゃないかしら?」
和「多分そうだと思うわ。じゃあ行ってくるわね」
唯「和ちゃんいってらっしゃーい!」ノシノシ
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:43:36.02 ID:g3iNgnlx0
コンコンッ
和「失礼します」ガチャ
さわ子「もー和ちゃん遅いじゃないのー」プンプン
和「え…すいません」
さわ子「まーいいわ。ご飯食べよ」
和「…あの?もしかして一緒にお昼食べるだけですか?」
さわ子「そうだけど?」
和「…クラスの用事か何かかと思ってました」
さわ子「あっはっは違うわよーほら一緒にお昼って恋人っぽいでしょ?」
和「…そうですね」かぁ
さわ子(あらあらかわいい)
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:46:12.62 ID:g3iNgnlx0
さわ子「私いつもここで食べてるのよ」もしゃもしゃ
和「職員室で食べないんですか?」パクパク
さわ子「やーよあんなとこでご飯食べるの。肩こっちゃうわ」もしゃもしゃ
和「…まー職員室でコンビニ弁当は広げられないですよね」パクパク
さわ子「…失礼ね。今日はたまたまよ。たまたま!」ふんっ!
和「…よかったらお弁当作ってきましょうか?」
さわ子「え!本当!?」キラキラ
和「あ、でも普段はちゃんと自分で作ってるんですよね?じゃあいらないですね」ニコ
さわ子「う…ごめんなさい。いつもコンビニ弁当です」
和「なんとなく分かってました」パクパク
さわ子「うー…」しゅん
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:50:31.86 ID:g3iNgnlx0
和「ふふっ。…何か食べれないものとかあります?」
さわ子「何でも食べれるわ」
和「じゃあ明日から早速…」
さわ子「って本当にいいの?大変じゃない?」
和「どうせ毎日作ってますから一人分増えたって問題ないですよそれに…」
さわ子「?」
和「お弁当作ってくるなんて恋人っぽいでしょ?」にこっ
さわ子「!」きゅーん
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:56:02.56 ID:g3iNgnlx0
夜 さわ子自宅
さわ子(結構女の子と付き合うのも楽しいわね…)
さわ子(でも恋人っていうよりは妹とかに近いかしら?)
さわ子「…………………」
和『お弁当作ってくるなんて恋人っぽいでしょ?』にこっ
さわ子(………やっぱり恋人よね、うん)
さわ子(でも二人きりでキスもしないで一緒にご飯だなんて…)
さわ子(甘酸っぱい中学生同士の恋愛みたい)クスッ
さわ子(キスかぁ…キスしたいとかはないわね今のところ)
さわ子(………っていうかキスなんかしたら駄目なんじゃないかしら…捕まるわよね?リアルに…)
さわ子(キスぐらいなら平気かしら?)
さわ子(いやいや仮にも私は教師で生徒なんだからやっぱりまずいわよね)
さわ子(ま、今のところ大丈夫よね………)くぁ
さわ子(ん…眠くなってきた…)
さわ子「おやすみ…」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木)23:59:25.13 ID:g3iNgnlx0
唯「あれ?和ちゃん今日も一緒に食べないの?」
和「うん、ごめんね唯」
唯「うー…」
律「今日もさわちゃんに呼ばれたのか?」
和「…今日は生徒会のことでちょっと」
澪「大変だな」
紬「生徒会長さんだものね」
和「うん…じゃあ行ってくるね」
唯「いってらっしゃい…」しゅん
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:02:56.23 ID:eFIr2ZNh0
和「失礼しm」ガチャッ
さわ子「待ってました!」
和「きゃっ…ちょっとなんでこんなに早くいるんですか」
さわ子「四時間目空きだったからずっとここにいたのー」ニヘー
和「いいんですか?」
さわ子「バレなきゃね」
和「………」
さわ子「おなかへったー」
和「はいはい…」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:06:34.06 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「あら美味しそう」
和「最初だからちょっと頑張っちゃいました」
さわ子「やーんうれしー」
和「箸どうぞ」
さわ子「ありがと。じゃあいただきまーす」ぱくっ
和「どうですか?」
さわ子「おいしいっ!おいしいわ和ちゃん!」
和「よかったです」もぐもぐ
さわ子(女の子と付き合うっていいわー。男とだと私が作んなきゃいけないし)もぐもぐ
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:11:27.81 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「ごちそーさまー」ふぅ
和「どうでしたか?」
さわ子「文句なしっ!嫁に欲しいぐらいだわー」
和「…」カァ
さわ子「あ…(そうだ何気なく言ったつもりでもこの子にとったら…)」
さわ子(こっちまで恥ずかしくなってきた…)カァ
和・さわ子「……………」モジモジ
キーンコーンカーンコーン
和「あっ私戻りますっ!」
さわ子「そっそうね!」
和「じゃあっ!」そそくさっ
さわ子「……………」
さわ子「……はぁ…(高校生相手に何焦ってんのかしら…)」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:15:49.98 ID:eFIr2ZNh0
夜 さわ子自宅
さわ子(ふぅ~…今日はなんだか疲れたわね…)
さわ子「あ、金曜日だからか」
さわ子(明日も学校行かなきゃいけないのよねー…面倒ね…誰よ土曜日も部活やるって決めた奴…)
フワッフワッターイム♪
さわ子「んー?」
和【こんばんは。突然ですが日曜日は暇ですか?よければどこかに行きませんか?】
さわ子「あら。デートのお誘いだわ」
さわ子「…」カチカチ
さわ子【それってデートかしら?】
フワッフワッターイム♪
和【先生のお好きなように捉えていただいて結構です】
さわ子「かわいくない子ね~…ちょっといじめちゃおう」カチカチ
さわ子【ごめんなさいね。私日曜日はデート以外は外に出れない体質なの…】
さわ子「なんて返ってくるかしら♪」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:20:13.66 ID:eFIr2ZNh0
フワッフワッターイム♪
和【先生、日曜日にデートしてください】
さわ子「ふふっ」カチカチ
さわ子【いいわよ。どこに行こうか?】
フワッフワッターイム♪
和【えっと…映画見て買い物でも行こうかと…どこか行きたいところあるならそちらにお任せしますが…】
さわ子「やーん!なんて王道!可愛いわぁ…」ホゥ…
さわ子【いいわよ映画見に行きましょう】
フワッフワッターイム♪
和【じゃあ日曜日に○○駅に1時でいいですか?】
さわ子「駅に1時!健康的なデートね」カチカチ
さわ子【OKよ。楽しみにしてるわ】
フワッフワッターイム♪
和【私も楽しみにしてます。それじゃおやすみなさい】
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:24:52.64 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「お、や、す、み………ハートっと」カチカチ
さわ子「………ふふっ」
さわ子「やーん!なにこれ!胸がキュンキュンする!」ジタバタ
さわ子「メールだけでキュンキュンするなんて!」ジタバタ
さわ子「なんか恥ずかしい!」ジタバタ
さわ子「……………ふぅー」
さわ子「デート…デートかぁ………」
さわ子「デートなんて久しぶり…しかも映画って…」くくっ
さわ子「…何着て行こうかしら?あんまり決めすぎてもあれよねぇ…」
さわ子「んー………」
さわ子「………………」
さわ子「………………ぐー」ZZZZ
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:30:04.51 ID:eFIr2ZNh0
日曜日
さわ子(12時45分…待ち合わせ15分前…あの子のことだからきっと10分前ぐらいには着いてるわよねー)
さわ子(教師であり年上の私が後から行くわけにはいかないものね!)フンス
さわ子(ふふっ先に行ってびっくりさせてやろーっと♪)くしし
和「あれ?先生」
さわ子「」
和「早かったですね」
さわ子「ちょっと!なんであんたが先にいんのよ!」
和「はい?」
さわ子「まだ15分も前じゃない!もう!せっかくびっくりさせてやろうと思ってたのに!」ムキー
和「はぁ…すいません(なんで私怒られなきゃいけないのかしら)」
和「あ、でも遅刻してくると思ったからびっくりはしましたよ?」
さわ子「………うわああああん!バカー!メガネー!」
和「ちょっと…やめてください大きい声で…(メガネはお互い様じゃない…)」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:35:08.39 ID:eFIr2ZNh0
さわ子(いけないいけない…折角大人なところを見せようとしたのに…)
和「落ち着きました?」
さわ子「ええ大丈夫よ(余裕の微笑み!)」ニコ
和「じゃあ行きましょうか」
さわ子「ええ」
映画館
和「どれが観たいですか?」
さわ子「んー…そうねぇ…あなたは何か観たいのある?」
和「私ですか?私はだったらこれですね」
さわ子「じゃあそれ観ましょうか」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:41:37.11 ID:eFIr2ZNh0
和「いいんですか?」
さわ子「ええ。面白そうだし」
和「じゃあチケット買ってきますね」
さわ子「うん」
さわ子「………ってだめじゃん!(私が年上なんだから私が行かないと!)」
さわ子「和ちゃん!」
和「はい?」
さわ子「私が行くわ」
和「え…でも」
さわ子「いいからいいから(危なかった…デートなんて男任せが多いからつい任せるところだったわ)」
和「じゃあ一緒に行きましょうよ」
さわ子「え?」
和「ね?」
さわ子「…うん」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:45:26.08 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「さすがにチケット代は出すわよ」
和「悪いですよ」
さわ子「高校生に出させる方が悪いわよ」
和「まぁ…それもそれですね…」
さわ子「でしょう?」
和「じゃあ飲み物とか出しますよ。何飲みます?」
さわ子「それも出すわよ」
和「大丈夫ですよ。レジで恥ずかしくないように私だけで買いに行ってきますから」
さわ子「そういう問題じゃ…」
和「アイスコーヒーとポップコーンでいいですか?」
さわ子「いやだから…」
和「じゃあ行ってきちゃいますね。一緒に行くって言っといて悪いんですけど並んどいてください」ひょいっ
さわ子「ちょ…(しっかりし過ぎでしょう…)」
さわ子「(とゆーより私がだめなのかしら?)あ、大人と高校生一枚づつ」
さわ子「え?学生証?………大人二枚ください」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:52:08.40 ID:eFIr2ZNh0
和「ポップコーンM一つしか買わなかったんですけど足りますか?」
さわ子「十分よ」
和「よかった。一人でS一個だと食べきれないんですよね」
さわ子「あー多いものね」
和「はい。だから二人でM一つくらいが丁度よくて」
さわ子「映画よく来るの?」
和「唯とたまに。唯はポップコーンLサイズ一人で食べるから一緒には頼めないんですよ」
さわ子「L!?」
和「はい。それでL食べた後に私のSの残りも食べます」クスクス
さわ子「食べすぎよ…」
和「そうですね」フフッ
さわ子(あー…唯ちゃんの面倒見てたからしっかりしてるのかしら)
さわ子(…って私唯ちゃんと同レベルってこと!?)ガーン
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:56:37.87 ID:eFIr2ZNh0
和「?どうかしました?」
さわ子「わ…私って唯ちゃんと同レベル?」
和「はい?」
さわ子「和ちゃんがしっかりしてるのって唯ちゃんのせいよね?」
和「…まぁ唯よりはしっかりしてるつもりですけど」
さわ子「じゃあ唯ちゃんがいない今もしっかりしてるのは私が唯ちゃんと同レベルだからってことでしょ!?」
和「私しっかりしてます?」
さわ子「してるわよ!ポップコーン代出したり…」
和「それは悪いかなって」
さわ子「それよ!それがしっかりしてるって言うのよ!」
和「そうですか?」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)00:59:33.19 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「…もっと楽にしてっていうか…甘えてもいいのよ?こ…恋人なんだし…(なにこれ恥ずかしい!)」かぁっ
和「…」カァ
さわ子(赤くならないでぇぇぇ!)カァァァ
ふっ
さわ子「あっ(電気消えた)」
和「じゃあ…」ぎゅっ
さわ子「!」
和「…ちょっと甘えさせてもらいます」
さわ子「………うん(手…温かい…)」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:04:55.73 ID:eFIr2ZNh0
和「面白かったですね」
さわ子「そうね」
和「えーと…どこ行きましょうか?」
さわ子「そうねぇ…とりあえず隣のビル行ってみましょうか。何か面白いものあるかも」
和「はい」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:09:18.61 ID:eFIr2ZNh0
洋服屋
さわ子「こういうの着ないの?」
和「そんなに短いのはちょっと…」
さわ子「そう…(綺麗な足してるのに…)」
さわ子「あ、これいいな」
和「先生に似合いそうですね」ニコッ
さわ子「…」キュン
さわ子(きゅんって!褒められて笑顔見せられただけできゅんって!)ブンブン
和「せ…せんせい?」
さわ子「ハッ!……あっあったり前じゃない!これ私に似合うわよ!」
和「?」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:15:54.44 ID:eFIr2ZNh0
本屋
さわ子「本屋似合うわね~」
和「それ褒めてます?」
さわ子「さぁ?」
和「もう…」
さわ子「ねぇーそんな参考書なんか見てないでマンガとか読まないの?マンガ!」
和「とても教師のセリフには思えないんですけど…」
さわ子「いいじゃない今日は休みなんだから」
和「マンガですか…ほとんど読まないですね」
さわ子「えーマンガ面白いのに…」
和「唯の家とか行くと読んだりしますけど自分で買ってまでは読まないです」
さわ子「ふーん」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:21:46.29 ID:eFIr2ZNh0
CDショップ
和「先生は今でもヘビメタ聴くんですか?」
さわ子「聴くわよ。やっぱりテンション上がんのよねー」
和「どれが一番好きなんですか?」
さわ子「んーそうね…やっぱりこれね!このグループは最高!特にこのアルバムはもうイっちゃうくらいいいわ!」
和「そうですか。じゃあ私これ買ってきますね」
さわ子「え?和ちゃんもこういうの好きなの?っていうか貸すわよ?」
和「いえ。先生と同じのがほしいのでいいんです」
さわ子「!」キューン
和「買ってきますね」ニコ テテテ…
さわ子「……………」
さわ子「なにあの子可愛い!」
通りすがり「!?」ビクッ
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:25:38.19 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「もう暗くなってきたわね」
和「6時過ぎてますからね」
さわ子「ご飯どうする?時間まだ平気?」
和「えーと…今日は母がご飯用意しているので…」
さわ子「そっかじゃあ家まで送っていくわよ」
和「え、悪いですよ」
さわ子「いいからいいから」
和「…じゃあお言葉に甘えて」
さわ子「甘えなさい!」フンス
和「…」クスッ
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:29:27.70 ID:eFIr2ZNh0
和「この辺で大丈夫です」
さわ子「そう?」
和「ええ、家もすぐそこなんで」
さわ子「そっか」
和「先生、今日はありがとうございました。楽しかったです」
さわ子「……………」
和「先生?」
さわ子「ねぇ…今日ずっと思ってたんだけど、その先生って呼び方どうなのかしら」
和「え…でも先生だし」
さわ子「学校ならまだしもこうやってデ…デートのときはおかしくない?」
和「じゃあ何て呼んだら…」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:34:14.33 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「え…えーっと…(しまったそこまで考えてなかった…)…さわちゃんとか?」
和「…それじゃあ唯達と同じじゃないですか」
さわ子「先生だってみんなと同じじゃない」
和「…それはそうですけど」
さわ子「………じゃあ…さわ子…とか」
和「………さわ子…さん…?」カァ
さわ子「っ…」ドキッ
和「さわ子さん…?」
さわ子「…」ぎゅっ
和「え…」ドキッ
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:37:40.91 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「…」スッ
和「あっ…」
さわ子「………目、閉じて…」
和「……………」ソッ
さわ子「………」
唯「あれ~和ちゃん?」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:41:29.41 ID:eFIr2ZNh0
さわ子・和「!?」バッ
和「ゆ…唯…」
唯「やっぱり和ちゃんだ~あれ?さわちゃん?」
さわ子「こ…こんばんは唯ちゃん…」ドッキドッキ
唯「なんで二人一緒なの?」
和「え…えっと…」
さわ子「偶然よ!ふらふら歩いてたら和ちゃんに会ったの!!!」
唯「そうなんだ~」
さわ子(き…気づかれてない…?)
和「…」どっきどっき
唯「私昼間和ちゃん家に行ったんだよ?そしたら留守だって言われて…」しゅん
和「ご…ごめんね…二年のときのクラスメイトと遊びに行ってたの」
唯「そうなんだ~あ、今日ねぇうちお鍋なんだ!和ちゃん食べに来てよ!」
和「あ、ごめんねお母さんがご飯作ってると思うし…」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:45:45.87 ID:eFIr2ZNh0
唯「え~…憂と二人で寂しいなぁ…」ウルウル
和「……分かったわよ」
唯「わーい!」
唯「あ、さわちゃんも来る?」
さわ子「あ~…今日は帰るわ」
唯「そっか~じゃあまた明日ねさわちゃん!行こっ和ちゃん!」グイッ
和「え…えぇ………それじゃあセンセイまた明日」ペコッ
さわ子「えぇ…じゃあね~…」
さわ子「…………………」
さわ子「…………………」
さわ子「……………バカ唯ぃ~!!!!!!」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:50:27.07 ID:eFIr2ZNh0
さわ子自宅
さわ子「もう!もう少しだったのに!」ジタバタ
さわ子「折角いい雰囲気だったのに~!」ジッタバッタ!
さわ子「バカ唯ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」キィー!
さわ子「和ちゃんも和ちゃんよ全く…私の食事の誘い断って唯ちゃん家に行くってどういうことかしら!」
さわ子「もう!もう!もう!!!」バタバタ!
隣人 オイウルセーゾ! ドンドン!
さわ子「あぁっ!?お前のがうっさいわ!」ダンダン!
ピンポーン
さわ子「うるさい!」
ピンポーン オイイルンダロ! ドンドン!
さわ子「」イラッ
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:53:02.32 ID:eFIr2ZNh0
ガチャッ
隣人「あんたうるさいぞ常識ってもんが…」
さわ子「おめぇに教えられる常識なんぞないわぁぁぁぁぁぁ!うるさかったら引っ越せ!ボケッ!!!」
隣人「なっ…」
さわ子「うるさい喋るな呼吸すんな引っ越せ死ね!!!!!!!!」バタンッ
隣人「……………」グスッ
※この後隣人は引っ越しました。ちなみにさわ子先生は振られる度にこうして隣人を追い出しています。
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)01:57:38.01 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「はぁ~………ちょっと大人げなかったかしら」←八つ当たりしてスッキリした
さわ子「そうよね唯ちゃん悪くないもんね」
さわ子「っていうか生徒と道端でキスって!見つかったらやばかったじゃない!」
さわ子「…逆に唯ちゃんに感謝すべきかしら?」
さわ子「……………………」
和『………さわ子…さん?』カァ
さわ子「」きゅん
さわ子「くっ…」カァッ ジタバタ
さわ子「やっぱり惜しかっ…いやいや私は教師…相手は生徒…」
さわ子「しかし…とてつもない破壊力だったわ…」ほぅ…
和『…さわ子さん?』
さわ子「危険!危険ねあの子!」カァッ ジタバタ
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:02:59.44 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「………」チラッ
さわ子(メールしてみようかなぁ~…)
さわ子(よく考えたら私からメール送ったことないじゃない)
さわ子「んー…でもなぁ…」
さわ子「んーー…」
さわ子「んーーー…」ジーッ
フワッフワターイム♪
さわ子「」ビクッ
さわ子(…もしかして和ちゃん?なーんて…)カチッ
和【和です。さっきは夕飯ご一緒できないでごめんなさい。唯が駄々こねだしたら聞かないのでああしました。今日はさわ子さんと一緒にいられて楽しかったのです。また誘いますね。では、おやすみなさい。】
さわ子「…ほんとに和ちゃんだった」←とか言って実は物凄く期待してた人
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:08:01.69 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「…ふーんだ。唯ちゃん唯ちゃんって…」
和『さわ子さんと一緒にいられて楽しかったです』
さわ子「……………」ニヤッ
さわ子「…ま、まぁ唯ちゃんは子供みたいなものだしね!気にする事ないわね!」
さわ子「…あ、早く返さないと寝ちゃうかも。えーっと…」カチカチ
さわ子【そんなことで拗ねたりしないから大丈夫よ。唯ちゃんは私にとっても可愛い教え子だもの。私も休日まで和ちゃんと会えて楽しかったわ。おやすみ。いい夢みてね☆】
さわ子「…ま、こんなもんよね」
さわ子(…本当は拗ねまくりだったけど)
さわ子(…バカ唯って叫んでたけど)
さわ子(でもそんなこと言ったら大人気ないものね、うん)
さわ子(さ、お風呂入って寝ようかしら)
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:13:31.07 ID:eFIr2ZNh0
唯「………今日も教室で食べないの?」
和「う、うん…ごめんね…」
唯「……………」
律「なんだよ唯ー私がいるだろ?そんなに拗ねんなよー!」ぎゅー
唯「………和ちゃんがいい」プイッ
紬「唯ちゃん…?和ちゃんもお仕事だから…ね?」
唯「……………」プイッ
澪「唯?和困ってるぞ?」
唯「……………」プイッ
律「…よーし、分かった唯!りっちゃんに任せろ!和!メガネ貸せ!」
和「え…えぇ…」スッ
律「メガネかけてーカチューシャ外してーあと胸にタオルつめてー♪」バイーン
澪「なっ…」カァ
律「ほい!和の完成!さぁ唯!和だぞっ!」キリッ
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:18:23.59 ID:eFIr2ZNh0
唯「………和ちゃんはもっと賢い顔してるもん」プイッ
律「………このくそがきー!」ガバッ
唯「わわっ!?」
律「よしっ!敵の動きは封じた!今だ和!私に構わず行けっ!」
和「え…えーっと…」
唯「はーなーせー!」ジタバタ
律「心配すんな…約束するさ。生きて帰るって…!だからっ…だから行け!走るんだ!生徒会の未来はお前にかかってる!」
和(…どうしたらいいのかしら)オロオロ
澪「…和、大丈夫だから行きなよ。こいつに構ってたら昼休み終わっちゃうよ」ぽんっ
和「う、うん…ごめんね唯」たっ
唯「あー!和ちゃーん!」ジタバタ
律「和…私はお前を信じてるぞっ…!」クッ
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:24:38.53 ID:eFIr2ZNh0
和「あ、律」
律「お?」
和「ありがと」にこっ
律「!おっおう」カァ
唯・澪「………」
唯「………」バシッ
律「いてっ!なにすんだよっ!」
唯「ふんっ」
律「お前なー」
澪「………」バシッ
律「いてっ!お前もかっ!?」
澪「ふんっ」
律「なんだってんだよ…」
紬「ふふっ」クスクス
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:32:24.56 ID:eFIr2ZNh0
律「おい、いつまで拗ねてんだよ」
唯「…」プイッ
律「ったく…っていうか生徒会長ってそんなに忙しいのか?」ぱくっ
澪「和が言うんだから忙しいんじゃないか?」もぐもぐ
律「昼休みまで~?」
紬「早めにお仕事片付けちゃう気でいるんじゃないかしら?」
律「ふーん…もしかして逢引だったりしてな!」わははっ
唯「っ…!」
澪「じょっ女子高だぞ」
律「それもそうかー」
澪「………」シュン
律「ん?」
紬「…」ぽわーん
律「ムギ、帰って来い」
唯(……………和ちゃん)
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:37:00.95 ID:eFIr2ZNh0
和(律のおかげでなんとか抜けられたわ…)
和(律ってふざけてるようで一番周りのこと見てるのよね……いい加減な部長だと思ってたけど案外向いてるのかもね)クスッ
和(………それにしても唯どうしたのかしら…?最近やけに甘えてくると言うか…)
和(………これじゃあ明日も一苦労しそうね)
コンコンッ
和「失礼します」ガチャッ
さわ子「」
和「ちょっ…先生…?」
さわ子「」
和「先生っ」ユサユサ
さわ子「」
和「………さ…さわ子さんっ…」ぼそっ
さわ子「!」ハッ
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:41:03.25 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「あ、和ちゃん」ぼへー
和「…寝てたんですか?」
さわ子「ん?んー………違うわよ!待ちくたびれて気絶しちゃったのよ!」グゥー
和「ごめんなさい…はい、これ」
さわ子「わぁ!いっただきまーす!」
和「召し上がれ」
さわ子「うん!おいしい!」バクバク
和「よかった」パク
さわ子「で?どうしてこんな遅かったの?」
和「えーっと、実は唯が………」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:46:10.76 ID:eFIr2ZNh0
さわ子(………唯ちゃんもしかして…?)
和「これじゃ明日も抜け出すの大変そう…」もぐもぐ
さわ子「…」ムッ
さわ子(っていけないいけない…私のが大人なんだから…)
さわ子「………じゃあ一日置きとかにする?」
和「えっ?」
さわ子「一緒にお昼食べるの…」
和「嫌です」キッパリ
さわ子「」
和「先生も休日に必ず会えるわけじゃないだろうし、私もこれから受験で忙しくなってくると思うから…二人の時間はなるべく大事にしたいんです」
さわ子「…」きゅーん
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:54:46.94 ID:eFIr2ZNh0
さわ子(でもお友達も大事にしなきゃダメよ?)
さわ子(………そう言わなきゃ)
さわ子(言わなきゃいけないのに…)ぎゅっ
和「…あっあの私まだ食べ終わってないんですけど」カァ
さわ子(もし唯ちゃんが和ちゃんを好きでも…)
さわ子(それでも私は…渡したくない…)
和「先生…?」
さわ子「今、二人っきりよ…?」
和「………さわ子さん」
さわ子「和ちゃん」スッ
和「ん…」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)02:59:10.89 ID:eFIr2ZNh0
小さくて、柔らかな唇
さわ子(女の子の唇ってこんな感じなんだ…)
そっと重ねただけ
ただそれだけのことが
すごく嬉しい
和「………」カァ
さわ子「ふふっ…しちゃった」
和「………」カァァァァ
さわ子(真っ赤…可愛い…)ちゅっ…
和「んっ…」
もう一度重ねる
今度は少しゆっくりと
私の彼女への気持ちが唇から伝わっていくようにと、願いながら
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:05:11.10 ID:eFIr2ZNh0
夜 さわ子自宅
さわ子「………」ぼー
さわ子「………」ぼーーー
さわ子「……………柔らかかったなぁ…」
さわ子「!」ハッ
さわ子(あああああ!また私!)ジタバタ!
さわ子「はぁー…(あれからずっとこのことばっかり…)」
さわ子(初めてキスした中学生じゃあるまいし…)はぁ…
さわ子(どーしちゃったのかしら…私)
さわ子「……………」ぼーーーーー
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:09:17.93 ID:eFIr2ZNh0
和『ん…』
さわ子「~~~~~!」ジタバタジタバタ!
さわ子「はぁー………明日どうしよ…(二人きりになったら絶対したくなる…)」
さわ子「っていうか学校でって…」ズーン
さわ子(自己嫌悪だわ…)
さわ子(それに唯ちゃんのことだってどうすれば…)
さわ子(………なんか…年取るって嫌ね…考えなきゃいけないことが多すぎて…一点だけを見つめることできなくなってる…)
さわ子(………あの子…唯ちゃんに告白されたらどうするのかしら)
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:14:01.24 ID:eFIr2ZNh0
唯「私も行く」
和(………ついにこうきたか…)
律「唯ー和は仕事なんだぞ?」
唯「やだ。行く」
紬「…」オロオロ
澪「唯、あんまり和を困らせちゃ可哀想だぞ?」
唯「…邪魔しないから」
和「………唯、どうしたの?最近変だよ?」
唯「……………嫌い」
和「………え…?」
唯「和ちゃんなんか嫌い!」
和「…!」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:18:55.85 ID:eFIr2ZNh0
律「おい唯いい加減にしろよ!何が気に入らないんだよ!」
唯「…りっちゃんには関係ないよ」
律「…は?」
唯「関係ないから口出さないでって言ってるの!」
律「おっ前…」ギリッ
澪「律!」
律「……っ…」
紬「ゆ、唯ちゃんも落ち着いて、ね?」オロオロ
唯「……………」プイッ
律「…ずっとそうやってろよ!」スタスタスタ
澪「っ律!」ダッ
和「唯…」
唯「和ちゃんなんか嫌い…だもん…っ…」ぐすっ…
唯「…っ…ひっ…」ポロポロ
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:25:20.73 ID:eFIr2ZNh0
紬「………あの…二人で話し合ってきたほうがいいんじゃないかしら」
和「………そうね。唯、とりあえず教室からでましょう?」
唯「行かないっ…」ポロポロ
和「唯…」
紬「唯ちゃん…」
唯「行かないっ…!!」ボロボロ
和「………」
唯「うぇっ…ぐすっ…っ…」ボロボロ
紬「…唯ちゃん。いいの?」
唯「………」グスグス
紬「泣いてたって解決しないよ?」
唯「………」ぐすっ
紬「ちゃんと向き合わないと。ね?」
唯「…………………」コク…ン
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:29:59.52 ID:eFIr2ZNh0
紬「はい、じゃあいってらっしゃい」ニコ
和「…行こうか」
唯「…うん」
和「ムギ」
紬「はい?」
和「…ありがとう」
紬「…」にこっ
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:35:24.12 ID:eFIr2ZNh0
屋上
和「誰もいないわね…」
唯「……風…強いからね…」
和「そうね…」
唯「……………」
和「……………」
和「…あのね」
唯「……うん」
和「……好きな人が、いるの」
唯「…っ……」ドクン
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:40:09.66 ID:eFIr2ZNh0
和「…その人と一緒にお昼の時間過ごしてるの」
唯「…………」
和「黙っててごめんなさい。でもその人女の人だし…」
唯「…………教師…だし?」
和「え……唯あんた…(知ってた…?)」
唯「…キスしようとしてた」
和(やっぱり見られてたのか…)
唯「………なんで?」
和「え?」
唯「なんでさわちゃんなの?」
和「なんでって…」
唯「なんで…」
唯「なんで私じゃないの…?」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:44:01.40 ID:eFIr2ZNh0
和「え……?(今なんて…)」
唯「なんで…」
和「唯…?」
唯「なんで私じゃないのっ!!!?」
和「!」ビクッ
唯「私なんか幼稚園の時からずっと和ちゃんのこと好きだったのに!!!」
唯「それなのになんで!?なんで出会ってまだ数年の女に横取りされなきゃいけないの!!!?」
唯「ずっと大好きだったのに!ずっと横にいてくれるの思ってたのに!!!」
唯「私のがっ!私のが和ちゃんのこと好きなのにっ!!!!!」
唯「なんでっ…なんでよおっ…!」
唯「うっ…ふぐっ…ふえええええ!」ボロボロ
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:48:48.76 ID:eFIr2ZNh0
和(……好き?)
和(唯が私を…?)
和(…いや好きでいてくれてるのは分かってた。それに私も唯のことが好き)
和(でも…私の好きと唯の好きが違ってたのは…知らなかった)
唯「ぐすっ…ひっ……」
和「……唯」
唯「のどがちゃん…」グスグスッ
和「唯、ごめんね?気づいてあげられなくて…」
唯「……」ぐすっ
和「そばでずっと見てたのに…それなのに唯の気持ちに気づけなかった…」
唯「…………」
和「ごめんなさい…」スッ
唯「……和ちゃん…」ぎゅっ
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:51:48.97 ID:eFIr2ZNh0
唯「謝らないで………そんな風に頭下げないで…」
和「………」
唯「私はそんなこと和ちゃんにさせたいわけじゃないの…ただ和ちゃんが好きなの…」ぎゅうっ
和(唯…)
唯「好き。大好き。付き合って」
和「………ごめんなさい」
和「私は…唯のこと親友としか思ったことないわ」
唯「………」ぎゅ
和「だから……ごめんなさい」
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)03:56:51.67 ID:eFIr2ZNh0
唯「……?和ちゃん…?泣いてるの…?」
和「泣いてなんか…ないわ…」グッ
唯「…私和ちゃんが泣いてるところ初めて見たよ」
和「…泣いてないってば」グスッ
唯「…ごめんね。そうさせたのは私なんだよね…」
和「違うっ…!泣いてないわっ!」ポロッ
唯「涙…溢れてきちゃったね…」ソッ
和「…!」
そう言って私の涙を拭う親友の顔にいつもの甘えたような表情はなく
私が見たこともないような大人の顔をしていた
和「…私も唯のそんな顔見たことなかったわ」
唯「?」
和「ううん」
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:02:30.47 ID:eFIr2ZNh0
唯「…もっと早く告白していたら何か変わったかな?」
和「そうね…もしかした変わっていたかもしれないわね」
唯「そっか…えへへ。じゃあもし生まれ変わったらまた和ちゃんの幼馴染になってもっと早く告白するね?」
和「うん…私もまた唯の幼馴染として生まれたいわ」
唯「えへへっ…その言葉だけでも嬉しいなっ…」ぎゅっ
和「唯…」ぎゅっ
唯「あっ…ごめんさわちゃんに怒られちゃうかな…」
和「…いいのよ。唯はそのままでいいの」なでなで
唯「……えへへ」ぎゅっ
和(………ん?)
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:06:18.02 ID:eFIr2ZNh0
律『わっ…』サッ
和(あれは…律?)
澪『おっ押すなよ』
和(澪も…)
紬『二人ともシー』
和(ムギもいる…)
唯「………」ぎゅうう~
和(…ふふっ。唯は愛されてるわね)
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:10:40.67 ID:eFIr2ZNh0
和「唯」
唯「うん?」
和「みんな待ってるわよ?」
唯「えっ?」
律『わっ…こっちみた…』ササッ
澪『だから押すなって…』
紬『二人とも静かに!』
唯「あ…」
和「ほら…行きなさい?」
唯「…うんっ」
和「ちゃんと律とも仲直りするのよ?」
唯「大丈夫だよぉ」
和「そっか」フフッ
唯「あ、和ちゃん」
和「なに?」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:17:24.42 ID:eFIr2ZNh0
唯「…」ちゅ
和「へっ…」
律『わっ!ちゅーしたぞ!ちゅー!』
澪『バッバカでかい声出すな!気づかれるだろう!』
紬『静かにしなさい!!うるさいわ!!!!!』
律・澪『!?』ビクッ!
唯「えへへ…ファーストキスぐらいもらっといてよ!」
和「…うん。ありがと」
唯「じゃあ後でねー!」ブンブンッ
和「…」フリフリ
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:21:39.64 ID:eFIr2ZNh0
唯「みんなー!」
律「おっ唯!ぐ…偶然だなっ!」アセアセ
澪「ほっほんと偶然だな!」アセアセ
紬「偶然…ね…(もー!二人が静かにしないからああああああ!!!!!)」←実は一番うるさかった人
唯「りっちゃん、さっきはごめんね?」
律「あ、あぁ…私も…その…ごめん」
唯「…」にこっ
唯「澪ちゃんとムギちゃんもごめんね?」
澪「ううん」
紬「気にしなくていいのよ」
唯「えへへーみんなありがとねっ!」にこー
律「…おっし!じゃあ教室戻ってご飯の続きだっ!」
唯「おうっ!」
紬「おー!」
澪「おっ…おー…」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:25:01.21 ID:eFIr2ZNh0
律「教室まで競争だっ!一番最後の奴は昼飯抜きっ!」
唯「えぇっ!?」
律「よーいどん!」ダダッ
唯「わわっ!りっちゃんずるいよお!」タッ
紬「負けませんっ」タッ
澪「え!?みっみんな待ってよ!」ダッ
わーわーきゃーきゃー
和(唯…いい友達もったね…私も唯の友達でよかった…)
唯(和ちゃん…ありがとう…)
和・唯(…大好き)
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:30:34.13 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「……………」
さわ子「………おなか…」グー
さわ子「へっ…た………」グキュルルルルル
さわ子(昼休みが始まって早20分…)
さわ子(そして私が最後にご飯を食べてから早16時間…)キュルルルルルル
さわ子(何故…何故よりにもよって朝食を抜いた日にこんな仕打ちを…)ググー
さわ子「………ひもじい」グキュルルルルル…
さわ子「腹の虫もなんだか可哀想に鳴いているわ……」キュルル~…
さわ子「和ちゃん…」
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:33:39.67 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「お腹…減った………」
さわ子「もしかして何か怒らせることしたかしら…?」きゅ~…
さわ子「それか…嫌われちゃったのかしら……」グー
さわ子「……………それは嫌だわ…」ギュルルルルル~!
さわ子「あぁもう!ムードのないお腹ねっ!」ギュギュル~!!
さわ子「まっ!なんだか生意気な腹の鳴り方ね!ケンカ売ってんのかしら!?」グギュギュギュギュ~!
さわ子「きぃー!!!」グギュー
和「…あの」
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:37:01.80 ID:eFIr2ZNh0
さわ子「!和ちゃん!待ってた!私あなたを待ってたわっ!!」ギュルルルルル
和「えーと…どうぞ」ソッ
さわ子「ありがとう!今日は何かしら!?」ババッ
和「えっと…肉じゃがと唐揚げと玉子焼きと…」
さわ子「ああん!もう聞いてるだけでお腹減っちゃうわ!!いただきますっ!!!」ハムッ
さわ子「おいしい!おいしいわ和ちゃん!」バクバク!
和「そうですか」ハハ…
さわ子「っていうか遅いじゃない!私腹の虫とケンカまでしちゃったわ!」パクパクッ
和「(あれお腹と喋ってたんだ…)それが…あの…」
さわ子「?」むしゃむしゃ
和「唯に…」
さわ子「…」ピクッ
和「告白…されました」
さわ子「…!」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:43:53.53 ID:eFIr2ZNh0
そろそろ限界ですごめんなさい
書ききってあるので明日続けたいと思います
早くて昼ごろまでに遅くても夕方までにはまた来ます
残ってたらまた会おう
じゃ!
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)04:46:10.98ID:KIMEZTTS0
>>146
乙!
つづき、楽しみにしてる。
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)13:59:18.73 ID:BkkSvI890
さわ子「……………」
さわ子(やっぱりあの子…)
和「昼休みになったら今日は一緒に行くって言い出して、律たちが止めてくれたんですけど聞かなくて…」
さわ子「……………」
和「それで唯が律とケンカみたいになっちゃって…律は怒って何処か行っちゃって、澪は律を追いかけて、それで唯は泣き出しちゃって…」
さわ子(……もしかして私フラれるのかしら…?)
和「ムギが唯をなだめてくれて私と二人で話すように説得してくれたんです」
さわ子(幼馴染の二人…幼稚園の時からだっけ…?)
和「それで唯と二人で屋上に行って…」
さわ子(10年来の幼馴染…か)
和「びっくりしました。唯が私のことそんな風に思ってくれてるなんて知らなくて…」
さわ子(私の入る隙なんて…ないじゃない)
和「でも私は…その…さわ子さんが好きだから…」
さわ子「え?」
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)14:06:39.30 ID:BkkSvI890
和「なんですか『え?』って…」
さわ子「え…だって…え?」
和「……あぁそうですよね。私もびっくりしました。唯が私を好きだなんて…」
さわ子(……私もあなたの鈍さにびっくりよ)
和「でも私…唯とは今まで通りでいたいんです。唯が甘えてきたら甘えさせてあげたいし…唯は私にとって親友でもあり、妹のようなものでもあるんです」
さわ子(鋭そうに見えるのに…意外ね…)
和「だから…いいですか?唯と今まで通りの関係でいても…」
さわ子(………ん?とゆーことはつまり…)
さわ子「こ…断ったってこと?」
和「?はい」
さわ子「うそ…」
和「当たり前じゃないですか。だって」
和「私はさわ子さんが好きなんですもの」
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)14:12:05.50 ID:BkkSvI890
さわ子「…………」ぐすっ
和「え!?」
さわ子「うわあああああああん!のどがちゃーん!!!!!」ガバッ
和「きゃっ…せ、先生?」
さわ子「よかった…よかったぁ…」ポロポロ
和(ふふっ…唯みたい)なでなで
さわ子「ぐすっ…」ぎゅっ
ふわっ
和「!」ドキッ
和(いい匂い…)
和(…大人の女の人の香り)
和(唯みたいって思ったけど…)
和(…やっぱり唯とは違うわ)
和(だって…こんなにドキドキするんだもの…)
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)14:19:05.36 ID:BkkSvI890
さわ子「ぐすぐすっ…」
和「…さわ子さん」
さわ子「?」グスン
和「好きです」
さわ子「…!」ドキッ
和「さわ子さんが好きです…」ソッ
さわ子(あっ…)
グキュルルルルルル~!
さわ子「」
和「え?」
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)14:23:56.44 ID:BkkSvI890
和「…今の」
さわ子「」
和「………クスッ」
さわ子「いやあああああああああ!」ブンブンッ
和「プッ…先生…」クスクス
さわ子(超いいムードだったのに!せっかく!せっかく和ちゃんの方からキスしてくれるところだったのにぃぃぃぃぃ!)
和「……っ…」プルプル←必死に笑いをこらえてる
さわ子「わああああああああん!!!!!」ギュルル~!
和「ブッ!あっははははは!」
さわ子(お父さんお母さん…さわ子は恥ずかしくて…死んでしまいそうです…)
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)14:30:35.85 ID:BkkSvI890
夜
さわ子(今日は…恥ずかしくて…死ぬかと思った……)
フワッフワターイム♪
さわ子「…」のそのそ カパッ
【和です。今日は凄く面白かったです(笑)】
さわ子「いやああああああ!」カァァァァァ
【今、この前さわ子さんとデートのときに買ったCDを聴いています。なんていうか…やっぱりすごく激しいですね。】
さわ子(…ま、和ちゃん向きの曲じゃないわよね)
【でも、先生が好きな歌なんだと思ったら不思議といいものに聴こえてきます。】
さわ子「…」きゅん
【先生と同じものを好きになれそうでなんだかすごく嬉しいです。】
さわ子「もー!もうやだこの子可愛すぎ!!!」ジタバタジタバタ!
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)14:37:08.16 ID:BkkSvI890
さわ子「そうだ!」ゴソゴソ
さわ子(…和ちゃんは今何番聴いてるかしら?)カチカチ
【このメールが届いた三分後に5番の曲かけて!】
フワッフワターイム♪
【?わかりました】
三分後
さわ子「………ほいっ!」カチッ
~!~!~!~!~!!!!!♪
さわ子「いいわ~やっぱこの曲は最高ね!」
さわ子「ふふっ」
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)14:44:09.85 ID:BkkSvI890
大好きな曲を大好きな人と一緒に聴く
離れた場所にいるのに同じ歌を聴いてるというだけで
なんだかそばにいてくれてる気がしてすごくふわふわする
知らなかった
好きな人と好きなものを共有することがこんなにも嬉しいことだという事を
さわ子(違う…私は…)
いつの間にかこんなささいなことが嬉しくなるぐらい大好きになっていたんだ
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)14:49:14.17 ID:BkkSvI890
始めは単なる好奇心
女の子と恋人になるということ
生徒と恋人になるということ
そして真面目な彼女が私にどのような姿を見せてくれるのかということ
その小さな好奇心が気づけば本気に変わっていた
まさか本気になるなんて思いもしなかった
いやそもそも好きになること事態ありえなかったのかもしれない
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)14:54:52.13 ID:BkkSvI890
もし彼女が他の女の子だったら
もし彼女が男の子だったら
そうしたら私は好きになってなかったのかもしれない
真鍋和という女の子だから私はここまで本気になれたのだろう
さわ子「…」カチカチ
トゥルルルルルル
和『もしもし?』
さわ子「わ・た・し」
和『ふふっ分かっていますよ。どうしたんですか?』
さわ子「えっとね…」
和『はい?』
さわ子「大好き!」
202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:00:21.21 ID:BkkSvI890
和『……………』
さわ子(…言っちゃった)カァ
和『……………』クスッ
和『私も大好きですよ』
さわ子「…本当?」
和『はい』
和『愛してます、さわ子さん』
お わ り
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:02:20.15ID:KapFhcTd0
濡れた
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:02:42.94ID:SMEVFEyY0
乙
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:02:59.29ID:8Af1r5sc0
乙です
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:04:34.17ID:RE4V2RuF0
乙
ほっこりした
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:05:15.91ID:cYGbQ/LKO
終わっちゃったか
1めっちゃ乙
疲れたのはわかるけど少し休んでからもう一悶着くらい書いてくれると俺が得する
もっと読みたいんだがだめかね
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:07:00.95 ID:BkkSvI890
>>209
例えばどんなの?
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:08:46.67ID:iyAVuRZW0
俺「俺も和のことが好きだ!」
真鍋「えっ・・・? それ本当?うれしいっ!」
こんな人悶着
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:14:59.68 ID:BkkSvI890
即興で次の日の話とかでよければ…
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:16:42.88ID:cYGbQ/LKO
与えて下しい
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:19:51.52 ID:BkkSvI890
ちょっと書き溜めてくる
また1~2時間後ぐらいに
あ、書けなかったらごめぬ
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/21(金)15:21:39.60ID:8Af1r5sc0
とりあえず1回完結させてくれたんだから
あとは気楽にやったらいいと思うよ
コメント一覧 (3)
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- 2010年06月25日 03:31
- 唯がこういう風に考えてるのなら、せつねぇな…。
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- 2010年09月05日 09:40
- けいおんSSで一番好きかも
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- 2010年09月17日 00:20
- やべえこれ・・・いい・・・