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紬「きっと私に恋は似合わないから…」

20100213kei06

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:11:37.89 ID:PYse7E7WO
唯「あーつーいー」

澪「暑いな…」

律「暑いっていうから暑いんだよ!いちいち口に出すな!」

梓「黙ってても暑いです…」

紬「みんな、冷たいレモンティーが入ったわよ♪」

唯「やっほーい!さすがムギちゃん!」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:13:36.35 ID:PYse7E7WO
律「ゴクゴク…あーうめえ!最高!」

澪「いつも悪いなムギ…律もちゃんと感謝しろよ!」

律「ムギあざーす!」

梓「軽いですよ…」

紬「いいのよ!みんなが喜んでくれるなら私は嬉しいから」

唯「あ、そうだ!ムギちゃん?」

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:16:39.34 ID:PYse7E7WO
紬「なあに唯ちゃん?」

唯「これあげるよ!後で食べようと思って買ったんだけど…」

紬「あらクッキー?いいの?」

唯「うん!いつもたくさんお菓子とかお茶もらってるし…お返しだよ!
 いつもホントにありがとうねムギちゃん!」

紬「……!」ドキッ

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:19:04.14 ID:PYse7E7WO
律「自分で作ったならもう少し感動もあるけどなあ…」

唯「いいでしょー!こういうのは気持ちが大事なの!」

梓「ま、先輩にしては気が利いてるほうですよ」

澪「唯がお返ししたなら私たちも後で何か…ムギ?どうした?」

紬「……」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:23:17.35 ID:PYse7E7WO
唯「ムギちゃん?ボーッとしちゃってどうしたの?」

紬「う、ううん?な、何でもないわ!ありがとう唯ちゃん、後でいただくわね!」

梓「ムギ先輩、顔真っ赤…」

澪「ムギも暑さにやられたのか?気をつけないと熱中症になるぞ」

紬「う、うん…」

紬(どうしたんだろ私、クッキーもらっただけなのに…)

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:29:14.49 ID:PYse7E7WO
澪「じゃあ練習始めるか!」

唯「暑くてやだなあ…」

律「唯、私はもっと大変なんだぞ!」

梓「まあやってるうちに気にならなくなりますよ!…多分」

澪「だといいけど…ムギはキーボードだけど、やっぱり暑いと大変か?」

紬「……」

澪「ムギ?」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:33:22.16 ID:PYse7E7WO
律「よし、じゃあいくぞ!1・2・3・4!」

唯「あ…あれ?ムギちゃん?」

紬「……」

梓「ムギ先輩?」

紬「あ、ごめんなさい!な、なあに?」

梓「いや、もう練習始まってますよ?キーボード…」

紬「あ…ごめんなさい!私ついうっかりしてて…」

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:39:23.79 ID:PYse7E7WO
澪「ムギ?ホントに大丈夫か?どこか具合悪いんじゃないのか?」

紬「そ、そんなことないわ!大丈夫!」

澪「ならいいけど…」

唯「ムギちゃん、あっついから気をつけてね?」

紬「うん…あ、ありがと…」

紬(言えない…さっきから唯ちゃんのことが気になって集中できないなんて…)


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:44:08.54 ID:PYse7E7WO
ムギの家

紬(ふう…なんだか今日はあまり調子よくなかった…)

紬「あ、そうだ」

紬(唯ちゃんがくれたクッキー…食べてみようかしら)ゴソゴソ

紬「モグモグ…おいしい…ふふ、明日なにかお礼しなくっちゃ♪」

紬(唯ちゃん、私のお茶をいつも喜んでくれてたんだ…うれしい…かも…)


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:50:57.22 ID:PYse7E7WO
紬(はっ!私、ずっと唯ちゃんのこと考えてる!?)」

紬「……」カアアアア…

ガチャ

斎藤「お嬢様、夕食の用意が…」

紬「え?あ!夕食!?今行くわ!」

紬(な、なに考えてるの私…唯ちゃんはそういうのじゃ…)

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)11:56:06.74 ID:PYse7E7WO
翌日

唯「今日も暑いよう…」

紬「ゆ…唯ちゃん?」

唯「ん?なあにムギちゃん」

紬「昨日のクッキーのお礼にアイス持って来たんだけど…よかったらどうぞ?」

唯「え!いいの?」

紬「ええ、とてもおいしかったわ…ありがとう!」

唯「ムギちゃんありがとう~!」

紬「う…うん…ど、どういたしまして…」

紬(あ、赤くなっちゃダメ…赤くなっちゃダメ…)

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:01:34.39 ID:PYse7E7WO
唯「ん~!おいち~い!」

律「あー!唯だけずるいぞ!私の分は~?」

紬(でも唯ちゃん、すごくうれしそう…よかった!)

律「ムギ~?」

紬(あ、口の周りがベタベタ…)

律「ム~ギ~!」

紬「ゆ、唯ちゃん、お口の周りがベタベタ…拭いてあげるわね?」ゴシゴシ

唯「ふぇ…ありがとう!」

紬「い…いいのよ!」

紬(か、かわいい…)


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:09:05.63 ID:PYse7E7WO
律「…澪、ムギが無視する!」

澪「それはいいとして、確かにムギの様子がおかしいな」

律「いやよくないだろ!…ていうか妙に唯を気にしてる!絶対怪しい!」

梓「ま、まさかムギ先輩、ついに目覚めたんじゃ?」

澪「な、何に…?よし、一応聞いてみるか」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:15:47.05 ID:PYse7E7WO
紬「唯ちゃん、シフォンケーキもあるわよ?」

唯「わーい♪いただきます!」

澪「なあ、ムギ?」

紬「フンフフーン♪なあに?」

澪「あ、あのさ…律が言ってたんだけど…唯のこと、なにか気になるのか?」

紬「え?わ、私が!?」

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:21:08.61 ID:PYse7E7WO
律「私がさっき何回話しかけても唯のことばっかで反応しないし…怪しいぞ~!」

梓「ムギ先輩、まさか唯先輩のことを?」

紬「え、えっと…」

澪「どうなんだムギ?まさか本当に唯のことを…?」

紬「そ、そんなことないわ!さっきは唯ちゃんがアイスこぼしてたから気になってただけよ?」

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:27:06.58 ID:PYse7E7WO
律「ホントか~?お前、前から女の子好きだったし…」

紬「わ、私は女の子同士が仲良くしてるのを見るのが好きなのよ!そう、見るだけ!」

澪「そうなのか…なら問題はないか」

梓「微妙に問題あるような気もしますが…まあいつも通りのムギ先輩ですね」

律「だな…でもアイスはくれよ~?」

紬「え、ええ…皆の分もあるから…」

紬(私、やっぱり唯ちゃんのことを気にしてるように見えたんだ…)

唯「ゲップ…」

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:32:07.01 ID:PYse7E7WO
紬(でもこれは恋とかそういうんじゃない…母性愛みたいなもので…)

唯「ムギちゃーん」

紬「ど、どうかした?」

唯「ムギちゃんもケーキ食べなよ!すごくおいしいよ!」

紬「うん…いただくわ!」

紬(そうだ…唯ちゃんに恋愛感情なんて抱くわけがない…抱いていいわけがないもの…)


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:36:45.18 ID:PYse7E7WO
別の日

律「花火大会に!」

唯「行こう!」

澪「花火大会?」

律「ほら、もうすぐ近所であるだろ?みんなで行こうぜー?」

唯「わたあめ、唐揚げ、たこ焼き、焼きそば、チョコバナナ、かき氷…えへ、えへへへへへ…」

梓「花火じゃなくて出店を楽しみにしてるんじゃないですか!しかも食べ物ばかりだし!」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:41:22.30 ID:PYse7E7WO
律「もちろんムギも行くよな?」

紬「うん、楽しみだわ♪」

唯「みんな浴衣着てきてね~?私も着てくるから!」

紬(唯ちゃんの…浴衣…)

澪「どうしたムギ、顔赤いぞ?もしかして浴衣着るの嫌なのか?」

紬「そ、そっ!」

澪「…そ?」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:47:02.51 ID:PYse7E7WO
紬「そんなことないわ!絶対に着てくるから!」

澪「変に気合い入ってるなムギ…」

梓「いつものことじゃないですか?」

紬(浴衣か…唯ちゃん、かわいいんだろうな…あ、もちろんみんなもだけど!)

唯「ムギちゃん!」

紬「な、なに!?」

唯「花火大会楽しみだね!」

紬「ええ…そうね!」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:52:05.41 ID:PYse7E7WO
当日

紬「浴衣、どんな柄のを着て行こう…?迷っちゃうな…」

紬(唯ちゃんは…どんな色が好きなんだろう…赤とか?)

紬「って!だからなんで唯ちゃんのことを考えるの?自分で決めればいいだけなのに!」

紬「……」

紬「も、もうこれで…うん、きっとこれでいいのよ!」

紬(ダメ…唯ちゃんのことばかり考えちゃダメ…私は皆を見てるだけでいいんだから…)


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)12:58:07.88 ID:PYse7E7WO
会場

律「おーいムギー!」

澪「こっちこっち!」

梓「ムギ先輩、こんばんは」

紬「こんばんは!三人とも浴衣似合ってるわ♪…唯ちゃんは?」

律「まだだ…いつも通り遅れてくるんじゃないか?」

紬「そう…」

紬(私の浴衣、変じゃないかな…あ、あれ?なんで私こんなに緊張してるの…?)


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)13:05:17.87 ID:PYse7E7WO
律「あ、来た…おーい唯!遅いぞー!」

紬「…!!」

唯「ふええ…遅れてごめーん…」

澪「どうせ浴衣憂ちゃんに着せてもらってたんだろ?」

唯「その通りです…あ、みんな浴衣かわいいねえ!」

律「だろー!」

澪「律、もっと謙遜したらどうだ…?そういう唯も似合ってるぞ」

唯「へへーありがとう!あ、ムギちゃん…」

紬「な、なに!?」

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)13:10:58.28 ID:PYse7E7WO
唯「浴衣すごく似合うよ!あ、今日はポニーテールなんだね?かわいいよ~」

紬「!!」

紬(かわいい…かわいい…かわいい…かわいい…かわ…)

梓「ムギ先輩?どうしたんですか?」

紬「か、かわい…うふふ…ふふふふふふふふふ…」

律「川相?」

澪「む、ムギ…?どうした?」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)13:16:44.16 ID:PYse7E7WO
紬「はっ!!わ、私…ありがとう唯ちゃん!唯ちゃんもすごく、ものすごく…か、かわいいわ!」

唯「ありがと~!あ、あと今日は髪縛ってみたんだけどどうかな?似合う?」

紬「に…似合うわ!とっても!ばっちり!」

唯「わーい!ありがとうムギちゃん!」

律「ムギのヤツ、どうしたんだ?テンションが急に…」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)13:25:48.30 ID:PYse7E7WO
澪「なあムギ、今日はどうした?またなんか変だぞ」

紬「え?あ、いや…み、皆の浴衣姿が見られてとても嬉しいの!だからつい…」

澪「そうなのか?まあムギらしいけど…」

律「そんなに見たけりゃどんどん見ていいぞ?ほれほれ!」

紬「あ、ありがと…」

紬(私、また唯ちゃん見て動揺しちゃった…気をつけなきゃ)



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)14:26:30.18 ID:PYse7E7WO
律「よし!じゃあ花火が始まる前に店回るぞ!」

澪「でも人多いし、5人で回ると大変じゃないか?」

律「そうだな…じゃあ二手に別れて回ろう!澪と梓は私についてこい!唯はムギと回れ!」

紬「え、えぇ!?」

唯「ラジャ!」

梓「別にいいんですが…なんで私たちが律先輩と?」

律「お前らは私が引っ張ってやらないと盛り上がらないからな!
 さあ行くぞ!まずは金魚すくいだ!」

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)14:32:11.71 ID:PYse7E7WO
澪「ちょ、ちょっと律!ホントに引っ張るな!裾がほつれる!」

梓「ちょっと待ってくださいよう!」


唯「あっという間に行っちゃったねえ」

紬「そ…そうね…」

紬(ど、どうしよう…唯ちゃんと二人でなんて…)

唯「ようし!じゃあ行こっかムギちゃん!」

紬「う…うん…!」

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)14:45:11.87 ID:PYse7E7WO
紬(お…落ち着かなきゃ…いつも通りに…唯ちゃんは友達なんだから…)

唯「…ムギちゃん?」

紬「え、なあに?」

唯「もしかして、私と一緒じゃ嫌だった?」

紬「そ、そんなことないわ!ただ私、こういう場所初めてだから…」

唯「なんだ~よかった!なんか楽しくなさそうだったから…
 あ、たこ焼き食べない?おいしいんだよ~?」

紬「えぇ、買いましょう!」

紬(そうだ…悩んでないで楽しまなきゃ!)



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)14:53:27.98 ID:PYse7E7WO
唯「うぅ…ごめんなさいムギちゃん…」

紬「い、いいのよ、お財布忘れたんなら仕方ないじゃない!」

唯「後でお金は返すからね?…あ、かき氷おいしい~」

紬「うん、たこ焼きも唐揚げもチョコバナナも焼きそばもおいしかったわ!」

紬(ふう…やっと唯ちゃんと自然に話せるように…)

紬「あ…あれ?唯ちゃん?どこ?は、はぐれちゃった…」

ギュッ

59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)15:01:42.03 ID:PYse7E7WO
紬「きゃっ…」

唯「ムギちゃんごめーん!危うくはぐれるとこだったよ」

紬「唯ちゃん…私こそごめんなさい、ボーッとしてて…
 でも急に手握られたからびっ…くり…しちゃ…」カアアアアアアアア

唯「はぐれないように、このまま手つないで歩こう!」

紬「……ハイ」

唯「ムギちゃん?どしたの?顔真っ赤だよ?」

紬「な…何でも…」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)15:11:42.10 ID:PYse7E7WO
紬(ど…どうしよう…ドキドキしちゃって唯ちゃんの顔見られない…)

唯「あ、そろそろ花火始まるねえ!どこかいい場所ないかなあ」

紬「そ…そうね……」

紬(なんで…なんでこんなに…?ただの友達のはずなのに…
 どうしてこんなに唯ちゃんのことを意識しちゃうの?)

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)15:21:09.31 ID:PYse7E7WO
唯「ふう…ここなら人あまりいないし丁度いいね!澪ちゃんにメールしなきゃ」

紬「……」

紬(唯ちゃんの手…柔らかくって温かかったな…)

唯「澪ちゃんたち、10分くらいでくるって!」

紬「うん…」

紬(私…もしかして…でも、やっぱり…そんなのダメ…だって私は…)


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)15:33:03.15 ID:PYse7E7WO
唯「花火まだかなあ~早く見たいなあ~」

紬(そうだ…唯ちゃんに、友達だよって言ってもらえば…きっと…)

紬「ね、ねえ唯ちゃん?

唯「ん?なあに?」

紬「唯ちゃんは私のこと…」

ヒュルル~パァン!

唯「あ、始まったよムギちゃん!」

紬「う…うん…」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)15:49:04.55 ID:PYse7E7WO
唯「うわぁ~きれいだね~ムギちゃ~ん」

紬「う…うん…きれい…」

唯「あ、さっきなにか言いかけてなかった?」

紬「ううん…やっぱりいいの!澪ちゃんたちまだかしらね?」

唯「そうだね~」

紬(そう…私たちは友達…聞かなくたってそんなこと分かりきったことだし、
 バカなこと考えるのはもうやめなきゃ…)

68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)15:56:00.81 ID:PYse7E7WO
唯「あ!」

紬「な…なに?」

唯「忘れるところだった!はいこれ!こないだ買っていつ渡そうかと思ってたんだけど…」

紬「唯ちゃん…これヘアピン…?」

唯「いつも私が使ってるヤツの色ちがいだよ?よかったら使ってね?」

紬「ど…どうして…?」

唯「こないだのクッキーのお礼にもらったアイスのお礼!
 私、ちゃんとムギちゃんにお礼したいからさ!」

紬「あ…」

69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)16:00:58.01 ID:PYse7E7WO
紬「あ…ありがとう…」

唯「いいっていいって!ムギちゃんにはいつもお世話になってるし!…今日もだけど…
 ムギちゃん、もう一回言うね!ありがとう!」

紬「うん…」

紬(やっとわかった…こんなにドキドキするのは…唯ちゃんのことが、好きだからなんだ…)



72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)16:07:08.21 ID:PYse7E7WO
バッ
律「うふふふふ♪僕りつえもんです!」

唯「わあ!そ、その声は…さてはりっちゃんだな!」

澪「お面かぶってはしゃぐとか小学生か…」

梓「今どき小学生でもやらないですよ…」

律「なにやらいい雰囲気だねえ唯くん!なにがあったんだい?」

唯「お…重いようりつえもん!何でもないよね~ムギちゃん!」

紬「う…うん!何でもないわ!」

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)16:18:18.95 ID:PYse7E7WO
澪「どうしたムギ、なんかすっきりした顔してるな」

紬「うん…私、やっとわかったから」

澪「わかった?何が?」

紬「ふふ…何でもいいの!」

澪「変なムギ…」

紬「あ!みんな!花火がきれいよ!」

紬(今日はありがとう唯ちゃん、唯ちゃんのことが好きだってわかってよかった…)


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)16:31:58.44 ID:PYse7E7WO
ムギの家

紬「はあ、今日は楽しかった…ふふ、そっか、私、唯ちゃんのことが好きなのね…」

紬(…それで?それで私はどうしたいの?)

紬「告白して付き合う…とか?」

紬(でも、私がそんなことしたら軽音部は…)

紬「好きだって思ってるだけでもいいわよね!…はあ、もう寝なきゃ!」

紬(そうだ…それでいいんだ…だって…)

77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)16:43:20.96 ID:PYse7E7WO
また別の日

紬「おはよう♪」

律「おうおは…ムギ!?」

唯「おはようムギちゃん…あ!ポニーテールだ!」

紬「うん…ちょっと気分を変えてみたくて…」

律「へえー…花火のときだけかと思ってたけど…でもなんで急に?」

紬「え?あ、いや…その…」

唯「あ!私がほめたから?」

紬「う…うん…まあ…」


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)16:48:57.02 ID:PYse7E7WO
紬「ど、どう?制服には似合わないかしら?」

唯「そんなことない!すごく似合うよ!」

紬「あ…ありがとう…」

律「後で澪や梓にも見せてやらないとな!」

紬「うん…」

紬(一番見てもらいたいのは…唯ちゃんなんだけどな…)


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)16:53:23.27 ID:PYse7E7WO
放課後

澪「へえ…いいじゃないかムギ」

梓「髪長いからすごく似合いますね!」

紬「二人ともありがとう!」

唯「うーん…私もポニテにしてみようかな」

澪「お前がやったら憂ちゃんと見分けがつかないぞ?」

唯「でもやってみたい!誰か縛ってー?」

紬「あ、じゃあ私が…」

83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)16:58:35.92 ID:PYse7E7WO
律「あームギー、暑いから飲み物入れてくれないか?」

紬「えっ…」

澪「確かに暑いな…ムギ、アイスティー頼んでいいか?唯は私が面倒見るから」

唯「澪ちゃんはーやーくー」

澪「わかったわかった!じゃあお願いな」

紬「うん…そうね…私の、仕事だもんね…」



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)17:07:05.69 ID:PYse7E7WO
唯「澪ちゃーん!髪痛いよー!」

澪「動くからだ!じっとしてろ!」

律「梓、お前も後でやってやるからなー♪」

梓「いいです!遠慮します!」


紬「……」コポコポ…

紬(そうだ…私はこうやっていつもみたいにお茶を入れて、皆を眺めてるだけでいいんだ…
 今さらはしゃごうだなんて、そんなの都合よすぎるわよね…)

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)17:17:38.33 ID:PYse7E7WO
唯「あ!ムギちゃん!」

紬「な、なに!?」

唯「アイスティー、氷三ついれてねえ~?」

澪「そんなにいれるとお腹壊すぞ?」

紬「あ、うん…わかったわ唯ちゃん…」

紬(私も…唯ちゃんともっと仲良くしたいのにな…)



96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)17:25:15.64 ID:PYse7E7WO
唯「りっちゃんにあずにゃん、私ポニテ似合う?」

梓「似合いますけど、憂そっくりですねえ」

律「つうかまんま憂ちゃんだな!ちょっと物まねしてみ?」

唯「お姉ちゃーん!早く起きなよー!」

澪「なんか似すぎて怖いぞ…」

紬「……」コポコポ…


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)17:28:18.67 ID:PYse7E7WO
律「よし!次は梓だ!こっちこい!ほれ!」

梓「や、やめてくださいよ律先輩!」

澪「こら律、嫌がってるだろ?やめろ!」

唯「あはは!二人とも仲いいねえ!」


紬「……」コポコポ…

紬「あ、氷入れなきゃ…」


100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)17:35:23.63 ID:PYse7E7WO
紬「…はいみんな、お茶が入ったわよ?」

唯「あ、ありがとムギちゃん!冷たくっておいしい~!」

澪「悪いなムギ」

律「サンキュー!うめえ!」

梓「ありがとうございます先輩」

紬「うん…よかったわ♪」

紬(我慢…しなきゃ…私が唯ちゃんに変に近づいたら、この軽音部はおかしくなっちゃう…)




102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)17:45:35.60 ID:PYse7E7WO
澪「じゃあ今日は練習終わり!」

律「ひい~!疲れた~!」

紬(唯ちゃん…一緒に帰るくらいならいい…わよね…)

紬「あ、あの唯ちゃ…」

唯「あずにゃ~ん!一緒に帰ろ~う!?」

ガバッ

梓「あ…暑い…分かりましたから離してください!」

唯「う~ん、かわいい~よう~」

紬「……」



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)17:52:26.54 ID:PYse7E7WO
澪「ん、どうしたムギ?」

紬「…ねえ澪ちゃん、私ってどういう子に見える?」

澪「え?どういうって…おっとりしてて…真面目で…」

紬「…私って、つまらない子、なのかな?」

澪「え?なに言ってるんだムギ?つまらなくなんて…」

紬「じゃあどうして!」

澪「…!?」


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)17:58:55.18 ID:PYse7E7WO
紬(どうして…どうして唯ちゃんは、私のところに来てくれないの…?)

澪「大きな声出してどうしたんだよ?ムギ…」

紬「ごめんなさい、何でもない…私、先に帰るから…」

澪「お、おいムギ?」

紬(もう…なんで、なんでこんな気持ちになるの?わからない…)

109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)18:05:23.14 ID:PYse7E7WO
紬「…ただいま」

斎藤「おかえりなさ…」

紬「私、今日は具合悪いの。夕飯もいらないから用意しなくていいわ…じゃあ」

斎藤「お、お嬢様?ですが…」

バタン

紬「……」

紬(私、なんでこんな嘘ついたんだろ…やっぱり変だな…)


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)18:13:27.93 ID:PYse7E7WO
紬「…あ」

紬(こんな髪型にしちゃって…何がしたかったんだろ…)

紬「唯…ちゃん…」

紬(なんでだろう、胸が締め付けられるみたいに痛くて、苦しい…
 本当はもっと唯ちゃんと話したかったのにな…もっと笑った顔を見たかったのにな…)

紬「これが…恋なのかな?唯ちゃん…苦しいよ…」


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)18:25:45.48 ID:PYse7E7WO
翌日

律「ムギがねえ…まあ確かに変だったな…ポニテにしてきたり、なんか元気なかったり」

梓「そういえば、いつにもましてボーッとしてましたね…」

澪「それで、原因はなんだと思う?前もこんなことあったろ?」

律「原因ねえ…よくわからねえなあ」

梓「ムギ先輩に直接聞いてみたらどうですか?」

澪「そうだな…部活終わったら聞いてみるか」



116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)18:36:09.15 ID:PYse7E7WO
ガチャ

唯「おいっすー!あ、なに話してたのみんな?」

澪「なんでもない!さ、練習練習!」

律「おう練習だな!」

梓「そうですね!」

唯「ええ~!?みんなひどいよう…!」

紬「こんにちは…」

唯「あ!ムギちゃ~ん!みんなったらひどいんだよ~」

ガバッ

紬「ひえっ?あ、あ…え?」カアアアアアア

唯「ありゃ、ムギちゃん顔真っ赤だねえ」

澪(まさか…ムギ…?)


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)18:46:05.80 ID:PYse7E7WO
律「じゃあ練習終わりー!帰ろうぜー!」

唯「帰ろうあずにゃん!」

梓「わかりましたから抱きつかないでください!」

紬(今日はずっと集中できなかったな…唯ちゃんがあ、あんなことするから…)

澪「ムギ、ちょっと二人で話があるんだけど…」

紬「……」

澪「ムギ!この後ちょっといいか?」

紬「え?あ、うん!わかったわ!」


121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)18:51:38.32 ID:PYse7E7WO
紬「それでお話って?」

澪「ムギ…お前、なにか悩み事とかあるだろ」

紬「え?な、何のこと?別に私は…」

澪「いや、ここ最近のお前絶対変だよ…なあ、もしかしてお前…」

紬「な、なあに?」

澪「唯のことが好きなのか?」


124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)18:56:29.92 ID:PYse7E7WO
紬「え?ええええええええええ?そ、そそそんなことないわ!」

澪「ムギ、お前嘘下手だな…そんなんじゃはいそうですって言ってるようなもんだぞ?」

紬「う、うう…」

紬(どうしよう…ば、バレちゃった!?)

澪「あのなあムギ…」

紬「ご、ごめんなさい!私…」

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)19:04:35.43 ID:PYse7E7WO
澪「いつから唯のこと好きなんだ?」

紬「え?」

澪「だから、いつから?」

紬「み、澪ちゃん…怒らないの?」

澪「え?なんで怒るんだ?」

紬「だって私…女なのに…」

澪「まあちょっとそれは気になるけど…
 友達に好きなやつが出来たんなら、応援するのが当たり前だろ?」

紬「澪…ちゃん…」


128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)19:11:03.84 ID:PYse7E7WO

澪「そうか、花火大会のときからか」

紬「うん…気になり始めたのはもうちょっと前なんだけど」

澪「へえ~でも唯も罪な女だなあ」

紬「あ、でもりっちゃんや梓ちゃんには言わないでね?もちろん唯ちゃんにも」

澪「当たり前だろ?でも、私には応援させてくれよな」

紬「うん…ありがとう」

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)19:20:47.00 ID:PYse7E7WO
澪「それで告白とかはするのか?」

紬「え?…それは…しないわ」

澪「なんでだ?唯のこと好きなんじゃないのか?」

紬「確かに好きだけど…ただ好きなだけで、それ以上は望んでないから」

澪「ムギ、お前はそれでいいのか?」

紬「うん…いいの」

澪「…なら私は何も言わないけど…」

紬(けど…その先は?澪ちゃんは、何が言いたいんだろう…?)


133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)19:35:26.12 ID:PYse7E7WO
澪「でもさムギ、もうちょっとアプローチみたいなことしてみてもいいんじゃないか?」

紬「アプローチ?」

澪「告白はしなくても、もっと唯と仲良くしたいんだろ?」

紬「う…うん…」

澪「じゃあもっと積極的に行かないとだぞ?あいつ鈍感だからな」

紬「そうね…が、頑張ってみるわ!」

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)19:41:05.92 ID:PYse7E7WO
翌日

唯「ああ~」

律「どったの唯?」

唯「今日パン買ってくるの忘れちゃった…」

律「あーあ…しょうがない、私が分けて…」

紬「ゆ、唯ちゃん!」

唯「なあにムギちゃん?」

紬「わ…私のお弁当食べて!」


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)19:51:58.60 ID:PYse7E7WO
唯「え?いいの?」

紬「いいの!私お腹いっぱいだから!どうぞ!」

唯「ならお言葉に甘えて…わあすごい豪華~!」

律「ムギ、大丈夫なのか…?」

紬「あ、あと唯ちゃん…いつもパンで大丈夫なの?」

唯「ふえ?うーん…毎日だと飽きちゃうかも…でも憂に作ってもらうのも悪いから」

紬「じゃ、じゃあ…」


141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)20:01:01.15 ID:PYse7E7WO
紬「明日から私がお弁当持ってきてあげる!」

唯「え?いいの!?こんなにおいしいお弁当を?」

律「おいおいムギ、いくらなんでも大変だろ?」

紬「いいの!私がしたくてするだけだから!」

唯「ありがとう~じゃあホントに悪いけど、お願いするね?」

紬「うん!」

紬(積極的に…頑張らなきゃ!)


144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)20:07:48.44 ID:PYse7E7WO
唯「てわけでね?ムギちゃんが明日からお弁当持ってきてくれるんだー」

梓「でも、迷惑じゃないんですか?」

紬「私はいいのよ~」

梓「はあ…そうなんですか」

律「うう~しかしおいしいなあこのケーキ!」

澪「……」


146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)20:12:27.44 ID:PYse7E7WO
澪「なあ律?」

律「もぐもぐ…なんだ澪?ケーキなら分けてやんないぞ」

澪「そうじゃなくて…お前、いつも唯の隣で飽きないか?」

律「別に飽きないぞ?私と唯は親友だもんな!」

唯「ねーりっちゃん!」

紬「あ……」

澪「律、ムギと席替えしよう!」

律「え、なんで?」

澪「い・い・か・ら!」

律「…はい」


150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)20:18:08.93 ID:PYse7E7WO
紬(ゆ、唯ちゃんの隣…)

唯「よろしく~ムギちゃん!なんか新鮮だね!」

紬「うん…よろしく…」

唯「あれ?私の隣やだ?んー?」

紬「やじゃ…ない…けど…」

紬(ゆ、唯ちゃんの顔がこんな近くに…)

唯「あ、また赤くなった!ムギちゃんは恥ずかしがりだねえ!」

紬「……うぅ」


152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)20:25:10.17 ID:PYse7E7WO
律「…なあ、ムギが澪みたいなのはどういうことだ?」

梓「なんか違和感がありますよね」

澪「そのことなんだけどな?あの二人にはもっと仲良くなってもらおうと思うんだ」

律「なんで?」

澪「そ、そうすれば軽音部全体の結束に繋がるだろ?」

律「なるへそ!じゃあ協力するぜ!」

梓「若干強引な気もしますが…」


157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)20:34:36.78 ID:PYse7E7WO
唯「練習終わったし帰ろうか!」

律「なあ唯にムギ、みんなでアイスでも食べて行かないか?」

梓「暑いですし、たまにはいいですよ!」

唯「いいねえ!行こう行こう!」

紬「あ、じゃあ私も…!」

律「ようし、じゃあ行くか!」

澪「律、わかってるな?」ボソ

律「おう、任せとけ!」




162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)20:59:14.23 ID:PYse7E7WO
唯「ムギちゃんはなんのアイス食べる?」

紬「え…えっと…」

律「あー!しまったー!私たちさわちゃんに用事頼まれてたの忘れてたぞー!」

唯「え?そうなの?」

梓「わーじゃあ学校に戻らなくちゃ行けませんねー」

紬「じゃあ私たちも…」

澪「いや私たち3人で行くからお前らは二人でアイス食べてろ!」

163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)21:03:18.90 ID:PYse7E7WO
唯「え、いいの?」

梓「はい!先輩たちは二人でゆっくりしてください!」

律「それに私たちは3人でハン…」

ゴツン!

律「……」

澪「じゃあそういうわけだから!ムギ、がんばれよ?」

紬「な、なにを頑張るの?」

唯「ばいばーい!さわちゃんによろしくねー!」

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)21:11:04.39 ID:PYse7E7WO
唯「じゃあムギちゃん、アイス食べようか」

紬「うん、そうね!」

紬(唯ちゃんと二人だけでアイス…こ、これって…)

唯「ところでムギちゃんは何食べるの?」

紬「え、えっと…唯ちゃんと同じでいいわ!」

唯「わかった!すいませーん」

紬(これって…デート…?)


167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)21:18:02.74 ID:PYse7E7WO
唯「ペロペロ…おいしいねえ」

紬「うん…」

唯「ムギちゃん、早く食べないと溶けちゃうよ?」

紬「うん…」

紬(私…このまま唯ちゃんの近くにいてもいいのかな…)

唯「あのねムギちゃん?」

紬「え?なあに?」

唯「りっちゃんたちにはちょっと悪いけど、
 私、ムギちゃんと二人でアイス食べれてうれしいんだよ?」

紬「……!」


172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)21:25:26.75 ID:PYse7E7WO
唯「ムギちゃんと二人だけでお出かけしたりしなかったから…だから今も楽しいの!」

紬「ゆ…唯…ちゃん…」ドキ…

唯「ムギちゃんは楽しくない?」

紬「楽しい!すごく楽しいわ!」

唯「じゃあよかったよ!」

紬(唯ちゃん…私と一緒で楽しいんだ…よかった…)

唯「ムギちゃん?また顔が…」

紬(や…やっぱり…ただ心の中で思うだけなんて…そんなの…)


174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)21:28:56.44 ID:PYse7E7WO
紬(やっぱり…伝えなきゃ…!!好きだって…)

紬「あ、あの…唯ちゃん!」

唯「うおっ!びっくりしたあ…なに?」

紬「あ、ごめんなさい…私、その…前から伝えたいことがあって…」

唯「伝えたいこと?」

紬「わ…私…」


176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)21:34:32.76 ID:PYse7E7WO
紬「ゆっ…唯ちゃんのことが…す、好きなの!!」

唯「えっ…?」

紬(い…言っちゃった…)

唯「む、ムギちゃん…ホントに…?」

紬「う、うん…私、ずっと唯ちゃんのことが好きだったの…!だから…」

唯「ムギちゃん…」


181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)21:40:44.49 ID:PYse7E7WO
唯「ありがとう!」

紬「え…え?唯ちゃん?」

唯「私もムギちゃん大好きだよ!ムギちゃん、私のこと好きって言ってくれてありがとう!」

紬「う…うん…あ、あの…」

唯「やっぱり友達だもん、好きって言わなきゃ寂しいよね!
 ムギちゃんに好きって言ってもらえてよかった~!」

紬「友達…」


183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)21:46:10.42 ID:PYse7E7WO
紬(そうじゃ…ない…私は…私は友達としてじゃなくて…)

紬「あ、あの…」

唯「あ、憂から電話だ…ごめんねムギちゃん、ちょっと待ってて?」

紬「うん…」

紬(私は…唯ちゃんとどうしたいの…?告白はしたけど…それから、どうしたいの…?)


190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)22:02:35.69 ID:PYse7E7WO
唯「いやー憂に味噌買ってきてって頼まれちゃったよー
 ごめんムギちゃん、私先に帰るね!」

紬「うっ…うん…ねえ唯ちゃん?」

唯「ん?なに?」

紬「もし…私が唯ちゃんの恋人になりたいって言ったらどうする?」

唯「え?恋人?うーん…ムギちゃんはやっぱり友達だし…恋っていうのはちょっと違うかな!」

紬「そう…そうよね…」


198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)22:10:58.42 ID:PYse7E7WO
唯「あ、早く行かないと憂に怒られちゃう!ムギちゃん、私行くね?」

紬「うん、気をつけてね?」

唯「りょうかい!そんじゃまたねムギちゃん!明日お弁当よろしく~!」

紬「うん!また明日…」

紬(ふう…好きって言えたし、ちょっと思ってたのとは違うけど…これで…)

紬「これで……いい、のよね…」


202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)22:18:53.84 ID:PYse7E7WO
翌朝

紬「……」

紬「あ、そうだ…今日は唯ちゃんにもお弁当持っていかなきゃ…」

紬「……」

紬「チーズケーキも持っていってあげようかな…」

紬「……グス」


206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)22:27:13.61 ID:PYse7E7WO
学校

澪「こっ…告白したのか!?」

紬「声が大きいわ澪ちゃん!告白って言っても、ただ好きって言っただけだし…」

澪「だけって…それで唯はなんて?」

紬「ありがとうって」

澪「それだけ?何か他には?」

紬「なにも?ねえ澪ちゃん、私言ったでしょ?別に付き合うとか、そういうことは望んでないの」

澪「で、でも…」



208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)22:36:59.27 ID:PYse7E7WO
紬「別に付き合ったりしなくても、唯ちゃんとは仲良くできるんだし」

澪「でも!ムギは勇気出して好きって言ったんだろ?友達のままでいいのか?」

紬「いいの…それに、きっと私に恋は似合わないから…」

澪「似合わないって…」

紬「私は…ただ見てるだけでいいの…楽しそうな皆を見てるだけで…」

澪「ムギ…」


214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)22:45:04.85 ID:PYse7E7WO
唯「あ、いた!二人とも~!お昼にしようよ!」

律「腹減った~!」

澪「おい唯!ちょっと…」

紬「澪ちゃん、私とのことは何も言わないでね?お願い」

澪「う…うん…」

唯「ムギちゃ~ん、催促するみたいで悪いけどお弁当は~?」

律「いやおもいっきり催促してるだろ!」

紬「あ、うん、ちょっと待ってて?」

澪(私は…私はやっぱり…納得いかないよムギ…)


216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)22:49:23.88 ID:PYse7E7WO
唯「う…う…うんまーい!今日のお弁当も一段とおいしいよムギちゃん!」

紬「ありがとう、喜んでもらえてうれしいわ!」

律「なあなあ、ところで昨日はあれからどうだったんだよ?」

唯「ああ、楽しかったよ~?アイスもおいしかったし、ムギちゃんとも仲良くなれたし!」

律「そりゃあよかったなあ!ムギは?」

紬「…ええ、楽しかったわ」

澪「……モグモグ」


219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)22:57:54.82 ID:PYse7E7WO
唯「あと私、ムギちゃんに好きって言われたの!嬉しかったなあ」

澪「……モグモグ」

律「へ~、お前らずいぶん仲良くなれたんだなあ!ムギも意外に大胆だな!」

紬「そう?と…友達としては当たり前でしょ?」

澪「……モグモグ」

唯「うん!私たち、今までよりすごく仲良くなれたよね!」

紬「うん、そうね…」

澪「……」

律「よし、じゃあ結束も強まったことだし、合宿の行き先でも決めますか!」

バン!



231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)23:31:22.87 ID:PYse7E7WO
澪「……」

律「どうした澪、急に立ち上がってさ…合宿、行きたいとこあるのか?」

澪「…私、合宿なんて行かない」

律「え?な、なんでだよ!?」

澪「唯みたいな無神経なヤツと一緒に合宿なんて、行きたくない」

律「は…?」

紬「み…澪ちゃん!?」

唯「へ?な、なに?どしたの澪ちゃん?」


235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)23:37:41.45 ID:PYse7E7WO
澪「なにがへ?だよ…ホントは分かってるんだろ?ムギの気持ち!」

唯「な…なに?ムギちゃんの気持ちって?私、なんのことだか…」

澪「もういい!お前がここまでバカなヤツだとは思わなかった!」

唯「バカって…澪ちゃんひどいよ!なんでそんなこと言うの!?」

律「お…おい!何だか知らないけどやめろよ!皆見てるぞ?」

紬「……」



239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)23:47:11.97 ID:PYse7E7WO
澪「…私もう教室帰る。唯の顔なんか見たくない!」

唯「わ…私だって…澪ちゃんなんか大っ嫌い!」

律「おいお前ら…ムギもなんか言ってやれよお!」

紬「うっ…う…グス…わ…私…うぅ…」

律「む…ムギまで…もうどうしたらいいんだ…!」


251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金)23:57:02.02 ID:PYse7E7WO
放課後

澪「……」

澪(今日は部活行くのやめとくか…)

和「あ、澪?これから部活?」

澪「え、いや今日は…」

和「これ、唯に借りた教科書なんだけど…返しといてくれない?」

澪「う……わ、わかった…」

和「ありがと、じゃあお願いね?」

澪(和の頼みだし…しょうがないか…)

252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)00:01:46.38 ID:N2bm1mQaO
音楽室

唯「……」

紬「……」

律「…なあ、唯、ムギ?お茶飲まないと…ぬるくなるぞ?」

梓「こんにちは…せ、先輩たち、どうしたんですか?」

律「梓…説明すると長くなるけど…」


紬(どうしよう…私のせいで澪ちゃんと唯ちゃんが…)



254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)00:07:04.04 ID:N2bm1mQaO
唯「…ムギちゃん」

紬「な、なに?」

唯「澪ちゃんが言ってたけど…ムギちゃんの気持ちって…なんなの?」

紬「そ…それは…」

唯「私…なんで澪ちゃんにあんなこと言われたのかわからないの…だからムギちゃん、教えて?」

紬「う…ええと…」

紬(私…どうしよう…)


ガチャ


256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)00:10:31.28 ID:N2bm1mQaO
澪「……」

紬(澪ちゃん…)

律「あ!澪…よかったな、来てくれたのか…」

澪「唯」

唯「な…なに?」

澪「これ…和に頼まれた教科書」

唯「あ…ありがとう…」

澪「それで…なんで私があんなこと言ったのか…わかったか?」

唯「だから…わからないよ!ムギちゃんの気持ちって一体なんなの?」



261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)00:16:18.73 ID:N2bm1mQaO
澪「お前…ホントにわからないのかよ!あんなにムギはお前に…」

紬「もうやめて澪ちゃん!」

澪「ムギ…でも!」

紬「私…もういいって言ったじゃない!私は見てるだけでいいの!」

澪「よくないよ…お前は嘘ついてる!」

紬「う…嘘?」


264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)00:23:27.48 ID:N2bm1mQaO
唯「ねえ…さっきからなんの話してるの!?私に関係あるなら教えてよ!」

澪「…わかった!教えてやるよ!ムギは…!」

紬(ダメ…それを澪ちゃんが言ったら…私は…)

ガチャ

さわ子「ちーっす!」

梓「せ…先生…!」

律「さ…最悪のタイミングできやがった…」


270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)00:51:01.07 ID:N2bm1mQaO
紬「な…なんでもないんです先生!今お茶入れますね!」

律「ええ?」

梓「いいんですか先輩…」

さわ子「あ…そう?じゃあお願いね?冷たい飲み物が飲みたくって死にそうなの!」

澪「む、ムギ…私…」

紬「澪ちゃんありがとう、気持ちはわかったから…今は…ね?」

澪「う…うん…」

唯「……」


272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)01:00:43.92 ID:N2bm1mQaO
さわ子「ゴクゴク…ぷはー!冷たくっておいし~い!ところであんたたち、練習しなくていいの?」

律「う…しないっていうか、できないっていうか…」

梓「今日は…休みです…」

澪「……」

さわ子「ふ~ん…ところでムギちゃん、唯ちゃんの隣に席替えしたのねえ」

紬「あ、はい…」

唯「うん…きのう……!!」

さわ子「唯ちゃん?どしたの?」

唯「なん…でもない…」


274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)01:07:56.51 ID:N2bm1mQaO
紬「唯ちゃん、おかわりいる?」

唯「あ…えと…私…いいや!もう帰るよ!」

紬「え?ゆ、唯ちゃん…?」

律「どうした唯、まだいいだろ?澪とだってまだ…」

さわ子「あら、もう帰るの?チーズケーキいただいちゃうわよ~?」

唯「うんいいよ…じゃ、じゃあ私これで…」

紬「唯ちゃん…なんで…?」

澪「唯…」

277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)01:18:52.72 ID:N2bm1mQaO
澪「…ムギ、ちょっといいか?」

紬「な、なに?」

澪「あいつ…気付いたかも。お前の気持ちに」

紬「え?」

澪「でも多分確信はしてないと思う…気のせいかと思ってるかも…」

紬「……」

澪「伝えたほうが、いいんじゃないか?」

紬「でも…私…」

澪「決めるのはお前だから…ごめんな、お節介やいて…唯には明日謝るから」

紬「……」


279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)01:26:56.78 ID:N2bm1mQaO
澪「でもこれだけは分かってほしい。
 私が唯に怒ったのは…このまま終わらせたくないと思ったのは…
 お前が納得してないって顔してたからなんだ」

紬「私が…?」

澪「いつものお前は、こうって決めたら自信満々な顔するのに…
 さっき唯のこと話してたお前はなんか…自信なさそうだったから」

紬「……」

澪「じゃあ、私は音楽室戻るよ」

紬「……」


281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)01:35:12.50 ID:N2bm1mQaO
紬「やっぱり澪ちゃんはすごいな…私のこともお見通しなんだ…」

紬(私、どうしたらいいんだろう…?このまま唯ちゃんにもう一度好きって言ったら…どうなるの?)

紬「わからないよ…」

紬(もし唯ちゃんが私の気持ちを受け入れてくれなかったとしたら…
 もう前みたいな友達の関係には戻れないかも…)

紬(そうなったら、もう唯ちゃんは前みたいに私と接してくれない…
 もう前の軽音部には戻れない…)

紬「そんなのいや…だったら…」


283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)01:40:37.88 ID:N2bm1mQaO
ガチャ

紬「……」

澪「……ムギ」

さわ子「ムギちゃん何やってたの?早くケーキのおかわりちょうだい!」

律「さわちゃんどんだけ食うんだよ…」

梓「あれ?ムギ先輩?入らないんですか?」

紬「あの…私、みんなに一つだけわがままを聞いてほしいんです」


285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)01:46:44.59 ID:N2bm1mQaO
律「わがまま?」

さわ子「なに?なんの話?」

紬「私は…今から好きな人に告白しに行きます」

澪「ムギ…!お前…」

律「え!好きな人?誰?誰なんだよ!」

さわ子「ムギちゃんにも春がきたのね!」

梓「ムギ先輩…」

紬「…もしそのせいで、明日の軽音部がいつもと違っていたとしたら…その時は許してください!」

286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)01:52:52.69 ID:N2bm1mQaO
律「はい?どゆこと?」

さわ子「あ、ムギちゃんがフラれて落ち込んでも許してってことじゃない?」

澪「なんでもいい!ムギのわがままなら大歓迎だ!みんないいよな!」

律「ま、どこの誰に告るか知らないけど、がんばれよ?」

梓「応援しますから…頑張ってください」

さわ子「フラれたらヘビメタを始めましょう!」

澪「ってことだから…ムギ、頑張ってこいよ」

紬「うん…行ってきます!」


290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)01:57:16.71 ID:N2bm1mQaO
紬(私…やっぱり好きだって言おう…!だってこれは…私の初めての恋だから…)

――――――――

律「それにしても…ムギがねえ…」

梓「ホントに誰なんだろ…?私たちの知らない人なんでしょうか」

さわ子「あーもう唯ちゃんはなにやってんのよこんな時に!」

澪(ムギ…自信満々な顔してたな…がんばれよ)


292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)02:03:29.84 ID:N2bm1mQaO
平沢家

憂「お姉ちゃーん!帰ったんならシャツと靴下洗うから持ってきなよー!」

唯「……」

憂「もう!後で持ってきなよ?」
唯「……」

憂「どうしたのかなお姉ちゃん…なにかあったのかな…」

唯「……」


295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)02:13:18.26 ID:N2bm1mQaO
ピンポーン

憂「はーい」

ガチャ

紬「こんにちは、憂ちゃん」

憂「あ、紬さん…ちょっと待っててくださいね?今呼んで…」

紬「あ、いいの…お邪魔してもいい?唯ちゃんとお話したいの」

憂「え、構いませんけど…」

紬「あと、出来たら二人きりにさせてくれない?大事な話だから…」

憂「わ、わかりました…どうぞ」

296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)02:16:38.28 ID:N2bm1mQaO
トントン

唯「……うい~、今体調悪いから…」

紬「あ、あの…紬です…唯ちゃん?」

唯「!!」

紬「よかったら…ドア、開けてくれない?大事な話があるの」

唯「……」

唯(ムギちゃん…)


298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)02:21:04.32 ID:N2bm1mQaO
紬(やっぱり…ダメか…)

カチャ

紬「あっ…」

唯「ムギ…ちゃん…どうぞ」

紬「唯ちゃん…どうしたの?もしかして泣いて…」

唯「…大事な話って…なあに?」

紬「う…うん…」


300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)02:27:10.69 ID:N2bm1mQaO
紬「ええと…昨日私、唯ちゃんに好きって言ったわよね」

唯「…うん」

紬「あれは、友達として、じゃなくてね…?」

唯「…もういいよ」

紬「え…?」

唯「ムギちゃんが言いたいことはわかったよ。澪ちゃんが怒ってた理由も。あはは…私、最低かも」

紬「唯ちゃん?ど、どうして?」



304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)02:33:56.11 ID:N2bm1mQaO
唯「私、鈍感だから…ムギちゃんの気持ちも分からないで、軽く流しちゃった…」

紬「それは私が悪いのよ!唯ちゃんにちゃんと言わなかったから…」

唯「違うよムギちゃん、私が悪いんだよ…
 ムギちゃんの気持ちに気付くチャンスなんていくらでもあったのに」」

紬「唯ちゃん…」

唯「花火のとき、お弁当くれたとき、席替えしたのだってそうだよね」

紬「確かに、そうだけど…」


306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)02:40:52.98 ID:N2bm1mQaO
唯「なのに私は気付かなかった…ごめんねムギちゃん」

紬「い、いいの…そんなのはもういいの!私は今日もう一度…」

唯「ねえムギちゃん?澪ちゃんが言ってた通り、私はバカなんだよ?
 私のことをこんなに好きでいてくれる子の気持ちにも気付けないくらい…」

紬「そんなことないわ!唯ちゃんはとってもいい子じゃない!」

唯「こんな私には…ムギちゃんと恋人になる資格はないと思うよ…?」

紬「唯ちゃん…」

312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)02:52:49.60 ID:N2bm1mQaO
唯「だから…私からの返事はね…」

紬「ま、待ってよ唯ちゃん!」

唯「ごめんなさい!私はムギちゃんの恋人にはなれません!」

紬「ゆ…唯…ちゃ…」

唯「でも、今までと同じで友達だから!明日からまた仲良くしようね!」

紬「……」


316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)03:00:05.77 ID:N2bm1mQaO
紬(終わっちゃった…?私の恋…)

唯「いやあ、それにしても驚いたよ!いつ私のこと好きになったの?」

紬(そう、だって唯ちゃんはこんなに苦しんで…目が腫れぼったくなるまで泣いて、
 私と友達のままでいることを選んでくれたんだから…)

唯「まあそういう話はまた明日しようか!今日はもう帰りなよ?暗くなってきたから」

紬(その気持ちを裏切って、好きって言うなんて自分勝手なこと、私には…私には…)



320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)03:08:04.13 ID:N2bm1mQaO
紬「唯ちゃん」

唯「なあに?」

紬「ごめんなさい私…すこし自分勝手になるから…」

唯「え…?」

ギュッ…

唯「ちょっ…ちょっとムギちゃん!?なにするの?ダメだよ私たちは友達なんだから…」

紬「私、まだ何も伝えてない…」

唯「えっ…?」


323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)03:14:06.44 ID:N2bm1mQaO
紬「私が本当に言いたいことは…まだ私の口から伝えてないの」

唯「だ…だってムギちゃん私に言ったじゃない!好きって!」

紬「あの時は伝わってなかったもの」

唯「で…でも!ムギちゃんの言いたいことは私…」

紬「唯ちゃん、今の私は自分勝手だから…言いたいこと、言うわね?」

唯「う…」

324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)03:20:20.46 ID:N2bm1mQaO
紬「私は…唯ちゃんのことが大好き…友達としてじゃなくて、恋の対象として…
 唯ちゃんが大好きなの」

唯「ムギちゃん…」

紬「これが…私の伝えたかったこと…やっと言えた…」

唯「……」




365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)10:32:59.73 ID:N2bm1mQaO
唯「…ありがとうムギちゃん」

紬「…うん」

唯「ムギちゃんに好きって言ってもらえて、私うれしい…でも」

紬「でも?」

唯「やっぱり私にとってムギちゃんは友達だから…恋はできないよ…ごめん」

紬「…うん」

366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)10:39:24.34 ID:N2bm1mQaO
紬「ありがとう…唯ちゃんの気持ちを教えてくれて」

唯「うん…ホントにごめんね?」

紬「いいのよ、私は唯ちゃんの正直な気持ちがわかってうれしいから」

唯「えっと…」

紬「あ、ごめんねずっと抱きついたままで」

唯「ううん、柔らかくって気持ちよかったよ?
 考えてみたら、ムギちゃんに抱きつかれるのって初めてだね」

紬「うん…そうね」


368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)10:44:37.91 ID:N2bm1mQaO
紬「じゃあ私…帰るわね?言いたいことは言えたから」

唯「あ、ジュースくらい飲んでいきなよ!」

紬「気持ちだけいただくわ、早く帰らないと心配するから」

唯「そっか…ムギちゃん?」

紬「なあに?」

唯「明日からは、もっと仲良くしようね!」

紬「うん!それじゃあね」




370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)10:47:38.94 ID:N2bm1mQaO
憂「あれ?紬さん、もう帰るんですか?話はもういいんですか?」

紬「うん、もう終わったから」

憂「あ、じゃあジュースとお菓子用意しますね!」

紬「ありがとう憂ちゃん、でも早く帰らないとだから」

憂「そうですか…紬さん?もしかして泣いて…?」

紬「じゃあ、お邪魔しました。憂ちゃん、またね?」

憂「は、はい…」

バタン…


372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)10:57:29.81 ID:N2bm1mQaO
紬「はぁ…」

紬(私…結局フラれちゃった…)

紬「……」

紬(フラれたら気にしないで諦めようって決めてたのに、こんな気持ちになるなんて…
 やっぱり心のどこかで、唯ちゃんと付き合いたいって思ってたのかな…)

紬「……あ」

紬(ダメだ…泣いたらもっと辛くなっちゃう…)

紬「う…うっ…ゆ…ゆいちゃん…うぅ…わた、私…うぅ…うぇっ…」

紬(本当は…諦めたくなんて…ないのに…もっと抱きしめていたかったのに…)


374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:03:25.45 ID:N2bm1mQaO
憂「お姉ちゃん?さっき紬さんの様子が変だったんだけど…なにかあったの?」

唯「…なんにもないよ」

憂「そう?ならいいけど…」

唯「ねえ憂ー」

憂「なあに?」

唯「……なんでもない」

憂「変なお姉ちゃん…ご飯出来たら呼ぶね?」

唯「うん…」

唯(ねえ憂…友達と恋人って…何が違うのかな…よく分からないよ…)

375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:13:39.29 ID:N2bm1mQaO
翌朝
紬(ふう…いつまでも引きずってないで、いつも通りにしなくちゃ…)

ガラ

紬「おはよう♪」

律「ようムギ…おはよ」

澪「おはようムギ、遊びにきたぞ」

紬「わあ澪ちゃん、いらっしゃい、あ、りっちゃん、宿題大丈夫?」

律「ああ…じゃあ頼むわ」

紬(唯ちゃんは…まだみたいね)


377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:17:36.89 ID:N2bm1mQaO
律「あのさあムギ…昨日、どうだったんだ?」

紬「どうだったって?」

律「いやだから…告白するって言ってたじゃん」

紬「ああ…うん…」

澪「ちゃんと好きって言えたのか?」

紬「言えたわ。ちゃんと全部伝えられた…と思う」

律「それで?OKもらえたのか?」

紬「ううん、フラれちゃった…」


380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:22:41.96 ID:N2bm1mQaO
澪「……!」

律「ええマジかよ!もったいないことするヤツもいるもんだなあ」

紬「しょうがないわ…本人の気持ちだから」

澪「…ムギは、それでいいんだな?」

紬「うん、すっきりし…た…から」

ガラガラ

唯「おはよう…」


382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:28:51.66 ID:N2bm1mQaO
律「おっす唯!聞いてくれよ!昨日ムギがさぁ…どした、なんか元気ないな」

澪「…唯」

唯「ん?なあに?」

澪「昨日は怒ったりして悪かったな、許してくれ」

唯「うん、私こそ…ごめんね」

律「ふい~これで仲直りかあ」

紬「よかった…」

383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:35:21.49 ID:N2bm1mQaO
紬(これで元通り…あとは私が唯ちゃんのことを諦めれば…)

紬「そうだ唯ちゃん、今日宿題やってきた?まだならりっちゃんのが終わったら見せてあげるわ」

澪「甘やかしてちゃダメだぞ?」

律「まったくだな!自分でやらないといかんぞ唯!」

澪「お前が言うな!」

紬「あはは…それでどう?唯ちゃん」

唯「…いい、大丈夫だから」

紬「……え?そ、そう…?」

384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:40:03.50 ID:N2bm1mQaO
お昼

紬「唯ちゃん、今日もお弁当持ってきたんだけど…」

唯「…今日はいらない。パン買ってきたから」

律「え?マジ?じゃあ私がもらうぜ~?」

紬「そ、そう…じゃあまた一緒に食べましょう?」

唯「…私、澪ちゃんと和ちゃんと食べるから…じゃ」

紬「ゆ、唯ちゃん…?」


388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:46:37.92 ID:N2bm1mQaO
放課後

澪「唯に嫌われた?」

紬「今日、全然しゃべってないし、お弁当も食べてくれなかったし…」

澪「そういえば今日、私たちの教室でお昼食べてたな…珍しいと思ったけど」

紬「私…どうすればいいのかな…やっぱり最初から告白なんて…」

澪「ムギ……」


394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:51:15.09 ID:N2bm1mQaO
紬「唯ちゃん、お隣座ってもいい?」

唯「……」

紬「ゆ…」

唯「りっちゃ~ん!あーそーぼ!」

律「なんだよ唯!いきなり抱きついてきてかわいいヤツだな!」

唯「ふふ~♪」

梓「相変わらずですね唯先輩…」

紬「う……」

澪「……」


399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)11:59:11.30 ID:N2bm1mQaO
澪「ムギ、唯!」

紬「…?」

唯「ん~?なあに澪ちゃん?澪ちゃんも混ざる~?」

澪「二人に頼みたいことがある!」

紬「頼み?」

唯「なあに?」

澪「お使いだ!これからいつもの楽器店に行って…えっと、そうだ、ピック買ってきてくれ」

唯「ぴっく?」

紬(澪ちゃん?どうして?)


401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)12:07:28.11 ID:N2bm1mQaO
唯「あ…えっと、りっちゃんとじゃダメ?あずにゃんでも澪ちゃんでも…」

澪「唯、ムギと一緒に行くんだ。わかったな?」

唯「う、うん…」

律「でもなんでピック?わざわざ買わなくても…」

ガツン!

律「……」

澪「じゃあよろしくな!」

唯「…行ってきます」

紬(澪ちゃん…どういうつもりなの?私、唯ちゃんに嫌われてるのに…)


403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)12:13:22.49 ID:N2bm1mQaO
紬「……」

唯「……」

紬「な、なんか曇ってるわねえ~」

唯「……うん」

紬「あ、雨が降りそうね~」

唯「……うん」

紬「二人きりだと…寂しいわね…」

唯「……」

紬(どうしよう…全然しゃべれない…)


405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)12:21:56.08 ID:N2bm1mQaO
紬(やっぱりこうなっちゃう…
 好きなんて言ったから、唯ちゃんは私のこと変な子だって思ってるんだ…)

紬「ゆ…唯ちゃん…?」

唯「……なに?」

紬「どうして…前みたいにしゃべってくれないの?」

唯「……」

紬「私が…私が告白なんてしたから?だから私のこと気持ち悪いとか、そう思ってるの?」

唯「……」


408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)12:29:20.88 ID:N2bm1mQaO
紬「なにか…なにか言ってよ!私のことが嫌いならはっきりそう言ってよ!」

唯「む…ムギちゃん?」

紬「そういう風にはっきりしてくれないから変な期待しちゃうの!
 言ってよ!告白なんてされて嫌だって!」

唯「ち…違うの…私は…」

紬「違ってない!唯ちゃんは私のことなんて好きじゃないんでしょ!?だから…」

唯「ムギちゃん…」


411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)12:37:50.67 ID:N2bm1mQaO
紬「だから…だから…早く諦めさせてよ…」

唯「ムギちゃん…私…私は…」

紬「私、先に楽器店行くから…唯ちゃんは学校に帰って…?」

唯「待ってよ!私も…」

紬「帰って!」

唯「うっ…」

紬「一緒に行きたくないなら無理しなくてもいいから…じゃあ」

唯「む、ムギちゃん…」


414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)12:46:39.09 ID:N2bm1mQaO
楽器店

店員「あ、ありがとうございました紬お嬢様ぁ!」

紬「はぁ…ピックってこれでいいのかな…?」

紬(私、唯ちゃんにひどいこと言っちゃったかな…後で謝ろう…大切な友達だものね)

ザァァァァ…

紬「雨、降ってきちゃった…唯ちゃん、学校着いたかな…」

プルルルルルル

紬「もしもし…あ、澪ちゃん?」



418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)12:54:33.16 ID:N2bm1mQaO
澪『あ、ムギ?雨降ってきちゃったからさ、このまま家帰っていいからな』

紬「うん…ねえ澪ちゃん、どうして私たちを?」

澪『うん…なんとなく…かな…よく分からないけど、このままじゃいけないと思って』

紬「そう…でもありがとう澪ちゃん」

澪『え、うまくいったのか?』

紬「ううん…私、なんだか唯ちゃんのこと、諦められそうだから」

澪『え?それどういう…ピッ…ツーツー…』

紬「このまま唯ちゃんが私から距離を置いてくれれば…きっと諦められるから…」


424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)13:05:03.62 ID:N2bm1mQaO
ザァァァァ…

紬「ただいまー…」

斎藤「お嬢様!今すぐお着替えを…!」

紬「もう…大げさねえ…」

紬(あ…唯ちゃんが学校着いたか、澪ちゃんに聞くの忘れてた…ま、着いたわよね)

プルルルルルル

斎藤「はい、琴吹でございます…紬お嬢様ですか?少々お待ちください」

紬「どなた?」

斎藤「平沢…という方から」

紬「え…唯ちゃん?」


427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)13:12:51.45 ID:N2bm1mQaO
紬「もしもし…唯ちゃん?」

憂『つ、紬さん!』

紬(なんだ…憂ちゃんか…なんで私ホッとしてるんだろ…)

紬「どうしたの?」

憂『あの、お姉ちゃんがまだ帰ってこなくて…
 梓ちゃんに聞いたら紬さんと一緒だって言うから…』

紬「え?家にも、学校にも帰ってないの?」

憂『梓ちゃんにはついさっき聞いたので学校にも…紬さん、知りませんか?』

紬「そ、そんな…」


429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)13:21:28.66 ID:N2bm1mQaO
憂『…紬さん、お姉ちゃんとなにかあったんですか?』

紬「え?それは…」

憂『昨日もお姉ちゃん、ずっとボーッとしてて何か悩んでたみたいで…何か知りませんか?』

紬「あ…わ、私、唯ちゃんを探してみるから…また後で電話するわね!」

紬(唯ちゃん…私のこと、嫌いなはずなのに…なにを悩んでたの?)


434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)13:31:26.19 ID:N2bm1mQaO
ザァァァァァァァァ…

紬「すごい雨…唯ちゃん、どこ?」

紬(私…唯ちゃんにひどいこと言っちゃった…自分がイライラしてたからって…)

紬「あ、もしかしてさっき別れたところかな…?」

紬(嫌いって言えなんて…ただ私が唯ちゃんから逃げたいだけじゃない…!)

紬「唯ちゃん…唯ちゃん…」

435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)13:40:13.89 ID:N2bm1mQaO
唯「ふぇーっきし!あ゙ー…」

紬「ゆ…唯ちゃん…」

唯「うう…ムギちゃん…へっきし!よかったあ…」

紬「な…なんで…こんなところに?」

唯「えへへ…ズズ…ムギちゃんを待ってようと思ったら雨が降ってきて…
 雨宿りしてたけど濡れちゃった…カバンも学校だし、動けなくって…はっくしょん!」

紬「……っ」


446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)14:01:37.00 ID:N2bm1mQaO
唯「それでね…私、今日ムギちゃんと話せなくて、嫌な思いさせ…
 へっきし!…させちゃったんだけど…」

紬「うん…」

唯「ズズー…それは…ムギちゃんとどうやって話せばいいか、わかんなくなっちゃったからなの…」

紬「え?」


450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)14:08:28.24 ID:N2bm1mQaO
唯「私…昨日よく考えたんだけど…
 ムギちゃんは私のこと本気で好きでいるのに、
 今までと同じふうに話したりしたら、それはすごく辛いと思うの」

紬「それは…そう…かもしれないけど…」

唯「じゃあ私はどうやって話せばいいのかなって考えたら、わかんなくなっちゃったの…」

紬「だから今日、あんなふうに…」

451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)14:14:41.49 ID:N2bm1mQaO
唯「私…どうしたらいいのかな…?
 ムギちゃんのこと好きだけど…恋ってどういうことなのかよくわかんないんだ…」

紬(私は…なんて言えばいいの?恋っていうのは…なに?付き合うってこと?違う…恋って…)

唯「ふう…ムギちゃん、とにかく今日はごめんね…私、家帰るよ…へきしっ!」

紬「あ…」


454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)14:21:24.21 ID:N2bm1mQaO
紬(こんなに…こんなにびしょ濡れになって、くしゃみして私を待っててくれたのに…
 私はなにも言わないの?唯ちゃんになにも言えないの?そんなの…ダメだ!)

紬「ゆ…ゆ…唯ちゃん!」

唯「うぅ…なあに?」

紬「私も…私も恋ってなにか分からないの!」

唯「え…?」


457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)14:27:27.76 ID:N2bm1mQaO
紬「分からないけど…でも、私は唯ちゃんのことが大好きなの!
 もっとお話したり、触れあったり…もっと唯ちゃんのそばにいたいの!」

唯「ムギちゃん…」

紬「私…もう嫌なの!遠くからただ見てるだけなんて…唯ちゃんともっと一緒にいたいの!」

唯「……」

紬「だから…だから、こういう気持ちが恋なら…
 いつか唯ちゃんにもわかってほしいから…もっと唯ちゃんのそばにいさせて!」

唯「む…ムギ…ちゃん…」


461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)14:39:10.10 ID:N2bm1mQaO
唯「私…今はムギちゃんに恋してるとは言えないかもしれないけど…でも、でもね?」

紬「な、なに?」

唯「ムギちゃんが私を大好きって言ってくれると…すごくあったかい気持ちになるんだよ…?」

紬「唯ちゃん…」

唯「私、もっとムギちゃんのこと好きになりたい…
 だから、私もムギちゃんのそばにいたい!それで…いい?」

紬「う…うん!」



464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)14:47:15.16 ID:N2bm1mQaO
紬「ありがとう…唯ちゃん…」

唯「うん!じゃあ…はっくしょい!」

紬「唯ちゃん!?さっきから大丈夫?」

唯「う…うん…だ…ダメ…ズズ…」

紬「え…えっと…どうしたら…」

唯「ムギちゃん、よかったら家まで送ってくれる?」

紬「う…うん!わかったわ!」



540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)23:40:32.96 ID:N2bm1mQaO
唯「へっくし!…ムギちゃん、もっとくっつかないと傘入れないよう」

紬「え?ごめんなさい、なんだか恥ずかしくって…」

唯「でも、こうやって相合い傘すると恋人って感じがするね!」

紬「そ…そうね…」

紬(唯ちゃんと相合い傘…なんだか夢みたい…)


542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)23:46:01.33 ID:N2bm1mQaO
唯「ただいまー…っくしょん!ズズー…」

憂「お姉ちゃん!!…と紬さん…あの、何があったんですか?」

紬「え、ええと…唯ちゃん、傘がなくて帰れなくて…私が見つけて送ってきたの」

憂「そうなんですか…ってお姉ちゃん、体ずぶ濡れじゃない!顔赤いし、鼻水も出てるし!」

唯「うい~、世界がまわる~…」

紬「唯ちゃん…だ、大丈夫?」

憂「……?」


544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)23:51:58.39 ID:N2bm1mQaO
憂(…気のせいかな?)

憂「お姉ちゃん、体拭いてあげるから着替えて寝よう?さ、部屋行くよ!」

唯「うぃーっす…」

紬「じゃあ私これで…」

唯「ムギちゃん、雨が弱まるまで家にいなよ~せっかく来たんだし…」

紬「え、でも…」

憂「そうですよ、お茶用意しますからゆっくりしていってください!」

紬「じゃあ…少しだけ…」


546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/18(土)23:55:53.79 ID:N2bm1mQaO
紬「唯ちゃんの具合どう?」

憂「熱が少しありますけど、一晩休めば大丈夫だと思います!明日学校行けるか分からないけど」

紬「そう…よかった」

憂「あの、紬さん…今日、お姉ちゃんとなにかあったんですか?」

紬「え?ど、どうして?」

憂「お姉ちゃん、具合は悪かったけど、昨日よりよくしゃべってたし…それに…」


548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)00:00:24.23 ID:6tm6/DnQO
紬「それに?」

憂「お姉ちゃん、紬さんに…なんていうか、いつも私に甘える時みたいな目してたから…」

紬「甘える…?」

紬(唯ちゃんが…私に?それって…)

憂「まあ、送ってきてもらったからだと思うんですけど…紬さん?」

紬「うふふふふ…あ、なに!?」

549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)00:07:07.83 ID:6tm6/DnQO
憂「すごくうれしそうですけど…どうしたんですか?」

紬「な、なんでもないわ!あ、雨も弱まってきたしそろそろ帰るわね!?」

憂「は、はい…」

紬「あ、ええと…帰る前に唯ちゃんの様子見てもいい?」

憂「はい、多分もう寝てると思いますけど…」

551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)00:12:34.25 ID:6tm6/DnQO
紬「唯ちゃん?」

唯「う~ん…」

紬「もう、寝ちゃった?」

唯「た…たくあん…」

紬「クス…唯ちゃんったら…どんな夢見てるの?」

唯「ムギ…ちゃあん…」

紬「……!」ドキッ

紬(…唯ちゃんの寝顔…すごく、かわいい…)

唯「うまい~…」

紬「……」

紬(キスしたら…ダメなのかな…)


557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)00:18:40.81 ID:6tm6/DnQO
紬(だ…ダメ!ダメに決まってるじゃない!唯ちゃんは寝てるんだから…)

唯「ぐー…」

紬「……」ドキドキドキドキ

紬(で…でも…私…)

紬「ゆ…唯ちゃん、キス…してもいい?」

唯「むにゃむにゃ…」

紬「ホントに…き、キスしちゃうわよ?」



564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)00:26:42.85 ID:6tm6/DnQO
唯「んー…」

紬「じゃあ…しちゃうからね…?」

唯「んんー…」

紬(く…口はさすがに恥ずかしいからほっぺにしよう…よし!)

紬「…一緒にいてくれるって言ってくれてありがとう…
 私、唯ちゃんのこと大好きよ…」

チュッ


568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)00:32:07.07 ID:6tm6/DnQO
唯「ふへへ…」

紬「!!」

紬(も、もしかして起きちゃった!?)

唯「ぐー…」

紬「よ、よかった寝てる…くすぐったかったのかな…?」

紬(ていうか私、なんてこと…き、ききキスなんて…)カァァァァァァ…

紬「そ、それじゃ唯ちゃん、また明日ね?お大事に!」

唯「たくあん…た、たくあん…」


571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)00:38:33.91 ID:6tm6/DnQO
紬「憂ちゃん、お邪魔しました!」

憂「……」

紬「憂ちゃん?」

憂「え?あ、はい!お気をつけて!」

紬「うん!それじゃ!」

紬(私…頑張ろう!唯ちゃんともっと恋をしなきゃ!)

憂「紬さん…」



575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)00:48:44.20 ID:6tm6/DnQO
翌日

唯「おはようムギちゃん!」

紬「おはよう唯ちゃん♪具合は大丈夫なの?」

唯「うん!万全だよ!」

律「なんだ?昨日どうかしたのか?」

紬「え!?な、なにも!あ、澪ちゃんに昨日頼まれてたピック渡してこなくちゃ!」

唯「いってらっしゃーい!」

紬「う…うん!いってきます!」

紬(なんだか新婚さんみたい…あ、私ったら何考えてるの?もう!)

律「…あいつ悪いもんでも食ったのか?」


584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)01:17:07.45 ID:6tm6/DnQO
澪「…じゃあひとまずお前の気持ちはちゃんと伝わったんだな?」

紬「ええ♪私のことを好きになりたいから一緒にいようって!うふふふ…」

澪「そ、そいつはまあ…でもムギ、喜んでばかりいられないぞ?次を目指さなきゃ」

紬「次?」

澪「唯ともっと親密になるために…デートするんだ!」

紬「でっ…でいと!?」


591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)01:27:16.16 ID:6tm6/DnQO
紬「だ、だってそんな…私、恥ずかしいし…ていうか、澪ちゃん…」

澪「いいかムギ?あの鈍感な唯に好きになってもらうためには、相当な努力が必要なんだぞ?」

紬「うん…あ、あの…後ろ…」

澪「弱気になってちゃダメだムギ!ちょっとはバカ律の無神経さを見習え!
 あいつはバカだけどバカだからこその積極性があるんだ!
 ムギも唯のために、律みたいなバカになれよ!」

紬「澪ちゃん…後ろ…」

澪「え?」


595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)01:35:04.39 ID:6tm6/DnQO
律「みおっ…うぅ…あ、あんまりだぁ…そ、そこまでバカバカ言わなくたって…」

澪「り、律!いや違うんだ、お前のことをバカだバカだって言ってたのはな?
 ムギにお前のバカさ加減を見習わせようと…」

律「またバカって言ったああ~…んで、デートってなんのことだ?」

澪「うっ…」

紬「澪ちゃん、隠してもしょうがないし話すわ!実はねりっちゃん…」


597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)01:42:15.79 ID:6tm6/DnQO
紬「…ってわけなの」

律「…ムギが?唯に?フォーリンラブ?マジかよ…なんというか…すげえなあ」

澪「というわけで、律、お前もムギに協力するんだ!」

律「お、おう!ガッテンだ!」

紬(りっちゃんも私のこと応援してくれるんだ…よかった…)


600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)01:48:34.11 ID:6tm6/DnQO
唯「あずにゃ~ん、今日もぷにぷに~」

梓「や…やめてくださいよう…」

紬「あの…唯ちゃん?」

唯「ん~?なあにムギちゃ~ん?」

紬「こ、今度の日曜日…二人でお出かけしない?」

唯「え?お出かけ?いいよ~?」

紬「ホント?よかった…」

梓「どうして二人でなんだろう…?」


604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)01:56:14.08 ID:6tm6/DnQO
憂「……」

梓「憂、どうしたのボーッとして」

憂「え?う、うん、夕飯のメニュー考えてたの」

梓「ふうん…あ、そういえば今先輩たちとお昼食べてきたんだけど…」

憂「どうかしたの?」

梓「ムギ先輩が唯先輩に二人で出かけようって提案してたの。
 あの二人、いつの間に仲良くなったのかな?」

憂「……!」



611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)02:05:35.13 ID:6tm6/DnQO
憂「へぇ、そうなんだ…」

梓「でもあのおとなしいムギ先輩が積極的に遊びに誘うなんて、唯先輩と何かあったのかな?」

憂「…そうだと思うよ?」

梓「え、何か心当たりあるの?」

憂「うん、ちょっとね」

梓「へえ…あ、そろそろ授業の準備しなきゃ…憂、また」

憂「うん…またね」


614:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)02:14:06.34 ID:6tm6/DnQO
放課後

紬「じゃあ唯ちゃん、デー…お出かけ楽しみにしてるわね?」

唯「うん!またねムギちゃん!」

律「唯、ちゃんとおめかししろよ?あと勝負パンツも…」

ゴッ

律「……」

澪「唯、ムギと楽しんでくるんだぞ?」

唯「うん!私目一杯楽しむよ!」

615:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)02:19:49.11 ID:6tm6/DnQO
紬(日曜日どこに行こうかしら♪唯ちゃんを楽しませてあげなきゃ!)

憂「あ…あの!」

紬「あら憂ちゃん?どうしたの?こんな時間まで…」

憂「私、紬さんとお話がしたいんですけど…いいですか?」

紬「うん…いいわよ?」


628:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)02:45:39.36 ID:IVpgNzOXO
憂「単刀直入に聞きます…紬さん、お姉ちゃんのこと好きなんですか?」

紬「え?ええと…」

憂「お願いです、答えてください!」

紬(ここで嘘ついたら…私は唯ちゃんの気持ちを裏切ることになっちゃう…)

紬「ええ、私、唯ちゃんのこと…好きよ」

憂「そう…ですか…」


631:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)02:54:52.03 ID:IVpgNzOXO
紬「それで…なに?憂ちゃん」

憂「私…紬さんの気持ちを確かめたいんです」

紬「私の…気持ち?」

憂「紬さんはお姉ちゃんのことを…どのくらい好きなんですか?」

紬「どのくらいって…」

憂「答えてください…私…紬さんの覚悟を知りたいんです」

紬「私の…覚悟…」



683:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)10:49:21.93 ID:6tm6/DnQO
紬「あ…あのね憂ちゃん、私はただ唯ちゃんと一緒にいたいだけなの」

憂「一緒にいたいだけ…なんですか?」

紬「そうよ?それで唯ちゃんが私のことをもっと好きになってくれれば…」

憂「それだけで…ただそれだけで、お姉ちゃんにキスしたんですか?」

紬「……!ど、どうして…」


687:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)10:55:55.04 ID:6tm6/DnQO
憂「私…見たんです。昨日紬さんがお姉ちゃんに好きって言いながらキスするところを」

紬「あ…あれはね…」

憂「キスするくらいなら、紬さんはお姉ちゃんのことを本気で想ってるんだなと思ってました…
 だから私は紬さんとお姉ちゃんのことを応援しようって思ったんです!」

紬「私は…」

憂「でも…ただ一緒にいたいだけなら、それじゃ私と変わらないじゃないですか!」

689:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)11:01:33.70 ID:6tm6/DnQO
紬「違うの!私は唯ちゃんのことを本気で…」

憂「私だって!」

紬「えっ…?」

憂「私だって…お姉ちゃんのことが好きだもん!紬さんよりずっと前から!」

紬「憂ちゃん…」

憂「でも、でも…私は妹だから…紬さんみたいなことはできないんです!」

紬「……」


696:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)11:12:36.16 ID:6tm6/DnQO
憂「…私、もう帰ります」

紬「待って憂ちゃん!私はホントに軽い気持ちなんかじゃないの!」

憂「当たり前です…もし軽い気持ちでお姉ちゃんにキスしたなんて言ったら…
 私、紬さんのこと、軽蔑します」

紬「…私、唯ちゃんに好きになってもらえるように頑張るから」

憂「え?」

紬「だから…もし憂ちゃんに嫌われても、絶対に唯ちゃんから離れない!
 だって私は唯ちゃんのことが大好きだから!」

憂「…失礼します」

697:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)11:23:09.71 ID:6tm6/DnQO
平沢家

憂(…ホントはお姉ちゃんのこと諦めてって言おうと思ってたんだけどな…言えなかった…)

唯「うい~、あいしゅ~」

憂「ねえ、お姉ちゃん?」

唯「なあに~?」

憂「お姉ちゃんは、紬さんのこと好き?」

唯「ムギちゃん?好きだよ~?」

憂「…本気で、好きなの?恋してるの?」

唯「うーん…あのね憂」


699:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)11:29:56.63 ID:6tm6/DnQO
日曜日

紬(唯ちゃん、まだかな…)

唯「ムギちゃ~ん!まった~?」…あ、わんこ~よーしよしよしよーしよしよし!」

紬「あ…!唯ちゃ…」

憂「もうお姉ちゃん!早くしなきゃ紬さんに悪いよ!」

紬「憂…ちゃん…どうして…?」

700:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)11:34:54.77 ID:6tm6/DnQO
>>699変なとこに」が入ってしまった…気にしないでください


憂「あ、私はこのあと梓ちゃんと出かけるんです!お姉ちゃんを送ってきただけですよ?」

紬「そ、そう…」

紬(なんだ…よかった…)

憂「…なんだかずいぶん安心してますね」

紬「そ、そんなことないわ!」

憂「私、紬さんに一言言いたいことがあるんです」

紬「な…なに?」



707:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)11:50:11.66 ID:6tm6/DnQO
紬(まさか…唯ちゃんのこと諦めろとか?)

憂「お姉ちゃんのこと、よろしくお願いします!」

紬「え、え…?」

憂「じゃあ私行きます!お姉ちゃん、紬さんに迷惑かけちゃダメだよ?」

唯「よしよしよしよし…え?なに?」

憂「もう…じゃあ紬さん、また」

紬「うん…またね」

紬(憂ちゃん…よろしくってどういうこと?あ、今日のことかな?)


709:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)11:58:40.20 ID:6tm6/DnQO
唯「あ、ムギちゃんお洋服かわいいね?」

紬「唯ちゃんも…か、かわいいわ」

唯「ありがと!…あ、そのヘアピン!私があげたやつだ!」

紬「うん…似合うかわからないけど」

唯「似合うよ~私が見込んだんだから!」

紬「あ、あり…ありがとう」


712:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)12:08:35.68 ID:6tm6/DnQO
唯「そんでまずはどこ行くの?」

紬「遊園地…なんだけど…」

唯「遊園地~!行く行く!」

紬(唯ちゃん、こんなに喜んでくれるなんて…よかった♪…あ、そうだ…)

紬「唯ちゃん!」

唯「ん?なあに?」

紬「て、手つないでもいい?」

紬(そうだ、今日は積極的に頑張らなきゃ!)


715:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)12:15:30.72 ID:6tm6/DnQO
唯「えっ?あ、えっと…うぅ…やだ…」

紬「え?な、なんで?」

唯「あ、歩きにくいよ!さあ早く行こう!遊園地~」

紬「うん…」

紬(なんで断られちゃったんだろ…花火のときは普通につないだのに…)


719:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)12:28:36.11 ID:6tm6/DnQO

紬「唯ちゃんと二人で電車に乗るなんてもしかしたら初めてかしら?」

唯「うん…そうだねえ」

ガタン

紬「きゃっ…」

唯「おわっ…」

紬「ご、ごめんなさい抱きついちゃって…急に揺れたから」

唯「う…うん…」


725:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)12:37:38.16 ID:6tm6/DnQO
遊園地

紬「唯ちゃん、なにに乗る?」

唯「……」

紬「唯ちゃん?」

唯「ほ?なに?」

紬「どうしたの?どこか具合悪い?」

唯「う…何でもない!あ、ジェットコースター乗ろうムギちゃん!」

紬「うん…」

紬(唯ちゃん、いつもと様子が違うような…)


730:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)12:47:04.64 ID:6tm6/DnQO
唯「ふう…ジェットコースター久々に乗ったら疲れたぁ」

紬「でも、楽しかったわ♪」

唯「そ、そうだね…」

紬「あ、唯ちゃん、お茶飲む?水筒で持ってきたの」

唯「…うん、いただきます!ゴクゴク…ぷはぁ、んまい!ムギちゃんも飲みなよ?」

紬「うん…あ、こ、これ飲んだらか、か、間接キスね?うふふ、なんちゃって!」

唯「!!」


732:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)12:55:00.18 ID:6tm6/DnQO
唯「な、なにを…なにをいうとるんやムギちゃん!そ、そそそそんな!キスだなんて!」

紬「ゆ、唯ちゃん?口調が変よ?」

唯「は…恥ずかしい…よぅ…」カァァァァァ…

紬「唯ちゃん…?」

唯「さ、さあもっと色々乗ろうムギちゃん!楽しまなきゃあ!」

紬「うん…」

紬(唯ちゃん…どうしたんだろう?もしかして、また私のこと怒ってたりして?)


735:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)13:02:22.81 ID:6tm6/DnQO
唯「ふう…一通り乗ったね!」

紬「唯ちゃん、お昼にしましょう?今日お弁当作ってきたの!」

唯「え、お弁当?食べよ食べよ!」

紬(よかった、元に戻った…よし!ここは積極的に…)

紬「唯ちゃん、た…食べさせてあげるからあーんして?」

唯「う…」カァァァァァァァ


740:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)13:10:03.05 ID:6tm6/DnQO
唯「いっ…いい…自分で食べる」

紬「え、でも…ほら、あーん」

唯「う、うぅ…ぱく」

紬「おいしい?」

唯「……おいしい」

紬「ありがとう…でも唯ちゃん、顔が真っ赤じゃない!大丈夫?」

唯「だいじょうぶ…あとは自分で食べるからいい」

紬(唯ちゃん、なんで顔合わせてくれないの…?)


743:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)13:16:33.91 ID:6tm6/DnQO
唯「……ごちそうさま」

紬「ねえ唯ちゃん、観覧車に乗らない?」

唯「うん…いいけど」

紬「じゃあ行こう?高くて楽しそうよ?」

唯「うん、そうだね」

紬(もっと唯ちゃんとお話しなくちゃ…せっかく来たんだもの!)


745:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)13:23:28.30 ID:6tm6/DnQO
紬「わあ高い!遠くまでよく見えるわね!」

唯「うん…」

紬(唯ちゃん、あまり楽しくないのかな…?ううん、弱気になっちゃダメ!)

紬「唯ちゃん!」

唯「ん?なあに?」

紬「あの、お隣に座っていい?」

唯「え?で、でも狭いし…」

紬「くっついて座れば大丈夫よ!いいわよね!」


751:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)13:38:01.96 ID:6tm6/DnQO
紬「よいしょ…なんだかあったかいわね!」

唯「う…うん…」

紬「…唯ちゃん…」ドキドキドキドキ

紬(唯ちゃんが、こんな近くにいる…匂いとか体温とか、全部私のそばにあるんだ…
 もっと…もっと唯ちゃんと仲良くなりたい…唯ちゃんに触れたい…)

紬「…私、唯ちゃんのこと…好きよ?」

唯「む…ムギちゃん?」

紬「だから…」

紬(今度はちゃんとキスしても…いい…?)


754:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)13:55:04.38 ID:6tm6/DnQO
唯「や…やめて!」

紬「えっ…?」

唯「わ、私…ムギちゃんのこと好きだけど…でも、でも…」

紬「唯…ちゃん?」

唯「好きだからって、こ…こういうことしていいかわかんないよ!」

紬「ごめんなさい!私…」

唯「私、ムギちゃんのこと好きだけど…どこまで仲良くしていいかわかんない…」



762:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)14:25:41.33 ID:6tm6/DnQO
夕方

唯「……」

紬「唯ちゃん、私ね…?唯ちゃんにもっと好きになってほしいの!だから…」

唯「あのねムギちゃん、私……」

プルルルル

紬「あ、電話…」

唯「…出ていいよ?」

紬「ごめんなさい…もしもし?」


764:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)14:42:23.50 ID:6tm6/DnQO
梓『あ、ムギ先輩ですか?』

紬「梓ちゃん…どうしたの?」

梓『えっと、憂が用事があるらしくて…憂、ムギ先輩の番号知らないみたいで』

紬「憂ちゃんが…?」

梓『はい、じゃあ変わりますね』

憂『もしもし…ムギ先輩ですか?』

紬「…なに?」

紬(もしかして…憂ちゃんが唯ちゃんになにか言ったのかな…?
 だから唯ちゃんは私を…)


766:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)14:51:48.78 ID:6tm6/DnQO
憂『あの、さっき言い忘れてたことがあったんです』

紬「言い忘れてたこと?」

憂『…お姉ちゃんは迷ってるんです。紬さんのこと…』

紬「迷ってるって?どういうこと?」

憂『それはお姉ちゃんに直接聞いてください。…お姉ちゃんのこと、よろしくお願いします』

紬「ちょっと憂ちゃん?それだけじゃわからない…!」

紬(なに…?迷ってるって…)


768:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)14:56:39.54 ID:6tm6/DnQO
紬「ねえ唯ちゃん…」

唯「…私、ムギちゃんに言いたいことがあるんだ」

紬「なに?」

唯「やっぱり…これ以上はやめにしよう!」

紬「え?やめって…?まだ時間あるでしょ?もっと他の場所行こう?」

唯「違うの、ムギちゃんと私のこと…これ以上進むのはやめにしよう?」

紬「え…?」


771:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)15:04:46.37 ID:6tm6/DnQO
唯「こないだ憂に聞かれたんだ…ムギちゃんのこと本気で好きなのって」

紬「うん…」

唯「その時気付いたんだけど、私、前よりずっとムギちゃんのこと好きになってるの…」

紬「本当に…?」

唯「うん、気付くとムギちゃんのこと考えてるし、もっとムギちゃんと遊んだりしたいの」

紬「じゃあいいじゃない!私だって唯ちゃんのこと好きなんだから!」


774:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)15:13:26.97 ID:6tm6/DnQO
唯「でも…私がこのままムギちゃんのこと好きになっても、悲しいだけだよ」

紬「どうして?」

唯「だって私たちは女同士だし、結婚だってできないし…
 いつかはムギちゃんだって男の人を好きになるよ」

紬「唯ちゃん、そういうのは関係ないじゃない!」

唯「あるよ!」


781:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)15:22:54.99 ID:6tm6/DnQO
唯「もし私がムギちゃんの恋人になったって、いつかはお別れしなきゃいけないんだよ!?」

紬「そんなことないわ!私は…」

唯「好きなのにお別れするなんて嫌なの…だったら友達のままのほうがいいよ…」

紬「唯ちゃん…」


793:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)15:32:14.58 ID:6tm6/DnQO
紬(だから私が唯ちゃんに近づいたら、あんなに離れたがって…)

唯「だから…今のままでいようよ!その方がムギちゃんだっていいはずだから…」

紬「私は今のままじゃ嫌だよ…」

唯「大丈夫だよ!
 私、前よりムギちゃんのこと好きになれたし、これからだって仲良くできるから!」

紬「それじゃ…嫌だよ唯ちゃん…」



802:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)15:43:12.08 ID:6tm6/DnQO
紬(私はこんなに唯ちゃんのことが好きなのに…恋したいのに…やっぱりできないの?)

唯「さ、じゃあケーキでも食べて帰ろうか!
 あ、澪ちゃんたち暇かなあ?ちょっとメールしてみようか!」

紬(そんなの嫌…やっぱり唯ちゃんと…唯ちゃんと…)

唯「えーとりっちゃん、暇ならみんなでケーキ食べない?と…」

紬「唯ちゃん!!」


806:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)15:50:42.82 ID:6tm6/DnQO
唯「なに~?あ、あずにゃんと憂も誘ってみようか?」

紬「唯ちゃんは…もしかして私とのこと、迷ってるんじゃないの!?」

唯「…迷ってるって?」

紬「憂ちゃんが言ってたの…唯ちゃんは迷ってるんだって…」

唯「迷ってなんかないよ?私はちゃんと決めたんだから」

紬「嘘だよ!」


808:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)15:59:02.39 ID:6tm6/DnQO
唯「嘘なんかじゃ…」

紬「わかるの!今の唯ちゃんは嘘ついてる顔してる!」

唯「な、なんでそんなこと言い切れるの?」

紬「だから言ってるじゃない!私は唯ちゃんのことが好きなの!
 いつも唯ちゃんのこと見てるからわかるの!」

唯「う…」

809:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)16:06:05.59 ID:6tm6/DnQO
紬「だから…素直になってよ?私、嘘ついてる唯ちゃんの言う通りになんてしたくないよ?」

唯「……」

紬「唯ちゃん!」

唯「じゃあ…どうすればいいの?
 私、悲しい思いしたくないから友達のままでいようかと思ったのに…それでも悲しいんだよ…」

紬「唯ちゃん…だったら…」


811:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)16:13:51.28 ID:6tm6/DnQO
ギュッ

唯「む…ムギ…ちゃ…」

紬「何も考えなくていいから…私のことを好きになって?」

唯「で…でも…」

紬「大丈夫…私、ずっと唯ちゃんのこと好きでいるから…
 絶対に他の人のことを好きにならないから…」

唯「そんなの…悪いよ…」

紬「悪くなんてないわ…だってこれが…私の覚悟だから」



815:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)16:25:59.35 ID:6tm6/DnQO
唯「…ほ、ホントに…いいの…?」

紬「うん…ずっと言ってるじゃない」

唯「でも私…ムギちゃんに迷惑かけるかもしれないよ?」

紬「そんなのどんとこいよ♪だから…」

唯「…ありがと…私、ムギちゃんのこと、大好き…」

紬「ありがとう唯ちゃん…」


紬(やっと…やっと、通じた…)



823:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)16:39:44.84 ID:6tm6/DnQO
唯「…ムギちゃん、そろそろ離して?あっついよう」

紬「え?…いーや♪もう少しいいでしょ?」

唯「ムギちゃん…もう」

紬「…ねえ唯ちゃん、お願いがあるんだけど」

唯「なあに?」

紬「こっち…向いて?」

唯「え?…!」

チュッ…


830:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)16:58:28.55 ID:6tm6/DnQO

唯「む…ムギちゃん!?」

紬「うふふ…しちゃった♪」

唯「も…もう…!ムギちゃん、するならするって言ってよ?びっくりするでしょ!?」

紬「ごめんなさい、今度はちゃんと言うわね?」

ガサガサッ


832:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:05:19.46 ID:6tm6/DnQO
律「あ、どうも…」

唯「あ、りっちゃーん」

紬「よ…呼んでたの?」

唯「うん、来てってメール送っちゃってた」

紬「じゃあ…りっちゃん…今の見てた…?」

律「え、えーと…まあ…見てました…」

紬(どうしよう…なんか、すごく恥ずかしいわ…)


836:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:12:18.83 ID:6tm6/DnQO
律「…その、私だけじゃなくて澪も…あと梓も憂ちゃんも呼んじゃいました…」

紬「ええ!?」

澪「ムギ…よかったな…グス」

梓「そ、そんな…二人ともいつの間に…」

憂「今度は…口にしたんですね…」

唯「じゃあみんなでケーキ食べに行こうか!?」

紬「う…うん…」

紬(ホントは二人きりで行きたかったけど…まあいっか♪唯ちゃんと想い合えたし!)


839:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:23:40.28 ID:6tm6/DnQO
唯「あ、みんな先に行ってて?私ちょっと…」

紬「なあに?唯ちゃん」

唯「私ね、明るいムギちゃんも好きだけど…
 いつも音楽室でお茶入れてくれるおっとりしたムギちゃんのことも、大好きだから!」

紬「唯…ちゃん…」

紬(いつも私は見てるだけだと思ってたけど…見ててくれてたんだ…)

唯「さ、じゃあ行こうか!みんな待ってるよ!…手、つなご?」

紬「うん、行きましょう♪」

紬(ありがとう唯ちゃん…ずっと…ずっと一緒にいようね…!)


おわり

840:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:24:31.83ID:a05xs0Yi0
おつうううううううううううう

844:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:25:08.93ID:0/OMEYC/0
おつんんんんんんんんんんんん

845:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:25:23.30ID:Z0REv5W90
むぎゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう
おつです

846:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:26:28.85 ID:6tm6/DnQO
おわりです
長くて投下遅かったけど、読んでくれた方ありがとう


849:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:29:10.08ID:KYrSh0Rq0
乙!!

キャラ崩壊がなくてよかったぜ!

850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:29:30.28ID:cCh7aCBeO
おつ!

むぎゅ可愛いなああああ

852:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:30:01.46ID:z5oFdlZKO
いやあ、百合って、ほんっとうにいいものですね


868:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)17:46:44.53ID:fDeWrkzw0
これは素晴しい終わり方
GJ!


879:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/19(日)18:25:26.20ID:daIvDK2q0
むぎゅうううううううううううううううううううううううううううううううううう

964:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月)00:16:24.93ID:+ABbbvIj0
>>1乙!!
やっぱむぎゅうううううううううは最高です


990:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月)01:34:08.91ID:36JsSyrQ0
今全部読んだ。1000まで行こう


992:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月)01:37:27.58ID:+yYNlYsK0
数少ないピュア紬よ永遠なれ



998:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月)01:48:45.08ID:NPKXZokg0
>>1000ならりつむぎSSもっと増える


1000:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月)01:48:50.71ID:qWoiyZj80
8854




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         コメント一覧 (5)

          • 1. ナナーシー
          • 2010年06月21日 02:12
          • 5 今なら言える!!
            紬かわいいよ紬
            たくわんでもかわいいむしろたくわんでいい
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2010年06月21日 02:42
          • 途中まではせつなくて良い話だったんだけど、後半ダレたなぁ。

            りっちゃんはもっと他者の心情に対して鋭敏だろ。
          • 3. か
          • 2010年06月21日 05:29
          • 長いから半分くらいにしても良さそうだな
            でも良いSSだった。沢庵が主役でしかもキャラ崩壊がないって珍しいな!
            こういうマイルドな感じがけいおんは1番合ってるよ。エロとかグロとかはこの作品に似合わない
          • 4. 名無し
          • 2010年06月23日 03:18
          • るーC、gj
            住人の野次を一切入れないのも、まあ良し悪しだけど、正統派で良かった。
          • 5.
          • 2010年06月27日 09:56
          • 4 しかし琴吹家から使いのものが来て
            手切れ金1000万円渡される

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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